アナリシス JOGMEC 大貫憲二 欧州における LNG ビジネス動向 はじめに 欧州の 年の LNG 輸入量は 6,249 万トンで 欧州天然ガス全消費量の19% を占める 欧州では 2008 年以降の景気後退や安価な米国産石炭の流入 再生可能エネルギーの急激な導入等により天然ガス

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1 JOGMEC 大貫憲二 欧州における LNG ビジネス動向 はじめに 欧州の 年の LNG 輸入量は 6,249 万トンで 欧州天然ガス全消費量の19% を占める 欧州では 2008 年以降の景気後退や安価な米国産石炭の流入 再生可能エネルギーの急激な導入等により天然ガス使用量は減少し 市場価格も低迷している このため 調達したLNGを更に価格の高い市場に転売することの利益性が注目され 2008 年以降 再輸出ビジネスが出現した 欧州のLNG 基地は再輸出ビジネスに対する関心が高く 2012 年 4 月にはフランスのMontoir de Bretagne 基地 9 月にはポルトガルのSines 基地で再輸出が開始された これら再輸出ビジネスに関連し トレーダーの動きも活発になってきている 欧州における LNG ビジネスは 企業カテゴリー別に以下の動向が見られる 1 欧州ユーティリティー企業の LNGビジネス動向 LNG を調達し 天然ガスとして市場で販売するため 受入基地の使用権を保有 欧州ユーティリティー企業によるLNG 上流権益の保有は 欧州全輸入量の5% と少ない 一方で 長期契約で購入しているLNGを原資とし 売り主として他のユーティリティー企業に対し ポートフォリオ LNG 販売を行う企業が出現(GDF Suez Iberdrola 等 ) ポートフォリオLNG 販売には再輸出可能なLNG 基地の使用権を保有することが重要な要素の一つである 2メジャー 上流事業者 LNG 生産国 NOCのLNGビジネス動向 LNG バリューチェーンを拡充するため 欧州の受入基地使用権を保有 自社が上流権益を保有するLNGに対し価格面や仕向け地について優位な条件を持っており 再輸出ビジネスを行う必要性がない ( または必要性が低い ) 3 欧州トレーダーの LNG ビジネス動向 Vitol は 年に 万トンのLNGを売買 トレーダーの存在感が増している LNG 生産者 あるいは欧州 米国のLNG 再輸出可能な基地にアクセスし 購入したLNGを北東アジアや南米等 価格の高い地域に転売 アービトレージ ( 価格差により利益を得る ) ビジネスであることから 現状はトレーダーにとって大きなチャンス 1. 欧州での LNG を取り巻く状況 欧州では スペイン イタリア フランスが 伝統的なLNG 輸入者として1960 年代末よりLNGを輸入 再ガス化し それぞれ自国市場に供給してきた 当初 自国市場に安定的に天然ガスを供給することを目的に LNG 輸入が行われており 限定された地域にしかLNG 受入基地はなく その数は前世紀末時点で7 基地に過ぎ なかった ( フランス :2 スペイン:3 イタリア:1 ベルギー :1) しかし 1990 年代以降の欧州天然ガス市場の統合と自由化により欧州域内のガスフローに流動性が生まれたことや 経済成長による需要の増加等により 欧州域内各地にLNG 受入基地が建設されるようになった また 英国では英領北海での天然ガス生産量低下に 57 石油 天然ガスレビュー

2 対するエネルギーセキュリティーの強化を目的に LNG 受入基地が建設されるようになり 2013 年 3 月現在で 19 基地が操業されるまでに至った 一方 2008 年以降の景気減退によるエネルギー使用量の減少や 米国のシェールガス革命の余波として米国内で競争力を失った石炭 ( 欧州では天然ガスよりも価格が安く 競争力を持つ ) が欧州に流入してきたこと等により 天然ガス使用量が減少し その市場価格 ( ハブ価格 ) が安くなっている この結果 LNGは欧州で価格競争力が弱くなっており LNGを輸入しても再ガス化し販 売する利益性が小さくなっている この打開策として 現状 欧州よりも価格が高い北東アジアや南米向けに再輸出し 転売により利ザヤを稼ぐ 再輸出ビジネスが行われるようになってきている また これらのLNGを取り扱うトレーダーの動きも活発になっている 欧州でのLNGビジネスのプレーヤーとしては 欧州ユーティリティー企業やメジャー企業 トレーダー等があるが これら欧州企業のLNGビジネス動向について概観しておきたい 2. 欧州における LNG 動向 (1) 欧州天然ガス市場の LNG 輸入割合欧州 (EU 加盟 2 7 カ国 ) は 年に天然ガスを4,479 億m3消費した これに対し 調達数量は域内生産が1,550 億m3 (34.6%) パイプライン輸入 2,085 億m3 (46.6%) LNG 輸入は844 億m3で 18.8% を占めた (BP 統計より ) Teesside GasPort(FSRU) South Hook LNG Dragon LNG Isle of Grain Zeebrugge Gate LNG Montoir de Bretagne Reganosa Bilbao Barcelona Fos Tonkin Panigaglia Fos Cavaou Adriatic LNG Sines Huelva Sagunto Cartagena Revithoussa 出所 : 各種資料を基に JOGMEC 作成 図 1 欧州の LNG 受入基地と主要天然ガスパイプライン Vol.47 No.3 58

