調査実施要領 調査名 : 派遣社員 WEB アンケート調査 実施時期 :2016 年 3 月 9 日 ~2016 年 4 月 29 日調査対象 : 現在派遣で働いている方及び過去 10 年未満の間に派遣で働いていたことがある方実施方法 :WEBアンケートページ( パソコン スマホ等 ) に直接入力し

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派遣社員の業務 < 業務の区分 > 現在従事している主な業務 について 下記の通り オフィス系 営業 販売 サービス系 IT 技術 通信系 クリエイティブ系 製造 軽作業系 その他 の 6 つのカテゴリーに分類して集計しています オフィス系 ОA 事務 英文事務 PC オペレーター データ入力 通訳

調査実施要領 調査名 実施時期調査対象実施方法告知方法 回収数 : 派遣社員 WEB アンケート調査 :2016 年 9 月 15 日 ~2016 年 11 月 14 日 : 現在派遣で働いている方及び過去 10 年未満の間に派遣で働いていたことがある方 :WEBアンケートページ( パソコン スマホ

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2018年度(平成30年度)派遣社員WEBアンケート調査(プレスリリース)

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2018年度(平成30年度)派遣社員WEBアンケート調査【詳細結果】

Microsoft Word - 調査結果速報_

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転職者の動向・意識調査 2011年1月~3月期

厚生労働省発表

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

1 非正規雇用者用 働き方 に関するアンケート あなた自身についてお答えください F1. 性別 ( ひとつだけ ) 1. 男性 2. 女性 F2. 生年月日 ( 西暦 )19 年月 ( 生まれ ) F3. 最終学歴 ( ひとつだけ ) 在学中の場合は在学中の学校を 中途退学の場合はその前の学歴を選ん

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- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

関東地方の者が約半数を占める (45.3%) 続いて近畿地方 (17.4%) 中部地方 (15.0%) となっている 図表 2-5 地域構成 北海道 東北関東中部近畿中国四国九州 沖縄総数 (%) 100.0% 8.9% 45.3%

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

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目次 1. 派遣事業の役割とキャリア形成の必要性について 2. 派遣労働者の意向をふまえたキャリア形成のありかた - 派遣スタッフ web アンケート調査結果 ( 速報値 ) より 3. ジョブカード制度の活用による派遣労働者のキャリア形成支援について 1

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

Ⅰ 調査目的 中小企業で外国人労働者を雇用する例が広くみられるようになっている 背景には生産年齢人口の減少だけではなく 海外展開や訪日観光客の受け入れといった中小企業経営の国際化もある 人手不足への対応として導入が進んだ外国人労働者であるが しだいに企業の成長や事業展開に欠かせなくなってきていると考

Microsoft Word - H29 結果概要

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

第三章:保育士の就業・就職行動と意識

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派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果

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労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

調査結果 転職決定者に聞く入社の決め手 ( 男 別 ) 入社の決め手 を男 別でみた際 性は男性に比べると 勤務時間 休日休暇 育児環境 服装 オフィス環境 職場の上司 同僚 の項目で 10 ポイント以上 かった ( 図 1) 特に 勤務時間 休日休暇 の項目は 20 ポイント以上 かった ( 図

「学び直し」のための教育訓練給付制度の活用状況|第一生命経済研究所|的場康子

リスモン調べ 第4回 離婚したくなる亭主の仕事

第2回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査   

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平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

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本調査へのコメント ( 独立行政法人労働政策研究 研修機構労働政策研究所副所長荻野登氏 ) 労働契約法第 18 条の無期転換ルールが本格的に実施された今年 4 月以降 直近の状況を知るうえで 貴重なデータを提供している それによると 転換申込権の対象者 (175 人 ) のうち 4 人に 1 人が

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ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

第5回 「離婚したくなる亭主の仕事」調査

労働法制の動向

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平成 27 年改正の概要 ( サマリー ) 一般労働者派遣事業 ( 許可制 ) 特定労働者派遣事業 ( 届出制 ) 26 業務 期間制限なし 26 業務以外 原則 1 年 意見聴取により最長 3 年まで 規定なし 規定なし 1. 許可制への統一 2. 派遣契約の期間制限について すべての労働者派遣事

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(3) お住まいはどちらですか?( 単身赴任の場合は家族の居住地 ) 住まいは 名古屋市内 が 40.8% 名古屋市外 が 59.2% である 図 36 住まい 名古屋市外 59.2 n=191 名古屋市内 40.8 (4) ご家族 家族は 核家族 ( 二世代 子どもと親のみ ) が 49.7% と

1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

農業法人等における雇用に関する調査結果

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

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第5回「仕事・会社に対する満足度」調査  

本調査へのコメント ( 独立行政法人労働政策研究 研修機構労働政策研究所副所長荻野登氏 ) 無期転換ルールに基づく申し込み権が本格的に発生するまで一年を切るなか 連合調査によるとまだ半数の有期雇用労働者がこのルールを知らないままでいる まず この周知が残された期間での最大の課題になるのではないか 当

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

電通総研、「若者×働く」調査を実施


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( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

男女共同参画に関する意識調査

4-1 育児関連 育児休業の対象者 ( 第 5 条 第 6 条第 1 項 ) 育児休業は 男女労働者とも事業主に申し出ることにより取得することができます 対象となる労働者から育児休業の申し出があったときには 事業主は これを拒むことはできません ただし 日々雇用される労働者 は対象から除外されます

調査実施の背景 2015 年 4 月から子ども 子育て支援新制度 以下 新制度 が施行され 保育事業の拡大が図られます そのため保育人材の確保が重要な課題となっており 保育士確保のための取組が強化されています しかし保育士のみでは必要量を満たせないことから 子育て分野で働くことに関心のある地域住民に

2015年 「働き方や仕事と育児の両立」に関する意識(働き方と企業福祉に関する

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

厚生労働省発表

8-1 雇用保険 雇用保険の適用基準 1 31 日以上引き続き雇用されることが見込まれること 31 日以上雇用が継続しないことが明確である場合を除き この要件に該当することとなります このため 例えば 次の場合には 雇用契約期間が31 日未満であっても 原則として 31 日以上の雇用が見込まれるもの

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

調査の概要 少子高齢化が進む中 わが国経済の持続的発展のために今 国をあげて女性の活躍推進の取組が行なわれています このまま女性正社員の継続就業が進むと 今後 男性同様 女性も長年勤めた会社で定年を迎える人が増えることが見込まれます 現状では 60 代前半の離職者のうち 定年 を理由として離職する男

Ⅰ 調査目的 総合研究所では 新規開業企業の実態を把握するために 1991 年から毎年 新規開業実態調査 を実施し 開業時の年齢や開業費用など時系列で比較可能なデータを蓄積すると同時に 様々なテーマで分析を行ってきた 今年度は 高齢化が進展するなか開業の担い手として注目を集めているシニア起業家 (

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平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項

男女共同参画に関する意識調査

ニュースリリース 中小企業の雇用 賃金に関する調査結果 ( 全国中小企業動向調査 2013 年 月期特別調査 ) 年 4 月 8 日株式会社日本政策金融公庫総合研究所 3 割の企業で正社員は増加 3 社に 1 社で給与水準は上昇 従業員数 2013 年 12 月において

1 教育研修費用総額と従業員 1 人当たりの教育研修費用 (1)1 社当たりの教育研修費用総額 1 社当たりの教育研修費用総額は 2014 年度は予算額 5,458 万円 ( 前回調査 5,410 万円 ) 同実績額 4,533 万円 ( 同 4,566 万円 ) であり 2015 年度は予算額 5

< アンケート結果 > 健康経営等に関する設問 Q. 貴社において 改善 解決したい課題はありますか Q. 貴社において 従業員が健康的に働けるよう独自に取り組んでいること ( または今後 取り組んでみたいことは何ですか Q. ご自身の健康のために独自に取り組んでいること ( または今後取り組んでみ

