Ver.2.3 再発 難治非ホジキンリンパ腫を対象としたゲムシタビン カルボプラチン デキサメタゾン ± リツキシマブ療法 (GCD±R 療法 ) の第 Ⅱ 相臨床試験 1

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1 再発 難治非ホジキンリンパ腫を対象としたゲムシタビン カルボプラチン デキサメタゾン ± リツキシマブ療法 (GCD±R 療法 ) の第 Ⅱ 相臨床試験 1

2 1. シェーマ再発 難治非ホジキンリンパ腫を対象としたゲムシタビン (G) カルボプラチン (C) デキサメタゾン (D) ± リツキシマブ (R) 併用療法 (GCD±R 療法 ) の有効性と安全性を検討する 非ホジキンリンパ腫初回再発例 年齢 :18 歳以上 ECOG PS:0-2 エントリー ( 症例登録 ) 事務局 GCD±R 療法 ゲムシタビン (G) 1000mg/m2 Day 1, 8 カルボプラチン (C) AUC 5 Day 1 デキサメタゾン (D) 40mg Day 1 4 CD20 陽性の場合リツキシマブ (R) 375mg/m2 Day8 21 日ごと最大 6 コース 最良効果 OS PFS 安全性 末梢血幹細胞採取成功率 ( 移植例のみ ) の評価 予定登録例数 :20 例登録期間 :2 年間追跡期間 : 最終症例の登録から 2 年間 2

3 1. 目的 1-1. 試験目的再発 難治非ホジキンリンパ腫の患者に対してゲムシタビン (G) カルボプラチン (C) デキサメタゾン (D) ± リツキシマブ (R) 療法 (GCD±R 療法 ; ゲムシタビン 1000 mg/m2 を Day1,8 にカルボプラチン AUC5 を Day1 に静脈内投与 デキサメタゾン 40mg を Day1-4 に経口もしくは経静脈投与 ) また CD20 陽性の場合リツキシマブ 375 目 mg/m2 を Day8 に静脈内投与 6 サイクル (1 サイクル 21 日間隔 ) を上限に投与した際の抗腫瘍効果及び安全性を検討する 1-2. 主目的 完全寛解率 (complete response rate; CR rate) 1-3. 副次目的 最良総合効果 ( 奏効率 : overall response rate; ORR) 全生存期間 (overall-survival ; OS) 無増悪生存期間 (progression-free survival ; PFS) 安全性 ( 有害事象 薬物有害反応の発現頻度, 程度等 ) 末梢血幹細胞動員成功率 ( 移植適応例のみ実施 ) 1-4. 試験の種類 試験の種類 : 探索的試験 試験の相 : 第 II 相 2. 背景 2-1. 再発非ホジキンリンパ腫本邦での悪性リンパ腫の年間新規罹患数は約 22,000 人 年間死亡者数は約 10,000 人 本邦では非ホジキンリンパ腫が全体の約 95% を占める 1) 2) 非ホジキンリンパ腫に対する初回化学療法は 主に (R-)CHOP が選択される SWOG/ECOG による大規模比較試験での CHOP の 3y-PFS/OS は 41%/56% であった 3) B 細胞性非ホジキンリンパ腫では R- 化学療法で更に治療効果の改善が見込まれるが 4)-7) 予後良好例での 3y-EFS は 89~74% と IPI Score や巨大病変の有無で治療成績は均一ではなかった 5) 今後 更に有効な初回治療 再発治療の開発が望まれる 再発治療では サルベージ化学療法奏効例への自家造血幹細胞移植の有用性が報告されている 8) 先行する化学療法についてはこれまで明らかに有効性で優れるレジメンは報告されていない これまでの比較試験では びまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫 (DLBCL) で R-DHAP と R-ICE に有効性の差がないこと Aggressive 非ホジキンリンパ腫で (R-)GDP が (R-)DHAP に対し奏効率は非劣性で かつ忍容性に優れることが報告されている 9) 10) また 現在では悪性リンパ腫 特に非ホジキンリンパ腫では罹患者の約半数が 60 歳を超えており 11) 12) 自家造血幹細胞移植非適応例に対しても 治療強度及び忍容性の高い治療の開発が望まれる 2-2. ゲムシタビン (GEM) GEM はピリミジン系代謝拮抗剤で 欧米ではリンパ腫に対しても様々併用化学療法が検討され NCCN ガイドラインでは白金製剤との併用を中心に移植適応例及び非適応例に対するサルベージ治療として推奨されている 13) 14) 本剤を含む治療の特性は 従来のサルベージ治療と比べ 有効性で劣らず 忍容性に優れる点である 10) 2013 年に本邦でも GEM が再発 難治性悪性リンパ腫に対して使用可能となった 2-3. 本試験実施計画の科学的設定根拠 2013 年に本邦でも GEM が再発 難治性悪性リンパ腫に対して使用可能となったが 日本人に対 3

