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2) 親子関係 家族との生活に満足している について と の調査と比較した 図 12-2 に 示しているように の割合は 4 かとも増加傾向が見られた 日 本 米 中

1 施設で生活する高校生の本音アンケート 3 2 調査項目 4 3 施設で生活する高校生の自己肯定感について...5 (1) 一般高校生との比較 5 4 施設で生活する高校生の進路について.7 (1) 希望職種の有無と希望進路 7 (2) 性別 学年による進路の違い 8 5 施設で生活する高校生のア

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

❷ 学校の宿題をする時間 宿題に取り組む時間は すべての学年で増加した 第 1 回調査と比較すると すべての学年で宿題をする時間は増えている 宿題に取り組むはおよ そ 40~50 分で学年による変化は小さいが 宿題を しない 割合はになると増加し 学年が上がるに つれて宿題を長時間する生徒としない生

平成 27 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : 平成 27 年 4 月 ~7 月小学校第 5 学年 ( 悉皆 ) 中学校第 2 学年 ( 悉皆 ) 男子 5,909 人男子 5,922 人 女子 5,808 人女子 5,763 人 本

資料3 高校生を取り巻く状況について

調査方法等 実施機関 国立青少年教育振興機構 BuzzHunter( 委託 ) 青少年研究センター 青少年活動振興院 調査期間 10~11 月 9~11 月 10~11 月 11 月 学校数 調査方法 集団質問紙法 有効回答数 1,850 1,560 2,518 1,833

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1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

H22-syokuiku.xls

高校生の生活と意識に関する調査 問 1 あなたの性別を教えてください 1. 男 2. 女 問 2 あなたが在学している高校は次のどれですか ( は 1 つ ) 1. 普通科高校 2. 職業科高校 問 3 あなたの学年を教えてください ( は 1 つ ) 1. 高校 1 年生 2. 高校 2 年生 3

第 1 部 ペップトークとは 第 1 章 新時代のマネジメントを築く起爆剤 1.1 今を肯定し 未来を描く発想 8

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(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

第 3 部食生活の状況 1 食塩食塩摂取量については 成人男性では平均 11.6g 成人女性では平均 10.1gとなっており 全国と比較すると大きな差は見られない状況にあります 図 15 食塩摂取量 ( 成人 1 日当たり ) g 男性

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

Ⅲ 調査研究報告 / 若者の結婚観 子育て観等に関する調査 77 交際中 (n=671) 交際経験あり (n=956) 交際経験なし (n=767) 早く結婚したいいい

初めて親となった年齢別に見た 就労状況 ( 問 33 問 8) 図 97. 初めて親となった年齢別に見た 就労状況 10 代で出産する人では 正規群 の割合が低く 非正規群 無業 の割合が高く それぞれ 22.7% 5.7% であった 初めて親となった年齢別に見た 体や気持ちで気になること ( 問

3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

子ども生活実態調査 札幌たのしい授業 研究サークル用 抜きレポート丸山秀一仮説実験授業研究会 北海道 このほどベネッセが 2009 年に実施した 子ども生活実態基本調査 の結果を公表しました これは小学 4 年生から高校 2 年生の約 1.5 万人を対象とした調査で, 前回は 2

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx


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秋植え花壇の楽しみ方


平成 28 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : ( 悉皆 ) 平成 28 年 4 月 ~7 月 小学校第 5 学年 中学校第 2 学年 男子 5,688 人 女子 5,493 人 男子 5,852 人 女子 5,531 人 本調査は

日常的な食事に関する調査アンケート回答集計結果 ( 学生 ) 回収率 平成 30 年 12 月 1 日現在 134 人 問 1 性別 1 2 男性女性合計 % 97.0% 100.0% 3.0% 男性 女性 97.0% 問 4 居住状況 家族と同居一人暮らし

睡眠調査(概要)

◎公表用資料

ニュースリリース AVON

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

問 6 (2) 1. 毎日またはほとんど毎日 に をつけた方以外におたずねします あなたが夕食を食べない理由はなんですか ( あてはまる番号 1 つに をつけてください ) 計 時間がない おなかがすいていない

