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各研究班精度管理調査結果報告 ( 臨床化学検査 2 ) 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 各研究班精度管理調査結果報告 臨床化学検査 (1) 渡辺景介 ( 東海中央病院 ) 評価方法日臨技の評価方法に準拠した Mg は参考調査 項目評価方法 A B C GLU 項目一括評価

項目別統計結果一覧 報告令和 01 年 06 月報告施設名独立行政法人国立病院機構 医王病院 項 目 総蛋白 1.01 項 目 アルブミン 1.01 試 料 試料 1 試料 2 試 料 試料 1 試料 2 報告値 報告値 参考値 目標値 4

CRP 施設番号 測定装置 試薬名 1 TBA-200FR, 200FR NEO, TBA-2000FR 東芝 ラテックス比濁法 汎用機 N-アッセイ LA CRP-T ニットーボー ニットーボーメディカル mg/dl 2 AU400, AU480, AU

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Sample2 g/dl Target1 : 6.01 g/dl TP Target2 : 8.39 g/dl

CRP 男性基準値女性基準値試料 -1 試料 -2 施設番号測定装置試薬名単位下限上限下限上限測定値 SDI 測定値 SDI 1 TBA-200FR, 200FR NEO, TBA-2000FR 東芝ラテックス比濁法 汎用機 N-アッセイ LA CRP-T ニットーボーニットーボーメディカル 0 0

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TC TG HDL-C LDL-C GLU HbA1c 慶應義塾大学病院早川富夫

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地区別参加推移 平成 25 年度社団法人岐阜県臨床検査技師会精度管理報告会 精度管理総括 多和田嘉明 ( 東海中央病院 ) 1 医療施設数 ( 病院 ) 保健所 市町村別 ( 平成 22 年 ) 試料別参加推移 2 3 参加費推移 点数分布推移 コース名 H19 H20 H21 H22 H23 H2

生化学的検査 はじめに 平成 27 年度の生化学検査精度管理調査は 登録衛生検査所 17 施設と一般病院等 85 施設の計 102 施設を対象に実施した 参加施設の内訳は下表の通りである 昨年度に比較して 生化学部門では 一般病院の参加施設が 5 施設増加し HbA1c においては登録衛生検査所で

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2019 年度日臨技臨床検査精度管理調査 試薬 測定法分類コート 説明書 Ⅰ. 臨床化学検査 (Glu,TB,DB,Na,K,Cl,Ca,IP,Fe,Mg,TP,Alb,UN,Cre,UA,TC,TG,HDL-C,LDL-C, AST,ALT,ALP,LD,CK,γ GT,AMY,ChE,uGlu,

平成 30 年度日臨技臨床検査精度管理調査 試薬 測定法分類コート 説明書 Ⅰ. 臨床化学検査 (Glu,TB,DB,Na,K,Cl,Ca,IP,Fe,Mg,TP,Alb,UN,Cre,UA,TC,TG,HDL-C,LDL-C, AST,ALT,ALP,LD,CK,γGT,AMY,ChE,uGlu,

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九州支部卒後研修会症例

血糖高いのは朝食後のため検査項目 下限値上限値 単位名称 9 月 3 日 9 月 6 日 9 月 15 日 9 月 18 日 9 月 21 日 9 月 24 日 9 月 28 日 10 月 1 日 10 月 3 日 10 月 5 日 10 月 9 日 10 月 12 日 10 月 15 日 10 月

医学教育用基準範囲 JCCLS 共用基準範囲に基づく 医学部学生用基準範囲設定についてのパブリックコメント公募 JCCLS 基準範囲共用化委員会 JCCLS 共用基準範囲は一般的な臨床検査 40 項目の基準範囲であり 日本臨床検査医学会 日本臨床化学会 日本臨床衛生検査技師会 日本検査血液学会の共同

JAB RM300:2014 JAB RM300: /

[ はじめに ] 本医師会臨床検査精度管理調査が例年通り実施されますが 本医師会より 報告の誤記 を防ぐため に検査薬メーカーにも協 が求められていますので 参考として弊社試薬の回答記 例を作成しました サーベイ調査票の 回答票 への記 に際しては 本医師会発 の調査票の参考としてご使 下さい また

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パナテスト ラットβ2マイクログロブリン

平成 29 年 9 月 平成 29 年度 ( 第 51 回 ) 日本医師会臨床検査精度管理調査 試薬 測定法分類コード説明書回答表の記入例 平成 29 年度日本医師会サーベイ試料 試料番号 検査項目 試料内容 容量 試料 1 2 TP,Alb 凍結乾燥血清 1 ml 試料 TB DB G

