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" 01 JJM 予選 4 番 # 四角形 の辺 上に点 があり, 直線 と は平行である.=,=, =5,=,= のとき, を求めよ. ただし,XY で線分 XY の長さを表すものとする. 辺 と辺 の延長線の交点を, 辺 と辺 の延長線の交点を G とする. 5 四角形 は直線 に関して線対称な

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例 e 指数関数的に減衰する信号を h( a < + a a すると, それらのラプラス変換は, H ( ) { e } e インパルス応答が h( a < ( ただし a >, U( ) { } となるシステムにステップ信号 ( y( のラプラス変換 Y () は, Y ( ) H ( ) X (

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() () () F において, チェバの定理より, = F 5 F F 7 これと条件より, = よって, = すなわち F:F=7:0 F 7 F 0 FO F と直線 について, メネラウスの定理より, = F O 5 7 FO これと条件および () より, = 0 O FO よって, =

. 角の二等分線と調和平均 平面上に点 を端点とする線分 と を重ならないようにとる, とし とする の二等分線が線分 と交わる点を とし 点 から に垂直に引いた直線が線分 と交わる点 とする 線分 の長さを求めてみよう 点 から に垂直な直線と および との交点をそれぞれ, Dとする つの直角三

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05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が

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H 0 H = H 0 + V (t), V (t) = gµ B S α qb e e iωt i t Ψ(t) = [H 0 + V (t)]ψ(t) Φ(t) Ψ(t) = e ih0t Φ(t) H 0 e ih0t Φ(t) + ie ih0t t Φ(t) = [

第90回日本感染症学会学術講演会抄録(I)

Transcription:

問題 1 静止座標系 - 平面上を運動する節 b 上に2 定点,Bを考える. いま,2 点の座標は(0,0),B(50,0) である. 2 点間の距離は 50 mm, 点の速度が a 150 mm/s, 点 Bの速度の向きが150 である. 以下の問いに答えよ. (1) 点 Bの速度を求めよ. (2) 瞬間中心を求めよ. 節 b a (0,0) b 150 B(50,0)

問題 1(1) 解答 b a + b a a a b a + b + + b a + ( ) ( b a a + Be e ) ( ) B e a + ( b a) d dt 150, b 50 より b 150 + 50 点 B の速度の向きが 150 なので 50 150 5 tan π 6 1 3 d dt a a, b, b,b 節 b (0,0) b b : 静止座標系 150 B(50,0) : 動座標系 : 静止座標系 ( 節 a) と動座標系 ( 節 b) の軸が成す角度

問題 1(1) 解答 点 B の速度の向きが 150 なので 50 150 したがって b 5 tan π 6 1 3 b 150 + 50 150 + 50 3 より a 3 節 b (0,0) b b 150 B(50,0) a, b,,b b : 静止座標系 : 動座標系 : 静止座標系 ( 節 a) と動座標系 ( 節 b) の軸が成す角度

(1) より 問題 1(2) 解答 a 0, b 50 a 150, b 150 + 50 3 ab ba p b a 0 ( 150 + 50 3) 50 150 150 + 50 3 ( 150) 50 3 a ( ) 瞬間中心 節 b (0,0) p b ab b 150 ba a B(50,0)

問題 2 下図のように半径 r の半円状の溝上の 2 点に太さの無視できる長さ L の棒を接触させながら, の増加する方向に滑らせる. 図のように座標系をとるとき, 以下の問いに答えよ. (1) 静止座標系 (-) のおける棒の瞬間中心を図示せよ. (2) 動座標系 (-XY) における棒の瞬間中心を図示せよ. X Y

問題 2(1) 解答 点 の座標は ( r cs 2, r sn 2 ) よって a r 微分して a ( ) ( 2 ) cs 2 + sn 2 re 2r 瞬間中心 p a + ( ) ( 2 ) sn 2 cs 2 2re X Y 2 a

問題 2(1) 解答 2つの座標系のなす角は なので, 瞬間中心は ( 2 ) a p a + ( 2 ) 2r e re + ( 2 ) ( 2 ) ( 2 ) re + 2re re X Y 2

