女性活躍の推進に関する政策評価(概要)

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若年者雇用実態調査

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領

Microsoft Word - H29 結果概要

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

内閣府令本文

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

第 1 部 施策編 4

( 注 ) 女性活躍推進法に基づく認定企業 ( 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な事業主 ) 法に基づき行動計画の策定 届出を行った企業のうち 女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は 都道府県労働局への申請により 厚生労働大臣の認定を受けることができます 1 段階目について

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

スライド 1

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(2) 予定される行動計画導入方法 ( 問 21 で 2 策定に向けて検討中である と答えた方へ ) 付問 1 一般事業主行動計画は どのような方法で導入する予定ですか ( はいくつでも ) 次世代育成支援対策推進法に基づく 一般事業主行動計画 を策定に向け検討中の事業所で どのような方法で導入する

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は


26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

13 第2章 基本目標Ⅲ

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

子ども・子育て会議(第7回) 次世代育成支援対策推進法の延長等の検討について

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

女性の活躍推進の意義と課題 意 義 課題 少子高齢化で生産年齢人口が減少 労働力人口の増加 海外を含む企業間競争の中で 性別に関わらず優秀な人材の確保が必要 埋もれている優秀な人材の確保 少子化と生産年齢人口の減少が進む中で 女性の活躍の推進は喫緊の課題 女性の労働力率は 第 1 子出産を機に 6

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

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今後の雇用均等行政について


労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

男女共同参画に関する意識調査

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

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長野県の少子化の現状と課題

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

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1-4

関東地方の者が約半数を占める (45.3%) 続いて近畿地方 (17.4%) 中部地方 (15.0%) となっている 図表 2-5 地域構成 北海道 東北関東中部近畿中国四国九州 沖縄総数 (%) 100.0% 8.9% 45.3%

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①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

我が国の女性の活躍推進に向けて

働き方の現状と今後の課題

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平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

女性が働きやすい環境を整え社会に活力を取り戻す

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日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

男女間の賃金格差問題に関する研究会報告

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平成28年度企業主導型保育事業の助成決定について(第1回)

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採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

男女共同参画局

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4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

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資料2(コラム)

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

出産退職の経済損失 1.2 兆円 問題意識待機児童数は 2017 年 10 月時点で 5.5 万人とされる ( 厚生労働省調べ ) この人数は 年度初でとると 2.6 万人だったのが 年度途中の申し込みを含めると大きく変動する また 潜在的な待機児童数はもっと多いという見方もある そこで 本稿では範

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2 東京都産業労働局雇用就業部調 平成 26 年労働組合基礎調査結果 ( 東京都分 ) 発表 労働組合数 組合員数とも減少 労働組合推定組織率は 23.9% ( 組合 ) 1, 8, 6, 4, 2, ( 万人 ) 組合員数

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ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

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ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

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調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

平成25年度東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書(調査の概要とポイント)「女性の活躍促進への取組等 企業における男女雇用管理に関する調査」

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 262, , ,075

参考資料1

160 パネリスト講演 1 労働市場における男女格差の現状と政策課題 川口章 同志社大学の川口です どうぞよろしくお願いします 日本の男女平等ランキング世界経済フォーラムの 世界ジェンダー ギャップレポート によると, 経済分野における日本の男女平等度は, 世界 142 か国のうち 102 位です

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 278, , ,036

(2) 継続勤務年数の割合平成 25 年度平成 26 年度 ( 単位 : %) 区分職員数勤務継続年数職員数勤務継続年数離職率 年月 年月 離職率 男 全職員 女

佐藤委員提出資料

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4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

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労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

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雇用の現状_季刊版2014年夏号

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資料 1 女性活躍の推進に関する政策評価 ( 概要 ) < 資料内訳 > 資料 1-1 女性活躍推進政策の脈絡図 資料 1-2 女性活躍の現状 ( 基礎データ ) 資料 1-3 政策評価を始めるに当たっての視点 のイメージ ( メモ )

