健康寿命の延伸を目指して 第 3 次岡谷市健康増進計画 2018 年度 2023 年度 長野県岡谷市

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1 健康寿命の延伸を目指して 第 3 次岡谷市健康増進計画 2018 年度 2023 年度 長野県岡谷市

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3 健康寿命の延伸を目指して いつまでも健康で生きがいのある生活を送ることは 全ての人の願いであります あらゆる世代の健やかな暮らしを支える良好な社会環境を構築するには 一人ひとりが 自分の健康は自分でつくる という自覚を持ち 妊娠期 乳幼児期から高齢期までの各年代において 望ましい生活習慣を身につけることが何よりも大切です また 個人の健康づくりを進めるための支援体制を社会全体で整えていくことも重要であります 本市では 第 2 次岡谷市健康増進計画 に基づき 様々な取り組みを実施してまいりましたが ここで 第 2 次岡谷市健康増進計画 の計画期間が終了することから 第 3 次岡谷市健康増進計画 を策定いたしました 本計画では 市民一人ひとりが主体的に健康増進に取り組み いつまでも健康で生きがいのある生活を送ることができることを願い 基本理念を 健康寿命の延伸を目指して と定めました 基本的な柱としては 市民自らの健康づくり 健康に関する生活習慣の改善 生活習慣病 がんの発症予防 早期発見と重症化予防の徹底 健康づくりを支援する体制の強化 の 3つを掲げ 分野ごとに基本目標を定め 市民 関係機関及び行政が一体となった取り組みの方向性を示しました 今後は 本計画に基づき 市民 関係機関及び行政がそれぞれの役割を理解し 相互に連携しながら 健康寿命の延伸 を目指してまいります 結びに 本計画の策定にあたり 熱心にご審議いただきました 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会 の皆様をはじめ 貴重なご意見をお寄せいただきました皆様に深く感謝を申し上げるとともに 市民の皆様には 本計画をご理解いただき なお一層自らの健康づくりの意識を高めていただくとともに 各種の取り組みを実践され 健康寿命の延伸 を目指していただきますようお願い申し上げます 平成 30 年 3 月 岡谷市長今井竜五

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5 目 次 第 1 章 計画策定にあたって 1 計画策定の背景と趣旨 1 2 計画の性格と位置づけ 2 3 計画の期間 3 4 計画の策定体制 4 (1) 策定の方法 4 (2) 策定の体制 4 5 市民の健康状況 5 (1) 人口の推移 5 (2) 出生数と死亡数の推移 6 (3) 平均寿命 6 (4) 死亡の状況 8 (5) 医療の状況 9 (6) 高齢者の状況 13 6 第 2 次岡谷市健康増進計画の評価と課題 15 (1) 栄養 食生活及び食育 16 (2) 身体活動 運動 18 (3) 生活習慣病 20 (4) がん 22 (5) 歯と口腔の健康 24 (6) 休養 こころの健康 26 (7) たばこ アルコール 28 第 2 章 計画の基本的な考え方 1 基本理念 31 2 基本的な柱 31 3 施策体系図 33

6 第 3 章 岡谷市健康増進計画 1 健康に関する生活習慣の改善 35 (1) 栄養 食生活 35 (2) 身体活動 運動 40 (3) 歯と口腔の健康 44 (4) 休養 こころの健康 48 (5) たばこ アルコール 52 2 生活習慣病等の発症予防と重症化予防の徹底 56 (1) 循環器疾患 56 (2) 糖尿病 60 (3) がん 64 第 4 章 岡谷市食育推進計画 1 食育推進計画策定にあたって 69 2 食育推進の重点分野 70 (1) 健康づくりと食育 70 (2) 豊かな心を育む食育 71 (3) 食の理解と継承 73 第 5 章 計画の推進と評価 1 計画の推進体制 77 2 計画の進行管理と評価の考え方 78 参考資料計画策定の経過 79 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会設置要領 80 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員名簿 81 用語解説 82

7 第 1 章計たって画策定にあ

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9 第 1 章計画策定にあたって 1 計画策定の背景と趣旨 国では 全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち ライフステージに応じて 健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現するため 21 世紀における国民健康づくり運動 ( 健康日本 21( 第 2 次 )) を推進しています また 誰も自殺に追い込まれることのない社会 の実現を目指して 自殺対策基本法を改正し 市町村に 自殺対策計画 の策定を義務付けするなど 更なる自殺対策を推進しています 長野県では 信州保健医療総合計画 において 保健医療に関連する様々な計画を一体化し 健康寿命の延伸を図ることにより 長生き から 健康で長生き へと生活の質を高めることを狙い 健康長寿 という一つの目標に向けて様々な施策を総合的に推進しています 岡谷市では 2004( 平成 16) 年度に 岡谷市健康増進計画 を策定し 市民一人ひとりが健康で生きがいのある生活が送れることを目指して 市民が主体となって取り組む健康づくりと それを支援するための環境づくりを推進しており 2013( 平成 25) 年度からは 第 2 次岡谷市健康増進計画 ( 岡谷市食育推進計画包含 ) により 各種健康づくり事業に取り組んできました このたび 第 2 次岡谷市健康増進計画 の計画期間が終了することから これまでの取り組みの進捗状況や課題を整理して 第 3 次岡谷市健康増進計画 を策定し 市民 行政 関係機関の協働により 今後一層の健康増進と食育の推進を図ります 1

10 2 計画の性格と位置づけ 健康増進計画 健康増進法第 8 条第 2 項に規定する市町村健康増進計画に位置づけ 国の 第 2 次国民健康づくり運動 ( 健康日本 21( 第 2 次 )) 及び長野県の 信州保健医療総合計画 の趣旨を踏まえ策定するものです 市民が主体となって取り組む健康づくりと それを支援するための環境づくりを推進する取り組みを示すものです 食育推進計画 食育基本法第 18 条第 1 項に規定する市町村食育推進計画に位置づけ 国の 第 3 次食育推進基本計画 及び 長野県食育推進計画 の趣旨を踏まえ策定するものです 食に関する様々な経験を通して知識と食を選択する力を習得し 生涯にわたって健全な心身を培い 豊かな人間性を育むための 食育 を推進する取り組みを示すものです 自殺対策計画 自殺対策基本法第 13 条第 2 項に規定する市町村自殺対策計画については 2018 ( 平成 30) 年度において 第 3 次岡谷市健康増進計画 と整合性を図り また国や県の取り組みを踏まえながら 総合的な自殺対策を推進するための 自殺対策計画 を策定します 2

11 第 1 章計画策定にあたって 3 計画の期間 計画の期間は 健康増進計画の生活習慣病の分野との関連が深い 第 2 期岡谷市保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) 第 3 期岡谷市国民健康保険特定健康診査等実施計画 の計画期間との整合性を図るため 2018 年度から2023 年度までの6 年間とします なお 社会情勢の変化などに伴い見直しが必要になった場合には 適宜 計画を見直すこととします 00 3

12 4 計画の策定体制 (1) 策定の方法 第 2 次岡谷市健康増進計画の進捗状況を評価し 市民の健康増進に関する意識及び実態を把握するために 市民健康意識アンケート調査 を実施しました 加えて 関係団体との懇談会 ( ヒアリング ) を実施し アンケート調査だけでは把握できない現状や課題及び計画全般にわたる意見を聴取しました (2) 策定の体制 1 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会保健 福祉 医療及び地域の関係団体の代表者と 一般市民 ( 公募 ) により 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会 を設置し 計画についての審議を行いました (P80,81 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会設置要領 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員名簿 参照 ) 2 岡谷市地域福祉計画等策定委員会 ( 庁内 ) 庁内策定組織として 関係部局の部課長等により策定委員会を設置し 計画内容の審議を行いました 4

