資料3 高校生を取り巻く状況について

Similar documents
高校生の勉強に関する調査(2009年国際比較調査)

調査の概要 1) 調査の目的日本では学力や勉強意欲の低下が問題となっている 国際的な視野でみるとどうなのか こういう目的で 勉強 を取り上げることとした 授業の形態 勉強の仕方や時間 勉学の態度 学校生活への評価などを通して 日本の特徴及び各国との異同をみる 2) 調査方法 調査の時期 サンプルの数

調査概要 1) 調査の目的の高校生の学習意識 ICT( 情報通信技術 ) の活用や学校生活の実態 及び将来への展望などを把握する また と比較して の特徴や課題を分析し 青少年の教育の向上に資する基礎データを提示する 2) 調査方法等 調査の実施時期 調査対象などは次のとおりである なお 4か国とも

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

第 1 部 ペップトークとは 第 1 章 新時代のマネジメントを築く起爆剤 1.1 今を肯定し 未来を描く発想 8

1 施設で生活する高校生の本音アンケート 3 2 調査項目 4 3 施設で生活する高校生の自己肯定感について...5 (1) 一般高校生との比較 5 4 施設で生活する高校生の進路について.7 (1) 希望職種の有無と希望進路 7 (2) 性別 学年による進路の違い 8 5 施設で生活する高校生のア

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

1

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

高校生の心と体~報告書.indd

平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

小学校国語について

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73>

Ⅲ アンケート結果に対する FD 委員会としての評価 <アンケート実施に関する評価 > 〇授業評価アンケートについては FD 作業部会委員及び教務課職員が連携 協力し 実施後できるだけ早く教員に還元することに努めている ただ 授業の終盤に実施している関係で 非常勤の教員でアンケート未実施のケースが若

高校生の生活と意識に関する調査 問 1 あなたの性別を教えてください 1. 男 2. 女 問 2 あなたが在学している高校は次のどれですか ( は 1 つ ) 1. 普通科高校 2. 職業科高校 問 3 あなたの学年を教えてください ( は 1 つ ) 1. 高校 1 年生 2. 高校 2 年生 3

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

< 受験生トレンド > 受験生に必須のアイテム 受験生の半数以上が勉強に SNS を活用 3 人に 1 人以上が活用している Twitter が第 1 位に 目的は モチベーションを上げたい 記録に残したい 共有して安心したい が上位に 勉強専門アカウントについては約 5 割が興味 約 2 割が活用

調査方法等 実施機関 国立青少年教育振興機構 BuzzHunter( 委託 ) 青少年研究センター 青少年活動振興院 調査期間 10~11 月 9~11 月 10~11 月 11 月 学校数 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

H31 入学時アンケート 全学科 専攻 平成 31 年度入学時アンケート報告用.xlsx 平成 31 年度入学時アンケート 全学科 専攻 実施日 : 平成 31 年 4 月 3 日 ( 水 )~5 日 ( 金 ) 調査方法 : 集合法 ( 学科 / クラス ) による 自記入式質問紙調査 調査対象

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

_前付.indd

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

B 学校の授業をどのくらい理解していますか ( わかっていますか ) 10) 総合的な学習の時間 1) 国語 2) 社会 3) 数学 4) 理科 5) 英語 [3] あなたの学校での授業についてうかがいます A 1) 先生が黒板を使いながら教えてくれる授業 あなたは次にあげる学校の勉強方法が どのく

中 1 中 2 中 3 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

現課程の高校生の実態

家庭における教育

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

<4D F736F F D208E7182C782E082CC90B68A888EC091D492B28DB870302D70362E646F63>

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている る やや当る あまり当て ら る計 % 14

H30全国HP

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

睡眠調査(概要)

小 4 小 5 小 6 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている 1よく当てはまる 当て 当ては まらな 5わから い % 5 6. 自

B 学校の授業をどのくらい理解していますか ( わかっていますか ) 次にあげる学校の勉強方法は どのくらい好きですか 10) 総合的な学習の時間 1) 国語 2) 社会 3) 算数 4) 理科 5) 外国語 ( 英語 ) 活動 [2] あなたの学校での授業についておききします A 1) 先生が黒板

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい


設別調査結果 [ 算数 A: 主として知識 ] 分類 全国鳥取県大山町県との差 数と計算 量と測定 学習指導要領の領域図形 評価の観点 題形式 全体 区分 数量関係 65

