コⅢ 338 Revised BIG DIPPER English Communication Ⅲ

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1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

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英1 329 Revised Vision Quest English Expression 1 Standard

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

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教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて

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政経 311 政治・経済

東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

京都立石神井高等学校平成 31 年度教科 ( 外国語 ( 英語 ) ) 科目 ( 英語表現 Ⅱ ) 年間授業計 ( 標準 α) 教 科 : 外国語 ( 英語 ) 科目 : 英語表現 Ⅱ 単位数 : 2 単位 対象学年組 : 第 2 学年 A 組 ~G 組 教科担当者 :(A 組 : 岡本 松井 )(

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

商業 358 電子商取引 新訂版

時制などの文構造について復習する 修学旅行の思い出 (9) 修学旅行で外国人にインタビューする 修学旅行の思い出についてスピーチをする 6 The 5 Rs to Save the Earth(8) 特定の動作に対する自分の感じ方 を 伝える 物事のやり方を知っているかを伝 え る 他者に行動を依頼

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平成 30 年度シラバス 3 学年前期 (1 単位 ) コミュニケーション英語 Ⅰ 教科書 ENGLISH NOW Ⅰ 開隆堂 授業時数 01 単元名 Lesson 6 Sempai and Ko hai 本時 Lesson 6 (1) 学習内容備考 常日頃から使っている 先輩 後輩 ということばを

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4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

英語表現I(特進)

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第 1 問 B 身の回りの事柄に関して平易な英語で話される短い発話を聞き, それに対応するイラストを選ぶことを通じて, 発話内容の概要や要点を把握する力を問う 問 1 5 英語の特徴やきまりに関する知識 技 能 ( 音声, 語, 友人や家族, 学校生活など, 身近な話題に関する平易で短い説明を聞き取

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外国語

Lesson 5, 6, 7, 8 キクタン Basic Lesson 9, 0 キクタン Basic 単語学習では 音もしっかり意識して使えるようになる 文章の内容を理解するとともに 次の小テスト文法事項も確認する 定期考査分詞 知覚 使役動詞 関係代名詞の提出物 what 関係代名詞の非制限用法

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

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平成 年度年間授業計画 英語コミュニケーション英語 Ⅱ コミュニケーション英語 Ⅱ 必修 使用教科書および使用教科書 CROWN English CommunicationⅡ CROWN English CommunicationⅡ( 三省堂 ) 英単語 ( ターゲット 00)( 旺文社 ) Lis

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Listening 天気予報と予定 (2) 天気などの身近な情報を表すを正しく身につけ運用す 6 What Can We Do for Others?(8) 義務について伝え 必要か不必要かを伝え 自分の考えを伝え Speaking 電話 ( 依頼する 誘う )(2) 電話で用いる定型を身につけ運用

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

取扱内容容の構成分量等内 使用上の配慮等( 外国語 ) 科調査研究報告書 観 点 書名 2 東書第 1 学年英語 727 NEW HORIZON English Course 1 第 2 学年英語 827 NEW HORIZON English Course 2 第 3 学年英語 927 NEW H

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

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間学習計画学期教科外国語科目コミュニケーション英語 Ⅲ 単位数 3 学年 3 年類型流通経済科 教科書 ( 出版社 ) Vivid English Communication Ⅲ( 第一学習社 ) 副教材 ( 出版社 ) 授業の概要 授業の目標 1 単語やイディオムの意味を辞書で調べて内容の概要を把

グリーン家の人々

様式 6 年間指導計画表 教科 科目 外国語コミュニケーション英語 Ⅰ1 単位数 後期 1 単位 学科 年次ビジネス創造科 年次 1 学習の到達目標等 学習の到達目標 使用教科書 副教材等 英語を通じて 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するとともに 情報や考えなどを

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

1 つなぎ言葉の使い方を理解している 2 パラグラフの構成を理解している 3 文章の要点をつかむことが出来る (4) 言語や文化についての知識 理解 1 いろんなトピックについて 内容を理解することが出来る 2 それぞれのページで学んだ文法や表現を理解し 知識として定着させている ( 定期考査等を用

