ミラベグロン 毒性試験概要表 目次 毒性試験概要表 毒性試験 : 一覧表 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験の一覧表 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験成績の一覧...6

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1 ミラベグロン 目次 毒性試験 : 一覧表 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験の一覧表 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験成績の一覧 毒性試験 : 被験物質 ( バッチ毎 ) 一覧 単回投与毒性試験 反復投与毒性試験 : 重要な試験以外の試験 反復投与毒性試験 : 重要な試験 In vitro 遺伝毒性試験 In vivo 遺伝毒性試験 がん原性試験 生殖発生毒性試験 : 重要な試験以外の試験 生殖発生毒性試験 : 受胎能及び着床までの初期胚発生に関する試験 生殖発生毒性試験 : 胚 胎児発生に関する試験 生殖発生毒性試験 : 出生前及び出生後の発生並びに母体の機能に関する試験 新生児を用いた試験 局所刺激性試験 その他の毒性試験 / アステラス製薬 1

2 .1 毒性試験 : 一覧表 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 試験の種類 動物種及び系統 投与方法 投与期間 投与量 (mg/kg/dy ) GLP 適用 実施施設 試験番号 添付資料番号 単回投与毒性試験 F344 ラット 強制経口 単回 300,500,800 適 178-TX ビーグル犬 カプセル 単回 0,0.3,3,30 適 178-TX 反復投与毒性試験 F344 ラット 強制経口 2 週間 0,10,30,100,300 適 178-TX 強制経口 13 週間 0,10,30,100,300 適 178-TX 強制経口 26 週間 0,3,10,30,100 適 178-TX ( 電子顕微鏡検査 ) 178-TX 静脈内 5 日間 0,3,10,30 適 178-TX ( 参 ) 静脈内 2 週間 0,1,3,10 適 178-TX ビーグル犬 カプセル 2 週間 0,1,3,10,20 適 178-TX カプセル 3 日間 0,20 適 178-TX カニクイザル 強制経口 2 週間 0,10,30,60 適 178-TX 強制経口 13 週間 0,3,10,30 適 178-TX 強制経口 52 週間 0,3,10,30 適 178-TX 静脈内 単回 0.1,0.3,1,3,10 不適 アステラス 178-TX ( 参 ) 静脈内 2 週間 0,0.3,1,3 適 178-TX 遺伝毒性試験 ネズミチフス菌 - - 0,1.6~5000 µg/plte 適 178-TX 及び大腸菌 ヒト末梢血 - - 0,110~1280 µg/ml 適 178-TX リンパ球 F344 ラット 強制経口 2 日間 0,100,200,400 適 178-TX : 特に記載のない場合反復投与毒性試験の下線を施した投与量は無毒性量 (NOAEL) を示す :, :, :, :, アステラス : アステラス製薬株式会社, :, : 2

3 .1 毒性試験 : 一覧表 ( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 試験の種類 動物種及び系統 投与方法 投与期間 投与量 (mg/kg/dy ) GLP 適用 実施施設 試験番号 添付資料番号 がん原性試験 B6C3F 1 マウス 強制経口 2 週間 0,30,100,300 適 178-TX ( 参 ) 強制経口 13 週間 0,50,100,200 適 178-TX ( 参 ) ( 病理組織学的検査 ) 178-TX ( 参 ) 強制経口 104 週間 0,25,50,100 適 178-TX F344 ラット 強制経口 104 週間 雄 :0,12.5,25,50 適 178-TX 雌 :0,25,50,100 生殖発生毒性試験 SD ラット 強制経口 b 0,30,100,300 適 178-TX 強制経口 c 0,30,100,300 適 アステラス 178-TX 強制経口 雌 :G7~17 d 0,30,100,300 適 178-TX ( 参 ) 強制経口 雌 :G7~17 d 0,10,30,100,300 適 178-TX 強制経口 雌 :G7~17 d 0,100 適 178-TX NZW ウサギ 強制経口 雌 :G6~20 d 0,3,10,30 適 178-TX ( 参 ) 強制経口 雌 :G6~20 d 0,3,10,30 適 178-TX 強制経口 雌 :G6~20 d 0,30 不適 アステラス 178-TX ( 参 ) 強制経口 雌 : 単回 0,3,10,30 不適 アステラス 178-TX ( 参 ) 強制経口 雌 :7 日間, 3,10,30 適 178-TX ( 参 ) G6~20 d SD ラット 強制経口 雌 :G7~L20 d 0,10,30,100 適 178-TX : 特に記載のない場合 b: 雄 : 交配 2 週間前から剖検前日まで c: 雌 : 交配 2 週間前から妊娠 7 日まで d:g = 妊娠日齢 L = 授乳日齢 :, :, : :, アステラス : アステラス製薬株式会社, : 3

4 .1 毒性試験 : 一覧表 ( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 試験の種類 局所刺激性試験 その他の毒性試験皮膚感作性試験 (Adjuvnt nd Ptch 法 ) 皮膚感作性試験 (Buehler 法 ) 不純物に関する試験 動物種及び系統日本白色種ウサギ Hrtley 系モルモット 投与方法投与期間投与量 (mg/kg/dy ) GLP 適用 実施施設 試験番号 添付資料番号 経皮 単回 0.5 g 適 178-TX (4 時間貼付 ) 結膜嚢内 単回 100 mg 適 178-TX 静脈内 単回 静脈内 :0.05 ml 適 178-TX 静脈周囲 (10 mg/ml 溶液 ) 静脈周囲 :0.2 ml 経皮 感作 :3 日間惹起 :20 日後 感作 :1,10% 惹起 :2,10% 適 178-TX Hrtley 系 経皮 感作 : 週 3 回,3 週 感作 :1,10% 適 178-TX モルモット 惹起 :14 日後 惹起 :2,10% F344 ラット 経口 2 週間 0,3,10 適 178-TX 溶血性試験 ヒト血液 mg/ml 溶液 :1 ml 適 178-TX 血液 0.1 ml 尿蛋白測定への影響 ,0.01~2 mg/ml 不適 アステラス 178-TX ( 参 ) : 特に記載のない場合 :. :. アステラス : アステラス製薬株式会社 4

5 .2 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験の一覧表被験物質 : ミラベグロン 試験の種類 試験系 投与方法 投与量 (mg/kg/dy) GLP 適用 試験番号 添付資料番号 単回投与毒性試験 イヌ カプセル 0.3,3,30 適 178-TX 週間投与毒性試験 ラット 強制経口 10,30,100,300 適 178-TX 週間投与毒性試験 ラット 強制経口 10,30,100,300 適 178-TX 週間投与毒性試験 ラット 強制経口 3,10,30,100 適 178-TX 週間投与毒性試験 ラット 静脈内 1,3,10 適 178-TX 週間投与毒性試験 イヌ カプセル 1,3,10,20 適 178-TX 週間投与毒性試験 サル 強制経口 10,30,60 適 178-TX 週間投与毒性試験 サル 強制経口 3,10,30 適 178-TX 週間投与毒性試験 サル 強制経口 3,10,30 適 178-TX 週間投与毒性試験 サル 静脈内 0.3,1,3 適 178-TX 週間投与がん原性予備試験 マウス 強制経口 30,100,300 適 178-TX ( 参 ) 13 週間投与がん原性予備試験 マウス 強制経口 50,100,200 適 178-TX ( 参 ) がん原性試験 マウス 強制経口 25,50,100 適 178-TX がん原性試験 ラット 強制経口 雄 :12.5,25,50 適 178-TX 雌 :25,50,100 授胎能及び初期胚発生試験 ラット ( 雄 ) 強制経口 30,100,300 適 178-TX 胚 胎児発生試験 ラット ( 妊娠 ) 強制経口 10,30,100,300 適 178-TX 胚 胎児発生試験 ウサギ ( 妊娠 ) 強制経口 3,10,30 適 178-TX 血漿中薬物濃度測定試験 ウサギ ( 非妊娠および妊娠 ) 強制経口 3,10,30 適 178-TX ( 参 ) 5

