男女間の賃金格差問題に関する研究会報告

Similar documents
Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

関東地方の者が約半数を占める (45.3%) 続いて近畿地方 (17.4%) 中部地方 (15.0%) となっている 図表 2-5 地域構成 北海道 東北関東中部近畿中国四国九州 沖縄総数 (%) 100.0% 8.9% 45.3%

扶養手当制度の概要 1 支給要件 扶養親族 ( 他に生計の途がなく主として職員の扶養を受けているもの ) を有する職員に対して支給 年額 130 万円以上の恒常的な所得があると見込まれる者は対象外 2 支給月額 配偶者 : 13,000 円子など : 1 人につき 6,500 円 ( 配偶者のない場


160 パネリスト講演 1 労働市場における男女格差の現状と政策課題 川口章 同志社大学の川口です どうぞよろしくお願いします 日本の男女平等ランキング世界経済フォーラムの 世界ジェンダー ギャップレポート によると, 経済分野における日本の男女平等度は, 世界 142 か国のうち 102 位です

ボジティブ

調査結果の概要 1 平均年齢及び平均勤続年数 ( 表 1) 集計表第 1 表 調査産業計の男女計の平均年齢は 40.3 歳 平均勤続年数は 17.1 年 製造業ではそ れぞれ 39.7 歳 17.0 年となっている 産業区分 年 表 1 平均年齢及び平均勤続年数 ( 歳 年 ) 男女計男女平均勤続平

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

はじめに 労働者が性別を理由に差別されることなく その能力を十分に発揮できる雇用環境を整備することは重要な課題です 男女雇用機会均等法の施行により男女均等取り扱いの法的枠組みが整備されるに伴い 企業内での女性の職域が拡大し 管理職に占める女性の割合も上昇傾向にあるなど 女性の活躍の場が広がっています

女性の統計的差別とその解消への道筋:賃金の男女格差とその不合理性について

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103


Microsoft Word - 4AFBAE70.doc

産業別に見た男女間賃金格差はこの10年でどう変化したのか

女性の活躍推進―男女賃金格差解消の障碍は何か?

1 なぜ 同一労働同一賃金 が導入されるのか? 総務省統計局労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 30 年 (2018 年 )7~9 月期平均 ( 速報 ) によると 非正規労働者数は 2,118 万人 ( 前年同期比 68 万人増加 ) 正規労働者数は 3,500 万人となっています 役員を除く雇用

< B83678E DD96E28D8096DA2E786C7378>

PPTVIEW

<4D F736F F D2093B993E092868FAC8AE98BC682CC92C08BE CC8EC091D E646F63>

第 2 章職階および等級 ( 職 階 ) 第 7 条 職階は 職務遂行に要求される能力の範囲と程度に基づき 一般職 監督職 管理職およ ( 等級 ) 第 8 条等級は 各々の職階における職務遂行能力の成熟度の差に応じ 次の9 等級に区分するものとする 2. 前項の職階および等級の職能資格基準は 別表

平成13年8月29日

Microsoft Word - 調査結果速報_

総合職一般職勤務場所総合職業務職 ( 新 ) 一般職勤務場所Ⅰ. 労働組合との交渉経過 民営化後の平成 21 年 4 月 頑張ったものが報われるメリハリのある人事 給与制度 とするための改正案を関係労働組合に提案 その後 郵政民営化法の見直しや成果主義重視に対する労組内の慎重論により交渉は長期間にわ

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

労働法制の動向

佐藤委員提出資料

Taro-H26勧告・報告の説明

Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

1

Microsoft Word - H29 結果概要

人材マネジメント調査2013

R oumu news 制度開始直前に変更された雇用保険のマイナンバー取扱い 雇用保険情報 今年からいよいよマイナンバー制度が開始されました 制度スタートにあたり 通知カードの受取拒否者が多数出るなど 制度開始前から難航する様相を見せていましたが 雇用保険においても平成 27 年 12 月中旬 取扱

Microsoft PowerPoint - ★291212訂正版【P.4~P.7】求人申込書記入例(更新)_ (更新)_

2 民間給与関係資料 平成 26 年職種別民間給与実態調査の概要 今回の報告の基礎となった本委員会の職種別民間給与実態調査の概要は 次のとおりである (1) 調査の目的と時期 この調査は 職員給与を検討するため 平成 26 年 4 月現在における県内民間事業所の給 与の実態を調査したものである (2

