調査方法等 実施機関 国立青少年教育振興機構 BuzzHunter( 委託 ) 青少年研究センター 青少年活動振興院 調査期間 10~11 月 9~11 月 10~11 月 11 月 学校数 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833

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インターネットの活用をみると インターネットでニュース関連の情報をみること の肯定率が4か国とも7 割以上と高い そのほか は インターネットで学習の情報や資料を調べたり 収集したりすること メールやチャット (LINE を含む ) で先生や友だちにわからないところを質問すること の肯定率も 75%

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アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

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図表 2-1から 最も多い回答は 子どもが望む職業についてほしい (9%) であり 以下 職業に役立つ何らかの資格を取ってほしい (82.7%) 安定した職業についてほしい (82.3%) と続いていることが分かる これらの結果から 親が自分の子どもの職業に望むこととして 最も一般的な感じ方は何より

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小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

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2008 年 1 月 11 日 株式会社エルゴ ブレインズ ポイントオン株式会社 自主学習時間は 1 日平均 4 時間以上 ~ 高校 3 年から塾 予備校に通い始めた追い込み組 ~ 株式会社エルゴ ブレインズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役最高経営責任者 CEO: 宮田徹 証 券コード :43

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

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表 110 性 別子からの仕送りの有無別個人数 子からの仕送り ありなし 昨年収入ありと答えた人の 男性 歳 歳 歳 歳 歳 0 77

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l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

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1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

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高校生の生活と意識に関する調査報告書 概要 の比較 平成平成 27 27 年年 8 月 8 月 28 28 日 このたび 国立青少年教育振興機構では 平成 26 年度に高校生を対象として実施した標記の国際比較調査について その結果を取りまとめたので報告する の高校生の主な特徴 ( ) 内のページ数は 本概要の掲載ページである 〇体験活動 家族や親族のお墓参りをしたこと 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと が あると回答した割合は高いが 弱い者いじめやケンカをやめさせたり 注意したこと 体の不自 由な人 お年寄りなどの手助けをしたこと と回答した割合は他の 3 か国と比べて最も低い (P1~2) 〇勉強の目的 将来 希望する仕事に就くため 社会の役に立つ人間になるため という回答が他の 3 か国に 比べて高い 将来希望する学校段階については 四年制大学まで と回答した割合が高く 大学院 まで と回答した割合が他の 3 か国に比べて最も低い (P5~6) 〇親子関係 親の期待にプレッシャーを感じる 親を尊敬している どんなことをしてでも自分で親の世話 をしたい という回答が他の 3 か国に比べて最も低い (P7~8) 〇人生の目標 自分が幸せと感じること と回答した割合は 他の 3 か国と同様に高い お金持ちになること 高い社会的地位につくこと と回答した割合は 他の 3 か国に比べて少ない (P9) 〇社会や国に対する考え方 満足度は他の 3 か国に比べて最も高い いまの社会は貧富の差が大きい と回答した割合は他の 3 か国に比べて最も低い 一方 国の発展は私個人の発展とつながっている 国のために尽くすこ とは大切だ と考えている者の割合は他の 3 か国に比べて最も低い (P10) 〇自分について ( 自己肯定感等 ) 人並みの能力がある 体力に自信がある 勉強が得意な方だ といったことに肯定する割合は 低い また 自分はダメな人間だと思うことがある といった項目への肯定する割合は高い (P11) 〇体験活動と自己肯定感 4 か国とも自然体験の豊富な者は 正義感 思いやりに基づく行動が多く 自尊感情などの意識が強 い傾向が見受けられる また 弱い者いじめなどを注意したり お年寄りなどの手助けをしたりするな ど 正義感 思いやりのある行動を多くした者は 自尊感情が強い傾向が見受けられる (P12~14) 問い合わせ先 国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター 151-0052 東京都渋谷区代々木神園町 3-1 TEL:03-6407-7740 7742 FAX:03-6407-7689 Email kenkyu-soumu@niye.go.jp 報告書掲載ホームページ http://www.niye.go.jp/kenkyu_houkoku/contents/detail/i/98/

