○ ○ 科 学 習 指 導 案

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○ ○ 科 学 習 指 導 案

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

○ ○ 科 学 習 指 導 案

○ ○ 科 学 習 指 導 案

題材の目標及び評価規準 題材の目標 段ボールの折り曲げ方や組合せ方を試したり見付けたりして, つくりたいものをつくることができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 段ボールという材料を 段ボールという材料を 段ボールという材料の 互いの表し方のよさや いろいろ

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にウ 表したいことに合わせて, 材料や用具の特徴を生かして使うとともに, 表し方を考えて表すこと に重点を置いて設定している 粘土の立ち上がらせ方を工夫し, 切り糸やかきベラなどを用

題材の目標及び評価規準 題材の目標 多様な方法で模様をつくった紙を友達と交換し, コラージュ ( 貼り絵 ) の技法を用いて表したいことを絵に表すことができる 評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 模様づくりのいろいろ 模様づくりの技法か 色や模様の特徴を生か 紙

4 目標及び評価規準 (1) 目標 光源 材料や身近な場所 空間の特徴をもとに 思いついたり つくり方を考えたりして活 動することができる (2) 本題材における [ 共通事項 ] 光と影の効果を試しながら 形や色 奥行きなどの造形的な特徴をとらえ それらをもとに 活動のイメージをもつ (3) 本題

(2) 題材の系統 1 2 年上 1 2 年下 3 4 年上 3 4 年下 5 6 年上 5 6 年下 A 3 飾るも ひかりの くっつき 光と色の ゆめいろ クルリン 布と枝の 表 のを作る くにのなか マスコッ ファンタジ ランプ 劇場 コンサー 現 工作題材 またち ト ー ( 線が包ん ト

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

きるようにしたい そのため 授業時間以外にも児童が光の性質や魅力について気付くことができるように 教室に光を試す場を設定する LED ライトやペンライト 光を通す材料などを展示し児童がそれらの材料を試すことができるようにすることで 改めて光の効果や映し出される形や色について関心をもつことができるよう

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 5 学年及び第 6 学年の内容 A 表現 (2) を受け, 特にア 感じたこと, 想像したこと, 見たこと, 伝え合いたいことから, 表したいことを見付けて表すこと, 共通事項 イ 形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に

題材について 本題材は, 小学校学習指導要領図画工作第 3 学年及び第 4 学年の内容 A 表現 (1) を受け, 特にア 身近な材料や場所などを基に発想してつくること, イ 新しい形をつくるとともに, その形から発想したりみんなで話し合って考えたりしながらつくること に重点を置いて設定している 切

2 導入時は題材の最初の時間は15 分以内 その他は5 分以内とし 製作の時間を充分に確保する 3 展開 において プレ題材 を実施し B4の1/4サイズの版木で彫刻刀による彫りやバレンを使った刷りを体験させ 彫刻刀の使い方や安全指導 刷りの際のインクの量やバレンの使い方を指導する 仮説 2 手立て

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

仮説 1 導入 の工夫や 展開 において豊富な材料 技法を体験させることにより児童は 感性を働かせ 自ら学ぶことができるであろう 手立て 1 教科書を効果的に活用して 課題をわかりやすくおさえられるように工夫し 興味 関心を高め 児童が活動の見通しをもてるようにする 2 導入は 題材の最初の時間は1

(2) 本題材を指導するに当たって本題材は 材料の組合せによって変化する光のよさや面白さなどを味わう題材である 題材を指導するにあたっては 児童が和紙や色セロハンなどの光を透過する材料で自分の気に入った色や模様をペットボトルに施し 天井や壁などに映る光や影のよさや面白さなどを感じ取りながら活動できる

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第 学年 図画工作科学習指導案

平成 30 年度なごや小学校努力点推進計画 1 研究主題なかまとともに感性輝くなごやっ子 (1 年次 ) 2 研究主題について本校では 昨年度までの努力点研究において 道徳や特別活動の時間を中心に 子ども一人一人の成長と互いの認め合いをめざすことで 子ども自らが なごや小でよかった と感じられるよう

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評価規準 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 自分の分身をアクショ アクションペイントかンペイントで飾ったり, ら生まれる偶然の形や空間をイメージしたり線, 色を生かし, 表したすることを楽しもうといことを思い付いていしている る 段ボールに自分の姿を 写し取り, 切り抜

