基礎・法規

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1 低周波のエミッタ接地電流増幅率 β 高周波 f Hz の β β 遮断周波数 f β Hz β 6 f T 6 MHz の時の MHz の β は? β β β f f T 答え 8 コンプリメンタリ EPP 回路 4 で消費する電力を W にする電圧 は? 答え 4 の P 最大電力 m Tr のコレクタ電流 W 自己バイアス回路 電流増幅率 h fe BE.6 m にする為の は? 答え 68 kω h fe E B - B BE 回路の名前は 固定バイアス回路 i h ie b o h fe b 電圧増幅度 o i h h fe ie

2 この回路は コレクタ接地 ( エミッタホロワ ) 回路 i と o の位相は 同位相 電圧増幅度は 入力インピーダンス 出力インピーダンス i i h fe fe h ie h エミッタ接地 ベース接地 コレクタ接地 電圧利得 大 中 以下 電流利得 大 以下 大 電力利得 大 中 小 入力 Ω 数百 ~ 数千 Ω 数十 ~ 数百 Ω 数十 kω 以上 出力 Ω 数十 ~ 数百 Ω 数百 kω 数十 ~ 数百 Ω 入出力の位相 逆相 同相 同相 周波数特性 悪い 良い 良い 級トランジスタの最大電力 最大電力 ab から見た交流負荷抵抗 交流負荷線の傾き 点 は 点 Bは EP P om P N N W N N - ダーリントン接続 電流増幅率 fe i 入力インピーダンス i h h fe ie fe h h h h h fe ie fe h h fe ie h fe h ie y 定数の記号 y ie y re y fe y oe アドミタンス入力帰還伝達出力 h 定数 /h ie -h re /h ie h fe /h ie h oe -h re h fe /h ie

3 低周波のエミッタ接地電流増幅率 h fe 4 トランジション周波数 f T MHz エミッタ接地電流増幅率 h fe の遮断周波数 f c は? 答え.5 MHz f ft MHz h fe i と o の位相差は π rad o と f の位相で進んでいるのは f 増幅度 o / i は 9 発信周波数 f は f/(π 6) 一般に使われるのは 低周波の正弦波交流発振器

4 オペアンプの負帰還回路非反転 ( 正相 ) 増幅回路 負帰還をかけた時の電圧増幅度を F 負帰還をかけない時の電圧増幅度を 帰還率を β 帰還率 o β 電圧増幅度 i F ν と ν の位相差は νf ν o i νo ν β OP の入力端子には電流が流れない.5 OP の入力端子間の電圧は零だから 答え - だから大きさは 出力電圧 O は m kω O m kω.5 発信周波数 f o 電圧帰還率 β Hz π 図 図 の伝達関数 ( o / i ) が等しい時のインダクタンス は? 答え 4 mh

5 測定値 - 真値百分率誤差 真値 誤差値 測定値 - 真値 誤差値は になる事 回路全体の皮相電力 力率は? 答え 7 / 電流の合成ベクトルは 合成 図 図 の の消費電力の百分率誤差は? 答え図 は r / % 図 は /r % は 6 Hz W が OFF のときの 力率は? W が ON のときの 力率は? 答え.6 力率 OFF の力率 X 有効電力皮相電力 X W が OFF のとき 力率.8 W が ON のとき 力率 だった は? 答え.5 H ω ν - cos H θ

6 W が OFF のとき 力率.6 W が ON のとき 力率.8 だった ω.5 rad/s は? 答え μf i W が OFF のとき 力率.6 W が ON のとき 力率.8 だった i.56 は? 答え 6.5

7 ν /ν が周波数に関係なく一定であるとき x は? X 直列インピーダンス 並列インピーダンス X ω ω πf πf ω f X π ω ω ω ω ω 静電容量. μf の静電エネルギーと の電磁エネルギーが等しいとき は? 答え 9 mh コンデンサ コイル W W J J 回路 回路 i i e -t/() H -t/ ( - e ) H

