非定型抗精神病薬 パリペリドン 15 インヴェガ錠 パリペリドンパルミチン酸エステル 16 ゼプリオン水懸筋注シリンジ CCr 80mL/min では 1 日 1 回 6mg, 朝食後より開始 1 日 12mg まで増量可だが,5 日間以上の間隔をあけて 1 日量として 3mg ずつ 80>CCr

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1 腎機能低下時に最も注意の必要な薬剤投与量一覧 (2018 改訂 31 版 ) 一覧表を学会の許可なく無断引用してはならない CCr で表示している添付文書における血清クレアチニン値測定法は多くが Jaffe 法によるものであるため CCr GFR と考えてよいものが多い そのため本表では GFR または CCr と表記されているが 基本的に患者の腎機能は痩せて栄養状態の悪い患者を除き 体表面性未補正 egfr(ml/min) によって腎機能を推算する egfr(ml/min) は多くの薬物の添付文書の CCr 表示と同等に扱ってよい 痩せて筋肉量の少ない患者では蓄尿による実測 CCr により GFR として評価するか シスタチン C による体表面積未補正 egfr を算出して腎機能の評価をする GFR または CCr の単位は基本として ml/min を用いるが 投与量が mg/kg や mg/m2 のように固定用量ではない場合には ml/min/1.73m2 を用いる 重要度 : 腎機能低下患者に対する薬物投与に関し 重要度の高い順に ( 最重要 ) ( 重要 ) ( 要注意 ) 印をつけている : 通常の血液透析によって除去される ( 除去率 40% 以上 ) ものは 除去されないものは としている : 高度腎機能障害や透析患者など腎機能の低下した患者に添付文書上 投与の記載のあるものには の項に をつけている : 複数の信頼性の高い薬剤性に関する総説で 薬剤性の原因薬物となるものにはの項に をつけている アレルギー性のは除いている 本表の作成にあたっては 記載ミスのないように最大限の努力をしていますが 新規性 正確性 完全性については当学会が保証することはできないので 最新の情報を入手してください またこの一覧表は小児には適応していません 分類 5-HT1B/1D リザトリプタン安息香酸受容体作動型片頭痛塩治療薬 1 マクサルト錠 /RPD 錠 1 回 10 mg1 日最大 20 mg 腎機能正常者と同じ AUCが上昇するため 帯状疱疹後神経痛治療薬 プレガバリン 2 リリカカプセル 1 神経障害性疼痛 : 初期量 1 日 150mg を分 2 その後 1 週間以上かけて 1 日量として 300mg まで漸増 最大 1 日 600mg 2 線維筋痛症に伴う疼痛 : 初期量 1 日 150mg を分 2 その後 1 週間以上かけて 1 日量として 300mg まで漸増し, 300~450mg で維持 最大 1 日 450mg 初期量 75mg 分 1~3 維持量 150~300mg 分 1~2 維持量 :150mg 分 2~3 最大 :1300mg 分 2~32225mg 分 3 初期量 25~50mg 分 1 ~2 維持量 75~150mg 分 1 ~2 維持量 :75mg 分 1 最大 : 1150mg 分 1~ もしくは 125mg 分 1 又は 150mg 分 2 添付文書では初期量 25mg 分 1 維持量 25~ 75mg 分 1 になっているが 25mg/ 日の投与を推奨する ( 最大 50mg) 維持量 :25 又は 50mg 分 1 最大 : 175mg 分 又は 75mg 分 1 添付文書では初期量 25mg 分 1 維持量 25~75mg 分 1 HD 後の補充用量は投与量により 25~ 150mg を HD 後に補充 PD では初期量 25mg 分 1, 維持量 25~ 75mg 分 1 になっているが 25mg/ 日で HD 日には HD 後に投与を推奨する (50mg/ 日投与が必要な時はより慎重に ) 抗リウマチ薬 (JAK 阻害薬 ) バリシチニブ 3 オルミエント錠 IF では 17 % と記載 〇 4mg を 1 日 1 回経口投与する なお 患者の状態に応じて 2mg に減量すること 2mg を 1 日 1 回 副作用が強くあらわれることがあるため投与しない 抗リウマチ薬 (DMARDs) アクタリット 4 モーバー錠 オーラノフィン 5 オーラノフィン錠 ブシラミン 6 リマチル錠 ペニシラミン 7 メタルカプターゼカプセル メトトレキサート 8 リウマトレックスカプセル 1 回 100mg を 1 日 3 回 1 回 3mg を 1 日 2 回 1 回 100mg を 1 日 3 回 1 回 100mg を 1 日 1~3 回食前空腹時最大 600mg/ 日 100mg を 1 日 1 回 ネフローゼ症候群等の重篤なを起こすおそれがあるため を起こすおそれがあるため ほぼ 100% 尿中排泄されるが薬物動態情報がほとんどないため避けたほうがよい 投与 腎機能の廃絶した透析患者の用量は 1 回 100mg を週 3 回 HD 後 50mg/ 日でも無顆粒球症の報告があるため避ける 1 関節リウマチ :6mg/ 週で開始し,4~8 週間経過しても効果不十分であれば8~ GFR<60mL/minの場合は低用量 16mg/ 週まで増量 1 週間あから開始し, 最初から葉酸のたりの投与量を1~3 回に分併用が望ましい ( 関節リウマ GFR<30mL/minの場合は ( 関節リウマチ治療におけるメトトレキ割し,12 時間間隔で1~2 日チ治療におけるメトトレキサート診療ガイドライン. 日本リウマチ学会 2010) 間かけて投与 ( 関節リウマサート診療ガイドライン. 日本チ治療におけるメトトレキリウマチ学会 2010) サート診療ガイドライン. 日本リウマチ学会 2010) 高尿酸血症治療薬アロプリノール 9 痛風治療薬 アロシトール錠 / ザイロリック錠 コルヒチン 10 コルヒチン錠 11 ドルミカム注 200~300 mg 分 2~3( 食後 ) 100 mg 分 1 ただしこの用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い 50 mg 分 1 ただしこの用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い HD 患者では 100mg 週 3 回毎 HD 後 CAPD 患者では 50mg 分 1 ただしこの用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い 3~4mg 分 6~8 発症予防 0.5~1 mg/ 日連続投与は推奨できない がありCYP3A4 阻害薬 ( アタザナビル クラリスロマイシン イン発作予感時 1 回 0.5mg ジナビル イトラコナゾール ネルフィナビル リトナビル サキナビル ダルナビル テラプレビ痛風発作の緩解には通ル コビシスタットなど ) P- 糖タンパク質阻害薬 ( シクロスポリン ) 併用患者は常 成人にはコルヒチンとして1 日 1.8mgまで 添付文書参照腎機能正常者と同じ活性代謝物が蓄積するため 50% に減量 ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤 ミダゾラム 12 ミダフレッサ静注 (1) 静脈内投与 :0.15mg/kg を 1mg/min を目安に投与 必要に応じ 1 回 0.1~ 0.3mg/kg の範囲で追加投与するが 初回と追加投与の総量は 0.6mg/kg を超えないこと (2) 持続静脈内投与 : 0.1mg/kg/hr より開始し 必要に応じて 0.05~ 0.1mg/kg/hr ずつ増量する 最大投与量は 0.4mg/kg/hr まで 腎機能正常者と同じ 活性代謝物が蓄積するため 50% に減量 13 ドグマチール錠 / カプセル 定型抗精神病薬スルピリド 1 胃 十二指腸潰瘍 : [50mg]1 日 150mg を分 3 2 統合失調症 :1 日 300~ 600mg を分割投与 1 日 1200mg まで増量可 3 うつ病 うつ状態 :1 日 150 ~300mg を分割投与 1 日 600mg まで増量可 1 日 25~300mg を分 3 1 日 1 回 25mg 1 日 1 回 25mg HD 患者では透析日は透析後 14 ドグマチール筋注 1 胃 十二指腸潰瘍 : [50mg]1 回 50mgを1 日 2 回, 筋注尿中排泄率が90% 以上と高いため, 初回量の減量の必要はないが連続投与する場合には投与間隔を腎 2 統合失調症 :1 回 100~ 機能に応じてあける 末期腎不全では7~10 日間隔で投与する 200mgを筋注 1 日 600mgまで増量可

2 非定型抗精神病薬 パリペリドン 15 インヴェガ錠 パリペリドンパルミチン酸エステル 16 ゼプリオン水懸筋注シリンジ CCr 80mL/min では 1 日 1 回 6mg, 朝食後より開始 1 日 12mg まで増量可だが,5 日間以上の間隔をあけて 1 日量として 3mg ずつ 80>CCr 50mL/min では 1 日用量として 3mg から開始し 1 日用量は 6mg を超えないこと 中等度から重度の腎機能障害患者 (CCr50mL/min 未満 ) では本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがあるため CCr 80mL/minでは初回 150mg,1 週間後に2 回目 100mgを三角筋内に投与 その後 4 週に1 回 75mgを三角筋又は臀部筋内に与投与 患者の状態により25~150mgの範囲で投与するが, 中等度から重度の腎機能障害患者 (CCr50mL/min 未満 ) では本剤の排泄が遅延し血中濃度増量は1 回 50mgまでが上昇するおそれがあるため 80>CCr 50mL/minでは初回 100mg, 1 週後に2 回目 75mgを三角筋内に投与 その後 4 週に1 回 50mgを三角筋又は臀部筋内に投与 患者の症状により 25~100mgの範囲で投与するが, 増量 17 リスパダール錠 /OD 錠 1 回 1mg1 日 2 回より開始 徐々に増量し 維持量 2~6mg とし 最大 12mg 分 2 活性代謝物が蓄積するため 初回 1mg 分 2 とし 維持量 2~6mg とし, 最大 6mg 分 2 まで リスペリドン 18 リスパダールコンスタ筋注 1 回 25mg を 2 週間隔で臀部筋肉内投与する その後 症状により適宜増減するが 1 回量は 50mg を超えないこと 活性代謝物が蓄積するため 初回 25mg 投与し 2 週間以降は 1/2 に減量する その後 症状により適宜増減するが 1 回量は 25mg を超えないこと 抗うつ薬 (SNRI) ベンラファキシン塩酸塩 19 イフェクサー SR カプセル 1 日 37.5mg を初期用量とし 1 週後より 1 日 75mg を 1 日 1 回食後に経口投与する 増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 75mg ずつ行い 最高 1 日 225mg とする 50~75% に減量 (Up to Date) 血中濃度が上昇するおそれがあるため血中濃度が上昇する使用経験が少なく 本剤のクリアランスが低下し 血中濃度おそれがあるたが上昇するおそれがあり 透析ではほとんど除去されないため50% 以下にめ 減量 ( 総 CLが約 40% 低下する ) デュロキセチン塩酸塩 20 サインバルタカプセル 20~60mg を 1 日 1 回朝食後 中等度では薬物動態に変化が認められないため減量は不要 (Lobo ED, et al: Clin ほとんど尿中排泄されず 半減期も延長しないものの CCr30mL/min Pharmacokinet 49: , 未満でAUC, Cmaxが約 2 倍に上昇するため 2010) 抗うつ薬 (NaSSA) ミルタザピン 21 レメロン錠 / リフレックス錠 1 日 15mg を初期用量とし 15~30mg を 1 日 1 回就寝前に経口投与最大 45mg 本剤の CL が低下する可能性があるため 2/3 に減量 本剤の CL が低下する可能性があるため 1/2 に減量 本剤の CL が低下するため 1/2 以下に減量 ただし透析患者で薬物動態に影響ないという症例報告もある (Pharmacopsychiatry. 41: , 2008) 気分安定薬 炭酸リチウム 22 リーマス錠 ガバペンチン 23 ガバペン錠 ビガバトリン 24 サブリル散分包 25 イーケプラ錠 400~1,200mg/ 日分 2~3 初日 1 日量 600mg 2 日目 1 日量 1200mgをそれぞれ3 回に分割経口投与 3 日目以降は 維持量として1 日量 1200mg~1800mg を 3 回に分割経口投与 (1 日最大投与量は 2400mg) 1 日 50mg/kg から投与を開始する 患者の症状に応じて 3 日以上の間隔をあけ 1 回 500mg を 1 日 2 回, 増量は 2 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 1000mg 以下ずつ行う ( 最大 1 回 1500mg を 1 日 2 回 ) CCr50-79mL/min: 1 回 500mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 1500mg を 1 日 2 回 ) 50~75% に減量 ( ではリチウムが体内貯留しやすいため ) 初日 400mg 分 2 維持量 600~800mg 分 2( 最大 1000mg 分 2) 1 回 250mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 750mg を 1 日 2 回 ) 初日 1 回 200mg を 1 日 1 回 維持量 1 回 300mg~400mg を 1 日 1 回 ( 最大 500mg) 25-50% に減量 1 回 600mg を週 3 回透析後という報告あり (Am J Psychiatry 167: , 2010)( ではリチウムが体内貯留しやすいため ) 初日 1 回 200mg を 1 日 1 回 維持量 1 日 1 回 200 または 2 日に 1 回 300 mg ( 最大 200mg/ 日 ) 1 回 250mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 500mg を 1 日 2 回 ) 初日 1 回 200mgを1 日 1 回 維持量 1 日 1 回 200mg (HD 日にはHD 後 ) または週 3 回 HD 後に1 回 200~400 mg CAPD 患者ではGFR<15mL/minに準じる て1 日投与量として50mg/kg を超えない範囲で漸増する腎機能障害患者では低い用量で反応する可能性があり 腎機能正常者に比し中等度 ~ 重度患者ではが 1 日最大投与量は AUCが3.5 倍上昇するため 低用量からの投与開始 又は投与間隔の調節を考慮する 150mg/kg 又は3gのいずれか低い方を超えないこととし いずれも1 日 2 回に分け 用時溶解して経口投与 1 回 500mg を 1 日 1 回 ( 最大 1 回 1000mg を 1 日 1 回 ) HD 患者は HD 後に 250mg を補充 抗てんかん薬 レベチラセタム 26 イーケプラドライシロップ 50% 1 日 1000mg( ドライシロップとして 2g) を 1 日 2 回に分けて用時溶解して経口投与する 症状により 1 日 3000mg( ドライシロップとして 6g) を超えない範囲で適宜増減するが 増量は 2 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 1000mg( ドライシロップとして 2g) 以下ずつ行う CCr50-79mL/min: 1 回 500mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 1500mg を 1 日 2 回 ) CCr30~49mL/min では 1 回 250mg を 1 日 2 回 最大 1 回 750mg を 1 日 2 回 1 回 250mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 500mg を 1 日 2 回 ) 1 日 1 回 500mg 最大 1 日 1 回 1,000mg HD 患者は HD 後に 250( 最大補充用量 500)mg を補充 27 イーケプラ点滴静注 経口投与から本剤に切り替える場合 : 通常 レベチラセタム経口投与と同じ 1 日用量及び投与回数で 15 分かけて点滴静脈内 経口投与に先立ち本剤を投与する場合 : 通常 成人には 1 日 1000mg を 1 日 2 回に分け 15 分かけて点滴静脈 いずれの場合も増量は 2 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 1000mg 以下ずつ行い最高用量は 1 回 1500mg を 1 日 2 回とする CCr50-79mL/min: 1 回 500mg を 1 日 2 回 ( 最大 1 回 1500mg を 1 日 2 回 ) 1 日投与量 500~ 1500mg/ 日通常投与量 1 回 250mg を 1 日 2 回最高投与量 1 回 750mg を 1 日 1 回 1 日投与量 500~1000mg/ 日通常投与量 1 回 250mg を 1 日 2 回最高投与量 1 回 500mg を 1 日 1 回 1 日投与量 500~1000mg/ 日通常投与量 1 回 250mg を 1 日 1 回最高投与量 1 回 1000mg を 1 日 1 回 HD 後に通常 250mg 補充 ( 最高 500mg) 1パーキンソン症候群 : 初 期量 1 日 100mgを分 1~2 1 アマンタジン塩酸塩 28 シンメトレル錠 細粒 週間後に維持量 1 日 200mg 1 回 50~100mg7 1 回 100 mg2~3 日毎を分 2 日毎 2 脳梗塞後遺症 :1 日 100 ~150mgを分 2~3

