統計から見た三重県のスポーツ施設と県民のスポーツ行動

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まいかつちかね
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1 消費税増税の家計消費支出への影響について平成 26 年 8 月三重県戦略企画部統計課消費税増税が経済に与えた影響や今後の見通しについては各方面で様々な分析が行われていますがこのレポートでは総務省の家計調査をもとに家計の消費支出への影響について考察を行いました 1 今回及びこれまでの消費税導入増税時における月別の消費水準指数の動き平成元年消費税導入時平成 9 年引き上げ時及び今回における総合的な家計消費の動向について消費水準指数の月別の推移を見ると以下のグラフのとおりとなっています消費水準指数 : 消費支出から世帯規模人員,1 か月の日数及び物価水準の変動の影響を取り除いて計算した指数で, 家計消費の面から世帯の生活水準をより的確に把握することができる図 1-1 % 1 消費税増税前後の消費水準指数世帯人員分布調整済の動き平成 22 年 =1 とした指数の前年同月比消費税導入 / 増税注二人以上の世帯資料総務省家計調査 5 平成元年導入時月平成元年平成 9 年平成 26 年 -5 平成 9 年増税時今回月図消費税増税前後の消費水準指数世帯人員分布調整済の動き季節調整値平成 22 年 =1 消費税導入 / 増税平成 9 年増税時平成元年導入時月平成元年平成 9 年平成 26 年今回月消費水準指数の対前年比を見ると平成元年導入時平成 9 年増税時と比べ今年は駆け込み需要のピークにおける 3 月の増加率が高く 4 5 月の反動減による減少率も高い今回はこれまでと同様 5 月が底で 6 月には回復の兆しが見えるが 7 月に前年レベルまで回復するかどうかが現在の景気を見極めるカギとなる平成 9 年も実質の水準である図 1-2 で見ると 5 月が底実質的な消費水準は平成元年導入時より平成 9 年増税時の方が高水準でその後低下し現在がこれまでで最も低いレベルにある図 1-2 1

2 2-4, -2, 2, 4, 6, 8, 電気代工事その他のサービス自動車等購入教養娯楽用耐久財家事用耐久財通信教養娯楽生鮮肉自動車等維持生鮮野菜冷暖房用器具設備材料他の教養娯楽サービス食料寝具類家事用消耗品保健医療用品器具他の調理食品他の諸雑費男子用洋服ガス代理美容サービス一般外食被服関連サービス卵家具家事用品被服及び履物生鮮果物乳製品和服室内装備装飾品身の回り用品履物類調味料生鮮魚介加工肉家事サービスコーヒーココア自転車購入婦人用下着類医薬品一般家具他の野菜海藻加工品菓子類他の魚介加工品牛乳品目別平成 26 年 1~3 月及びの 1 世帯当たり支出の対前年増減額その 1 1~3 月通期 -1, -8, -6, -4, -2, 2, 塩干魚介主食的調理食品婦人用洋服酒類子供用洋服男子用シャツセーター類乾物海藻他の穀類他の被服果物加工品宿泊料パン魚肉練製品他の飲料茶類子供用シャツセーター類子供用下着類家事雑貨油脂大豆加工品生地糸類男子用下着類めん類理美容用品学校給食婦人用シャツセーター類教養娯楽用品教科書学習参考教材他の物品サービス上下水道料たばこ健康保持用摂取品書籍他の印刷物他の光熱保健医療サービス交通月謝類パック旅行費授業料等仕送り金米家賃地代補習教育他の贈与金こづかい使途不明品目別平成 26 年 1~3 月及びの 1 世帯当たり支出の対前年増減額その 2 1~3 月通期円円注二人以上の世帯資料総務省家計調査をもとに作成 2 品目別に見た消費税増税前後の支出の動き金額ベース今回の消費税増税による品目別の駆け込み需要と反動減について調べるため品目別の 1 世帯当たり支出額について増税前後の 1 月 ~3 月計及び 4 月 ~6 月計の対前年同期増減額を見たのが次の図表です図 2-1 図 2-2 1~3 月に支出額が大きく増加したのは設備材料家事用耐久財電気代等でに大きく減少したのはこづかい設備材料他の諸雑費神仏具墓石保育所等設備材料他の諸雑費理美容用品は駆け込み増と反動減がほぼ同じ期間を通じて電気代工事その他サービス自動車等購入等は増加しこづかい贈与金他の等は減少する等増税により同一品目の駈け込み増と反動減以上に支出する品目に変化が見られる単位 : 円 1~3 月の対前年増加額が大きい品目の対前年減少額が大きい品目消費支出品目 1~3 月通期品目 1~3 月通期 1~3 月通期設備材料 4,577-3,22 1,555 こづかい使途不明 -3,433-5,72-8,55 35,924-9,823 26,11 家事用耐久財 4,268-1,14 3,254 設備材料 4,577-3,22 1,555 電気代 3,892 3,173 7,65 他の諸雑費 2,962-2, 他の諸雑費 2,962-2, 理美容用品 1,867-1, 自動車等購入 2,868 1,181 4,49 交通 769-1, 教養娯楽用耐久財 2, ,597 米 ,413-1,626 工事その他のサービス 2,38 3,44 5,352 保健医療サービス 37-1, 理美容用品 1,867-1, パック旅行費 -32-1,47-1,79 自動車等維持 1, ,663 家事用耐久財 4,268-1,14 3,254

