(2) 管内の保健医療福祉圏住民に身近で頻度の高い保健医療福祉サービスは市町村が提供することを基本としていますが専門的なサービスについてはマンパワーや施設などの社会資源を市町の区域を越えて広域的に有効活用する仕組みづくりを進めることが必要ですこのため体系的な地域単位として第一次から第三次

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ときさかど
5 years ago
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1 北海道医療計画 [ 改訂版 ] 北網地域推進方針第 1 基本的事項 1 作成の趣旨 (1) 平成 2 3 月に策定した北海道医療計画は平成 2 度から29 度までのおおむね1 間を計画期間としておりこの計画の中核をなす疾病や事業に係るそれぞれの医療連携体制の構築と推進については地域単位で保健所が市町村医療機関関係団体等とともに取組むこととなっていますこのため第二次医療圏の中心となる保健所はこの計画の策定に合わせ地域の実情に応じた医療連携体制を構築し円滑に推進するための指針として平成 2 9 月に北海道医療計画北網地域推進方針を作成したところです (2) このような中現行の方針は期間をおおむね5 間としていることから平成 24 度に行った北海道医療計画の改訂に合わせこの度北海道医療計画 [ 改訂版 ] 北網地域推進方針を作成することとしましたなおこの方針は第二次医療圏ごとに設置している保健医療福祉圏域連携推進会議において目標の達成状況や施策の進捗状況の評価などの検討を行っていただき国の医療計画作成指針により新たに加わった精神疾患を加えた5 疾病と 5 事業に在宅医療と歯科保健医療を加えた7 事業それぞれに係る医療連携体制を構築し円滑な推進を図ることとしています 2 推進方針の期間北海道医療計画 [ 改訂版 ] に合わせ平成 29 度までのおおむね 5 間とします 3 地域の概況 (1) 地域の特性ア北網地域は北海道の北東部にあるオホーツク総合振興局管内の南東に位置し周囲は遠紋上川中部十勝釧路根室の各圏域と境界を接しており総面積は5,542 平方 kmで愛媛県に匹敵する広さを有していますイ気象はオホーツク海沿岸地域は海洋性気象を示し比較的温和ですが冬季には流氷の到来により全海面が結氷することもあります一方北見内陸地域は一を通して寒暖の差が大きく間降水量は我が国で最も少ない地域のひとつとなっていますウ主要産業は農林漁業の一次産業及びその資源を活用した農林水産加工と国立公園等を中心とする観光産業ですエ交通機関は女満別空港が空路のオホーツク圏の玄関口となっており平成 24 度の間利用者は72.1 万人で就航率が高い状況にあります鉄路は JR 北海道の石北線が網走市北見市と札幌市旭川市方面を1 日 4 往復の特急列車で結んでおりまた網走市と札幌市の間は都市間高速バスで結ばれています - 1 -

