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日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

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短時間 有期雇用労働者及び派遣労働者に対する不合理な待遇の禁止等に関する指針 について ( 同一労働同一賃金ガイドライン ) 厚生労働省雇用環境 均等局有期 短時間労働課職業安定局需給調整事業課

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今後 この政府のガイドライン案をもとに 法改正の立案作業を進め 本ガイドライン案については 関係者の意見や改正法案についての国会審議を踏まえて 最終的に確定する また 本ガイドライン案は 同一の企業 団体における 正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差を是正することを目的としているため

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

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留意事項 ( 1) 賃金アップの方法 欄には 賃金の算定方法を下記から選択し記載してください 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 の場合は 1 賃金アップが 毎月決まって支払われる賃金 + 臨時に支払われる賃金 の場合は 2 賃金アップの方法 欄において 1の 毎月決まって支払われる賃金 を選

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平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

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<本調査研究の要旨>

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2. 改正の趣旨 背景税制面では 配偶者のパート収入が103 万円を超えても世帯の手取りが逆転しないよう控除額を段階的に減少させる 配偶者特別控除 の導入により 103 万円の壁 は解消されている 他方 企業の配偶者手当の支給基準の援用や心理的な壁として 103 万円の壁 が作用し パート収入を10

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無期契約職員就業規則

少子高齢化班後期総括

業種別の概況 教養 技能教授業 事業所数 7 万 9509 事業所 ( 前年比 6.7%) 従業者数 25 万 6477 人 ( 前年比 2.8%) 年間売上高 9328 億円 ( 前年比 3.0%) 教養 技能教授業務の事業従事者数 33 万 7230 人 ( 前年比 4.4%) 教養 技能教授業

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Transcription:

18 雇用形態別の賃金カーブ ( 時給ベース ) 非正規労働者の給与は ほぼ全ての世代で正社員の給与を下回っており 年齢による変化も少ない ( 円 ) 3500 3000 2500 2000 1500 1000 500 1,252 1,123 1,106 936 845 1,421 1,373 1,076 1,142 948 2,892 2,933 正社員 正職員 2,786 2,646 2,717 2,744 2,324 2,522 2,571 2,034 一般労働者 2,024 2,225 1,908 1,743 正社員 正職員以外 1,949 1,836 1,590 1,665 1,677 1,311 1,332 1,229 1,286 1,254 1,267 1,324 1,364 1,358 1,356 1,293 1,263 1,254 1,249 1,334 1,339 1,098 1,045 1,082 1,058 1,044 1,050 1,037 1,024 1,096 982 短時間労働者派遣労働者 1,845 1,599 1,168 1,166 0 用語の定義 ~19 歳 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70 歳 ~ 常用労働者:1~3のいずれかの労働者(1 期間を定めずに雇われている労働者 2 1か月を超える期間を定めて雇われている労働者 3 日々又は1か月以内の期間を定めて雇われている労働者のうち 4 月及び5 月にそれぞれ18 日以上雇用された労働者 ) 一般労働者: 常用労働者 のうち 短時間労働者 以外の者 短時間労働者: 同一事業所の一般の労働者より1 日の所定労働時間が短い又は1 日の所定労働時間が同じでも1 週の所定労働日数が少ない労働者 正社員 正職員: 一般労働者 のうち 事業所で正社員 正職員とする者 正社員 正職員以外: 一般労働者 のうち 正社員 正職員 に該当しない者 ( 資料出所 ) 一般労働者 短時間労働者 正社員 正職員 正社員 正職員以外 については 厚生労働省 H22 賃金構造基本調査 派遣労働者 については 厚生労働省 H20 派遣労働者実態調査 注 ) きまって支給する現金給与額と年間賞与を含む 派遣労働者について 年齢区分 65 歳以上 を 65~69 に計上 108

19 雇用形態別年間所得の分布 非正規労働者は 正規労働者よりも年間所得の分布のピークが低い位置にあり 特にパート アルバイトの約 9 割は年間所得 200 万円未満となっている 45% 40% パート アルバイト 200 万円のライン 35% 30% 派遣労働者 25% 正規労働者 20% 15% 10% 契約社員 嘱託 5% 0% ( 資料出所 ) 総務省 就業構造基本調査 (2007) ( 注 ) 全労働者を対象としている 所得については 本業から通常得ている年間所得 ( 税込み額 ) をいう 過去 1 年間に仕事を変えた者や新たに仕事に就いた者については 新たに仕事に就いたときから現在までの収入を基に 1 年間働いた場合の収入額の見積りによる 109