3 消費支出和服家事用耐久財寝具類教養娯楽用耐久財設備材料冷暖房用器具自転車購入工事その他のサービス室内装備装飾品被服関連サービス一般家具果物加工品子供用洋服保健医療用品器具他の穀類家事サービス家事用消耗品婦人用下着類自動車等購入男子用洋服子供用シャツセーター類コーヒーココア履物類乾物海藻他の野菜海藻加工品乳製品男子用シャツセーター類理美容サービス通信他の教養娯楽サービス他の被服魚肉練製品子供用下着類電気代卵茶類生鮮肉医薬品生地糸類 * 他の飲料酒類菓子類品目別平成 26 年 1~3 月及びの 1 か月平均 1 世帯当たり支出の対前年実質増減率その 1 1~3 月通期 % 他の調理食品一般外食加工肉調味料理美容用品大豆加工品自動車等維持宿泊料牛乳婦人用洋服男子用下着類保健医療サービス家事雑貨生鮮野菜主食的調理食品油脂めん類学校給食パン家賃地代上下水道料生鮮果物身の回り用品塩干魚介婦人用シャツセーター類書籍他の印刷物パック旅行費 * 交通ガス代他の魚介加工品教養娯楽用品授業料等他の諸雑費月謝類健康保持用摂取品 * 米生鮮魚介たばこ教科書学習参考教材補習教育こづかい使途不明 * 他の光熱品目別平成 26 年 1~3 月及びの 1 か月平均 1 世帯当たり支出の対前年実質増減率その 2 % 711% 344% 注 1 二人以上の世帯注 2* 印は名目増減率資料総務省家計調査をもとに作成 3 品目別に見た消費税増税前後の支出の動き実質増減率ベース 1 月 ~3 月及び 4 月 ~6 月における品目別の 1 か月平均 1 世帯当たり支出の対前年実質増減率について見たのが次の図表です実質増減率は増税前後の各品目の購入支払い量に相当します図 3-1 図 3-2 和服家事用耐久財については前年の倍以上の支出特に和服の駆け込み増が大きい寝具類教養娯楽用耐久財冷暖房器具は駆け込み増が大きく反動減はない又は少ないことから需要が喚起されたとも考えられる身の回り用品理美容用品油脂は反動減が大きいが必需品であり回復は時間の問題他の光熱こづかい補習教育たばこ等は増税前から減少しており需要自体が減少単位 :% 駈け込みによる支出の増加が大きかった主な品目反動減による支出の減少が大きかった主な品目消費支出品目 1~3 月通期品目 1~3 月通期 1~3 月通期和服身の回り用品家事用耐久財理美容用品設備材料油脂寝具類冷暖房用器具増税前後期間を通じ支出が減少した主な品目自転車購入品目 1~3 月通期他の光熱増税前後とも支出が増加した主な品目こづかい使途不明品目 1~3 月通期補習教育教養娯楽用耐久財教科書学習参考教材工事その他のサービスたばこ

