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FdData 中間期末 : 中学数学 2 年 : 連立方程式の応用 2 [ 途中で速さを変える / 速さその他 /2 けた (3 けた ) の自然数 / その他の数の問題 ] [ 数学 2 年 pdf ファイル一覧 ] 速さ 途中で速さを変える [ 問題 ](1 学期期末 ) A 市から 160km はなれた B 町へ自動車で出かけた A 市から途中の C 市までは時速 80km で走り,C 市から B 町までは時速 40km で走ったところ 2 時間 30 分かかった A 市から C 市,C 市から B 町までのそれぞれの道のりを求めよ A 市 ~C 市間を x km,c 市 ~B 町間を y km とすると, x + y = 160 1 x y + = 2.5 2 80 40 2 80 x + 2 y = 200 2 2-1 y = 40 y = 40 を1に代入すると, x + 40 =160, x = 120 よって, x = 120, y = 40 この解は問題にあっている A 市 ~C 市間 120km,C 市 ~B 町間 40km 1

連立方程式の速さの問題では,( 時間 )= ( 道のり ) の公式を使うことが多い ( 速さ) 例えば,6km の道のりを時速 3km(1 時間に 3km 進む速さ ) で歩いたと き,( 時間 )=6 3=2( 時間 ) である したがって,( 時間 )=( 道のり ) ( 速さ )= ( 道のり ) が成り立つ ( 速さ) まず求めるものを x, y とおく A 市から C 市,C 市から B 町までのそれぞれの道のりを求めよ とあるので, A 市 ~C 市間を x km,c 市 ~B 町間を y km とおく 速さの問題では, 図をかくとわかりやすい 与えられた条件をすべて図に記入し, 図を見ながら, 道のりとかかった時間に注目して式をつくる 道のりについて, (AC 間の道のり ) + (CB 間の道のり ) = 160, x + y = 160 1 かかった時間について, x A 市から C 市までは時速 80km で進んだので, かかった時間は 80 y C 市から B 町までは時速 40km で進んだので, かかった時間は 40 時間, 時間, 全体で 2.5 時間かかったので, x + y = 2.5 2 80 40 1,2を連立方程式として解く 最後に計算の結果求めた x, y の値を吟味する 通常は, この解は問題にあっている と書 いておけばよい 2

[ 問題 ](2 学期期末 ) 峠をはさんで 18km 離れた A,B 両地がある A 地から B 地まで行くのに,A 地から峠までは時速 3km, 峠から B 地までは時速 5km で歩いて, 全体で 5 時間かかった このとき, A 地から峠まで, 峠から B 地まではそれぞれ何 km か求めよ A 地から峠までを x km, 峠から B 地までを y km とすると, x + y = 18 1 x y + = 5 2 3 5 2 15 5 x + 3y = 75 2 1 3 3 x + 3y = 54 1 2-1 2 x = 21, x =10. 5 x =10.5 を1に代入すると, 10.5 + y = 18, y = 7. 5 よって, x =10. 5, y = 7. 5 この解は問題にあっている A 地から峠 10.5km, 峠から B 地 7.5km A 地から峠までを x km, 峠から B 地までを y km とする A,B 両地間は 18km なので, x + y =18 1 かかった時間については,( 時間 )= ( 道のり ) の公式を使う ( 速さ) A 地から峠までは時速 3km で歩いたので, かかった時間は 3 x 時間, 3

y 峠から B 地までは時速 5km で歩いたので, かかった時間は時間, 5 全体で 5 時間かかったので, x + y = 5 2 3 5 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](1 学期期末 ) A さんは 9 時に家を出発して,2000m はなれた駅へむかった はじめは分速 50m の速さで歩いていたが, 列車に乗りおくれそうになったので, 途中から分速 150m の速さで走ったら駅には 9 時 24 分に着いた 歩いた道のりと走った道のりを求めよ 歩いた道のりを x m, 走った道のりを y m とすると, x + y = 2000 1 x y + = 24 2 50 150 2 150 3 x + y = 3600 2 2-1 2 x = 1600, x = 800 x = 800 を1に代入すると, 800 + y = 2000, y = 1200 よって, x = 800, y = 1200 この解は問題にあっている 歩いた道のり 800m, 走った道のり 1200m 4

