目次 1. 事業の概要 2. 事業の必要性等に関する視点 1) 事業を巡る社会経済情勢等の変化 2) 事業の整備効果 3) 事業の投資効果 4) 地域における計画等 3. 事業の進捗見込みに関する視点 4. コスト縮減や代替案立案等の可能性に関する視点 5. 関係自治体の意見 6. 対応方針 ( 原

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ともみわくや
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1 No.8-1 近畿地方整備局事業評価監視委員会平成 25 年度第 2 回一般国道 42 号なちかつうら那智勝浦道路再評価平成 2 5 年 1 月近畿地方整備局

2 目次 1. 事業の概要 2. 事業の必要性等に関する視点 1) 事業を巡る社会経済情勢等の変化 2) 事業の整備効果 3) 事業の投資効果 4) 地域における計画等 3. 事業の進捗見込みに関する視点 4. コスト縮減や代替案立案等の可能性に関する視点 5. 関係自治体の意見 6. 対応方針 ( 原案 )

3 ( 参考 ) 紀勢線全体概要図那智勝浦道路延長 15.2km ( うち 8.9km 供用済 )

m 計画交通量全体事業費事業化都市計画決定 15,1 台 / 日 1,24 億円平成 4 年度 (14 工区 ) 平成 18 年度 (13 工区 ) 平成 2 年 12 月用地着手平成 8 年度 (14 工区 ) 工事着手平成 1 年度 (14 工区 ) 供用延長 8.

4 1. 事業の概要事業の目的災害時の円滑な交通確保救急医療の支援観光の活性化位置図那智勝浦道路延長 15.2km 14 工区延長 8.9km 写真 1: 航空写真至新宮市 H2.3 供用済 (2/4) 計画の概要区間道路延長構造規格設計速度車線数しんぐうみわさき ( 起 ) 和歌山県新宮市三輪崎ひがしむろ ( 終 ) 和歌山県東牟婁郡なちかつうらちょういちや那智勝浦町市屋 15.2km 第 1 種第 3 級 8km/h 4 車線標準幅員 22.m 計画交通量全体事業費事業化都市計画決定 15,1 台 / 日 1,24 億円平成 4 年度 (14 工区 ) 平成 18 年度 (13 工区 ) 平成 2 年 12 月用地着手平成 8 年度 (14 工区 ) 工事着手平成 1 年度 (14 工区 ) 供用延長 8.9km(2/4) 事業進捗率 58%( 平成 25 年 3 月末 ) 用地取得率 99%( 面積ベース同上 ) 計画図至串本町 (終)那智勝浦道路延長 15.2km 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市屋標準断面図完成暫定単位 :m 13 工区延長 6.3km H27 年度暫定供用予定 (2/4 車線 ) ひがしむろなちかつうらちょう東牟婁郡那智勝浦町いちや ( 市屋 ) にこう ( 二河 ) ひがしむろてんまゆかわ ( 天満 ) はしのかわ ( 湯川 ) ( 橋ノ川 ) たいじちょう東牟婁郡太地町写真 1 かわぜき ( 川関 ) くじのかわ ( 狗子ノ川 ) 13 工区延長 6.3km H2.3.3 暫定供用済 (2/4 車線 ) 那智勝浦 IC こうづけ ( 高津気 ) 和歌山県那智勝浦道路 ( 事業中 ): 那智勝浦道路 ( 供用中 ): 一般国道 : 主要地方道 : 一般県道 : きのかわ ( 木ノ川 ) 那智勝浦 IC 至那智勝浦町市屋撮影日 : 平成 19 年 6 月新宮南 IC さの ( 佐野 ) みわさき ( 三輪崎 ) 土工橋梁部トンネル部 (起)和歌山県新宮市三輪崎14 工区延長 8.9km しんぐう新宮市至熊野市 1

串本町土工橋梁部トンネル部至2. 事業の必要性等に関する視点 1) 事業を巡る社会情勢等の変化 ( 地震時の津波による浸水予測 ) 南海トラフ巨大地震時の津波浸水による被害想定見直しにより那智勝浦道路の並行区間である国道 42 号 ( 延長 18.km) の被害は約 2 割 ( 延長 4.1km) から約 5 割 ( 延長 8.

9km わかやましんぐうみわさきしんぐう新宮市三重県みなみむろきほうちょう南牟婁郡紀宝町至熊野市写真 1: 標高を示す看板国道 42 号 ( 那智勝浦町 ) 6m 写真 1 ひがしむろたいじちょう東牟婁郡太地町 : 南海トラフ巨大地震時の津波による浸水想定区域 : 南海トラフ巨大地震時の津波による道路浸水被害予測区間 ( 那智勝浦道路並行区間 ) 那智勝浦町最大津波高 :14m

