Taro-安代小3学年算数指導案

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第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい


○数学科 2年 連立方程式

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

単元名 算数第 2 学年安芸太田町立加計小学校指導者田尾佐智恵 かけ算 (2) ( 九九をつくろう ) 本単元で育成する資質 能力 伝え合う力 1 日時平成 29 年 1 月 19 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 2 学年男子 7 名女子 15 名計 22 名 3 単元名 かけ算(2) 九九をつ

国語科学習指導案様式(案)

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

(3) 指導観本単元は学習指導要領 A(3) 乗法についての理解を深め その計算が確実にできるようにし それを適切に用いる能力を伸ばす ア 2 位数や3 位数に1 位数や2 位数をかける乗法の計算のしかたを考え それらの計算が乗法九九などの基本的な計算を基にしてできることを理解すること またその筆算

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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< 教材の関連と発展 > (3) 指導について児童は かけ算 という言葉は知っている しかしながら 意味については ほとんど理解できていない 単元導入の遊園地のイラストから 同じ数のまとまり に着目させ かけ算を使う場面の理解を図る また 具体物や半具体物の操作や図などを使って乗法の意味理解を深める

イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

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第4学年算数科学習指導案

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

第 4 学年算数科学習指導案 平成 30 年 9 月 19 日 ( 水 )2 校時 名護市立大宮小学校 4 年 5 組 男子 17 名女子 13 名 計 30 名 授業者 嶺井 政次 年間指導計画の位置づけ 4 学年 9 月計画 1 単元名 2けたでわるわり算の筆算 ( 啓林館 ) 2 単元目標 2

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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第5学年  算数科学習指導案

中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

学年 :2 年単元名 :2. たし算のひっ算 -たし算のしかたを考えよう 1. 単元目標 :( 全 10 時間 ) 2 位数の加法の筆算の仕方について理解し 確実にできるようにするとともに それを用いる能力を伸ばし 加法についての理解を深める 考 表 動作化や図にかいて演算決定しようとする 既習事項

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

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(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

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2 単元名分数 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 分数の意味とその表し方について理解するとともに 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すときに分数を用いることができる (2) 評価規準 分数を用いると 整数で表せない端数部分の大きさや等分してできる大きさなどを表すことが でき

5 単元について 第 1 学年では これまで数の意味と表し方について いくつといくつ において 1 つの数を合成や分解により構成的にみることを学習してきた また 10 よりおおきいかず において 十いくつ を 10 といくつ ととらえる学習をしてきた このような見方は 繰り下がりのある減法の計算の仕

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第5学年2組 国語科学習指導案

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

第6学年 算数科学習指導案

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Taro-第1学年 算数科学習指導案

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4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

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★数学学習指導案最終(知的障害)

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るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

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第1学年国語科学習指導案

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

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○学部 ○○科 学習指導案

第 6 学年 1 組 算数科指導案 平成 年 月 日 ( ) 指導者 在籍児童数 名 1 題材名場合を順序よく整理して 2 題材について本題材では, 具体的な事柄について, 起こり得る全ての場合を適切な観点から図や表などを用いて分類整理し, 落ちや重なりがないように調べることができるようにすることを

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

Taro-【HP用】指導案.jtd

基礎と活用 ( 正答率 ) 基礎 活用 基礎 活用 本市小 ( 前年度比 ) (-0.6) (-1.9) 全国比 観点別 ( 正答率 ) 観点 意欲 態度 考え方 技能 知識 理解 本市小 ( 前年度比 ) 67.5 (-0.9) 70.2 (-1.) 7.5

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

理科学習指導案

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第6学年2組 算数科 学習指導案

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

3 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 4 単元の評価規準ア算数への関心 意欲 態度 イ数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能 エ数量や図形についての知識 理解 速さを 単位量当たりの大きさなどを用いて数値化したり 実際の場面と結びつけて 生活や学習に活用したりしようとし

国語科学習指導案

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

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自分の考えを構築できるような手立てを講じる必要があ最終的には 相手意識を持って自分の考え を他者にわかりやすく説明できる児童を育成していかなければならないと考え 本単元を学習するにあたり レディネステストとアンケート調査を実施したところ 以下のような結 果となった レディネステスト (H.0.9 実

