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F サレンティーニ / ラ パッショーネ プリミティーヴォ La Passione Primitivo イタリア 超フルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目! イタリア長熟タイプ! ジャミーでスパイスやバニラの濃厚なフルボディ辛口赤ワイン愛好家大注目! イタリア プーリア州から 固有品種プリミティーヴォ種

Domaine Mur-Mur-Ium ドメーヌ ミュル ミュル イウム - Mormoiron,Ventoux, Rhone 所在地 : 責任者 : ローヌ ヴァントゥ モルモワロン Marc Pichon 飽くなき畑作業のみが 常に自分の冒険心をかき立てる 誰よりも長い時間を畑で過ごす レイトハ

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マス・サン・ローラン

氏は子供のころからブライの自然環境豊かなこの土地で自然に触れて育ち 父の畑仕事を手伝いながらブドウ栽培 ワイン醸造を身に付けて行きます 馬からトラクターへと畑仕事の動力は変わったがやっていることは変わっていない との言葉通り 伝統を重視した農法を引き継ぎ かつ自分の哲学を着実に実践し実現させています

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注文 電話 FAX にてご注文ください ケース単位 ( 混載 12 本 ) からの注文を基本としております 送料は弊社負担といたします Tel: Fax: 支払い 指定銀行への振込みと

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N E W ルカマローニベストワイン年鑑 2016&2017 最優秀生産者 MUNDUS VINI 2017 ベストイタリアワイン生産者 ファルネーゼが手掛ける トスカーナワイン テヌーテロセッティ ファルネーゼグループがアブルッツォ シチリア プーリア カンパーニャ バジリカータに続いて 遂にトス

GRILL & DINING G SHINSHU WINE BY THE GLASS BUBBLE / CIDRE glass 80ml Japanese Sparkling Wine AWA 850 Nagano Chardonney 日本のあわ長野シャルドネ 長野県で収穫されたシャルドネを使用し

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Guebwiller DOMAINES SCHLUMBERGER Vinegrower and Producer in ALSACE < ドメーヌ シュルンバジェ > <Family Affair> ワイナリー設立は約 2 世紀前にさかのぼる 1810 年ニコラス シュルンバジェが初めて畑を購入 1

オルトレポー・パヴェーゼ

AC Chiroubles Vin de Kav 2014 シルーブルヴァン ド カヴ ( 赤 ) AC Chénas 2014 シェナ ( 赤 ) 品種ガメイ品種ガメイ 樹齢 46 年樹齢 27 年 土壌花崗岩土壌土壌 小石の混ざった泥土状の砂地その下に花崗岩 カルボニ

オレンジジュースカルピスコーラ黒ウーロン茶ラムネオレンジジュースメロンソーダジンジャーエールカルピスコーラウーロン茶まるで梅酒 ( ロック o r ソーダ割り ) ゼロカクカシスオレンジアサヒドライゼロ ( ビール ) メガジョッキアサヒスーパードライ中瓶中ジョッキ小アサヒスーパードライ一八〇円一八

Chablis : L’expression d’un terroir

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ライト ミディアム フル ~ トスカーナ州 ~ VERNACCIA SOLATIO DOCG / FALCHINI ヴェルナッチャソラティオ ( ヴェルナッチャ種 ) 3,900 軽快なアロマと フレッシュでバランスの取れた果実味の飲みやすい辛口白ワイン! ~ ラッツィオ州 ~ FRASCATI S

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ピノノワールセレクト 2013 Wieninger Pinot Noir Select / Wieninger / Wien ピノ ノワール赤 5,000 税込価格 5,400 J A N 容量 / 入数 750ml/12 充分な木樽熟成 アルコールバ

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asara Wine estate アサラワイン エステート 南アフリカ 畑の位置するポルカダーイヒルズは緩やかに波打つ傾斜で ( 海抜 120m-200m) 冬は充分な雨に恵まれ 春 夏にはおよそ 12 km南のフォールス湾から吹く涼しい海風が吹く温暖で爽やかな気候 数百万年前からの花崗岩と泥板岩

フォンタナフレッダアスティ 3,800 円 ( イタリアピエモンテ州 ) Fontanafredda Asti DOCG NV モスカート 100% 上品でさわやか フルーティ 華やかな香り アスティ は理屈抜きにおいしいスィートなスプマンテ 低アルコール (7% 前後 ) がちょっとウレシイお客様

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2001 年から暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー ロクラン キン氏の所有となり 惜しみない投資により進化を続けています ( 左 : オーナーのロクラン キン氏とブレンダ夫人 ) 2007 年にはステファン カリエ氏が総支配人に就任 彼はカリフォルニアのニュートンやランシュバージュでもワ

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Vini Rossi d Italia 北イタリア赤ワイン Piemonte バローロ レ ヴィーニェ ( ネッビオーロ ) => フルボディの造りの中に繊細なバランスが感じられる 99 Barolo Le Vigne ( Luchano Sandorone )... 19,800 バローロレグレテ

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ビールビールサッポロヱビス生ビール小ジョッキ中ジョッキ大ジョッキメガジョッキピッチャー四五〇六五〇八五〇一〇〇〇二〇〇〇円円円円円瓶ビールアサヒ中瓶七〇〇円ヱビス中瓶七〇〇円サワーサワー酎ハイ六五〇円カルピス レモン ライム各生搾りサワー七二〇円レモン ライム グレープフルーツ各ハイボールハイボール

Barbaresco DOCG Gallina 2007 Francone 12,000 バルバレスコガッリーナ ( ネッビオーロ100%) フランコーネ Barbaresco DOCG Starderi 2001 Spinetta 35,000 バルバレスコスタルデリ ( ネッビオーロ100%)

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アレンジコーヒー 近年の日本において アメリカ シアトルを発祥とする スペシャリティーコーヒー ( 高品質のコーヒー豆を使用したクオリティーの高いコーヒー ) を提供するカフェが大人気です それらのカフェに共通するのが エスプレッソをベースとしたカフェラテやカプチーノといったドリンクにフレーバーシロ

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ビールビールサッポロヱビス生ビール小ジョッキ中ジョッキ大ジョッキメガジョッキピッチャー四五〇六五〇八五〇一〇〇〇二〇〇〇円円円円円瓶ビールアサヒ中瓶七〇〇円ヱビス中瓶七〇〇円サワーサワー酎ハイ六五〇円カルピス レモン ライム各生搾りサワー七二〇円レモン グレープフルーツ各ハイボールハイボール梅酒梅酒

wine_catalog_2018

( 国内流通製品 ) XMプロテインモリンガ +ホエイプロテインサプリメントシェイクタンパク質は アミノ酸の基本構成から成る複雑な分子です 人間のからだはこのタンパク質を必須アミノ酸に分解し 細胞に吸収させています その後 細胞内でアミノ酸が筋肉の構築や効果的な酵素反応を起こすタンパク質に再構築され

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(1) 購入苗 品種 サイズ 苗数 購入日 ( 植付日 ) くろがね 大玉 2 本 4 月 24 日 マイボーイ 中玉 3 本 4 月 24 日 愛娘 小玉 3 本 5 月 2 日 黒姫 小玉 3 本 5 月 2 日 縞王 大玉 1 本 5 月 16 日 合計 11 本 平成 26 年スイカ作り 2

葡萄のピュアなフレイバーを出すために 異物を取り除く努力を欠かさない カナヤやカナヤ ゴールド そしてアマローネなど葡萄を陰干し アパッシメント して造るワ インについて特別に行っていることは 陰干しした後の葡萄をプレスする前に葡萄を洗うという 作業です これは 3 ヶ月間 葡萄を乾燥させている間に

2009年  月  日

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Clio International, Ltd. 0.9 月版商品一覧表 / カヴァッリーナ Cavallina Bianco カヴァッリーナ Cavallina Rosso * フィオリーレ.L サイズ ピノ グリージョ Tarèni Pinot Grigio アルカモ Tarèni


ども これを用いて 患者さんが来たとき 例えば頭が痛いと言ったときに ではその頭痛の程度はどうかとか あるいは呼吸困難はどの程度かということから 5 段階で緊急度を判定するシステムになっています ポスター 3 ポスター -4 研究方法ですけれども 研究デザインは至ってシンプルです 導入した前後で比較

Glass Wine ( グラスワイン ) ビオディナミ 有機の飲み物にこの葉マーク ( ) がついています Sparkling Wine By the glass ( スパークリングワイン ) ボサールテュオ Bossard Thuaud 1,000 産地 : フランスロワール地方品種 : グロブ

スペクトルの用語 1 スペクトル図表は フーリエ変換の終着駅です スペクトル 正確には パワースペクトル ですね この図表は 非常に重要な情報を提供してくれます この内容をきちんと解明しなければいけません まず 用語を検討してみましょう 用語では パワー と スペクトル に分けましょう 次に その意

3 ペタール 無撚糸 + シャーリング + 空気触媒抗菌消臭加工で お肌に優しくお手入れ簡単! やわらかで吸水性に優れた無撚糸にシャーリング加工を施しました 精錬工程では苛性ソーダを使用しない環境に優しい特殊加工を施しました この加工により 綿の吸水性が大幅にアップしました ふんわりとした肌ざわりは

トスカーナでは 至高のワイン と呼ばれるワイン ヴァニラやコーヒーのようなアロマティックな香りに 11 凝縮されたブドウのねっとりとした舌触りが心地よい ジビエ料理やチーズ料理との相性が良い 14. ヴァルテッリーナスーペリオーレ DOCG インフェルノカルロネグリ ブドウ品種キアヴェナスカ ( ネ

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会社沿革 ディヴィーノ株式会社は 平成 21 年 8 月 10 日に主力取引先ワイナリー 3 社 ( ジェラルド チェザーリ ヴィニャルタ リオネッロ マルケージ ) の資本参加を得て設立 イタリアワインを日本国内の飲食店様向けに輸入し 卸 小売販売を開始いたしました 当社は イタリアワインを含むイ

フォンタナフレッダアスティ 3,800 円 ( イタリアピエモンテ州 ) Fontanafredda Asti DOCG NV モスカート 100% 上品でさわやか フルーティ 華やかな香り アスティ は理屈抜きにおいしいスィートなスプマンテ 低アルコール (7% 前後 ) がちょっとウレシイお客様

VCN 29 Version.October-2017 カリーム ヴィオネ (Karim VIONNET) 生産者 Karim VIONNET 地図提供 : フランス食品振興会 国 > 地域 > 村 AOC 歴史気候畑総面積農法収穫方法ドメーヌのスタッフ趣味 フランス > ボジョレー > モルゴン

