札幌市地域福祉社会計画(案)【第2章】

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第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

札 幌 圏 都 市 計 画 の 変 更 ( 札 幌 市 決 定 ) 都 市 計 画 中 号 桑 園 発 寒 ほか181 を 次 のように 変 更 する 名 称 位 置 区 域 構 種 別 番 号 名 起 点 終 点 主 な 経 由 地 延 長 大 桑 園 発

北 区 保 育 子 育 て 支 援 センター 北 ) 北 25 西 午 前 8 時 0 分 ~ 午 後 6 時 0 分 産 休 明 け から 就 学 前 まで 標 準 のとおり あいの 里 協 働 北 ) 南 あいの 里 午 前 9 時 0 分 ~ 午 後

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資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

表紙

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです


資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

平成29年版高齢社会白書(全体版)

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-


神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ

Microsoft Word - ☆結果の概要.doc

目次 1 高齢化率 ( 山形県 ) 1 2 高齢化率 ( 全国 ) 2 3 将来の高齢化率 ( 山形県 ) 3 4 将来の高齢化率 ( 全国 ) 4 5 人口ピラミッド ( 山形県 ) 5 6 平均寿命の推移 6 7 出生数 出生率の推移 7 8 高齢者のいる世帯 ( 山形県 ) 8 9 高齢者のい


平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要


平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成28年版高齢社会白書(概要版)

(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

長野県の少子化の現状と課題

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

21年度第1回協議会資料5

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が


札幌市の人口-平成17年国勢調査結果報告書-

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

( 万人 ) 図 1 12 大都市の人口の推移 H 注 1) 各 10 月 1 日現在の推計人口

Ⅰ 障害福祉計画の策定にあたって

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

平成30年版高齢社会白書(概要版)

深谷市

Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

事業内容

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

計画の今後の方向性

02世帯

平成 2 9 年名古屋市民の平均余命 平成 30 年 12 月 25 日 名古屋市健康福祉局


目 次 1 高齢者人口と高齢化率の状況 1 2 高齢者夫婦世帯等の状況 4 3 在宅ひとり暮らし高齢者の状況 6 4 在宅寝たきり高齢者の状況 8 5 認知症高齢者の状況 10 若年性認知症者数 12 参考資料 1 参考資料 2 参考資料 3 参考資料 4 参考資料 5 参考資料 6 参考資料 7

Microsoft Word - 3


政策課題分析シリーズ15(本文2)

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

0-1表紙

セイコーマート 東 鷹 栖 1 条 店 北 海 道 北 海 道 旭 川 市 東 鷹 栖 1 条 3 丁 目 635 番 地 の15 セイコーマート 東 鷹 栖 店 北 海 道 北 海 道 旭 川 市 東 鷹 栖 4 条 3 丁 目 636 番 地 6 セイコーマート 旭 川 あたご 店 北 海 道

35

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

旭川市の子ども 子育てを取り巻く状況 本市の子ども 子育てを取り巻く状況について, 各種統計資料や平成 25 年 7 月に子育 て中の保護者を対象として実施したアンケート調査 ( 以下 ニーズ調査 という ) の結果 等から整理します 1 少子化について本市は, 全国平均よりも少子高齢化の進行の度合

( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

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私たちの社協 ~25 年度に札幌市社協が新たに取組む事業をご紹介します ~ 私たちの社協では 本年度 札幌市社協が取組む新たな事業のご紹介をしてきましたが 今回は 新年度に機能が統合される 札幌市ボランティア活動センター のご案内です 札幌市ボランティア活動センター として事業を開始します ( お知

第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

【1117修正原稿】説明会資料

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1 RESAS地域経済分析システム人口構成() 人口構成の表示内容 人口構成表示年で選択した年の総人口のヒートマップです 全国を表示する を選択すると 日本全国の地図が表示されます 都道府県単位で表示する を選択すると 指定地域 で選択している都道府県を中心とした縮尺で地図が拡大表示されます 市区町

さがみはらみんないいひとネットワークプラン

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資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-

Microsoft PowerPoint - H27県集団指導(宮古島市)

Microsoft Word - 概要.doc

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

第2期データヘルス計画について

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地域別の一般世帯数における平成 22 年から平成 までの今後 25 年間の増減率をみると 区部では北区を除くすべての地域で増加となり 多摩 島しょにおいては 八王子市をはじめとする 18 地域で増加し 青梅市や福生市などその他の地域では減少することが見込まれる ( 図 1-2) 図 1-2 地域別一

