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1 ベトナム税務ガイドブック 個人所得税 (PIT) 法人所得税 (CIT) 付加価値税 (VAT) 外国契約者税 (FCT) 税務審査 調査移転価格

2 目次 個人所得税 (PIT) 1. 納税義務者 2. 課税年度 3. 居住者の課税所得と税率 4. 非課税所得 5. 純所得から課税所得の計算 ( グロスアップ ) 6. 基礎控除及び扶養控除 7. 申告 納税 7.1. 申告及び納税手続 7.2. 日本人駐在員の申告の実務上の留意点 8. 非居住者の課税所得と税率 法人所得税 (CIT) 1. 納税義務者 2. 課税年度 3. 課税所得の計算 3.1. 損金不算入費用 3.2. 実務上の留意点 3.3. 繰越欠損金 4. 税率 5. 申告 納税 5.1. 申告及び納付手続 5.2. 申告手続上の留意点 付加価値税 (VAT) 1. 特徴 2. 納税義務者 3. 適用範囲 4. 非課税取引 5. 仕入 VAT 控除要件 6. 税率 7. 申告 納税 還付 外国契約者税 (FCT) 1. 特徴 2. 納税義務者と税金負担者 3. 非課税事業者 4. 税率 税務審査 調査 20 移転価格税

3 個人所得税 (PIT) 1. 納税義務者 納税義務者は居住者と非居住者に区分され 課税範囲と税率が異なる ベトナム国内法の規定では 以下に当てはまるものを居住者とする 1 暦年で ベトナム国内に 183 日以上滞在するもの ( 入国初年度は 暦年ではなく最初の入国日から 1 年で計算される また 入国日と出国日は合わせて 1 日として計算される ) 2 ベトナム国内に定常的な住居を有するもの ここでの定常的な住居は以下のものである (1) 恒久的住居 ( 外国人の場合 Residence Card に登録された住居 ) (2) 課税年度で 契約期間が 183 日以上の賃貸住宅等 ( ホテル 事務所 作業場を含み 契約の名義が個人であるか法人であるかを問わない ) 上記に当てはまらないものは非居住者となる 例えば 2009 年 10 月 1 日にベトナムへ入国し 翌年 4 月末までベトナムにいた場合 それぞれの暦年では 183 日未満であるが 連続する 12 ヵ月間でカウントすると 183 日以上の滞在日数のため 居住者となる また 上記の (2) のみに該当する者については 日本の税務署発行の居住証明書を取得していれば ベトナム非居住者となる 2. 課税年度 居住者の課税年度は 暦年内にベトナム国内に 183 日以上滞在したものであれば 当該暦年となる 暦年内のベトナム国内の滞在日数が 183 日未満であるが 入国初日から連続する 12 カ月間においての滞在期間が 183 日以上の場合 課税年度はその入国初日からの 12 カ月間となり 2 年目以降の課税年度は暦年となる 例えば 2009 年 10 月 1 日から入国した者の課税年度は 初年度は 2009 年 10 月 1 日から 2010 年 9 月 30 日となり 次の課税年度は 2010 年 1 月 1 日から 2010 年 12 月 31 日となる - 2 -

4 しかし 入国初年度であっても 12 月末時点で暦年におけるベトナム滞在日数が 183 日を超える場合 暦年が課税年度となり 赴任前の所得も課税対象となってしまうので 留意が必要である 例えば 2010 年 4 月 1 日からベトナムに赴任した者の課税年度は 2010 年 1 月 1 日から 2010 年 12 月 31 日となり 2010 年 1 月 1 日から 2010 年 3 月 31 日までのベトナム赴任前の所得もベトナムで申告しなければならない 非居住者の課税時期は その所得が発生した時点となる 3. 居住者の課税所得と税率 居住者は 所得の源泉がベトナム国内か国外かを問わず 全世界所得が課税対象となる 居住者の課税所得と税率は以下の通りである 所得 税率 1 事業所得 2 給与所得 5-35% 累進税率 3 投資所得 5% 資本譲渡益 20% 4 投資譲渡所得利益に対し 20% または証券譲渡益取引額に対し 0.1% 5 不動産譲渡所得 利益に対し 25% または取引額に対し 2% 6 賞金 獲得金からの所得 1 千万ドン超に対し 10% 7 ロイヤリティー所得 1 千万ドン超に対し 5% 8 フランチャイズ料 1 千万ドン超に対し 5% 9 相続からの所得 1 千万ドン超に対し 10% 10 贈与からの所得 1 千万ドン超に対し 10% - 3 -