調査方法等 実施機関 国立青少年教育振興機構 BuzzHunter( 委託 ) 青少年研究センター 青少年活動振興院 調査期間 10~11 月 9~11 月 10~11 月 11 月 学校数 17 19 24 58 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833 回収率 92.2% 82.1% 99.7% 99.8% 調査結果の概要 Ⅰ 高校生の生活と意識の現状 1 体験活動 報告書 P3~ 家事を手伝ったこと は 各国とも9 割を超えていて多い の高校生は 家族や親族のお墓参りしたこと が4か国中最も多く 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと といった体験も比較的多い しかし 体の不自由な人 お年寄りなどの手助けをしたこと 弱い者いじめやケンカをやめさせたり 注意したこと といった体験は米中韓に比べて少ない この1 年間に 家事を手伝ったこと が ある ( 何度もある と 少しある の合計 以下同様 ) と回答した者の割合は 4か国とも9 割を超えている 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと が ある と回答した者の割合は 40.1% 29.0% 45.2% 26.6% となっている の高校生は 家族や親族のお墓参りをしたこと が ある と回答した者の割合が4 割を超え 他の3か国と比べて高い 一方 キャンプなどのアウトドア活動をしたことが ほとんどない と回答した者が5 割となっている また 弱い者いじめやケンカをやめさせたり 注意したこと 体の不自由な人 お年寄りなどの手助けをしたこと といった体験も は4か国中最も少ない 1 1

家事を手伝ったこと 91.7 95.6 95.0 94.2 家族や親族のお墓参りをしたこと 46.6 62.2 71.3 77.0 体の不自由な人 お年寄りなどの手助けをしたこと 53.5 60.8 78.7 78.8 虫を捕ったりペットを育てたりしたこと 34.2 52.8 50.5 73.0 道路や公園などに捨てられているゴミを拾ったりしたこと 37.5 51.1 52.9 62.5 キャンプ 山登りやハイキングなどアウトドア活動をしたこと 47.1 46.0 62.8 70.7 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと 29.0 26.6 40.1 45.2 弱い者いじめやケンカをやめさせたり 注意したこと 27.2 54.2 50.5 63.2 図 1 体験活動 ( 何度もある 少しある と回答した者の割合 ) 2 2

2 インターネットの利用について 報告書 P8~ インターネットの利用時間もネット上だけの友人数も が一番多い との高校生の大多数はネットの 楽しさ と 危険性 をともに認識している 1 日にインターネットを 4 時間以上利用している という者の割合は 32.6% 12.2% 10.8% 7.7% である インターネット上だけのつきあいで 実際に会ったことがない友達が 50 人以上 と回答した者の割合は が2 割を超え とが 1 割強 が1 割に満たない 利用機能では4か国の差がなく ともに LINE などの SNS と 音楽を聴く が多い 私はインターネットから離れられない と回答した者は 日米中とも3 割台である また の7 割 の5 割は インターネット上で友達といろいろなものを共有できて楽しい と回答している また インターネット上でのつきあいは危険やトラブルに巻き込まれる可能性がある と回答した者は が4 か国中最も多く インターネット上では 自分の言いたいことを何でも言ってよいと思う の割合は が4か国中最も低い 6 時間以上 4~6 時間未満 2~4 時間未満 1~2 時間未満 1 時間未満ほとんど使わない 4.2 8.0 29.7 33.1 20.4 4.4 17.5 15.1 30.8 20.7 10.6 4.7 5.0 5.8 16.8 29.5 25.8 16.6 2.4 5.3 21.5 32.1 27.8 10.9 図 2 平日 一日インターネットを利用する時間 * 無回答があるため 合計は 100% にならない いない 1~4 人 5~9 人 10~49 人 50~99 人 100 人以上 44.5 19.2 9.9 14.8 7.6 3.7 27.0 21.5 12.0 16.9 8.2 13.1 45.5 23.3 8.4 9.3 8.2 4.1 63.2 18.4 6.2 6.9 3.3 2.0 図 3 インターネット上だけのつきあいで 実際に会ったことのない友達の数 x3 3