原稿枚数:神戸大学農業経済の2

58 図1スイスのコミュニティ計画案 丁 図2フランスのコミュニティ計画案 図3アメリカのコミュニティ計画案

今後 この政府のガイドライン案をもとに 法改正の立案作業を進め 本ガイドライン案については 関係者の意見や改正法案についての国会審議を踏まえて 最終的に確定する また 本ガイドライン案は 同一の企業 団体における 正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差を是正することを目的としているため

縮小しています 2 格差指数だけではイメージが湧かないかも知れませんので 実額を挙げておきますと 19 年 賃構調査 における男性の一般労働者の所定内給与は 33 万 6, 円 対して女性のそれは 22 万 5,2 円となっています 図表 1-1にはまた 勤続年数の男女間格差指数の推移を併せて掲示し

untitled

N0.252

「多様な正社員」と非正規雇用

18歳人口の分布図(推計)

第15回出生動向基本調査

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

(2) 予定される行動計画導入方法 ( 問 21 で 2 策定に向けて検討中である と答えた方へ ) 付問 1 一般事業主行動計画は どのような方法で導入する予定ですか ( はいくつでも ) 次世代育成支援対策推進法に基づく 一般事業主行動計画 を策定に向け検討中の事業所で どのような方法で導入する

目次 2017 年版初任給 賃上げ 別平均賃金 退職金 役員報酬 諸手当の実態 年の初任給 賃上げはどうなるか 1 (1) 2017 年賃上げ ( 定昇含む ) 平均額予定 1 (2) 2017 年初任給平均額 ( 予定 ) 年パートタイマーの職種別賃金 ( 雇入れ

PowerPoint プレゼンテーション

◇人事処遇制度の導入・検討状況

ユースフル労働統計 2014 労働統計加工指標集

厚生労働省発表

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

Taro-退職金本文21年.現在.jtd

無期転換ルール をご存知ですか無期転換の条件嘱託職員定時職員の紹介正規職員 4 現在 労働組合との間で 嘱託職員への登用制度の話し合いを開始 5 処遇 労働条件 契約期間 無期労働契約 労働時間フルタイムフルタイム 異動 出向ありなしあり 月給 賃金形態 月給 無期労働契約への転換後も処遇に変化なし

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

40号表1

23shokuinkyuyo

均衡待遇・正社員化推進奨励金 支給申請の手引き

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

22shokuinkyuyo

Microsoft PowerPoint - 2の(別紙2)雇用形態に関わらない公正な待遇の確保【佐賀局版】

目次 1. はじめに P3 2. 女性活躍推進法の概要 P4 3. 事業主行動計画 (1) 行動計画に対する労働組合のスタンス P5 (2) 女性の活躍に関する状況把握 課題分析 <ステップ1> P8 1 採用関係項目 2 継続就業および職場風土関係項目 3 長時間労働関係項目 4 配置 育成 教育

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

図 3 世界の GDP 成長率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas Piketty ホームページ 図 4 世界の資本所得比率の実績と見通し ( 出所 ) Capital in the 21st century by Thomas P

3. 無期労働契約への転換後の労働条件無期労働契約に転換した後の職務 勤務地 賃金 労働時間等の労働条件は 労働協約 就業規則または個々の労働契約等に別段の定めがない限り 直前の有期労働契約と同一になるとされており 無期転換に当たって職務の内容などが変更されないにもかかわらず 無期転換後の労働条件を

名古屋市職員給与実態調査の概要 職員の給与は 各表とも すべて平成 25 年 4 月 1 日現在の全職員について調査したものである ただし 次のものは集計から除外した 1 組合専従職員 2 派遣職員 3 育児休業職員集計にあたっては 上記対象職員を給料表の種類により分類した その分類は下表のとおりで

農業法人等における雇用に関する調査結果

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

第 3 章 雇用管理の動向と勤労者生活 ては 50 歳台まで上昇する賃金カーブを描いており 他の国々に比して その上昇テンポも大きい また 第 3 (3) 2 図により勤続年数階級別に賃金カーブをみても 男女ともに 上昇カーブを描いており 男性において特に その傾きは大きくなっている なお 女性につ