5 給与所得及び事業所得の累進税率は以下のとおりである 月次課税所得 税率 所得税の計算 5 百万ドン以下 5% 課税所得の5% 5 百万ドン超 1 千万ドン以下 10% 課税所得の10% - 25 万ドン 1 千万ドン超 1 千 8 百万ドン以下 15% 課税所得の15% - 75 万ドン 1 千 8 百万ドン超 3 千 2 百万ドン以下 20% 課税所得の20% 万ドン 3 千 2 百万ドン超 5 千 2 百万ドン以下 25% 課税所得の25% 万ドン 5 千 2 百万ドン超 8 千万ドン以下 30% 課税所得の30% 万ドン 8 千万ドン超 35% 課税所得の35% 万ドン 4. 非課税所得 非課税所得は以下の通りである (a) 家族及び親戚間の不動産譲渡所得 (b) 居住用不動産の譲渡所得 (c) 利用料が免除又は軽減された土地利用権の譲渡所得 (d) 家族及び親戚間の不動産の相続及び贈与所得 (e) 農業 林業 製塩 畜産 漁業及び水産物の売買による所得 (f) 農地転用の為の農地譲渡所得 (g) 預金及び生命保険の利息 (h) 海外からの外貨送金 (i) 残業及び夜間勤務手当の通常勤務給超過分 (j) 年金 (k) 奨学金 (l) 保険金及び補償金 (m) 寄付金 (n) 外国機関からの援助金 (o) 有害若しくは危険な業務に従事する または危険で有害な職場で就労する場合に支払われる手当 ( 上限あり ) (p) 不可抗力 業務上の事故 職業病 出産あるいは養子縁組 労働能力喪失 定年退職 退職 離職 失業による手当 または労働法及び社会保険法に従うその他の手当 ( 上限あり ) - 4 -

6 (q) 事業内容による特殊な手当 ( 上限あり ) 上記に加え 外国人駐在員の課税所得計算上留意する非課税項目として以下のものが挙げられる ただし 労働契約書に明記されている必要がある 1 駐在員のベトナムへの引越し手当て (1 回分のみ ) 2 駐在員の年 1 回の一時帰国休暇の往復航空運賃 3 駐在員の子女の ベトナムにおける高校レベルまでの学費 5. 純所得から課税所得の計算 ( グロスアップ ) 多くの日系企業では 日本とベトナムの税率等の差で生じる実質所得の減少分を補償する目的から 日本における税引後の所得 ( 純所得 ) を会社が保証し 現地で発生する税金を 個人ではなく会社が負担している その場合 以下の計算式により純所得から税込所得 ( 課税所得 ) 金額が逆算される 月次純所得 税込所得 ( 課税所得 ) 475 万ドン以下 純所得 / 万ドン超 925 万ドン以下 ( 純所得 - 25 万ドン )/ 万ドン超 1,605 万ドン以下 ( 純所得 - 75 万ドン )/0.85 1,605 万ドン超 2,725 万ドン以下 ( 純所得 万ドン )/0.8 2,725 万ドン超 4,225 万ドン以下 ( 純所得 万ドン )/0.75 4,225 万ドン超 6,185 万ドン以下 ( 純所得 万ドン )/0.7 6,185 万ドン超 ( 純所得 万ドン )/0.65 なお 会社が住宅費を負担する場合は ( 住宅手当を除く ) 課税所得の 15% と 負担される住宅費実費のいずれか小さい金額が 住宅手当として課税所得となる 6. 基礎控除及び扶養控除 基礎控除は月 900 万ドンである また 扶養控除は 扶養者一人につき月 360 万ドンである なお 扶養控除の適用を受けるためには 納税者は必ず税コードの登録を行っていなければならない 扶養者の要件は以下の通りである - 5 -

7 18 歳未満の子供 18 歳以上で身体に障害のある あるいは労働が困難な子供 就学中であり 月収が 100 万ドンを超えない子供 労働年齢範囲を超えており かつ月収が 100 万ドンを超えない あるいは労働年齢範囲内で身体に障害のある あるいは労働が困難かつ月収が 100 万ドンを越えない配偶者 両親 及び配偶者の両親 労働年齢範囲を超えており かつ月収が 100 万ドンを超えない あるいは労働年齢範囲内で身体に障害のある あるいは労働が困難 かつ月収が 100 万ドンを越えない祖父母 叔父 叔母 兄弟姉妹 甥姪 異父母 義父母で 納税者が直接それらの者を扶養している場合 7. 申告 納税 7.1. 申告及び納付手続 ベトナムでは 月次の予定申告納付と年末の確定申告が要求されている 月次申告は暦年の総所得見込額の 12 分の 1 の金額に基づき計算し 翌月 20 日までに申告納税を行う 年次の確定申告では年間の実際の総所得額に基づいて個人所得税額を算定し 年末から 90 日以内に申告納税を行う 過払いの納税額がある場合には 還付を受けることが出来る ただし 2013 年 7 月より 以下に該当する場合 四半期ごとに予定申告納付手続きが行われる その期限は当該四半期の翌月 30 日である 1. 外国の法人から給与を受け取る個人 すなわち Form 07/KK-TNCN を使用して税務局へ直接申告を行う個人 2. VAT を四半期毎に申告している Form 02/KK-TNCN 及び Form 03/KK-TNCN で源泉徴収額を申告納付する法人 3.VAT を月次申告しており Form 02/KK-TNCN 及び Form 03/KK-TNCN で申告納付している源泉徴収額がどちらも 5,000 万ドン未満の法人 7.2. 日本人駐在員の申告の実務上の留意点 駐在員の給与はネットで保証されており かつ日本でも所得があるケースが多く 駐在員の税負担分を含んだ給与が支給されている場合の申告と比べて複雑であり 留意 - 6 -