13 第 1 章計画策定にあたって 5 市民の健康状況 (1) 人口の推移 岡谷市の人口の推移 長野県毎月人口異動調査 ( 各年 4 月 1 日 ) 年齢別人口に不詳があるため 年齢別人口を合算しても総数とは一致しない 年齢構成比 ( 全国 長野県 岡谷市 ) 長野県毎月人口異動調査 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ) 総務省統計局人口推計 ( 平成 29 年 4 月 1 日 ) 本市の人口は 年々減少傾向にあります 一方 65 歳以上の老年人口とその割合 ( 高齢化率 ) は増加しており 長野県や全国と比較してもその割合は高い状況です 00 5

14 (2) 出生数と死亡数の推移 平成 28 年岡谷市の人口 ( 各年における年間の累計値 ) 本市の出生数は 年々減少傾向にあります 平成 25 年以降は 400 人を下回る状況です 平成 28 年の自然動態による減少は 231 人となっています (3) 平均寿命 ( 全国 長野県 岡谷市 ) 平成 年 厚生労働省 生命表 都道府県生命表 市町村生命表 平均寿命は 各年において男女とも全国と比較し高い状況となっています 6

15 第 1 章計画策定にあたって 平均寿命と健康寿命 平均寿命は 0 歳における平均余命 ( その年の年齢別死亡率で死亡していくとした場合 0 歳の者が生きることとなる平均年数 ) です 健康寿命とは 国の健康日本 21( 第 2 次 ) で 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間 と定義されています 平均寿命と健康寿命の差は 日常生活に制限のある 不健康な期間 を意味していて 今後 平均寿命の延伸とともに 健康な期間だけでなく 不健康な期間も延びることが予想されます 健康づくりの一層の推進を図り 平均寿命の延び以上に健康寿命を延ばす ( 不健康な状態になる時点を遅らせる ) ことは 個人の生活の質の低下を防ぐ観点からも 社会的負担を軽減する観点からも重要です 健康寿命の算定方法については 厚生労働省から 次の3つの算定方法が示されています 1 日常生活に制限のない期間の平均 ( 国民生活基礎調査のデータを活用 ) 2 自分が健康であると自覚している期間の平均 ( 国民生活基礎調査のデータを活用 ) 3 日常生活動作が自立している期間の平均 ( 介護保険の要介護のデータを活用 ) 市町村の健康寿命については 3 日常生活動作が自立している期間の平均 により算定することができます < 岡谷市の健康寿命 ( 平成 27 年 )> 00 7

16 (4) 死亡の状況 1 岡谷市の主な死因別死亡率の推移 平成 26 年において 主な死因別死亡率は 悪性新生物 ( がん ) が最も高く 次いで心疾患 肺炎 脳血管疾患の順となっています 2 岡谷市の悪性新生物 ( がん ) による主な部位別死亡数の推移 平成 26 年において 悪性新生物 ( がん ) による死亡数は 肺がんが最も多く 次いで大腸がん 胃がんの順となっています 3 岡谷市の脳血管疾患による死亡数の推移 平成 26 年において 脳血管疾患による死亡者のうち 脳梗塞による死亡が全体の約 7 割を占め 次いで脳内出血 くも膜下出血となっています 8

17 第 1 章計画策定にあたって (5) 医療の状況 平成 28 年度国保データベース (KDB) システム 国民健康保険の加入率は 全国 長野県と比較して低いものの 年代別の加入状況では 65 歳以上の構成割合が高く 約半数を占めています 医療費は 年度によって増減があるものの 平成 28 年度は41 億 1,769 万 8 千円となっており 4 年前の平成 24 年度と比べ4 千万円以上増加しています 00 9

18 1 人当たりの医療費を経年でみると 総体的には増加傾向にあり 平成 28 年度は4 年前の平成 24 年度に比べ 4 万円以上増加しています 平成 28 年度の医療費を年代別にみると 65 歳以上の医療費が全体の約 6 割を占め 1 人当たりの医療費では 70~74 歳が最も高く 約 50 万円となっています 10

19 00 第 1 章計画策定にあたって 11 平成 28 年度国保データベース (KDB) システム医療費を疾病別割合でみると 循環器系の疾患 が最も高く 次いで 悪性新生物 精神及び行動の障害 内分泌 栄養及び代謝疾患 の順となっています

20 後期高齢者医療費の状況を経年でみると 医療費及び 1 人当たりの医療費ともに増加傾向にあります 12

21 第 1 章計画策定にあたって (6) 高齢者の状況 1 要介護認定の状況 被保険者数と要介護 要支援認定者数の推移 要介護認定率は 第 1 号被保険者 (65 歳以上 ) における認定者の割合 ( 各年度 3 月 31 日現在 ) 諏訪広域連合介護保険課 介護保険事業の推移 老年人口の増加に比例して 要介護 要支援認定者数も年々増加しており 平成 28 年度末では 要介護 要支援認定者数は 2, 721 人となっています また 要介護認定率は 平成 28 年度末で16.2% となっています 00 13

22 要介護 要支援認定の内訳 諏訪広域連合介護保険課 介護保険事業の推移 介護予防サービスにより 身体機能の維持や介護度の重度化を防ぐことを目指す 要支援 の認定者の割合は 平成 28 年度では24.4% となっています また 日常生活が自立してない状況と考えられる 要介護 2 以上の割合は 平成 28 年度で50.3% となっています 2 介護保険給付費の状況 諏訪広域連合介護保険課 介護保険事業の推移 介護保険給付費の総額は 年々増加傾向にあり 平成 26 年度以降は40 億円を超える状況になっています 平成 28 年度は40 億 8,994 万 2 千円となっています 14

23 第 1 章計画策定にあたって 6 第 2 次岡谷市健康増進計画の評価と課題 第 2 次岡谷市健康増進計画では 市民一人ひとりが主体的に健康増進に取り組み 健康で生きがいのある生活を送ることができるように 第 4 次岡谷市総合計画に掲げられている ともに支えあい 健やかに暮らせるまち を基本理念とし 健康を支える 6つの分野及び 食育 について基本目標を定め 健康づくりのための施策に取り組んできました 平成 29 年度に計画期間の最終年度を迎えることから 各重点分野に設定した指標についての達成状況を把握 分析し 第 3 次計画に反映させるため 最終評価を実施しました 指標の達成状況が A 区分の 目標達成 及び B 区分の 改善傾向 となった指標が全体の41.9% C 区分の 変わらない 指標が 27.2% D 区分の 悪化している 指標が30.9% となりました 00 15

24 (1) 栄養 食生活及び食育食に関する様々な体験を通じて 食育の関心を高めるとともに 食育活動に携わる関係機関 団体等と連携し 食育を推進しました また 望ましい食習慣や規則正しい食生活リズムが図られるよう 各種保健事業を通じて講演会や学習会を実施するとともに 行政チャンネル ( シルキーチャンネル ) やホームページを活用し 食育情報の周知 啓発に努めました 16

25 第 1 章計画策定にあたって 平成 28 年度保育園食生活アンケート平成 28 年度児童生徒の生活習慣アンケート 平成 28 年度市民アンケート 現状のまとめ 指標 1から3は健康づくりに関わる 栄養 食生活 分野の評価のための指標 指標 4 から7は食育の評価のための指標として設定しました 指標の評価としては 7 指標中 指標 12467の 5 指標が目標達成 指標 35の2 指標は全体的にみると変わらない または悪化傾向にあります 指標 3の 朝食を食べない人の割合 では 子どもは策定時と比べ横ばいの状況です 特に20 代 30 代で 朝食を食べない人の割合 が多い状況で ( 図 1 参照 ) 食べない理由としては 食べない習慣 が一番多く 次いで 時間がない と答えています ( 図 2 参照 ) 指標 5の 朝食を一人で食べる人の割合 は 策定時と比べ横ばいの状況で 幼児から中学生へと学年が上がるにつれて 一人で食べる割合が増加しています ( 図 3 参照 ) 指標 6の食育を進める上で 食文化の継承を大切だと思う人の割合 は目標に達成していますが 全体で見ると 食を通じたコミュニケーション に次いで低い状況にあります ( 図 4 参照 ) 今後の課題 子どもの頃から 基本的な生活習慣や健全な食生活を確立することは 生涯にわたる健全な心身と豊かな人間性を育む基礎となるため 子どもたちへの食育の推進に努める必要があります 健康寿命の延伸のためには 生活習慣病の予防と改善につながる望ましい食習慣の定着に向けた取り組みに努める必要があります 食育を理解し 実践する市民を増やすため 食育の体験活動や食に関する正しい知識の習得のほか 食育に関わる多様な関係機関 団体等と連携した取り組みが必要です 00 17

