自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

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調査結果の概要 1 退職一時金制度 (1) 退職一時金の制度の有無及びその内容 ( 表 1) 集計表第 1 表 第 2 表 制度を採用しているのは 調査産業計では194 社 ( 集計 213 社の91.1%) で 退職一時金の算定基礎に退職時の賃金を用いるのは33 社 ( 制度のある194 社の17.0%) それ以外は163 社 ( 同 84.0%) となっている 製造業では制度を採用しているのは 106 社 ( 集計 119 社の89.1%) で 退職一時金の算定基礎に退職時の賃金を用いるのは19 社 ( 制度のある106 社の17.9%) それ以外は87 社 ( 同 82.1%) となっている 調査産業計で退職時の賃金以外を算定基礎給とする163 社のうち 点数方式 ( 職能等級 年数等を点数 ( ポイント ) に置き換えて算定する方式 ) が122 社 (163 社の74.8%) 別テーブル方式( 賃金と連動しない体系又はテーブルで算定する方式 ) が28 社 ( 同 17.2%) 等となっている 製造業では退職時の賃金以外を算定基礎給とする 87 社のうち 点数 ( ポイント ) 方式 が66 社 (87 社の75.9%) 別テーブル方式 が15 社 ( 同 17.2%) 等となっている 表 1 退職一時金制度の有無及び算定基礎 退職一時金 制度のある 企業 退職時 の賃金 退職一時金の算定基礎 ( 複数回答 ) 退職時の 賃金以外 別テーブル 方式 点数 ( ポイ ント ) 方式 退職一時金制度のない企業 ( 退職年金制度のみ ) 調査産業計 194 33 163 28 122 16 19 製造業 106 19 87 15 66 7 13 平成 27 年調査産業計 199 28 172 29 134 13 18 製造業 116 18 100 17 79 5 15 ( 注 1) には 複数の方式を混在させた方式等が含まれる ( 注 2) 退職一時金の算定基礎について平成 27 年調査から複数回答方式で調査している (2) 賃金改定と退職一時金の算定基礎との関係 ( 表 2) 集計表第 3 表 調査産業計では 賃金改定の結果を退職一時金の算定基礎に自動的に反映させるのは51 社 ( 退職一時金の支払原資を社内で準備している企業 189 社の27.0%) で そのうち改定結果の全部を反映させるのが31 社 (51 社の60.8%) 一部を反映させるのが19 社 ( 同 37.3%) となっている 賃金改定の結果を算定基礎に必ずしも

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103 社の25.2%) 必ずしも自動的に反映させないのは73 社 ( 同 70.9%) となっている 表 2 賃金改定と退職一時金の算定基礎との関係 産業区分 退職一時金の 支払原資を社 内で準備して いる社数 賃金改定の結果を算定基礎に自動的に反映させる 全部を 反映 一部を 反映 その時点 で判断 賃金改定の結果を算定基礎に必ずしも自動的に反映させない 反映させるか否かはその時点で判断 算定基礎は賃金改定とは連動しない 調査産業計 189 51 31 19-133 6 123 製造業 103 26 15 10-73 2 68 平成 27 年 調査産業計 193 48 33 13 1 138 7 126 製造業 113 28 18 8 1 79 2 74 (3) 定年到達までの退職金の算定 ( 表 3) 集計表第 4 表 一定の年齢や年数で退職一時金を固定する制度があるのは 調査産業計では38 社 ( 集計 188 社の20.2%) で 固定する平均年齢は56.9 歳 平均年数は34.5 年となっている 製造業では19 社 ( 集計 101 社の18.8%) で 平均年齢は56.8 歳 平均年数は34.3 年となっている 退職一時金が定年まで増えるのは 調査産業計では150 社 ( 集計 188 社の79.8%) で そのうち算定基礎給及び支給率ともに上昇するのは28 社 (150 社の18.7%) ポイントが増加するのは84 社 ( 同 56.0%) となっている 製造業では82 社 ( 集計 101 社の81.2%) で それぞれ16 社 (82 社の19.5%) 47 社 ( 同 57.3%) となっている

