企業年金制度改正ブロック説明会

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1 25-61 第 29 号 平成 25 年 9 月 9 日 団体年金事業部 厚生年金基金制度の見直しについて ( 企業年金制度改正説明会資料の要点 : その 3) 平成 25 年 8 月 30 日に厚生労働省より厚生年金基金の制度改正に関する FAQ 寄せられたご質問と現 時点の考え方 < 追補版その 2> が公表されました また 生命保険協会より厚生労働省に照会してい た事項についてもその回答を受領しました 別紙のとおり 平成 25 年 8 月 23 日付年金通信 厚生年金基金制度の見直しについて ( 企業年 金制度改正説明会資料の要点 : その 2) に新たな情報を付加しましたので ご連絡いたします 今月中には 政省令 ( 案 ) が公表される予定とされておりますが 当社としましては引続き 今後の 動向等を注視しつつ 厚生年金基金制度の運営に携わる皆様を全力でサポートしていく所存です 以上 照会先 : 指定 ( 担当 ) 年金数理人

2 厚生年金基金制度の見直しについて ( 企業年金制度改正説明会資料の要点 : その 3) 本資料は 平成 25 年 7 月 26 日 ~8 月 5 日にかけて開催された 企業年金制度改正ブロック説明会 の資料及び厚生労働省 HP に掲載された Q&A 寄せられたご質問と現時点の考え方 ( 追補版その 2 まで ) 及び生命保険協会が厚生労働省より得た情報をもとに当社の解釈を含めその要点を纏めたものです 具体的には 8 月 23 日付年金通信 厚生年金基金制度の見直しについて ( 企業年金制度改正説明会資料の要点 : その 2) に その後新たに判明した情報を緑字下線にて加えて作成しております 内容としては現時点で確定しているものでなく 今後 更なる検討が進められることになっております 従って 今後の政省令 通知確定により最終的な取扱いと異なることも十分想定されるため あくまでもご参考としてご活用願います 平成 2 5 年 9 月第一生命保険株式会社団体年金事業部

3 目次 1 平成 25 年改正法施行までの主な予定 2 平成 25 年改正法および法施行関係の政省令等について 3 政省令の内容骨子 4 今後の予定 政省令の骨子など 厚生年金基金制度見直しに関する全体像に関する内容が 示されました 解散認可申請及び特例解散適用申請の申請日と適用法令の関係 5 最低責任準備金の算定方法 6~8 特例解散 ( 納付額特例 ) に係る返還額 9 特例解散に係る要件 10~11 清算型基金の指定の要件 12 今後の財政運営 13~19 最低責任準備金の算定に関するより具体的な内容 特例解散 清算型基金に関するより具体的な要件が示されました 今後の財政運営の考え方 基本的な内容が新たに示されました 移行支援 20~24 移行支援について一部新たな内容が示されました 選択一時金 脱退一時金の停止 25 その他主な Q&A 26~41 選択一時金 脱退一時金の停止についてのコメントが示されました Q&A の情報については 資料中に挿入する形で反映していますが 加え切れなかったものをここで纏めて掲載しました

4 平成 25 年改正法施行までの主な予定 2 6 月 19 日可決 26 日公布された平成 25 年改正法の施行日 ( 平成 26 年 4 月 1 日 ) までの主な予定 H H 施行 法令等 改正法成立 9 月中の公表となる見通しです 政省令 告示 通知等の概要提示 ( 意見募集 ) 政省令 告示公布 通知改正 解散等 特例解散マニュアル地方厚生局意見募集 解散要件通知改正 (10/1 施行 ) 特例解散マニュアル通知 特例解散認可等 説明会等 企業年金制度改正ブロック説明会 第三者委員会設置 基金様 総幹事連絡会 決算報告 決算代議員会 決算報告書 予算説明会 予算代議員会 規約変更 決算説明会 平成 24 年度決算に基づく指定基金は指定されません 継続的なご検討

5 平成 25 年改正法および法施行関係の政省令等について 3 厚生年金基金に関する法冷等の体系のイメージ 改正前 改正後 厚生年金保険法 一部改正 厚生年金保険法 ( 基金に関する記載は削除 ) 制定 平成 25 年改正法 ( 附則に存続基金に関する記載 ) 厚生年金基金令 廃止 厚生年金基金規則 廃止 制定 平成 25 年改正法に係る政令 (2 本程度 ) 制定 平成 25 年改正法に係る省令 (2 本程度 ) 告示 原則全て廃止 整理統合 告示 通知 一部改正 通知

6 政省令の内容骨子 4 政省令の内容骨子 政令 最低責任準備金 ( 通常 ) 最低責任準備金 ( 特例額 ) の算出方法前納額の基準特例解散 ( 納付額特例の認定 納付計画の承認 ) の要件清算型基金の指定の要件残余財産の中小企業退職金共済制度への移換 ( 掛金納付月数の通算に係る額 通算月数等 ) 存続連合会に係る段階的な代行返上の基準関係政令の整備 ( 基金令の廃止 DB 政令 税関係政令等の改正 ) その他経過措置に関する技術的な措置 省令 自主解散型納付計画 清算型納付計画 清算計画の記載事項特例解散 ( 納付額特例の認定 納付計画の承認 ) の要件清算型基金の指定の要件特例解散 ( 納付額特例の認定 ) の申請手続等の手続的規定の整備残余財産の中小企業退職金共済制度への移換関係自主解散型基金等の公表事項 ( 被共済者の持分を算定する方法等 ) キャッシュバランスプラン 償却期間の延長 簡易型 DB の創設 (DB 規則 ) 関係省令の整備 (DB 規則等の改正 ) その他経過措置に関する技術的な措置 告示 通知 説明会資料 制度改正に伴う解散手続きの見直しについて 財政運営等について に記載の事項など

7 解散認可申請及び特例解散適用申請の申請日と適用法令の関係 5 解散認可申請及び特例解散適用申請の申請日と適用法令の関係 申請日 ( 申請書の年月日 ) 平成 25 年 9 月 30 日まで 平成 25 年 10 月 1 日から平成 26 年 3 月 31 日まで 平成 26 年 4 月 1 日以降 解散認可申請 議決要件 3/4 同意要件 3/4 理由要件 必要 ( 現行通知 ) 議決要件 3/4 同意要件 2/3 理由要件 不要 ( 改正通知 ) 議決要件 2/3 同意要件 2/3 理由要件 不要 ( 改正通知 ) 事前協議の簡略化 ( 設立事業所の経営状況等の資料不要 ) 当面は 8/13 付事務連絡に基づく対応 労働組合の同意条件については現行通り 納付猶予特例現行法 (5 年 ( 最長 10 年 )) 改正法 (5 年 ( 最長 10 年 )) 納付計画変更申請現行法 ( 最長 15 年 ) 改正法 ( 最長 30 年 遡及適用あり ) 認定日 平成 26 年 3 月 31 日まで 平成 26 年 4 月 1 日以降 納付額特例現行法改正法

