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第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

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問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

() 土地の総面積 利用目的別面積 所有する土地の面積は 最小で 90 m 最大で,400m であり 00~400 m との回答が最も多い 駐車場としての利用では 月極駐車場が 309 台分 日貸駐車場では 5 台分となっている 所有する総面積 00m以下 m未満 m未満

01 公的年金の受給状況

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1 住みかえ派の 90.3% リフォーム派の 86.9% が シニアライフを送る住まいに 満足! シニアライフを送る 現在の住まいに対して 住みかえを行った人の 90.3% リフォームを行った人の 86.9% が 非常に満足 (100 点 ) または まあまあ満足(75 点 ) と回答し いずれも満

目次 Ⅰ. 調査概要 調査の目的 調査方法 回収状況 調査項目... Ⅱ. 調査結果の概要 回答者自身のことについて 回答者の日常生活について 居住地域について 居住歴について.

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1. 多変量解析の基本的な概念 1. 多変量解析の基本的な概念 1.1 多変量解析の目的 人間のデータは多変量データが多いので多変量解析が有用 特性概括評価特性概括評価 症 例 主 治 医 の 主 観 症 例 主 治 医 の 主 観 単変量解析 客観的規準のある要約多変量解析 要約値 客観的規準のな

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目次 1. 調査の概要 調査の目的 調査対象 対象地域 調査方法 回収状況 結果の概要 住み替え 建て替え リフォームに関する事項 住み替えに関する意思決定 リフォーム

3. 民泊の利用経験 SQ1: あなたは 民泊 を利用したことがありますか ( いくつでも ) 回答者属性 不在民不在民利用し不在民不在民利用し H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - 泊 - 国泊 - 海たこと泊 - 国泊 - 海たこと国内海外国内海外内外はない内外はない 100.

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2-1 沖縄県の住宅事情 (1) 人口 世帯数及び住宅ストックの状況 1 平成 22 年 ~42 年に人口 2.7% 増 ( 全国 :8.9% 減 ) 世帯数 13.0% 増 ( 全国 :5.9% 減 ) 推計によると 本県は人口 世帯数ともに平成 37 年まで増加する ( 全国では人口 H22 世

16211 インターネットバンキングの利用 ( 第 13 回 ) 性年代 性年代 男性 10 代男性 20 代男性 30 代男性 40 代男性 50 代以上女性 10 代女性 20 代女性 30 代女性 40 代女性 50 代以上合計 列 %

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

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交通結節点が備えるべき機能を整理すると 最も基本となるものとして があり これに加えて 都市機能の誘導 集積を促進させ 都市内の中心的な拠点地区を形成する 及び 都市の顔 となる 交通結節点の計画 整備の検討においては 先に示した の三種の機能がそれぞれ交通結節性 人の交流や景観等の面で役割を果たし

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平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

(2) 配布 回収の状況 団地 No 団地名戸数 入居年月 配布数回収数回収率駅距離地区 1 エステート落合 5-8 団地 277 S % 1km 以上 2 グリーンテラス豊ヶ丘団地 251 S % 1km 以上 3 エステート鶴牧 4

調査概要 ゆとり世代 と 親世代 の住まいと距離に関する意識調査 調査結果詳細 調査方法 : インターネットリサーチ調査地域 : 1 都 3 県 ( 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 ) (1) 1987 年度以降生まれの 22~25 歳の社会人の男女 1 都 3 県に実家があり かつ現在も圏内に在

                                   

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高齢者の住まいに係る社会背景 高齢化が急速に進む中で 高齢者の単身者や夫婦のみの世帯が急増しており 介護 医療と連携して 高齢者を支援するサービスを提供する住宅を確保することが重要である 一方 高齢者住宅の供給は 欧米各国に比べて立ち後れている状況である 国土交通省 厚生労働省共管の制度として 高齢

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平成28年 高齢者の経済・生活環境に関する調査結果(概要版)2/4