8 電流計.6 電流計 電流計 電源 ω rad/s は? 合成インピーダンス X X ω H X 答え 6 mh 熱電形電流計の指示値は? 答え 5/ 電圧の実効値の基本波 E M 5 5 E M 電流実効値は? 答え 5 D f 796 Hz は? Δf は? f の時に で消費する電力は? 答え Δf98 Hz 5 W ω f Δ f の両端の電圧は 電流 はf の時 より位相が 進む 電流 はf の時 より位相が 遅れる

9 4 4 O O O コンデンサの直列接続 各コンデンサの電荷は等しい F コンデンサの並列接続 各コンデンサの電圧は等しい F の電圧が等しい答え W 最大電力になる負荷インピーダンスと消費電力は? 答え 9-j9 5/9 W 有効電力消費電力は共役であるととするとンスをそれ以外のインピーダ負荷インピーダンスを G G G O は? 答え 4 pf f が khz の時 が 48 pf で共振 f が khz の時 が 4 pf で共振 O は? 答え 8 pf

10 の並列 の直列 合成 ω jω jω j ω ω ω と が同相の場合 ω jω, ( / ) ω ( ω ) 共振周波数 f せん鋭度 半値幅 B は? 答え f5/π khz 4 B5/8π khz f B π ω f Hz Hz と の位相差が π/ のとき ω は? 答え ω rad / s 答え 6.4 負荷の最大消費電力は? ノートンの定理 答え.6W

11 鳳 -テブナン f/π MHz ab から負荷側をみたら純抵抗だった ω pf は? 答え pf 取り出せる最大電力は? 答え 可動コイル形の計器で だった の消費電力は? 可動コイル 平均値表示 答え π /8 W 実効値 平均値 最大値 π 最大値 正弦波の場合 π 波形率. 波高率.4 三角波の場合 波形率 波高率 波形率 波高率 実効値平均値最大値実効値

12 Ω Ω ab ab P ab P P P ab P が同相になるときと が同相になるときと をの並列と をの直接と ω

13 相互インダクタンス M6 mh 図 自己インダクタンス mh 図 合成インダクタンス P は? 答え mh 図 図 和動接続 差動接続 P P ( M)( M) ( M) ( M) ( - M)( - M) ( - M) ( - M) H H と の結合係数 k 相互インタ クタンスM bdを接続した時のacの合成インタ クタンス k ( H M ) ( M )

14 点電荷の電位 ) ( / 空気中ではは比誘電率 は真空中の誘電率 m F r r ε ε ε ε ε πε ( ) ( ) T T T T T Ω Ω α 温度係数 α は になる導体の抵抗の の で で X X X X X X ω ω B X B X ω δ tan

15 量名称単位記号他の単位表示基本単位 磁束密度 テスラ T Wb/m kg s - - 力 ニュートン N J/m m kg s - 仕事 熱量 ジュール J N m m kg s - 仕事率 ( 電力 ) ワット W J/s m kg s - 磁束 ウェーバー Wb s m kg s - - 電圧 電位 ボルト W/ m kg s - - インダクタンス ヘンリー H Wb/ m kg s - - コンダクタンス ジーメンス / m - kg - s 静電容量 ファラド F / m - kg - s 4 X によってOに生ずる電界は / m 4 α n チャネル p チャネル デプレッション エンハンスメント デプレッション エンハンスメント ι5 mm 鉄心の透磁率 μμ H/m の電流 Bの電流 B は? 答え φ H w B r μ μ ι N φ H B µ H Wb N / m ι HB J / m

16 7 F N / m r dφ 起電力 e dt Φ B cosωt Wb e NBω sin ωt ω eの最大値はnb ωであり周波数は Hz である π υιb Dのcdが入ってabが入るまでの起電力 e t Dが磁界中の起電力 Dが右側に抜けかかっている時のi の方向 近づく時には左回りの渦電流が遠ざかる時には右回りの渦電流ができるからア µ σe 5. 6 m ι

