杉戸町高齢者実態調査

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資料編

基本チェックリストの概要 総合事業の実施に伴い 要介護 要支援認定申請に加え 基本チェックリストを活用する流れが設けられました 基本チェックリストは 従来のような二次予防事業対象者の把握のためという活用方法ではなく 相談窓口において 必ずしも認定を受けなくても 必要なサービスが利用できるよう 本人の

利用者基本情報 基本情報 作成担当者 : 相談日年月日 ( ) 来 所 電話 その他 ( ) 初回 再来 ( 前 / ) 本人の現況在宅 入院又は入所中 ( ) フリガナ 本人氏名 男 女 M T S 年月日生 ( ) 歳 Tel ( ) 住 所 Fax ( ) 日常生活 障害高齢者の日常生活自立度

07-01ニーズ調査

介護予防のための生活機能評価 に関するマニュアル 目次 [ 概要 ] 2 [ 本文 ] 1 はじめに 介護予防にかかわるこれまでの経過と取り組み 介護予防の重要性 12 2 生活機能評価 の目的および位置付け 生活機能評価 の目的 生活機能評価

Microsoft Word - 西原町日常生活ニーズ調査報告書

尺度開発

集計結果

180125【最終】ニーズ調査報告書(本編) (2)

第 2 回介護予防 日常生活支援総合事業事業者説明会資料 平成 29 年 2 月 10 日 13 日 館山市健康福祉部高齢者福祉課 介護予防 日常生活支援総合事業への移行 1 館山市の移行日 平成 29 年 4 月 1 日 2 総合事業の構成とサービス内容介護予防 日常生活支援総合事業は 1 介護予

(市・町)        調査

日常生活圏域ニーズ調査報告書 (65~75 歳全数調査 ) 平成 29 年 3 月 糸島市


11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

1. はじめに 文京区総合サービス事業介護予防サービス 支援計画書作成の手引き 初版 高齢者あんしん相談センター 文京区福祉部高齢福祉課 本書は, 介護保険法 ( 以下 法 という ) における介護予防 日常生活支援総合事業のうち, 文京 区における介護予防 生活支援サービス (


認知症の対応について 認知症状早期発見・薬剤の影響について 日本薬剤師会提供資料


第2部 各論3 地域の課題を解決するための体制づくり 各論3 地域の課題を解決するための体制づくり 本市は 14 の日常生活圏域により 人口 高齢化率に違いがあるほか 高齢者福祉 介護実態調査等からは 圏域により公共交通機関や生活環境に差があり 外出状況 移 動手段などにも差があることが分かります

スライド 1

介護予防支援・介護予防   ケアマネジメント               マニュアル

問 4 毎日の生活について (1) もの忘れが多いと感じますか (2) 自分で電話番号を調べて 電話をかけることをしていますか (3) 今日が何月何日かわからない時がありますか 認知機能に関する設問です もの忘れが多いと感じますかでは はい が 49.3% いいえ が 47.1% と拮抗しています

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

事業内容

~ 私たちが目指すものは~ その人らしい生活の実現 高齢者自身が 支援の方向性は 自分が認められ, 支持されていることを知る自分の生活について, 意向を明確にする自分の目標を見つける取り組みへの意欲が高まる自分の力を信じられる ようになっていただくことです そのためには, より具体的な個々の目標設定

生活援助通所サービス 一体型 1 単位の中で要介護者と要支援者とで一緒にサービスを提供する場合 サービス区分 通所型サービス Ⅰ A 型 通所型サービス Ⅱ A 型 通所型サービス Ⅰ B 型 通所型サービス Ⅱ B 型 サービス提供時間 3 時間以上 5 時間未満 / 回 1,400 単位 / 月

西和賀町 高齢者実態調査結果報告書 平成 29 年 3 月 岩手県西和賀町

介護予防・日常生活支援総合事業にかかる事業所説明会

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まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備


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秋植え花壇の楽しみ方


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高齢者災害時医療ガイドライン―2011―(試作版)