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総合交通計画 ( 仮称 ) の策定について 背景 人口減少と超高齢化が同時に進行する中 自動車を使えない県民の移動手段を確保しなければ 経済活動の低迷 人口の流出 財政支出の増加などの問題が深刻化し 持続可能なまちづくりが困難になる恐れがある 平成 年度に実施したパーソントリップ調査の結

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

1. クレジットカードの保有枚数 クレジットカード の保有枚数は平均 2.94 枚 鳥取県内の勤労者 ( 所謂サラリーマン ) のJCBや VISA イオンなどのクレジットカード の平均保有枚数は の平均で1 人当たり2.94 枚となった 年代別では 40 歳代 が最もクレジットカードの平均保有枚数

定住意向で 今後も住み続けたい が過半数 ( 約 60%) を占めている 高齢者 障がい者対策で 身近なデイサービスの拡充 道路 公共施設のバリアフリー 相談窓口 等を求める意見が多い 子育て支援では 公園 保育所 児童館の整備 が多い 3) 周辺環境について より広い 地区単位の区分では以下のよう

目次 I. 調査概要 II. 調査票 調査目的調査期間調査対象調査方法サンプル数 III. 属性調査結果 性別年齢入院病棟入院日数当院を選んだ理由 IV. 満足度調査結果 1. 満足度ポイント一覧 2. 満足度構成比率総合満足度医療サービス施設 設備 情報提供師の接遇の接遇の接遇 V. ポートフォリ

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地方都市における街なか居住者の居住環境評価と居住スタイル 地方都市中心部における時間消費型中心市街地の再構築 平成 19 年度学士論文建築 都市計画研究室川端威士

1. 研究の背景と目的 中心市街地の衰退 スプロール化 中心部の人口減少 / 公共施設の郊外流出 モータリゼーションの急激な発展 郊外型居住に対するニーズの増加 都市の 顔 である中心市街地の再構築は重要な課題 街なか居住 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 居住継続の要因分析 ( 居住環境評価 ) 街なか居住促進に向けて取り組むべき都市計画的課題の把握

2. 研究の対象 本研究で定義する大分市の中心市街地 2006 年度 街なか居住に関するアンケート調査 における調査範囲 都町 荷揚町 高砂町 中央町 末広町 府内町 金池町 大手町 要町 顕徳町 図 1 本研究で定義する中心市街地の範囲

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 樹形モデルの類型方法 60 分類に類型化 年齢 世帯構成 住居形態 表 2 質問項目のカテゴリー 年齢 世帯構成 住居形態 29 歳以下 一人暮らし 持家 戸建 3059 歳 夫婦 60 歳以上 親 + 子 借家 戸建 二世帯以上 その他 29 歳以下 3059 歳 60 歳以上 一人暮らし夫婦一人暮らし夫婦一人暮らし夫婦図 2 樹形モデルの模式図 借家集合持家集合 借家集合持家集合 借家集合持家集合 借家集合持家集合 借家集合持家集合 借家集合持家集合 居住スタイルの抽出 閾値 (1.67%) 60 分類それぞれの全体に占める割合の平均値 14 分類を抽出 45 40 35 30 20 15 5 0 図 3 60 分類のヒストグラム

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 抽出された 14 分類の居住スタイル 一割以上を占める分類 3059 歳 一人暮らし 借家集合 (15.62%) 3059 歳 親子 持家集合 (11.24%) 表 2 特徴的な分類の抽出年齢カウントパーセント世帯構成カウントパーセント住居形態カウントパーセント 29 歳以下 48 9.14% 一人暮らし 27 5.14% 26 4.95% 3059 歳 317 60.38% 一人暮らし 129 24.57% 夫婦 58 11.05% 親 + 子供 98 18.67% 44 8.38% 82 15.62% 37 7.05% 15 2.86% 持家 戸建 1.90% 59 11.24% 28 5.33% 二世帯以上 20 3.81% 12 2.29% 60 歳以上 160 30.48% 一人暮らし 52 9.90% 夫婦 72 13.71% 29 5.52% 18 3.43% 持家 戸建 4.76% 38 7.24% 親 + 子供 19 3.62% 持家 戸建 1.90%