シラバス書式(案)

学校番号 2004 平成 29 年度外国語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 外国語英語表現基礎 2 第 1 学年 美誠社 ドリルで英文法 啓林館 Vision Quest 総合英語 基本例文集プリント補助教材等 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 積極的に英語でコミュニケーショ

SELECT English Expression Ⅰ 観点別評価基準

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

科目名 総合英語 ⅠA 対象学年 1 年 期間 通年 曜日 時限 金 1-2 限 授業回数 90 分 34 回 授業種別 講義 回 / 週 1 回 取得単位 4 単位 授業目的達成目標 読み 書き を通して 聞く こと 話す ことにも役立つ英語の力を習得させる 文法を踏まえてパラグラフの内容を迅速か

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Lesson 1 Our Earth (pp


平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

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0 指導内容 具体的な指導目標 評価の観点 方法 LESSON5& 対話文や物語 エッセイなどさまざまなジャンルの英文を 聞き取れない語や未知語があっても内容を推測しながら聞き続け概要を把握することができる 英語を使用している人々の日常生活 風俗習慣など 読むこと の言語活動に必要な文化的背景につい

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年間授業画 教科外国語 ( 英語 ) 科目 講座名英語表現 Ⅰ 単位数 2 単位 学年 クラス 1 学年担当教員 MY WAY English ExpressionⅠ( 三省堂 ) 英語を通じて, コミュニケーションを図ろうとする態度を育成する また 論理の展開や表現の方法を工夫しながら自分の考えを

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慶應外語 2019 年度春学期三田正科注意 : やむをえない理由により 予告なしに担当講師が代講または変更となることがあります 講座開始後 この変更を理由に講座をキャンセルされる場合 受講料の返還はいたしません 講座コード C ベトナム語 基礎コース 担当者 グエン Nguyễn ミン

Lesson 1 Our Earth (pp

○○科 教科経営案

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン


知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

東京都立松が谷高等学校平成 31 年度年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅱ ) 対象 :( 第 2 学年 1 組 ~ 8 組 ) 使用教科書 :BIG DIPPER English Communication Ⅱ[ 数研出版 ] 使用教材 : BIG DIPPE

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英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

賀茂北高等学校外国語科平成 30 年 4 月 6 日賀茂北高等学校平成 30 年度入学生英語 CAN-DO リの形での学習到達目標 1 年 簡単な英語の指示が クラスルームイ ALT と挨拶が交わせ 自己紹介 3~5 行の日記程度 1 学期 理解でき, 問題文が読 ングリッシュを聞 ( リス る (

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4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Unit1 ( 6 時間 ) Unit2 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 フィクションエッセイ Lesson1 専業主夫の日記 専業主夫の主人公はたいへんな思いをしながら娘の育児に励んでいる 一方の妻は仕事のストレスで不満が溜まり 夫に就

2. 教科に関する調査の結果 ( 概要 ) -7-2.教科に関する調査の結果(概要)

使用上の注意 はじめに ( 必ずお読みください ) この SIGN FOR CLASSROOM の英語の動画資料について 作成の意図の詳細は 2 ページ以降に示されているので できるだけすべてを読んでいただきたい 要約 このビデオは 聴覚障がいを持つ生徒たちに英語を教える時 見てわかる会話を表 出さ

東京都立荻窪高等学校平成 0 年度コミュニケーション英語 Ⅰ 年間授業計画 教科 科目 教科書 外国語 コミュニケーション英語 Ⅰ 単位数 Discovery English Communication Ⅰ( 開隆堂 ) 対象学年 年 Lesson A Funny Picture from the

学校番号 2004 平成 30 年度英語科 教科科目単位数指導学年教材名 副教材名 英語英語理解 2 第 2 学年美誠社 Applause vol.2 1 担当者からのメッセージ ( 学習方法等 ) 基本的なレベルの英語長文を 段階を追って読んでいくことで 英語長文に慣れ 内容を素早くとらえる練習を