小学校国語について

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

柏原市 子どもの生活に関する実態調査 ( 小学生 中学生向け調査 ) 単純集計 留意事項 単純集計表について (1) 柏原市欄 : 回答があった件数 (2) 柏原市 ( マッチング ) 欄 : 回答があったもののうち 子ども票と保護者票が一対となる件数 (1) (2) の件数の差について 柏原市 (

インターネットの活用をみると インターネットでニュース関連の情報をみること の肯定率が4か国とも7 割以上と高い そのほか は インターネットで学習の情報や資料を調べたり 収集したりすること メールやチャット (LINE を含む ) で先生や友だちにわからないところを質問すること の肯定率も 75%

児童生徒調査 橋本市 全体小学 5 年生中学 2 年生 問 1 あなたは小学生ですか それとも中学生ですか ( あてはまる番号 1つに をつけてください ) 度数 % 度数 % 度数 % 計 % % % 小学生 ( 市立 ) %

3. 将来の目標がはっきりしている を肯定する子どもは半数程度 中学生がもっとも低く 高校 3 年生で 6 割になる 将来の目標がはっきりしている ( あてはまる [ とても + まあ ]) の比率は 小 4~6 生で 5 割強 中学生で 4 割台に低下し 高 3 生で 6 割になる 夢見る小学生と

特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会 報告書46~63ページ

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女子高校生の生活習慣や健康に対する意識調査と発育状況 10 年前との比較検討 cm 160 a) 身長当校 全国平均 cm +1.5cm kg 54 b) 体重 当校 全国平均 kg -1.3kg 51

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

大阪府子どもの生活に関する実態調査 ( 小学生 中学生向け調査票 ) 回答結果集計 ( 単純集計 H ) 参考資料 1-2 留意事項 単純集計表について (1) 大阪府欄 : 回答があった件数 (2) 大阪府 ( マッチング ) 欄 : 回答があったもののうち 子ども票と保護者票が一対

小 4 小 5 小 6 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

中 1 中 2 中 3 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

この章のポイント 良好な人間関係を志向し 学びに向かいにくい高校生が増加 Benesse 教育研究開発センター VIEW21 編集長 小泉和義 学習への意識は2 極化が進む高校生の平日の学習時間は 1990 年から 2006 年にかけて 全体的に減少している そのなかでとくに着目したい点は 偏差値

II. 調査結果 1 調査世帯の状況 世帯の状況 1 家族形態 H28 平成 5 年の調査 ( 小学 2 年 小学 5 年 中学 2 年 ) との比較では 祖父母同居のは 13.3 ポイント減少しており 核家族化の傾向が見られる また は 3.5 ポイント増加している 小学 2 年生


結果の概要

景気後退に伴う時間消費の変化に関するマーケティングデータ

結果 5 子育て願望について平成 20 年度調査と比較すると 結婚したらすぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇している 性別でみると 男性では すぐにでも欲しい 割合が低下し 子供は欲しくない 割合が上昇しているが 女性では すぐにでも欲しい 割合と 子供は欲しくない 割合がと

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

H 112

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平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

調査の目的と概要 Ⅰ 調査の目的 札幌市の児童生徒の実態に関する基礎調査 は 札幌市の小学生 中学生 高校生の意識や心情 生活 行動などについて 継続的に調査し その実態の変容を明らかにすることにより 子どもを取り巻く社会変化や教育情勢と子どもの生活との関連性を客観的に把握し 教育施策の推進に資する

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高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

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家庭における教育

杉戸町高齢者実態調査

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NRC 日本人の食 調査とは 2 日本人の食の嗜好や食生活 に関する調査で 本篇は Part5 外 中 等の利 です 本篇で紹介する調査データは 月 &5 月調査と 月調査の2つです 4 月 &5 月調査は 外 中 の利 意識 を 11 月調査は 外食 中食の利 実態

Water Sunshine

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

報道関係各位 2018 年 5 月 31 日 東京大学社会科学研究所所長佐藤岩夫株式会社ベネッセホールディングス代表取締役社長安達保 東京大学社会科学研究所 ベネッセ教育総合研究所共同研究プロジェクト 子どもの生活と学びに関する親子調査 2017 結果速報 勉強や目標が 自己肯定感 に影響 - 保護