3 抗パーキンソン病薬 自律神経用薬 プラミペキソール塩酸塩水和物 プラミペキソール塩酸塩水和物徐放 29 ビ シフロール錠 ジスチグミン臭化物 31 ウブレチド錠 ネオスチグミンメチル硫酸塩 ピリドスチグミン臭化物 33 メスチノン錠 30 ミラペックス LA 錠 32 ワゴスチグミン注 脳循環代謝改善薬チアプリド塩酸塩 34 グラマリール錠 アルツハイマー型認知症治療薬 メマンチン塩酸塩 35 メマリー錠 OD 錠 ミオクローヌス治療薬ピラセタム 36 ミオカーム内服液 経口脊髄小脳変性症治療薬 強心配糖体 強心薬 β 遮断薬 タルチレリン水和物 37 セレジスト錠 OD 錠 デスラノシド 41 ジギラノゲン注 オルプリノン塩酸塩水和物 42 コアテック注 注 SB ミルリノン 43 ミルリーラ注 アテノロール 44 テノーミン錠 ナドロール 45 ナディック錠 ループ利尿薬 46 ラシックス注 100mg 47 ダイアモックス錠 末その他の利尿薬アセタゾラミド 48 ダイアモックス注射用 1パーキンソン病 :1 日 0.25mgより開始初回 1 日 1 回十分な使用経験がないので, 状態を観察しながら慎重投与し,2 週目に1 日 0.5mgとし,1 週間毎に mg 最大 1 日量として0.5mgずつ増量 維持量 1 日初回 1 日 0.25mgを分 2 最大 1 日 2.25mg 回 1 日 1.5mg 1.5~4.5mg 1 日量が1.5mg 未満は分を分 2 2, 朝夕食後,1.5mg 以上は分 3, 毎食後 最大 1 日 4.5mg 1 日 0.375mg を分 1, 食後から開始し,2 週目に 1 日 0.75mg,1 週間毎に 1 日量として 0.75mg ずつ増量 維持量 1 日 1.5~ 4.5mg 最大 1 日 4.5mg 重症筋無力症 :1 日 5~ 20mg を分 1~4 少量から開始手術後及び神経因性膀胱などの低緊張性膀胱による排尿困難 :1 日 5mg を経口投与 重症筋無力症, クラーレ剤 ( ツボクラリン ) による遷延性呼吸抑制 腸管麻痺 排尿困難には 0.25~1.0mg を 1 日 1~3 回皮下または筋肉内注射 非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗には 1 回 0.5~2.0mg を緩徐に静脈内注射 180mg 分 3 1 日 1 回 5mg から開始し 1 週間に 5mg ずつ増量し 維持量として 1 日 1 回 20mg 50>CCr 30mL/min では治療開始 1 週間は 0.375mg を隔日投与し, その後は 1 日 1 回投与 最大 1 日 重症筋無力症 :2.5~10mg/ 分 1 排尿障害 :2.5~5mg/ 分 1 維持量 1 日 1 回 10~20mg CCr<30mL/min では状態を観察しながら速効錠であるビ シフロール錠 0.125mg, 0.5mg を慎重に投与する 維持量 1 日 1 回 10mg 1 回 12mL( ピラセタムとして4g) を1 日 3 回 3~4 日間経口投与 その後病態に合わせて 40<CCr<60mL/min 20<CCr<40mL/min 1 回 3mL(1g) ずつ1 日 3 は通常量の1/2 は通常量の1/4 回の割合で3~4 日毎に増量し 至適用量を決定 最高量は1 回 21mL(7g) 1 日 3 回まで 50% に減量 25% に減量 CCr 20mL/min は 2.5~5mg 分 1 ( 腎機能 ) で半減期は約 3.4 倍に延長し CL 値は約 1/4 に減少するため慎重投与 75~150mg 分 3 50~75mg 分 2~3 25~50mg 分 1 10mg を分 2 維持量 1 日 1 回 10mg まで 重度の腎機能障害患者 1 名で血漿中濃度が約 4.2 倍上昇したことがあるため慎重投与 急速飽和療法 : 初回 0.5~ 38 ジゴキシンKY 錠 ハーフジゴキシンKY 錠 / ジゴシン錠 1.0mg, 以後 0.5mgを6~8 時間毎 比較的急速飽和療法 緩徐飽和療法も可 維持療法 :0.125mgを24 時間毎 維持療法 : 0.125mgを48 時維持療法 :0.125mgを週 3~4 回間毎 維持療法 :1 日 0.25~0.5mg ジゴキシン 急速飽和療法 :1 回 0.25~ 39 ジゴシン注 0.5mgを2~4 時間毎に静維持用法 : 注 比較的急速飽和療法 維持療法 :0.09mgを24 時間毎 0.09mgを48 時緩徐飽和療法も可間毎維持療法 :1 日 0.25mgを静 維持療法 :0.125mgを週 3~4 回 注 急速飽和療法 : 初回 0.2~ 維持療法 : 0.3mg, 以後 1 回 0.2mgを ~0.05mg メチルジゴキシン 40 ラニラピッド錠 日 3 回 比較的急速飽和療維持療法 :0.05~0.1mgを24 時間毎維持療法 :0.05mgを週 3~4 回を24~48 時間法 緩徐飽和療法も可毎維持療法 :1 日 0.1~0.2mg 急速飽和療法 ( 飽和量 :0.8 ~1.6mg): 初回 0.4~ 0.6mg, 以後 0.2~0.4mg を 2 ~4 時間ごとに静注 筋注し, 十分効果のあらわれるまで続ける 比較的急速飽和療法 :1 日 0.4~0.6mg を静注 筋注し, 十分効果のあらわれるまで続ける 維持療法 :1 日 0.2~0.3mg を静注 筋注 初回 10μg/kg/5min 引き続き µg/kg/min 最高 0.4µg/kg/min 50µg/kg を 10min かけて静注後 0.5µg/kg/min で点滴 µg/kg/min の範囲で増減 点滴静注から開始しても可 48hr を超えて投与するときは慎重投与 減量の必要はあるが 薬物動態が解明されていないため 1/3~1/2 に減量 1/3 に減量 腎機能に応じて 10~50% に減量 1 日 1 回 50mg( 最大 100mg) 1 日 1 回 25mg~50mg 1 日 1 回 25mg 1 日 1 回 12.5mg を24~ 48hr 毎腎排泄性であり血清濃度が50μg/mL 以上で聴覚障害が起こる可能性があるため 注射薬では7.5mg/kgを超えないようにす 1 日 1 回 30~60 mg を 24~36hr 毎 1 回 20~500mg(1 日最大 1000mg) 125~1,000 mg 分 1~4 250~1,000 mg/ 日 ( 適応症により異なる ) 1 回 125mg を 1 日 2 回 ~1 回 250 mg を 1 日 2 回 1 回 125mg1 日 1~2 回 125 mg 分 μg/kg/min から開始 25 mg 透析後 ( 週 3 回 )PD では 25 mg を週 3 回 を 48~72hr 毎 125 mg 週 3 回 ただし無尿 急性腎不全の患者には CCr 30~49mL/min: 血中濃度が上昇すること 使用経験が限られていること及び透析によるCLの肺高血圧症治療薬タダラフィル 49 アドシルカ錠 40mgを1 日 1 回 20mgを1 日 1 回促進は期待されないため 100mg 150~200 mg (20 CCr< ジソピラミド 50 リスモダンカプセル 300 mg 分 3 (CCr<20mL/min) 100 mg 分 1 個 50mL/min) 分 1~2 分 1 人徐放性製剤のため用量調節できないので使用を重篤な腎機能障害患者は ( 腎排泄で徐放性製剤のた 51 リスモダン R ( 徐放 ) 差あ 300 mg 分 2 推奨しないめ適さない ) ジソピラミドリン酸塩り 1 日 100mgまで 52 リスモダンP 静注 50~100mg/ 回適宜減量 1 回量はと同じ