平成29年度     地域経済動向調査      調査報告書

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若


調査結果のポイント 従業員採用状況について 平成 28 年度 (H28.4 ~ H29.3) は 計画どおり もしくは計画より多く採用した と回答した企業が69% 採用計画について 29 年度 (H29.4 ~ H30.3) は 28 年度実績と比較し 増やす と回答した企業と 減らす と回答した企


日本図書館協会非正規雇用職員に関する委員会 公共図書館における非正規雇用職員に関する実態調査調査結果 ( 速報 ) わが国の公共図書館における非正規雇用職員の割合は 70%( 日本の図書館 2018 による ) を超えています このような現状に鑑み 今後の公共図書館の維持発展を図る

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

(2) 月額の手取り収入と扶養控除について 図 2: 月額の手取り収入について ( 既婚女性 n=968 未婚女性 n=156) 図 3:( 上 ) 扶養控除や健康保険免除について ( 月収 10 万円未満 n=802 月収 10 万円以上 n=166) ( 下 ) 働く際に扶養控除などを気にしてい

「新入社員意識調査」に関するアンケート調査結果

調査結果詳細 1: 社会保険に関わる法改正の詳細を知っていた方は23% ( 図 1) 2016 年 10 に社会保険に関わる法律が改正されました 今回の法改正を知っているかについては 詳細を知っていた と回答した方は23% でした なんとなく知っていた (45%) 知らなかった (33%) が大半を

若年者雇用実態調査

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ

~~ 改正労働契約法の認知状況や施行状況 ~~ 今年 4 月施行の改正労働契約法有期契約労働者の認知状況は不十分 無期労働契約への転換 は 6 割以上 不合理な労働条件の禁止 は 7 割が 知らなかった 契約期間の定めのある労働契約 ( 有期労働契約 ) で働く人が安心して働き続けることができるよう

Transcription:

NEWS RELEASE 2016 年 6 月 14 日一般社団法人日本人材派遣協会 派遣社員 WEB アンケート調査 一般社団法人日本人材派遣協会 ( 所在地 : 東京都千代田区 会長 : 水田正道 ) では この度 インター ネット上で 派遣で働いている方と 過去 10 年未満の間に派遣で働いていたことがある方 6,220 人を対象に 就業条件や実際の働き方 満足度など 派遣社員の実態や本音を明らかにする 派遣社員 WEB アンケート 調査 を実施しました 当協会では 2007 年より毎年 同様の調査を実施しており 今回で 9 回目となります 派遣社員の平均年齢は 39.4 歳 8 割以上の人が正社員経験者で そのうち約 6 割は正社員を 5 年以上経験 4 割近くが現在の仕事を 10 年以上経験 現在派遣で働いている人の最も多い年齢層は 40~44 歳で 21.8% を占めており 全体の平均年齢は 39.4 歳と昨年から約 1 歳増加しています ( P20) 現在派遣で働いている人のうち正社員経験者は 8 割以上 (82.4%) を占め そのうち約 6 割 (60.6%) が正社 員を 5 年以上経験しています ( P7) また 派遣以外の雇用形態も含め 現在と同じ仕事 ( 業務 ) を 10 年以上経験している人が 約 4 割 (35.7%) です ( P4) 時給の全体平均額は 1,437 円で昨年よりもアップ 業務で最も高いのは IT 技術 通信系 (1,708 円 ) 派遣先の規模による賃金の差は小さくなっている 時給額で最も多いのは 1,500 1,750 円未満 (34.9%) で 全体の平均時給は 1,437 円です 昨年平均 (1,365 円 ) よりも約 70 円 アップしています これは 1 ヶ月に換算すると約 1 万円 年間にすると約 12 万円の年収上昇となります 業務別で比較すると IT 技術 通信系 (1,708 円 ) や クリエイティブ系 (1,654 円 ) が高く 製造 軽作業系 (1,128 円 ) が低いなど 賃金差がありますが 同一の業務について派遣先の会社規模で比較した場合 大きな賃金差は見られません また 会社規模間 の賃金差は昨年より小さくなっています ( P6) 約 4 割の人が 過去 3 年間に給与が上がっている 過去 3 年間に給与が上がった人は 41.5% と 昨年 (34.8%) よりも約 7 ポイントアップしています その人たちのうち約 3 割が 派遣会 社から スキルを向上させるための教育訓練機会 (29.1%) を提供されています ( P6) 3 年以内を考えたときに派遣社員を希望する人は約 4 割 正社員希望は約 3 割 4 年目以降を考えたときには 正社員を希望する人が約 4 割にのぼる 3 年以内を考えたときに希望する働き方で 正社員雇用を希望する人 は約 3 割 (32.4%) 4 年目以降を考えたときに 正社員雇 用を希望する人 は約 4 割 (39.9%) です ( P10) 3 年以内あるいは 4 年目以降に正社員雇用 ( 無期雇用派遣含む ) を希望する理由として挙げられたのは 雇用が安定するから が最も多く 84.2% を占めています 次いで 賞与があるから (62.9%) 福利厚生が充実しているから (45.6%) 雇用形態のことで 差別されたくないから (39.3%) 定期的に給与が上がりそうだから (36.7%) と続き これらが 昇進して責任の重い仕事に携わり たいから (18.1%) いろいろな仕事を経験したいから (17.5%) 様々な地域の事業所で働きたいから (2.1%) といった希望を大 きく上回っています また 正社員として就労する場合に避けたい働き方としては 勤務地の変更 ( 転勤 ) が 65.2% と最も多く 職種の変更 (27.8%) 時間外労働 ( 残業 )(20.2%) を大きく上回っています ( P11) 正社員という今後の働き方の希望があると 業務計画 課題解決 チームワークやリーダーシップ に関する経験や スキル修得が必要と実感 希望する働き方を実現するために修得する必要があると思う経験 スキルで最も多く挙げられているものは 3 年以内では現在の 職務に必要なもの (50.5%) 4 年目以降は現在とは別の職務に必要なもの (37.3%) がトップになっています 引き続き派遣社員希望の人は 現在の職務に必要なもの の修得の必要性を高く感じており 対して正社員希望がある人では 業務計画 課題解決 チームワークやリーダーシップ に関する経験 スキルの修得が突出して高くなっており キャリア志向に よって必要と感じている経験やスキルが異なります ( P12) 産前 産後休業制度 育児休業制度 を取得できることの認知は 6~7 割 派遣社員であっても派遣会社に申請すれば制度取得できることについて 産前 産後休業制度は 67.5% 育児休業制度は 62.8% で認知されています また 女性に絞った場合 30 代の認知が高い傾向にあります ( P19) 1

調査実施要領 調査名 : 派遣社員 WEB アンケート調査 実施時期 :2016 年 3 月 9 日 ~2016 年 4 月 29 日調査対象 : 現在派遣で働いている方及び過去 10 年未満の間に派遣で働いていたことがある方実施方法 :WEBアンケートページ( パソコン スマホ等 ) に直接入力し WEB 送信により回答告知方法 : 協会ホームページ 会員から派遣社員への依頼 会員ホームページへのバナーリンク 協力団体 企業のホームページへのバナーリンク及びメールマガジン 協力依頼 : 当協会会員 はけんけんぽ リクナビ派遣 エン ジャパン はたらこねっと有効回答数 :6,220( 回収総数 6,481) そのうち 現在 派遣で働いている と回答した3,249 人 (52.2%) の回答結果を以下に記載 派遣社員 WEB アンケート調査 1. 派遣社員 ( ) の現在の就業状況について 1-1. 実際に今 どんな働き方をしているのか? アンケート回答者のうち 現在 派遣で働いている と答えた人 3,249 人 現在の派遣先の会社規模 派遣先の会社規模は 大規模 が 4 割以上 派遣先の会社規模で最も多いのは 大規模 (46.2%) 続いて 中規模 (32.8%) となっています 図表 1 派遣先の会社規模[SA] 6.1% 14.9% 46.2% 32.8% 大規模 ( 従業員数 1000 人以上 ) 中規模 ( 従業員数 100 人 ~999 人以下 ) 小規模 ( 従業員数 99 人以下 ) わからない 現在の派遣先の事業 派遣先の事業で最も多いのは 製造業 派遣先の事業のトップは 製造業 (18.1%) 以下 金融 保険業 情報通信業 サービス業 などが上位を占めています 図表 2 派遣先の事業 [SA] 製造業金融 保険業情報通信業サービス業卸売 小売業建設業運輸業医療 福祉教育 学習支援電気 ガス 熱供給 水道業不動産業官公庁飲食店 宿泊業その他 0 10 20 4.9 4.2 3.9 3.4 2.7 2.6 1.9 0.5 9.4 8.0 12.4 11.8 18.1 16.2 現在の派遣先での通算期間 図表 3 現在の派遣先での通算期間 [NA] 現在の派遣先で通算 3 年以上働いている人 は 22.6% 現在の派遣先における通算就業期間で最も多いのは 1~2 年 (18.5%) 3 年以上同じ派遣先で働き続けている人は 22.6% となっています 1か月未満 2~3か月 4~6か月 7~12か月 1~2 年 2~3 年 3~5 年 5~7 年 7 年以上 7.6 10.1 13.1 17.7 18.5 10.3 8.2 3.8 10.6 通算 3 年未満 77.4% 通算 3 年以上 22.6% 2