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

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第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

平成 30 年度 年間授業計画 都立板橋高校 教科 科目 教科書副教材など 外国語 英語 コミュニケーション英語 Ⅰ 3 単位対象学年 組 区分 1 年全クラス必修 BIG DIPPER English CommunicationⅠ 教科外国語 ( 英語 ) 準拠ワーク マイフェイバリットコーパス

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

いろいろな衣装を知ろう

4 コミュニケーション 活動 ❶ ❷ ❸ ❹ Unit ❺ Daily Scene ❻ Presentation ❼ ❶ 2 3 ❷ Presentation 3 ❸ Presentation 2 ❹ 45Listening Activity 1CM 76Activi

Lesson 2 Into Unknowm Territory(pp.18-31) 言語活動への取り組み 話の要点に注意しながら 積極的に聞こうとしている コミュニケーションの継続 クラス発表の際 聞き取れないことがあれば 質問したり聞き返したりして積極的に理解しようとしている Your React

Ⅰ 指導と評価の年間計画 評価規準 及び 単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 の作成について (1) 年間計画の内容ア新学習指導要領の科目の 指導と評価の年間計画 を作成するに当たっては 外国語を通じてコミュニケーション能力を養うという教科の目標を達成するために 該当科目により どの

先生方へ ( 主旨理解教材について )(1) 中学校の教科書を利用した主旨理解指導 ( 高等学校教員による ) 高等学校では 英語の長文における読解力が求められ 主旨理解が促される指導案が 授業実践に向けて で提案されたが 中学校の教科書の教材でも 工夫次第では 主旨理解に関わる発問が考えられる 英

Transcription:

1-1 編修趣意書 ( 教育基本法との対照表 ) 受理番号 学校 教科 種目 学年 29-47 高等学校 外国語 コミュニケーション英語 Ⅲ 発行者の番号 略称 教科書の記号 番号 教科書名 104 数研コ Ⅲ 338 Revised BIG DIPPER English Communication Ⅲ 1. 編修の基本方針 本教科書の編修にあたっては, 学習者が日常的 社会的な話題を通じて人間性や社会性を育むことができ, かつ コミュニケーション英語 Ⅱ で培った英語の運用能力を更に伸ばし, 英語を用いて積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を伸ばせる内容 構成となるよう留意した 1. 題材は学習者に親しみやすく, かつ, 学習者の生きる力を育成する内容豊かなものを選んだ 2. 言語活動においては コミュニケーション英語 Ⅱ とのスムーズな連携を考慮, また, 確かな定着を目的として反復活動を重視した 3. 社会生活において英語を活用する上で必要な 情報を的確に理解し伝える力 の養成につながる題材 活動を, 随所に盛り込んだ 4. 学習した内容について, 学習者自身の意見を引き出したり, クラスメイトの意見を聞いたりする活動を設けて, 学習者が積極的に授業に参加できるようにした 上述した内容 構成によって, 学習者が多様な知識と教養を身に付け, 主体的に社会の形成に参画 し, 自他国の伝統 文化を尊重しつつ国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことができる教科 書となるように編修した 2. 対照表 図書の構成 内容特に意を用いた点や特色該当箇所 LESSON 1~25, FURTHER READING さまざまな内容の英文を読み, 活動を行うことによって, 幅広い知識と教養を身に付ける ( 第 1 号 ) 全般 駅弁の歴史を学習することで, 日本の文化や郷土を愛する心を養う ( 第 5 号 ) 会話を続けるコツを学習することで, 日常生活におけるコミュニケーション能力の向上をはかる ( 第 2 号 ) 植物のさまざまな種の散布方法を読み, 生物の基本的知識を習得し, 自然を尊ぶ態度を養う ( 第 4 号 ) L1 (8~9 頁 ) L2 (10~11 頁 ) L6 (18~19 頁 ) 9-1