2 (2) 管内の保健医療福祉圏住民に身近で頻度の高い保健医療福祉サービスは市町村が提供することを基本としていますが専門的なサービスについてはマンパワーや施設などの社会資源を市町の区域を越えて広域的に有効活用する仕組みづくりを進めることが必要ですこのため体系的な地域単位として第一次から第三次に至る保健医療福祉圏が設定され保健医療福祉ニーズにきめ細かく対応する体制づくりに取り組んでいますア第一次保健医療福祉圏日常生活に密着した身近で頻度の高い保健医療福祉サービスを提供する基本的な区域であり市町を単位とします ( ア ) 北見保健所管内 ( 北見市美幌町津別町訓子府町置戸町 ) ( イ ) 網走保健所管内 ( 網走市斜里町清里町小清水町大空町 ) イ第二次保健医療福祉圏第一次保健医療福祉圏のサービスの提供機能を広域的に支援するとともに比較的高度で専門性の高いサービスを提供し概ね保健医療福祉サービスの完結を目指す地域単位ですここでは北網地域保健医療福祉圏として北見網走保健所管内の地域が一つの圏域を構成していますまた圏域に合わせて高齢者保健福祉圏も設定され保健医療資源と福祉資源を広域的に有効活用したサービスが提供されるための枠組みとして構築されていますウ第三次保健医療福祉圏高度で専門的な保健医療福祉サービスが受けられる地域を単位としますここではオホーツク総合振興局管内 ( 網走北見紋別保健所管内 ) がオホーツク圏域として一つの圏域を構成していますエ北網地域保健医療福祉圏の現状 ( ア ) 北見地域は北見赤十字病院を地域センター病院として道立北見病院美幌町立国民健康保険病院 JA 北海道厚生連常呂厚生病院及び置戸赤十字病院などの自治体病院や公的病院のほか民間の医療機関がある地域となっています (19 病院 83 診療所 ( うち福祉施設内医務室 16) 71 歯科診療所 3 助産所 ) 病床数については2,427 床 ( 平成月 1 日現在の病院及び診療所の一般病床療養病床の合計 ) となっていますまたオホーツク第三次医療圏の地方センター病院は地域センター病院とともに北見赤十字病院が担っています ( イ ) 網走地域は JA 北海道厚生連網走厚生病院を地域センター病院として斜里町国民健康保険病院及び小清水赤十字病院などの自治体病院や公的病院のほか民間の医療機関がある地域となっています (8 病院 26 診療所 ( うち福祉施設内医務室 5) 29 歯科診療所 ) 病床数については 1,12 床 ( 平成月 1 日現在の病院及び診療所の一般病床及び療養病床の合計 ) となっています - 2 -

3 図 1 オホーツク三次保健医療福祉圏域概要図 (3) 人口の推移ア人口構造 ( ア ) 平成 25 3 月末日現在では北網圏域の人口は226,612 人世帯数は17,299 世帯で北海道の人口の約 4.2% を占めています表 1 北網圏域の人口構造平成 25 3 月 31 日現在人口区分計男女世帯数面積 ( km2 ) オホーツク圏 3, , , ,729 1,69.55 北網圏域 226,612 18, ,73 17,299 5, 北見市 123,227 58,615 64,612 6,548 1, 美幌町 21,87 1,156 1,931 9, 津別町 5,459 2,64 2,819 2, 訓子府町 5,46 2,612 2,848 2, 置戸町 3,263 1,528 1,735 1, 網走市 38,52 18,691 19,361 18, 斜里町 12,423 6,14 6,319 5, 清里町 4,455 2,179 2,276 1, 小清水町 5,266 2,58 2,758 2, 大空町 7,92 3,849 4,71 3, 人口世帯数は平成 25 3 月末日現在住民基本台帳ネットワークシステムによる面積は平成 24 1 月 1 日現在 ( 国土交通省国土地理院 ) による - 3 -

4 ( イ ) 人口推移は社会経済環境の都市化の影響を受けて漸減しています昭和 6 から平成 22 までの国勢調査での人口推移ではオホーツク総合振興局管内では 56,93 人減少しており北網圏域では 3,197 人減少しています図 2 国勢調査総人口の推移 ( 単位 : 人 ) 4 万オホーツク総合振興局北網圏域北見保健所網走保健所 5 昭和 6 平成 2 平成 7 平成 12 平成 17 平成 22 国勢調査 ( ウ ) 齢三区分別構成割合では少人口割合 (15 歳未満 ) 及び生産齢人口割合 (15 歳から64 歳 ) が全道的な傾向と同様に減少しています老人口割合 (65 歳以上 ) は全国的な傾向と同様に々増加しており北網圏域での国勢調査総人口に対する65 歳以上人口の割合は昭和 6 では9.8% でしたが平成 22 には26.2% となり高齢化が進行しています図 3 齢三区分構成割合の推移 1% 9% 8% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 昭和 6 平成 2 平成 7 平成 12 平成 17 平成歳以上人口 15~64 歳人口 15 歳未満人口国勢調査 ( エ ) 世帯数は平成 22 国勢調査では北網圏域の一般世帯数は11,19 世帯となっています国勢調査の推移を見ると人口は漸減していますが世帯数は昭和 6 の86,553 世帯から14,556 世帯増加しており一世帯あたりの人員は 3. 人から2.3 人と減少傾向になっています - 4 -