6 .3 トキシコキネティクス : トキシコキネティクス試験成績の一覧被験物質 : ミラベグロン 定常状態での AUC 24h (ng h/ml) 3511 d, 5598 c, 4312 c, i 1 日投与量 ラット マウス イヌ b サル ウサギ ヒト * (mg/kg) 雄 雌 雄 雌 雄 雌 雄 雌 雌 男性 女性 c 269 c e 113 e 1384 c 1408 c 310 d, 422 f 369 d, 342 f 364 i c, 918 d, 450 c, 818 d, 854 e, 8561 c 7045 c 1461 c, 1462 c, 7229 i 1098 e 457 i 1593 d, 1267 f 1502 d, 1092 f g g 5943 g 1975 g 2399 g c, 5170 d, 2901 c, 5243 c 4755 c 8542 e, h 5994 e, 3166 i 4386 d, 4301 f 2751 d, 4031 f g g 4903 d, 4749 g 6932 d, 4676 g c, d, c, d, c c c, d, c, d, e, h e, i, g g g d d c, d c, d, c c i *: 性差及び高齢者試験 [CL-072]( 投与量 :50 及び 100 mg/dy, ヒトの体重を 50 kg として計算 ) : 強制経口 b: カプセル c:2 週間投与毒性試験 d:13 週間投与毒性試験 e:26 週間投与毒性試験 f:52 週間投与毒性試験 g: がん原性試験 h: 受胎能及び初期胚発生試験 i: 胚 胎児発生試験 6

7 .3 トキシコキネティクストキシコキネティクス成績の総括被験物質 : ミラベグロン AUC (ng-h/ml) ヒト ( 男性 ) ヒト ( 女性 ) マウス ( 雄 ) マウス ( 雌 ) ラット ( 雄 ) ラット ( 雌 ) サル ( 雄 ) サル ( 雌 ) 投与量 (mg/kg/dy) ヒトに 50 及び 100 mg/dy を反復経口投与した際の定常状態での YM178( 未変化体 ) の AUC 24h をマウスがん原性試験, ラット 26 週間投与毒性試験及びサル 52 週間投与毒性試験と比較した 7

8 .4 毒性試験 : 被験物質 ( バッチ毎 ) 一覧 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン ロット番号 純度 (%) 規格設定された不純物 試験番号 試験の種類 申請規格 YM b YM c YM d - - K NE NE 178-TX-012 ラット単回経口投与毒性試験 178-TX-017 イヌ単回経口投与毒性試験 178-TX-013 ラット 2 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-020 ラット 13 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-018 イヌ 2 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-019 イヌ 3 日間反復経口投与毒性試験 178-TX-014 サル 2 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-021 サル 13 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-003 細菌を用いる復帰突然変異試験 178-TX-007 ヒト末梢血リンパ球を用いる染色体異常試験 178-TX-008 ラットを用いる小核試験 178-TX-015 雌ラット受胎能及び初期胚発生試験 178-TX-005 ラット胚 胎児発生試験 ( 投与量設定試験 ) 178-TX-022 ラット胚 胎児発生試験 178-TX-023 ラット胚 胎児発生試験 ( 追加試験 ) 178-TX-004 ウサギ胚 胎児発生試験 ( 投与量設定試験 ) 178-TX-016 ウサギ胚 胎児発生試験 178-TX-001 ウサギ皮膚刺激性試験 178-TX-002 ウサギ眼刺激性試験 K NE NE 178-TX-026 サル 52 週間反復経口投与毒性試験 NE: 測定せず :2.3.S.4.1 規格及び試験方法より b: 光学異性体 c: 合成中間体 d: 類縁物質 8

9 .4 毒性試験 : 被験物質 ( バッチ毎 ) 一覧 ( その 2) 被験物質 : ミラベグロン ロット番号 純度 (%) 規格設定された不純物 試験番号 試験の種類 申請規格 YM b YM c YM d - - K NE NE 178-TX-025 ラット 26 週間反復経口投与毒性試験 178-TX-024 モルモット皮膚感作性試験 178-TX-027 モルモット皮膚感作性試験 ( 追加試験 ) 178-TX-033 サル単回静脈内投与毒性試験 ( 投与量設定試験 ) K NE NE 178-TX-028 マウス 2 週間反復経口投与がん原性予備試験 178-TX-029 マウス 13 週間反経口投与がん原性予備試験 K NE NE 178-TX-044 ラット 5 日間反復静脈内投与毒性試験 ( 投与量設定試験 ) 178-TX-035 ラット 2 週間反復静脈内投与毒性試験 178-TX-034 サル 2 週間反復静脈内投与毒性試験 178-TX-036 血管局所刺激性試験 178-TX-037 溶血性試験 178-TX-031 マウスがん原性試験 178-TX-032 ラットがん原性試験 178-TX-039 雄ラット授胎能及び初期胚発生試験 178-TX-038 ラット出生前及び出生後の発生 母体機能試験 178-TX-047 ウサギ胚 胎児発生試験 ( 追加試験 ) 178-TX-048 ウサギ心拍数に関する試験 178-TX-049 尿蛋白検査に関する検討試験 178-TX-056 ウサギ血漿中薬物濃度測定試験 GLP-T NE NE 178-TX-046 ラット 2 週間反復経口投与毒性試験 ( 不純物試験 ) NE: 測定せず :2.3.S.4.1 規格及び試験方法より b: 光学異性体 c: 合成中間体 d: 類縁物質 9

10 .5 単回投与毒性試験被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 F344 ラット 投与方法 ( 溶媒 / 投与形態 ) 強制経口 (0.5% メチルセルロース水溶液 ) 投与量 (mg/kg) 300,500, 800 性別及び動物数 / 群雄 :5 雌 :5 最大耐量 (mg/kg) 雄 :500 雌 :500 概略の致死量 (mg/kg) 雄 :800 雌 :800 特記すべき所見 300: 雌雄で色素涙 300: 雌雄で自発運動の低下, 流涎及び流涙 500: 雌雄で腹臥及び一過性の体重減少 800: 雄 2 例及び雌 3 例死亡 雌雄で色素涙及び散瞳 雄で間代性痙攣 雌で横臥及び被毛の汚れ 死亡した雄 1 例で肝臓の淡色化及び小葉明瞭, 小葉周辺性に肝細胞の肥大及び空胞変性 試験番号 ( 添付資料番号 ) 178-TX-012 ( ) ビーグル犬 カプセル ( 乳糖 2 倍散あるいは 20 倍散 ) 0,0.3,3, 30 雄 :1 雌 :1 雄 :3 雌 :30 雄 :30 雌 :>30 0.3: 雄で頬骨腺腺房の巣状性拡張及び頬骨腺の組織破壊 0.3: 雌雄で皮膚の発赤, 心拍数増加 3: 雌雄で頬骨腺腺房の巣状性拡張及び頬骨腺の組織破壊 30: 雄 1 例死亡 雌雄で嘔吐 雄で横臥, 浅呼吸及び喘ぎ呼吸 雌で頬骨腺の壊死 178-TX-017 ( ) NA: 該当データなし : 投与後 50 分の血漿中濃度 トキシコキネティクス投与量 C mx (mg/kg) (ng/ml) AUC 24h (ng h/ml) 雄 雌 雄 雌 NA

