医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量及び使用上の注意改訂のお知らせ 2018 年 12 月 アステラス製薬株式会社 ( 製造販売 ) 寿製薬株式会社 ( 販売提携 ) このたび 上記の弊社製品につきまして 添付文書の 効能 効果 用法 用量 及び 使用上の

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市販直後調査の実施状況 デベルザ 錠 アプルウェイ 錠 一般的名称 イプラグリフロジン L- プロリン ダパグリフロジンプロピレン グリコール水和物 ルセオグリフロジン水和物 トホグリフロジン水和物 調査実施期間 製造承認 2014/04/30 製造承認 2014/08/22 製造承認 2014/0

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高齢者に対する特定使用成績調査 調査概要 中間集計結果 1. 症例構成 図 1 症例構成図 表 1 中止 脱落中止 脱落および内訳 ( 例 ) 症例数 割合 ( )

副作用収集状況 市販直後調査期間中 (2011 年 4 月 11 日 ~2011 年 10 月 31 日 ) に収集された副作用は 200 例 258 件でした そのうち 重篤な副作用は 8 例 14 件でした 副作用の内訳を表 1 に示します 重篤な副作用は 高カルシウム血症 3 件 意識変容状態

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

スピンラザ®髄注12mg安全性情報のお知らせ

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改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

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Ⅱ. 使用上の注意 の改訂 改訂概要 ( 自主改訂 ) 副作用 の項の 副作用発生状況の概要 にの結果を追記するとともに 重大な 副作用 及び その他の副作用 の項の副作用発現頻度にも反映しました なお 今回新たに追記 した副作用はありません 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 ( 点線部

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RA に対する長期投与試験 [RLN3] 13/26 投与群 WHO ART 器官別大分類基本語 有害事象の発現率 ( 安全性解析対象例 )(2) 全症例 YM mg BID 投与時 YM mg BID 以上増量時 自律神経系障害 8(5.1%)[8] 2(

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改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

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2. 改訂内容と改訂理由 (1) 効能 効果 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る ) 既存治療で効果不十分な好酸球性多発血管炎性肉 改訂前 効能 効果 気管支喘息 ( 既存治療によっても喘息症状をコントロ

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腹部膿瘍 1 件 1 件 細菌感染 1 件 1 件 細菌性肺炎 4 件 4 件 感染性脊椎炎 1 件 1 件 耳帯状疱疹 1 件 1 件 口腔ヘルペス 3 件 3 件 ニューモシスチス イロベチイ肺炎 13 件 13 件 眼部単純ヘルペス 1 件 1 件 2 件 アスペルギルス感染 1 件 1 件

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感染性関節炎 1 件 1 件 感染性脊椎炎 1 件 1 件 耳帯状疱疹 1 件 1 件 口腔ヘルペス 3 件 3 件 ニューモシスチス イロベチイ肺炎 13 件 13 件 眼部単純ヘルペス 1 件 1 件 2 件 アスペルギルス感染 1 件 1 件 感染性胆管炎 1 件 1 件 良性 悪性および詳細

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改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

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市販直後調査の実施状況 デベルザ 錠 アプルウェイ 錠 一般的名称 イプラグリフロジン L- プロリン ダパグリフロジンプロピレン グリコール水和物 ルセオグリフロジン水和物 トホグリフロジン水和物 調査実施期間 製造承認 2014/09/16 製造承認 2014/08/22 製造承認 2014/0

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

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はじめに カナグル ( 一般名 : カナグリフロジン水和物 ) は, 田辺三菱製薬株式会社で創製されたSGLT2 (sodium glucose co transporter 2) 阻害剤です. 2 型糖尿病においては, 高血糖状態が持続するとインスリン抵抗性やインスリン分泌不全が増悪し, さらに血

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カナグル 錠適正使用ガイド CONTENTS (1) カナグルの作用 1 (2) 投与対象患者の確認 2 (3) 特に注意が必要な副作用 臨床検査値異常 3 1 低血糖 4 2 多尿 頻尿 体液量減少 脱水 5 3 尿路感染症 性器感染症 6 4 腎機能への影響 7 5 ケトアシドーシス 尿中ケトン

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2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

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1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

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BD( 寛解導入 ) 皮下注療法について お薬の名前と治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 薬の名前作用めやすの時間 1 日目

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

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た 18 歳以上の AD/HD 患者を対象に 日本人を含むアジア人によるプラセボ対照二重盲検比較試験及びその長期継続投与試験が現在実施されており 本剤の製造販売者によれば これらの試験成績に基づき 本剤の成人期 AD/HD 患者への追加適応に関する承認事項一部変更承認申請が行われる予定とされている

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はじめにContents調査概要注意を要する副作用の発現状況2 1. はじめに 謹啓 先生方におかれましては ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は 格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます PDE4 阻害剤 オテズラ錠 10mg 20mg 30mg ( 以下 オテズラ ) は2016 年