平成 23 年 12 月 27 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) 等の平成 23 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (44 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまと

地域福祉とは 住民による自主的な活動や行政などの公的サービスを活用しながら 個人が人としての尊厳を持って家庭や地域の中で その人らしい自立した生活を送れるように支える ものです 計画の内容は 少子高齢化が急速に進む中で 核家族化が進行し地域意識は希薄化し 家庭や地域で 支え合う力が弱まりつつあります

スライド 1

調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

結果の概要 - 利用上の主な用語 - 行動者数 過去 1 年間に該当する種類の活動を行った人 (10 歳以上 ) の数 行動者率 10 歳以上人口に占める行動者数の割合 (%) 平均行動日数 行動者について平均した過去 1 年間の行動日数 - 利用上の注意 - 1 ポイント差, 構成比等の比率は,

第3節 重点的な取り組み

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

2 人口密度 人口密度 ( 人 / km2 ) 全県 1, 蕨 市 14, 川 口 市 9, 草 加 市 8, 志 木 市 7, ふじみ野市 7, 和 光 市 7, 朝 霞 市 7, 戸

64. 真駒内地区 ( 南区 ) 小売業の店舗分布図 巻末 3-362

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

平成22年「国勢調査」-従業地・通学地による人口・産業等集計結果の概要

2013年7月3日

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区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

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目 次 1 高齢者人口と高齢化率の状況 1 2 高齢者夫婦世帯等の状況 4 3 在宅ひとり暮らし高齢者の状況 6 4 在宅寝たきり高齢者の状況 8 5 認知症高齢者の状況 10 若年性認知症者数 12 参考資料 1 参考資料 2 参考資料 3 参考資料 4 参考資料 5 参考資料 6 参考資料 7

北見市総合計画.indd

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

平成15年札幌市の住宅

はじめに

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

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第 2 章地域福祉を取り巻く現状 1 人口構造 (1) 札幌市の人口人口の推移本市は 昭和 45 年の国勢調査で人口 100 万人を超え わが国で8 番目の百万都市となりました 昭和 59 年には人口が 150 万人に達し その後も人口は安定した増加を続けており 平成 22 年 10 月 1 日の国勢調査による総人口は 1,913,545 人で 東京都区部 横浜市 大阪市 名古屋市に次いで 全国で5 番目の人口規模となっています 札幌市の人口の推移 ( 人 ) 2,200,000 1,913,545 2,000,000 1,757,025 1,800,000 1,822,3681,880,863 1,542,979 1,671,742 1,600,000 1,401,757 1,400,000 1,240,613 1,200,000 1,010,123 1,000,000 800,000 600,000 400,000 200,000 0 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 資料総務省 国勢調査 - 23 -

(2) 少子高齢化の進行全国的に少子高齢化が進行していますが 本市においても例外ではありません 65 歳以上の高齢者が総人口に占める割合は 高齢社会といわれる 14% を平成 12 年に超えました その後も高齢化率は高まり 平成 24 年には 超高齢社会といわれる 21% に達すると推計されています 増加率は 昭和 50 年から 55 年の5 年間で 0.9 ポイントだったのに対し 平成 17 年から 22 年までの5 年間では 3.2 ポイントと急激に増加しています 一方 15 歳未満の年少人口の割合は年々減少しています 一人の女性が生涯に産む子どもの数を表す合計特殊出生率も低下し 平成 17 年には はじめて 1.00 を割り込み 0.98 となりました その後 平成 21 年には 1.06 となり やや上回ってきたものの 全国平均の 1.37 より低い状態となっており 人口を維持するのに必要とされる 2.08 を大きく下回っています 札幌市の人口の年齢別割合の推移 100% 90% 0.1% 0.1% 0.0% 0.4% 0.3% 1.4% 0.2% 0.3% 5.3% 6.2% 7.5% 9.1% 11.5% 14.4% 17.3% 20.5% 80% 70% 60% 50% 40% 71.2% 70.6% 71.2% 72.3% 72.6% 70.6% 70.1% 67.5% 年齢不詳 30% 20% 10% 0% 23.5% 23.1% 21.3% 18.2% 15.6% 13.6% 12.4% 11.7% S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 老年人口 (65 歳以上 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 年少人口 (0~14 歳 ) 資料総務省 国勢調査 - 24 -

