家庭における教育

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平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

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Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

 

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

平成18年度

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

この章のポイント 高校での指導の実態からみる高校教育の課題 Benesse 教育研究開発センター研究員 岡部悟志 解説の時間 が中心の高校での授業中学校から高校にかけて生徒が様々なとまどいを感じていることは第 1 章で確認した通りだが その背景には中学校と高校とで大きく異なる指導の実態がありそうだ

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズに通う小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名全国の英会話教室に通っていない小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名計 1,000 名調査実施期間 : イーオン保護者 :2017 年 4 月 1 日 ( 土 )~

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

小学生の英語学習に関する調査

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズに通う小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名全国の英会話教室に通っていない小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名計 1,000 名調査実施期間 : イーオン保護者 :2016 年 2 月 22 日 ( 月 )~

問 1 将来 子供たち ( 地域の子供も含む ) にどのような大人になってほしいですか (3つまで選択) 1. 自ら学び 向上心をもって何事にもチャレンジすることができる人 2. 社会のルールやマナーをきちんと守る人 50.2% 62.2% 3. 社会において自立的に生きることができる人 34.2%

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

図表 2-1から 最も多い回答は 子どもが望む職業についてほしい (9%) であり 以下 職業に役立つ何らかの資格を取ってほしい (82.7%) 安定した職業についてほしい (82.3%) と続いていることが分かる これらの結果から 親が自分の子どもの職業に望むこととして 最も一般的な感じ方は何より

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント

 

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73>

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

4 選抜方法 ( 1 ) 選抜の方法 学力検査の成績 調査書の得点 第 2 日の検査 ( 面接 ) の得点 を全て合計した 総得点 により順位をつけ 各選抜資料の評価等について慎重に審議しながら 予定人員までを入学許可候補者として内定する < 総得点の満点の内訳 > 調査書の得点第 2 日の検査学力

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズ保護者様 598 名 < お子様の年齢 > 未就学児 232 名 / 小学校低学年 (1~2 年生 )155 名 / 中学年 (3~4 年生 )123 名 / 高学年 (5~6 年生 )88 名 調査実施期間 :201

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

< DDD8A7790B E90B688C88A4F816A B83678F578C762E786C7378>

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

< 受験生トレンド > 受験生に必須のアイテム 受験生の半数以上が勉強に SNS を活用 3 人に 1 人以上が活用している Twitter が第 1 位に 目的は モチベーションを上げたい 記録に残したい 共有して安心したい が上位に 勉強専門アカウントについては約 5 割が興味 約 2 割が活用

H30全国HP

①H28公表資料p.1~2

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

現課程の高校生の実態

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

Microsoft Word - 表紙.doc

 

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

◎公表用資料

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

調査結果の概要

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

スライド 1

『いい夫婦の日』夫婦に関するアンケート調査 【プレゼント編】調査報告書

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

H

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

「学校教育に対する保護者の意識アンケート《

中 1 中 2 中 3 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

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p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

Microsoft Word - 研究の概要他(西小) 最終

派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

140327子ども用ヘルメット調査リリース(最終稿).pptx

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

小 4 小 5 小 6 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

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国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

3 学校の部活動部活動についてについてお聞きします 問 7: あなたは 学校の部活動に参加していますか 学校の部活動に参加していますか 部活動部活動に参加している人は 所属している部活動の名前も記入してください 1. 運動部活動に参加 ( 問 8へ ) 2. 文化部活動に参加 ( 問 9へ ) 3.

平成 27 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : 平成 27 年 4 月 ~7 月小学校第 5 学年 ( 悉皆 ) 中学校第 2 学年 ( 悉皆 ) 男子 5,909 人男子 5,922 人 女子 5,808 人女子 5,763 人 本

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

受験期は子どものストレスが増す 95.3% 受験期の子どもとの接し方に不安 68.6% 保護者の 93.0% は 受験期は金銭的な負担が増える と不安視 小学生または中学生の子どもを持つ 20 代 ~50 代の男女に対し 受験期の不安や受験期の子どものサポートについて聞きました 全回答者 (1,00