8 最低責任準備金の算定方法 多くの採用可能な方法が示されましたが 7 号方式は過去に採用実績もなく実務負担が大きいため現実的でないと思料します また みなし 7 号方式については 現段階ではその詳細は示されておりません 6 最低責任準備金の算定方法について 代行給付費 期ずれの補正の観点で見直しを実施 算定方法の見直しに伴う最低責任準備金の変動により予定していた解散等が困難とならないよう 現行基準の選択も可能とする予定 結果 複数通りの最低責任準備金から実際に使用する額を原則として認可申請時までに選択することとなる 最低責任準備金の算定方法に選択肢を設けるのは 施行後 5 年間の特例措置として 基本的には解散 代行返上時を想定 対象 期ずれ 転がし起点 代行給付費 1 有 H 号方式 2 有 H11.9 みなし7 号方式 3 代行返上 有 H11.9 年齢階級別係数 4 通常解散 有 H11.9 一律 特例解散 無 H 号方式 6 ( 納付計画 ) 無 H11.9 みなし7 号方式 7 無 H11.9 年齢階級別係数 8 無 H11.9 一律 有 設立時 7 号方式 10 特例解散 有 設立時 みなし7 号方式 11 ( 納付額 ) 有 設立時 年齢階級別係数 12 資産との丈比べ有設立時一律 あり ( 当該最 13 低責準よりも純無設立時 7 号方式 14 資産が大きい場合は純資産全 無 設立時 みなし7 号方式 15 額を返還 ) 無 設立時 年齢階級別係数 16 無 設立時 一律 代行給付費の簡便計算に用いる係数の補正改正後は 受給者の年齢区分に応じて 3 段階 (65 歳未満 : 歳以上 75 歳未満 : 歳以上 : 1.0) で設定 平成 17 年 4 月まで遡及可現行基準の一律 は 5 年間の時限措置として選択が可能 みなし 7 号方式の導入 平成 11 年 10 月まで遡及可現行の 7 号方式に加え みなし 7 号方式が新たに設定 7 号方式 本体と全く同じ停止をした場合の給付費 みなし 7 号方式 在職老齢年金及び雇用保険との調整については実績 ( ) を用い それ以外については一定率を用いての算出を検討 日本年金機構より連合会経由で提供されているデータを活用することを検討中 期ずれの解消について改正後は 期ずれ解消した最低責任準備金を用いる 期ずれの解消は ある年度の最低責任準備金の付利利率を当該年度の本体利回り ( 直近は推計値 ) とすることで実現 最低責任準備金に係数を掛ける方法 現行基準の期ずれありの最低責任準備金も 5 年間の時限措置として選択可能とする予定

9 最低責任準備金の算定方法 ( 期ずれについて ) 7 現行の最低責任準備金は 厚年本体の実績を 1 年 9 ヶ月後にずらして付利されるが 改正後の最低責任準備金は 同じ年度に付利される仕組みとなる ( 現行方法も 5 年間は選択可能 ) 最低責任準備金の利率 ( 期ずれなし ) の設定方法として 厚生年金基金制度に関する専門委員会では 1 つの考え方として 厚年本体の実績が出ていない期間について 厚年本体の基本ポートフォリオをもとに市場ベンチマークを用いて推計した一定の見込み率を適用することを提示 厚年本体の実績との乖離を抑える観点から 四半期ごとに公表される GPIF の運用結果を受けて 四半期ごとに当該四半期の利率を告示する方法を検討 なお 第 4 四半期 ( 年度 ) 分は 8 月上旬に公表される厚年本体の実績を告示することも検討 解散時点で告示されていない分については 解散認可申請等においては告示されている直近の利率で仮計算し 当該期間分の利率が告示されたときに最低責任準備金の確定 財産目録の承認等を行うことも検討 厚年本体の実績 平成 9 年度 4.66% 平成 10 年度 4.15% 平成 11 年度 3.62% 平成 20 年度 6.83% 平成 21 年度 7.54% 平成 25 年度? 適用を 1 年 9 ヶ月後にずらす 最低責任準備金への付利 ( 現行 : 暦年で適用 ) 平成 11 年 4.66% 平成 12 年 4.15% 平成 13 年 3.62% 平成 22 年 6.83% 平成 23 年 7.54% 最低責任準備金への付利 ( 見直し案 : 期ずれ解消 ) 平成 11 年度 3.62% 平成 20 年度 6.83% 平成 21 年度 7.54% 平成 25 年度 具体的な方法については 実務や厚生年金本体の実績との整合性等の観点から今後検討 厚生年金本体の実績が出ていない期間は 厚生年金本体の基本ポートフォリオをもとに市場ベンチマークを用いて推計した一定の見込み利率を適用

10 最低責任準備金の算定方法 ( 転がし起点について ) 8 通常の最低責任準備金は平成 11 年 9 月末を起点に転がし計算を行いますが 特例額としての最低責任準備金は基金設立時を起点に転がし計算を実施 通常の額と特例額のどちらが大きいかは基金によって異なる 転がし計算に使用する利息は 期ずれがないものを原則とするが 期ずれがあるものも 5 年間の経過措置として選択可能とする予定 平成 11 年 9 月を起点として転がし計算を行う最低責任準備金 ( 通常 ) コロガシ計算 最低責任準備金 凍結時点の旧最低責任準備金 予定利率 5.5% で現価計算 H11.9 以前の加入員期間に対応する代行給付 基金設立時平成 11 年 9 月末解散時 基金設立時を起点として転がし計算を行う最低責任準備金 ( 特例 ) コロガシ計算 : 免除保険料等の収入 - 代行給付費等の支出 + 利息 ( 本体利回り ) 最低責任準備金 どちらが大きいかは基金によって異なる コロガシ計算 基金設立時平成 11 年 9 月末解散時

11 特例解散 ( 納付額特例 ) に係る返還額 9 施行後 5 年間の特例措置として 最低責任準備金の元利計算等に用いる基礎計数の選択を可能とすることから 特例解散の適用について留意が必要 純資産額が 計数を選択した結果としての最低責任準備金を下回った場合に 特例解散の各種規定が適用される 基金の特性上 H11.9 を起点として転がした最低責任準備金が 基金設立時を起点として転がした最低責任準備金を下回ることが把握できた場合には 納付額特例を採用する理由はなくこのケースを考える必要はありません 純資産が H11.9 起点 設立時起点よりも大きい 純資産が H11.9 起点には届かず設立時起点よりは大きい 純資産が H11.9 起点よりも設立時起点よりも小さい 通常解散 残余財産有 特例解散 純資産全額を返還するため残余財産なし 特例解散 特例額に対する積立不足の解消要 純資産 残余財産 H11.9 起点の最低責任準備金 純資産 H11.9 起点の最低責任準備金 残余財産にはならない 設立時起点の最低責任準備金 不足解消 純資産 H11.9 起点の最低責任準備金 設立時起点の最低責任準備金