4 抗不整脈薬 Ⅰa 群 53 シベノール錠シベンゾリンコハク酸塩 1 日 300mg より投与をはじめ 効果が不十分な場合には 450mg まで増量し 1 日 3 回に分けて経口投与 50 mg を 1 日 1~2 回 50 mg 分 1 25 mg 分 1 低血糖などの重篤な副作用を起こしやすいため 54 シベノール静注 55 アミサリン錠 1 回 1.4mg/kg 適宜減量 1 回 0.25~0.5 g 3~6hr 毎 1 回 0.25~0.5g 12hr 毎 1 回 0.25~0.5g 12~24hr 毎 プロカインアミド塩酸塩 56 アミサリン注 静注 :200~1000mg を 50 ~100mg/min の速度で静注 最大注入総量 1000mg 筋注 :1 回 500mg を 4~6 時間毎 1 回 200~400mg を 12hr 毎 1 回 200~400mg を 12~24hr 毎 抗不整脈薬 Ⅰc 群 抗不整脈薬 Ⅲ 群ソタロール塩酸塩 59 ソタコール錠 フィブラート系薬剤 ピルシカイニド塩酸塩水和物 1 回 25mgを48hr 57 サンリズムカプセル 150~225mgを分 3 50 mg 分 1 25mg 分 1 1 回 25mgを48hr 毎より開始毎 (20 58 サンリズム注射液 %) 最大用量 1.0mg/kg 適宜減量 フェノフィブラート 60 トライコア錠 / リピディル錠 mg を分 2 フェノフィブラート ( 微粉化したもの ) として 1 日 1 回 106.6mg~160mg を食後経口投与 ( 最高 201mg/ 日 ) 1/3~2/3 に減量 中等度以上のでは原則 血清 Cr 値 2.5mg/dL 以上で CCr<10mL/min では腎臓から排泄されるため, 血中濃度が高くなることにより, 重篤な副作用が発 ベザフィブラート 61 ベザトール SR 錠 200~400 mg 分 2 200mg 分 1~2, 血清 Cr 2.0 mg/dl 以上は 第 2 世代抗ヒスタミン薬 フェキソフェナジン塩酸塩 塩酸プソイドエフェドリン配合剤 62 ディレグラ配合錠 レボセチリジン 63 ザイザル錠 64 タガメット錠 シメチジン 1 回 2 錠 ( フェキソフェナジン塩酸塩として60mg 及び塩プソイドエフェドリンの尿中未変化体排泄率のデータに幅があるため 至適投与量が定めにくいが1 回 1 錠を1 日 1 酸プソイドエフェドリンとして ~2 回 120mg) を1 日 2 回 1 回 5mg を 1 日 1 回 就寝前 1 日 2.5mg を分 1 2.5mg を 2 日に 1 回 2.5mg を 3~4 日毎 1 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍 :1 日 800mg を分 2, 朝食後 就寝前 1 日量を分 4 ( 毎食後 就寝前 ) もしくは 1 回 ( 就寝前 ) も可 2 吻合部潰瘍, ゾリンジャーエリソン症候群, 逆流性食道炎, 上部消化管出血 :1 日 800mg を分 2, 朝食後 就寝前 1 日量を分 4( 毎食後 就寝前 ) も可 3 急性胃炎, 慢性胃炎の急性増悪期 : 1 日 400mg を分 2, 朝食後 就寝前 1 日量を 1 回 ( 就寝前 ) も可 1 回 200mg を 1 日 3 回 8 時間毎 1 回 200mg を 1 日 2 回 12 時間毎 腎機能正常者に比し AUC が 1.8~5.7 倍増加するため CCr<10mL/min の重篤な腎不全には 1 回 200mg1 日 1 回 (24 時間間隔 ) HD 患者は HD 後 65 タガメット注 1 上部消化管出血, 侵襲ストレスによる上部消化管出血の抑制 :1 回 200mg を1 日 4 回,6 時間間隔で緩徐に静注又は点滴静注 2 麻酔前投薬 :1 回 200mgを麻酔導入 1 時間前に筋注 1 回 200mgを1 日 3 回 8 時間毎 1 回 200mgを1 日 2 回 12 時間毎 1 回 200mg1 日 1 回 (24 時間間隔 ) HD 患者は HD 後 ニザチジン 66 アシノン錠 1 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍 : 1 回 150mg を 1 日 2 回, 朝食後 就寝前 1 日 1 回 300mg, 就寝前も可 2 逆流性食道炎 :1 回 150mg を 1 日 2 回, 朝食後 就寝前 3 急性胃炎, 慢性胃炎の急性増悪期 :1 回 75mg を 1 日 2 回, 朝食後 就寝前 150 mg 分 1 75 mg 分 1 75 mg 分 1 または 150mg を週 3 回 HD 患者は HD 後 67 ガスター錠 ファモチジン 1 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍, 吻合部潰瘍, 上部消化管出血, 逆流性食道炎, ゾリンジャーエリソン症候群 :1 回 20mg を 1 日 2 回, 朝夕食後又は就寝前 1 日 1 回 40mg, 就寝前も可 2 急性胃炎, 慢性胃炎の急性増悪期 :1 回 10mg を 1 日 2 回, 朝夕食後又は就寝前 1 日 1 回 20mg, 就寝前も可 1 日 20mg を分 1~2 1 回 20mg2~3 日に1 回又は1 1 日 1 回 10mg 日 1 回 10mg 1 日 1 回 10mg HD 患者では 20mg を週 3 回 HD 後も可 H2 遮断薬 68 ガスター注 1 上部消化管出血, ゾリンジャーエリソン症候群, 侵襲ストレスによる上部消化管出血の抑制 :1 回 20mgを 1 日 2 回,12 時間毎に緩徐 1 日 20mgを分 1~2 に静注, 点滴静注又は筋注 2 麻酔前投薬 :1 回 20mgを麻酔導入 1 時間前に筋注 1 回 10mg2 日に 1 回又は 1 日 1 回 5mg 1 日 1 回 5mg 1 回 5mg を 1 日 1 回 HD 患者で 10mg を週 3 回 HD 後も可 69 ザンタック錠 ラニチジン塩酸塩 1 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍, 吻合部潰瘍, ゾリンジャーエリソン症候群, 逆流性食道炎, 上部消化管出血 :1 回 150mg を 1 日 2 回, 朝食後 就寝前 1 日 1 回 300mg, 就寝前も可 2 急性胃炎, 慢性胃炎の急性増悪期 :1 回 75mg を 1 日 2 回, 朝食後 就寝前 1 日 1 回 150mg, 就寝前も可 3 麻酔前投薬 :1 回 150mg を 2 回, 手術前日就寝前及び当日麻酔導入 2 時間前 1 回 75mg 1 日 2 回 1 日 1 回 75mg 1 日 1 回 75mg 又は 150mg を週 3 回,HD 患者は HD 後

5 70 ザンタック注 71 アルタットカプセル 正常または軽度低下 軽度 ~ 高度低下 高度低下 末期腎不全 1 上部消化管出血 :1 回 50mgを1 日 3~4 回, 静注又 は筋注 2 侵襲ストレスによる上部 消化管出血の抑制 :1 回 100mgを1 日 2 回, 点滴静注 1 回 50mg 1 日 2 回 1 回 50mg 1 日 1 回 3 麻酔前投薬 :1 回 50mgを 麻酔導入 1 時間前に静注又 は筋注 手術が長時間に 及ぶ場合は6 時間間隔で 50mgを追加 1 上部消化管出血 :1 回 75mg を 1 日 2 回,12 時間毎に緩徐に静注又は点滴静注 2 麻酔前投薬 :1 回 75mg, 麻酔導入 1 時間前に緩徐に静注 75 mg 分 mg 分 1 1 日 1 回 50mg 又は 100mg を週 3 回,HD 患者は HD 後 37.5 mg, 分 1 または 75 mg を週 3 回 HD 患者は HD 後 ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩 72 アルタット静注 1 胃潰瘍, 十二指腸潰瘍, 吻合部潰瘍, ゾリンジャーエリソン症候群, 逆流性食道炎,NSAIDs 低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 :1 日 1 回 20mg 再発 再燃を繰り返す場合の維持療法では 1 日 1 回 10~ 20mg 2 非びらん性胃食道逆流症 :[10mg]1 日 1 回 10mg 3 ヘリコバクター ピロリの除菌の補助 :1 回 20mg を 1 日 2 回,7 日間 37.5mg を 1 日 2 回 25mg を 1 日 1 回 25mg を 1 日 1 回 または 75 mg を週 3 回 HD 患者は HD 後 消化管運動調整薬 経口腸管洗浄薬 メトクロプラミド リン酸二水素 Na 一水和物 無水リン酸水素二 Na 配合錠 73 プリンペラン錠 74 プリンペラン注 75 ビジクリア配合錠 1 日 10~30mgを分 2~3, 食前 1 日 5~15mgを分 1~2(Up to Date) 総 CLが健常者の30% に低下するという報告がある (Eur J Clin Pharmacol 19: , 1981) 50% に減量 (Up to Date) 総 CLが健常者の30% に低下するという報告がある (Eur J Clin 1 回 10mgを1 日 1~2 回, 筋注又は静注 Pharmacol 19: , 1981) 大腸内視鏡検査開始の 4~6 時間前から本剤を 1 回あたり 5 錠ずつ 約 200mL の水とともに 15 分毎に計 10 回 ( 計 50 錠 ) 経口投与 透析患者を含む重篤な腎機能障害のある患者 急性リン酸腎症のある患者では吸収されたリンの排泄が遅延し 血中リン濃度の上昇が持続するおそれがあり 腎機能障害 急性リン酸腎症 ( 腎石灰沈着症 ) を悪化させるおそれがあるため アセトヘキサミド 76 ジメリン錠 グリクロピラミド 77 デアメリン S 錠 250~1000mg を分 1~ mg を分 1~2 スルホニル尿素 (SU) 薬 速効型インスリン分泌促進薬 グリベンクラミド 78 オイグルコン錠 / ダオニール錠 グリメピリド 79 アマリール錠 クロルプロパミド 80 アベマイド錠 ナテグリニド 81 スターシス錠 / ファスティック錠 ブホルミン塩酸塩 82 ジベトス錠 〇 83 グリコラン錠 重篤な腎機能障害患者は (SU 剤は腎機能が低下すると一定の臨床効果が得られないうえ, 低血糖などの 1.25~10mg 分 1~2 副作用を起こしやすいため, 重篤な腎機能障害患者はインスリン治療に切り替える ) 維持量 1~4mg 最大投与量 6mg 分 1~2 100~500mgを朝食前または食後 270~360 mg 分 3, 食直前 1 日 100mg を分 2 ~3, 食後 最大 1 日 150mg 1 日 500mg を分 2~3, 食後より開始 最大 1 日 750mg ただし軽度にも 活性代謝物が蓄積しやすいため慎重投与 活性代謝物が蓄積することによって低血糖が起こりやすいため 透析を必要とするような重篤な腎機能障害のある患者には CCr<70mL/min では低血糖のみでなく乳酸アシドーシスの危険があるため 腎臓における本剤の排泄が減少するため腎機能障害 ( 軽度障害も含む ) には ビグアナイド系 メトホルミン塩酸塩 〇 84 メトグルコ錠 1 日 500mg より開始し 1 日 2~3 回に分割して食直前ま たは食後に 維持量は効果を観察しながら決めるが 通常 1 日 750~1,500mg とする ( 最大 2250mg) 添付文書では中等度以上の腎機能障害 ( 一般的に CCr<60mL/min) では腎臓における本剤の排泄が減少するため 忌となっているが メトホルミンの適正使用に関する Recommendationによると, egfr 30 未満の場合には.eGFR が30~45の場合にはリスクとベネフィットを勘案して慎重投与 透析患者 ( 腹膜透析を含む ) では高い血中濃度が持続するおそれがあるため DPP-4 阻害薬 アログリプチン 85 ネシーナ錠 オマリグリプチン 86 マリゼブ錠 シタグリプチンリン酸塩水和物 トレラグリプチンコハク酸塩 87 ジャヌビア錠グラクティブ錠 5 ~ 15% 88 ザファテック錠 1 日 1 回 25mg 1 日 1 回 12.5mg 1 日 1 回 6.25mg 25mg を 1 週間に 1 回経口投与する 50~100mg を 1 日 1 回 100mg を 1 週間に 1 回経口投与 egfr60-80ml/min/1.73m2の軽度腎機能低下患者に比しaucが 1.42 倍に上昇するため慎重投与 ただし軽度腎機能低下例では腎機能正常者の0.94 倍になることも考慮し 慎重に判断されたい 通常投与量 1 日 1 回 25mg 最大投与量 1 日 1 回 50mg 50mg を 1 週間に 1 回経口投与 egfr60-80ml/min/1.73m2 の軽度腎機能低下患者に比し AUC が 1.66 倍に上昇し 透析患者では 2.1 倍に上昇するため透析患者では 12.5mg を 1 週間に 1 回経口投与する ただし軽度腎機能低下例では腎機能正常者の 0.94 倍になることも考慮し 慎重に判断されたい 通常投与量 1 日 1 回 12.5mg 最大投与量 1 日 1 回 25mg 主に腎臓で排泄されるため 排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるため 高度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者には エキセナチド 89 バイエッタ皮下注 1 回 5~10μg を 1 日 2 回朝夕食前 CLの低下 t1/2の延透析患者を含む重度腎機能障害のある患者では本剤の消化器系副作用に長を認めるため1 回 5 よる忍容性が認められていないため ~10μgを1 日 1 回 GLP-1 アナログ製剤 チアゾリジン系薬 ビグアナイド系薬配合剤 持続性エキセナチド 90 ビデュリオン皮下注 ピオグリタゾン塩酸塩 メトホルミン塩酸塩配合剤 91 メタクト配合錠 LD HD 2mg を週に 1 回 皮下注射 1 日 1 回 1 錠, 朝食後女性 高齢者に投与する場合はこれまでのピオグリタゾンの投与量を考慮のうえ アログリプチン / ピオグリタゾンとして 1 日 1 回 25mg/15mg からの投与開始を検討する 使用経験も少なくだが CLの低下 t1/2の延長を認めるた透析患者を含む重度腎機能障害のある患者では本剤の消化器系副作用にめ減量すべきであるよる忍容性が認められていないためが デバイスが減量に不適なため 使用しないことが望ましい 腎臓におけるメトホルミンの排泄が低下するため 腎機能障害 ( 軽度障害も含む ) には