労働契約の期間 図表 4 労働契約に期間の定めがありますか?[SA] 約 9 割が 有期派遣 契約期間は 3 か月 が約 7 割 労働契約期間が決まっている人は 86.8% で 労働契約期間が決まっていない人は 8.5% 契約期間が決まっている人の労働契約の期間では 3 か月 が 66.8% を占めています 8.5% 4.7% 契約期間が決まっている ( 有期労働契約である ) 契約期間は特に決まっていない ( 無期労働契約である ) わからない 86.8% 昨年 81.8% 図表 5 労働契約の期間 [NA] N=2,820 ( 契約期間に定めがある人 ) 3か月未満 3か月 3か月超 ~6か月未満 6か月 6か月超 ~12か月未満 12か月以上 11.2 66.8 1.3 14.7 0.6 5.4 現在の派遣会社での雇用期間 図表 6 派遣会社での通算雇用期間 [NA] 現在の派遣会社に通算 5 年以上雇用されている 人は約 2 割 派遣会社に雇用された通算期間は 1~2 年 が 18.7% で最も多くなっています 5 年以上同じ派遣会社に雇用されている人は約 2 割です 1 か月未満 2~3 か月 4~6 か月 7~12 か月 1~2 年 2~3 年 3~5 年 5~7 年 7 年以上 5.5 8.0 10.8 15.0 18.7 11.5 10.8 5.1 14.6 5 年以上計 19.7% 現在の業務 事務 営業系が中心 最も多いのは OA 事務 現在の主な業務のトップは OA 事務 (25.1%) です 以下 その他オフィス業務 庶務事務 営業事務 ( 国内取引文書作成 ) と続き 事務 営業系の業務が上位を占めています 図表 7 現在 働いている人が多い業務( 上位 10 業務 )[SA] 0 10 20 30 OA 事務その他オフィス業務庶務事務営業事務 ( 国内取引文書作成 ) 経理事務 ( 財務処理 ) その他営業 販売 サービス業務データ入力貿易 国際業務受付 案内その他 IT 技術 通信系業務 8.6 6.9 5.8 5.3 4.8 4.5 3.8 2.5 2.3 25.1 昨年 28.0% 未経験の人が派遣の仕事を一通り覚えるまでにかかる期間 図表 8 業務経験の全くない新人が 派遣社員の仕事を一通りこなせるようになるための期間 [SA] 4 割以上が 半年以上 未経験の人が派遣の仕事を一通り覚えるまでにかかる期間として 3 か月程度 が 2 割以上 (20.4%) となっています 半年程度 から 3 年以上 まであわせると 4 割以上の人が 半年以上 かかるとしていますが 一方で 1 か月以下 も約 3 割となっています 1 週間未満 1 週間程度 2~3 週間程度 1ヶ月程度 2ヶ月程度 3ヶ月程度 半年程度 1 年程度 2 年程度 3 年程度 3 年以上 期間は必要ない ( すぐできる ) 3.0 2.86.0 14.9 6.7 20.4 19.6 15.2 3.2 1.33.5 3.2 1 か月以下計 26.7% 半年以上計 42.9% 3

現在と同じ仕事の通算経験期間 図表 9 現在と同じ仕事の通算経験期間 ( 派遣以外の雇用形態含む )[NA] 派遣以外の経験も含めて約 4 割が 現在の仕事を 10 年以上経験 派遣以外の雇用形態も含めた現在と同じ仕事の経験期間は 15 年以上 (18.3%) が最も多くなっています 10 年 ~15 年未満 (17.4%) と 15 年以上 (18.3%) をあわせた計 35.7% の人が 現在と同じ仕事を 10 年以上経験しており 昨年より 10 年以上経験している人の割合が高くなっています 派遣で経験した期間では 1 年未満 (25.4%) 1 年 ~3 年未満 (24.9%) が多くなっています 1 年未満 1 年 ~3 年未満 3 年 ~5 年未満 5 年 ~7 年未満 7 年 ~10 年未満 10 年 ~15 年未満 15 年以上 15.1 16.3 12.1 10.3 10.5 17.4 18.3 10 年以上 計 35.7% 図表 10 そのうち派遣で経験した期間 [NA] 昨年 30.6% 1 年未満 1 年 ~3 年未満 3 年 ~5 年未満 5 年 ~7 年未満 7 年 ~10 年未満 10 年 ~15 年未満 15 年以上 25.4 24.9 14.0 9.3 10.3 10.9 5.2 10 年以上 計 16.1% 昨年 12.8% 勤務時間 日数 図表 11 1 日の契約勤務時間 [NA] 1 日 7.5~8 時間勤務 週 5 日勤務 が主流 半数以上の人は 残業なし 1 日の契約勤務時間は 8 時間 が最も多く 24.8 % 7.5 時間 から 8 時間 までで 63.4% を占めています 1 週間の契約勤務日数は 5 日 の人が 89.6% です 1 週間あたりの平均残業時間では 残業なし の人が 51.7% と 半数以上の人は残業のない働き方をしていることがわかります 7 時間未満 7 時間 7 時間超 ~7.5 時間未満 7.5 時間 7.5 時間超 ~8 時間未満 8 時間 8 時間超 ~それ以上 13.1 16.1 5.0 21.4 17.2 24.8 2.4 図表 12 1 週間の契約勤務日数 [NA] 0.73.3 1.6 3.8 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 89.6 7.5~8 時間計 63.4% 0.8 0.3 図表 13 1 週間あたりの平均残業時間 [NA] 残業なし 1 時間程度 2~3 時間程度 4~5 時間程度 6~19 時間程度 20 時間以上 51.7 19.1 11.6 6.1 6.1 5.3 4

保険加入状況 9 割以上が 雇用保険 健康保険 公的年金保険 に加入 加入要件を満たす人のうち 雇用保険には 95.6% 健康保険には計 99.5% 公的年金保険には計 96.6% が加入しています 図表 14 雇用保険に加入していますか?[SA] N= 3,102 ( 加入要件を満たす人 ) 加入している 加入していない わからない 95.6 3.0 1.4 昨年 94.8% 図表 15 健康保険に加入していますか?[SA] N=2,736( 加入要件を満たす人 ) [ 参考 ] 派遣労働者においては 次の基準に該当する場合に被保険者となる 雇用保険 1) 31 日以上引き続き雇用されることが見込まれること 2) 1 週間の所定労働時間が 20 時間以上であること 健康保険 公的年金保険 1) 適用事業所に常時使用されること 2) 労働時間と労働日数が一般社員の概ね 4 分の 3 以上であること 雇用期間が 2 か月以内に限定されて 更新がない場合は社会保険の適用外 70 歳以上の人は健康保険のみの被保険者となる 派遣会社の健康保険 ( 自分名義 ) に加入している配偶者等の健康保険に加入している国民健康保険に加入している加入していないわからない 94.9 1.0 3.5 0.4 0.2 健康保険に加入している計 99.5% 昨年 98.5% 図表 16 公的年金保険に加入していますか?[SA] N=2,736( 加入要件を満たす人 ) 派遣会社の厚生年金保険 ( 自分名義 ) に加入している第 3 号被保険者になっている ( 扶養の範囲内 ) 国民年金保険に加入している加入していないわからない 92.1 0.9 3.6 1.6 1.8 公的年金保険に加入している計 96.6% 昨年 96.0% 5

