第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

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イ乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ, それを乗法九九を構成したり計算の確かめをしたりすることに生かすこと ウ乗法九九について知り,1 位数と1 位数との乗法の計算が確実にできること また, 内容 D 数量関係 (2) 乗法が用いられる場面を式に表したり, 式を読み取ったりすることができるようにす

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の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

単元名 算数第 2 学年安芸太田町立加計小学校指導者田尾佐智恵 かけ算 (2) ( 九九をつくろう ) 本単元で育成する資質 能力 伝え合う力 1 日時平成 29 年 1 月 19 日 ( 水 )5 校時 2 学年第 2 学年男子 7 名女子 15 名計 22 名 3 単元名 かけ算(2) 九九をつ

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2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

Taro-安代小3学年算数指導案

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

(3) 指導観本単元は学習指導要領 A(3) 乗法についての理解を深め その計算が確実にできるようにし それを適切に用いる能力を伸ばす ア 2 位数や3 位数に1 位数や2 位数をかける乗法の計算のしかたを考え それらの計算が乗法九九などの基本的な計算を基にしてできることを理解すること またその筆算

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第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

第4学年算数科学習指導案

< 教材の関連と発展 > (3) 指導について児童は かけ算 という言葉は知っている しかしながら 意味については ほとんど理解できていない 単元導入の遊園地のイラストから 同じ数のまとまり に着目させ かけ算を使う場面の理解を図る また 具体物や半具体物の操作や図などを使って乗法の意味理解を深める

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

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Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

国語科学習指導案様式(案)

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

○数学科 2年 連立方程式

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 30 年 9 月 19 日 ( 水 )2 校時 名護市立大宮小学校 4 年 5 組 男子 17 名女子 13 名 計 30 名 授業者 嶺井 政次 年間指導計画の位置づけ 4 学年 9 月計画 1 単元名 2けたでわるわり算の筆算 ( 啓林館 ) 2 単元目標 2

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第 3 学年算数科学習指導案 江戸川区立清新第一小学校しっかり ( 標準 ) コース 3 年授業者齋藤睦美 1. 単元名考える力をのばそう 間の数に目をつけて 2. 単元の目標問題を解決することを通して, 本数と間の数のきまりを見つけることの大切さや関数的な見方のよさに気付く 3. 単元の評価規準ア

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

★数学学習指導案最終(知的障害)

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5 単元について 第 1 学年では これまで数の意味と表し方について いくつといくつ において 1 つの数を合成や分解により構成的にみることを学習してきた また 10 よりおおきいかず において 十いくつ を 10 といくつ ととらえる学習をしてきた このような見方は 繰り下がりのある減法の計算の仕

単位量あたりの大きさ

Microsoft Word - 201hyouka-tangen-1.doc

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

第5学年  算数科学習指導案

2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

○学部 ○○科 学習指導案

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単元名 算数科たけのこ学級竹原市立竹原小学校指導者亀井貴司 本単元で育成する資質 能力 かずとすうじ (1 年生 ) けい算のじゅんじょ (2 年生 ) かくれたかず (3 年生 ) 課題発見 解決力, 協働する力 1 日時 平成 30 年 10 月 5 日 ( 金 ) 第 5 校時 2 学年 たけ

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

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算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

基礎と活用 ( 正答率 ) 基礎 活用 基礎 活用 本市小 ( 前年度比 ) (-0.6) (-1.9) 全国比 観点別 ( 正答率 ) 観点 意欲 態度 考え方 技能 知識 理解 本市小 ( 前年度比 ) 67.5 (-0.9) 70.2 (-1.) 7.5

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

第5学年2組 国語科学習指導案

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(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

指導案 5年 算数

小学校特別支援 ( 平成 25 年度 )3 特別支援学級算数科学習指導案 1 題材名 かけ算を使って, 買い物をしよう! 2 題材の目標乗法や加法の意味について理解し, それらを実際の買い物の場面で用いることができる 3 題材の評価規準 児童関心 意欲 態度数学的な考え方技能知識 理解 A B C

