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Transcription:

Ver.3.1 Ver.3.2 改訂内容 (2019 年 1 月 ) 改訂対象改訂前改訂後 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) ペニシリン耐性肺炎球菌 (PRSP) 多剤耐性緑膿菌 (MDRP) 多剤耐性アシネトバクター属 (MDRA) 概要 MPIPC が R の Staphylococcus aureus ( または CFX がディスク拡散法で R ) または選択培地で MRSA と確認された菌微量液体希釈法の基準 MPIPC 4μg/ml ディスク拡散法の基準 MPIPC 19mm または PCG が試薬会社の基準で S 以外 ( 例 23mm) 概要 フルオロキノロン系が R (NFLX OFLX LVFX LFLX CPFX GFLX のいずれか ) 微量液体希釈法の基準 IPM MEPM 16μg/ml AMK 32μg/ml NFLX 16μg/ml OFLX LVFX LFLX GFLX 8μg/ml CPFX 4μg/ml ディスク拡散法の基準 IPM MEPM 13mm AMK 14mm NFLX OFLX 12mm LVFX 13mm LFLX 18mm CPFX 15mm GFLX 14mm MPIPC または CFX が R の Staphylococcus aureus または選択培地で MRSA と確認された菌 MPIPC 4μg/mL* または CFX 8μg/mL* MPIPC 19mm フルオロキノロン系が R (NFLX OFLX LVFX LFLX CPFX のいずれか ) IPM MEPM 16μg/mL AMK 32μg/mL NFLX 16μg/mL* OFLX LVFX LFLX 8mL* CPFX 4μg/mL* IPM MEPM 13mm AMK 14mm* NFLX OFLX 12mm* LVFX 13mm* LFLX 18mm* CPFX 15mm* 概要 フルオロキノロン系が R (LVFX CPFX GFLX のいずれか ) フルオロキノロン系が R (LVFX CPFX のいずれか ) 微量液体希釈法の基準 IPM MEPM 16μg/ml AMK 32μg/ml LVFX GFLX 8μg/ml CPFX 4μg/ml IPM MEPM 16μg/mL AMK 32μg/mL LVFX 8μg/mL* CPFX 4μg/mL*

脚注 ディスク拡散法の基準 IPM MEPM 13mm AMK 14mm LVFX 13mm GFLX 14mm CPFX 15mm PR(I)SP のスクリーニングにディスク拡散法で PCG を用いることは推奨されていないが 国内の現状を考慮し採用 IPM MEPM 13mm AMK 14mm LVFX 13mm* CPFX 15mm* 削除

Ver.3.0 Ver.3.1 改訂内容 (2015 年 5 月 ) 改訂対象改訂前改訂後 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌 (CRE) 下記のいずれかの条件を満たす腸内細菌科 MEPM が I か R IPM が I か R, かつ CMZ が R 下記のいずれかの条件を満たす腸内細菌科 MEPM が耐性 IPM が耐性 かつ CMZ が R

Ver.2.1 Ver.3.0 改訂内容 (2015 年 1 月 ) 改訂対象改訂前改訂後 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 (VRSA) 多剤耐性緑膿菌 (MDRP) 多剤耐性アシネトバクター属 (MDRA) 脚注 又はディスク拡散法で S 以外 の S. aureus ( 削除 ) [ ディスク拡散法の基準 ] [ ディスク拡散法の基準 ] VCM 14mm ( 削除 ) IPM/CS IPM カルバペネム系が R (IPM/CS MEPM のいずれか ) カルバペネム系(IPM MEPM のいずれか ) が微量液体希釈法で耐性 又はディスク拡散法で R IPM/CS IPM * 原則 S,I,R の判定は CLSI2007 (M100-S17) に準拠 * 原則 S,I,R の判定は CLSI2012 (M100-S22) に準拠 カルバペネム耐性腸内細菌科 (CRE) を集計対象に追加 菌名 * 概要 菌名コード微量液体希釈法の基準 * ディスク拡散法の基準 カルバペネム耐性 下記のいずれかの条件を満たす腸内細菌科 2000-2691 MEPM 2μg/ml MEPM 22mm 腸内細菌科 (CRE) MEPM が I か R 3150-3151 IPM 2μg/ml かつ CMZ 64μg/ml IPM 22mm かつ CMZ 12mm IPM が I か R かつ CMZ が R