20 年収 200 万円未満労働者の構成割合 1 年収 200 万円未満労働者のうち 世帯主は 18.1% うち男性 76 万人 女性 89 万人 2 年収 200 万円未満労働者のうち 正社員は 22.0% パート アルバイト及びその他非正社員の割合は 66.0% 年収 200 万円未満労働者の構成割合 1 続柄別 2 雇用形態別 子 子の配偶者 その他 44.8% 世帯主 18.1% その他非正社員 14.7% その他就業 12.0% 正社員 22.0% 世帯主の配偶者 37.1% パート アルバイト 51.3% 15~44 歳 在学中を除く ウェイトバック値 ( 資料出所 )( 独 ) 労働政策研究 研修機構 若年者の就業状況 キャリア 職業能力開発の現状 - 平成 19 年版 就業構造基本調査 特別集計より - ( 抜粋 ) 110

21 教育訓練の実施状況 1 正社員に対しては 57.8% の事業所が計画的な OJT を実施しているが 正社員以外に対しては 27.7% と低い水準にとどまっている また 企業規模が小さくなるほど 総じて 実施率が低くなっている 正社員に対しては 67.1% の事業所が OFF-JT を実施しているが 正社員以外に対しては 31.4% と低い水準にとどまっている また 企業規模が小さくなるほど 総じて 実施率が低くなっている 計画的な OJT の実施事業所割合 (%) 0 20 40 60 80 100 OFF-JT の実施事業所割合 (%) 0 20 40 60 80 100 総数 27.7 57.8 総数 31.4 67.1 正社員 正社員 企業規模 正社員以外 企業規模 正社員以外 30 ~ 49 人 16.0 37.7 30 ~ 49 人 20.4 46.8 50 ~ 99 人 20.0 49.5 50 ~ 99 人 27.5 62.3 100 ~ 299 人 28.3 62.9 100 ~ 299 人 31.6 72.1 300 ~ 999 人 31.0 65.7 300 ~ 999 人 32.1 76.4 1,000 人以上 45.1 79.9 1,000 人以上 46.3 85.0 ( 資料出所 ) 厚生労働省 能力開発基本調査 (2010) 注 ) 正社員 : 常用労働者のうち 雇用期間の定めのない者であって パートタイム労働者などを除いた社員をいう 正社員以外 : 常用労働者のうち 嘱託 契約社員 パートタイム労働者 又はそれに近い名称で呼ばれている人 なお 派遣労働者及び請負労働者は含まない 111

22 教育訓練の実施状況 2 正社員と非正社員との間では 職業能力開発機会に格差がある (%) 正社員 80.0 70.0 69.5 契約社員 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 53.6 47.7 48.6 12.0 6.6 パートタイマー 61.9 35.0 21.2 49.9 51.5 25.4 19.2 12.5 4.7 3.4 7.2 6.4 40.7 28.9 18.0 4.6 25.1 36.9 0.0 計画的な O J T 入社年次別の研修 職種 職務別の研修 役職別研修 Off-JT O A コンピューター研修 資格取得のための研修 法令遵守 企業倫理研修 特に何も実施していない ( 資料出所 )( 独 ) 労働政策研究 研修機構 多様化する就業形態の下での人事戦略と労働者の意識に関する調査 ( 平成 18 年 7 月 ) のデータを基に厚生労働省労働政策担当参事官室にて仮集計 112

