不登校傾向にある子どもの実態調査報告書

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(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

調査結果概要

小学生の英語学習に関する調査

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

学力向上のための取り組み

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学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

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資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

平成25~27年度間

(3) 生活習慣を改善するために

 

本調査では 学習時間を十分に取っている子どもほど学業成績がよいという結果が明らかになりました 学習の 量 と 成績 は ある程度比例します この意味で 一定の学習時間を確保することは 学力を高めるのに重要な要素といえます しかし一方で 相対的に短い学習時間でも 学習方法の工夫によって成果を上げること

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

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3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

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6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料2/3

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

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不登校傾向にある子どもの実態調査 2018/12/12 メディア向け説明会

日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査 調査概要 調査目的 調査手法 現中学生 中学卒業後 ~22 歳の子どもたち本人を対象に 1 顕在化していない 学校に馴染んでいない子ども を 不登校傾向にある子ども とし そのボリュームを把握する 2 子どもが学校に馴染まなくなる原因 背景を子どもの本音として集める インターネットによる定量調査 事前調査 5 問 / 本調査 12 問 / 追跡調査 4 問 事前調査 /5 問 本調査 /12 問 追跡調査 /4 問 調査対象者 男女 ( 大人 ) 全国 中学生程度 (12 歳 ~15 歳 ) の子どもあり 親の状況を回答 男女 ( 子ども本人 ) 全国 1 中学生程度 (12 歳 ~15 歳 ) 6,500 人 ( 有効回答 6,450 人 ) 男女 ( 不登校又は不登校傾向にある子ども :1~5 群 ) 全国 1 中学生程度 (12 歳 ~15 歳 ) 74 人 2 中学卒業後 (15 歳 ~22 歳 ) 2 中学卒業後 (15 歳 ~22 歳 ) 13,500 人 ( 有効回答 13,496 人 ) 74 人 2

日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査調査結果概要 不登校傾向にある中学生 ( 年間欠席数は30 日未満 ) は 全中学生約 325 万人の10.2% にあたる約 33 万人で 文部科学省が調査した不登校中学生の数の約 3 倍 約 10 人に1 人が不登校傾向 6 頁 : 本調査 中学校に行きたくない理由について 身体的症状以外の要因では 授業がよくわからない 良い成績がとれない テストを受けたくない など 学習面での理由がみられた 10 頁 : 本調査 学びたいと思う環境は 自分の好きなことを突き詰めることができる 場所 自分の学習のペースにあった手助けがある 場所 常に新しいことが学べる 場所など 12 頁 : 追跡調査 3

文部科学省調査 児童生徒の問題行動 不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 との違いイメージ 学校ではなく 子どもから実態を調査 不登校傾向にある中学生 年間欠席数は30日未満 は約33万人と推計 ⑥登校 全中学生数 約325万人 (平成30年度学校基本調査) ⑤仮面登校B 授業参加型 基本的には教室で過ごし 皆と同じことをしているが 心の中では 学校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じている子ども 毎日 ④仮面登校A 授業不参加型 基本的には教室で過ごすが 皆とは違うことをしている子ども 月2 3回以上 または1週間続けて ③部分登校 33万人 基本的には教室で過ごすが 授業に参加する時間が少ない子ども 遅刻早退が1か月に5回以上など ②教室外登校 学校の校門 保健室 校長室等には行くが 教室には行かない子ども ①-2不登校:文科省定義外の不登校 学校に行っていない状態が一定期間ある子ども 30日未満欠席 30日以上欠席している 生徒 不登校 文部科学省調査 学校 教育委員会による回答 10万人 ①-1不登校:文科省定義の不登校 学校に行っていない状態が一定期間ある子ども 30日以上欠席 10万人 日本財団調査 中学生が回答 4