札幌市の人口と高齢化率率の推移 ( 推計含む ) 人口 ( 千人 ) 実績値 推計値 高齢化率 (%) 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 23.1% 23.4% 20.2% 20.7% 180 188 204 207 1,286 1,283 227 226 H22 H23 24.3% 21.9% 25.2% 26.2% 22.9% 23.9% 26.9% 24.8% 196 204 212 220 222 233 245 256 1,266 1,252 1,238 1,224 225 223 221 219 H24 H25 H26 H27 30.0% 24.0% 18.0% 12.0% 6.0% 0.0% 後期高齢者人口 前期高齢者人口 生産年齢人口 年少人口 国の高齢化率 高齢化率 資料札幌市住民基本台帳 ( 平成 22~23 年 各年 10 月 1 日現在 ) 札札幌市保健福祉部推計 ( コーホート要因法による 平成 24 年 ~27 年 各年 10 月 1 日現在 ) 国の高齢化率 ( 総務省推計人口 平成 22~23 年 各年 10 月 1 日現在 国国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来来推計人口 平成 24~27 年 各年 10 月 1 日現在 ) 全国と札幌市の合計特殊出出生率の推移 2.00 1.80 1.91 1.73 1.60 1.40 1.37 1.20 1.00 1.06 全国 札幌市 0.80 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H21 資料厚生労働省 人口動動態統計 札幌市 札幌市衛生年報 - 25 -

全国と札幌市の平均寿命の推移 88 86 84 82 80 78 76 74 72 70 86.56 86.44 79.69 77.42 79.59 76.89 72.76 71.73 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H21 札幌市 ( 女 ) 全国 ( 女 ) 札幌市 ( 男 ) 全国 ( 男 ) 資料厚生労働省 完全生命表 簡易生命表 - 26 -

(3) 要介護等認定者数認定者数の状況高齢者数の増加に伴い 要介護等認定者数及び要介護等認定者率 (65 歳以上の被保険者に対する要介護等認定者数の割合 ) も増加しています 札幌市の要介護等認定者数 要介護等認定者率の推移 ( 各年 3 月 31 日現在 ) ( 人 ) 80,000 20.0% 70,000 60,000 17.4% 17.3% 17.4% 17.6% 17.9% 18.5% 18.0% 50,000 40,000 30,000 48,709 45,352 44,109 46,053 48,228 50,256 16.0% 14.0% 20,000 10,000 0 17,335 18,669 19,740 21,492 13,501 7,909 H18 H19 H20 H21 H22 H23 12.0% 10.0% 要介護認定者数 要支援認定者数 要介護等認定者率 資料札幌市 - 27 -

(4) 障がいのあるがいのある方の状況身体障害者手帳 療育手帳 精神障害者保健福祉手帳の交付者数は年々増加しています 札幌市の各種障害者手帳交付者数の推移 ( 各年 3 月 31 日現在 ) ( 人 ) 120,000 100,000 80,000 9,166 9,958 9,300 9,818 12,007 13,332 10,575 11,287 14,668 16,126 12,090 12,937 60,000 40,000 20,000 0 73,659 75,855 78,018 79,979 82,137 83,740 H18 H19 H20 H21 H22 H23 身体障害者手帳 療育手帳 精神障害者保健福祉手帳 資料札幌市 - 28 -

(5) 世帯構造の状況一世帯あたりの平均世帯人員が年々減少し 平成 22 年の国勢調査では 2.16 人となっています 世帯構成員別世帯数では一人世帯が最も多く また 高齢者の単独世帯 高齢者夫婦だけの世帯が増加しています 札幌市の平均世帯人員の推移 ( 人 ) 3.50 3.00 2.50 2.00 2.96 2.75 2.72 2.59 2.45 2.33 2.25 2.16 1.50 1.00 0.50 0.00 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 資料総務省 国勢調査 - 29 -

札幌市の一般世帯の家族類型別割合の推移 100% 90% 80% 27.5% 28.2% 28.4% 30.8% 33.4% 34.1% 37.1% 39.3% 70% 60% 50% 0.2% 0.2% 0.4% 0.1% 10.9% 9.6% 9.3% 8.1% 5.1% 5.9% 6.9% 7.3% 0.4% 0.5% 7.1% 6.2% 7.7% 8.4% 1.1% 5.5% 9.0% 1.1% 4.5% 9.4% 40% 30% 20% 10% 0% 42.6% 41.8% 39.6% 36.5% 32.8% 30.5% 27.1% 24.8% 13.7% 14.3% 15.4% 17.2% 18.7% 20.2% 20.2% 20.8% S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 単独世帯非親族世帯その他の親族世帯片親と子ども夫婦と子ども夫婦のみ 資料総務省 国勢調査 札幌市の 65 歳以上の単独世帯 夫婦世帯数の推移 ( 人 ) 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 68,858 81,848 56,453 61,584 44,196 46,564 30,555 30,772 H7 H12 H17 H22 単独世帯 夫婦世帯 資料総務省 国勢調査 - 30 -