26 (2) 身体活動 運動 身体を動かす意識を高め運動習慣を身につけるため 保健事業の実施や 情報提供に努めました 18

27 第 1 章計画策定にあたって 現状のまとめ 指標 1は 身体活動量 の評価のための指標 指標 3は 運動習慣者の割合 を把握するための指標として設定しました 指標 1の 身体活動量 は 男性に比べ女性のほうが高く 策定時に比べ増加傾向にあります ( 図 1 参照 ) 一方 指標 3の 運動習慣者の割合 は 女性に比べ男性のほうが高い傾向にあります ( 図 2 参照 ) 年代別にみると どちらの指標も65 歳以上の割合が高い状況です 直近値が得られなかった指標 2については アンケート結果から得られた歩数の状況を 健康日本 21( 第 2 次 ) の目標歩数を基準として比較すると 60 歳未満では男女ともほぼ半数の者が目標歩数を超えています 一方 60 歳以上の男性では 目標を超える者の割合は30% 以下で低い状況になっています 1 日の歩数の評価平成 28 年度に実施したアンケート調査で 1 日の歩数 については 今回は健康日本 21 ( 第 2 次 ) の身体活動 運動分野の目標歩数に達している人の割合を算出し 参考としました 今後の課題 健康を維持するために身体活動や運動が重要であることは 認識されていますが 実際の行動に移すことが難しい現状です 余暇時間に取り組む運動の実施は 就労の有無 の影響を受けること 家事等の実施時間が 男女の日常生活上の身体活動量に影響を及ぼす傾向があることなどから 年代 性別の状況に応じた周知 啓発が必要です 00 19

28 (3) 生活習慣病健康的な生活習慣を実践することで 生活習慣病の予防につながるよう 各種保健事業の実施や情報提供に努めました 特に 健康寿命の延伸を妨げる循環器疾患や脳血管疾患を引き起こす 高血圧 脂質異常 糖尿病 を中心に 市民を対象とした講演会 各地区での健康講座を開催しました また 特定健診で把握したハイリスク者に対しては 行動変容が実践されるよう 個別の面接等を行い 個々の生活状況に応じた保健指導を心がけました 図 1, 2 全国 県 岡谷市 : 特定健診等実績報告 20

29 第 1 章計画策定にあたって 図 3, 4 平成 28 年度市民アンケート 現状のまとめ 指標の評価としては 18 指標中 5 指標が目標達成又は改善傾向 6 指標が変わらず 7 指標が悪化していました 自分の身体の状態を知り日頃の生活習慣を振返ることが 誰もができる健康管理の第 1 歩と考え 健診の受診勧奨に努めましたが 特定健診の受診率 ( 図 1 参照 ) は低い状況となっています 岡谷市の受診率を経年でみると 特定健診開始から多少の変動はあるものの ほぼ横ばいの状況です 全国的に受診率の高い長野県内においては 下位の受診率となっています 特定健診未受診の理由は 時間がない が最も多く 次いで 通院中 となっています ( 図 4 参照 ) 今後の課題 岡谷市の特定健診の受診率は 長野県平均よりも低い状況です 未受診者の中には 生活習慣病のリスクを有する方が潜在している可能性があります 受診率が低い状況では 保健指導が必要なハイリスク者の把握につながらないため 受診率の向上が大きな課題です 今後 データヘルス計画策定のために行われる国民健康保険医療費分析 特定健診結果分析等も踏まえ 受診率対策 高血圧 脂質異常 糖尿病 予防対策について検討が必要です 00 21

30 (4) がん 積極的に健診を受け がんの早期発見 早期治療につながるよう がん検診及びがん検診後の精密検査の受診勧奨に努めました 図 1, 2 岡谷市がん検診 22

31 第 1 章計画策定にあたって 図 3, 4 平成 28 年度市民アンケート 現状のまとめ 指標 1の受診率は 目標値には及びませんが子宮頸がん検診以外のがん検診で改善しています ( 図 1 参照 ) 一方 職場での人間ドックや健診を含めて市民全体では52.9% が未受診となっています ( 図 3 参照 ) 指標 2のがん検診の結果 要精密検査になった者の受診率は 肺がん検診を除き策定時に比べ低い状況になっています 特に大腸がん検診や子宮頸がん検診で低い状況となっています ( 図 2 参照 ) 検診等未受診の理由は 時間がない が最も多く 次いで 費用面 となっています ( 図 4 参照 ) 今後の課題 日本人のがんのリスクを高める要因として明らかにされている 喫煙 過剰飲酒 低身体活動 肥満 やせ 野菜 果物不足 塩分の過剰摂取 がんに関連するウイルスや細菌への感染等の予防に関する意識啓発を行い発症予防に努める必要があります また 早期発見 早期治療のため がん検診の受診率の向上が重要です さらに がん検診の結果 要精密検査となった者については 確実に受診につながるよう受診勧奨も必要です 00 23

32 (5) 歯と口腔の健康むし歯のないよく噛める子どもを育てるために 幼児健診で歯科健診及び個別歯科指導を実施し むし歯予防 噛むことの重要性の啓発に努めました また 歯周病の正しい理解と定期健診の啓発のため 研修会 講習会を開催するとともに 成人歯科健診の充実に努めました 図 1, 2 平成 28 年度市民アンケート 24

33 第 1 章計画策定にあたって 現状のまとめ 指標 1から4は 幼児期の歯科保健に関する評価として設定しましたが 概ね目標を達成しています 指標 5の 成人歯科健診の受診率 は 20 代 40 代は策定時とほぼ変わりませんが 50 代 60 代 70 代は策定時に比べ低かったため 全体でも低い状況です 歯科医院で定期的に歯科健診を受けている人の割合 は 全体で 44.4% ですが 未受診の方は半数以上となっています ( 図 1 参照 ) 定期的に歯科健診を受けていない理由 としては 痛くなったら が 37.1% 次いで 時間がない が 25.7% 面倒 が 10.2% となっており 合わせて約 70% を占めています ( 図 2 参照 ) 今後の課題 健康な身体づくりのためには 歯 口腔の健康が大きく影響します 生涯を通じてむし歯や歯周病等の歯科疾患を予防し 歯の喪失を抑制するとともに 口腔機能を維持できるよう 歯科口腔保健の知識等の普及啓発 定期的な歯科健診を受けることの定着 等を中心に ライフステージに応じた取り組みを継続することが必要です 00 25

34 (6) 休養 こころの健康休養 ( 睡眠 ) こころの健康やうつ病等に対する正しい知識の普及のため 各種保健事業を通じて休養 ( 睡眠 ) の重要性の周知 リラックス気功 等の講習会を実施しました また 悩みがあるとき早期に相談につながるよう 相談窓口の周知を行うとともに 民生委員やケアマネージャー等 日頃相談対応に従事する方々を対象に 心のサポーター講座 等の研修会を実施しました 図 1,2,3 平成 28 年度市民アンケート 26

35 第 1 章計画策定にあたって 厚生労働省 自殺統計地域における自殺の基礎資料 現状のまとめ 指標の評価としては 3 指標すべてにおいて目標に達していました アンケート結果では 睡眠による休養が十分とれている人の割合 は 全体では 68.1% でしたが 年代別にみると40 代が56.1% と他の年代に比べ低い状況です ( 図 1,2 参照 ) また 悩みがある時の相談場所の認知度 は 策定時より増加しているものの全体で38.6% と低い状況です ( 図 3 参照 ) 自殺による死亡率は 過去 5 年間の推移をみると 減少傾向にあります ( 図 4 参照 ) 今後の課題 身体の健康と共に重要なものが こころの健康 です こころの健康 を保つためには 適度な運動やバランスのとれた栄養 食生活と共に 心身の疲労の回復のための休養と 十分な睡眠 ストレスコントロールが欠かせない要素です 今後も 休養 ( 睡眠 ) こころの健康やうつ病等に対する正しい知識の普及を中心に困ったときや悩みのある時に一人で悩まず相談につなげることができる環境づくりに努める必要があります 00 27

