アンゴラ共和国

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まいかあさぶき
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1 アンゴラ共和国 (Republic of Angola) 通信 Ⅰ 監督機関等 1 通信情報技術省 (MTTI) Tel.: URL: 所在地 :Avenida 4 de Fevereiro, 10 Rua das Alfandegas, Luanda, ANGOLA 幹部 :Josè Carvaiho da Rocha( 大臣 /Minister) 所掌事務通信部門の政策担当省として関連法の整備市場振興や ICT 普及に関する政策の策定を所掌するほか関連国際会議等において国の代表を務める 2 アンゴラ通信庁 (INACOM) Tel.: URL: 所在地 :Avenida Dr. António Agostinho Neto, no 25, Zona C, Praia do Bispo, Cx Postal 1459, Luanda, ANGOLA 幹部 :Louise de Freitas Augusto B.( 長官 /Administration Executive) 所掌事務 1992 年 5 月 25 日の政令第 99/12 号により設立 2011 年電子通信情報社会法により所掌が再定義された通信担当省下の事業者規制機関として以下を所掌する周波数番号等の希少資源の分配計画及び管理通信網運用通信サービス提供事業に関する免許の付与相互接続管理サービス料金品質管理通信機器の型式認定ユニバーサルサービス管理消費者保護 1

2 Ⅱ 法令年電子通信情報社会法それまで電気通信分野の基本法令であった 2001 年電気通信法に代わり 2011 年 6 月に発効した全国へのブロードバンド網サービスの普及を主目的に規制機関の所掌を再定義し政府サービスやデータ保護を含む各種通信サービスの提供の目的と規制原則を提示している年電子通信一般規則 2011 年 8 月の大統領令で公布された 2011 年電子通信情報社会法に基づいて通信サービス免許及び希少資源の利用権付与電気通信各市場において顕著な支配力を有する (Significant Market Power:SMP) 事業者の指定と事前規制の導入ユニバーサルサービス事業者の指定等の方法を規定しているなおインターネット市場におけるデータ保護や広告規制の詳細については 2011 年に発効した情報社会技術サービス規則が対応する Ⅲ 政策動向 1 免許制度 2011 年電子通信一般規則により自社の基盤を用いてあるいは周波数番号等の希少資源を利用して公衆に電気通信サービスを提供する事業者は資源使用免許 (concession) 他社の基盤を使用して公衆に電気通信サービスを提供する事業者は事業免許 (licence) の取得が必要とされている各免許の期間は最長 15 年である希少資源の利用には別途利用許可の取得が要される利用許可数については周波数の有効利用の観点から制限が加えられる場合もある 2015 年 7 月現在固定通信で 5 事業者移動体通信で 2 事業者 ISP6 事業者が免許を付与されている電気通信各分野の事業者は 10% を超えて同一の分野の事業者の資本を所有してはならないとされているまた外資比率の上限は 49% である 2 競争促進政策 (1) 自由化 1990 年代を通じて国営事業者アンゴラテレコム (Angola Telecom:AT) が固定移動双方の市場を独占していた 2001 年電気通信法に示された電気通信分野全体の自由化の方針に従い 2001 年 4 月民間資本の移動体通信事業者 Unitel が市場に参入したその後 2002 年に発効した一連の政令により市内長距離国際通信が自由化され 2003 年までに 4 事業者が FWA/PSTN/VSAT/VoIP の 4 種のサービスについて事業免許を付与された (2) 民営化政府は 2008 年 10 月に AT の移動体通信子会社であった Movicel 株式の民間資 2