少子高齢化の進行とともに生産年齢人口が減少女性の就業希望者数274万人(女性活躍 優秀な人材の確保 新たな財 サービスを生み出し 経済成長につながる女性活躍推進政策の脈絡図 持続的成長の実現平成28年) 我が国最大の潜在力資料 1-1 社会の活力維持背景 主な取組 関連する主な KPI( ) 未来投資戦略 2017 の KPI 女性活躍推進法 (H27 法 64/H27.9 公布 一部施行 H28.4 完全施行 ) 国 地方公共団体 民間事業主に 女性管理職の割合など数値目標を盛り込んだ事業主行動計画の策定 公表を義務づけ 従業員 300 人以下の民間事業主については努力義務 国は 優れた取組を行う一般事業主の認定を実施 ( えるぼし認定 ) 法施行後 3 年後見直し 10 年の時限立法 第 4 次男女共同参画基本計画 (H27.12.25 閣議決定 ) 女性活躍加速のための重点方針 2017(H29.6.6 すべての女性が輝く社会づくり本部 ) Ⅰ あらゆる分野における女性の活躍 基本計画を踏まえ 毎年 重点方針 を策定 1 女性活躍に資する働き方改革の推進 (1) 長時間労働の是正 (4) ライフイベントに対応した多様で柔軟な働き方の推進 (2) 非正規雇用労働者の待遇改善 (5) ワーク ライフ バランスの推進 (3) テレワークの推進 2. 男性の暮らし方 意識の変革 ( 男性の家事 育児等への参画促進など ) 女性活躍情報の 見える化 3 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 55%( 現状 53.1%) < 期限 : 平成 32 年 > 4 男性の育児休業取得率民間企業 13% ( 現状 3.16%) < 期限 : 平成 32 年 > 1 77 25 %歳から 44 歳までの女性の成就業 32 年率 > 3. あらゆる分野における女性の参画拡大 人材育成 (1) 女性活躍情報の 見える化 の徹底等 (2) 企業における女性の参画拡大に資する環境整備 (3) 理工系を始めとする科学技術 学術分野における女性活躍 (4) 女性の起業に対する支援の強化 (5) 地域における女性活躍の取組の促進 (6) 農林水産分野 スポーツ分野 職種 分野ごとの女性活躍の取組の推進 Ⅱ 女性の活躍を支える安全 安心な暮らしの実現 1. 女性に対するあらゆる暴力の根絶 性犯罪への対策の推進 ストーカー事案への対策の推進 配偶者等からの暴力の被害者への支援の充実等 2. 女性活躍のための安全 安心面への支援 ( ひとり親家庭等への支援 ) 3. 生涯を通じた女性の健康支援の強化 ( 女性の健康増進に向けた取組 ) Ⅲ 女性活躍のための基盤整備 1. 子育て 介護基盤の整備待機児童解消や 介護離職ゼロ に向けた子育て 介護基盤の整備 家事支援の充実 2. 女性活躍の視点に立った制度等の整備 (1) 女性が働きやすい制度等への見直し ( 税制 社会保障制度など ) (2) 旧姓の通称としての使用の拡大 (3) 男女共同参画の視点からの防災 復興の取組 (4) 女性の活躍に功労のあった者に対する顕彰の見直し 5 男性の配偶者の出産直後の休暇取得率 80%( 現状 55.9%) < 期限 : 平成 32 年 > 6 待機児童解消 ( 現状 26,081 人 ) < 期限 : 平成 32 年度末 > 7 放課後児童クラブの整備約 30 万人分を新たに整備 ( 現状 15.7 万人分整備 ) < 期限 : 平成 31 年度末 > (現状72 7%)< 期限平 (現状9 3%(民間)< 期限平成32 年> 2 指導的地位に占める女性の割合 30 %