2. 賃金について 2 1. 賃金の実態は? 賃金 賃金形態は 9 割以上が 時給制 平均時給は 1,437 円で昨年よりアップ 平均時給は業務によって異なるが 派遣先の会社規模による大きな差はない 賃金形態が 時給制 と答えた人は 97.7% 時給額で最も多いのは 1,500 1,750 円未満 (34.9%) 平均時給は 1,437 円となっており 昨年平均 (1,365 円 ) よりも約 70 円アップしています 業務別で平均時給を見ると 1,128 円の 製造 軽作業系 から 1,708 円の IT 技術 通信系 まで 業務によって違いが見られます オフィス系の業務に従事している人を派遣先の会社規模別で分けてみると 会社規模による大きな違いはなく 昨年よりも会社規模間の差が小さくなっていることがわかります 図表 17 現在の賃金形態[SA] 時給制 日給制 月給制 年俸制 97.7 0.6 1.6 0.1 図表 18 現在の時給金額[NA] N=3,175 ( 賃金形態が時給制の人 ) 0 10 20 30 40 1,750 円以上 10.5 1,500~1,750 円未満 1,250~1,500 円未満 34.9 30.4 1,000~1,250 円未満 19.7 1,000 円未満 4.6 平均値 :1,437 円 昨年 1,365 円 図表 19 業務別平均時給 [NA] N=3,175 ( 賃金形態が時給制の人 ) 図表 20 派遣先の会社規模別平均時給 [NA] N=2,220 ( 賃金形態が時給制でオフィス系の業務に従事している人 n 平均時給 ( 参考 ) 昨年 派遣先の会社規模が わからない は除く ) オフィス系 2,330 1,423 円 1,379 円 n 平均時給 ( 参考 ) 昨年営業 販売 サービス系 240 1,313 円 1,254 円大規模 ( 従業員数 1000 人以上 ) 1,109 1,431 円 1,420 円 IT 技術 通信系 263 1,708 円 1,637 円中規模 ( 従業員数 100 人 ~999 人以下 ) 753 1,432 円 1,368 円クリエイティブ系 77 1,654 円 1,498 円小規模 ( 従業員数 99 人以下 ) 358 1,414 円 1,341 円製造 軽作業系 114 1,128 円 997 円 その他 151 1,503 円 1,348 円 過去 3 年間に給与が上がったか 約 4 割の人は 給与が上がった 過去 3 年間の派遣就業中に給与が上がったかをたずねると はい が 41.5% いいえ が 58.5% となっており はい の割合は昨年より高くなっています キャリア形成のために派遣会社から提供されていることのトップは スキルを向上させるための教育訓練機会 (29.1%) となっています 図表 21 過去 3 年間の就業中に給与が上がったことがあるか [SA] 58.5% 41.5% 昨年 34.8% はい いいえ 図表 22 過去 3 年間の就業中に給与が上がったことのある人がキャリア形成のために派遣会社から提供されていること [MA] N=1,349( 過去 3 年間の就業中に給与が上がったことのある人 ) スキルを向上させるための教育訓練機会派遣先からの働きぶりに関する評価のフィードバック労働条件の向上に向けた派遣先との交渉 資格取得のための教育訓練機会 0 10 20 30 18.5 16.6 15.0 29.1 キャリアについての相談機会 7.1 図表 22 は その他 特にない を除いた上位 5 項目を掲載 6

3. これまでのキャリアについて 3 1. これまでの働き方は? 派遣以外で経験した就業形態 8 割以上が正社員経験者 正社員経験 5 年以上 が約 6 割 現在 派遣で働いている人のうち 正社員経験者は 82.4% 契約社員 パート アルバイト経験がある人は 71.3% です 派遣社員しか経験をしていない人は 1.4% となっています 正社員経験者のうち 5 年以上正社員として勤めた人は約 6 割 ( 計 60.6%) を占めています 図表 23 派遣以外で経験した就業形態 [MA] 正社員契約社員 パート アルバイト自営業 家族従業員その他派遣社員以外の就業形態の経験はない 8.0 3.6 1.4 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 図表 24 正社員で働いた通算期間 [NA] N=2,677 ( 正社員経験がある人 ) 82.4 71.3 1 年未満 1 年 ~3 年未満 3 年 ~5 年未満 5 年 ~7 年未満 7 年 ~10 年未満 10 年 ~15 年未満 15 年以上 4.5 15.2 19.6 17.3 15.7 15.4 12.3 5 年以上計 60.6% 派遣就業の通算期間 図表 25 派遣就業の通算期間 [NA] 派遣を通算 5 年以上経験 が約 6 割 これまで派遣で働いた通算期間では 10 年 ~15 年未満 が最も多く 19.6% 5 年以上働いている人は約 6 割 ( 計 58.2%) を占めています 派遣されたことのある派遣会社数 派遣されたことのある派遣会社数は 1 社 が 3 割以上 派遣されたことのある派遣会社数は 1 社 が最も多く 32.9% 次いで 2 社 の 23.7% です 1 年未満 1 年 ~3 年未満 3 年 ~5 年未満 5 年 ~7 年未満 7 年 ~10 年未満 10 年 ~15 年未満 15 年以上 10.2 18.1 13.5 11.5 13.2 19.6 13.8 図表 26 派遣されたことのある派遣会社数 [NA] 5 年以上計 58.2% 1 社 2 社 3 社 4 社 5 社以上 32.9 23.7 20.6 8.4 14.4 派遣就業先数 図表 27 派遣で働いたことのある職場は何か所か?[NA] 3 か所以上の派遣先を経験 が約 6 割 派遣で働いたことのある職場は 1 か所 ( 現在の就業先のみ ) が最も多く 22.6% 次いで 2 か所 (17.8%) 3 か所 (15.7%) です 3 か所以上の派遣先を経験している人は約 6 割 ( 計 59.7%) を占めています 1か所 ( 現在の就業先のみ ) 2か所 3か所 4か所 5か所 6~9か所 10~19か所 20か所以上 22.6 17.8 15.7 10.3 9.1 13.4 8.5 2.6 3 か所以上計 59.7% 7