11 .6 反復投与毒性試験 : 重要な試験以外の試験被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 F344 ラット 投与方法溶媒 / 投与形態静脈内 (8.4% ショ糖を含む 20 mmol/l クエン酸緩衝液 ) 投与期間 投与量性別 動 (mg/kg/dy) 物数 / 群 5 日間 0,3,10,30 雄 :5 雌 :5 無毒性量 (mg/kg/dy) 特定せず 特記すべき所見 10: 雌雄で自発運動の低下, 散瞳及び腹臥 30: 雄 5 例及び雌 2 例死亡 雌雄で振戦, 間代性痙攣, 緩徐呼吸, 喘ぎ呼吸, 流涙及び流涎 雄で浅速呼吸 雌で呼吸深大, 泌尿器周囲の被毛の汚れ, 体重及び摂餌量の減少 試験番号 ( 添付資料番号 ) 178-TX-044 ( ( 参 )) カニクイザル 静脈内 (20 mmol/l 塩酸を含む生理食塩液 ) 単回 0.1,0.3,1,3, 10( 雄のみ ) 投与順 及び 1 10 雄 :1 雌 :1 特定せず 0.3: 雄 :PR 間隔の延長 3: 雌 :PR 及び QRS 間隔の延長 10: 雄で流涎, 口腔粘膜蒼白, 自発運動の消失, 呼吸困難, 瞳孔反射の消失, 散瞳及び心室頻拍を呈した後, 投与後 15 分に死亡 雌への投与は中止した 投与終了後の剖検で雌雄各 1 例の心臓の乳頭筋に赤色点 病理組織学的検査で別の 1 例の心臓にマクロファージ浸潤を伴う乳頭筋の巣状壊死 178-TX-033 ( ( 参 )) NA: 該当データなし トキシコキネティクス投与量 C 0.05h (mg/kg) (ng/ml) AUC 24h (ng h/ml) 雄 雌 雄 雌 NA NA NA 11

12 .7 反復投与毒性試験 : 重要な試験.7A 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のラットを用いた経口投与による 2 週間反復投 与毒性試験および 2 週間回復性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 :F344 ラット 投与期間 :2 週間 試験番号 :178-TX-013 試験開始週齢 :8 週齢 休薬期間 :2 週間 添付資料番号 : 初回投与年月日 :19 年 月 日 投与方法 : 強制経口 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし 無毒性量 :10 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 一般状態自発運動の低下 流涙 眼分泌物 体重 (g): 投与 7 日 ** 116** 投与 14 日 ** 120** 体重増加量 (g): 投与 0-14 日 * 17 13** 7** 摂餌量 (g/dy): 投与 7 日 ** 8** 投与 14 日 ** 13** NA: 該当データなし Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 12

13 .7A 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-013( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 摂水量 (g/dy): 投与 9 日 ** 17** 23** 16 眼科検査 耳介反射 血液学的検査 : 投与 2 週ヘマトクリット (%) * MCV(mm 3 ) * 血小板数 ( 10 3 /μl) ** 718* 634** 722* 白血球数 ( 10 3 /μl) ** 好中球比率 (%) * 19** リンパ球数 ( 10 3 /μl) ** 網赤血球率 (%) * 1.4** PT( 秒 ) ** ** 15.1* APTT( 秒 ) ** ** 21.6 血液化学的検査 : 投与 2 週中性脂肪 (mg/dl) ** ** ** 11.3 総コレステロール (mg/dl) * ** 68 66** 81** リン脂質 (mg/dl) * ** 135* AST(U/L) ** 62 ALT(U/L) ** 35** 44** 40** 39** 42** ALP(U/L) * 920* 754** 945** 778** カリウム (mmol/l) ** 4.41** 4.42** 4.39* 尿検査 : 投与 2 週尿量 (ml) 5 3 6* 4 6* 4 6* 4 7** 4 ナトリウム (mmol/17h) ** 0.15** 0.40** 0.19** カリウム (mmol/17h) * ** ** 0.60** 塩素 (mmol/17h) ** 0.33** 0.62** 0.36** -: 特記すべき所見なし Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P

14 .7A 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-013( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 尿検査 : 投与 2 週 ( 続き ) 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 器官重量 検査動物数 脳 : 実重量 (g) * 1.71** 体重比重量 (%) ** 1.440* 心臓 : 実重量 (g) ** 体重比重量 (%) ** ** 肺 : 実重量 (g) ** 体重比重量 (%) 肝臓 : 実重量 (g) 体重比重量 (%) * ** 2.667* 2.897** 2.826** 腎臓 : 実重量 (g) 体重比重量 (%) ** ** 0.822** 0.835** 0.829** 脾臓 : 実重量 (g) ** 体重比重量 (%) ** 副腎 : 実重量 (mg) 体重比重量 (%) ** 0.037** 精巣 : 実重量 (g) 2.59 NA 2.60 NA 2.54 NA 2.32** NA 2.28** NA 体重比重量 (%) NA NA NA 1.261* NA NA 卵巣 : 実重量 (mg) NA 44 NA 45 NA 48 NA 43 NA 32** 体重比重量 (%) NA NA NA NA NA 0.026* NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 14

15 .7A 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-013( その 4) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 器官重量 ( 続き ) 胸腺 : 実重量 (mg) ** 112** 体重比重量 (%) ** 0.094** 前立腺 : 実重量 (mg) 184 NA 167 NA 183 NA 142 NA 114** NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA 0.067* NA 子宮 : 実重量 (mg) NA 243 NA 257 NA 272 NA 209 NA 108** 体重比重量 (%) NA NA NA NA NA 0.091** 精嚢 : 実重量 (g) 0.29 NA 0.23 NA 0.25 NA 0.16* NA 0.13** NA 体重比重量 (%) NA NA NA 0.086* NA 0.074** NA 顎下腺 : 実重量 (mg) * 217** 体重比重量 (%) 剖検所見 検査動物数 白色脂肪 : 減少 胸腺 : 萎縮 前立腺 : 小型化 1 NA 0 NA 0 NA 2 NA 4 NA 精嚢 : 小型化 2 NA 2 NA 3 NA 6 NA 8 NA 子宮 : 小型化 NA 0 NA 0 NA 1 NA 3 NA 9 病理組織学的検査 検査動物数 骨髄 : 造血低下 0 0 NE 0 NE 0 NE 胸腺 : 萎縮 0 0 NE 0 NE 0 NE 精嚢 : 分泌液減少 3 NA 3 NA 3 NA 6 NA 9 NA 子宮 : 萎縮 NA 0 NA 0 NA 1 NA 3 NA 9 白色脂肪 : 脂肪滴減少 褐色脂肪 : 脂肪滴減少 NA: 該当データなし NE: 検査せず Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 15