3 欧州における LNG ビジネス動向 (2)LNG 基地利用形態の変化欧州ではかつて 天然ガス消費量が多い国がある一方で 資源に乏しく生産量の少ない国 ( スペイン イタリア フランス等 ) を中心にLNGが輸入されていた 近年では ベルギーのZeebruggeやオランダのGate 等 欧州の天然ガスグリッドにアクセスしやすく 取引の拠点となるハブ近傍に建設される基地も見られ 多様な原料ソースの一つとして 重要な役割を担っている 一方 LNG 受入基地の利用については 欧州での 年以降の景気後退や財政危機 ガス市場価格低迷 LNG 価格高等で基地稼働率が低下し 使用権保有は一部企業にとって重荷になっている 2012 年に稼働を開 始したオランダのGate 基地は稼働率が低迷し 基地使用権を持つDONG Energy( デンマーク ) は 使用権の一部を2015 年までの期間限定で他社に譲渡 (3Bcm/ 年のうち 1Bcm/ 年をEnecoへ ) したし 他社もEDFに権益の一部を期間限定で譲渡している ( 数量 企業名は非公開 ) このようななか 従来のLNG 再ガス化による天然ガス供給に加え 基地使用権および購入したLNGの有効利用策として LNG 再輸出 ( 再販 ) ビジネスが始まり 各基地が再輸出ビジネスに名乗りを上げている (2.(4) に詳述 ) 表 1 稼働中の欧州 LNG 基地 地域国名プラント名 貯蔵容量受入能力合計貯蔵設備 ( 万トン ) ( 万 kl) 貯蔵容量内訳 (kl) オランダ Gate LNG Rotterdam , ベルギー Zeebrugge , ,000 Isle of Grain , 受入開始年会社および参加者 ( 所有割合 ) 主な LNG 輸入先 Vopak 42.5% Gasunie 42.5% Dong Energy 5% N.A. OMV 5% E.ON Ruhrgas 5% 1987 Fluxys アルジェリア カタール トリニダード トバゴ アルジェリア エジプト トリニ ダード トバゴ <expansion Phase 2> , National Grid N.A. <expansion Phase 3> , N.A. 欧州 イギリス フランス スペイン Teesside GasPort/Offshore (EBRV) , Excelerate Energy N.A. Dragon LNG/Milford Haven , South Hook LNG/Milford Haven 1, Fos-Tonkin (Fos-sur-Mer) ,000 (Expansion) 2 35, , BG 50% Petronas 30% 4Gas 20% Qatar Petroleum 67.5% ExxonMobil 24.15% Total 8.35% エジプト カタール 1972 Elengy (GDF Suez100% ) アルジェリア エジプト Montoir de Bretagne , Elengy (GDF Suez100% ) Fos-Cavaou , Barcelona 1, Huelva Cartagena Bilbao , , , , , , , , , , , ,000 (planned) 1969 Enagas 1988 Enagas 1989 Enagas 2003 Societe du Terminal Methanier de Fos Cavaou:Elengy (GDF Suez100%)72% Total28% Enagas 40% RREEF 30% EVE 30% Sagunto LNG , Saggas (Union Fenosa Gas Eni 50% Gas Natural Fenosa 50% 42.5% RREEF 30% 大阪ガ El ferrol LNG (Reganosa) , ,000 (planned) 2007 ス 20% Oman Oil 7.5%) Xunta de Galicia 10% Commonwealth Bank 26% Union Fenosa Gas(Eni 50% Gas Natural Fenosa 50% ) 21% Grupo Tojeiro 18% Caixa Galicia 10% Sonatrach 10% Caixanova 5% アルジェリア ナイジェリア エジプト アルジェリア ナイジェリア エジプト アルジェリア アブダビ リビア カタール ナイジェリア トリニダード トバゴアルジェリア アブダビ リビア カタール ナイジェリア トリニダード トバゴ アルジェリア アブダビ リビア カタール ナイジェリア トリニダード トバゴ アルジェリア ナイジェリア カタール トリニダード トバゴ エジプト オマーンエジプト オマーン ポルトガル Sines , , Ren Atlantico ナイジェリア カタール Panigaglia(la spezia) , Eni アルジェリア イタリア Isola Di Porto Levante (Adriatic LNG) /Offshore(GBS) , Terminale GNL Adriatico Sri (ExxonMobil 70.7% Qatar カタール Petroleum 22% Edison 7.3% ) ギリシャ Revithoussa , DESFA アルジェリア 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック 59 石油 天然ガスレビュー

4 (3)LNG 輸入量の推移欧州のLNG 輸入量は2002 年時点で2,496 万トンであったが 2011 年には6,249 万トンとなり 1 0 年間で 2.5 倍と大きな伸びを示した これは 年以前の経済成長期における消費量の増加に加え 英国のLNG 輸入開始が大きく影響している 国別の輸入量推移を見ると 英国の輸入量の伸びが著しいことが分かる 年には1,873 万トンを輸入し これまで欧州第一の輸入国であったスペイン (1,788 万トン ) を抜き 欧州第 1 位 ( 世界では日本 韓国に次ぎ 第 3 位 ) の輸入国となった 英国では 北海での天然ガス発見と生産開始に伴って LNGの輸入の必要がなくなり 長らくその輸入は行われていなかった しかし 年をピークに天然ガス生産量が減少し続けていることを受け エネルギーセキュリティー上 LNGの導入が必要と判断された その結果 長く操業を停止していた Isle of Grain 基地の運用再開 (2005 年 ) とその後の拡張 Teesside LNG 基地 ( 浮体式貯蔵 気化設備 Floating Storage and Re-gasification Unit:FSRU 方式 2007 年開始 ) South Hook LNG 基地 Dragon LNG 基地の運用開始 (2009 年 ) により LNG 輸入インフラが整い 輸入量を大きく増やしている そのほか イタリアの輸入量が 2010 年に増加しているが これは Atlantic LNG 受入基地の操業開始 (2009 年 ) によるものである 同基地は イタリアのユーティリティー企業 Edisonが 80 % の基地使用権を保有し RasGas( カタール ) との 万トン / 年の長期契約により主に同国から供給されている 産ガス国別のLNG 輸入量推移を見ると カタール産 LNGの輸入量の伸びが著しいことが分かる 2002 年には欧州のLNG 輸入の65% を占めていたアルジェリア産 LNGが2011 年には15% 程度まで低下する一方 カタール産 LNG の輸入割合は2002 年の8% から 2009 年以降急伸し 2011 年には51% を占め 出所 :BP 統計 図 2 欧州 LNG 輸入量推移 ( 合計値 ) 出所 :BP 統計 図 3 欧州 LNG 輸入量推移 ( 国別 ) 出所 :BP 統計 図 4 欧州における産ガス国別 LNG 輸入量 Vol.47 No.3 60