診療工房 診診連携機能説明資料 診療工房について 1. 新しい診診連携機能 2. 情報提供 ( 診診送信 ) の仕方 3. 受信確認の仕方 4. システム設定の受信設定タブ 5. 新しいログイン管理 6. 検査データコピー機能ランチャーについて 7. 県中のボタン医師署名システムについて 8. 医師

検査項目情報 LDH アイソザイム ( 乳酸脱水素酵素アイソザイム ) Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 一次サンプル採取マニュアル 生化学的検査 >> 3B. 酵素および関連物質 >> 3B05

平成 28 年度日臨技臨床検査精度管理調査 実施要領 当会が実施している 精度管理調査 は 臨床検査全分野が網羅されているわが国唯一の精度管理調査です 医療界における臨床検査を担う責任として 平成 23 年度より当会会員所属施設に限定せず 臨床検査業務を行っている全医療施設を対象として実施しておりま

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AST, ALT, LD, ALP γ ー GT, CK, AMY, ChE 日大練馬光が丘病院臨床検査部 竹島秀美

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第 13 回近畿分析試薬研究会 クロスコンタミについて 協和メデックス ( 株 )

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2 Vol. 17, No.1, 2009

また 測定方法別統計の中で ±3SD の除去された施設コードを列記しましたので 列記された施設は早急に 原因の究明や何らかの対応をお願いします 一覧表の中の偏り ( バイアス ) は 以下の式から求めました 偏り %={( 各施設の報告値 )-( 目標値 )} ( 目標値 ) 100 偏りの-は 目

本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因

Ⅱ. 参加番号および参加費 参加コースは 1~13 に分かれています 1~13 までの参加番号より 申し込みを希望する番号を選択してください ただし 実施項目が重複する参加番号の組み合わせは選択できません ( 例 :1 番と 11 番 2 番と 3 番 4 番と 5 番 6 番と 7 番 等 ) 参

387 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( )

生物学に関する実験例 - 生化学 / 医療に関する実験例 ラジオアッセイ法によるホルモン測定 [ 目的 ] 本実習では, 放射免疫測定 (Radioimmunoassay,RIA) 法による血中インスリンとイムノラジオメトリックアッセイ ( 免疫放射定測定 Immunoradiometric ass

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検査項目情報 クリオグロブリン Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 一次サンプル採取マニュアル 免疫学的検査 >> 5A. 免疫グロブリン >> 5A160. クリオグロブリン Ver.4 cryo

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目次 Ⅰ. はじめに 1 Ⅱ. 千臨技検査値統一化事業 2007 組織体制 2 Ⅲ. 千臨技検査値統一化事業 2007 組織会員 3 Ⅳ. 臨床化学部門基幹病院施設基準 4 Ⅴ. チリトロール 2000 L 概要 ( 製造者規格 ) 5 Ⅵ. 基幹病院による試料保存安定性確認試験 7 Ⅶ. チリトロ

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血清学的検査 Ⅰ. はじめに 平成 27 年度の免疫血清学的検査部門精度管理調査として下記の要領でサーベイを実施し たので報告する 登録衛生検査所 10 施設と一般病院等 60 施設の計 70 施設を対象に実施し た 試料を配布した全 70 施設中 69 施設より回答があり 全体の回収率は 98.6

プロトコール集 ( 研究用試薬 ) < 目次 > 免疫組織染色手順 ( 前処理なし ) p2 免疫組織染色手順 ( マイクロウェーブ前処理 ) p3 免疫組織染色手順 ( オートクレーブ前処理 ) p4 免疫組織染色手順 ( トリプシン前処理 ) p5 免疫組織染色手順 ( ギ酸処理 ) p6 免疫

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負荷試験 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 検体ラベル ( 単項目オーダー時 )

(1) ) ) (2) (3) (4) (5) (1) (2) b (3)..