後見返し ものを大事にする精神から生まれた 金継ぎ という日本の伝統技術を知り, 我が国の文化を尊重する態度を養う ( 第 5 号 ) ノーベル賞を設立したノーベルの意図を知り, 社会の発展に寄与する方法に思いを巡らせる ( 第 3 号 ) 本番で実力を発揮する方法を読み, 個人の能力を伸ばし, 自主及び自律の精神を養い, 準備努力を重んずる態度を養う ( 第 2 号 ) 貧しい少女が, 個人の興味を伸ばして勤労を重んじた結果, 科学の発展に大きく貢献した事実を読み, 勤労を重んずる態度を養う ( 第 2 号 ) 廃棄ゴミからつくった楽器で演奏するパラグアイのオーケストラの成功記事を読み, 地域社会への敬愛と協力を重んじ, 公共の精神に基づいて, 主体的に社会の形成に参画し, その発展に寄与する態度を養う ( 第 3 号 ) アフリカの子どもたちの直面する問題と具体例な解決方法を読み, 公共の精神に基づいて, 主体的に社会の形成に参画し, その発展に寄与する態度を養う ( 第 3 号 ) 世界には消滅の危機にある言語が数多くあることを知り, 各地域の伝統と文化を尊重する態度を養う ( 第 5 号 ) 奴隷解放や女性の地位向上のために活動したハリエット タブマンの生涯を知り, 正義と責任, 人間の平等について考え, 主体的に社会の形成に参画する態度を養う ( 第 3 号 ) 蜂群崩壊症候群が生態系に与える影響を知り, 自然を大切にし, 環境の保全に寄与する態度を養う ( 第 4 号 ) 筆者や登場人物の心情, 当時の社会状況などに思いをはせながら回想録を読み, 豊かな情操を養う ( 第 1 号 ) 平等意識や公平の観念を養うため, 男女, 人種などにおいて, 偏りが生じないように配慮した ( 第 3 号 ) 英語を学習する上で必要な 句読法 の知識を身に着ける ( 第 1 号 ) L8 (22~23 頁 ) L9 (26~27 頁 ) L11 (30~31 頁 ) L12 (32~33 頁 ) L13 (34~35 頁 ) L17 (44~48 頁 ) L20 (68~72 頁 ) L22 (86~90 頁 ) L23 (92~96 頁 ) FURTHER READING (112~118 頁 ) 写真 イラスト全般 後見返し 9-2

3. 上記の記載事項以外に特に意を用いた点や特色 1. 題材の形式は, 通常の説明文のほかに, 社会生活において目にする様々なタイプの英文を取り揃えた : 会話文 (L4), ウェブサイト (L7), 博物館案内 (L10), 新聞記事 (L13), 旅行案内 (L16), プレゼンテーション 図表 (L18), 回想録 (FR) など 2.SECTIONⅠ~SECTIONⅢ の各課に 自己表現活動 (It s Your Turn!), さらに, SECTIONⅢの差込頁として 要約文の作成 (Writing a Summary) と ディスカッション (Having a Discussion) を設け, 実践的コミュニケーション能力を高められるよう配慮した 自己表現活動 (It s Your Turn!) には, 音読 発信 リスニング の活動も盛り込んだ SECTIONⅡ の It s Your Turn! 9-3

3. 反復学習による定着 : コミュニケーション英語 Ⅰ Ⅱ Ⅲの語いを,SECTIONⅡ の差込頁でジャンル別に復習 Word Map を用いて視覚的に提示した上で, コロケーション 重要表現を併記して, 語い力の強化を図った 4. 記述は出来るだけ英語とし, 英語による授業が進めやすくなるよう工夫した 写真キャプションは, 原則すべて英語で記載 問題文は, 原則すべて英語で記載 9-4