表 3 定年前の退職一時金の取扱い 集計社数 定年前に退 職一時金額 を固定 定年まで退 職一時金額 を増額する 算定基礎給 及び支給率 が上昇 ポイントが 増加 調査産業計 188 38 150 28 84 22 製造業 101 19 82 16 47 8 平成 27 年調査産業計 194 45 149 20 96 27 製造業 114 27 87 13 57 14 (4) 退職一時金受給資格に要する最低期間 ( 所要年数 )( 表 4) 集計表第 5 表 退職一時金の受給資格付与に要する最低期間 ( 所要年数 ) を退職理由別にみると 会社都合では調査産業計 製造業ともに 1 年未満 とする企業が最も多く それぞれ71 社 ( 集計 185 社の38.4%) 42 社 ( 同 99 社の42.4%) となっている 自己都合では調査産業計 製造業ともに 3 年以上 とする企業が最も多く それぞれ95 社 ( 同 185 社の51.4%) 48 社 ( 同 99 社の48.5%) となっている 集計 社数 表 4 退職一時金受給資格付与に要する所要年数 1 年未満 会社都合 ( 定年を含む ) 1 年 ~ 2 年未満 2 年 ~ 3 年未満 3 年以上 1 年未満 1 年 ~ 2 年未満 自己都合 2 年 ~ 3 年未満 3 年以上 調査産業計 185 71 57 14 23 10 46 31 95 製造業 99 42 34 3 5 6 30 14 48 平成 27 年調査産業計 191 77 50 10 28 15 47 29 97 製造業 111 48 30 5 9 8 32 16 53 (5) 退職一時金制度の変更状況 ( 表 5) 集計表第 6 表 最近 2 年間 ( 平成 27 年 7 月 ~ 平成 29 年 6 月 ) に退職一時金制度を変更したのは 調査産業計では23 社 ( 集計 186 社の12.4%) となっている 変更内容は 支給率の変更 が8 社 (23 社の34.8%) 算定基礎給の変更 算定方法の変更 及び 原資の一部又は全部を年金に移行 が3 社 ( 同 13.0%) 等となっている 製造業で変更したのは12 社 ( 集計 99 社の12.1%) となっている

集計 社数 表 5 退職一時金の変更状況 変更 あり ( 複数回答 ) 算定基礎給の変更 算定方法の変更 支給率の変更 特別加算制度の変更 制度の廃止 原資の一部又は全部を年金に移行 調査産業計 186 23 3 3 8 2 1 3 7 163 製造業 99 12 1 2 7 1 1 1 3 87 平成 27 年調査産業計 195 26 5 5 7 4-1 7 169 製造業 115 16 3 2 6 2 - - 6 99 変更 なし 2 退職年金制度 (1) 退職年金制度の有無及びその種類 ( 表 6) 集計表第 7 表 調査産業計で制度を採用しているのは201 社 ( 集計 213 社の94.4%) で 確定給付企業年金 ( 規約型 ) 97 社 ( 制度のある201 社の48.3%) 確定給付企業年金 ( 基金型 ) 66 社 ( 同 32.8%) 確定拠出年金( 企業型 ) 133 社 ( 同 66.2%) 等となっている 製造業で制度を採用しているのは112 社 ( 集計 119 社の94.1%) で 確定給付企業年金 ( 規約型 ) 44 社 ( 制度のある112 社の39.3%) 確定給付企業年金 ( 基金型 ) 45 社 ( 同 40.2%) 確定拠出年金( 企業型 ) 79 社 ( 同 70.5%) 等となっている 表 6 退職年金制度の有無及び導入している年金の種類 導入している年金の種類 ( 複数回答 ) 退職年金確定拠出制度の確定給付の年金ある企業企業年金規約型基金型年金 ( 企業型 ) 退職年金 制度の ない企業退職一時金制度のみ 調査産業計 201 163 97 66 133 5 12 製造業 112 89 44 45 79 4 7 平成 27 年 調査産業計 205 170 103 67 127 3 12 製造業 123 104 54 50 80 1 8 ( 注 ) の年金 には 厚生年金基金や確定拠出年金 個人型 企業独自の年金等が含まれる