8 すべき点は多い ここでは駐在員の申告実務の主な留意点について説明する 1 赴任時の申告 個人で申告及び納税する場合 必ず個人税コードを取得する必要がある ただし 申請から発行されるまで時間がかかる場合もあるため 赴任後に早めに取得申請することが望ましい 場合によっては 個人税コードの取得申請と同時に初回月次申告を求められることもある 2 月次申告 ベトナムでの所得しかない場合は 会社が源泉徴収するので個人で申告する必要はない しかし 海外からの所得と合わせて全世界所得で申告する必要がある駐在員の場合 原則として個人が 申告と納税を翌月の 20 日 ( 四半期申告の場合 当該四半期の翌月 30 日 ) までに実施する必要がある 3 確定申告 月次申告とは異なり 確定申告は準備書類も比較的多くなり 計算も複雑になる 特に日本で支払われた強制保険料 ( 社会保険料 健康保険料 雇用保険料 ) を控除する場合には 日本本社が支払証明書類を発行しなければならない為 余裕を持って準備することが望ましい 4 帰任時の申告 居住者の場合 原則としてベトナムでの任期が終了して帰国する前に確定申告を実施し すべての納税義務を終える必要がある しかし 実務上困難なため 帰任後 45 日以内に確定申告を行うことも可能である 5 海外送金による納税 納税手続きに関しては ベトナム国内送金が一般的な手法だが 海外送金でも可能である ただし 海外送金は所定の納付依頼書を利用できないため 年末確定申告の提出資料として毎月の納付証明書が求められる場合 国庫に照会し納付済証明書を取得する手間が発生する そのため 特別な事情がない限り ベトナム国内送金による納税をお勧めする - 7 -

9 8. 非居住者の課税所得と税率 原則としてベトナム国内を源泉とする所得が発生した場合 非居住者もベトナムにおいて納税義務が発生する 税率は居住者と異なっており 以下の表の通りである 所得 税率 1 給与所得 20% 2 投資所得 5% 3 投資譲渡所得 資本譲渡益 20% 証券譲渡益取引額に対し 0.1% 4 不動産譲渡所得 取引額に対し 2% 5 賞金 獲得金からの所得 1 千万ドン超に対し 10% 6 ロイヤリティー所得 1 千万ドン超に対し 5% 7 フランチャイズ料 1 千万ドン超に対し 5% 8 相続からの所得 1 千万ドン超に対し 10% 9 贈与からの所得 1 千万ドン超に対し 10% 申告納税は 原則 所得を得た翌月の 20 日までに行う 一方 日本とベトナムの間には日越租税条約が締結されており その中で短期滞在者の免税規定がある この免税規定適用のためには以下の 3 つの条件を全て満たす必要がある 1 ベトナムにおける滞在期間が 1 暦年に合計 183 日を越えない ( 初年度のみ滞在開始から 1 年間で計算される ) 2 報酬の支払者 ( 雇用者 ) の所在地がベトナムではない 3 報酬がベトナムにある恒久的施設 (PE) 等により負担されない しかし免税措置は自動的に適用されるわけではなく事前の免税申請手続が要求される - 8 -

10 法人所得税 (CIT) 1. 納税義務者 納税義務者は内国法人と外国法人に分けられる 内国法人 (a) ベトナムの投資法 企業法 国営企業法等により設立された企業 (b) 商品の販売やサービスの提供により課税所得を有する団体 (c) 協同事業法により組織された法人 外国法人 (d) ベトナム国内に恒久的施設を有する 外国法により設立された法人 (e) ベトナム国内を源泉とする所得を有するその他の団体 2. 課税年度 原則暦年が課税年度となるが 管轄当局から事前の承認を得て各四半期末 すなわち 3 月末 6 月末 9 月末又は 12 月末へ決算期を変更することも可能である 3. 課税所得の計算 外資系企業には法定監査が求められており 監査済み財務諸表の税引き前利益を課税所得計算の基礎とし 損金不算入項目や繰越欠損金等の税務上の調整項目を加減算し 課税所得が算定される 課税所得計算においては 損金不算入費用の正確な理解がポイントになる為 それらを列挙した上で 実務上の留意点を説明する 3.1. 損金不算入費用 原則として 以下の 2 つの条件を満たす場合 全ての費用は損金として認められ 課税所得計算上控除することが出来るとされている 1 生産事業活動に直接起因及び関連する費用 2 法律が要求する適切かつ完全な請求書及び証憑を添付した費用 - 9 -