5 図 4 世帯数と世帯人員の推移 15 千 1 ( 世帯数 ) ( 人 ) 世帯数世帯人員 75 昭和 6 平成 2 平成 7 平成 12 平成 17 平成 22. 国勢調査イ人口動態 ( ア ) 出生率 ( 人口千対 ) は昭和 6 では12.2 平成 22 は7.6と減少し全国値の8.5を下回っていますが全道値の7.3を上回っています出産数は昭和 6 は3,28 人でしたが平成 22 には1,76 人となり少子化が進行しています図 5 出生数の推移 ( 単位 : 人 ) 出生数人口千対昭和 6 平成 2 平成 7 平成 12 平成 17 平成 22 人口動態統計確定数 ( イ ) 死亡数は全道的な傾向と同様に々増加傾向になっています昭和 6 は 1,635 人でしたが平成 22 では 2,337 人となっており人口千対でも昭和 6 の 6.2 から平成 22 の 1. と同様の傾向になっています - 5 -

6 図 6 死亡数の推移 ( 単位 : 人 ) 死亡数人口千対昭和 6 平成 2 平成 7 平成 12 平成 17 平成 22 人口動態統計確定数 ( ウ ) 平成 22 の死因別死亡順位については死亡総数 2,337 人のうち第 1 位は悪性新生物 746 人 (31.9%) 第 2 位が心疾患 343 人 (14.7%) 第 3 位が脳血管疾患 251 人 (1.7%) の順となっておりこの3 疾患で全死因の約 6 割を占めています男女別でみると第 1 位は悪性新生物 ( 男性 35.5% 女性 27.7%) 第 2 位は心疾患 ( 男性 14.% 女性 15.5%) 第 3 位は脳血管疾患 ( 男性 9.8% 女性 11.8%) となっており全道の統計結果と同様の傾向を示しています図 7 平成 22 主な死因の割合総数男女悪性新生物心疾患脳血管疾患肺炎不慮の事故自殺腎不全その他 % 2% 4% 6% 8% 1% 平成 22 人口動態統計確定数 - 6 -

7 (4) 住民の健康状況アイ北海道における住民の健康状況は次のとおりとなっています生活習慣の状況 ( ア ) 運動習慣の状況運動習慣のある人は成人男性では 39.1% 成人女性では 34.5% となっています ( イ ) 食生活の状況食生活に気をつけていると回答した人の割合は成人男性では 57.3% 成人女性では 7.1% となっています食塩摂取量については成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 1.1g となっています ( ウ ) 休養睡眠による休養があまりとれていないまったくとれていないと回答した人の割合は成人男性では 15.6% 成人女性では 19.7% となっています ( エ ) 飲酒の状況習慣的に多量飲酒する人 ( 週 3 回以上かつ 1 日に純アルコールで約 6g 以上酒類を飲む人 ) の割合は男性では 8.4% 女性では.9% となっていますお酒を飲む日の飲酒量が 2 合以上の割合については男性では 4.9% 女性では 18.9% となっています *2 ( オ ) 喫煙の状況毎日吸っているまたは時々吸う日がある人の割合は成人男性では 35.% で全国の 33.1% よりやや高く成人女性では 16.2% で全国の 1.4% より高い状況ですなお成人男性成人女性とも減少傾向になっています生活習慣病の有病者予備群の数等 ( ア ) 高血圧の状況高血圧 ( 服薬者除外 ) の割合は男性では 3 歳代から女性では 4 歳代から 1% を超えています ( イ ) 脂質異常の状況脂質異常症については疑われる者 *3 が成人男性では 26.9% 成人女性では 21.6% となっています女性では 5 歳代から増加し男女とも 6 歳代から 3% を超えています総コレステロールについては成人男性では 22mg/dl 以上の人が 25.9% 成人女性では 45.5% となっています ( ウ ) 糖尿病の状況糖尿病について有病者 *4 の割合は成人男性では 12.8% 成人女性では 6.3 % となっています予備群 *5 の割合は成人男性では 17.3% 女性では 16.% となっており男女とも 5 歳代から増加していますヘモグロビン A1c(NGSP 値 ( 国際標準値 )) は 6.% 以上の割合が成人男性では 17.1% 成人女性では 12.8% となっており男女とも 4 歳以上で増加しています - 7 -