Catalogo dei Vini primavera/estate

Glassware PHILIPPE JAMESSE MIRANDA フィリップジャメス LEHMANN GLASS レーマン グラス QX-4253 フィリップジャメス グランブラン QX-4348 ミランダチューリップ 8ozシャンパーニュ QX-4349 ミランダチューリップ 10ozシャンパ

- テッレデルバローロの 最上級ブランド アルナルドリヴェラ - アルナルドリヴェラシリーズは 2013 年からスタートしたテッレデルバローロの新しいプロジェクトです 最高の品質のワインを造るため 栽培農家の中で 特に優れた畑を持っている数軒と新たな契約を交わしました その内容は 従来の葡萄の量に対

VCN 36 Version.October-2017 マチュ デュマルシェ (Matthieu DUMARCHER) 生産者 Matthieu DUMARCHER 国 > 地域 > 村 AOC フランス > ローヌ > ドローム > ラ ボーム ド トランジット コート デュ ローヌ 歴史 200

目次 1

2 美容成分がすばやくたっぷりしみわたる処方 植物は水に溶けこんだ成分を吸い上げることで 美しい花びらや 1 枚 1 枚の葉の先にまで 成分をしみわたらせます これを 毛細管現象 といいます 新 は この 毛細管現象 に着目 髪の 5 大美容成分 を水溶性ベースに溶かしこみ キューティクルにある狭く

PESCHERIA_WINE_MENU_2018

会社沿革 ディヴィーノ株式会社は 平成 21 年 8 月 10 日に設立 イタリアワインを日本国内の飲食店様向けに輸入し 卸 小売販売を開始いたしました 当社は イタリアワインを含むイタリア商材取扱い歴が 20 年以上の日本人とイタリア人スタッフが共同で イタリアの食文化を最高の状態で日本の飲食のプ

三条を召し上がれ 地産地消推進店へ行こう 三条市では 地産地消を進め 人もまちも元気な三条を実現するため 積極 的に地場農産物を使うお店を 三条市地産地消推進店 として認定しています 地産地消推進店には 認定証として Bon Appetit!! SANJO とかかれたプレー トが掲示してあります ぜ

<2014年の花粉飛散傾向発表。2月上旬から花粉シーズン到来、対策は1月から>

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カクテルはオール 550 円! カンパリソーダ (すっきりとした 味 わいは 食 事 のお 供 にぴったり!) カンパリオレンジ (カンパリのほろ 苦 い 甘 さと オレンジジュースのフルーティな 酸 味 の 相 性 が 抜 群 のカクテル) カンパリグレープフルーツ (グレープフルーツのほろ 苦

1.Domaine Michel Gros ドメーヌ ミシェル グロ (* プレステージ ドメーヌ ) グロ家は1830 年にヴォーヌ ロマネ村でワイナリーを開業しました 伝統を継承するミシェル グロは ブドウの上質でエレガントさを引き出し極上のワインを造り出し 長年愛好家から親しまれています 所要

表紙

1. 期待収益率 ( 期待リターン ) 収益率 ( リターン ) には次の二つがあります 実際の価格データから計算した 事後的な収益率 将来発生しうると予想する 事前的な収益率 これまでみてきた債券の利回りを求める計算などは 事後的な収益率 の計算でした 事後的な収益率は一つですが 事前に予想できる

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概論アルザスの AOC はブルゴーニュのそれに倣っており 村名 1er cru に当たる lieu-dit( リューディ ) Grand Cru があります 南北に連なるヴォージュ山脈の東 平らな地域は AC Alsace となり クリスチャンの所有する畑ではシースリング ミュスカ ピノ ノワールな

Monthly Menu のご提案

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

■■■News Release■■■

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Transcription:

<Vinaiolo CLAUDIO MARIOTTO ウ ィニャイオーロクラウテ ィオマリオット >Tortona トルトーナ 1920 年に現当主クラウディオの曽祖父ベーピ以来マリオット家によって営まれてきた生産者 トルトーナの町からわずかな場所にある小高い丘 VHO( ヴォー ) の上にカンティーナを持ち 標高 250~300m にかけて約 20 ヘクタールの畑を有する 現在はクラウディオと弟のマウロを中心にバルベーラ フレイザ ニビオ ( ドルチェットの亜種 ) コルテーゼ そしてティモラッソを造っている そんな彼らにとって誇りとも言える葡萄 それがこの地の白葡萄ティモラッソ 元々はアスティやアレッサンドリアでも生産されていた品種であるが 次第にコルテーゼにそのシェアを奪われる形で今では極少ない生産量になっている トルトーナ周辺は不思議な事にこの生産が今でも残る地域なのです そもそも彼らの創業以来の哲学が 土地の伝統 誇りを伝えるワイン 当主クラウディオの言葉を借りるならば 他と同じ事をしても仕方ない ランゲにもボルゲリにもない味 ティモラッソはそれなんだ! トルトーナという小さな土地を代表する葡萄なんだ! 彼の言葉は本当に 熱 ~ い! のです しかし それはワインを味わう事で納得できました 嫌みなく厚みのある果実味 広がるトロピカルさを持つ香り 舌の上をスルリ流れる様なのど越し 直球勝負的なコシがありながらキレのある白ワイン イタリアの奥深さを感じます そんな地場品種ティモラッソを愛し コツコツと努力を重ねてきたクラウディオのワインは評価を高め フラッグシップワイン Pitasso に至っては 2012 年 2013 年共に Tre bicchieri を獲得 Timorasso の生産者としてマッサやコロンベーラ等と並ぶ トルトーナを代表する生産者の一人となりました YVCDE15 Colli Tortonesi Timorasso `Derthona' 2015 ティモラッソ100% 750ml 3,200 コッリトルトネージティモラッソデルトーナ 40 年未満の樹齢のものを選んで収穫 主格は 9 月末から 10 月のはじめにかけて順次行われる 標高は 250~300m 収穫に関しては手摘みで行われ 木桶に集められる ソフトプレスによるモストの抽出が行われステンレスタンクにて発酵 澱とともに寝かされてからボトリングされる 黄色味を帯びた濃厚な色彩だが澱みはない 香は溌剌とした柑橘の香を感じるが 一般的な柑橘よりも大型のものの印象 口に含むとレモンとグレープフルーツを彷彿する果実味とほのかなピールの苦み 太い酸味と切れの良い後味を感じる 上級のピタッソに比べると抜けの良い爽快さも感じられる点が一番の違いと言えるし だからこそデルトーナの存在意義が出てくる この潔さ故に夏場でも楽しみ方はあるし 冬場でもしっかりした果実の存在感を楽 YVCDPI15 Colli Tortonesi Timorasso `Pitasso 2015 ティモラッソ100% 750ml 4,300 コッリトルトネーズィティモラッソ ピタッソ 白 標高 250~300m に位置する畑で樹齢 45 年 ~50 年の樹で育った果実を 9 月末収獲 圧搾後にステンレスタンクに発酵 製造的な要素は従来とおり 以前に比べて透明感のあるエキスが印象的 強いミネラルと合わさってより喉を通る心地良さを演出している とは言え ティモラッソ はてまたクラウディオのワインの特徴とも言えるグレープフルーツを彷彿するしっかりとした果実味は健在で 力のある味わいを醸し出している 従来のパンチのある果実味を好む方には物足りなさを感じるのかもしれないが 果実味と酸味 そして流れ込むようなミネラルのバランスはまったくもって進化したと言える仕上がり YVCDIG16 `L`indagato Mosto parzialmente fermentato モスカート100% 750ml 2,500 リンデァガート モストパルツィアルメンテフェルメンタート 白 微発泡 ソフトプレスで絞ったモストをステンレスタンクにて一次発酵を行い 通常のワインよりも早い段階で発酵を止め モスカート特有のデリケートな甘みと発酵時に出る発泡を残した状態でボトリングした ボリチーネスタイルの やや甘みのある白ワイン アルコール度数も 5% と低く その分デリケートな葡萄のピュアな味わいを デザートワイン程の重さもなく軽やかに楽しめる 夏場に冷やして飲むのがおススメ 一昨年までの Fiori d`arancio と同じワインです YVCDBR13 Colli Tortonesi Rosso `Braghe 2013 フレイザ100% 750ml 2,700 コッリトルトネーズィロッソ ブラーゲ 圧搾後マセレーションは軽くおこない ステンレスタンクにて発酵 濃い色から想像できるプラム等の黒い果実の凝縮感のあるジューシーな果実味と 伸びのある酸味が全体を引き締める 温度を下げても楽しめる ランゲ等ののフレイザに比べてソフトな口当たりに仕上がっている YVCDVH11 Colli Tortonesi Rosso `Vho 2013 バルベーラ100% 750ml 3,300 コッリトルトネーズィロッソ ヴォー 畑は 250m~300m にかけてに位置し 樹齢は 25 年 ~40 年と幅広い 収穫は 10 月の初めに手摘みで行い 破砕後に 10 日間のマセレーションにかけてステンレスタンクで発酵 その後 12 カ月バリックにて熟成する やや鉄のニュアンスを帯びた香りの中に白コショウと干しアンズ ピーナッツのニュアンスを感じる 抜栓直後ではタンニンの荒さを感じるが 時間と共に丸くなりシンプルな果実味が立ちあがり 全体のボリュームも出てくる ランゲやアスティとは異なる素晴らしきバルベーラ YVCDMM11 Colli Tortonesi Rosso `Montemirano 2011 クロアティーナ100% 750ml 3,300 コッリトルトネーズィロッソ モンテミラーノ 圧搾後に数日のマセレーションを経て大樽にて発酵 熟成も大樽にて約 1 年程行い 瓶詰めから 4 カ月程度で出荷 当初はシャープな面があったが 時間と共に変化 シナモンの様な甘味のあるスパイシーさと 粘りのある果実味が特徴 心地よい酸味が見事に引き締めをしている バランスの良さが魅力 1 ページ