LINE や Twitter facebook などの SNS SNSを利用すること利用すること 68.0 72.7 65.0 82.9 音楽を聴く動画を見ることゲームをすること 22.0 55.8 60.6 47.9 50.2 50.5 49.2 37.8 32.2 35.6 30.6 45.0 図 4 インターネットで主にしていること ( 上位 4 項目 ) インターネット上でのつきあいは危険やトラブルに巻き込まれる可能性がある可能性がある 56.6 58.9 90.4 86.7 インターネット上で友達といろいろなものを共有できて楽しい 54.9 73.8 72.5 74.2 私はインターネットから離れられないインターネット上の自分と現実の自分は違うインターネット上では 自分の言いたいことを何でも言ってよいと思う思うインターネット上の書き込みは信用できると思う 36.9 39.1 33.5 18.6 20.5 18.5 28.7 11.1 15.2 38.6 31.9 44.4 7.9 9.5 13.8 11.7 図 5 インターネットの利用について ( とてもそう思う まあそう思う と回答した者の割合 ) 4 4

3 勉強について 報告書 P13~ 勉強の目的は4か国とも 将来 希望する仕事に就くため 大学進学のため という回答が多い の高校生は 将来 希望する仕事に就くため 社会の役に立つ人間になるため と回答した者が他の3か国に比べて多い 将来 希望する学校段階では の高校生は 四年制大学まで と回答した者が 他の3か国に比べて多く 大学院修士まで 及び 大学院博士まで と回答した者は 他国と比べて少ない 勉強が大切だ と考えている者の割合は4か国とも9 割前後となっている 勉強の目的は4か国とも 将来 希望する仕事に就くため 大学進学のため が上位となる 中でも は 将来 希望する仕事に就くため が6 割を超えて 最も高く 社会の役に立つ人間になるため と回答した者の割合も 26.5% と 4か国の中では最も高い 将来 希望する学校段階では 四年制大学まで と回答した者の割合が とは5 割 とは4 割弱となっている 大学院まで ( 修士と博士 ) と回答した者が との 36% に対し は 4.9% と 4か国中最も低い とてもそう思う まあそう思う あまりそう思わない 全くそう思わない 1.2 41.7 51.0 5.0 58.8 35.1 1.6 3.4 32.4 59.1 6.5 1.8 2.4 28.7 56.7 12.1 図 6 勉強が大事だと思うか 5 5

将来 希望する仕事に就くため大学進学のため社会の役に立つ人間になるため自分の人間性を高めるため将来 より多くの収入を得るため親の期待を叶えるため人に尊敬されるため先生に好かれるためその他わからない 62.1 40.8 45.9 53.1 44.0 41.9 36.5 45.0 26.5 16.9 21.4 14.2 20.3 28.3 27.9 27.3 16.2 15.4 26.8 31.2 4.9 11.5 17.5 10.7 1.7 3.1 9.1 4.9 0.6 3.5 1.0 0.3 3.3 16.6 2.5 8.6 6.2 3.0 4.2 1.3 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 図 7 勉強の目的 (2 つまで ) 高校まで 専門 専修学校まで 4.8 3.0 6.5 3.8 3.3 10.3 13.2 短大 高専まで 2.8 9.7 7.3 8.9 四年制大学まで 37.6 37.6 50.2 51.9 大学院修士まで 3.7 7.3 21.6 21.6 大学院博士まで 1.2 5.2 14.3 14.2 学歴にはこだわらないまだ考えていない 5.0 0.6 4.0 8.0 11.5 6.7 11.2 10.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 図 8 将来 どの程度の教育を受けたいか 6 6