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

調査の目的 概要 調査の背景及び目的 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の 創造的 IT 人材育成方針 ( 平成 25 年 12 月 20 日 ) では すべての国民が IT を生活の中で存分に利活用していくことが求められるところ 小学生 中学生 高校生等を対象とする人材育成においては 保護者

かたがみ79PDF用

資料3 高校生を取り巻く状況について

PowerPoint プレゼンテーション

平成 30 年度 名古屋市子ども 若者 子育て家庭 意識 生活実態調査報告書 ( 概要 ) 平成 31 年 3 月 名古屋市 1 調査目的平成 31 年度に策定予定のなごや子ども条例第 20 条の規定による 子どもに関する総合計画 及び子ども 子育て支援法第 61 条の規定による 市町村子ども 子育

2.3.事前に調べておこう

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

Microsoft PowerPoint - 【2013年度】保護者

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=平成22年度調査結果の概要===============

H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

<4D F736F F F696E74202D F30375F31385F90568A778F4B8E7793B CC82C982C282A282C4205B8CDD8AB B83685D>

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

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調査結果概要

3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

Transcription:

(2) 学校教育への満足と要望 期待 1 学校教育に対する満足度問 14 あなたは 学校教育についてどの程度満足していますか ( とても満足している 満足している どちらともいえない 満足していない 全く満足していないから選択 ) A 教師の子どもに対する理解 B 教師間での教育方針の一致度 C 先生と保護者との話し合い D 施設 設備などの教育環境 問 14A 教師の子どもに対する理解 ( 小学生保護者 ) 問 14A 教師の子どもに対する理解 ( 中学生保護者 ) 5.1 7.6 7 16.9 13.4 10.7 10.6 2.6 4.5 3.1 34.4 36.6 39.7 41.5 41.9 42.3 37.5 37.8 1.2 1.5 4 3.6 4.1 4.5 4.4 3.4 22.1 22.8 29 28.6 28.3 19.9 14.5 13.7 44.3 51.3 48.1 50.7 問 14B 教師間での方針の一致度 ( 小学生保護者 ) 問 14B 教師間での方針の一致度 ( 中学生保護者 ) 3.7 2.6 1 17.9 22.4 23.8 24.9 23.7 15.9 17.2 5 6.2 4.7 55.7 53.3 51.8 5 0.2 0.3 2.3 1.8 9.3 8.1 16.6 15.1 28.5 23.3 18.9 19.8 4.2 5.6 4.7 2.7 57.8 62.7 57.5 60.6 問 14C 先生と保護者との話し合い ( 小学生保護者 ) 問 14C 先生と保護者との話し合い ( 中学生保護者 ) 1.4 2.7 5.2 4.3 17.8 14.7 12.5 11.1 2.8 2 3.3 2.4 30.2 31.5 35.3 35.7 47.9 49.1 43.6 46.5 0.7 3.3 4.4 2.3 3.2 16.9 2 26.1 25.3 26.8 17 14.1 14.5 52 56.5 52.6 52.5-74 -

問 14D 施設設備などの教育環境 ( 小学生保護者 ) 問 14D 施設設備などの教育環境 ( 中学生保護者 ) 1.5 3.6 24.8 25.2 31.6 35.8 44.2 47.1 47.4 44.1 2 21 14.7 1 6 5.9 2.7 2.7 1 0.9 1.8 2.3 5.2 5.5 2.6 22.3 18.2 23 23.7 24.8 23.6 16 16.1 46.7 5 55.3 55.3 < 平成 の結果 > 学校教育に対して とても満足 満足 を合わせた割合は 小学生保護者では 教師の子どもに対する理解 が5 割弱 先生と保護者との話し合い 施設 設備などの教育環境 が4 割 教師間の教育方針の一致度 が最も低く2 割半ばであった 中学生保護者では どの項目も小学校に比べ1 割程度低い結果となった また 中学生保護者においての 教師間の教育方針の一致度 については とても満足 満足 を合わせたものよりも 満足していない 全く満足していない が唯一上回った結果となった 中学校では教科担当者や部活動の顧問など生徒が多くの教師と関わるため 一人ひとりの教師の指導が保護者に伝わりにくい事が原因だろうか 教師間の方針の一致徹底はもちろんとして 学校だよりや学年だよりをはじめ 保護者にどのように情報提供するかということも課題である < 平成 からを通しての比較 > いずれの項目も 調査年度毎に とても満足 満足 の割合が増加している (*) 学校での取り組みが評価されてきているものの とても満足 と 満足 とを合わせても 半数を超えていないものがほとんどである - 75 -

