1 本県の現状 少子化が急速に進む中 国はもとより 本県においても 次代の社会を担う子どもを安心して生み 健やかに育てられる環境づくりを社会全体で進めることは 喫緊の課題となっている 本県においては 子ども 子育て支援対策を総合長期計画における重点戦略の一つに掲げ 平成 22 年 3 月には 次世代

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妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない

第2節 茨木市の現況

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

長野県の少子化の現状と課題

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

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1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

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表紙

1 計画見直しの趣旨 中央区では 平成 27 年 4 月の子ども 子育て支援新制度実施に伴い 幼児期の教育 保育および地域子ども 子育て支援事業の提供体制の確保を円滑に行うため 子ども 子育て支援施策を中心に 母子保健 教育 ワーク ライフ バランス等の取組を総合的に推進する ( 以下 本計画 とい

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

1 出生率等の現状 (1) 出生数と合計特殊出生率の推移 山口県における平成 24 年の出生数は 10,797 人と前年に比べて 425 人減少し 昭和 50 年の出生数と比較して半分以下となり 戦後最低となっている また 1 人の女性が一生に生む子どもの数を示す合計特殊出生率は 前年と同じ 1.5

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

第1章 計画の目指すもの

【資料3】少子化モデル事業資料


【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

第2節 茨木市の現況

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

平成29年版高齢社会白書(全体版)

スライド 1


整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

3 社会全体が支える力 を大きくするために Ⅲ-3-1 結婚 妊娠 出産 育児の切れ目のない支援の推進 施策体系 123

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

PowerPoint プレゼンテーション

地域子育て支援拠点事業について

PowerPoint プレゼンテーション

「次世代Web広場」(府民参加型の電子掲示板)の概要

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

PowerPoint プレゼンテーション

平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

3章第 1 節人口をめぐる現状と課題 主に対し 次世代育成支援のための行動計画の策定を義務づけ 年間の集中的 計画的な取組を推進している 年には 次世代育成支援対策推進法を一部改正した 改正内容としては主に 1 法律の有効期限を 年 3 月まで 年間延長 2 新たな認定 ( 特例認定 ) 制度の創設

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

(1) 庁内外の関係機関と密に連携を図りつつ必要に応じてひとり親家庭を訪問 1 背景ひとり親家庭からの相談窓口に寄せられる相談件数は増加傾向にある また養育に問題を抱える父母からの相談 父母や子どもが精神的に不安定であるケースに関する相談等 相談内容やその背景も複雑化してきていることから 碧南市では

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

計画の今後の方向性

仙台市基礎データ

Taro-平成27年度の取り組み(資料:1)

第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

平成30年版 少子化社会対策白書 概要版(PDF版)


計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

多くの大学においては 新入生のオリエンテーション時やサークルの代表者に 未成年者の飲酒の防止と イッキ飲み 等過剰飲酒の禁止に関する指導や啓発が行われています また 平成 27 年度からは 県保健所 精神保健福祉センター等が中心となり 大学生向けのアルコール健康障害や適正飲酒の知識に関する出前講座を

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

第3節 重点的な取り組み

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

幼児教育 保育の無償化の実施について 1 子ども 子育て支援新制度の趣旨に沿った無償化の実施を! 子ども 子育て支援新制度 では 一人ひとりの子どもが健やかに成長することができる社会 子どもの最善の利益が実現される社会を目指しています まずこの目指すべき姿に沿った幼児教育 保育の無償化を図るべきです

0-1表紙

幼児期の教育 保育の需給計画 ( 平成 28 年度実績 ) の点検 評価結果について 資料 2 1 需給計画の策定 かながわ子どもみらいプラン においては 待機児童の解消を図り 子育て家庭のニーズにあった就学前児童の教育 保育の提供体制の充実を計画的に進めるため 各年度 ( 平成 27 年度 ~ 平

様式 3-1 平成 30 年度地域少子化対策重点推進事業実施計画書 ( 市町村分 ) 都道府県名 岩手県 市町村名 ( 平泉 ) 市町村 事業名 平泉町結婚新生活支援事業 600 実施期間平成 30 年 4 月 2 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 地域の実情と課題 ( これまでの市町村にお