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

B 学校の授業をどのくらい理解していますか ( わかっていますか ) 9) 総合的な学習の時間 1) 国語 2) 地歴 公民 * は 社会 3) 数学 4) 理科 5) 英語 [3] あなたの学校での授業についてうかがいます A 1) 先生が黒板を使いながら教える授業 あなたは 次にあげる学校の勉強

man2

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

2/9 ページ 5. 一斉授業より 4 人班等によ活動的な授業の方が積極的に参加できてい 1よく当てはま やや当てはま 当て よく当 てはま 5わから % 3 あま

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

5. 一斉授業より 4 人班等による活動的な授業の方が積極的に参加できている てはまる らはまら 2やや当てはまる % はまら り当ててはま ら はまらる

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

回答結果については 回答校 36 校の過去 3 年間の卒業生に占める大学 短大進学者率 現役 浪人含む 及び就職希望者率の平均値をもとに 進学校 中堅校 就職多数校 それぞれ 12 校ずつに分類し 全体の結果とともにまとめた ここでは 生徒対象質問紙のうち 授業外の学習時間 に関連する回答結果のみ掲

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

組合員対象 奨学金制度に関するアンケート の集計状況 1. はじめに調査概要とサンプル特性について < 調査概要 > 調査実施期間 2016 年 11 月 16 日 ~12 月 28 日 調査対象 全国の国公立および私立大学の学部学生 院生 回収数 1,745 有効回答数 文責 : 加藤

高校生の心と体~報告書.indd

◎公表用資料

<835A E E A B83678F578C768C8B89CA E786C7378>

2013年1月25日

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

Water Sunshine

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

この章のポイント 高校での指導の実態からみる高校教育の課題 Benesse 教育研究開発センター研究員 岡部悟志 解説の時間 が中心の高校での授業中学校から高校にかけて生徒が様々なとまどいを感じていることは第 1 章で確認した通りだが その背景には中学校と高校とで大きく異なる指導の実態がありそうだ

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

小学生の英語学習に関する調査

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

図表 私立中学校に進学した理由 ( 中学 2 年生 ): 生活困難度別 % 66.8% 68.5% 66.9% 47.2% 48.9% 41.1% 41.7% 30.4% 27.5% 21.1% % 17.9% 13.1% 10.4% 10.8

2

<8F6F97CD31205B C D>

4 ぐんま教育賞 松本有紀

ソフィスト学習塾のご案内

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 28 年度学校評価最終報告 教職員 :20 人生徒 :309 人保護者 :233 人 [ とてもよい 青ややよい 赤やや不十分 黄緑不十分 紫 ] < 教職員 保護者共通項目アンケート > 評価項目教職員保護者 1 学校は 様々な機会を活用して 学校の様子や学習内容を地域や保護者に伝えている

[1-12].indd

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 )

H

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

<905693FC8ED088F58CA48F4389EF B83678F578C762E786C73>

はじめに道教委では 今年 4 月 18 日に実施した 平成 29 年度全国学力 学習状況調査 の調査結果を 8 月末に公表しました 教育委員会では 本町の調査結果について 道教委が作成した における調査結果 に沿って概要を取りまとめました 今年で 11 回目となります本調査は 昨年度と同様に悉皆調査

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

表 S3. 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか と ふだん 何時ごろ朝ごはんを食べていますか 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか 午前 6 時以降 午前 6 時 30 分より前 午前 6 時 30 分以降 午前 7 時より前 午前 7 時以降 午前 7 時 30 分より前 午前 7 時 30

Transcription:

資料 3 高校生を取り巻く状況について 目次 ( 参考 ) 調査方法の概要 1. 心の健康 ~ 自己評価 2. 授業形態の好き嫌い 3. 勉学態度 4. 学校生活について 5. 勉強時間と方法 6. 勉強へのプレッシャーとストレス 7. 成績について 8. 学校や社会への参加意欲 P1 P2 P8 P10 P11 P16 P20 P25 P35 0