12 特例解散に係る要件 ( 納付額特例 ) 10 特例解散 ( 納付額特例 ) に係る要件の具体的イメージ 特例解散の要件 法律上の規定 ( 納付額特例の認定 ) 業務運営について相当の努力として政令で定める要件に適合 政令で定める要件適切な掛金設定かつ給付抑制のための措置として以下 < 適切な掛金設定 : 次のいずれか ( 現行の特例解散と同様 )> 申出前 2 年間において 適切な年金数理に基づいて算定された掛金を徴収していること 申出前 2 年間において 基金の免除保険料を除く掛金率 ( ) 1.4 (1+ 基金のプラスアルファ水準 )- 基金の免除保険料率 >2.6% < 給付抑制のための措置 : 例えば次のような内容 > 給付水準引下 選択一時金停止 代行部分に係る支給停止措置のプラスアルファへの適用 ( 具体的な内容については検討中 )

13 特例解散に係る要件 ( 納付計画 ) 11 特例解散 ( 納付計画 ) に係る要件の具体的イメージ 特例解散の要件 法律上の規定 ( 納付計画の承認 ) 業務運営について相当の努力として政令で定める要件に適合 ( 納付計画の承認 ) 納付期間が5 年 ( やむを得ない場合 10 年 ) その他確実に納付するために必要なものとして省令に定める要件に適合 ( 納付計画承認時の認定 ) 業務の運営について著しく努力をし 事業の継続が極めて困難な状況にあるものとして政令で定める要件に適合 認定されれば 納付計画変更時に分割納付期間を最長 30 年に延長する道が開かれる なお 従来の15 年に延長する場合にはこの認定は不要 政令で定める要件 ( 略 ) 前頁の納付額特例の認定要件と同じ -( 省令事項 ) < 業務運営についての著しい努力 > さらに高い掛金として申出前 2 年間において 基金の免除保険料を除く掛金率 ( ) (1+プラスアルファ水準の直近の全基金平均 ) (1+ 基金のプラスアルファ水準 )- 基金の免除保険料率 > 免除保険料を除く掛金率の直近の全基金平均 ( ただし 母体企業の経営状況も含めた総合判断 ) ( 申出前 2 年間適切な年金数理に基づいて算定された掛金を徴収している場合は 当該要件は満たしているものと見做す ) 受給者減額又は申出による停止等を行っていること 事務コスト ( 例えば人件費 ) を抑制するための措置を講じていること < 事業継続困難 > 加入員 1 人当たり代行割れ額が大きく 母体企業による負担が困難であること ( 詳細は検討中 )

14 清算型基金の指定の要件 12 清算型基金の指定要件の具体的イメージ 清算型基金の指定の要件 法律上の規定積立金が最低責任準備金に政令で定める率を乗じて得た額を下回ること事業の継続が著しく困難なものとして政令で定める要件を満たすこと業務運営についての相当の努力をしたものとして政令で定める要件を満たすこと 前々頁の納付額特例の認定要件と同じのため 清算型基金は特例解散認可申請を要せず特例解散が可能 政令で定める要件純資産 < 最低責任準備金 0.8であること成熟度が高いこととして次のいずれか 給付が掛金を上回っていること 代行保険料率が免除保険料率を上回ったことがあること 受給者数と待期者数の合計が加入員数を上回っていること適切な掛金設定かつ給付抑制のための措置として以下 < 適切な掛金設定 : 次のいずれか ( 現行の特例解散と同様 )> 申出前 2 年間において 適切な年金数理に基づいて算定された掛金を徴収していること 申出前 2 年間において 基金の免除保険料を除く掛金率 ( ) 1.4 (1+ 基金のプラスアルファ水準 )- 基金の免除保険料率 >2.6% < 給付抑制のための措置 : 例えば次のような内容 > 給付水準引下 選択一時金停止 代行部分に係る支給停止措置のプラスアルファへの適用 清算型基金が解散する場合 加入員の同意 代議員会の議決 解散認可申請手続は不要

15 今後の財政運営 ( 基本的な考え方 ) 13 現在の財政運営基準 5 年後に厚生年金基金存続を目的とした財政運営基準 5 年以内に解散 代行返上することを目的とした財政運営基準

16 今後の財政運営 (5 年後以降も存続 ) 14 原則として 5 年後の存続基準 ( 代行資産の 1.5 倍又は最低積立基準額の確保 ) を踏まえた財政運営 施行日後 5 年以内 毎年の財政検証で 5 年後存続基準に向けた財政運営基準 (16ページ参照 ) を満たしていない場合は 決算基準日の翌事業年度末までに当該基準までの積立水準を確保 ( 翌年度中に不足分を一括償却 不足分償却に関する詳細な取扱については検討中 ) 最低責任準備金の 1.5 倍又は最低積立基準額 最低責任準備金の 1.0 倍又は最低積立基準額の 0.94 倍 毎年の財政検証で積立状況を確認 ( ) 施行日 施行日の 5 年後 年度ごとの基準 ( 以下の1 2のいずれかを満たす ) 非継続基準の積立水準 H25 末 H26 末 H27 末 H28 末 H29 末 H30 末 最低責任準備金との比較 最低積立基準額との比較

17 今後の財政運営 (5 年後以降も存続 ) 15 施行日後 5 年以降 1 継続基準 2 非継続基準 3 プラスアルファの水準 4 モニタリング強化 従来通り 純資産 責任準備金 でクリア 抵触を判定し ( 純資産 + 許容繰越不足金 ) 責任準備金 で掛金引上要否を判定 最低積立基準額及び最低責任準備金の 1.5 倍との比較 ( 次ページ参照 ) 法施行日の 5 年後以降 最低積立基準額算定に使用する利率について 0.8~1.2 の係数を乗じることはしないこととする予定 給付減額を行う場合のプラスアルファの水準の下限は代行の 3 割現行では経過措置として代行の 1 割以上のプラスアルファを義務付けているが 施行日後 5 年以降も存続する基金に対しては 代行資産の保全の観点も踏まえ 給付減額を行う場合のプラスアルファの水準の下限を代行の 3 割以上とする予定 施行日 5 年以内においても基金存続に向けた財政運営を適用している基金の減額水準は 3 割以上 ( 平成 26 年 4 月 1 日以降 プラスアルファ水準が 3 割を下回る減額は原則不可 但し 既に減額変更に向けた手続を進めている場合の取扱については検討中 ) 現段階で 3 割を下回っている基金が増額する必要はない 毎月のモニタリングにおいて代行割れが判明した場合 解散命令を検討代行資産保全の観点からモニタリングの強化を実施 毎月 事業状況 最低責任準備金及び母体企業の状況を報告 四半期毎に資産運用状況の報告 年金数理人 ( 業務委託先に所属しない者 ) による財政診断の実施などを検討 モニタリングの適用時期は検討中 ( 存続しない基金にもモニタリングする可能性あり ) 月々の状況を見て解散命令が行われるということはない 報告事項 業務委託先に属さない年金数理人による財政診断の詳細については検討中