歩いた道のりを x m, 走った道のりを y m とする ( 歩いた道のり )+( 走った道のり )=2000 なので, x + y = 2000 1 かかった時間については, ( 時間 ( 分 ))= ( 道のり ) の公式を使う ( 速さ) 家を 9 時に出発して駅に 9 時 24 分に着いたので, かかった時間は 24 分である したがって,( 歩いた時間 )+( 走った時間 )=24( 分 ) なので, x + y = 24 2 50 150 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](2 学期中間 ) F 中学校でトライアスロン大会 ( 水泳, 自転車, マラソンの 3 種目を続けて行い, その合計時間を競うもの ) が開催された 3 種目の競技コースの道のりの合計は 25.5km である A 君は 0.5km の水泳コースを 15 分間で泳いだ後, 自転車コースを時速 20km, マラソンコースを時速 10km の速さで走った 3 種目の合計時間は 2 時間であった 自転車コースとマラソンコースの道のりはそれぞれ何 km か 自転車コースの道のりを x km, マラソンコースの道のりを y km とすると, 0.5 + x + y = 25.5 1 1 x y + + = 2 2 4 20 10 2 20 x + 2 y = 35 2 5

1より x + y = 25 1 2-1 y = 10 y =10 を1 に代入すると, x +10 = 25, x = 15 よって, x = 15, y = 10 この解は問題にあっている 自転車コースの道のり 15km, マラソンコースの道のり 10km 自転車コースの道のりを x km, マラソンコースの道のりを y km とする 水泳コースは 0.5km で, コースの全長は 25.5km なの で, 0.5 + x + y = 25. 5 1 自転車コースを時速 20km で走っているので, かかっ た時間は 20 x ( 時間 ) y マラソンコースを時速 10km の速さで走っているので, かかった時間は ( 時間 ) 10 15 1 水泳コースを 15 分 = = 時間で走り,3 種目の合計時間は 2 時間であったので, 60 4 1 x y + + = 2 2 4 20 10 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](1 学期期末 ) A 町から峠をこえて B 町まで往復した 行きも帰りも峠への上りは時速 2km, 峠からの下りは時速 6km で歩いたところ, 行きは 1 時間 50 分, 帰りは 1 時間 30 分かかった A 町から B 町までの道のりを求めよ 6

A 町から峠までを x km, 峠から B 町までを y km とすると, x y 50 + = 1+ 1 2 6 60 y x 30 + = 1+ 2 2 6 60 1 6 3 x + y = 11 1 2 6 x + 3 y = 9 2 2 3 3 x + 9y = 27 2 2-1 8 y = 16, y = 2 y = 2 を2 に代入すると, x + 6 = 9, x = 3 ゆえに, x = 3, y = 2 (A 町から B 町までの道のり )= x + y =3+2=5(km) この解は問題にあっている A 町から B 町までの道のり 5km 通常求めるものを x, y とおくが, この問題では合計の 道のりではなく,A 町から峠までを x km, 峠から B 町までを y km とおく 行きにかった時間は 1 時間 50 分なので, 50 (A~ 峠の時間 )+( 峠 ~B の時間 )=1+ 60 x + y = 1+ 2 6 50 60 1 帰りにかった時間は 1 時間 30 分なので, 30 (B~ 峠の時間 )+( 峠 ~A の時間 )=1+, 60 y + x 2 6 = 1+ 30 60 2 1,2 を連立方程式として解く 7

速さその他 [ 問題 ](2 学期中間 ) ある列車が,620m の鉄橋を渡り始めてから渡り終わるまでに 36 秒かかった また,1760m のトンネルに入り始めてから出てしまうまでに 93 秒かかった 列車の長さと速さ ( 秒速 ) を求めよ この列車の長さを x m, 速さを秒速 y m とすると, 36y = x + 620 1 93y = x + 1760 2 2-1 57 y = 1140, y = 20 y = 20 を1に代入すると, 720 = x + 620, x = 100 よって, x = 100, y = 20 この解は問題にあっている 列車の長さ 100m, 秒速 20m 列車の長さを x m, 列車の速さを秒速 y m とする 速さの問題では,( 時間 )=( 道のり ) ( 速さ )= ( 道のり ) の公式を使うことが多いが, ( 速さ) この問題では,( 道のり )=( 速さ ) ( 時間 ) を使う まず鉄橋について 620m の鉄橋を渡りはじめてから渡り終わるまでに 36 秒かかった とある 右図から, この間に列車が進んだ道のりは次の 2 通りで表すことができる ( 道のり )=620+ x 8