6 ピオグリタゾン塩酸塩 アログリプチン配合剤 ビスホスホネート製剤 ピオグリタゾン塩酸塩 アログリプチン安息香酸塩配合剤 イバンドロン酸ナトリウム水和物 エチドロン酸二ナトリウム 92 リオベル配合錠 LD HD 93 ボンビバ静注 1 mgシリンジ 94 ボンビバ錠 95 ダイドロネル錠 ゾレドロン酸水和物 96 ゾメタ点滴静注 リセドロン酸ナトリウム水和物 36% 97 アクトネル錠 / ベネット錠 1 日 1 回 1 錠 ( ピオグリタゾン / アログリプチンとして 25mg/15mg または 25mg/30mg) を朝食前または朝食後に経口投与 重篤なには CCr30mL/min 未満では AUCは約 3 倍になる 適 応外使用としてがん領域 CCr40~70mL/minではAUCが健 1カ月に1 回 でCCr30mL/min 未満で高度ののある患者には使用経験がなく安全性が確常者の1.55 倍上昇するため慎 1mgを静注する 2mgを3~4 週間ごとに投立していないため慎重投与 重投与与することがある (von Moos: Oncologist 2005; 10 (Suppl 1):19-24) 100mgを1カ月に1 回 起 床時に十分量 ( 約 180mL) の水とともに経 口投与する なお 服用後少なくとも 減量の必要なし (Up to Date) 投与を推奨しない (Up to Date) 60 分は横にならず 飲食 ( 水を除く ) 及び他の薬 剤の経口摂取を避けるこ と 200~1,000 mg 分 1 1 回 4mg を点滴 高 Ca 血症には少なくとも 1 週間の投与間隔をあけ 多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変では 3~4 週間間隔で点滴 骨粗鬆症 :2.5 mg を 1 日 1 回または 17.5mg を 1 週間に 1 回服用または 75mg を月 1 回 骨ページェット病 : 17.5mg を 1 日に 1 回服用 100~750 mg 分 1 1 回 3~3.5mg ただし高 Ca 血症に用いる場合には 1 回 4mg( 減量の必要なし ) 急性尿細管壊死を避けるため 15 分以上かけて静注投与すること 排泄が遅延するおそれがあるため慎重投与 1 回 3mg 未満 ただし高 Ca 血症に用いる場合 には 1 回 4mg( 減量の必要なし ) 急性尿細管壊死を避けるため 15 分以上かけて静注投与すること 排泄が阻害されるおそれがあるため 十分な使用経験がないので腎機能などをモニターしながら 1 回 3mg 未満を慎重投与 尿量のある症例には急性尿細管壊死を避けるため 15 分以上かけて静注投与すること CCr<30mL/min 未満では排泄遅延の危険性があり 破骨細胞分化因子 (receptor activator of nuclear factor κb ligand:rankl) 完全ヒト型モノクローナル抗体 デノスマブ注 98 ランマーク皮下注 デノスマブ 99 プラリア皮下注シリンジ 120mg を 4 週間に 1 回 皮下投与 6 カ月に 1 回 60mg を皮下注射 腎機能正常者と同じ 腎機能正常者と同じ 重度の腎機能障害患者では低カルシウム血症を起こすおそれが高いため 慎重投与 重度の腎機能障害患者では低カルシウム血症を起こすおそれが高いため 慎重投与 エノキサパリンナトリウム 100 クレキサン皮下注キット 1 回 2000IU を 原則として 12 時間毎に 1 日 2 回連日皮下注射 CCr30~50mL/minでは抗第 Xa 因子活性のAUCは21% 上昇 重度のでは血中濃度が上昇し 出血の危険性が増大するおそれがあ CCr30mL/min 未満では65% 上昇るため 投与 するため 減量が必要 ヘパリン製剤 フォンダパリヌクスナトリウム 101 アリクストラ皮下注 5mg 7.5mg 以下の用量を 1 日 1 回皮下投与する : 体重 50kg 未満 :5mg 体重 kg: 7.5mg 体重 100kg 超 :10mg で出血の危険性が高い場合には体重 50kg 未満 :3mg 体重 50~100kg: 4.5mg 体重 100kg 超 :6mg を皮下注 腎排泄性であり血中濃度が上昇し出血のリスクが増すため 102 アリクストラ皮下注 1.5mg 2.5mg 2.5mg を 24hr 毎に皮下注 2.5mg で出血の危険が高い場合 1.5mg を 1 日 1 回皮下投与 1.5mg を 1 日 1 回皮下投与 腎排泄性であり血中濃度が上昇し出血のリスクが増すため 抗トロンビン薬 Ⅹa 阻害薬 ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 103 プラザキサカプセル アピキサバン 104 エリキュース錠 エドキサバントシル酸塩水和物 105 リクシアナ錠 ダナパロイドナトリウム 106 オルガラン静注 1 回 150mg を 1 日 2 回 ただし中等度の患者 経口 P- 糖蛋白阻害薬 ( ベラパミル, クラリスロマイシン, エリスロマイシン, イトラコナゾール, シクロスポリン, キニジン, リトナビル, ネルフィナビル, プロパフェノン ) 併用患者 70 歳以上の患者 消化管出血の既往のある患者では 1 回 110mg の 1 日 2 回投与を考慮する 1 回 110mgを1 日 2 回 ただし経口 P- 糖蛋白阻害薬併用患者には投与を避けるとなっているが GIust-Hayton 法による計算では 220mg/ 日の投与量自体が過量投与である可能性あり 1 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 :1 回 5mgを1 日 2 回腎機能正常者に比し 2 静脈血栓塞栓症 ( 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症 ) の治療及び再発抑制 :1 回 10mgを1 日 2 回,7 日間投与後,1 回 5mgを1 日 2 回 1 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症, 静 脈血栓塞栓症の発症抑制 : 体重に応じて次の用量を 1 日 1 回 60kg 以下 30mg,60kg 超 60mg 2 下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症発症抑制 : 体重に関係なく 1 日 1 回 30mg 1 回 1,250 抗第 Xa 因子活性単位を 12 時間毎に静脈内注射する (1 日量 2,500 抗第 Xa 因子活性単位 ) CCr40mL/min では AUC が 29% 増加するため やや減量を考慮 11 日 1 回 30mg 2 下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制には1 日 1 回 15mg 腎排泄型薬物であり CCr<30mL/min では出血の危険性が増大するため 1 腎機能正常者に比しAUC が44% 増加するため1 回 2.5mg1 日 2 回投与 2( 深部静脈血栓症及 び肺血栓塞栓症 ) の治療及び再発抑では CCr30mL/min 未満 ) の患者では使用経験が少ないため 11 日 1 回 30mg 2 下肢整形外科手術施行患者にお ける静脈血栓塞栓症の発症抑制には 血清 Cr 2 mg/dl 以上の場合は減量もしくは投与間隔をあけ慎重投与 12CCr15mL/min 未満には使用経験がないため 12 使用経験がなく ベネフィットを上回る出血のリスクが生じるおそれがあるため HD が必要な患者では排泄遅延により 出血を起こすおそれがあるため また 投与中に血液透析が必要な状態に至った場合には速やかに投与を中止する

7 リバーロキサバン 107 イグザレルト錠 1 非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制 :1 日 1 回 15mg, 食後 2 静脈血栓塞栓症 ( 深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症 ) の治療及び再発抑制 : 通常, 成人には深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期 3 週間はリバーロキサバンとして 15mg を 1 日 2 回食後に経口投与し, その後は 15mg を 1 日 1 回食後に経口投与する. 1 非弁膜症性心房細動患者 :1 日 1 回 10mg を食後投与 1 適用について慎重に判断して1 日 1 回 10mg を食後に慎重投与 2 深部静脈血栓症及び 1CCr< 15mL/minの患者では使用経験がないため肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制に関しては使用経験がないため DIC 治療薬 トロンボモデュリンアルファ 108 リコモジュリン点滴静注 380U/kg を分 1 腎機能正常者と同じ 重篤な腎機能障害のある患者では症状に応じ適宜 130U/kg に減量して投与する HD 患者には 130U/kg に減量して投与すること 抗血栓性末梢循環改善剤 バトロキソビン 109 デフィブラーゼ点滴静注液 10バトロキソビン単位 (BU) を輸液で用時希釈し 隔日薬物動態データがほとんどなく不に1 時間以上かけて点滴静明注 (6 週間以内 ) 初回 20 単位投与することもある 重篤なには 脂溶性ビタミン剤 ビタミン A 110 チョコラ A 末 錠 レチノールパルミチン酸エステル 111 チョコラ A 滴 筋注 エトレチナート 112 チガソンカプセル 補給目的 :2-4 万単位 / 日治療目的 :3-10 万単位 / 日 3-10 万単位 / 日末期腎不全患者は血中ビタミン A 濃度が高いため投与しない 1 日 40~50mg を 2~3 回に分けて 2~4 週間経口投与する ( 最大 75mg/ 日 ) 末期腎不全患者は血中ビタミン A 濃度が高いため投与しない のある患者では本剤の作用が増強するおそれがあるため ヒドロキシエチルデンプン ボルベン輸液 持続的に静脈内投与 投与量及び投与速度は 症状に応じ適宜調節するが 1 日 50mL/kg を上限とする 500mL/ 日以下に (Renal Pharmacotherapy, 2013) 透析患者では排泄が遅延するため 血漿増量 体外循環灌流液 ヒドロキシエチルデンプン 生理食塩液 114 サリンヘス輸液 / ヘスパンダー輸液 各科領域における出血多量の場合 体外循環におけ血液希釈液として 1 回 100~1,000mL を静脈内に注射する 体外循環における血液希釈液としては 通常体重 kg 当たり 10 ~20mL を用いる 500mL/ 日以下に (Renal Pharmacotherapy, 2013) 乏尿等を伴うまたは脱水状態のある患者では腎不全を起こすおそれがあるため 補正用電解質液 ( 必ず希釈して使用すること ) 塩化カリウム 115 KCL 補正液 Kイオン濃度 40mEq/L 以下に希釈し 投与速度はKイオンとして20mEq/hr を超えないこと 電解質補液の補一般的に高 K 血症になりやすいため 慎重投与 血中 K 濃度をみながら投与する 高カリウム血症を起こすこと正には 体内の水分 電解があるので 投与速度はカリウムイオンとして20mEq/hr を超えないこと 電解質補液の補正には 体内の水分 質の不足に応じて電解質電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静注するが 腹膜透析液に添加して腹腔内投与も可補液に添加して点滴静注するが 腹膜透析液に添加して腹腔内投与も可 カリウム補給薬塩化カリウム 116 スローケー錠 カルバペネム系 ( 初回投与量は減量しないこと ) アミノグリコシド系 ( 初回投与量は減量しないこと PK/PD 理論から 1 日 1 回投与が推奨されるが感染性心内膜炎には 1 日 2~3 回投与 ) イミペネム水和物 シラスタチンナトリウム配合剤 (IPM/CS) パニペネム べタミプロン (PAPM/BP) アミカシン硫酸塩 (AMK) イセパマイシン硫酸塩 (ISP) ゲンタマイシン硫酸塩 (GM) 117 チエナム点滴静注用 筋注用 0.25g を分 1 イミペネムの腎外 CLが58% 低下するという報イミペネムの腎外 CLが58% 低下するという告あり報告あり (Dreisbach AW, Lertora JJ: (Dreisbach AW,.Expert Opin Drug Metab Toxicol 4:1065- Lertora JJ: 1074, 2008) けいれんなどの副作用が起.Expert Opin こりやすいため他剤を選択する Drug Metab Toxicol 4: , 2008) 118 カルベニン点滴用 1~2 g 分 2 1 g 分 g 分 g 分 1 HD 患者は毎 HD 後に投与 119 アミカシン硫酸塩注 120 イセパシン注 / エクサシン注 121 ゲンタシン注 トブラマイシン (TOB) 122 トブラシン注 1 回 2 錠 (1 錠中カリウムとして 8mEq) を 1 日 2 回 食後に経口投与 1 回 4~7mg/kg 24hr 毎 ただし 1 日 7mg/kg 24hr 毎の高用量は 5 日以内にとどめる ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 慎重投与 低 K 血症があれば投与 消化管通過障害のある患者では塩化カリウムの局所的な粘膜刺激作用により潰瘍 狭窄 穿孔をきたすことがあるため 1~2g を分 ~0.5 g を分 2 1 回 7.5~20mg/kg 24hr 毎 ただし 1 日 20mg/kg 24hr 毎の高用量は 5 日以内にとどめ Cpeak を 50-60μg/mL にトラフ値を 4 μg/ml 未満を目標とする ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 2016) 1 回 8~15mg/kg を 24hr 毎 ( サンフォード感染症治療ガイドによる ) 4~7mg/kg 24hr 毎 ただし 1 日 7mg/kg 24hr 毎の高用量は 5 日以内にとどめる ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 回 4-12mg/kg を24 時間毎 ( 抗菌薬 TDMガイドライン 12mg/kg を 24hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 回 2.5-4mg/kgを 4mg/kgを 24 時間毎 24hr 毎 ( 抗 ( 抗菌薬菌薬 TDM TDMガイガイドライドラインン 1 回 15mg/kg を 48hr 毎または 4mg/kg を 24hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 8mg/kg を 24~48hr 毎 エンピリック治療には他剤を選択すること 本剤を使用する場合には TDM を実施し 腎機能をモニターすること mg/kgを 24 時間毎 ( 抗菌薬 TDMガイドライン 4mg/kgを 24hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 5mg/kgを 48hr 毎または 2.5mg/kg を 24hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 5mg/kgを 48hr 毎または 2.5mg/kg を24hr 毎 ( 抗菌薬 TDMガイドライン 1 回 mg/kg を48hr 毎 ( 抗菌薬 TDMガイドライン 1 回 4mg/kg を 48hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 4-10mg/kg を 48hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 4~8mg/kg を 48~72hr 毎 エンピリック治療には他剤を選択すること 本剤を使用する場合には TDM を実施し 腎機能をモニターすること 4mg/kgを 48hr 毎 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 乏尿 無尿 高度の腎機能障害には ただし CAPD などで低 K 血症があれば投与可能 消化管通過障害のある患者では塩化カリウムの局所的な粘膜刺激作用により潰瘍 狭窄 穿孔をきたすことがあるため 投与量は指定されていない ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 8mg/kgを72 ~96hr 毎 エンピリック治療には他剤を選択し 本剤を使用する場合には TDMを実施し 尿量をモニターすること 投与量は 3mg/kgを指定され 48hr 毎 ( 抗ていない菌薬 TDM ( 抗菌薬ガイドライ TDMガインドライン 投与量は 3mg/kgを指定され 48hr 毎 ( 抗ていない菌薬 TDM ( 抗菌薬ガイドライ TDMガインドライン HD:5-7.5mg/kg を負荷投与維持量も同じ量を毎 HD 後 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 1 回 8mg/kg を 72~96hr 毎 HD 患者は HD 日には HD 後に投与 尿量のある患者ではエンピリック治療には他剤を選択し 本剤を使用する場合には TDM を実施すること HD:2-2.5mg/kg を負荷投与し 1-1.7mg/kg を毎 HD 後 ( 抗菌薬 TDM ガイドライン CAPD: 無尿では 0.6mg/kg 尿量のある患者では 0.75mg/kg を 1 日 1 回静脈内投与 または無尿では 8mg/L 尿量のある患者では 10mg/L を 1 日 1 回バッグ内投与 エンピリック治療には他剤を選択し 本剤を使用する場合には TDM を実施し 尿量をモニターすること