36 (7) たばこ アルコール喫煙者を減らすため たばこによる健康への影響や正しい禁煙方法についての情報の周知 啓発に努めました また アルコールによる健康障害を防ぐため 適度な飲酒量の周知 啓発に努めました 28

37 第 1 章計画策定にあたって 現状のまとめ 指標の評価としては 悪化している指標は 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合 です 岡谷市の喫煙率は 男女とも策定時の値と比べ減少しており 全国との比較においても男性はほぼ同率 女性は低い状況となっています ( 図 1 参照 ) 喫煙者における禁煙方法 ( ニコチンパッチ ガム ) 相談場所( 禁煙外来 ) の認知度は高く 90% を超えています ( 図 2 参照 ) 週 3,4 日以上の飲酒習慣のある人の割合は 全体では24.2% 男女別では男性が43.1% 女性が11.7% で 男性に比べ女性の割合が低い状況です 一方 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合が 女性では全国に比べ高い状況となっています ( 図 3,4 参照 ) 今後の課題 喫煙者の割合の減少 喫煙していても分煙を心がける者の増加 さらに禁煙方法等の認知度も9 割以上となっており 喫煙による健康への影響についての認識は高まっていると考えられます 引き続き 喫煙による健康被害の周知 啓発に努めるとともに 今後は 喫煙者が禁煙の実践 につながる普及啓発が重要です アルコールに関しては 多量の飲酒など不適切な飲酒習慣を防ぐため 飲酒に伴うリスクに関する知識の普及を徹底し アルコールによる健康障害の発生の予防に努める必要があります 29 ( 30 )

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39 第 2 章計考え方画の基本的な

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41 第 2 章計画の基本的な考え方 1 基本理念 市民一人ひとりが主体的に健康増進に取り組み いつまでも健康で生きがいのある生活を送ることができることを願い 第 3 次岡谷市健康増進計画の基本理念を 健康寿命の延伸を目指して と定めます 2 基本的な柱 健康寿命の延伸を図るためには 子どもの頃から望ましい生活習慣を身につけ 将来の生活習慣病の発症を予防することが大切です 健康意識の啓発や生活習慣の改善など 一次予防 を重点に 疾病を早期に発見し早期に治療する 二次予防 や 合併症の発症 症状の進行などの重症化予防の対策を推進します また 健康づくりを効果的に推進するため 個人を対象とした働きかけだけでなく 個人の健康づくりを支援する体制の強化に努めます 1 市民自らの健康づくり 健康に関する生活習慣の改善市民一人ひとりが健康的な生活習慣の重要性に対し関心と理解を深め 生涯にわたり自らの健康状態を自覚するとともに 健康の増進に努められるよう 市民が主人公の健康づくりの取り組みを支援します 2 生活習慣病 がんの発症予防 早期発見と重症化予防の徹底食生活の改善や運動習慣の定着などによる生活習慣病の発症を予防する 一次予防 を重点に 疾病を早期に発見し 早期に治療する 二次予防 や 合併症の発症 症状の進行などの重症化予防の対策を推進します 3 健康づくりを支援する体制の強化市民一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組むためには 家庭 学校 職場 医療機関 自治会 ボランティア団体 行政など 地域全体での協力が必要です そのため 家庭 地域それぞれができることを認識し 関係機関同士や庁内各課等のより一層の連携強化を図ります 31 ( 32 )

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43 33 ( ) 34 第 2 章計画の基本的な考え方

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45 第 3 章岡進計画谷市健康増

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47 第 3 章岡谷市健康増進計画 1 健康に関する生活習慣の改善 (1) 栄養 食生活 栄養 食生活は 健康の保持 増進に大きく影響しており 生涯を通じて健全な生活を送る上で欠くことのできない営みであり 生活習慣病の予防の観点からも重要です 生活習慣病の予防及び改善を実現するためには 子どもの頃から規則正しい生活習慣を身につけるとともに 自分の適正体重を知り 栄養状態を適切に保つために必要なバランスのとれた食事を摂取するなど 食事と生活習慣病との関わりを理解することが重要です 現状と課題岡谷市の肥満者 (BMI 25 以上 ) の割合を男女別に比較すると 男性は女性よりも肥満者の割合が高く 年齢別に見ると 男性の 40 代から50 代では 約 3 人に1 人が肥満の状況です 肥満は 循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病との関連があり 生涯にわたる健康の保持 増進の観点からも 働き盛りの世代にある男性の肥満者の割合を減少させることが重要です 平成 27 年度特定健診実施結果 ( 長野県国民健康保険団体連合会 ) 00 35

48 健康日本 21( 第 2 次 ) では 高齢者の 低栄養傾向 の基準を 要介護及び総死亡リスクが高くなるBMI 20 以下を指標として示しています 岡谷市の65 歳以上の高齢者でBMI 20 以下の割合を経年で見ると 男女とも横ばいで推移しており 特に女性の低栄養傾向にある人の割合は 男性の約 2 倍と高い状況で 低栄養傾向にある高齢者の割合を減らしていくことが重要です また 高齢期の栄養は 身体機能を維持し 生活機能の自立を確保する上でも重要であり 介護予防の観点からも 食べる量が減ることで低栄養となり虚弱に陥らないよう 個々の生活背景や健康状況に応じた取り組みが必要です 岡谷市特定健診 後期高齢者健診 朝食を毎日食べる人の割合を年代別に比較すると 幼児では90% 以上と高い状況ですが 子どもの年齢が上がるにつれて減少傾向にあり 20 代が一番低い状況です 子育て世代にあたる20 代から40 代においても 毎日朝食を食べている人の割合は90% 以下となっており 子どもの頃から健全な生活習慣を身に付けることは 生活習慣病予防の基盤を固め 心身の健やかな発育や 生涯にわたって健康を維持する上で大変重要です また 子どもの食生活を担う子育て世代を含め 望ましい食習慣の定着に向けた働きかけが必要です 平成 28 年度保育園食生活アンケート 児童生徒の生活習慣アンケート 市民アンケート 36

49 第 3 章岡谷市健康増進計画 長野県の成人 1 人 1 日当たりの食塩摂取量の平均値は 男性 11.2g 女性 9.5g です 食塩摂取量の年次推移は減少傾向にあります 生活習慣病予防 重症化予防の観点から食事摂取基準により設定された1 日の食塩摂取目標量に対し 食塩を取りすぎている人 ( 男性 8g 以上 女性 7g 以上 ) の割合は 男女ともに約 9 割であり 減塩に心がけた食生活が必要です 平成 28 年度長野県県民健康 栄養調査 長野県の成人 1 人 1 日当たりの野菜摂取量の平均値は 男性 312g 女性 297g と 1 日の望ましい野菜摂取量 350g 以上 ( 生活習慣病予防の観点から カリウム 食物繊維等の適量摂取が期待される量として設定された1 日の望ましい野菜摂取量 ) には達していない状況です 男性の約 6 割 女性の約 7 割で野菜が足りておらず 特に 20 代から 50 代で少なくなっています 年次推移では 野菜摂取量は平成 25 年度に比べ 男性は横ばい 女性は減少傾向であり 野菜を取り入れた食生活を心がけることが必要です 平成 28 年度長野県県民健康 栄養調査 00 37