23 非正規労働者に適用される制度 適用されている各種制度割合は 正社員に比べて非正社員は下回っている 雇用保険健康保険厚生年金企業年金退職金制度財形制度賞与支給制度 福利厚生施設等の利用 (%) 自己啓発援助制度 総数 正 社 員 正社員以外の労働者 契 約 社 員 嘱 託 社 員 出 向 社 員 派 遣 労 働 者 84.4 80.4 79.0 20.5 52.6 29.4 65.6 39.8 24.1 99.2 99.7 98.7 29.7 78.0 43.1 84.8 50.2 34.0 60.0 48.6 46.6 5.3 10.6 6.7 34.0 22.7 7.8 81.9 83.4 80.5 6.9 12.3 9.6 47.5 34.5 14.2 75.9 82.8 79.5 16.1 17.1 11.3 50.1 37.7 10.6 87.2 92.3 90.7 42.7 79.7 54.7 83.4 72.1 48.0 82.4 80.2 78.2 4.3 12.2 6.0 19.5 30.3 12.7 登録型 78.7 77.5 73.6 1.5 2.4 0.9 4.8 29.7 11.1 常用雇用型 86.2 83.1 82.8 7.1 22.3 11.1 34.5 30.9 14.2 臨時的雇用者 パートタイム労働者 その他 30.7 29.3 22.6 1.2 3.3 1.2 13.1 9.9 1.8 48.1 28.7 26.9 2.7 5.9 3.7 31.0 17.1 4.2 72.6 71.1 69.4 4.8 11.9 6.8 38.4 17.9 6.1 ( 資料出所 ) 厚生労働省 就業形態の多様化に関する総合実態調査 (2007) ( 注 ) 1 調査回答には制度の あり なし 不詳 の 3 つがあり 上記割合は あり と回答した者の割合 2 派遣労働者は 派遣元での状況についての回答とした 113

24 職場での満足度 雇用の安定性 福利厚生 教育訓練 能力開発のあり方 の項目で 正社員と正社員以外の労働者の差が大きい 労働時間 休日等の労働条件 の項目のみ正社員以外の労働者の満足度が高い やりがい 63.3% 60.1% 賃金 33.6% 39.5% 労働時間 休日等の労働条件 45.9% 54.6% 人事評価 処遇のあり方 31.1% 29.2% 職場の環境 ( 照明 空調 騒音等 ) 46.6% 46.6% 職場の人間関係 コミュニケーション 54.4% 53.4% 雇用の安定性 37.7% 58.8% 福利厚生 教育訓練 能力開発のあり方 15.3% 23.4% 26.4% 37.1% 正社員 正社員以外の労働者 職業生活全体 33.5% 45.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% ( 資料出所 ) 厚生労働省 就業形態の多様化に関する総合実態調査 (2007) 114

25 別有期契約労働者の割合 有期契約労働者の別の割合をみると 軽易職務型 が 54.4% と最も多く 次いで 正社員同様 職務型 28.3% 別職務 同水準型 13.1% 高度技能活用型 1.0% の順となっている ( 有期契約労働者を雇用している場合 ) 事業所規模常用労働者計 有期契約労働者計 1 正社員同様職務型 2 高度技能活用型 3 別職務 同水準型 4 軽易職務型 5 事務所に正社員がいない場合 総数 100.0 22.2 (100.0) (28.3) (1.0) (13.1) (54.4) (3.1) 事業所規模 1,000 人以上 100.0 20.6 (100.0) (32.5) (1.5) (11.7) (54.4) - 300~999 人 100.0 27.3 (100.0) (23.0) (1.1) (15.8) (60.1) - 100~299 人 100.0 29.8 (100.0) (25.8) (1.3) (12.5) (59.0) (1.3) 30~99 人 100.0 25.5 (100.0) (26.4) (1.1) (12.2) (59.5) (0.8) 5~29 人 100.0 16.8 (100.0) (32.8) (0.6) (13.7) (44.9) (8.1) ( 注 ) ( ) 内は有期契約労働者を雇用している事業所の有期契約労働者数を 100 とした割合である 115