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背部痛などがあげられる 詳細な問診が大切で 臨床症状を確認し 高い確率で病気を診断できる 一方 全く症状を伴わない無症候性血尿では 無症候性顕微鏡的血尿は 放置しても問題のないことが多いが 無症候性肉眼的血尿では 重大な病気である可能性がある 特に 50 歳以上の方の場合は 膀胱がんの可能性があり


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医薬品の適正使用に欠かせない情報です

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

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改訂後 ( 下線部 : 追記又は変更 ) ( 重大な副作用 失神 意識喪失 (0.1% 未満注 ) ): 血圧低下に伴う一過性の意識喪失等があらわれることがあるので, 観察を十分に行い, 異常が認められた場合には, 投与を中止し適切な処置を行うこと 肝機能障害, 黄疸 ( いずれも 0.1% 未満注

ダラツムマブってどんな薬? 初発の患者さん ( 初めて治療を受ける患者さん ) の治験募集についてー 米国で承認された ダラツムマブ という新薬について Q&A 形式でご紹介します Q&A の監修は 名古屋市立大学病院血液 腫瘍内科診療部長飯田真介先生です Q1 ダラツムマブという薬が米国で承認され

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糖尿病は 初めは無症状で経過しますが 血糖値の高い状態が長く続くと口渇 多飲 多尿 体重減少 倦怠感などの症状がみられます 糖尿病は自覚症状が乏しいので 血糖値がある程度改善すると 通院しなくなる人がいます 血液検査を行わなければ糖尿病の状態を知ることはできないので 自覚症状だけに頼ってはいけません

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改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 国内症例が集積したことから専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 低カルニチン血症関連症例 16 例 死亡 0 例

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 効能 効果 用法 用量及び使用上の注意改訂のお知らせ 2018 年 12 月 アステラス製薬株式会社 ( 製造販売 ) 寿製薬株式会社 ( 販売提携 ) このたび 上記の弊社製品につきまして 添付文書の 効能 効果 用法 用量 及び 使用上の 注意 の一部を改訂いたしましたので お知らせ申し上げます今後のご使用に際しましては 新しい添付文書をご参照くださいますようお願い申し上げます Ⅰ. 効能 効果 及び 用法 用量 の追加 改訂概要 効能 効果 の項に 1 型糖尿病 が追加されました また 用法 用量 の項に 1 型糖尿病 に対する用法 用量が追加されました 改訂内容 2 型糖尿病 1 型糖尿病 改訂後 ( 下線部改訂 ) 効能 効果 2 型糖尿病 改訂前 効能 効果 用法 用量 2 型糖尿病通常 成人にはイプラグリフロジンとして50mg を 1 日 1 回朝食前又は朝食後に経口投与する なお 効果不十分な場合には 経過を十分に観察しながら100mg 1 日 1 回まで増量することができる 1 型糖尿病インスリン製剤との併用において 通常 成人にはイプラグリフロジンとして50mg を 1 日 1 回朝食前又は朝食後に経口投与する なお 効果不十分な場合には 経過を十分に観察しながら100mg 1 日 1 回まで増量することができる 用法 用量 通常 成人にはイプラグリフロジンとして 50mg を 1 日 1 回朝食前又は朝食後に経口投与する なお 効果不十分な場合には 経過を十分に観察しながら 100mg 1 日 1 回まで増量することができる 1

改訂理由 本剤はヒトNa + / グルコース共輸送担体 (SGLT:Sodium Glucose co-transporter) 2 選択的阻害剤であり これまで 2 型糖尿病 の治療に用いられてきました このたび インスリン療法にて血糖管理が不十分な 1 型糖尿病患者を対象とした国内臨床試験を実施し インスリン製剤との併用において 1 型糖尿病患者においても 本剤の有効性ならびに安全性が確認されたことから 1 型糖尿病 を新たな 効能 効果 として承認を取得しました また 1 型糖尿病 に対する 用法 用量 につきましても承認を取得しました Ⅱ. 使用上の注意 の改訂 改訂概要 ( 自主改訂 ) 1. 効能 効果に関連する使用上の注意 の項に 1 型糖尿病患者に本剤を適用する際の注意を記載しました それに伴い 1 型糖尿病の患者には投与をしないこと の記載を削除しました 2. 用法 用量に関連する使用上の注意 の項に 1 型糖尿病患者に本剤を適用する際のインスリン製剤との併用に関する注意を記載しました 3. 重要な基本的注意 及び 併用注意 の項にインスリン製剤を減量する際の注意を記載しました 4. 副作用 の項の 副作用発生状況の概要 に 1 型糖尿病 の国内臨床試験成績を追記しました 5. 重大な副作用 及び その他の副作用 の項の発現頻度を 2 型糖尿病患者及び 1 型糖尿病患者を対象とした国内臨床試験の結果に基づき見直しました 更に その他の副作用 の項に新たな副作用を記載しました 1. 効能 効果に関連する使用上の注意 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 ( 点線部削除 ) 効能 効果に関連する使用上の注意 効能共通 ⑴⑵ ( 省略 : 現行 ⑵⑶ のとおり ) 1 型糖尿病本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で 血糖コントロールが不十分な場合に限ること 効能 効果に関連する使用上の注意 ⑴ 本剤は 2 型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し 1 型糖尿病の患者には投与をしないこと ⑵⑶ ( 省略 ) 改訂理由 1 型糖尿病患者に本剤を投与した国内臨床試験において 本剤の有効性及び安全性が確認されたため 本剤は 2 型糖尿病と診断された患者に対してのみ使用し 1 型糖尿病の患者には投与をしないこと の記載を削除しました また インスリン療法にて血糖管理が不十分な 1 型糖尿病患者を対象とした国内臨床試験において 本剤の有効性及び安全性が確認されたことから 本剤の適用はあらかじめ適切なインスリン治療を十分に行った上で 血糖コントロールが不十分な場合に限ること と記載しました 2