<Cascina Morassino カシーナ モラッシーノ > Barbaresco バルバレスコ 1984 年マウロ ビアンコによって創設され 現在は息子のロベルトが一人でカンティーナを切盛りしている 畑での作業は土壌への負荷を避けるため全て手作業で行われ 原則的に化学肥料などは一切使用せず 防かびの対策としてボルドー液のみ 状況次第で使用する 方法としては肥料等を与えるよりも葡萄の生育能力に成長を委ねるというのが彼の論法と言える ピエモンテワインの中でバローロの方へ市場の目が行くという現実を知りつつも 彼自身はネッビオーロ自体の美味さに拘る人であり 古典的なワインの造り自体を残すという要素を大事にしている つまり古典的なバローロやバルバレスコに在る 旨味を出すという使命にも似た彼の信念があるのです 実際 バリック等を使っていても基本は大樽熟成にポイントを置いている 葡萄はネッビオーロ メルロー バルベーラ ドルチェットを栽培 醸造 各品種はそれぞれ単独で醸造されリースされる ネッビオーロはバルバレスコ ランゲ ネビオーロとして醸造される 通常のバルバレスコ モラッシーノはオヴェッロからの葡萄も使用 本来はバルバレスコ オヴェッロに用いる葡萄の一部でより骨格の優れたバルバレスコを醸造したいからだ カンティーナ横の畑からはエレガントなキャラクターを出せるが それだけではバルバレスコとして完成させるには完成度が低くなってしまう そのため約 20~30% 程の量をオヴェッロで育てられたネッビオーロを使用する 基本的にバルバレスコに関しては 70 年以上の樹齢から収穫し 旨みを逃さないためバルバレスコはノンフィルターで瓶詰めされる YVMOMO11 Barbaresco "Morassino" DOCG 2011 ネッビオーロ100% 750ml 5,900 バルバレスコモラッシーノ 09 年から翻って ( 良い意味で ) 大樽のみを使用 南西向きの複数の畑で育んだネッビオーロを圧搾後 ステンレスタンクにて発酵 その後 2500L(25HL) の大樽で20カ月の熟成を経てボトリングされる ロベルト曰く やはり大樽の方がネッビオーロらしい澄んだ色彩 繊細なタッチを表現出来る という理由からこの年は大樽熟成に戻している (09 年が彼にとって少し難しい年だった模様 ) 彼の言葉通りクリアなルビー色 濃色のハーブに熟れたトマトやスグリの様なピンとした中に優しい甘味のある香り 凛とした酸と若いながらも溌溂した果実味が口に広がり 後から極細かいタンニンが広がる まだ多少の若さはあるが ポテンシャルの高さが随所に光っている YVMONE12 LANGHE NEBBIOLO DOCG 2012 ネッビオーロ100% 750ml 3,600 ランゲネッビオーロ 村内にある南向きの畑で育ったネッビオーロを使用 ステンレスタンクでの発酵後 大樽に移されて 15 カ月の熟成を経てボトリングされる ジャムやフルーツコンポスタに共通する心地よい香り エキス自体はバルバレスコよりもクリアな印象でありながら ネッビオーロらしい凛とした骨格を見せる 一方で親しみのわく穏やかな良好な果実味が感じられる YVMODO13 DOLCETTO D`ALBA DOCG 2013 ドルチェット100% 750ml 2,800 ドルチェットタ ルハ バルバレスコ村内の畑で育ったドルチェットのみを使用し ステンレスタンクでの発酵 熟成を経てボトリングされる 深みがありながらもクリアさを伴ったエキスはフレッシュな果実と 仄かなフローラルさを兼ね備えている 口に含むとアロマティックな面とドルチェットらしい豊かな果実味が素直に表現されている 当主ロベルトと先代である父のマウロ オヴェッロの畑 2 ページ

<ELENA WALCH エレナ ワルク > Termeno sulla Strada del Vino/Bolzano ボルツァーノ県テルメーノ ( 独名 : トラミン ) 南チロル地方 ドロミテ山塊のお膝元ボルツァーノ ( 独名 : ボーツェン ) の南に位置するカルダロ湖の畔にある小さな町テルメーノ ( 独名 : トラミン ) ドロミテの山々から注がれる冷涼な空気と水捌けの良い石灰質の土壌から 葡萄や林檎の栽培がさかんに行われています ( 特にリンゴは欧州きっての産地 ) 町の中心にあるこの地方独特の屋根をした教会にほど近い場所にエレナ ワルクの拠点があります この地方で生まれた現当主エレナはミラノで建築の仕事をしていましたが同郷の夫と結婚し この地に戻ってきました そして夫の実家が古くからのワイン生産者であった事から 次第に彼女もワイン造りに参画し ( もっともそれ以前から造詣はあった様です ) 20 年ほど前に彼女がリーダーとして本格的な生産者としての歴史を歩み始めました 育てる葡萄はピノグリージョ ピノビアンコ シャルドネ ソーヴィニョンといった この地で広く栽培される白ブドウが種であったが 彼女の名声を高めたのは間違いなくゲヴュルツトラミネールであろう 標高 400m 程に位置するカステラッツの畑で育った葡萄を使った単一畑物のワインがイタリア国内 及びヨーロッパの著名なワイン誌で非常に高い評価を得た事から エレナ ワルク ( 独名 : ヴァルヒ ) は一躍広まって行った カンティーナは決して広いとは言えない敷地にあるが故に 安定して収穫から圧搾 醸造過程に移る時間を省く事を意識した形で地上から地下へ向かって生産ラインを組む形で成されている 山が多いが故にできた工夫ではあるが 作業工程を踏む点でも また地下という冷涼な場所を利用する点でも実に合理的であると言える 彼女のワイン生産における哲学は言葉を借りれば ワイン造りとはあくまで人間の成せる物であり 畑や栽培が大事なのは当然としても それを活かせる環境と衛生 技術が欠かせないのである 更に 2015 年には より現代的な醸造設備を構築したが これはやはりユリアとカロリーヌという二人の娘が事業に参加した事を転機に 生産者として更なる飛躍を目指した意欲の表れであろう YVEWPB16 Pinot Bianco Alto Adige DOC 2016 ピノ ビアンコ100% 750ml 2,600 ピノ ビアンコアルト アディジェ 白 ベースラインの中では最も丹精なワインと言えるピノ ビアンコ 印象的なのは丸みを帯びた果実味は仄かにオレンジや金柑の様なシトラス系のニュアンスが感じられる その中にはドライフルーツやハーブの様な要素も混じっており 幅のある香りが楽しめる ただ 全般的によく統一された香りや味わいとして表現されている YVEWPG16 Pinot Grigio Alto Adige DOC 2015 ピノ グリージョ100% 750ml 2,700 ピノ グリージョアルト アディジェ白ステンレスタンクを使用したシンプルなスタイル この土地らしい豊かなミネラル感を感じさせながら ピノグリージョらしい白桃を思わせるしなやかな果実味が存分に楽しめる一本 時間と共に健やかな蜜 & シロップの様な柔らかな香りのニュアンスと甘味が出てくる グラスワインんとしても ボトルとしても豊かなパフォーマンスが期待できる YVEWCH16 Chardonnay Alto Adige DOC 2016 シャルドネ100% 750ml 2,600 シャルドネアルト アディジェ 白 圧搾により絞ったモストはステンレスタンクにて温度 18 で発酵させる その後 6 カ月程度をステンレスタンクにて寝かせてボトリングされる 黄色みのかかった透明度溢れる色彩 ブーケにも似た豊かな香りとバナナの様な粘性も感じる香りがマッチしている 前年 2014 年程ではないにしろ心地よい酸味も健在 久しぶりに入荷のシャルドネだが 以前より甘みが抑えられた印象があり その分引き締まりのあるパフォーマンスの高い内容になっている YVEWEW14 Cuve`e EWA Vino Bianco Italia 2014 ケ ウ ュルツトラミネール60% ミュラートゥ 750ml 2,950 キュヴェエヴァ白ルカ ウ20% シャルト ネ20% ステンレス発酵後粗めに澱引きし 瓶詰めまで酵母とともにタンクで清澄 非常に心地よいアロマティックな香りと澱みないエキス それぞれのブドウのキャラが明瞭に表現されている ゲヴュルツを主体にしたワインらしく ライチの様な魅惑的な香りに満ちているが フレーバーに頼ることなく 葡萄の果実が実践されており ゲヴュルツ単体よりも より凝縮した果実味と粘性が感じられる YVEWBR16 BRONNER Mitterberg IGT 2016 ブロンナー 100% 750ml 2,800 ブロンナーミッテルベルグ白日本初入荷! エレナ ワルクの全くの新ワインは交配品種ブロンナー ( 下記参照 ) の白ワイン 収穫後にソフトプレス ~ 静止分離によってモストを搾り ステンレスタンクにて 20 にて発酵される 6 カ月間ステンレスタンクにて寝かされてからボトリングする 香りは刺激が少なく ウリや花蜜 アンゼリカの様な清々しくクリアな中にも女性的なフルーツの甘みを彷彿する要素を包括している 口に含むとサラリとした口あたりと酸味の穏やかな またソーヴィニョンの様なグラス系の爽やかな味わいを感じるが ハーブ的アクセントは程々と言え また柑橘的な要素も感じられるので ハーブ & フルーツというエレナ ワルクらしい親しみ易さも充分感じられる 余談ながら 5 時間おいての状況はこの果実味がよりしっかりと感じられ オイリーなニュアンスもあり 決して穏やかなだけではない 明確なスタイルを持ち合わせている事に気づかされるはず その点からしてもこのワインのパフォーマンスは高いと感じるし 価格の面からしても極めて優良度の高いワインと言える < 交配品種ブロンナー > 1975 年にドイツ フライブルグ大学で生まれた交配品種 メルツェリング種を母体に 極東の山ぶどうアムレンシスのDNAを持つGm6496( 交配種 ) を交配させた物 爽快さと仄かに柑橘的ニュアンスを発揮する親しみ易い味わいの一方 寒さとフィロキセラ等の害虫に強い側面を持つ 現在 ドイツ バーデン地方やオーストリアでもワイン生産に使われている 3 ページ