1 計画改訂の趣旨 (1) 趣旨 1 (2) 見直しのための考え方 2 (3) 対象期間 2 (4) 対象事業 2 2 教育 保育の 量の見込み 及び 確保方策 について (1) 就学前の推計児童数 3 (2) 教育 保育の 量の見込み 3 (3) 量の見込み に対する 確保方策 4 (4) 見直し

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

教育 保育提供体制 平成 27 年度 見込量 確 ( 提保供方量策 ) 子ども 子育て支援事業の確保方策について 市全域 認定こども園 保育所 地域型保育 1 号認定 2 号認定 3 号認定 3 歳以上教育希望 3 歳以上教育希望 3 歳以上保育必要 1~2 歳保育必要 0 歳保育必要


次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

02世帯

16_表1-表4

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等


(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

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取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

平成 28 年度施策評価シート 基本目標 1 みんなで支え合い 未来につなぐまちづくり 基本施策 3 多世代連携による子育て支援の充実 単位施策名称 1 子育て世代への重点支援所管部 施策の方向性 結婚 妊娠 出産 育児 ( 未就園児 ) の切れ目のない支援を行う仕組みづくりを構築し 結婚支援を含め

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

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23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

平成27年版高齢社会白書(全体版)

第 1 部 施策編 4

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

平成24年度「全国自治体の子育て支援施策に関する調査」報告書

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

流山市子ども・子育て会議

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

平成28年版高齢社会白書(概要版)

Microsoft Word - 舞09・絆1(多文化) ⑤ doc

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

2014人口学会発表資料2

⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

施策吊

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

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参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

Transcription:

日南市地域少子化対策強化計画 ( 地域少子化対策強化交付金にかかる事業計画 ) ~ すべての子どもが歴史と自然にふれあい安心とおもいやりをはぐくむまち にちなん の確立を目指して ~ 日南市子育て支援キャラクターひなちゃん日南市観光イメージキャラクターにちなんぢゃ様 日南市 平成 26 年 4 月

1 本県の現状 少子化が急速に進む中 国はもとより 本県においても 次代の社会を担う子どもを安心して生み 健やかに育てられる環境づくりを社会全体で進めることは 喫緊の課題となっている 本県においては 子ども 子育て支援対策を総合長期計画における重点戦略の一つに掲げ 平成 22 年 3 月には 次世代育成支援宮崎県行動計画 を策定し 子どもと子育てをみんなで支え 安心と喜びが広がるみやざきづくり を基本理念として 少子化の流れに歯止めをかけ 次代を担う子どもたちを健やかに育むよう 総合的な施策の推進を図っている (1) 本県の出生数と合計特殊出生率の推移 本県の出生数の推移をみると 平成 17 年に初めて 1 万人を割り込んでいる その後 1 万人台に回復していたが 再び平成 24 年には 1 万人を割り込み 9,858 人となっている また 平成 24 年の合計特殊出生率は 1.67( 全国 1.41) となっており 全国 3 位の高水準を維持しているものの 人口維持に必要とされる水準 (2.07) には達していない状況にある 1 本県の出生数と合計特殊出生率の推移 出生数 県出生数宮崎県の合計特殊出生率全国の合計特殊出生率 ( 人 ) ( 人 ) 20,000 15,000 10,000 5,000 18,438 2.30 2.14 16,986 2.13 2.15 18,123 2.11 1.91 16,991 1.93 15,262 1.90 1.75 1.76 12,107 11,693 11,037 1.68 1.54 1.70 1.42 1.62 1.36 9,738 10,094 10,337 10,292 10,170 10,217 10,152 9,858 1.48 1.26 1.55 1.32 1.34 1.59 1.60 1.61 1.68 1.68 1.67 1.37 1.37 1.39 1.39 1.41 2.50 2.00 1.50 合計特殊出生率 0 昭 40 45 50 55 60 平 2 7 12 17 18 19 20 21 22 23 24 1.00 資料 : 厚生労働省 人口動態統計 1