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

スライド 1

1

中高生が思い描く将来についての意識調査 2017 中高生がイメージしている将来 4 月からの新生活のイメージ中高生の約 6 割が 明るい と回答 女子高校生では約半数が 不安 自身の将来のイメージ 10 年後は 明るい 中学生では 55% 高校生では 47% 日本の将来のイメージ 10 年後は 明る

「いい夫婦の日」アンケート結果 2014

2013年1月25日

高校生の勉強に関する調査(2009年国際比較調査)

Ⅲ 調査対象および回答数 調査対象 学校数 有効回答数児童生徒保護者 (4~6 年 ) 12 校 1, 校 1, 校 1,621 1,238 合計 41 校 3,917 ( 有効回答率 96.3%) 3,098 ( 有効回答率 77.7%) Ⅳ 調査の実施時期

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

29 2

問 1 あなたは COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) を知っていますか あてはまる番号を 1 つ選んで 印をつけてください COPD とは 主として長期の喫煙によってもたらされる肺の炎症性疾患をいいます 1 内容を知っている 2 聞いたことはあるが 内容は知らない 3 聞いたことはない または知らない

国語 B 柏原 埼玉県 全国 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 算数 A 柏原 埼玉県 全国 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数 B 柏原 埼玉県 全国

Taro13-芦北(改).jtd

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< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

発育状態調査 身長 身長 ( 平均値 ) は 前年度と比較すると 男子は 12~15 歳で前年度を上回り 女子は 5,6,8,9,14,16 歳で前年度を上回っている (13 年齢区分中 男子は増加 4 減少 6 女子は増加 6 減少 5) との比較では 男子は全ての年齢で 女子は 5,9 歳を除い

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

食育に関する意識調査の結果について ( 速報 ) 基本目標 1 毎日きちんと朝ごはんを食べます 規則正しい生活を心がけ, 毎日朝ごはんをしっかり食べて充実した 1 日を過ごす 1 朝ごはんを毎日食べる人の割合 (1) 一般問 6 朝食を食べていますか ( は1つだけ) 0% 10% 20% 30%

小学生の英語学習に関する調査

調査レポート

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

図表 私立中学校に進学した理由 ( 中学 2 年生 ): 生活困難度別 % 66.8% 68.5% 66.9% 47.2% 48.9% 41.1% 41.7% 30.4% 27.5% 21.1% % 17.9% 13.1% 10.4% 10.8

Transcription:

Ⅳ 経年比較でみる高校生の心と体の健康 本調査の設問の一部は 財団法人青少年研究所が実施した 高校生の心と体の健康に関する調査 ( ) と 中学生 高校生の生活と意識 (2008 年 ) とほぼ同一内容である この章では 当該調査との経年的な変化をみる *2013 年度からは 日 米 中 韓 4か国調査を国立青少年教育振興機構が継承している 1 起床と就寝時刻 2008 年調査と比較してみる 起床時刻について 6 時半前 に起きると回答した割合は 4 か国とも低くなっており 7 時以降 が高くなっている ( 表 4-1) 就寝時刻について では 0 時前 が高くなり 0 時以降 が低くなっており 就寝時間が早くなっている ( 表 4-2) 表 4-1 起床時刻 2008 年 2008 年 2008 年 2008 年 6 時前 19.3 29.3 25.2 47.1 43.5 52.6 4.3 14.9 6 時 ~6 時半前 29.8 28.0 32.5 12.7 42.0 39.2 16.8 25.5 6 時半 ~7 時前 27.1 27.1 19.4 11.1 11.0 5.9 36.0 31.5 7 時以降 23.8 14.6 22.7 7.0 3.0 2.3 42.6 19.8 無回答 0.0 1.0 0.1 22.1 0.5 0.0 0.2 8.3 実数 ( 人 ) 1706 1210 1519 1003 3240 1128 2015 1143 2008 年 : 中学生 高校生の生活と意識 以下同様 表 4-2 就寝時刻 2008 年 2008 年 2008 年 2008 年 22 時前 1.3 1.2 11.0 8.4 7.3 11.6 1.7 1.2 22 時 ~23 時前 14.8 6.3 40.3 28.7 40.2 36.3 5.6 2.7 23 時 ~0 時前 38.7 22.6 30.5 23.8 40.6 32.8 23.0 16.2 0 時 ~1 時前 33.3 43.8 11.8 13.3 9.0 13.7 41.6 39.3 1 時以降 11.8 25.4 6.1 4.0 2.7 1.4 27.9 37.2 無回答 0.1 0.7 0.3 21.8 0.2 4.2 0.1 3.4 実数 ( 人 ) 1706 1210 1519 1003 3240 1128 2015 1143 47 47