4 親子関係 報告書 P20~ 家族との関係では 各国とも 家族との関係が良好である と回答した者の割合 ( とてもそう思う + まあそう思う ) が 9 割前後と高いが の高校生は 親を尊敬している 将来 どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい と回答した者の割合が他の3か国と比べて低い 家族との関係が良好である と回答した者の割合( とてもそう思う + まあそう思う ) は 4か国とも9 割前後と高い しかし 親 ( 保護者 ) を尊敬している との問に対し とてもそう思う と回答した者は 70.9% 59.7% 44.6% であるのに対し は 37.1% と少ない また 親の期待にプレッシャーを感じる と回答した者 ( とてもそう思う と まあそう思う ) が とは6 割を超えているが は3 割となっている 親の老後の世話について どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい という割合は が9 割と 最も高い とは5 割台であり は4 割を切っている とてもそう思うまあそう思うあまりそう思わない全くそう思わない 40.2 49.3 8.6 1.8 54.4 32.6 8.2 3.7 60.6 35.0 3.5 0.8 45.0 46.5 7.1 1.4 図 9 家族との関係が良好である * 無回答があるため 合計は 100% にならない 以下同様 とてもそう思うまあそう思うあまりそう思わない全くそう思わない 37.1 45.8 13.2 3.7 70.9 21.3 4.7 1.9 59.7 36.1 2.9 0.5 44.6 43.0 10.4 2.0 図 10 親 ( 保護者 ) を尊敬している 7 7

とてもそう思うまあそう思うあまりそう思わない全くそう思わない 8.4 21.1 41.8 28.6 28.5 33.5 21.8 15.1 22.0 41.6 28.2 7.3 14.0 38.2 35.6 12.2 図 11 親の期待にプレッシャーを感じる どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい 37.9 51.9 57.2 87.7 経済的な支援をするが 世話は家族や他人に頼みたい 6.3 7.3 21.3 19.3 親自身の力にまかせる 3.7 2.7 0.4 26.5 わからない 2.9 7.7 17.2 31.5 その他 5.1 8.1 1.7 1.1 図 12 親が高齢となり あなたが世話をすることになった場合 どのようにしますか 8 8

5 人生目標 報告書 P27~ 人生の目標では 4か国とも 自分が幸せと感じること と 円満な家庭を築くこと と回答した者の割合が高い の高校生は お金持ちになること 高い社会的地位につくこと と回答した割合が 4か国の中で最も低い 人生目標について 自分が幸せと感じること 円満な家庭を築くこと が 4か国とも多く挙げられている は 自分が幸せと感じること 円満な家庭を築くこと のんびりと気楽に暮らすこと 周囲から認められること お金持ちになること 高い社会的地位につくこと といった項目に対して とてもそう思う と回答した者の割合が4か国中最も低い 自分が幸せと感じること 74.3 74.5 77.5 89.4 円満な家庭を築くこと 59.6 78.1 71.2 68.0 のんびりと気楽に暮らすこと 50.7 59.2 53.1 56.6 自分の趣味を生かす暮らしをすること 47.3 57.7 70.5 86.5 たくさんの友達をもつこと 41.5 33.8 41.5 38.6 周囲から認められること 36.4 42.7 41.3 52.7 社会のために役立つ生き方をすること 31.9 31.5 42.7 56.0 お金持ちになること 20.4 38.0 51.3 35.8 高い社会的地位につくこと 12.3 26.2 23.3 20.2 図 13 人生目標 ( とてもそう思う と回答した者の割合) 9 9

