1. 民間企業 Q1 就職活動はいつから始めると良いですか? A1 絶対的にいつ始めなければいけないということはありませんが 首都圏の大手企業から10 月頃を目処にエントリー ( 申込 ) を開始し それに続き他企業も採用活動が本格化してきます そういった採用活動のスケジュールに乗るためにも 早い段階で希望する地区 ( 限定する必要はありませんが 首都圏 県内 Uターン等 ) やどういう仕事 ( 業種 職種 ) をしたいのかイメージしておく必要があります それにより必要なタイミングに行動を起こすことができるのです Q2 学内のガイダンス等への参加の方法や情報はどこで得られるのですか? A2 学内の就職支援行事には キャリアセンター主催のものと学部等の主催のものがあります キャリアセンター主催のものは キャリアセンター掲示板 学部掲示板にて開催の都度 掲示にてお知らせをしています その他にも総合情報処理センターより皆さんに配布されているメールアドレスに就職関係情報を配信しています ガイダンス情報 求人情報など多数配信していますので チェックしてください ガイダンス参加方法で 予約申込が必要なものについてはポスターに明記してあります それ以外のものは 自由参加ですので直接会場に来てください 学部等主催のものは 各学部等掲示板に掲示されます 様々な就職支援がありますので 学務係で確認してください Q3 合同説明会には参カロしたほうがいいのですか? A3 早い時期に行われる合同説明会に参加することにより 色々な業界の話を聞くことができるので 業界研究にも役立ちます 新潟大学では 11 月に首都圏企業を招いて合同説明会を行なっています さまざまな業界の話を聞いたり 人事担当者と直接話ができるチャンスですので ぜひ参加してください なお 県内企業の合同説明会も2 月に予定しています Q4 企業研究の仕方がわかりません A4 新聞の経済欄や市販のビジネス雑誌等を参考にする 日本経済新聞 会社四季報 ( 東洋経済新報社 ) 就職ジャーナル( リクルート ) 日経ビジネス ( 日経 BP 社 ) など キャリアセンターでも閲覧可能です 資料 ( 会社案内 ) を請求する 資料を請求しても 必ず企業側から資料が届くとは限りません そんな場合 自分から電話などで 資料の送付時期 会社説明会 などを丁寧に問い合わせてみましょう インターネットで企業のホームページを参照する Yahoo! やGoogleなどから またはリクルートナビ 日経ナビ 毎日就職ナビなど就職サイトから検索できます ナビは資料請求だけでなく 説明会の予約や採用担当者とのやりとり 学生同士の情報交換など今や就職活動に必須のツールです
キャリアセンターでは 10 月中旪に 就職活動のためのインターネットの活用方法セミナー と題したセミナーを開催いたしますので 奮って参加ください 会社説明会 セミナーに参加する 説明会終了後にそのまま選考が行われることがあります その場で試験 面接が行われても良いように ただ説明を聞きに行くというのではなく 身なりと心の準備を忘れずに Q5 志望企業にOB OGがいない ( 卒業生就職先検索システムで該当者がいない ) のですが 訪問は無理ですか? A5 例えば友人の通っている他大学の先輩を紹介してもらっても良いですし もしそれでもいない場合は 人事に連絡をしてどなたか紹介してもらうということも可能です 自分の大学でなくとも 紹介者がいればOB OG 訪問として成立します ただし OB OG 訪問自体を禁止している企業や 人事からの紹介は一切しない企業もありますので注意しましょう Q6 就職するために資格は必要ですか? A6 持っていれば就職できるといった採用に直結するような資格はありません 企業では社内研修を行ったり 業務経験を積むことにより 人材を育成していきますので 入社後 必要な資格を取得すればいいのです ただ 学生時代に資格をとることにより 何かに打ち込んだ努力を評価される場合もあります Q7 履歴書は市販のものを使っていいのですか? A7 企業から 大学独自の書式 を求められない限りは市販のものでもかまいません 新潟大学独自の様式 ( 校章入り ) については 生協売店で購入できます 市販のものよりも自己 PR 欄等を広く設けており 就職活動には適しています なるべくこちらを使用することをおすすめします Q8 首都圏で就活中に履歴書が必要になりました 新潟大学様式の履歴書を買うことはできますか? A8 東京事務所にて大学指定の履歴書を購入することが可能となりました ただし東京事務所で金銭の受け渡しを行いませんので キャンパスに戻った際に生協購買部にて支払いとなります 利用については あらかじめ連絡をしてから出向くなどの決まりがありますので 詳しくはキャリアセンターにお問い合わせください Q9 書類選考が通りません 原因は? 