(6) 区別の人口人口の状況市内 10 区のうち 最も人口が多いのは北区で 東区 中央区と続いています 最も少ないのは清田区で 続いて厚別区 手稲区となっています 北区と清田区では 約 2.4 倍の差があります 65 歳以上の高齢者が総人口に占める割合は 南区 厚別区 西区の順で高く 中央区 清田区が低くなっています また 15 歳未満の年少人口の割合は 清田区が最も高く 最も低いのは中央区 南区となっています 同じ札幌市内でも 区によって人口や年齢別の割合に大きな差があります また 本市では おおむね連合町内会を単位とした地区ごとにまちづくりセンターを設置していますが その所管区域の人口 高齢者の割合 年少人口の割合も 地区により差が生じています 区別人口及び老年人口 年少人口の割合 ( 平成 23 年 4 月 1 日現在 ) 区 人口 ( 人 ) 高齢者の割合 (%) 年少人口の割合 (%) 中央区 212,666 18.8 10.7 北区 275,360 20.4 12.6 東区 253,087 19.6 12.4 白石区 204,907 19.0 11.7 厚別区 129,490 21.6 11.9 豊平区 211,164 20.3 11.3 清田区 115,222 19.1 13.9 南区 144,934 25.4 10.7 西区 210,455 21.3 11.9 手稲区 140,048 21.0 12.6 全市 1,897,333 20.5 11.9 資料札幌市 札幌市の地域別人口 - 31 -

まちづくりセンター別人口及び高齢者 年少人口の割合 ( 平成 23 年 4 月 1 日現在 ) 区 中央区 北区 東区 白石区 まちづくり高齢者の年少人口まちづくり高齢者の年少人口人口 ( 人 ) 区人口 ( 人 ) センター割合 (%) の割合 (%) センター割合 (%) の割合 (%) 大 通 公園 7,201 19.5 4.7 厚 別 中央 26,905 18.6 10.7 東北 5,066 14.1 7.0 厚別南 36,899 18.5 11.8 厚苗穂 4,453 17.4 12.4 厚別西 23,253 17.7 13.6 別東 7,936 16.1 6.1 区もみじ台 17,326 33.1 11.4 豊水 6,311 19.2 4.9 青葉 8,628 35.6 7.9 西 創 成 7,040 17.9 5.8 厚 別 東 16,479 19.6 14.0 曙 12,892 19.5 8.0 豊 平 23,660 18.7 9.2 山 鼻 34,525 20.3 12.5 美 園 20,214 17.6 10.2 幌 西 22,377 18.9 13.9 月 寒 35,617 18.6 12.4 西 16,046 17.2 7.1 豊 平 岸 24,266 18.1 9.4 南 円 山 15,033 21.2 13.1 平 中 の 島 12,956 21.1 9.9 円 山 26,588 17.1 11.6 区 西 岡 28,669 25.6 12.4 桑 園 24,254 17.4 10.8 福 住 16,188 21.9 13.4 宮 の 森 22,944 21.0 13.4 東 月 寒 21,243 22.7 12.9 鉄 西 5,535 15.3 8.3 南 平 岸 28,351 18.8 11.0 幌 北 18,128 15.6 6.5 北 野 22,752 25.5 12.5 北 27,972 20.7 9.7 清 清 田 中央 19,057 20.3 15.5 新 川 27,975 20.4 14.1 田 平 岡 23,021 17.7 14.2 新 琴 似 40,220 24.6 11.9 区 清 田 17,739 20.7 11.9 新 琴 似西 18,016 24.8 12.0 里塚 美しが丘 32,653 14.2 14.8 屯 田 36,643 18.9 17.0 真 駒 内 26,306 25.7 11.4 麻 生 19,288 17.6 8.3 石 山 10,972 26.8 9.7 太平百合が原 17,040 22.7 13.1 簾 舞 5,387 23.3 11.4 拓北 あいの里 32,640 15.8 15.6 藤野 19,635 26.5 10.7 南篠路 31,903 22.9 13.5 藻岩 36,724 25.2 11.1 区鉄東 20,587 19.6 9.0 藻岩下 5,349 24.0 11.7 北 光 24,076 21.0 9.2 澄 川 28,272 25.0 9.6 北 栄 37,134 18.7 11.9 芸 術 の森 10,864 24.1 10.8 栄 西 23,167 19.9 11.8 定 山 渓 1,425 34.2 6.9 栄 東 33,999 18.6 13.8 八 軒 18,612 19.1 12.4 元 町 26,541 17.6 13.0 琴 似 30,423 20.8 8.2 伏 古 本町 30,397 20.9 13.2 西 町 43,162 20.5 12.7 丘 珠 13,604 24.2 12.6 西 発 寒 北 17,898 22.1 12.2 札 苗 34,981 19.4 14.9 区 西 野 36,720 26.5 12.6 苗 穂 東 8,601 18.6 12.4 山 の 手 19,618 20.0 12.6 白 石 38,602 19.2 11.2 発 寒 28,259 18.1 12.7 東 白 石 29,149 19.3 8.8 八 軒 中央 15,763 21.6 12.2 東 札 幌 21,030 17.2 10.4 手 稲 7,704 24.3 10.4 菊 水 23,184 18.0 11.1 手 稲 鉄北 26,941 24.0 14.8 北 白 石 35,703 20.7 13.5 手 前 田 28,417 21.0 11.0 北 東 白石 19,586 20.6 14.0 稲 新 発 寒 18,494 17.7 12.5 白 石 東 22,755 17.9 11.5 区 富丘西宮の沢 25,233 20.2 13.4 菊 の 里 14,898 17.7 14.9 稲 穂 金山 17,615 21.7 11.9 星 置 15,644 19.0 12.2 資料札幌市 札幌市の地域別人口 - 32 -