派遣社員WEBアンケート調査 2015年度 派遣で働いている理由 働く時期や期間を自分で選べる 勤務地を選べる すぐに仕事に就ける がトップ3 3年目以内も4年目以降も派遣を 希望する人は 働く時期や期間を自分で選べる 就業条件の交渉などを派遣会社 に任せられる などに魅力を感じて 派遣で就業 今後の働き方の希望は 上位3区分のみ掲載 図表28 派遣で働いている理由[MA] N 3,249 0 10 20 30 ( ) 60 50 44.8 39.0 勤務地を選べるため 42.0 28.5 27.1 18.8 23.4 25.6 20.1 17.5 20.9 雇用保険 健康保険 厚生年金に加入できるため 22.5 17.3 20.0 20.4 20.7 賃金が高いため 13.7 18.3 就業条件の交渉などを派遣会社に任せられるため 26.5 21.5 12.2 18.2 担当する仕事の範囲が明確なため 25.3 19.9 11.5 16.1 17.7 17.4 16.1 TOTAL(n=3,249) 3年以内も4年目以降も派遣(n=509) 13.7 13.6 13.5 12.9 3年以内は派遣 4年目以降は正社員(n=386) 3年以内も4年目以降も正社員(n=1,039) 12.8 13.5 22.2 11.9 13.4 13.7 11.7 専門的スキルを活かせるため 派遣会社による教育訓練や研修を受けられるため 29.7 26.7 21.0 12.2 3.5 31.2 30.6 25.7 20.4 職場の人間関係や組織に拘束されないため 就職活動のつなぎに働けるため 43.0 40.7 23.3 25.9 28.0 やりたい仕事を多数の中から選べるため 有名企業 大企業で働けるため 46.4 36.4 29.7 すぐに仕事に就けるため これまでの就業経験を活かせるため 55.2 45.1 24.9 長期間仕事をしていない期間 ブランク があっても働けるため 4.9 6.5 7.8 3.2 11.8 13.0 その他 登録社数 40 働く時期や期間を自分で選べるため 残業のある職場やない職場を選べるため 派遣で働いている理由のトップは 働く 時期や期間を自分で選べるため 44.8 次いで 勤務地を選べるため 39.0 す ぐ に 仕 事 に 就 け る た め 36.4 と続きます また 残業のある職場やない職場を選 べるため 27.1 やりたい仕事を多数 の中から選べるため 23.3 なども上位 に挙がっており 仕事の内容や働くスタイ ルを自分で選べることが魅力のようです 特に 3年目以内も4年目以降も派遣で 働きたいと思っている人では 働く時期や 時間を自分で選べるため 就業条件の交 渉などを派遣会社に任せられるため など が 他の働き方を希望する人よりも高くなっ ています ハケンのホント ハケンのホンネ 16.1 24.2 図表29 登録社数[NA] N 3,249 約7割が2社以上に登録 1社 派遣会社への現在の登録社数では 1社 が33.3 で 2社以上登録している 人は約7割 計66.7 です 2社 33.3 0% 20% 3社 4社 18.1 40% 5社 6 9社 19.5 10 19社 8.9 60% 20社以上 10.7 80% 6.2 2.8 0.5 100% 2社以上 計66.7 8

3 2. 派遣で働くことの満足度 仕事の内容 やりがい の満足度 半数近く (45.6%) が派遣の仕事に 満足 派遣での仕事の内容 やりがいについて 満足 やや満足 と答えた人が計 45.6% 不満 やや不満 と答えた人の計 24.0% を大きく上回っています 図表 30 仕事の内容 やりがい の満足度 [SA] 満足やや満足どちらでもないやや不満不満 10.8 34.8 30.5 16.7 7.3 満足 + やや満足 計 45.6% 昨年 48.1% 昨年 25.0% やや不満 + 不満 計 24.0% 賃金 の満足度 賃金では 不満 が 満足 を上回る 図表 31 賃金 の満足度 [SA] 賃金では 不満 やや不満 と答えた人が計 45.5% 満足 やや満足 と答えた人の計 34.7% を上回っています 満足やや満足どちらでもないやや不満不満 7.4 27.3 19.8 29.9 15.6 満足 + やや満足 計 34.7% 昨年 37.8% 昨年 43.5% やや不満 + 不満 計 45.5% 雇用の安定性 の満足度 半数以上 (54.0%) が 不満 で 不満度が高い 雇用の安定性では 満足 やや満足 と答えた人が計 21.5% 不満 やや不満 と答えた人は計 54.0% で 満足 を大きく上回っています 図表 32 雇用の安定性 の満足度 [SA] 満足やや満足どちらでもないやや不満不満 5.8 15.7 24.5 26.2 27.8 満足 + やや満足 計 21.5% 昨年 23.3% 昨年 53.2% やや不満 + 不満 計 54.0% 派遣会社の支援 の満足度 派遣会社の支援に約 3 人に 1 人が 満足 そして 不満 派遣会社の支援については 満足 やや満足 と答えた人が計 34.4% 不満 やや不満 と答えた人が計 32.7% となっています 図表 33 派遣会社の支援 の満足度 [SA] 満足やや満足どちらでもないやや不満不満 9.6 24.8 32.9 19.8 12.9 満足 + やや満足 昨年 34.4% 計 34.4% 昨年 34.4% やや不満 + 不満 計 32.7% 9

4. 今後のキャリア形成について 4 1. 今後の働き方の希望は? 今後の希望の働き方 3 年以内を考えたときの希望する働き方は 約 4 割 (42.3%) が 派遣社員 約 3 割 (32.4%) が 正社員 4 年目以降では 正社員 が約 4 割 (39.9%) 3 年以内を考えたときの希望する働き方は 今の派遣先の派遣社員として働く と答えた人が 34.0% 今の派遣先の正社員として働く 今の派遣先以外の正社員として働く と答えた人がそれぞれ 16.4% 16.0% です 4 年目以降に希望する働き方では 今の派遣先以外の正社員として働く (21.7%) 今の派遣先の正社員として働く (18.2%) の順となり 正社員希望者 ( 計 39.9%) が派遣社員希望者 ( 計 16.7%) を大きく上回っています 図表 34 3 年以内に希望する働き方 [SA] 今の派遣先の派遣社員として働く今の派遣先の正社員として働く今の派遣会社の正社員として派遣就労を続けるパート社員や契約社員などの非正社員として働く働くことをやめる 今の派遣先以外の派遣社員として働く今の派遣先以外の正社員として働く他の派遣会社の正社員として派遣就労を続ける自営業など自分で仕事を始める特に考えていない 働き方には特にこだわらない 34.0 8.3 16.4 16.0 2.6 3.1 1.4 1.2 2.9 13.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 派遣 42.3% 正社員 32.4% その他 21.4% 無期雇用派遣 3.9% 図表 35 4 年目以降に希望する働き方 [SA] 10.8 5.9 18.2 21.7 3.8 1.6 5.2 7.5 3.0 22.3 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 派遣 16.7% 正社員 39.9% その他 38.1% 無期雇用派遣 5.4% 10

正社員希望の理由 就労時避けたい働き方 正社員希望の理由は 8 割以上が 雇用が安定するから 一方で 正社員希望者の約 7 割は 勤務地の変更 ( 転勤 ) は避けたい 正社員希望の理由としては 雇用が安定するから (84.2%) がトップ 次いで 賞与があるから (62.9%) となっています また 正社員希望者に正社員として就労する際に避けたい働き方を聞いたところ 約 7 割の人が 勤務地の変更 ( 転勤 ) を挙げています 図表 36 正社員( 無期雇用派遣含む ) 希望の理由 [MA] N=1,609 (3 年以内あるいは4 年目以降に正社員 ( 無期雇用派遣含む ) を希望している人 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 雇用が安定するから 84.2 賞与があるから 62.9 福利厚生が充実しているから 雇用形態のことで差別されたくないから 定期的に給与が上がりそうだから 39.3 36.7 45.6 昇進して責任の重い仕事に携わりたいから いろいろな仕事を経験したいから 18.1 17.5 様々な地域の事業所で働きたいから その他 2.1 6.7 図表 37 正社員( 無期雇用派遣含む ) 就労時の避けたい働き方 [MA] N=1,609 (3 年以内あるいは4 年目以降に正社員 ( 無期雇用派遣含む ) を希望している人 ) 0 10 20 30 40 50 60 70 勤務地の変更 ( 転勤 ) 65.2 職種の変更 27.8 時間外労働 ( 残業 ) 20.2 避けたい働き方はない 18.6 11