2 学校への期待 問 10 あなたは お子さんの通っている学校にどのような教育を望みますか ( とても望む 望む どちらともいえない 望まない まったく望まないから選択 ) A 実社会への適応力を身につける教育 B 心の豊かさを育てる教育 C 礼儀や作法等を身につける教育 D 進学に役立つ学力のつく教育 グラフは とても望む 望む を合わせたものである 問 10 どのような教育を望むか ( 小学生保護者 ) とても望む + 望む 問 10 どのような教育を望むか ( 中学生保護者 ) とても望む + 望む 心の豊かさ育成 96.8 96.8 95 93.8 心の豊かさ育成 94.9 94.1 92.9 90.7 礼儀作法の育成 79.2 85.9 87.4 89.8 礼儀作法の育成 74.1 79.7 83.1 87.7 社会への適応力 79.3 83.2 82.2 85 社会への適応力 79.8 84.8 82.1 8 学力のつく教育 40.2 54.7 58.9 61.3 学力のつく教育 50.9 70.1 71.9 76.7 < 平成 の結果 > 小学生 中学生の保護者ともに 心の豊かさを育てる教育 礼儀や作法などを身につける教育 実社会への適応力を身につける教育 の各項目について とても望む と 望む とを合わせて9 割前後と高い割合である 進学に役立つ学力のつく教育 は それらよりは低く 小学校ではそれが顕著である < 平成 からを通しての比較 > 小学生 中学生の保護者ともに 進学に役立つ学力のつく教育 礼儀や作法などを身につける教育 への期待が毎回増加している (*) 特に 進学に役立つ学力のつく教育 については 小学生 中学生の保護者ともに 第 1 次調査と比べて2 割以上も増加している いっぽう 心の豊かさを育てる教育 への期待は 減少傾向にある (*) 保護者の学校に求める 教育 観は第 1 次調査から大きく変化している - 76 -

3 教育の分担 問 11 あなたは お子さんが次のようなことをどこで身につけるのがよいと思いますか ( から選択 ) A 基礎的な学力 B 受験に対応できる学力 C 基本的な生活習慣 ( あいさつ 言葉遣い 歯みがきなど ) E 人とのつきあい方 F 自分の身の安全の守り方 G 他人を思いやる心 D 集団生活のルール 問 11A 基礎的な学力 ( 小学生保護者 ) 問 11A 基礎的な学力 ( 中学生保護者 ) 96.5 97.7 96.5 96 96.2 96.8 97.4 96.3 3 2.1 2.9 3.7 3.4 3 2.5 2.9 0.4 0.2 0.5 0.3 0.4 0.2 0.1 問 11B 受験に対応できる学力 ( 小学生保護者 ) 問 11B 受験に対応できる学力 ( 中学生保護者 ) 77.5 80.1 72.9 69.9 90.1 87.6 86.9 86.6 16.6 13.6 21.3 22.3 7.1 9.5 8.8 8.1 5.9 6.3 5.8 7.7 2.8 2.9 4.3 5.3 問 11C 基本的な生活習慣 ( 小学生保護者 ) 問 11C 基本的な生活習慣 ( 中学生保護者 ) 1.8 4 4.3 6.3 2 4.2 96.7 95.3 94 9 97.6 94.5 95.6 94.9 1.5 2 0.4 1.3 1.6-77 -