対策は? A9 企業の担当者は 全国の学生から提出された 数多くの応募書類を選考しています 字は下手でも 中身を読んでみようかな と目を留めてもらえるかどうかにかかってきます そこで しっかり読んでもらえるワンポイントアドバイス 1 言いたいことを先頭に 括弧でくくるなど読みやすいように書く 2 自分のセールスポイントを持っているか 第三者の意見は説得力あり 自分のことを友人も と評価している 等を盛り込んだ自分を売りにする
3 企業研究は万全か? 志望動機は? 他社との比較検証を語ることができるように また自分がやりたい仕事に対する情熱を伝えられるように 4 自分という人間を他人に理解させる 何か を記載 面接の際 話題の中心になることも 5 印鑑はまっすぐに しっかりと押す 6 書類提出の前に キャリアセンター職員などにみてもらう 以上のことを基本に書類を作成してください そして記載後は コピーをとっておくことを忘れないように Q10 なかなか内定がもらえません A10 以下をチェックしてみましょう 1 自己 PRは万全か 自己分析はしっかりやっているか 2OB OG 訪問は成功したか 3 時間がなくても企業研究は充分行っているか 4 志望動機を自分の言葉で話せるか 5 内々定欲しさに 本来の自分を出せないでいるのではないか 6 提出書類に不備はないか 7 企業選択の枠を絞り過ぎていないか 中小企業でも業績の良い 将来性のある企業はたくさんある これまで興味のなかった企業にも目を向けるようにしているか 8 体調を整え メリハリのある行動を心がけているか なかなか内定がもらえず 何社も落ち続けると 自分が否定されているかのように思えてきて 落ち込んでしまうことも そうした時は一人で悩まず 家族や友人 キャリアセンター職員などに相談してみてください Q11 内定辞退はできますか? 方法は? A11 内定とは 企業が来年採用する学生を予約あるいは決定しておくことで 多くの場合は雇用契約の予約の意味を持ちます ただし文部科学省通知により 正式内定日は10 月 1 日以降とする ことが 企業側との申し合わせ事項で定められていて それ以前は全て 内々定 になります ただし いくら10 月 1 日以前だとしても 一度内々定を受けてしまえば あなたと企業の間で約束をしたということになり 辞退する場合は お詫び という形となります 辞退は企業にとって尐なからず迷惑なことです その企業には すでに先輩が働いていたり あるいは将来 後輩が受けることも考えられます また その企業が あなたと将来の取引相手となることだって有り得ますので 失礼のないよう誠意を持って対応してください 辞退の手順としては 1. 採用担当者に会うため電話にてアポイントを取る その会社に入社しないと決めたら 一刻も早く連絡を入れることが重要 2. 辞退の説明に伺いたい旨を伝える ( 直接出向いて説明し お詫びするのが原則 ) 3. 相手の指示に従う ( 電話で済む場合もあるが 辞退を文書で要求される場合もある ) なお 大学からの推薦書により受験している場合や 紹介者がいる場合は その企業を最優先にし 自由応募の企業を辞退することになります しかし どうしても辞退しなければならないときは 企業に連絡する前に 推薦者や紹介者 そしてキャリアセンターに相談してください
Q12 留年や就職浪人は新卒扱いになるのですか? A12 まず 内定がでないからといって安易に留年や就職浪人するのは危険です 翌年の面接では 留年 就職浪人した理由を必ず聞かれます やむを得ない理由で留年 就職浪人したのなら理解も得られますが 企業によっては 新卒扱い としない企業もあり 評価は下がってしまいます よって前年より入社試験を受けるチャンスが減ることになります Q13 もしなかなか内定がもらえなかった場合いつまで就職活動は続くのですか? A13 近年 通年採用や秋採用を導入する企業も多くなってきています もちろん2 次募集もありますので あきらめずに活動を続けましよう 実際 キャリアセンターには卒業間際まで求人のために企業の採用担当者が訪れます こういった求人は メールや掲示でお知らせしますのでチェックしてください 3 月 31 日までは新卒 早い遅いに関わらず同じ内定です あきらめずにがんばりましょう! また, 内定がなかなかでない場合は ひとりで悩まずキャリアセンターにお越しください Q14 内定も得ることができ, 就職活動を終わりにしようと思います 大学に対して何か報告する必要は? A14 進路が確定したら 進路内定届 を登録してください 企業や公務員. 教員等に採用が内定し 就職先として決定したとき または大学院等に合格し進学先として決定したときは 速やかに登録する必要があります 資格試験受験等のため就職しない場合でも 進路内定届 は登録してください 進路内定届 についてはキャリアセンターホームページの 諸届けについて のページを参照してください