派遣社員WEBアンケート調査 2015年度 ハケンのホント ハケンのホンネ 4 2 今後 学んでいきたいことは 今後希望する働き方を実現するために 修得する必要があると考える経験 スキル 3年以内では現在の職務 4年目以降は現在とは別の職務に必要な経験やスキルの修得 資格取得が トップ 3年以内 4年目以降いずれも 派遣社員希望の人は 現在の職務に必要な経験やスキルの修得 あるい は資格取得 修得の必要性を高く感じている 3年以内に希望する働き方を実現するために 修得する必要があると考える経験 スキルは 現在の職務に必要な経験やスキ ルの修得 あるいは資格取得 50.5 が最も多く挙げられています 4年目以降に希望する働き方を実現するために 修得する必要があると考える経験 スキルは 現在の職務とは別の職務に必 要な経験やスキルの修得 あるいは資格取得 37.3 がトップで 次いで 現在の職務に必要な経験やスキルの修得 あるい は資格取得 34.4 の順になります 3年以内に希望する働き方 4年目以降に希望する働き方いずれも 派遣社員希望の人は 現在の職務に必要な経験やスキル の修得 あるいは資格取得 修得の必要性を高く感じており 対して正社員を希望している人は 業務計画に関する経験やスキ ルの修得 課題解決策に関する経験やスキルの修得 リーダーシップに関する経験やスキルの修得 が高い傾向にあります 図表38 3年以内に希望する働き方を実現するために 修得する必要があると考える経験 スキル [MA] N 3,249 図表39 4年目以降に希望する働き方を実現するために 修得する必要があると考える経験 スキル [MA] N 3,249 ( ) 0 10 20 30 40 50 ( ) 60 0 10 20 26.1 ビジネスマナー 社会人コミュニケーション 適確な報告 連絡 相談 場面に応じた敬語 の使い方 などのスキルの修得 30 40 28.2 19.7 18.0 22.9 15.3 34.4 50.5 54.9 現在の職務に必要な経験やスキルの修得 あるいは資格取得 55.2 40.9 現在の職務に必要な経験やスキルの修得 あるいは資格取得 40.6 34.0 24.1 33.0 27.6 36.8 37.3 29.5 現在の職務とは別の職務に必要な経験やス キルの修得 あるいは資格取得 39.1 37.3 38.6 16.9 18.5 12.4 仕事の計画 担当割振り 納期管理など業務 計画に関する経験やスキルの修得 24.9 13.6 仕事の計画 担当割振り 納期管理など業務 計画に関する経験やスキルの修得 24.8 12.2 13.3 19.6 23.1 13.8 問題整理 原因分析 課題設定などの課題 解決策に関する経験やスキルの修得 29.3 15.1 問題整理 原因分析 課題設定などの課題 解決策に関する経験やスキルの修得 30.6 14.5 17.6 20.7 13.9 チームワークや後輩育成に必要なリーダー シップに関する経験やスキルの修得 8.1 チームワークや後輩育成に必要なリーダー シップに関する経験やスキルの修得 22.1 10.7 30.8 13.0 11.1 18.8 16.2 特に修得が必要な経験やスキルは無い 60 17.2 ビジネスマナー 社会人コミュニケーション 適確な報告 連絡 相談 場面に応じた敬語 の使い方 などのスキルの修得 26.0 現在の職務とは別の職務に必要な経験やス キルの修得 あるいは資格取得 50 16.3 特に修得が必要な経験やスキルは無い 8.9 19.2 9.5 29.7 28.5 [3年以内に希望する働き方] [4年目以降に希望する働き方] TOTAL(n=3,249) 派遣希望(n=1,375) TOTAL(n=3,249) 派遣希望(n=543) 正社員希望(n=1,179) その他希望(n=695) 正社員希望(n=1,469) その他希望(n=1,237) 正社員希望 は 無期雇用派遣希望も含む 12

1 年間に 10 時間を使って自己負担なく学習できるとしたら 6 割近くが 学びたいと思う と回答 仕事に関わる能力を高めるため 1 年間に 10 時間を使って自己負担なく自由に学習ができるとしたら 約 6 割 (58.4%) が 学びたいと思う と回答しています 特に 3 年以内に正社員を希望している人でより高い傾向です 現在の仕事に関わる能力向上のためにやりたいこととしては 講座 セミナー 勉強会などに参加する が最も多く 55.0% 次いで 教育機関 ( 学校など ) に通う (40.1%) 通信教育や教材等を使って勉強する (35.1%) となっています 正社員希望者における 今後正社員として働くために必要な能力向上についても 同様のことが上位に挙げられています 図表 40 仕事に関わる能力向上のための学習意向 [SA] [3 年以内に希望する働き方 ] 学びたいと思う どちらともいえない 学びたいと思わない どちらかというと学びたいと思う どちらかというと学びたいと思わない TOTAL(n=3,249) 58.4 28.7 8.9 2.5 1.5 派遣希望 (n=1,375) 53.9 31.6 10.03.0 1.5 正社員希望 (n=1,179) 67.9 24.8 5.71.2 0.4 その他希望 (n=695) 51.2 29.8 11.9 3.9 3.2 正社員希望 は 無期雇用派遣希望も含む 図表 41 仕事に関わる能力向上のためにやりたいこと [MA] 0 10 20 30 40 50 60 70 講座 セミナー 勉強会などに参加する 55.0 60.8 教育機関 ( 学校など ) に通う 40.1 52.2 通信教育や教材等を使って勉強する 35.1 42.6 e ラーニングを受講する 32.1 33.9 読書 ( ノウハウ書 専門書 ビジネス書 教養書 語学書等 ) をする 28.8 33.2 その他 4.3 5.2 何もしたいと思わない 6.4 1.7 現在の仕事に必要な能力を高める場合 (n=3,249) 今後正社員として働くために必要な能力を高める場合 (n=1,609)(3 年以内あるいは 4 年目以降に正社員希望者 ) 13

派遣社員WEBアンケート調査 2015年度 ハケンのホント ハケンのホンネ 能力を高めたり 就きたい働き方を実現するために取り組んでいること 何もしていない が約3割で最も多い 約4人に1人は 転職するために仕事探しをしている 能力を高めるために取り組んでいることは 転職するために仕事探しをしている 24.4 通信教育や教材等を使って自分 で勉強している 21.3 派遣先でいろいろな仕事を任されるように働きかけている 19.0 が上位を占めています 何もしていない 人は約3割を占めています 図表42 能力を高めたり 就きたい働き方を実現するために取り組んでいること[MA] N 3,249 ( ) 0 10 20 派遣先でいろいろな仕事を任されるように働き かけている 14.7 派遣会社の営業担当者等に自分のキャリアの 希望を伝えている 8.3 派遣先の上司等に自分のキャリア の希望を伝え ている 2.8 語学学校など教育機関に通って いる 2.9 その他 50 39.1 21.3 26.2 25.4 19.0 24.6 24.5 11.2 11.6 12.4 13.0 派遣会社の開催する教育訓練 講座な ど に参 加している キャリアセミナーに参加したり キャリア カウンセ リングを受けたりしている 19.4 15.9 通信教育や教材等を使って自分で勉強している 40 24.4 9.8 転職するために仕事探しをしている 30 11.1 11.4 17.3 6.0 7.3 11.3 5.4 TOTAL(n=3,249) 5.2 7.1 3年以内も4年目以降も派遣(n=509) 3年以内は派遣 4年目以降は正社員(n=386) 4.0 2.4 4.4 5.2 3年以内も4年目以降も正社員(n=1,039) 10.9 8.4 6.5 9.2 31.5 何もしていない 17.4 26.9 48.3 今後の働き方の希望は 上位3区分のみ掲載 正社員 は 無期雇用派遣も含む 14