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 年齢 世帯構成 でみた居住スタイル類型の考察 30 歳を境に世帯構成は多様化 一人暮らし が唯一各世代にみられる世帯構成 図 4 年齢 世帯構成 のバブルグラフ

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 年齢 住居形態 でみた居住スタイル類型の考察 年齢が上がるに従い持家率は増加 図 5 年齢 住居形態 のバブルグラフ

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 多変量解析による類型方法 数量化 Ⅲ 類分析のサンプルスコアからクラスター分析を行い類型化 その結果 4 クラスターに類型化 第 1クラスター第 2クラスター第 3クラスター第 4クラスター 若年層中心部仮住まい型中高年層自動車 公共交通利用型中年層中心部利便性重視型高年齢層中心部定住型 表 4 数量化 Ⅲ 類に用いた質問項目のカテゴリー 年齢 世帯構成 住居形態 住替経験 ( きっかけ ) 地域活動 買物交通 29 歳以下 一人暮らし 持家 戸建 リタイア ひんぱん 時々参加 徒歩 自転車 3059 歳 夫婦 子供 本人就学 ほとんど 全く不参加 バイク 自動車 60 歳以上 親 + 子 借家 戸建 仕事関係 自動車系 (+ 徒歩 ) 二世帯以上 経済 家庭の事情 公共交通複合型 その他 その他でかつ判別不可 住み替え経験なし 表 4 クラスター分析結果 サンプル数 Ⅰ 軸 Ⅱ 軸 Ⅲ 軸最大値最小値レンジ平均値最大値最小値レンジ平均値最大値最小値レンジ平均値 第 1クラスター 223 0.3 1.01 1.31 0.493 0.99 0.49 1.48 0.169 0.57 1.27 1.84 0.060 第 2クラスター 6 1.17 0.34 1.54 0.353 1.01 0.48 1.49 0.261 1.8 0.53 2.33 0.570 第 3クラスター 121 0.65 0.4 1.05 0.015 0.16 1.24 1.4 0.671 0.51 0.93 1.44 0.097 第 4クラスター 75 1.65 0.2 1.45 0.942 0.78 0.61 1.39 0.209 0.48 1.24 1.72 0.473

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 二つの居住スタイルによる当該地域の特性 二つの居住スタイル類型をクロス集計し, 当該地域の居住スタイルの傾向を把握 表 5 二つの居住スタイル類型によるクロス集計 クラスター 1 クラスター 2 クラスター 3 クラスター 4 年齢 世帯構成 住居形態 若年層 中高年層 中年層 高年齢層 合計 中心部仮り住まい型 自動車 公共交通利用型 中心部利便性重視型 中心部定住型 29 歳以下 一人暮らし 21 1 3 1 80.8% 3.8% 11.5% 3.8% 26 3059 歳 60 歳以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 二世帯以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 持家 戸建 持家 戸建 36 2 6 81.8% 4.5% 13.6% 80 1 1 97.6% 1.2% 1.2% 12 15 9 1 32.4% 40.5% 24.3% 2.7% 12 1 2 80.0% 6.7% 13.3% 0.0% 4 3 52 6.8% 5.1% 88.1% 11 17 39.3% 60.7% 4 1 7 33.3% 8.3% 58.3% 1 23 5 3.4% 79.3% 17.2% 6 11 35.3% 64.7% 持家 戸建 0.0% 33 5 86.8% 13.2% 0.0% 187 91 7 47 合計 432 43.30% 21.% 24.80%.90% 44 82 37 15 59 28 12 29 17 38