18 今後の財政運営 (5 年後以降も存続 ) 16 施行日後 5 年以降 ( 非継続基準の財政検証 ) 最低積立基準額以上の資産を保有している 最低積立基準額以上の資産は保有していないが 最低責任準備金の 1.5 倍以上の資産は保有している 資産額は最低積立基準額にも最低責任準備金の 1.5 倍にも満たない OK 最低積立基準額に対する積立不足を現行と同様の仕組みで解消 最低責任準備金の 1.5 倍又は最低積立基準額のいずれか低い額までの不足分を 基本的には決算基準日の翌年度以内に解消 現行と同様の 仕組みで解消 純資産 最低積立基準額 純資産 最低責任準備金 1.5 最低積立基準額 翌年度以 内に解消 純資産 最低責任準備金 1.5 ( 最低積立基準額 ) 最低積立基準額 ( 最低責任準備金 1.5)

19 今後の財政運営 (5 年以内に解散 代行返上 ) 17 5 年以内に解散 代行返上を行う基金については 解散 代行返上時期を明示し 責任準備金 最低責任準備金及び最低積立基準額に対する積立目標を設定した 解散計画又は代行返上計画を策定し 当該計画に基づく財政運営 ( 当該積立目標までの積立を行うための掛金を特例掛金として拠出 ) の実施を予定 ( 代行割れ基金であってもなくても策定可能 ) 代行返上計画は 代行返上後の上乗せ部分の財政運営と連続性のあるものとする予定 解散計画は 代議員会で解散の方針と併せて議決する取扱を想定 ( 詳細は検討中 ) 計画の変更は可能 ( 一定の基準が設けられる予定 ) 解散計画又は代行返上計画を未提出の基金は 提出までの間 5 年後以降も存続する基金 に適用される財政運営を実施 代行割れ基金の解散又は代行返上計画は 計画策定時よりも積立比率が下がる計画は 適切とされない可能性 ( 検討中 ) 計画期間中の財政再計算の取扱は検討中 計画の策定時期については 基金において自主的に決定することを可能とする予定 計画策定に際しては 事業主 加入員等の同意は不要 計画に基づく財政運営 必要に応じ積立を行うための掛金 を特例掛金として拠出 目標積立水準 ( 明示要 ) 計画が予定通り進んでいるか確認 計画通り進んでいない場合は適宜対応 ( 掛金引上等 ) 施行日 解散 代行返上時期 ( 明示要 ) 施行日の 5 年後

20 今後の財政運営 ( その他 ) 18 平成 24 年度決算 平成 24 年度決算については 既に従来通りの枠組み ( 現行の財政運営基準等 ) に基づき作業が進んでいることから従来通り 平成 25 年度決算以降の財政運営 財政決算における最低責任準備金は 期ずれ解消 かつ 年齢階級別係数 に変更 ( 但し 平成 25 年度決算については検討中 ) 原則 5 年後に存続を前提とする財政検証の基準が適用される 但し 法施行後 5 年以内に解散又は代行返上計画を提出した基金については その原則としての財政運営基準は適用されず 解散又は代行返上計画に基づき運営する なお 解散又は代行返上計画を提出しない基金で 5 年後に存続を前提とする財政検証を満たさない場合は 存続を前提とする基準を満たすための掛金引上げを行う変更計算を実施することが求められる 5 年後に存続を前提とする財政検証の基準が満たされている基金は その基準を満たしている限り 存続 解散又は代行返上 の方針を当局に示す必要はない < 平成 25 年度決算での適用イメージ > 平成 25 年度決算 5 年後に存続を前提とする基準で財政検証 基準未達 基準達成 平成 27 年 2 月予算代議員会 解散又は代行返上計画を議決し厚生労働省に提出 5 年後に存続を前提とする基準に基づく掛金引上げの変更計算 ( 平成 27 年 3 月までに払込 ) 解散又は代行返上計画を議決し厚生労働省に提出引続き 5 年後に存続を前提とする財政運営基準に基づき運営

21 今後の財政運営 ( その他 ) 19 指定基金制度は改正法の施行に伴い廃止 改正法施行日以降 指定基金制度は廃止 特例解散制度 清算型解散制度を活用した解散指導へ 指定基金制度の廃止と平成 24 年度の良好な運用環境を踏まえ 平成 24 年度決算に基づく指定は行わない予定 これまでの指定基金については 今後は 見直し後の特例解散制度 ( 連帯債務外し 分割納付の金利固定化 最長納付期間の延長 ) を活用して円滑に解散できるよう指導を実施 自主解散が進まない基金については 社会保障審議会の意見を聞いて指定し 一定期間内に解散を促す 清算型解散制度 の適用を検討 改正法施行日までは指定基金制度は有効であり 四半期健全化計画実施報告書等の提出は必要

22 移行支援 ( 解散 他制度への移行 ) 20 解散 移行 ( 残余財産あり ) 上乗せ部分を有している厚生年金基金が解散して 確定給付企業年金 確定拠出年金 中小企業退職金共済に移行することを支援 規約に定めることにより 解散時の残余財産を事業所ごとに 既存又は新設する DB 中退共に非課税で移換することが可能に DB に移行する場合 移行に伴い発生する積立不足の償却期間の延長を予定 ( 継続基準の 年 非継続基準も延長することを想定 ) DC については 積立不足があっても DC 移行できるようにすることを検討 移換する対象者の範囲 ( 希望者 事業所毎 一律等 ) については検討中 ( 受給権者は同意者のみ移換可能となる予定 ) 残余財産を DB に持ち込むタイミングは解散時点での資産と負債の双方が確定した時点以降 事業所全ての移換先が決定していなくても解散認可申請は可能 ( 清算までに決定すればよい ) 移換する場合は基金規約 移換先の規約を整備する必要があり 今後規約例が示される予定 残余財産の移換 加入員のみでも加入員と受給権者の両方でも DB への移換が可能 ( 当社では従来 受給権者の移換は不可と解釈しておりましたが異なる解釈が出されました なお 移換に伴う同意取得 手続については検討中 ) 確定給付企業年金 分配 確定拠出年金 事業所残余財産 B C D A 最低責任準備金 国へ返還 中小企業退職金共済 中退共へ移換できる残余財産については検討中 ( 例 役員分の取扱等 )