4 3. キャリアコンサルタント ( カウンセラー ) へ相談したいことは? 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) への相談 既に相談している は 6.0% 是非 相談してみたい は 11.7% 必要に応じて相談してみたい は 46.4% 今後希望する働き方を実現するために 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) に相談してみたいと思うか聞いたところ 既に相談している は 6.0% 是非 相談してみたい は 11.7% 必要に応じて相談してみたい が 46.4% となっており 相談したいと思っている人が多いことがわかります 3 年以内も 4 年目以降も正社員を希望している人は 既に相談している 8.9% 是非 相談してみたい は 17.2% と高い割合となっています TOTAL(n=3,249) 図表 43 今後希望する働き方を実現するために 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) に相談してみたいと思うか [SA] 既に相談している是非 相談してみたい必要に応じて相談してみたいあまり相談したいとは思わない相談するつもりは無い所属する派遣会社にキャリアコンサルティング ( カウンセリング ) のサービスがない 6.0 11.7 46.4 15.0 15.9 5.0 3 年以内も 4 年目以降も派遣 (n=509) 6.7 6.9 54.0 15.9 14.1 2.4 3 年以内は派遣 4 年目以降は正社員 (n=386) 6.0 13.5 56.5 10.4 8.8 4.9 3 年以内も 4 年目以降も正社員 (n=1,039) 8.9 17.2 41.7 13.4 12.5 6.4 今後の働き方の希望は 上位 3 区分のみ掲載 正社員 は 無期雇用派遣も含む 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) へ相談してみたいこと 今後の働き方についてのキャリア ( 進路 ) 相談 が 7 割近くにのぼる 現在相談中 あるいは相談してみたいと思っている人が相談してみたいこととしては 今後の働き方についてのキャリア ( 進路 ) 相談 が 66.9% と最も高く 次いで 希望する働き方に関する就職環境 ( 業界情報や求人状況 ) の情報提供 (51.9%) 希望する働き方に必要な経験やスキルについての情報提供 (36.7%) となっています 図表 44 今後希望する働き方を実現するために 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) に相談してみたいこと [MA] N=2,082( 現在相談中 あるいは相談してみたいと思っている人 ) 今後の働き方についてのキャリア ( 進路 ) 相談 希望する働き方に関する就職環境 ( 業界情報や求人状況 ) の情報提供 希望する働き方に必要な経験やスキルについての情報提供 これまでのキャリア診断 ( 経験 スキルの棚卸し ) その他 0 10 20 30 40 50 60 70 80 1.4 25.9 36.7 51.9 66.9 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) へ相談してみたいと思わない理由 約半数が 自分自身で考え行動するから と回答 相談してみたいと思わない人が その理由としてあげているもので最も多いのは 自分自身で考え行動するから (45.6%) が最も多く 2 位以下の 派遣会社に信頼できるキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) がいないから (20.7%) 今は未だ今後のキャリア ( 希望する働き方 ) について考えていないから (17.5%) などに比べて大きな割合を占めています 図表 45 今後希望する働き方を実現するために 派遣会社のキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) に相談してみたいと思わない理由 [MA] N=1,004( 相談してみたいと思わない人 ) 自分自身で考え行動するから 派遣会社に信頼できるキャリアコンサルタント ( カウンセラー ) がいないから 今は未だ今後のキャリア ( 希望する働き方 ) について考えていないから キャリアには関心がないから 0 10 20 30 40 50 12.1 17.5 20.7 45.6 他に相談できる人がいるから 12.0 その他 9.2 15

5. 派遣先からの直接雇用の打診について 5 1. 派遣先から ウチで働かないか と誘われたら? 正社員として直接雇用を打診されたときの対応 図表 46 正社員として直接雇用を打診されたときの対応 [SA] 4 割強が 受け入れる 約 2 割が 断る 断る理由は 体力的 精神的な負担 仕事の責任が重くなる が上位 正社員として直接雇用を打診された場合 受け入れる が 44.3% で 断る は 18.6% 正社員雇用を断る理由では 体力的 精神的な負担が多くなるから (39.4%) がトップで 次いで 仕事の責任が重くなるから (30.0%) などが上位に挙がっています その他 の理由で断る人も 32.9% となっています 現在の派遣先の会社規模別で見ると 大規模 ( 従業員数 1000 人以上 ) で 受け入れる が約半数となっています 断る 受け入れる わからない 18.6 44.3 37.1 図表 47 正社員雇用を断る理由[MA] N=604( 断ると答えた人 ) 0 10 20 30 40 50 仕事の責任が重くなるから 30.0 体力的 精神的な負担が多くなるから 39.4 転勤や異動があり 勤務地が選べないから 16.9 残業がある または多いから 28.6 有給休暇が取りづらいから企業が小さい 将来性がないと感じるから 13.9 14.4 職場の人間関係が煩わしいから 29.6 賃金などの労働条件が悪くなるから 18.2 雇用が不安定だから 5.6 その他 32.9 図表 48 現在の派遣先の会社規模別正社員として直接雇用を打診されたときの対応 [SA] 断る受け入れるわからない 0 20 40 60 80 100 大規模 ( 従業員数 1000 人以上 )(n=1,500) 14.9 49.7 35.3 中規模 ( 従業員数 100 人 ~999 人以下 )(n=1,067) 21.0 40.3 38.7 小規模 ( 従業員数 99 人以下 )(n=484) 25.4 39.7 34.9 わからない (n=198) 16.7 35.9 47.5 16

非正社員として直接雇用を打診されたときの対応 図表 49 非正社員として直接雇用を打診されたときの対応 [SA] 約 3 割が 受け入れる 約 2 割が 断る 断る理由は 雇用の不安定さ 賃金などの労働条件の悪化 が上位 非正社員として直接雇用を打診された場合 受け入れる が 29.8% で 断る は 24.0% 非正社員雇用を断る理由では 雇用が不安定だから (41.4%) 賃金などの労働条件が悪くなるから (41.3%) が上位に挙がっています 正社員としての直接雇用の打診と同様 現在の派遣先の会社規模が大規模の人では 受け入れる が 32.1% で 中規模や小規模の人よりもやや高い割合となっています 断る 受け入れる わからない 24.0 29.8 46.2 図表 50 非正社員雇用を断る理由[MA] N=780( 断ると答えた人 ) 0 10 20 30 40 50 仕事の責任が重くなるから体力的 精神的な負担が多くなるから 11.8 17.4 転勤や異動があり 勤務地が選べないから 5.5 残業がある または多いから有給休暇が取りづらいから企業が小さい 将来性がないと感じるから 11.5 9.2 10.8 職場の人間関係が煩わしいから 20.4 賃金などの労働条件が悪くなるから雇用が不安定だから 41.3 41.4 その他 23.5 図表 51 現在の派遣先の会社規模別非正社員として直接雇用を打診されたときの対応 [SA] 断る受け入れるわからない 0 20 40 60 80 100 大規模 ( 従業員数 1000 人以上 )(n=1,500) 20.2 32.1 47.7 中規模 ( 従業員数 100 人 ~999 人以下 )(n=1,067) 28.0 26.9 45.1 小規模 ( 従業員数 99 人以下 )(n=484) 28.5 30.2 41.3 わからない (n=198) 20.2 27.8 52.0 派遣先からの直接雇用の打診 約 1 割が現在働いている派遣先からの 正社員雇用 の打診経験あり 派遣先の企業から 正社員または非正社員 ( 契約社員 パート アルバイト等 ) で 直接雇用を打診された ことがある人は計 17.7% そのうち 正社員としての直接雇用を打診された人は 8.9% です 図表 52 派遣先企業から直接雇用を打診されたことがあるか[MA] 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 正社員として直接雇用を打診された 非正社員 ( 契約社員 パート アルバイト等 ) として直接雇用を打診された 打診された経験はない 8.9 9.6 正社員または非正社員いずれかで打診経験あり計 17.7% 82.3 17