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満足度調査 単純集計結果

平成22年度

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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地域包括支援センター 3. アセスメント 生活機能低下の背景 原因及び課題の分析 1 A さんの情報を把握 利用者基本情報 認定調査項目 主治医意見書を取り寄せた 利用者基本情報 *(p60 61) 基本チェッ 基本チェックリスト クリスト *(p59) を確認 主治医意見書 アセスメント用情報収集

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Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

居宅介護支援事業者向け説明会

政策課題分析シリーズ15(本文2)

< 集計分析結果 > ( 単純集計版 ) 在宅介護実態調査の集計結果 ~ 第 7 期介護保険事業計画の策定に向けて ~ 平成 29 年 9 月 <5 万人以上 10 万人未満 >

要支援 介護保険負担額 (1 割月額 ) 介護保険負担額 (2 割月額 ) 要支援 1 1,843 円 要支援 1 3,686 円 要支援 2 3,779 円 要支援 2 7,557 円 サービス加算について (2 割負担の方は約 2 倍の料金となります ) 項目金額単位適用 内容 運動機能向上加算

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平成29年高齢者の健康に関する調査(概要版)

4 重点施策 Ⅰ の検討に当たっての現状の整理 ⑴ 本市の健康づくり 介護予防等に関係するデータ ア関係データの整理 1 本市の平均寿命と健康寿命 図 1 本市の平均寿命は 男性 歳 女性 歳と 全国平均の男性 歳 女性 86.3 歳に比べて男女とも若干高くなって

図 Ⅳ 1-1 茨城県青少年の健全育成等に関する条例 の認知度 ( 地域別, 市郡別, 性別, 性 年齢別, 職業別 ) 条例の名称, 条例の内容とも知っている n 条例の名称は知っているが, 内容は知らない 条例の名称, 条例の内容とも知らない 無回答 知っている 計 県北 (268) 12.3

2) 各質問項目における留意点 導入質問 留意点 A B もの忘れが多いと感じますか 1 年前と比べてもの忘れが増えたと感じますか 導入の質問家族や介護者から見て, 対象者の もの忘れ が現在多いと感じるかどうか ( 目立つかどうか ), その程度を確認する. 対象者本人の回答で評価する. 導入の質

介護予防教室等を実施する際 参加者を選定していますか ( チェックは 1 つ ) 生活機能低下のリスクが高い者を選定している教室はありますか ( チェックは 1 つ ) 生活機能低下のリスクが高い者を選定している場合 その方法はどのようなものですか ( あてはまるものすべてにチェック ) 1,5 7

高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(平成24年度~平成26年度)

01 表紙 老人保健課 - コピー

フレイルのみかた

調査概要 (1) 調査実施方法 : 各施設内でアンケート調査を配布し 対象者の自記式による記入後に回収 (2) 調査時期 : 2017 年 1 月 ~3 月 (3) 調査対象者 : 特養 ( 南さいわい ):83 人 特養 ( こむかい ):14 人計 97 人 (4) 回収数 : 特養 :42 人

介護予防ケアマネジメントについて

【0513】12第3章第3節

高校生の心と体~報告書.indd

2. 栄養管理計画のすすめ方 給食施設における栄養管理計画は, 提供する食事を中心とした計画と, 対象者を中心とした計画があります 計画を進める際は, それぞれの施設の種類や目的に応じて,PDCA サイクルに基づき行うことが重要です 1. 食事を提供する対象者の特性の把握 ( 個人のアセスメントと栄

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

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第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

第2章 調査結果の概要 3 食生活

第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

目次 1 章 アンケート調査の概要 事業全体の目的 調査内容... 2 (1) リフォームに関する項目...2 (2) 生活機能項目...2 (3) リフォーム後の生活及び体調の変化 章 アンケート調査の結果 リフォームに関する調査...