( 参考 ) 調査方法の概要 本資料で引用している調査の調査方法については以下の通り 高校生の心と体の健康に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 アメリカ 調査時期 2010 年 9 月 ~11 月 2010 年 9 月 ~10 月 2010 年 9 月 ~11 月 2010 年 6 月 ~7 月 調査学校の数 10 校 13 校 10 校 121 校 調査方法 集団質問紙法 集団質問紙法 集団質問紙法 集団質問紙法 サンプル数 1113 票 1011 票 1176 票 3933 票 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 アメリカ 調査時期 2009 年 9 月 ~11 月 2009 年 9 月 ~10 月 2009 年 9 月 ~11 月 2009 年 6 月 調査学校の数 12 校 12 校 24 校 64 校 調査方法 集団質問紙法 集団質問紙法 集団質問紙法 集団質問紙法 サンプル数 1316 票 1022 票 1870 票 1965 票 学生 高校生の生活と意識 (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 アメリカ 調査時期 2008 年 9 月 ~10 月 2008 年 9 月 ~10 月 2008 年 9 月 ~10 月 2008 年 9 月 ~10 月 調査学校の数 ( 高校 ) 10 校 12 校 10 校 42 校 調査方法サンプル数 ( 高校 ) 集団質問紙法 1210 票 集団質問紙法 1003 票 集団質問紙法 1128 票 集団質問紙法 1143 票 1

1. 心の健康 ~ 自己評価 私は価値のある人間だと思う 20.2 54.9 20.4 4.3 42.2 45.5 10.2 1.8 57.2 31.9 6.43.2 7.5 28.6 46 16.7 0 20 40 60 80 100 全くそうだまあそうだあまりそうではない全然そうではない ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 2

1. 心の健康 ~ 自己評価 私は自分を肯定的に評価するほう 18.9 51.6 24.7 4.5 38.0 44.6 16.0 1.1 41.2 35.0 17.5 4.5 6.2 30.8 46.2 15.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 全くそうだまあそうだあまりそうではない全然そうではない ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査(2011 年 3 月 ) 3 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

1. 心の健康 ~ 自己評価 私は自分に満足している 14.9 48.4 29.8 6.7 21.9 46.6 27.2 4.0 41.6 36.6 15.7 4.6 3.9 20.8 44.6 29.6 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 全くそうだまあそうだあまりそうではない全然そうではない ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査(2011 年 3 月 ) 4 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

1. 心の健康 ~ 自己評価 自分が優秀だと思う 10.3 36.5 43.1 9.8 25.7 41.3 26.4 6.3 58.3 29.2 8.6 2.2 4.3 11.1 37.9 45.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 全くそうだまあそうだあまりそうではない全然そうではない ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査(2011 年 3 月 ) 5 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

1. 心の健康 ~ 自己評価 あなたは自分自身をどう思うか ( 全くそうだ + まあそうだ ) 私は人柄がよいと思う 43.7 90.6 81.5 70.2 私は大体の場合 人とうまく協力できる 64.3 91.4 92.7 81.4 私は努力すれば大体のことができる 44.4 89.2 88.8 83.7 私ができることはいっぱいある 36.8 90.0 81.3 69.9 私は辛いことがあっても乗り越えられる 60.1 89.4 83.2 68.0 感情に走らず 仕事や勉強に集できる 31.8 82.3 50.4 26.2 悲しいときや辛いときも落ち込まない 27.0 58.4 65.1 45.0 怒ったときや気分が悪いときでも自分をコントロールできる 48.0 76.8 66.2 58.9 どんなに失敗しても落ち込まない 22.3 51.6 63.2 44.4 自分の希望はいつ叶うと思う 56.1 77.3 80.2 68.9 目標達成に失敗してもすぐ立ち直ることができる 45.7 65.3 74.5 71.8 ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査(2011 年 3 月 ) 6 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

1. 心の健康 ~ 自己評価 あなたは自分自身をどう思うか 成績別 ( 全くそうだ + まあそうだ ) 私は価値のある人間だと思う 私は人柄がよいと思う 私は大体の場合 人とうまく協力できる 私は自分に満足している 私は努力すれば大体のことができる 私ができることはいっぱいある 感情に走らず 仕事や勉強に集できる 目標達成に失敗してもすぐ立ち直ることができる 自分が優秀だと思う 親 ( 保護者 ) は私が優秀だと思っている 学校に私を理解し 認めてくれる先生がいる 上 の上 47.1 52.3 70.3 31.3 55.6 44.7 44.9 51.0 25.1 49.3 59.4 32.9 40.3 64.4 25.8 43.4 36.7 34.3 45.1 13.9 26.1 52.2 の下 下 29.1 38.9 59.7 18.6 36.0 30.7 19.2 42.3 8.7 23.5 47.8 私は先生に優秀だと認められている 36.2 12.6 7.0 上 の上 の下 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 上層 位層 下層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の心と体の健康に関する調査(2011 年 3 月 ) 7 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