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Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

2 単元名分数 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 分数の意味とその表し方について理解するとともに 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すときに分数を用いることができる (2) 評価規準 分数を用いると 整数で表せない端数部分の大きさや等分してできる大きさなどを表すことが でき

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

4 全体計画 (22 時間 ) 主な学習活動時数教師のかかわり評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 乗法の意味や式について理解 5 乗法のよさに気付くことができるよう 技能 する に, 同じ数ずつ乗っている乗り物の人 乗法が用いられる場面を式 同じ人数ずつ乗っている乗り数を調べるための拡大図を活用し

自分の考えを構築できるような手立てを講じる必要があ最終的には 相手意識を持って自分の考え を他者にわかりやすく説明できる児童を育成していかなければならないと考え 本単元を学習するにあたり レディネステストとアンケート調査を実施したところ 以下のような結 果となった レディネステスト (H.0.9 実

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座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

2、協同的探究学習について

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

○学部 ○○科 学習指導案

s_052小4算数「面積のはかり方と表し方」北総

自己紹介をしよう

学年 :2 年単元名 :2. たし算のひっ算 -たし算のしかたを考えよう 1. 単元目標 :( 全 10 時間 ) 2 位数の加法の筆算の仕方について理解し 確実にできるようにするとともに それを用いる能力を伸ばし 加法についての理解を深める 考 表 動作化や図にかいて演算決定しようとする 既習事項

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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1 数直線(線分図)とは

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平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

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第6学年 算数科学習指導案

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第6学年2組 算数科 学習指導案

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

解答類型

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

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中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

Transcription:

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2 単元の指導目標 乗法についての理解を深め 計算が確実にできるようにし 適切に用いる能力を伸ばす 3 評価の観点からみた単元の目標と単元の評価規準ア算数へのイ数学的な考え方関心 意欲 態度 乗法の筆算のよさが分かり 進んで用いようとしている 目標 単元の評価規準 2 位数や 3 位数に 1 位数をかける乗法の計算の仕方を考えたり 計算を活用したりすることの楽しさやよさに気付いている 2 位数や 3 位数に 1 位数をかける乗法の計算の仕方を具体物や図 式を用いて表現して考えている 2 位数や 3 位数に 1 位数をかける乗法の計算の仕方を考えている 乗法に関して成り立つ性質を調べ それを計算の仕方を考えたり計算の確かめをしたりすることに生かしている ウ数量や図形についての技能 2 位数や3 位数に1 位数をかける乗法の計算を筆算でできる 2 位数や 3 位数に 1 位数をかける乗法の計算が確実にできる 2 位数と 1 位数との乗法の答えを暗算で求めることができる エ数量や図形についての知識 理解 2 位数や3 位数に1 位数をかける乗法の計算の筆算の仕方や乗法の計算が乗法九九などの基本的な計算をもとにしてできていることを理解している 2 位数や3 位数に1 位数をかける乗法の計算が乗法九九などの基本的な計算を基にしてできることを理解している 2 位数や3 位数に1 位数をかける乗法の筆算の仕方について理解している 4 指導観 (1) 単元観本単元で扱う乗法の学習は 学習指導要領には以下のように位置付けられている 第 3 学年の目標 (3) 乗法についての理解を深め その計算が確実にできるようにし それを適切に用いる能力を伸ばす A(3) 乗法 (3) 乗法についての理解を深め その計算が確実にできるようにし それを適切に用いる能力を伸ばす ア 2 位数や3 位数に1 位数や2 位数をかける乗法の計算の仕方を考え それらの計算が乗法九九などの基本的な計算を基にしてできることを理解すること また その筆算の仕方について理解すること イ乗法の計算が確実にでき それを適切に用いること ウ乗法に関して成り立つ性質を調べ それを計算の仕方を考えたり計算の確かめをしたりすることに生かすこと