5 串本町土工橋梁部トンネル部至2. 事業の必要性等に関する視点 1) 事業を巡る社会情勢等の変化 ( 地震時の津波による浸水予測 ) 南海トラフ巨大地震時の津波浸水による被害想定見直しにより那智勝浦道路の並行区間である国道 42 号 ( 延長 18.km) の被害は約 2 割 ( 延長 4.1km) から約 5 割 ( 延長 8.6km) に拡大すると予測平成 23 年 9 月の台風 12 号により国道 42 号が冠水し道路交通を阻害周辺道路も冠水し那智川下流の JR では線路の復旧に 3 ヶ月を要するなど甚大な被害が発生 (終)和歌わか那智勝浦町市屋山県東牟婁郡やまなちかつうらちょうひがしむろいちや和歌山県那智勝浦道路延長 15.2km 13 工区延長 6.3km H2.3.3 暫定供用済 (2/4 車線 ) ひがしむろなちかつうらちょう東牟婁郡那智勝浦町那智勝浦 IC 写真 2 新宮南 IC (起)和歌山県新宮市三輪崎14 工区延長 8.9km わかやましんぐうみわさきしんぐう新宮市三重県みなみむろきほうちょう南牟婁郡紀宝町至熊野市写真 1: 標高を示す看板国道 42 号 ( 那智勝浦町 ) 6m 写真 1 ひがしむろたいじちょう東牟婁郡太地町 : 南海トラフ巨大地震時の津波による浸水想定区域 : 南海トラフ巨大地震時の津波による道路浸水被害予測区間 ( 那智勝浦道路並行区間 ) 那智勝浦町最大津波高 :14m 津波到達時間 ( 津波高 5m) :4 分国道 42 号 ( 並行区間 ) 延長 18.km 那智勝浦道路 ( 事業中 ): 那智勝浦道路 ( 供用中 ): 一般国道 : 主要地方道 : 一般県道 : 県界 : 市郡界 : 町村界 : 新宮市最大津波高 :14m 津波到達時間 ( 津波高 5m) :6 分撮影日 : 平成 25 年 8 月写真 2: 冠水による通行阻害状況国道 42 号 ( 勝浦臨海交差点 ) 南海トラフの巨大地震及び東海東南海南海 3 連動地震による津波浸水想定について (H 和歌山県 ) より作成最大津波高津波到達予測時間 ( 津波高 5m) は南海トラフの巨大地震時の予測結果撮影日 : 平成 23 年 9 月 6 日早朝 2

2. 事業の必要性等に関する視点 2) 事業の整備効果 ( 災害時の円滑な交通確保 ) 国道 42 号通行止時に橋本交差点 ~ 森浦交差点間では所用時間が約 33 分 ( 国道 42 号利用 ) から約 2 時間 19 分 ( 迂回路利用 ) と増加しかつ迂回路の一部は幅員が狭小でありすれ違いが困難な状況那智勝浦道路は国道 42

迂回による増加約 58km 約 1 時間 46 分 H22 道路交通センサスより計算写真 1: 一般県道南平野下里停車場線 ( 狭隘な迂回路区間 ) 森浦交差点 13 工区延長 6.3km わ那智勝浦道路延長 15.

6 2. 事業の必要性等に関する視点 2) 事業の整備効果 ( 災害時の円滑な交通確保 ) 国道 42 号通行止時に橋本交差点 ~ 森浦交差点間では所用時間が約 33 分 ( 国道 42 号利用 ) から約 2 時間 19 分 ( 迂回路利用 ) と増加しかつ迂回路の一部は幅員が狭小でありすれ違いが困難な状況那智勝浦道路は国道 42 号の越波等による通行規制や南海トラフ巨大地震による津波浸水時には支援経路迂回路として物流や市民生活への影響を回避し災害時の円滑な交通を確保国道 42 号が被災した際の迂回路の状況新宮市那智勝浦町太地町間現道及び迂回路の所用時間新宮市 ( 橋本交差点 ) 太地町 ( 森浦交差点 ) 距離所要時間国道 42 号約 21km 約 33 分迂回路約 79km 約 2 時間 19 分迂回による増加約 58km 約 1 時間 46 分 H22 道路交通センサスより計算写真 1: 一般県道南平野下里停車場線 ( 狭隘な迂回路区間 ) 森浦交差点 13 工区延長 6.3km わ那智勝浦道路延長 15.2km 主那智勝浦古座川線和歌山県ひがしむろ東牟婁郡なちかつうらちょう那智勝浦町 (起)和歌山県新宮市(終)和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市わかかやまやましんぐうひがしむろ14 工区延長 8.9km 三輪崎みわざきなちかつうらちょう写真 1 い屋ちや南平野下里停車場線県主那智勝浦本宮線那智勝浦 IC 国道 42 号新宮南 IC 主那智勝浦熊野川線迂回路橋本交差点至熊野市写真 2: 国道 42 号越波の状況 ( 参考 : 東牟婁郡串本町西向 ) 撮影日 : 平成 19 年 5 月 : 南海トラフ巨大地震時の津波による浸水想定区域 : 南海トラフ巨大地震時の津波による道路浸水被害予測区間 ( 那智勝浦道路並行区間 ) 撮影日 : 平成 2 年 7 月至串本町しんぐう新宮市南海トラフの巨大地震及び東海東南海南海 3 連動地震による津波浸水想定について (H 和歌山県 ) より作成 3

2. 事業の必要性等に関する視点 2) 事業の整備効果 ( 救急医療の支援 ) 紀南エリアの地域災害拠点病院である新宮市立医療センター ( 二次救急医療機関 ) までのより安全な搬送ルート確保搬送時間の大幅な短縮とともに定時性安定性を確保し救急医療活動を支援新宮市立医療センターへの搬送時間那智勝浦道路延長 15.2km 14 工区延長 8.9km H2.3.

3km 至串本町撮影日 : 平成 18 年 7 月那智勝浦町太地町役場写真 1: 新宮市立医療センター遠景 12 分の短縮太地町医療センター間の搬送時間短縮による死亡率の低減効果 3 多量出血時の改善効果搬送地点 : 太地町医療センター搬送時間 :3 分 18 分に短縮死亡率 :4% 5% に減少 1 心臓停止後 : 約 3 分で 5% 死亡 2 呼吸停止後 : 約 1 分で 5%