YVEWGEK1 5 Gewurtztraminer Alto^Adige `Kastelatz' ゲヴユルツトラミネールカステラッツ 2015 750ml 5,900 白 今やElenaWalchの代表格とも言えるワイン 海抜 350m 付近の彼らの誇る畑 カステラッツ に植えられた葡萄 ( グイヨ 7,000 本 /ha) を使用 収穫は9 月下旬 ソフトプレス後に6 時間ほどマセラシオンにかけ 低温状態で静止沈殿によりモストと澱を分離させる 18 度での発酵させ 春までシュールリーにかけて後 瓶詰め 黄色かかった緑色 レッドペッパー的なニュアンスをも帯びた トラミネール特有のスパイシーさとアロマティックなライチ的芳醇な香り 清潔感のある甘味と艶を与えるミネラルのコントラスト グンとくる濃密 且つ粘性も感じるパワフルなエキスに圧倒される アルコール度数 15.5% という重量級ワインだが その数値から予想できない歯切れの良さも垣間見れる 数々のガイド本で評価されてきたが この年もやはり同様でWin Spectator Wine Adovocateと言った欧米の有力誌で軒並み90 点以上 I Vini Di Veroelliでも90 点獲得 海外での評価も抜群のワイン YVEWBC12 Beyond the Clouds Gran Cuve`e 2012 シャルドネ主体 750ml 8,400 ビヨンドザクラウズ 白 在庫極少 テルメーノの地を代表する畑カステルリングベルグ カステラッツ等の畑で育った最良の葡萄を使った 彼女にとって最強のワインのひとつ それぞれの畑で育ったブドウは収穫後に一緒にされ ソフトプレスにて圧搾される その後多くをアリエ産の新樽バリックに 一部を一年使用のバリックに入れて発酵させる 10 カ月経過してから 1 ヶ月に渡りバトナージュを週一回のペースで行い その後シュールリーにかける その後ボトリングされ 6 カ月熟成されてから出荷される 黄色みを帯びた 眩いほどの明るい色彩 春の花々 そしてハーブ等のアロマティックな香り そしてデリケートな程に柔らかいヴァニラ香がマッチしている 口に含むと流れる様な上質のミネラル感 上品な果実味とトロピカルな粘性のある味わいが広がる もちろんそれを引き締める酸味が健在である事は言うまでもなく ひとつのワイン ストーリーとしての完結を示している YVEWPN14 Pinonero Alto-Adige DOP 2014 ピノネロ 100% 750ml 3,200 ピノネロアルトアディジェ DOP 収穫後圧搾し 果皮と共に10 日間浸たした後にステンレスタンクにて発酵を行い それに続きマロラクティック発酵を行う その後 大半を大樽にて また一部をステンレスタンクにて10ヶ月程熟成させ 一般的に厳しい年と言われる2014 年 果実の熟すことが難しかった年ではあるが 透明感のある色彩とフローラル 且つチェリーの様な穏やかな香り 口に含むとサクランボやイチゴの様なチャーミングな果実味が感じられる タンニンはあるものの やはり穏やか 心地よい酸味 果実 香りのバランスは良くとれており 生産者としての力量を存分に示している YVEWLG14 Lagrein Alto adige DOP 2014 ラグレイン100% 750ml 2,800 ラグレインアルトアディジェ DOP 収穫後に圧搾し 果皮と共に20 日間浸した後にステンレスタンクにて発酵を行い 続いてマロラクティック発酵を行う その後スロヴェニアンオークの大樽にて10ヶ月程熟成させる さもすると根菜的な土のフレーバーが強くなりがちなラグレインではあるが エレナの方向性として実にアロマティックな一面を醸し出した仕上がり 花々の香りの中に胡椒のニュアンスを捉えたフレーバー い果実とチェリーの様なチャーミングな味わいを取り入れたバランスの良さが光る一本 YVEWKL14 Kalterersee Clasico Superiore DOP 2014 スキアーヴァ100% 750ml 2,800 カルテレーゼクラシコスーペリオーレ DOP 標高 350mに位置する テルメーノを代表する畑カステル リングベルグのスキアーヴァのワイン 破搾し 7 日間果皮を漬け込んでからステンレスタンクで27 度未満で発酵を行う マロラクティック発酵の後 スロヴェニアンオークとフレンチオーク (80hl) で半量づつ熟成を行い 収穫翌年の春 ( たいてい3 月下旬 ) に双方を合わせてボトリングされる 澱みの無い眩いほどのルビー色の通り 実に透明感溢れる仕上がり サクラの他にアーモンドの様な親しみ易い香り タンニンが穏やかで 彷彿する様なフレッシュな果実のスムースな飲み口が印象的 軽く冷やして または夏場であれば12 度くらいまで冷やして提供するのにも充分納得いただけるであろう カルテレーゼはテルメーノにあるカルダロ湖のドイツ語名 YVEWIS14 Istrice Cabernet Algo-Adige DOC 2014 カベルネソーヴィニョン90% 750ml 5,000 イストリーチェカベルネアルトアディジェ カベルネフラン10% カベルネソーヴィニョンはカステルリングベルグ フランはヴァルデリースの畑からの物 破砕しモストをステンレスタンクに入れて一次発酵 その後 10 日間のマセレーションを行う その後大樽でのマロラクティック発酵を経てフレンチオークのバリックにて 12 カ月熟成 ボトリング後に数カ月 (10 カ月未満 ) の瓶内熟成を経て出荷 緋色みを帯びた濃い色彩 黒胡椒 レッドペッパー カフェを彷彿するスパイシーな香りだが トースト香は抑えられている印象 口に含むとい果実とスパイスのニュアンスが感じられ タンニンも豊かな内容 その余韻は実に長く響き渡る YVEWLW14 Ludwig Pinonero Alto-Adige DOP 2014 ピノネロ 100% 750ml 5,300 ルドヴィグピノネロアルトアディジェ DOP 初入荷のスペシャルなピノネロ 標高 550~600m の南西向きの砂と石灰の混じる畑 ステンレスタンクにて大半を また一部を木樽にて発酵させ 10 日のマセレーションにかける さらに大樽に移しマロラクティック発酵を行った後 フレンチ バリックにて 17 ヶ月熟成させてからボトリングされる 色彩はスタンダードクラスの物と比べるとより濃厚な緋色を帯びた色彩 柔らかながらも樽から来るバターの様な香りを醸し出しながらも 華のあるエレガントな香り 味わいは凝縮感のあるい果実 ( スグリ ラズベリー等 ) を思わせる一方 仄かに干しイチジクやシナモンを彷彿する一面もある タンニンは細かながらもその存在が明確であり 余韻も豊かに広がる 果実味と樽が勝ち過ぎていない バランスの良い上品な仕上がり YVEWKM11 Kermesse Cuve`e Alto-Adige Rosso 2011 プティヴェルド シラー ラグレイ 750ml 11,000 ン メルロー カベルネソーヴィニョケルメッセキ ュヴェ アルトアディジェロッソン各 20% エレナ ワルクの最高ランクに位置するロッソ それぞれの葡萄は同日に収穫 ( カベルネのみ少々摘み ) され それぞれがステンレスタンクにて 10 日間のマセレーションを含めて発酵され 大樽にてマロラクティック発酵を行う その後それぞれがフレンチオークのバリックにて 18 ヶ月の熟成させ 最後に全てを合わせてボトリングされる 真紅ともいえる濃密な色彩 第一印象にブーケの様な厚みのある香りが感じられ さらに煎った胡椒やタバコの様なスパイシーさをも感じる香り さらにカカオの様な香ばしさと 実に多彩な要素が感じられる タフな果実味の中にはスパイシーさとダークチョコレートのニュアンスを帯びた力強さが感じられつつ スグリやイチジクといった密度の濃いフルーツの味わいが感じられ バランスよくエレガントに仕上がっている YVEW MO13Moscato Rosa Ato Adige DOP 2013 モスカートローザ100% 375ml 3,900 モスカートローザアルトアディジェ DOP 甘口 テルメーノの標高 450~550 にかけて広がる南西向きの畑 ( 石灰質に粘土と砂が混ざっている ) で育ったモスカートローザは 11 月上旬に畑の段階で選定しながら収穫され 圧搾 果皮を漬け込んだ形で 10 日間発酵が行われる その後ステンレスタンクでの熟成を 10 ヶ月経てボトリングされる 眩きルビー色でバラを思わせる繊細な香りが特徴 口に含むと極細かなタンニンを纏いながら チェリーやフランボワーズの様なチャーミングで上品な甘みがしなやかに感じられ ゆったりした余韻を与えている 4 ページ