11 しかし ベトナムの税務法令では損金不算入費用が規定されており それらの費用はたとえ上記の 2 つの条件を満たしていたとしても損金としては認められない 主な損金不算入費用は以下の通りである (1) 以下のいずれかに該当する固定資産の減価償却費 物品 サービスの生産又は取引に実際に使用されていない固定資産の減価償却費 企業所有資産であることを証する適切かつ完全な請求書及び証憑の無い固定資産の減価償却費 ( 但し ファイナンスリースの対象である固定資産を除く ) 現在施行されている費用会計に関する規則に従って 企業の会計帳簿上で管理 計上されていない固定資産の減価償却費 現在施行されている固定資産の管理 使用及び減価償却に関する財務省規則に定められた減価償却費を超える減価償却費 完全に価値が償却された後の固定資産の減価償却 事業目的及び生産目的の双方に使用される地上建物の減価償却費であって 生産及び事業活動に使用されていない土地部分に対応する建物に関する合理的費用 9 人乗り以下の乗用車で取得価額が 16 億ドンを超える場合で 16 億ドンを超える減価償却費 (2) 合理的な消耗水準を超える原料 供給物 燃料 物資 電力及び商品に関する費用 (3) 請求書なしで物品 サービスを購入した場合の費用 (4) 以下のいずれかに該当する給与 賃金 賞与 労働者に支払うべき給与 賃金及び手当であるが 実際には支払われていないか 又は法律が要求する領収書及び証憑がない給与 賃金及び手当に関する費用 労働契約 労働協約 または社内規定等に明記されていない労働者への賞与 労働者に支払うべき給与 賃金及び手当であるが 年次税務確定申告書類の提出期限の満了時に実際に支払われていない 給与 賃金及び手当に関する費用 有限会社 株式会社における直接経営していない設立メンバー 取締役の給与 労働契約書 労働協約または他の社内規定に規定されていない従業員への生命保険料 (5) 現物支給の場合で 年一人当たり 500 万ドンを超える制服手当 現金支給の場合 年一人当たり 500 万ドンを超える制服手当 (6) 技術開発や改善に対する報奨金のうち 関連する社内規定や社内機関による開発技術等の検証を行っていないもの

12 (7) 財務省が国営企業の為に定めた出張手当の 2 倍を上回る従業員への出張手当 (8) 適切でない者に対し 適切でない目的のために支払われたもの 又は所定水準を超えるもの (9) 所定水準を超える社会保険料 健康保険料及び労働組合費への拠出金 (10) 退職給付引当金 ( 但し 失業保険の加入対象外の企業を除く ) (11) 所定水準を超える上級レベルの費用管理への拠出金及び職業専門家団体基金への拠出金 (12) 事業活動を行う場所の賃貸人が 電気又は水の供給会社と電気 水供給契約を直接締結した場合における電気代及び水道代であって 電気代及び水道代に関する支出証憑が不十分であるもの (13) 賃借人が前払いした賃料で 賃貸期間の年度を超えて配分された固定資産賃借費用 (14) 物品 サービスの生産及び取引を行うため 金融機関又は経済組織以外の企業から借入れた借入金利息の支払いであって 借入日にベトナム中央銀行が発表した基本利率の 150% を超える部分 (15) 法定資本を出資するために借り入れた借入金の支払利息 又は定款記載の予定出資額のうち 払込がなされていない登録法定資本を出資するために借り入れた借入金の支払利息 ( 企業が生産及び事業を開始しているか否かは問わない ) (16) 財務省の関連規則に記載されていない 在庫引当金 有価証券評価引当金及び貸倒引当金 並びに製品 物品 設置及び組立工場に係る保証引当金の設置及び使用に関して発生した費用 (17) 過年度に損金算入されているが 期末までに支払が完全に行われていない費用 (18) 広告費用 マーケティング費用 販売促進費用 仲介手数料 接待費 公式行事の費用 会議費用 マーケティング助成金 費用助成金 支払割引金の費用 新聞販促の為の無料紙の配賦費用などであって 損金算入可能費用総額 ( これらの費用を除く ) の 15% を超える部分 損金算入可能総額には 商業事業活動の場合 販売商品の購入価格を含めない (19) 会計年度末に行われる外国通貨の再評価の際に発生した為替差額 ( 生産及び事業活動開始前の段階で ) 資本建設投資の過程で発生した為替差額 (20) 外部の教育基金等への寄付金であって 要求される証明書類がないもの (21) 外部の医療保険基金等への寄付金でであって 要求される証明書類がないもの (22) 外部の災害復興支援基金等への寄付金であって 要求される証明書類がないもの (23) 外部の貧困者用住宅基金等への寄付金であって 要求される証明書類がないもの (24) 外国法人の恒久的施設の損益計算において ベトナム事業所得から控除される