7 2. 事業の必要性等に関する視点 2) 事業の整備効果 ( 救急医療の支援 ) 紀南エリアの地域災害拠点病院である新宮市立医療センター ( 二次救急医療機関 ) までのより安全な搬送ルート確保搬送時間の大幅な短縮とともに定時性安定性を確保し救急医療活動を支援新宮市立医療センターへの搬送時間那智勝浦道路延長 15.2km 14 工区延長 8.9km H2.3.3 暫定供用済 (2/4 車線 ) 13 工区延長 6.3km 至串本町撮影日 : 平成 18 年 7 月那智勝浦町太地町役場写真 1: 新宮市立医療センター遠景 12 分の短縮太地町医療センター間の搬送時間短縮による死亡率の低減効果 3 多量出血時の改善効果搬送地点 : 太地町医療センター搬送時間 :3 分 18 分に短縮死亡率 :4% 5% に減少 1 心臓停止後 : 約 3 分で 5% 死亡 2 呼吸停止後 : 約 1 分で 5% 死亡 3 多量出血後 : 約 3 分で 5% 死亡整備前 : 約 3 分部分供用後 ( 現在 ): 約 25 分全線整備後 : 約 18 分 4% 5% 写真 1 4 分の短縮整備前 : 約 16 分部分供用後 ( 現在 ): 約 12 分全線整備後 : 約 12 分 18 分 3 分 ( 時間経過 ) 新宮市役所出典 :H22 道路交通センサスより算出至熊野市新宮市地域の声 ( 概要 ) 那智勝浦町消防本部新宮市立医療センターまでは供用後に国道 42 号利用から那智勝浦道路利用に変更し町立温泉病院から医療センターまでの所要時間は約 5 分短縮された国道 42 号は台風や高波の際非常に走りにくかったが那智勝浦道路では安定した走行が可能になり信号や急カーブ道路上の飛び出しも無いため患者への負担が軽減された ( 平成 2 年 11 月 27 日 ( 木 )) 太地町消防係救急車内は狭く病状によっては劣悪な環境になる那智勝浦道路は線形が良いので隊員が立った状態で患者を処置することが出来るようになり救急隊員にとっても大きな効果と言える ( 平成 2 年 11 月 26 日 ( 水 )) 4

8 2. 事業の必要性等に関する視点 2) 事業の整備効果 ( 観光の活性化 ) 那智勝浦町及び周辺地域は世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道 ( 熊野那智大社那智大滝等 ) を有しており那智大滝には年間約 27 万人町内の勝浦温泉湯川温泉には年間約 15 万人が来訪那智勝浦道路は近畿自動車道紀勢線と一体となって広域ネットワークを形成広域地域内の所要時間を短縮し世界遺産や各名所間のアクセス向上により観光の活性化を支援地域の声 ( 概要 ) 那智勝浦町役場那智勝浦新宮道路供用後は新宮市三重県側からのアクセスが向上し観光に訪れるお客様の移動時間の短縮滞在時間の増加交通渋滞の緩和によるストレスの軽減などが期待されるまた那智勝浦道路が全線供用した場合更なる相乗効果として広域的な地域からの来訪が見込まれるさらに紀勢線全線がつながれば近畿東海方面のみならず全国から来訪者の増加が期待され観光の活性化につながる ( 平成 25 年 9 月 2 日 ( 月 )) 世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道の概要那智勝浦道路周辺への主な観光入り込み状況なちおおたき写真 1: 那智大滝 ( 世界遺産 ) 266,277 人至熊野市だいもんざか写真 3: 大門坂 ( 世界遺産 : 熊野古道 ) 世界遺産凡例せいがんとじ写真 2: 青岸渡寺 ( 世界遺産 ) 34,519 人勝浦温泉至串本町湯川温泉世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道関連施設等 ( 万人 / 年 ) かつうらゆかわ勝浦温泉湯川温泉入込客数推移写真 4: くじらの博物館 H16: 5世界遺産登録 ( 紀伊山地の霊場参詣道 ) 4 H23: 台風 12 号 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 出典 : 那智勝浦町調べ (H24 年入込み数 ) 出典 :H24 観光客動向調査 ( 和歌山県 ) 5

9 2. 事業の必要性等に関する視点 3) 事業の投資効果便益 (B) 費用便益分析マニュアルに基づき現時点における知見により十分な精度で計測が可能でかつ金銭表現が可能である走行時間短縮走行経費減少交通事故減少について道路整備の有無それぞれについて推計し算出費用 (C) 道路整備に係る建設費及び維持管理費で算出事業全体便益 (B) 費用 (C) 残事業便益 (B) 費用 (C) 走行時間短縮便益交通事故減少便益総便益 1,456 億円 117 億円 62 億円 1,636 億円事業費走行時間短縮便益交通事故減少便益総費用 1,398 億円総便益 73 億円 55 億円 31 億円 789 億円事業費走行経費減少便益走行経費減少便益維持管理費 1,326 億円 72 億円維持管理費 393 億円 72 億円総費用 465 億円費用便益比 (B/C) 1.2 費用便益比 (B/C) 1.7 算出条件等基準年 : 平成 25 年度検討期間 :5 年間現在価値算出のための社会的割引率 :4% 交通量の推計時点 : 平成 42 年度推計に用いた資料 : 平成 17 年度道路交通センサス適用した費用便益分析マニュアル : 平成 2 年 11 月版事業費 :1,24 億円維持管理費 :29 百万円 /km 作成主体 : 近畿地方整備局 1 便益費用については現在価値化した値である 2 便益費用の合計値については表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある 3 残事業については基準年の翌年度以降の残事業費及び翌年度以降の供用により発生する便益で算出している 6

10 2. 事業の必要性等に関する視点 4) 地域における計画等地域計画等への位置付け 21 世紀の国土のグランドデザイン ( 国土庁編 : 平成 1 年 3 月 ) 和歌山県長期総合計画 ( 和歌山県 : 平成 2 年 4 月 ) 新宮市総合計画 ( 新宮市 : 平成 2 年 3 月 ) 那智勝浦町長期総合計画 ( 後期 )( 那智勝浦町 : 平成 23 年 3 月 ) 第 5 編東南海南海地震防災対策推進計画 ( 和歌山県総合防災課 ) 和歌山県地域防災計画基本計画編 ( 和歌山県 :H24 年度修正 ) 緊急輸送道路ネットワーク ( 和歌山県 ) 一般国道 42 号那智勝浦新宮道路建設促進協議会 ( 平成 4 年 1 月設立両市町長市町議会議員 ) 高速自動車道紀南延伸促進協議会 ( 昭和 54 年 1 月設立和歌山県知事和歌山県副知事和歌山県議会議長沿線自治体首長沿線自治体議長和歌山県商工会連合会会長等 ) 7