4 する纏まった臨床データはない また 欧米では主にシスプラチン (CDDP) との併用で報告されているが 15)-17) 本邦では悪性リンパ腫に対する白金製剤としてカルボプラチン (CBDCA) が多く用いられる 18)-20) 併せて 現在 罹患者の約半数が 60 歳を超えており 11) 12) 腎機能や循環器系の合併症が原因で CDDP を選択しづらい症例が予想され 本邦の臨床で用いる為には CBDCA との併用の検討も必要と考えられる 海外でのリンパ腫に対する GEM と CBDCA を併用は Gopal により有用性と忍容性が報告されている 21) 以上より日本人再発非ホジキンリンパ腫に対する有効性 忍容性の検証を目的とし GEM/CBDCA/dexamethasone 併用療法の第 Ⅱ 相試験を企画した 2-4. 本試験の対象疾患と用法用量の妥当性本試験の対象は 非ホジキンリンパ腫の再発 難治例と設定した 用法 用量は Gopal らの報告 ( 海外第 Ⅱ 相試験 ) を参考に設定した 海外で実施された GCD±R 療法は再発 難治性リンパ腫を対象としており ゲムシタビンを 1000mg/m2 カルボプラチンを AUC5 デキサメタゾン 40mg リツキシマブを 375mg/m2 で用いられていた 参考文献 資料 : 1). 2). The world health organization classification of malignant lymphomas in japan: incidence of recently recognized entities. Lymphoma Study Group of Japanese Pathologists. Pathol Int Sep;50(9): ). Comparison of a standard regimen(chop)with three intensive chemotherapy regimens for advanced non-hodgkin s lymphoma. N Engl J Med 328: 1002~1006, ). CHOP chemotherapy plus rituximab compared with CHOP alone in elderly patients with diffuse large-b-cell lymphoma. 5). CHOP-like chemotherapy plus rituximab versus CHOP-like chemotherapy alone in young patients with good-prognosis diffuse large-b-cell lymphoma: a randomised controlled trial by the MabThera International Trial (MInT) Group. Lancet Oncol May;7(5): ). Frontline therapy with rituximab added to the combination of cyclophosphamide, doxorubicin, vincristine, and prednisone (CHOP) significantly improves the outcome for patients with advanced-stage follicular lymphoma compared with therapy with CHOP alone: results of a prospective randomized study of the German Low-Grade Lymphoma Study Group. Blood Dec 1;106(12): ). CVP chemotherapy plus rituximab compared with CVP as first-line treatment for advanced follicular lymphoma. Blood Feb 15;105(4): ). Autologous bone marrow transplantation as compared with salvage chemotherapy in relapses of chemotherapy-sensitive non-hodgkin s lymphoma. N Engl J Med Dec 7;333(23): ). Salvage regimens with autologous transplantation for relapsed large B-cell lymphoma in the rituximab era. N Engl J Med Dec 7;333(23): ). Gemcitabine, Dexamethasone, Cisplatin (GDP) Compared to Dexamethasone, Cytarabine, Cisplatin (DHAP) Chemotherapy Prior to Autologous Stem Cell Transplantation for Relapsed and Refractory Aggressive Lymphomas: Final Results of the Randomized Phase III NCIC CTG Study LY12 54 th ASH annual meeting abs#745 11). Lymphoma in older patients. J Clin Oncol May 10;25(14): ). Lymphoma and myeloma in older patients. Semin Oncol Apr;31(2): ). NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology Hodgkin Lymphoma Ver ). NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology Non-Hodgkin s Lymphoma Ver ). Gemcitabine, dexamethasone, and cisplatin in patients with recurrent or refractory aggressive histology B-cell non-hodgkin lymphoma: a Phase II study by the National Cancer Institute of Canada Clinical Trials Group (NCIC-CTG). Cancer Oct 15;101(8):

5 16). Assessment of gemcitabine, cisplatin and methylprednisolone (GEM-P) combination treatment for non-hodgkin T cell lymphoma. Med Oncol Dec;29(5): ). Gemcitabine, cisplatin and methylprednisolone (GEM-P) with or without Rituximab in relapsed and refractory patients with diffuse large B cell lymphoma (DLBCL). Hematology Apr;12(2): ). A prospective study of P-IMVP-16/CBDCA: a novel salvage chemotherapy for patients with aggressive non-hodgkin s lymphoma who had previously received CHOP therapy as first-line chemotherapy. Eur J Haematol Jun;68(6): ). Salvage chemotherapy for relapsed/refractory aggressive non-hodgkin s lymphoma with a combination of dexamethasone, etoposide, ifosfamide and carboplatin Rinsho Ketsueki Jul;35(7): ). Phase I/II study of concurrent chemoradiotherapy for localized nasal natural killer/t-cell lymphoma: Japan Clinical Oncology Group Study JCOG0211 J Clin Oncol Nov 20;27(33): ). Efficacy and safety of gemcitabine, carboplatin, dexamethasone, and rituximab in patients with relapsed/refractory lymphoma: a prospective multi-center phase II study by the Puget Sound Oncology Consortium. Leuk Lymphoma Aug;51(8): 試験期間 登録期間 : 2 年間 ( 倫理審査委員会承認後 ~) 追跡期間 : 登録終了から 2 年間 4. 主たる評価項目 エンドポイントの設定根拠 1) GCD 療法の有効性を確認するために 完全奏効率 CR を主評価項目に選択した 2) 副次評価項目として GCD 療法の有効性の指標として全生存期間 (OS) および無増悪生存期間 (PFS) をセカンダリーエンドポイントとして選択した 3) 本邦では再発非ホジキンリンパ腫に対する GCD±R 併用療法に関する明確なデータは存在しない そこで 安全性 ( 有害事象 薬物有害反応の発現頻度等 ) を副次評価項目として設定した 4) 本邦では GCD±R 併用療法に末梢血幹細胞採取に関するデータは存在しない そこで 末梢血幹細胞動員成功率を移植適応症例の副次評価項目として設定した 5. 登録例数設定根拠 5-1. 症例数の設定目標症例数 : 20 例 5-2. 症例数の設定根拠再発非ホジキンリンパ腫を対象とした海外第 Ⅲ 相試験での Salvage 化学療法による完全奏効率は DLBCL のみを対象とした Gisselbrecht らによる報告で 24-28% Crump らによる報告で % である これらの治療レジメンは GCD±R と同様に NCCN ガイドラインで Salvage 化学療法として推奨されている R-DHAP R-ICE DHAP±R GDP±R である 上記より期待完全奏効率を 28%, 閾値完全奏効率を 13.5% と設定し α エラー =0.05β エラー =0.20- すると SWOG の Statistical Tools より必要適格症例数は 17 例と算出される これに登録後の不適格例を 10% 程度との見込みに基づいて設定した 20 例を目標症例数に設定した 5

6 6. 適格基準 ( 選択 除外規準 ) 以下の選択基準の全てを満たし, 除外基準のいずれにも該当しない症例を対象とする 選択規準 1 組織学的に確認された非ホジキンリンパ腫の再発 難治例 2 初回治療で (R-)CHOP 又は (R-)THP-COP を受けている症例 3 年齢 18 歳以上 ( 登録時年齢 ) 4 ECOG Performance Status : 0~2 5 測定可能病変を有する症例 6 胸部 X 線又は CT にて間質性肺炎もしくは肺線維症に起因した陰影が認められない症例 7 投与開始から 12 週以上生存が期待される症例 8 本研究の参加について文書で本人の同意の得られている症例 9 臨床検査値が以下の基準を満たす症例 好中球数 : 1000/mm3 以上 ヘモグロビン : 8.0g/dL 以上 血小板数 : 75000/mm3 以上 AST ALT : 施設正常値上限の 2.5 倍未満 総ビリルビン : 施設正常値上限の 2.5 倍未満 除外規準 1 中枢神経浸潤を認める症例 2 HIV 抗体陽性 3 胸部単純 X 線上 明らかな間質性肺炎又は肺線維症を有する症例 4 胸部への放射線治療を行っている症例 5 重篤な感染症および合併症 ( コントロール不良の心 肺 肝 腎疾患 糖尿病など ) を有する症例 6 妊婦 授乳婦及び妊娠の可能性 意思のある女性 又は避妊の意思のない男性 7 活動性のある重複癌を有する症例 8 試験薬に対して重篤な過敏症の既往歴のある症例 9 試験薬に対して耐性が判明している症例 10 その他 試験責任医師又は試験分担医師が不適当と判断した症例 7. 治療計画 7-1. GCD±R 療法ゲムシタビン 1000mg/m2 Day 1, 8(iv) カルボプラチン AUC5 Day 1 (iv) デキサメタゾン 40mg Day 1 4(po) CD20 陽性の場合リツキシマブ 375mg/m 2 Day 8(iv) デキサメタゾン (po) はデキサメタゾン (iv) への変更可とする 本プロトコール治療は 6 サイクルを上限とする 次コースの開始基準, 減量基準, 投与時 / 投与後の過敏様反応等に関連する有害事象が発現した場合の対応 に該当する場合 ( 投与方法, 投与スケジュールの調整方法は各規定に従う ) 被験者の都合等により, 次コース開始予定日に投与できない場合 ( 担当医の判断で適宜調整する ) 次コース開始予定日が休日 祝日等に該当する場合 ( 担当医の判断で適宜調整する ) 次コース開始予定日が年末年始, ゴールデンウィーク等の連休に該当する場合 ( 担当医の判断で適宜調整する ) 末梢血幹細胞の採取は 2 コース終了後に採取可能か評価し 3~4 コースで採取する (PR 以上を対象 ) また移植適応例においての採取成功率を求める (CD34 陽性細胞数 /kg) 幹 6