13 国外発生費用のうち 所定の計算式で計算される配分額を超える部分 (25) 企業の科学技術開発基金 (R&D 基金 ) から支出された研究開発費用 (26) 当期の課税所得となる収入に直接対応しない費用 (27) 財務省の特定の規定に厳格に従っていない保険業 宝くじ販売及びその他の事業活動による費用 (28) 交通法 営業登録規則 会計統計規則等の行政規則違反による罰金 税務関連規則違反による罰金 その他行政違反による罰金 (29) 資本的支出 上記 21~24 以外の寄付金 ゴルフクラブ会員券の購入費用及びゴルフプレー費用 (30) 控除又は還付された仕入付加価値税 法人所得税及び個人所得税 3.2. 実務上の留意点 多くの法人税申告に関する相談や問題は 会計上の利益と税法上の利益 ( 課税所得 ) の違いに起因している 特にベトナムでは日本に比べて費用の損金算入要件が厳しく また規定が曖昧なものも多いため 損金算入 不算入費用の正確な理解と 実際に損金に算入させるための各種証憑の保管が非常に重要である 原則として 1 事業活動に関連する費用であり かつ2 適切な証憑が保管されている条件を満たす費用であれば すべて損金として課税所得から控除できるとされている しかし 費用項目ごとに添付すべき証憑が定められていたり 損金算入の上限額が定められていたりと複雑な規定が多く それぞれの規定に対応しきれずに誤った申告をしてしまうケースが多く見受けられる 特に留意すべき費用項目について 以下に説明する 1 事業活動に関連する費用であること 事業活動に関連する か否かの判断が厳しい 代表的なものとして賞与と広告宣伝費を紹介したい ベトナム税務規定では 労働契約等に明記されていない給与 賃金は損金算入できないとされている その為 労働契約等に明記されている月給のほかに 業績や個人の成果に応じて賞与を支払ったとしても 基本的には損金に算入出来ない 役員賞与のみが損金不算入となる場合がある日本と比べ 大きな違いといえる 広告宣伝費は 広告宣伝費を除く損金の 15% までという損金算入限度額が設けられている 従来型のベトナム進出形態である輸出加工型の製造業であれば広告宣伝費は少ないため問題ないが 近年進出が著しい販売会社等の内需型企業にとっては この限度額はとても厳しい 法人所得税の標準税率は 22%(2016 年以降は 20%) であるが この広告宣伝費の損

14 金算入制限により 実効税率が 50% を超えてしまっているケースも実際に見受け られる 2 適切な証憑が保管されていること 適切な証憑 という条件も厳格に守る必要がある 会社名 税コード 住所等 全ての情報が正確に記載されているインボイスの保管に加え 契約書や通関書類等も完備しておかなければならない なお 2014 年以降は 2,000 万ドン以上の支出については 原則銀行送金書類も必要となる 例えば 航空券代は搭乗券の半券が無いと損金にならない また 駐在員がハンドキャリーで会社使用の PC 等を持ってきた場合 通関を通すことが難しいため その減価償却費は損金として認められない 原則として 各種証憑はベトナム語でなければ認められないとされているため 契約書や海外の領収書が日本語や英語である場合 ベトナム語訳を備えておく必要がある 3.3. 繰越欠損金 欠損金の繰越は 5 年まで可能である 従前 繰越欠損金を使用するためには 欠損金が生じた年度の税務申告の際に欠損金を将来どのようなスケジュールで使用するかを事前に申請する必要があり 申請がない もしくは申請したスケジュールに従わない繰越欠損金の使用は認められていなかったが Circular130 により 上記の欠損金の繰越のスケジュールを申請する必要が無くなった また 優遇税制による免税期間 半減期間も欠損金の繰越限度である 5 年間のカウントに含められてしまうため 優遇税制の適用を受けている場合には免税期間を考慮したスケジュールの検討が必要である 4. 税率 ベトナムの法人税の標準税率は 22%(2016 年以降は 20%) である また石油 ガス事業に関してはプロジェクトごとに 32% から 50% の範囲での税率が適用さる なお 投資法と各施行細則に基づいて 一定の企業に対しては優遇税制が設けられている