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 二つの居住スタイルによる当該地域の特性 二つの居住スタイル類型をクロス集計し, 当該地域の居住スタイルの傾向を把握 表 5 二つの居住スタイル類型によるクロス集計 クラスター 1 クラスター 2 クラスター 3 クラスター 4 年齢 世帯構成 住居形態 若年層 中高年層 中年層 高年齢層 合計 中心部仮り住まい型 自動車 公共交通利用型 中心部利便性重視型 中心部定住型 21 1 3 1 29 歳以下一人暮らし 26 80.8% 世代 3.8% : 若い一人暮らし 夫婦 11.5% 3.8% 36 2 6 44 81.8% 4.5% 13.6% 一人暮らしきっかけ : 就学 仕事 80 1 1 82 97.6% 交通手段 1.2% : 徒歩 1.2% 12 15 9 1 37 32.4% 40.5% 24.3% 2.7% 夫婦住居形態 : 集合住宅 ( 賃貸 分譲 ) 12 1 2 15 80.0% 6.7% 13.3% 3059 歳 持家 戸建 0.0% 親 + 子供二世帯以上 11 17 39.3% 60.7% 4 4 3 1 52 7 6.8% 33.3% 5.1% 8.3% 88.1% 58.3% 59 28 12 1 23 5 29 60 歳以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 持家 戸建 3.4% 79.3% 17.2% 6 11 35.3% 64.7% 持家 戸建 0.0% 33 5 86.8% 13.2% 0.0% 187 91 7 47 合計 432 43.30% 21.% 24.80%.90% 17 38

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 二つの居住スタイルによる当該地域の特性 二つの居住スタイル類型をクロス集計し, 当該地域の居住スタイルの傾向を把握 表 5 二つの居住スタイル類型によるクロス集計 クラスター 1 クラスター 2 クラスター 3 クラスター 4 年齢 世帯構成 住居形態 若年層 中高年層 中年層 高年齢層 合計 中心部仮り住まい型 自動車 公共交通利用型 中心部利便性重視型 中心部定住型 29 歳以下 一人暮らし 21 1 3 1 80.8% 3.8% 11.5% 3.8% 26 一人暮らし 36 2 6 81.8% 4.5% 13.6% 44 80 1 1 97.6% 1.2% 1.2% 82 12 15 9 1 37 32.4% 40.5% 24.3% 2.7% 夫婦 12 世代 1 : 高齢の一人暮らし 夫婦 2 15 80.0% 6.7% 13.3% 3059 歳 持家 戸建 きっかけ : 生活の利便性 0.0% 4 3 52 親 + 子供交通手段 : 自動車 公共交通 59 6.8% 5.1% 88.1% 11 17 住居形態 : 集合住宅 ( 賃貸 分譲 ) 28 39.3% 60.7% 二世帯以上 4 1 7 33.3% 8.3% 58.3% 12 1 23 5 29 60 歳以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 持家 戸建 3.4% 79.3% 17.2% 6 11 35.3% 64.7% 持家 戸建 0.0% 33 5 86.8% 13.2% 0.0% 187 91 7 47 合計 432 43.30% 21.% 24.80%.90% 17 38

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 二つの居住スタイルによる当該地域の特性 二つの居住スタイル類型をクロス集計し, 当該地域の居住スタイルの傾向を把握 表 5 二つの居住スタイル類型によるクロス集計 クラスター 1 クラスター 2 クラスター 3 クラスター 4 年齢世帯構成住居形態若年層中高年層中年層高年齢層合計中心部仮り住まい型自動車 公共交通利用型中心部利便性重視型中心部定住型世代 : 壮年期の親子 21 1 3 1 29 歳以下一人暮らし 26 80.8% 3.8% 11.5% 3.8% 36 きっかけ 2 : 生活利便性 6 44 81.8% 4.5% 13.6% 一人暮らし 80 交通手段 1 : 徒歩と自動車 1 82 97.6% 1.2% 1.2% 12 住居形態 15 : 多様な住居形態 9 1 37 32.4% 40.5% 24.3% 2.7% 夫婦 12 1 2 15 80.0% 6.7% 13.3% 3059 歳 持家 戸建 0.0% 親 + 子供二世帯以上 11 17 39.3% 60.7% 4 4 3 1 52 7 6.8% 33.3% 5.1% 8.3% 88.1% 58.3% 59 28 12 1 23 5 29 60 歳以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 持家 戸建 3.4% 79.3% 17.2% 6 11 35.3% 64.7% 持家 戸建 0.0% 33 5 86.8% 13.2% 0.0% 187 91 7 47 合計 432 43.30% 21.% 24.80%.90% 17 38