2. 公務員 Q1 民間企業との併願は可能ですか? A1 民間企業一本の場合でも 多くの準備が必要となります 併願する人はこうした企業へ就職活動をしながら 公務員の筆記試験勉強を行うことになります かなりの労力が必要となることを 心に留めておいて下さい 併願する人は企業を早めにまわり 5~7 月は公務員試験に専念するというパターンの他に 公務員試験終了直後から企業の就職活動を始めるという手があります その場合 企業にだけ絞って活動している人より出遅れることは間違いありませんので それを取り戻すための懸命な情報収集と それまでの試験勉強をうまく取り込んだ志望動機作りが必要になります Q2 公務員と企業を併願していることを面接官に伝えていいのですか? A2 一概には言えませんが 企業へは 公務員を希望 と言わない方が 官公庁へは 民間も受けている ことを言っても差し支えない というのが一般的なようです 民間企業から内々定をもらった後に 公務員試験に合格して 企業の方を辞退する場合は 公務員の合格発表の時期が遅い分 後々トラブルが生じないように出来る限り速やかに かつ丁重に内定辞退の意志を伝えることが大切です Q3 公務員試験に落ちた後 企業の就職活動を始められますか? A3 はい 今は秋採用や 通年採用を行う企業も増えていますので 遅いスタートとはいえ あきらめることはありません 公務員試験を次年度再チャレンジするという考えもありますが 絶対合格するという保証はありません むしろ気持ちを切り替えて民間に目を向けてみると 案外あなたに向いている企業も見つかるかもしれません 迷った時にはキャリアセンターに相談に来てください Q4 公務員試験の準備はいつから始めれば良いですか? A4 公務員の筆記試験の科目は多く 準備は早いに越したことはありません 多くの先輩たちは 3 年生の後半から始めているようです 成績順に採用候補者名簿に登録される試験もありますので 早めに試験対策をし 高得点を獲得することが確実な採用に結びつきます Q5 いろいろな試験及び職種があり どういう職務を行っているかわかりません 調べる方法はありますか? A5 はい そうしたニーズに応えるために キャリアセンターでは毎年 12 月に 各省庁等学内合同説明会 を実施しています 県庁 市役所 環境省など 各省庁の方から直接 仕事内容などの話を聞くことができます また この日には省庁のパンフレットも入手できますので 公務員志望者には参加必至の説明会です その他にもホームページを見たり パンフレットを取り寄せるなどをし 情報収集してください なお キャリアセンターでも官公庁のパンフレットが閲覧できます
Q6 公務員試験の勉強は どのように進めたらいいでしょうか? A6 公務員採用試験問題集は 過去問題 を含め多くの書籍が出されています まずは過去問にあたり どんな問題が出されているのか確認しましょう そしてそれらの問題をテキスト等を使って勉強し その上で問題集を解いていくとよいでしょう Q7 公務員試験対策に予備校へ通うべきですか? A7 予備校に通えば効率のいい勉強方法などは教えてもらえるでしょう しかしお金もかかりますし. 新潟市内の予備校は多くはありません 問題集や通信教育で学習した先輩が多いようです ただ 各予備校等で模擬試験が実施されています 模擬試験は全国の自分の順位や 試験の時間配分を確認することができ 有効ですので 受けてみるとよいでしょう Q8 官庁訪問は絶対しないといけないのですか? A8 官庁訪問は国家 Ⅰ Ⅱ 種試験特有のものですが 官庁訪問 = 面接試験の意味を持ちます 国家 Ⅰ Ⅱ 種試験は多くの府省庁の合同試験なので 人事院が行う試験の他に 実際に働くことになる府省庁では官庁訪問の結果をもとに採用者を決めるのです ですからこの官庁訪問で良い評価を得なければ 合格をしても採用されないということも有り得ます なお複数の府省庁を訪問しても構いませんので スケジュールに気をつけ 興味のある府省庁には積極的に訪問してください