2 健康への注意自分の健康に 注意している と回答した者の割合が では9 年前とあまり変わらないが では大幅に増加している これに対し とは減少している ( 図 4-1) 自分の健康状態について 調査と比較してみると 健康である と回答した者の割合は とではあまり変化がみられないが とでは増えている ( 図 4-2) また 最近一年間の病気などでの欠席状況について では7 年前と大きな変化がみられなかった ( 図 4-3) 2008 年 14.7 13.4 注意している 51.6 60.4 まあ注意している 2008 年 45.4 69.4 48.8 25.0 2008 年 17.1 24.4 59.1 58.4 2008 年 17.2 25.3 44.0 45.0 図 4-1 ふだん 自分の健康に注意しているか 健康である まあ健康である 25.6 24.3 56.2 55.8 28.8 37.7 58.6 49.8 16.1 16.0 65.9 58.3 18.5 31.8 42.5 60.9 図 4-2 自分の健康状態についてどう思うか : 高校生の心と体の健康に関する調査 以下同様 48 48

全くない全くない 1~5 1~5 日 1 週間程度週間程度 10 10 日間以上日間以上 55.2 55.2 52.9 52.9 36.8 36.8 33.3 33.3 4.5 4.5 9.3 9.3 3.3 4.1 28.0 23.3 47.0 47.0 47.5 11.6 11.6 17.3 17.3 12.1 11.6 57.5 45.9 40.8 34.1 3.6 3.6 7.5 7.5 3.7 5.3 72.9 72.2 21.5 18.1 18.1 2.6 2.6 5.5 5.5 2.7 4.0 図 4-3 最近一年間 病気などで何日くらい欠席したか 3 食べ物最近一週間の飲食について の高校生は 7 年前と比較して 野菜類 や 果物 を多く食べるようになり 炭酸飲料 ハンバーガーなどのファストフード インスタントラーメン を飲んだり食べたりすることが少なくなっている ( 図 4-4~ 図 4-8) 毎日 3~5 回 1~2 回とらなかった 63.1 59.9 27.3 28.6 8.3 9.1 1.1 2.1 32.7 35.2 33.8 30.0 23.9 25.2 8.5 7.7 62.8 72.4 19.8 16.9 11.9 7.1 4.5 2.6 30.1 28.3 37.1 39.7 27.4 27.0 5.2 4.1 図 4-4 最近一週間 野菜類をどのくらいとったか 49 49

毎日 3~5 回 1~2 回とらなかった 26.1 27.2 33.2 13.3 14.6 23.1 41.6 20.3 33.7 46.1 28.2 28.9 31.3 20.1 5.0 4.6 30.9 38.5 24.7 24.3 26.0 37.6 10.7 6.5 22.0 17.0 36.3 34.5 39.0 37.3 5.8 7.1 図 4-5 最近一週間 果物類をどのくらいとったか 3 回以上 1~2 回とらなかった 21.5 27.1 37.9 39.5 40.3 33.0 23.9 37.8 40.8 36.6 35.1 23.5 12.5 20.6 33.7 46.7 52.3 32.1 15.1 23.9 56.1 55.0 27.9 20.8 図 4-6 最近一週間 炭酸飲料 ( サイダー コーラなど ) をどのくらいとったか 3 回以上 1~2 回とらなかった 2.9 9.6 37.3 49.4 59.4 40.6 17.2 33.6 57.0 51.3 24.6 13.3 5.1 7.6 21.2 42.4 71.8 49.2 8.2 7.4 57.8 58.5 33.6 33.1 図 4-7 最近一週間 ハンバーガーなどのファストフードをどのくらいとったか 50 50