8 アルベカシン硫酸塩 (ABK) 123 ハベカシン注 正常または軽度低下 軽度 ~ 高度低下 高度低下 末期腎不全 目標血中濃度を達成する ためには1 日 1 回 mg/kgが必要である し かしその安全性に関する 成績は限られている 目 標 Cpeakは15-20μg/mL 腎機能障害の観点からト ラフ値は1μg/mL 未満とす る ( 抗菌薬 TDMガイドラ イン 他の抗菌薬が使用できない場合は GM/TOB で推奨されている投与設計を参考とする ( 抗菌薬 TDM ガイドライン ダプトマイシン (DAP) 124 キュビシン静注用 1 日 1 回 4~6mg/kg を 24 時間毎に 30 分かけて点滴静注 腎機能正常者と同じ AUCが2 倍に上昇するため 1 AUCが3 倍に上昇するため 1 回 4~6mg/kg を48 時間毎に回 4~6mg/kg を点滴静注 ( は高くないと思われるが添付文書では透 48 時間毎に点析患者のHD 日にはHD 後に投与 ) 滴静注 抗 MRSA 薬 ( 初回投与量は減量しないこと ) サルファ剤 キノロン薬 テイコプラニン (TEIC) 125 タゴシッド注 バンコマイシン塩酸塩 (VCM) スルファメトキサゾール トリメトプリム (ST 合剤 ) ピペミド酸水和物 (PPA) 塩酸バンコマイシン点滴静注用 バクタ配合錠 配合顆粒 / バクトラミン配合錠 配合顆粒 バクトラミン注 ( ニューモシスチス肺炎のみ適応 ) 129 ドルコール錠 シタフロキサシン 130 グレースビット錠 抗菌薬 TDM ガイドライン 2016 では 6mg/kg 2 回を 3 日間などの投与開始 3 日間で 2400mg を負荷投与する その後は 400mg/ 日を投与 する 目標トラフ値を 15-30μ g/ml に設定し TDM の結果で再評価する 1 回 mg/kg( 実測体重 ) を腎機能に応じて初回負荷投与 (egfr 120mL/min/17.3m2 で 30mg/kg, で 25mg/k g, で 15mg/kg) し その後は 12.5~20mg/kg( 120mL/min/1.73m2 で 20mg/kg, で 15mg/k g, で 12.5mg/kg) を 12 時間毎に投与する ただし 1 日 3 g を超える投与は慎重に行い 1 日 4 g を上限とする また egfr60-80ml/min/1.73m2 では負荷投与せずに 20mg/kg を 1 日 1 回投与毎を推奨する ( 抗菌 薬 TDMガイドライン 4 錠または4g(T 換算 320mg) 分 2 ; ニューモシスチス肺炎予防にはT 換算 4 ~8mg/kgを分 2で連日または週 3 回, ニューモシスチス肺炎治療には9~12 錠または9~12gを分 3~4 抗菌薬 TDM ガイドライン 2016 では 負荷投与せずに 15mg/kg を 1 日 1 回投与を推奨する となっているが 十分な理由が記載されていない 抗菌薬 TDMガイドライン2016では 負荷投抗菌薬 TDMガイドライン2016で与せずに12.5mg/kgをは 適応としない となっているが 1 日 1 回投与を推奨す十分な理由が記載されていなる となっているが 十い 分な理由が記載されていない 500~2,000mg 分 3~4 250~1,500mg 250~750mg 6mg/kg 2 回を 2 日間 3 日目 6mg/kg 1 回を負荷投与する その後は HD 後に 3-6mg/kg を投与し,TDM の結果で再評価する ( 抗菌薬 TDM ガイドライン CAPD 腹膜炎では 1 日 1 回 40mg のバッグ内投与を 1 日 2 回を 1 週間投与 さらに 1 日 1 回 40mg のバッグ内投与を 1 日 1 回を 1 週間投与する (Al-Wali W, et al: Perit Dial Int 10: , 1990) HD: 初回 20~25mg/kg を負荷投与し 毎 HD 後に 7.5~10mg/kg 投与 通常投与開始後 2 回目の透析前に TDM を実施する ( 抗菌薬 TDM ガイドライン PD 腹膜炎 :15~30mg/kg を CAPD では 5 ~7 日毎に APD では 3~5 日毎に腹腔内投与し TDM を実施 トラフ値 15µ g/ml 以上に保つ (Perit Dial Int 30: 19-29, 2010) ただし尿量が 100mL/ 日以上ある患者では 25% 増量して投与 12A(T 換算 960mg) 分 4 6~12A 分 2 6A(T 換算 480mg) 分 1 50 mg を 1 日 2 回または 100mg を 1 日 1 回投与 効果不十分の時には 1 回 100mg を 1 日 2 回 6mg/kg 2 回を2 日間 3 日目 6mg/kg 1 回を負荷投与する その後は3.3mg/kgを 24 時間毎とし,TDM の結果で再評価する ( 抗菌薬 TDMガイドライン 6mg/kg 2 回を 1 日間 2 日目 6mg/kg 1-2 回 3 日目 6mg/kg 1 回を負荷投与する 4 日目は投与せず その後は 5 日目以降 4-5mg/kg を 48 時間毎とし,TDM の結果で再評価する ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 50mg を 24 48hr 毎 6mg/kg 2 回を 1 日間 2 日目 6mg/kg 1 回 3 日目 6mg/kg 1 回を負荷投与する 4 日目は投与せず その後は 3mg/kg を 48 時間ごととし, TDM の結果で再評価する ( 抗菌薬 TDM ガイドライン 腎機能正常者と同じ通常の 1/2 量投与しないことが望ましい 尿中の未変化体の排泄量が 55.7% と高いため 腎外 CL に変化がなければ約 1/2 に減量するのが妥当と思われる 50mg を 48 hr 毎 ニューキノロン系 ( 初回投与量は減量しないこと PK/PD 理論から耐性化防止 殺菌力の増強には 1 日 1 回投与が推奨される ) パズフロキサシンメシル酸塩 (PZFX) プルリフロキサシン (PUFX) レボフロキサシン水和物 (LVFX) 131 パシル点滴静注 / パズクロス点滴静注 132 スオード錠 133 クラビット錠 134 クラビット点滴静注 600~1,000 mg 分 2 敗血症 肺炎球菌による肺炎 重症 難治性の呼吸器感染症の二次感染に限る ) の場合 1 日 2000mg を 2 回に分けて 1 時間かけて点滴静注 500mg 分 1 1 日 1 回 500mg を 60 分かけて点滴静注 20mL/min CCr<30m CCr20mL/min 以上 : 初日 500 mg 分 1 以後 250mg 分 1 初日 500 mg 分 1 以後 250mg 分 1 L/min では 1 回 500mg を 1 日 2 回 CCr<20mL/minでは 500mgを1 日 1 回 1 回 300~500mg を 48hr 毎, HD 患者では HD 日には HD 後に投与 400~600 mg 分 2 1 回 200 mg 24hr 毎 1 回 200 mg 48hr 毎 CCr20mL/min 未満 : 初日 500 mg 分 1 3 日目以降 250mg を 2 日に 1 回 初日 500 mg 分 1 3 日目以降 250mg を 2 日に 1 回 ロメフロキサシン (LFLX) 135 バレオンカプセル 錠 / ロメバクトカプセル AUCが2 倍に上昇しt1/2が1.5 倍に延長するため1 1 回 100~200mgを1 日 2~3 回回 100~200mgを12~24 時間毎 AUC が 3.5 倍に上昇し t1/2 が 2.4 倍に延長し 腎外 CL が 63% 低下する (Nolin TD, et al: Clin Pharmacol Ther 83: , 2008) ため 1 回 100~200mg を 24 時間毎