(2) 年齢構成別人口の推移 本県の年齢構成別に人口の推移をみると 14 歳以下人口の減少と 65 歳以上人口の増加が同時に進む少子高齢化の進行が顕著である 2 本県の年齢構成別人口の推移 ( 千人 ) 1,400 65 歳 ~ 1,200 1,000 800 600 400 77 669 89 103 684 716 121 141 167 204 757 765 761 761 242 740 271 713 293 683 327 633 349 588 355 555 15~64 歳 0~14 歳 349 339 528 501 334 465 200 335 0 278 266 274 270 240 211 187 169 159 148 136 124 114 107 102 昭 40 45 50 55 60 平成 2 7 12 17 22 27 32 37 42 47 52 平成 27 年以降は推計値 資料 : 国立社会保障 人口問題研究所 日本の地域別将来推計人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) (3) 世帯数及び 1 世帯あたり人員の推移 本県の総世帯数は増加しているが そのうち児童のいる世帯は減少している また 1 世帯あたり人員は平成 22 年には 2.4 人と これまでで最少となった 3 世帯数及び 1 世帯あたり人員の推移 児童のいる世帯 ( 人 ) 児童のいない世帯数 1 世帯あたり人員 ( 人 ) 500,000 450,000 400,000 350,000 3.07 2.93 2.74 2.61 2.5 2.4 3.5 3 2.5 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 210,442 238,804 282,411 311,653 334,467 350,994 164,776 151,926 137,849 125,840 114,802 108,183 昭 60 平 2 7 12 17 22 2 1.5 1 0.5 0 資料 : 総務省 国勢調査 2

(4) 未婚率の推移 本県の男性の未婚率を年齢別に見てみると 30~39 歳の年齢層の増加率が大きい また 女性の未婚率はすべての年齢層で増加傾向にあるが とりわけ 25~34 歳の層は昭和 60 年に比べ 20% 以上高くなっている 4-1 未婚率の推移 ( 男性 ) (%) 100 90 80 88.8 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 90.7 89.2 88.9 89.5 88.5 70 60 53.4 56.8 59.9 61.2 62.8 61.1 50 40 30 20 10 22.3 10.0 28.0 14.9 31.7 20.1 36.8 22.7 39.8 39.4 27.1 29.9 0 昭 60 平 2 7 12 17 22 資料 : 総務省 国勢調査 4-2 未婚率の推移 ( 女性 ) (%) 90.0 80.0 70.0 79.0 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 84.0 82.9 83.7 84.6 84.5 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 53.4 52.4 49.9 46.4 38.7 29.5 29.1 30.5 25.2 18.7 9.9 12.7 18.2 20.8 13.1 6.5 7.1 8.9 昭 60 平 2 7 12 17 22 資料 : 総務省 国勢調査 3

(5) 初婚年齢の推移 本県の平均初婚年齢については H22 年には男性 29.5 歳 女性 28.4 歳と男女とも全国平均を下回っているものの上昇傾向を示しており 晩婚化が進行している 5 初婚年齢の推移 宮崎県 ( 男性 ) 宮崎県 ( 女性 ) 全国 ( 男性 ) 全国 ( 女性 ) 31 30.5 30 29.8 29.5 29 28 27 26 25 28.8 28.8 28.8 28.2 28.4 28.5 27.9 28.0 28.4 28.4 28.1 27.7 27.0 27.3 26.1 26.3 25.6 26.2 26.4 25.9 25.5 昭 60 平 2 7 12 17 22 資料 : 厚生労働省 人口動態統計 核家族や都市化の進行に伴う子育て家庭の孤立化 子どもを生み育てたい希望が簡単に叶わない状況があるなどの理由により 子育ての不安や負担感が高まっていること さらに 未婚化や晩婚化が進んでいることなどの要因のため 全国と同様に少子化の状況が続いている 4