6. 現在の人材派遣業界について 6 1. 現在の人材派遣業界に必要なことは? キャリア形成に関して派遣会社から提供されていること 約半数 (49.6%) が 特にない という結果に キャリア形成に関して派遣会社から提供されていることは スキルを向上させるための教育訓練機会 が最も多く 28.5% となっています 一方 特にない が約半数を占めています 図表 53 キャリア形成に関して派遣会社から提供されていること [MA] スキルを向上させるための教育訓練機会 資格取得のための教育訓練機会 派遣先からの働きぶりに関する評価のフィードバック 労働条件の向上に向けた派遣先との交渉 キャリアについての相談機会 キャリア形成につながる派遣先や派遣の仕事の紹介 教育機関の紹介や斡旋 その他 特にない 0 10 20 30 40 50 60 14.9 14.8 12.0 7.8 6.3 6.2 2.5 28.5 49.6 現在の人材派遣業界において必要だと思うこと イメージアップ 信頼関係 広く社会に向けて発信 など さまざまな要望が挙がっている 人材派遣業界において必要だと思うことでは 派遣という働き方の社会的評価の向上やイメージアップ (40.8%) 派遣会社に派遣社員との信頼関係を大事にさせること (40.1%) 派遣社員の声を集め 行政など広く社会に向けて発信すること (34.8%) などが上位に挙がっています 図表 54 現在の人材派遣業界において必要だと思うこと[MA] 0 10 20 30 40 50 派遣という働き方の社会的評価の向上やイメージアップ派遣会社に派遣社員との信頼関係を大事にさせること派遣社員の声を集め 行政など広く社会に向けて発信することキャリアに関する相談やアドバイスができる体制づくり派遣会社に派遣先との信頼関係を大事にさせること 40.8 40.1 34.8 34.6 29.2 派遣先が法律を守るよう働きかけること派遣会社に法律を守らせること 20.5 17.5 その他特にない 8.1 9.1 優良派遣事業者認定制度 の認知度 図表 55 優良派遣事業者認定制度 の認知度 [SA] 3 割強が認知 7 割弱が非認知 優良派遣事業者認定制度について 制度を知っており 今の派遣会社は認定されている は 17.4% 知っているが 今の派遣会社は認定されていない 1.1% 知っているが 今の派遣会社が認定されているかどうかはわからない 15.8% となっています 合計すると 制度を知っている 人は 34.3% です 優良派遣事業者認定制度 で認定されていることを考慮するか 半数以上が 考慮する と回答 制度を知っている人が派遣会社を選ぶ際に 優良派遣事業者認定制度で認定されている会社を選ぶかどうかは 大いに考慮する が 18.9% やや考慮する が 37.0% となっています 制度を知っており 今の派遣会社は認定されている 制度を知っているが 今の派遣会社は認定されていない 制度を知っているが 今の派遣会社が認定されているかどうかはわからない 制度を知らない 17.4 1.1 15.8 65.7 制度を知っている 計 34.3% 図表 56 優良派遣事業者認定制度 で認定されていることを考慮するか [SA] N=1,115( 制度認知者 ) 大いに考慮するやや考慮するどちらともいえない あまり考慮しない まったく考慮しない 18.9 37.0 28.0 11.9 4.2 大いに考慮する + やや考慮する 55.9% 18

7. 両立支援制度について 7 1. 両立支援制度の認知状況は? 産前 産後休業制度 の認知度 約 7 割が制度取得できることを認知 女性 30 代で高い 派遣社員であっても 派遣会社に申請すれば 産前 産後休業制度 を利用できることを知っている人は 取得できることは知っており 内容までわかる が 22.1% 取得できることを知っていたが 内容までわからない 45.4% となっています 女性のみで年代別で見た場合 30 代の 取得できることは知っており 内容までわかる 割合は 27.6% と 他の年代に比べて高い傾向にあります [ 女性のみ : 年代別 ] 図表 57 産前 産後休業制度 の認知度 [SA] 取得できることは知っており 内容までわかる取得できることを知っていたが 内容までわからない取得できることを知らない 22.1 45.4 32.5 取得できることを知っている 計 67.5% 女性 20 代以下 (n=460) 15.0 49.1 35.9 女性 30 代 (n=1,028) 27.6 44.6 27.7 女性 40 代 (n=1,131) 22.3 44.9 32.8 女性 50 代以上 (n=341) 19.9 46.3 33.7 育児休業制度 の認知度 6 割強が制度取得できることを認知 同様に 育児休業制度 については 取得できることは知っており 内容までわかる が 19.1% 取得できることを知っていたが 内容までわからない 43.7% となっています 女性のみで年代別で見た場合 30 代の 取得できることは知っており 内容までわかる 割合は 24.6% と 他の年代に比べてこちらも高い傾向にあります 図表 58 育児休業制度 の認知度 [SA] 取得できることは知っており 内容までわかる取得できることを知っていたが 内容までわからない取得できることを知らない 19.1 43.7 37.2 [ 女性のみ : 年代別 ] 取得できることを知っている 計 62.8% 女性 20 代以下 (n=460) 12.6 47.4 40.0 女性 30 代 (n=1,028) 24.6 42.0 33.4 女性 40 代 (n=1,131) 18.7 43.9 37.4 女性 50 代以上 (n=341) 15.2 46.0 38.7 19

8. プロフィール 性別 図表 59 性別 [SA] 9 割が 女性 現在 派遣で働いている人の 91.1% が女性です 8.9% 91.1% 男性女性 年齢 図表 60 年齢 [NA] 約 4 割が 40 代 平均 39.4 歳 年齢層で最も多いのは 40~44 歳 (21.8%) 次いで 35~39 歳 (18.8%) 40 代計で見ると 37.7% を占めています 次いで多いのが 30 代 ( 計 34.3%) で 30 40 代が全体の約 7 割を占めています 全体の平均年齢は 39.4 歳です 60 歳以上 55~59 歳 50~54 歳 45~49 歳 40~44 歳 35~39 歳 30~34 歳 25~29 歳 24 歳以下 1.3 3.0 3.3 8.3 12.2 15.9 15.5 平均値 :39.4 歳 18.8 21.8 昨年 38.1 歳 40 代計 37.7% 30 代計 34.3% 最終学歴 大学 大学院 が約 4 割 図表 61 最終学歴 [SA] 最終学歴は大学 大学院が最も多く 37.4% 次いで 短大 高専 (24.6%) 中学 高校 (22.9%) となっています 中学 高校専門学校短大 高専大学 大学院 22.9 15.1 24.6 37.4 20

未既婚 子どもの有無 図表 62 未既婚 [SA] 約 6 割が 未婚 約 3 割が子育て中 未婚者が 56.5% で既婚者が 43.5% 子育てをしている人は約 3 割 (26.9%) で 未就学児を育てながら働く人は 7.3% です 43.5% 未婚 ( 離別 死別含む ) 56.5% 既婚 図表 63 子どもはいますか?[SA] 26.9% 子有り 3 歳未満 3.4% 3 歳以上小学校入学前 3.8% 73.1% 子無し 小学校低学年 3.0% 小学校高学年 2.4% 中学生以上 14.1% 未就学児計 7.3% 親との同居 介護 図表 64 親 ( 義理の父母含む ) との同居有無 [SA] 約 3 割が 親と同居 家族の介護をしている人は 5.3% 30.3% 同居している 親と同居している人は 30.3% 家族の介護をしている人は 5.3% にとどまっています 69.7% 同居していない 図表 65 現在 家族の介護をしていますか?[SA] 5.3% 94.7% はい いいえ 家計の担い手 図表 66 家計の主な担い手ですか?[SA] 約 4 割が 家計を担う そのうち約 7 割は未婚女性 男性 未婚 8.9% 既婚 6.9% 女性 未婚 70.9% 派遣で働き 家計の主な担い手となっている人は 41.3% そのうち約 7 割は未婚の女性です 一方で 家計の主な担い手でない人の半数以上が既婚女性となっています 58.7% 41.3% はい いいえ 既婚 13.3% 男性 未婚 3.3% 既婚 0.7% 女性 未婚 36.8% 既婚 59.2% 21

日本人材派遣協会について [ 名 称 ] 一般社団法人日本人材派遣協会 [ 設 立 ] 昭和 61 年 12 月 1 日 [ 代表者 ] 水田正道 [ 会員数 ] 573 社 (2016 年 4 月 1 日現在 ) [ 所在地 ] 102-0072 東京都千代田区飯田橋 3-11-14 G.S 千代田ビル2F [H P] http://www.jassa.jp [ 連絡先 ] TEL:03-3222-1601 FAX:03-3222-1606 e-mail:somu@jassa.jp 本件に関するお問い合わせ先 一般社団法人日本人材派遣協会事務局 野村 松田 TEL:03-3222-1601 FAX:03-3222-1606 e-mail:somu@jassa.jp 22