( 道のり )=( 速さ ) ( 時間 ( 秒 ))= y 36 この 2 つの道のりは等しいので, 36 y = x + 620 1 次にトンネルについて 1760m のトンネルに入りはじめてから出てしまうまでに 93 秒かかった とあるので, 鉄橋の場合と同様に, 93 y = x + 1760 2 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](1 学期期末 ) ある列車が,1260m の鉄橋を渡りはじめてから渡り終わるまでに 60 秒かかった また, この列車が 2010m のトンネルに入りはじめてから出てしまうまでに 90 秒かかった この列車の長さと速さ ( 時速 ) を求めよ この列車の長さを x m, 速さを秒速 y m とすると, 60y = x + 1260 1 90y = x + 2010 2 2-1 30 y = 750, y = 25 y = 25 を1に代入すると, 1500 = x +1260, x = 240 よって, x = 240, y = 25 この解は問題にあっている 秒速 25m= 時速 90km 列車の長さ 240m, 時速 90km この問題では, 長さの単位は m, 時間の単位は秒が使われているので速さは時速ではなく, 秒速を使う 9

この列車の長さを x m, 速さを秒速 y m とする まず鉄橋について 1260m の鉄橋を渡りはじめてから渡り終わるまでに 60 秒かかった とある 右図から, この間に列車が進んだ道のりは次の 2 通りで表すことができる ( 道のり )=1260+ x ( 道のり )=( 速さ ) ( 時間 ( 秒 ))= y 60 この 2 つの道のりは等しいので, 60 y = x + 1260 1 次にトンネルについて 2010m のトンネルに入りはじめてから出てしまうまでに 90 秒かかった とあるので, 鉄橋の場合と同様に, 90 y = x + 2010 2 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](3 学期 ) 周囲 1000m の池のまわりを,A,B の 2 人がそれぞれ一定の速さで歩く 同時に同じ場所を出発して, 反対の方向にまわると 6 分後にはじめて出会い, 同じ方向にまわると 30 分後に A が B をちょうど 1 周追い抜く A,B の歩く速さは, それぞれ分速何 m か A の速さを分速 x m,b の速さを分速 y m とすると, 6x + 6y = 1000 1 30x 30y = 1000 2 2 5 6 x 6y = 200 2 1+2 12 x = 1200, x = 100 x = 100 を1に代入すると, 10

200 600 + 6y = 1000, 6 y = 400, y = 3 200 よって, x = 100, y = 3 この解は問題にあっている A の速さ分速 100m,B の速さ分速 200 m 3 A の速さを分速 x m,b の速さを分速 y m とする 反対の方向にまわると 6 分後にはじめて出会う より, (6 分間に A が進んだ道のり )=( 分速 ) ( 分 )= x 6 = 6 x (m) (6 分間に B が進んだ道のり ) =( 分速 ) ( 分 )= y 6 = 6 y (m) 2 人あわせて, 池 1 周 1000m 進んでいるので, 6 x + 6y = 1000 1 同じ方向にまわると 30 分後に A が B をちょうど 1 周追い抜く より, (30 分間に A が進んだ道のり )= 30 x (m) (30 分間に B が進んだ道のり )= 30 y (m) A は B より, 池 1 周分の 1000m 多く進んでいるので, 30 x 30y = 1000 2 1,2 を連立方程式として解く [ 問題 ](2 学期中間 ) 周囲が 6000m の湖がある この湖を,A と B は自転車で同じ所を出発して反対の方向にまわる 2 人が同時に出発すれば,A と B は 20 分後に出会うが,A が B よりも 10 分おくれて出発すれば A は出発してから 15 分後に B と出会う A,B それぞれの速さは分速何 m か 11