(2) 退職年金制度の変更状況 ( 表 7) 集計表第 8 表 最近 2 年間 ( 平成 27 年 7 月 ~ 平成 29 年 6 月 ) に制度を変更したのは 調査産業計では47 社 ( 集計 202 社の23.3%) となっている 変更した年金の種類は確定給付企業年金が33 社 ( 同 16.3%) 確定拠出年金( 企業型 ) が27 社 ( 同 13.4%) 等となっており 内容は 制度の新設 が19 社 ( 同 9.4%) 予定利率 給付利率の引下げ が14 社 ( 同 6.9%) 等となっている 製造業で制度を変更したのは29 社 ( 集計 114 社の25.4%) で 変更した年金の種類は確定給付企業年金が21 社 ( 同 18.4%) 確定拠出年金( 企業型 ) が16 社 ( 同 14.0%) 等となっている 表 7 退職年金制度の変更状況 ( 複数回答 ) 集計社数 変更あり 確定給付 確定拠出年金 企業年金 ( 企業型 ) の年金 変更なし 調査産業計 202 47 33 27 2 155 製造業 114 29 21 16 2 85 平成 27 年調査産業計 203 45 33 23 1 158 製造業 122 31 22 18 1 91 ( 注 ) 表 6の ( 注 ) に同じ (3) 年金の掛金 ( 表 8) 集計表第 9-1 表 ~ 第 9-3 表 調査産業計で掛金の算定方法についてみると 確定給付企業年金 ( 規約型 ) では 点数 ( ポイント ) に単価を乗ずる が40 社 ( 制度のある97 社の41.2%) 算定基礎に定率 ( 全員同率 ) を乗ずる が38 社 ( 同 39.2%) で 確定給付企業年金 ( 基金型 ) ではそれぞれ30 社 ( 制度のある66 社の45.5%) 17 社 ( 同 25.8%) 等となっている 確定拠出年金 ( 企業型 ) ではそれぞれ57 社 ( 制度のある133 社の42.9%) 22 社 ( 同 16.5%) 等となっている 調査産業計で確定給付企業年金 ( 規約型 基金型 ) を採用している企業のうち 労働者の掛金負担があるのは 規約型では7 社 ( 集計 97 社の7.2%) 基金型では1 1 社 ( 同 65 社の16.9%) となっている 確定拠出年金 ( 企業型 ) を採用している企業でマッチング拠出を導入しているのは51 社 ( 同 131 社の38.9%) となっている

表 8 掛金の算定方式 ( 調査産業計 ) 年金の種類 制度のある企業 定額 全員同額 算定基礎に定率 ( 全員同率 ) を乗ずる 点数 ( ポイント ) に単価を乗ずる 性 年齢 年数等に応じた額 算定基礎 に性 年 齢 年 数等に応 じた割合 を乗ずる 確定給付企業年金 ( 規約型 ) 97 5 38 40 3 1 10 確定給付企業年金 ( 基金型 ) 66 3 17 30 1 4 9 確定拠出年金 ( 企業型 ) 133 13 22 57 - - 35 平成 27 年 確定給付企業年金 ( 規約型 ) 103 8 35 44 1 2 11 確定給付企業年金 ( 基金型 ) 67 3 18 30 2 2 11 確定拠出年金 ( 企業型 ) 127 12 23 56 - - 29 ( 注 ) には 定額 + 定率 等 複数の算定方法を併用している場合等が含まれる 3 退職金額 (1) 平均退職金支給額 ( 表 9 表 10) 集計表第 11 表 第 12 表 平成 28 年度 1 年間 ( 決算期間 ) の平均退職金支給額を退職事由別にみると 調査産業計では定年退職 18,131 千円 会社都合 19,017 千円 自己都合 4,185 千円となっている 製造業では定年退職 17,067 千円 会社都合 18,741 千円 自己都合 2,945 千円となっている 表 9 退職事由別 1 人平均退職金額 産業区分 定年退職 会社都合 自己都合 年度 集計社数 退職金額 集計社数 退職金額 集計社数 退職金額 調査産業計 111 18,131 54 19,017 109 4,185 製造業 56 17,067 28 18,741 53 2,945 平成 27 年度調査産業計 120 19,664 55 17,784 115 4,488 製造業 70 18,576 36 17,714 65 4,034 ( 注 ) 金額には退職年金の掛金 ( 事業主負担分 ) の現価額が含まれる 男性定年退職者の退職金支給額を学歴 年数別にみると 調査産業計では 大学卒は 35 年 22,129 千円 満勤 22,490 千円 高校卒はそれぞれ 12,602 千 円 17,922 千円となっている 製造業では大学卒は 35 年 18,530 千円 満勤勤 続 21,363 千円 高校卒はそれぞれ 12,223 千円 16,909 千円となっている ( 社 千円 )