4 4 都道府県別に見た消費税増税前後の支出の動き名目増減率ベース増税前後の 1 月 ~3 月及び 4 月 ~6 月における都道府県庁所在市別の 1 か月平均 1 世帯当たり支出の対前年名目増減率について見たのが次の図表です図 4-1 % 都道府県庁所在市別平成 26 年 1~3 月及びの 1 世帯当たり支出の対前年名目増減率 1~3 月うち 3 月通期 1~3 月うち3 月通期全国甲府市津市水戸市名古屋市岐阜市岡山市静岡市仙台市全甲津水福長高金広熊富山松大奈秋名新福岐宮宇さ鹿長山京福盛大千大那東高青鳥徳札和松横前神佐岡静仙国府市戸岡野知沢島本山口山津良田古潟島阜崎都い児崎形都井岡分葉阪覇京松森取島幌歌江浜橋戸賀山岡台市市市市市市市市市市市市市市屋市市市市宮た島市市市市市市市市市都市市市市市山市市市市市市市市市市ま市区市注二人以上の世帯市部資料総務省家計調査をもとに作成全国的に見れば駈け込み増や反動減が一律にあったとは限らない札幌市前橋市等は逆の動き津市は 1~3 月の増加率駈け込み増が 17.8% で全国 2 位減少率反動減は.6% で 27 位駈け込み増が大きい割に反動減は少ない津市について十大費目別に駈け込み及び反動増減について全国と比較を行ったのが次の図表です図 4-2 % 全国及び津市の十大費目別 1~3 月及びの 1 世帯当たり支出の対前年名目増減率津市 1~3 月全国 1~3 月津市全国単位 :% 費目全国津市 1~3 月通期 1~3 月通期消費支出食料光熱水道家具家事用品被服及び履物保健医療交通通信教育教養娯楽その他の消費支出消費支出食料光熱水道家具家事用品被服及び履物注二人以上の世帯資料総務省家計調査をもとに作成保健医療交通通信教育教養娯楽その他の消費支出津市の1か月平均支出額と対全国比支出額円対全国比 % 1~3 月 1~3 月消費支出 333,17 273, ,551 25, 家具家事用品 18,536 13, 交通通信 56,883 29, 津市では家具家事用品交通通信等の 1~3 月の増加率が全国に比べて格段に高く特には前年の約 6 倍支出額は全国の 2 倍以上さらに津市では家具家事用品は反動減がなく逆にも前年より支出が増加 4