5 欧州における LNG ビジネス動向 るまでになっている カタール産 LNG 輸入量の急激な 伸びの要因は 2009 年をピークに多くのLNG 基地が新たに運用を開 始したこと また それに合わせ て多くの長期契約がカタールLNG (QatargasとRasGas) と結ばれ そ れが履行されていることである 図 4および図 6のとおり 欧州向 け長期契約数量の変化と輸入量実績の推移は一致しており 2011 年 の長期契約数量である年間 3,200 万出所 :BP 統計トンに対し 実輸入量は3,200 万トンであった 一方 欧州全体のLNG 長期契約数量は 2011 年は年間 7,300 万ト ンであったが 実輸入量合計は6,250 かいり 万トンと 大きく乖離している これは前述のように 欧州における天 然ガス消費量の減少と 市場価格低 下に伴う逆ザヤの発生が欧州内で割高なLNGの消費に影響したためで ある しかし 多くの長期契約の LNGにはtake or pay 条項が存在し 契約数量を引き取るか 引き取れな い場合には罰金を支払うことが必要である 通常 take or pay 条項では 契約数量に対し 例えば 9 0 ~ 9 5% などの引き取り義務 ( 契約により割合は異なる 個々の契約における条件は公開されていないため 詳細は不明 ) があるため 契約数量より若干は引き取り数量を減らすことができても これほど減少するには何らかの対応が必要だが 以下の対応が行われていると考えられる 1take or pay 条項の範囲内で許可された数量まで引き取り量を減少させる 2 仕向け地条項がない あるいは仕向け地条項が緩やかなLNGを他の地域 国 ( アジア 南米等 ) に転売する 欧州向けのアルジェリアLNG ナイジェリアLNG は仕向け地条項がない イエメンLNGも仕向け地条項が緩やかと言われている 3いったん欧州のLNG 基地で受け入れ 他の地域 国 ( アジア 南米等 ) に再輸出する 図 5 図 6 欧州における産ガス国別 LNG 輸入割合 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック を基に筆者作成 欧州向けカタール産 LNG 長期契約数量 (4)LNG 再輸出欧州のLNG 動向で特徴的なのは 再輸出 というビジネスモデルである 再輸出とは 一度欧州のLNG 基地で荷降ろしを行った後 再ガス化を行わず 他の買い主を見つけた上で再度 LNG 船に積み込み 販売する方式である 石油等で従来行われている方式が LNGに適用された一例である LNG 再輸出は 2008 年にベルギーの Zeebrugge 基地で初めて行われた 2011 年から スペインの3 基地 (Huelva Cartagena Mugardos) からも行われるようになり 2011 年の欧州基地からの再輸出量は約 100 万トンであった 欧州全体の輸入量に対しては1.6% であるが スペインでは3.0% ベルギーでは9.3% を占める等 国 企業の状況にもよるが割合は今後もある程度増 61 石油 天然ガスレビュー

6 加していく可能性がある LNG 再輸出が行われる理由は 二つ考えられる 一つは 国内で 輸入したLNGを消費しきれず 引き取り条項 (Take or Pay) を満たすために行うことが考えられ る スペインは 景気後退や財政 危機によるエネルギー消費量の減 少 再生可能エネルギー導入量の 急伸により 天然ガス消費量が減少しているが LNGの長期契約を多く抱えており 引き取り条項 を満たすためにはLNGを再販す 出所 :BP 統計 ることが必要なためである もう一つの理由は トレーディング要素である 欧州のLNG 価格は 北東アジアや南米向け 図 7 欧州 LNG 再輸出量推移 LNG 価格より安いため 価格の高い地域の顧客を見つけ出して利ザヤを得ることができれば 欧州でLNGを扱う企業 ( 特にユーティリティーやトレーダー ) にとって利益性のある事業になると思われる 一つ目の理由 ( 国内で消費しきれないLNGの再販 ) による再輸出も 同様にLNG 価格の高い他の 地域に販売することで利益を生み 出すことができ 地域の特性を生 出所 :BP 統計 かすことができるビジネスモデルとなっている なお 本来なら再輸出を行わず LNG 液化基地から直接買い手に輸送できれば最も効率的だが 仕向け地条項 ( 長期契約等で行き先 図 8 欧州 LNG 再輸出割合推移 が限定される条項 ) により それができない場合は一度基地で荷降ろしを行うことで契約条件を満たす ということになる また 2013 年にスペインの Sagunto 基地が再輸出を開始する予定であり オランダの Gate LNG 基地でも再輸出について検討を行っている と言われている 再輸出については ベルギー スペイン以外の欧州基 地でも関心が高く フランスの Montoir de Bretagne 基地では 操業者 Elengy(GDF Suezの100% 子会社 ) が2012 年 1 月に政府より承認を受け 再出荷が可能になった (2012 年 4 月より再輸出開始 ) また ポルトガルの Sines 基地も拡張工事完了後の 2012 年 9 月より再輸出事業を開始し 再輸出可能なLNG 受入基地は現在 7 基地となっている (5) 欧州のLNGビジネス動向欧州でのLNGプレーヤーは 主にユーティリティー企業 メジャー 上流事業者 トレーダー等であるが カテゴリーによって取り組み方は大きく異なる それぞれのカテゴリーでの特徴的な動きについて 見てみよう Vol.47 No.3 62