11 (終)那智勝浦道路延長 15.2km 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町市屋3. 事業進捗の見込みの視点那智勝浦道路は平成 19 年度に 14 工区の延長 8.9km を暫定 2 車線で供用残る区間については用地取得を推進するとともに改良橋梁トンネル工事を推進引き続き事業を推進し平成 27 年度中の暫定 2 車線供用を目指す和歌山県 13 工区延長 6.3km H27 年度暫定供用予定 (2/4 車線 ) H2.3.3 暫定供用済 (2/4 車線 ) ひがしむろなちかつうらちょう東牟婁郡那智勝浦町いちや ( 市屋 ) にこう ( 二河 ) はしのかわ ( 橋ノ川 ) 那智勝浦 IC ゆかわ ( 湯川 ) てんま ( 天満 ) 写真 2: 天満高架橋写真 2 写真 1 かわぜき ( 川関 ) くじのかわ ( 狗子ノ川 ) こうづけ ( 高津気 ) きのかわ ( 木ノ川 ) 写真 1: 川関高架橋新宮南 IC さの ( 佐野 ) みわさき ( 三輪崎 ) (起)和歌山県新宮市三輪崎14 工区延長 8.9km しんぐう新宮市至熊野市至串本町ひがしむろたいじちょう東牟婁郡太地町撮影日 :H25 年 4 月撮影日 : 平成 22 年 5 月区間 13 工区 (6.3km) 14 工区 (8.9km) 用地用地取得 (98%) 面積ベース用地取得済工事改良橋梁トンネル工事推進中 H2.3.3~ 2/4 車線供用 (8.9km) 8

12 4. コスト縮減や代替案立案等の可能性の視点那智勝浦道路の計画は国道 42 号の交通混雑の緩和や交通安全の確保及び沿道環境の改善はもとより東海東南海地震や豪雨等の大規模災害時において地域のライフラインの確保復旧活動の支援に寄与することを目的として選定された合理的な計画であり周辺の環境や景観の保全を図っています今後も技術の進展に伴う新技術新工法の採用などコスト縮減に努めながら引き続き事業を推進していきます 9

13 5. 関係自治体の意見和歌山県知事平成 25 年 9 月 19 日県総第 326 号近畿地方整備局事業評価監視委員会に諮る対応方針 ( 原案 ) の作成に係る意見照会について ( 回答 ) 1. 対応方針 ( 原案 ) に対する意見 ( 一般国道 42 号那智勝浦道路 ) 南海トラフの巨大地震や津波被害さらには平成 23 年 9 月の紀伊半島大水害のような異常気象による災害に備え湾岸線を通る唯一の幹線道路である国道 42 号の代替道路として那智勝浦道路の整備は急務ですつきましては対応方針 ( 原案 ) のとおり事業継続が妥当と考えますなお事業実施にあたってはコスト縮減等を図り平成 27 年度国体開催までの供用をお願いします 1

14 6. 対応方針 ( 原案 ) 国道 42 号那智勝浦道路 1. 事業の必要性等に関する視点東南海南海地震時には並行する国道 42 号の 8.6km( 約 5 割 ) の区間で津波浸水被害を予想平成 23 年の台風 12 号により国道 42 号及び周辺道路で冠水による通行阻害が発生国道 42 号の交通量は約 12, 台 /12 時間で推移しており交通容量を超過災害時の支援経路迂回路として物流や市民生活への影響を回避し円滑な交通を確保二次救急医療機関への安全な搬送ルート形成時間短縮及び定時性確保により救急医療を支援新宮那智勝浦地域にある世界遺産や各名所間のアクセス向上により観光を活性化費用便益比 (B/C) は事業全体で 1.2 残事業で事業進捗の見込みの視点那智勝浦道路は平成 19 年度に那智勝浦 IC~ 新宮 IC 間の 8.9km を暫定 2 車線で供用現在市屋 ~ 那智勝浦 IC 間で金剛寺トンネル天満トンネルなどの工事を推進引き続き工事を推進し平成 27 年度中の暫定 2 車線での供用を目指す那智勝浦道路は事業の必要性等に関する視点事業進捗の見込みに関する視点から継続が妥当と判断できる引き続き事業を推進し早期の供用を目指すことが適切である事業継続 11

15 No.8-2 近畿地方整備局事業評価監視委員会平成 25 年度第 2 回一般国道 42 号なちかつうら那智勝浦道路再評価平成 25 年 1 月近畿地方整備局

16 前回評価時との比較表参考資料平成 25 年度第 2 回事業評価監視委員会事業名 : 一般国道 42 号那智勝浦道路 ( 道路種別 : 一般国道 ( 高速自動車国道に併行する自動車専用道路 )) 事業化年度 : 平成 4 年度 (14 工区 ) 平成 18 年度 (13 工区 ) 前回評価時今回評価平成 22 年度平成 25 年度再評価理由再評価後 3 年間が経過再評価後 3 年間が経過 ( 主な変更点 ) 事業諸元延長 :15.2km 幅員 :22.m 種級 : 第 1 種第 3 級設計速度 :8km/h 車線数 :4 車線同左変更なし全体事業費 1,24 億円同左変更なし進捗状況進捗率 ( 事業費 ) 約 51% 用地取得率 ( 面積 ) 約 66% 供用延長 :8.9 km ( 暫定 2 車線 ) 進捗率 ( 事業費 ) 約 58% 用地取得率 ( 面積 ) 約 99% 供用延長 :8.9 km ( 暫定 2 車線 ) 進捗率 ( 事業費 ) で約 7% 進捗用地取得率 ( 面積 ) で約 33% 進捗進捗率 ( 事業費 ) 約 51% 約 58% 約 7% 進捗費用対効果 B/C 1.2 ( 残事業 1.4) 1.2 ( 残事業 1.7) 1 推計手法の改善 ( 第二段階 ) を反映した将来 OD 表 2 評価年各年度事業費 GDP デフレータの時点修正 (H25) 等備考 H27 那智勝浦 IC~ 那智勝浦町市屋 L=6.3km 暫定 2 車線供用予定