7 細胞採取レジメンは規定しない 7-2. CBDCA 投与量の算出式について CBDCA の投与量の算出にはカルバートの式を用い 過量投与を防ぐために 血清クレアチニン値の補正を行う ( 海外で用いられているヤッフェ法で測定した血清クレアチニン値を Cockcroft-Gault の式に代入すれば CCr は糸球体ろ過量 (GFR) とほぼ近似する しかしながら日本国内では血清クレアチニン値は酵素法で測定されており 10-20% 高値となる そこで最終的な CBDCA 過量投与を防ぐために 酵素法で測定された血清クレアチニン値に 0.2 を加えて補正することにより ヤッフェ法に近似した CCr を算出することとする ) 投与量 (mg/body)=auc 目標値 (GFR * +25) カルバートの式 * GFR は Ccr とほぼ一致のため Ccr で代用 Cockcroft-Gault 男性 Ccr = 体重 (140- 年齢 )/(72 血清クレアチニン +0.2) の式女性 Ccr = 体重 (140- 年齢 )/(72 血清クレアチニン +0.2) 0.85 Cockcroft-Gault の式に代入する血清クレアチニン値は +0.2 の補正を行う その他の算出法も可とする 7-3. 減量及び体重変動による投与量の補正薬剤投与量の計算は原則として症例登録時のみとする ただし 減量基準に抵触および体重変動が登録時の ±10% 以上となった場合に 最新の体重 年齢 クレアチニン値を用いて体表面積を算出し 薬剤投与量を再計算する 7-4. 次サイクルの投与開始規準 2 サイクル以降, 各サイクルの投与開始前 48 時間以内に下表の開始基準を1つでも満たさない場合は, 次サイクルの治療開始を最大 3 週間まで延期することができる その他担当医師が延期を必要と判断した場合は, 次サイクルの治療開始を最大 3 週間まで延期することができる 次コースの投与開始基準項目開始基準好中球数 1,000/μl 以上血小板数 75,000/ μl 以上上記以外の薬物有害反応 Grade2 以下 ( ただし, 疲労, 悪心, 嘔吐, 食欲不振, 低カリウム血症, 低ナトリウム血症, リンパ球減少等は除く ) 7-5. 投与量減量規準 1) ゲムシタビン Day8 で以下の減量基準のいずれかの基準に該当する場合,Day8 のゲムシタビンの投与量を 1000 mg/m2 から 25% 減量する 減量は当該コースのみとする ( 次コースは 1000mg/m 2 で投与を再開する ) 1 好中球数 : /μl 或いは 血小板数 50, ,000/μl 2 試験責任医師 ( 又は分担医師 ) が減量を必要と判断した場合 なお カルボプラチン デキサメタゾン リツキシマブについては原則として減量しない Day8 で以下の減量基準のいずれかの基準に該当する場合,Day8 のゲムシタビンの投与は行わな 7

8 い 投与の中止は当該コースのみとする ( 次コースは 1000mg/m 2 で投与を再開する ) 1 好中球数 :500/mm3 未満或いは 血小板数 50,000/μl 未満 2 試験責任医師 ( 又は分担医師 ) が減量を必要と判断した場合 7-6. 併用禁止, 併用可能薬剤及び療法 併用禁止薬剤及び療法 本試験期間中 ( 同意取得日から本試験薬の最終投与日を 1 日とし 22 日目まで ただし, 原疾患の増悪等の理由により中止し, 他の治療 ( 後治療 ) に移行する場合は移行日前日まで ) は, 本試験におけるレジメンのみとし, 以下に示す薬剤の投与及び治療法の実施は行わないものとする ( 本試験薬の投与開始前については, 必要な前治療の休薬期間等の基準を満たしていれば逸脱とは取扱わない ) 1 他の抗悪性腫瘍剤, ホルモン療法剤, 放射線療法, 温熱療法, 及び腫瘍に対する手術療法等その他の抗癌療法 2 現在試験中の薬剤又は国内未承認薬剤 3 その他, 本試験薬の安全性並びに有効性の評価に影響を及ぼすと考えられる薬剤及び療法 併用制限薬剤及び療法 ( 推奨される併用療法 支持療法 ) 1 ヘモグロビン (Hb)<8.0 g/dl の貧血に対しては 輸血を行い Hb>8.0 g/dl に保つのが望ましい 2 血小板数 <1 x10 4 /μl となったら もしくは <1 x 10 4 /μl に減少することが予想される場合は適宜血小板輸血を行う 3 上部消化管潰瘍の既往者などでは必要に応じて ヒスタミン H2 受容体拮抗薬あるいはプロトンポンプ阻害剤の予防投与を併用する 4 悪心 嘔吐に対しては 保険適応内で制吐剤を適切かつ有効に用いる 予防的投与も可能 5 Neutropenic fever の場合には 細菌学的検索用の検体を採取後 可及的速やかに適切かつ十分量の抗生剤を投与する 例 ) ピペラシンナトリウム ( ペントシリン )2 g x 3-4 回 / 日と硫酸ゲンタマイシン ( ゲンタシン ) 60 mg x 2 回 / 日の併用あるいはセフタジム ( モダシン )2 g x 2 回 / 日 許容される併用療法 支持療法 Rituximab 投与に際して薬物有害反応出現時には 下記の支持療法を施行してもよい アレルギー様反応が強く発現した場合 ( 気管支攣縮など ) にはヒドロコルチゾン ( ソル コーテフ サクシゾン 水溶性ハイドロコートン コートリル ) などのステロイド剤を投与してもよい 7-7. 投与中止規準以下のいずれかの中止基準に該当した場合は試験を中止する 1 被験者が中止を希望した場合 2 被験者が同意の撤回を申し出た場合 3 薬物有害反応により, 休薬期間を 3 週間延長しても再開できない場合 4 再減量の必要を認めた場合 5 重篤な ( あるいは重大な ) 有害事象が発現し, 試験の継続が困難と判断された場合 6 併発疾患 ( 合併症等 ) の増悪のため, 試験の継続が困難と判断された場合 7 原疾患の明らかな増悪, あるいは新病変の出現 (Progressive Disease;PD) が認められた場合 8 重大なプロトコール逸脱が認められた場合 9 試験の対象から除外すべき条件が, 本試験への登録後に判明した場合 10 その他, 本試験の継続が好ましくないと試験責任医師 / 分担医師が判断した場合 7-8. 中止手順 1 試験責任医師 ( 又は分担医師 ) は, 試験期間中に被験者への本試験薬の投与を中止する場合, 当該被験者に対し速やかに, その旨を説明する 2 試験責任医師 ( 又は分担医師 ) は, 有害事象の発現等, 被験者の安全性に係わる問題により当該 8