1-2 編修趣意書 ( 学習指導要領との対照表, 配当授業時数表 ) 受理番号 学校 教科 種目 学年 29-47 高等学校 外国語 コミュニケーション英語 Ⅲ 発行者の番号 略称 教科書の記号 番号 教科書名 104 数研コ Ⅲ 338 Revised BIG DIPPER English Communication Ⅲ 1. 編修上特に意を用いた点や特色 Ⅰ. 全般的な留意点 A. 題材は, 生徒の人として調和のとれた育成に寄与するもので, 知的好奇心を刺激するバラエティに富んだ内容を取り揃えた B. 英語を通じて, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成するため, 問題演習の指示文や写真キャプションは英語を用いた また, 生徒が実際に言語活動を行いやすいように, 具体的な指示 モデルパターンを掲載した C. 情報や考えを的確に理解したり適切に伝えたりする能力を更に伸ばし, 社会生活において活用できるように, 自己表現活動 (It s Your Turn!), 要約文の作成 (Writing a Summary), ディスカッションの実践 (Having a Discussion) を用意した Ⅱ. 教科書の構成ねらいに応じたセクション別の構成 : SECTION Ⅰ 短いトピックを数多く 読む SECTION Ⅱ SECTIONⅠの倍の長さ を読む SECTION Ⅲ 見開きでひと続きの長文 を読む FURTHER READING ストーリー を読み, 語り手の心境を理解する SECTION Ⅰ LESSON 1 The History of Ekiben 歴史 LESSON 2 Three Tips for Maintaining a Conversation コミュニケーション LESSON 3 Do You Judge People by Their Blood Types? 心理 LESSON 4 My Opinion of Zoos 討論 LESSON 5 The 55-Year Race 実話 LESSON 6 After the Flowers 自然 LESSON 7 Online Word-of-Mouth ウェブサイト LESSON 8 Kintsugi 芸術 9-5

LESSON 9 Alfred Nobel: A Person of Peace 歴史秘話 LESSON 10 Art on Display リーフレット LESSON 11 Keys to Winning 心理 LESSON 12 She Sells Seashells by the Seashore 科学 LESSON 13 A New Orchestra and a New Harmony 新聞記事 LESSON 14 Swimwear for Speed スポーツ LESSON 15 The Immortal Jellyfish 自然 LESSON 16 Antarctica by Cruise Ship ウェブサイト SECTION Ⅱ LESSON 17 The Shoe That Grows 教育 健康 LESSON 18 Let s Try English Presentations! 発表 説明 / 図表 LESSON 19 Bottled Water? No Water? 環境 自然 LESSON 20 Endangered Languages 言語 文化 LESSON 21 Left in Space 科学 技術 SECTION Ⅲ LESSON 22 タイトルなし歴史 人権 LESSON 23 タイトルなし自然 環境 LESSON 24 タイトルなし心理 コミュニケーション LESSON 25 タイトルなし技術 社会 FURTHER READING Jesse Owens: My Greatest Olympic Prize by Jesse Owens 回想録 2. 対照表 図書の構成 内容学習指導要領の内容該当箇所 SECTIONⅠ: LESSON 1~16 (1)- イ説明, 評論, 物語, 随筆などについて, 速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする また, 聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う (1)- ウ聞いたり読んだりしたこと, 学んだことや経験したことに基づき, 情報や考えなどについて, 話し合うなどして結論をまとめる (1)- エ聞いたり読んだりしたこと, 学んだことや経験したことに基づき, 情報や考えなどについて, まとまりのある文章を書く (1)- イ各 L の本文,Reading Advice 2 (1)- ウ It s Your Turn! (9, 11, 13, 15, 19, 21, 23, 27, 29, 31, 37 頁 ) (1)- エ It s Your Turn! (39, 41 頁 ) 配当時数 32 9-6