2. 用法 用量に関連する使用上の注意 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 用法 用量に関連する使用上の注意 効能共通重度の肝機能障害のある患者に対しては低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること ( 慎重投与 の項参照 ) 1 型糖尿病 ⑴ 本剤はインスリン製剤の代替薬ではない インスリン製剤の投与を中止すると急激な高血糖やケトアシドーシスが起こるおそれがあるので 本剤の投与にあたってはインスリン製剤を中止しないこと ( 重要な基本的注意 ⑼ 及び 副作用 の項参照 ) ⑵ 本剤とインスリン製剤の併用にあたっては 低血糖リスクを軽減するためにインスリン製剤の減量を検討すること ただし 過度な減量はケトアシドーシスのリスクを高めるので注意すること なお 臨床試験では インスリン製剤の 1 日投与量は 15% 減量することが推奨された ( 重要な基本的注意 ⑴ ⑼ 副作用 及び 臨床成績 の項参照 ) 改訂前 用法 用量に関連する使用上の注意 重度の肝機能障害のある患者に対しては低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること ( 慎重投与 の項参照 ) 改訂理由 本剤はインスリン製剤の代替薬ではないことからその旨を記載するとともに 1 型糖尿病のようなインスリン依存状態の患者では 併用するインスリン製剤の中止や過度の減量により 急激な高血糖や糖尿病性ケトアシドーシスが発現する可能性があることからその旨を記載しました また インスリン製剤との併用により 低血糖が発現する可能性があることから 低血糖リスクを軽減するためにインスリン製剤の減量を検討する 旨を記載しました 3

3. 重要な基本的注意 及び 併用注意 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 ( 点線部削除 ) 2. 重要な基本的注意 ⑴ 本剤の使用にあたっては 患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作動薬と併用する場合 低血糖のリスクが増加するおそれがある インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作動薬と併用する場合には これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため これらの薬剤の減量を検討すること ただし 1 型糖尿病患者においてインスリン製剤を減量する場合 ケトアシドーシス等のリスクが高まるため 過度の減量に注意すること ( 用法 用量に関連する使用上の注意 相互作用 副作用 及び 臨床成績 の項参照 ) ⑵~⑻ ( 省略 : 現行のとおり ) ⑼ 本剤の作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により 血糖コントロールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し ケトーシスがあらわれ ケトアシドーシスに至ることがある 著しい血糖の上昇を伴わない場合があるため 以下の点に留意すること ( 用法 用量に関連する使用上の注意 及び 副作用 の項参照 ) 1 ( 省略 : 現行のとおり ) 2 特に 1 型糖尿病患者 インスリン分泌能の低下 インスリン製剤の減量や中止 過度な糖質摂取制限 食事摂取不良 感染症 脱水を伴う場合にはケトアシドーシスを発現しやすいので 観察を十分に行うこと 3 患者に対し 以下の点を指導すること ケトアシドーシスの症状 ( 悪心 嘔吐 食欲減退 腹痛 過度な口渇 倦怠感 呼吸困難 意識障害等 ) ケトアシドーシスの症状が認められた場合には直ちに医療機関を受診すること 血糖値が高値でなくともケトアシドーシスが発現しうること 特に 1 型糖尿病患者に対しては 上記 3 点に加えて ケトアシドーシス発現リスクが高いことも説明すること ⑽~⑿ ( 省略 : 現行のとおり ) 2. 重要な基本的注意 ⑴ 本剤の使用にあたっては 患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作動薬と併用する場合 低血糖のリスクが増加するおそれがある インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作動薬と併用する場合には これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため これらの薬剤の減量を検討すること ( 相互作用 副作用 及び 臨床成績 の項参照 ) ⑵~⑻ ( 省略 ) ⑼ 本剤の作用機序である尿中グルコース排泄促進作用により 血糖コントロールが良好であっても脂肪酸代謝が亢進し ケトーシスがあらわれ ケトアシドーシスに至ることがある 著しい血糖の上昇を伴わない場合があるため 以下の点に留意すること ( 副作用 の項参照 ) 1 ( 省略 ) 2 特に インスリン分泌能の低下 インスリン製剤の減量や中止 過度な糖質摂取制限 食事摂取不良 感染症 脱水を伴う場合にはケトアシドーシスを発現しやすいので 観察を十分に行うこと 3 患者に対し ケトアシドーシスの症状 ( 悪心 嘔吐 食欲減退 腹痛 過度な口渇 倦怠感 呼吸困難 意識障害等 ) について説明するとともに これらの症状が認められた場合には直ちに医療機関を受診するよう指導すること ⑽~⑿ ( 省略 ) 4