問題 2(1) 解答 瞬間中心 p re ( 2 ) を中心とする半径 r の円 ( 0 π 2) X Y 2

Y 問題 2(2) 解答 (1) より瞬間中心 ( 2 ) ( 2 ) p re, a re P ( ) p e a ( 2 ) 2r e e 2 2 re ( 動座標系と静止座標系の関係 ) P ( p ) e a X

問題 2(2) 解答 P ( ) p e a ( 2 ) 2r e e 2 re Y 2 を中心とする半径 2r の 0 π 2 円 ( ) X

問題 3 図について以下の問いに答えよ. ただし, 節 1 は共通固定節を表わし, 1, 2 は回転対偶,E, F は直線対偶, B, C, D, G は球対偶とする. (1) 球対偶の自由度はいくらか. (2) 図の機構の自由度を求めよ. 球対偶 :3

問題 3 図について以下の問いに答えよ. ただし, 節 1 は共通固定節を表わし, 1, 2 は回転対偶,E, F は直線対偶, B, C, D, G は球対偶とする. (1) 球対偶の自由度はいくらか. (2) 図の機構の自由度を求めよ. N6 J7 Σf34+315 F6(N-J-1)+Σf -12+153

問題 4 点 P(,) の各座標,を,, r を使って表わせ. P(,) r

課題 2 解答の手引き (v) の答えを用いて, 点 M は点 P と Q の中点であることを用いれば点 M の座標は容易に求まる.

問 1. 変速機構について以下の問いに考えよ. (1)ω と ω の関係を示せ. (2)T と T の関係を示せ.

問 1. 問 2. R R R R R R ω β α ω α β ω ω 2 sn 2 sn 2 sn 2 sn T T T T ω ω ω ω 仮想仕事の原理を利用課題 8 解答

問 2. 無段変速機について以下の問いに考えよ. (1)γ を B, C, D を用いて表せ. (2)ω と ω の関係を γ,, C を用いて示せ. (3)T と T の関係を γ,, C を用いて表せ.

演習問題 問. 無段変速機について以下の問いに考えよ. (1)γ を B, C, D を用いて表せ. (2)ω と ω の関係を γ,, C を用いて示せ. (3)T と T の関係を γ,, C を用いて表せ.

演習問題 C D C B ω γ ω γ + sn 2 2 2 tan 1 ( ) T C T + sn γ 2 T T ω ω ( ) C ω γ ω + sn 2

問 3 図 1(a) に示す 2 自由度平面機構について以下の問いに答えなさい. ただし, 対偶 ( 関節 ), B, C の回転中心は同一直線上にあり, 点 T は対偶 C, D の回転中心を結ぶ直線上に存在する節先端の点とし, a, b は対偶の回転中心軸間の長さを表すものとする. また斜線部は固定節を示し, 節と節の相対運動は対偶によってのみ生成されるものとし, 対偶の摩擦および各節の質量は無視できるものとする. (1) 直進対偶に対し, 図 1(b) のように X 軸方向の並進速度 u 及び Y 軸方向の並進速度 v を同時に与えた場合の点 T の X 軸方向の並進速度 U 及び Y 軸方向の並進速度 V を導出する問題を以下のステップで考える. ()u 0, v0 のとき点 T の X 軸方向の並進速度 U を導出しなさい. ()u 0, v 0 のとき, 点 T の X 軸方向の並進速度 U 及び Y 軸方向の並進速度 V を導出しなさい. (2) 点 T に X 軸方向の力 F X 及び Y 軸方向の力 F Y を加えた状態で, 図 1(b) のように直進対偶にそれぞれ並進速度 u 及び Y 軸方向の並進速度 v を同時に与えるものとする. このとき, 直進対偶に必要な入力動力の総和 P を導出しなさい.