3 本への売却を意図して中国 ZTE にコーディネートを依頼 2009 年 7 月までに国内の投資会社通信事業者等の合計 5 社に同社株式の約 80% を売却した (3) 相互接続 2011 年電子通信一般規則により電気通信網を有する事業者は他の事業者からの相互接続や接続機器の利用の要請に透明かつ非差別的な方法で対応しなければならないとされている接続の方法や期間については通信規制機関の指示に従う (4) 支配的事業者規制 2011 年電子通信一般規則により通信規制機関は年ごとに売上高加入者シェア所有資本等の観点から市場支配的事業者を指定相互接続及び一般向けサービスに関する料金基準を設定する (5) 番号ポータビリティ 2011 年電子通信一般規則により通話サービス事業者に利用者の事業者変更に応じて番号ポータビリティの利用を保証すること移行料金等につき正確な情報を提供することが義務付けられた 3 情報通信基盤整備政策ユニバーサルサービス 2011 年電子通信一般規則はユニバーサルサービスの内容として通話ファックス及びインターネット接続可能な速度のデータ通信を挙げているユニバーサルサービス事業者については電話サービス提供事業者各社から得た情報を基に通信規制機関が指定料金やサービス地域を指定するなお電子通信サービス事業者は年ごとに前年の売上高の 1% を通信発展支援基金 (FADCOM) に拠出すると定められている 4 ICT 政策 (1) 情報社会ナショナルプラン (PNSI)2013~2017 アンゴラ政府は 2005 年に策定した国家計画である情報社会に向けたナショナルプランの改訂及び更新を行い情報社会ナショナルプラン (PNSI)2013 ~2017 を 2014 年 1 月に発表した同計画はアクセスとコネクティビティ電子政府及びその他の四つのセクター別取組の計六つの柱から成る情報社会ナショナルプラン (PNSI)2013~2017 セクター名 1. アクセスとコネクティビティ取り組む内容インクルーシブインフラストラクチャーの確保情報社会への広範なアクセス促進デジタルインクルージョンの強化 3

4 2. 電子政府 3. 農業農村開発環境及び漁業 4. 医療 5. 教育 6. 産業商業サービス市民へのサービス提供への集中国の情報通信機器の効率性と有効性の改善公務員及び公的機関の能力向上近代的で安全なテクノロジーインフラストラクチャーの確保第一次セクターの発展環境の持続可能性の向上医療サービス提供機関の間のコミュニケーション向上医療サービス提供の強化予防医療に関する市民とのコミュニケーション向上 ICT スキルの向上教育における ICT の活用強化教育及びコンテンツへのアクセス拡大 R&D の促進ダイナミックな ICT セクターの構築雇用とアントレプレナーシップの強化アンゴラ経済の競争力向上 (2)Angola Online 2014 年 9 月 MTTI は 2017 年までに国内のインターネット接続利用者を 500 万に引き上げる Angola Online 計画を発表したこの計画は人口の多い地域を中心に学校や公共施設のインターネット接続機器を一般に開放 2 時間までの無料アクセスサービスを提供するというものである計画の開始時に首都の 8 か所の施設が開放され約 3 年間で国内全都市でのサービスを利用可能にする予定である Ⅳ 関連技術の動向基準認証制度 2001 年電気通信基本法第 7 条において INACOM が電気通信設備の認可やネットワーク上での運用条件の設定認可手続の策定などを実施することが規定されている Ⅴ 事業の現状 1 固定電話 2015 年 3 月現在の固定電話加入者数は約 279 万普及率は 1.15% である固 4