表 10 年数 学歴別定年退職者の平均退職金額 ( 男 ) ( 社 千円 ) 数 年 大学卒高校卒集計社数退職金額集計社数退職金額 調査産業計 35 年 26 22,129 19 12,602 満勤 70 22,490 76 17,922 製造業 35 年 13 18,530 11 12,223 満勤 38 21,363 41 16,909 平成 27 年調査産業計 35 年 26 25 16,599 19,781 19 18 15,074 15,414 満勤 66 23,039 78 20,152 製造業 35 年 15 20,755 9 14,277 満勤 41 22,174 49 19,246 職種 学歴 (2) モデル退職金 ( 表 11 表 12) 集計表第 13 表 第 14 表 モデル退職金 は学校を卒業後直ちに入社し その後標準的に昇進した者で 設定されたモデル条件 ( 事務 技術労働者又は生産労働者 総合職又は一般職 学歴 年齢 年数 ) に該当する者の退職金をいい 退職年金制度を併用し ている企業においては 退職年金現価額が含まれている 定年退職した場合の退職金額は 調査産業計では大学卒事務 技術 ( 総合職 ) 26,947 千円 高校卒事務 技術 ( 総合職 )24,779 千円 高校卒生産 18,408 千円 となっている 製造業はそれぞれ 30,927 千円 25,526 千円 20,283 千円となっ ている 3 年 5 年 表 11 モデル退職金額 ( 会社都合 ) 10 年 15 年 20 年 25 年 30 年 35 年 ( 千円 ) 産業区分事務 技術 ( 総合職 ) 60 歳 定年 大学卒 (25 歳 ) (27 歳 ) (32 歳 ) (37 歳 ) (42 歳 ) (47 歳 ) (52 歳 ) (57 歳 ) 調査産業計 721 1,244 3,297 6,287 10,106 15,080 21,836 25,910 28,005 26,947 製造業 793 1,434 3,688 6,835 10,616 15,736 22,074 26,692 30,376 30,927 高校卒 (21 歳 ) (23 歳 ) (28 歳 ) (33 歳 ) (38 歳 ) (43 歳 ) (48 歳 ) (53 歳 ) 調査産業計 553 994 2,468 4,737 7,675 11,595 15,547 19,996 25,781 24,779 製造業 607 1,049 2,603 4,908 7,959 12,068 16,037 20,952 26,427 25,526 生産 高校卒 (21 歳 ) (23 歳 ) (28 歳 ) (33 歳 ) (38 歳 ) (43 歳 ) (48 歳 ) (53 歳 ) 調査産業計 540 994 2,386 4,403 7,350 11,013 14,712 18,492 20,614 18,408 製造業 548 1,012 2,487 4,458 7,464 11,074 14,775 18,501 21,220 20,283