働き方の現状と今後の課題

大牟田市と自治労大牟田市職員組合との交渉結果報告

<4D F736F F F696E74202D2093A CF88F58DEC90AC8E9197BF87402E B8CDD8AB B83685D>

目次 1 給与勧告の仕組みページ 1 給与勧告の対象職員 1 2 給与勧告の手順 2 3 民間給与との比較方法 ( ラスパイレス比較 ) 3 4 民間給与と職員給与との比較 4 2 本年の給与改定 1 本年の給与改定 5 2 特別給の調査結果 6 3 その他の事項 7 4 行政職平均給与 ( 比較給

第1章事例の紹介 建設業事例番号 35 株式会社土屋ホームトピア 建設業 取込み内容 評価 処遇 評価 処遇制度 業務 組織 人間 業務 組織 人間関係管理 人材育成 人材育成に関する取組 その他 その他 事業所の基礎データ 常用労働者の 平成 24(2012) 年度 平成 23(2011) 年度

①資料No.3の表紙

Ⅰ 目的 定年を迎えた職員が定年後も再雇用され働き甲斐をもって生き生きと働き 法人に貢献し つつ自らの生活をも充実したものとされることを目的として 再雇用制度を具体的に構築し その運用や取扱いについて本実施要綱に定めることとする Ⅱ 再雇用職員職員コースの区分 再雇用職員コースの区分は以下の 3 種

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

賃金データ集_本体_24入稿用.indd

第41回雇用WG 資料

01 公的年金の受給状況

Microsoft PowerPoint - 【セット版】140804保育キャンペーン資料

( 注 ) 女性活躍推進法に基づく認定企業 ( 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主 ) 法に基づき行動計画の策定 届出を行った企業のうち 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は 都道府県労働局への申請により 厚生労働大臣の認定を受けることができます 1 段階目について

H29初任給概況

PowerPoint プレゼンテーション

中期経営計画 「NEXTAGE‐05」説明会

1

1 2

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

Powered by TCPDF (

経営戦略研究_1.indb

「組織マネジメントに関する調査」結果(概要)

女性活躍の推進に関する政策評価(概要)

短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

1 人事委員会勧告の対象職員 人事委員会の勧告の対象となるのは 給与条例の適用を受ける一般職の職員です その給料表ごとの内訳は以下のとおりです 職員数は 20,859 人であり 昨年より 130 人の減 ( 行政職については 4,681 人で 31 人の減 ) 職員の平均年齢は 43 歳 10 月で

大牟田市と自治労大牟田市職員組合との交渉結果報告

3. 行政分野への女性の参画 (1) 行政分野への女性の参画の実態 1 国 オランダには 13 の省があり それらの関係政府機関に現在約 20 万 7 千人の国家公務員が勤務している オランダの国家公務員全体における女性比率は約 3 割 (2005 年 ) で 約 6 万 5 千人の女性公務員が勤務

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

大牟田市と自治労大牟田市職員組合との交渉結果報告

Transcription:

100 65.32001 1

2

3

4

5

6

7

(%) 66 65.565.3 65 64.6 64 63.1 63.9 63 62.0 62 62.5 62.8 61 61.5 61.6 60.5 60.560.2 60.7 60 59.7 59 58 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 (%) 90 80 70 60 50 65.3 日本 (2001) 76.0 アメリカ (2001) 80.6 イギリス (1999) 74.2 ドイツ (1993) 79.8 フランス (1998) 男女間賃金格差 原数値 調整済 男女間格差縮小の程度 労働時間 65.3 66.1 0.8 年齢 65.3 67.4 2.1 学歴 65.3 67.5 2.2 企業規模 65.3 66.1 0.8 産業 64.2 61.9-2.3 勤続年数 65.3 71.4 6.1 職階 66.0 77.2 11.2 (%) 20 15 10 5 0 4.9 13.2 1.4 1.8 1.9 2.2 2.3 1.3 1.1 1.3 1.6 2.1 1.2 0.1 0.11.6 0.2 0.3 0.8 0.3 0.4 0.0 0.1 0.1 0.1 0.2 0 年 1~2 年 男性 ( 課長 ) 男性 ( 部長 ) 女性 ( 課長 ) 女性 ( 部長 ) 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 18.4 5.7 25~29 年 0.4 16.9 8.7 3.4 30 年以上 13.7 10.5 4.9 1.1 (%) 100 85.7 94.8 90 経営者 77.6 79.4 85.2 74.8 73.0 組合男性 75.5 80 69.8 72.4 64.4 組合女性 69.6 70 63.8 63.4 60 52.3 49.2 50.0 47.9 49.2 45.2 46.2 50 40.9 40 30.1 29.3 34.5 30 20.6 20 14.8 10 0 職種が違う 業務の難易度が違う 平均勤続年数が短い 学歴が低い 管理職の女性が少ない 残業ができない 転勤ができない 諸手当の支給がない コースが異なる