15 5. 申告 納税 5.1. 申告及び納付手続 ベトナムでは 四半期毎の予定納税と 会計年度末の確定申告が要求されている 1 四半期毎の予定納税 四半期毎の予定納税は 四半期末より 30 日以内に行わなければならない これは第 4 四半期においても同様である 予定納税額のための課税所得の計算は以下の 2 通りのいずれかの方法で算出される 日本のように 前年の課税所得に基づいて予定納付を行うことは認められていない (a) 当該四半期の益金から損金を控除して算出 (b) 当該四半期の売上高に 前年度の益金に対する課税所得の比率を乗じて算出 ( 前年度に課税所得が発生していない企業は (b) の方法を選択することは出来ない ) 2 会計年度末の確定申告 会計年度末より 90 日以内に確定申告を行わなければならない これは免税期間中の企業や損失を計上した企業においても同様である 年度末の確定申告による年間納税額が 四半期毎に実施した予定納税額の金額を上回る場合には その差額につき追加納税を行う 年度末の確定申告書は監査済みの財務諸表とともに提出することを要求される場合がある 5.2. 申告手続上の留意点 法人税申告の手続上の代表的な留意点として 監査済財務諸表の提出の必要性の有無が挙げられる ベトナム進出外資系企業は ベトナム会計基準にもとづいて監査を受ける必要があるため 法人税申告の際に提出する財務諸表は監査済でなければならないという考えが一般的になっている しかし 監査済でなければならないという規定はなく 年次申告前に各省の税務署から発表される提出書類リストにも 監査済でなければならないということは明記されていない 実際に法人税申告期限までに監査が間に合わなかった場合の税務署の対応は 各市及び省によって様々である 基本的に申告時には未監査の財務諸表を提出し 監査終了後監査済財務諸表を提出することは認められるが 省によっては 監査済の財務諸表でなければ受領しないこともある

16 従って 提出書類に関して管轄の税務署への事前の確認と 余裕をもった監査スケジュールの調整が必要である 付加価値税 (VAT) 1. 特徴 付加価値税とは 事業者が事業の過程で創出する付加価値に課される税金であり 日本の消費税と概ね同様の税金である 事業者は 顧客からその事業の税率に応じて ( 仮受 ) 付加価値税 ( 売上 VAT) を徴収し また購入等における支払いに際して ( 仮払い ) 付加価値税 ( 仕入 VAT) を支払う 事業者は その受け取った ( 仮受 ) 付加価値税と支払った ( 仮払い ) 付加価値税との差額を納税する 当月納付額 = 当月売上 VAT - 当月仕入 VAT 2. 納税義務者 VAT の納税義務者は VAT 課税対象の物品及びサービスをベトナム国内で製造または販売する組織及び個人 並びに VAT 課税対象の物品及びサービスを輸入する組織及び個人である 3. 適用範囲 ベトナム国内で製造 販売及び消費を目的として提供された商品及びサービスの対価で 社会的 政策的に非課税とされるもの以外が課税対象となる これには海外から輸入された商品及びサービスの提供も含まれる 輸出取引について VAT は 0% であるが 0% 課税を享受するためには 販売された商品及びサービスの対価は原則として銀行送金に拠らなければならない 4. 非課税取引 社会政策的な見地から 以下の財 サービスは付加価値税の課税対象から外されている (a) 加工されていない農林水産物

17 (b) 動植物の卵や種等 国内の畜産業及び種苗業の製品 (c) 上下水道 灌漑用水路 農業用水路 (d) 一定の目的以外の国内で生産できない固定資産となる機械及び設備 (e) 借主に売却される国が所有する住宅 (f) 土地使用権譲渡 (g) 各種信用サービス 投資ファンド 株式取引 (h) 医療サービス (i) 法に規定される職業訓練サービス (j) 国家による放送サービス (k) 教科書 新聞 法律及び政治関係の出版 (l) 公衆衛生サービス (m) 公共交通機関 (n) 軍事設備 (o) 人道的物資の輸入 (p) 技術移転料 (q) 国の郵政 通信事業 (r) 加工されていない金及び鉱物 (s) 義手 義足 車いす等障害者用器具 (t) 国により実施される地雷調査等 (u) 国家が定める最低賃金より低い所得の個人事業主の販売する物品及びサービス等 5. 仕入 VAT 控除要件 売上 VAT から控除する仕入 VAT は以下の条件を満たしていなければならない 1 公式インボイス又は外国契約者に代わって外国契約者税を納付した場合の納税証明書の添付 2 銀行送金証明 (2 千万ドン以上の取引の場合 ) 3 契約書 通関申告書 ( 輸出取引の場合 )