<Azienda Agricola Trabucchi d'illasi トラブッキディッラージ > Illasi/Verona ヴェローナ県イッラージ 1925 年マルコ トラブッキ氏により創設 3 代に受け継がれ 1993 年より全ての栽培を有機農法に切り替え フランスなどに比べて些か遅れ気味だったイタリアにおいて 他に先駆けてビオロジック的な農業を実践しました またこれに合わせる形で 周囲の景観保護と安定的な醸造熟成環境を得る為にカンティーナ自体を地中に建設しました 造りにおいては伝統的な味わいを追求しつつ 現代的な技術を拒むことなく実践している 確かに古き時代の要素はノスタルジックであり 興味すら湧くものであるが ワインという発酵飲料を作る事においては全てがプラスとなるわけではなく 逆にマイナスに働く要素もある それらは技術革新によって よりポジティブに変わる というのが基本原則にあります とはいえ 彼らの造るワインはヴァルポリチェッラのヴァルポリチェッラたる所以を思い起こす 良い意味でノスタルジックな面を醸しだしている YVTRUA15 Valpolicella DOC Un Anno 2015 750ml 2,500 コルヴィーナ ヴェロネーゼ ヴァルポリチェッラ ウナンノ コルヴィノーネ ロンディネッラ 9 月中旬の収穫後時間をおかずに直ぐ圧搾し ステンレスタンクで発酵 熟成 そして瓶詰めされるスタンダードのヴァルポリ チェッラ 困難だった2014 年と異なり 天候の安定した2015 年 全体的にボリュームを出せており 到着当初はいきり立つ程 のスパイス感のの立った印象があったが 到着から3カ月を経て随分落ち着いた スグリ等い果実とシナモンの様なスパイスの ニュアンスを伴った 程よい粘性のある果実味と酸味のバランスも良く パフォーマンスの良い状態と言える YVTRSC08 Valpolicella Superiore DOC Terra di San Colombano 2008 コルヴィーナ ヴェロネーゼ コルヴィノー 750ml 3,800 ネ主体 モリナーラ クロアティーナ オヴァルポリチェッラスペリオーレ " テッレ ディ サン コロンバセレータ フォルセリーナ 初代マルコから続く畑サン コロンバーノの畑のブドウを主体とした トラブッキ社のフラッグシップワイン 収穫されたブドウは 10~15 日乾かし 10~15% 程水分を飛ばして 圧搾しステンレスタンクにて 15~20 日発酵させる 熟したプルーンの粘性ある果実 ナツメグや胡椒のスパイシ さ ローズマリーやセージ等 ハーブの香り 非常に複雑でモザイクの様なフレーバーと熟れたチェリーやベリーと黒トリュフの様な奥行きのある味わい 細かいタンニンと豊かな酸味のバランスが見事 アフターにはシナモンの風味が残り 長い余韻が続く YVTRTC07 Valpolicella Superiore DOC Terre del Cereolo 2007 コルヴィーナ ヴェロネーゼ コルヴィノー 750ml 4,200 ネ主体 モリナーラ クロアティーナ オヴァルポリチェッラスペリオーレ " テッレデルチェレオーロセレータ再入荷! チェレオーロの畑で収穫したブドウは アマローネ同様に陰干しさせて凝縮した段階でソフトプレスにてモストを絞る ステンレスタンクにて 20 日かけて発酵させ フレンチオークの大樽で 15 ヶ月熟成させる 以前に比べて繊細な味わいを取り入れた格好となっている バニラやハーブ リクリツィアの様なバランスの優れた香りとエレガントでありながら濃厚な旨味が醸し出されているのが特徴 今回しっかりと熟成を楽しめる良年ヴィンテージ 2007 を分けて貰いました YVTRRT11 Valpolicella Superiore DOC Ripasso Villa Trabucchi 2011 コルヴィーナ ヴェロネーゼ コルヴィノー 750ml 3,600 ネ主体 モリナーラ クロアティーナ オヴァルポリチェッラスペリオーレリパッソヴィッラトラブッキ再入荷! セレータ フォルセリーナ Amarone Villa Trabucchi の搾りかすをヴァルポリチェッラに加えて発酵させた リパッソスタイル 収穫は 9 月第二週目で選定されながら収穫される ソフトプレスの後に冷温で 8 日程マセレーションにかけ 発酵される 一次発酵の後 アマローネ ヴィッラトラブッキのの搾りかすの中にこのワインを入れ 再度発酵せる 発酵の終了後 オークの中樽にて 24 ヶ月寝かせ さらにボトリングしてから最低 6 カ月の瓶内熟成の後にリリースされる ドライ イチジクやカカオ 胡椒などのスパイスなニュアンスとアマローネ独特の粘りのある甘み それがヴァルポリチェッラらしい素直なワインとマッチした形になっている 重すぎない キレの良さと醸し出しながらふくよかさと デリケートな味わいを湛えたバランスに優れた仕上がりとなっている YVTRAMV10 Amarone della Valpolicella DOC Villa Trabuchhi 2010 コルヴィーナ ヴェロネーゼ コルヴィノー 750ml 7,500 ネ主体 (80%) ロンディネッラ クロアティーナ オセレータ フォルセリーナ アマローネデッラヴァルポリチェッラスーペイオーレヴィッラトラブッキイッラージの丘陵海抜 140~290mに広がる畑 ( チェレオーロ モンテテンタ, カステッロ等 ) の畑で収穫された葡萄を陰干しし 50% 程まで水分を飛ばして濃縮させ 圧搾 発酵 その後バリックにて24カ月熟成させてボトリングする 濃いルビー色と軽い緋色が混じる色彩 熟れたプラム 干しイチジクの様な甘味 カカオやリクリツィアの様なスパイシー且つしっかりとしたアロマを備えており 余韻も充分 古典的な重厚さ 濃厚な甘味よりも葡萄本来の味わいを出すことでブドウの個性や香り そしてワインとしての味わいを明確にする事に重点を置いた造りと言える とは言え そこはアマローネのアマローネたる所以であり 凝縮した果実と陰干しから来る固有の旨味と風味はしっかり出ている ただ 当主ラッファエラは 健康や肥満が問題となる昨今料理自体も軽くなる傾向について アマローネ自体も少なからず変化をしているという もちろん伝統的な重厚さのあるスタイルは上級ランクにてしっかり残す事は大事だが 今の消費生活に合った側面も否定できないという観点から このワインのの方向性を決定づけたと語る そういった点では現代的なアマローネと言えよう YVTRAM06 Amarone della Valpolicella DOC 2006 コルヴィーナ ヴェロネーゼ コルヴィノー 750ml 13,000 ネ主体 (80%) ロンディネッラ クロアアマローネデッラヴァルポリチェッラティーナ オセレータ 実はこちらが彼らのスタンダードのアマローネ 140~290m に位置する畑から 9 月第二週に収穫を行う その後藁で出来たバスケットに載せ母屋で 1 月上旬までかけて 50% 程度まで濃縮させる 圧搾し モストを搾り出してステンレスタンクにて発酵した後 フレンチオーク ( アリエ リム ザン産 ) のバリックと大樽に半分づつ入れて 24 カ月間熟成させる バルサミコの様な濃厚でありながら 健やかで抜けの良い優しい果実やアーモンド 熟したチェリー 黒トリュフの様な複雑な香りを放ち 口に含むと重厚さと共にリクリッツィア ( 甘草 ) やチョコレートの様な奥行きのある味わいを醸し出している 重厚さを持ちながらダレる事無く 凛とした体躯を感じられる YVTRAMR04Amarone della Valpolicella Riserva DOC 2004 コルヴィーナ ヴェロネーゼ40% コル 750ml 19,500 ヴィノーネ40% ロンディネッラ10% クアマローネデッラヴァルポリチェッラリゼルヴァロアティーナ5% オセレータ5% 初代マルコの時代から続く畑の海抜 150m 付近のみに植えられた樹齢 100 年以上の樹木から収穫した葡萄のみを使用 9 月第二週に収穫後に藁のバスケットに載せて母屋にて陰干し 50% まで水分が飛んだ 1 月上旬に圧搾する 搾り出たモストをフレンチバリックにて発酵 そののち バリック ( 内部トースト中レベル ) にて 18 カ月 その後大樽に移して 10 カ月の熟成を行う ボトリングの後 20 カ月の瓶内熟成を経てリリースされる バラ ユーカリ タバコ インクとた様な植物的要素の絡まった力強い香りが印象的 口に含むと極細かいタンニンを感じつつ エキスの緻密で美しい程の滑らかさに驚嘆する カカオ アーモンド 濃縮したバルサミコ 熟れたベリー系ジャムのソース 実に多様な味わい さらにこの余韻が長いのも特徴 5 ページ

<Fongaro Societa Agricola フォンガロ > Ronca/Verona ヴェローナ県ロンカ 1975 年 グエッリーノ フォンガロがレッシーニ山の麓ロンカに創設した家族経営のスプマンテ生産者です この地に生まれながら 40 年の時を経て帰郷したグエッリーノは当時この地で行われていた一般的農業の現状を見て ブドウ栽培を原則的に有機栽培で行うという大きな決断の下で 葡萄栽培を行いました 当時としては未だ極めて少なかった栽培方法を彼は 生産の基本理念に据えたのです 葡萄はドゥレッラ種を基本ベースとして栽培し スプマンテを製造してきました ご存知の通り ドゥレッラはヴェローナからヴィチェンツァにかけての その北部に位置するレッシーニ山塊で育つ地場品種で彼はこのブドウを基本にし 瓶内二次発酵を行う形でのスプマンテ造りを志します ロンカの土地は隣接するソアヴェ地区等と同様に元来火山によって形成されたもので 土壌は石灰質が強く豊かなミネラルを生み出すのが特徴と言えます その一方で鉄分を含む土も豊富で この二つのバランスが取れた この界隈でも比較的個性的な土壌を持つ畑となっている またアルプスの末端にあたるレッシーニ山塊から吹きこむ冷涼な空気により 葡萄は良好の酸味が育まれ キリッとしながら繊細なスタイルを醸し出している そんなロンカで 39 年 彼の推し進めた有機的栽培は今や多くの生産者が実践する様になりました そんな変わりゆく時代の中で昨年 創業者グェッリーノは 96 歳でその生涯を閉じました 最後まで畑と葡萄 そしてワインを気にかけていたそうです 彼の情熱とワイン造りは今 孫達が中心になって受け継がれています YVFGGC Spumante Gran Cuv`ee ト ゥレッラ85% シャルト ネ15% 750ml 3,000 スプマンテグランキュヴェ 白 泡お値段下がりました! 8 月末 ~10 月 ( それぞれの葡萄の状況次第 ) に手摘みで収穫され ラックでカンティーナ内に運ばれ圧搾の前に小部屋で冷やされる 10 度 ~12 度の環境でソフトプレスにて圧搾 一次発酵はステンレスタンクにて 15~18 度にて 20 日間かけて行われる 4 月に入ってから瓶詰めされ 24 カ月をかけてゆっくり発泡化される さらにルミアージュ ( 動瓶 )30 日を経て澱を集めてからデゴルジュマン ( 澱抜き ) をする 軽く黄色みを帯びたクリアな色彩 泡立ちは奥のほうから湧き出る様に上品で豊かな状態 口に含むと軽いシトラスのニュアンスを想わせながらも豊かなミネラル感が感じられ奥行きの深さを演出している 引き締まった中にも味わい深さが感じられる YVFGCVB Spumante Cuv`ee ト ゥレッラ85% インクローチョマンソ ーニ15% 750ml 3,300 スプマンテキュヴェ白 泡 8 月末から手摘みでの収穫 グランキュヴェと基本的な生産方法は同様で太陽の熱気を冷ましてからのソフトプレス ステンレスタンクにて発酵 4 月に入ってから24カ月に渡る瓶内二次発酵を行う インクローチョマンゾーニは御存じの通りコネリアーノのマンゾーニ教授による交配品種で フォンガロではこのワインにリースリング / ピノビアンコの交配によって出来た葡萄を使用している グランキュヴェに比べて骨格がしなやかで フルーティーなニュアンスが感じられやすい その点では無論食中酒としても問題ないが アペリティーヴォにより向いているスタイルと言えよう YVFGPD Spumante Pas Dose ドゥレッラ 100% 750ml 4,200 スプマンテパ ドセ 白 泡 ヴェローナの北東郊外と レッシーニ山塊の麓に位置するという二つの環境の異なる畑のドゥレッラを使用したスプマンテ 製造 パターンはグランキュヴェ キュヴェと同様だがPas Dogeの名の通り最終段階での補糖は行わず 澱抜きで減少した分は同じワ インで補っている 二つの栽培地からの葡萄を使う事で なだらかな土地の果実味と冷涼な山地の酸味が明確にマッチした内容 凛とした酸味が実に心地良く感じられる ボリューム感よりも繊細でデリケートな印象を与え 全体的にエレガントに仕上がって いる 仄かにリンゴの様な清々しい味わいも感じられるも特徴と言えよう YVFGBT Spumante Brut Lessini Durello DOC ドゥレッラ 100% 750ml 3,800 スプマンテブリュットレッシーニドゥレッロ DOC 白 泡お値段下がりました! レッシーニ山塊に位置する畑で育ったドゥレッラのみを使用 収穫は手摘みで9 月 ( 年によって異なるが遅くても10 月上旬 ) 収穫の後果実に帯びた熱を冷ましてから10~12 の環境でソフトプレスする モストをステンレスタンクで15~18 の温度で20 日かけて発酵させる その後酵母と共にボトリングされて30ヶ月かけて瓶内二次発酵にて発泡化される 澱抜き前の30 日のルミアージュ ( 動瓶 ) を経てデゴルジュマン ( 澱抜き ) をるす 繊細な白色を交えた黄色を纏い その味わいは凛とした酸に統率されたシャープな果実味であり 上品なシトラス系のフレーバーを放ちながら 芯の強さを持ち合わせた旨みとなっている YVFGRB Spumante Brut Lessini Durerllo DOC Riserva ドゥレッラ100% 750ml 5,000 スプマンテブリュットレッシーニドゥレッロ DOC リゼルヴァ白 泡 Pas Doseと同様の畑のドゥレッラを使用 他三種と全く異なるのが瓶内二次発酵の期間に40カ月を費やしている点 これにより豊かでありながら 瞬発力だけではない持続性のある 且つ舌触りの柔らかい泡立ちを実現している ワインのエキス自体も複雑で より奥行きの深い味わいを醸し出している それが大きな余韻に繋がっている点が他三種とは決定的に異なっている 明らかにアッパークラスの表情を持っている 軽く熟成したニュアンスも感じられ ゆっくり楽しみたいスプマンテ 6 ページ