9 被験者への本試験薬の投与を中止した場合には, 被験者に対し適切な処置を施す また, 必要な有害事象の転帰調査を継続して行う 3 中止の申し出があった場合には, 可能な限り, その詳細な理由を確認する 8. 登録の手順 8-1. 本登録 GCD±R 療法登録時の選択 除外規準を満たす患者は 当該患者本人より 本臨床試験へ参加する意志を文書にて確認した後に本登録を行う 各施設の試験分担医師及び試験責任医師は 本登録を希望する場合 登録適格性確認票 ( 本登録用 ) に必要事項を記入の上 研究事務局 ( 症例登録センター ) に FAX 及び電子メールにて送信する 8-2. 患者匿名化各試験実施施設より送信された登録適格性確認票を確認後に問題がなかった場合は, 研究事務局にて 症例登録番号 を決定し 登録施設に FAX 及び電子メールにて通知する 症例登録番号 患者匿名化番号 患者名 および各施設における 患者 ID 番号 の対応表は 各施設で作成し保管する 研究事務局 ( 症例登録センター ) から各施設への照会は 全て 症例登録番号 を用いて行う 8-3. 患者登録連絡先および患者選択基準に関する問い合わせ先患者登録連絡先 : 研究事務局患者選択基準に関する問い合わせ先 : 研究事務局 9. 被験者に対する同意説明文書の作成と改訂 9-1. 同意説明文書及びその他の説明文書の作成被験者から本試験への参加の同意を得るために用いる同意説明文書及びその他の説明文書は, 試験責任医師が作成し,IRB において承認を受けたものを使用する なお, 同意説明文書及びその他の説明文書には, 以下の内容を記入する 被験者に対する説明事項 1. 試験の背景 2. 試験の目的 3. 試験の方法 ( 被験者の選択基準および除外基準 治療計画 調査項目 ) 4. 被験者の試験への参加予定期間 5. 試験に参加する予定の被験者数 6. 補償と治療について 7. 試験への参加の継続について被験者の意思に影響を与える可能性のある情報が得られた場合には速やかに被験者に伝えられること 8. 試験の実施および施設における審査について 9. 個人情報の保護について 10. 試験への参加は被験者の自由意思によるものであり, 被験者は試験への参加を随時拒否又は中止を申し出ることができること また, 拒否 中止の申し出によって被験者が不利な扱いを受けたり, 試験に参加しない場合に受けるべき利益を失うことはないこと 11. 研究から生じる知的財産権の帰属について 12. 試験責任医師又は試験分担医師の氏名, 職名及び連絡先 13. 被験者が試験及び被験者の権利に関してさらに情報が欲しい場合又は試験に関連する健康被害 9

10 が生じた場合に照会すべき又は連絡をとるべき医療機関の相談窓口 9-2. 同意説明文書及びその他の説明文書の改訂試験責任医師は, 被験者の同意に関連し得る新たな重要な情報を入手した場合など同意説明文書及びその他の説明文書を改訂する必要があると認めたときには, 速やかに同意説明文書及びその他の説明文書の改訂を行い, 医療機関の長に報告し, 倫理審査委員会の承認を得る 9-3. スクリーニング名簿及び被験者登録名簿の作成日常診療から得られた被験者情報及び背景に基づいて本試験の対象として適格であると予想し, 本試験への参加を打診した被験者候補者のスクリーニング名簿を試験責任医師, 試験分担医師又は試験協力者が作成する 試験責任医師, 試験分担医師又は試験協力者は本試験に登録することに決定した被験者に関する被験者登録名簿を作成する 10. 同意取得の時期と方法下記の手順により被験者の自由意思による同意を文書により得る 試験開始前試験責任医師又は試験分担医師は, 登録可能と考えられる被験者の候補を試験に参加させる前に, 同意説明文書及びその他の説明文書の作成 に定める事項を記した同意説明文書及びその他の説明文書を用いて十分に説明を行う 試験責任医師又は試験分担医師は同意を得る前に, 被験者の候補が質問をする機会と, 試験に参加するか否かを判断するのに十分な時間を与える 試験責任医師, 試験分担医師及び試験協力者は, 被験者の候補からのすべての質問に対して, 被験者の候補が満足するような回答を示す 被験者の候補が試験に参加することを同意した場合, 説明を行った試験責任医師, 試験分担医師, 試験協力者並びに被験者は, 同意書に記名捺印又は署名し, 日付を記入する 試験責任医師又は試験分担医師は, 被験者が試験に参加する前に, 同意書の写し, 同意説明文書及びその他の説明文書を被験者に手渡し, 試験責任医師は試験実施医療機関において同意書の原本を保存する 被験者の意思に影響を与える情報入手時試験責任医師又は試験分担医師は, 試験の参加の継続に関して被験者の意思に影響を与える可能性のある情報を入手した場合は, その内容を速やかに試験に参加中の被験者に伝えるとともに試験継続の意思を確認し, 記録に残す 同意説明文書及びその他の改訂対象文書試験責任医師が同意説明文書及びその他の説明文書を改訂する場合は, その改訂内容を速やかに試験に参加中の被験者に伝えるとともに試験継続の意思を確認し, 記録に残す 試験審査委員会が承認した改訂後の同意説明文書及びその他の説明文を用いて被験者の同意を得る なお, 試験審査委員会の承認が得られるまでは, 新規の被験者の同意取得は行えない スクリーニング時に実施する観察 検査項目 同意取得遅くとも本試験のために実施するあらゆる医療行為を行うまでに文書による同意を取得する 調査項目 10