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区分

 

1150_P1

平成29年度体力・運動能力調査結果の概要及び報告書について

附帯調査

敬老館利用者 ( 個人 団体 ) アンケート集計結果 アンケート実施期間 平成 22 年 1 月 4 日 ~1 月 15 日 配付数 個人利用者 1,000 枚 ( 各館に 100 枚を送付 ) 団体利用者 292 枚 ( 来館した団体に配付 ) 回収数 930 枚 回答率 71.9% 1 回答者の

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スライド 1

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

Microsoft PowerPoint 総合事業説明会資料(包括・居宅)

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

第 11 名古屋市の介護予防 生活支援サービスに関する QA サービス種別等分類意見質問回答 全般既存事業の整理 現行の名古屋市高齢者自立支援訪問事業 (2 次予防事業 ) は 総合事業の 1 号訪問事業の生活支援型訪問サービスに一本化されるのでしょうか? 名古屋市高齢者自立支援訪問事業 と 予防専

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リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

平成23年度

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合


【1117修正原稿】説明会資料

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Microsoft Word 施策の推進方策(Ⅰ-1-2健康寿命の延伸_

第 1 章背景 現在我が国では,65 歳以上の高齢者を含む世帯は全体の 4 割であり, そのうち 単独世帯 夫婦のみの世帯 が過半数を占める 1). 地域では介護予防への取り組みが推進され, 高齢者が介護や支援を受けずに自立生活を長く営むことが目標とされている. リハビリテーション領域, 特に作業療

図 1 左側は 全病院における病床規模の分布を 右側は回答者施設の病床規模の分布を示す 200 床以上 ~500 床未満 500 床以上では全体に占める割合に比べて回答者の割合がやや高く 200 床未満では やや低い 以下 回答施設全体の統計要約は この点を考慮に入れてみる必要がある 図 1 全病院

270605介護予防ケアマネジメント・介護予防手帳

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Microsoft PowerPoint - 【資料3】運転免許証の自主返納に関するアンケート調査結果

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Transcription:

第 9 節基本チェックリストに基づく分析 1-9-1 分析の考え方と方法 この節では 厚生労働省の 地域支援事業実施要項 に基づき 基本チェックリストを用 いた介護予防事業の抽出のための評価 判定に準ずる分析を行いました の抽出は 下表の基本チェックリストを用いて項目ごとにリスクの有無を評価 判定します 表基本チェックリスト表の項目と本調査における問番号項番質問事項目号 生活 運動 栄養 口腔 外出 認知 こころ 回答 ( いずれかに ) 問番号 1 バスや電車で一人で外出していますか 0 はい 1 いいえ問 6Q1 2 日用品の買物をしていますか 0 はい 1 いいえ問 6Q2 3 預貯金の出し入れをしていますか 0 はい 1 いいえ問 6Q5 4 友人の家を訪ねていますか 0 はい 1 いいえ問 7Q8 5 家族や友人の相談にのっていますか 0 はい 1 いいえ問 7Q9 6 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか 0 はい 1 いいえ問 2Q1 7 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか 0 はい 1 いいえ問 2Q2 8 15 分間位続けて歩いていますか 0 はい 1 いいえ問 2Q3 9 この 1 年間に転んだことがありますか 1 はい 0 いいえ問 3Q1 10 転倒に対する不安は大きいですか 1 はい 0 いいえ問 3Q2 11 6 ヶ月間で 2~3kg 以上の体重減少がありましたか 1 はい 0 いいえ問 4Q1 12 身長 ( cm ) 体重 ( kg ) *BMI(= 体重 ( kg ) 身長 (m) 身長 (m)) *BMI が 18.5 未満なら該当 問 4Q2 13 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか 1 はい 0 いいえ問 4Q3 14 お茶や汁物等でむせることがありますか 1 はい 0 いいえ問 4Q4 15 口の渇きが気になりますか 1 はい 0 いいえ問 4Q5 16 週に 1 回以上は外出していますか 0 はい 1 いいえ問 2Q5 17 昨年と比べて外出の回数が減っていますか 1 はい 0 いいえ問 2Q6 18 周りの人から いつも同じ事を聞く などの物忘れがあると言われますか 1 はい 0 いいえ問 5Q1 19 自分で電話番号を調べて 電話をかけることをしていますか 0 はい 1 いいえ問 5Q2 20 今日が何月何日か わからない時がありますか 1 はい 0 いいえ問 5Q3 21 ( ここ 2 週間 ) 毎日の生活に充実感がない 1 はい 0 いいえ問 8Q8 22 ( ここ 2 週間 ) これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった 1 はい 0 いいえ問 8Q9 23 ( ここ 2 週間 ) 以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる 1 はい 0 いいえ問 8Q10 24 ( ここ 2 週間 ) 自分が役に立つ人間だと思えない 1 はい 0 いいえ問 8Q11 25 ( ここ 2 週間 ) わけもなく疲れたような感じがする 1 はい 0 いいえ問 8Q12 表中 1 はい 0 いいえ など回答に付した数字は 判定のための配点を示しており 1 が該当していることを意味しています 二次予防事業 とは 介護予防事業のうち要支援 要介護になるおそれのある高齢者を早期に発見し早期に対応するための事業のことで 対象者は 基本チェックリストの結果等によって把握されます 40