17 様式 1 客観的評価指標による事業採択の前提条件事業の効果や必要性の確認の状況事業名一般国道 42 号那智勝浦道路事業主体近畿地方整備局事業採択の前提条件を確認するための指標指標指標チェックの根拠前提条件事業の効率性便益が費用を上回っている全事業 : 費用便益比 (B/C)=1.2( 経済的純現在価値 (B-C)=238 億円経済的内部収益率 (EIRR)=4.6%) 残事業 : 費用便益比 (B/C)=1.7( 経済的純現在価値 (B-C)=325 億円経済的内部収益率 (EIRR)=7.9%) 事業の効果や必要性を評価するための指標政策目標指標 ( 対象となる指標のみ記載効果が確認されるものはをに変更 ) 指標チェックの根拠 1. 活力円滑なモビリティの確保現道等の年間渋滞損失時間 ( 人時間 ) 及び削減率区間 a( 費用便益分析対象区間 ) について渋滞損失時間 ( 現況 ):78528 万人時間 / 年渋滞損失削減時間 :15 万人時間 / 年 (14955 万人時間 / 年 1494 万人時間 / 年 ) 区間 b( 当該区間 / 並行区間 ) について : 一般国道 42 号一般国道 168 号並行区間等 ( 当該区間 ) の渋滞損失時間 :89 万人時間 / 年並行区間等 ( 当該区間 ) の渋滞損失削減率 :6 割削減現道等における混雑時旅行速度が 2km/h 未満である区間の旅行速度の改善が期待される現道又は並行区間等における踏切交通遮断量が 1, 台時 / 日以上の踏切道の除却もしくは交通改善が期待される現道等に当該路線の整備により利便性の向上が期待できるバス路線が存在する熊野交通那智勝浦町営バス新幹線駅もしくは特急停車駅へのアクセス向上が見込まれる物流効率化の支援第一種空港第二種空港第三種空港もしくは共用飛行場へのアクセス向上が見込まれる重要港湾もしくは特定重要港湾へのアクセス向上が見込まれる農林水産業を主体とする地域において農林水産品の流通の利便性が向上那智勝浦町主な出荷先 : 京浜中部地方主な出荷品 : まぐろ 1. 活力都市の再生現道等における総重量 25t の車両もしくは ISO 規格背高海上コンテナ輸送車が通行できない区間を解消する都市再生プロジェクトを支援する事業である

18 広域道路整備基本計画に位置づけのある環状道路を形成する市街地再開発区画整理等の沿道まちづくりとの連携あり中心市街地内で行う事業である幹線都市計画道路網密度が 1.5km/km 2 以下である市街地内での事業である DID 区域内の都市計画道路整備であり市街地の都市計画道路網密度が向上する国土地域ネットワークの構築対象区間が現在連絡道路がない住宅宅地開発 (3 戸以上又は 16ha 以上大都市においては 1 戸以上又は 5ha 以上 ) への連絡道路となる高速自動車国道と並行する自専道 (A' 路線 ) としての位置づけあり地域高規格道路の位置づけあり当該路線が新たに拠点都市間を高規格幹線道路で連絡するルートを構成する (A' 路線としての位置づけがある場合 ) 当該路線が隣接した日常活動圏中心都市間を最短時間で連絡する路線を構成する新宮市 ~ 田辺市現道等における交通不能区間を解消する現道等における大型車のすれ違い困難区間を解消する日常活動圏の中心都市へのアクセス向上が見込まれる太地町 ~ 新宮市 ( 改善見込み :39 分 27 分 ) 個性ある地域の形成鉄道や河川等により一体的発展が阻害されている地区を解消する拠点開発プロジェクト地域連携プロジェクト大規模イベントを支援する主要な観光地へのアクセス向上が期待される那智大滝 ( 年間観光客入り込み数 :266 千人 / 年 H24 年 ) 新規整備の公共公益施設へ直結する道路である 2. 暮らし歩行者自転車のための生活空間の形成自転車交通量が 5 台 / 日以上自動車交通量が 1, 台 /12h 以上歩行者交通量が 5 人 / 日以上の全てに該当する区間において自転車利用空間を整備することにより当該区間の歩行者自転車の通行の快適安全性の向上が期待できるバリアフリー新法基づく特定道路が新たにバリアフリー化される