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51 第 3 章岡谷市健康増進計画 指標 目標とする BMI の範囲 国民の健康の保持 増進を図る上で 摂取することが望ましいエネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として 体格 (BMI) を採用しています BMI= 体重 (kg) 身長 (m) 身長 (m) 成人期を3つの区分に分けて 目標とするBMIの範囲を示しています 体重の変化やBMIを把握することで エネルギーの収支の状況を知ることができます BMIについては 肥満とともに 特に高齢者では 低栄養の予防が重要となります 70 歳以上では 総死亡率が最も低かったBMIと実態の乖離が見られるため 虚弱の予防及び生活習慣病の予防の両者に配慮する必要があることも踏まえ 当面目標とするBMIを 21.5~24.9としました ( 出典 : 厚生労働省日本人の食事摂取基準 2015 年版 ) 00 39

52 (2) 身体活動 運動身体活動は 健康づくりに欠かすことのできない生活習慣です 日常の身体活動量を増やすことで 生活習慣病の予防やストレス解消に有効であると言われています また 加齢に伴う生活機能低下のリスクを下げることができます 個人の生活スタイルに合わせ 無理をせずに日常生活の中での活動量を増やすことから始め 体力の維持 向上 楽しみなどを目的とする運動だけでなく 通勤 通学時の歩行や家事などの生活活動も含んだ身体活動全体を増やすことが大切です 人が体を動かすことを総じて 身体活動 と言う 身体活動 運動 健康増進や体力向上 楽しみなどの意図を持って 余暇時間に計画的に行われる活動速歩 ダンス エアロビクス ジョギング テニス サッカーなど 生活活動 日常生活を営む上で必要な労働や家事に伴う活動買い物 犬の散歩 通勤 床掃除 庭掃除 洗車 荷物運搬 子供と遊ぶ 階段昇降 雪かきなど ( 出典 ) 長野県版身体活動ガイドライン 40

53 第 3 章岡谷市健康増進計画 現状と課題日頃から 健康の維持 増進のために意識的に身体を動かすよう心がけている人 ( いつも 時々 ) の割合は全体の7 割を超えます 年代が上がるほどその割合は高くなる傾向にありますが 80 代以上では 健康上の理由で身体を動かすことができない人 の割合が増えています 要介護や寝たきりの原因となる 転倒 や 骨折 の危険因子を軽減するためにも 個々の健康状態に応じた身体活動の取り組みが必要です 平成 28 年度市民アンケート 運動習慣者の割合 や 日常生活において歩行又は同等の身体活動量を 1 日 1 時間以上実施している人の割合 は 65 歳以上で高い状況です 余暇時間の少ない働く世代は 運動をする時間の確保が難しいことから 仕事や家事の中で積極的に身体を動かすなど 日常生活を活動的にし 身体活動量を増やすことが大切です 運動習慣者 :1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 回以上 1 年以上実施している人 平成 28 年度岡谷市特定健診 00 41

54 42

55 第 3 章岡谷市健康増進計画 子どもとメディア接触時間子どもの身体活動量の低下の原因の 1つとして テレビ ゲームなどの非活動的余暇時間の増加があげられます 小児期は 健康のために良い生活習慣を定着させる重要な時期であることから テレビやゲームなどの接触時間は 1 日 2 時間までを目安とすることが望ましいと言われています ( 日本小児科医会 ) 岡谷市の幼児健診での状況をみると 全体の30% が2 時間を超える接触時間となっています 平成 28 年度岡谷市幼児健診 00 43

56 (3) 歯と口腔の健康 歯と口腔の健康は 食べる喜び 話す楽しみを保つうえで重要であり 身体的な健康のみならず 精神的 社会的な健康にも大きく寄与します また 歯の喪失による噛み砕く力や飲み込む力の低下は日常生活にも影響を与えます 近年では 歯周病が糖尿病や循環器疾患等の生活習慣病に影響を及ぼし その発症や進行のリスク因子になることが明らかになってきていることから 全身疾患予防のためにも 歯と口腔の健康づくりは重要な健康課題のひとつです 現状と課題幼児期にむし歯のない子どもの割合は 平成 28 年度において1 歳 6か月児で97.1% と長野県を1.4 ポイント下回っているものの 3 歳児では 90.0% と長野県を4.2 ポイント上回っています むし歯予防のため 保護者に対し ブラッシング指導などの周知 啓発が必要です 長野県歯科保健推進計画 岡谷市幼児健診よく噛んで食べている子どもの割合は 1 歳 6か月児では平成 26 年度以降増加しているものの70% 前後と低い状況にあり 3 歳児は86% から89% と安定しています むし歯予防や顎の発達のため 保護者に対し よく噛んで食べることの重要性の周知 啓発が必要です 岡谷市幼児健診 44

57 第 3 章岡谷市健康増進計画 平成 28 年度の歯科健康診査受診者のうち異常なしの者の割合は 二十歳 後期高齢者において 20% を超えているものの 成人 (40,50,60,70 歳 ) は15.2% と低い状況にあります 歯周病は中高年の発症率が高いことから 定期的に歯科健康診査や歯科保健指導を受け 自身の口腔内の健康状態を把握することが大切です 後期高齢者歯科健康診査については 平成 27 年度より実施二十歳 成人 後期高齢者歯科健康診査実績 口腔ケアの重要性 むし歯や歯周病は むし歯菌や歯周病菌により発症する感染症です 治療せず放置をすると疾患が進行するばかりか 細菌が歯周組織 ( 歯肉など ) から血管に入り込み 糖尿病や動脈硬化 心筋梗塞等の心疾患 腎疾患 脳卒中などの深刻な病気を引き起 えんげ こすことがわかってきています また 要介護状態になり嚥下 ( 飲み込む ) 機能が低 がいそう 下すると 咳嗽反射力が弱くなり 本来食道へ入っていく食物等が 誤って気道から ごえん 肺に入り込み 誤嚥性肺炎 を発症する原因となります 肺炎 は全国の死亡原因 の第 3 位であり 肺炎予防のためにも 自分では十分な口腔ケアが困難な要介護高齢者や障がい者には 定期的な歯科健康診査や日常的な口腔ケアの介助が必要です ( 出典 ) 信州保健医療総合計画 00 45

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59 第 3 章岡谷市健康増進計画 00 47

60 (4) 休養 こころの健康 こころの健康は いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です こころの健康を保つには多くの要素があり 適度な運動やバランスの取れた栄養 食生活 十分な睡眠をとることやストレスと上手に付き合うことが重要です こころの健康づくりに関する正しい知識の普及 また 必要なときに適切な相談が受けられる体制づくりなど お互いに見守り支え合う社会づくりが必要です 現状と課題育児について 楽しい 普通 と答えた保護者の割合は 平成 28 年度は1 歳 6か月児健診受診者で70.1% 3 歳児健診受診者で 84.4% となっています 子育て中の保護者が精神的に安定し子どもと接することは 子どものこころの成長や安定にも繋がる大事な要素です 育児不安 負担を早期に発見し 支援するために 今後も母子保健の充実が必要です 岡谷市幼児健診 睡眠は 心身の疲労回復には欠かせないものであり 睡眠による休養が十分にとれなくなると心身ともにストレスを抱える要因にもなります 睡眠による休養が十分とれている人の割合は35~64 歳が76.8% 65 歳以上が81.5% で 働く世代の割合が低い状況となっています 働く世代には睡眠や休養の重要性を理解し 積極的に休養をとるよう周知が必要です 平成 28 年度岡谷市特定健診 後期高齢者健診 基本健診 48

61 第 3 章岡谷市健康増進計画 高齢者人口の増加とともに ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯も増加しており ひきこもり うつ病 認知症などの問題を抱える方も増える傾向にあります 社会的役割の喪失や 閉じこもり等による孤立化を防ぐことは こころの健康を保つために必要な要素です 高齢者の社会参加の場の確保や 関係機関の連携や地域の見守りによる高齢者のうつ対策の推進が必要です また ストレスが溜まった状態が続くと心身のバランスが崩れる可能性があります 65 歳以上の悩みやストレスの解消法は 趣味やスポーツを楽しむ が 38.9% と最も多く 次いで 睡眠を十分にとる が 32.9% 人に話を聞いてもらう が30.1% となっています ストレスと上手につきあうために 生きがいや趣味を持ち 相談相手を持てるような取り組みが必要です 平成 29 年 8 月高齢者福祉に関する調査 00 49