<Az.Agr.Cordani コルダーニ > celleri/carpaneto piacentino ~ ピアチェンツァ県カルハ ネートヒ アチェンティーノ ~ チェッレーリ ピアチェンツァから車で 40 分程のカルパネートピアチェンティーノはこの土地のワイン Gutturnio の生産拠点の一つであり ワイン祭り ( キャンティ等のそれと比べて小さいが ) も行われる さらに数キロ離れたチェッレーリ地区 ( 町ではない ) に 5 ヘクタール程の畑を持つコルダーニ家は 4 代に渡って畑を耕し 乳牛を育てていた農家でした 現在は当主マルコが栽培から醸造 販売までを行っているが そのワインは地元のレストランの他 北イタリアの先進的なナチュラル食品の店やレストランに並び イタリア国内でも滅多に見かけない 更には Vin`Italy にも出展していないのが実情です 土地としてはポー川流域に出来た平野で粘土質に砂や砂利が混ざった土地であり 気候は南西にリグーリアとの境となる山々がある為 朝夕は比較的涼しく それゆえ良質の酸味が果実に与えられる また日陰になる要素が少ないのもこの地域の特徴で 日光は充分降り注ぐ 畑では化学肥料は使わず 機械も使用しない ( ボルドー液は状況次第で使う ) 農業が実践されており ワイン造りには天然酵母を使って温度コントロールをしない発酵を行う 特徴のひとつとしてワインには出来るだけ もちろん状況によるが セメントタンクを用いて発酵等を行う これは気温の変化による影響をステンレスに比べて受けにくいという事と 呼吸をし易いが為に香りがよりアロマティックになる傾向があるという理由 ( マルコ曰く ) からです 白についてはアロマティックな要素よりも透明感のある果実味を強調する為 ステンレスタンクを使っている また バリックはスロヴェニアンオークの物を数本持っているが これは上級のバルベーラやグットゥルニオ スーペリオーレに関して熟成の段階に使用している 今回二年ぶりに入荷するのが VDT オラコロ シビアだった 2014 年は生産を停止したのですが 2015 は確実に生産に至り また 2016 年も順調に生産しているとの事 今回入荷は 2015 年で 天候自体も安定した年であった為に必要とする糖度も充分得る事が出来た 温暖化で暑さが厳しい昨今だが マルコも他の生産者同様に工夫を凝らし マセレーションは気持ち軽めにして歯切れの良さを得る事に力点を置いているという YVMCGF15 Gutturnio Frizzante DOC `Magia' 2015 ハ ルヘ ーラ60% ホ ナルタ 40% 750ml 2,400 グットゥルニオ フリッツアンテ DOC マジア 微発泡 8 月下旬の収穫後圧搾し 各々 9 日間プラスチックの桶でマセレーション その後セメントタンクで発酵 9 か月後に瓶に詰めてから二次発酵にて発泡させる しっかりとしたルビー色であるものの 新鮮なプラムの様なきれいな甘味とブルーベリーの様な程良い酸味のバランスが良く きれいなエキスを充分感じる事の出来る内容 細かく穏やかな発泡が全体をより上品に仕上げている ランブルスコ等に比べて軽やかさがある分 春夏の暖かい時期でも温度を少し下げてフレッシュさとジューシーさを楽しむには最適な仕上がり YVMCPG13 Terre di Villeja IGT Rosso Perigeo 2013 ハ ルヘ ーラ90% ホ ナルタ 10% 750ml 3,200 テッレ ディ ヴィッレヤ IGT ロッソ ペリジェオ 在庫極少 昨秋訪問した時 実はこんなワイン造ったんだよ と言ったマルコが手にしていたのがこちら グットゥルニオよりもバルベーラの比率を上げて 9:1 の混醸で作ったワイン 圧搾の後セメントタンクにて果皮を 36 時間漬け込み 天然酵母で発酵させる 発酵の終了後 樽ではなくセメントタンクにて寝かせ 10 か月後にボトリングする 暖かい年であったせいもあって 強い果実の凝縮が得られた結果 ボディのしっかりしたワインに仕上がった とは言え それらは素直な葡萄の果実味から来るものであるが故 実にシンプルで小細工の無い旨味として感じる プラムの甘みとラズベリーの軽いタンニンを湛えた弾ける果実感 鮮烈な酸味 それらが小細工抜きで素直に表現されている YVMCOC15 Vino Da Tavola `Oracolo' Bianco 2015 マルウ ァシ ア カンテ ィアアロマティカ40% オルト 750ml 3,200 ルーコ 25% ソーウ ィニョン25% モスカートヴィーノダターヴォラ オラコロ 白 10% 難儀の 2014 年には造られなかったが 2015 年は順調に仕上がり 久々の入荷 葡萄はラバイアと極めて似ている造りだが ソーヴィニョンを使う点と陰干ししたモスカートを使用し 発泡させないフェルモとして仕上げられる 収穫後にそれぞれをステンレスタンクにてマセレーションを含めて発酵させ 9 か月後に合わせる その 6 カ月に粗めのフィルターを通してボトリングされる 濃厚な黄金の色彩 トロピカルな面をも醸し出す香り 口に含むと刺激のないエキスから グンと膨らみを帯びる膨張感 白桃や熟れたリンゴ パインやマンゴーの様な芳醇な果実味が感じられる 甘さ ではなく 甘み に起源を持つだろう 全体の厚みが彼の他のワインと全く異なっている 程よく酸味も感じられるのが 後口の良さを上手く助けている YVMCOF15 Ortrugo Frizzante DOC `Terzolo' 2015 オルトル ゴ100% 750ml 2,500 オルトル ゴフリッツァンテ DOC `テルツォロ 白 微発泡 8 月下旬に収穫後圧搾 48 時間のマセレーション ステンレスタンクにて発酵させて 9 か月後にボトリングし 三か月程度かけて二次発酵により発泡化される 柔らかい果実味であり 洋ナシやピーチの様なしっとりとした 且つ粘性を帯びた甘味が印象的でありながら 一切の くどさ を残さず酸味が心地よく引き締めている 泡はグットゥルニオ同様に極めて細かく 当たりを良く する為に一役買っている程度 あくまでジューシーなワインとしての旨味を軸に構築されており ブドウをかみしめる様な味わいに溢れいている Terzoloの名は地元の近くにある小川の事で マルコの子供の頃の遊び場だったとか YVMCLA15 2015 マルウ ァシ ア カンテ ィアアロマティカ40% オルト MONTE ROSSO val d`arda Frizzante DOC `LABAIA' 750ml 2,500 ルーコ 25% トレッヒ アーノ25% モスカートモンテロッソヴァルダルダフリッツァンテ DOC ラバイア 白 微発泡 10% 白系ブドウ4 種のワイン それぞれを圧搾して24~36 時間のマセレーション その後モストを併せてステンレスタンクで発酵 9 か月後に粗めのフィルターをかけて瓶詰めされ 二次発酵をさせて微発泡化させる 3カ月後より出荷される 僅かに黄色みを帯びたエキスは リンゴのニュアンスを伴いながら良好な甘味を醸し出すと共に ふくよかな果実味となっている 当初発酵特有の香 りが残存しているが 時間と共に消え去り果実全体の旨味を楽しめる LABAIAはVado alla baiaとマルコのお父さんがよく口にしていた言葉が変化してつけたとの事 Baiaは木桶の意味なので 木桶の所に行ってくる カンティーナで仕事してくる という意味との事 真面目なマルコらしい言い方です ( 笑 ) 7 ページ