女性活躍の現状 ( 基礎データ ) 資料 1-2

女性の就業状況 25 歳から 44 歳までの女性就業率 ( 成長戦略の KPI1) 目標は平成 32 年までに 77% 現状は 72.7%(H28) 安倍政権になって就業率は向上 (67.7%(H24) 72.7%) 過去 4 年間のペース (1.25%/ 年 ) が続けば期限までに達成 < 就業率の推移 > 女性の雇用形態別雇用者数の推移 最近 2 年では 正規職員 非正規職員ともに増加 39 177 78 1,074 1,078 28 年 就業率 = 就業者 /15 歳以上人口 100 女性の年齢階級別労働力率 ( 平成 28 年 ) M 字カーブ を描くが 就業希望者数は 274 万人いる 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 女性の年齢階級別労働力率の推移 資料出所 : 第 180 回労働政策審議会雇用均等分科会 (H29.2.13 開催 ) 参考資料 平成 28 年データは総務省が追加 現在も M 字カーブ を描いているが そのカーブは以前に比べて浅くなっている 労働力率 = 労働力人口 ( 就業者 + 完全失業者 )/15 歳以上人口 100 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 1

妊娠 出産前後の退職割合と退職理由 第 1 子出産前後の女性の継続就業率 ( 成長戦略の KPI3) は近年大きく上昇 (H27:53.1% 目標は平成 32 年までに 55%) 安倍政権になって向上 (40.4%(H22) 53.1%(H27)) 他方 約 47% の女性が退職している < 子供の出生年別第 1 子出産前後の妻の就業経歴 > 就業者及び管理的職業従事者に占める女性の割合 ( 産業別 )( 平成 28 年 ) 就業者に占める女性の割合 ( 産業別 ) 就業者に占める女性の割合は 医療 福祉 が 75% と最も高く 電気 ガス 熱供給 水道業 建設業 林業 運輸業 郵便業 が約 10% 台と低い 管理的職業従事者に占める女性の割合 ( 産業別 ) 管理的職業従事者に占める女性の割合は 不動産業 物品賃貸業 教育 学習支援業 が 33% と最も高く 農業 林業 電気 ガス 熱供給 水道業 等で最も低い 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 妊娠 出産前後に退職した理由 特にない その他 妊娠 出産前と仕事の内容や責任等が変わり やりがいを感じられなくなった ( なりそうだった ) 解雇された もしくは退職勧奨された 仕事を続けたかったが 仕事と育児の両立の難しさでやめた 6.2% 8.4% 12.9% 6.7% 22.5% 30.3% 12.9% 14.6% 家事 育児に専念するため自発的にやめた 妊娠 出産を機に自発的に辞めたが 理由は結婚 出産等に直接関係ない 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 両立が難しかった具体的理由 1 勤務時間があいそうもなかった ( あわなかった ) (47.5%) 2 自分の体力がもたなそうだった ( もたなかった ) (40.0%) 3 育児休業を取れそうもなかった ( 取れなかった ) (35.0%) 夫の勤務地や夫の転勤の問題で仕事を続けるのが難しかった 4 つわりや産後の不調など妊娠 出産にともなう体調不良のため (27.5%) 5 職場に両立を支援する雰囲気がなかった (25.0%) 6 保育園等に子どもを預けられそうもなかった ( 預けられなかった )(17.5%) 7 産前 産後休業を取りにくかった (17.5%) ( 資料出所 ) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング 平成 28 年度仕事と家庭の両立に関する実態把握のための調査研究事業報告書 を基に厚生労働省が作成 ( 上記調査は 20~49 歳 3,000 人を対象に実施 ) 2