18 6. 税率 標準税率は 10% であるが 政策的な見地から 一部の取引に 0% と 5% が適用されている 税率適用取引 ( 品目 ) 輸出 輸出品 ( 輸出加工企業 ( 区 ) への販売 特別消費税の対象項目を含む ) 0% 輸出者への物品の加工 輸出加工費輸出サービス ( 輸出加工区内企業への建設据付サービス 国際輸送 ) 必需品/ 必需サービス 水 肥料 教育助成 児童用書籍 食料品 医薬品及び医療機器 畜産 5% 物 農業用の特別な機器 農産品 農業サービス 科学技術サービス 基礎化学品等 標準税率 10% その他の物品 サービスで 0% 又は 5% の課税対象と規定されていないもの 7. 申告 納税 還付 申告納税は 毎月 決済発生日 (VAT インボイス発行日 ) の翌月 20 日までに実施し 納税は申告と同時に行うことが要求されている ただし 2013 年 7 月より 直近の暦年 1 年間の商品販売 サービス提供による売上額が 200 億ドン以下の企業は 四半期申告制度を適用でき その場合の申告納税期限は当該四半期の翌月 30 日である また 連続する 12 カ月間の累計仕入 VAT 額が売上 VAT 額を超えた場合 当該超過金額は期限なく繰り越すことが出来 かつ還付請求に切り替えることも可能である 例えば次のケースは VAT の還付が受けられる 1 連続する 12 カ月間において 相殺されない仕入 VAT がある 2 相殺していない仕入 VAT が 3 億ドン以上ある 3 ライセンス機関に企業登録を済ませた新設企業で VAT 登録も済ませているが 正式稼動前で投資期間が 1 年間以上である場合 ( この場合 年度ごとに還付申請できる )

19 外国契約者税 (FCT) 1. 特徴 外国契約者税とは 外国の個人及び組織が ベトナムの個人及び組織に対してサービスを実施し その対価を得る際に ベトナムに恒久的施設があるか否かに関わらず その発生した所得や付加価値に対して課される税金である 外国契約者税は 付加価値税 (VAT) 部分と法人所得税 (CIT) 部分から成る ただし 上記が租税条約と相反する場合は 租税条約の規定が優先される 外国契約者税は 投資法に基づく投資形態以外でベトナム企業に対してサービスを実施する外国企業への税金である 2. 納税義務者と税金負担者 多くの場合 外国契約者税の負担者は外国企業だが 源泉徴収し 納税義務を負う者は 所得を支払うベトナム企業である 3. 非課税事業者 以下のような外国契約者は課税対象とはならない 1 ベトナム国内に ベトナム法に基づいて設立された外国法人又は個人 2 サービスの提供を伴わない物品の販売を行う外国法人又は個人 3 ベトナム国外で提供され かつ消費されるサービスを行う外国法人又は個人 4 航空機や船舶などの輸送手段の修繕 広告宣伝サービス トレーニングサービス等を ベトナムの企業や個人にベトナム国外で提供する外国法人又は個人

20 4. 税率 多くの場合 外国契約者は VAS( ベトナム会計システム ) 不適用であり VAS に基づいた税額の算出が出来ない そのため 以下の外国契約者税率 ( みなし付加価値税率 +みなし法人所得税率 ) が適用される 業種 みなし付加価値税率 みなし法人所得税率 サービスが付随する物品販売 - 1% サービス一般 5% 5% 建設 据付 調査 設計及び監督 ( 資材 機械設備の供給を伴わない ) 5% 2% 建設 据付 ( 資材 機械設備の供給を伴う ) 3% 2% 運輸サービス 3% 2% 製造 3% 2% 再保険 - 0.1% 資本譲渡 - 0.1% 利子 - 5% ロイヤリティー - 10%

21 税務審査 調査 ベトナムでは 申告内容に不明点がある場合の税務当局の措置として 税務審査と税務調査がある 以下にその概要をまとめる 1 税務審査 提出された申告書に対して 通常 税務署で税務書類の審査が行われる 申告書類に不備がある場合 税務署は納税者に内容の修正を通知する また 税務署は納税者の所在地で実地審査を行うことも出来る この場合納税者に事前通知があり 実地審査終了後 5 日以内に税務署から文書による報告が行われる 調査期間は最長 5 日間である 2 税務調査 税務審査で税法違反の兆候がある場合や 税務当局による調査計画の対象となる企業には 納税者の所在地で税務調査が行われる 調査の約 3 週間前に 税務当局から調査の目的 内容 調査範囲及び調査期間が通知される 税務調査は大抵 5 日程度で終了し 税務調査議事録のドラフトが発行される その内容に同意できない場合には 調査班と交渉することも可能である 税務調査議事録最終版に代表者が署名すると 税務局より決定書が発行され 決定書上記載された追徴課税額 遅延利息及び罰金額を支払って調査が終了する 2012 年に移転価格の質と管理の強化を目的として税務総局のアクションプラン ( 決定 1250 号 ) が発行され 移転価格に関する税務調査も増えてきている 近年税務審査 調査が強化される傾向にあり 現実に税務審査 調査によって追加徴収や罰金が発生する事例が増えてきている その内容は 適切な証憑類の不備や 損金算入要件の不十分な理解による誤った申告などの単純なものから 税務規定違反や脱税などの重大なものまで様々である 税法の解釈による指摘や 担当調査官の不適切な指摘があることもある 以下にその事例を紹介する