参考平成 21 年有期契約労働に関する実態調査における等について ( 1 ) 常用労働者 1 期間を定めずに 又は 1 ヶ月を超える期間を定めて雇用されている者 2 日々又は 1 ヶ月以内の期間を定めて雇用されている者で 平成 21 年 5 月及び 6 月にそれぞれ 18 日以上雇われた者 3 取締役 理事などの役員であって常時勤務して 一般の労働者と同じ給与規則又は同じ基準で毎月の給与の支払いを受けている者 事業主の家族であって その事業所に常時勤務して給与の支払いを受けている者又はパートタイム労働者であっても 上記 1 又は 2 のいずれかに該当する者 ( 2 ) 有期契約労働者常用労働者のうち 3 ヶ月 1 年など期間を定めた契約で雇用されている者 ( ただし 日々又は 1 ヶ月未満の期間を定めて雇用されている者で 平成 2 1 年 5 月及び 6 月のいずれか又は両月に 1 8 日未満しか雇用されていなかった者は除く また 派遣元事業所においては 他の事業所へ派遣している有期契約の派遣労働者を含む ) ( 3 ) 有期契約労働者が従事する職務について 勤務先の事業所における正社員との対比によって 以下の 5 つに分類した 1 正社員同様職務型 ( 正社員と同様の職務に従事している有期契約労働者 ) 2 高度技能活用型 ( 正社員よりも高度な内容の職務に従事している有期契約労働者 ) 3 別職務 同水準型 ( 正社員とは別の職務であるが 高度でも軽易でもない職務に従事している有期契約労働者 ) 正社員の仕事が管理業務で 有期契約労働者の仕事が販売業務である時などに 有期契約労働者の業務内容が明確には高度や軽易でない場合はこれに該当する 4 軽易職務型 ( 正社員よりも軽易な職務に従事している有期契約労働者 ) 同じ業務でも責任が軽い場合や業務内容が単純であるなどの場合はこれに該当する 5 事業所に正社員がいない場合 比較対象となる正社員が不明な場合は 有期契約労働者の人事管理方針 ( 転勤の範囲や昇進の方針など ) や職務内容 ( とりわけ責任の程度 ) に近い正社員 ( 総合職 と 一般職 がある場合の一般職の正社員等 ) のグループを比較対象とさせた 派遣会社の場合は 事業所と有期労働契約を締結している派遣労働者の職務については 事業所の正社員の職務を比較対象とさせた 事業所 販売部門正社員 A1,A2,A3 一般職 ( 転勤なし ) 有期 a1,a2,a3 経理部門 有期 b1,b2,b3 ( 転勤なし ) 管理部門 正社員 C1,C2,C3 総合職 ( 全国転勤 ) 有期 a1,a2 のグループについて 正社員 A1,A2 のグループと比較し 職務内容がほぼ同様であれば 1 へ 職務内容が異なる場合は 2~4 を判断 有期 b1,b2 のグループは転勤がないため同じ部門に正社員はいないが 同様に転勤のない販売部門の正社員 A1,A2 のグループと比較し 2~4 を判断 116

26 性 パートタイム労働者の割合別有期契約労働者の割合 有期契約労働者における性別割合をみると 男性 33.2% 女性 66.8% 有期契約労働者におけるパートタイム労働者割合は 57.4% 別の割合をみると 男性の割合が最も高いのは 高度技能活用型 で70.7% 女性の割合が最も高いのは 軽易職務型 で72.6% 有期契約労働者計 男 性別 女 全体のうち パートタイム労働者 総数 [100.0] 100.0 33.2 66.8 57.4 正社員同様職務型 [ 28.3] 100.0 41.6 58.4 39.2 高度技能活用型 [ 1.0] 100.0 70.7 29.3 31.4 別職務 同水準型 [ 13.1] 100.0 34.9 65.1 53.0 軽易職務型 [ 54.4] 100.0 27.4 72.6 67.7 事務所に正社員がいない場合 [ 3.1] 100.0 40.2 59.8 70.8 ( 注 ) 内は総数を 100 とした割合である 117

27 正社員及び 残業の有無 平均残業時間別事業所の割合 正社員及び有期契約労働者の残業の有無をみると 残業することがある は正社員 89.2% 有期契約労働者 62.5% となっている 有期契約労働者の別にみると 残業することがある の割合が最も高いのは 正社員同様職務型 の68.2% 次いで 別職務 同水準型 66.4% 軽易職務型 56.7% 高度技能活用型 39.3% 正社員及び 有期契約労働者を雇用している事業所計 残業することはない 残業することがある 残業の有無 平均残業時間 週 10 時間以内 週 10 時間超 30 時間以内 週 30 時間超 不明 不明 総数 100.0 34.5 62.5 (100.0) ( 83.7) ( 14.2) ( 1.6) ( 0.5) 3.1 正社員 100.0 8.1 89.2 (100.0) ( 65.4) ( 30.5) ( 3.7) ( 0.4) 2.8 職 務 タ イ プ 正社員同様職務型 100.0 29.4 68.2 (100.0) ( 82.0) ( 15.1) ( 1.9) ( 1.0) 2.4 高度技能活用型 100.0 49.7 39.3 (100.0) ( 68.6) ( 28.0) ( 2.4) ( 1.0) 11.0 別職務 同水準型 100.0 28.4 66.4 (100.0) ( 75.8) ( 22.0) ( 2.1) ( 0.1) 5.2 軽 易 職 務 型 100.0 40.5 56.7 (100.0) ( 88.6) ( 10.3) ( 1.0) ( 0.0) 2.7 事務所に正社員がいない場合 100.0 39.8 60.0 (100.0) ( 97.4) ( 2.6) ( -) ( -) 0.2 ( 注 ) 1 ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 2 ( ) 内は残業することがあると回答した事業所を 100 とした割合である 118