培養細胞からの Total RNA 抽出の手順 接着細胞のプロトコル 1. プレート ( またはウエル ) より培地を除き PBSでの洗浄を行う 2. トリプシン処理を行い 全量を1.5ml 遠心チューブに移す スクレイパーを使って 細胞を掻き集める方法も有用です 3. 低速遠心 ( 例 300 g

A6/25 アンモニウム ( インドフェノールブルー法 ) 測定範囲 : 0.20~8.00 mg/l NH 4-N 0.26~10.30 mg/l NH ~8.00 mg/l NH 3-N 0.24~9.73 mg/l NH 3 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の

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改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会

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1. 測定原理 弱酸性溶液中で 遊離塩素はジエチル p フェニレンジアミンと反応して赤紫色の色素を形成し これを光学的に測定します 本法は EPA330.5 および US Standard Methods 4500-Cl₂ G EN ISO7393 に準拠しています 2. アプリケーション サンプル

/ B B ( ) ( -298) VL VH( ) Very Low( ) Very High( ) ( 10 2 %) (g/l) ( 10 2 %) 0.75 ( 10 2 %) 0.15 ( 10 2 %)

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2019 年 7 月吉日 東ソー株式会社バイオサイエンス事業部カスタマーサポートセンター東ソーコントロールサーベイ事務局 2019 年度東ソー HbA1c コントロールサーベイ測定値回答方法のご案内 拝啓時下 皆様方には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます この度は 2019 年度東ソー HbA1c

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注文書 1 確定発送日 確定着日 御社名 : 部署 : 住所 : 一般社団法人検査医学標準物質機構行 FAX: ( 注文問合せ )TEL : ( 技術問合せ )TEL : 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南 1


2.7.6 MJR a MRI CT b 2 Beecham r-afs mg/ mg/ Gn-RH 742

WBC 5700 / l Gran 58.5% Lym 29.0% Eosin 0.3% RBC 499x10 6 / l Hb 14.8 g/dl Hct 44.40% PLT 15.3x10 3 / l PT 157% Fbg 616 mg/dl DD 0.99 g/ml GOT GPT LDH

基質溶液 ( 脂質成分を含む製品では 本手順はデータの精度に大きく影響します 本手順の記載は特に厳守ください ) 添付の基質溶液は希釈不要です 融解し室温に戻した後 使用直前に十分に懸濁してください (5 分間の超音波処理を推奨いたします ) 解凍後の基質溶液の残りは 繰り返しの凍結融解を避けるため

Mouse IgG EIA Kit

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日本呼吸器学会雑誌第47巻第6号

検査項目情報 6475 ヒト TARC 一次サンプル採取マニュアル 5. 免疫学的検査 >> 5J. サイトカイン >> 5J228. ヒトTARC Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital Ver.6 thymus a

72 20 Ope / class Alb g/ cm 47.9kg : /min 112/60m

第 1 回 (2012)HbA1c(NGSP) 技能試験報告書 2013 年 1 月 20 日実施 ( 社 ) 検査医学標準物質機構 (ReCCS) 1. 実施概要 目的 国内での HbA1c の測定値は 平成 24 年 4 月 1 日から NGSP 認証を受けた試薬 装置を用いて HbA1c(NG

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豚繁殖 呼吸障害症候群生ワクチン ( シード ) 平成 24 年 3 月 13 日 ( 告示第 675 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した弱毒豚繁殖 呼吸障害症候群ウイルスを同規格に適合した株化細胞で増殖させて得たウイルス液を凍結乾燥したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株

125 2 P 1st washout 2 PB P mg/dL nd washout 2 P 5.5mg/dL< mg/dL <2.5mg/dL P P 2 D D 3 Ca 10

Microsoft Word a_山_※5 12月SRL検査内容変更①

BUN, CRP K mg/ cm, 49.6 kg, BMI /72 mmhg, 92/ Hb 6.7 g/dl PT-INR CT 1 MRI 2a, b T1 T2 T1 MRI

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

LDL HbA1c6. 5% AST51 ALT51 - GT LDL180 1, mmHg 85mmHg 150mg/dL HDL 40mg/dL 100mg/dL HbA1c 5.6% mmhg mg/dl mg/