ヒント u B E v C D T T X

問題 2 解答例 u v E T X B T D C 問 (1) () BE EDT CT 点 E を固定して点 を だけ動かすことを想定し, 移動後の点 を点 とする. このときの点 T は点 T に移動する. 平行四辺形リンク機構の場合, E TT E が成り立つから, :a-x:b 定式より X-(b/a) 両辺を時間で部分することにより, U (b/a)u () 同様に, 点 を固定して点 E を だけ動かし, 同様な手順を踏むと, :ay: (a+b) 両辺を時間で部分することにより, V {(a+b)/a}v u, v が同時に作用しても両者は U, V に独立に影響し, 互いに干渉しない. よって U- (b/a)u, V {(a+b)/a}v

問題 2 解答例 問 (2) 問い (1) の結果をまとめると, UJu ただし, U[U, V] t,u [u, v] t Jdag[-k, (1+k)] kb/a 仮想仕事の原理より, u t fu t (-F), ただし,f[f, f E ] t,f [F X, F Y ] t UJu の関係より u t fu t J t (-F) 任意の u に対して成り立つから f-j t F 動力の定義より, P u f, P B v f B PDf-D J t F, ただし,P[P, P B ] t,d dag[u, v] この関係より, Pdag[uk, -v(1+k)] )] [F X, F Y ] t [ukf X, -v(1+k)f Y ] t P kf X u, P B -F Y (1+k) v

問題 4 図の 4 節リンク機構に対して点 P(, ) を, l1, l2, l3 を用いて表せ l1 P(,) l1 l1 l3 l2

課題 2 解答の手引き (v) の答えを用いて, 点 M は点 P と Q の中点であることを用いれば点 M の座標は容易に求まる.

問題 3: 次の問いに答えよ (1) 図のロボット先端を (Δ, Δ)(0.1, -0.1)[m] 移動させるのに必要な各関節の角度変化 ( 1, 2) を求めよ ただし 1 π / 6 2 π / 6. (, ) l 2 l 1 1[ m] (2) 図のロボットの特異姿勢を求め その姿勢を図示せよ (3) 特異姿勢が存在しない 2 自由度平面ロボットの例を一つ挙げ その機構を図示せよ

問題 2: 下記のリンクが壁と床との接触状態を保って矢印の方向に滑るとき 瞬間中心の位置を求めよ B L O

問題解答 点 と点 B の位置は a Lsn b L cs B O b a L a L cs b L sn 2 ab ba L b a L cs + ( sn )

問題解答 B O b a a b ba ab p L ( ) ( ) ( )( ) cs sn sn cs sn cs sn cs sn cs sn cs 2 L L L L L L + + + + : 瞬間中心

問題解答 L p L sn + L cs B O b a L L Lsn L cs 2 2 + とおくと瞬間中心は 原点を中心とする半径の円周上 L 2 L

問題 [ 別解 ] B L b L p a a +, p a Lsn b L cs b b + a L cs b L sn : 瞬間中心 を代入して p L sn + L cs O a 2 2 2 L + 原点を中心とする半径の円周上 L L

機構学試験 H24 年度 問題 1: 下記の平面偏心円盤カム機構の自由度を以下の場合について答えよ ただし点 において点接触しているものとする なお答だけ記載するのではなく 根拠も明記すること 出力 (1) 点 で転がりは許されるが 滑りが許されない場合 (2) 点 で転がりも滑りも許される場合 次に 円盤の回転軸 B を円盤の中心に設置した場合の機構の自由度を 以下の場合について答えよ (3) 点 で転がりは許されるが 滑りが許されない場合 (4) 点 で転がりも滑りも許される場合 B 入力

機構学試験 H24 年度 問題 1: 下記の平面偏心円盤カム機構の自由度を以下の場合について答えよ ただし点 において点接触しているものとする なお答だけ記載するのではなく 根拠も明記すること 出力 (1) 点 で転がりは許されるが 滑りが許されない場合 0 (2) 点 で転がりも滑りも許される場合 1 次に 円盤の回転軸 B を円盤の中心に設置した場合の機構の自由度を 以下の場合について答えよ (3) 点 で転がりは許されるが 滑りが許されない場合 0 (4) 点 で転がりも滑りも許される場合 1 B 入力