改訂後 ( 下線部改訂 ) 改訂前 ( 点線部削除 ) 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 糖尿病用薬インスリン製剤スルホニルウレア剤チアゾリジン系薬剤ビグアナイド系薬剤 α- グルコシダーゼ阻害剤速効型インスリン分泌促進剤 GLP-1 受容体作動薬 DPP-4 阻害剤等 糖尿病用薬との併用時には 低血糖の発現に 注意すること 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作 動薬と併用する場合 低血糖のリスクが増加するおそれがある これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため これらの薬剤の 減量を検討すること ただし 1 型糖尿病患者においてインスリン製剤を減量する場合 ケトアシドーシス等のリスクが高まるため 過度の減量に注意すること 低血糖症状が認められた場合には 糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと α- グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合には ブドウ糖を投与すること ( 他の項省略 : 現行のとおり ) 糖尿病用薬 ( 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又はGLP-1 受容体作動薬 ) との併用時には 低血糖のリスクが増加するおそれがある 3. 相互作用併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等臨床症状 措置方法機序 危険因子 糖尿病用薬インスリン製剤スルホニルウレア剤チアゾリジン系薬剤ビグアナイド系薬剤 α- グルコシダーゼ阻害剤速効型インスリン分泌促進剤 GLP-1 受容体作動薬 DPP-4 阻害剤等 糖尿病用薬との併用時には 低血糖の発現に 注意すること 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又は GLP-1 受容体作 動薬と併用する場合 低血糖のリスクが増加するおそれがある これらの薬剤による低血糖のリスクを軽減するため これらの薬剤の 減量を検討すること 低血糖症状が認められた場合には 糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと α- グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合には ブドウ糖を投与すること ( 他の項省略 ) 糖尿病用薬 ( 特に インスリン製剤 スルホニルウレア剤 速効型インスリン分泌促進剤又はGLP-1 受容体作動薬 ) との併用時には 本剤の血糖コントロール改善により 低血糖のリス クが増加するおそれがある 改訂理由 1 型糖尿病のようなインスリン依存状態の患者では インスリン製剤を減量する場合 糖尿病性ケトアシドーシスが発現する可能性があることから 過度の減量に注意する旨を記載しました それに伴い 重要な基本的注意 の項にケトアシドーシスに関連する注意を記載しました 5

4. 副作用 の項の 副作用発生状況の概要 改訂内容 改訂後 ( 下線部改訂 ) 4. 副作用 2 型糖尿病承認時までの国内の臨床試験では 1,669 例中 549 例 (32.9%) に臨床検査値異常を含む副作用が認められた 主な副作用は頻尿 149 例 (8.9%) 口渇 71 例 (4.3%) 便秘 53 例 (3.2%) 尿中 β 2 ミクログロブリン増加 41 例 (2.5%) 体重減少 39 例 (2.3%) であった ( 承認時 :2014 年 1 月 ) 1 型糖尿病承認時までの国内の臨床試験では 201 例中 197 例 (98.0%) に臨床検査値異常を含む副作用が認められた 主な副作用は低血糖 196 例 (97.5%) 血中ケトン体増加 21 例 (10.4%) 体重減少 12 例 (6.0%) 膀胱炎 9 例 (4.5%) 頻尿 8 例 (4.0%) 口渇 7 例 (3.5%) ケトーシス 6 例 (3.0%) 陰部そう痒症 6 例 (3.0%) 便秘 6 例 (3.0%) 頭痛 4 例 (2.0%) 細菌尿 4 例 (2.0%) であった ( 効能 効果追加時 :2018 年 12 月 ) 改訂前 4. 副作用 承認時までの国内の臨床試験では 1,669 例中 549 例 (32.9%) に臨床検査値異常を含む副作用が認められた 主な副作用は頻尿 149 例 (8.9%) 口渇 71 例 (4.3%) 便秘 53 例 (3.2%) 尿中 β 2 ミクログロブリン増加 41 例 (2.5%) 体重減少 39 例 (2.3%) であった ( 承認時 :2014 年 1 月 ) 改訂理由 1 型糖尿病患者を対象とした承認時までの国内臨床試験成績 (201 例 ) に基づき 結果を記載しま した 5. 重大な副作用 及び その他の副作用 改訂内容 改訂後 ( 波線部頻度変更 ) ⑴ 重大な副作用 12 ( 省略 : 現行のとおり ) 3 脱水 (0.2%): 脱水があらわれることがあるので 適度な水分補給を行うよう指導し 観察を十分に行うこと 口渇 多尿 頻尿 血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には 休薬や補液等の適切な処置を行うこと 脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓 塞栓症等を発現した例が報告されているので 十分注意すること ( 重要な基本的注意 ⑻ 及び 高齢者への投与 の項参照 ) 4 ( 省略 : 現行のとおり ) 改訂前 ⑴ 重大な副作用 12 ( 省略 ) 3 脱水 ( 頻度不明 ): 脱水があらわれることがあるので 適度な水分補給を行うよう指導し 観察を十分に行うこと 口渇 多尿 頻尿 血圧低下等の症状があらわれ脱水が疑われる場合には 休薬や補液等の適切な処置を行うこと 脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓 塞栓症等を発現した例が報告されているので 十分注意すること ( 重要な基本的注意 ⑻ 及び 高齢者への投与 の項参照 ) 4 ( 省略 ) 6