日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査 学校生活をめぐる子どもの特徴 ( タイプ )6 群 1-1 1-2 不登校 学校に行っていない状態が一定期間以上ある 主な特徴 年間 30 日以上 ( 文科省定義内 ) 学校に行っていない 学校に行っていない状態が一定期間以上ある 主な特徴 1 週間以上連続 ( 文科省定義外 ) など一定程度学校に行っていない 30 日以上欠席 1 週間以上連続欠席 10 万人 2 教室外登校 学校の校門 保健室 校長室等には行くが 教室には行かない 主な特徴 保健室登校 図書室登校 校長室登校 校門登校など頻度 : 月 2~3 回以上 もしくは 1 週間続けて 3 部分登校 基本的には教室で過ごすが 授業に参加する時間が少ない 主な特徴 給食登校遅刻や早退が多い 頻度 : 1 か月に 5 日以上 1 日に何度か 一時的に保健室などで過ごす 学校内で行動表出 33 万人 4 仮面登校 A 授業不参加型 基本的には教室で過ごすが 皆とは違うことをしがちであり 授業に参加する時間が少ない 主な特徴 授業がつまらない または授業内容とは別に追求したい 学びたいことがある頻度 : 月 2~3 回以上 または 1 週間続けて 5 仮面登校 B 授業参加型 基本的には教室で過ごし 皆と同じことをしているが 心の中では学校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じている 主な特徴 行動表出なし 頻度 : 毎日 学校内で行動非表出 6 登校学校に馴染んでいる 5

現中学生に聞いた 中学校生活 タイプ別ボリューム 年間30日以上欠席した不登校の子ども以外に不登校傾向にある中学生は10.2 推計すると約33万人 不登校または不登校傾向にある子どもは 全体で13.3 推計すると約43万人 調査結果 全体 中学校の通学状況 n=6,450 不登校 または 不登校傾向 に ある子ども 13.3 86.7% 3.1% 4.0% 1.8% 4.4% n=6,450) 100.0 ①-1 1年間に合計30日以上 学校を休んだことがある/休んでいる 3.1 ①-2 1週間以上連続で 学校を休んだことがある/休んでいる 1.8 人口推計 人 3,251,684 不登校 学校に行っていない 文科省による調査結果では 108,999人 状態が一定期間以上 59,921 ある 平成29年度 99,850 ② 学校の校門 保健室 校長室等には行くが 教室には行かない ②-1. 校門や学校の玄関まで行ったが 校舎に入らなかったことがある ②-2. 授業中に 保健室や校長室など 教室以外の場所で過ごした 勉 強した 月2 3回以上 もしくは1週間つづけて ③ 基本的には教室で過ごすが 授業に参加する時間が少ない ③-1. 1か月に遅刻 早退を5日以上したことがある/している ③-2. 授業を受けず に給食だけを食べるためだけに登校したことがある 4.0 130,703 不登校傾向あり 学校に行っているが 学校に馴染んでおらず 何らかの困難を 抱えている ④ 基本的には教室で過ごすが 皆とは違うことをしがちであり 授業に 参加する時間が少ない 教室にはいたが みんなとは別の勉強など 他のことをしていた 月2 3 回以上 もしくは1週間つづけて ⑤ 基本的には教室で過ごし 皆と同じことをしているが 心の中では学 校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じている 行動表出なし 学 校に行きたくないと思ったこと 毎日 ① ⑤ 非選択 不登校傾向 の子どもは 約33万人 4.4 86.7 推計精度を高めるため 小数点第十四位まで算出した スコアで人口推計を行った 平成30年 速報 学校基本調査のデータを用い 人数を推計 142,161 2,819,049 不登校傾向なし 6

現中学生に聞いた 中学校生活 タイプ別ボリューム 年間30日以上欠席した不登校の子ども以外に不登校傾向にある中学生は10.2 推計すると約33万人 不登校または不登校傾向にある子どもは 全体で13.3 推計すると約43万人 中学校の通学状況 n=6,450 3.1% 4.0% 1.8% 4.4% 不登校 (文科省定義)の子ども 3.1% 約10万人 推計 不登校傾向 にある子ども 10.2% 約33万人 推計 不登校 または 不登校傾向 にある子ども 13.3% 約43万人 推計 86.7% 7