(2)- ア英語の音声的な特徴や内容の展開などに注意しながら聞いたり話したりすること (2)- イ論点や根拠などを明確にするとともに, 文章の構成や図表との関連などを考えながら読んだり書いたりすること < 言語の使用場面の例 の取扱い > a 特有の表現がよく使われる場面 旅行 c 多様な手段を通じて情報などを得る場面 本, 新聞, 雑誌などを読むこと 情報通信ネットワークを活用し 情報を得ること (2)- ア Sound Tips, 33 頁 It s Your Turn! (2)- イ Tips for Reading (9, 11, 13, 17, 19, 23, 27, 35 頁 ), Reading Advice 1 a L16 本文と It s Your Turn! c L7, L10, L13, L16 本文 < 言語の働きの例 の取扱い > a コミュニケーションを円滑にする 相づちを打つ 聞き直す d 考えや意図を伝える 賛成する 反対する a, d 14-15 頁討論でよく使う表現と Tips for Reading SECTIONⅡ: LESSON 17~21 < 文法事項 > ( ア ) 不定詞の用法 完了不定詞 ( イ ) 関係代名詞の用法 非制限的用法 関係代名詞 what ( ウ ) 関係副詞の用法 関係副詞 非制限的用法 ( オ ) 代名詞のうち,it が名詞用法の句 及び節を指すもの 形式主語 ( カ ) 動詞の時制など 過去完了形 現在完了進行形 ( ク ) 分詞構文 < 内容 > (1)- ア事物に関する紹介や報告, 対話や討論などを聞いて, 情報や考えなどを理解したり, 概要や要点をとらえたりする (1)- イ説明, 評論, 物語, 随筆などについて, 速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする また, 聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う (2)- イ論点や根拠などを明確にするとともに, 文章の構成や図表との関連などを考えながら読んだり書いたりすること (2)- ウ未知の語の意味を推測したり背景となる知識を活用したりしながら聞いたり読んだりすること ( ア ) 完了不定詞 :22 頁 6 行 ( イ ) 非制限的用法 :8 頁 21 行,30 頁 11 行,32 頁 12, 21 行,38 頁 4, 15 行 関係代名詞 what:10 頁 13 行 ( ウ ) 関係副詞 :18 頁 11 行, 44 頁 9 行 非制限的用法 :40 頁 19 行 ( オ ) 形式主語 :8 頁 4 行,14 頁 1 行,30 頁 15 行,32 頁 17 行 ( カ ) 過去完了形 : 26 頁 4,5,8,19 行,32 頁 14 行 現在完了進行形 : 38 頁 19 行 ( ク ) 分詞構文 :22 頁 13 行 (1)- ア各 L の Comprehension A と It s Your Turn! 2 (1)- イ各 L の本文と It s Your Turn! 1 (2)- イ L18 本文 (2)- ウ 61 頁 C 20~30 9-7

< 言語の使用場面の例 の取扱い > b 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしに かかわる場面 学校での学習や活動 b L18 本文 < 言語の働きの例 の取扱い > b 気持ちを伝える 感謝する 望む c 情報を伝える 説明する 報告する b, c L18 本文 < 文構造のうち, 運用度の高いもの > a-(a) 主語 +be 動詞以外の動詞 + 分詞 a-(a) 44 頁 19 行 SECTIONⅢ: LESSON 22~25 < 文法事項 > ( ア ) 不定詞の用法 原形不定詞 ( イ ) 関係代名詞の用法 非制限的用法 ( ウ ) 関係副詞の用法 関係副詞 ( エ ) 助動詞の用法 助動詞を含む受け身表現 控えめな推量 ( オ ) 代名詞のうち,it が名詞用法の句 及び節を指すもの 形式主語 ( ク ) 分詞構文 < 内容 > (1)- イ説明, 評論, 物語, 随筆などについて, 速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする また, 聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う (1)- ウ聞いたり読んだりしたこと, 学んだことや経験したことに基づき, 情報や考えなどについて, 話し合うなどして結論をまとめる (1)- エ聞いたり読んだりしたこと, 学んだことや経験したことに基づき, 情報や考えなどについて, まとまりのある文章を書く (2)- ウ未知の語の意味を推測したり背景となる知識を活用したりしながら聞いたり読んだりすること (2)- エ説明や描写の表現を工夫して相手に効果的に伝わるように話したり書いたりすること ( ア ) 原形不定詞 :44 頁 2 行 ( イ ) 非制限的用法 : 68 頁 10 行,78 頁 2, 15 行 ( ウ ) 関係副詞 :44 頁 9 行 ( エ ) 助動詞を含む受け身表現 :46 頁 7, 12, 18 行 控えめな推量 :46 頁 5 行 ( オ ) 形式主語 :60 頁 7 行 ( ク ) 接続詞 + 分詞構文 : 60 頁 1 行,76 頁 20 行 (1)- イ各 L の本文 (1)- ウ Having a Discussion (1)- エ Writing a Summary 1~3 (2)- ウ 94 頁 A 5,100 頁 A 3, 4 (2)- エ Writing a Summary 1~3 16~20 < 言語の働きの例 の取扱い > a コミュニケーションを円滑にする c 情報を伝える d 考えや意図を伝える e 相手の行動を促す a, c, d, e Having a Discussion 9-8