11 スクリーニング時の調査項目を下表に示す 試験責任医師又は分担医師は, 同意の得られた被験者に対して, 本試験開始予定日 14 日以内のデータをもとに調査 検査を行う なお, 同意取得前の適格性に関するデータが存在する場合はスクリーニングに使用できることとする スクリーニング時の調査項目評価項目調査項目被験者背景同意文書の有無, 同意年月日, 生年月日 ( 西暦 ), 性別, 身長, 閉経状況及び避妊術の有無 ( 女性のみ ), 病理診断 ( 初診時でも可 ) 初発時期, 臨床病期,IPI 既往歴臨床症状自覚症状 他覚所見の有無一般状態 ECOG PS バイタルサイン等血圧 ( 収縮期 / 拡張期 ), 脈拍数, 体温, 体重心肺機能検査安静時 12 誘導心電図, オキシメータ分析 (SpO2) 心臓超音波検査,( 呼吸機能検査 ) 血液学的検査ヘモグロビン, 白血球数, 白血球分画 ( 好中球 %, リンパ球 %, 形質細胞 %), 血小板数血液生化学検査 TP, Alb, T-Bil, AST, ALT, LDH, ALP, Na, K, Cl, Ca, BUN, Cre, Glu( 随時血 ) 免疫学的検査 IgM, IgG, IgA, CD4, CD8, CD20 血清学的検査 CRP, sil-2r, β2-mg ウイルス抗体検査 HBs 抗原, HBs 抗体, HBc 抗体, HBe 抗体, HIV 抗体, HBV-DNA, HCV 抗体骨髄検査病理診断, フローサイトメトリー, G-Band 病巣の観察 CT,PET/CT 投与中の安全性に関する調査項目及び調査時期投与期間中の観察 検査項目は下記のとおり 投与中の検査 観察項目評価項目調査項目臨床症状自覚症状 他覚所見の有無 有害事象一般状態 ECOG PS バイタルサイン等血圧 ( 収縮期 / 拡張期 ), 脈拍数, 体温心肺機能検査安静時 12 誘導心電図, オキシメータ分析 (SpO2), 心臓超音波検査血液学的検査ヘモグロビン, 白血球数, 白血球分画 ( 好中球 %, リンパ球 %), 血小板数血液生化学検査 TP, Alb, T-Bil, AST, ALT, LDH, ALP, Na, K, Cl, Ca, BUN, Cre, Glu( 随時血 ) 免疫学的検査 IgM, IgG, IgA, CD4, CD8 血清学的検査 CRP, sil-2r, β2-mg 医師の診察医師の診察により, 被験者の臨床症状 ( 自覚症状 他覚所見 ) の観察し有害事象の判定を行う なお 有害事象の判定は 有害事象共通用語規準 v4.0 日本語訳 JCOG 版 を用いて実施すること 調査時期スクリーニング検査時 Day 14 - 登録前本試験期間中投与期間中中止時中止後 14 日以内 11

12 バイタルサイン, 体重バイタルサイン ( 収縮期及び拡張期血圧, 脈拍数, 体温 ) 収縮期及び拡張期血圧, 脈拍数及び体温を以下の調査時期に実施する なお, 血圧及び脈拍数は安静時に座位にて測定し, 体温は腋窩にて測定する 調査時期スクリーニング検査時 Day 14 - 登録前各サイクル各サイクルの投与開始前中止時中止後 14 日以内 臨床検査 ( 血液学的検査, 血液生化学検査 ) 臨床検査を以下の調査時期に実施する なお 検査時期を医師の判断で追加出来る 1) 血液学的検査 : 2) 血液生化学検査 : 3) 心肺機能検査 : 4) 一般状態 (ECOG Performance Status): 5) 血清学的検査 : 調査時期スクリーニング検査時 Day 14- 登録前各サイクル各サイクルの投与開始前中止時中止後 14 日以内 12

13 免疫学的検査臨床検査を以下の調査時期に実施する なお 検査時期を医師の判断で追加出来る 調査時期スクリーニング検査時 Day 14- 登録前 2 及び 4, 6 サイクル目 2, 4, 6 サイクルの Day15-28 中止時中止後 14 日以内追跡調査最終投与日から 6 ヶ月毎 有効性評価に関連する調査項目及び調査時期 生検による病理組織学的検査 (1)WHO 分類による病理組織診断 (2) フローサイトメトリーもしくは免疫組織化学による CD20 抗原発現の有無調査時期スクリーニング検査時 Day 14- 登録前 Staging( 病期判定および効果判定のベースライン評価 ) (1) 病歴および理学所見 B 症状の有無 既往症 PS 血圧 病変存在部位( リンパ節 節外病変の部位および部位の数 ) 標的病変(target lesion) の腫瘤径 ( 二方向計測 ) 最大腫瘤の径および部位 (2) 体幹部 CT( 頸部 ~ 鼠径部 ) ( 眼付属器の腫瘤性病変がある時には眼部を含む CT を撮影する ) 原則として造影 CT とするが 造影剤に対する過敏反応歴を有する患者では単純 CT も可とする 全経過を通じて同じスライス幅で行う (3) 骨髄穿刺または骨髄生検骨髄穿刺もしくは骨髄生検にて骨髄内の B 細胞性リンパ腫細胞浸潤の有無を判定する なお 骨髄穿刺にて骨髄内の B 細胞性リンパ腫細胞浸潤の有無の判断が可能な場合は骨髄穿刺のみで可 骨髄穿刺が dry tap などで診断価値がないか 穿刺が実施できない場合は骨髄生検を実施する 骨髄穿刺の場合 原則としてフローサイトメトリーを併用する (4) FDG-PET または PET/CT 治療前 FDG-PET( もしくは PET-CT) は原則として行う (5) 消化管内視鏡消化管病変の存在が疑われる場合は上部および / または下部消化管内視鏡検査を施行する 内視鏡所見でリンパ腫病変の存在が疑われる場合には 必ず生検を行い 病変の有無を確認する (6) 髄液検査 脳 MRI( 脳 CT) 頭痛 嘔吐 麻痺 知覚障害などの巣症状 精神症状 項部硬直 神経学的所見の異常 13