Nuovi articoli!! <Fattoria Santo Stefano ファットリアサントステファノ > Greve in Chianti~ フィレンツェ県グレーヴェ イン キャンティ サントステファノはキャンティクラシコ北部の中心グレーヴェインキャンティから 4 キロの場所に位置し 20ha 弱の葡萄畑と 40ha のオリーブ畑を所有する農家 現在はアグリトゥーリズモの経営も含めて姉のエレナと弟のロベルトが切り盛りしている ワインの全生産本数は約 25,000 本に満たないという小さな規模でありながら 手掛けるワインはキャンティクラシコ リゼルヴァ グランセレツィオーネ ビアンコ IGT ロザート ヴィンサントと 規模の割には多様 畑はガレストロ土壌が基本ではあるが そこはグレーヴェ 南の地域に比べて比較的石灰系の石が多く混じっており 標高 300m~45m に広がっている その主力となるワインはやはり キャンティクラシコ 中でもアンナ タのクラシコとリゼルヴァのドルゴは 生産者サントステファノの顔とも言える存在である事は言うまでもない キャンティクラシコについては大樽熟成が原則 今や一般的になっている強い凝縮感を求める訳ではなく 舌触りの良いタンニンと心地よい酸味との調和させ スムースでのど通りの良いジューシーなのキャンティクラシコを生産している ( 筆者としてはある意味でグレーヴェらしい気がする ) 一方リゼルヴァのドルゴは 10% 程の割合でカベルネソーヴィニョンを使っている 選定のレベルも通常以上 ( 外されたサンジョヴェーゼはノーマルに使用 ) で行われ 高い凝縮感を生み出す様に促したうえで大樽とバリックを併用して熟成を行う その他のワインについては ごく少量の生産という規模だが 来年 2018 年から新たに 3ha の畑を稼働させることになっており 少なからず生産規模は拡大するが 元々アグリトゥーリズモに出していたワインから発展したワインとオリーブオイルをコツコツと売っていく姿勢に変更はなく シンプルで 些かノスタルジックな印象を持つキャンティクラシコをこれからも造り続けるであろう YVSFCL14 Chianti Classico DOCG 2014 750ml 2,800 サンジョヴェーゼ100% キャンティ クラッシコ初入荷 九月上旬の収穫後破砕されモストを出し セメントタンクにて温度 24 度以下で発酵を行う 発酵を経てから 3 月に入って 1000L と 2500Ⅼ のフレンチオークの樽に移して 12 カ月熟成させ 二つを合わせてからボトリングされる 抜染直後からサンジョヴェーゼらしいキュッと引き締まったい実 明確な酸味 細かいタンニンという基本要素が忠実に表れている 2014 という困難だった年らしく確かに酸味が印象的だが 突出しているとは言い難い 果実味も出ているので 全体バランスはコンパクトにまとまっている印象 ベルベットの様に口当たりと舌触りもも柔らかくデリケートな印象もありながら基本的な味わいの要素はきちんと取られているので シンプルに飲み易いオールドスタイル的なキャンティクラシコが体現されている 時間の経過により 野草とハーブの香りも出て来る そういう点では二日目の方が香りも明確になり 味わいも多様な要素が感じられる ( 生産本数 13,000 本 ) YVSFDR14 Chianti Classico Riserva `Drugo DOCG 2014 サンシ ョウ ェーセ 90% メルロ-/ カヘ ルネ 750ml 5,000 キャンティ クラッシコリゼルヴァ ドルゴ 初入荷 約 2ha の好条件の畑で 9 月上旬に手摘みされ 選定された実を使う 破砕でモストを取り出しオーク材の桶で 6 ヶ月かけて発酵 3 月中旬に一度フレンチオークのバリックと 2500Ⅼ の樽に移し ( 半量づつ ) 地下の適度な湿気と安定した気温の中で 24 ヶ月熟成させる 温度や湿度の管理は今は様々な方法で管理できるけど このワインに理想の環境がドルゴというワインの誇り とエレナは言い切る ボトリングもこの環境下で行われる 香りからして凝縮感のある内容ながら 樽の強さは程々 密度のある果実味はスグリやアメリカンチェリーの様な熟れたい実の凝縮感に溢れ ドライイチジクや香辛料のインパクトを醸し出しながら モザイク状に絡まった印象 時間と共に野草とハーブの香りが現れ 果実味と良く合わさったバランスを生み出す タンニンは感じるものの 浮いた感じはなく全体とのまとまりを保っている ( 生産本数 5,000 本 ) <Castello di Meleto カステッロ ディ メレート > Gaiole in Chianti/Siena シエナ県ガイオーレ イン キャンティ ガイオーレで約 180 ヘクタールの土地を所有 ワイナリーの歴史はリカソーリ フィリドルフィ家が治めた 12 世紀中頃から 17 世紀にまで遡る由緒あるもの 現在では ジャンフランコがオーナーとなり 伝統的なスタイルに現代的なものを織り交ぜたワインを生産している 2010 年のヴィンテージよりエノロゴを従来のステファノ キオッチョリから 若手のエミリアーノ フラジーニに交替しニューワールド的な技術や方法論 哲学も盛り込んで来ている 二種のキャンティクラシコを持つが この二つは方向性として少々異なる キャンティクラシコは極めてオーソドックスな手法でサンジョヴェーゼらしい酸味と果実味を同居させたものであり リゼルヴァに至ってはバリックとマロラクティック発酵によって得られる甘味とアタック感を体現した力強い味わいとなっている YVCM0112 Chianti Classico 2012 750ml 2,950 サンシ ョウ ェーセ 90%// アリカンテ5%, キャンティ クラッシコマルウ ァシ アネーラ5% 前年よりエノロゴが変わった為に葡萄のセパージュも変更され 12 年はアリカンテとマルヴァジアネーラを補足的に使用 ソフトプレスの後 25~28 のステンレスタンク内に入れて天然酵母にて発酵させる (15 日程度 ) マセレーションの後にセメントタンクに移してマロラクティック発酵を行い スロヴェニアンオークの大樽に移して12ヶ月熟成させる なんと初の天然酵母の使用に踏み切ったエノロゴ エミリアーノ デリケートなニュアンスを残しながらも 心地よい酸味とハーブと草木の複雑なフレーバーに溢れている スムースな飲み口とのど越しが感じられる アフターもフワリと広がるスグリやラズベリーを彷彿する果実味が心地よい YVCM0212 Chianti Classico Riserva `Vigna Casi 2012 サンシ ョウ ェーセ 100% 750ml 4,500 キャンティ クラッシコリゼルヴァ ヴィーニャカジ 標高 400m の畑 Casi でのサンジョヴェーゼを主に据えたリゼルヴァ ブドウは全て手摘みし 選定に掛ける ソフトプレスにかけてじっくりエキスを絞る 楠の大樽にて一次発酵 更に 20 日程度のマセレーションを行う その後セメントタンクでマロラクティック発酵を行う 50% をスロヴェニアンオークの大樽で 50% をバリックにて 18 カ月熟成してから瓶詰めする 凝縮したい果実 凛とした酸味がありながらも骨格の明確な旨味が明確 凛とした酸味と果実の甘味 樽と凝縮した果実のバランスが秀逸 8 ページ

<Az.Agr.Agostina Pieri アゴスティーナ ピエリ > Montalcino/Siena シエナ県モンタルチーノ アゴスティーナピエリは 元々小さなブドウ農家であったピエリ家にて当主の亡き後 娘達により独自のカンティーナとして成立し その仕事をフランチェスコ モナチ氏に委ねてスタートした新しい造り手です そのワインは伝統的なモンタルチーノのワイン 即ち大樽を使った長期熟成に耐えうる力強いブルネッロを意識しつつも 素直なフルーツの味わいと香り のど越しの良さを求めた現代的でコシのあるワインに仕上がっています それは畑と気候 更にブドウの成長を常に観察しつつ コンピューターによる温度管理など現代的技術を合わせた生産方法を取るからこそ得られる抜群の安定感 バランスが実現した物であり彼らのワインの最大の特徴であります 彼らの畑はオルチァ川に程近い場所に位置しており その川を越えればグロッセート県になる その地はモレリーノディスカンサーノ等のしっかりした味わいが生まれます なだらかな斜面には 長い時間をかけて山の上から落ちてきた雨水が取りこんで運んできた栄養分を含んだい土が広がります また 元来砂を含んだ土壌でもあったので水捌けの良いブドウには適した畑なのです 陽の光をふんだんに浴びて育ったブドウはよく熟れ 濃厚なワインを造るのに充分な力を持つようになる それが存分に感じられるワインを生産している 確かに 大御所達 がカンティーナを構えるモンタルチーノの街の近辺とは離れており 環境も少なからず異なる よって 古典的なモンタルチーノのワインとは少し違いを持ったスタイルとなっているのかもしれない しかし 明確な果実味と親しみやすい口当たりに仕上げる彼らのワインは世界的にも人気が高く ここ日本でもレストランを中心に人気を博している コードワイン名品種容量希望小売価格 YVAGSA13 Sant'Antimo Rosso DOC 2013 750ml 2,300 サンシ ョウ ェーセ ク ロッソ50% カヘ ルネサンタンティモ ロッソソーウ ィニョン30% メルロー 20% この年からサンジョヴェーゼグロッソを軸にしたブレンドワインとしてリリース 収穫後に三種それぞれ別でステンレスタンクにて発酵され その後サンジョヴェーゼはバリック ( 二度使用物 ) にて12カ月 カベルネとメルローはバリック ( 三度使用物 ) で10カ月熟成される 熟成の後 ステンレスタンクにてブレンドされ 瓶詰めされる 兄弟分であったJ&Fが廃止され Sant`Antimo Rossoとしてはこのワインのみとなったが カベルネとメルローが加わった形でリニューアルしたと言える内容 ザラつきのない舌触りの良さ ふくよかな果実味 そして酸味も綺麗に出ていてバランスの良さが際立ち アゴスティーナピエリという造り手の味はきちんと継承されている YVAGRM14 Rosso di Montalcino DOC 2014 サンジョヴェーゼ グロッソ100% 750ml 3,400 ロッソ ディ モンタルチーノ 2014 年は春先に続いた雨により当初より畑と樹木へのストレスがかかった状態で始まり 夏になれば気温はそこそこ 雨もふるという難儀な状況から収穫を通常の7~10 日早めで9 月 23 日 ~ 末日にかけて行いざるを得なかった 圧搾後にステンレスタンクにて24~27 のコントロール下で行い その後 15 日間の長めのマセレーションを経て 果皮を搾って醸し出したモストはフレンチオークの中樽 ( ローヌで使うDemi Muid=600Lの物 ) で11カ月熟成にかけ その後一度ステンレスタンクで3カ月程休ませてから2016 年 3 月にボトリング その3か月後に出荷されている アルコール度数が13%( 正確には12.87%) というピエリ歴代のロッソでも非常に低い度数からわかる様に 実に難儀な年だった が 何とも透明感のある果実味を醸し出している タンニンも穏やかでピュアなサンジョベーゼの口あたり 飲み口 以前ならガツンと発酵を強くし バリックでアタックを付けたのかもしれないが これが今のピエリを象徴する内容だと言える 果実のデリケートな旨味と彼ら独特の丸みのある果実の味わいを求めた結果 困難な年でもうまくまとめて来た モダン 古典と異なる と言われてきたアゴスティーナピエリのある意味真っ直ぐなワインと体現したと言えるワインに仕上がっている YVAGBM09 Brunello di Montalcino DOCG 2009 サンジョヴェーゼ グロッソ100% 750ml 6,800 ブルネッロ ディ モンタルチーノ 9 月 23 日 ~25 日にかけて収穫 ロッソと同様にステンレスタンクで25~27 で22 日かけてアルコール発酵を行う 混入されていた果皮を絞り取り出したモストの50% をフレンチオークの中樽 (Demi Muid ローヌで使われる600Lの木樽) に 50% をフレンチオークの大樽にて24カ月熟成させ ステンレスタンクにて合わせてからボトリングする 2009 年は春先に霜が降り 夏は干ばつ状態で難しい年ではあった様だが 大きな問題とはならず まとまりのあるワインに仕上がった 前年 08 年 前々年 07 年などと比べて 酸味が心地よくエレガントな仕上がりと言える もちろんフランチェスコは葡萄のコンディションから バリックを使うという従来の方法では キツイ 味になる事を念頭に入れた訳だが それが功を奏している YVAGBM11 Brunello di Montalcino DOCG 2011 サンジョヴェーゼ グロッソ100% 750ml 6,800 ブルネッロ ディ モンタルチーノ 春先に雨があったが4 月中旬頃から持ち直し 全体的に良好な天候に恵まれた2011 年 収穫は9 月 20 日から区画ごとに行い1 週間弱で終了している ステンレスタンクにて25 程度で発酵させ 果皮を取り除いてから全体の50% をフレンチオークの中樽 (Demi Muid= ローヌの600L) に 50% をフレンチオークの大樽にて24ヶ月熟成 双方をステンレスタンクで併せて6カ月後にボトリングして16ヶ月瓶内熟成させる 凝縮感を感じる果実幸は凝縮さを感じる密度の濃い香り 口に含むとプラムやイチジクの様なグンと来る濃厚な味わいを感じる タンニンは割と控え目で全体の丸みを害さない程度といえる 驚いたのはアルコール度数が 15.5 度いう事 確かに良好な天候に恵まれ モンタルチーノの南部に広がるなだらかン丘陵の畑を所有する彼らの位置からしたら理解できるが ここまでとは予想していなかったのが本音 が ワインを純粋に飲んでみてそこまでの数値を感じさせることが無い事が最大の驚き 一般論として強いアルコールによって失われる酸や果実のニュアンスが このブルネッロからは存分に感じられ 全体のバランス自体がキチンと取られている事を如実に物語っている 伝統的な生産者でない彼らではあるが ワインとの向き合い方自体に妥協はないと感じる一本に仕上がっている 9 ページ