2 日南市の取り組む事業 1 結婚 妊娠 出産 育児の切れ目ない支援を行うための仕組みの構築 将来に希望の持てる社会を目指し 県民総ぐるみで結婚から子育てまでの切れ目ない支援を行うため 結婚 子育て団体の関係者のネットワークを構築する次の事業を県と連携して取り組む 1 少子化対策フォーラム事業 ( 県事業 ) 2 結婚に向けた情報提供等 結婚を希望する者のために社会全体で応援する気運づくりや独身者の出会いのきっかけづくりを図るため 民間団体による出会いの機会づくりの場の創出する環境づくりを行う次の事業を県と連携して取り組む 2 結婚支援ポータルサイト等情報発信事業 ( 県事業 ) 3 妊娠 出産に関する情報提供 妊娠 出産に関する正しい知識を広く県民に情報提供するとともに 学生や企業の従業員へ啓発するため 次の事業を県と連携して取り組む 3 妊娠 出産啓発事業 ( 県事業 ) 4 結婚 妊娠 出産 育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備 子育て情報誌の中に 地域で実施している子育て支援等の情報を掲載し 市民に配付することにより 今後 結婚 妊娠 出産 育児を希望する者に情報の提供を行い 地域全体で子育てをするまちづくりの推進を図る 4 子育て支援情報広報事業 事業効果 母子手帳交付時や保育施設等に子育て情報誌や新制度のチラシを配付することで 妊娠中から子育てに関しての興味 関心を持ってもらい 併せて ホームページ等に情報誌を掲載することで いつでも だれでも情報が得られる環境づくりを行う 以上のことから 安心して子育てができるまちづくり を目指し 0 歳児から 5 歳児の人口が 10 年後 2,700 人を超えるまちにする 県との連携 本市においては 日南市ネットワーク協議会を 23 年に設立するとともに 県が実施する 未来みやざき子育て県民運動推進協議会 に加入し 少子化対策に取り組んでいるところである 今後とも 社会全体で子育てを応援する気運の醸成を進めるとともに 子育てを地域で支援する環境づくりを推進するため 県と連携して少子化対策に取り組むこととしている 5

1. 結婚 妊娠 出産 育児の切れ目のない支援を行うための仕組みの構築 1 事業名少子化対策フォーラム事業 2 趣旨 目的県民総ぐるみで結婚から子育てまでの切れ目ない支援を行うため 縁結び応援団 母子保健団体 N PO 団体 子育て支援センター 企業部会などの結婚 妊娠 出産及び子育ての関係団体のネットワーク化を図ることを目的に 関係者を集めた全体会や分科会を行う少子化対策フォーラムを開催することにより 将来に希望の持てる社会づくりを行う 3 先駆性縁結び応援団 母子保健団体 NPO 団体 子育て支援センター 企業部会など結婚 妊娠 出産及び子育ての関係団体が一堂に会して少子化対策フォーラムを全国に先駆けて開催する 分科会において 宮崎県における少子化対策の課題や連携方法について意見交換会を行い その協議結果を全体集会で代表者が報告するとともに 各ライフステージで活躍する関係団体間のネットワークを構築する また 県民総ぐるみで結婚から子育てまでの切れ目のない支援を行う内容の宮崎宣言をとりまとめて発表する 発表後は 毎年開催される未来みやざき子育て県民運動推進協議会において 各団体の少子化対策の取組状況や関係団体との連携方法について報告し 将来に希望の持てる社会づくりに取り組んでいく 4 事業内容 1 全体会少子化対策に詳しい著名人を招いて 県民総ぐるみで結婚から子育てまでの切れ目のない支援 をテーマに基調講演を開催し 宮崎県の少子化対策について考えてもらう 2 分科会各分科会で専門家等による講演会を開催する 各団体からの宮崎県における少子化対策の課題を抽出した上で 各団体の連携についての意見交換会を行い とりまとめる 第 1 分科会 縁結び応援団 ( 結婚支援団体 ) 第 2 分科会 母子保健団体 ( 妊娠 出産 ) 第 3 分科会 NPO 団体 第 4 分科会 子育て支援センター 第 5 分科会 企業部会 3 全体集会各分科会の代表者が報告するとともに 県民総ぐるみで結婚から子育てまでの切れ目ない支援を行うことについて 意見交換を行い 宮崎宣言を発表することにより 関係団体のネットワークを構築する 発表後は 毎年開催される未来みやざき子育て県民運動推進協議会において 各団体の少子化対策の取組状況や関係団体との連携方法について報告し 将来に希望の持てる社会づくりに取り組んでいく 5 実施時期平成 26 年度の早い時期 6 事業効果結婚 妊娠 出産及び子育ての関係団体のネットワーク化を図ることを目的に 関係者を集めた少子化対策フォーラムを開催することにより 将来に希望の持てる社会づくりの基盤づくりが可能となる 6