乗法については 第 2 学年で乗法九九を知り (1 位数 ) (1 位数 ) が確実になっているといってよい また 1かけ算 の単元で乗数や被乗数が 0 10の乗法と乗法に関して成り立つ性質及び結合法則を理解している 本単元では まず 被乗数が何十 何百になっても乗法の意味は (1つ分の大きさ) ( いくつ分 ) になることを理解させる これは 児童にとってあまり抵抗がないと考えられる 計算方法についてもお金の模型を用いることで 十円玉がいくつ分 百円玉がいくつ分と考えることができる このことは 被乗数が2 位数になっても活用できる ただ 被乗数が2 位数のために 計算方法が分からないことから 乗法の式でよいのかという不安をもつ児童もいるので立式にあたっては言葉の式などをもとにしながらていねいに指導したい 1 何十 何百のかけ算 では 乗法の性質を ( 何十 ) (1 位数 ) ( 何百 ) (1 位数 ) の意味理解や乗法の場面に活用させて問題解決を図り 乗法九九を活用するよさを味わわせていきたい 2(2けた ) (1けた) の計算 では 計算方法については かけ算九九を使って計算できないか という課題意識を児童にもたせたい そのことによって 9より大きい乗法九九はないので被乗数を分解するという必然性が生まれるのである その上で (2 位数 ) (1 位数 ) の計算は被乗数を十の位と一の位とに分けて計算するとどんな数でも計算できることを発見的にとらえさせるのである 筆算については本単元で初めてその形式を指導することになるので 形式的な指導に終わることなく なぜその形式が成り立つのかを 計算の仕組みと十分対比させながら指導し 理解を図っていく必要がある この時期に形式化とその意味について対比させて考えることの大切さを意識付けておくことは 算数は形式化を求めていく学習で しかも形式には必ず意味があるものとしてとらえ 既習事項を生かして新しい問題を解いてみようとする態度や 分からなくなったときに意味に立ち返って考えるという態度を形成する素地を作ることになる 3(3けた ) (1けた) の計算 では (2 位数 ) (1 位数 ) の計算方法をそのまま適用して計算方法を児童自身で考えさせたい さらに その方法を分かりやすく絵や図などを用いて発表できるようにし (2 位数 ) (1 位数 ) で考えた方法をうまく生かして説明できるか ( 表せるか ) に主眼をおいて指導する 4 暗算 では (2 位数 ) (1 位数 ) の暗算を扱う 被乗数を十の位と一の位に分けて 念頭で計算する経験をさせる ( レディネステストの結果 ) (2) 児童観 1かけ算九九 (15 問 ) 乗法の筆算は3 年生で初めて学習をする内容であ 習熟している 46 名るが 家庭学習ですでに学習している児童もおり 1,2 問のミスあり 9 名 かけ算の筆算 の学習を楽しみにしている児童も 習熟不十分 2 名多い 21 箱におまんじゅうが6こ入っています 現在の3 年生 (57 名 ) を対象にレディネステスト 3 箱買うと おまんじゅうは全部で何こある ( かけ算九九を ) を7 月 2 日に実施した 結果は右記でしょうか の通りである かけ算九九は 8 割の児童が習熟して 正答 55 名 誤答 2 名いる 習熟不十分の児童には 具体物や九九表を活用 312 4の計算の仕方 (5 月に既習 ) しながら個別指導が必要だと考える 九九で求める13 被乗数を分ける18 協同的探究学習については 昨年度の5 月から取り組 累加 8 絵や図 11 んできた 算数の専門用語を使って分かり 誤答 19 無回答 3 やすく説明できる児童は少ないが 自分の考えを一生懸命に表現しようとする児童は増えた また 自分の考えを説明する中で さんの考えと~が似ていて と関連付けをする児童も出てきた 一方で 自分の考えをもつことができてもなかなか前で発表できない児童や学習内容の理解に時間を要する児童も多く 個人差が大きい 協同的探究学習 2 年目ということもあり 今年度はさらに自分の考えを表現できる児童を増やしたいと考えている

