レオニャンの伝統ある至宝 CHATEAU de FIEUZAL シャトー ド フューザル Cru Classe de Graves (rouge) ボルドー市街からほど近い一大銘醸地ペサック レオニャンの南部 緑溢れるレオニャンのコミューンに シャトー ド フューザルはあります ガロンヌ川の支流オー ブランシュの小川沿いにたたずみ ドメー ヌ ド シュヴァリエやマラルティク ラグラヴィエールなどとともにこの地域を代表するシャトーとして知ら れています シャトー ド フューザルは 300年以上の歴史 を持ち 17世紀には箴言集で有名なラ ロ シュフコーが所有していたという歴史あるシャ トーです フランス革命期にはド フューザル 候が所有し 現在のシャトー名となりました ナポレオン ボナパルトとも親交があり 彼が 皇帝になる前に使用していた蜂 ラベイユ の 紋章は 現在のセカンドワイン ラベイユ ド フューザル として受け継がれています 19世紀にはバチカン教皇の御用達ワインに なったりと格式も高く 多くの著名人や実力 者が所有を望む人気のシャトーでした 1959年制定のグラーヴ格付けでは赤ワイン が認定されその地位は確実なものになりま す 20世紀後半以降 幾回のオーナーチェンジ がありましたが ジェラール グリブラン氏な どの熱心な設備投資と改革によってさらに品 質は向上 近年はパーカーの高評価を受け さらに人気が上がっています
2001 年から暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー ロクラン キン氏の所有となり 惜しみない投資により進化を続けています ( 左 : オーナーのロクラン キン氏とブレンダ夫人 ) 2007 年にはステファン カリエ氏が総支配人に就任 彼はカリフォルニアのニュートンやランシュバージュでもワインメーカーを務めた人物で 彼の就任以降 さらに品質の向上と安定感が増しました ( 下 : ステファン カリエ氏 ) 畑は赤用品種がおよそ 40Ha いわゆるグラーヴと呼ばれる小石混じりの砂利質土壌に 白用品種が 10Ha 粘土石灰質土壌に作付けされています 赤用品種はギヨー ダブル仕立てで 白用品種はコルドン仕立ても併用して 植樹率 8000 本 /Ha で栽培しています 樹齢は 3 0 年から 50 年以上で 若いブドウ ( とはいえ 30 年以上のものもあります ) はセカンドのラベイユ ド フューザルで使用します 年ごとにブドウの状況をみながら栽培や収穫の方法を調整し 収穫は全て手摘み 基本的に赤は除梗を行い 白は行いません 常に最良を目指し チャレンジ精神とアイデアに満ちたステファン カリエ氏 現在はラベイユ ド フューザルをセカンドとしての位置づけでなく シャトー ド フューザルとは独立したもう一つのテロワールの表現として確立すべく新しい挑戦を行っています 2011 年 大改修が行われさらに美しさに磨きをかけたシャトー ド フューザル 醸造所も最新設備に変わりました 醗酵タンクには木樽 ステンレス コンクリートを併用 区画や品種 ブドウの状態によって使い分けます 熟成には全てバリックを使用 長期熟成に向く高品質なワインとなります 伝統に裏付けされた畑のポテンシャルと 惜しみない設備投資 技術革新による安定感 ステファン カリエ氏の情熱と洞察力 判断力は 格式高いシャトー ド フューザルの歴史にさらに輝きを与え 今まで以上の素晴らしいワインを私たちに提供してくれることに間違いはないでしょう もともとペサック レオニャンのワインはボルドー市街から近いこともあり地元で愛されていますが その中でもラベイユ ド フューザルの人気は高く ワインショップやレストランでのオンリスト率が高いことから抜群の知名度を誇っています
右 ) レオニャンの地図 北がペサックやボルドー市街になります レオニャンの最南部に位置し 近隣にはシャトー ド フランスやドメーヌ ド シュヴァリエなどがあります 下 ) シャトー ド フューザル ブランの垂直テイスティングをするステファン カリエ氏 彼が栽培から手掛けた 2007 年以降の充実度が特にめざましい 下左 ) シャトー地下にある赤ワインの熟成庫 広いスペースに作業効率よく整然と樽が並べられています 左 ) オエノヴューという農業専門の航空写真 毎年 1 回初夏にブドウの成熟度を客観的に確認しています このように最新技術も積極的に取り入れて適切なワイン造りに活かされています 下 ) 弊社セラー Les Chartorons にてステファン カリエ氏とアストル スタッフ 忙しい来日スケジュールの中 弊社試飲会に立ち会っていただき ワインの説明はもちろん 持ち前の明るさで来場者に楽しい時間を提供してくれました
Chateau de Fieuzal Rouge 2007 シャトー ド フューザル赤 CRU CLASSE DE GRAVES 古くからのボルドーファンに絶大な人気を誇るペサック レオニャン格付シャトー 暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー ロクラン キン氏の惜しみない投資により近年更なる品質の向上がみられます 2007 年に総支配人に就任したステファン カリエ氏はカリフォルニアのニュートンやランシュバージュでワインメーカーを務めた才能ある人物 赤 白ともにパーカーも著書の中でグラーヴで最高のコストパフォーマンスの良さを挙げています 収穫は手摘みで行い 温度管理タンクでコールド マセラシオン バリックにてマロラクティック醗酵 1 8~24 ヵ月の熟成もバリック (1/3 新樽 ) にて行います 清澄するが濾過せず ブドウの風味をストレートに詰め込みます ようやく飲み頃を迎えつつある 2007 年 ふくよかな果実味と心地よく丸みを帯びたタンニン まさにグラーヴらしい骨太な味わいです アペラシオン作付面積品種 植樹密度平均樹齢品種希望小売価格 ペサック レオニャン AC グランクリュ格付け 35ha 8000 本 /ha 40hl/ha 約 30 年 カベルネソーヴィニョン 65% メルロー 25% カベルネフラン 6% プティヴェルド 4% OPEN 落ち着きのあるまさにクラシカルで王道的なレオニャンのスタイル 色の黒い果実の風味 鉄分や鉱物を思わす骨格 ほのかなスパイス香と燻し香が余韻長く続きます フルボディながら洗練された飲み心地のワインです スパイスやハーブを効かせた牛肉やラム肉のロースト バイヨンヌの生ハムなどと良く合います