23 移行支援 ( 代行返上 事業所脱退 ) 21 代行返上 DB 移行 上乗せ部分を有している厚生年金基金が代行返上して 確定給付企業年金に移行することを支援 移行に伴い発生する積立不足の償却期間の延長を予定 ( 継続基準の 年 非継続基準も延長することを想定 ) 上乗部分 積立不足 残余財産 確定給付企業年金 代行部分 最低責任準備金 国へ返還 脱退 DC 移行 上乗せ部分を有している厚生年金基金が事業所脱退して 既存の確定拠出年金に移行することを支援 厚生年金基金からの脱退一時金を既存の確定拠出年金に移換できるようにすることを検討 ( 選択一時金の移換は不可 ) 上乗部分 事業所 A B C D 事業所 D が実施する DC( 新設 既存 ) 代行部分 最低責任準備金 脱退一時金相当額の移換 現行では DC 加入から 3 ヶ月以内しか移換できない

24 移行支援 ( 退職給付の再建 ) 22 解散 移行 ( 残余財産なし ) 代行割れ基金が ( 特例 ) 解散して 新たに確定給付企業年金や確定拠出年金等他の企業年金等を実施して退職給付を再建することを支援 事業所が新たに DB を設立して退職給付を再建しようとする場合 過去の勤務期間を給付の基礎にすることで生じる積立不足の償却期間の延長を検討 ( 継続基準の 20 年 30 年 非継続基準も延長することを想定 ) 事業所が新たに DC を設立して退職給付を再建しようとする場合 退職金からの移換の年限 ( 現行 3~7 年 ) を延長することを検討 掛金の割振り ( 国への分割納付分と新規の DB への特別掛金 ) を工夫することにより 解散前に払っていた特別掛金と同程度の額を支払い続けることで無理なく退職給付を再建 上乗部分 残余財産なし 退職給付の再編 <DB 新設 > 過去期間通算可能 継続 非継続とも償却期間の延長 <DC 新設 > 過去期間通算可能 退職金からの移換の年限の延長 代行部分 積立不足 資産 分割又は一括で返還 解散時に国へ一括返還

25 移行支援 (DB の規制緩和 ) 23 基準利率として運用実績の使用を可能にしたり 単年度でゼロを下回ることを許容する等キャッシュバランスプランの制度設計の弾力化を実施予定 改正前 改正後 指数 国債利回り 消費者物価指数 賃金指数 東証株価指数等 国債利回り 消費者物価指数 賃金指数 東証株価指数等 自らの企業年金の運用実績 追加 下限 基準利率 単年度で 0 以上 削除 通算で 0 以上 現価率計算上の予定利率 掛金計算上の予定利率の下限 (10 年国債の 1 年平均と 5 年平均の低い方 ) 以上 基準利率 通算で 0 以上 現価率計算上の予定利率 0 以上 変更 指標 2% -1% -2% 累計 改正前 2% 0% 0% 2% 改正後 2% -1% -2% 0% 年度毎ではなく累計で下限のゼロを適用

26 移行支援 (DB の規制緩和 ) 24 受託保証型 DB について 加入者が存在する制度への適用拡大を検討 現行の受託保証型 DB の特徴 加入者が存在しないため簡易な基準 事業年度末日の数理債務額を最低積立基準額として使用可能 掛金の計算の基礎を示した書類は提出不要 事業報告諸に記載する内容の一部省略等 承認 認可事項について 可能なものについては届出への緩和を検討 現行の承認 認可事項 給付の種類 受給の要件 額の算定 給付の方法 ( 支給期間 支払期月 ) に関する事項 掛金の拠出に関する事項 権利義務の移転に関する事項 権利義務の承継に関する事項 脱退一時金相当額等の移換に関する事項等

27 選択一時金 脱退一時金の停止 25 従来から基金の解散の方針を代議員会や理事会で議決した基金は 規約で選択一時金や脱退一時金の支給の停止を行うことが一般的 今回の改正により ほとんどの基金は解散又は代行返上の方向性を検討することになると見込まれ このとき代行資産保全の観点から 選択一時金や脱退一時金の支給を停止することは合理的 ただし 加入員や受給者等に対する適切な説明に留意が必要 解散の方針議決までに 選択一時金を停止する規約変更を行うことも可能 適切な説明とは 例えば 厚生年金基金の財政状況その他選択一時金等の支給停止が必要な理由等 ( 場合によっては 説明に使用した文書等を厚生労働省から照会される可能性がある ) 選択一時金 脱退一時金の停止は必ず行わなければならないものではない 資産保全の観点から基金が判断 選択一時金 脱退一時金の停止を行った基金が解散した際に残余財産がある場合において 残余財産の分配は停止分を優先的に支払うことはしない 特例解散の場合に 選択一時金や脱退一時金の支給停止の規約変更を行う前に 加入員や受給権者等に適切な説明を行った結果 選択一時金や脱退一時金が一時的に増加することが考えられるが この場合 特例解散要件の 給付抑制のための措置を講じていること を満たさないと判断されるかどうかは 状況に応じて個別に判断される

28 その他主な Q&A~ 解散事前手続 ~ 26 番号 Q A 基金解散の手続きを進めるために 手続きとタイムスケジュールを示してほしい ( 解散認可申請から認可までその程度かかるか等 ) また 地方厚生 ( 支 ) 局への相談はどの程度内容を決めてから行けばよいか さらに 移行先はいつまでに決めればよいか 代議員会で解散の方針を議決した後に代行割れが解消した場合 当初特例解散を考えていたとしても 途中から通常解散へ変更することは可能か また その方針変更が可能な場合 事務処理及びスケジュールにどのような影響があるのか 法施行後に通常解散することを考えているが 事前準備として従業員への説明会などを開始してよいのか また 代行割れしていない基金が自主解散を申し入れた場合 特例解散の基金が優先され 手続きが後回しにされることはないか 法施行で解散要件が緩和され 母体企業の経営悪化等 の理由要件が撤廃されることを見越して 施行日以前に事業主及び加入員の同意書を徴収するなどの事前手続きを開始することは可能か 解散に係る年金受給者への周知説明は 現行法と変更がないか 地方厚生 ( 支 ) 局への相談は 代議員会の解散の方向性の議決前であっても問題ございませんし 議決後であっても適宜ご相談ください また 解散認可申請から認可までは通常解散であれば 1 か月程度 特例解散であれば第三者委員会の開催時期等の都合にもよりますが それよりも長くなるものと考えています なお 移行先の決定は 解散の申請までに決定していただくことが基本と考えております 状況の変化により 特例解散から通常解散に変更することは可能です 事務処理やスケジュールには特段影響はありませんが 通常解散となった場合は 第三者委員会の審議は不要となります 基金の現状を加入者等に事前に説明していただくことは差し支えありません また 代行割れをしているか否かで解散認可の手続きに優先順位を設けることはありません 解散認可申請に当たり 施行日以前に事業主及び加入員の同意手続きを開始することは可能です 年金受給者への周知説明は改正法の場合でも引き続き必要です ただし 特例解散の適用を申請する場合は 申請と同時に上乗部分が支給停止となること 解散後は代行部分は国が支払うこと等を周知していただく必要があります