改訂後 ( 下線部改訂 波線部頻度変更 ) ⑵ その他の副作用 5 % 以上 1 ~ 5 % 未満 1 % 未満 胃腸障害 便秘 下痢 胃炎 胃食道逆流性疾患 上腹部痛 腹部膨満 齲歯 悪心 肝胆道系障害 肝機能異常 脂肪肝 感染症 膀胱炎 鼻咽頭炎 外陰部 膣カンジダ症 細 菌尿 代謝及び栄養障害 筋骨格系及び結合組織障害 生殖系及び乳房障害 皮膚及び皮下組織注 2 ) 障害 臨床検査 陰部そう痒症 尿中 β 2 ミクログロブリン増加 血中ケトン体増加 ケトーシス 筋痙縮 湿疹 発疹 蕁麻疹 薬疹 そう痒症 尿中 β-n アセチル D グルコサミニダーゼ増加 尿潜血陽性 尿中アルブミン / クレアチニン比増加 尿中ケトン体陽性 尿中 α 1 ミクログロブリン増加 尿量増加 ( 他の項省略 : 現行のとおり ) 頻度不明 嘔吐 筋肉痛 背部痛 注 2) 投与初期に比較的多く発現していることから 投与後は十分な観察を行い 症状がみられた場合は投与を中止するなどし 必要に応じて皮膚科専門医と相談して適切な処置を行うこと ⑵ その他の副作用 5 % 以上 改訂前 1 ~ 5 % 未満 1 % 未満 胃腸障害 便秘 下痢 胃炎 胃食 道逆流性疾患 上 腹部痛 腹部膨満 肝胆道系障害 肝機能異常 感染症膀胱炎 鼻咽頭炎外陰部膣カンジダ症 筋骨格系及び結合組織障害 生殖系及び乳房障害 皮膚及び皮下組織注 2 ) 障害 臨床検査 尿中 β 2 ミクログロブリン増加 陰部そう痒症 湿疹 発疹 蕁麻疹 尿中 β-n アセチル D グルコサミニダーゼ増加 尿潜血陽性 尿中アルブミン / クレアチニン比増加 尿中ケトン体陽性 血中ケトン体増加 尿中 α 1 ミクログロブリン増加 ( 他の項省略 ) 頻度不明 悪心 嘔吐 筋肉痛 背部痛 そう痒症 注 2) 投与初期に比較的多く発現していることから 投与後は十分な観察を行い 症状がみられた場合は投与を中止するなどし 必要に応じて皮膚科専門医と相談して適切な処置を行うこと 改訂理由 2 型糖尿病患者を対象とした国内臨床試験 (1,669 例 ) 及び 1 型糖尿病患者を対象とした国内臨床試験 (201 例 ) の全 1,870 例の試験成績に基づき副作用の発現頻度を見直すとともに 既に添付文書に記載していた副作用に加え 上記国内臨床試験において 4 例 (0.2%) 以上認められた副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) を記載しました 承認時までの国内臨床試験における副作用発現状況については 9 ~11 頁をご参照ください 7

この改訂内容につきましては 日本製薬団体連合会発行の DRUG SAFETY UPDATE(DSU) 医薬品安全対策情報 No.277(2019 年 3 月発行予定 ) に掲載されます PMDAホームページ 医薬品に関する情報 (http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html) に最新添付文書並びにDSUが掲載されます 流通在庫の都合により 改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには日数を要しますので 今後のご使用に際しましては ここにご案内します改訂内容をご参照くださいますようお願い申し上げます なお 最新添付文書は アステラス製薬ホームページ Astellas Medical Net (https://amn.astellas.jp/) にてご覧いただけます 8