5 単元の関連第 2 学年 乗法の意味 2,5,3,4 の段の九九の構成と習熟 第 3 学年 乗法のきまり ( 交換 結合 分配法則 0の乗法 10の乗法 第 4 学年 万 億 兆を単位とした乗法 除法の計算 積 商の用語 10 かけ算 (1) 1 かけ算 1 大きい数 6,7,8,9,1 の段の九九の構成と習熟 11 かけ算 (2) 九九のきまり 12 かけ算 (3) 12 4 の計算のしかた 2 計算のしかたを考えよう ( 何十 何百 ) (1 位数 ) 乗法の筆算形式 (2,3 位数 ) (1 位数 ) (2 位数 ) (1 位数 ) の暗算 8 かけ算の筆算 (2,3 位数 ) (2 位数 ) 14 2けたのかけ算 大きい数の乗法 除法の 計算 11 式と計算 6 単元の指導計画と評価計画 ( 全 14 時間扱い ) 第 1 時から第 7 時までを均等割とし 第 8 時より第 14 時までを習熟度別学習とする 時間学習活動評価 関 考 技 知 1 40 3の計算の仕方を考え 発表する ( 協同的探究学習 1) 考 既習事項を活用して 40 3の答えを見付ける方法を考えている 技 10のまとまりに着目して 答えを求めることができる 2 200 6の計算の仕方を考え 発表する 考 既習事項を活用して 20 0 6の答えを見付ける方法を考えている 技 100のまとまりに着目して 答えを求めることができる 3 21 3の計算の仕方を考え 発表する ( 協同的探究学習 2) 考 既習事項を活用して 21 3の答えを見付ける方法を考本時えている 4 位ごとに分けてかける方法と結びつけながら 乗法の筆算のしかたを知る 繰り上がりのない乗法の筆算 (2 位数 1 位数 ) の練習に取り組む 5 (2 位数 ) (1 位数 ) で繰り上がりのある乗法の筆算の仕方を考え 発表する 繰り上がった数をどのように処理すればよいか話し合う 繰り上がりのある筆算形式についてまとめる 知 筆算形式の仕組みを理解している 関 筆算のよさに気付き 進んで活用しようとしている 技 繰り上がりのない(2 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 考 繰り上がった数の処理を既習事項を活用して考え 表現している 技 繰り上がりのある(2 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる

6 46 7 の筆算の仕方を考える 繰り上がった数をどのように処理をすればよいかを話し合い まとめる 技 部分積同士の和でも繰り上がる (2 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 7 練習に取り組み 既習事項の理解を深める 技 乗法の筆算を活用して (2 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 8 213 3の計算の仕方を考え 発表する ( 協同的探究学習 3) 考 既習事項を活用して213 3の答えを見付ける方法を考えている 9 位ごとに分けてかける方法と結びつけながら 筆算の仕方をまとめる 繰り上がりのない乗法の筆算 (3 位数 1 位数 ) の練習に取り組む 10 (3 位数 ) (1 位数 ) で繰り上がりのある乗法の筆算の仕方を考え 発表する 繰り上がった数をどのように処理すればよいか話し合う 繰り上がりのある筆算形式についてまとめる 知 (3 位数 ) (1 位数 ) の筆算の仕方を理解している 技 繰り上がりのない(3 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 考 繰り上がった数の処理を既習事項を活用して考え 表現している 技 繰り上がりのある(3 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 11 (3 位数 ) (1 位数 ) で被乗数に 0 のある計算の仕方を考える 考 被乗数に 0 が含まれている (3 位数 ) (1 位数 ) の筆算の仕方について考えている 技 被乗数に 0 が含まれている (3 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる 12 24 3 の暗算の仕方について考え 発表する ( 協同的探究学習 4) 考 (2 位数 ) (1 位数 ) の暗算の仕方について考えている 13 練習に取り組み 既習事項の理解を深める 技 乗法の筆算を活用して (2 3 位数 ) (1 位数 ) やの筆算ができる 14 力だめしに取り組み 既習事項の確かめをする 技 乗法の筆算を活用して (2 3 位数 ) (1 位数 ) の筆算ができる