29 その他主な Q&A~ 解散事前手続 ~ 27 番号 Q A 324 代議員会での解散の方針決議後は 加入事業所の任意脱退を制限することは可能か 解散の方針の議決前後で考え方は変わりません

30 その他主な Q&A~ 解散認可 最低責任準備金の返還 ~ 28 番号 Q A 解散認可後にも財産目録等の承認申請までに 被保険者記録の整合性を時間をかけて行うので 記録突合の状況に関わらず 早期の解散認可申請と解散認可を認めてもらえないか 解散認可申請をした後 母体企業の一部にどうしても代行不足金負担に同意せず 拠出に応じない企業が出た場合に 基金は解散できるのか 改正法後の将来返上は 現行の将来返上と同様の手続きなのか ( 簡素化を行わないのか ) また 法施行前に前納することは可能か 代行資産の前納は 将来分返上認可後のどのタイミングになるのか 存続基金は将来返上の認可を受けることにより最低責任準備金の全部または一部を前納することが可能となるが その条件は何か また 申請時に代行給付又は加算給付を停止するような措置は取れるのか 現行通常解散については 解散認可後すぐに企業年金連合会に仮の金額を納付する形となっているが 法施行後については 国に仮の金額を納付することはしないという理解でよいか ( 記録突合が終了し最低責任準備金が確定するまで 国に積立金を納付することはないという理解でよいか ) 自主解散 清算型解散の場合は 必ず将来返上する必要があるのか 解散認可申請は 記録の整理が仮完了している場合に申請することができることとなっています 代議員会の議決 加入員等の同意が取れているなど 解散の手続きを経ているのであれば 解散は可能です 将来返上の手続きは 改正法施行前後で変更ありません また 代行返上の前納は 改正法施行後 かつ 解散または代行返上認可前であれば いつでも差し支えありません なお 法改正施行前は 前納はできません 前納する額の上限額は 最低責任準備金からその後の給付に必要な資金を控除した額とする予定です なお 政令で具体的な基準を規定しますが その内容につきましては検討中です また 将来返上の申請時において代行給付や加算給付の支給を停止することはできません 改正法施行後は 国に仮の金額を納付する必要はありません 自主解散の場合は 必ず将来返上しなければならないものではありません 清算型解散の場合は 指定を受けたときに将来返上することになります

31 その他主な Q&A~ 解散認可 最低責任準備金の返還 ~ 29 番号 Q A 330 FAQ の 54 について 改正法施行後は 国に仮の金額を納付する必要がないということは 清算決了の前に前納するということになるのか 前納する場合は 将来返上認可後 解散認可までに行っていただく必要があります 334 最低責任準備金の前納を複数回行うことは可能か 可能です

32 その他主な Q&A~ 特例解散制度全般 ~ 30 番号 Q A 改正法で特例解散を行う場合のスケジュール 手続きはどうなるのか ( 返還する資産の確定時期等 ) また 申請から認可までの運用リスクは基金が負うのか さらに どの程度時間がかかるのか 特例解散申請時に上乗せ給付を停止することになっているが 基本部分の薄皮部分の停止を実施した場合には 上乗せ部分を除く基本標準掛金のみの徴収が妥当と考えてよいか 基本特別掛金 特例掛金の徴収は可能か 特例解散申請時点以降 上乗せ給付を支給停止しなければならないものとされたが 規約変更により行うのか 改正法での手続きは これまでの特例解散とほぼ同じですが 特例の認定等については第三者委員会の審議が必要となることから 承認までは現行と比べれば多少時間を要します また 現行と同様に返還する資産額は 解散認可時に確定します 改正法附則では 代行部分に係る資産を保全する観点から 自主解散の申請を行った場合や清算型基金に指定された場合に代行部分を除く老齢年金給付の支給を停止することとしていますが 1 これは支給停止であり 給付が廃止されるということではないこと 2 解散までに積立水準が回復した場合は 給付が支給停止されている間の加入期間を算入した給付が行われることがあり得ることから 受給者の上乗せ給付が停止されている間に加入員の加算給付に対応する掛金の徴収を必ず停止しなければならないということではないと考えられます しかし 自主解散の申請を行った場合等には一般的にはそのまま解散となるであろうことを考えれば 基金において 加入者等との関係をよくご検討頂いたうえで 加算部分に対応する掛金を徴収しないようにする一方で新たに特例掛金を設定する規約変更を行うことは差し支えないのではないかと考えられます 法律上 自主解散型基金が特例解散の申請を行った場合 申請の翌月から支給停止を行うこととなります なお その場合には 各基金におかれましても 規約の変更をお願いいたします

33 その他主な Q&A~ 特例解散制度全般 ~ 31 番号 Q A 344 特例解散の申請で停止する上乗せ部分については 翌月から停止の扱いとされているが 基本年金との停止にずれが生じて 多くの受給者宛事務が煩雑となる 特例解散の適用を申請の場合には 1 日申請の同月中認可となるように 配慮していただけないか 解散認可時点で掛金や給付保険者が切り替わることになることから 事業主 加入員及び受給者等への影響等を考慮し 検討いたします

34 その他主な Q&A~ 特例解散制度による分割納付 ~ 32 番号 Q A 納付計画と納付計画の承認申請は 基金と設立事業所が同時に行うこととされているが 解散に同意しない事業主は 納付計画を提出しないことが想定される すべての設立事業所の納付計画がなければ納付計画は承認されないのか それとも 納付計画を提出しない事業主は 納付猶予を行わない ( 一括納付する ) ものとみなした取扱いとなるのか また 分割納付計画は基金でとりまとめる必要があるのか 分割納付期間を最長 30 年まで延長できるとのことだが 期間の延長はそれぞれの加入事業所が個別に申請するのか それとも 基金が一括して延長申請するのか また 納付期間が事業所ごとに異なっていてもよいのか 分割納付にかかる加算金は 国債金利をどのように反映させるのか また 分割納付期間が違っても 同じ加算金が課せられるのか 納付額や納付猶予という特例措置を設けていることの趣旨をご理解いただき 全事業主の同意が得られるよう関係者に十分説明を尽くしていただくことが前提です なお 特例納付計画の申請手続きの詳細については検討中です 納付計画の変更は 各事業所が個別に行うことになっています 納付期間が事業所ごとに異なっていても構いません 自主解散型加算金利率 清算型加算金利率及び清算未了特定基金型加算金利率については 毎年度 4 月の 10 年国債の応募者利回りを勘案して設定する予定ですが その前年度 1 年間の 10 年国債の応募者利回りの平均がこれを下回る場合については 前年度 1 年間の 10 年国債の応募者利回りの平均とすることを検討しています また 分割納付期間が異なっても 同じ利率を適用することを検討しています