5 定通信免許事業者のうち 4 社がサービスを提供しているが全国をカバーしているのは AT のみである市場シェアは AT:83% MS Telecom:12% Startel: 2% TV CABO:3% である IP 電話サービスは自由化されており複数の ISP がサービスを提供している 2 移動体通信 2015 年 3 月現在の加入者数は 1,400 万うち 9 割以上がプリぺイド契約に加入している旧国営の Movicel とポルトガルテレコムと国内企業のコンソーシアム Unitel の 2 社がサービスを提供している Movicel は 2006 年 Unitel は 2008 年に 3G サービスを開始 2014 年末現在国内全域の都市部でサービス利用が可能で人口カバレッジは 40% を超えている 2015 年 3 月現在 3G 加入者数は 2 社合計で約 117 万 9,000 であるスマートフォンはサムスンやノキアのほか Movicel が自社ブランドの製品を販売している LTE については Movicel が 2011 年に技術中立で利用許可を取得した 1800MHz 帯を利用し 2012 年 4 月華為技術 (Huawei) の協力を受けて商用 LTE 網の運用を開始した以降ルアンダ及びカビンダにおいてサービスを展開しており 2015 年 11 月にはベンゲラにおける通信速度 75Mbps に達するネットワークの構築を開始した Unitel は 2012 年 12 月にルアンダの中心部において LTE サービスを開始し徐々に展開地域を拡大している両社合計の加入者数は 2015 年 3 月現在 13 万である 3 インターネット 2015 年 3 月現在固定インターネット加入者は DSL が約 3 万 8,000 WiMAX が約 3 万 8,000 ケーブル他が 1 万強である ADSL サービスは AT が提供しており最大接続速度は下り 2Mbps であるケーブル接続は AT とポルトガルの Visabeira グループの合弁会社 TV Cabo Angola が HFC 方式で提供下り最高速度は 10Mbps で 2013 年 7 月にはトリプルプレイサービスも開始している WiMAX サービスは MS Telecom が主要都市で提供しているモバイルインターネット接続はプリペイドポストペイド双方の加入者が利用可能である月のデータ利用量の上限は加入プランにより 250MB~30GB で音楽ビデオの視聴やダウンロードのほかフェイスブック接続サービス等も提供されている 2015 年 3 月末の利用者は約 370 万である Ⅵ 運営体アンゴラテレコム (Angola Telecom:AT) Tel.:

6 URL: 幹部 :Feliciano Antonio( 会長 /President) 概要 1992 年に国営総合通信事業者として設立された 2009 年に民営化された Movicel の株式を 18% 所有するほかケーブルテレビ事業者 TV Cabo 電話番号案内サービス会社 eltangola 等を傘下に持つ放送 Ⅰ 監督機関等社会情報省 (Ministry of Social Communications:MSC) Tel.: URL: 所在地 :Av. Comandante Valódia, 206 C.P. 2608, Luanda, ANGOLA 幹部 :José Luis de Matos( 大臣 /Minister) 所掌事務放送事業を含むメディア全般の政策策定を所掌する Ⅱ 法令年 9 月 26 日の政令第 69/97 号ラジオ放送市場への商業放送事業者の参入を許可し事業免許取得条件を規定している 2 プレス法 (Law on the Press) 2006 年 5 月発行テレビを含むメディア事業の自由化に向けてメディア関連会社の組織や社会的責任についての原則を明示している Ⅲ 政策動向 1 免許制度 1997 年にラジオ市場 2006 年にテレビ市場への商業事業者の参入が許可された 2 地上デジタル放送 2012 年 1 月アンゴラを含む南部アフリカ開発共同体 (SADC) に属する国々は地上デジタルの伝送方式に DVB-T2 を採用することを決定し移行の目標を 2013 年 12 月に定めたアンゴラについては 2014 年 10 月に新たな移行計画を 6