1. はじめに (1) 研究会の意義 (2) 研究会の検討対象と研究会報告の構成

2. 男女間賃金格差の現状 推移と格差生成の要因 (1) 男女間賃金格差の現状と推移 a 男女間賃金格差の現状 3 2001 100.0 2001 65.3 5054 60~64 60 5054 10 25 100 8590

100.0 65.32001 76.02001 80.61999 74.21993 79.81998 b 男女間賃金格差の長期的推移 100.0 1986 59.7 2001 65.3 10 11 12 1,000 13 (2) 男女間賃金格差の要因分析

a 単純統計分析 研究会調査及び企業ヒアリング 14 10 25 15 1.4 16

b 計量分析 1 2001 2001 2

3. 男女間の賃金格差を解消する賃金 処遇制度のあり方 (1) 賃金制度に内在する問題と対応の方向 a 基本給決定システムとその変化 17 18

1970 1990

1990 b 家族手当 住宅手当 1999 77.3 49.2 19 2.11.4

20 5 10 c 男女同一価値労働同一賃金の意義と賃金制度

100 d 人事評価制度の重要性 21 (2) 雇用管理 ( 賃金制度以外 ) に関連する問題と企業の対応の方向 a 昇進 昇格における男女間格差の解消 14 16 100.0 77.22001 14 100.0 71.4

2001 14 b 配置 配置転換における男女間格差の解消 22

c ファミリー フレンドリー企業への努力 d 男女の役割等についての意識改革

e コース別雇用管理制度 1985 2000 7.1 5,000 51.91,0004,999 39.9 23 6 24

2002 4 26 4. 格差解消への取組み ~ 労使への提言と行政の課題 ~

(1) 労使への提言 a 賃金管理

b 雇用管理

(2) 行政の課題 a 当面の課題への対応

b 中期的な課題への対応 175

(%) 100 90 80 88.2 91.6 91.8 86.1 79.5 74.5 70 60 71.2 62.7 58.5 55.5 56.4 66.5 50 40 30 17 歳以下 18~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65 歳以上 2001 (%) 110 100 90 80 70 60 50 40 95.6 94.5 88.2 72.7 90.1 89.8 82.7 中卒高卒 66.7 65.7 高専 短大卒大卒 88.2 85.3 75.8 62.0 86.7 77.2 70.6 63.5 62.8 78.7 72.9 59.8 59.6 76.9 73.2 69.0 57.1 66.9 80.4 57.6 58.3 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 70.2 57.4 97.9 85.0 73.0 65.0 109.7 88.3 87.0 73.0 65 歳 ~ 2001

(%) 80 75 76.4 75.6 76.0 75.2 72.1 70 70.5 66.9 67.7 65 65.7 60 0 年 1~2 年 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 25~29 年 30 年以上 2001 (%) 100 90 80 70 60 50 94.6 93.5 92.3 89.6 90.2 85.6 86.0 84.9 86.2 86.6 87.3 76.6 80.9 75.2 74.6 77.6 75.7 71.6 73.7 72.0 68.8 70.2 64.0 63.7 中卒高卒大卒 89.4 74.8 71.7 40 17 歳以下 18~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 2001

(%) 100 90 86.0 90.6 94.9 89.1 84.5 80 81.3 85.6 79.8 76.7 73.6 70 60 50 生産労働者 管理 事務 技術労働者 71.0 62.9 70.0 54.8 59.8 53.4 51.4 51.1 50.0 51.2 50.6 60.1 68.3 57.9 40 ~17 歳 18~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65 歳 ~ 2001 (%) 70 67.6 68.0 65 63.2 60 55 1,000 人以上 100~999 人 10~99 人 2001

(%) 80 75 70 65 60 66.0 63.8 61.7 60.6 58.5 58.8 56.4 56.2 56.2 56.4 54.3 55 53.1 63.9 63.2 61.9 68.8 73.4 70.7 73.1 75.3 56.8 58.8 61.2 63.1 59.2 59.4 54.0 51.8 58.8 57.5 57.5 53.7 1986 年 1991 年 1996 年 2001 年 66.5 65.3 64.4 68.3 50 (%) 90 80 76.0 80.6 74.2 79.8 70 65.3 60 50 日本 (2001) アメリカ (2001) イギリス (1999) ドイツ (1993) フランス (1998) 2001 Employment and Earnings2001 Year Book of Labour Statistics2000 16