問 11D 集団生活のルール ( 小学生保護者 ) 問 11D 集団生活のルール ( 中学生保護者 ) 87.2 90.3 92.5 9 82.5 85.6 88.2 91.1 4.7 5 3.4 4.1 7.2 7.4 6.5 5 8.1 4.7 4.2 4.1 10.3 7 5.3 問 11E 人とのつきあい方 ( 小学生保護者 ) 問 11E 人とのつきあい方 ( 中学生保護者 ) 37.2 43.3 48.4 54.8 35.5 39 42.4 52.2 36.1 34.6 30.5 29.6 40 37.7 36.6 31.5 26.8 22.1 21.1 15.5 24.5 23.2 21 16.3 問 11F 身の安全の守り方 ( 小学生保護者 ) 問 11F 身の安全の守り方 ( 中学生保護者 ) 11.8 17.3 16.2 22.5 10.1 14.5 15.5 18.7 75.7 72.1 69.3 67 78.2 72.5 72.8 70.4 12.5 10.7 14.5 10.5 1 12.9 1 10.9 問 11G 他人を思いやる心 ( 小学生保護者 ) 問 11G 他人を思いやる心 ( 中学生保護者 ) 22.7 26.5 30 34.4 19.4 19.1 22.7 28.5 69.6 62.7 63.2 58.6 72.1 70.6 68.5 63.7 7.7 10.9 6.9 7 8.4 10.3 8.8 7.8-78 -

< 平成 の結果 > 小学生 中学生の保護者ともに 基礎的な学力 受験に対応できる学力 集団生活のルール は 基本的な生活習慣 自分の身の安全の守り方 他人を思いやる心 は 身につけるべきであるという回答だった 人とのつきあい方 は学校 家庭 地域のいずれの回答も多いが 過半数は身につけるべきであるという回答だった < 平成 からを通しての比較 > 基本的な生活習慣 では 9 割以上が 身につけるべきと多数だが 調査年度毎に減り続けており 小学生の保護者では 身につけるべきという回答が増加している (*) 人とのつきあい方 集団生活のルール 自分の身の安全の守り方 他人を思いやる心 については いずれも が調査年度毎に減少し が増加し続けている (*) 受験に対応できる学力 については が減少傾向にあるが 基礎的な学力 については 特に変化は見られず が常に 9 割半ばと圧倒的である (*) 保護者は 様々なことを 学校で身につけて欲しい という期待が高まってきているようだ 問 12 あなたは 学校と地域が一緒になって 子どもたちを育てる という考えについ てどうお考えですか 1. よいことだと思う 2. 必要がない 問 12 学校と地域が一緒の教育がよいことだと思う < 平成 の結果 > 小学生 96.4 97.7 98.8 学校と地域が一緒になって子どもたちを育てる という考え方については ほとんどの保護者が よいことだと思う と回答している 97.6 < 平成 からを通しての比較 > 小学生 中学生ともに 学校と地域が一緒にな 中学生 96.3 97.1 97.2 96.3 って子どもたちを育てる ことを肯定的にとらえている保護者がほとんどである これは学校教育に対する期待とともに 地域への保護者の関心の高まりでもあろう ただし 問 11において という回答の割合が減少しているこ とから 学校が主体となり地域と連携して行きたいということの表れなのかもしれない - 79 -