8 ( エ ) 肥満とやせの状況肥満の状況については成人男性では 4.2% 成人女性では 29.5% となっていますやせの状況については 2~29 歳の女性ではやせの割合が 33.3% で平成 11 (15.4%) と比較すると増加傾向になっています運動習慣の状況食生活の状況休養飲酒の状況高血圧の状況脂質異常の状況糖尿病の状況肥満とやせの状況 : 健康づくり道民調査 ( 平成 23 ) による全国と調査方法が同じもののみを比較している *2 喫煙の状況 : 国民生活基礎調査 ( 平成 22 ) による *3 脂質異常症が疑われる者 :HDLコレステロールが4mg/dl 未満もしくはコレステロールを下げる薬または中性脂肪を下げる薬を服用している人のこと *4 糖尿病の有病者 :HbA1c(NGSP 値 ( 国際標準値 ))6.5% 以上であるかインスリン注射使用血糖を下げる薬を服用している人のこと *5 糖尿病の予備群 :HbA1c(NGSP 値 ( 国際標準値 ))5.9% 以上 6.5% 未満の人のことただしインスリン注射使用血糖を下げる薬の服用者を除外する - 8 -

9 (5) 患者の受療動向道ではほぼ 5 に 1 回国民健康保険のレセプトデータを分析しある市町村に居住する患者がどの区域の医療機関を受診しているか ( 流出率 ) 第二次医療圏内でまかなえる医療の割合はどのくらいか ( 自給率 ) などを把握するための調査を行っており直近では北海道大学が平成 22 4 月 ~12 月に受診した患者の電子レセプトデータによる分析を行いましたその結果の概要は次のとおりです北網圏域での調査結果を見ると入院自給率外来通院自給率ともに全道平均を上回る自給率を示していますが地域の医療機関における医師不足等が深刻になっていることから今後の推移に注目する必要があります平成 22 の調査では流出先圏域として札幌釧路上川中部地域への受診が見られます表 2 入院患者の受療動向患者圏域内居住圏自給率流出先圏域の構成比南渡島 98.3% 札幌 1.6% 北渡島檜山.24% 西胆振.24% その他.18% 南檜山 63.9% 南渡島 31.12% 札幌 3.2% 北渡島檜山 1.28% その他.54% 北渡島檜山 68.2% 南渡島 19.33% 札幌 6.93% 西胆振 3.7% その他 1.85% 札幌 98.7% 南空知.46% 後志.3% 西胆振.11% その他.45% 後志 7.3% 札幌 26.92% 西胆振 1.77% 北渡島檜山.54% その他.53% 南空知 73.8% 札幌 23.17% 中空知 1.78% 東胆振.46% その他.7% 中空知 86.7% 札幌 7.9% 南空知 2.3% 上川中部 1.5% その他 1.92% 北空知 78.7% 上川中部 1.94% 中空知 6.14% 札幌 3.54% その他.8% 西胆振 94.1% 札幌 4.17% 東胆振 1.15% 後志.23% その他.35% 東胆振 84.2% 札幌 1.1% 西胆振 4.89% 日高.28% その他.48% 日高 66.2% 札幌 17.37% 東胆振 13.59% 十勝 1.64% その他 1.17% 上川中部 97.1% 札幌 1.33% 北空知.65% 中空知.45% その他.6% 上川北部 82.% 上川中部 12.38% 札幌 3.65% 北空知.85% その他 1.1% 富良野 79.1% 上川中部 14.16% 札幌 3.26% 中空知 2.43% その他 1.2% 留萌 71.5% 札幌 12.79% 上川中部 7.16% 北空知 5.41% その他 3.13% 宗谷 67.8% 札幌 13.69% 上川中部 8.16% 上川北部 5.49% その他 4.85% 北網 94.9% 札幌 2.65% 釧路.79% 上川中部.78% その他.88% 遠紋 82.3% 北網 5.97% 札幌 4.74% 上川中部 4.69% その他 2.28% 十勝 97.% 札幌 1.74% 北網.69% 釧路.21% その他.4% 釧路 96.8% 札幌 1.86% 十勝.42% 根室.38% その他.5% 根室 69.