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第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

Microsoft PowerPoint アンケート結果(速報)Ver1.1 - コピー.pptx

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

目次 I. 転入者 転出者転出者アンケート実施概要 調査の目的 調査の内容 調査の方法等... 3 II. 調査の結果 回収の状況 転入者調査... 4 (1) 回答者の属性について... 4 (2) 転入前 転入後のお

1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

豊島区外国人区民意識調査報告書 平成 28 年 3 月 豊島区

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

城陽市総合計画策定に係る

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2

第2章 調査結果の概要 3 食生活

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

能代市中心市街地活性化計画

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

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(市・町)        調査


用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

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調査協力者の年齢 年齢 人数 % 20 代 183 (15.2) 30 代 238 (19.8) 40 代 276 (23.0) 50 代 364 (30.3) 60 代以上 140 (11.7) A-2 保育士登録について 調査協力者のうち 全体の 70.0%(820 名 ) が 保育士登録を行っ

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

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転職者の動向・意識調査 2011年1月~3月期

結果のポイント ひとり親家庭になった理由 離婚 が母子家庭 88.8% 父子家庭 85.2% と最も多い 居住形態 父子家庭は自分所有の 持ち家 が 39.4% 家族所有の 持ち家 が 33.9% と 持ち家 が 70% 以上を占めているが 母子家庭は家族所有の 持ち家 が 37.1% 次いで 公営

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調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

提案書

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

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=平成22年度調査結果の概要===============


目次 1 市民意向等の整理 分析 ) 既往市民意識調査結果の概要... 1 (1) まちづくりアンケート調査... 1 (2) 後期総合計画策定にかかる市民意識調査... 5 (3) 住まいに関する意向調査... 6 (4) 子育て支援に関するアンケート調査... 9 (5) 転入者アン

第 1 部 施策編 4

九州新幹線 久留米駅についてのアンケート の主な結果概要 福岡県立大学人間社会学部公共社会学科 2017 年度社会調査実習 九州新幹線調査 グループ担当教員田代英美学生調査グループ一同 回答者のプロフィール 久留米市の旧久留米市域にお住いの 18 歳 ~79 歳の方から無作為で ( くじ引きのような

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

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「Debate in Portuguese《というイベントのアンケートの結果

(3) コーホート増減による分析について 本市の人口の推移について 同規模都市との比較 25 年 (H17) から 215 年 (H27) のコーホート 1 増減によるグラフで見てみると 2 代前半までの年齢区分は増加していますが 25 歳以降はすべての年齢区分で減少しています また 3 歳 ~34

調査の概要 1 調査目的 人口減少社会に関する意識の傾向を分析するため 全世代を対象に 子育てや親世代と の同居 近所づきあいや移住に関する意識調査を実施した 2 調査方法 アンケート調査をエム アール アイリサーチアソシエイツ株式会社に委託し インタ ーネットモニター会社に登録しているモニターに対

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

平成23年度 旭区区民意識調査

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(3) ライフステージの変化と誘導したい居住地今後は 結婚や出産を機に住宅を取得する世帯は 居住誘導区域へ誘導し ゆとりある暮らしを求める世帯は 高齢期を迎える段階まで ゆとりある区域で生活し 高齢の夫婦のみや高齢単身になった段階で 居住誘導区域へ移住するなど ライフステージの段階に応じた居住の誘導

男女共同参画に関する意識調査


静岡県の産業成長戦略

貝塚市まち ひと しごと創生 人口ビジョン 平成 27 年 10 月貝塚市

税・社会保障等を通じた受益と負担について

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(市・町)        調査

長野県の少子化の現状と課題

目 次 調査概要 第 1 部調査結果の概況 未婚者アンケート 既婚者アンケート....5 第 2 部アンケート結果 未婚者アンケート....8 問 1(1): 年齢 (NA)....8 問 1(2): 性別 (SA)....9 問 2(

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

第2節 茨木市の現況

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2.10 暮らしやすい社会 現在の堺市での暮らしの満足度 さかいしげん 38 あなたは堺市での現在 ざいの暮 くまんぞくらしに満足していますか ひとつに 現在の堺市での暮らしについて 満足している 人は 38.2% まあまあ満足している 人は 47.4% 合 わせて 85.6% が満足