7 欧州における LNG ビジネス動向 3. 欧州ユーティリティー企業の LNG ビジネス動向 (1) 欧州ユーティリティー企業が保有する LNG 上流権益 表 2 欧州ユーティリティー企業の LNG 上流権益 企業名 合計数量 内訳 ( 万トン / 年 ) Gas Natural Fenosa(Spain) 214 万トン / 年 SEGAS(Egypt):2 0 0 Qalhat(Oman):1 4 GDF Suez(France) 68 万トン / 年 Snohvit(Norway):5 0 Egyptian LNG:1 8 RWE(Germany) 12 万トン / 年 Snohvit:1 2 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック 欧州ユーティリティー企業の LNG 上流権益 ( 自社権益としてアクセスできるLNG 数量 ) は Gas Natural Fenosa(214 万トン / 年 ) 以外少なく GDF Suez の68 万トン / 年 RWE:12 万トン / 年の3 社 合計 294 万トン / 年で2011 年の欧州全輸入量の約 5% に過ぎない 現下 欧州ユーティリティー企業のなかには将来のLNGプロジェクトに対する権益保有を目指す動きも見られる (Gas Natural Fenosa:Angola LNG Train2/GDF Suez: Bonaparte FLNG オーストラリア /E.ON: アルジェリア /RWE: 赤道ギニア /Centrica:OKLNG ナイジェリア いずれも検討段階 ) (2) 欧州ユーティリティー企業が売り主となる LNG 長期契約 (LNG 上流権益保有分 / ポートフォリオLNG) 上述のように LNG 上流権益を持つ欧州ユーティリティーは3 社 合計 万トン / 年であるが RWEの保有するSnohvit LNGの12 万トン / 年は自社以外の企業に販売する長期契約を締結しているので自由度が低い (Trading 等への活用ができない ) が Gas Natural Fenosa(Union Fenosa Gas を含む ) の 万トン / 年およびGDF Suezの68 万トン / 年は自社向けであるため 自由度が高い 一方 LNG 上流権益を保有していない あるいは決して多い量とは言えないにもかかわらず 自ら購入した長期契約 LNGを活用し ポートフォリオ契約 として自らLNGの売り主として販売を行う企業がある Iberdrola( スペイン ) と GDF Suez( フランス ) である 1 Iberdrola Iberdrolaは スペインのLNG 受入基地でいったん荷降ろしをした後 スペインの基地を出荷元として 自身のLNG 長期購入契約をポートフォリオとして用いたポートフォリオLNG 販売に乗り出し 2011 年に二つの 長期契約を結んだ 一つはデンマークのDONG Energy に対し Gate LNG 受入基地 ( オランダ ) へ73 万 5,000トン / 年 もう一つは BPに対し英国のIsle of Grain 基地へ36 万トン / 年を供給するものである 同社の長期 LNG 購入契約数量 458 万トン / 年に対し ポートフォリオ販売契約は109 万 5,000トン / 年で 約 24% に及ぶ 一方 欧州向けのアルジェリアLNGおよびナイジェリアLNGは仕向け地条項がないため LNG 再出荷よりも生産国から直接輸送したほうが有利と思われるが ポートフォリオ販売はスペインの基地からの再輸出を基本としている これは 両プロジェクトからの受け渡し契約がEx-Ship( 売り主側がLNG 船を手配し 受け渡し地点まで輸送 ) であり 船団の効率的な運用のため必要最少限の船腹しかないことから 新たなLNG 船の手配が必要になることが大きな要因と考えられる スペインは 経済危機と国内市場での天然ガス販売量の低下を受け 長期契約で購入したLNGの引き取り数量を確保するため一部を販売する必要があるが 北東アジアや南米といった より価格の高い市場へ再販することで利益も生み出すことが可能となるビジネスモデルを採っている 2GDF Suez GDF Suezは2011 年末までに 第三者向けに累計 135カーゴ (820 万トン ) のLNGを販売した また 2011 年には 第三者向けとして48カーゴ 43.6TWh( 約 285 万トン 2010 年比 27% 増 ) アジア向けには25 カーゴ 23.3TWh( 約 158 万トン 2010 年比 60% 増 ) の LNGを販売した GDF Suezは近年 アジアの主要なLNG 買い主と短期 中期のLNG 売買契約を結んでおり 2010 ~ 2016 年の間に合計 1,080 万トン (2012 年 9 月現在 ) のLNGを販売する計画を掲げている 契約により期間が異なるが 平 63 石油 天然ガスレビュー