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平成 23 年度千葉県臨床検査技師会臨床化学検査研究班 外部精度管理調査実施要項 ( 社 ) 千葉県臨床検査技師会臨床化学検査研究班本年度サーベイ内容の昨年度からの変更点 変更点 1. ドライ機器で測定する場合は 測定対象試料と項目が異なります ドライ以外の機器で測定する場合の試料と測定項目一覧 ドライ機器で測定する場合の試料と測定項目一覧 試料 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 試料内容 液状凍結試料液状凍結試料液状凍結試料測定項目 Glu 〇 T-Bil 〇 D-Bil 〇〇〇 Na 〇 K 〇 Cl 〇 Ca 〇 IP 〇 Fe 〇 TP 〇 ALB 〇 UA 〇 UN 〇 Cre 〇 TC 〇 TG 〇 HDL 〇 LDL 〇 CRP 〇 AST 〇 ALT 〇 ALP 〇 LD 〇 AMY 〇 CK 〇 GGT 〇 ChE 〇 HbA1c IgG 〇〇〇 IgA 〇〇〇 IgM 〇〇〇 CK-MB 〇〇 溶血冷蔵試料溶血冷蔵試料液状凍結試料液状凍結試料チリトロール試料 No. 1 2 3 4 5 6 7 8 試料内容 液状凍結試料液状凍結試料液状凍結試料測定項目 Glu 〇 T-Bil 〇 D-Bil 〇〇〇 Na 〇 K 〇 Cl 〇 Ca 〇 IP 〇 Fe 〇 TP 〇 ALB 〇 UA 〇 UN 〇 Cre 〇 TC 〇 TG 〇 HDL 〇 LDL 〇 CRP 〇 AST 〇 ALT 〇 ALP 〇 LD 〇 AMY 〇 CK 〇 GGT 〇 ChE 〇 HbA1c IgG IgA IgM CK-MB 〇〇 溶血冷蔵試料溶血冷蔵試料液状凍結試料液状凍結試料チリトロール〇は調査項目です 1 〇は調査項目です

変更点 2. 日臨技サーベイシステムの導入により 結果入力は web 上の専用サイトで行ないます 結果入力は メイン機 サブ機 ドライの 3 種類に分かれます ( 注 ) ドライについては 自施設においてサブ機として使用している場合でも結果を含めたすべての入力をドライの入力欄へしてください 変更点 3. 評価方法が変更となります 日臨技と同様 ABCD の 4 段階評価となります また ドライケミストリーも上記評価方法を用いますが 本年度のサーベイではドライ以外の施設とは測定内容が異なるため 別評価となります 詳細についてはサーベイ結果中間報告書にて説明します 本年度サーベイ概要 1. 目的正確さを基盤としたサーベイを行い 日常検査法の標準化および検査値の共有化を通じて施設間差の縮小を目的とします 2. 測定 ( 対象 ) 項目成分項目 ( 計 19 項目 ) ナトリウム (Na) アルブミン (ALB) 尿素窒素 (BUN) カリウム (K) C 反応性蛋白 (CRP) クレアチニン (CRE) クロール (Cl) 総コレステロール (TCH) 鉄 (Fe) カルシウム (Ca) 中性脂肪 (TG) 無機リン (IP) グルコース (GLU) HDLコレステロール (HDL-C) ヘモグロビン A1c (HbA1c) 総ビリルビン (T-BIL) LDL コレステロール (LDL-C) 総蛋白 (TP) 尿酸 (UA) 酵素項目 ( 計 8 項目 ) AST (GOT) GGT(γ-GTP) LD (LDH) AMY ALT (GPT) ALP CK (CPK) CHE(ChE) 調査項目 ( 計 5 項目 ) 免疫グロブリン (IgG IgA IgM) 直接ビリルビン (D-BIL) CK-MB(CPK-MB) 2