(%) 66 65.5 65.3 65 64 63 62 61 60 59.7 60.5 60.5 60.2 60.2 60.7 61.5 61.6 62.0 62.5 62.8 63.1 63.9 64.6 59 58 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 (%) 100 90 80 70 93.8 91.9 88.2 91.6 91.8 86.1 88.0 79.5 81.4 69.7 71.2 62.7 62.4 70.6 66.5 76.5 74.5 60 60.0 58.5 55.5 56.4 50 1986 年 2001 年 52.7 50.1 51.8 40 17 歳以下 18~19 歳 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65 歳以上

(%) 総計大卒高卒中卒 72 70 68 66 64 62 60 58 56 54 68.5 68.8 68.4 67.8 67.8 68.0 67.9 68.3 66.8 66.9 67.1 66.4 66.6 66.5 65.9 64.5 64.5 65.0 63.7 63.7 64.0 64.6 62.5 62.8 62.8 63.9 63.4 63.1 63.1 63.5 62.8 63.1 62.5 60.5 60.5 60.2 61.5 61.6 62.0 60.2 60.7 59.7 59.3 59.5 58.7 58.9 59.0 59.1 59.0 58.6 58.5 58.0 58.4 57.9 58.2 58.1 69.3 68.5 66.3 66.3 65.5 65.3 60.5 60.5 52 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 (%) 78 76 74 72 70 68 66 64 76.4 75.6 76.0 72.1 71.3 70.6 75.2 69.2 70.5 66.9 65.1 64.7 66.3 65.7 67.7 66.7 74.5 72.1 62 1986 年 60 2001 年 58 0 年 1~2 年 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 25~29 年 30 年以上

(%) 70 68 66 64 62 60 62.0 60.3 59.7 59.7 計 1,000 人以上 100~999 人 10~99 人 66.3 65.4 64.8 65.9 64.1 64.4 63.6 63.2 64.4 63.1 62.9 62.9 63.9 63.2 62.8 63.9 62.5 62.5 62.4 62.4 62.0 63.1 62.5 61.7 62.2 61.2 61.3 61.6 60.7 61.5 61.8 61.7 61.7 60.5 60.6 60.9 61.6 60.5 60.4 61.4 60.5 60.2 60.2 60.7 61.2 60.2 59.9 60.0 66.8 68.4 67.7 68.0 67.6 66.6 65.5 65.3 64.6 62.7 63.2 62.6 58 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001

男女間賃金格差 男女間格差の 原数値 調整済み 縮小の程度 1986 年 59.7 59.7 0.0 1991 年 60.7 61.1 0.4 労働時間 1995 年 62.5 63.2 0.7 1998 年 64.4 64.7 0.3 2001 年 65.3 66.1 0.8 1986 年 59.7 62.2 2.5 1991 年 60.7 63.2 2.5 年 齢 1995 年 62.5 64.7 2.2 1998 年 64.4 66.0 1.6 2001 年 65.3 67.4 2.1 1986 年 59.7 62.8 3.1 1991 年 60.7 63.6 2.9 学 歴 1995 年 62.5 65.3 2.8 1998 年 64.4 66.5 2.1 2001 年 65.3 67.5 2.2 1986 年 59.7 60.7 1.0 1991 年 60.7 61.6 0.9 企業規模 1995 年 62.5 63.1 0.6 1998 年 64.4 64.6 0.2 2001 年 65.3 66.1 0.8 1986 年 59.1 56.5-2.6 1991 年 60.2 57.9-2.3 産 業 1995 年 61.8 59.6-2.2 1998 年 63.0 60.9-2.1 2001 年 64.2 61.9-2.3 1986 年 59.7 68.0 8.3 1991 年 60.7 68.4 7.7 勤続年数 1995 年 62.5 69.3 6.8 1998 年 64.4 70.2 5.8 2001 年 65.3 71.4 6.1 1986 年 62.1 73.0 10.9 1991 年 62.5 73.2 10.7 職 階 1995 年 63.7 74.4 10.7 1998 年 64.9 75.6 10.7 2001 年 66.0 77.2 11.2 (1) (2) 10 100 100 90