16 .7A 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-013( その 5) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 回復性の評価検査動物数 死亡及び屠殺動物数 一般状態 体重 摂餌量 (g/dy): 回復 7 日 * 19* 14** 血液学的検査白血球数 ( 10 3 /μl) NE NE NE NE * 血小板数 ( 10 3 /μl) NE NE NE NE * 血液化学的検査 - - NE NE NE NE 尿検査 器官重量 心臓 : 実重量 (g) NE NE NE NE 体重比重量 (%) NE NE NE NE * 肝臓 : 実重量 (g) NE NE NE NE 体重比重量 (%) NE NE NE NE * 剖検所見 病理組織学的検査 白色脂肪 : 脂肪滴減少 0 0 NE NE NE NE : 特記すべき所見なし NE: 検査せず Dunnett s test: *: P 0.05 : 観察された動物数 16

17 .7B 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のラットにおける 13 週間反復経口投与毒性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 :F344 ラット 投与期間 :13 週間 試験番号 :178-TX-020 試験開始週齢 :8 週齢 休薬期間 :4 週間 添付資料番号 : 初回投与年月日 :20 年 月 日 投与方法 : 強制経口 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし 無毒性量 :10 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 13 週 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 13 週 NA NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 b 一般状態流涎 流涙 腹部膨満 下顎部の脱毛 下顎部の被毛の汚れ 耳介等の蒼白 散瞳 NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 : 投与 10 週及び 13 週に死亡した 剖検において下顎部の脱毛, 胸腺の赤色化, 胸腺の萎縮, 肺の赤色化, 子宮の萎縮及び白色脂肪の減少が認められた 病理組織学的検査において心臓の心房 / 心室における水腫, 心房の出血, 骨髄マクロファージの色素沈着, 胸腺の出血, 肺の水腫, 肝細胞マクロファージ / クッパー細胞の色素沈着, 顎下腺の顆粒管好酸性顆粒減少, 耳下腺のチモーゲン顆粒減少, 子宮の萎縮, 白色及び褐色脂肪細胞の脂肪滴減少, 骨髄の出血, 胸腺の萎縮, 肺の出血及び動脈の石灰沈着, 肝臓の肝細胞腫脹及び線維化及び褐色脂肪細胞の出血が認められた b: 観察された動物数 17

18 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 一般状態 ( 続き ) 泌尿 生殖器付近の被毛の汚れ 軟便, 間代性痙攣, 呼吸促迫 体重 (g): 投与 1 週 ** 117** 投与 3 週 * ** 132 投与 7 週 * ** ** 139** 投与 13 週 * ** ** 146** 体重増加量 (g): 投与 0-13 週 ** 42 96** 48 57** 31** 摂餌量 (g/dy): 投与 1 週 * ** 11** 8** 投与 7 週 ** 12 18** 12* 21** 13** 19** 13** 投与 13 週 * 18** 11* 20** 12** 20** 12** 摂水量 (g/dy): 投与 2 週 ** 12 21** 13 23** 14 投与 6 週 ** 13 23** 14 投与 12 週 * 12 24** 13 25** 16** 眼科検査 耳介反射 血液学的検査 : 投与 13 週ヘマトクリット (%) * ** 49.5** ** ヘモグロビン (g/dl) ** ** 16.2** 16.5** 16.3** 赤血球数 ( 10 6 /μl) * ** 8.99** ** MCV(mm 3 ) * 53.9** 55.0** 55.1** 54.5 MCH(pg) ** 18.2** 17.7** ** 17.9 MCHC(%) ** * 32.9 血小板数 ( 10 3 /μl) ** 656* 651** 656* 609* 596** 白血球数 ( 10 3 /μl) ** 3.6 好中球比率 (%) * -: 特記すべき所見なし Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 18

19 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 血液学的検査 : 投与 13 週 ( 続き ) リンパ球比率 (%) ** 単球比率 (%) * 1 PT( 秒 ) ** * * ** APTT( 秒 ) ** ** 15.5 血液化学的検査 : 投与 13 週中性脂肪 (mg/dl) * ** ** ** 19.4 総コレステロール (mg/dl) ** 87** リン脂質 (mg/dl) ** ** ** AST(U/L) * ALT(U/L) * 34 56** ** ALP(U/L) ** 404** 756** 627** 血糖 (mg/dl) ** 122 カリウム (mmol/l) ** 4.06* 4.37** 4.09** 4.12** 3.95 塩素 (mmol/l) * ** クレアチニン (mg/dl) * 0.23* 0.27* 0.22** 0.24** 0.21** 0.22** 総ビリルビン (mg/dl) ** 0.03 アルブミン (g/dl) * 3.83** 3.60** アルブミン分画比率 (%) ** 53.0** 1-グロブリン分画比率 (%) * ** 15.2** アルブミン グロブリン比 ** 1.13** 尿検査 : 投与 2 週尿量 (ml) 浸透圧 (mosm/l) * 1352 ph( 6) b ナトリウム (mmol/17h) ** Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 :1 例で高値 (AST:2525 U/L,ALT:3700 U/L) が認められ, 病理組織学的検査において小葉中心性肝細胞壊死が認められた b: 観察された動物数 19

20 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 4) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 尿検査 : 投与 2 週 ( 続き ) カリウム (mmol/17h) * * 塩素 (mmol/17h) * ** 0.43** 0.29** ビリルビン陽性 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 尿検査 : 投与 6 週尿量 (ml) * 浸透圧 (mosm/l) ** 1428** * ph( 6) ナトリウム (mmol/17h) ** カリウム (mmol/17h) ** 塩素 (mmol/17h) * 0.23** 0.40** 0.33** ** ビリルビン陽性 潜血陽性及び着色 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 尿検査 : 投与 12 週尿量 (ml) ** 浸透圧 (mosm/l) ** ** 1460** * ph( 6) ナトリウム (mmol/17h) * Dunnett s test: *: P<0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 20

21 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 5) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 尿検査 : 投与 12 週 ( 続き ) カリウム (mmol/17h) 塩素 (mmol/17h) ** 0.28** 0.44* 0.25* ビリルビン陽性 蛋白 ( 定量 )( mg/dl) ** 14* 69 39** 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 器官重量 検査動物数 脳 : 実重量 (g) * 1.92** 1.78** 体重比重量 (%) ** ** 心臓 : 実重量 (g) 体重比重量 (%) ** ** 肺 : 実重量 (g) ** 0.62** 体重比重量 (%) ** ** 肝臓 : 実重量 (g) ** 6.28* 3.81 体重比重量 (%) ** ** 2.456** 2.812** 2.645** 腎臓 : 実重量 (g) ** ** 体重比重量 (%) ** ** 0.757** 0.795** 0.811** 脾臓 : 実重量 (g) ** ** 0.31** 体重比重量 (%) * ** 副腎 : 実重量 (mg) * 体重比重量 (%) ** 精巣 : 実重量 (g) 2.93 NA 2.91 NA 3.00 NA 2.83 NA 2.78 NA 体重比重量 (%) NA NA 1.086** NA 1.084** NA 1.247** NA NA: 該当データなし Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 21