8 表 3 欧州ユーティリティー企業の売り主としての LNG 長期契約 売り主 買い主 プロジェクト 数量 ( 万トン / 年 ) Iberdrola Nigeria LNG 100 Gas Natural Fenosa(Spain) GAIL(India) 不明 ( 合計 )2 2 0 Gas Natural Fenosa Qalhat LNG(14) 165 Union Fenosa Gas (GNF ( 注 ) Union Fenosa Gas(Spain) SEGAS LNG(2 0 0) 300 :50% -Eni:50%) GDF Suez Egyptian LNG(18) 360 GDF Suez(France) RWE(Germany) 欧州基地 Snohvit LNG(5 0) 50 GDF Portfolio( 後述 ) ( 後述 ) 計 1,080(2010~2016) Statoil(Norway) Snohvit LNG(12) ~175 Iberdrola Snohvit LNG ~113 Iberdrola(Spain) DONG Energy(Denmark) スペイン基地より BP(UK:Isle of Grain 向け ) スペイン基地より 36 プロジェクト長期契約 ( 上流権益保有分の販売 ) ポートフォリオ契約 ( 注 )GNF:Gas Natural Fenosa 出所 : 各種情報 JOGMEC 天然ガスリファレンスブック 表 4 Iberdrola の LNG 長期購入契約 輸出国プロジェクト売り主 契約数量 ( 万トン / 年 ) 契約期間 ( 年 ) Algeria Arzew, Skikda Sonatrach ~ 2021 Nigeria Nigeria LNG Nigeria LNG ~2025 Nigeria LNG Gas Natural Fenosa ~2020 Norway Snohvit Statoil/RWE/Hess ~ Eniポートフォリオ Eni ~ 2018 長期契約数量合計 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック 表 5 Iberdrola のポートフォリオ LNG 販売契約 売り主買い主プロジェクト数量 ( 万トン / 年 ) 契約期間 ( 年 ) Iberdrola DONG Energy(Gate 向け ) スペイン基地より ~ 2021 BP(UK:Isle of Grain 向け ) スペイン基地より ~ 2022 ポートフォリオLNG 販売契約数量合計 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック 均すると販売数量は長期 LNG 購入数量の約 11% に達する なお 現時点で長期のポートフォリオ契約はない GDF Suezにおいても Iberdrolaと同様 欧州向けのアルジェリアLNGとナイジェリアLNGは仕向け地条項がないため LNG 再出荷よりも生産国から直接輸送したほうが有利と思われるが フランス国内のLNG 基地を再輸出可能とする取り組みを積極的に行ってきた GDF Suezの場合 ナイジェリア LNG は受け渡し条件が FOB( 買い主側がLNG 船を手配し 液化基地で受け取る ) で買い主側の都合がつきやすいが Ex-Shipと同様 ようせん GDF Suezが保有 あるいは傭船する船団の効率的な運用のため必要最低限の船腹しか持たないことから 新たなLNG 船の手配が必要となることが大きな要因と考えられる 一方 イエメンLNGについては アメリカ向けで受け渡し条件がFOBのため 北東アジア向けに行き先を変更しても船腹に余裕がある このため 結果と Vol.47 No.3 64

9 欧州における LNG ビジネス動向 表 6 GDF Suez の LNG 長期購入契約 輸出国プロジェクト売り主 Algeria Arzew, Skikda Sonatrach 契約数量 ( 万トン / 年 ) 契約期間 ( 年 ) 1972 ~ ~ ~ 2019 Nigeria Nigeria LNG Nigeria LNG ~2021 Egypt Egyptian LNG El Behera National Gas Liquefaction ~ 2025 Norway Snohvit GDF Suez ~ Trinidad & Tobago Atlantic LNG BP/BG/Repsol 1 6 3( 米国向け ) 3 4( 米国向け ) 1999 ~ ~ 2020 Yemen Yemen LNG Total/Hunt/Yemen Gas/SK/KOGAS/ 2 5 5( 米国向け ) 2009 ~ 2029 Hundai/Yemen 政府 長期契約数量合計 1, 出所 :JOGMEC 天然ガスリファレンスブック GDF Suez のポートフォリオ LNG 販売契約表 7 ( 短 中期 2012 年 9 月現在 ) 買い主 数量 締結時期 期間 KOGAS( 韓国 ) 合計 250 万トン (41カーゴ) 2010 年 9 月 2010 年 9 月から3.5 年間 CNOOC( 中国 ) 合計 260 万トン (44カーゴ) 2010 年 10 月 2013 年から4 年間 Petronas( マレーシア ) 合計 250 万トン (41カーゴ) 2011 年 5 月 2012 年 8 月から3.5 年間 Petronet( インド ) 合計 60 万トン (9カーゴ) 2011 年 11 月 2012 年 PTT( タイ ) 合計 20 万トン (3カーゴ) 2012 年 6 月 2012 年 KOGAS 合計 160 万トン (24カーゴ) 2012 年 8 月 2013 ~ 2014 年 (2 年間 ) GAIL( インド ) 合計 80 万トン (12 カーゴ ) 2012 年 8 月 2013 ~ 2014 年 (2 年間 ) 合計 (2010~2016) 1,080 万トン (174 カーゴ ) ~ 2016 年 出所 : 各種情報 JOGMEC 天然ガスリファレンスブック して仕向け地条項が緩やかと言われるイエメンLNGの北東アジアへの仕向け地変更が 有用な手段として採られていると考えられる 上流権益を多く持たないこれらのユーティリティー企業が 長期契約で購入したLNGをポートフォリオとして 売り主の立場で販売するためには 仕向け地条項がない あるいは柔軟な契約のLNGを持つか 仕向け地条項を満たすためいったん受け入れを行い 再輸出する必要がある 再輸出ビジネスを行う企業にとって 再輸出可能な基地の使用権を持つことが重要な要素の一つと思われる (3.(4) に詳述 ) (3) 欧州 LNG 基地における使用権 (regasification capacity) の保有フランス スペインといった従来 LNGを受け入れてきた国のユーティリティー企業は 自国内に多くの基地 使用権 ( 再ガス化能力 ) を保有している (GDF Suez スペイン企業等 ) 一方 欧州域内での販売先の拡大や他国の市場へのアクセス 原料多様化の目的等から 現在では 伝統的な LNG 輸入国以外のユーティリティー企業やメジャー企業 上流事業者 (LNG 生産国のNOC) が 受入基地の使用権を保有している ユーティリティー企業のLNG 受入基地使用権の保有は GDF Suezが圧倒しており 欧州域内で1,890 万トン / 年 ( 約 26Bcm/ 年 ) 次いでE.ONの510 万トン / 年 ( 約 7Bcm/ 年 ) となっている これに 2009 年に稼働を開始したイタリアのAdriatic LNGの使用権を有する Edisonの460 万トン / 年 ( 約 6.3Bcm/ 年 ) 英国のIsle of Grain 基地の使用権を持つ Centricaの 420 万トン / 年 オランダのGate 基地の使用権を持つDONG Energyや EconGas RWEの220 万トン / 年 (3Bcm/ 年 ) が続く 65 石油 天然ガスレビュー