2 地域へのへの帰属意識帰属意識の低下 (1) 地域へのへの帰属意識帰属意識の低下都市化の進行 住環境の変化 市民の生活様式の変化などにより 地域社会に対する市民の意識が変化しています 近隣の付き合いが希薄になり 地域への帰属意識が低下していると考えられ その指標の一つとなる町内会の加入率は 昭和 53 年の 93.0% をピークとして低下傾向にあります 札幌市の町内会加入率の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 90.0% 85.0% 83.0% 80.0% 75.0% 72.5% 70.0% 65.0% 60.0% H 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23-33 -

区別の町内会加入率の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 全市 中央区 北区 東区 白石区厚別区豊平区清田区 南区 ( 単位 :%) 西区 手稲区 H 元 83.0 83.7 79.4 89.6 74.3-80.4-88.9 89.0 - H2 81.7 81.8 78.2 87.8 68.5 81.4 79.5-88.5 86.6 91.1 H3 80.6 78.0 76.9 86.1 66.3 80.6 79.9-90.4 86.0 90.6 H4 79.4 76.2 75.0 84.6 65.0 81.5 79.2-89.9 84.4 90.0 H5 77.9 73.5 73.8 83.2 63.8 79.6 76.9-89.3 83.7 88.2 H6 77.7 74.4 73.4 82.6 62.8 79.1 77.2-90.0 83.3 87.0 H7 77.5 74.7 73.9 82.8 62.6 79.7 74.5-89.5 83.3 88.7 H8 78.0 73.7 75.6 81.8 63.1 82.0 76.8-88.6 83.6 88.5 H9 77.4 73.5 75.2 81.4 62.8 81.4 75.8-87.4 82.7 88.5 H10 76.8 72.6 74.9 79.6 62.1 81.1 72.8 82.9 87.3 81.9 88.1 H11 76.4 72.7 74.7 79.0 61.4 80.4 72.2 82.0 87.6 81.4 87.1 H12 75.8 72.2 74.0 78.4 60.8 79.1 72.8 80.4 87.1 80.5 86.5 H13 76.2 72.4 74.8 78.3 61.4 80.1 72.2 82.2 86.9 81.0 87.5 H14 76.1 72.4 75.5 78.2 60.9 79.7 72.5 81.0 86.4 81.0 87.5 H15 75.8 70.2 75.3 77.6 60.6 79.7 73.4 81.8 85.5 80.7 87.3 H16 75.1 69.3 74.4 77.3 60.1 79.2 72.6 81.8 84.8 79.8 86.8 H17 74.9 69.5 74.6 76.6 60.4 79.5 72.9 81.6 84.0 78.9 86.3 H18 74.6 69.0 74.9 76.3 60.1 79.2 73.2 81.3 82.9 77.9 85.5 H19 73.8 68.7 74.4 75.3 59.0 78.7 72.2 81.6 82.0 76.6 83.8 H20 73.1 68.3 73.6 73.9 58.8 78.0 72.2 80.7 82.1 75.7 83.2 H21 73.3 68.6 74.7 74.0 58.2 77.4 72.2 80.8 82.7 75.7 83.0 H22 72.8 67.8 75.0 73.1 57.6 77.4 70.9 80.7 82.4 75.4 82.7 H23 72.5 67.1 74.8 72.7 57.1 78.4 70.6 79.9 82.8 75.1 82.2-34 -