基本チェックリストの結果が 下記のいずれかに該当する場合にとなります なお 表中 10 項目以上該当 は生活 運動 栄養 口腔 外出 認知といった多岐の分野にわたる20 項目の中から10 項目が該当するという条件であることから この報告書では独自に 全般的低下傾向 として位置付けました この 全般的低下傾向 の該当者に関する分析は43ページに掲載してあります 該当リスク 10 項目以上該当 ( 全般的低下傾向 ) 運動機能 口腔機能 低栄養 判定方法項目 1~20のうち10 項目以上に該当項目 6~10の5 項目のうち3 項目以上に該当項目 11~12の2 項目すべてに該当項目 13~15の3 項目のうち2 項目以上に該当 また 実際に地域支援事業を行う際には となった人には 閉じこもり うつ 認知症の予防支援にも配慮するため 次の項目も評価します 該当リスク閉じこもり予防支援認知症予防支援うつ予防支援 判定方法項目 16に該当 問 17も該当の場合は要注意項目 18~20の3 項目のうちいずれかに該当項目 21~25の5 項目のうち2 項目以上に該当 1-9-2 基本チェックリストによる判定結果 ( 介護予防区分 ) は 13.2% 図基本チェックリストによる判定結果 問 1Q5 介護 介助の必要性 (10ページ ) を基に 介護 介助は必要ない と回答した人に対し 基本チェックリストの判定結果を当てはめることによって 及び に区分しました この結果 が 46.6% が 13.2% が25.0% となっています 25.0% 無回答 15.2% ( :2,210 人 単位 :%) 46.6% 表基本チェックリストによる判定結果 2,210 (100.0) 1,030 ( 46.6) 292 ( 13.2) 553 ( 25.0) 現在は受けていない 121 ( 5.5) 何らかの介護を受けている 432 ( 19.5) 無回答 335 ( 15.2) 13.2% 41

1-9-3 回答者全体の項目別判定結果 認知症予防支援 が最も多い基本チェックリスト (40ページ参照) を用いることによって 項目別に機能低下と判定された人の割合をみると 認知症予防支援 が 44.7% で最も多く 次いで うつ予防支援該当 が29.1% 運動機能 が28.3% で続いています 図回答者全体の項目別判定結果 ( 複数回答 ) ( :2,210 人 単位 :%) 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 認知症予防支援 44.7 うつ予防支援 29.1 表回答者全体の項目別判定結果 ( 複数回答 ) 2,210 (100.0) 認知症予防支援 987 ( 44.7) うつ予防支援 644 ( 29.1) 運動機能 626 ( 28.3) 口腔機能 517 ( 23.4) 10 項目該当 473 ( 21.4) 閉じこもり予防支援 258 ( 11.7) 低栄養 18 ( 0.8) 運動機能口腔機能 10 項目該当閉じこもり予防支援低栄養 0.8 11.7 23.4 21.4 28.3 1-9-4 の基本項目別判定結果 口腔機能 が最も多い (292 人 ) のみを抽出し 基本チェックリストの項目ごとに機能低下と判定された人の割合をみると 口腔機能 が 68.8% で最も多く 次いで 認知症予防支援 が 54.5% 運動機能 が45.9% で続いています 図の項目別判定結果 ( 複数回答 ) ( :292 人 単位 :%) 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 口腔機能 68.8 認知症予防支援 54.5 表の項目別判定結果 ( 複数回答 ) 292 (100.0) 口腔機能 201 ( 68.8) 認知症予防支援 159 ( 54.5) 運動機能 134 ( 45.9) うつ予防支援 97 ( 33.2) 10 項目該当 59 ( 20.2) 閉じこもり予防支援 38 ( 13.0) 低栄養 6 ( 2.1) 運動機能うつ予防支援 10 項目該当閉じこもり予防支援低栄養 2.1 13.0 20.2 33.2 45.9 42