2. 授業形態の好き嫌い どのような授業が好きですか ( 好き + どちらかといえば好き ) 1. 教科書の内容をきちんと教え 覚えさせる授業 71.4 31.2 64.9 39.6 2. グループで課題を決め 考えたり調べたりする授業 51.7 56.8 86.9 41.6 3. 個人で何かを考えたり 調べたりする授業 48.3 58.9 72.9 43.0 4. いろんな教材や教具を使って分かりやすく教える授業 78.4 86.3 96.0 74.6 5. 生徒によく発言させる授業 33.4 73.4 91.6 52.4 6. 学校外での見学や体験を重視する授業 64.6 88.6 91.4 77.7 7. 受験の授業で 問題集でたくさん練習させる授業 44.2 48.9 20.3 44.3 8. 生徒の観察力や応用力を発揮させる授業 55.6 79.3 96.3 69.9 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査(2010 年 4 月 ) 8 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

3. 勉学態度 1. 授業 きちんとノートをとる 2. 授業 居眠りをする 次のようなことをしますか ( いつもそうだ と ときどきそうだ の合計 ) 3. 授業 近くの人としゃべる 4. 授業 ものを食べたり飲んだりする 5. 授業 メールを打ったり 教科以外の本を読む 6. 授業 ボーッとしている 7. 授業 積極的に発言する 8. 出された宿題をきちんとする 9. 宿題以外に予習 復習をする 10. 授業で習ったことを自分でもっと詳しく調べる 93.1 45.1 37.7 6.1 13.3 45.8 14.3 73.1 35.7 15.0 89.1 20.8 64.2 46.9 38.9 59.4 51.0 92.5 62.1 37.3 90.1 4.7 10.4 1.8 2.9 17.7 46.2 91.9 67.3 48.4 68.1 32.3 23.7 4.4 12.7 27.5 16.3 59.5 22.6 11.3 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査(2010 年 4 月 ) 9 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

3. 勉学態度 授業の内容がわからない時 どうすることが多いか そのままにしておく ネットなどで調べる 11.4 13.0 24.8 20.3 25.6 23.1 28.3 61.2 本や参考書などで調べる 33.2 49.8 62.1 78.4 家族に聞く 7.7 7.2 17.4 61.3 友達に聞く 70.4 77.5 83.4 92.5 塾などの先生に聞く 10.5 9.6 14.0 学校の先生に聞く 51.9 50.9 65.4 86.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査(2010 年 4 月 ) 10 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

4. 学校生活について 次のように感じることがあるか 常に + 時々 感じる 1. 学校生活は楽しい 80.4 77.4 77.5 75.4 2. この学校の生徒であることを誇りに思う 48.5 76.2 67.6 40.4 3. この学校での生活に張り合いを感じる 42.2 78.0 72.3 57.8 4. 学校にいる時よりも学校の外での生活のほうが楽しい 66.1 89.4 60.9 70.3 5. できることなら他の高校に転校したい 27.5 36.4 29.7 33.7 6. 先生は成績にこだわりすぎる 43.5 56.8 59.1 52.0 7. 選択科目をもっと増やしてほしい 28.5 67.4 66.5 44.1 8. もっと世のに出てから役に立つ勉強をしたい 56.7 80.4 94.2 88.3 9. クラスでは勉強に関して競争する雰囲気が強い 25.7 54.3 77.0 32.1 10. クラスではお互いに助け合って勉強している 56.5 80.9 85.1 57.6 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 11

4. 学校生活について 現在している勉強についてどのように思うか その他実用性が乏しい勉強だいやでもしなければならない勉強 1.0 5.0 5.9 1.3 13.4 19.3 32.2 35.9 43.6 45.2 60.9 72.3 他人との差をつけるための勉強だ 5.5 7.9 22.0 33.2 他人との仲がよくなる勉強だ 5.2 5.7 39.3 33.7 社会人としての基本的な勉強だ 35.8 36.8 48.3 57.1 自分の人格形成に大切な勉強だ 9.9 15.6 38.1 61.2 自分の特長を伸ばせる勉強だ 12.7 21.0 33.9 49.3 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 38.8 43.2 63.0 82.7 働くうえで役に立つ勉強だ 28.2 36.1 54.4 57.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 12