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

「シニアのリアル調査」結果第三弾

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

第 2 章調査結果 < 市政全般 ( くらし )> (2) 市政全般 ( くらし ) 市政全般 ( くらし ) に対する満足度 優先度について 問 38 次のそれぞれの取組に関して, 普段のくらしの中で感じている 満足度 と, 今後における市の取組としての 優先度 をうかがいます 日ごろの印象を含め

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ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

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【結果発表】 愛知県の女性の働き方に関する意識(東京圏との比較)

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-

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2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

News Release

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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コメコメ人生設計 アンケート結果

以上転入 人口のあゆみ 人口の推移と年齢別転入 転出数 平成 9 年 月に市の人口は 万人を突破しました 市は大正 年に人口約 万人でスタートし 昭和 年には 万人 昭和 年には 0 万人になりました 終戦直後の昭和 0 年 月には 0 万人まで減少しましたが その後 高度経済成長期 ( 昭和 0

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

全国就業実態パネル調査2016〔データ集〕

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

金ケ崎町男女共同参画に関する意識調査 1 町内に住所を有する 20 歳以上 564 名各行政区 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代男女各 1 名で 12 名無作為抽出 2 調査時期平成 27 年 8 月郵送により実施 3 調査票回収状況 223 名回収率 39.5% 性別 年

第2回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

第1回「若手社員の仕事・会社に対する満足度」調査   

奥尻町人口ビジョン

1 少子化に対する県民の問題意識 少子化に対する問題意識 約 9 割の人が少子化を問題であると回答しています 出生率低下に関する認識 原因 出生率低下の原因は 子育て費用の負担が大きい 安心して子育てできる社会制度が十分でない などと捉えられています 図表 1 少子化に対する問題意識 2.2% 2.

01表紙福島

目次 Ⅰ 調査概要 1 1. 調査目的 1 2. 調査項目 1 3. 調査設計 1 4. 回収結果 1 5. 報告書の見方 1 Ⅱ 調査結果 2 1. 回答者の属性 2 (1) 性別 2 (2) 年代 2 (3) 結婚の状況 2 (4) 働き方 3 (5) 世帯構成 3 (6) 乳幼児 高齢者との同

Transcription:

市民意識調査結果 ( 概要版 )

1. 市民意識調査概要 今回の市民意識調査では 自然増減 社会増減に影響を与える大きな要因は 住まい 結婚 子育て 就業 雇用であると考え 下記調査項目に沿って調査票を作成した 調査対象は天理市民のほか 参考情報としてデータを収集するため 天理大学 奈良県立大学 天理市役所より天理市民対象の調査項目同等の意識調査を実施した 調査項目 自然増減 社会増減 住まい 結婚 子育て 就業 雇用 家族 住まい状況定住意向 条件同居 近居状況 意向結婚状況 意向子育て状況 満足度就業状況 意向 今回の天理市民意識調査では 2000 人を対象に調査票を配布し 有効回答数は 753 通 ( 回収率 37.7%) であった 詳細結果は別紙 天理市総合戦略 _ 市民意識調査結果 ( 詳細版 ) を参照 調査対象および調査票回収結果 対象詳細標本抽出方法標本数有効回答数回収率 天理市民 18 歳以上 70 歳未満の天理市民 天理大学 奈良県立大学 天理市役所 天理大学の学生 奈良県立大学の学生 天理市以外在住の職員 地域別 年齢別 性別で偏りをなくすため 1 地域別 2 年齢別 性別で抽出 2000 通 753 通 37.7% 99 通 ー 73 通 - 92 通 - 2

2. 市民意識調査結果 2-1. 住まいに関する状況および意向 今後も 今の居住地に住みたい と希望している人は約 6 割 一方で 天理市外へ引越しをしたい 住み続けるか引越しをするか迷っている は 23.5% おり 潜在的な転出リスク層とも考えられる 転出リスク層は比較的 20~40 代に多くみられる 定住意向 潜在的な転出リスク層 23.5% 年齢と天理市の定住意向のクロス表 3

天理市から他地域へ引越す理由は 施設入所 が一番多く 次いで 結婚 離婚 就職 転職 である 年齢別でみると 結婚 離婚 は 30 代 就職 転職 は 10~20 代前半と 30 代後半 施設入所 は 55 歳以上が多く見られる 天理市から他地域へ引越す理由として考えられるタイミング その他の回答では 大半が 引越ししない と回答 年齢別と天理市から他地域へ引越す理由として考えられるタイミングのクロス表 4