28 正社員及び 異動 転勤の有無 範囲別事業所の割合 正社員及び有期契約労働者の異動 転勤の有無をみると 異動 転勤することがある は正社員 71.9% 有期契約労働者 21.1% となっている 有期契約労働者の別にみると 異動 転勤することがある の割合が最も高いのは 正社員同 様職務型 の 26.8% 次いで 別職務 同水準型 19.8% 軽易職務型 16.9% 高度技能活用型 13.2% 正社員及び 総数 有期契約労働者を雇用している事業所計 異動 転勤することはない 異動 転勤することがある 全国転勤など 転勤先の制限がない 異動 転勤の有無 範囲 ブロック内など 地域の制限がある 事業所内の異動のみだが 異動先の制限はない ( 注 ) 1 ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 2( ) 内は異動 転勤することがあると回答した事業所を 100 とした割合である 事業所内の異動のみであり 部署などの異動先の制限がある 不明 100.0 76.4 21.1 (100.0) ( 7.6) ( 48.9) ( 29.2) ( 13.3) ( 1.0) 2.5 正社員 100.0 24.9 71.9 (100.0) ( 53.7) ( 27.9) ( 12.7) ( 4.2) ( 1.5) 3.3 正社員同様職務型 100.0 71.0 26.8 (100.0) ( 8.5) ( 56.1) ( 24.4) ( 10.2) ( 0.7) 2.2 高度技能活用型 100.0 76.0 13.2 (100.0) ( 44.6) ( 29.7) ( 11.2) ( 11.9) ( 2.6) 10.8 別職務 同水準型 100.0 75.2 19.8 (100.0) ( 4.1) ( 45.2) ( 34.3) ( 12.1) ( 4.4) 5.0 軽易職務型 100.0 81.5 16.9 (100.0) ( 6.2) ( 41.2) ( 36.1) ( 16.3) ( 0.1) 1.6 事務所に正社員がいない場合 100.0 90.7 9.3 (100.0) ( -) ( 2.3) ( 11.9) ( 85.8) ( -) 0.0 不明 119

29 正社員及び 昇進の有無 範囲別事業所の割合 正社員及び有期契約労働者の昇進の有無をみると 昇進することがある は正社員 87.4% 有期契約労働 者 18.1% となっている 有期契約労働者の別にみると 昇進することがある の割合が最も高いのは 事業所に正社 員がいない場合 を除くと 正社員同様職務型 の 20.9% 次いで 別職務 同水準型 19.1% 軽易職務 型 14.3% 高度技能活用型 14.1% 正社員及び 総数 有期契約労働者を雇用している事業所計 昇進することはない 昇進することがある 範囲 部長以上など ハイレベルの管理職層まで 昇進の有無 課長など 中間レベルの管理職層まで 係長 主任など 一般従業員に近い管理職層まで 不明 100.0 79.1 18.1 (100.0) ( 17.8) ( 14.0) ( 64.6) ( 3.7) 2.8 正社員 100.0 10.0 87.4 (100.0) ( 74.9) ( 15.9) ( 8.3) ( 0.8) 2.5 正社員同様職務型 100.0 76.3 20.9 (100.0) ( 26.1) ( 21.2) ( 51.8) ( 0.9) 2.8 高度技能活用型 100.0 75.2 14.1 (100.0) ( 57.4) ( 5.8) ( 33.2) ( 3.6) 10.7 別職務 同水準型 100.0 75.9 19.1 (100.0) ( 12.3) ( 5.8) ( 80.3) ( 1.6) 5.0 軽易職務型 100.0 83.8 14.3 (100.0) ( 8.6) ( 9.5) ( 72.8) ( 9.1) 1.9 事務所に正社員がいない場合 100.0 66.7 33.3 (100.0) ( -) ( -) (100.0) ( -) - 不明 ( 注 ) 1 ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 2 ( ) 内は昇進することがあると回答した事業所を 100 とした割合である 120