4. 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出 ( 樹形モデルによる類型化 / 多変量解析による類型化 ) 二つの居住スタイルによる当該地域の特性 二つの居住スタイル類型をクロス集計し, 当該地域の居住スタイルの傾向を把握 表 5 二つの居住スタイル類型によるクロス集計 クラスター 1 クラスター 2 クラスター 3 クラスター 4 年齢 世帯構成 住居形態 若年層 中高年層 中年層 高年齢層 合計 中心部仮り住まい型 自動車 公共交通利用型 中心部利便性重視型 中心部定住型 29 歳以下 一人暮らし 21 1 3 1 80.8% 3.8% 11.5% 3.8% 26 3059 歳 60 歳以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 二世帯以上 一人暮らし 夫婦 親 + 子供 持家 戸建 持家 戸建 36 2 6 81.8% 4.5% 13.6% 80 1 1 97.6% 1.2% 1.2% 12 15 9 1 32.4% 40.5% 24.3% 2.7% 12 1 2 80.0% 6.7% 13.3% 0.0% 4 3 世代 52 6.8% 5.1% 88.1% 11 17 39.3% 60.7% 4 1 7 33.3% 8.3% 58.3% 1 23 5 3.4% 79.3% 17.2% 6 11 35.3% 64.7% 持家 戸建 : 高齢の夫婦 親子 59 きっかけ : リタイア 昔から居住 28 交通手段 : 徒歩 自転車 12 住居形態 : 持家の戸建 0.0% 33 5 86.8% 13.2% 0.0% 187 91 7 47 合計 432 43.30% 21.% 24.80%.90% 44 82 37 15 29 17 38

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 居住継続意思について 総サンプルは 5 サンプルから 2 項目での欠損値を除外した 379 サンプルで分析 6 割以上が 住み続けたい と回答 居住継続意志 転居したい 143 37.7% 住み続けたい 236 62.3% 総数 379 0.0% 236 62.3% 143 37.7% 転居したい 住み続けたい 図 7 居住継続意思 について ( 人 ) 居住環境評価 (24 項目 ) について評価値の平均で分析満足 (2pt) やや満足 (1pt) やや不満 (1pt) 不満足 (2pt) 高満足度 低満足度 市役所 県庁までの近さ(1.583pt) 職場までの近さ(1.380pt) 周囲の静かさ(0.420pt) 周囲の緑の多さ(0.380pt) 表 6 居住環境評価 評価項目 部屋間取 家賃価格 風通日当 公園散歩 周囲の緑 周囲の静 近所付合 買物場所 銀行郵便 飲食店 医療施設 学校 評価値 0.520 0.003 0.551 0.245 0.380 0.420 0.984 1.061 1.303 1.248 1.129 1.224 評価項目 職場 県市役所 図書美術 運動娯楽 公民学習 交番消防 道路安全 駐車場 バス停 駅 中心魅力 総合 評価値 1.380 1.583 0.799 0.322 0.504 0.858 0.042 0.4 0.992 1.190 0.757 0.897