天理市に定住する上で 期待する点としては 医療 福祉の充実 交通や交通の利便性 を挙げる人が比較的多い 年齢別にみると 10~20 代の若年層は 仕事 交通の利便性 30~40 代の働き世代 子育て層は 交通利便性 子育て環境や医療 福祉の充実 50 代以降は 買い物や交通の利便性 医療 福祉の充実 が比較的多くあげられている 天理市に定住する上で期待している点 年齢別と天理市に定住する上で期待している点のクロス表 5

定住意向 年齢 天理市に定住する上で期待している点の相関をみると 3 グループに分けられる 転出リスク層 : 天理市からの引越しを希望しているグループ (10~20 代 ) で 自分の能力向上や生活利便性を求め 仕事 や 交通 買い物の利便性 などを期待する傾向にある 潜在転出リスク層 : 天理市からの引越しを迷っているグループ (30~40 代 ) で 子育て 家族世帯となるため 住居 教育 に関して期待する傾向にある 定住層 : 天理市に定住希望しているグループ (50 代以降 ) それぞれのグループごとに期待している点を把握し 施策を打つ必要がある 定住意向 / 年齢 / 天理市に定住する上で期待している点のプロット表 潜在転出リスク層 出産 育児支援の充実 行政からの支援がある 小 中 高校の教育の充実 住居が確保できる 家賃が安い 定住層 医療 福祉の充実 市内にやりたい仕事がある 日常の買い物に便利である 通学 通勤に便利である 転出リスク層 公共交通機関が利用しやすい 6 ポイント 天理市民の定住意向は 6 割と高い 比較的若年層が 結婚 や 就職 転職 を機に引越す可能性がある 転出リスク層 として考えられる 天理市へ定住する上で期待する点としては 医療 福祉の充実 交通や交通の利便性 仕事 環境があげられている 世代別で期待されている点 ( 定住を阻害している要因 ) を把握し 転出超過を抑止する施策を打つ必要がある

参考 : 住まいに関する状況および意向 天理大学生で 今の居住地に住み続けたい と希望している人は約 2 割 一方で 天理市外へ引越しをしたい 住み続けるか引越しをするか迷っている は 30.3% おり 潜在的な転出リスク層とも考えられる 天理大学生で天理市から他地域へ引越す理由は 就職 転職 が約 7 割 定住意向 ( 天理大学生 ) 潜在的な転出リスク層 30.3% 天理市から他地域へ引越す理由として考えられるタイミング ( 天理大学生 ) 7

定住する上で 仕事 環境や 交通や買い物の利便性 を期待する回答が比較的多いが 年齢層によって期待する点は異なる 天理大学生が天理市に定住する条件として挙げた中で 若者が暮らして楽しい施設や店舗 家賃 仕事 などがあがっている 天理市役所の職員では 交通や買い物の利便性 住居 小 中学校 高校の教育環境の充実 があげられている 天理市に定住する上で期待している点 ( 天理大学生 ) 天理市に定住する上で期待している点 ( 天理市役所 ) 8

奈良県立大学生では 仕事 交通や買い物の利便性 などがあげられている 奈良県に定住する上で期待している点 ( 奈良県立大学 ) 9

2-2. 同居 近況状況および意向 天理市での同居している人は約 35% 近居 ( 車 電車で 15 分以内以内 ) している人は約 24% 人口ビジョンで全国 奈良県の傾向と同様に 今後の同居 近居の意向については 同居したい が約 35% 近居は約 30% と比較的高く 同居や近居に対する関心の高さ ニーズが高いと考えられる 同居 近況する際の条件として 高齢化対策に対する独自の支援がある や 希望する広さ 形態の住居が確保できる が多きあげられている 同居 近居状況 今後の同居 近居の意向 その他では 現状のままが良い や 別居したい などの意見があげられている 同居 近居する際の条件 10 ポイント 天理市では既に同居 近居をしている割合が高く 将来的に同居 近居を希望している人も多い 同居 近居をする際の条件として 住居の確保 医療 福祉 高齢化対策の充実 があげられている 同居 近居を促進することにより 社会増の促進および子育て環境の向上が予想される