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63 第 3 章岡谷市健康増進計画 自殺対策計画を別に定め 本計画と総合的に推進していきます 00 51

64 (5) たばこ アルコール 1 たばこたばこの煙は 喫煙者本人だけでなく 受動喫煙により周囲の人の健康にも悪影響が及びます たばこによるがんや COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) 等の健康被害を防ぐため 引き続き喫煙者を減らすとともに 受動喫煙の防止に努める必要があります 現状と課題喫煙率の状況を全国と比較すると 男女とも全国より低い状況にあります また 年代別では 男性は 30 代から40 代 女性では 40 代から50 代で喫煙者の割合が高い状況です 全国 : 平成 28 年度国民健康 栄養調査 岡谷市 : 平成 28 年度市民アンケート 子育て期間中の保護者の喫煙率は 母親では 子どもの年齢が上がるほど高くなる傾向にあります 父親では子どもの年齢に関わらず 35~40% です 子どもの受動喫煙を防止するため 喫煙者に対して禁煙行動につながるような取り組みや 分煙の周知が必要です 平成 28 年度岡谷市乳幼児健診 52

65 第 3 章岡谷市健康増進計画 2 アルコール酒類は 生活に豊かさと潤いを与えるものであるとともに 酒類に関する伝統と文化が私たちの生活に深く浸透している一方で 過度な飲酒は健康障害の原因となります 現状と課題男性は 女性に比べ飲酒している人の割合が高い状況にあります また 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している人の割合は 男性 15.9% 女性 19.1% でした アルコールによる健康障害を予防するため 適度な飲酒量と生活習慣病のリスクを高める飲酒量の周知が必要です 平成 28 年度岡谷市特定健診 00 53

66 54

67 第 3 章岡谷市健康増進計画 COPDとは COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) は 主として長期の喫煙によってもたらされる肺の炎症性疾患で 咳 痰 息切れを主訴として徐々に呼吸障害が進行します かつて肺気腫 慢性気管支炎と称されていた疾患が含まれています COPD の原因の 90% はたばこの煙によっており 喫煙者の 20% がCOPD を発症するとされています COPD の発症予防と進行の阻止は禁煙によって可能であり 早期に禁煙するほど有効性は高いです ( 出典 ) 健康日本 21( 第 2 次 ) の推進に関する参考資料 00 55

68 2 生活習慣病等の発症予防と重症化予防の徹底 (1) 循環器疾患 脳血管疾患や心疾患などの循環器疾患は がんに次ぐ死亡の主要な原因となっています また 要介護状態の原因としても高い割合を占めており 介護予防の観点からもその予防の推進を図る必要があります 現状と課題標準化死亡比をみると 急性心筋梗塞 脳内出血 脳梗塞等の循環器疾患による死亡率が男女ともに 全国と比較して高い状況にあります 循環器疾患発症の危険因子である 高血圧 脂質異常症 糖尿病 などを予防するために 日頃から 健康診断を受診し 自分自身の健康状態を把握すること 健康診断の結果に基づき必要な生活習慣の改善を図ることが大切です 56

69 第 3 章岡谷市健康増進計画 特定健診での収縮期血圧有所見者 (130mmHg 以上 ) の割合を長野県と比較すると 男性は全ての年代において 女性は45~49 歳 65~69 歳で長野県より上回っています 平成 28 年度特定健診実施結果 ( 長野県国民健康保険団体連合会 ) 特定健診でのLDLコレステロール有所見者 (120mg/dl 以上 ) の割合においても男性は55~59 歳の年代を除いて長野県の割合を上回っています 女性は 45~54 歳までの比較的若い年代が長野県より高い割合となっています 平成 28 年度特定健診実施結果 ( 長野県国民健康保険団体連合会 ) 健診により把握した結果から 個々の生活習慣と高血圧や脂質異常等の循環器疾患の危険因子との関連について理解を深めるとともに 発症予防のための生活習慣の改善や どの位の値であれば治療を受ける必要があるのか認識を持つことが重要です また 重症化を防ぐためにも 一人ひとりに対する保健指導が必要です 00 57

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71 00 59 第 3 章岡谷市健康増進計画

72 ( 2 ) 糖尿病 糖尿病は 循環器疾患の発症リスクを高めるほか 放置すると自覚症状がないまま進行し 神経障害 網膜症 腎症などの重篤な合併症を引き起こします 糖尿病やその合併症について正しく理解し 生活習慣の改善による糖尿病の発症予防や 発症した場合は 血糖値の良好なコントロールによる重症化の予防が重要です 現状と課題特定健診でのHbA1c 有所見者 (5.6% 以上 ) の割合を長野県と比較してみると 女性の45~49 歳の年代では上回っていますが その他の年代においては男女とも下回っている状況です 平成 28 年度特定健診実施結果 ( 長野県国民健康保険団体連合会 ) 平成 28 年度の特定健診のHbA1c の結果では 基準値 (5.6% 未満 ) であった者が 43.3% 保健指導判定値(5.6~6.4%) であった者が50.5% 受診勧奨判定値 (6.5% 以上 ) であった者が6.2% でした 高血糖状態は循環器疾患発症の危険因子の1つです 健診によってHbA1c の値を把握し 生活習慣の改善や受診行動がとれるよう 健診結果に応じた保健指導が必要です 平成 28 年度特定健診実施結果 ( 長野県国民健康保険団体連合会 ) 60

73 第 3 章岡谷市健康増進計画 人工透析を受けている人のうち 糖尿病性腎症が原因と考えられる人の割合は約 6 割となっています 重症化リスクの高い医療機関未受診者などに対する受診勧奨や保健指導等 医療機関との連携を図りながら糖尿病重症化予防の取り組みを進める必要があります 平成 28 年度版グラフでみる長野県の国保 00 61

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75 第 3 章岡谷市健康増進計画 00 63

76 (3) がん がんは 2 人に1 人がかかるといわれており 身近な病気です がんは禁煙や食生活の見直し 適度な運動等により なりにくくする ( 予防する ) ことができる病気です しかし それらを心がけていても がんに ならないようにする ことはできません そのため 発症予防と早期発見 早期治療に取り組むことが必要です がんの発症リスクを高める要因としては 喫煙 過剰飲酒 低身体活動 肥満 やせ 野菜 果物不足及び塩分の過剰摂取等 生活習慣に関連するものや 肝炎ウイルス ピロリ菌などのウイルスや細菌への感染に関連するものがあります そのため 健康的な生活習慣を送ることや感染に対する対処をすることが必要です また 進行がんの罹患率を減少させ がんによる死亡を防ぐために最も重要なことは がんの早期発見です がんの早期発見のためには 自覚症状がなくても定期的にがん検診を受けること また がん検診後要精密検査となった方は早めに精密検査を受けることが必要です 現状と課題平成 28 年度の各がん検診受診率を男女 年代別で比較すると 各がん検診で 35~ 64 歳 男性 の受診率が低い傾向です がん検診の受診率を増加させるためには 受診勧奨が重要であり 特に受診率の低い年代へのがん検診受診の啓発を強化することが必要です 平成 28 年度岡谷市がん検診 64

77 第 3 章岡谷市健康増進計画 がん検診未受診の理由を受診率の低い20~50 代の年代に絞ると 時間がない (27.5%) と回答した割合が最も高く 次いで 費用面 (14.7%) 受診方法を知らない (13.8%) と回答した割合が高い傾向です そのため 20~50 代の年代を中心に全ての方に対し がんの早期発見 早期治療の重要性の周知や検診を受けやすい体制づくりが大切です 平成 28 年度市民アンケート 00 65

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79 第 3 章岡谷市健康増進計画 67 ( 68 )