1-9-5 全般的低下傾向該当者の出現率 75 歳以上 が48.3% 全般的低下傾向該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 32.0% 75 歳以上 が48.3% となっており ともに75 歳以上で大きく増加しています 図性 年齢別にみた全般的低下傾向該当者の出現率 65~74 歳 7.2 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 75 歳以上 32.0 表性 年齢別にみた全般的低下傾向該当者の出現率 473 ( 21.4) 65~74 歳 43 ( 7.2) 75 歳以上 108 ( 32.0) 65~74 歳 46 ( 7.4) 75 歳以上 266 ( 48.3) 75 歳以上 7.4 48.3 は20.2% 全般的低下傾向該当者について介護予防区分別にみると が 20.2% が 68.9% となっています 図介護予防区分別にみた 10 項目該当者の出現率 21.4 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 0.0 表介護予防区分別にみた全般的低下傾向該当者の出現率 473 ( 21.4) 0 ( 0.0) 59 ( 20.2) 381 ( 68.9) 20.2 68.9 全般的低下傾向該当者 とは この報告書が独自に用いている名称で 基本チェックリストの項目 1~20 のうち 10 項目以上に該当した人のことを指しています 詳しくは 41 ページを参照してください 43

1-9-6 運動機能該当者の出現率 75 歳以上 が60.4% 運動機能該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 40.8% 75 歳以上 が60.4% となっており ともに75 歳以上で大きく増加しています また 同じ75 歳以上で比較すると よりの方が出現率が高くなっています 図性 年齢別にみた運動機能該当者の出現率 65~74 歳 75 歳以上 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 8.9 40.8 表性 年齢別にみた運動機能該当者の出現率 626 ( 28.3) 65~74 歳 53 ( 8.9) 75 歳以上 138 ( 40.8) 65~74 歳 87 ( 14.1) 75 歳以上 333 ( 60.4) 75 歳以上 14.1 60.4 は45.9% 運動機能該当者について介護予防区分別にみると が 45.9% が80.8% となっています 図介護予防区分別にみた運動機能該当者の出現率 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 28.3 0.0 表介護予防区分別にみた運動機能該当者の出現率 626 ( 28.3) 0 ( 0.0) 134 ( 45.9) 447 ( 80.8) 45.9 80.8 44

1-9-7 低栄養該当者の出現率 75 歳以上 が1.8% 低栄養該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 1.8% 75 歳以上 が1.1% となっています 全体的に出現率は低いものの ともに75 歳以上で増加しています 図性 年齢別にみた低栄養該当者の出現率 65~74 歳 0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 75 歳以上 1.8 表性 年齢別にみた低栄養該当者の出現率 18 ( 0.8) 65~74 歳 3 ( 0.5) 75 歳以上 6 ( 1.8) 65~74 歳 3 ( 0.5) 75 歳以上 6 ( 1.1) 75 歳以上 0.5 1.1 は2.1% 低栄養該当者について介護予防区分別にみると が 2.1% が2.2% となっています 図介護予防区分別にみた低栄養該当者の出現率 0.8 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 0.0 表介護予防区分別にみた低栄養該当者の出現率 18 ( 0.8) 0 ( 0.0) 6 ( 2.1) 12 ( 2.2) 2.1 2.2 45