3. 試料 No.1( 黄色 ) No.2( 赤色 ): 各 1 本プール血清 ( 液状凍結品 ) No.2( 青色 ) No.3( 緑色 ): 各 1 本新鮮プール化血清 ( 液状凍結品 ) No.4( 白色 ) No.5( 赤色 ): 各 1 本 HbA1c 用試料 ( 溶血冷蔵品 ) No.6( 白色 ) No.7( 青色 ): 各 1 本 CK-MB 用試料 ( 液状凍結品 ) No.6 7 は容器形状が他試料と異なります キャップの色と番号を必ず確かめてください No.1 は全参加施設に配布されますが 使用機器がドライケミストリーのみの施設は使用しませんので注意してください No.8( チリトロール 2000L): イエローラベル 検査値統一推進事業参加施設を対象とした自由参加としますので 同封しません 事業の進捗状況として集計しますが 評価はしません 注意 : 試料の取り扱い方法試料は感染の危険性があるものとし 患者検体と同様に取り扱いには十分注意してください 測定は極力 試料到着当日中に測定してください ( 試料の変性が起こってしまうため ) 当日中に測定できない場合は試料を低温冷凍庫 (-30 以下 ) に保存し2 日以内に測定してください 4. 測定方法試料は日常検体と同様に測定してください 測定回数については特に規定しません 試料 No.1~3 6 7 使用時流水にて速やかに解凍し ゆっくりと 40 回以上転倒混和を行い直ちに測定してください 融解後直ちに測定できない場合は 4 保存し 1 時間以内に測定してください 繰り返しの凍結融解は避けてください No.1,2 は HbA1c を除く項目が測定対象です ただし No.1 はドライ機器では使用しません No.3 は脂質 4 項目が測定対象ですが ドライ機器の場合は HbA1c を除く項目が測定対象です No.6,7 は CK-MB が測定対象です 試料にヘパリン加血清を用いているため フィブリンが析出する可能性があります 試料を測定する際には十分に注意してください 測定対象項目については本手引書 Page1 の測定項目一覧表を参照してください 試料 No.4 5 試料は EDTA 添加血液の全血をプールし 溶血させて作製した HbA1c 測定用試料です フィブリンが析出する可能性も否定できないため試料の取り扱いには十分に注意してください 測定および前処理は以下に記載した各測定機器メーカー指定の方法で行ってください 協和メデックス試料をよく攪拌し 試料 10μL をエッペンドルフで分取し 蒸留水 500μL に添加 ( 試料を蒸留水に添加する際 試料がチップの内側に残らないように良く出し入れする ) 東ソー溶血試料の測定手順を以下に示します 1. 溶血試料の入ったチューブを 転倒混和し 均一にします 2. キャリブレータを測定する際に使用する希釈検体専用のサンプルカップに溶血試料を 5μL 分注します ( 分注量 5μL はあくまでも一例であり 最終的なサンプル濃度 (Total Area) が測定 3

可能範囲であれば問題ありません ) 3. 溶血試料 5μL を分注したサンプルカップに溶血洗浄液 またはヘモリッシュを1mL 添加し 混合します ( トータルで 201 倍希釈とします ) 4. 測定終了後 結果に Area Low Area High のフラグが出ていないことを確認してください シスメックス 試薬添付文書に従って測定してください 和光 専用希釈液を用いて 101 倍に希釈して測定してください ロシュ ダイアグノスティックス ( 株 ) 1. 溶血前に全血を転倒混和し 均一な状態にします 2. 専用の溶血試薬と試料と 100:1 の割合で泡立てないように混合します ( 溶血試薬 1mL 試料 10μL) オーソ ビトロスマイクロチップ d%a1c の場合試料と溶血試薬が 1:100( 試料 10μL に対し 溶血試薬 1000μL) の割合になるように 試料の希釈溶血を行ってください 充分に転倒混和後 約 1 分間静置し 処理後の検体は 1 時間以内に測定を行ってください また 測定時は必ず 前処理済み の試料として測定してください 富士レビオ 室温放置 軽く混和後 検体希釈液で 51 倍に希釈して測定 アークレイ HA-8150 の場合 溶血洗浄液 H で 200 倍に希釈します 室温で 10 分間静置した後 溶血モードにて HbA1c を測定してください (A0 エリアの目安は 35000~50000 としています ) HA-8160/HA-8170 の場合 専用希釈液 または溶血洗浄液 H で 200 倍に希釈した後 溶血モードにて HbA1c を測定してください (A0 エリアの目安は 35000~50000 としています ) HA-8180 の場合 専用希釈液 または溶血洗浄液 H で 100 倍に希釈した後 溶血モードにて HbA1c を測定してください (A0 エリアの目安は 35000~50000 としています ) サンク A1c の場合 試料を自動分析装置用の純水製造装置より精製された純水を用いて 21 倍に希釈してください 溶血モードにて HbA1c を測定してください 測定後は Hb 濃度が 65~130μmol/L に入っていることを確認してください 積水メディカル試料は 800G 5 分間遠心してください 血球層の上面や底を避けて血球 25μL を採取してください 血球 25μL を前処理液 500μL 中に排出し前処理試料とします 4