9 環状ペプチド系 抗結核薬 (CCr>50m L/min の用量は添付文書ではなく結核診療ガイドラインによる ) コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム エタンブトール塩酸塩 (EB) カナマイシン硫酸塩 (KM) 136 オルドレブ点滴静注用 137 エサンブトール / エブトール 138 硫酸カナマイシン注 サイクロセリン (CS) 139 サイクロセリンカプセル ストレプトマイシン硫酸塩 (SM) 140 硫酸ストレプトマイシン注 ピラジナミド (PZA) 141 ピラマイド原末 アムホテリシン B (AMPH) フルコナゾール (FLCZ) 1 回 1.25 ~ 2.5 mg ( 力価 ) /kg を 1 日 2 回 30 分以上かけて点滴静注する 1.5mg/kg/ 日を分 1 HD 患者では HD 後に投与 ( 日化療会誌 63(3) , 2015; ただし Vd が大きいため透析での除去率は高くないと予測される ) 1 回 15~20mg/kg を 48hr 毎,HD 患者では HD 日には HD 後に投与 透析後に 1g( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 3mg/kg を 72r 毎, HD 患者では HD 日には HD 後に投与 ( サンフォード ) 透析後に 1g( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 3mg/kg を 72hr 毎 HD 患者では毎 HD 後 ( サンフォード ) 1 回 25~30mg/kg を週 3 回投与 HD 患者では毎 HD 後に投与 142 ファンギゾン注 添付文書参照腎毒性があるため 他剤を選択する無尿の患者には腎機能正常者と同じ 143 ジフルカンカプセル 144 ジフルカン静注液 1 回 1.25~1.9mg( 力価 )/kg を 1 日 2 回 30 分以上かけて点滴静注する 15mg/kg/ 日を 1 日 1 回 ( 最大 750mg/ 日で初期 2 か月は 20mg/kg で最大 1000mg/ 日 ) 1 回 15mg/kg を連日 2 か月間または週 2 回で, 連日投与時は最大 750mg/ 日, 週 2 回投与は最大 1000mg/ 日 ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 15mg/kg 24hr 毎, ( サンフォード感染症治療ガイドによる ) 1 回 250 mg を 1 日 2 回体重あたり投与量 ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ):10mg/kg/ 日 [ 最大 500mg/ 日 ] 1 回 15mg/kg を連日 2 か月間または週 2 回で, 連日投与時は最大 750mg/ 日, 週 2 回投与は最大 1000mg/ 日 ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 12~15mg/kg 24hr 毎, ( サンフォード感染症治療ガイド による ) 25mg/kg/ 日を 1 日 1 回 ( 最大 1500mg/ 日 ; 添付文書の用量では肝障害が起こりやすい ) 50~400 mg 分 1 1 回 1.25mg( 力価 )/kg を 1 日 2 回または 1 回 2.5mg( 力価 )/kg を 1 日 1 回 30 分以上かけて点滴静注する 1 回 1.5mg( 力価 )/kg を36 時間毎に 30 分以上かけて点滴静注 する 減量して連日投与 ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 投与量の設定がされていない 1 回 15~ 20mg/kg を 48hr 毎 使用を勧めない ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 250mg を 12~24hr 毎 1 回 250mg を 24hr 毎 使用を勧めない ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 減量して連日投与 ( 結核診療ガイドライン 改訂第 3 版 ) 1 回 25~ 30mg/kg を週 3 回投与 1 回 50~200 mg を 24 時間毎 1 回 50~200 mg を週 3 回 HD 患者では毎 HD 後 50~400 mg 分 1 1 回 50~200 mg を 24 時間毎 1 回 50~200 mg を週 3 回 HD 患者では毎 HD 後 抗真菌薬 1 真菌血症, 真菌性髄膜炎, 真菌性呼吸器感染症, 黒色真菌症 :1 日 100~ 1 11 回 25 50mg/kg 11 回 25~50mg/kgを 11 回 25~50mg/kgを ~ フルシトシン (5-FC) 145 アンコチル錠 200mg/kgを分 4 125~50mg/kgを24hr 以上の間隔で 1 日 4 回 1 日 2 回 50mg/kg を24 時間を1 日 1 回 2 尿路真菌症, 消化管真菌症 :1 日 50~100mg/kg を分 4 以上の間隔で ホスフルコナゾール (F -FLCZ) 146 プロジフ静注液 1 カンジダ症 :1 日 1 回 50~ 100mg を維持量として静注 2 クリプトコッカス症 :1 日 1 回 50~200mg を維持量として静注 400mg まで増量可いずれも初日,2 日目は維持量の倍量を投与 通の 1/2 に減量 HD: HD 後に通を投与する CAPD: 通の 1/2 に減量 腎機能正常者と 147 ゾビラックス点滴静注用 同じ1 回投与量 1 回 5mg/kgを8 時間毎に1 時間以上かけ腎機能正常者と同じ1 回投を24 時間毎 脱て ( 尿細管での結晶析出による与量を12 時間毎 脱水を避水を避け, ゆっ脱水を避を避けるため ),7 日間点滴静注 脳け, ゆっくり投与 ( 尿細管でけ, ゆっく 3.5mg/kgを週 3 回,HD 患者では毎 HD 後の結晶析出によるを炎 髄膜炎では1 回 10mg/kgまで増量可避けるため ) アシクロビル (ACV) くり投与 ( 尿細管での結晶析出によるを避けるため ) 腎機能正常者の 1/2 の 1 回投与量を 24 時間毎 り投与 ( 尿細管での結晶析出によるを避けるため ) ヘルペスウイルス感染症治療薬 148 ゾビラックス錠 1 帯状疱疹 :1 回 800mg を 1 日 5 回 2 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症の発症抑制 :1 回 200mg を 1 日 5 回, 造血幹細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで投与 3 単純疱疹 :1 回 200mg を 1 日 5 回 11 回 800mg を 1 日 3 回 231 回 200mg を 1 日 5 回 保存期では脱水予防, 尿量確保する必要あり 11 回 800mg を 1 日 2 回 231 回 200mg を 1 日 2 回 保存期では脱水予防, 尿量確保する必要あり 11 日 1 回体重に応じて 400~800mg HD 患者では毎 HD 後 231 回 200mg を 1 日 1~2

10 サイトメガロウイルス感染症治療薬 バラシクロビル塩酸塩 (VACV) 149 バルトレックス錠 顆粒 ファムシクロビル 150 ファムビル錠 ガンシクロビル (DHPG) 151 デノシン注 バルガンシクロビル塩酸塩 ホスカルネットナトリウム水和物 152 バリキサ錠 153 点滴静注用ホスカビル 1 帯状疱疹 :1 回 1000mg を 1 日 3 回 2 造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症 ( 単純疱疹 ) の発症抑制 :1 回 500mg を 1 日 2 回, 造血幹細胞移植施行 7 日前より施行後 35 日まで投与 3 単純疱疹 :1 回 500mg を 1 日 2 回 4 水痘 :1 回 1000mg を 1 日 3 回 5 性器ヘルペスの再発抑制 :1 日 1 回 500mg HIV 感染症患者には 1 回 500mg を 1 日 2 回 1 帯状疱疹 :1 回 500mgを1 11 回 500mgを1 日 2 日 3 回回 2 単純疱疹 :1 回 250mgを1 21 回 250mgを1 日 3 日 3 回回 初期治療 1 回 5mg/kg を 12 時間毎, 維持治療 1 回 5mg/kg を 24 時間毎 初期治療 1 回 2.5mg/kg を 12 時間毎, 維持治療 1 回 2.5mg/kg を 24 時間毎 141 回 1000mg を 12 時間毎 231 回 500mg を 12 時間毎 51 回 500mg を 24 時間毎 HIV 感染症患 初期治療 1 回 900mgを1 日 1 初期治療 1 回 450mg 回, を1 日 2 回, 維持治療 1 回 900mgを1 日 1 維持治療 1 回 900mg 回を1 日 1 回 1 後天性免疫不全症候群患者におけるサイトメガロウイルス網膜炎, 造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス感染症 : 初期療法 1 回 60mg/kg を 1 時間以上かけて 1 日 3 回, 又は 90mg/kg を 2 時間以上かけて 1 日 2 回, 点滴静注 2 造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス血症 : 初期療法 1 回 60mg/kg を 1 時間以上かけて 1 日 2 回, 点滴静注いずれも初期療法は 2~3 週間以上行い, 維持療法は 1 日 1 回 90~120mg/kg を 2 時間以上かけて投与 者では 1 回 500mg を 12 時間毎 141 回 500mgを 24 時間毎 231 日 1 回 500mg 141 回 1000mgを24 保存期で時間毎は脱水予防, 尿量 231 回 500mgを24 確保する時間毎必要あり 51 回 250mgを24 時 51 回間毎 HIV 感染症患 250mgを者では1 回 500mgを24 時間毎 11 回 500mg を 1 日 1 回 21 回 250mg を 1 日 2 回 初期治療 1 回 2.5mg/kg24 時間毎, 維持治療 1 回 1.25mg/kg を 24 時間毎 初期治療 1 回 450mg を 1 日に 1 回, 維持治療 1 回 450mg を 2 日に 1 回 体重によって初期投与量 維持投与量が変化する 詳細は添付文書参照 24 時間毎 HIV 感染症患者では 1 回 500mg を 24 時間毎 121 回 250mg を 1 日に 1 回 初期治療 1 回 1.25mg/kg を 24 時間毎, 維持治療 0.625mg/kg を 24 時間毎 初期治療 1 回 450mg を 2 日に 1 回, 維持治療 1 回 450mg を週に 2 回 1 体重 60kg 以上で非高齢者では 1 回 500mg を週 3 回 HD 後 それ以外の症例には他剤を選択 31 回 250mg を週 3 回 HD 後 12HD では週 3 回透析後に 250mg CAPD では 250mg を 2 日に 1 回 初期治療 1 回 1.25mg/kgを48 時間毎,HD 患者は週 3 回 HD 後に投与維持治療 0.625mg/kgを48 時間毎, HD 患者は週 3 回 HD 後に投与 1 回 450mg 以下の設定になるため使用しない ( ガンシクロビル製剤の静注投与を考慮 ) CCr0.4mL/min/kg 未満の患者ではを悪化させるため使用を避ける インジナビル硫酸塩エタノール付加物 154 クリキシバンカプセル 1 回 800mgを8 時間ごと 1 日 3 回空腹時 ( 食事の1 時間以上前または食後 2 時間以降 ) に経口投与 腎結石症健康人で20% 程度の尿中排泄が認められていることから 排泄能の低下により 高い血中濃度が持続するおその発現を防止する目的で れがあるため 慎重投与になっている 腎結石症の発現を防止するため 1 日 1.5Lの水分を補給する必要がある治療中は通常の生活で摂ため 溢水気味のCKD 患者には適していない取する水分に加え さらに 24 時間に少なくとも1.5Lの水分を補給すること HIV 感染症治療薬 エムトリシタビン 155 エムトリバカプセル テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 156 ビリアード錠 エムトリシタビンとして1 回 200mgを1 日 1 回経口投与 1 回 200mgを2 日間に1 回投与する なお, 投与に際して (Renal Pharmacotherapy, 2013) は必ず他の抗 HIV 薬と併用すること 1 日 1 回 300mg 1 回 300mg を 2 日に 1 回 (Renal Pharmacotherapy, 2013) 1 回 200mg を 3 日間に 1 回投与 (Renal Pharmacotherap y, 2013) 1 回 300mg を 1 週間に 2 回投与 (Renal Pharmacotherapy, 2013) 1 回 200mg を 4 日間に 1 回投与 (Renal Pharmacotherap y, 2013) 1 回 200mg を 4 日間に 1 回投与 HD 患者は HD 後に投与 (Renal Pharmacotherapy, 2013) 1 回 300mg を 1 週間に 2 回投与,HD 患者では累積 HD 時間 12 時間毎に 1 回でも可 (Renal Pharmacotherapy, 2013) ラミブジン 157 エピビル錠 300mg 分 1~2 150mg を 1 日 1 回 初回 150mg その後 100mg を 1 日 1 回 初回 50~150mg その後 25~50mg を 1 日 1 回 エムトリシタビン テノホビルジソプロキシルフマル酸塩配合錠 リルピビリン塩酸塩 エムトリシタビン テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 158 ツルバダ配合錠 E: T: 159 コムプレラ配合錠 アマンタジン塩酸塩 160 シンメトレル錠 細粒 1 回 1 錠を 1 日 1 回経口投与 1 回 1 錠 ( リルピビリンとして 25mg テノホビルジソプロキシルフマル酸塩として 300mg 及びエムトリシタビンとして 200mg を含有 ) を 1 日 1 回食事中または食直後に経口投与 1A 型インフルエンザウイルス感染症 :1 日 100mg を分 1~2 その他の適応は添付文書参照 CCr30~49mL/min では本剤 1 錠を 2 日間に 1 回投与 1CCr35~75mL/min: 1 回 100mg を 1 日 1 回 ( 高齢者及びのある患者では投与量の上限を 1 日 100mg) 1CCr25 ~ 35mL/min : 1 回 100mg を 2 日に 1 回 本剤は投与せず エムトリシタビン製剤およびテノホビル製剤により 個別に用法 用量の調節を行う CCr<50mL/min または HD 患者では テノホビル製剤及びエムトリシタビン製剤により個々に用法 用量の調節が必要となるため 本剤を投与せず 個別の製剤を用いること 1CCr15 ~ 25mL/min : 1 回 大部分が未変化体として尿中に排泄されるので, 蓄積により, 意識障害, 精神症状, 痙攣, ミオクローヌス等の副作用が発現することがある またHDによって少量しか除去されないため透析を必要とするような重篤なのある患者に 100mgを3 は日に1 回 インフルエンザ治療薬 オセルタミビルリン酸塩 161 タミフルカプセル ドライシロップ 治療 : 150 mg 分 2 5 日間予防 : 75 mg 分 1 7~10 日間 治療 :1 回 75 mg を 1 日 1 回 5 日間予防 :1 回 75 mg を隔日投与 4~5 回 推奨用量は確立されていないが, 以下の用量が提案されている. 治療 :1 回 75 mg を単回投与予防 (HD): 初回 75mg,2 回の HD 後に 75mg( 計 2 回 ) 予防 (PD, ESRD): 初回 75mg,7 日目に 75mg 追加 ( 計 2 回 ) ペラミビル水和物 162 ラピアクタ点滴静注液 300mg を 15 分以上かけて単回点滴静注 合併症等により重症化するおそれのある患者には 1 日 1 回 600mg を 15 分以上かけて単回点滴静注 1 日 1 回 150mg(FDA) 1 日 1 回 100mg (FDA) 初回 100mg 以後は透析後 2 時間後に 100mg 追加する (FDA) CAPD では初回 100mg 以後は 1 日毎に 100mg 追加する アデホビルピボキシル 163 ヘプセラ錠 1 日 1 回 10mg 1 回 10mg を 2 日に 1 回 1 回 10mg を 3 日に 1 回 1 回 10mg を週 1 回 HD 患者では HD 後