17 / / H H B H B m r O B m r O が直行しているのでと が受ける磁界による が受ける磁界による π 最大値 Hz f a NBb m π ω ω 静電容量 F r ε

18 間の合計充電時間は 充電終了 充電開始 t t ω π ω π 基本波 倍波基本波 倍波基本波 基本波基本波 - 倍波基本波 - 倍波 ( ) cos P φ

19 ホトダイオード光起電力効果逆方向電圧 光の増加で抵抗が低くなる ( 逆方向電流が増加 ) - の極性がある抵抗の反応が早い ds セル光導電効果光の増加で抵抗が低くなる ( 電導率が増加 電流が増加 ) 抵抗の反応が遅い バラクタダイオード 可変する静電容量 電子同調 周波数逓倍 T の電子チューナーツェナーダイオード 定電圧マグネットダイオード 感磁性トンネルダイオード マイクロ波発振用ガンダイオード マイクロ波発振用 ガリウム ヒ素アバランシダイオード マイクロ波発振用インパッドダイオード マイクロ波発振用 PN 接合のなだれ現象 バリスタ 電圧で可変する電気抵抗 マグネトロン 振幅変調や周波数変調が困難進行波管 らせん遅延回路 広帯域ホール素子 磁界で起電力が可変

20 走査方式 本おきが 5 本 順次が 75 本 書類の提出 ヶ月前 検査拒否は 6 ヶ月以下または 万円以下の罰金 免許の有効期間 5 年試験局 実験局 年 主任無線従事者に選任の日から6 ヶ月以内に講習が必要 免許人は の講習から 年以内に講習が必要 周波数割当計画はおおむね 年ごとに行う 旧割当区分は 年 特定新規開設局は5 年 第 9 章を犯し 執行を終わってから 年を経過してない者 第 79 条で従事を停止され 処分が終わって ヶ月を経過していない者 主任無線従事者に選任される日以前 5 年間において ~ 電波発射を停止 年以下の懲役か 万円以下の罰金 生体組織 グラムが 6 分間に グラムを除去 さらに 6 分で除して 毎キログラム当たり ワット以下 無線局全体の受益 電波利用共益費用 一主搬送波の変調の型式記号 () 無変調 N(Nashi) () 振幅変調 ( 一 ) 両側波帯 (M) ( 二 ) 全搬送波による単側波帯 H(Half) ( 三 ) 低減搬送波による単側波帯 (educe) ( 五 ) 独立側波帯 B(Busuは独立 ) ( 六 ) 残留側波帯 ( 残されて寂 ) () 角度変調 ( 一 ) 周波数変調 F(Frequency) ( 二 ) 位相変調 G(GD) (4) 同時に 又は一定の順序で振幅変調及び角度変調を行うもの D(Double) (5) パルス変調 ( 一 ) 無変調パルス列 P (Pulse) ( 二 ) 変調パルス列イ幅変調又は時間変調 ( 幅だから) (6) () から (5) までに該当しないものであつて 同時に 又は一定の順序で振幅変調 角度変調又はパルス変調のうちの二以上を組み合わせて行うもの W( ダブリュー ) 二信号の性質 変調信号でないもの デジタル単一しない デジタル単一する アナログ信号である単一チャンネル 7 デジタル信号である 以上のチャンネル 8 アナログ信号である 以上のチャンネル 9 デジタル信号のまたは 以上とアナログ信号のまたは 以上を複合 X その他 三伝送情報の型式記号 () 無情報 N(Nashi) () フアクシミリ ( ファクミリ ) (4) データ伝送 遠隔測定又は遠隔指令 D(Data) (5) 電話 ( 音響の放送を含む ) E( 電話といえばエコー ) (6) テレビジヨン ( 映像に限る ) F( テレF ィジョン ) (7) () から (6) までの型式の組合せのもの W( ダブリュー )

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