19 無電柱化による美しい町並みの形成安全で安心できるくらしの確保 3. 安全安全な生活環境の確保災害への備え対象区間が電線類地中化 5 ヶ年計画に位置づけ有り市街地又は歴史景観地区 ( 歴史的風土特別保存区域及び重要伝統的建造物保存地区 ) の幹線道路において新たに無電柱化を達成する三次医療施設へのアクセス向上が見込まれる現道等に死傷事故率が 5 件 / 億台キロ以上である区間が存する場合において交通量の減少歩道の設置又は線形不良区間の解消等により当該区間の安全性の向上が期待できる当該区間の自動車交通量が 1, 台 /12h 以上 ( 当該区間が通学路である場合は 5 台 /12h 以上 ) かつ歩行者交通量 1 人 / 日以上 ( 当該区間が通学路である場合は学童園児が 4 人 / 日以上 ) の場合又は歩行者交通量 5 人 / 日以上の場合において歩道が無い又は狭小な区間に歩道が設置される近隣市へのルートが 1 つしかなく災害による 1~2 箇所の道路寸断で孤立化する集落を解消する新宮市 ( 事前のルート : 一般国道 42 号 ) 対象区間が都道府県地域防災計画緊急輸送道路ネットワーク計画又は地震対策緊急整備事業計画に位置づけがある又は地震防災緊急事業五ヶ年計画に位置づけのある路線 ( 以下緊急輸送道路という ) とし和歌山県地域防災計画 ( 平成 24 年度修正 ) ( 第 1 次緊急輸送道路 ) て位置づけあり緊急輸送道路が通行止になった場合に大幅な迂回を強いられる区間の代替路線を形成する一般国道 42 号 ( 新宮市三輪崎 ~ 那智勝浦町市屋区間 ) 並行する高速ネットワークの代替路線として機能する (A' 路線としての位置づけがある場合 ) 近畿自動車道紀勢線現道等の防災点検又は震災点検要対策箇所もしくは架替の必要のある老朽橋梁における通行規制等が解消される 4. 環境地球環境の保全現道等の事前通行規制区間特殊通行規制区間又は冬期交通障害区間を解消する対象道路の整備により削減される自動車からの CO2 排出量 CO2 排出削減量 :216.28t-CO2/ 年生活環境の改善保全現道等における自動車からの NO2 排出削減率現道等における自動車からの SPM 排出削減率現道等で騒音レベルが夜間要請限度を超過している区間について新たに要請限度を下回ることが期待される区間がある ( 推計結果 ) 評価対象区間 ( 現道 / 平行区間等 ): 一般国道 42 号一般国道 168 号排出削減量 :21.36t/ 年排出削減率 :4 割削減 ( 推計結果 ) 評価対象区間 ( 現道 / 平行区間等 ): 一般国道 42 号一般国道 168 号排出削減量 :1.23t/ 年排出削減率 :4 割削減その他環境や景観上の効果が期待される 5. その他他のフロシェクトとの関係関連する大規模道路事業と一体的に整備する必要あり他機関との連携プログラムに位置づけられているその他その他対象地域や事業に固有の事情等以上の項目に属さない効果が期待される

20 ( 再評価 ) 費用便益分析の結果路線名事業名延長事業種別様式 -2 現拡 BP その他の別一般国道 42 号那智勝浦道路 L=15.2km 二次改築 BP 計画交通量 ( 台 / 日 ) 車線数事業主体 15,1 4 車線近畿地方整備局 1 費用事業費維持管理費合計基準年平成 25 年度単純合計 1,181 億円 211 億円 1,393 億円うち残事業分 458 億円 211 億円 669 億円基準年における現在価値 (C) 1,326 億円 72 億円 1,398 億円うち残事業分 393 億円 72 億円 465 億円 2 便益走行時間短縮便益走行経費減少便益交通事故減少便益合計基準年供用年単年便益 ( 初年便益 ) 基準年における現在価値 (B) 平成 25 年度平成 32 年度 98 億円 7.8 億円 4.1 億円 11 億円 1,456 億円 117 億円 62 億円 1,636 億円うち残事業分 73 億円 55 億円 31 億円 789 億円注 ) 供用年は便益算定上の仮定の供用年である

21 3 結果費用便益比 ( 事業全体 ) 経済的純現在価値 ( 事業全体 ) 経済的内部収益率 ( 事業全体 ) 億円 4.6% 費用便益比 ( 残事業 ) 1.7 経済的純現在価値 ( 残事業 ) 経済的内部収益率 ( 残事業 ) 325 億円 7.9% 注 ) 費用及び便益の合計は表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある 4 感度分析事業全体基準値変動ケース費用便益比 (B/C) 交通量 ( 全事業 ) 事業費 ( 全事業 ) 事業期間 ( 全事業 ) 残事業 15,1 台 / 日 ±1% 458 億円 ±1% 6 年 ±2% 1.~ ~ ~1.2 基準値変動ケース費用便益比 (B/C) 交通量 ( 残事業 ) 事業費 ( 残事業 ) 事業期間 ( 残事業 ) 15,1 台 / 日 ±1% 458 億円 ±1% 6 年 ±2% 1.4~2. 1.6~ ~1.7

22 交通状況の変化事業名 : 那智勝浦道路 ( 事業全体 ) 様式 -31 ( 推計時点 H42 年 ) 整備なし (A) 整備あり (B) 交通量 1 [ 台 / 日 ] 13,7 1 新設改築道路 (15.2km) 走行時間 2 [ 分 ] 11 走行時間費用 3 [ 億円 / 年 ] 一般国道 42 号交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 13,4 56 2,9 47 (17.9km) 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 一般国道 168 号交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 7,3 34 5,9 31 (16.4km) 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 交通量 [ 台 / 日 ] 2 主な周 4 辺道路走行時間 [ 分 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 3 その他道路合計 (25,329.5km) 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 88, , 走行時間費用整備なし (A) 走行時間費用整備あり (B) 走行時間短縮便益 (A - B) 合計 :25,379.km 走行時間短縮便益 [ 億円 / 年 ] 88, , : 当該道路内の平均値または代表的な値を記載する ( 上表は当該道路内の延長による加重平均値を記載 ) 2: 配分計算結果を用いる場合と当該道路の代表的な速度から算出する場合がある 3: 費用便益分析マニュアルに従い車種別区間別に算出したものの合計値である 4: 当該事業により大きな変化が生じる道路について3~5 路線程度以内で記載する 5: 2 主な周辺道路における交通量の予測地点は事業全体と残事業で同地点において設定する

23 (2) 図面 (1 2 に該当する道路を明示すること ) 主な周辺道路新設改築道路 L=15.2km

24 交通状況の変化事業名 : 那智勝浦道路 ( 残事業 ) 様式 -31 ( 推計時点 H42 年 ) 整備なし (A) 整備あり (B) 交通量 1 [ 台 / 日 ] 12,8 13,7 1 新設改築道路 (15.2km) 走行時間 2 [ 分 ] 9 11 走行時間費用 3 [ 億円 / 年 ] 一般国道 42 号交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 7,9 48 2,9 47 (17.9km) 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 一般国道 168 号交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 6,5 33 5,9 31 (16.4km) 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 交通量 [ 台 / 日 ] 2 主な周 4 辺道路走行時間 [ 分 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 交通量 [ 台 / 日 ] 走行時間 [ 分 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 交通量 [ 台 / 日 ] 3 その他道路合計 (25,329.5km) 走行時間 [ 分 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ] 走行時間費用 [ 億円 / 年 ].. 88, , 走行時間費用整備なし (A) 走行時間費用整備あり (B) 走行時間短縮便益 (A - B) 合計 :25,379.km 走行時間短縮便益 [ 億円 / 年 ] 88, , : 当該道路内の平均値または代表的な値を記載する ( 上表は当該道路内の延長による加重平均値を記載 ) 2: 配分計算結果を用いる場合と当該道路の代表的な速度から算出する場合がある 3: 費用便益分析マニュアルに従い車種別区間別に算出したものの合計値である 4: 当該事業により大きな変化が生じる道路について3~5 路線程度以内で記載する 5: 2 主な周辺道路における交通量の予測地点は事業全体と残事業で同地点において設定する