14 のいずれかを認める場合には 髄液検査 脳 MRI( 施行不可能な場合は脳 CT でも可 ) の 両者を施行して 中枢神経浸潤の有無を確認する 調査時期 スクリーニング検査時 Day -14~ 登録前 2 及び 4, 6 サイクル目 2, 4, 6 サイクルの Day15-28 FGD-PET(PET-CT) は 6 サイクル目のみ実施 中止時 中止後 14 日以内 追跡調査 最終投与日から 6 ヶ月毎 増悪(progression) について問診 理学所見 血液検査などに基づいて臨床的に判断された原病の悪化を 増悪 (progression) と呼び 効果判定規準に基づいて判定する効果としての PD とは区別する 増悪 は 問診 (B 症状の有無 ) 理学所見(PS 扁桃腫大の有無 リンパ節腫脹の有無 肝脾腫の有無等 ) や血算 血液生化学検査 (CBC GOT GPT LDH ALP UA T-bil 等 ) などから総合的に判断する 治療継続の可否の判断には 臨床的総合的な 増悪 の有無を用いる 12. 効果判定の方法と判定規準 効果判定登録時を基準とし 悪性リンパ腫治療効果判定規準 ( 改訂版 ) (Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma, Cheson et al を用いて GCD±R 療法 2 サイクル 4 サイクル終了後および中止時に抗腫瘍効果を判定する ただし 自院または協力病院において PET-CT 施行が困難な施設においては 非ホジキンリンパ腫の効果判定規準の標準化国際ワークショップレポート (Report of an International Workshop to Standardize Response Criteria for Non-Hodgkin s Lymphomas, Cheson et al を用いて判定してもよいものとする その場合は報告書に治療効果判定方法を明記すること 効果判定を行った日付をカルテならびに患者記録用紙に記録する 複数の検査に基づき CR PR SD の効果判定を行った場合は最終の検査を行った日を判定日とする PD に関しては付表 3 参照 有効性評価可能患者を分母とし CR を得た患者の割合を完全奏効割合 (CRR) CR PR を得た患者の割合を奏効割合 (RR) として求める 腫大リンパ節の定義 登録時の CT 断面像にて 長径が 1.5 cm を超える (>1.5 cm) リンパ節を 腫大リンパ 14

15 節 とする 測定可能病変の定義以下の 3 項目すべてを満たす病変を測定可能病変とする 腫大リンパ節 ( 節性病変 ) もしくは画像診断上リンパ腫病変と診断される節外臓器の結節性腫瘤 ( 節外性病変 ) である CT 断面像にて直交する 2 方向で明確に測定可能である CT 断面像にて長径が 1.5 cm を超える 上記のいずれか 1 つでも満たさないすべての病変を測定不能病変とする 腫瘍径の測定には 3 次元構築画像による冠状断や矢状断画像における頭尾側方向の径は用いない ( 測定に MRI は用いない ) 標的病変の選択登録時に認められたリンパ節の測定可能病変のうち 長径の大きい順に 6 つまでを選択して標的病変 (target lesion) とする 測定可能病変が 6 個より少ない場合は すべての測定可能病変を選択する リンパ節病変を認めないが リンパ節病変と考えられる肝脾内結節が存在する場合には 最大径の結節 1 つを測定可能病変とする 解析対象集団の定義最終解析における集計 解析の対象集団を以下のように定義する 集計 解析結果の表示において 以下に示す集団から除外される患者がある場合は除外する理由とともに明記する 適格患者登録患者から 後の研究事務局の検討によって決定された ( 登録後 ) 不適格患者 を除く集団を 適格患者 とする 担当医 共同研究者のみの判断による ( 登録後 ) 不適格患者 は適格患者に含める ( 登録後 ) 不適格患者 の決定に際しては 最終解析においては研究代表者の承認を要するが 定期モニタリング 最終解析レポート提出以前の学会発表時の解析においては 解析担当者が研 20 究事務局の了解の上で 適格患者に研究事務局判定による ( 登録後 ) 不適格患者 を含めないことができる 有効性評価可能患者適格患者のうち プロトコール治療および有効性評価が実施された被験者を 有効性評価可能患者 とする 有効性評価可能患者 の完全奏効割合をもって本試験治療の有効性を評価する 15

16 12-3. 効果判定の方法試験責任医師又は試験分担医師は Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma に従って以下の項目による抗腫瘍効果の判定を行う 表 12-3 総合効果判定基準 病変の測定及び評価 (1) 画像評価 1.0 cm 以下のスライスの頸部 胸部 腹部 骨盤部 CT( 頸部については 5 mm 以下のスライスが望ましい ) にて評価を行う 原則として造影 CT とする 造影でなくとも病変部の評価可能と判断される症例では単純 CT でも可 ただし 再評価の際には登録時と同じ方法を用いること (2) 標的病変の選択測定可能病変のうち 節性病変か節外性病変かを問わず 以下の選択規準に従って最大 6 個までの病変を選択して標的病変とする 測定可能病変が 6 個以下の場合は すべての測定可能病変を選択する CT 断面上 長径の大きい順に選択する 同一リンパ節領域内や同一臓器内に複数の測定可能病変がある場合 最大のもの以外の病変については他の領域の病変を優先して選択する ( 身体の各所にあるように選択する ) 縦隔や後腹膜領域に測定可能病変がある場合は必ず選択する 選択した標的病変すべてについて それぞれ長径と短径 (cm) を測定し 両者の積 ( 二方向積 cm2) を求める すべての標的病変の二方向積の和 (cm 2 ) を 二方向積和 とする 16