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81 第 4 章岡進計画谷市食育推

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83 1 第4章 食育推進計画策定にあたって 岡谷市食育推進計画 岡谷市では 平成25年度より 岡谷市食育推進計画 に基づき 市民一人ひとり が生涯にわたって健全な心身を培い 健やかに楽しく食べて食の大切さを育めるよう 食育の推進に努めてきました 近年 社会情勢の急激な変化に伴い 少子高齢化やライフスタイルの多様化により 食 を取り巻く環境は大きく変化し 朝食の欠食や栄養の偏り 食習慣の乱れによ る生活習慣病の増加 食の大切さや感謝の気持ち 伝統ある食文化の継承が薄れつつ あるなど 食に関する様々な課題が見受けられます 国では 第3次食育推進基本計画 において 若い世代の食生活改善の必要性を踏 まえた上で 子どもから高齢者まで生涯を通じた食育を推進するとともに 健康寿命 の延伸につながる食育の推進 等 5つの重点課題を柱として食育の推進を図ること に重点が置かれています 岡谷市においても これまでの取り組みの現状や課題を踏まえ 食育の実践の環が 広げられるよう 家庭を中心に 食育活動に携わる個人 関係機関 団体等が 主体 的かつ多様に連携 協働しながら計画的に食育を推進します わ 実践の環を広げよう わ 食育の環と5つの重点課題 第 3 次 食育推進基本計画の概要図 生涯にわたって 健全な心身を培い 豊かな人間性を育む しょうがい 生涯にわたる 食の営み 健康寿命の延伸 次世代へ 伝える 健全な食生活の実践 生産から食卓まで 食べ物の循環 家庭 廃棄 保存 再利用 食事 農場 健全な食生活 漁場 台所 保育所 学校 外国市場 職場 飲食店等 畜産場 市場 食品加工場 食料品店 地域とのつながり 生活の場での交流や食の情報 国 地方公共団体 ボランティア等による食育の場 自然 文化 社会経済 出典 農林水産省ホームページ 第 3 次食育推進基本計画の啓発資料 69 00

84 2 食育推進の重点分野 岡谷市食育推進計画の策定にあたり 市民が 食 に関する様々な体験を通じて 食 に関する知識と 食 を選択する力を身につけ 生涯にわたって健康で心豊かな生活を送ることができるよう 食育推進の重点分野を設定し 取り組むこととします 第 3 章の岡谷市健康増進計画の 栄養 食生活 分野を 岡谷市食育推進計画の重点分野 健康づくりと食育 に位置づけます (1) 健康づくりと食育 70

85 第 4 章岡谷市食育推進計画 (2) 豊かな心を育む食育 市民一人ひとりが食育に関心を持ち 豊かな人間性を育むためには 食に関する様々な機会を通じて 自ら食育に関する取り組みを実践することが重要です また 家族や仲間と一緒に食べる 共食 は コミュニケーションを深めながら食事の大切さや食べることの楽しさを知るとともに 食に関する知識やマナーを身に付ける大切な場でもあります 現状と課題食事を一人で食べるよりも家族や友人と一緒に食べる (= 共食 ) 方が 楽しいと思う 小中学生の割合は 小学生が % 中学生が8 7.5 % で 中学生の方が低い状況です 中学生になると学校の活動等により 家族との共食の機会が減る傾向にありますが 家族ができるだけ意識して食卓を囲み 楽しい食事時間を作っていくことが大切です また 家庭や地域 職場等を通じて 様々な人とコミュニケーションを図りながら楽しく食べることは 豊かな心を育む上でも重要です 平成 28 年度児童生徒の生活習慣アンケート 00 71

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87 第 4 章岡谷市食育推進計画 (3) 食の理解と継承市民一人ひとりが自然や社会環境の関わりの中で食料の生産から消費にいたるまでの食の循環を意識し 生産者をはじめ 多くの関係者により食が支えられていることを理解し 食に対する感謝の気持ちを深めることが大切です また 食べることは社会的 文化的な営みでもあることから 先人より培われた伝統ある食文化への理解を深め 次世代へと継承していくことが求められています 現状と課題食べ物を残すことについて もったいないことだと思う と答える小中学生の割合は 90% に近い状況です 一方で なんとも思わない と答える中学生の割合は 1.8% と 小学生よりも高い状況です 日々の食生活は自然の恩恵の上に成り立ち 多くの人々に支えられているという感謝の気持ちと食べ物を無駄にしない意識を高めていくことが重要です 平成 28 年度児童生徒の生活習慣アンケート 岡谷市の食育の推進に関わるボランティアの人数は増加傾向にあり 様々な視点から食育活動が行われています 一方で 食育活動に関わる関係者との懇談会では 若い世代において 地域の伝統的な食文化ついての理解が十分でないことが課題にあげられており 様々な機会を通じて郷土への愛着を深め 地域の食材や伝統的な食文化を次世代へ継承していくことが必要です 今後 地域で食育を進める上での課題を共有し 多様な関係者との連携を深めながら 継続した食育活動が実践できるような取り組みが必要です 食育の推進に関わるボランティアの人数調査 食育推進研修会の様子 00 73

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89 第 4 章岡谷市食育推進計画 ~ 残さず食べよう!30 10 運動 とは ~ 宴会において料理の食べ残しをしないように呼びかける取り組みで 宴会開始後 最初の30 分間と最後の10 分間は 自分の席についてお料理を楽しみ 食べ残し (* 食品ロス ) を減らそうという運動です 特に宴会の多いシーズン (7 月 ~9 月 12 月,1 月 ) は 重点的に周知に取り組みます 食への感謝 もったいない 等の気持ちで 誰もができる 食べ残しをしない ことは ごみの減量に向けた行動の1つです * 食品ロス : まだ食べられるのに廃棄される食品のこと ( 参考 : 消費者庁ホームページ ) 75 ( 76 )

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91 第 5 章計と評価画の推進

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93 第 5 章計画の推進と評価 1 計画の推進体制 計画の推進には 市民 地区組織 保健医療機関 職場 保育園 教育関係機関 医療保険者等の理解と協力が必要です 市民一人ひとりが主体的な健康づくりの取り組みを実践できるよう 岡谷市健康づくり推進協議会 を中心に 関係機関 団体等との連携を図りながら計画の推進に努めます また 本計画を広く市民に浸透させるとともに 乳幼児から高齢者まですべての市民の健康づくりを推進するため 庁内関係各課が協力し 計画の推進に取り組みます 00 77

94 2 計画の進行管理と評価の考え方 計画を効果的かつ着実に推進するため PDCAサイクル 計画(Plan) 実行 (Do) 点検 評価 (Check) 改善 (Action) により 計画の進行管理を継続的に実施する必要があります 11 年ごとの進行管理計画に掲げている取り組みの進捗状況を確認するため 毎年 具体的な取り組み内容 ( 参加人数 回数 実施状況等 ) について 岡谷市健康づくり推進協議会に報告し 意見の聴取を行うとともに 講演会や講座等開催時に適宜アンケート調査を実施し 市民の意識や満足度を把握し 取り組みの改善に努めます 2 最終年度の総合評価総合評価については 各重点分野に掲げている指標についての検証 事業の取り組み状況 統計資料等から総合的に評価します 78