10 表 8 欧州 LNG 基地における基地使用権と再輸出可否 国名 UK Belgium Netherlands 基地名 再ガス化能力 ( 百万トン / 年 ) 所有権 Isle of Grain 1,480 National Grid 100% 使用権 ( 百万トン / 年 ) BP Sonatrach:3 3 0 Centrica GDF Sonatrach:6 5 0 Centrica E.ON Iberdrola:5 0 0 Teesside(FSRU) 300 Excelerate Energy 100% South Hook 1,560 Qatar Petroleum % ExxonMobil 24.15% Total 8.35% Total ConocoPhillips EGL Chevron Noble Clean Energy Trafigura ( 数量不明 ) Dragon LNG 600 BG 50% Petronas 30% 4Gas 20% BG Group + Petronas:600 Zeebrugge Gate Qatar Petroleum & ExxonMobil: (0.9Bcf/d) Fluxys % Distrigas:2 0 0 GDF Suez: (12Bcm) Vopak 4 2.5% Gasunie 4 2.5% Dong Energy 5% OMV 5% E.ON Ruhrgas 5% DONG Energy:1 4 0( ~:2 2 0) EconGas:2 2 0 RWE Supply & Trading:2 2 0 E.ON Ruhrgas:2 2 0 Eneco:7 0(~ ) EDF: 数量不明 (~ ) 再輸出 Fos-Tonkin 380 Elengy(GDF Suez 100%) GDF Suez:380 France Montoir de Bretagne 720 (10Bcm) Elengy(GDF Suez 100%) GDF Suez:6 5 0 EDF & 三井物産 :7 0 Elengy(GDF Suez 1 0 0%)7 2% Fos-Cavaou 600(8.25Bcm) Total2 8% GDF Suez:3 2 0 Total:1 6 0 その他 ( 第三者向け ) Barcelona Huelva Cartagena 1,240(1.95 MMm3 /h) Enagas 1 0 0% E.ON:9 0 * その他非公開 GDF Suez:4 0 Shell: (1.35 MMm3 /h) Enagas 1 0 0% E.ON:6 0 * その他非公開 860(1.35 MMm3 /h) Enagas 1 0 0% GDF Suez:1 2 0 * その他非公開 Spain * Bilbao 520 Enagas 4 0% RREEF 3 0% EVE 3 0% 非公開 Sagunto 640 Saggas(Union Fenosa Gas Eni 50% Gas Natural Fenosa 50% 42.5% RREEF 3 0% 大阪ガス 2 0% Oman Oil 7.5%) * 非公開 Reganosa 260(0.41 MM m3 /h) Xunta de Galicia 1 0% Commonwealth Bank 2 6% Union Fenosa Gas(Eni 50% Gas Natural Fenosa 50%)21% Grupo Tojeiro 18% Caixa Galicia 10% Sonatrach 10% Caixanova 5% * 非公開 Portugal Sines 520(7.2Bcm) Ren Atlanco 100% 非公開 受け入れの 90% が Galp Energia (2011 年 ) Italy Panigaglia 260 Snam 100% Adriatic LNG 580(8Bcm) Greece Revithoussa 190 Desfa 100% Terminale GNL Adriatico Sri (ExxonMobil 70.7% Qatar Petroleum 2 2% Edison 7.3%) % 非公開 ( スポット /1 年 / 複数年の契約あり ) 送出量の 7 0%(9 6 万トン ) が Enel Trade 2 9%(4 0 万トン ) が Eni( 年 ) Edison:4 6 0(8 0%) 第三者アクセス用 :1 2 0(2 0%) 非公開 ( 使用権申請方式 ) DEPA: アルジェリアと 5 0 万トン / 年の LNG 長期契約を保有 * スペイン基地使用権の詳細は非公開のため 使用企業の公表分のみ記載 スペイン企業各社 (Endesa,Gas Natural Fenosa, Iberdrola ほか ) が使用権を有すると思われる 出所 : 各種情報 JOGMEC 天然ガスリファレンスブック Vol.47 No.3 66