○年○組 □□科学習指導略案

< 復興教育 (3つの教育的価値) との関連 > 1 生命の大切さや心のあり方について いきる 3 価値ある自分 との関わり対話的鑑賞を通して, 自分の思いを表現し開示すること ( 見る, 聞く, 話す ) の喜びを積み重ねていく また, 互いに認め理解し合ったり, アドバイスし合ったりすることで,

や友達のよさに気付かせたい また, 気付いたことが今後の成長にどのように生かしていけるのかを 考えさせたい 単元の目標 身近な材料を使って, 工夫して動くおもちゃをつくることに関心をもち, 遊びを工夫して, みんなで楽しく遊ぼうとしている 生活への関心 意欲 態度 身近にある材料を使って, 動くおも

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第 学年 組 図画工作科学習指導案

きるか, 必要なものを取捨選択したり, 試したり見立てたり工夫したりしながら, 自分が選んだおもちゃや楽器をつくる できたおもちゃや楽器を交流し, 友達とアドバイスしあいながら, 改良したり, 遊び方を工夫したりして, よいものにしようとする おもちゃフェスティバルを開き実際に遊び, みんなが楽しく

第 学年 組 図画工作科学習指導案

種類の違う木材を用意することによって意欲的に活動に取り組ませ, 材料との出会いをきっかけに表 したいものが明確になるよう工夫していきたい 本題材の指導に当たって実施したアンケートの結果は, 以下のとおりである 1 工作 をするのが好きですか 好き 100% きらい 0% 考えたりつくったりするのが楽

理解させた上で活動させたい 児童たちの意欲を大事にし 自分の思いが自信を持って伝えられ 鑑 賞することの楽しさを十分味わわせたいと考える また お互いの考えを素直に受け入れられるよう な温かい雰囲気の授業にしていきたい (2) 本題材を指導するにあたって本題材は 絵をよく見て 絵について友だちと話し

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上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

つくる ということは知らせない 児童によっては, これが頭 というように使 う箱を固定してしまったり, 家で こんなロボットにしよう と構想したりすると 見立て遊びによる発想の広がりが意味をもたないものになってしまうことがある 自分が集めた材料を幾度となく組み合わせ, 組み替えていく中で新たな発見を

Taro-6学習指導案(事例①小学校

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Microsoft Word - t2gika1.doc

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<小学校 生活科>

共通事項 (1) A 表現 及び B 鑑賞 の指導を通して, 次の事項を指導する ア自分の感覚や活動を通して, 形や色などをとらえること イ形や色などを基に, 自分のイメージをもつこと A 表現 (1) 造形遊び の評価規準に盛り込むべき事項 造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能 身

また 友だちの家へ行き来をしたりして遊んだり 相談しながら町づくりを進めたりするこ とで友だち同士の交流も深めることができる題材と考える 指導について指導にあたっては 事前に学習内容を伝え 家庭で空き箱集めをさせることで本題材へのイメージや意欲を高めさせたい また 制作にあたっては子どもたちの思いが

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

第○学年 ○○科指導計画

「粘土で作るモンスタ-」指導案19年度

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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○数学科 2年 連立方程式

工夫させたい そのために友達の作品や用意した資料から発想を広げさせたい また カ ッターナイフを使うので 安全面にも十分に留意して製作できるようにしたい 素材自分いろがみ カラードフォルム 画用紙 和紙 色がみ セロハン モール 紙テープ 不織布 木の枝 実などの自然素材 そのほか児童が自分で準備を

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

解答類型

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

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表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

3 研究課題と研究の手だて (1) 研究課題 音楽から感じ取ったことや表現したい思いを伝え合う活動の充実 研究主題 児童一人ひとりが生き生きと学ぶ授業の創造 ~ 主体的な言語活動の工夫 ~に基づき 児童一人ひとりが楽曲を聴いて 感じ取ったことや表現したい思いを伝え合うことにより 音楽に対する自分の思

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

第○学年 ○○科指導計画

国語科学習指導案

国語科学習指導案様式(案)