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 表 7 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較 評価項目 部屋 価格 日当 公園 周囲緑 周囲静 近所 買物 銀行 飲食 医療 学校 住続 0.886 0.114 0.712 0.504 0.144 0.131 1.042 1.127 1.352 1.322 1.229 1.301 転居 0.084 0.182 0.287 0.182 0.769 0.895 0.888 0.951 1.224 1.126 0.965 1.098 レンジ 0.802 0.296 0.4 0.686 0.6 0.764 0.154 0.176 0.128 0.196 0.264 0.203 職場 役所 美術 娯楽 学習 交番 道路 駐車場 バス停 駅 魅力 総合 全項目平均 1.462 1.597 0.886 0.559 0.699 0.975 0.191 0.602 1.093 1.233 0.860 1.144 0.859 1.245 1.559 0.657 0.070 0.182 0.664 0.427 0.133 0.8 1.119 0.587 0.490 0.475 0.217 0.038 0.228 0.629 0.517 0.3 0.617 0.469 0.268 0.114 0.273 0.655 0.377 全体的に 転居したい と回答した人は低満足度 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 0.50 住み続けたい 転居したい 1.00 全回答者 住続平均 1.50 転居平均 全回答平均 2.00 部屋間取 家賃価格 風通日当 公園散歩 周囲の緑 周囲の静 近所付合 買物場所 銀行郵便 飲食店 医療施設 学校 職場 県市役所 図書美術 運動娯楽 公民学習 交番消防 道路安全 駐車場 バス停 駅 中心魅力 総合 図 8 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 表 7 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較 評価項目 部屋 価格 日当 公園 周囲緑 周囲静 近所 買物 銀行 飲食 医療 学校 住続 0.886 0.114 0.712 0.504 0.144 0.131 1.042 1.127 1.352 1.322 1.229 1.301 転居 0.084 0.182 0.287 0.182 0.769 0.895 0.888 0.951 1.224 1.126 0.965 1.098 レンジ 0.802 0.296 0.4 0.686 0.6 0.764 0.154 0.176 0.128 0.196 0.264 0.203 職場 役所 美術 娯楽 学習 交番 道路 駐車場 バス停 駅 魅力 総合 全項目平均 1.462 1.597 0.886 0.559 0.699 0.975 0.191 0.602 1.093 1.233 0.860 1.144 0.859 1.245 1.559 0.657 0.070 0.182 0.664 0.427 0.133 0.8 1.119 0.587 0.490 0.475 0.217 0.038 0.228 0.629 0.517 0.3 0.617 0.469 0.268 0.114 0.273 0.655 0.377 居住条件 部屋の広さや間取り (0.802pt) 2.00 1.50 部屋の日当たりや風通し (0.4pt) 1.00 0.50 0.00 0.50 住み続けたい 転居したい 1.00 全回答者 住続平均 1.50 転居平均 全回答平均 2.00 部屋間取 家賃価格 風通日当 公園散歩 周囲の緑 周囲の静 近所付合 買物場所 銀行郵便 飲食店 医療施設 学校 職場 県市役所 図書美術 運動娯楽 公民学習 交番消防 道路安全 駐車場 バス停 駅 中心魅力 総合 図 8 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 表 7 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較 評価項目 部屋 価格 日当 公園 周囲緑 周囲静 近所 買物 銀行 飲食 医療 学校 住続 0.886 0.114 0.712 0.504 0.144 0.131 1.042 1.127 1.352 1.322 1.229 1.301 転居 0.084 0.182 0.287 0.182 0.769 0.895 0.888 0.951 1.224 1.126 0.965 1.098 レンジ 0.802 0.296 0.4 0.686 0.6 0.764 0.154 0.176 0.128 0.196 0.264 0.203 職場 役所 美術 娯楽 学習 交番 道路 駐車場 バス停 駅 魅力 総合 全項目平均 1.462 1.597 0.886 0.559 0.699 0.975 0.191 0.602 1.093 1.233 0.860 1.144 0.859 1.245 1.559 0.657 0.070 0.182 0.664 0.427 0.133 0.8 1.119 0.587 0.490 0.475 0.217 0.038 0.228 0.629 0.517 0.3 0.617 0.469 0.268 0.114 0.273 0.655 0.377 周辺環境 周囲の静かさ (0.764pt) 周囲の緑の多さ (0.6pt) 2.00 1.50 公園や散歩コースの数 (0.686pt) 道路の安全性 (0.617pt) 1.00 0.50 0.00 0.50 住み続けたい 転居したい 1.00 全回答者 住続平均 1.50 転居平均 全回答平均 2.00 部屋間取 家賃価格 風通日当 公園散歩 周囲の緑 周囲の静 近所付合 買物場所 銀行郵便 飲食店 医療施設 学校 職場 県市役所 図書美術 運動娯楽 公民学習 交番消防 道路安全 駐車場 バス停 駅 中心魅力 総合 図 8 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 表 7 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較 評価項目 部屋 価格 日当 公園 周囲緑 周囲静 近所 買物 銀行 飲食 医療 学校 住続 0.886 0.114 0.712 0.504 0.144 0.131 1.042 1.127 1.352 1.322 1.229 1.301 転居 0.084 0.182 0.287 0.182 0.769 0.895 0.888 0.951 1.224 1.126 0.965 1.098 レンジ 0.802 0.296 0.4 0.686 0.6 0.764 0.154 0.176 0.128 0.196 0.264 0.203 職場 役所 美術 娯楽 学習 交番 道路 駐車場 バス停 駅 魅力 総合 全項目平均 1.462 1.597 0.886 0.559 0.699 0.975 0.191 0.602 1.093 1.233 0.860 1.144 0.859 1.245 1.559 0.657 0.070 0.182 0.664 0.427 0.133 0.8 1.119 0.587 0.490 0.475 0.217 0.038 0.228 0.629 0.517 0.3 0.617 0.469 0.268 0.114 0.273 0.655 0.377 文化 / 娯楽 スポーツ 娯楽施設の近さ, 数 (0.629pt) 2.00 1.50 公民館 生涯学習施設の近さ, 数 (0.517pt) 1.00 0.50 0.00 0.50 住み続けたい 転居したい 1.00 全回答者 住続平均 1.50 転居平均 全回答平均 2.00 部屋間取 家賃価格 風通日当 公園散歩 周囲の緑 周囲の静 近所付合 買物場所 銀行郵便 飲食店 医療施設 学校 職場 県市役所 図書美術 運動娯楽 公民学習 交番消防 道路安全 駐車場 バス停 駅 中心魅力 総合 図 8 居住継続意思別にみる居住環境評価とその比較