11 欧州における LNG ビジネス動向 表 9 欧州ユーティリティー企業の LNG 基地使用権 企業名 国名 基地名 所有権 使用権 ( 万トン / 年 ) 再輸出 Montoir de Bretagne 100% 650 フランス Fos Tonkin 100% 380 Fos Cavaou 72% 320 GDF Suez ベルギー Zeebrugge 140 ( フランス ) Huelva 4 0 スペイン Cartagena 120 英国 Isle of Grain 240 使用権合計 :1,890( うち再輸出可能な基地使用権 :1,2 7 0) オランダ Gate 5% 220 Huelva 60 E.ON スペイン Barcelona 90 ( ドイツ ) 英国 Isle of Grain 140 使用権合計 :510( うち再輸出可能な基地使用権 :6 0) Distrigas ( ベルギー ) DONG Energy ( デンマーク ) EconGas ( オーストリア ) ベルギー Zeebrugge 200 使用権合計 :200( うち再輸出可能な基地使用権 :2 0 0) 140(~ 2015) オランダ Gate 5% 220(2015 ~) オランダ Gate 5% 220 RWE( ドイツ ) オランダ Gate 5% 220 Edison( イタリア ) イタリア Adriatic LNG 7.3 % 460 Centrica( 英国 ) 英国 Isle of Grain 420 Endesa( スペイン ) スペイン不明 ( スペイン国内 ) 不明 スペイン不明 ( スペイン国内 ) 不明 Iberdrola( スペイン ) 英国 Isle of Grain 不明 Gas Natural Fenosa スペイン不明 ( スペイン国内 ) 不明 ( スペイン ) 出所 : 各種情報 JOGMEC 天然ガスリファレンスブック (4) ユーティリティー企業におけるLNG 再輸出ビジネスの可能性 LNG 再輸出ビジネスを行うには 再輸出が可能な設備を保有した上で 政府に承認された基地からでなければ再輸出は行えない このことから 再輸出を行うためにはLNGの再輸出が可能な基地の使用権を持つ必要がある 表 9に見るように ユーティリティー企業の再輸出可能な基地の使用権保有についても GDF Suezが他企業を圧倒し 現状 1,270 万トン / 年を有している また 数量は不明だが スペイン企業も国内のLNG 基地使用権を有している このような形で多くの欧州のユーティ リティー企業は 域内供給だけでなく再輸出の可能性も持つことになると思われる ただし LNG 基地使用権すべてをそのまま再輸出に利用できるわけではない 荷降ろしおよび再積み込みのため LNG 基地に2 度にわたってLNG 船を着船させる必要があることから 全量再輸出するとしても基地使用権の半分が限度であるし また 基地設備の冷却維持やボイルオフガスの発生によるLNGの目減りも発生することから 実際には数量に更に制約が発生する その上 基地使用料金の支払いも必要で これらのコストを加算しても利益性のある地域に販売することが可能であることが再輸出ビジネスを行う上での条件となる 67 石油 天然ガスレビュー

12 4. メジャー 上流事業者 LNG 生産国 NOC の LNG ビジネス動向 (1) 欧州下流事業 ( 基地所有権 使用権保有 ) への参入メジャー企業やLNG 上流事業者 LNG 生産国 NOCの LNG 基地使用権保有については ベルギーの Zeebrugge 基地 (ExxonMobil および Qatar Petroleum) およびフランスのFos-Cavaou(Total) を除くと 年に運用を開始した英国の South Hookおよび Dragon LNGに集中する また 既存基地への参入数量はわずかであり LNG 下流事業への参入は最近の動きであることが分かる また 英国では NBP(National Balancing Point) 市場価格にリンクして取引されているが その価格で LNGを持ち込めることがメジャーや上流事業者の強みであろう LNG 生産国 NOCの参入も見られるが 特にカタールのQatar Petroleumの受入基地事業参入が興味深い Zeebruggeや South Hookで所有権 あるいは使用権を保有する企業は 主にカタールでQatar Petroleumとと もにLNG 開発を行っているメジャー企業である 特に ExxonMobilと共同で多くの所有権 もしくは使用権を保有している このことが 近年 英国とベルギーでカタールLNGの輸入量 輸入比率が飛躍的に増加している大きな要因と思われる ( カタールLNGについては 英国の Centricaも 2011 年 4 月 英国の Isle of Grain 基地向けに240 万トン / 年の3 年契約を結んでいる ) (2) メジャー 上流事業者におけるLNG 再輸出ビジネスの可能性メジャーや上流事業者も再輸出可能な基地使用権を一部保有してはいるが そもそも自社が上流権益から保有するLNGに対し価格面や仕向け地について優位な条件を持っていると思われることから 再輸出ビジネスを行う必要性はない あるいは必要性がかなり低いビジネスである と言える ( 表 10) 表 10 メジャー 上流事業者 LNG 生産国 NOC の LNG 基地使用権 企業名 国名 基地名 所有権 使用権 ( 万トン / 年 ) 再輸出 BP 英国 Isle of Grain 不明 Shell スペイン Huelva 30 Barcelona 90 Total フランス Fos-Cavaou 28% 160 英国 South Hook % 不明 ConocoPhillips 英国 South Hook 不明 Chevron 英国 South Hook 不明 ベルギー Zeebrugge 3 3 0(QP と共有 ) ExxonMobil 英国 South Hook 24.15% イタリア Adriatic LNG 70.7 % BG Group 英国 Dragon LNG 50% 600 (Petronas と共有 ) Sonatrach ( アルジェリアNOC) 英国 Isle of Grain 不明 Petronas ( マレーシアNOC) 英国 Dragon LNG 30% 6 0 0(BG と共有 ) Qatar Petroleum ( カタール NOC) 出所 : 各種情報 JOGMEC 天然ガスリファレンスブック ベルギー Zeebrugge 330 (Exxon と共有 ) 英国 South Hook % イタリア Adriatic LNG 22% Vol.47 No.3 68