前処理試料は前処理後 2 時間以内に測定してください 試料 No.8 チリトロール 2000L 使用時流水にて速やかに解凍し ゆっくりと 40 回以上転倒混和を行い直ちに測定してください 5. 測定結果および各種コードの入力測定結果および各種コードの入力は 入力方法と注意点 (Page.6) を参照してください 6. 結果の保存測定結果や入力内容について 必要に応じて後日研究班より問い合わせをする場合があります サーベイ試料測定当日のキャリブレーションリストや打ち出したデータと入力用ファイルは 必ず保存をお願いします なお 問い合わせは電話 FAX や E -mail で行いますので ご協力をお願いします 7. 結果の締め切り 締め切り :10 月 28 日 ( 金 ) 締め切り日までに web の専用サイトにて入力を済ませてください 期日を過ぎると入力ができなくなります 質問および問い合わせ先 ( 問い合わせは平日 15:00~17:00 の間にお願いします ) 1. 安房地域医療センター臨床検査室 岩田幸広 TEL:0470-25-5125 内線 245 2. 船橋市立医療センター臨床検査科 三末高央 TEL:047-438-3321 内線 5174 3. 玄々堂君津病院 臨床検査科 淵上孝一 TEL:0439-52-4496 ( 直通 ) 8. 評価方法配布試料 No.1~5 について 正確さの測定体系 に基づいた目標値を設定し ABCD の 4 段階で目標値に対する許容幅を設定し評価を行います また本サーベイではサブ測定装置も評価対象とします 詳細についてはサーベイ結果中間報告書にて説明します 正確さの測定体系 JSCC 勧告法などトレーサビリティが確保された方法および標準物質 (JCCRM など ) を用いた測定方法 目標値設定において測定方法間で差を認める場合 方法別に目標値を設定しますが 測定方法によっては設定することができないことがありますのでご了承ください 9. 結果報告および 2 次サーベイ 中間報告書: 自施設で専用サイトからダウンロードする形式にする予定 自施設の測定値やその他入力された情報について確認してください 研修会報告 : サーベイ結果の集計後 精度管理報告を兼ねた研修会を行う予定です 詳しくは千臨技ニュースを参照ください 5

2 次サーベイ : サーベイ結果中間報告時にご連絡します 最終報告書 : 千臨技より外部精度管理参加施設に精度管理報告書を配布します 入力方法と注意点 入力はすべて web の専用サイトにておこないます A. 測定機器測定機器は 機器一括設定 測定装置マスター一覧.PDF を参照してください B. 検量方法検量方法コードは 検量一括設定 検量マスター一覧.PDF を参照ください 該当する選択肢がない場合は 必ず 99: その他 を選択してください 溶媒ベース水溶性標準液 は 基材に水または有機溶媒を使用している標準液が該当します 血清ベース標準液 は 基材として血清蛋白溶液 アルブミン溶液を使用している標準液が該当します またグリセロール ポリエチレングリコール等で粘性を血清に近似させた標準液を使用している場合も 血清ベース標準液を選択してください 標準液を表示値で使用しない場合は 標準液の概念から外れてしまします このような場合は 99: その他 を選択してください 酵素項目における酵素キャリブレータについても 製造販売会社指定のキャリブレータでない場合や 表示値以外で使用している場合は 酵素キャリブレータの概念から外れてしまうため 99: その他 を選択してください C. 測定試薬測定試薬は 試薬一括設定 試薬マスター一覧.PDF を参照し 選択してください 測定試薬を選択すると連動して測定方法が表示されます D. ドライケミストリードライケミストリー機器で補正係数を掛けている場合は 該当項目の補正係数欄に数値を入力してください 項目別注意事項 Na,K,Cl 日立および東芝の ISE キャリブレータはアルブミン溶液ですので試薬検量は 21: 血清ベース標準液 を選択してください Ca 報告単位は mg/dl です その他の単位を使用している施設は 報告値および基準範囲を mg/dl に換算してから報告してください Alb 電気泳動法のように標準物質がない場合は検量コード 99: その他 を選択してください 報告単位は g/dl です 電気泳動法の場合は自施設で測定した総蛋白濃度よりアルブミン濃度を求めてください LDL-C 計算によって算出している場合は 98: 計算によって算出 を選択し 測定装置は ZZZ999: その他の医用検体検査装置 および試薬検量は 99: その他 を選択してください ただし計算による算出は評価対象外とします HbA1c NGSP 値を使用している場合 測定結果は JDS 値 (=NGSP 値 -0.4) を入力してください その他注意事項 和光純薬のマルチキャリブレータを使用している場合は 試薬検量は 21: 血清ベース標準液 です 検量コードの市販管理血清は 校正に用いることができる管理血清である場合に選択してください 結果の締め切りは 10 月 28 日 ( 金 ) です 期日を過ぎると入力できなくなりますので承知ください 6