2-3. 結婚および子育て環境について結婚について 結婚していない人のうち いずれするつもりである と回答した人が約 4 割 結婚するつもりはない 2 が約 2 割 結婚するための必要な条件としては 安定した仕事に就いている が 27% と最も多く 結婚において就業状況が重要であることがわかる 人口ビジョンで 晩婚化 非婚化 の要因の一つとしてあげた 就業状況 経済的要因 が裏付けされている 結婚意向 結婚する際の必要条件 11 ポイント 結婚において 安定した雇用 が重要であると考えている人が比較的多い 就業状況は晩婚化 非婚化の一要因とも考えられる

参考 : 結婚について 結婚するための必要な条件としては 安定した仕事に就いている が いずれも最も多い 次いで 出会いの場や機会がある が挙がっており 出会いの場を求める声も多い 結婚する際の必要条件 ( 天理大学 ) 結婚する際の必要条件 ( 奈良県立大学 ) 結婚する際の必要条件 ( 天理市役所 ) 12

子育て環境について 結婚している人で 子ども数 2 人の割合が比較的高い 実際の子ども数が理想の子ども数に達していない人は 300 人 ( 子ども数の差 :475 人 ) みられる 結婚状況と子ども数のクロス表 実際の子ども数と理想の子ども数のクロス表 13

天理市の出産 子育て環境に対する満足度は 満足 どちらかといえば満足 は 23% 不満 どちらかといえば不満 は 33.8% みられる 出産 子育て環境に対する改善 取り組みでは 学費の補助や保育料軽減などの経済的負担の軽減 が 19% と多くあがり 経済的支援が求められている また 復職 再就職支援 や ワーク ライフ バランスの推進 など 子育てを支援する職場体制を改善する取組が必要とされている 天理市の出産 子育て環境に対する満足度 不満を感じている層 33.8% 天理市の出産 子育て環境に対する改善が必要な取組 14 ポイント 理想子ども数と実際の子ども数に差がある人は 300 人 ( 全体の約半数 ) いる 出産 子育て環境に対する改善策として 経済的負担の軽減 や 就業環境の支援 が求められている 改善されることで 出生数の増加 ( 出生率の上昇 多産の促進 ) が予想される

2-4. 就業状況および意向 天理市内で就業している人は約 5 割 県外就業は約 8% にとどまっている 人口ビジョンの 雇用や就労等に関する分析 で述べたように 天理市は大阪 京都のベッドタウンという性質が薄いということをが裏付けされている 通勤 通学場所 県外 8% 仕事に対する意識として 自分の能力 希望 暮らし方との関係をより重要視する傾向がみられる 就業する上で重要視する条件として 仕事と生活の両立が図れる が 24.1% と最も多く挙がっている ついで 通勤しやすい場所である (19.4%) 自分の経験や資格が活かせる (16.5%) 希望する職種 (15%) が挙がっているのに対し 収入が高い が 11.4% となっている 就業する上で重要視している条件 15

住まいに関する状況および意向 の調査結果にあるように 就職 転職が転出のきっかけになっている事を勘案すると 転職したい 現在は仕事に就いていないが 今後仕事に就きたい 起業したい などキャリアチェンジを希望している層 (31.6%) は 転出リスク層とも考えられる 転職したい 仕事に就きたい 起業したい と考えている人の中で 天理市内で就業したい と希望している人は 61.7% 市内就業する上で希望する条件は 仕事と生活の両立が図れる (19.4%) が最も多く 次いで 賃金条件 仕事内容 交通の利便性 などがあがっている 今後の就業意向 転出リスク層 31.6% 天理市内の就業意向 天理市内に就業する上での必要な条件 16 ポイント 天理市内の魅力ある雇用を創出し 就職 転職の意向がある転出リスク層の流出を抑止することが重要である

参考 : 就業状況および意向 ( 天理大学 ) 就業する上で重要視する条件として 希望する業種である が 30% と最も多く 次いで 収入が高い 仕事と生活の両立が図れる があがっており 自分の能力 収入 生活の関係を重要視している 天理市に就職 する ( 希望している ) 人以外の中で 今後 天理市内で就業 を希望していない人は約 8 割にのぼる 市内就業する上で希望する条件は やりがいのある仕事がある が最も多く 魅力ある雇用を創出し若年層の転出を止める必要がある 就業する上で重要視している条件 天理市内への将来就業意向 天理市内に就業する上での必要な条件 17