4 進路指導に対する要望 問 17 あなたは 中学校でどのような進路指導を行ってほしいですか ( 小学生の保護者の方はお子さんの中学入学後のことを考えてお答えください 3つまで ) 1. 子どもの学力に応じた指導 6. 保護者の話をゆっくり聞くこと 2. 子どもの性格にあった指導 7. 合格の難易度などの詳しい情報の提供 3. 子どもの希望を尊重した指導 8. 希望校の校風や指導方針などの情報の提供 4. 保護者の希望を尊重した指導 9. 就職に関する詳しい情報の提供 5. 子どもの話をゆっくり聞くこと 問 17 進路指導への望み ( 小学生保護者 ) 問 17 進路指導への望み ( 中学生保護者 ) 子どもの学力で 62 66.6 74.6 73.2 子どもの学力で 57.9 68.6 7 71.8 子どもの話を聞く 58 58.8 55.7 47.8 合格の難易度等 30.9 41.1 43.3 45.9 子どもの性格で 45.6 42.6 37.4 38.8 子どもの話を聞く 53.3 45.6 46.4 39.1 合格の難易度等希望校の校風等子どもの希望で 25.8 32.2 33.6 37.4 4 46.4 39.8 34.9 45.9 31.2 29.5 32.8 希望校の校風等子どもの性格で子どもの希望で 45.6 46.9 43.1 39 46.7 37.4 35.8 38.1 45.2 39.4 3 26.5 就職の情報提供 2.5 2.1 3.7 6.6 就職の情報提供 2.8 5.4 保護者の話聞く 6.5 5.7 5.8 6 保護者の話聞く 3.8 2.5 3.7 2.9 保護者の希望で 1.1 2.1 1.3 1 保護者の希望で 1.1 < 平成 の結果 > 小学生 中学生の保護者ともに 7 割以上が 子どもの学力に応じた指導 を望んでいる < 平成 からを通しての比較 > 子どもの学力に応じた指導 合格の難易度などの詳しい情報の提供 は 調査年度毎に増加している (*) いっぽう 希望校の校風や指導方針などの情報の提供 や 子どもの話をゆっくり聞くこと は 減少している (*) 子どもの希望を尊重した指導 は 第 1 次調査に比べ 第 2 次調査以降は低くなっている (*) 県立高等学校の入試選抜制度の変更が行われ 学力に合った進路選択 が一つのポイントになっているようだ ( 参考 ) 子どもの話をゆっくり聞く 希望校の情報提供 ( 平成 平成 ) 子どもの話をゆっくり聞く 希望校の情報提供 小学 4 年 52.7 61.9 小学 4 年 34.4 31.9 小学 5 年 51.8 51.2 小学 5 年 34.6 45.2 小学 6 年中学 1 年 41.8 40.9 53.4 51.2 小学 6 年中学 1 年 39.8 38.3 41.5 35.9 中学 2 年 38.1 45.7 中学 2 年 40.3 41.9 中学 3 年 42.3 39 中学 3 年 39.3 47.7 0 10 20 30 40 50 60 70-80 - 0 10 20 30 40 50 60

5 部活動に対する期待 問 18 あなたは 中学校の部活動をすることで よいと思う点は何ですか ( 小学生の保護者の方はお子さんの中学入学後のことを考えてお答えください 3 つまで ) 1. 忍耐力が備わる 5. その活動の技能や技術が向上する 2. 体力が向上し 健康によい 6. 非行防止になる 3. 友だちが増える 7. 学童保育の代わりになる 4. 集団生活の経験ができる 問 18 部活動の良い点 ( 小学生保護者 ) 問 18 部活動の良い点 ( 中学生保護者 ) 忍耐力が備わる 57.1 63.7 68.9 63.6 集団生活の経験 65.5 65.1 69.8 72 集団生活の経験 70.3 71 68.1 72.4 忍耐力が備わる 56.5 59.4 60.3 60.7 友達が増える体力等の向上 64.8 58.6 55.3 53.1 52.7 49.5 48.9 49.2 体力等の向上友達が増える 57 50.5 46.4 50.5 60.4 54.9 55.7 47.3 技能技術の向上 29.1 30.7 29.4 29.4 技能技術の向上 32.4 38.8 32.8 32.7 非行防止になる 14.4 14.3 14.1 12.2 非行防止になる 15.8 16.5 13.3 10.3 学童保育代わり 0.7 0.5 0.4 学童保育代わり 0.2 0.7 0.6 < 平成 の結果 > 小学生 中学生の保護者ともに 集団生活の経験ができる が約 7 割 続いて 忍耐力が備わる 友だちが増える の順に多い 保護者にとって部活動は 技術 技能の向上だけでなく仲間との社会性や忍耐力などの成長を期待しているようだ < 平成 からを通しての比較 > 小学生 中学生の保護者ともに 忍耐力が備わる が増加した (*) また 中学生の保護者では 集団生活の経験 技能や技術の向上 が増加した (*) そのいっぽうで 友だちが増える は減少した (*) 部活動に対し 基本的生活の質的向上 家庭では経験させにくいことを身につけさせることが大事だと考えているのであろう - 81 -