A の速さを分速 x m,b の速さを分速 y m とすると, 20x + 20y = 6000 1 15x + 25y = 6000 2 2 5 3 x + 5y = 1200 2 1 4 5 x + 5y = 1500 1 1-2 2 x = 300, x = 150 x = 150 を2 に代入すると, 450 + 5y = 1200, 5 y = 750, y = 150 よって, x = 150, y = 150 この解は問題にあっている A の速さ分速 150m,B の速さ分速 150m A の速さを分速 x m,b の速さを分速 y m とする A,B は湖のまわりを反対の方向にまわる 2 人が同時に出発すれば,A と B は 20 分後に出会う より, (20 分間に A が進んだ道のり )=( 分速 ) ( 分 )= x 20 = 20x (20 分間に B が進んだ道のり )=( 分速 ) ( 分 )= y 20 = 20y 2 人あわせて, 湖 1 周 6000m 進んでいるので, 20 x + 20y = 6000 1 A が B よりも 10 分おくれて出発すれば A は出発してから 15 分後に B と出会う とある ので,A は 15 分,B は 15+10=25 分進む (15 分間に A が進んだ道のり )=( 分速 ) ( 分 )= x 15 = 15x (25 分間に B が進んだ道のり )=( 分速 ) ( 分 )= y 25 = 25y 2 人あわせて, 湖 1 周 6000m 進んでいるので, 15 x + 25y = 6000 2 1,2 を連立方程式として解く 12

[ 問題 ](2 学期中間 ) 家を出発し,7 分歩いて 6 分走ると,1500m 離れた公園に着く また,13 分歩いて 4 分走っても, 同じ公園に着く 歩く速さと走る速さは, それぞれ分速何 m か ただし, 歩く速さ, 走る速さはそれぞれ一定とする 歩く速さを分速 x m, 走る速さを分速 y m とすると, 7x + 6y = 1500 1 13x + 4y = 1500 2 1 2 14 x + 12y = 3000 1 2 3 39 x + 12y = 4500 2 2-1 25 x = 1500, x = 60 x = 60 を1に代入すると, 420 + 6y = 1500, 6 y = 1080, y = 180 よって, x = 60, y = 180 この解は問題にあっている 歩く速さ : 分速 60m, 走る速さ : 分速 150m 歩く速さを分速 x m, 走る速さを分速 y m とする 7 分歩いて 6 分走ると,1500m 離れた公園に着くので, (7 分歩いたときの進んだ道のり )+(6 分走ったときの進んだ道のり )=1500(m) x 7 + y 6 = 1500, 7x + 6y = 1500 1 13 分歩いて 4 分走っても 1500m 離れた公園に着くので, (13 分歩いたときの進んだ道のり )+(4 分走ったときの進んだ道のり )=1500(m) x 13 + 4 y = 1500, 13x + 4y = 1500 2 1,2 を連立方程式として解く 13

数の問題 2 けた (3 けた ) の自然数 [ 問題 ](1 学期期末 ) 2 けたの自然数がある この数の十の位の数字と一の位の数字の和は 10 になる また, 十の位の数学と一の位の数字を入れかえてできる数は, もとの数より 18 大きくなる もとの自然数を連立方程式を用いて求めよ 十の位の数学を x, 一の位の数字を y とすると, x + y = 10 1 10y + x = 10x + y + 18 2 2より, 9 x + 9y = 18, x + y = 2 2 1+2 2 y = 12, y = 6 y = 6 を1に代入すると, x + 6 = 10, x = 4 よって, x = 4, y = 6 この解は問題にあっている もとの自然数 :46 2 けたの自然数の表しかた例 ) 58 : 十の位が 5, 一の位が8 なので, 58 = 50 + 8 = 10 5 + 8 十の位が x, 一の位が y の数 A:A=10 x + y A の十の位と一の位を入れ替えた数 B:B=10 y + x 数の大小の表しかた: 文章を機械的に式に直す 例 ) 56 は 30 より 26 大きい 56 = 30 + 26 A は B より5 大きい A=B+ 5 A は B より5 小さい A=B- 5 数の十の位の数字と一の位の数字の和は 10 になる ので, 14

x + y = 10 1 十の位の数学と一の位の数字を入れかえてできる数は, もとの数より 18 大きくなる よ り, ( 十の位と一の位を入れかえた数 )=( もとの自然数 )+18 ( もとの自然数 )=10 x + y ( 十の位と一の位を入れかえた数 )=10 y + x なので, 10 y + x = 10x + y + 18 2 1,2 を連立方程式として解く [ 問題 ](2 学期期末 ) 2 けたの自然数がある 十の位の数と一の位の数の和は 9 で, 十の位の数と一の位の数を入れかえてできる数は, もとの数よりも 27 大きくなるという もとの自然数を求めよ もとの数の十の位の数を x, 一の位の数を y とすると, x + y = 9 1 10y + x = 10x + y + 27 2 2より, 9 x + 9y = 27, x + y = 3 2 1+2 2 y = 12, y = 6 y = 6 を1に代入すると, x + 6 = 9, x = 3 よって, x = 3, y = 6 この解は問題にあっている もとの自然数 :36 15