定年退職時のモデル退職金額での学歴間格差についてみると 大学卒事務 技 術 ( 総合職 ) を 100 として 調査産業計では高校卒事務 技術 ( 総合職 ) は 92.0 高校卒生産は 68.3 となっている 製造業ではそれぞれ 82.5 65.6 となっている 表 12 モデル退職金額の学歴間格差 ( 大学卒事務 技術 ( 総合職 ) を 100 とした場合の高校卒の水準 ) 定年 産業区分事務 技術 ( 総合職 ) 生産 調査産業計 92.0 68.3 製造業 82.5 65.6 平成 27 年調査産業計 91.1 84.9 製造業 84.0 76.5 また モデル退職金額の内訳 ( 退職一時金額と退職年金現価額 ) に回答があった企業についてみると 定年退職時の大学卒事務 技術 ( 総合職 ) のモデル退職金額は 調査産業計では30,638 千円となっており その内訳は 退職一時金額が16,565 千円 退職年金現価額が14,073 千円となっている 製造業では38,518 千円となっており その内訳は 退職一時金額が22,584 千円 退職年金現価額が15,934 千円となっている 集計表第 14-1 表 4 定年制 (1) 定年制の有無及び定年年齢 集計表第 15 表 調査産業計で定年制を採用しているのは206 社 ( 集計 207 社の99.5%) 製造業では集計 114 社全てで定年制を採用している 定年を 60 歳 としているのが 調査産業計では197 社 ( 制度のある206 社の95.6%) 製造業では109 社 ( 同 114 社の95.6%) 65 歳 がそれぞれ7 社 ( 同 206 社の3.4%) 4 社 ( 同 114 社の3.5%) となっている (2) 選択定年制 ( 早期退職優遇制度 )( 表 13 表 14) 集計表第 16 表 調査産業計では制度があるのは102 社 ( 集計 206 社の49.5%) で うち年数を要件とする企業は81 社 ( 制度がある102 社の79.4%) 所要年数の平均は14.0 年となっている 製造業で制度のある53 社 ( 集計 114 社の46.5%) のうち 年

数を要件とする企業は42 社 (53 社の79.2%) 所要年数の平均は12.3 年となっている 制度の適用開始年齢をみると 50 歳 から適用を開始する企業が最も多く 調査産業計では42 社 (102 社の41.2%) 製造業では17 社 (53 社の32.1%) となっている 表 13 選択定年制の適用状況 集計社数 制度あり 年数の 年数の 制度なし 要件あり 要件なし 調査産業計 206 102 81 21 104 製造業 114 53 42 11 61 平成 27 年調査産業計 216 111 92 19 105 製造業 131 63 53 10 68 ( 注 ) 年数の要件の有無について無回答の企業が存在する 退職一時金の優遇措置があるのは 調査産業計では 99 社 ( 制度のある 102 社の 97.1%) で 定年退職と同等に扱う企業と退職時の年齢に応じて支給額を加算する企業がともに 43 社 ( 優遇措置のある 99 社の 43.4%) 実勤務年数に定年までの年数を加算する企業が 12 社 ( 同 12.1%) 等となっている 製造業では優遇措置があるのは 52 社 ( 制度のある 53 社の 98.1%) で 定年退職と同様に扱う企業が 24 社 ( 優遇措置のある 52 社の 46.2%) 退職時の年齢に応じて支給額を加算する企業が 23 社 ( 同 44.2%) 実勤務年数に定年までの年数を加算する企業が 8 社 ( 同 15.4%) 等となっている 退職年金の優遇措置があるのは 調査産業計では7 社 ( 制度のある102 社の6.9%) 製造業では2 社 ( 同 53 社の3.8%) となっている

表 14 選択定年制による早期退職者に対する優遇措置 退職一時優遇措置 ( 複数回答 ) 退職年金制度あり定年退職の金の優遇年数年齢に応の優遇 ( 再掲 ) と同等に優遇ありあり扱うの加算じた加算あり 調査産業計 102 99 43 12 43 25 7 8 製造業 53 52 24 8 23 17 2 5 平成 27 年調査産業計 111 104 47 15 48 23 13 12 製造業 63 58 27 7 32 14 6 7 5 継続雇用制度 (1) 継続雇用制度 集計表第 17 表 継続雇用制度を採用しているのは 調査産業計では 203 社 ( 定年制のある 206 社の 98.5%) 製造業では 111 社 ( 同 114 社の 97.4%) となっており 再雇用制度を採用し ているのは調査産業計では 202 社 ( 継続雇用制度のある 203 社の 99.5%) 製造業 では継続雇用制度のある 111 社全てで再雇用制度を採用している 勤務延長制度を 採用しているのは調査産業計では 5 社 (203 社の 2.5%) 製造業では 2 社 (111 社の 1.8%) となっている (2) 再雇用時の雇用 就業形態 ( 表 15) 集計表第 18 表 再雇用時の雇用 就業形態をみると 調査産業計では 嘱託社員 が最も多いとする企業が114 社 ( 集計 201 社の56.7%) 契約社員 が47 社 ( 同 23.4%) パート アルバイト が12 社 ( 同 6.0%) 等となっている 製造業では 嘱託社員 が最も多いとする企業が60 社 ( 集計 111 社の54.1%) 契約社員 が28 社 ( 同 25.2%) 正社員 と パート アルバイト が6 社 ( 同 5. 4%) 等となっている