7 本時の学習 1 本時の学習のねらい 21 3の答えの求め方を考える 2 本時の展開 指導事項 学習活動 評価 支援 留意点 1 本時の課題をとらえるこ 課 と 1まい21 円の色画用紙を3まい買いました 代金 題 は全部で何円になりますか 把 握 T: 式はどうなりますか C:21 3です これまでの学習を生かして 21 3の答えの見つけ方を考えよう ねらいに迫る手立て 1 導入問題の設定 活用する力課題をとらえる力 個別探究 1 2 自力解決をすること 答えの見つけ方を考える 2 自力解決 既習事 時間の設定 項を用 予想される児童の考え ( 個別探究 ) い 解決 1 2 3 21が3つだから3 回 21 円を 20 円と1 円に分けて 足せばよい 20 3=60 1 3=3 21+21+21=63 絵をかいて数える 答え 63 円 60+3=63 答え 63 円 答え 63 円 4 21 は 7+7+7 だから7 3と7 3と7 3を足せばよい 答え 63 円 5 6 21 を 10 と 10 と 1 に分けて かけ算九九で考える 3 9=27 ひとつの考えだけではなく 10 3=30 3 10=30 他の考え方もないかを考えワー 10 3=30 3 14=42 3 15=45 3 19=57 3 20=60 クシートに表現する 1 3=3 3 11=33 3 16=48 3 21=63 30+30+3=63 3 12=36 3 17=51 3 13=39 3 18=54 答え 63 円答え 63 円 を図る力 ) 活用する既習事項かけ算たし算 自らの表現をノートに 記入させる 机間指導をして 考え方の類型や活動の様子をしっかりつかんでおく すでに求め方をひとつ 見付けた児童に対しては 他にも求め方を考えさせ る 関 21 3 答えの求め方を進んで考えようとして

いる 考 21 3 の答えの求 め方を考えている 3 それぞれの考えを発表し 検討すること 自分の考えを発表する 自分の考えと似ているところを探しながら意見を聞く 発表の際には自分の考えと似ている点や違う点 3 集団検討 の組織 それぞれの考 1 21 が 3 つと考えて 21+ 21+21 をしました 答えは 63 円です を意識して聞かせる 考 21 3の答えの求め方を考え 説明することが ( 協同探究 ) え方の共通点や差異 協同探究 2 21 を 20 と 1 に分けて考えました 20 3=60 で 1 3=3 で 60 と 3 を足すと 63 です 答えは 63 円です できる 点を考える力 3 絵をかいて数えてみると 6 3 円ありました 4 21 は 7+7+7 だから 7 3 と 7 3 と 7 3 を足します 21+21+2 1=63 なので 答えは 6 3 円です 5 21 を 10 と 10 と 1 に分けて考えました 10 3=30 10 3=30 1 3=3 になります 30+30+3=63 で 答えは 63 円です 4 関連付けをすること 6 かけ算九九で考えました 3 9=27 だから 3 の段を使って答えを 3 ずつ足していくと 3 21=63 になります 答えは 63 円です それぞれの考え方で似ている ところを発表する 1 2 4 5 6 は最後にたし算をしています 2 4 5 は 21 を分けて考えています 個 5 展開問題を解き まとめ 32 3 の答えの求め方を考 学んだ方法を使って 展 4 展開問題 学んだ 別 をすること える 開問題を解かせる の設定 方法を 探 活用す 究 る力 2 8 授業観察の視点 1 導入問題は多様な考えを引き出すための内容 数値が設定されていたか 2 協同探究を通して 児童の思考は深まったか ( 展開問題での児童の解法などから ) 3 展開問題は 学んだ方法を自由に活用して取り組める数値が設定されていたか