% 釧路 27.2% 札幌 2.94% 十勝.43% その他.5% 合計 91.2% 表 3 外来患者の受療動向患者圏域内居住圏自給率流出先圏域の構成比南渡島 99.6% 札幌.28% 北渡島檜山.4% 南檜山.3% その他.8% 南檜山 68.3% 南渡島 3.34% 札幌 1.8% 北渡島檜山.6% その他.18% 北渡島檜山 75.7% 南渡島 16.88% 札幌 2.93% 西胆振 2.91% その他 1.59% 札幌 99.4% 南空知.24% 後志.11% 東胆振.6% その他.21% 後志 91.3% 札幌 7.96% 西胆振.39% 北渡島檜山.14% その他.19% 南空知 88.7% 札幌 1.29% 中空知.46% 東胆振.32% その他.21% 中空知 93.% 札幌 3.22% 上川中部 1.3% 南空知 1.24% その他 1.29% 北空知 86.1% 上川中部 8.63% 中空知 3.9% 札幌 1.84% その他.37% 西胆振 97.5% 札幌 1.56% 東胆振.67% 後志.9% その他.12% 東胆振 94.4% 札幌 3.86% 西胆振 1.47% 日高.11% その他.1% 日高 83.2% 東胆振 9.17% 札幌 6.17% 十勝.93% その他.48% 上川中部 99.3% 札幌.39% 北空知.12% 富良野.4% その他.18% 上川北部 89.6% 上川中部 8.84% 札幌 1.26% 南空知.5% その他.2% 富良野 88.4% 上川中部 9.87% 札幌 1.12% 十勝.25% その他.3% 留萌 87.3% 札幌 5.37% 上川中部 4.44% 北空知 1.41% その他 1.5% 宗谷 83.4% 札幌 5.35% 上川北部 4.58% 上川中部 3.18% その他 3.45% 北網 98.8% 札幌.74% 上川中部.18% 釧路.13% その他.2% 遠紋 89.1% 北網 4.52% 上川中部 2.3% 札幌 2.6% その他 2.1% 十勝 98.9% 札幌.48% 北網.37% 釧路.7% その他.11% 釧路 99.% 札幌.47% 根室.27% 北網.12% その他.1% 根室 87.5% 釧路 11.3% 札幌 1.9% 十勝.1% その他.3% 合計 96.3% 圏域内自給率及び流出先圏域の構成比は道内受診件数に対する割合である - 9 -

10 (6) 医療施設ア病院の現況 ( 平成 22 1 月 1 日現在 ) ( ア ) 病院数は北見保健所管内 19か所網走保健所管内 8か所合計 27か所となっており人口 1 万対病院数は12.3か所となっています ( イ ) 病床数は北海道の状況と同様に々減少しており北見保健所管内 2,537 床網走保健所管内 1,212 床合計 3,749 床となっています表 4 病院数と病床数 ( 平成 22 1 月 1 日現在 ) 区分病院数許可病床数一般療養精神結核感染計北見保健所管内 19 1, ,537 網走保健所管内 ,212 北網圏域計 27 2, ,749 オホーツク地域保健情報報イ診療所等の現況 ( 平成 22 1 月 1 日現在 ) ( ア ) 一般診療所数は北見保健所管内 83か所網走保健所管内 26か所合計 19 か所となっておりこのうち有床診療所は 25か所 (22.9%) 無床診療所は 84か所 (77.1%) となっています ( イ ) 歯科診療所数は北見保健所管内 73か所網走保健所管内 29か所合計 12 か所でありすべて無床診療所です ( ウ ) 助産所数は北見保健所管内 3か所網走保健所管内か所合計 3か所となっておりそのうち入所施設のある助産所は 1 施設 ( 入所定員数 2) となっています表 5 一般診療所数歯科診療所数と助産所数 ( 平成 22 1 月 1 日現在 ) 一般診療所区分有床診療所無床歯科助産所病床数診療所診療所 ( 入所 ) 北見保健所管内 (1) 網走保健所管内北網圏域計 (1) オホーツク地域保健情報報北見保健所調網走保健所調ウ薬局の現況 ( ア ) 調剤を実施する薬局は改正医療法により医療を提供する施設として位置付けられました ( イ ) 薬局数は平成 23 3 月 31 日現在北見保健所管内 68か所網走保健所管内 25か所合計 93か所となっています医薬分業の推進に伴い全道的な傾向と同様に増加傾向になっています - 1 -