指導的地位に占める女性 指導的地位 に占める女性の割合 ( 成長戦略の KPI2) (%) 20 18 16 14 12 目標は平成 32 年までに 30% 現状は 9.3%(H28) 安倍政権になって割合は向上 (6.9%(H24) 9.3%) このペース (0.6%/ 年 ) でいけば 期限までの達成は難しい < 民間企業の管理職等に占める女性割合の推移 > 部長相当職課長相当職係長相当職課長相当職以上 12.7 法人 団体等における課長相当職以上の者など ( 平成 19 年男女共同参画会議決定 ) 15.3 14.4 15.4 16.2 17.0 10 9.4 9.8 8.1 8.5 9.2 7.3 8.1 7.9 8.7 8 8.3 6.6 7.5 6 7.2 6.9 4.6 5.9 4.6 6.0 4.1 4 3.2 5.1 4.9 5.1 1.8 2.0 2.5 4.1 2.8 2 2.2 3.1 2.0 1.3 1.6 0 平 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 ( 年 ) 成 ( 備考 )1. 各年 6 月時点 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 より作成 元 2. 常用労働者 100 人以上を雇用する企業に属する労働者のうち 雇用期間の定めがない者における役職者 3. 課長相当職以上は 課長相当職 + 部長相当職の値 4. 管理職の定義について 部長級: 事業所で通常 部長 又は 局長 と呼ばれている者であって その組織が2 課以上からなり 又は その構成員が20 人以上 ( 部 ( 局 ) 長を含む ) のものの長 課長級: 事業所で通常 課長 と呼ばれている者であって その組織が2 係以上からなり 又は その構成員が 10 人以上 ( 課長を含む ) のものの長 企業規模別の管理職等に占める女性割合 12 課長相当職以上の女性割合 18.6 10.3 9.3 6.2 6.6 資料出所 : 内閣府資料 女性管理職がいない企業の割合の推移 女性管理職がいない企業の割合は減少傾向 資料出所 : 第 180 回労働政策審議会雇用均等分科会 (H29.2.13 開催 ) 参考資料 平成 28 年度データは総務省で追加 ( 上記調査は 従業者数 30 人以上の企業を対象に実施 ) 女性役職者が少ない理由 ( 複数回答 ) 40.8 28.7 28 年度 8 11.1 11.7 4 7.3 0 100~499 人 500~999 人 1,000 人以上資料出所 : 厚生労働省政策統括官付参事官付賃金福祉統計室 賃金構造基本統計調査 より 同省雇用環境 均等局が作成 女性の採用比率 (P7 のデータから抜粋 ) 資料出所 : 第 180 回労働政策審議会雇用均等分科会 (H29.2.13 開催 ) 参考資料 平成 26 年 4 月の採用者の男女比率をみると 総合職は女性 22.2% 男性 77.8% 管理的職業従事者に占める女性の割合 ( 産業別 ) は 2 ページ参照 3

働き方改革 女性活躍のための基盤整備 男性の育児休業取得率 ( 成長戦略の KPI4) 目標は平成 32 年までに 13% 現状は 3.16%(H28) 安倍政権になって向上 (1.89%(H24) 3.16%) このペース (0.32%/ 年 ) でいけば 期限までの達成は難しい < 民間企業における男性の育児休業取得率の推移 > 参考 28 年度 8.2% ( 国家公務員 ) 28 年度 3.16% ( 民間企業 ) 待機児童数 ( 成長戦略の KPI6) 放課後児童クラブの整備 ( 成長戦略の KPI7) 待機児童数 目標は平成 32 年度末までに解消 現状は 26,081 人の待機児童あり (H29.4.1) 子育て安心プラン (H29.6) に基づき 平成 32 年度末の解消に向けて受け皿整備を進めている 放課後児童クラブの整備 目標は平成 31 年度末までに約 30 万人分を新たに整備 現状は 15.7 万人分整備 (H28.5 厚労省公表 ) 放課後子ども総合プラン (H26.7) に基づき 整備を進めている < 保育所等待機児童数と保育所等定員及び放課後児童クラブの利用を希望するが利用できない児童数の推移 > H29.4.1 現在待機児童数 26,081 人 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 平成 28 年度データは総務省で追加 男性の配偶者の出産直後の休暇取得率 ( 成長戦略の KPI5) 目標は平成 32 年までに 80% 現状は 55.9%( 平成 27 年 ) 安倍政権になって向上したかは不明 ( 既存のデータなし ) < 男性の配偶者の出産直後の休暇取得率 > 資料出所 : 平成 29 年版男女共同参画白書 平成 29 年 4 月 1 日現在の待機児童数のデータは総務省で追加 資料出所 : 平成 29 年版少子化社会対策白書 4