現中学生に聞いた 小学校時代 タイプ別ボリューム 小学校時代に1週間以上連続で休んだことがあると回答した現中学生は3.9%で 中学校時代と比較して2.1%多かった ② ④群 教室外登校 部分登校 仮面登校A の不登校傾向にあったと思われる現中学生は4.6%で中学校時代と比較して0.6%多かった 小学校時代に不登校または不登校傾向にあったと思われる現中学生は合計で14.4 だった 小学校 全体 小学校の通学状況 n=6,450 2.6% 4.6% 3.9% 3.3% ①-1 1年間に合計30日以上 学校を休んだことがある 2.6 ①-2 1週間以上連続で 学校を休んだことがある 3.9 n=6,450) 100.0 4.6 不登校 学校に行っていない 状態が一定期間以上 1.8 ある 4.0 ① ⑤ 非選択 -0.4 2.1 中学校時代よりも 0.6 不登校傾向 の割合が高い 不登校傾向あり 学校に行っているが 学校に馴染んでおらず 何らかの困難を 抱えている ④ 基本的には教室で過ごしたが 皆とは違うことをしがちであり 授業 に参加する時間が少なかった 教室にはいたが みんなとは別の勉強など 他のことをしていた 月2 3 回以上 もしくは1週間つづけて ⑤ 基本的には教室で過ごし 皆と同じことをしていたが 心の中では学 校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じていた 行動表出なし 学 校に行きたくないと思ったこと 毎日 差分 3.1 ② 学校の校門 保健室 校長室等には行ったが 教室には行かなかっ た ②-1. 校門や学校の玄関まで行ったが 校舎に入らなかったことがある ②-2. 授業中に 保健室や校長室など 教室以外の場所で過ごした 勉 強した 月2 3回以上 もしくは1週間つづけて ③ 基本的には教室で過ごしたが 授業に参加する時間が少なかった ③-1. 1か月に遅刻 早退を5日以上したことがある ③-2. 授業を受けず に給食だけを食べるためだけに登校したことがある 85.6% n=6,450) 100.0 参考 中学校 3.3 85.6 4.4 86.7 不登校傾向なし -1.1-1.1 8

現中学生に聞いた 小学校時代 タイプ別ボリューム 小学校時代に不登校または不登校傾向にあったと思われる現中学生は14.4 だった 小学校時代に1週間以上休んだことがあると回答した現中学生は3.9%で 中学校時代と比較して2.1%多かった ② ④群 教室外登校 部分登校 仮面登校A の不登校傾向にあったと思われる現中学生は4.6%で中学校時代と比較して0.6%多かった 2.6% 小学校時代の通学状況 4.6% n=6,450 3.9% 3.3% 不登校 または 不登校傾向 にあった子ども 14.4 85.6% 9

現中学生に聞いた 中学校に行きたくない理由 疲れる 朝 起きられない などの身体的症状以外の要因では 全ての群で学業に関する理由がみられた 26項目中 中学校に行きたくない理由TOP10 ⑥_① ⑤非該当 ①-1_1年間に 合計30日以上 学校を休んだことがある/休ん でいる ①-2_1週間以上連続で 学 校を休んだことがある/休んで いる 赤字は ① ⑤非該当 と比べて20pt以上高い項目 ② ④いずれか選択 ⑤基本的には教室で 過ごし皆と同じことをしている が 心の中では学校に 通いたくない 学校が 辛い 嫌だと感じている 1位 疲れる 25.7 朝 起きられない 59.5 疲れる 38.2 疲れる 44.0 疲れる 48.7 2位 朝 起きられない 19.2 疲れる 58.2 朝 起きられない 32.6 朝 起きられない 35.6 朝 起きられない 32.2 3位 テストを受けたくない 16.0 学校に行こうとすると 体調 が悪くなる 52.9 自分でもよくわからない 31.0 授業がよくわからない ついて いけない 33.3 学校に行く意味がわからない 31.9 4位 自分でもよくわからない 15.0 授業がよくわからない ついて いけない 49.9 友達とうまくいかない 30.1 友達とうまくいかない 28.5 学校は居心地が悪い 28.4 5位 小学校の時と比べて 良い成 績が取れない 13.0 学校は居心地が悪い 46.1 授業がよくわからない ついてい けない 29.2 小学校の時と比べて 良い成 績が取れない 27.1 テストを受けたくない 28.2 6位 部活がハード 11.8 友達とうまくいかない 46.1 小学校の時と比べて 良い成績が取 れない 28.9 テストを受けたくない 27.0 小学校の時と比べて 良い成績が取 れない 27.8 7位 授業がよくわからない ついていけない 11.6 自分でもよくわからない 44.0 学校に行こうとすると 体調が悪くな る 28.1 先生とうまくいかない/頼れない 26.1 授業がよくわからない ついていけない 27.3 8位 友達とうまくいかない 10.1 学校に行く意味がわからない 42.9 学校は居心地が悪い 24.5 学校は居心地が悪い 25.9 先生とうまくいかない/頼れない 26.1 9位 校則など学校の決まりが嫌だ 7.1 先生とうまくいかない/頼れない 38.0 先生とうまくいかない/頼れない 23.4 校則など学校の決まりが嫌だ 22.5 小学校の時と比べて つまらない 25.0 小学校の時と比べて つまらない 6.7 小学校の時と比べて 良い成績が 取れない 33.9 テストを受けたくない 23.2 小学校の時と比べて つまらない 21.8 友達とうまくいかない 24.1 10位 10