4. 学校生活について 勉強に対する評価 ( 各国の順位 ) % % % % 1 位 社会人としての基本的な勉強だ 48.3 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 82.7 自分の人格形成に大切な勉強だ 61.2 いやでもしなければならない勉強だ 72.3 2 位 いやでもしなければならない勉強だ 45.2 いやでもしなければならない勉強だ 60.9 社会人としての基本的な勉強だ 57.1 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 63.0 3 位 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 43.2 働くうえで役に立つ勉強だ 57.4 働くうえで役に立つ勉強だ 54.4 実用性が乏しい勉強だ 43.6 4 位 働くうえで役に立つ勉強だ 36.1 自分の特長を伸ばせる勉強だ 49.3 他人との仲がよくなる勉強だ 39.3 社会人としての基本的な勉強だ 35.8 5 位 自分の特長を伸ばせる勉強だ 21.0 自分の人格形成に大切な勉強だ 38.1 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 38.8 他人との差をつけるための勉強だ 33.2 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 13

4. 学校生活について 現在している勉強についてどのように思うか 今回 1999 年 1. 働くうえで役に立つ勉強だ 36.1 57.4 54.4 28.2 30.8 31.6 67.7 44.0 2. 入学試験にだけ役に立つ勉強だ 43.2 82.7 38.8 63.0 51.1 51.7 33.5 67.6 3. 自分の特徴を伸ばせる勉強だ 21.0 49.3 33.9 12.7 15.2 13.5 53.3 17.5 4. 自分の人格形成に大切な勉強だ 15.6 38.1 61.2 9.9 12.8 10.3 52.1 42.7 5. 社会人としての基本的な勉強だ 48.3 36.8 57.1 35.8 43.5 8.1 68.7 71.1 6. 他人との仲がよくなる勉強だ 5.7 33.7 39.3 5.2 4.5 10.7 35.8 33.7 7. 他人との差をつけるための勉強だ 7.9 22.0 5.5 33.2 11.3 9.2 9.7 59.8 8. いやでもしなければならない勉強だ 45.2 60.9 35.9 72.3 - - - - 9. 実用性が乏しい勉強だ 19.3 13.4 32.2 43.6 - - - - ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査(2010 年 4 月 ) 14 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所

4. 学校生活について 学校生活でどんなことが大切だと思うか ( とても重要だ と まあまあ重要だ の合計 ) 1. 先生の指導に従ってしっかり勉強すること 86.0 94.8 98.0 83.4 2. 好きな学科を深く学習すること 91.1 87.8 94.2 91.8 3. 目指す大学の受験科目を心に学習すること 86.4 92.0 93.4 85.8 4. 部活動に熱すること 78.7 70.5 69.9 56.3 5. 友達に好かれること 84.1 64.3 83.6 59.2 6. 特技となるものを獲得すること 87.3 82.8 83.1 90.3 7. クラスのリーダーになること 23.7 60.3 37.7 49.9 8. 親友をつくること 81.9 64.3 79.4 93.7 9. 自分の特徴を発見すること 87.1 84.3 94.1 94.1 10. 優れた先生と出会うこと 73.4 58.6 96.3 90.7 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 15

一時間~二時間以内二時間~三時間以内三十分以内三十分~一時間以内三時間~四時間以内い5. 勉強時間と方法 平日 学校の宿題をする時間 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% しな 四時間以上 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 16

二時間~三時間以内三十分以内三十分~一時間以内三時間~四時間以内一時間~二時間以内ない5. 勉強時間と方法 学校の授業と宿題以外に どのくらい勉強しますか 40% 35% 30% 25% 20% 15% 10% 5% 0% し 四時間以上 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 17

5. 勉強時間と方法 勉強の仕方 方法や課程より結果がわかればいいと思う問題意識を持ち 聞いたり調べたりする勉強したものを実際に応用してみる自分で整理しながら勉強するできるだけ自分で考えようとするできるだけ暗記しようとする教わったことをほかの方法でもやってみる教えられたとおりに勉強する参考書をたくさん読む問題集でたくさん練習する試験の前にまとめて勉強する毎日こつこつと勉強する 14.1% 15.5% 16.6% 7.8% 11.4% 7.8% 23.0% 43.5% 10.7% 8.0% 21.2% 48.8% 41.4% 42.9% 39.4% 39.2% 35.6% 30.2% 42.5% 22.2% 41.8% 46.5% 10.3% 6.5% 19.2% 33.9% 26.4% 42.1% 22.6% 23.6% 14.2% 11.1% 40.3% 30.8% 27.5% 26.7% 39.8% 42.8% 17.4% 14.9% 18.5% 30.4% 58.5% 59.5% 65.6% 61.8% 62.5% 68.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 18

