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1 GR&R 試験法バリデーション 試験あるいは評価方法の設定

2 測定装置 GR&R ( Gage Repeatability and Reproducibility) 繰返し性と 再現性 MSA ( Measurement System Analysis ) 引用 : MSA スタディーガイド ( 第 4 版 ) 全米自動車産業協会 (AIAG) 発行 ISO/TS16949 に基づく 自動車産業に特化した品質マネジメントシステム 5 つのコアのうちの 1 つが MSA

3 決定コメント 誤差 10% 未満一般的に受け入れられる 誤差 10% 以上 30% 以下 誤差 30% 超 基準 ある適用に対して受け入れられる 推奨 部品の仕分け きつい工程管理 測定装置のコストなどに基づく 顧客に承認されるべき 受け入れられない改善努力必要

4 測定システムの変動実際の工程変動測定された工程変動ここで actual obs actual obs actual obs Cp Cp Cp 6 許容差範囲 Cp 再現性 繰返し性 バラツキの平方は加算性あり

5 工程能力指数 Cp= とは? 管理下限値 管理上限値 1 Cp 6 1σ(±6σ)

6 のイメージ : ( 観測される ) 工程の変動を100% とした際の測定のバラツキを % 表示 高度な測定システム 10% Cp Cp actual Cp obs 1.96 Cp obs 1 Cp actual 1 1 Cp より 工程の量産用ゲージ 30% Cp obs Cp obs 1 Cp actual 1 Cp Cp 不適切なゲージ 60% Cp Cp obs 1.8 実際の工程変動 測定された工程変動

7 60% の時 工程能力指数 Cp=1.8 管理下限値 1 Cp 6 管理上限値 測定精度が悪いとあたかも工程が悪くなったように見える Cp σ(±6σ) 7.68σ( ±3.84σ)

8 繰返し性 : 連続試行時の変動 基準値 EV 装置変動 繰返し性 R d 再現性 : システム間又は測定条件間の変動 AV 測定者変動 再現性 測定者 A B C : 繰返し性及び再現性を合成した変動の推定値 再現性繰返し性

9 偏り : = 正確さ 偏り 測定システムの平均値 基準値 能力 偏り 再現性繰返し性 システムでの定義能力 : 短時間に採取された読取り値の変動性能 : 長時間にわたり採取された読取り値の変動

10 測定値 測定者 3 名が部品 1~10 について各々 3 回ずつ測定した結果 測定者 A 測定者 B 測定者 C 1 回目 回目 3 回目 1 回目 回目 3 回目 1 回目 回目 3 回目 部品 部品 部品 部品 部品 部品 部品 部品 部品 部品 繰返し性と再現性をどのように評価するか? 測定者 A 測定者 B 測定者 C

11 TV: 全変動 EV : 繰返し性 ( 装置変動 ) AV : 再現性 ( 測定者変動 ) PV : 部品変動 : 繰返し性 再現性 TV EV AV PV EV EV AV AV 変動の平方和加法性が成り立つ TV PV

12 の調査手法 範囲法 平均値ー範囲法決められたフォームあり ANOVA( 分散分析 ) 法測定者ー部品間の交互作用特定可

13 平均値ー範囲法

14 R 部品 1 部品 部品 3 部品 4 部品 5 部品 6 部品 7 部品 8 部品 9 部品 10 測定値 EV: 繰返し性 ( 装置変動 ) EV=R K 1 = = 範囲 R(Max-Min) 試行 K Ra(Av) 測定者 A 測定者 B 測定者 C R a R R b Rb(Av) Rc(Av) Rall(A v) R c Ra Rb Rc R 測定者 A 測定者 B 測定者 C

15 平均値 AV: 再現性 ( 測定者変動 ) AV ( X DIFF K ) ( EV ) nr ここで n は部品数 r は試行回数 ( ) ( /(10 3)) =0.963 Xa 平均値 Xa(Av ) Xb(Av ) Xc(Av ) Xb Xc X D I FF X DIFF =MaxX-MinX 測定者 A 測定者 B 測定者 C 試行 K

16 平均値 測定値 PV: 部品変動 PV R p K = 測定者 A 測定者 B 測定者 C 部品の平均値 R p = 部品 K

17 : 繰返し性 再現性 EV AV TV: 全変動 ( = ) TV PV ( ) =

18 TV: 全変動 EV : 繰返し性 ( 装置変動 ) AV : 再現性 ( 測定者変動 ) PV : 部品変動 : 繰返し性 再現性 TV EV AV PV TV 変動 EV AV 1 TV EV AV PV EV AV PV 全変動に対する % を算出すると %TV EV % AV % % PV % TV

19 決定コメント 誤差 10% 未満一般的に受け入れられる 誤差 10% 以上 30% 以下 誤差 30% 超 基準 ある適用に対して受け入れられる 推奨 部品の仕分け きつい工程管理 測定装置のコストなどに基づく 顧客に承認されるべき 受け入れられない改善努力必要

20 知覚区分数 NDC(the Number of Distinct Categories) PV ndc ( / ) 切り捨てて整数とし 5 以上であるべき

21 平均値ー範囲法 の EXCEL フォーマットの説明 例部品 1~10 について測定者 A B 及び C の 3 名が各々 3 回繰返し寸法を測定 ゲージ R&R データ収集シート 測定者 / 試行番号 部品 平均値 A 平均値 X a 範囲 範囲 =Max-Min R a 1~10 の平均 平均の平均 範囲の平均