17 (3) 非標的病変の評価測定可能でない病変 及び標的病変に選ばれなかった測定可能病変を 非標的病変 とする 非標的病変は節性の非標的病変 ( 節性非標的病変 ) と節外性の非標的病変 ( 節外性非標的病変 ) に分ける 長径が 1.5 cm 以下のリンパ節 ( 腫大リンパ節 ではない) は病変とはしない 節性非標的病変 は リンパ節領域ごとに 腫大リンパ節( 長径 >1.5 cm) の有無を評価し 記録する 標的病変に選択されなかった脾の結節性腫瘤は節性非標的病変とする 節外性非標的病変 は 病変を有する節外臓器部位名を記録する 標的病変に選択されなかった肝又は腎の結節性腫瘤は節外性非標的病変とする (4) 肝腫大 脾腫 腎腫大の有無の評価 リンパ腫の浸潤によると判断される肝腫大 脾腫 腎腫大の有無を判定する CT 画像上 の肝腫大 脾腫 腎腫大の有無と 触知可能 / 触知不能の別を区別して記録する (5) 腫瘍関連症状の評価発熱 (38.0 ºC 以上 原因不明 ) 盗汗( 多量の寝汗 ) 体重減少( 登録時と比較して 10% 以上 ) 及びその他の腫瘍に関連すると考えられる症状を 腫瘍関連症状 として それらの有無を評価し 記録する (6) 腫瘍関連検査値異常の評価 腫瘍に伴う明らかな LDH 高値及び CRP 高値を 腫瘍関連検査値異常 とし それらの 有無を評価し 記録する (7) 骨髄浸潤の評価骨髄穿刺もしくは骨髄生検による 骨髄浸潤の有無を以下のいずれかに分類する 陽性 : 明らかな異型細胞浸潤 構築異常などの悪性所見あり 不確定 : 異型細胞浸潤や構築異常を伴わないリンパ球集簇の増加 陰性 : リンパ球集簇がないか あってもごく少数 病変の効果判定 (1) 標的病変の二方向積和 (Sum of the Products of the Greatest Diameters;SPD ) の縮小率と増大率標的病変の SPD の縮小率及び増大率は以下の式により算出する SPD の縮小率 = ( 投与前の SPD- 評価時の SPD) 100% 17

18 投与前の SPD SPD の増大率 = ( 評価時の SPD- 最小の SPD) 100% 最小の SPD (2) 節性非標的病変の判定すべての節性非標的病変の評価に基づき 以下のいずれかに分類する 正常 : いずれのリンパ節領域にも 腫大リンパ節 ( 長径 >1.5 cm) がない 非増大 : ひとつ以上の腫大リンパ節があり かつそれ以前の画像評価に比して明らかに増大した腫大リンパ節がない 明らかな増大 は長径で 50% 以上の増大を目安とするが 画像上の計測は必須としない 増大 : それ以前の画像評価に比して明らかに増大した腫大リンパ節がある 明らかな増大 は長径で 50% 以上の増大を目安とするが 画像上の計測は必須としない 評価不能 : 評価ができないリンパ節領域がある (3) 節外性非標的病変の判定すべての節外性非標的病変の評価に基づき 以下のいずれかに分類する 消失 : 画像上 節外性非標的病変のすべてが消失 又はベースライン評価時から節外性非標的病変が存在しない 非増大 : ひとつ以上の節外性非標的病変があり かつ明らかに増大した節外性非標的病変がない 明らかな増大 は長径で 50% 以上の増大を目安とするが 画像上の計測は必須としない 増大 : 明らかに増大した節外性非標的病変がある 明らかな増大 は長径で 50% 以上の増大を目安とするが 画像上の計測は必須としない 評価不能 : 評価ができない節外性非標的病変がある (4) 肝腫大 脾腫 腎腫大の判定肝 脾 腎の評価に基づき 以下のいずれかに分類する 消失 : 肝腫大 脾腫 腎腫大がいずれも消失 ( 画像上縮小し かつ触知しない ) 又はベースライン評価時から肝腫大 脾腫 腎腫大がない 非増悪 : 肝腫大 脾腫 腎腫大のいずれかが残存しているが明らかな増悪がない 増悪 : 肝腫大 脾腫 腎腫大のいずれかがそれ以前の評価に比して明らかに増悪 評価不能 : 肝腫大 脾腫 腎腫大のいずれかの評価ができない (5) 腫瘍関連症状と腫瘍関連検査値異常の判定 発熱 盗汗 体重減少 その他の腫瘍関連症状 及び LDH CRP などの評価に基づき 以 下のいずれかに分類する 18

19 正常 : 発熱 盗汗 体重減少 その他の腫瘍関連症状がいずれもなく 腫瘍に伴う LDH CRP 異常 ( 腫瘍関連検査値異常 ) がない 非増悪 : 発熱 盗汗 体重減少 その他の腫瘍関連症状 又は腫瘍に伴う LDH CRP 異常のいずれかが見られるが それ以前の評価に比して明らかな増悪や増加がない 増悪 : 発熱 盗汗 体重減少 その他の腫瘍関連症状 又は腫瘍に伴う LDH CRP 異常のいずれかがそれ以前の評価に比して明らかに増悪や増加を認める 評価不能 : 発熱 盗汗 体重減少 その他の腫瘍関連症状 及び LDH CRP のいずれかの評価ができない (6) 骨髄浸潤の判定骨髄浸潤の有無の評価は 登録時に 陽性 又は 不確定 であった症例で 他の評価項目による総合効果が CR となる可能性が生じた場合のみ行う 判定の区分は 登録時と同じ 陽性 不確定 陰性 を用いる また 末梢血にリンパ腫細胞と思われる異常細胞の出現がみられた時には必ず評価する (7) 新病変出現の判定 1 コース開始前に存在しなかった病変が出現した場合 新病変出現 とする 総合効果 (Overall Response) の判定規準 Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma に従って 抗腫瘍効果の判定 を行う 奏効率全適格症例のうち総合効果 (Overall Response) が CR 又は PR である被験者の割合を奏効率とする 参考文献 : Revised Response Criteria for Malignant Lymphoma 2007;25(5): エンドポイントの定義 主要評価項目 (Primary Endpoint) GCD±R 療法後の完全奏効割合 (CRR) 副次的評価項目 (Secondary Endpoint) 1. GCD±R 療法後の奏効割合 (response rate: RR) 2. GCD±R 療法後の生存期間 (OS) 3. GCD±R 療法後の無増悪生存期間 (PFS) 4. 安全性 ( 有害事象発生頻度 ) 5. GCD±R 療法後の幹細胞採取成功率 ( 移植適応例のみ実施 ) 19

20 上記の項目をエンドポイントとして設定する GCD±R 療法後の奏効割合 (response rate: RR) 全適格例のうち GCD±R 療法 2, 4, 6 サイクル及び中止時の効果が CR PR のいずれか である症例の割合とする GCD±R 療法後の完全奏効割合 (CRR) 全適格例のうち GCD±R 療法 2, 4, 6 サイクル及び中止時の効果が CR である症例の割 合とする 全生存 (OS) 期間 GCD±R 療法の投与日を起算日とし あらゆる原因による死亡日までの期間 無増悪生存 (PFS) 期間 GCD±R 療法の投与日を起算日とし 増悪 再発と判断された日 または あらゆる原 因による死亡日 のうち早い方までの期間 有害事象発生頻度適格患者 ( 登録後 ) 不適格患者を問わず プロトコール治療の一部もしくは全部が施行された患者を対象として CTCAEv4.0-JCOG に従い 各器官別 Grade 別に有害事象の出現頻度を求める 末梢血幹細胞採取成功率移植適応例においての採取成功率を求める (CD 陽性細胞数 /kg) 2 コース終了後に採取可能か評価し 3~4 コースで採取する (PR 以上を対象とする ) 採取レジメンは規定しない 14. 倫理的事項, 試験の安全性確保, モニタリングと監査, 特記事項 14-1 患者の保護 本試験に関係するすべての研究者は, ヘルシンキ宣言に従って本試験を実施する 14-2 個人情報の保護と患者識別登録患者の同定や照会は, 登録時に発行される登録番号と施設番号 ( 各施設で登録時に割り振った任意の番号 ) を用いて行う 患者同定 照会にカルテ番号を用いない場合は, 患者の同定が完全に施設の個人情報管理に依存することになり, 施設の事情により患者の同定が不可能になる危険も無視できない この危険性を回避するため各施設の研究責任者 20