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

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1 単元名かけ算のしかたを考えよう 第 3 学年算数科学習指導案 日時平成 23 年 10 月 6 日 ( 木 )5 校時児童数男子 13 名女子 6 名計 19 名指導者鈴木謙二 2 単元の目標 2 位数や 3 位数に 1 位数をかける乗法の計算について理解し その計算が確実にできるようにするとともに それを適切に用いる能力を伸ばす 関心 意欲 態度 2~3 位数 1 位数の筆算の仕方について 乗法九九などの基本的な計算を基にでき ることのよさに気づき 学習に生かそうとする 数学的な考え方 2~3 位数 1 位数の筆算について 数の構成や既習の乗法計算を基に考え 表現し たりまとめたりすることができる 技 能 2~3 位数 1 位数の乗法の筆算の手順を基にして 計算が確実にできる 知 識 理 解 2~3 位数 1 位数の乗法の筆算の仕方について理解する 知 識 理 解 乗法の結合法則を理解する 3 単元について (1) 教材についてこれまでの学習は 第 2 学年で乗法九九について また 3 学年の第 1 単元は 乗法九九の見直しの学習として 交換法則 a b=b a や乗数が 1 ずつ増減するとき乗数と積の変化の関係 a (b±1)=a b±a を含む分配法則 (a±b) c=a c±b c さらにそれを活用して 被乗数や乗数が 10 の乗法や被乗数が 10 より少し大きい数の乗法であった 本単元では 被乗数が何十 何百の乗法 すなわち 20 3 や 300 5 などの計算は 10 や 100 を単位として考えれば 1 位数同士の乗法 ( 乗法九九 ) に帰着できることを理解し 活用して計算できるようにすること さらに 上記の計算を基礎として 2 位数 ~3 位数 1 位数の計算を導入し 乗法の筆算形式とともに その計算の原理や手順についての理解を図り 乗法の意味や分配法則を活用していくことをねらいとしている そこで 乗法の意味 (1 つ分の数 いくつ分 = 全部の数 ) の理解を確実にすること および児童が分配法則を活用して計算の仕方を作り出すことに力を入れていく また 本単元での学習は 第 16 単元の 2 位数 ~3 位数 2 位数の計算の基礎にも当たるので 筆算の原理理解とともに 計算技能も十分に高めていくこともねらいのひとつとなっている (2) 児童について児童は 全体的に習熟を図るための教科書問題やプリント学習等には意欲的で 集中して取り組むことができる 一方新しい学習内容については 興味 関心が高く積極的に学習を進め考えを説明したい児童と 難しいと感じると意欲をなくし消極的になってしまう児童に分かれる このことは やり方が分かった問題を処理していくことについてはとても意欲的だが 未知の問題に対して 既習内容を生かして問題を解決していくことに苦手意識をもつ子も少なくないと考えられる また 発表意欲はあっても 筋道を立てて伝わりやすく話したり 友達の考えを聞いたりするすることが苦手な傾向があり 発表者が考えを十分に伝えられなかったり 聞く側が理解していなかったりすることがある 本単元に関わるレディネステストの結果は次の通りである 児童の実態調査 3 年 かけ算のしかたを考えよう レディネステストの結果より (9 月 7 日 19 名実施 ) 問題のねらい正答率誤答例 1 乗数または被乗数が 0 の乗法ができるか 100% 2 乗数または被乗数が 10 の乗法ができるか 100% 3 商が 0 の時 乗数または被乗数が 0 であることが分 100% かるか 4 交換法則 (a b=b a) が理解できているか 100%