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 判別分析による居住継続の要因分析 主成分分析 説明変数 ( 居住環境評価 24 項目 ) の多重共線性を排除 主成分得点 表 8 主成分分析結果 第 1 主成分 周辺環境の軸 第 2 主成分 交通利便性の軸 第 3 主成分 文化 娯楽の軸 第 4 主成分 消費利便性の軸 第 5 主成分 生活利便性の軸 第 6 主成分 居住条件の軸 判別分析を実行 周囲の静かさ周囲の緑の多さ公園や散歩コースの近さ 数道路の安全性近所付き合いが楽駅の近さ 本数バス停の近さ 本数中心市街地の魅力交番や消防施設の近さ駐車場の近さ 数図書館や美術館の近さ 数スポーツ 娯楽施設の近さ 数公民館 生涯学習施設の近さ 数買い物をする場所の近さ 数銀行や郵便局 (ATM) の近さ 数飲食店の近さ 数職場までの近さ幼稚園や小中学校の近さ 数市役所 県庁までの近さ 数部屋の広さ 間取り家の風通しや日当たり家賃 税金 価格部屋の広さ 間取り家の風通しや日当たり家賃 税金 価格 外的要因 : 居住継続意思 説明変数 : 居住環境評価 (6 主成分 )

5. 居住継続の要因分析 ( クロス集計による要因分析 / 判別分析による要因分析 ) 判別分析結果 判別的中率 63.1% 表 9 判別分析結果 もとの類型 判別された類型的中率計住み続けたい転居したい (%) 転居したい 52 36.4% 91 63.6% 143 63.6% 住み続けたい 148 62.7% 88 37.3% 236 62.7% 計 200 179 379 63.1% 判別係数を各主成分で比較 表 判別係数 ( 標準化済 ) 周辺環境 交通利便性 文化 娯楽 消費利便性 生活利便性 居住条件 判別係数 0.680 0.5 0.335 0.074 0.068 0.706 特に関係している主成分 周辺環境 0.680 居住条件 0.706 あまり関係していない主成分 交通利便性 0.5 生活利便性 0.074

6. まとめ 街なかの特徴的な居住スタイルの抽出今後はコンパクトな街づくりとともに公共交通の利便性向上や自動車交通対策が必要現在街なかに住む人たちは主に徒歩 自動車を交通手段として利用街なかに住もうと考える人たちは主に生活の利便性を重視 部屋の広さや日当たり等の居住条件 周辺の緑の多さや静かさ等の周辺環境 特に関係 緑地の整備や質の高い住宅供給も必要 居住継続の要因分析