副作用一覧 2 型糖尿病の適応承認時 1 型糖尿病の適応追加承認時 合計 安全性解析対象例数 1,669 201 1,870 副作用発現例数 (%) 549(32.9) 197(98.0) 746(39.9) 副作用等の種類 血液およびリンパ系障害 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) 貧血 4(0.2) 1(0.5) 5(0.3) 溶血性貧血 1(0.1) - 1(0.1) 鉄欠乏性貧血 3(0.2) - 3(0.2) 心臓障害 急性心筋梗塞 1(0.1) - 1(0.1) 不安定狭心症 1(0.1) - 1(0.1) 不整脈 1(0.1) - 1(0.1) 心房細動 2(0.1) - 2(0.1) 心筋梗塞 1(0.1) - 1(0.1) 動悸 1(0.1) - 1(0.1) 心室性期外収縮 3(0.2) - 3(0.2) 耳および迷路障害 メニエール病 1(0.1) - 1(0.1) 乗物酔い - 1(0.5) 1(0.1) 回転性めまい 2(0.1) - 2(0.1) 頭位性回転性めまい 1(0.1) - 1(0.1) 突発性難聴 1(0.1) - 1(0.1) 眼障害 アレルギー性結膜炎 1(0.1) - 1(0.1) 糖尿病網膜症 6(0.4) - 6(0.3) 眼乾燥 - 2(1.0) 2(0.1) 眼瞼湿疹 1(0.1) - 1(0.1) 眼瞼浮腫 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 緑内障 1(0.1) - 1(0.1) 高眼圧症 1(0.1) - 1(0.1) 網膜変性 1(0.1) - 1(0.1) 網膜出血 1(0.1) - 1(0.1) 網膜静脈閉塞 1(0.1) - 1(0.1) 霧視 1(0.1) - 1(0.1) 硝子体浮遊物 1(0.1) - 1(0.1) 強膜出血 1(0.1) - 1(0.1) 結膜充血 1(0.1) - 1(0.1) 眼瞼そう痒症 - 1(0.5) 1(0.1) 胃腸障害 腹部不快感 - 1(0.5) 1(0.1) 腹部膨満 5(0.3) 1(0.5) 6(0.3) 腹痛 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 下腹部痛 1(0.1) - 1(0.1) 副作用等の種類 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) 上腹部痛 5(0.3) 1(0.5) 6(0.3) 慢性胃炎 2(0.1) - 2(0.1) 潰瘍性大腸炎 1(0.1) - 1(0.1) 便秘 53(3.2) 6(3.0) 59(3.2) 齲歯 3(0.2) 3(1.5) 6(0.3) 下痢 8(0.5) 2(1.0) 10(0.5) 十二指腸潰瘍 1(0.1) - 1(0.1) 消化不良 2(0.1) - 2(0.1) 嚥下障害 - 1(0.5) 1(0.1) 腸炎 1(0.1) - 1(0.1) 硬便 2(0.1) - 2(0.1) 鼓腸 1(0.1) - 1(0.1) 胃ポリープ - 1(0.5) 1(0.1) 胃潰瘍 1(0.1) - 1(0.1) 胃炎 3(0.2) 1(0.5) 4(0.2) びらん性胃炎 1(0.1) - 1(0.1) 胃食道逆流性疾患 5(0.3) - 5(0.3) 痔核 2(0.1) - 2(0.1) 口唇腫脹 1(0.1) - 1(0.1) 悪心 2(0.1) 2(1.0) 4(0.2) 口腔内不快感 1(0.1) - 1(0.1) 歯周病 - 1(0.5) 1(0.1) 直腸ポリープ 1(0.1) - 1(0.1) 流涎過多 1(0.1) - 1(0.1) 口内炎 1(0.1) - 1(0.1) 歯痛 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 上部消化管出血 1(0.1) - 1(0.1) 嘔吐 2(0.1) - 2(0.1) 排便障害 1(0.1) - 1(0.1) 大腸ポリープ 1(0.1) - 1(0.1) 痔出血 1(0.1) - 1(0.1) 口の感覚鈍麻 1(0.1) - 1(0.1) 一般 全身障害および投与部位の状態 無力症 1(0.1) - 1(0.1) 胸部不快感 3(0.2) - 3(0.2) 胸痛 1(0.1) - 1(0.1) 死亡 1(0.1) - 1(0.1) 異常感 4(0.2) - 4(0.2) 空腹 15(0.9) 1(0.5) 16(0.9) 9