11 B 型肝炎治療薬 C 型肝炎治療薬寄生虫 原虫用薬代謝拮抗薬抗生物質抗がん薬 エンテカビル水和物 164 バラクルード錠 テノホビルアラフェナミド テノホビルジソプロキシルフマル酸塩 165 ベムリディ錠 25mg 〇〇 166 テノゼット錠〇 ラミブジン 167 ゼフィックス錠 ソホスブビル 168 ソバルディ錠 ソフスブビル レディパスビル 169 ハーボニー配合錠 テラプレビル 170 テラビック錠 リバビリン 171 アトバコン プログアニル塩酸塩配合剤 レベトールカプセル / コペガスカプセル 172 マラロン配合錠 A P クロファラビン 173 エボルトラ点滴静注 テガフール ギメラシル オテラシルカリウム フルダラビンリン酸エステル ペメトレキセドナトリウム水和物 174 ティーエスワン配合カプセル 顆粒 OD 錠 175 フルダラ錠 176 フルダラ静注用 177 アリムタ注射用 メトトレキサート 178 メソトレキセート錠 注 ブレオマイシン塩酸塩 179 ブレオ注 ペプロマイシン硫酸塩 180 ペプレオ注 1 回 25mg を 1 日 1 回経口投与慎重投与 1 回 300mg 1 日 1 回経口投与 300mg を 2 日に 1 回 ESKDではAUCが8.4 倍上昇するため (Zhang Y, 1 日 1 回 0.5mg( ラミブジン不応患者には 1 回 0.5mg( ラミブジン 1 回 0.5mg( ラミブジン et al: CPT 85: , 2008)1 回 0.5mg( ラミブジ 1mg), 空腹時 ( 食後 2 時間以降かつ次不応患者には1mg) を不応患者には1mg) をン不応患者には1mg) を7 日に1 回 HD 患者ではの食事の2 時間以上前 ) 2 日に1 回 3 日に1 回毎 HD 後 1 日 1 回 100mg リバビリンと併用して 1 日 1 回 400mg を 12 週間経口投与する 1 日 1 回 1 錠 ( レジパスビルとして 90mg 及びソホスブビルとして 400mg) を 12 週間経口投与する セログループ 1 でかつ HCV RNA 量が高値の未治療者 または IFN 単独療法 またはリバビリンとの併用で無効または再燃患者に対し 1 回 750mg を 1 日 3 回食後に 12 週間投与 ( 空腹時投与では 22% に低下する ). 腎機能障害の発現リスクが高くなるおそれのある患者においては 本剤の開始用量の減量を考慮する 600~800mg 分 2 1 日 1 回 4 錠 ( アトバコン / プログアニル塩酸塩として 1000mg/400mg) を 3 日間 食後に経口投与 予防には 1 日 1 回 1 錠 ( アトバコン / プログアニル塩酸塩として 250mg/100mg) を マラリア流行地域到着 24~48 時間前より開始し 流行地域滞在中及び流行地域を離れた後 7 日間 毎日食後に経口投与 1 日 1 回 52mg/m2 2 時間以上かけて点滴静注する これを 5 日間連日投与し 少なくとも 9 日間休薬する これを 1 クールとして繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 40mg/m2( 体表面積 ) を 1 日 1 回 5 日間連日経口投与し 23 日間休薬 これを 1 クールとし 投与を繰り返す 添付文書参照 1 日 1 回初回 100mg, その後 50mg 30 egfr< 50mL/min/1.73m2 ではソホスブビルの AUC は 107% 上昇し GS の AUC は 88% 上昇する 併用されるリバビリンは CCr<50mL/min でのため使えない 30 egfr<50ml/min/1.73m2 ではソホスブビルの AUC は 107% 上昇し GS の AUC は 88% 上昇するため慎重投与 親化合物の AUCが1.8 倍投与開始時に CCrが15mL/ 分以上であることを確認するこに テノフォビルと また 本剤投与後 CCrが15mL/ 分未満に低下した場合のAUCが5.5 倍になるため慎重は 投与の中止を考慮する投与 300mg を 3~4 日に 1 回 1 日 1 回初回 100mg, その後 25mg 未検討だが300mg 300mgを7 日に1 回または累積約 12 時間のを7 日に1 透析終了後に300mgを投与回 1 日 1 回初回 35mg, その後 15mg 1 日 1 回初回 35mg, その後 10mg 重度の腎機能障害 (egfr<30ml/min/1.73m2) 又は透析を必要とする腎不全の患者ではソホスブビル及びその代謝物の血中濃度が上昇するため 重度の腎機能障害 (egfr<30ml/min/1.73m2) 又は透析を必要とする腎不全の患者ではソホスブビル及びその代謝物の血中濃度が上昇するため リバビリン併用患者が対象となるため CCr50mL/min 未満の患者では投与できない 本剤の血中濃度が上昇し, 重大な副作用が生じることがあるため投与 CCr<30mL/min では AUC が 21% 上昇する CCr 30mL/min では 1 日 1 回 4 錠 ( アトバコン / プログアニル塩酸塩として 1000mg/400mg) を 3 日間 食後に経口投与 予防には 1 日 1 回 1 錠 ( アトバコン / プログアニル塩酸塩として 250mg/100mg)(Renal Pharmacotherapy, 2013) 腎機能 体表面積により至適用量を決定する ( 添付文書参照 ) 1 日 20mg/m2を点滴静注 ( 約 30 分 ) 5 日間連日投与腎機能 体表面積により至適用し23 日間休薬 同種造血幹量を決定する ( 添付文書参照 ) 細胞移植の前治療に関しては添付文書参照 1 日 1 回 500mg/m2( 体表面積 ) を 10 分間かけて点滴静 注し 少なくとも 20 日間休薬する これを 1 コースとし 投与を繰り返す 腎機能正常者と同じ (Up to Date) HD 患者に投与する場合には 200mg を 1 日 1 回投与 (Renal Pharmacotherapy, 2013) 重度ののある患者に治療の目的で投与する場合 本剤の配合成分であるプログアニルの排泄が遅延し 血中濃度が上昇することで副作用が発現する危険性が高いため 他剤の投与を考慮するなど投与の可否を慎重に判断し 治療による有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること 予防目的には 腎機能正常者に比しAUCが2 倍 CCr30mL/min 未満での投与成績がないため だが 大幅な減量がになると推定されているため 1/2 必要と思われる に減量が妥当かもしれない CCr 80mL/minでは通常 体表面積に合せて1 回 mgを初回基準量とし 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを1クールとして投与を繰り返す 80>CCr 60mL/minでは初回基準量より必要に応じて1 段階減量 60>CCr 40mL/minでは原重篤な腎機能障害のある患者では フルオロウラシルの異化代謝酵素則として1 段階減量 40>CCr 30mL/minでは原則とし阻害剤ギメラシルの腎排泄が著しく低下し 血中フルオロウラシル濃て2 段階減量する CCr30mL/min 未満は投与不可 度が上昇し 骨髄抑制等の副作用が強く現れるおそれがあるため減量方法 :40mg/ 回 休薬 50mg/ 回 40mg/ 回 休薬 忌 60mg/ 回 50mg/ 回 40mg/ 回 休薬または腎機能に応じて適宜減量を考慮 (Cancer Chemother Pharmacol70: , 2012) 至適用量は体表面積によっても変化し 1クールごとの用量の増加 減少 休薬基も変化する ( 添付文書参照 ) 静注 皮下注 筋注 :1 回 15 ~30mg 動注 :1 回 5~15mg いずれも 1 週 2 回を原則として症状に応じて 1 日 1 回ないし週 1 回に適宜増減 5~10mg/ 回週 2~3 回 50~75% に減量 腎から排泄されるので 排泄遅延により副作用が強く現れるおそれがあるため 腎から排泄されるので 排泄遅延により副作用が強く現れるおそれがあるため 重度の腎機能障害患者で 本剤に起因したと考えられる死亡が報告されているので 重度の腎機能障害患者には本剤を投与しないことが望ましい ( 腎機能障害患者に投与した十分な情報がない (Up to Date)) 50% に減量 副作用が強く現れるおそれがあるため慎重投与 排泄遅延により副作用が強く現れるおそれがあるため 排泄機能が低下し 間質性肺炎 肺線維症等の重篤な肺症状を起こすことがあるため 重篤なには 重篤な腎機能障害のある患者では排泄機能が低下し 重篤な肺症状を起こしやすいので