7 発表 2017 年 6 月までに 117 の自治体をカバーし同年内に移行を完了する見通しを示した Ⅳ 事業の現状 1 ラジオアンゴラ国営ラジオが総合放送教育文化放送ローカル言語放送 FM 音楽放送及び国際放送を実施している放送言語はポルトガル語のほか英語仏語スペイン語で地域向けの放送では九つのローカル言語も用いられている商業放送事業者はルアンダを中心に FM 放送を実施しており音楽ニュース教育等の専門放送が中心である 2 テレビ地上放送は国営のアンゴラ公共テレビ (TPA) が 2 系統で 24 時間の全国放送と国際放送を実施している商業放送事業者には TV Zimbo があり複数の専門チャンネルを放送している 3 衛星放送南アフリカのマルチチョイス (MultiChoice) 子会社のマルチチョイスアンゴラが HD 番組を含む八つのパッケージを提供しておりビデオオンデマンド (VoD) やキャッチアップサービスも利用可能である 2009 年 3 月からはポルトガルの Zon Multimedia の関連会社が Zap のブランド名でサービスを実施し四つのパッケージを提供している 4 ケーブルテレビ TV Cabo Angola が首都を中心に国内主要都市で HD 放送を含む 11 のパッケージを提供しているビデオオンデマンド (VoD) サービスも利用可能である Ⅴ 運営体アンゴラ公共テレビ (TPA) Tel.: URL: 幹部 :Helder Manuel Dias dos Santos Barber( 総裁 /Chairman) 概要 1975 年に設立された国営テレビ放送事業者で総合放送である TPA1 若年層向け娯楽番組放送の TPA2 国外在住者向けの TPA International を放送している近年は国内番組の放送比率の向上を目指しており首都郊外に番組制作センタ 7

8 ーを設立した電波 Ⅰ 監督機関等 1 監督機関 (1) 通信情報技術省 (MTTI) ( 通信 /Ⅰ-1の項参照) (2) アンゴラ通信庁 (INACOM) ( 通信 /Ⅰ-2の項参照) 2 標準化機関アンゴラ標準化協会 (IANORQ) Tel.: URL: 所在地 :Rua Cerqueira Lukoki N 25, 7 andar, AO- Luanda, ANGOLA 所掌事務 1996 年に産業省内に設立された標準化機関国内での製造品や提供サービス及び輸入品に関する標準を策定する認可業務は 2005 年の政令第 44/05 号に基づき外部の認定機関が実行する Ⅱ 電波監理政策の動向 1 電波監理政策の概要電波監理については 2001 年電気通信法第 4 条においておおむね以下のとおりに規定されている公衆無線通信に利用する無線周波数の管理及び監督は政府の所轄とする希少資源である周波数を公共の利益に合致するよう効率的に使用管理する周波数帯域の分配については国際協定を勘案しつつ政府が策定する国家周波数計画に従い実施する国防や公共安全のための周波数帯域の利用に関しては国内の公共安全及び国防を所管する政府機関との調整の下で定めるなお無線周波数の管理と監督国家周波数計画の策定と更新は INACOM の所管であることが第 7 条で規定されている 8

9 2 無線局免許制度 2001 年電気通信法第 34 条において無線局を運用する場合無線局免許の保有が必要であることが規定されている電波を放射するすべての無線局は INACOM に登録されなければならないが短距離通信向け小出力無線局に関しては登録義務が免除される 3 電波利用料制度 2001 年電気通信法第 35 条において無線周波数システムを所有し利用する者は電波利用料を支払うことが規定されている料金表は通信情報技術省と財務省が共同で作成発出する国防公共安全に利用される周波数については電波利用料の支払を免除されるなお LTE サービスは Movicel と Unitel が提供しており両社とも 1800MHz 帯を使用しているまた Unitel は 1800MHz 帯と 900MHz 帯のキャリアアグリゲーションによる LTE-Advanced サービスを提供する計画である 4 電波の安全性に関する基準電磁界への曝露に関する人体への制限値の基準は EU 理事会が加盟国に適用を勧告している国際非電離放射線防護委員会 (ICNIRP) の時間変化する電界磁界及び電磁界による曝露を制限するためのガイドライン (300GHz まで ) (1998 年 ) に準拠している Ⅲ 周波数分配状況周波数分配表 URL: 9

ニカラグア共和国

ニカラグア共和国 (Republic of Nicaragua) 通信 Ⅰ 監督機関等電気通信郵便機構 (TELCOR) Tel.:+505 2222 7350 URL:http://www.telcor.gob.ni/ 所在地 :Edif. TELCOR, Avda Bolívar diagonal a Cancillería, Apdo2264, Nanagua, NICARAGUA 幹部 :Orlando