2. 結婚に向けた情報提供等 1 事業名結婚支援ポータルサイト等情報発信事業 2 趣旨 目的独身者が受け身ではなく 主体的に結婚へ向けての意識を高めてもらうための環境づくりを推進するため 結婚を希望する者の感覚や感情を理解し サポートの期待できる独身者を 結婚を希望する者のサポーター Bizcom ( 以下 Bizcom という ) として募り Bizcom 間の情報交換等を行うことにより 独身者の目線に立った結婚希望者への情報提供や相談体制の整備を行う 3 先駆性結婚支援団体の活動を支援する環境づくりを行うため スマートフォン対応の結婚支援ポータルサイトの新設等を行う 4 事業内容 Bizcom が行う次のような内容をホームページ及び SNS(facebook 等 ) を活用して発信する Bizcom についての情報及び Bizcom 参加者の募集 結婚に関するセミナーやスキルアップセミナーの開催案内 結婚希望者をサポートするための情報交換や意見交換 結婚希望者の悩みや相談の対応 5 実施時期平成 26 年度の早い段階 6 事業効果独身者が自ら結婚支援のサポーター Bizcom として活動することにより 独身者が結婚について主体的に考え 意識を高めることができる また サポーターとしても 企業に勤務する独身者が参加するため 安心感があり 独身者の目線に立った相談に応じることができる サポーターが勤務する企業側も 安心して参加させることができる また サポーターの情報交換等を通じて交流を深め サポーター同士の結婚につながる可能性も期待できる Bizcomとは Business Company( 仲間 ) の略 宮崎の若者が業種 (business) を超えて コミュニケーション (communication) を図り 仲間 (company) をつくり 新たな共同体 (community) のようなつながりを生み出すことを目的とするもの 7

3. 妊娠 出産に関する情報提供 1 事業名妊娠 出産啓発事業 2 趣旨 目的本県の妊娠 12 週以降の人工妊娠中絶 ( 人工死産 ) は 全国ワースト 1 が続いており 年代別人工死産率では 全ての年代で全国平均より高くなっている 人工死産に至った原因としては 様々な理由が考えられるが 多くは妊娠 出産に関する知識不足から 望まない妊娠に至っていると想像される また 現在 全国的に晩婚化が進んでおり 本県でも女性の初産年齢が全国同様高くなってきている 妊娠 出産が高齢になるほど 不妊 流産 死産のリスクは高くなる このことから 思春期や結婚前の若い世代を対象に 妊娠 出産に関する正しい知識を 様々な機会を用いて 幅広く啓発し どの妊娠 出産も望まれた 安心 安全な妊娠 出産となることを目的に事業を実施する 3 先駆性どの妊娠 出産も望まれた妊娠 出産となることをめざし 妊娠 出産に関する正しい情報や知識を記載したパンフレットを専門家の意見だけではなく 中学生や高校生の意見も踏まえて作成することは他県では実施されていない 先駆的な取組である 作成したパンフレットを用いて 学生や民間企業の若年者等を対象に 助産師等の専門家による出前講座を 商工会議所等を通じて大規模に実施することは 全国に先駆けた取組であり 今後の少子化対策にも繋がるものである この取組は 若年者にピンポイントで啓発することにより 大きな効果が期待できる また 本県は人工妊娠中絶率が全国平均より高く 特に妊娠 12 週以降の人工妊娠中絶 ( 人工死産 ) は 全国ワースト 1 が続いていることから 今回の事業実施は 他の都道府県が実施する場合と比べて意義があり より大きな効果が期待できる 4 事業内容思春期や結婚前の若い世代へ 妊娠 出産について正しい知識を伝えるために専門家や若い世代の意見を参考にしたパンフレットを作成し 学校や民間企業で実施する出前講座において活用する パンフレット作成 助産師による出前講座の実施 妊娠 出産に関する講演会の開催 5 実施時期平成 26 年度の早い段階 6 事業効果妊娠 出産に関する正しい知識を 様々な機会を用いて 幅広く啓発することにより 望まない妊娠出産を防ぎ 望まれた妊娠 出産に繋げることが出来る 8