女性活躍推進法 働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が その個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を図る 事業主に 女性管理職の割合など数値目標を盛り込んだ事業主行動計画の策定 公表を義務づけ ( 従業員 301 人以上の企業は 義務 300 人以下の企業は 努力義務 ) 平成 27 年 9 月公布 平成 28 年 4 月に完全施行 法施行後 3 年後見直し 10 年の時限立法 ( 内閣府 厚生労働省所管 ) 従業員 301 人以上の企業に求められること < 自社の女性活躍に関する状況を把握 課題分析 > 次の 25 項目の状況について把握 課題分析 (1~4 は必須 ) 1 女性採用比率 2 勤続年数男女差 3 労働時間の状況 4 女性管理職比率 5 その他任意項目 (21 項目 ) < 行動計画の策定 届出 公表 > 上記の状況の把握 課題分析結果に応じて 次の項目を定める ( 内容は企業の判断 ) 1 目標 2 取組内容 3 実施時期 4 計画期間 (1) 都道府県労働局長への届出 (2) 労働者への周知 外部への公表 < 女性活躍に関する情報公表 > 上記 25 項目のうち 14 項目から任意に選択し インターネット等で公表 行動計画 + 情報 の公表手段 1 厚生労働省の 女性の活躍推進企業データベース ( 以下 女性活躍 DB ) に掲載 2 自社の HP でのみ公表 企業データ 1 企業数 2 常時雇用者数 ( 国内のみ 契約社員 パート等含む ) うち女性の数 (2 常時雇用者数に対する構成割合 ) 3 常時雇用者数のうち 正社員数 (2 常時雇用者数に対する構成割合 ) うち女性の数 (3 正社員数に対する構成割合 ) 4 常時雇用者数のうち 非正規社員数 (2 常時雇用者数に対する構成割合 ) うち女性の数 (4 非正規社員数に対する構成割合 ) 全数 約 410 万社 (100%) 約 4,760 万人 (100%) 約 2,146 万人 (45.1%) 約 2,955 万人 (62.0%) 約 952 万人 (32.2%) 約 1,805 万人 (38.0%) 約 1,194 万人 (66.1%) ( 備考 ) 平成 26 年経済センサス基礎調査の結果を基に総務省が作成 300 人以上の企業 約 1.7 万社 (0.4%) 約 2,116 万人 (44.4%) 約 930 万人 (43.9%) 約 1,265 万人 (59.8%) 約 368 万人 (29.2%) 約 851 万人 (40.2%) 299 人以下の企業 100 人 ~299 人 0 人 ~99 人 約 4.1 万社 (1.0%) 約 679 万人 (14.3%) 約 296 万人 (43.7%) 約 452 万人 (66.6%) 約 149 万人 (33.1%) 約 227 万人 (33.4%) 行動計画の策定状況 301 人以上の企業 15,740 社 15,771 社 義務対象企業数 女性活躍 DB 登録状況 行動計画の公表 情報の公表 の両方又はいずれかを行っている企業 301 人以上の企業 7,706 社 15,771 社 義務対象企業数 300 人以下の企業 約 404 万社 (98.6%) 約 1,965 万人 (41.3%) 約 920 万人 (46.8%) 約 1,237 万人 (63.0%) 約 433 万人 (35.0%) 約 728 万人 (37.0%) 2,155 社 300 人以下の企業 2,242 社 出典 : 平成 29 年版男女共同参画白書データは H28.12 現在 約 562 万人 (66.0%) 約 147 万人 (64.7%) 約 487 万人 (66.8%) 0 人 ~99 人の企業のうち 9 人以下の企業は87%( 約 350 万社 / 約 404 万社 ) 9 人以下の企業の女性割合は52% ( 約 320 万人 / 約 620 万人 ) 公表項目 1 採用した労働者に占める女性労働者の割合 ( 区 ) 2 男女別の採用における競争倍率 ( 区 ) 3 労働者に占める女性労働者の割合 ( 区 )( 派 ) 4 男女の平均継続勤務年数の差異 5 男女別の採用 10 年前後の継続雇用割合 6 男女別の育児休業取得率 ( 区 ) 7 労働者の一月当たりの平均残業時間 8 労働者の一月当たりの平均残業時間 ( 区 )( 派 ) 9 年次有給休暇取得率 10 係長級にある者に占める女性労働者の割合 11 管理職に占める女性労働者の割合 12 役員に占める女性の割合 13 男女別の職種又は雇用形態の転換実績 ( 区 )( 派 ) 14 男女別の再雇用又は中途採用の実績 14 項目の公表状況 行動計画の公表 + 情報の公表 両方行っている企業 把握が必須の項目 ( 朱書きの項目 ) の公表率が高い傾向 301 人以上の企業 (3,875 社 ) 2,577 社 (66.5%) 822 社 (21.2%) 2,062 社 (53.2%) 2,697 社 (69.6%) 1,271 社 (32.8%) 2,007 社 (51.8%) 802 社 (20.7%) 1,442 社 (37.2%) 1,143 社 (29.5%) 2,503 社 (64.6%) 1,473 社 (38.0%) 570 社 (14.7%) 678 社 (17.5%) 300 人以下の企業 (834 社 ) 525 社 (62.9%) 191 社 (22.9%) 516 社 (61.9%) 462 社 (55.4%) 272 社 (32.6%) 396 社 (47.5%) 176 社 (21.1%) 258 社 (30.9%) 282 社 (33.8%) 506 社 (60.7%) 354 社 (42.4%) 134 社 (16.1%) 194 社 (23.3%) 出典 : 平成 29 年版男女共同参画白書 データは H28.12 月現在 区 : 雇用管理区分 ( 職種 資格 雇用形態 就業形態等 ) ごとの把握 公表が必要な項目 派 : 派遣労働者の把握 公表が必要な項目 5