CHATEAU de FIEUZAL BLANC シャトー ド フューザル ブラン 2010 Pessac Leognan A.C. 画像は赤ワインのものです 実際のヴィンテージとは異なります 古くからのボルドーファンに絶大な人気を誇るペサック レオニャン格付シャトー ( 注 : 赤ワインの格付けです ) 暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー ロクラン氏の惜しみない投資により近年更なる品質の向上がみられます 2005 年に総支配人に就任したステファン カリエ氏はカリフォルニアのニュートンやランシュバージュでワインメーカーを務めた才能ある人物 赤 白ともにパーカーも著書の中でグラーヴで最高のコストパフォーマンスの良さを挙げています セミヨンは 50% 新樽 ソーヴィニョンブランは 1 年樽で約 18 ヵ月の熟成 清澄はするが濾過はしない 好天に恵まれた 2010 年は果実感とボディ感に優れており グラーヴ白の長期熟成型の見本といえます アペラシオン面積生産本数品種平均樹齢希望小売価格 ペサック レオニャンAC 10ha 4 万本ソーヴィニョンブラン70% セミヨン30% 約 30 年 OPEN 華やかな百合の花の香り 柑橘系フルーツやハーブの清涼感 ハチミツやパイナップルを思わすふくよかさのあるボリューミーな味わい 複雑さと余韻の長さに優れた熟成型ボルドー白の代表作です 風味の強いハードタイプや青カビタイプのチーズ 魚介のバターソース クリーム煮込みなどとよく合います
L'Abeille de Fieuzal Rouge 2007 ラベイユ ド フューザル赤 古くからのボルドーファンに根強い人気を誇るペサック レオニャンの赤の格付けシャトー ド フューザル ナポレオンから譲り受けた紋章にもある蜂をその名に冠したラベイユ ド フューザルはメルローの比率を高めたセカンドラベルになります 現オーナーであるロクラン氏の惜しみない投資により 近年ますます評価が高まっています さらに 2007 年に総支配人に就任したステファン カリエ氏の手腕により 最近のヴィンテージではより一層の安定感と洗練されたワインに変貌を遂げています 手摘み収穫 ステンレスとコンクリートタンクにて醗酵 マロラクティック醗酵を行いバリックにて約 12 ヵ月熟成 果実味のある味わいとほど良く効かせた樽の風味がバランスの良く上品に感じられます アペラシオン作付面積植樹密度品種平均樹齢希望小売価格 ペサック レオニャンAC 35ha 8,000 株 /ha (35HL/ha) メルロー 60% カベルネソーヴィニョン35% カベルネフラン5% 約 30 年 4,000 円 ( 税抜き ) スミレのような華やかさ 瑞々しさの残るベリー系果実の風味 ほのかなスパイス香とキメ細かくも主張のあるタンニンがアクセントになっています 重すぎないミディアム ボディ エレガントな余韻の長さが秀逸です 牛や豚 鴨肉などと野菜を合わせて使ったハンバーグやミートソースのパスタ テリーヌなどと良く合います
L'Abeille de Fieuzal Blanc 2011 ラベイユ ド フューザルブラン 古くからのボルドーファンに根強い人気を誇るペサック レオニャンの赤の格付けシャトー ド フューザル ラベイユ ド フューザルはそのセカンドラベルになります ナポレオンから受け継いだ蜂 ( ラベイユ ) の紋章のついたこのワインはファーストにも劣らない人気を持っています 暖房器メーカーを経営するアイルランド人オーナー ロクラン氏の惜しみない投資により 近年ますます評価が高まっています さらに 2007 年に総支配人に就任したステファン カリエ氏の手腕により 最近のヴィンテージではより洗練されたワインに変貌を遂げています 手摘み収穫 除梗はしない 樽と卵型セメントタンクにて発酵 マロラクティックはしない セミヨンのみ 25% の比率でバリックにて 9 ヵ月熟成 セミヨン種の丸みのあるフルーティさ ソーヴィニョン ブラン種由来の柑橘系アロマとほど良い樽熟成による複雑味のある重厚なボディを持つ上質なワインに仕上がっています 地元ボルドーでもレストランオンリスト率の高い人気ワインです アペラシオン作付面積植樹密度品種熟成希望小売価格 ペサック レオニャン AC 10ha 8,000 株 /ha (40HL/ha) 平均樹齢 30 年 セミヨン 65% ソーヴィニョンブラン 32% ミュスカデル 3% セミヨンのみバリック 25% にて 9 ヵ月熟成 4,800 円 ( 税抜き ) ハーフボトルもあります 2009 年 3,000 円 ( 税抜き ) 薄緑がかった輝きのある濃いめの色調 桃や洋ナシ マンゴーを思わす丸みのあるフルーティさ グレープフルーツ マンダリンオレンジ セージのような爽やかな風味が広がります 華やかな樽の風味も香るボディのしっかりした白ワインです バターでソテーした白身の魚や鶏肉 グラタンやラビオリなどのチーズ料理に良く合います