3 回以上 1~2 回とらなかった 4.8 7.2 32.9 34.5 61.5 57.6 8.1 13.9 23.5 29.8 67.3 54.1 10.4 22.8 32.8 48.5 54.6 27.8 17.5 18.3 59.9 54.9 26.1 22.5 図 4-8 最近一週間 インスタントラーメンやカップラーメンをどのくらいとったか 4 体型とダイエット体型について 7 年前と比較して の BMI( 体格指数 ) の平均値は変わらないが 米 中 韓は 高くなっている ( 表 4-3) 自分の体型を 太っている 少し太っている と感じているの高校生の割合は 男女とも低くなっており 特に女子の減少率が顕著である ( 図 4-9~ 図 4-10) また 自分の体型に 満足している まあ満足している と回答した割合は では男女とも高くなっており も同じ傾向がみられる これに対し とは男女とも低くなっている ( 図 4-11~ 図 4-12) 最近一年間 ダイエットをしたことが ある と回答した割合をみると 7 年前に比べて とは 男女とも高くなっている これに対し とでは大きな変化がみられなかった ( 図 4-13) 表 4-3 身長と体重の平均値 身長 (cm) の平均値体重 (kg) の平均値 BMIの平均値 163.7 164.7 170.1 169.0 168.3 168.1 168.1 167.6 n=1686 n=1082 n=1466 n=974 n=3217 n=1151 n=1980 n=3878 55.2 56.1 67.7 65.4 62.0 58.1 61.6 59.2 n=1650 n=1016 n=1425 n=946 n=3192 n=1088 n=1920 n=3814 20.5 20.5 23.2 22.8 21.8 20.5 21.6 21.0 n=1644 n=1015 n=1415 n=943 n=3192 n=1084 n=1914 n=3812 51 51

痩せている すこし痩せている ふつう 少し太っている 太っている 10.1 5.4 21.4 37.8 71.1 51.9 24.7 32.3 45.6 47.0 28.8 19.7 16.4 16.4 34.9 43.5 48.2 39.2 15.4 10.4 30.4 38.4 57.0 45.9 図 4-9 自分の体型をどう思うか ( 女子 ) 痩せている すこし痩せている ふつう 少し太っている 太っている 38.7 33.7 36.0 38.0 23.4 29.5 39.3 34.1 45.7 41.3 17.8 17.6 35.7 33.4 33.9 46.8 30.0 18.7 31.2 29.7 34.5 37.0 34.0 30.6 図 4-10 自分の体型をどう思うか ( 男子 ) 52 52

女男女男女男女 満足している まあ満足している 2.2 0.4 20.8 12.0 18.5 25.1 42.0 52.2 8.4 7.5 32.1 40.9 11.5 15.8 1.9 20.1 図 4-11 自分の体型にどのくらい満足しているか ( 女子 ) 満足している まあ満足している 5.0 10.4 33.8 35.8 30.0 36.5 44.0 48.6 12.4 18.9 42.4 49.8 4.1 27.8 32.7 23.6 図 4-12 自分の体型にどのくらい満足しているか ( 男子 ) 62.0 67.9 68.9 46.2 46.1 33.1 30.8 32.4 51.3 48.0 39.1 67.1 35.0 男20.6 21.5 10.1 図 4-13 最近一年間 体重を減らす努力をしたことが ある 53 53

5 ストレス最近一年間 ストレスを感じたことが よくある と回答した割合は 7 年前と比較して日米中 3か国とも大きな変化がなかったが では低くなっている ( 図 4-14) ストレスの原因をみると 進学や進路のこと が4か国とも7 年前より高くなり 勉強のこと もとでは高くなっている ( 表 4-4) よくある ときどきある 33.4 32.6 42.3 49.8 42.6 43.2 36.5 38.4 17.4 15.6 48.9 54.1 32.5 48.5 45.9 39.4 図 4-14 最近一年間 ストレスを感じたことがあるか 表 4-4 ストレスの原因 ( 複数回答 ) 親とのこと 37.7 39.0 38.4 37.0 36.7 30.1 24.9 37.2 兄弟姉妹とのこと 16.1 18.8 19.8 19.0 6.2 5.3 12.7 18.4 容姿 ( 身長 スタイル 顔立ちなど ) 26.0 26.6 41.4 23.5 32.2 22.4 40.6 32.4 健康のこと 7.8 9.1 22.1 10.5 14.2 16.9 11.2 11.4 お金のこと 17.7 19.8 29.0 23.6 19.4 19.4 16.6 12.2 友だちとのこと 39.9 38.8 41.5 28.4 41.8 34.7 38.2 36.0 恋人とのこと 9.7 11.2 23.7 29.2 10.7 19.7 17.1 16.2 先生とのこと 10.8 9.9 10.1 6.1 13.1 14.9 6.1 9.1 進学や進路のこと 42.1 34.8 52.5 20.0 52.3 44.5 58.0 54.3 勉強のこと 57.5 47.3 84.6 56.8 77.0 77.3 64.5 74.1 54 54