12 白金製剤 カルボプラチン 181 パラプラチン注 シスプラチン 182 ランダ注 / ブリプラチン注 1 回 300~400mg/m2 投与し, 少なくとも 4 週間休薬する これを 1 クールとする 添付文書参照 カルバートの式 :AUC 目標値 (GFR+25)(mg) によって算出し単独投与の場合 初回は AUC 7mg/mL min を 繰り返し投与のときは AUC 4~5mg/mL min を目標に投与する 透析患者の GFR は 5 ~10 を代入する ただし本法の血清 Cr 値は Jaffe 法を用いているため CG 式を用いると CCr よりも GFR に近似する 酵素法で測定される日本では CG 式を用いると CCr が高めに推算されるため過量投与になりやすく 血清 Cr 値に 0.2 を加える方法 (Ando M, et al: Clin Cancer Res 6: , 2000) や体表面積補正を外した egfr を用いることが推奨される CCr46~ 60mL/min: 75% に減量 (Kintzel PE, Dorr RT: Cancer Treat Rev 21: 33-64, 1995 ) CCr31~ 45mL/min: :50% に減量 ((Kintzel PE, Dorr RT: Cancer Treat Rev 21: 33-64, 1995 )) だが必要な場合には50% に減量して投与 だが 必要な場合には HD 患者は透析後に 50% を CAPD 患者は 50% に減量して投与 免疫抑制薬ミゾリビン 183 ブレディニン錠 /OD 錠 腎移植 :1~3mg/kg を 1 日 1 ~3 回 ( 高用量 :6~10mg/kg を 1 日 2~3 回 : 保険適応外 ) 原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群 関節リウマチ 1 回 50mg を 1 日 3 回 1/2~1/4 量 1/4~1/10 量 インターフェロン製剤 インターロイキン製剤 セルモロイキン 187 セロイク注射用 テセロイキン 188 イムネース注 前立腺肥大治療薬タダラフィル 189 ザルティア錠 ペプタイド系抗利尿ホルモン用剤 尋常性乾癬治療薬 ( 活性型 VD 製剤 ) デスモプレシン酢酸塩水和物 190 ミニリンメルト OD 錠 カルシポトリオール 191 ドボネックス軟膏 カルシポトリオール水和物 / ベタメタゾンジプロピオン酸エステル タカルシトール水和物 193 マキサカルシトール 194 マキサカルシトール / ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル 192 ドボベット軟膏 ボンアルファ軟膏 クリーム ローション ボンアルファハイ軟膏 ハイローション オキサロール軟膏 / ローション 195 マーデュオックス軟膏 煙補助薬バレニクリン酒石酸塩 196 チャンピックス錠 アルコール依存症断酒補助薬 イオン性高浸透圧性造影剤 インターフェロンα 184 スミフェロン注 250~1000 万 IUを1 日 1 回 詳細は添付文書参照 300 万 IU/ 日まで 300 万 IU/ 日週 3 回まで 1C 型慢性肝炎におけるウ イルス血症の改善 :1 日 1 回 600 万 ~1000 万国際単位を 週 6 回又は週 3 回筋注 2HBe 抗原陽性でかつ DNAポリメラーゼ陽性のB 型慢性活動性肝炎のウイ ルス血症の改善 :1 週目 1 日 インターフェロンα-2b 185 イントロンA 注 1 回 600 万 ~1000 万国際単 300 万 IU/ 日まで 300 万 IU/ 日週 3 回まで 位,2 週目より1 日 1 回 600 万 国際単位を筋注 開始日 は1 日 1 回 300 万又は600 万 国際単位を投与 3 腎癌, 慢性骨髄性白血 病, 多発性骨髄腫 :1 日 1 回 300 万 ~1000 万国際単位を 筋注 1C 型慢性肝炎 C 型代償 性肝硬変におけるウイルス 血症の改善 : リバビリンと併 用し,1 回 1.5μg/kg(C 型代 CCrが50mL/min 以下の腎機能障害のある患者ではリバビリンがであり, リバビリンとの併用の場ペグインターフェロンα- 償性肝硬変では1 回 1.0μ 186 ペグイントロン皮下注 合は投与できない ( 使用するとすればCCr30~50mL/min:25% 減量,CCr10~29mL/min:50% 減量, 高 2b g/kg) を週 1 回, 皮下注度腎機能低下患者ではCLが健常者の約 1/2に低下するため透析患者では1/2に減量 ) 2 悪性黒色腫 :8 週目まで は1 回 6μg/kgを週 1 回,9 週 目以降は1 回 3μg/kgを週 1 回, 皮下注 アカンプロサートカルシウム アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン 197 レグテクト錠 198 ウログラフイン注 1 日 1 回 40 万国内標準単位重篤なのある患者では症状が増悪するおそれがあるため慎重投与になっており 腎で代謝されるため減を点滴静注 ( 最大は1 日 160 量が必要だが 動態パラメータがなため至適投与量は万国内標準単位 ( 分 2)) 1 日 70 万 IU( 最大 210 万 IU) 分 1~2 5mg を 1 日 1 回 尿浸透圧あるいは尿比重の低下に伴う夜尿症 : 1 日 1 回就寝前に 120μg から経口投与し 最大 240μg/ 日に増量可 中枢性尿崩症 :1 回 60~ 120μg を 1 日 1~3 回経口投与 最大 240μg/ 日通常 1 日 2 回適量を患部に塗布 (1 週間に 90g を超えない ) 減量必要だがデータなし 1 日 35~70 万 IU 分 1 CCr31~50mL/minの中等度患者に単回経口投与したとき AUC0- は健康成人の約重篤なでは本剤の血中濃度が上昇し 使用経験が限られているため 100% 増加するため2.5mgを1 日 1 回から開始することを考慮する 中等度以上の腎機能障害のある患者 (CCr が 50mL/min 未満 ) では血中半減期の延長 血中濃度の増加が認められるため 腎機能の低下により Ca の排泄が減少することから 血清 Ca 値が上昇から腎機能が悪化しやすいため腎機能低下症例への使用は推奨しない 使用する場合には定期的な血清 Ca 濃度 腎機能をモニターしながら投与すること 通常 1 日 2 回適量を患部に 腎機能の低下によりCaの排泄が減少することから 血清 Ca 値が上昇から腎機能が悪化しやすいため腎機能低 塗布 (1 週間に90gを超えな 下症例への使用は推奨しない 使用する場合には定期的な血清 Ca 濃度 腎機能をモニターしながら投与するこ い ) と 通常 1 日 2 回適量を患部に塗布 1~3 日目は0.5mgを1 日 1 回食後,4~7 日目は0.5mgを 1 日 2 回朝夕食後,8 日目以腎機能正常者と同じ降は1mgを1 日 2 回朝夕食後 投与期間は12 週間 1 回 333mgを1 日 3 回 (Renal 1 回 666mgを1 日 3 回, 食後 Pharmacotherapy, 2013) 1 逆行性尿路撮影 : [60%]20~150mL( 原液又は2~4 倍希釈 ) 2 内視鏡的逆行性膵胆管撮影 :[60%]20~40mL 3 経皮経肝胆道撮影 : [60%]20~60mL 4 関節撮影 :[60%]1 ~10mL 5 唾液腺撮影 :[76%] 0.5~2mL 腎機能の低下により Ca の排泄が減少することから 血清 Ca 値が上昇から腎機能が悪化しやすいため腎機能低下症例への使用は推奨しない 使用する場合には定期的な血清 Ca 濃度 腎機能をモニターしながら投与すること 通常 1 日 2 回適量を患部に通を塗布してもAUCは注射剤 5μg 投与時のAUC( マキサカルシトール ) の10 倍以上 高くなり 高 Ca 血塗擦 ( 外用製剤として1 日最症 腎機能悪化になりやすいため腎機能低下症例への使用は推奨しない 使用する場合には定期的な血清 Ca 高 10g) 濃度 腎機能をモニターしながら投与すること ( 平山尚 : 透析会誌 45: 63-68, 2012) 1 日 1 回 適量を患部に塗通を塗布してもマキサカルシトールのAUCは注射剤 5μg 投与時のAUCの10 倍以上高くなり 高 Ca 血症 布する ( 外用製剤として1 日腎機能悪化になりやすいため腎機能低下症例への使用は推奨しない 使用する場合には定期的な血清 Ca 濃最高 10g) 度 腎機能をモニターしながら投与すること ( 平山尚 : 透析会誌 45: 63-68, 2012) 開始量 :1 回 0.5mg 分 1 必要に応じ最大 1 回 0.5mg を 1 日 2 回 高度ののある患者では排泄遅延により, 高い血中濃度が持続するおそれがあるため 0.5mg を 1 日 1 回

13 イオン性低浸透圧性造影剤 非イオン性造影剤 イオキサグル酸 199 ヘキサブリックス注 イオパミドール 200 イオパミロン注 イオプロミド 201 プロスコープ注 / シリンジ 各種血管造影 5~60mL CTでは50~100mL 静脈性尿路撮影では本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重 20~100mL ディジタル篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする X 線撮影法による静脈性血管撮影では30~40mLを 1 回静注 または点滴 1 各種血管造影 :1 回 5~ 50mL 2CT:1 回 100~200mL 3 静脈性尿路撮影 :1 回 20~200mL 3 逆行性尿路撮影 :1 回 5 ~400mL 本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重 4ディジタルX 線撮影法篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にするによる静脈性血管撮影 : 1 回 30~50mL 5ディジタルX 線撮影法による動脈性血管撮影 : 1 回 3~50mL 詳細は添付文書参照 1 各種血管造影 :1 回 3~ 50mL 2CT:1 回 50~100mL 3 静脈性尿路撮影 :1 回 50~100mL 4ディジタルX 線撮影法本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重による静脈性血管撮影 : 篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 1 回 20~40mL 5ディジタルX 線撮影法による動脈性血管撮影 : 1 回 3~30mL 詳細は添付文書参照 イオヘキソール 202 オムニパーク注 添付文書参照本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 1 各種血管造影 :1 回 5~ 60mL 2CT:1 回 50~150mL 3 静脈性尿路撮影 :1 回 40~100mL イオベルソール 203 オプチレイ注 / シリンジ 4ディジタルX 線撮影法本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重による静脈性血管撮影 : 篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 1 回 30~60mL 5ディジタルX 線撮影法 による動脈性血管撮影 : 1 回 3~50mL 詳細は添付文書参照 非イオン性等浸透圧性造影剤 MRI 用造影剤 イオメプロール 204 イオメロン注 イオトロラン 205 イソビスト注 イオジキサノール 206 ビジパーク注 ガドジアミド水和物 207 ガドテル酸メグルミン 208 ガドペンテト酸ジメグルミンイオタラム酸メグルミン / イオタラム酸 Na イオタラム酸メグルミン / イオタラム酸 Na 209 オムニスキャン静注 32% シリンジ マグネスコープ静注 シリンジ マグネビスト静注 シリンジ 210 コンレイ 400 注 211 コンレイ注 1 各種血管造影 :1 回 3~ 80mL 2CT:1 回 40~100mL 3 静脈性尿路撮影 :1 回 30~100mL 4ディジタルX 線撮影法本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重による静脈性血管撮影 : 篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 1 回 10~50mL 5ディジタルX 線撮影法による動脈性血管撮影 : 1 回 3~40mL 詳細は添付文書参照 1 関節撮影 :1 回 1~ 10mL を関節腔内に注入 2 脊髄撮影,CT における脳室, 脳槽, 脊髄造影 :1 回 6~10mL 1 脳血管撮影 :[270]4 ~15mL 2 四肢血管撮影 : [270]8~80mL, [320]12~70mL 本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重 3 逆行性尿路撮影 : 篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする [270]20~200mL 原液を生理食塩水で2 倍希釈し用いることも可 4 内視鏡的逆行性膵胆管撮影 :[270]3~40mL 0.2mL/kg( 腎臓を対象と重篤なのある患者では腎性全身性線維症 (NSF) 発症の危険性が高く 腎機能低下患者では 排泄遅延する場合には0.1mL/kg) から急性等の症状が悪化するおそれがあるため 0.2mL/kg( 腎臓を対象と重篤なのある患者では腎性全身性線維症 (NSF) 発症の危険性が高く 腎機能低下患者では 排泄遅延する場合には0.1mL/kg) から急性等の症状が悪化するおそれがあるため 0.2mL/kg( 腎臓を対象と重篤なのある患者では腎性全身性線維症 (NSF) 発症の危険性が高く 腎機能低下患者では 排泄遅延する場合には0.1mL/kg) から急性等の症状が悪化するおそれがあるため 精のう腺撮影 :1 回 1~ 4mL 本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者ではさらなる腎機能の悪化 (AKI) のリスクが高いため重篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者では急性腎不全等の症状が悪化するおそれがあるため重篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっているが, 投与する場合には必要最小量にする 1 逆行性尿路撮影 :1 回 5 ~20mL 2 内視鏡的逆行性膵胆管撮影 :[60%] 膵管 1 回 2 本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者では急性腎不全等の症状が悪化するおそれがあるため ~4mL, 胆管 1 回 5~15mL 重篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっているが 投与する場合には必要最小量にする 3 経皮経肝胆道撮影 : [60%]1 回 20~60mL 4 関節撮影 :[60%] 適宜

14 MRI 用造影剤 イオキシラン 212 イマジニール注 ガドペンテト酸ジメグルミン 213 マグネビスト静注 シリンジ 1 各種血管造影 :1 回 5~ 80mL 2CT:1 回 15~150mL 3 静脈性尿路撮影 :1 回 50 ~100mL 4ディジタルX 線撮影法に本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり, 腎機能低下患者では急性腎不全等の症状が悪化するおそれがあるためよる静脈性血管撮影 :1 回重篤な ( 無尿等 ) のある患者には原則となっている 投与する場合には必要最小量にする 20~70mL 5ディジタルX 線撮影法による動脈性血管撮影 :1 回 3 ~40mL 詳細は添付文書参照 0.2mL/kg( 腎臓を対象とする場合には 0.1mL/kg) 重篤なのある患者では腎性全身性繊維症 (NSF) 発症の危険性が高く 腎機能低下患者では 排泄遅延から急性腎不全等の症状が悪化するおそれがある

用法・用量DB

用法・用量DB データベース データベースの概要 医療用医薬品の添付文書に記載されているに関するデータベースです 処方薬の適正な投与量 ( 上限 下限 ) や投与日数 ( 上限 下限 ) などのチェック および患者さんへの服薬指導にご利用いただくことが可能です 本データベースは 医療用医薬品の添付文書に記載されているの情報を網羅しています データベースの特徴 年齢や体重 体表面積 適応病名 投与経路 療法毎にデータを作成しているため

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