3 題材の目標 (1) 拍子やリズムの特徴を感じ取りながら 拍を感じて歌ったりリズム唱したりして 拍やリズムについて理解する 知識及び技能 (2) なかなかほい でリズムを感じて歌い遊ぶことを通して 音楽の構造を理解し 反復や変化などの音楽の仕組みを生かして まとまりのあるリズムをつくる 思考力 判

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

< 児童のアンケートより > 音楽の学習について 好きな領域 鑑賞器楽歌唱 好きな領域 (3) 指導観本題材の流れのように 楽曲に出会う 楽曲を理解する 自分なりに感じる めあてに向かって鑑賞 表現するという一連の活動は 自分の思いと友達の感じ方や思いを共感したり 比較したりすること

Taro-12事例08.jtd

第 学年 組 図画工作科学習指導案

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

学習評価の進め方(図画工作)

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

4 学習指導案 第 5 学年 1 組図工科学習指導案 1 題材名 4 コマで考えて交流しよう 平成 21 年 10 月 15 日 在籍児童数 32 名 2 題材について (1) 児童の実態本学級の児童は図工が大好きである ほとんどの子が夢中になって作品づくりに取り組んでいる しかし どんどん進められ

2 研究の実践 (1) 研究対象小学校 3 年生題材名 ザクザク きって! サクサク くんで!! (2 時間計画 ) 題材のねらい段ボールと用具の特徴を感じ 段ボールを切って組み合わせる活動を通していろいろな形をつくりだしている また 友達と交流しながら 組み合わせた段ボールの形から発想したり 組み

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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総合的な学習の時間指導案

第1学年3組 生活科学習指導案

できる また, 集団での活動のため, 友達と仲よくし, 助け合う必要性が出てくる 本題材では, 児童は紙をつなぐ中で形を見付け, 自分が作りたい形のイメージを広げていく つくりたい形に合わせて紙の形や色などを工夫したり, つなげ方を工夫したりしていってほしい また, 友達とつなげていくことで活動を広

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

第2学年1組 図画工作科学習指導案

本時では, 鑑賞する際に着目する [ 共通事項 ] を4つ示し, 強弱 を必ず手がかりとすることに加え, 音色 リズム 旋律 のいずれかを生徒自らが選択し着目することとした そうすることで, 個々の生徒のレベルに応じた学習となり, 努力を要する 状況と判断した生徒にも無理のない学習活動となると考える

<小学校 生活科>

Microsoft Word - 平成28年度 第2回模範授業指導案(金田 指導案)

Transcription:

第 5 学年図画工作科学習指導案 題材名 : 試して, つくって, 段ボール 1 日 時 平成 29 年 10 月 4 日 ( 水 ) 第 5 校時 2 学 年 第 5 学年 1 組男子 4 名女子 5 名計 9 名 3 場 所 第 5 学年 1 組教室 4 指導者 三原市立沼田西小学校篠﨑明音 学校教育目標 自ら伸びる 児童の育成 みる かく つくる 段ボールという材料をいろいろと試すことから, 材料としての可能性に関心を持ち, 表現を楽しむことができる 友達と作品を認め合いながら一つの街をつくることができる de 人づくり 学級で段ボールの街をつくることを通して, 一人では難しいことでも, 友達と力を合わせるとできるということを経験し, 協力することのよさを実感する 題材について 本題材は, 小学校学習指導要領の第 5 学年及び第 6 学年の目標 (2) 材料などの特徴を捉え, 想像力を働かせて発想し, 主題の表し方を構想するとともに, 様々な表し方を工夫し, 造形的な能力を高めるようにする に基づいている 内容面では,A 表現 (2) の イ形や色, 材料の特徴や構成の美しさなどの感じ, 用途などを考えながら, 表し方を構想して表すこと 共通事項 イ形や色などの造形的な特徴を基に, 自分のイメージをもつこと に重点を置く 本題材は, 段ボールという材料をいろいろと試し, 材料としての可能性を見付けて作品を作り, さらに友達の作品と組み合わせて一つの街をつくることを通して, 段ボールを使った表現を楽しんだり, 友達と協力して一つの作品をつくることのよさを実感したりすることに適した題材である 段ボールは, 組み立てて箱にしたり, 開いて板にしたりすることができるだけでなく, 切ったり, 丸めたり, 水に浸したりと, 大きさや強度を変えることが可能で, 児童が様々な表現を楽しむことができる材料であると考える また, 学級で一つの大きな作品をつくることを通して, 互いの表現のよさや, 協力することのよさを感じることができると考える