21 が登録番号と施設番号の対応表を作成し保管 管理する これにより, 連結可能匿名化を 図り, 患者の同定 照会を可能にし, 患者の個人データの施設外流出を防ぐものである 14-3 プロトコールの遵守 本試験に参加する研究者は, 患者の安全と人権を損なわない限りにおいて, 本試験実施 計画書を遵守する 14-4 施設の倫理委員会 (IRB) の承認本試験は本試験実施計画書および患者への説明文書の妥当性についてはじめに倫理委員会にて審議される予定である 本試験への参加に際して, 各施設の倫理委員会あるいは施設審査委員会 (IRB) で承認が必要である また, 希望する施設に対しては代表施設の倫理委員会の承認書の写しを各研究参加施設へ送付する 14-5 被験者の安全を確保するための基本的事項試験担当医師は, 被験者の試験参加中, 必要かつ適切な観察 検査を行い, 被験者の安全確保に留意する 有害事象の発現に際しては, 必要に応じて適切な処置を施し, 被験者の安全確保に留意するとともに, その原因究明に努める 14-6 モニタリングと監査本試験に参加するすべての研究者は, プロトコール逸脱 違反のないよう, 最大限の努力を払う また 研究事務局は収集したCRFの質を担保するために セントラルモニタリングを行う 14-7 施設外検閲登録症例の適格性, 取扱いの決定, ならびにエンドポイントの最終判定には, 研究組織代表者, 本研究代表者および研究組織代表者が指名した者で構成される委員会にて施設外検閲を行う場合がある 施設外検閲の必要性については試験代表者及び効果安全性評価委員会により決定する 14-8 研究登録と研究結果の発表 本研究は 登録開始後 6 ヵ月以内に臨床試験登録 (U-MIN への登録 ) を実施するととも に, その結果については試験終了後, 適切な学会誌 医学雑誌への投稿を予定している 21

22 15. 研究組織 研究組織 GHSG-GCD 研究会研究会代表者 鶴見寿 ( 岐阜大学医学部附属病院血液内科臨床教授 ) 研究事務局長 北川順一 ( 岐阜大学医学部附属病院輸血部臨床講師 ) 世話人 原武志 ( 岐阜大学医学部附属病院臨床腫瘍学講師 ) 兼村信宏 ( 岐阜大学医学部附属病院輸血部講師 ) 澤田道夫 ( 岐阜赤十字病院血液内科部長 ) 山田俊樹 ( 岐阜県総合医療センター血液内科部長 ) 笠原千嗣 ( 岐阜市民病院血液内科部長 ) 後藤尚絵 ( 岐北厚生病院内科部長 ) 馬渕量子 ( 一宮市立木曽川市民病院内科医長 ) 本研究代表者名前鶴見寿住所 岐阜市柳戸 1 番 1 電話 ( 代表 ) プロトコール検討委員会 鶴見寿 原武志 兼村信宏 北川順一 澤田道夫 山田俊樹 笠原千嗣 後藤尚絵 試験実施施設 ( 試験責任医師 ) 岐阜大学医学部附属病院住所岐阜市柳戸 1-1 電話 ( 代表 ) 試験責任医師鶴見寿 岐阜県総合医療センター住所岐阜市野一色 電話 ( 代 ) FAX 試験責任医師山田俊樹 岐阜市民病院住所岐阜市鹿島町 7-1 電話 FAX 試験責任医師笠原千嗣 22

23 岐阜赤十字病院住所岐阜市岩倉町 3-36 電話 ( 代 ) FAX ( 代 ) 実施責任医師澤田道夫 岐北厚生病院住所山県市高富 電話 FAX 実施責任医師後藤尚絵 一宮市立木曽川市民病院住所愛知県一宮市木曽川町黒田字北野黒 165 電話 FAX 実施責任医師馬渕量子 高山赤十字病院住所高山市天満町 3-11 電話 ( 代表 ) FAX 実施責任医師原武志 研究事務局岐阜大学医学部附属病院北川順一住所 岐阜市柳戸 1 番 1 電話 ( 代表 ) 効果 安全性評価委員会 村上啓雄 ( 岐阜大学大学院医学系研究科地域医療医学センター教授 ) 齋藤公志郎 ( 岐北厚生病院院長 ) 研究成果の発表結果の如何に関わらず, 研究成果は公表するものとする 論文発表は英文とし, 症例登録のあった全施設の代表者の連名とする また, 学会発表は, 海外, 国内の主要学会にて行う 23

24 1. 参考資料 参考資料 1:ECOG Performance Status(PS) Grade Performance Status 0 無症状で社会活動ができ, 制限を受けることなく発病前と同等にふるまえ る 1 軽度の症状があり, 肉体労働は制限を受けるが, 歩行, 軽労働や坐業はでき る 2 歩行や身のまわりのことはできるが, ときにすこし介助が必要になることも ある 軽労働はできないが, 日中の 50% 以上は起居している 3 身のまわりのある程度のことはできるが, しばしば介助を要し, 日中の 50% 以上は就床している 4 身のまわりのこともできず, 常に介助を要し, 終日就床を必要としている 24

25 参考資料 2: 体表面積算定表 ( 成人 ) 体 重 (kg) 単位 m 身 長 (cm)

26 単位 m 2 ( 前ページからのつづき ) 体重 (kg) 身 長 (cm)

27 ( 前ページからのつづき ) 体重 (kg) 単位 m 身 長 (cm)

28 ( 前ページからのつづき ) 体重 (kg ) 単位 m 2 身 長 (cm) 体表面積算出式 S = M H あるいは log S = log M log H S: 体表面積 (m 2 ), M: 体重 (kg), H: 身長 (cm) ; DuBois および DuBios の公式 28

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