30 正社員と比較した基本給の水準別事業所の割合 正社員と比較した有期契約労働者の基本給の水準をみると 6 割以上 8 割未満 が31.8% と最も多く 次いで 8 割以上 10 割未満 24.7% 4 割以上 6 割未満 16.9% の順となっている 有期契約労働者の別に 比較対象となる正社員の水準を上回る 同額程度 以外の割合 ( 不明を除く ) をみると 正社員同様職務型 68.4% 高度技能活用型 38.9% 別職務 同水準型 82.5% 軽易職務型 85.6% となっている 有期契約労働者を雇用している事業所計 比較対象となる正社員の水準を上回る 同額程度 正社員と比較した基本給の水準 8 割以上 10 割未満 6 割以上 8 割未満 4 割以上 6 割未満 4 割未満不明 総数 100.0 3.1 16.2 24.7 31.8 16.9 3.6 3.7 正社員同様職務型 100.0 3.5 26.1 28.9 28.9 9.0 1.5 2.0 高度技能活用型 100.0 33.3 26.4 15.2 12.3 10.2 1.1 1.4 別職務 同水準型 100.0 1.7 13.0 29.9 23.8 25.6 3.3 2.8 軽易職務型 100.0 1.6 6.9 19.2 38.4 22.2 6.0 5.9 ( 注 ) ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 121

31 正社員及び 退職金 賞与 諸手当の有無別事業所の割合 有期契約労働者について退職金 賞与の有無をみると 退職金がある は12.6% 賞与がある は45.6% となっている 有期契約労働者の別にみると 退職金がある の割合が最も高いのは 高度技能活用型 で 21.9% 賞与がある の割合が最も高いのは 正社員同様職務型 で55.1% となっている 正社員及び 有期契約労働者を雇用している事業所計 退職金 賞与 諸手当 通勤手当精勤手当役職手当家族手当住宅手当その他の手当 不明 総数 100.0 12.6 45.6 71.9 6.5 9.6 5.3 5.0 24.6 19.0 正社員 100.0 81.0 89.1 88.5 15.0 74.3 64.0 50.3 53.7 7.2 正社員同様職務型 100.0 18.0 55.1 73.0 8.0 11.1 8.6 8.6 28.5 16.7 高度技能活用型 100.0 21.9 41.1 73.3 3.7 27.6 17.9 21.3 20.8 21.5 別職務 同水準型 100.0 9.2 42.4 72.8 8.0 14.4 2.8 2.9 19.1 23.7 軽易職務型 100.0 8.5 39.8 72.5 4.9 4.7 2.6 1.6 24.0 18.2 事業所に正社員がいない場合 100.0 1.1 3.5 37.6 0.8 20.8 0.1 0.0 2.8 42.8 122

32 正社員と比較した退職金の水準別事業所の割合 正社員と比較した有期契約労働者の教育訓練機会の有無をみると 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている が28.3% と最も多く 次いで 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 26.6% 全般的に教育訓練機会は正社員に比べて少ない 19.7% 教育訓練機会はほとんどない 17.0% の順となっている 有期契約労働者の別にみると 正社員同様職務型 は 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている 42.3% 高度技能活用型 は 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている 38.6% 別職務 同水準型 は 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 30.9% 軽易職務型 は 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 26.9% で高くなっている 正社員と比較した退職金の水準 退職金があると答えた事業所計 比較対象となる正社員の水準を上回る 同額程度 8 割以上 10 割未満 6 割以上 8 割未満 4 割以上 6 割未満 2 割以上 4 割未満 2 割未満不明 総数 100.0 1.1 29.9 7.0 13.5 11.2 11.2 24.6 1.6 正社員同様職務型 100.0 0.7 31.1 8.6 18.3 10.7 9.6 19.9 1.2 高度技能活用型 100.0 5.5 63.1 14.1 1.1 4.2 1.1 10.6 0.2 別職務 同水準型 100.0 2.2 28.7 6.4 9.5 17.9 10.7 23.2 1.4 軽易職務型 100.0 0.8 23.2 2.9 6.5 10.7 16.1 37.0 2.7 ( 注 ) ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 123