児童の実態について 図画工作に対する意識を客観的に把握するため, 次のようなアンケートを 9 月下旬に行った 結果は次の通り である 4 とても当てはまる 3 まあまあ当てはまる 2 あまりあてはまらない 1 全くあてはまらない ( 児童数 9 名 )(%) 項目 4 3 2 1 1 図画工作科の授業は好きですか 44 56 0 0 2 様々な材料や道具を使って遊ぶのは好きですか 100 0 0 0 3 物をつくることは好きですか 89 0 11 0 4 絵を描くのは好きですか 45 22 22 11 5 自分らしい作品をつくることができていますか 56 33 0 11 6 どんな作品をつくりたいかアイデアが浮かびますか 78 11 0 11 7 つくる時, 形や色を工夫しますか 45 22 33 0 8 友達と活動するのが好きですか 89 0 11 0 9 作品を観るのは好きですか 0 0 89 11 10 作品を観て, 感じたことを自分の作品に生かそうとしていますか 45 11 33 11 アンケートの結果から, 本学級の児童は図画工作科の授業が好きだということが分かる しかし, 鑑賞は好き ではなく, 児童からは, 作品のよさやおもしろさは言えるけれど, その活動自体は面白くないという意見が挙が った また, 作品を観て, 感じたことを自分の作品に生かすことに関しては, 他の人の作品のよさを取り入れよ うとしても, その人の作品のようにはならないから自分らしくつくりたいという意見が挙がった 5 月に行った 飛び出せ! 自分マーク では, 遠近法を用いていろいろな表現を試すことができた また, 表 現したいことがあるものの上手く表現できないという悩みを相談しアドバイスし合うことができた しかし, 話 し合いが一方的になりがちで, お互いの考えを深め合うということは難しかった どのように表現したらよいか なかなか思い付かなかった児童は, アイデアコーナーに行き, 積極的に友達の考えを参考にしようとし, 最終的 にすべての児童が自分なりに作品づくりをすることができていた みる かく つくる のポイント 指導に当たっては, まず一次で段ボールを使った造形遊びを行い, 様々な可能性を見付けられるようにする 段ボールの形を変えるだけでなく, 刷毛や手でポスターカラーを段ボールにつける活動も行い, 成果物を二次の活動に用いるようにする 二次では, 一次の成果物と, 新しい段ボールを用意し, 街づくりをする 段ボールタウンにあったらいいと思う建物や, 施設などを表していくようにする できた作品を街に置く際に, 友達の作品や場の関係などを考慮し, 配置を考えている児童を認め, みんなで一つの街をつくるという意識を高めるようにする 活動の途中で, それぞれがどのような街をイメージして, どのような活動をしたか共有する時間をとり, その後の活動に, より一体感をもって取り組めるようにしたい 三次では, 完成した街を鑑賞し, 個々の作品のよさやおもしろさと, 街としてのよさやおもしろさを感じ取らせたい さらに, 感じたことを友達と話し合い, 共感したり, 自分の考えを確かにしたりすることができるようにする