Ver.2.0 Ver.2.1 改訂内容 (2012 年 6 月 5 日 ) 対象 の欄を 菌名 と 概要 とに分け 判定基準 の欄を 微量液体希釈法の基準 と ディスク拡散法の基準 とに分けて説明 また 菌名コード の欄を追加 菌名 改訂前 ( 対象 の説明) 改訂後 ( 概要 の説明) メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) MPIPC または CFX( ディスク拡散法 ) が R の S. aureus MPIPC が R の Staphylococcus aureus ( 又は CFX がディスク拡散法で R ) 又は選択培地で MRSA と確認された菌 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 (VRSA) VCM が R の S. aureus VCM が微量液体希釈法で R 又はディスク拡散法で S 以外 の S. aureus バンコマイシン耐性腸球菌 (VRE) Enterococcus 属で右の基準を満たす菌 下記のいずれかの条件を満たす Enterococcus spp. VCM が微量液体希釈法で耐性 VCM がディスク拡散法で "R" 選択培地で VRE と確認された菌注 ) 種の同定が行われていない Enterococcus sp. は除く ペニシリン耐性肺炎球菌 (PRSP) PCG または MPIPC が S 以外の S. pneumoniae PCG が微量液体希釈法で耐性 又は MPIPC がディスク拡散法で S 以外 の Streptococcus pneumoniae 多剤耐性緑膿菌 (MDRP) 下記の三系統全てに耐性の P. aeruginosa カルバペネム (IPM MEPM の何れか ) が R アミノグリコシドは AMK が微量液体希釈法で S 以外又は ディスク拡散法で R フルオロキノロン (NFLX OFLX LVFX CPFX LFLX GFLX の何れか ) が R 下記のすべての条件を満たす Pseudomonas aeruginosa カルバペネム系が R (IPM/CS MEPM のいずれか ) アミノグリコシド系は AMK が微量液体希釈法で耐性 又はディスク拡散法で R フルオロキノロン系が R (NFLX OFLX LVFX LFLX CPFX GFLX のいずれか )

多剤耐性アシネト下記の三系統全てに耐性の Acinetobacter 属バクター属 (MDRA) カルバペネム (IPM MEPM の何れか ) が R アミノグリコシドは AMK が微量液体希釈法で S 以外又は ディスク拡散法で R フルオロキノロン (LVFX CPFX GFLX の何れか ) が R * 原則 S,I,R の判定は CLSI2007(M100-S17) に準拠 感染症発生動向調査の基準に準拠 下記のすべての条件を満たす Acinetobacter spp. カルバペネム系が R (IPM/CS MEPM のいずれか ) アミノグリコシド系は AMK が微量液体希釈法で耐性 又はディスク拡散法で R フルオロキノロン系が R (LVFX CPFX GFLX のいずれか )

Ver1.1 Ver.2.0 改訂内容 (2010 年 12 月 3 日 ) MDRA の新規追加改訂前改訂後 MDRA 多剤耐性アシネトバクター属薬剤耐性菌判定基準への追加 下記の三系統全てに耐性の Acinetobacter spp. カルバペネム (IPM MEPM の何れか ) が R アミノグリコシドは AMK が微量液体希釈法で S 以外又は ディスク拡散法で R フルオロキノロン (LVFX CPFX GFLX の何れか ) が R 微量液体希釈法カルバペネムの何れかが R かつ AMK 32μg/ml かつ フルオロキノロンの何れかが R ディスク拡散法カルバペネムの何れかが R かつ AMK 14mm かつ フルオロキノロンの何れかが R

Ver.1.0 Ver1.1 改訂内容 (2007 年 7 月 12 日 ) 改訂前 改訂後 MRSA メチシリン耐性黄色ブドウ球菌ディスク拡散法の判定基準 MPIPC 12mm MPIPC 10mm なし CFX 21mm (CFX による判定を追加 ) VRE バンコマイシン耐性腸球菌 微量液体希釈法の判定基準 VCM 32μg/ml VCM 16μg/ml MDRP 多剤耐性緑膿菌 耐性の定義 ( 前略 ) AMK または GM CPFX 等 ( 中略 ) の何れか 1 つ の三系統全ての抗菌薬に R と判定される P. aeruginosa アミノグリコシドは AMK が微量液体希釈法で S 以外又は ディスク拡散法で R (GM 耐性は基準より削除 )