35 その他主な Q&A~ 特例解散制度による分割納付 ~ 33 番号 Q A 分割納付を行う際 基金の清算決了まで事業所に納付告知はされないのか 概算払いでも早く分割納付を開始させたい 分割納付を行う際 資金繰りに合わせて柔軟に納付額を変更していただけるような対応は可能か 財産目録等が承認され 基金及び各事業所の納付額が確定後 日本年金機構から事業所に告知されることになります 具体的な考え方については検討中ですが 柔軟な対応ができるようにしてまいりたいと考えております

36 その他主な Q&A~ 移行支援 ~ 34 番号 Q A 設立事務所が代行返上して DB 移行に同意すれば 過去に脱退した事業所に係る受給権者の部分は 自動的に移換されるのか また 解散 DB 移行の場合 脱退事業所は不存在であるので受給権者の同意のみでよいのか DB 移換にあたり 給付減額後に受給者 加入員を代行返上して DB 移換する場合は受給者の同意は不要 解散の後 残余財産を受給者 加入者を DB に移換する場合は受給者の同意は不要という理解でよいか また 代行返上することによりこれまでの基金の代行メリットとして受けられていた部分 ( 在職老齢年金給付等 ) を補填しないことについては 代行返上を行うことで本来の制度に戻るものであり これまでの利益が消えるだけなので給付減額の手続き ( 受給者同意 ) は不要ではないか 代行返上により上乗せ部分を DB に移行した場合の独自給付部分の受給方法については年金に代えて 5 年有期年金 一時金での受取りを柔軟に実施できるよう考慮願いたい 基金を解散し 事業所単位で新設 DB へ資産を持ち込む場合 記録整理の仮完了時点での暫定額による確定給付企業年金への移換を実施したうえで 後日最終確定時に補正 清算するといった取扱としてほしい 代行返上の場合は積立金の給付の義務が移換されます 従って 過去に脱退した事業所に係る受給権者の権利義務についても移換されることとなります 解散して残余財産を DB に移換する場合の取扱いについては検討中です 代行返上を行う場合には受給者の同意を得ることとはなっておりませんが 解散して残余財産を DB に移換する場合には 受給者については同意者のみ移換することを予定しています また 代行返上後に基金の独自給付を廃止する場合は給付減額となりますので給付減額の手続きが必要です DB 法の規定に基づき 5 年有期年金 一時金等への給付設計の変更を行うことは可能です ご要望を踏まえ 検討いたします

37 その他主な Q&A~ 上乗せ給付 ~ 35 番号 Q A 代行部分に由来する基金の独自給付 ( 厚生年金の受給資格期間を満たしていない者に対する給付 障害厚生年金受給者に対する給付等 ) について 代行返上すれば その受給権は消滅すると考えてよいか プラスアルファ ( 薄皮部分 ) が非常に少額である場合 受給者はわずかな金額のために 現況届の提出 振込先の変更等の事務手続きを行う必要があり 労力がかかることになる そうならないよう 代行返上時に薄皮部分も同時に拠出し 国から支給していただけないか または 薄皮部分の支給を三択ではなく 一時金払いのみとできないか 代行返上にあたっては 全ての事業所ごとに被用者年金被保険者の過半数で組織する労働組合等の同意を得ることとされており 現行の取扱いは DB への移行を希望しない事業所が 1 つでもある場合には基金を一旦解散せざるを得ない こうしたことを避けるため DB 移行を希望しない事業所に対しては当該事業所分の残余財産を分配する等により 円滑な DB 移行を可能とできないか 代行返上後に基金の独自給付を廃止する場合は給付減額となりますので給付減額の手続きが必要です 基金の独自給付部分について 国で支給を行うことは法令の規定がないためできません また プラスアルファ部分については 年金としての受給のほか 一時金等の選択肢を受給者に提示し 受給者に選択いただくことは可能と考えます 代行返上にあたっては 確定給付企業年金法第 112 条に定められているとおり 基金の設立に必要な行為をしなければならないこととされており ご指摘の同意についても取得することが法令上定められております その際 ご照会のように DB 移行に同意しない事業所に対し残余財産を交付することにより当該事業所のみ DB 移行させないことは法令上困難と考えます

38 その他主な Q&A~ 財政運営 ~ 36 番号 Q A 毎年の財政検証において 5 年後存続基準に向けた財政運営基準を満たしていない場合は 決算基準日の翌事業年度末までに当該基準までの積立水準を確保する とされているが この場合において運用予定収益率は考慮するのか 運用予定収益率を考慮しない場合は 不足額を全て当該年度限りの特例掛金によって穴埋めすることになるのか また 改正法施行後 5 年以内の間において特例掛金によっても基準値まで到達しない場合には その都度 解散あるいは代行返上の指導 又は解散勧告を受けることになるのか FAQ の 288 について 当該基準を下回った場合は 必ず翌事業年度までに積立不足を解消しなければならないのか 平成 25 年度中に代議員会で解散や代行返上の方向性について議決できれば 平成 24 年度の財政運営基準に抵触していても平成 26 年 4 月から特例掛金をとらなくてもよいという取扱いはできないか 説明資料 P24~P25 の 3. 厚生年金基金の今後の財政運営について について 施行日から 5 年後以降に実施するのか それとも 施行日以降に実施するのか 5 年後以降に 年度末時点で存続基準を満たさない場合については 原則として翌年度末までに存続基準を満たす積立水準まで回復していただくことを検討しておりますが 具体的に当年度の運用収益や債務の増加をどのように考慮したものとするかについては検討中です 改正法施行日の 5 年以内については 各年度の積立目標に対する不足分の解消方法について検討中ですが 改正法施行日の 5 年後以降については 存続基準を満たさない場合は解散命令を検討しますので 原則としてよく事業年度末までに積立不足を解消していただくこととなるものと考えております 基本的には 現行の財政運営基準に基づく掛金を設定いただくことになるものと考えておりますが 例えば 平成 26 年 4 月に解散計画又は代行返上計画を提出した基金については 当該計画に基づく財政運営を行っていただくことで 平成 24 年度決算結果に基づく対応にかえることができないかどうか検討しているところです 基本的には改正法施行日後 5 年後以降の実施を検討しておりますが 存続を前提として給付減額を行う場合のプラスアルファ水準の下限を 3 割とする措置については 現時点ですでに給付減額を実施するための手続きを進めている基金を除き 改正法施行日以降実施することを検討しております また モニタリングについては 参議院の厚生労働委員会における付帯決議においても指摘されている事項であり 基金の事務や実効性等を踏まえてできることから 実施していることを検討しております

