若者雇用の現状と対策

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若年者雇用実態調査

スライド 1

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

18歳人口の分布図(推計)

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平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

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平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

親と同居の壮年未婚者 2014 年

第2章 基本的諸概念と用語

26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

2 東京都産業労働局雇用就業部調 平成 26 年労働組合基礎調査結果 ( 東京都分 ) 発表 労働組合数 組合員数とも減少 労働組合推定組織率は 23.9% ( 組合 ) 1, 8, 6, 4, 2, ( 万人 ) 組合員数

ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

農業法人等における雇用に関する調査結果

毎月勤労統計調査 地方調査結果速報 平成30年11月分

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図表 29 非正規労働者の転職状況 前職が非正規労働者であった者のうち 現在約 4 分の 1 が正規の雇用者となっている 非正規労働者の転職希望理由としては 収入が少ない 一時的についた仕事だから が多くなっている 前職が非正規で過去 5 年以内に転職した者の現職の雇用形態別割合 (07 年 現職役

若者の暮らしにおける変化働き方の変化第2 章第 1 節 第 2 章 若者の暮らしにおける変化 第 1 節 働き方の変化 若者の雇用環境については 我が国の経済の低迷を受け 前述のとおり若者の失業率が上昇するな ど厳しい状況が続いている 本節では 若者の雇用環境の変化について詳細に分析するため 高学歴

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

厚生労働省発表

①-1公表資料(本文 P1~9)

Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

30付属統計表(全体)

第三章:保育士の就業・就職行動と意識

08飯山(__26.2月).xls

全国就業実態パネル調査2016〔データ集〕

②H2904 県内の雇用情勢(完成1)

C 労働 (1) 総数 ( 単位人 ) 年齢 (5 歳階級 ) 総 総数主に仕事 C-1 労働力状態 (8 区分 ), 年齢 家事のほか仕事 通勤のかたわら仕事 休業者 98,762 59,160 56,303 45,585 8,703 1, ~19 歳 6,689 1,108 9

29付属統計表(全体)

28付属統計表(全体)