22 ゲージ R&R データ収集シート 測定者 / 試行番号 部品 平均値 A 平均値 X a 範囲 B 平均値 X b 範囲 R C 平均値 範囲 R 0.38 部品平均値 Max X Min X X DIFF R X a b c c X R p ( ( R ( R c 0.38 / 測定者数 R a b R D.58 UCL R R

23 ゲージ繰返し性 再現性報告書 部品番号 部品名 : ゲージ名 : 日付 : 特性 : ゲージ番号 : 実施者 : 仕様 : ゲージタイプ : データシートから : 繰返し性 - 装置変動 (EV ) 再現性 - 測定者変動 (AV ) 試行 K 1 %EV =100[EV /TV ] = = 100[ / ] = = 17.61% %AV =100[AV /TV ] = ( / 10 3 )) 測定者 K = 100[ / ] = = 0.04% 部品数 n= 試行回数 r= 3 数値代入測定者 k= 3 繰返し性 再現性 () 部品 K 3 %=100[/TV ] = = 100[ / ] = = 6.68% 部品変動 (PV) PV= R P K %PV=100[PV/TV ] = = 100[ / ] = = 96.38% 全変動 (TV) EV AV TV R R K 1 ( EV ) ( X DIFF K ) nr EV AV PV X 測定ユニット解析 DIFF ndc=1.41[pv/] = = 1.41[ / ] = = R p データ収集シートより数値転記 % 全変動 (TV)

24 ANOVA( 分散分析 ) 法測定者ー部品間の交互作用特定可 ANOVA: Analysis of Variance

25 データ 部品 1 部品 部品 3 部品 4 部品 5 部品 6 部品 7 部品 8 部品 9 部品 10 測定者 A 測定者 B 測定者 C 分散分析表 変動要因 変動 自由度 分散 観測された分散比 P- 値 F 境界値 測定者 E 部品 E-4.04 測定者 部品交互作用 装置繰り返し誤差 合計 通常 分散分析からわかることは以下の定性的な評価 分散比 F 値境界 P- 値 34.44>3.15 測定者には差がある 0.05より小さい 13.5>.04 部品には差がある 0.05より小さい 0.434<1.78 交互作用はない 0.05より大きい

26 分散分析表の結果より を算出する SS MS 変動要因変動自由度分散観測された分散比 P- 値 F 境界値 測定者 E 部品 E-4.04 測定者 部品交互作用 SS AP 装置繰り返し誤差 SS e 合計 プール プール EV 装置 ( 繰返し性 ) AV 測定者 ( 再現性 ) 計算式計算結果 % 全変動 % 寄与率 ( EV ) ( AV ) PV 部品 TV 全変動 SS AP SS e SSプール nkr n k MS プール MS A MS nr MS P MS kr プール プール ( ) ( PV MS A MS P ) 交互作用なしとしてプーリングする

27 平均値ー範囲法 と 分散分析法 の評価結果はほぼ同等 EV 装置 ( 繰返し性 ) AV 測定者 ( 再現性 ) 平均値ー範囲法 分散分析法 計算結果 % 全変動計算結果 % 全変動 繰返し性 + 再現性 PV 部品 TV 全変動

28 ゲージ性能曲線 (GPC) 測定システムの誤差が 繰返し性 再現性及び偏りで構成される場合誤差量を見積もることにより 部品のある代表値毎に合格確率が算出可能各代表値に対する合格確率をプロットしたものを GPC という

29 例トルクの代表値が 及び09 Nmの部品の合格確率を求める上方仕様限界 (UCL): 1.0 Nm 下方仕様限界 (LCL): 0.6 Nm 偏りb : 0.05 Nm : 0.05 Nm σ 仕様限界 (USL or LSL) 偏り b σ 統計量 基準化して統計量を算出する USL ( X T b) LSL ( X T b) or 合格確率を求めたい代表値 X T 統計量 標準正規分布曲線から確率算出 確率 P a ( 統計量 USL) ( 統計量 LSL )

30 合格確率 ゲージ性能曲線 ( 偏り =0.05 範囲 =0.30) 範囲 測定値 [Nm] 範囲 : 右表の統計量 -3~3 の X T 範囲 偏り b: 右表の Pa=0.5 に対応する XT より b=lsl -X T または USL ー X T 範囲 X T 統計量 USL 統計量 LSL Φ USL Φ LSL Pa E

31 Minitab

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34 参考資料

35 繰返し性 : 連続試行時の変動 基準値 EV 繰返し性 r n i1 ( X i X n 1 ) TV TV USL LSL 6P ( またはC p p ) フ ロセス USL LSL 仕様許容差 ( 公差 ) 6 EV %EV 100 TV

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと .5 Gage R&R による解析.5.1 Gage R&Rとは Gage R&R(Gage Repeatability and Reproducibility ) とは 測定システム分析 (MSA: Measurement System Analysis) ともいわれ 測定プロセスを管理または審査するための手法である MSAでは ばらつきの大きさを 変動 という尺度で表し 測定システムのどこに原因があるのか

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