33 正社員と比較した教育訓練機会別事業所の割合 正社員と比較した有期契約労働者の教育訓練機会の有無をみると 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている が 28.3% と最も多く 次いで 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 26.6% 全般的に教育訓練機会は正社員に比べて少ない 19.7% 教育訓練機会はほとんどない 17.0% の順となっている 有期契約労働者の別にみると 正社員同様職務型 は 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている 42.3% 高度技能活用型 は 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている 38.6% 別職務 同水準型 は 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 30.9% 軽易職務型 は 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 26.9% で高くなっている 正社員と比較した教育訓練機会 有期契約労働者を雇用している事業所計 正社員よりも教育訓練機会は充実している 全般的に正社員とほぼ同じ教育訓練機会が与えられている 教育訓練機会は正社員と比較して少ないが 業務に必要な教育訓練機会は正社員とほぼ同じ 全般的に教育訓練機会は正社員に比べて少ない 教育訓練機会はほとんどない その他 不明 総数 100.0 0.9 28.3 26.6 19.7 17.0 4.7 2.8 正社員同様職務型 100.0 1.3 42.3 25.3 13.1 12.3 3.8 1.9 高度技能活用型 100.0 4.7 38.6 18.1 6.9 26.2 4.6 0.8 別職務 同水準型 100.0 1.3 22.4 30.9 22.0 11.1 6.6 5.7 軽易職務型 100.0 0.2 15.8 26.9 26.2 23.1 5.0 2.7 ( 注 ) ごとに該当する労働者について 最も多いと考えられる事例である 124

34 正社員及び 福利厚生の有無 内容別事業所の割合 正社員及び有期契約労働者について福利厚生の有無をみると 福利厚生がある は正社員 93.3% 有期契約労働者 84.2% となっている 有期契約労働者の別に 福利厚生がある とする割合をみると 正社員同様職務型 88.6% 高度技能活用型 81.2% 別職務 同水準型 80.3% 軽易職務型 82.1% 事業所に正社員がいない 70.7% となっている 正社員及び 有期契約労働者を雇用している事業所計 福利厚生はない 福利厚生がある 法定外健康診断 ( 人間ドックなど ) 福利厚生の有無 内容 ( 複数回答該当するもの全て ) 慶弔見舞金 保養施設の利用 託児施設の利用 食堂 休憩室 更衣室の利用 社内行事への参加 財形貯蓄 企業年金 社宅 寮の利用 不明 総数 100.0 13.1 84.2 (100.0) ( 42.2) ( 64.6) ( 30.3) ( 2.5) ( 75.5) ( 67.6) ( 19.3) ( 6.8) 2.7 正社員 100.0 3.6 93.3 (100.0) ( 62.8) ( 91.4) ( 42.4) ( 5.3) ( 73.4) ( 75.6) ( 54.7) ( 39.7) 3.1 正社員同様職務型 100.0 9.4 88.6 (100.0) ( 46.3) ( 68.4) ( 27.1) ( 1.9) ( 75.9) ( 71.1) ( 23.8) ( 9.8) 2.0 高度技能活用型 100.0 18.2 81.2 (100.0) ( 65.1) ( 88.1) ( 45.0) ( 5.1) ( 89.0) ( 68.1) ( 30.3) ( 25.4) 0.6 別職務 同水準型 100.0 14.5 80.3 (100.0) ( 48.2) ( 69.1) ( 34.6) ( 4.6) ( 71.7) ( 66.6) ( 12.3) ( 8.0) 5.2 軽易職務型 100.0 16.1 82.1 (100.0) ( 35.0) ( 58.8) ( 31.6) ( 2.4) ( 76.1) ( 66.4) ( 16.6) ( 2.6) 1.7 事務所に正社員がいない場合 100.0 10.6 70.7 ( 00.0) ( 34.1) ( 42.9) ( 29.1) ( -) ( 67.1) ( 23.1) ( 11.4) ( 0.1) 18.7 ( 注 ) ( ) 内は福利厚生があると回答した事業所を 100 とした割合である 125