< Fattoria Kappa ファットリア カッパ > Castellina Marittima ピサ県カステッリーナ マリッティマ イタリア有数の港町リヴォルノの南に位置するカステッリーナ マリッティマ 2005 年にアンドレア ステファン マンフレッドのイタリアとオーストリアのワインをこよなく愛する三人によって設立され ロジニャーノとカステリーナの計 4 ヘクタールの畑でスタートしました 畑での栽培とワイン造りはアンドレアが中心となり マルコ ルカの二人の仲間と共に行っている ( ステファンとマンフレッドは出資者といえるかも ) 畑は粘土質と石灰質の混ざる低地 (50m)~ 中高地 (350m) にて 複数の場所 ( 主に二か所 ) を所有し 樹齢は 12~20 年程となっている 彼らのワイン造りは 自然をリスペクトし終始ビオロジックとビオディナミを実践する方針を取っている 畑の中には原則的に農業用の機械や車両を一切立ち入らせず 馬のみを農作業用に育てて活用している ( 彼らはこれをオイル フリーと称している ) 御承知の通り これは機械や車両が入る事で土が踏み固められ 土中の微生物が圧迫死してしまう事で土壌の栄養が不足し 結果的に土地がやせるという事を防ぐためである もちろん これをすれば正解というものではないはずであるが実際にそれを実践するには相当の労力を要するわけで アンドレア曰く 植物の生命力を引き出す最善の方法は 畑の微生物や土をどのように造るかを真剣に取り組まなければ 成功するはずがない と断言する 緻密な裏付けのある醸造学と農業学の正常なミックスがあってこそのワイン造りだというのが信条である 葡萄は外来種が多いが これについてはやはり土壌自体が古くは海底であった為に 海洋生物の死骸などが蓄積した水捌けの良いからであろう アンドレア自身もその点を認識して葡萄を栽培している 昨年初めてシラー単体のワインとベーシッククラスの ランブダ を造ったが 今回は初の白ワインとロザートを完成させた 共にファーストリリースであるが 非常に高いポテンシャルを持った仕上がりになっている さもすると暑さ故に強いワインが出来るトスカーナではあるが 清々しさと透明感の一体となった それでいてワインとして密度の高いワインを仕上げている 直近の話しであるが 一昨年に購入したカンティーナに今年から移転した これまでのカンティーナはやはり小さく 設備の面でもリスクが高かった為に以前から移転を検討していたが その願いがようやくかなった形になりました アンドレア自身も二人目の子供が生まれ Fattoria kappa のオーナーとして またエノロゴとして益々熱意をもってワイン造りに励んでいる コードワイン名品種容量希望小売価格 YVFKRK13 Rosso Kappa IGT Toscana 2013 カベルネフラン40% シ 750ml 5,000 ロッソ カッパ IGT トスカーナラー 40% カベルネソーヴィニョン10% その他 段々とシンプルになったというか 品種の数が減って来た 2013 年 生産本数 10,000 本 畑は 50m~350m と広範囲 ( 特にシラーは比較的高めの場所 ) に渡り 粘土と石灰が混ざる水捌けの良い土壌環境 9 月上旬の収穫後 冷温にしてから軽く破砕し 蛇の目上の台 ( スペース ) の上で人力で ( すなわち足で ) モストを搾る 発酵はステンレスタンクにて天然酵母により 温度コントロールなしの状態で行い その後 2 週間程度マセレーションを行う 500Ⅼ のフレンチオークの中樽にて 12 カ月 (10% は新樽 ) さらに 6 カ月をセメントタンクにて熟成させる ボトリングはフィルタリング無しで行う フランのタンニン シラーの粘りのある果実味とスパイス感を主軸としたボリューム充分の 2013 年 瑞々しさすら感じるフレッシュ且つ シラーのスパイス & 鉄分を思わせる香り 口に含むとアメリカンチェリーの様な大らかでジャミーな味わいと 根菜の様な芯のある腰の強い味わいが感じられる その一方で仄かに感じるカカオと ドライイチジク ベリーのニュアンス 湿った胡椒とシナモンの様な複雑な味わいを醸し出している 二日目以降であれば前日までも感じたジャムの様な粘性のある味わいがより裾を広げて来る タンニンも充分 飲み頃と言える YVFKLM13 Lambda IGT Toscana 2013 サンシ ョウ ェーセ 35% カヘ ルネソーウ ィニョン 750ml 3,500 35% シラー 20% メルロー 10% ランブダ IGT トスカーナ 二年目のラムダはサンジョヴェーゼの比率を下げて カベルネソーヴィニョンを入れたスタイル 収穫された葡萄は圧搾場 ( 洗濯板の上の様な ) にて選別され 混合しての圧搾 ( いつも通り人力 ) を行い 1000L のステンレスタンクで天然酵母による発酵を行う この際温度コントロールは行わず また同時に撹拌を行う 14 日程のマセレーションの後 フレンチオークの中樽 (10% 新樽 ) にて 12 ヶ月 セメントタンクに移して 6 ヶ月の熟成を経て青澄やフィルタリングしないでボトリングする 2012 年ヴィンテージの特徴である クラッシュした葡萄 の様な鮮烈で若々しい果実味に対し 全体のトータルバランスが向上した印象 この点についてはカベルネの明確な骨格が作用した様で ワイン全体にきちんとした枠組みが出来ている ブルーベリーやリクリツィア カカオ等の各要素が整然と感じられ ほんのり鉄分を感じる果実味 強烈さは無いもののしっかりとした存在感を感じるタンニン そしてやはり心地よく引き締めてくれる酸味 重要要素のである これらのバランスが実に良好な状態に仕上がっている 確実にステップアップしてきた 2013 年ヴィンテージと言える内容 10 ページ

YVFKEB16 `ETABETA' Vermentino IGT Toscana Biacno 2016 ウ ェルメンティーノ85%, ウ ィオニエ 750ml 3,000 エタベタヴェルメンティーノ白 10% ヴェルデッキオ5% カッパの二回目のリリースとなる白ワインは やはりヴェルメンティーノ 前年同様ヴィオニェを補足的に使い 厚みを演出するバックアップ要素として取り込んでいる が フレーバーとして更に加えた葡萄が何とヴェルデッキオ! 数年前から 1000 本程植えており ヴェルデッキオの清々しい要素を加えたかった との事 9 月上旬の収穫後 ソフトプレスで圧搾される アルコール発酵はステンレスタンクにて天然酵母により 温度コントロールしないで行われる (MLF は行わない ) 発酵後ステンレスタンクにて 6 カ月間寝かされた後 フィルタリングを経てボトリングされる ヴェルメンティーノ主体 + ヴィオニェ補助 という構図だった前年と異なり 補助役にヴェルデッキオが入っている極めて不思議な印象を持つセパージュ アンドレア曰く 心地よく飲む要素として清々しさを与える要素をヴェルデッキオに求め 企画段階からヴェルデッキオの使用は念頭に入れていた との事 口あたりと喉に通る際の爽快さに力点を置いた中でのヴェルデッキオの使用ではあるが 彼の言う様にスルリとした風の様な印象を受ける 抜染直後はセージやマスクメロンのピールの様な清々しい若い印象のある香り 口に含むと澱みのない 透明感あふれるハーブにも似たエキスを感じつつ これから開いてくるであろう軽いシトラスの風味を感じる 時間の経過と共に 底辺が厚みを増してくる グラス展開でも一本通すボトルとしても楽しめる魅力にあふれた 新感覚のビアンコ YVFKER16 `ETABETA' IGT Toscana Rosato Frizzante 2016 サンシ ョウ ェーセ 25% シラー 25% 750ml 3,000 エタベタロザートフリッツァンテロゼ / 微泡ウ ィオニエ25% ウ ェルメンティーノ 25% 2015 年はALFA ALFAという名前で生産されていたシラーのロザートフリッツァンテは この年から白のETABETAと兄弟ワインとなり ETABETA Rosato Frizzanteとなった 使用する葡萄もシラー単体からサンジョヴェーゼや白のヴィオニェとヴェルメンティーノとの混醸となっている 生産は9 月上旬に収穫し ソフトプレスで圧搾されてステンレスタンクにて天然酵母にて温度コントロールせずに発酵させ アルコール発酵の後にマロラクティック発酵は行わずに6カ月間寝かせ ボトリングする この際フィルターにかけずにボトリングするので瓶内での二次発酵を促す形になっている チェリー的な果実味が特徴だった昨年のシラー単体の時よりも スムースな印象 勿論チェリーなどの 桜的 要素は感じるが 甘さが少し抑制され口当たりが滑らかになったと言える ほんのりと塩気を感じる要素はもちろん健在で 全体の 塩梅 の良さが引き立っている 昨年はついていなかったが 今年より明文化しているフリッツァンテの名目通り軽いシュワっとした発泡があり 心地よい仕上がりとなっている 梅雨時期から 夏場の暑い時期にかけておススメしたいワインである事は変わらない YVFKVD11 Vino Rosso Dolce IGT Toscana 2011 シラー / メルロー / カベルネソー 500ml 6,800 ヴィーノロッソドルチェ IGT トスカーナヴィニョン / カベルネフラン甘口 初リリースとなる 4 種の葡萄の混合によるデザートワイン 収穫は 11 月の初め それぞれ収穫された後 バリックにて天然酵母による自然発酵させる バリック内で 48 ヶ月の熟成を経てボトリングされる なおボトリングの際 フィルタリングや清澄は行わない 琥珀色を湛えた 濃い色彩 黒糖やカラメル コーヒーやダークチョコレート 干しイチジクを思わせる スパイシーさを帯びた味わい もちろん デザートワインであるから甘い味わいではあるのだが サラリとした柔らかい味わいに仕上がっている バリックを終始使用する事で得られたのであろうが ポートやシェリーの様な独特の熟成感を感じる やはりバリックを利用する事で 大樽のそれとは異なりポジティブな酸化が進むのだろうが アンドレア自身それについて 狙い と公言する 粘性の強いジューシーなデザートワイではなく シェリー等に見かける様なカラッとしたスタイルを目指した方が葡萄の個性 特にスパイス感ある葡萄の個性にマッチすると判断したと言う 11 ページ