3. 教員 Q1 教員志望なのですが 新潟大学ではどのような支援をしていますか A1 キャリアセンター及び各学部等の支援については以下のとおりです キャリアセンター ( 全学部 研究科対象 ) 教員採用試験対策講座 を9 月から開講します また模擬試験も実施予定です なお 臨時教員の依頼があった時には 学生用メールアドレスあてに情報を流します 教職についての相談は 教育学部の教職相談窓口で 他学部学生も受け付けてもらっています 人文学部 4 月に教員志望者を対象に教員採用試験ガイダンスを実施します また教職についての相談は 就職担当教官が受けます 学務係では教職に関する単位等の問い合せに応じます 教育学部教員志望の学生を対象に 特別講座 学校教育の現状と課題 を開講しています 4 年次向けの講座は4 月 24 日 ~11 月 13 日の毎週木曜日 5 限に全 13 回の予定で開講しています また3 年次向けの講座は例年 10 月から1 月まで開講しています ぜひこれらの講座を受講して下さい 他学部の学生も受講できます なお 残念ながら教員採用試験に合格できず 臨時教員採用を希望する学生に対して 希望調書を配布し 調書に基づいて作成した名簿を各地域関係機関へ送付及び訪問等を行い 積極的に採用を働きかけていきます なお 教職相談窓口で教職についての相談を受けることができます 法学部 経済学部 現代社会文化研究科教員免許についての相談はその都度 就職担当教官が受けています また学務係では教職に関する単位等の問合せに応じます 理学部 農学部教員免許等の相談についてはその都度 就職担当教官が受けています また学務係では教職に関する単位等の問合せに応じます 医学部保健学科 3 年次の春に養護教諭希望者への説明会を行っています なお養護教諭コースは10 人までなので 希望者が多い場合 学内選抜を行います 工学部 4 月に教員免許取得のためのガイダンスを行っています 単位等についての問合せは学務係で応じます 自然科学研究科専修免許についての相談 問合せは 学務係で応じます
Q2 人物等に関する証明書 は誰に書いてもらえば良いのでしょうか? A2 新潟県には提出書類の一つに 人物等に関する証明書 があります これは 課題に対する取組の態度や責任感 など 細かい事項について教職員が書くこととなっています ですからゼミの先生等 あなたをよく知る先生から書いてもらいましょう Q3 集団面接での注意点を教えてください A3 教員試験で積極的に導入されている 集団面接 受験生の協調性 積極性 指導力の他 教育に対する考え方などを把握するにはピッタリということで すでに9 割方の都道府県で実施されています 以下の点に注意しましょう 1 目立とうとして しゃべり過ぎたり 突飛な意見を言ったりしないこと 2 逆にオドオドしたり 自分の意見を1 度も述べないことがないように 3 他人の意見にもよく耳を傾けておくこと 4 論旨を一貫させること 以上の点は 民間企業の集団面接やグループディスカッションでも同様です Q4 採用試験に不合格でしたが 臨時教員 非常勤講師にはどうしたらなれるのでしょうか? A4 まず 臨時教員 ( 常勤講師 ) 非常勤講師について説明します 教員には正採用の他に臨時教員 非常勤講師という職があります 臨時教員は産休代替等で正規の教員に欠員が出た場合に臨時的に採用され勤務します 期間の限定があるだけで労働条件は正採用の職員とほとんど変わりません 産休中の先生が持っていたクラス担任 部活顧問などを引き継ぐため 未経験者には負担も大きいかわりに 期末手当なども労働期間に応じて支払われます 一方 非常勤講師は 1 時間いくらという時間単位で授業のみを教えるのが一般的です 小学校では若い新卒の方に体育のみ担当してもらうために非常勤を依頼するなどのケースもあります 授業のみの指導のため負担は軽い分 雇用保険も入っていないので 身分は不安定です では臨時教員 非常勤講師のなり方ですが 多くの都道府県では 採用試験の際 また採用試験不合格後に 臨時教員 非常勤講師の希望の有無を聞いています 希望する者はその旨登録すると 空きがあった時に声がかかります ただ これも成績順に採用されることが多いので 採用試験の手を抜くわけにはいきません また教育実習に行った学校から 空きがあった場合に講師を依頼されることもあります これは実習中の態度が優れていたと評価されたと考えていいでしょう 教育実習も大切な就職活動の一環なのです なお 講師の依頼が来るのは 自宅近辺の学校とは限りません 特に非常勤講師には住居手当などもありませんので よく考えて受けてください