< 文構造のうち, 運用度の高いもの > b-(a) 主語 + 動詞 +if で始まる節 e-(b) It+seem など +that で始まる節 b-(a) 86 頁 24 行 e-(b) 92 頁 21 行 < 文法事項 > ( ア ) 不定詞の用法 ( ア ) 原形不定詞 :87 頁 38 行 原形不定詞 ( ウ ) 関係副詞の用法 関係副詞 非制限的用法 ( エ ) 助動詞の用法 助動詞を含む受け身表現 ( オ ) 代名詞のうち,it が名詞用法の句 及び節を指すもの ( ウ ) 関係副詞 :93 頁 34 行, 105 頁 28 行 非制限的用法 :86 頁 14, 16 行,87 頁 30 行,93 頁 38 行 ( エ ) 助動詞を含む受け身表現 :86 頁 12 行,93 頁 33 行 ( オ ) 形式主語 :86 頁 18 行, 105 頁 52 行 形式主語 ( カ ) 動詞の時制など 過去完了形 ( カ ) 過去完了形 :86 頁 17 行, 87 頁 37 行,99 頁 34, 35, 39, 40 行,105 頁 32 行 ( キ ) 仮定法 仮定法過去 仮定法過去完了 If S were to ~ ( ク ) 分詞構文 ( キ ) 仮定法過去 :99 頁 47 行 If S were to ~:93 頁 44, 47 行 ( ク ) 分詞構文 : 86 頁 6 行,93 頁 41 行 FURTHER READING < 内容 > (1)- イ説明, 評論, 物語, 随筆などについて, 速読したり精読したりするなど目的に応じた読み方をする また, 聞き手に伝わるように音読や暗唱を行う (2)- ウ未知の語の意味を推測したり背景となる知識を活用したりしながら聞いたり読んだりすること (1)- イ本文 (2)- ウ 118 頁 Comprehension 1 4~5 < 文構造のうち, 運用度の高いもの > c-(b) 主語 + 動詞 + 間接目的語 +what などで始まる節 d-(a) 主語 + 動詞 + 目的語 + 分詞 e-(a) 主語 +seem など +to 不定詞 c-(b) 115 頁 1 行 d-(a) 113 頁 2 行 e-(a) 115 頁 2 行,116 頁 1 行 < 文法事項 > ( イ ) 関係代名詞の用法 関係代名詞 what ( エ ) 助動詞の用法 助動詞 +have+ 過去分詞 控えめな推量 ( カ ) 動詞の時制など 過去完了形 ( キ ) 仮定法 仮定法過去完了 ( ク ) 分詞構文 ( イ ) 関係代名詞 what: 115 頁 17 行,116 頁 2 行, 117 頁 4 行 ( エ ) 助動詞 +have+ 過去分 詞 :117 頁 5 行 控えめな推量 :117 頁 2 行 ( カ ) 過去完了形 : 114 頁 11 行,115 頁 10 行 ( キ ) 仮定法過去完了 : 116 頁 6 行 ( ク ) 分詞構文 :113 頁 5 行, 114 頁 8 行,115 頁 9 行 計 72~87 9-9