22 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 6) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 器官重量 ( 続き ) 卵巣 : 実重量 (mg) NA 47 NA 46 NA 45 NA 53* NA 41* 体重比重量 (%) NA NA NA NA 0.033* NA 甲状腺 : 実重量 (mg) * 10 体重比重量 (%) 下垂体 : 実重量 (mg) ** 体重比重量 (%) * 胸腺 : 実重量 (mg) ** ** 81** 体重比重量 (%) ** 0.056** 前立腺 : 実重量 (mg) 422 NA 374 NA 383 NA 362 NA 268** NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA NA 子宮 : 実重量 (mg) NA 509 NA 568 NA 490 NA 326* NA 170** 体重比重量 (%) NA NA NA NA 0.203* NA 0.118** 精嚢 : 実重量 (g) 1.01 NA 1.01 NA 0.89 NA 1.02 NA 0.71** NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA NA 顎下腺 : 実重量 (mg) ** 262** 体重比重量 (%) ** 剖検所見 検査動物数 胸腺 : 萎縮 膀胱 : 結石 子宮 : 萎縮 NA 0 NA 0 NA 0 NA 1 NA 6 白色脂肪組織 : 減少 病理組織学的検査 検査動物数 b 骨髄 : 色素沈着 胸腺 : 萎縮 : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 b: リポフスチン 22

23 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 7) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 病理組織学的検査 ( 続き ) 胃 : 腺胃の出血 限局性壊死 b, c 盲腸 : 色素沈着 空胞変性 水腫 b 肝臓 : 色素沈着 肝細胞腫張 線維化 肝細胞壊死 微小肉芽腫 顎下腺 : 好酸性顆粒減少 分泌減少 耳下腺 : チモーゲン顆粒減少 b 腎臓 : 尿細管上皮の色素沈着 子宮 : 萎縮 NA 0 NA 0 NA 0 NA 1 NA 6 白色脂肪 : 脂肪滴減少 褐色脂肪 : 脂肪滴減少 電子顕微鏡検査 検査動物数 肝臓 : 残渣小体の増加 0 NA 0 NA 1 NA 1 NA 2 NA NA: 該当データなし Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 b: リポフスチン c: ヘモジデリン 23

24 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 8) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 回復性の評価検査動物数 死亡及び屠殺動物数 0 0 NA NA NA NA 一般状態腹部膨満 0 0 NA NA NA NA 下顎部の脱毛 0 0 NA NA NA NA 体重 (g): 休薬 1 週 NA NA NA NA ** 156 休薬 4 週 NA NA NA NA ** 169 摂餌量 (g/dy) 休薬 1 週 NA NA NA NA 20** 11 20** 13** 休薬 4 週 NA NA NA NA 血液学的検査赤血球数 ( 10 6 /μl) NA NA NA NA ** 8.32* MCV(μm 3 ) NA NA NA NA ** 55.3 MCH(pg) NA NA NA NA * 18.3 血小板数 ( 10 3 /μl) NA NA NA NA * 好中球比率 (%) NA NA NA NA * 21 リンパ球比率 (%) NA NA NA NA * 76 PT( 秒 ) NA NA NA NA * 血液化学的検査中性脂肪 (mg/dl) NA NA NA NA ** 16.9 リン脂質 (mg/dl) NA NA NA NA 118** ** 122* 総コレステロール (mg/dl) NA NA NA NA 63** 69 60** 66* ALT(U/L) NA NA NA NA 40 35* 44 35* ALP(U/L) NA NA NA NA ** 470** 1-グロブリン分画比率 (%) NA NA NA NA * 16.3 アルブミン グロブリン比 NA NA NA NA * -: 特記すべき所見なし NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P

25 .7B 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-020( その 9) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :16 雌 :16 雄 :10 雌 :10 雄 :10 雌 :10 雄 :16 雌 :16 雄 :16 雌 :16 回復性の評価 ( 続き ) 尿検査 - - NA NA NA NA 器官重量腎臓 : 実重量 (g) NA NA NA NA ** ** 体重比重量 (%) NA NA NA NA * 剖検所見 - - NA NA NA NA 病理組織学的検査 b 骨髄 : 色素沈着 0 0 NA NA NA NA b, c 盲腸 : 色素沈着 0 0 NA NA NA NA b 肝臓 : 色素沈着 0 0 NA NA NA NA b 腎臓 : 色素沈着 0 0 NA NA NA NA 顎下腺 : 好酸性顆粒減少 0 0 NA NA NA NA 耳下腺 : チモーゲン顆粒減少 0 0 NA NA NA NA NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 b: リポフスチン c: ヘモジデリン 25

26 .7C 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のラットにおける 26 週間反復経口投与毒性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 :F344 ラット 投与期間 :26 週間 試験番号 :178-TX-025/178-TX-040 試験開始週齢 :8 週齢 休薬期間 :13 週間 添付資料番号 : / 初回投与年月日 :20 年 月 日 投与方法 : 強制経口 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし 無毒性量 :3 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 26 週 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 26 週 NA NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 一般状態流涎 流涙 腹臥 体重 (g): 投与 2 週 * 194** 136* 投与 13 週 * ** 163 投与 26 週 ** ** 174 体重増加量 (g): 投与 0-26 週 ** 59 95** 55 摂餌量 (g/dy): 投与 1 週 * 11 16** 11 16** 12** 投与 13 週 * 10 17** 11** 18** 10** 投与 26 週 ** 12 16** 13** 18** 15** 摂水量 (g/dy): 投与 13 週 ** 15 26** 16* 投与 25 週 * 13 22** 14 29** 18** NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 26

27 .7C 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-025( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 眼科検査 耳介反射 血液学的検査 : 投与 26 週ヘマトクリット (%) ** ** 45.8 ヘモグロビン (g/dl) ** ** 16.1 MCV(μm 3 ) ** ** 51.7* MCH(pg) * ** 18.2 血小板数 ( 10 3 /μl) ** ** ** 711* PT( 秒 ) * 19.3 APTT( 秒 ) * 18.4 血液化学的検査 : 投与 26 週総コレステロール (mg/dl) ** 74 中性脂肪 (mg/dl) ** ** 7.6** リン脂質 (mg/dl) * クレアチニン (mg/dl) * 0.26* 0.24** 0.26* 0.23** 0.24** 総ビリルビン (mg/dl) * 総蛋白 (g/dl) ** 6.59 カリウム (mmol/l) ** ** 4.11** 4.14** 4.21** 塩素 (mmol/l) * 無機リン (mg/dl) ** 4.88 AST(U/L) * ALT(U/L) ** 50 88** 55 ALP(U/L) ** 414 アルブミン (g/dl) ** 3.41 α1-グロブリン (g/dl) * グロブリン分画比率 (%) ** 16.1 β-グロブリン (g/dl) * : 特記すべき所見なし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P