日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査 参考資料 不登校の要因 _ 中学校 ( 平成 29 年度文部科学省調査 ) 平成 29 年度児童生徒の問題行動 不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査より 11

不登校または不登校傾向にある現中学生と卒業生(中学卒業後 22歳)に聞いた 学びたいと思える場所 自分の好きなことを突き詰めることができる 環境が 学びたいと思える場所としてトップ 回答セルごとにみると 自分の好きなこと 追求したいこと 知りたいことを突き詰めることができる クラスや時間割に縛られず 自分でカリキュラムを組みことができる において は 現中学生より卒業生 中学卒業後 22歳 のほうがスコアが高い Q2.あなたはどのような場所だったら学びたいと思いますか あてはまるものを全てお答えください 複数回答 項目は 本調査回答者 全体 の降順ソート 100% 本調査回答者 全体 中学卒業後 現中学生 80% 67.6 60% 44.6 37.2 40% 33.1 15.5 20% 6.8 1.4 凡例 n 30の場合 全体 全体 全体 全体 0% +10pt +5pt -5pt -10pt 自分の好きなこと 追 求したいこと 知りたい ことを突き詰めることが できる クラスや時間割に縛ら 自分の学習のペースに 常に新しいことが学べる れず 自分でカリキュラ あった手助けがある ムを組むことができる 学校の先生だけでなく 地域の人など 様々な 社会人が先生になって くれる その他 あてはまるものはない n= 本調査回答者 全体 本調査回答者 全体 148 67.6 44.6 37.2 33.1 15.5 1.4 6.8 現中学生 74 58.1 44.6 35.1 24.3 14.9-8.1 中学卒業後 74 77.0 44.6 39.2 41.9 16.2 2.7 回答セル 5.4 12

参考資料 事前調査 親回答による 親 家庭 のステータス 離婚歴あり と 親自身も不登校経験あり は不登校または不登校傾向にある子どもの親に多くみられる 就学援助費を受給している 特別児童扶養手当 ひとり親家庭への手当 を受給している といった項目も①-1 30日以上欠席 を中心に比較的スコアが高め PSQ1.あなたご自身のこと あるいは配偶者のこととして あてはまるものをお答えください 1.あてはまる 一覧 項目は ① ⑤非該当 の降順ソート 50% ① ⑤非該当 40% ①-1_1年間に合計30日以上 学校を 休んだことがある/休んでいる 30% ①-2_1週間以上連続で 学校を休んだ ことがある/休んでいる ② ④いずれか選択 20% 13.3 8.0 10% 4.5 1.3 4.6 ⑤基本的には教室で過ごし皆と同じことを い 学校が辛い 嫌だと感じている n= ①-1_1年間に合計30日以上 学校を休んだことがある/ 休んでいる ①-2_1週間以上連続で 学校を休んだことがある/休ん でいる ② ④いずれか選択 凡例 n 30の場合 40 以上 30 以上 20 以上 ②学校の校門 保健室 校長室等には行くが 教室 には行かない 計 ③基本的には教室で過ごすが 授業に参加する時 間が少ない 計 ④基本的には教室で過ごすが 皆とは違うことをしが ちであり 授業に参加する時間が少ない ⑤基本的には教室で過ごし皆と同じことをしているが 心の 中では学校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じている 1.0 1.0 0.4 0% しているが 心の中では学校に通いたくな ① ⑤非該当 2.5 親が 特別児童扶 親が 小 中 高校 親が 離婚歴があ 親が 就学援助費 養手当 ひとり親家庭 親が 障害者手帳 親が 母国語が日 生時代に不登校になっ る を受給している への手当 を受給して を取得している 本語ではない た経験がある いる 親が 失業手当を 親が 外国籍であ 受給している る 元外国籍含む 親が 生活保護を 受給している 5,592 13.3 8.0 4.6 4.5 2.5 1.3 1.0 1.0 0.4 198 39.4 29.3 21.6 34.3 12.5 7.1 8.5 5.0 7.5 119 31.3 19.9 16.0 24.1 9.3 4.9 4.2 7.6 6.7 259 26.6 18.8 12.0 19.6 5.9 3.5 1.9 2.8 134 29.7 16.8 12.0 22.8 5.0 1.4 3.6 3.0 3.1 152 25.2 21.2 13.9 21.6 7.0 1.2 4.6 1.2 2.6 32 21.4 18.8 12.0 18.3 9.1-6.0 - - 282 15.6 15.2 7.2 6.4 4.5 1.1 13