1-9-8 口腔機能該当者の出現率 75 歳以上 が36.1% 口腔機能該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 32.2% 75 歳以上 が36.1% となっており ともに75 歳以上で大きく増加しています 図性 年齢別にみた口腔機能該当者の出現率 65~74 歳 16.5 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 75 歳以上 32.2 表性 年齢別にみた口腔機能該当者の出現率 517 ( 23.4) 65~74 歳 98 ( 16.5) 75 歳以上 109 ( 32.2) 65~74 歳 95 ( 15.4) 75 歳以上 199 ( 36.1) 75 歳以上 15.4 36.1 は68.8% 口腔機能該当者について介護予防区分別にみると が 68.8% が45.6% となっています 図介護予防区分別にみた口腔機能該当者の出現率 23.4 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 0.0 表介護予防区分別にみた口腔機能該当者の出現率 517 ( 23.4) 0 ( 0.0) 201 ( 68.8) 252 ( 45.6) 45.6 68.8 46

1-9-9 閉じこもり予防支援該当者の出現率 75 歳以上 が23.4% 閉じこもり予防支援該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が14.8% 75 歳以上 が23.4% となっており ともに75 歳以上で大きく増加しています また 同じ75 歳以上で比較すると よりの方が出現率が高くなっています 図性 年齢別にみた閉じこもり予防支援該当者の出現率 65~74 歳 75 歳以上 5.7 14.8 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 表性 年齢別にみた閉じこもり予防支援該 当者の出現率 258 ( 11.7) 65~74 歳 34 ( 5.7) 75 歳以上 50 ( 14.8) 65~74 歳 40 ( 6.5) 75 歳以上 129 ( 23.4) 75 歳以上 6.5 23.4 は13.0% 閉じこもり予防支援該当者について介護予防区分別にみると が 13.0% が 27.8% となっています 図介護予防区分別にみた閉じこもり予防支援該当者の出現率 11.7 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 3.2 表介護予防区分別にみた閉じこもり予防支 援該当者の出現率 258 ( 11.7) 33 ( 3.2) 38 ( 13.0) 154 ( 27.8) 13.0 27.8 47

1-9-10 認知症予防支援該当者の出現率 ともに75 歳以上が約 6 割認知症予防支援該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 59.2% 75 歳以上 が59.0% となっており ともに75 歳以上で増加しています これを性別で比較すると による顕著な格差はみられません 図性 年齢別にみた認知症予防支援該当者の出現率 65~74 歳 75 歳以上 37.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 59.2 表性 年齢別にみた認知症予防支援該当者 の出現率 987 ( 44.7) 65~74 歳 220 ( 37.0) 75 歳以上 200 ( 59.2) 65~74 歳 205 ( 33.2) 75 歳以上 325 ( 59.0) 75 歳以上 33.2 59.0 は54.5% 認知症予防支援該当者について介護予防区分別にみると が 54.5% が 73.8% となっています 図介護予防区分別にみた認知症予防支援該当者の出現率 44.7 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 28.6 表介護予防区分別にみた認知症予防支援該 当者の出現率 987 ( 44.7) 295 ( 28.6) 159 ( 54.5) 408 ( 73.8) 54.5 73.8 48

1-9-11 うつ予防支援該当者の出現率 75 歳以上 が42.8% うつ予防支援該当者について性 年齢別にみると 75 歳以上 が 39.9% 75 歳以上 が42.8% となっており ともに75 歳以上で大きく増加しています これを性別で比較すると による顕著な格差はみられません 図性 年齢別にみたうつ予防支援該当者の出現率 65~74 歳 75 歳以上 21.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 39.9 表性 年齢別にみたの出現率 644 ( 29.1) 65~74 歳 130 ( 21.8) 75 歳以上 135 ( 39.9) 65~74 歳 123 ( 19.9) 75 歳以上 236 ( 42.8) 75 歳以上 19.9 42.8 は33.2% うつ予防支援該当者について介護予防区分別にみると が33.2% が59.3% となっています 図介護予防区分別にみたうつ予防支援該当者の出現率 29.1 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 13.9 表介護予防区分別にみたの出現率 644 ( 29.1) 143 ( 13.9) 97 ( 33.2) 328 ( 59.3) 33.2 59.3 49