5 5 消費支出と可処分所得消費者物価指数との関係昭和 6 年からの消費水準指数実質可処分所得及び消費者物価指数の推移を見たのが図 5-1 です消費水準指数実質可処分所得とも平成 2 年 1991 年のバブル崩壊後も数年間は上昇を続けていましたが平成 1 年 1998 年から低下が始まりデフレの進行とともに現在まで低下傾向が続いてきました平成 9 年以降消費水準指数が目立って上昇したのは平成 19 年のみでそれも原油高や平成 2 年のリーマンショックの影響で低下傾向に歯止めはかかりませんでした図 5-1 消費水準指数実質可処分所得消費者物価指数の推移平成元年 =1 に置き換えた指数 115 消費税導入税率引上消費者物価指数実質可処分所得消費水準指数平成元年 =1に置き換えた指数年次消費水準実質可処消費者物指数分所得価指数 S H 元 S6 62 H 元注 1 消費水準指数は世帯人員分布調整済二人以上の世帯注 2 消費者物価指数は持家の帰属家賃を除く総合注 3 可処分所得は二人以上の世帯のうち勤労者世帯農林魚家世帯を除く注 4 可処分所得は消費者物価指数持家の帰属家賃を除く総合により実質化資料総務省家計調査平成 22 年基準消費者物価指数をもとに作成図 5-2 % 消費水準指数可処分所得消費水準指数の対前年増減率推移消費税導入税率引上可処分所得消費水準指数消費者物価指数 S61 63 H 昭和 6 年からの動きを見ると消費水準指数と実質可処分所得は強い相関関係平成 9 年から消費水準指数は低下傾向が続いてきたが平成 24 年から 2 年連続上昇しかし平成 25 年は実質可処分所得が減少する中での上昇であり上昇の継続は実質可処分所得の動向がポイント消費者物価指数は対前年増減率のこれまでの動きからは消費水準指数の上昇から数年遅れて上昇する傾向にあり平成 2 年及び 24 年からの上昇は原油高と円安が原因とも考えられる 5

6 平成 24 年 1 月からの月別の実質可処分所得と消費水準指数の動きは次のグラフのようになっています図 5-3 平成 26 年税率引上前後の消費水準指数及び可処分所得実質指数の動き季節調整値 H22 年 =1 消費水準指数実質可処分所得税率引上 12 か月移動平均月平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 26 年月消費水準指数 12 か月移動平均実質可処分所得注二人以上の世帯資料総務省家計調査をもとに作成 12 か月移動平均今回と以前の消費税導入増税前の可処分所得の動きの比較平成元年消費税導入時平成 9 年増税時及び今回増税時において前々年からの可処分所得の内訳別の増減額の累計を見たのが下のグラフです図 6-1 万円 4 年平均 1 か月当たり可処分所得内訳別消費税導入増税前々年からの累計増減額他の非消費支出社会保険料 3 直接税 2 他の特別収入受贈金 1 他の経常収入事業内職収入勤め先収入 -1 可処分所得 -2 S H1 H H 平成元年導入時平成 9 年増税時平成 26 年増税時年注 1 二人以上の世帯のうち勤労者世帯農林魚家世帯を除く注 2H24 26 のうち 26 年は 6 月まで資料総務省家計調査をもとに作成実収入非消費支出可処分所勤め先収事業内他の経常他の特社会保険他の非消受贈金直接税得入職収入収入別収入料費支出 S , , ,624 S62 H1 35, , ,121 H7 8 7, , ,124-1, ,364 H7 9 22, ,473-1, ,69-3, ,862 H , , ,936-1, H , , ,97-1, ,13 * 他の経常収入主なもの : 財産収入預貯金利子土地の権利金公的年金給付仕送り金 * 他の特別収入主なもの : 競馬の配当金宝くじの当選金民生委員手当注非消費支出は増加が可処分所得の減少となるため増加をマイナスとしている符号平成元年導入時平成 9 年増税時は導入増税の 2 年前から 2 年連続で可処分所得が増加勤め先収入の増加と所得減税による直接税の低減による今回は今年の勤め先収入が伸び悩んでいるうえに年金額の減少による他の経常収入の減少額が大きく直接税の増加もあるため前々年から可処分所得は減少所得減税がない中可処分所得の増加は勤め先収入頼みとなる 6

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第 1 表主要家計指標二人以上の世帯集計世帯有業世帯主消費支出世帯数人員人員の年齢食料岐阜市穀類魚介類米パンめん類生鮮魚介塩干魚介実数 ( 円 ) ( 世帯 ) ( 人 ) ( 人 ) ( 歳 ) 平成 14 年平均 94 3.41 1.73 51.6 296 258 67 940 6 726 2 953 2 159 1 293 6 409 4 065 1 026