題材の目標及び評価規準 題材の目標 段ボールという材料をいろいろと試すことから, 材料としての可能性に関心を持ち, 表現を楽しみ, 友達と作品を認め合いながら一つの街をつくることができる 評価規準 育成しようとする造形への関心 意欲 態度発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力 段ボールという材料をい 段ボールという 段ボールとい 友達の作品や, ろいろと試すことから, 材料をいろい う材料のよさ 完成した街の 共感力 材料としての可能性に関 ろと試すこと を生かして, よさやおもし 心を持ち, 表現を楽しも から, 材料とし その使い方や ろさを味わう うとしている ての可能性を つくり方を工 ことができ 友達と作品を認め合いな 見付け, 発想し 夫することが る がら一つの街をつくろう ている できる としている 本題材において育成しようとするとのかかわり 本校で育成したいは, 知識 スキル 1 2 自己表現力 意欲 態度 3 主体性 積極性 4リーダーシップ 価値観 倫理観 5 共感力の 5つである そのうち, 本題材で重点的に指導したいは以下の 2 点である 育成したい 本題材の学習を通して目指す姿 ( ) と育成するための支援 工夫 ( ) スキル 価値観 倫理観 1 どんな街をつくりたいか考え, イメージを共有し, その街をつくるために, 段ボールの使い方や作品の配置等をいろいろに試すことができている みんなで一つの街をつくるということを意識して活動している児童を認め, 一体感をもって活動に取り組む雰囲気をつくる 街づくりの活動の前に, 造形遊びの時間を取り, 段ボールという材料自体を楽しむ時間を十分に確保する 5 共感力 友達の作品を見て, よさやおもしろさを感じ取り, 自分の表現に取り入れたり, 完成した街を鑑賞して, みんなで一つの作品をつくることのよさを感じたりしている 活動の途中で, 友達の作品を鑑賞したり, 話し合いをしたりして街のイメージについて共有化する時間をとる 鑑賞をする際に, 友達の作品 ( 部分 ) と, 街 ( 全体 ) についてという視点を与えるようにする

指導と評価の計画 ( 全 3 時間 ) 次 学習内容 評価の観点関発創鑑 評価規準 ( 評価方法 ) 育てたい 段ボールという材料をいろいろと試して, 思い付いた 段ボールという材料をいろいろと試すことから, 材料 ことを表現する としての可能性に関心を 持ち, 表現を楽しもうとし 1 ている ( 行動観察 ) (1) 段ボールという材料をいろいろと試すことから, 材料 としての可能性を見付け, 発想している ( 成果物 ) 段ボールという材料をいろいろと試しながら, 友達と 友達と作品を認め合いながら一つの街をつくろう 協力して段ボールの街を としている ( 行動観察 ) つくる 2 (2) 段ボールという材料のよさを生かして, その使い方や つくり方を工夫すること ができる ( 行動観察 作品 ) 3 (1) 完成した街を鑑賞し, 感じ たことを話し合う 友達の作品や, 完成した街のよさやおもしろさを味わうことができる ( 発言 ワークシート ) 共感力 本時の学習 (1) 本時の目標 段ボールという材料をいろいろと試すことから, 材料としての可能性に関心を持ち, 表現を楽しみ, 友達 と作品を認め合いながら一つの街をつくることができる (2) 準備物 ( 教師 ) 段ボール, 段ボールカッター, カッターナイフ, 両面テープ, 粘着テープ, 接着剤, バケツ ( 児童 ) はさみ

(3) 本時の学習展開 学習活動 指導上の留意点 ( C と判断される児童に対する手だて ) 評価規準 ( 評価方法 ) 育てたい 1 前時の活動を想 段ボールで遊んだり, 一つの作品をつく 起する ったりしたことを通して, 段ボールをい ろいろに試したことを想起させる 2 本時の課題を確 みんなの作品を使って, 一つの大きな街 認する をつくることを知らせる 段ボールをいろいろに試して, 段ボールタウンをつくろう 3 段ボールタウン をどんな街にした いか話し合う 自分たちがどんな街をつくりたいか話し 合い, イメージを共有する 4 段ボールタウン をつくる もっとあった方がいいと思うものを, 段ボールの表現をいろいろに試しながらつくり, できた作品を街に置く つくりたいものが思い付かない児童には, 友達の活動を参考にするよう声かけをする 段ボールという材料のよさを生かして, その使い方やつくり方を工夫することができる ( 行動観察 作品 ) 5 途中鑑賞を行う 現在の街の様子を確認し, よさを認め合 う そして今後どのようにしていきたい か, それぞれの考えを交流する 6 鑑賞したことを生かして, 再び段ボールタウンをつくる 7 本時のまとめをする 鑑賞したことを生かして, 配置を考え直したり, さらに新しい作品をつくったりする 続きの活動が難しい児童には, もう一度街全体を見渡していいなと思うところや付け足したいと思うところがないかを探すよう声かけをする 本時の活動を振り返り, まとめをして, 次時の鑑賞に生かせるようにする 友達と作品を認め合いながら一つの街をつくろうとしている ( 行動観察 ) 段ボールをいろいろに試したり, 友達と話し合ったりして みんなで段ボールタウンをつくることができた