6 社会や国に対する考え方 報告書 P30~ の高校生は 自国で暮らすことに満足している と回答した者の割合が9 割を超え 4か国中最も高い いまの社会は貧富の差が大きい 自国は競争が激しい社会である という設問に対して とてもそう思う まあそう思う と回答した者の割合が4か国中最も低い 一方 国の発展は私個人の発展とつながっている 国のために尽くすことは大切だ と考えている者の割合も が4か国の中で最も低い 自国で暮らすことに満足している 54.8 91.5 81.9 81.9 いまの社会は貧富の差が大きい 75.0 81.4 93.4 92.7 自分の国に誇りをもっている 41.1 73.1 67.0 87.7 努力しても必ずしも報われない 68.1 61.6 86.1 85.5 自国は競争が激しい社会である 66.6 79.1 94.4 95.6 お金があれば望みはかなう 48.2 43.9 58.7 91.5 国のために尽くすことは大切だ 55.2 73.4 83.5 71.5 外国の生活に憧れている 50.6 67.3 58.1 63.5 国の発展は私個人の発展とつながっている 43.0 48.7 47.5 76.8 自国の未来は明るい 31.8 33.1 49.8 88.2 いまの社会は公正だ 11.2 31.3 27.5 55.3 図 14 社会や国に対する考え方 ( とてもそう思う まあそう思う と回答した者の割合) 10 10

7 自分について 報告書 P33~ 私は人並みの能力がある 自分の希望はいつか叶うと思う 私は将来に対し はっきりした目標をもっている という設問に対して そう思う まあそう思う と回答した者の割合は各国とも5 割を超えるが の高校生は他の3か国と比べて少ない また 自分はダメな人間だと思うことがある と回答した者の割合は が 7 割を超え 4か国中最も高い 私は人並みの能力がある 55.7 67.8 88.5 90.6 私は 体力には自信がある 43.5 52.6 76.9 76.1 私は 勉強が得意な方だ 23.4 31.6 65.6 65.1 自分の希望はいつか叶うと思う 67.8 83.9 80.7 82.6 私は将来に対し はっきりした目標をもっている 57.3 58.9 80.9 75.4 私は将来に不安を感じている 48.3 71.0 63.0 78.0 周りの人の意見に影響されるほうだ 47.0 58.3 63.7 73.4 自分はダメな人間だと思うことがある 35.2 45.1 56.4 72.5 図 15 自己評価 ( とてもそう思う まあそう思う と回答した者の割合 ) 11 11

8 体験活動と自己肯定感の関係 報告書 P40~ 結果 1 自然体験の豊富な者は 正義感 思いやりに基づく行動が多く 自尊感情 や自主自立の意識が強い傾向が見受けられる 多い 正義感 思いやりのある行動 少ない (4 か国全体 ) 多い 自然体験 少ない (n=588) 29.1 41.7 17.5 11.7 (n=2100) 9.0 41.6 22.2 27.2 (n=1667) 5.0 31.7 24.5 38.8 (n=3342) 2.4 22.5 24.3 50.8 2.5~3.0 点 2.0~2.5 点未満 1.5~2.0 点未満 1.0~1.5 点未満 図 16 自然体験と正義感 思いやりに基づく行動の関係 多い (n=579) 強い 自尊感情 弱い (4か国全体) 38.9 29.7 25.0 4.7 1.7 自然体験 少ない (n=2084) 25.5 33.4 33.5 6.2 1.3 (n=1655) 19.2 28.7 40.3 9.0 2.8 (n=3327) 13.1 27.1 45.9 10.5 3.3 3.4~4.0 点 2.8~3.4 点未満 2.2~2.8 点未満 1.6~2.2 点未満 1.0~1.6 点未満 図 17 自然体験と自尊感情の関係 多い 自然体験 少ない 強い 自主自立意識 弱い (4か国全体) (n=580) 51.0 35.9 10.0 2.2 0.9 (n=2079) 40.1 41.8 15.4 2.5 0.2 (n=1665) 35.4 40.7 20.8 2.6 0.5 (n=3317) 29.0 44.5 22.1 3.9 0.6 3.4~4.0 2.8 点 ~3.4 点未満 2.2~2.8 点未満 1.6~2.2 点未満 1 点 ~1.6 点未満 図 18 自然体験と自主自立意識の関係 12 12