6 行動計画の公表 と 情報の公表 の例 行動計画の公表 の例 ( 女性活躍 DB から抜粋 ) A 社の行動計画 情報の公表 の例 ( 女性活躍 DB から抜粋 ) A 社の情報の公表

把握必須 4 項目 ( ) の現状 ( )1 女性採用比率 2 勤続年数男女差 3 労働時間の状況 4 女性管理職比率 1 女性の採用比率 平成 26 年 4 月時点で 企業 ( 厚生労働省が調査した企業 118 社 うち 83% は従業員 300 人以上の企業 ) における採用者の男女比率をみると 総合職は女性 22.2% 男性 77.8% 一般職は女性 82.1% 男性 17.9% となっている 7.0 6.0 5.0 4.0 2 勤続年数男女差 ( 男女の平均継続勤務年数の差異 ) 企業規模が大きくなるほど男女差が大きい傾向にある 男 15.7 年女 9.7 年 6.0 企業規模別勤続年数男女差 男 15.8 年女 10.2 年 男 15.9 年女 10.2 年 男 15.9 年女 10.3 年 男 15.4 年女 10.0 年 5.6 5.7 5.6 5.4 男 12.5 年女 8.5 年男 12.7 年男 12.9 年男 12.7 年男 12.7 年女 8.7 年女 8.9 年女 9.1 年女 9.0 年 4.0 4.0 4.0 3.6 3.7 3.0 2.0 1.0 2.4 2.4 2.4 2.5 2.4 男 11.0 年女 8.6 年 男 11.1 年女 8.7 年 男 11.3 年女 8.9 年 男 11.4 年女 8.9 年 男 11.2 年女 8.8 年 0.0 H24 H25 H26 H27 H28 ( 備考 ) 厚生労働省 平成 26 年度コース別雇用管理制度の実施 指導状況 から抜粋 ( 上記調査は 都道府県労働局が把握したコース別雇用管理制度導入企業のうち 118 社 ( うち 83% は従業員 300 人以上の大企業 ) を対象に実施 ) 参考 : 一般労働者の平均勤続年数の推移 大企業 中企業 小企業 常用労働者 1,000 人以上 100~999 人 10~99 人 ( 備考 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 を基に総務省が作成 3 労働時間の状況 ( 労働者の一月当たりの平均残業時間 ) 平成 28 年は前年と比べて 男性は微減 女性は横ばい 常用労働者 1 人の平均月間所定外労働時間数 ( 早出 残業 臨時の呼出 休日出勤等の実労働時間数 ) 男性 女性 平成 24 年 14.3 時間 5.4 時間 平成 25 年 14.7 時間 5.5 時間 平成 26 年 15.3 時間 5.7 時間 平成 27 年 15.4 時間 5.6 時間 平成 28 年 15.2 時間 5.6 時間 ( 備考 ) 厚生労働省 毎月勤労統計調査 を基に総務省が作成 資料出所 : 第 180 回労働政策審議会雇用均等分科会 (H29.2.13 開催 ) 参考資料 4 女性管理職比率 については 3 ページ参照 7