13 欧州における LNG ビジネス動向 5. トレーダーの LNG ビジネス動向 近年 トレーダーによるLNGの動きも活発になっていると考えられる ただし その取り扱い数量や商流の詳細について把握することは難しい こうしたなか Vitolは実取引数量を公表しているが それによると 2012 年の欧州向け天然ガスの数量は 250 億m3で 欧州全体の天然ガス消費量の約 6% LNG 1 天然ガス市場が存在する欧州 北米で 天然ガスのトレーディングビジネスを展開 2LNG 生産者からLNGを購入し LNG 消費国の企業に販売 (LNGトレーディング) 3 欧州や米国のLNG 再輸出施設にアクセスし 余剰 LNGの購入 販売を実施 (LNGトレーディング) 取り扱い数量が 230 万トンで世界全体の LNG 取引量 (2 億 4,100 万トン ) の約 1 % と プレゼンスを見せ始めている様子がうかがえる 主なトレーダーによるLNG 天然ガスの取り扱い状況 ( 表 11) から 以下の動きがうかがえる いずれも価格が安い地域でLNG 天然ガスを購入し さや価格が高い地域に売却する アービトレージ ( 鞘取り ) ビジネスである 世界 3 大ガス市場間のガス価格差が大きく 欧州で天然ガス消費量が落ちている一方 北東アジ アや南米で旺盛な需要がある現状は トレーダーにとってチャンスであると言える 表 11 主なトレーダーによる LNG 天然ガス取り扱い状況 企業名 総売上高 ( 十億ドル ) (2012 年 ) 取り扱い品目 LNG 天然ガス 動向 Vitol Group ( スイス オランダ ) Glencore International ( スイス ) 欧州向け天然ガス :2 5Bcm/ 年 ( 年 ) LNG 取り扱い量 :230 万トン / 年 (2012 年 ) いずれも実取引数量主に欧州で天然ガス取引西アフリカで石油ガス探鉱 生産活動 Cargill( 米 ) 北米 欧州で天然ガス取引 Trafigura( スイス ) 120 KOCH INDUSTRIES( 米 ) 115 NOBLE GROUP ( 中国 香港 ) Gunvor International ( オランダ スイス ) MERCURIA ENERGY GROUP( スイス ) (2011 年 ) 76 (2011 年 ) アルゼンチン チリ インド ドバイ クウェート 北東アジアでLNG 供給契約を保有 欧州 米国のLNG 再輸出施設へのアクセス 2013 年 2 月 アンゴラの国営企業 Sonangol のトレーディング部門 Soraci と Trafigura 子会社 DT Group が LNG のトレーディング JV を設立 北米 欧州の天然ガスハブで活動 年に LNG 事業開始主に欧州で天然ガス取引 年 1 0 月 英国 South Hook LNG 基地のスペア LNG 輸入キャパシティーを獲得 ( 数量不明 ) ペルー ナイジェリア カタール トリニダード & トバゴ等の LNG のアービトレージ 欧州 米国のLNG 再輸出施設へのアクセス欧州および北米の天然ガス卸売市場に参画 LNG 取引も実施 Vitol を除き LNG 取り扱い数量に関する記載はない 出所 : 各社ホームページ 69 石油 天然ガスレビュー

14 6. インプリケーション 欧州では 従来のLNGビジネスに加え これまで述べてきたようなLNG 再輸出ビジネスやLNGトレーディングといった 従来とは異なる動きが見られることはお分かりいただけたと思う とりわけLNG 再輸出ビジネスは一つの顕著なトレンドであり 以下にそのインプリケーションをまとめておきたい ストックの余裕も限定的であることから LNG 再輸出ビジネスを日本を拠点に行うのは なじまないビジネスモデルと思われる 3 とはいえ このビジネスモデルを活用できるか 検証することは重要と思われる 例えば 日本のユーティリティー企業や商社が 再輸出可能な基地に使 用権を保有し 安い市場で購入した LNG を持ち込 1 LNG 再輸出ビジネスは 欧州企業が以前から石油 で行っているスキームのLNGへの適用である 市ふかん場を俯瞰し 自らが利益を生み出すためのスキームを見出すプロセスには 学ぶべきところがある 2しかし 日本を拠点に行うのはどうか LNG 購入価格が最も高い地域で 転売で差益を出すことが非常に難しい環境にあること また 最大の消費国で む またはスワップすることは可能か といったスタディーも意義あるものと思われる 4ただし これはあくまで過渡的な対応と思われる 日本に適切な価格で天然ガスを導入するためには そのための価格交渉や 仕向け地条項の撤廃等が必要で それには時間を要するが最も正攻法的な対処の仕方であると思われる 執筆者紹介 大貫憲二 ( おおぬきけんじ ) 早稲田大学大学院修了 東京ガス株式会社入社後 主に LNG 受入基地の操業技術 操業管理等に従事 2011 年 7 月より JOGMEC に勤務し 2013 年 4 月 東京ガスに復職 趣味は温泉巡り かつて 1 日に 6 湯巡ったこともあったが 温泉巡りが思った以上にハードであると分かり 現在は一つの温泉をゆっくり楽しむことにしている Vol.47 No.3 70

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