もとの数の十の位の数を x, 一の位の数を y とする 十の位の数と一の位の数の和は 9 なので, x + y = 9 1 もとの数は10 x + y, 十の位の数と一の位の数を入れかえてできる数は10 y + x, 入れかえてできる数は, もとの数よりも 27 大きくなるので, ( いれかえてできる数 )=( もとの数 )+27 10 y + x = 10x + y + 27 2 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](2 学期中間 ) 2 けたの正の整数がある この整数は, 各位の数の和の 5 倍よりも 3 小さい また十の位と一の位を入れかえてできる 2 けたの整数は, もとの整数よりも 18 大きくなる もとの整数を求めよ もとの整数の十の位を x, 一の位を y とすると, 10x + y = 5( x + y) 3 1 10y + x = 10x + y + 18 2 1より, 5x 4y = 3 1 2より, 9 x + 9y = 18, x + y = 2, 4 x + 4y = 8 2 1 +2 x = 5 x = 5 を2 に代入すると, 20 + 4y = 8, 4 y = 28, y = 7 よって, x = 5, y = 7 この解は問題にあっている もとの整数 :57 16

もとの整数の十の位を x, 一の位を y とすると, この整数は10x + y と表すことができる この整数は, 各位の数の和の 5 倍よりも 3 小さいので, ( この整数 )=( 各位の数の和 ) 5-3 ( x + ) 5 3 10x + y = y 1 十の位と一の位を入れかえてできる 2 けたの整数は10y + x で, 10y + x がもとの整数よりも 18 大きいので, ( 入れかえてできる 2 けたの整数 )=( もとの整数 )+18 10 y + x = 10x + y + 18 2 1,2を連立方程式として解く [ 問題 ](2 学期中間 ) 3 けたの正の整数がある この整数の十の位の数は 5 で, 各位の数の和は, 百の位の数の 7 倍である また, 百の位の数と-の位の数を入れかえた整数は, もとの整数より 495 大きいという もとの整数を求めよ 百の位の数を x, 一の位の数を y とすると, x + 5 + y = 7x 1 100y + 50 + x = 100x + 50 + y + 495 2 1より, 6 x y = 5 1 2より, x + y = 5 2 1 +2 5 x = 10, x = 2 x = 2 を2 に代入すると, 2 + y = 5, y = 7 よって, x = 2, y = 7 17

この解は問題にあっている もとの整数 :257 十の位の数は 5 である 百の位の数を x, 一の位の数を y とする 各位の数の和は, 百の位の数の 7 倍である ので, x + 5 + y = 7x 1 ( もとの整数 )=100 x + 50 + y ( 百の位の数と-の位の数を入れかえた整数 )=100 y + 50 + x 百の位の数と-の位の数を入れかえた整数は, もとの整数より 495 大きい ので, 100 y + 50 + x = 100x + 50 + y + 495 2 1,2を連立方程式として解く 18

その他の数の問題 [ 問題 ](2 学期期末 ) 大小 2 つの数がある 小さい方の数の 2 倍に大きい方の数を加えると 81 になる また, 大きい方の数の 2 倍から小さい方の数の 3 倍をひくと 1 になる このとき, 大, 小 2 つの数を求めよ 大きい方の数を x, 小さい方の数を y とすると, 2y + x = 81 1 2x 3y = 1 2 1 2 2 x + 4y = 162 1 1-2 7 y = 161, y = 23 y = 23を1に代入すると, 46 + x = 81, x = 35 よって, x = 35, y = 23 この解は問題にあっている 大きい数 35, 小さい数 23 大きい方の数を x, 小さい方の数を y とする 小さい方の数 y の 2 倍に大きい方の数 x を加えると 81 になる ので, 2 y + x = 81 1 大きい方の数 x の 2 倍から小さい方の数 y の 3 倍をひくと 1 になる ので, 2 x 3y = 1 2 1,2 を連立方程式として解く 19