5. 勉強時間と方法 成績別 勉強の仕方 単位 :% 上 下 上 下 上 下 上 下 1. 毎日こつこつと勉強する 28.2 15.3 11.7 17.8 10.2 11.4 37.1 29.7 16.3 29.9 16.4 6.9 2. 試験前にまとめて勉強する 62.6 62.1 62.8 60.3 65.7 57.1 40.5 42.8 48.0 57.6 67.1 72.0 3. 問題集でたくさん練習する 32.6 28.1 20.5 42.1 38.7 17.1 31.3 24.4 24.4 42.4 32.0 19.3 4. 参考書をたくさん読む 13.3 9.5 10.0 15.4 13.1 5.7 41.0 43.1 34.1 29.3 24.0 18.0 5. 教えられたとおりに勉強する 23.0 23.7 21.8 63.1 57.3 37.1 23.7 26.4 33.1 43.6 46.1 37.3 6. 教わったことをほかの方法でもやってみる 10.9 4.1 4.4 36.0 32.2 14.3 22.8 18.8 11.9 15.8 7.6 7.9 7. できるだけ暗記しようとする 48.8 42.8 47.7 66.1 73.6 57.1 15.8 20.6 39.8 36.9 44.3 44.4 8. できるだけ自分で考えようとする 37.0 32.4 22.4 48.1 36.6 25.7 67.3 55.8 43.4 46.0 37.4 24.3 9. 自分で整理して勉強する 48.1 43.3 28.5 42.3 37.4 22.9 49.5 42.8 28.2 55.3 41.3 29.5 10. 勉強したものを実際に応用してみる 10.1 7.9 6.3 49.3 50.5 37.1 21.7 23.1 16.8 16.4 10.0 6.1 11. 問題意識を持ち 聞いたり調べたりする 12.3 5.4 5.4 24.1 22.5 14.3 52.5 39.8 29.3 18.9 9.4 6.6 12. 方法や課程より結果がわかればいいと思う 8.1 6.8 8.6 上 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 位層 下位層 ) 16.1 16.2 22.9 11.4 18.4 19.8 11.7 12.8 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 17.7 19

6. 勉強へのプレッシャーとストレス 勉強についてプレッシャーを感じているか 31.3 49.2 16.5 2.3 20.2 64.1 12.1 1.0 22.1 44.1 21.1 11.3 24.2 44.7 23.0 7.9 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 とても感じるまあまあ感じるあまり感じない全く感じない ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 20

6. 勉強へのプレッシャーとストレス 勉強へのプレッシャーとストレス 単位 :% 上 下 上 下 上 下 上 下 1. とても感じる 25..4 24.3 23.4 21.0 23.0 28.6 16.7 19.5 29.5 34.8 30.3 29.4 2. まあまあ感じる 44.4 46.3 43.9 46.7 43.7 28.6 66.5 64.7 57.7 50.9 53.1 44.2 3. あまり感じない 23.9 23.4 21.8 20.8 22.3 20.0 13.4 12.7 7.9 12.5 14.6 22.3 4. 全く感じない 6.3 6.0 10.7 11.3 10.5 20.0 0.8 0.9 1.4 1.3 2.1 3.3 上 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 位層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 21

6. 勉強へのプレッシャーとストレス プレッシャーの原因 その他 先生の期待 家庭の状況 6.1% 4.4% 8.6% 14.3% 10.4% 13.7% 16.4% 17.1% 22.8% 24.7% 28.3% 44.6% 友達との競争 22.7% 17.5% 17.9% 53.5% 就職状況 19.4% 34.0% 39.3% 57.3% 親の期待 36.5% 60.3% 66.0% 81.1% 勉強の内容が難しい 28.2% 36.6% 36.9% 40.4% 自分の願望 36.1% 53.0% 61.6% 73.5% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 22

6. 勉強へのプレッシャーとストレス 成績別 勉強のプレッシャーの原因 単位 :% 上 下 上 下 上 下 上 下 1. 就職状況 29.8 35.9 36.5 17.3 22.0 23.1 38.0 39.9 41.3 51.2 60.3 61.3 2. 親の期待 39.0 34.4 35.9 65.7 54.9 46.2 80.2 81.4 82.6 65.7 67.4 65.3 3. 先生の期待 13.8 8.9 8.4 45.9 44.1 46.2 25.4 25.6 21.4 18.6 11.9 12.6 4. 友達との競争 21.7 15.4 16.4 20.5 12.2 26.9 58.1 51.6 46.6 30.1 22.7 15.4 5. 自分の願望 60.4 51.0 48.0 47.9 21.4 19.2 79.2 71.4 64.3 69.3 64.2 51.5 6. 家庭の状況 16.4 17.4 18.0 12.7 22.0 23.1 29.6 27.8 26.4 10.9 12.4 18.2 7. 勉強の内容が難しい 30.5 41.7 49.2 32.7 42.7 38.5 27.3 41.0 49.7 18.1 28.5 38.7 8. その他 6.0 9.7 10.2 19.4 25.8 38.5 3.6 3.7 7.5 5.8 6.0 6.4 上 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 位層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 23