参考資料 事前調査 親回答による 子ども のステータス 不登校または不登校傾向にある子どもの親は 自分の子どもは 学習面や運動面 行動面において何かしら困難が ある と思っている比率が高い 心身 発達上に障害があると診断されている とする親も多め 特に④ 仮面登校A 授業不参加型 は 医師による診断はなされていないが 学習面や運動面 行動面において何かしら困難がある と回答している親が3割とスコアが高い PSQ5.アンケートにお答えいただくお子様について あてはまるものをお答えください 1.あてはまる 一覧 項目は ① ⑤非該当 の降順ソート 30% ① ⑤非該当 ①-1_1年間に合計30日以上 学校を 20% 休んだことがある/休んでいる ①-2_1週間以上連続で 学校を休んだ ことがある/休んでいる 10% 3.0 ② ④いずれか選択 0% ⑤基本的には教室で過ごし皆と同じことを しているが 心の中では学校に通いたくな い 学校が辛い 嫌だと感じている ① ⑤非該当 ①-1_1年間に合計30日以上 学校を休んだことがある/ 休んでいる ①-2_1週間以上連続で 学校を休んだことがある/休ん でいる ② ④いずれか選択 凡例 n 30の場合 40 以上 30 以上 20 以上 ②学校の校門 保健室 校長室等には行くが 教室 には行かない 計 ③基本的には教室で過ごすが 授業に参加する時 間が少ない 計 ④基本的には教室で過ごすが 皆とは違うことをしが ちであり 授業に参加する時間が少ない ⑤基本的には教室で過ごし皆と同じことをしているが 心の 中では学校に通いたくない 学校が辛い 嫌だと感じている n= 2.5 0.5 1.6 子ども本人が 医 師による診断はなされ 子ども本人が 心 子ども本人が 特 子ども本人が 特 ていないが 学習面や 身または発達上障害 子ども本人が 日 子ども本人が 外 別支援学級に通ってい 別支援学校に通ってい 運動面 行動面におい があると医師の診断を 本語が母国語ではない 国籍である る/通っていた る/通っていた て何かしらの困難があ 受けている る 5,592 3.0 2.5 1.6 0.5 198 27.2 21.8 9.2 3.6 7.8 5.1 119 13.4 11.1 9.5 5.0 5.0 5.7 259 18.2 13.5 6.6 1.9 4.3 0.8 134 21.1 18.7 8.3 2.9 6.9 152 17.3 9.8 3.3 1.3 3.3 0.6 32 30.5 22.0 21.7 6.2 6.1 3.1 282 8.7 6.0 3.8-1.1-14

日本財団不登校傾向にある子どもの実態調査調査結果概要 ( 再掲 ) 不登校傾向にある中学生 ( 年間欠席数は30 日未満 ) は 全中学生約 325 万人の10.2% にあたる約 33 万人で 文部科学省が調査した不登校中学生の数の約 3 倍 約 10 人に1 人が不登校傾向 6 頁 : 本調査 中学校に行きたくない理由について 身体的症状以外の要因では 授業がよくわからない 良い成績がとれない テストを受けたくない など 学習面での理由がみられた 10 頁 : 本調査 学びたいと思う環境は 自分の好きなことを突き詰めることができる 場所 自分の学習のペースにあった手助けがある 場所 常に新しいことが学べる 場所など 12 頁 : 追跡調査 15