5 乗数が1 増減すると 商は被乗数分増減することが理解できているか 6 1つの乗法を2つにわけて ( 分配法則 ) 計算するこ 95% 4 6 の答えは 4 5 の答えより 1 大きい 8 7 の答えは 7 8 の答えより 1 小さい 91% 14 3=10 3+3 3 とができるか 14 3=7 3+7 3( 図と違う ) 7 ( 未習内容 ) 何十 1 位数の計算ができるか 68% 40 6=120,40,36 あまり 4,260,84 8 ( 未習内容 )2 位数 1 位数の計算ができるか 53% 23 4=32,62,22,72,52,93 このレディネステストでは 1~4 の乗数または被乗数が 0 10 の計算や 交換法則 (a b=b a) の理解については児童全員が正答であった しかし 5 の乗数が 1 ずつ増減するとき乗数と積の変化の関係 a (b±1)=a b±a や 6 分配法則 (a±b) c=a c±b c については数名理解が十分でないこが分かった 未習内容についてはほぼ半数の児童が既習内容を使うなどして解くことができたが 除法と混乱している児童もいた これらのことから 問題をテープ図を使って表して意味を捉えさせたり 1 つの乗数または被乗数を 2 つにわけて計算すること ( 分配法則 ) などを想起させることが大切だと考えられる 4 学習指導計画 ( 全 15 時間 ) 小評価規準単時主な学習内容元関心 意欲 態度数学的な考え方技能知識 理解 1 1 プロローグ 九九表の空欄の数の求め方を考える活動を通して, 被乗数の数範囲を拡張した乗法への興味 関心を高め 何 るようにする 十 何 何十, 何百に1 位何十, 何百 1 位数 百 数をかける乗法計の計算の仕方を, の 算の仕方 数の相対的な大き か 2 さや, 既習の乗法 け 九九の計算を基に 算 して考えようとし ている 2 1 2 位数 1 位数 ( 部 2 位数 1 位数の筆算 2 位数 1 位数の筆算 分積がみな1 桁 ) の仕方を, 既習の乗 形式の書き方や手順 2 2 の筆算の仕方 法九九などを基に, を理解している け 具体物や図, 式を用 た いて考え, 説明して の いる 数 3 2 位数 1 位数 ( 一 2 位数 1 位数 ( 一 に の位の数との部分 の位の数との部分 1 積が2 桁 ) の筆算 積が2 桁 ) の筆算が け の仕方 できる た 4 2 位数 1 位数 ( 十 2 位数 1 位数 ( 十 の の位の数との部分 の位の数との部分 数 積が2 桁, 及び部 積が2 桁, 及び部分 を 分積がみな2 桁 ) 積がみな2 桁 ) の筆 か の筆算の仕方 算ができる け 5 2 位数 1 位数 ( 部 2 位数 1 位数 ( 部 る 分積を加えたとき 分積を加えたとき 計 に百の位に繰り上 に百の位に繰り上 算 がりあり ) の筆算 がりあり ) の筆算 の仕方 ができる

3 1 3 位数 1 位数 ( 部 3 位数 1 位数の筆算 分積がみな1 桁 ) の仕方を, 既習の乗 3 本 の筆算の仕方 法九九や2 位数 1 位 け 時 数の計算の仕方を基 た に考え, 説明してい の る 数 2 3 位数 1 位数 ( 一, 3 位数 1 位数の筆 に 十の位の数との部算の仕方を, 既習 1 分積が2 桁 ) の筆内容と結びつけて け 算の仕方 考えようとしてい た る の 3 3 位数 1 位数 ( 部 3 位数 1 位数 ( 部 数 分積がみな2 桁, 分積がみな2 桁, 及 を 及び部分積を加え び部分積を加えた か たときに繰り上が ときに繰り上がり け りあり ) の筆算の あり ) の筆算がで る 仕方 きる 計 4 3つの数の乗法を1 乗法の結合法則を理 算 つの式に表せるこ 解している と 乗法の結合法 則 4 1 ある量の何倍かに 数量の関係を, テー ある量の何倍かにあ 倍 あたる数を求める プ図などを活用して たる数を求めるとき の こと 工夫して考え, 表現 には乗法を使うこと 計 している を理解している 算 1 学習内容の適用 学習内容を適用し 学習内容を適用し ま 習熟 て, 問題を解決し て, 問題を解決す と ようとしている ることができる め 2 学習内容の定着の 基本的な学習内容を 確認身につけている 3 発展 巻末 p.119の おもしろ問題にチャレンジ! に取り組み, 単元の学習内容を基に2~3 位数 1 位 数のかけ算についての理解を深める 5 本時の指導 (1) 本時の目標 3 位数 1 位数の計算の仕方を考え 筆算をすることができる (2) 研究との関わり 1 考えるきっかけ について自力解決の際 既習 (2 位数 1 位数 ) の筆算のしかたから推測させて 未習 (3 位数 1 位数 ) の筆算をし その答えが正しいかどうかという問いを持たせることで 追求意欲を高めると共に 位をわけるという計算の意味について考えを深めさせるきっかけとしたい 2 互いの考えの共有する場 について自力解決後まずペア学習をする その際には 発表のしかた を元に発表させることで筋道を立てた話ができるようにするとともに 聞き手側にとっても内容を的確に捉えやすくするようにする 発表の際には 式や表などを指し示しながら発表することで 自分の考えを確かめるとともに 聞く相手にも伝わりやすくする 全体発表の場では 式や表を見て友達の考え方を推測できた児童にも発表させることで 自分の考えだけでなく 他の考え方に気づかせたり共通点などを見いだすことができるようにしたい また 自力解決から出てきたやり方と筆算を比較させることにより 筆算では効率よく位を