25 (2) 図面 (1 2 に該当する道路を明示すること ) 主な周辺道路新設改築道路 L=15.2km

26 費用便益分析の条件様式 -32 事業名 : 那智勝浦道路 (2) 項目チェック欄算出マニュアル費用便益分析マニュアル ( 平成 2 年 11 月国土交通省道路局都市地域整備局 ) その他分析対象期間 5 年間分析の基本的事項社会的割引率 4% 基準年次平成 25 年交通流の 1 時点のみ推計 (H42) 推計時点複数時点での推計整備の有無それぞれで交通流を推計整備の有無のいずれかのみ推計有無推計の状況推計に用いた OD 表いずれかのみの推計とした理由を記載道路交通センサスをベースとした自動車 OD 表 ( 三段階推定法 ) パーソントリップ調査をベースとした自動車 OD 表 ( 四段階推定法 ) その他 ( ) 交無通有開発交通量の流考慮した開発交通量 ( トリップ数 ) ( ) 台トリッフ / 日考慮推有の場合のみ考慮した理由を記載計 Q-V 式を用いた配分転換率式を用いた配分 Q-V 式と転換率式の併用による配分均衡配分 ( リンクパフォーマンス関数を用いた配分 ) 配分交通量の推計手法いずれかのみの推計の場合簡易手法小規模事業である簡易手法の採択理由山間部海岸部で併行道路が少ないその他 ( ) 簡易手法の考え方 ( 将来交通量の設定方法等 ) (H17 センサスベース ) その他 ( BPR 関数と転換率式の併用による配分 ) 各回の配分終了時の速度を交通量でウェイト付けして設定採用理由を記載速度設定の考え方最終配分の速度採用理由を記載分割回毎の極端な速度差が生じないBPR 関数の適用に併せて最終速度を採用その他 ( )

27 事業名 : 那智勝浦道路 (3) 休日交通の影響考慮しない考慮する考慮する場合のみ項目チェック欄面的に考慮対象路線のみ考慮採用した休日係数 ( ) % 休日係数を考慮した理由および採用した休日係数の考え方を記載災害等による通行止めの影響考慮しない考慮する考慮する場合のみ採用した通行止め日数 ( ) 日採用した通行止め日数の考え方を記載とり止め交通を考慮するとり止め交通を考慮しない場合はその理由考慮した場合はその考え方を記載便益の算定冬期交通の影響交通流推計の時点以外の便益の算定車種別時間価値原単位考慮しない考慮する考慮する場合のみ採用した冬期日数 ( ) 日採用した冬期日数の考え方を記載冬期の走行速度と交通容量の関係設定の考え方を記載ブロック別車種別走行台キロの伸び率による設定その他 ( ) 費用便益分析マニュアルの値を使用独自に設定した値を使用車種別走行経費原単位費用便益分析マニュアルの値を使用独自に設定した値を使用交通事故減少便益算定走行時間短縮走行経費減少交通事故減少以外の便益中央分離帯の有無を考慮中央分離帯の有無を考慮しない考慮しない考慮する ( 考慮の場合算出根拠を添付すること ) その他

28 事業名 : 那智勝浦道路 (4) 項目チェック欄詳細事業計画による値を採用事業費標準投資パターンを採用費その他 ( ) 用維持管理費の設定根拠を記載維持管理費の既存の路線の実績を参考に設定算雪寒費積雪地域または寒冷地域である定その他 4. その他

29 費用の現在価値算定表 ( 事業全体 ) 様式 -4 維持管理費の単純単価の算出 ( 消費税相当額含む ) 箇所名 : 一般国道 42 号那智勝浦道路単価 ( 億円 ) 延長 ( km ) 単純価値 ( 億円 ) 割戻率 GDP 事業費 ( 億円 ) 維持管理費 ( 億円 ) 年次年度 1.4 デフレータ単純価値現在価値単純価値現在価値 -28 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 供用開始年次 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H

30 31 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 合計単純事業費計注 1) 事業費の投資パターンは費用便益分析の計算条件として設定した標準的な投資パターンであり必ずしも全体の予算制約等を踏まえたものではないこのため毎年度の予算の状況や用地工事の進捗により実際の事業展開とは異なることがある ( 投資パターンの変化による費用便益分析結果への影響等については再評価及び事後評価として評価を実施 ) 注 2) 評価対象期間最終年において用地残存価値 ( 割引後の用地費 ) を控除している

31 費用の現在価値算定表 ( 残事業 ) 様式 -4 維持管理費の単純単価の算出 ( 消費税相当額含む ) 箇所名 : 一般国道 42 号那智勝浦道路単価 ( 億円 ) 延長 ( km ) 単純価値 ( 億円 ) 割戻率 GDP 事業費 ( 億円 ) 維持管理費 ( 億円 ) 年次年度 1.4 デフレータ単純価値現在価値単純価値現在価値 -6 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 供用開始年次 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 合計単純事業費計注 1) 事業費の投資パターンは費用便益分析の計算条件として設定した標準的な投資パターンであり必ずしも全体の予算制約等を踏まえたものではないこのため毎年度の予算の状況や用地工事の進捗により実際の事業展開とは異なることがある ( 投資パターンの変化による費用便益分析結果への影響等については再評価及び事後評価として評価を実施 ) 注 2) 評価対象期間最終年において用地残存価値 ( 割引後の用地費 ) を控除している