22 個人所得税 (PIT) 事例ベトナム居住外国人の海外での収入未申請日本本社からベトナム法人への短期出張者の個人所得税についての申告漏れ手当に対する所得の申告漏れ駐在員事務所の駐在員が立替えた費用が課税所得に 審査 調査の指摘この分の修正申告 納税を要求 ( ただし 海外で納税した金額はベトナムの納税金額から控除された ) ベトナム勤務日数に応じた申告 納税を要求申告していない手当に対する修正申告 納税インボイスが無いため個人に対する手当とみなされ課税された 法人所得税 (CIT) 事例仕入に対し公式領収書や適切な契約書に基づく請求書がなかった社長の家族旅行費用を損金計上していた費用の二重計上固定資産購入ための借入金の利息の費用計上税法違反における罰金を損金として計上高額の親会社への技術支援報酬を損金として計上 審査 調査の指摘損金否認 修正申告 納税を要求損金否認 修正申告 納税を要求損金否認 修正申告 納税 行政罰金を適用利息相当額を固定資産の原価に計上 修正申告 納税が要求されたが 罰金はなし損金計上した加算税の 1.5 倍の重加算税を適用金額の合理性が説明できないとして 損金否認 修正申告 納税を要求 付加価値税 (VAT) 事例税率の間違い : 商品の販売で規定されるレート (10%) よりも低いレート (5%) を適用領収書の発行日と申告日が 5 カ月離れていた 審査 調査の指摘脱税行為だとみなされ 修正申告 納税および罰金が適用 VAT の仕入税額控除ができないため修正申告 (2009 年からの新付加価値税法では領収書の発行日から 6 カ月以内で VAT

23 控除申請可能と期間が延長されている ) 駐在員事務所の翻訳等のサービスに対する経費に VAT が課税されていない付加価値税法上 外国人駐在員の会社負担家賃にかかる VAT は控除できないが 控除してしまっていた 駐在員事務所に VAT を納税するよう指摘 追徴課税及び遅延税を要求 外国契約者税 (FCT) 事例海外から受けたサービス対価の支払時に源泉徴収 納税をしていない海外からの固定資産の購入に付随したサービス対価の支払時に源泉徴収 納税していない海外から仕入れている輸入原材料の契約形態が DDU や DAP を採用していたが 外国契約者税を申告 納税していない 審査 調査の指摘申告 納税を要求販売サービスの提供であるとみなされ サービス対価だけではなく 固定資産の対価に対しても外国契約者税の申告 納税を要求国内輸送サービスを含む物品の販売とみなされ FCT の申告 納税を要求 申告時点で税務局が内容を確認するのが当然のことかと思うが 実際は受理しただけで中身の詳細を確認しないことが多く 数年後の税務調査の際に申告漏れや間違いがあると判断され 遡って罰金されるリスクがある 税務審査 調査で税法違反が発覚した場合 5 年間まで遡って罰則を課される また 本来納税すべき税額への修正申告については 5 年を超えて請求された例もある 会計法では証憑の保管義務は 10 年間であるため その期間までは理論上遡って税額を計算することができるためと考えられる 申告違反を指摘された場合 本来納税すべきであった金額に 単利で 0.05%/ 日 ( 年率 18.25% 90 日以上の場合 0.07%/ 日 ) の遅滞税が課され かつ違反行為の悪質性に応じて 3 倍までの重加算税が課される そのため 場合によっては会社の資金繰りを急激に悪化させることもあり得る

24 移転価格 移転価格税制とは 多国籍企業が親子会社等の関係者間取引の取引価格を恣意的に操作し 2 国間で税収の偏りが生じることを防ぐ税制であり 関係者間取引価格を独立企業間取引価格に基づいて算定することを求めている ベトナムでは 2006 年より財務省による通達 117 において 移転価格税制が導入されていたが 実際には税務局側も企業側もほとんど運用しておらず 形骸化していた しかし 2010 年に通達 117 に代わる通達 66 が発行され 内容はほとんど通達 66 を踏襲するものの 税務局側が運用に力を入れ始めたため 企業側も対応を迫られている状況である 通達 66 において 企業側に求められる対応は主に次の 2 点である 1 法人税確定申告の際に 関係者間取引に関する別表 (Form GCN-01/QLT) を提出 2 移転価格に関する詳細な分析資料の準備及び保管 ( 税務局に求められてから 30 日以内に提出 ) さらに財務省は 2012 年 5 月 21 日付で Decision1250/QD-BTC を発行し 2012 年から 2015 年における外資系企業の移転価格に関するアクションプログラムを明記し その中で 移転価格に関する税務調査を税務調査全体のうち最低でも 20% を占めるような計画の実施を規定している 実際に 2013 年後半には 大手外資系企業が税務調査にて移転価格の指摘を受ける事例が増えてきているので留意が必要である

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