政策評価を始めるに当たっての視点のイメージ ( メモ ) 資料 1-3 女性の就業状況 25 歳から44 歳までの女性就業率は上昇 M 字カーブも以前に比べ浅い 第 1 子出産前後の女性就業率も上昇 (H22:40.4% H27:53.1%) 女性の雇用形態別雇用者数は 最近 2 年で正規職員 非正規職員ともに増加 ( 正規職員 H27:1,042 万人 H28:1,078 万人 非正規職員 H27:1,346 万人 H28:1,368 万人 ) 他方 出産を機に退職する女性も 約 47%( 平成 27 年 出産後 1 年で退職 ) 男性の育児休暇取得率 ( 民間企業 ) は増加しているものの (H24:1.89% H28:3.16%) KPI 目標値は 平成 32 年までに 13% 女性の就業率を更に上昇させるためには 個々の企業において 働き方の見直しを着実に推進する必要があるのではないか等 女性活躍推進法に基づき 従業員 301 人以上の企業に求められる把握必須項目の現状 1 女性の採用比率 ( 平成 26 年 ) : 総合職の女性採用比率 22.2% 男性採用比率 77.8% 一般職の女性採用比率 82.1% 男性採用比率 17.9% 2 勤続年数の男女差 ( 平成 28 年 ) : 大企業 : 男性 15.4 年 / 女性 10.0 年 ( 男女差 5.4 年 ) cf. 中企業 : 男性 12.7 年 / 女性 9.0 年 ( 男女差 3.7 年 ) 小企業 : 男性 11.2 年 / 女性 8.8 年 ( 男女差 2.4 年 ) 3 労働時間状況 (1 か月当たりの平均残業時間 ) : 男性 H24:14.3h H28:15.2h : 女性 H24: 5.4h H28: 5.6h 4 女性管理職比率 : 次ページ参照 1

2 指導的地位に占める女性 民間企業 ( 全体 ) の管理職等に占める割合は上昇 女性管理職がいない企業の割合は減少傾向他方 女性の管理職比率は 9.3%( 平成 28 年 民間企業 ) 総合職の女性採用割合は 20% 程度 ( 平成 26 年 cf. 女性管理職割合の目標値は 30%) 個々の企業で いわゆる統計的差別 の問題を踏まえた対応が取られる必要がある のではないか 等 男性よりも女性の離職率が平均的には高いという統計的な傾向を踏まえ 企業側が女性の採用や昇進等に慎重になること 企業の取組状況 ( 従業員 301 人以上の企業 ) 女性活躍推進法に基づく行動計画の策定 公表 女性活躍に関する情報の公表が 義務 ( 従業員 300 人以下の企業 ) 女性活躍推進法に基づく行動計画の策定 公表等が 努力義務 行動計画の策定 公表等を行っている企業は 約 2 千社 女性活躍を加速するためには 個々の企業における 見える化 が確実に行われる 必要があるのではないか等