(%) 20 15 男性 ( 課長 ) 男性 ( 部長 ) 女性 ( 課長 ) 女性 ( 部長 ) 18.4 16.9 13.7 13.2 10.5 10 8.7 5 4.9 5.7 4.9 0 3.4 2.2 2.3 1.4 1.8 1.9 2.1 1.3 1.6 1.2 1.6 1.3 1.1 0.8 0.1 0.2 0.3 0.4 0.1 0.3 0.4 1.1 0.0 0.1 0.1 0.1 0.2 0 年 1~2 年 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 25~29 年 30 年以上 2001 M.A. (%) 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 64.4 49.2 63.8 94.8 85.7 経営者 85.2 組合男性 79.4 77.6 組合女性 74.8 73.0 72.4 75.5 69.8 69.6 63.4 52.3 50.0 47.9 49.2 46.2 45.2 40.9 34.5 30.1 29.3 20.6 14.8 0.0 2002

( 千円 ) 700 600 500 400 300 200 266.3 200.9 200.1 197.1 中卒高卒高専 短大卒大卒 280.2 290.5 225.8 212.7 211.7 223.5 208.7 218.8 327.7 249.7 239.7 229.2 398.2 292.4 269.5 242.4 459.8 339.5 303.6 259.1 518.9 384.6 340.3 280.0 583.2 436.2 390.9 315.9 627.1 495.5 455.5 366.0 100 0 年 1~2 年 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 25~29 年 30 年以上 2001 ( 千円 ) 600 500 400 生産労働者 管理 事務 技術労働者 382.7 424.2 483.2 503.7 300 200 231.0 187.4 242.2 252.2 194.9 206.5 276.4 221.9 322.1 246.4 268.0 294.2 335.2 371.3 100 0 年 1~2 年 3~4 年 5~9 年 10~14 年 15~19 年 20~24 年 25~29 年 30 年以上 2001

(%) 100 90 家族手当 住宅手当 80 77.3 79.6 81.8 75.4 70 60 56.5 56.1 50 49.2 46.4 40 計 1,000 人以上 100~999 人 30~99 人計 1,000 人以上 100~999 人 30~99 人 1999 M.A. (%) 70 60 63.1 57.1 53.6 52.9 経営者組合男性組合女性 50 40 36.0 41.3 38.6 30 27.1 20 18.7 10 0 配偶者への手当子どもへの手当住宅手当 14

計 1,000 人以上 企業規模 300~ 999 人 100~ 299 人 30~ 99 人 < 評価制度の公開内容 > 評価者 39.6 63.5 53.5 44.9 33.6 評価項目 45.6 69.3 65.0 52.0 38.2 評価項目の評価基準 37.5 61.7 54.8 43.6 30.6 評価項目の評価の比率 22.0 40.7 31.3 24.9 18.0 < 評価結果の本人通知 > (56.9) (78.2) (73.1) (62.1) (50.7) 原則として通知する 55.6 64.1 58.2 56.3 53.8 場合によって通知する 25.7 13.8 22.3 23.9 28.6 原則として通知しない 18.6 21.7 19.2 19.8 17.5 (%) 男女ともに就いている 男性のみ就いている 女性のみ就いている 把握していない 該当する業務がない又は不明 3.2 5.0 新入社員が 1~2 年で習熟する業務 72.1 14.3 5.3 2.0 新入社員が 3~5 年で習熟する業務 62.0 18.8 8.2 9.0 1.8 新入社員が 6 年以上で習熟する業務 55.7 20.4 10.0 12.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2001

(%) 60 50 51.9 40 39.9 30 20 22.7 10 7.1 10.7 3.5 0 計 5,000 人以上 1,000~4,999 人 300~999 人 100~299 人 30~99 人 2000 100% 3.6 80% 60% 40% 52.9 0.6 男性のみ採用 女性のみ採用 男女とも採用 61.4 20% 46.5 35.0 0% [ 総合職 ] 企画的業務に従事し 全国的規模の転勤のあるコース [ 一般職 ] 定型的業務に従事し 転居を伴う転勤のないコース 2000

1.3 0.1 1.4 1.4 18.7 77.554.87.9 18.7 77.5 6.40.9 340.7 7.9 332.8 222.4 0.9 221.5 221.5 332.8 222.4 340.7 1.3 1.6 77.5 16.2 50.9 58.8 4.8 16.2 50.9 33.9 2.8 340.7 4.8 335.9 222.4 2.8 219.6 219.6 335.9 222.4 340.7 0.1 0.2 50.9