39 その他主な Q&A~ 財政運営 ~ 37 番号 Q A 平成 25 年 3 月末の財政再計算で大幅な掛金の引き上げが必要となる見込みである この場合 法施行後 早期に解散計画を作成し それに基づいた掛金を徴収することで 特例解散の要件である 適切な年金数理に基づいた掛金 と考えることはできないか 厚生年金基金存続予定の場合 ( ) 毎年の財政検証で 5 年後存続基準に向けた財政運営基準を満たしていない場合は 決算基準日の翌事業年度末までに当該基準までの積立水準を確保 (5 年後以降は 直ちに解散命令の対象となる ) とある 15 年以内の場合 翌事業年度末までに積立て水準を確保 とは一括拠出と理解していいのか また その場合 その事態となった後に代行返上又は解散し 一括拠出を減額又は回避することは可能か 25 年後以降 解散命令を受けた後に代行返上も可能でしょうか ご質問の取扱いについては 検討中です 1 基本的には 掛金の一括拠出を想定しています また 解散命令の前に代行返上又は解散することは可能です 2 解散命令については 法律上 解散命令を受けた時点で解散することとなりますので 解散命令を受けた後に代行返上することはできません

40 その他主な Q&A~ 財政運営 ~ 38 番号 Q A 年経過移行も存続基金に対して厳しい措置を検討されており 毎月のモニタリングで代行割れが判明した段階で解散命令を検討とあるが 決算を待たずして解散命令を行うということか 2 モニタリングの強化で毎月提出するための資料作成は基金にかなりの負荷になるのではないか 3 第三者の数理人による意見を求めるとあるが 財政が厳しい基金にさらにコスト増となるような負担を発生させるのか 委託先以外として行政の数理人確認では不都合があるのか 1 毎月のモニタリングで代行割れが判明した場合には 決算を待たずに解散命令が行われることもあり得るものと考えています なお 5 年後以降存続するための基準を満たさないことによる解散命令は 事業年度の末日における状況に基づいて行われることとなっております 2 モニタリングについては 基金の事務や実効性等を踏まえて 詳細を検討してまいります 3 ご質問の件は 第三者による中立的なチェック体制が敷かれることにより 代行割れのリスクを可能な限り少なくすることを目的とするものであり 従来の総幹事の年金数理人に加え 新たに業務委託先に属さない年金数理人による財政検証を行うことを検討しているものです

41 その他主な Q&A~ 存続要件 給付減額 ~ 39 番号 Q A 法施行 5 年経過後 基金存続の条件を満たさない場合 必ず解散命令が発動されるのか 6 月 13 日参 厚生労働委員会で 大臣が存続基準を満たしていない場合には 掛金引上げか解散命令と答弁 自主解散に向けて作業を行うも認可基準要件に基づく 3 分の 2 以上の同意が得られない場合は 施行後 5 年以降に解散命令が発動されるのか 給付減額については 母体企業の経営悪化の解散要件を外すなどの緩和は行わないのか 改正法施行日の 5 年後以降に 直近の事業年度末の状況をみて存続の要件を満たさない場合は 原則として解散命令を検討しますが 基本的には 存続基準を満たさないこととなった決算基準日の翌年度において存続基準に対する不足を解消することが見込まれる場合は解散命令を行わないことを検討しています たとえば 純資産額の最低責任準備金に対する積立水準が政令で定める率を下回り かつ 事業の運営に相当の努力をした等 清算型指定の要件を充たす場合であれば 厚生労働大臣が清算型指定を行うことにより特例解散を行うこととなることも考えられます なお 改正法の施行後 5 年以内については 納付額や納付猶予の特例が設けられております しかし 施行後 5 年を経過すると特例措置を受けることができなくなり 解散命令を受ける可能性があります これらを踏まえ 基金でよく議論していただきますようお願いいたします 給付減額についての要件緩和は行わない予定としております

42 その他主な Q&A~ 記録整理 ~ 40 番号 Q A FAQ の 161 において 解散時には 国の記録で責任準備金を計算することになる とあるが 改正法附則第 8 条において 政府が基金から徴収することとなる責任準備金は 基金が年金給付の支給に関する義務を負っている者に係るものであることが明記されている 基金への加入届が提出されていない者 加入員ではあるが異動記録が国と相違している者に係る不一致相当分の給付について 基金が支給義務を負うのはなぜか 厚生年金基金の解散について 解散認可後に申請後突合等で一定期間を要するとのことだが 業務会計を適切に算出するためにも 移換記録の整理がスムーズに進むよう配慮願いたい 特に 離婚分割の移換金の算出と納入告知については 解散に限っては 年度内の処理となるようご配慮を願いたい 解散 代行返上時に基金は記録突合を行うが その際に使用する被保険者記録については 当該基金の基金番号を有する者の被保険者記録をすべて国から提供するようにすべきではないか 基金側の申請に基づいた者の被保険者記録だけを提供していては 基金側が認識していない加入員が 5 種 6 種のまま取り残されてしまう可能性がある 厚生年金保険法第 122 条には基金の設立事業所に使用される被保険者は当該基金の加入員とするとされ 同法第 123 条には当該設立事業所に使用されるの至ったときにその資格を取得することとされています なお 同法第 18 条の準用規定がないため 資格取得の法的効力が生じるためには 保険者の確認は要さないものとなっています 従って 基金に加入届が提出されていないことをもって 支給義務を負わないということにはなりません また 異動記録についても 本来適正に届出が行われていれば 不一致が生じることはなく 不一致があるということは どちらかの記録に誤りがあることとなります このため 記録を正しくするため証拠書類の提出を求めているものであり 証拠書類により国記録に誤りがあれば区に記録を訂正することとなります 受給者のためにも正しい記録で適正な給付を行うことが重要であると考えております 基金の記録整理が適切に行われている場合には 記録突合作業は円滑に進むものと考えております また 記録整理の仮完了後に認可申請することは将来返上をすること等により 認可後の記録整理の期間を短縮することが見込まれます なお 離婚分割移換金の取り扱いについては 関係部署と協議いたします ご指摘を踏まえ 検討いたします

43 その他主な Q&A~ 中途脱退者 選択一時金等 ~ 41 番号 Q A 施行日以降は基本年金の連合会への移換ができなくなるが 施行日以後も基金が規約に定める連合会移換者に変更はないという理解でよいか 一時金の支給停止にあたっては加入員や受給者等に対する適切な説明に留意が必要とされているが 添付書類による立証が必要なのか 解散の意向を決めた後 資産保全のため選択一時金を停止する予定でいる その後に事業所の任意脱退の申し出があり承認された場合 任意脱退事業所については脱退特別掛金を徴収していることから その事業所の加算加入員であった者に対しては 選択一時金の支給を行うようにできないか 今後 一時金の請求が多くなることが予想されるが 一時金を停止する方がよいのであれば 一時金を止めることを政省令で決めていただきたい 基本部分については 規約変更が必要になります 場合によっては 説明に使用した文書等を照会する可能性があります 規約の規定に基づき実施していただくことになります 一時金は基金の任意給付であり 停止するかどうかは基金の判断です 加入員や受給者等に対する丁寧な説明に留意しつつ 基金の財政状況や今後の方向性なども踏まえてよくご検討いただきたいと考えております

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