28 .7C 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-025( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 血液化学的検査 : 投与 26 週 ( 続き ) γ-グロブリン (g/dl) * 0.54 尿検査 : 投与 13 週尿量 (ml) * ** ** 5.0** 4.5** 浸透圧 (mosm/l) * ph( 6) ナトリウム (mmol/17h) * 0.21** 0.07 カリウム (mmol/17h) ** ** ** 0.46 塩素 (mmol/17h) ** ** 0.26** 0.39** 0.29** ビリルビン陽性 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 尿検査 : 投与 25 週尿量 (ml) ** * 3.3** 3.6 色調 ( 黄褐色 ) 浸透圧 (mosm/l) * ph( 6) ナトリウム (mmol/17h) カリウム (mmol/17h) 塩素 (mmol/17h) ビリルビン陽性 Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 28

29 .7C 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-025( その 4) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 尿検査 : 投与 25 週 ( 続き ) 蛋白 ± mg/dl mg/dl mg/dl 器官重量 検査動物数 脳 : 実重量 (g) ** 1.87 体重比重量 (%) ** ** 心臓 : 実重量 (g) 体重比重量 (%) ** ** 肺 : 実重量 (g) 体重比重量 (%) ** ** 肝臓 : 実重量 (g) * 体重比重量 (%) ** 2.322* 2.747** 2.473** 腎臓 : 実重量 (g) ** 体重比重量 (%) ** ** ** 脾臓 : 実重量 (g) ** 0.39 体重比重量 (%) * 副腎 : 実重量 (mg) 体重比重量 (%) * 精巣 : 実重量 (g) 2.90 NA 3.06 NA 3.07 NA 3.01 NA 2.94 NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA 1.133* NA 下垂体 : 実重量 (mg) 体重比重量 (%) * 胸腺 : 実重量 (mg) * 80 62** 67* 体重比重量 (%) ** NA: 該当データなし Dunnett s test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P 0.05, **: P 0.01 : 観察された動物数 29

30 .7C 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-025( その 5) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 器官重量 ( 続き ) 顎下腺 : 実重量 (mg) 体重比重量 (%) ** ** 剖検所見 検査動物数 白色脂肪 : 減少 褐色脂肪 : 暗色化 病理組織学的検査 検査動物数 白色脂肪 : 脂肪滴減少 褐色脂肪 : 脂肪滴減少 肝臓 : 好酸性変化 微小肉芽腫 耳下腺 : チモーゲン顆粒減少 b 脾臓 : 色素沈着 軽度 中等度 電子顕微鏡検査 検査動物数 肝臓 : 肝細胞及びクッパー細胞の微細 0 0 NA NA NA NA NA NA 1 1 顆粒状物質を含む大型ライソゾーム 肝細胞のグリコーゲン顆粒の減少 0 0 NA NA NA NA NA NA 1 0 回復性の評価検査動物数 死亡及び屠殺動物数 0 0 NA NA NA NA 一般状態 - - NA NA NA NA 体重 (g): 回復 13 週 NA NA NA NA 摂餌量 (g/dy): 回復 13 週 14 9 NA NA NA NA 摂水量 (g/dy): 回復 13 週 NA NA NA NA : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 b: ヘモジデリン 30

31 .7C 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-025( その 6) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :18 雌 :18 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :18 雌 :18 雄 :18 雌 :18 血液学的検査 : 回復 13 週血小板数 ( 10 3 /μl) NA NA NA NA * 829 血液化学的検査 : 回復 13 週中性脂肪 (mg/dl) NA NA NA NA 81.3* ** 19.4 リン脂質 (mg/dl) NA NA NA NA 124* ** 144 ALP(U/L) NA NA NA NA 419** ** 280 尿検査 - - NA NA NA NA 器官重量 腎臓 : 実重量 (g) NA NA NA NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA 0.658* 0.729** 副腎 : 実重量 (mg) NA NA NA NA ** 体重比重量 (%) NA NA NA NA * ** 精巣 : 実重量 (g) 3.18 NA NA NA NA NA 3.06 NA 3.03* NA 体重比重量 (%) NA NA NA NA NA NA NA 剖検所見褐色脂肪 : 暗色化 0 0 NA NA NA NA 病理組織学的検査 白色脂肪 : 脂肪滴減少 0 0 NA NA NA NA : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし Dunnett s test: *: P 0.05, **: P 0.01 Fisher s exct test: : P 0.05, : P 0.01 : 観察された動物数 31

32 .7D 反復投与毒性試験 報告書の題名 :Two-week intrvenous dose toxicity study of YM178 in rts( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 :F344 ラット 投与期間 :2 週間 試験番号 :178-TX-035 試験開始週齢 :8 週齢 休薬期間 : なし 添付資料番号 : 初回投与年月日 : 雄 :20 年 月 日 投与方法 : 静脈内 雌 :20 年 月 日 溶媒 / 投与形態 :8.4% ショ糖を含む 20 mmol/l クエン酸緩衝液に溶解 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし無毒性量 :3 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 トキシコキネティクス C 0.1h (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 一般状態腹臥 自発運動の低下 散瞳 体重 摂餌量 (g/dy): 投与 7-10 日 ** 投与 日 * ** 摂水量 眼科検査 : 投与 2 週 耳介反射 : 投与 2 週 : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし Dunnett's test: *: P<0.05, **: P<0.01 : 観察された動物数 32

33 .7D 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-035( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 雄 :12 雌 :12 血液学的検査 : 投与 2 週ヘマトクリット (%) * 48.4 好中球比率 (%) ** ** 14.7 リンパ球比率 (%) * ** 81.5 単球比率 (%) * 1.3 血液化学的検査 : 投与 2 週総コレステロール (mg/dl) ** 63 ALT(U/L) * 26* 33 28** ALP(U/L) ** 442 カリウム (meq/l) * 3.92 塩素 (meq/l) ** 107.6* 105.0** 107.4** 104.9** 107.2** アルブミン (g/dl) グロブリン (g/dl) ** 0.99 β-グロブリン (g/dl) * 0.90 γ-グロブリン (g/dl) * ** 0.47** アルブミン グロブリン比 * 1.06 尿検査 : 投与 2 週カリウム (meq/16h) * 塩素 (meq/16h) * 0.19** 器官重量 心臓 : 実重量 (g) ** 体重比重量 (%) ** 剖検所見 病理組織学的検査 白色脂肪 : 脂肪滴減少 : 特記すべき所見なし Dunnett's test あるいは Aspin-Welch s t-test with Bonferroni djustment: *: P<0.05, **: P<0.01 : 観察された動物数 33