4. 結婚 妊娠 出産 育児をしやすい地域づくりに向けた環境整備 1 事業名子育て情報誌作成事業 2 趣旨 目的日南市で結婚 妊娠 出産 子育てがしやすいまちづくりを推進するため 市民に対して情報提供を行い 安心して子育てができるまちづくり を目指す 3 先駆性本市においては 核家族化や地域コミュニティの希薄化に伴い 地域で孤立化し 子育てに対して不安を抱いている家庭が増えていることが想定されることから 妊娠 出産 子育てに関する正しい情報を提供し 安心して子どもを生み育てることの出来る環境づくりを推進していく必要がある そのため 卵子の老化 妊孕性 男性不妊等の妊娠 出産 不妊等についての正しい情報や 子育て支援の各種サービス 子ども 子育て支援新制度等を掲載した子育て情報誌を作成し 広く市民に周知を行う 子育て世帯だけでなく これから家庭を持つ世代にも 妊娠から出産 子育てに関しての支援内容を理解してもらい 出産 子育てに対する不安や悩みの軽減を図ることで 少子化対策に繋がるものと考える また 全国的に高齢出産の割合が増加する中 宮崎県においても 第 1 子を出産する平均年齢が平成 9 年の 27.1 歳から 平成 24 年には 29.1 歳となるなど 出産年齢が年々高くなっており 本市においても同様の傾向にある そのため 高齢での妊娠が 卵子の老化により妊娠の確率が低下し 不妊の原因となることや 高齢出産のリスクを含めた年齢と妊娠の関係性 ハイリスク妊娠など 高齢出産が妊娠から子育てに与える影響についての正しい情報を提供し 若い世代に対し 男性不妊等も含めた妊娠 出産 不妊となる原因についての正しい知識の啓発を行い 妊娠から子育てまでの切れ目のない支援を実施する なお 子育て情報誌を広く市民に周知するために 母子手帳の交付時期に子育て情報誌の内容を伝えるとともに 3 歳 6 か月健診などの各健診時に 500 部 市内各支援センター 5 か所に各 200 部 保育所 幼稚園 認定こども園 認可外保育施設 29 か所に 2,000 部 市役所こども課 市民課 ( 転入窓口 ) 各総合支所に 1,500 部設置し配布を行う 4 事業内容子育て情報誌の中に 卵子の老化 妊孕性 男性不妊等の妊娠 出産 不妊等についての正しい情報や 高齢出産のリスク等の情報を盛り込み 若い世代への正しい知識の啓発を行う また 妊娠の届け出や母子手帳の交付 妊婦の一般健診 新生児訪問 乳児から小学校に入学するまでの健診情報 保育所の入所 幼稚園や認定こども園等の入園方法 各保育所等で行われている特別保育の内容等を掲載する そのほか 各地域の子育て支援センター等で実施している子育て相談事業等の情報を掲載する 併せて 平成 27 年度から変革する 子ども 子育て支援新制度の内容を掲載し 市民に分かりやすく情報提供を行う なお 情報誌の内容については 市のホームページに掲載する 5 実施時期平成 26 年 12 月 ~ 平成 27 年 3 月 6 事業効果母子手帳交付時や保育施設等に子育て情報誌や新制度のチラシを配付することで 妊娠中から子育てに関しての興味 関心を持ってもらい 併せて ホームページ等に情報誌を掲載することで いつでも だれでも情報が得られる環境づくりを行う 以上のことから 安心して子育てができるまちづくり を目指し 0 歳児から5 歳児の人口が 10 年後 2,700 人を超えるまちにする 9