6. 勉強へのプレッシャーとストレス 次のようなことを感じたり 経験したことがある 暴力をふるう人をののしる退学したい 9.0% 5.9% 12.3% 7.6% 20.6% 17.3% 14.9% 12.3% 18.9% 25.0% 13.2% 37.6% 物を壊す 8.0% 16.2% 21.2% 15.6% 生活に絶望する 12.3% 17.5% 19.4% 26.9% 授業をさぼる 8.2% 22.5% 26.3% 50.5% 眠れない 24.6% 34.3% 47.3% 58.5% 劣等感をもつ 24.5% 35.7% 38.2% 46.8% 学校を休みたい 34.5% 45.2% 58.2% 57.4% 落ち込む 43.5% 53.4% 68.1% 76.5% いらいらする 48.5% 61.0% 70.7% 75.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2011 年 3 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 24

7. 成績について クラスでの成績 9.0 22.3 34.1 23.3 10.7 11.9 33.9 34.2 15.9 3.9 11.8 44.5 37.4 2.9 0.5 12.2 22.6 27.9 18.1 18.2 0 20 40 60 80 100 上の方の上の方位の下の方下の方 上 の上 の下 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 上層 位層 下層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 25

7. 成績について 自分の成績に満足しているか 1.8 16.9 36.8 43.9 0.5 15.3 62.0 21.8 20.9 59.1 13.9 3.5 3.6 23.8 40.5 31.3 0 20 40 60 80 100 とても満足しているあまり満足しいていない まあまあ満足している全く満足していない ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 26

7. 成績について 成績別 自分の成績に満足しているか 上 下 上 下 上 下 上 下 1. とても満足している 5.3 3.0 2.7 30.9 8.1 8.6 0.7 0.3 0.5 3.7 0.4 1.5 2. まあまあ満足している 40.5 22.3 9.0 59.7 64.4 28.6 26.5 8.3 1.6 31.1 14.5 6.6 3. あまり満足していない 37.9 50.4 36.2 7.1 22.5 31.4 63.9 69.8 44.7 40.0 42.9 28.2 4. 全く満足していない 16.0 24.3 51.3 1.6 3.9 31.4 8.5 21.4 53.1 25.0 42.0 63.4 上 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 位層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 27

7. 成績について よい成績を取るために頑張りたいと思うか 1. 今よりよい成績を取るためにがんばりたい 61.9 60.8 63.8 75.9 2. もっとよい成績は取りたいが そんなに頑張ろうとは思わない 29.5 32.5 35.6 20.7 3. 別によい成績を取りたいとは思わない 7.9 2.8 0.5 3.0 無回答 0.8 3.9 0.2 0.4 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 28

7. 成績について 成績別 よい成績を取るために頑張りたいと思いますか 上 下 上 下 上 下 上 下 1. 今よりよい成績を取るために頑張りたい 68.9 61.9 55.9 64.8 59.2 40.0 68.8 62.2 55.6 82.6 79.0 67.5 2. もっとよい成績は取りたいが そんなに頑張ろうとは思わない 26.5 31.1 31.4 30.4 35.6 51.4 30.7 37.7 43.4 14.3 19.2 28.2 3. 別によい成績を取りたいとは思わない 4.4 6.5 11.9 2.4 2.9 8.6 0.5 0.2 1.1 2.9 1.6 4.3 上 下とは 生徒の自己評価による成績 ( 上位層 位層 下位層 ) ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 29

7. 成績について 父親があなたの成績に関心をもっているか 59.5 34.0 4.1 1.2 65.6 25.7 6.9 1.3 60.4 21.2 5.2 7.1 19.5 43.9 20.7 10.6 0 20 40 60 80 100 関心が強いまあまあ関心があるあまり関心がない全く関心がない ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 30