34 .7E 反復投与毒性試験報告書の題名 :YM178: 14 dy orl toxicity study in dogs( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 : ビーグル犬 投与期間 :2 週間 試験番号 :178-TX-018 試験開始週齢 :35-42 週齢 休薬期間 : なし 添付資料番号 : 初回投与年月日 :19 年 月 日 投与方法 : 強制経口 ( カプセル ) 溶媒 / 投与形態 : 乳糖 2 倍散あるいは 20 倍散 GLP 適用 : 適 特記事項 :20 mg/kg/dy 群では投与 3~5 日に投与を中止し, 生存動物は投与 6 あるいは 7 日に途中屠殺した 無毒性量 :1 mg/kg/dy 未満 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA NA NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 b c d 一般状態皮膚の発赤 嘔吐 流涎 眼分泌物 眼周囲の腫脹 ( 鼻口部を含む ) : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし : 投与 3~5 日に投与を中止し, 生存動物は投与 6 日あるいは 7 日に途中屠殺した b: 投与 6 日に途中屠殺した 眼, 眼瞼及び鼻口部の腫脹, 眼球突出, 強膜の充血が認められ, 口を開けることを嫌がり, 投与 3,5,6 日には投与できなかった 剖検において眼の腫脹, 肝臓の淡色化及び硬く褪色した頬骨腺, 病理組織学的検査において肝臓でグリコーゲンの増加, 耳下腺の限局性萎縮及び頬骨腺の変性 / 炎症が認められた c: 投与 3 日の投与後 90 分に死亡が発見された 剖検において心臓の褪色, 淡色点 / 領域及び過剰の心嚢液, 肝臓の小葉像明瞭, 肺の褪色領域, 脾臓の淡色点 / 領域及び胸腺の点状出血が認められた 病理組織学的検査において左心室心内膜出血, 肝臓の門脈周囲の空胞形成, 脾臓赤脾髄の限局性虚血領域, 胸腺の出血 / うっ血が認められた d: 観察された動物数 34

35 .7E 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-018( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 一般状態強膜の充血 眼の炎症 体重 摂餌量 心電図心拍数 (bpm) 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 * 180** 180* 162** 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE PR 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 * 79 81** 81 87* 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE QRS 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 * 61.6 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE QT 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 ** ** ** ** 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE QTc 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 * 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE -: 特記すべき所見なし NE: 検査せず Dunnett s test: *: P<0.05, **: P<0.01 : 観察された動物数 35

36 .7E 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-018( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 心電図 ( 続き ) T 波振幅 (mv) 投与前 ** 投与 1 日 : 投与後 2 時間 ** ** 0.70** 投与 2 週 : 投与後 2 時間 NE NE 幅の広い P 波投与 1 日 投与 2 週 NE NE 心室頻拍投与 1 日 投与 2 週 NE NE 眼科検査 血液学的検査 血液化学的検査 ナトリウム (mmol/l) 投与前 投与 7 日 : NE NE 投与 14 日 : * * NE NE 尿検査 NE NE 器官重量 剖検所見 検査動物数 頬骨腺 : 硬い / 褪色 病理組織学的検査 検査動物数 心臓 : 左心室心筋変性 肝臓 : 門脈周囲の空胞形成 頬骨腺 : 変性 / 炎症 : 特記すべき所見なし NE: 検査せず Dunnett s test: *: P<0.05, **: P<0.01 : 観察された動物数 36

37 .7F 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 をビーグル犬に経口投与した際の唾液腺毒性 確認試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 : ビーグル犬 投与期間 :3 日間 試験番号 :178-TX-019 試験開始週齢 :9 カ月齢 休薬期間 :4 週間及び 13 週間 添付資料番号 : 初回投与年月日 :20 年 月 日 投与方法 : 強制経口 ( カプセル ) 溶媒 / 投与形態 : 乳糖 2 倍散 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし 無毒性量 :20 mg/kg/dy 未満 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 20 動物数 雌 :3 雌 :14 トキシコキネティクス : 投与 3 日 C mx (ng/ml): NA 1998 AUC 24h (ng h/ml): NA 特記すべき所見死亡及び屠殺動物数 0 0 一般状態全身の潮紅 0 14 腹部の潮紅 0 14 結膜の潮紅 0 13 口腔粘膜の潮紅 0 14 自発運動の低下 0 1 嘔吐 1 12 潜血便 0 1 結膜の蒼白 0 1 流涎 0 1 体重 - 1 例減少 摂餌量 - 7 例減少 NA: 該当データなし : 観察された動物数 37

38 .7F 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-019( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 20 動物数 雌 :3 雌 :14 器官重量 検査動物数 3 4 顎下腺 ( 右 ): 実重量 (g) (1 例 :5.03) 体重比重量 (%) (1 例 :0.058) 顎下腺 ( 左 ): 実重量 (g) (1 例 :4.81) 体重比重量 (%) (1 例 :0.055) 剖検所見 : 検査動物数 3 4 心臓 : 褪色巣 ( 暗赤色 ) 0 3 褪色巣 ( 白色 ) 0 1 十二指腸 : 潰瘍 0 1 肝臓 : 大きい 0 4 褪色 ( 黄色 ) 0 4 頬骨腺 : 褪色 ( 暗赤色, 限局性, 両側性 ) 0 1 褪色 ( 暗赤色, 両側性 ) 0 3 病理組織学的検査 : 検査動物数 3 4 顎下腺 : 腺房細胞萎縮 0 4 耳下腺 : 腺房細胞萎縮 0 2 導管上皮細胞浸潤 0 1 間質細胞浸潤 0 1 大舌下腺 : 間質水腫 0 3 導管拡張 0 1 腺房腔拡張, 漿液腺 0 1 腺房腔拡張, 粘液腺 0 1 間質細胞浸潤 0 3 小舌下腺 : 導管拡張 0 1 腺房腔拡張, 漿液腺 0 1 腺房腔拡張, 粘液腺 0 1 間質細胞浸潤 0 1 : 観察された動物数 38

39 .7F 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-019( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 20 動物数 雌 :3 雌 :14 病理組織学的検査 ( 続き ) 頬骨腺 : 間質水腫 0 4 間質出血 0 4 間質細胞浸潤 0 4 腺房細胞壊死 0 4 腺房細胞萎縮 0 3 導管拡張 0 4 導管上皮壊死及び剥離 0 4 導管上皮増生 0 4 導管上皮鉱質沈着 1 4 血栓 0 4 肝臓 : 小葉周辺性肝細胞肥大 ( 細胞質淡明化 ) NE 4 肝細胞空胞化 ( びまん性 ) NE 2 胆管, 淡褐色物質貯留 NE 1 小葉中心性グリコーゲン顆粒増加 (PAS 染色 ) NE 3 小葉中心性脂肪滴沈着 (Oil red O 染色 ) NE 4 小葉周辺性脂肪滴沈着 (Oil red O 染色 ) NE 4 回復性の評価検査動物数 0 10 血液化学的検査 ALT(U/L) 休薬 2 日 (n=10) NA 83 休薬 11 週 (n=6) NA 38 ALP(U/L) 休薬 2 日 (n=10) NA 339 休薬 11 週 (n=6) NA 172 器官重量 ( 休薬 4 週 ) 検査動物数 0 4 顎下腺 ( 右 ): 実重量 (g) NA 4.57(1 例 :5.54) 体重比重量 (%) NA 0.046(1 例 :0.061) NE: 検査せず NA: 該当データなし : 観察された動物数 39