副作用等の種類 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) 倦怠感 9(0.5) 1(0.5) 10(0.5) 末梢性浮腫 3(0.2) - 3(0.2) 疼痛 1(0.1) - 1(0.1) 発熱 - 2(1.0) 2(0.1) 口渇 71(4.3) 7(3.5) 78(4.2) 肝胆道系障害 肝機能異常 5(0.3) 2(1.0) 7(0.4) 脂肪肝 3(0.2) 1(0.5) 4(0.2) 胆嚢ポリープ 1(0.1) - 1(0.1) 感染症および寄生虫症 口角口唇炎 2(0.1) - 2(0.1) 細菌尿 1(0.1) 4(2.0) 5(0.3) カンジダ性亀頭炎 1(0.1) - 1(0.1) 膀胱炎 20(1.2) 9(4.5) 29(1.6) 胃腸炎 1(0.1) - 1(0.1) ウイルス性胃腸炎 1(0.1) - 1(0.1) 性器カンジダ症 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 陰部ヘルペス 1(0.1) - 1(0.1) 歯肉炎 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 帯状疱疹 1(0.1) - 1(0.1) インフルエンザ 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 鼻咽頭炎 6(0.4) 2(1.0) 8(0.4) 臍炎 1(0.1) - 1(0.1) 歯周炎 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 咽頭炎 1(0.1) - 1(0.1) 腎盂腎炎 2(0.1) - 2(0.1) 副鼻腔炎 1(0.1) - 1(0.1) 皮膚感染 - 1(0.5) 1(0.1) 皮下組織膿瘍 1(0.1) - 1(0.1) 扁桃炎 1(0.1) - 1(0.1) 尿道炎 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 尿路感染 3(0.2) - 3(0.2) 膣感染 - 1(0.5) 1(0.1) 外陰部炎 2(0.1) - 2(0.1) 外陰部膣カンジダ症 17(1.0) 1(0.5) 18(1.0) ヘリコバクター性胃炎 1(0.1) - 1(0.1) 無症候性細菌尿 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 真菌性性器感染 1(0.1) - 1(0.1) 細菌性膣炎 1(0.1) - 1(0.1) 傷害 中毒および処置合併症 歯牙破折 - 1(0.5) 1(0.1) 半月板損傷 - 1(0.5) 1(0.1) 臨床検査 アラニンアミノトランスフェラーゼ増加 3(0.2) - 3(0.2) アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 3(0.2) - 3(0.2) 副作用等の種類 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) β 2 ミクログロブリン増加 1(0.1) 2(1.0) 3(0.2) 尿中 β 2 ミクログロブリン増加 41(2.5) - 41(2.2) β-n アセチル D グルコサミニダーゼ増加 5(0.3) - 5(0.3) 血中コレステロール増加 - 1(0.5) 1(0.1) 血中クレアチンホスホキナーゼ増加 - 1(0.5) 1(0.1) 血中クレアチニン増加 3(0.2) - 3(0.2) 血中副甲状腺ホルモン増加 1(0.1) - 1(0.1) 血中カリウム増加 3(0.2) - 3(0.2) 血圧低下 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 血中尿酸増加 3(0.2) - 3(0.2) 心電図 T 波逆転 1(0.1) - 1(0.1) 好酸球数増加 2(0.1) - 2(0.1) ヘマトクリット増加 1(0.1) - 1(0.1) 尿中血陽性 5(0.3) - 5(0.3) ヘモグロビン増加 1(0.1) - 1(0.1) 肝機能検査異常 1(0.1) - 1(0.1) 低比重リポ蛋白増加 - 1(0.5) 1(0.1) 前立腺特異性抗原増加 1(0.1) - 1(0.1) 赤血球数増加 2(0.1) - 2(0.1) 尿中赤血球陽性 1(0.1) - 1(0.1) 体重減少 39(2.3) 12(6.0) 51(2.7) 白血球数増加 1(0.1) - 1(0.1) 尿中白血球陽性 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 血中リン増加 1(0.1) - 1(0.1) 尿中蛋白陽性 3(0.2) - 3(0.2) 尿中アルブミン / クレアチニン比増加 12(0.7) - 12(0.6) 血中ケトン体増加 4(0.2) 21(10.4) 25(1.3) 尿中ケトン体陽性 7(0.4) 3(1.5) 10(0.5) 細菌検査陽性 3(0.2) - 3(0.2) 尿量増加 1(0.1) 3(1.5) 4(0.2) 肝酵素上昇 1(0.1) - 1(0.1) 血液検査異常 2(0.1) - 2(0.1) 便潜血陽性 1(0.1) - 1(0.1) α 1 ミクログロブリン増加 8(0.5) - 8(0.4) 代謝および栄養障害 脱水 3(0.2) 1(0.5) 4(0.2) 糖尿病 1(0.1) - 1(0.1) 痛風 1(0.1) - 1(0.1) 高尿酸血症 - 1(0.5) 1(0.1) 低血糖 9(0.5) 196(97.5) 205(11.0) 無自覚性低血糖 1(0.1) - 1(0.1) 食欲亢進 3(0.2) - 3(0.2) ケトーシス - 6(3.0) 6(0.3) 体重変動 1(0.1) - 1(0.1) 食欲減退 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 10