95 参考資料

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97 参考資料 79

98 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会設置要領 ( 設置 ) 第 1 健康増進法 ( 平成 14 年法律第 103 号 ) に規定する市民の健康の増進に関する施策についての計画を策定するため 第 3 次岡谷市健康増進計画策定委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置する ( 所掌事項 ) 第 2 委員会は 次に掲げる事項を所掌する (1) 計画の策定に関する事項 (2) その他計画の策定に関して必要と認める事項 ( 組織 ) 第 3 委員会の委員は 次に掲げる者のうちから 市長が委嘱する (1) 保健 福祉 医療及び地域の関係団体の代表 (2) 一般公募者 (3) 前 2 号に掲げる者のほか 市長が必要と認める者 ( 任期 ) 第 4 委員の任期は 委嘱の日から計画の策定が終了するまでの間とする ( 委員長及び副委員長 ) 第 5 委員会に委員長及び副委員長各 1 人を置き 委員の互選により定める 2 委員長は 会務を総理し 委員会を代表する 3 副委員長は 委員長を補佐し 委員長に事故あるときは その職務を代理する ( 会議 ) 第 6 委員会は 委員長が招集し 委員長が議長となる 2 委員会は 委員の過半数の出席がなければ会議を開くことができない 3 委員長は 必要に応じ 関係する者の参加を求めることができる ( 庶務 ) 第 7 委員会の庶務は 健康福祉部健康推進課が行う ( 補則 ) 第 8 この要領に定めるもののほか 委員会の運営等について必要な事項は 市長が別に定める 附則 ( 施行期日 ) 1 この要領は 平成 29 年 4 月 1 日から施行する ( 有効期限 ) 2 この要領は 計画の策定が終了したとき その効力を失う 80

99 参考資料 81

100 用語解説 あ 悪性新生物 (P8) 悪性腫瘍のこと 細胞が何らかの原因で変異して増殖を続け 周囲の正常な組織を破壊する腫瘍です がんや肉腫などがこれに入ります LDL (P20) 肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割をしています LDLコレステロールが多いと 体の隅々に運ばれるコレステロールが増え 血管の内側に付着してたまり 動脈硬化を進行させます 岡谷市健康づくり推進協議会 (P77) 市民総参加による総合的な健康づくりを推進し より多くの市民が健康で生きがいをもって生活できる健康福祉の実現を図るため設置されている協議会 岡谷市国民健康保険特定健康診査等実施計画 (P 3) 高齢者の医療の確保に関する法律 により 生活習慣病対策として 平成 20 年度から各医療保険者による特定健診 特定保健指導が実施されており 国の基本指針にそって岡谷市の国民健康保険被保険者の健康保持 増進を図るため 効果的かつ効率的に健診及び保健指導を実施するために策定された計画です 2018 年度から2023 年度までの 6 年間が第 3 期の計画期間です 岡谷市保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) (P 3) 保健事業実施計画 ( データヘルス計画 ) とは 保険者が 健康 医療情報を活用して 加入している被保険者の健康づくりをPDCAサイクルにそって効果的かつ効率的に実施するための計画です 第 2 期岡谷市保健事業実施計画は 第 3 期岡谷市国民健康保険特定健康診査等実施計画と一体的に策定されており 2018 年度から2023 年度までの6 年間の計画となっています 82

101 参考資料 か 拡張期血圧 (P59) 全身から戻った血液が心臓にたまっているときに示す最小血圧を拡張期血圧といいます 肝炎ウイルス (P64) 肝炎ウイルスには A 型 B 型 C 型 D 型 E 型などがあり A 型 E 型肝炎ウイルスは主に水や食べ物を介して感染し B 型 C 型 D 型肝炎ウイルスは主に血液 体液を介して感染します これらのウイルスは主に肝臓に感染し 炎症 ( ウイルス性肝炎 ) を引き起こします 肝炎ウイルスの持続感染が肝がんの主要な原因となります 肝がんと主に関係のあるのはB 型とC 型の2 種類の肝炎ウイルスです 血糖値 (P60) 血液内のブドウ糖の濃度を血糖値といいます 血糖値は食前 食後で変動します 通常であれば 食前の値は約 70~100mg/dlの範囲です 健康日本 21( 第 2 次 ) (P1) 日本における健康対策の現状や健康日本 21 最終評価で提起された課題等を踏まえ 第 4 次国民健康づくり対策として 平成 24 年 6 月に 2013( 平成 25) 年度から 2022 年度までの 21 世紀における第 2 次国民健康づくり運動 ( 健康日本 21( 第 2 次 )) が策定されました 国保データベース (KDB) システム (P 9) 国民健康保険団体連合会が保険者の委託を受けて行う各種制度の審査支払業務及び保険者事務共同電算業務を通じて管理する 特定健診 特定保健指導 医療 ( 後期高齢者医療含む ) 介護保険 等に係る情報を利活用し 統計情報等を保険者向けに情報提供することで 保険者の効率的かつ効果的な保健事業の実施をサポートすることを目的として構築されました 83

102 さ 収縮期血圧 (P57) 血圧は 血管にかかる圧力のことをいいます 心臓が血液を送り出すときに示す最大血圧が収縮期血圧です 血圧の諸指標のうち収縮期血圧が循環器疾患の発症予測に最も有用であるとされており 健康日本 21( 第 2 次 ) においても指標として示されています 心疾患 (P8) 心筋梗塞 狭心症といった心臓の病気の総称であり 三大生活習慣病のひとつになっています 信州保健医療総合計画 (P1) 保健医療施策が 健康長寿 という一つの目標に向って 総合的に推進できるように 長野県が保健医療に関連する9つの計画 ( 第 7 次長野県保健医療計画 第 3 次長野県健康増進計画 長野県母子保健計画 第 3 期長野県医療費適正化計画 長野県歯科保健推進計画 長野県がん対策推進計画 長野県アルコール健康障害対策推進計画 長野県肝炎対策推進計画 長野県の感染症の予防のための施策の実施に関する計画 ) を一体的に策定した計画です 計画期間は 2018 年度から2023 年度までの6 年間です た 糖尿病性腎症 (P61) 糖尿病の合併症の一つです 糖尿病により高血糖状態が長期間続くことにより 腎臓にある糸球体が担う老廃物を含む血液をろ過する機能が破綻してしまった状態 ( 腎不全 ) です 病気が進行すると尿が作れなくなり 透析治療が必要となります 特定健診 ( 特定健康診査 ) (P20) 糖尿病等の生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的として メタボリックシンドロームに着目し 生活習慣を改善するための特定保健指導を必要とする者を的確に抽出するために行うものです 特定保健指導 (P20) 特定健診の結果から 情報提供 動機付け支援 積極的支援のいずれかの保健指導レベルに階層化されます 階層化の結果 生活習慣病の発症リスクが高く 生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる者に対して 生活習慣を見直すサポートをします 84

103 参考資料 な 長野県版身体活動ガイドライン (P40) 運動習慣の定着を図ることを目的に 生活スタイルに合わせ日常生活の中で取り組みやすい身体活動の例を示した長野県オリジナルの身体活動ガイドラインで 平成 26 年 3 月に作成されました 脳血管疾患 (P8) くも膜下出血 脳梗塞 脳出血といった脳の病気の総称であり 三大生活習慣病のひとつになっています は 標準化死亡比 (P56) 異なる地域間で死亡状況の比較ができるよう年齢構成を調整した死亡率をいいます 全国を100とし 100 以上の場合は死亡率が高いとみることができます ピロリ菌 ( ヘリコバクターピロリ菌 ) (P 64) ピロリ菌は胃にとりついて炎症を起こす細菌です 50 歳以上の約 70% がピロリ菌に感染しているとされています 胃がんの危険因子のひとつとされますが 感染した人の全てが胃がんになるわけではありません 平均寿命 (P6) 0 歳における平均余命 ( その年の年齢別死亡率で死亡していくとした場合 0 歳の者が生きることとなる平均年数 ) HbA1c( ヘモグロビンA1c) (P 20) ヘモグロビンエーワンシーと読み 過去約 1~2 か月の平均的な血糖の状態が分かります この値が5.6% 以上になると 平均的な血糖値が高く 糖尿病の危険性があるといえます ま メタボ ( メタボリックシンドローム ) (P 20) 内臓脂肪型肥満に加えて 高血糖 高血圧 脂質異常のうち いずれか 2つ以上をあわせ持った状態のことをいいます メタボリックシンドロームの状態が続くと動脈硬化の危険が高まり さらには致命的な心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすくなります 85

104 や 有所見 (P57) 検査の結果 何らかの異常 ( 検査基準値を上回っている等 ) が認められたことをいいます わ ワークライフバランス (P50) 仕事と生活の調和の意味で 働きながら私生活も充実させられるように職場や社会の環境を整えることをいいます 86

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