結果 2 弱い者いじめなどを注意したり お年寄りなどの手助けをしたり 道路や公園のゴミを拾ったりするなど 正義感 思いやりのある行動を多くした者は 自尊感情が強く 自主自立の意識が強い傾向が見受けられる 多 正義感 思いやりのある行動 少 (n=516) (n=2377) (n=1771) (n=2969) 強い 自尊感情 弱い (4 か国全体 ) 49.0 29.3 18.4 2.9 0.4 25.0 35.3 33.9 4.4 1.4 17.4 31.6 42.6 6.6 1.8 11.6 23.6 46.4 14.0 4.4 3.4~4.0 点 2.8~3.4 点未満 2.2~2.8 点未満 1.6~2.2 点未満 1.0~1.6 点未満 図 19 正義感 思いやりのある行動の多寡と自尊感情の関係 多 正義感 思いやりのある行動 少 (n=520) (n=2380) (n=1775) (n=2956) 強い 自主自立意識 弱い (4 カ国全体 ) 63.8 29.4 5.6 0.6 0.6 42.0 43.0 13.7 0.1 1.2 35.8 44.5 17.8 0.2 1.7 23.9 43.0 26.4 5.7 1.0 3.4~4.0 点 2.8~3.4 点未満 2.2~2.8 点未満 1.6~2.2 点未満 1.0~1.6 点未満 図 20 正義感 思いやりのある行動の多寡と自主自立意識の関係 13 13

自然体験 項目: 問 4の b. 野菜や果実の栽培や収穫などの農作業を体験したこと c. 虫を捕ったりペットを育てたりしたこと a. キャンプ 山登りやハイキングなどアウトドア活動をしたこと 正義感 思いやりがある 項目 : 問 4 の e. 弱い者いじめやケンカをやめさせたり 注意したこと f. 体の不自由な人 お年寄りなどの手助けをしたこと d. 道路や公園などに捨てられているゴミを拾ったりしたこと 自尊感情 項目: 問 5の b. 私は 体力には自信がある a. 私には友だちがたくさんいる d. 私は人並みの能力がある c. 私は 勉強が得意な方だ 自主自立 項目: 問 5の m. 私は将来に対し はっきりした目標をもっている n. 自分の希望はいつか叶うと思う l. きまりやルールをきちんと守るほうだ k. 自分のことは できるだけ自分でするようにしている j. 他人に負けないように頑張る方だ 14 14

Ⅱ 経年比較にみる高校生の生活と意識 報告書 P49~ 今回の調査結果を財団法人青少年研究所が過去に行った調査の結果と比較し てみる 1 将来 受けたい教育の水準将来 受けたい教育の水準は 四年制大学まで の割合が の普通科高校生は 2005 年 53.0% 63.4% 67.3% と 年々高くなっている 一方 大学院まで ( 修士と博士の合計 ) という回答は 少なくなっている 日 本 四年制大学まで 大学院 ( 修士 + 博士 ) まで 学歴にはこだわらない まだ考えていない 3.3 67.3 10.7 6.9 63.4 12.1 5.1 11.0 2005 年 53.0 9.0 7.3 10.9 38.1 36.8 14.7 0.5 米 国 26.9 47.1 0.6 8.6 2005 年 27.4 46.5 0.5 19.3 36.1 44.2 3.5 12.6 中 国 32.8 47.6 5.9 10.9 2005 年 29.3 51.3 3.6 10.9 58.8 15.3 6.2 8.8 韓 国 53.6 23.7 5.5 11.9 2005 年 58.9 17.0 9.2 7.6 0% 50% 100% 図 21 将来 どのような教育を受けたいか ( 普通科高校生の経年比較 ) * : 高校生の生活意識と留学に関する調査 2005 年 : 高校生の友人関係と生活意識に関する調査 15 15