7. 成績について 母親があなたの成績に関心をもっているか 46.0 39.6 9.8 2.7 72.6 22.1 4.0 0.9 76.4 15.4 3.3 1.9 38.9 43.4 11.1 4.8 0 20 40 60 80 100 関心が強いまあまあ関心があるあまり関心がない全く関心がない ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 31

7. 成績について 親はあなたの成績に対し 上位何番まで というような要求をするか 1. しない 41.9 18.5 7.3 8.2 2. 上位 10 番目まで要求される 10.6 12.0 24.3 25.1 3. の上まで要求される 12.4 33.5 17.1 13.8 4. もっとよい成績を取るように言われるが 上位何番までは要求されない 31.2 27.0 45.9 52.4 5. その他 3.0 5.8 4.7 0.0 無回答 0.9 3.2 0.8 0.5 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 32

7. 成績について 学校では 生徒の成績順を公表しているか 52.0 46.9 79.8 14.9 46.1 49.8 30.3 67.7 0 20 40 60 80 100 はい いいえ ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査報告書 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 33

7. 成績について 成績について どう思うか ( そう思う と まあまあそう思う の合計 ) 1. 成績はその人の生まれながらの能力を表している 40.4 40.7 19.6 51.4 2. 成績はその人の努力の程度を表している 90.5 85.9 87.0 92.4 3. 成績がよいと先生に好かれる 54.7 62.1 78.6 81.7 4. 成績がよいと友達に好かれる 21.7 26.2 57.8 43.8 5. 成績順や偏差値は自分の位置を知るために役に立つ 80.5 83.1 84.1 82.1 6. 成績順や偏差値の公表はやる気を起こさせる 51.7 64.6 79.8 51.2 7. 成績はプライバシーで公表すべきでない 51.9 60.5 39.2 62.3 8. 学校生活が楽しければ 成績にはこだわらない 48.8 25.4 18.6 43.0 ( 出典 ) 高校生の勉強に関する調査 (2010 年 4 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 34

8. 学校や社会への参加意欲 あなたは自分自身をどう思うか ( 私は将来に不安を感じている ) 27.7 51.8 15.3 4.8 16.5 41.5 33.2 8.4 27.4 33.2 19.4 17.4 32.2 45.5 17.1 4.5 0 20 40 60 80 100 1とてもそう思う 3あまりそう思わない 2まあそう思う 4 全くそう思わない ( 出典 ) 学生 高校生の生活と意識 - アメリカ の比較ー (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 35

8. 学校や社会への参加意欲 あなたは自分自身をどう思うか ( 私の参加により 変えてほしい社会現象が少し変えられるかもしれない ) 11.4 57.0 25.5 5.5 19.6 43.1 28.3 8.4 16.9 52.9 19.5 6.8 6.5 23.6 49.8 18.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 1 全くそう思う 2 まあそう思う 3 あまりそう思わない 4 全くそう思わない ( 出典 ) 学生 高校生の生活と意識 - アメリカ の比較ー (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 36

8. 学校や社会への参加意欲 あなたは自分自身をどう思うか ( 社会のことはとても複雑で 私が関与したくない ) 6.1 31.8 49.3 12.0 6.5 19.5 44.9 28.5 8.4 25.1 37.8 25.2 8.5 40.2 41.9 7.8 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 1 全くそう思う 2 まあそう思う 3 あまりそう思わない 4 全くそう思わない ( 出典 ) 学生 高校生の生活と意識 - アメリカ の比較ー (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 37

8. 学校や社会への参加意欲 あなたは自分自身をどう思うか ( 私個人の力では政府の決定に影響を与えられない ) 13.4 41.8 33.6 10.3 19.1 24.7 34.1 21.5 14.6 28.3 26.6 26.3 40.1 40.6 11.9 5.5 0 20 40 60 80 100 1 全くそう思う 2 まあそう思う 3 あまりそう思わない 4 全くそう思わない ( 出典 ) 学生 高校生の生活と意識 - アメリカ の比較ー (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 38

8. 学校や社会への参加意欲 青少年が社会問題や政治問題に参加することについて あなたはどう思いますか 15.6 65.9 4.8 13.1 32.1 51.4 6.7 7.1 13.5 63.4 12.2 7.6 15.0 57.2 11.0 15.2 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 1. 参加すべきだ 2. 参加したほうがいい 3. 参加する必要がない 4. 参加しても無駄なことだ ( 出典 ) 学生 高校生の生活と意識 - アメリカ の比較ー (2009 年 2 月 ) 財団法人一ツ橋文芸教育振興協会 財団法人青少年研究所 39