32 様式 -5 便益の現在価値算定表 ( 事業全体 ) 箇所名 : 一般国道 42 号那智勝浦道路 GDP 走行時間便益走行経費便益事故減少便益合計年次年度総走行台キロの年次別伸び率割引率デフレータ ( 億円 ) ( 億円 ) ( 億円 ) ( 億円 ) ( 基準年 ) ( 近畿臨海ブロック ) 現在価値現在価値現在価値便益合計現在価値 H25 乗用車類小型貨物普通貨物全車 (A) 乗用車類小型貨物普通貨物 1 計 1 (A) 乗用車類小型貨物普通貨物 2 計 2 (A) 3 3 (A) (1~3) 割引率 4% 供用開始年次 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 合計 2, , , , ,635.51

33 様式 -5 便益の現在価値算定表 ( 残事業 ) 箇所名 : 一般国道 42 号那智勝浦道路 GDP 走行時間便益走行経費便益年次年度総走行台キロの年次別伸び率割引率デフレータ ( 億円 ) ( 億円 ) ( 億円 ) ( 基準年 ) ( 近畿臨海ブロック ) 現在価値現在価値現在価値便益合計現在価値 H25 乗用車類小型貨物普通貨物全車 (A) 乗用車類小型貨物普通貨物 1 計 1 (A) 乗用車類小型貨物普通貨物 2 計 2 (A) 3 3 (A) (1~3) 割引率 4% 供用開始年次 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 年目 H 合計 1, , ,

34 ( 事業全体 ) 路線名箇所名車線数延長一般国道 42 号那智勝浦道路 km 事業費内訳区分費目工種単位数量金額 ( 百万円 ) 備考 1 工事費 16,311 改良費 2,36 土工 m3 3,226,437 14,668 軟弱地盤工 m3 法面工 m2 155,419 3,314 切土法面盛土法面擁壁工式 1 1,998 補強土壁重力式擁壁ブロック積擁壁等函渠工 m 橋梁費 32,348 1m 以上 m 5,581 28,471 8 橋 ( 上下 ) 1m 未満 m 797 3,877 8 橋 ( 上下 ) トンネル費 38,225 NATM m 14,313 38, 本 ( 上下 ) シールド m IC JCT 費 3,87 IC 箇所 2 3,87 トランペット型 (2 箇所 ) JCT 箇所舗装費 5,712 車道舗装 m2 33,4 5,76 歩道舗装 m2 1,183 6 付帯施設費 5,796 交通管理施設工式 1 5,796 標識工防護柵工道路照明等遮音壁 m 2 用地及補償費 7,532 用地費 m2 67,926 5,383 宅地 m2 29, 田畑 m2 124,811 3,591 山林原野 m2 453, 補償費式 2,149 3 間接経費式 1,157 地質調査測量設計にかかる費用等全体事業費 124, 単価等について工事費算出にあたっては土木工事標準歩掛及び近接事業箇所の実績単価を使用用地補償費算出にあたっては近接事業箇所の直近実績単価を使用

35 ( 残事業 ) 路線名箇所名車線数延長一般国道 42 号那智勝浦道路 km 事業費内訳区分費目工種単位数量金額 ( 百万円 ) 備考 1 工事費 47,38 改良費 7,927 土工 m3 1,219,922 5,546 切土 (61 千 m3) 盛土(334 千 m3) 捨土(281 千 m3) 等軟弱地盤工 m3 法面工 m2 58,59 1,238 切土法面盛土法面擁壁工式 1 1,127 補強土壁重力式擁壁ブロック積擁壁等函渠工 m 2 16 橋梁費 13,866 1m 以上 m 5,581 11,59 8 橋 ( 上下 ) 1m 未満 m 797 2,87 8 橋 ( 上下 ) トンネル費 17,687 NATM m 14,313 17, 本 ( 上下 ) シールド m IC JCT 費 141 IC 箇所トランペット型 (2 箇所 ) JCT 箇所舗装費 3,842 車道舗装 m2 222,12 3,836 歩道舗装 m2 1,183 6 付帯施設費 3,575 交通管理施設工式 1 3,575 標識工防護柵工道路照明等遮音壁 m 2 用地及補償費 69 用地費 m2 3,143 5 宅地 m 田畑 m 山林原野 m2 1,669 3 補償費式 19 3 間接経費式 94 地質調査測量設計にかかる費用等全体事業費 48,47 単価等について工事費算出にあたっては土木工事標準歩掛及び近接事業箇所の実績単価を使用用地補償費算出にあたっては近接事業箇所の直近実績単価を使用

36 ( 事業全体残事業 ) 路線名箇所名車線数延長一般国道 42 号那智勝浦道路 km 維持管理費内訳区分単位数量金額 ( 百万円 ) 備考維持費修繕費その他維持管理費合計 km ,4 巡回清掃除草等橋梁 6.4km( 上下 ) トンネル14.3km 式 1 19,8 ( 上下 ) 式 1 22,2

38 ( 再評価 ) ( 別紙 ) 道路事業事業名対応方針 ( 原案 ) 案備考一般国道 42 号那智勝浦道路事業継続貴県の意見を踏まえ近畿地方整備局事業監視委員会へ諮る対応方針 ( 原案 ) を作成するためのものです

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Microsoft PowerPoint ○バックデータ表紙.ppt [互換モード] 様式 1 客観的評価指標による事業採択の前提条件事業の効果や必要性の確認の状況事業名一般国道 42 号那智勝浦道路事業主体近畿地方整備局事業採択の前提条件を確認するための指標指標指標チェックの根拠前提条件事業の効率性便益が費用を上回っている全事業 : 費用便益比 (B/C)=1.2( 経済的純現在価値 (B-C)=238 億円経済的内部収益率 (EIRR)=4.6%) 残事業 :