2 親子関係 親( 保護者 ) を尊敬している について とてもそう思う の割合が は増加している しかし どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい の回答を 10 年前と比較してみると は減少している とてもそう思う まあそう思う 21.2 37.1 50.1 45.8 70.9 64.4 21.3 26.9 59.7 60.0 36.1 36.4 13.7 44.6 66.8 43.0 図 22 親 ( 保護者 ) を尊敬している * : 中学生 高校生の生活と意識 37.9 43.1 51.9 67.9 2004 年 87.7 84.0 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 図 23 どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい *2004 年 : 高校生の学習意識と日常生活 16 16

3 人生目標人生目標について 以降の調査と比較してみると は 社会のために役立つ生き方をする という目標が増えているが 高い社会的地位につく お金持ちになる 円満な家庭を築く 自分の趣味を生かす暮らしをする のんびりと気楽に暮らすこと たくさんの友達をもつこと といった項目が減少の傾向にある 25.1 31.9 54.3 56.0 31.5 42.9 34.1 42.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 図 24 社会のために役立つ生き方をすること ( とてもそう思う と回答した者の割合 ) * : 高校生の生活意識と留学に関する調査 12.3 14.1 20.0 26.2 33.2 38.2 23.3 34.0 36.2 20.2 27.3 34.9 0% 10% 20% 30% 40% 図 25 高い社会的地位につくこと ( とてもそう思う と回答した者の割合 ) * : 高校生の意欲に関する調査 : 高校生の生活意識と留学に関する調査 以下同様 17 17

20.4 31.4 33.7 43.2 51.3 54.4 38.0 50.4 61.7 35.8 44.0 51.3 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 図 26 お金持ちになること ( とてもそう思う と回答した者の割合 ) 59.6 64.3 67.1 78.1 82.1 82.8 71.2 76.2 77.1 68.0 71.2 59.9 図 27 円満な家族を築くこと ( とてもそう思う と回答した者の割合 ) 18 18

47.3 58.9 86.5 84.5 57.7 69.9 70.5 74.2 図 28 自分の趣味を生かす暮らしをすること ( とてもそう思う と回答した者の割合 ) 4 自分については 自分はダメな人間だと思うことがある について とてもそう思う と回答した者の割合が 3 年前より 10.5% 減少している は 私は将来に不安を感じている については とてもそう思う と回答した者の割合が 前 2 回の調査に比べて減少している は 現状を変えようとするよりも そのまま受け入れるほうがよいと思う について とてもそう思う まあそう思う と回答した者の割合が と 2011 年の5 割台から大きく減少している とてもそう思う 25.5 36.0 まあそう思う 47.0 47.7 14.2 19.4 30.9 33.4 13.2 11.5 27.7 43.2 5.0 3.7 30.2 28.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 図 29 自分はダメな人間だと思うことがある * : 高校生の生活意識と留学に関する調査 19 19

とてもそう思う まあそう思う 26.7 32.3 32.2 44.3 45.9 45.5 30.1 22.5 27.4 32.9 38.0 33.2 14.3 13.6 16.5 34.0 32.7 41.5 28.8 21.9 27.7 51.3 49.2 51.8 0% 20% 40% 60% 80% 図 30 私は将来に不安を感じている * : 中学生 高校生の生活と意識 : 高校生の生活意識と留学に関する調査 とてもそう思う まあそう思う 6.4 11.4 29.8 45.3 14.0 41.1 13.3 29.6 19.2 26.3 30.5 38.3 11.4 20.6 26.4 33.9 11.0 28.0 5.8 34.9 5.6 7.0 32.0 37.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 図 31 現状を変えようとするよりも そのまま受け入れるほうがよいと思う * : 中学生 高校生の生活と意識 : 高校生の生活意識と留学に関する調査 20 20