副作用等の種類 筋骨格系および結合組織障害 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) 関節炎 2(0.1) - 2(0.1) 背部痛 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 骨痛 1(0.1) - 1(0.1) 頚部脊柱管狭窄症 1(0.1) - 1(0.1) 筋痙縮 3(0.2) 2(1.0) 5(0.3) 筋肉痛 2(0.1) - 2(0.1) 四肢痛 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 関節リウマチ - 1(0.5) 1(0.1) 変形性脊椎症 1(0.1) - 1(0.1) 腱鞘炎 1(0.1) - 1(0.1) 筋肉疲労 1(0.1) - 1(0.1) 良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 結腸癌 1(0.1) - 1(0.1) 子宮癌 1(0.1) - 1(0.1) 前立腺癌 1(0.1) - 1(0.1) 直腸新生物 1(0.1) - 1(0.1) 神経系障害 脳梗塞 2(0.1) - 2(0.1) 糖尿病性ニューロパチー 5(0.3) - 5(0.3) 浮動性めまい 12(0.7) - 12(0.6) 体位性めまい 4(0.2) - 4(0.2) 顔面麻痺 1(0.1) - 1(0.1) 頭痛 7(0.4) 4(2.0) 11(0.6) 感覚鈍麻 7(0.4) 3(1.5) 10(0.5) 片頭痛 1(0.1) - 1(0.1) 一過性脳虚血発作 1(0.1) - 1(0.1) 振戦 4(0.2) - 4(0.2) 精神障害 不眠症 2(0.1) - 2(0.1) 適応障害 1(0.1) - 1(0.1) 腎および尿路障害 排尿困難 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 血尿 2(0.1) - 2(0.1) 水腎症 2(0.1) - 2(0.1) 緊張性膀胱 2(0.1) - 2(0.1) ケトン尿 - 3(1.5) 3(0.2) 腎結石症 4(0.2) - 4(0.2) 夜間頻尿 4(0.2) - 4(0.2) 頻尿 145(8.7) 8(4.0) 153(8.2) 多尿 31(1.9) 1(0.5) 32(1.7) 腎障害 1(0.1) - 1(0.1) 尿失禁 2(0.1) - 2(0.1) 副作用等の種類 2 型糖尿病の適応 1 型糖尿病の適応追加 合計 (%) 承認時 (%) 承認時 (%) 尿閉 - 2(1.0) 2(0.1) 糖尿病性腎症 - 1(0.5) 1(0.1) 尿管結石症 6(0.4) - 6(0.3) 生殖系および乳房障害 萎縮性外陰膣炎 1(0.1) - 1(0.1) 子宮内膜症 - 1(0.5) 1(0.1) 女性化乳房 1(0.1) - 1(0.1) 閉経期症状 1(0.1) - 1(0.1) 不規則月経 - 1(0.5) 1(0.1) 前立腺炎 2(0.1) - 2(0.1) 陰部そう痒症 15(0.9) 6(3.0) 21(1.1) びらん性亀頭炎 1(0.1) - 1(0.1) 外陰膣そう痒症 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 前立腺石灰化 1(0.1) - 1(0.1) 性器不快感 1(0.1) - 1(0.1) 呼吸器 胸郭および縦隔障害 鼻出血 1(0.1) - 1(0.1) 上気道の炎症 5(0.3) 1(0.5) 6(0.3) 口腔咽頭痛 1(0.1) 1(0.5) 2(0.1) 皮膚および皮下組織障害 ざ瘡 1(0.1) - 1(0.1) 脱毛症 2(0.1) - 2(0.1) 冷汗 4(0.2) - 4(0.2) 皮膚炎 2(0.1) 1(0.5) 3(0.2) 接触性皮膚炎 - 1(0.5) 1(0.1) 薬疹 3(0.2) 1(0.5) 4(0.2) 異汗性湿疹 1(0.1) - 1(0.1) 湿疹 14(0.8) 2(1.0) 16(0.9) 皮脂欠乏性湿疹 2(0.1) - 2(0.1) 掌蹠角皮症 - 1(0.5) 1(0.1) 丘疹 - 1(0.5) 1(0.1) そう痒症 3(0.2) 1(0.5) 4(0.2) 膿疱性乾癬 1(0.1) - 1(0.1) 発疹 9(0.5) 1(0.5) 10(0.5) 蕁麻疹 6(0.4) 2(1.0) 8(0.4) 全身紅斑 1(0.1) - 1(0.1) 全身性そう痒症 1(0.1) - 1(0.1) 中毒性皮疹 1(0.1) - 1(0.1) 血管障害 高血圧 5(0.3) - 5(0.3) 起立性低血圧 1(0.1) - 1(0.1) ほてり 1(0.1) - 1(0.1) ( 注 )MedDRA/J(ICH 国際医薬用語集日本語版 )Ver.19.0 で作成 各副作用名は PT( 基本語 ) で示した 11

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