表 15 再雇用時において最も多い雇用 就業形態 集計社数正社員契約社員嘱託社員 パート アルバイト 子会社 関連会社の 従業員 調査産業計 201 11 47 114 12 7 10 製造業 111 6 28 60 6 3 8 平成 27 年調査産業計 213 13 55 116 8 12 9 製造業 129 9 37 67 3 7 6 ( 注 ) 子会社 関連会社の従業員 には 雇用形態にかかわらず子会社や関連会社で働く労働者全てを含む (3) 再雇用時と定年退職時との労働条件の比較 ( 表 16) 集計表第 19 表 再雇用制度を採用している企業について再雇用時と定年退職時の労働条件を比べてみると 調査産業計では所定労働時間が 定年退職時と同じ 企業は151 社 ( 集計 197 社の76.6%) 定年退職時の 80% 以上 100% 未満 が10 社 ( 同 5.1%) 等となっている 基本給の時間単価は 50% 以上 80% 未満 が107 社 ( 同 198 社の54.0%) 50% 未満 が58 社 ( 同 29.3%) 等となっており 定年退職時と同じ 企業はなかった 製造業では所定労働時間が 定年退職時と同じ 企業は92 社 ( 集計 108 社の85.2%) 80% 以上 100% 未満 が4 社 ( 同 3.7%) 等となっている 基本給の時間単価は 50% 以上 80% 未満 が68 社 ( 同 109 社の62.4%) 50% 未満 が30 社 ( 同 27.5%) 等となっており 定年退職時と同じ 企業はなかった 集計社数 表 16 再雇用時と定年退職時との労働条件の比較 定年退職時の 50% 未満 所定労働時間 50% 以上 80% 未満 80% 以上 100% 未満 定年退職時と同じ 集計社数 定年退職時の 50% 未満 基本給の時間単価 50% 以上 80% 未満 80% 以上 100% 未満 定年退職時と同じ 調査産業計 197 3 5 10 151 28 198 58 107 5-28 製造業 108-2 4 92 10 109 30 68 1-10 平成 27 年 調査産業計 210-13 9 142 46 208 68 101 1-38 製造業 126-6 2 96 22 126 40 70 - - 16 (4) 再雇用労働者と定年年齢到達前の常用労働者との労働条件の比較 ( 表 17) 集計表第 20 表 再雇用制度を採用している企業について 再雇用労働者の労働条件と定年年齢到達前の常用労働者の労働条件を比べると 調査産業計では再雇用労働者は定期

昇給なしとする企業は168 社 ( 集計 199 社の84.4%) 定年年齢到達前より低い水準が9 社 ( 同 4.5%) 一時金( 賞与 ) が低い水準が124 社 ( 同 197 社の62.9%) 支給なしが40 社 ( 同 20.3%) 等となっている 製造業では定期昇給なしとする企業が94 社 ( 集計 109 社の86.2%) 定年年齢到達前より低い水準が5 社 ( 同 4.6%) 一時金( 賞与 ) が低い水準が72 社 ( 同 107 社の67.3%) 支給なしが19 社 ( 同 17.8%) 等となっている 表 17 再雇用労働者と定年年齢到達前の常用労働者との労働条件の比較 集計社数 低い水準 定期昇給一時金 ( 賞与 ) 同じ水準 昇給なし 集計社数 低い水準 同じ水準 調査産業計 199 9 4 18 168 197 124 9 24 40 製造業 109 5 1 9 94 107 72 5 11 19 平成 27 年調査産業計 210 17 5 19 169 210 128 7 28 47 製造業 128 13 1 9 105 127 85 4 13 25 支給なし