3 地域福祉を支えるえる活動者活動者の動向動向 (1) ボランティア登録者数登録者数の増加地域福祉の推進にあたって ボランティアは活動の中心として大きな役割を担っています 社会福祉協議会のボランティアセンターでボランティアの登録 需給調整を行っていますが その数は年々増加しています また ボランティアなど地域福祉を担う人材の育成を目的に平成 12 年に開設したボランティア研修センターでは さまざまな研修を体系的に実施しており 多くの市民が受講しています 札幌市社会福祉協議会のボランティア登録者数の推移 ( 各年 3 月 31 日現在 ) 活動者数 ( 人 ) 団体数 50,000 800 655 672 700 40,000 30,000 20,000 489 492 504 519 456 20,832 20,972 21,720 21,731 21,698 552 22,142 531 21,245 28,345 29,820 600 500 400 300 10,000 8,110 8,691 8,903 9,019 9,151 9,806 9,701 12,971 14,135 200 100 男 女 団体数 0 0 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 資料札幌市社会福祉協議会 - 35 -

ボランティア研修センターの研修実施状況 ( 平成 22 年度 ) 研修項目研修内容実施回数 受講者数 福祉啓発研修 市民啓発研修 いきいきライフ啓発研修 企業 啓発研修 教職員啓発研修など 83 回 3,731 人 ボランティア研修地域福祉研修福祉事業従事者研修 ボランティア入門研修 実践研修 習熟研修 N PO 研修など地域福祉啓発研修 ふれあい いきいきサロン研修 福祉のまち推進センター研修 福祉推進員養成研修 福祉のまち推進センター出張研修など福祉事業従事者共通研修 民生委員児童委員研修 地域福祉関係者交流研修など 67 回 2,014 人 87 回 4,080 人 12 回 200 人 特別研修福祉理念探求セミナー 5 回 179 人 資料札幌市 合計 254 回 10,204 人 - 36 -

(2) 地区福祉のまちのまち推進推進センターのセンターの活動状況本市では 高齢者に対する見守り 安否確認など地域における市民の自主的な福祉活動を支えるため 平成 7 年から福祉のまち推進センター事業を実施しています この事業の核となるのは おおむね連合町内会単位に設置されている 地区福祉のまち推進センター で 平成 22 年度末では 市内全域の 89 地区に設置されています 地区福祉のまち推進センターで行われている主な活動 ( 平成 22 年度 89 地区中 ) 広報 啓発活動 地区数 ふれあい交流活動 地区数 広報誌等作成 配付 57 会食 配食会 65 他の広報誌等による広報 37 入浴会 日帰り入浴会 32 チラシ リーフレット等配付 81 ミニディ ミニサロン 52 その他 ( ホームページ等作成 ) 21 異世代交流 51 イベント開催 招待 49 調査 点検活動 地区数 子育てサロン 68 援助対象者名簿 カード等作成 56 介護予防活動 ( すこやかクラブ等への協力 ) 33 活動記録表作成 33 健康づくり事業 ( 料理教室等含む ) 26 高齢者等状況 ( ニーズ把握 ) 37 年賀状等発送 祝品等贈呈 17 住民福祉意識調査 12 福祉マップ作成 23 日常生活支援活動 地区数 訪問 電話等安否確認 75 学習 研修活動 地区数 除雪 51 運営委員 福祉推進員 協力員研修 72 外出介助 11 一般住民向け研修会 39 家事援助 育児 26 施設見学等 24 介護支援 8 他地区視察 9 福祉 生活相談 45 通報システム 8 資料札幌市 - 37 -

(3)NPO 法の施行市民活動に対する気運の高まりを受け 平成 10 年 12 月に特定非営利活動促進法 (NPO 法 ) が施行されました 法人格を取得した市民活動団体は急速に増加しています 札幌市に主たる事務所を置く NPO 法人数の推移 ( 各年 3 月 31 日現在 ) 800 700 600 570 630 668 723 741 500 400 300 200 100 0 481 375 290 193 136 83 41 2 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 資料北海道 - 38 -