[ 問題 ]( 前期期末 ) 2 つの自然数があり, その和は 40 である また, 大きい方の数を小さい方の数で割ると, 商が 3 で余りが 4 となる 2 つの自然数を求めよ 大きい方の数を x, 小さい方の数を y とすると, x + y = 40 1 x = 3y + 4 2 2を1に代入すると, 3 y + 4 + y = 40, 4 y = 36, y = 9 y = 9 を2に代入すると, x = 31 よって, x = 31, y = 9 この解は問題にあっている 2 つの自然数は 31 と 9 2 つの自然数の和は 40 であるので, x + y = 40 1 商と余りの関係について, 例えば,22 を 5 で割ると,22 5=4 2 で, 商が 4 で余りが 2 になる このとき,22=5 4+2 という関係が成り立つ 大きい方の数 x を小さい方の数 y で割ると, 商が 3 で余りが 4 となるので, x y = 3 4 で, x = 3 y + 4 2 となる 1,2 を連立方程式として解く 20

[ 問題 ](3 学期 ) 兄と弟は貯金をいくらかしている 兄が新たに 5000 円貯金をすると, 兄の貯金が弟の貯金の 3 倍になる 逆に, 弟が新たに 5000 円貯金すると弟の貯金が兄の貯金の 2 倍になる 現在の兄と弟の貯金額をそれぞれ求めよ 現在の兄の貯金額を x 円, 弟の貯金額を y 円とすると, x + 5000 = 3y 1 y + 5000 = 2x 2 1より, x = 3y 5000 1 1 を2に代入すると, y + 5000 = 2( 3y 5000), y + 5000 = 6y 10000, 5 y = 15000, y = 3000 y = 3000 を1 に代入すると, x = 9000 5000, x = 4000 よって, x = 4000, y = 3000 この解は問題にあっている 兄の貯金 4000 円, 弟の貯金 3000 円 現在の兄の貯金額を x 円, 弟の貯金額を y 円とする 兄が新たに 5000 円貯金をすると, 兄の貯金が弟の貯金の 3 倍になるので, x + 5000 = 3y 1 弟が新たに 5000 円貯金すると弟の貯金が兄の貯金の 2 倍になるので, y + 5000 = 2x 2 1,2 を連立方程式として解く 21

[ 問題 ](2 学期期末 ) 兄弟で貯金をしている いま,2 人がともに 500 円貯金すると, 兄の貯金額は弟の 3 倍になる また, 弟だけが 1000 円貯金すると, 弟の貯金額は兄の半分になる 兄と弟の現在の貯金額を求めよ 兄の現在の貯金額を x 円, 弟の現在の貯金額を y 円とすると, x + 500 = 3 y + 1000 = ( y + 500) 1 2 x 1 2 1より, x 3 y = 1000 1 2より, x 2 y = 2000 2 2-1 y = 1000 y =1000 を2 に代入すると, x 2000 = 2000, x = 4000 よって, x = 4000, y = 1000 この解は問題にあっている 兄の現在の貯金高 4000 円, 弟の現在の貯金高 1000 円 2 人がともに 500 円貯金すると, 兄の貯金額は x + 500 ( 円 ) となり, 弟の貯金額 y + 500 ( 円 ) の 3 倍になるので, x + 500 = 3( y + 500) 1が成り立つ 弟だけが 1000 円貯金すると, 弟の貯金額は y + 1000 ( 円 ) となり, 兄の貯金額 x 円の半分にな 1 るので, y + 1000 = x 2が成り立つ 2 1,2 を連立方程式として解く 22

[ 問題 ](2 学期期末 ) 現在,M 君の父親の年齢は,M 君の年齢の 3 倍より 1 歳多い 13 年後には, 父親の年齢は M 君の年齢の 2 倍になる 現在の父親と M 君の年齢は, それぞれ何歳か 現在の父親の年齢を x 歳,M 君の年齢を y 歳とすると, x = 3y + 1 1 x + 13 = 2( y + 13) 2 1を2に代入すると, 3 y + 1+ 13 = 2y + 26, y = 12 y =12 を1に代入すると, x = 36 +1, x = 37 よって, x = 37, y = 12 この解は問題にあっている 現在の父親 37 歳,M 君の年齢 12 歳 現在の父親の年齢を x 歳,M 君の年齢を y 歳とする 現在,M 君の父親の年齢は,M 君の年齢の 3 倍より 1 歳多いので, x = 3 y +1 1 13 年後の父親の年齢 x + 13 ( 歳 ) は,13 年後の M 君の年齢 y + 13 ( 歳 ) の 2 倍になるので, x + 13 = 2( y + 13) 2 1,2を連立方程式として解く 23

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