6 自己肯定感 私は価値のある人間だと思う 私は人とうまく協力できるほうだと思う 私はいまの自分に満足している 私は努力すれば大体のことができると思う 私は辛いことがあっても乗り越えられると思う に対し と回答した者の割合は ではいずれも7 年前より高くなっている ( 図 4-15~ 図 4-19) 9.6 7.5 28.6 35.3 53.2 57.2 30.6 31.9 27.9 42.2 52.3 45.5 20.2 48.5 54.9 35.2 図 4-15 私は価値のある人間だと思う 10.2 16.5 54.2 54.5 51.9 58.6 37.5 32.8 34.6 45.5 54.9 47.2 20.5 41.6 60.9 45.5 図 4-16 私は人とうまく協力できるほうだと思う 55 55

3.9 8.7 20.8 32.8 39.4 41.6 36.2 36.6 16.0 21.9 46.2 46.6 14.9 33.6 48.4 36.8 図 4-17 私はいまの自分に満足している 8.4 15.1 36.0 45.4 54.0 60.0 32.1 29.2 31.4 40.1 54.0 48.7 18.2 40.1 65.5 38.2 図 4-18 私は努力すれば大体のことができると思う 16.9 13.3 46.8 51.8 56.8 58.1 33.0 31.4 25.9 33.0 54.5 50.2 12.0 38.3 56.0 46.4 図 4-19 私は辛いことがあっても乗り越えられると思う 56 56

7 親や他者との関わり親との関係について 親 ( 保護者 ) は 私のことを分かってくれる 親 ( 保護者 ) は 私の悩みを聞いてくれる に対し と回答した割合は ではいずれも7 年前より高くなっている ( 図 4-20 図 4-21) また 教師との関係について 学校には私を理解し 認めてくれる先生がいる 学校には何でも相談できる先生がいる の肯定率が いずれも高くなっている 友だちとの関係について では 友だちと合わせないと心配になる の肯定率が7 年前とほぼ変わらないが 友だちが私をどう思っているか気になる が若干低くなっている 19.5 32.9 48.5 47.8 27.5 31.8 40.1 38.9 28.4 28.2 45.6 48.0 16.1 57.7 50.0 31.3 図 4-20 親 ( 保護者 ) は 私のことを分かってくれる 19.3 37.2 42.5 41.3 42.2 39.8 29.6 30.7 30.8 31.2 36.1 32.3 16.3 56.2 44.4 29.2 図 4-21 親 ( 保護者 ) は 私の悩みを聞いてくれる 57 57

9.5 17.3 43.1 42.8 42.8 56.0 30.7 28.9 21.9 18.2 45.3 44.7 9.7 37.2 44.2 38.4 図 4-22 学校には私を理解し 認めてくれる先生がいる 5.2 12.0 21.7 24.2 37.1 43.4 25.1 27.6 17.1 13.2 27.2 30.1 7.1 32.9 26.3 33.7 図 4-23 学校には何でも相談できる先生がいる 58 58

9.5 7.5 26.0 27.9 23.1 19.9 27.8 32.3 7.5 8.3 24.4 22.3 7.3 12.4 17.8 45.8 図 4-24 友だちに合わせていないと心配になる 24.2 26.0 37.4 42.6 13.4 25.5 24.0 26.3 17.2 26.8 37.0 38.3 20.1 17.2 36.9 53.7 図 4-25 友だちが私をどう思っているか気になる 59 59