40 .7F 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-019( その 4) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 20 動物数 雌 :3 雌 :14 器官重量 ( 続き ) 顎下腺 ( 左 ): 実重量 (g) NA 4.58 (1 例 :5.76) 体重比重量 (%) NA (1 例 :0.063) 剖検所見 ( 休薬 4 週 ) NA - 病理組織学的検査 ( 休薬 4 週 ): 検査動物数 0 4 顎下腺 : 腺房細胞萎縮 NA 2 腺房細胞低形成 NA 1 頬骨腺 : 腺房細胞萎縮 NA 4 導管上皮鉱質沈着 NA 1 導管増生を伴う限局性線維化 NA 2 肝臓 : 肝細胞内好酸性物質 NA 1 小葉中心性グリコーゲン顆粒増加 (PAS 染色 ) NA 4 小葉周辺性グリコーゲン顆粒増加 (PAS 染色 ) NA 4 器官重量 ( 休薬 13 週 ) NA - 剖検所見 ( 休薬 13 週 ) NA - 病理組織学的検査 ( 休薬 13 週 ): 検査動物数 0 6 顎下腺 : 腺房細胞萎縮 NA 1 大舌下腺 : 間質細胞浸潤 NA 1 腺房細胞萎縮 NA 1 小舌下腺 : 導管拡張 NA 1 間質細胞浸潤 NA 1 腺房細胞萎縮 NA 1 導管上皮鉱質沈着 NA 2 頬骨腺 : 腺房細胞萎縮 NA 5 導管上皮鉱質沈着 NA 2 導管増生を伴う限局性線維化 NA 5 -: 特記すべき所見なし NA: 該当データなし : 観察された動物数 40

41 .7G 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のカニクイザルにおける 2 週間反復経口投与毒 性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 : カニクイザル 投与期間 :2 週間 試験番号 :178-TX-014 試験開始週齢 :3 歳齢 休薬期間 : なし 添付資料番号 : 初回投与年月日 : 雄 19 年 月 日 投与方法 : 強制経口 雌 19 年 月 日 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 :60 mg/kg/dy 群の雌雄各 1 例について投与 3 日以降の投与を中止し,12 日間休薬後剖検した 無毒性量 :10 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 : 3 雄 :3 雌 :3 雄 :4 雌 :4 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 14 日 NA NA 特記すべき所見 死亡及び瀕死屠殺動物数 (1 b ) 0(1 b ) 一般状態眼瞼下垂 口粘膜の蒼白化 自発運動の低下 腹臥 横臥 体重 摂餌量 眼科検査 : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし : 観察された動物数 b: 雌雄各 1 例について投与 3 日以降の投与を中止し,12 日間休薬後剖検した 41

42 .7G 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-014( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 : 3 雄 :3 雌 : 3 雄 :3 雌 : 3 雄 :4 雌 : 4 心電図心拍数 (bpm) 投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 * * 投与 2 週 : 投与後 4 時間 PR 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 * 投与 2 週 : 投与後 4 時間 QRS 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 投与 2 週 : 投与後 4 時間 QT 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 * ** 投与 2 週 : 投与後 4 時間 QTc 間隔 (msec) 投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 投与 2 週 : 投与後 4 時間 * 心室頻拍投与前 投与 1 日 : 投与後 4 時間 投与 2 週 : 投与後 4 時間 Dunnett's test: *: P<0.05, **: P<0.01 : 観察された動物数 42

43 .7G 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-014( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :3 雌 : 3 雄 :3 雌 : 3 雄 :3 雌 : 3 雄 :4 雌 : 4 血液学的検査 血液化学的検査 ALP(U/L) 投与前 投与 1 週 投与 2 週 * 455 尿検査 器官重量 剖検所見 検査動物数 胃 : 胃底腺 / 暗赤色斑 病理組織学的検査 検査動物数 胃 : 粘膜出血, びらん, 潰瘍 心臓 : 間質性細胞浸潤 b 0 -: 特記すべき所見なし Dunnett's test: *: P<0.05 : 観察された動物数 b:12 日間休薬した動物における所見 43

44 .7H 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のカニクイザルにおける 4 週間回復試験を含む 13 週間反復経口投与毒性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 : カニクイザル 投与期間 :13 週間 試験番号 :178-TX-021 試験開始週齢 :3-4 歳齢 休薬期間 :4 週間 添付資料番号 : 初回投与年月日 : 雄 20 年 月 日 投与方法 : 強制経口 雌 20 年 月 日 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし無毒性量 :3 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :5 雌 :5 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 5 週 NA NA 投与 13 週 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 5 週 NA NA 投与 13 週 NA NA 特記すべき所見死亡及び瀕死屠殺動物数 一般状態 体重 摂餌量 眼科検査 糞便潜血検査 聴覚検査 : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし 44

45 .7H 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-021( その 2) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :5 雌 :5 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 心電図心拍数 (bpm) 投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 PR 間隔 (msec) 投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 * 89* 80* QRS 間隔 (msec) 投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 * QT 間隔 (msec) 投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 QTc 間隔 (msec) 投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 Dunnett's test: *: P<

46 .7H 反復投与毒性試験試験番号 :178-TX-021( その 3) 被験物質 : ミラベグロン 投与量 (mg/kg/dy) 0( 対照 ) 動物数 雄 :5 雌 :5 雄 :3 雌 :3 雄 :3 雌 :3 雄 :5 雌 :5 心電図 ( 続き ) 心室頻拍投与 1 日 : 投与前 投与 1 日 : 投与後 2 時間 投与 7 週 : 投与後 2 時間 投与 13 週 : 投与後 2 時間 血液学的検査 血液化学的検査 尿検査 器官重量 剖検所見 病理組織学的検査 : 検査動物数 白色脂肪組織 ( 腸間膜リンパ節周囲 ): 細胞質内に小脂肪滴を有する小型脂肪細胞 回復性の評価検査動物数 死亡及び瀕死屠殺動物数 0 0 NA NA NA NA 0 0 一般状態 - - NA NA NA NA - - 体重 - - NA NA NA NA - - 摂餌量 - - NA NA NA NA - - 器官重量 - - NA NA NA NA - - 剖検所見 - - NA NA NA NA - - 病理組織学的検査 - - NA NA NA NA - - -: 特記すべき所見なし NA: 該当データなし : 観察された動物数 46

47 .7I 反復投与毒性試験 報告書の題名 :YM178 のカニクイザルにおける 52 週間反復経口投与毒 性試験 ( その 1) 被験物質 : ミラベグロン 動物種 / 系統 : カニクイザル 投与期間 :52 週間 試験番号 :178-TX-026 試験開始週齢 :3-4 歳齢 休薬期間 : なし 添付資料番号 : 初回投与年月日 : 雄 20 年 月 日 投与方法 : 強制経口 雌 20 年 月 日 溶媒 / 投与形態 :0.5% メチルセルロース水溶液に懸濁 GLP 適用 : 適 特記事項 : なし無毒性量 :10 mg/kg/dy 投与量 (mg/kg/dy) 0 ( 対照 ) 動物数 雄 :4 雌 :4 雄 :4 雌 :4 雄 :4 雌 :4 雄 :4 雌 :4 トキシコキネティクス C mx (ng/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 13 週 NA NA 投与 27 週 NA NA 投与 52 週 NA NA AUC 24h (ng h/ml): 投与 1 日 NA NA 投与 13 週 NA NA 投与 27 週 NA NA 投与 52 週 NA NA 特記すべき所見死亡及び瀕死屠殺動物数 0(1 ) b 一般状態眼瞼下垂 自発運動の低下 よろめき歩行 口粘膜蒼白化 体重 摂餌量 : 特記すべき所見なし NA: 該当データなし : 投与 35 日の投与前に死亡が発見されたため, 投与開始日に除外した動物から 1 例を追加した b: 観察された動物数 47