わけて計算していることに気づかせ 考えの共有を図りたい (3) 本時の展開過学習活動教師の働きかけ ( ) 程 ( 予想される児童の反応) ( 主な発問 評価 ) 1 問題場面を知る 1mのねだんが312 円のリボンを3m 買いました つ代金はいくらですか テープ図を使いながら 本題 を把握させる 312 円か む 0 1 2 3(m) どのような式を立てればいい 式 312 3 でしょう 5 壁面掲示の問題と比較させ 分 既習の問題と比較する 本時の課題を考えさせる 2 学習課題をつかむ 今日の課題はなんですか 3けた 1けたの計算のしかたを考えよう 3 解決を図る 筆算で解けるでしょうか (1) 筆算をしてみる 未習の筆算をさせ その答 312 312 えは正しいかどうかという問 3 3 いを持たせ 追求意欲を高め考 936 126 る < 視点 1> 答えが正しいかどうか考える (2) 見通す え 方法の見通し どんな方法でやってみれば確 式 (300 と10 と2をくらいごとに計算 ) かめられますか 位取り表 (300 と10 と2をくらいごとに計算 ) 既習の2 桁 1 桁のかけ算の際にどのような方法で解いたか思い出させる る 結果の見通し どれぐらいになるでしょうか 300 3=900 900 より大きくなる 300 3=900をよりどころに考えさせる (3) 自力解決を図る はやく終わっている子には 式で 他の考え方でもやってみるように促す 300 3=900 自力解決が困難な児童は集め 28 312 10 3= 30 て 2 位数 1 位数の計算を 分 2 3= 6 どんな方法でやったかもう一 答え936 円 度確認する 位取り表で百 十 一 300 3= 900 10 3=30 2 3=6 900+30+6=936 答え 936 円 自分の考えを説明させる

4 検討を加える 自力解決したことについて発表する ペアで発表する 全体で発表する それぞれの考え方の共通点を確認する 100の位 10の位 1の位をそれぞれ計算している 筆算のなかに 位をわけて計算している部分がないか検討する ペアごとに 発表のしかた にしたがって 表や式などを指し示しながら説明し合うことで 考えを伝えやすくする また 友達の考えを推測して発表する事で 考えを広げる < 視点 2> みんなの考えた計算のしかたが 筆算の中にありませんか 筆算の中に発表された考えが使われていないかどうか検討することで 筆算は効率よく位をわけて計算していることに気づかせ 考えの共有を図る < 視点 2> 筆算のなかで 百の位 十の位 一の位をわけて計算していることに気づかせる 3 位数 1 位数の計算の仕方を 2 位数 1 位数の計算の仕方を基に考えている C への手立て 2 位数 1 位数の計算の仕方をどのようにやったか 壁面掲示で思い出させたり 集めて指導したりする ま 5 学習のまとめをする あらためて筆算の仕方をまと ひっさんのしかた める 312 1 一の位 三二が6 と 3 2 十の位 三一が3(30) 936 3 百の位 三三が9(900) め 3けた 1けたの計算も 位ごとにわければ計算で 今日の学習をふりかえりなが きる らまとめさせる る 6 練習問題を解く P100 1 12 7 本時の学習をふり返る ノートに分かったことやできる 分 簡単な感想を書く ようになったことなど感想を書か せる 8 次時の学習内容を知る

6 板書計画 も 1 m のねだんが 3 1 2 円のリ か ボンを 3m 買います 代金はいくらですか 312 0 1 2 3(m) 式 312 3 3 けた 1 けたの計算のましかたを考えよう 312 3 936 答え936 円 300 3=900 10 3=30 2 3=6 筆算のしかた 312 1 一の位 三二が6 3 2 十の位 三一が3 936 3 百の位 三三が9 3けた 1けたの計算も 位ご とにわければ計算できる じ み式位取り表 れ 300 3=900 312 10 3= 30 2 3= 6 936 答え 936 円 百十一 300 3 10 3 2 3 =900 =30 =6 2 1 2 4 8 4 8 位ごとにわける 900+30+6=936 答え 936 円