11 表 6 薬局数 ( 平成 23 3 月 31 日現在 ) 区分薬局数北見保健所管内 68 網走保健所管内 25 北網圏域計 93 オホーツク地域保健情報報 (7) 保健医療従事者数ア医師歯科医師薬剤師の状況薬剤師は増加傾向ですが医師歯科医師は横ばい傾向になっています平成 22 末現在では医師 356 人歯科医師 125 人薬剤師 31 人となっています図 1 医師歯科医師薬剤師の状況 ( 単位 : 人 ) 平成 8 平成 1 平成 12 平成 14 平成 16 平成 18 平成 2 平成 22 医師歯科医師薬剤師医師歯科医師薬剤師調査イ看護師及び准看護師の状況看護師は増加傾向にあり平成 8 と比較して平成 22 は2 倍以上増加し准看護師より多くなっていますまた准看護師はやや減少傾向になっています図 11 看護師准看護師の状況 ( 単位 : 人 ) 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 平成 8 平成 1 平成 12 平成 14 平成 16 平成 18 平成 2 平成 22 看護師 ,92 1,175 1,322 1,431 1,532 1,675 准看護師 1,354 1,427 1,443 1,388 1,34 1,374 1,355 1,272 看護師等従事者届

12 ウ保健師及び助産師の状況保健師及び助産師ともに横ばい傾向になっています平成 22 末現在では保健師 144 人助産師 67 人となっています図 12 保健師助産師の状況 ( 単位 : 人 ) 平成 8 平成 1 平成 12 平成 14 平成 16 平成 18 平成 2 平成 22 保健師助産師看護師等従事者届エ主な病院従事者の状況平成 18 度と比較すると栄養士については横ばい傾向ですが管理栄養士理学療法士及び作業療法士については増加傾向になっています図 13 主な病院従事者の状況 ( 単位 : 人 ) 平成 8 平成 1 平成 12 平成 14 平成 16 平成 18 平成 2 平成 22 栄養士管理栄養士理学療法士作業療法士オホーツク地域保健情報報理学療法士作業療法士は平成 14 以降は常勤換算後の人員理学療法士作業療法士は平成 15 から診療所 ( 助産所 ) 運営状況報告が廃止されたため病院のみの従事者数です

II 章. 都道府県別二次医療圏別データ 1. 北海道宗谷後志札幌留萌南空知上川北部北空知上川中部中空知富良野十勝遠紋北網釧路北渡島檜山西胆振東胆振日高南檜山南渡島 32

II 章. 都道府県別二次医療圏別データ 1. 北海道宗谷後志札幌留萌南空知上川北部北空知上川中部中空知富良野十勝遠紋北網釧路北渡島檜山西胆振東胆振日高南檜山南渡島 32 II 章. 都道府県別二次医療圏別データ宗谷後志札幌留萌南空知上川北部北空知上川中部中空知富良野十勝遠紋北網釧路北渡島檜山西胆振東胆振日高南檜山南渡島 32 A. 医療提供体制の現状北海道の特徴は (1) 全道的に潤沢な病床と看護師拠点となる地域に集中した医師 (2) 面積が広いため医療機関が広い範囲をカバーしていること (3) 札幌以外に旭川函館室蘭