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

~~~ 目 次 ~~~ 1 労働力状態 1 2 就業者数 2 3 産業別就業者数 4 4 教育 5 5 夫婦の労働力状態 6 6 外国人の就業者数 7 統計表 ( 表 1~9) 8 数値の見方 総数には分類不詳を含む このため 各項目の合計と一致しない場合がある 割合は 特に注記のない限り分母から不

若年者の就業状況 キャリア 職業能力開発の現状 - 平成 19 年版 就業構造基本調査 特別集計より - 独立行政法人労働政策研究 研修機構 The Japan Institute for Labour Policy and Training

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参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 278, , ,036

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結  果  の  概  要

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果のポイント,概要,統計表等


目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

<8EF78C60907D816989BC816A2E786C7378>

中途採用実態調査(2018年上半期実績、2019年度見通し)

労働市場データ 2018 年 号 今月の概況 就業構造 雇用構造 2018 年 4~6 月期平均 就業者数 6,676 万人 非正規の職員 従業員 2,095 万人 求人 求職および求人倍率の推移 2018 年 8 月 季節調整値 有効求人倍率 1.63 倍 前月から横ばい パートの有効求人倍率 1

関東地方の者が約半数を占める (45.3%) 続いて近畿地方 (17.4%) 中部地方 (15.0%) となっている 図表 2-5 地域構成 北海道 東北関東中部近畿中国四国九州 沖縄総数 (%) 100.0% 8.9% 45.3%

Ⅰ 調査目的 総合研究所では 新規開業企業の実態を把握するために 1991 年から毎年 新規開業実態調査 を実施し 開業時の年齢や開業費用など時系列で比較可能なデータを蓄積すると同時に 様々なテーマで分析を行ってきた 今年度は 高齢化が進展するなか開業の担い手として注目を集めているシニア起業家 (

ワークス採用見通し調査

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事業所規模 5 人以上 (1 表 ) 月間現金給与額 産 業 ( 単位 : 円 %) 現金給与総額 きまって支給する給与 所定内給与 特別に支払われた給与 対前月増減差 対前年同月増減差 全国 ( 調査産業計 確報値 ) 262, , ,075

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H29初任給概況

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1 はじめに

経済のプリズム 第108号

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新潟労働局

Ⅰ 調査目的 中小企業で外国人労働者を雇用する例が広くみられるようになっている 背景には生産年齢人口の減少だけではなく 海外展開や訪日観光客の受け入れといった中小企業経営の国際化もある 人手不足への対応として導入が進んだ外国人労働者であるが しだいに企業の成長や事業展開に欠かせなくなってきていると考

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

参考資料1 高等教育の将来構想に関する参考資料2/3

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

( 情報化がもたらす仕事の変化 ) 情報化が急速に進展した 21 世紀初頭において 企業における情報関連投資の目的をみると 業務のスピード向上や全体的な情報共有化のためが多く 次いでコスト削減となっている ( 付 2 (1) 2 表 ) 企業の情報関連投資は 人員削減などのコスト抑制を目的としたもの

1 非正規雇用者用 働き方 に関するアンケート あなた自身についてお答えください F1. 性別 ( ひとつだけ ) 1. 男性 2. 女性 F2. 生年月日 ( 西暦 )19 年月 ( 生まれ ) F3. 最終学歴 ( ひとつだけ ) 在学中の場合は在学中の学校を 中途退学の場合はその前の学歴を選ん

平成 31 年 3 月 25 日公表 資料第 号 広島県 Hiroshima Pref. 広島県の賃金, 労働時間及び雇用の動き ( 基幹統計毎月勤労統計調査地方調査結果 ) 平成 31 年 1 月分 ( 速報 ) 調査対象事業所の入替について平成 30 年 1 月分から第一種

参考文献 経済産業省 (2010) 産業構造ビジョン 2010~ 我々はこれから何で稼ぎ 何で雇用するか~ 男女共同参画会議 少子化と男女共同参画に関する専門調査会 (2005) 少子化と男女共同参画に関する社会環境の国際比較報告書 日本経済研究センター中期予測班 (2015) 第 41 回中期経済

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

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毎月勤労統計調査地方調査の説明 1 調査の目的この調査は 統計法に基づく基幹統計で 常用労働者の給与 出勤日数 労働時間数及び雇用について 東京都における毎月の変動を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象本調査の産業分類は 平成 2 年 10 月改定の日本標準産業分類に基づき 鉱業, 採

と思えばよい ) と短時間労働者 2) の区別に加えて, 職場での呼称別の設問を追加した いわゆる 正社員 ( 正式には事業所において正社員 正職員とする者 ) と 正社員 正職員以外 ( 正式には常用労働者のうち 正社員 正職員 以外の者 ) である 興味深いのは, それだけでなく雇用期間の定めの

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労働市場データ 2018 年 9 月号 今月の概況 就業構造 雇用構造 2018 年 4~6 月期平均 就業者数 6,676 万人 非正規の職員 従業員 2,095 万人 求人 求職および求人倍率の推移 2018 年 7 月 季節調整値 有効求人倍率 1.63 倍 前月から0.01ポイント上昇 パー

都道府県別有効求人倍率 ( 季節調整値 ) 令和元年 5 月 広島 東京 岡山 福井 岐阜 愛知 富山 石川 香川 大阪 鳥取 群馬 三重 長野 新潟 島根 宮城 愛媛 京都 茨城 山口 熊本 福岡 大分 静岡 徳島 山形 福島 宮崎 秋田 奈良 栃木 和歌山 兵庫 岩手 山梨 千葉 鹿児島 埼玉

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平成22年7月30日

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は

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データ集 採用マーケットの動向 学生の動向 企業の採用動向 大学の就職支援 付録 ( 添付資料 ) -45-

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結果概要 Ⅰ 人手不足への対応について 1. 人員の過不足状況について 社 % 不足している 1, 過不足はない 1, 過剰である 合計 2, 全体では 半数以上の企業が 不足している と回答 n =2,

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平成 25 年 7 月 12 日 平成 24 年就業構造基本調査結果 要約 就業構造基本調査とは 就業構造基本調査は, 就業 不就業の実態を種々の観点から捉え, 我が国の就業構造を全国だけでなく, 地域別にも詳細に明らかにし, 国や都道府県における雇用政策, 経済政策などの各種行政施策立案の基礎資料

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労働市場データ 月号 今月の概況 就業構造 雇用構造 ~3 月期平均 就業者数 6,354 万人 非正規の職員 従業員 2,007 万人 求人 求職および求人倍率の推移 月 季節調整値 有効求人倍率 1.36 倍 前月から 0.02ポイント上昇 パートの有効求

ワークス採用見通し調査(新卒:2020年卒)

2015 年 6 月 19 日 ジェトロバンコク事務所 タイ日系企業進出動向調査 2014 年 調査結果について ~ 日系企業 4,567 社の活動を確認 ~ 1. 調査目的 タイへの日系企業の進出状況については 2008 年当時の状況について ( 独 ) 中小企業基盤 整備機構が タイ日系企業進出

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若年者雇用を取り巻く現状 資料 1

若年労働力人口の推移 若年労働力人口 (15~34 歳 ) は 213 年で 1,757 万人 28 年には 2, 万人を下回るとともに 総労働力人口に占める割合も 3% を下回り 減少が続く 労働力人口 ( 万人 ) 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 6,642 6,651 6,664 6,684 6,674 6,65 6,632 6,591 6,555 6,577 総労働力人口 32.6% 32.1% 31.6% 3.4% 29.7% 29.% 28.2% 27.6% 27.1% 26.7% 若年労働力人口 (15~34 歳 ) 2,165 2,137 2,13 2,35 1,982 1,927 1,871 1,816 1,775 1,757 24 25 26 27 28 29 21 <211> 212 213 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% 総労働力人口に占める若年労働力人口の割合 ( % ) ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 基本集計 ) ( 注 1) 労働力人口は年平均 ( 注 2)211 年のデータは 東日本大震災の影響により調査実施が一部地域において一時困難となったため 補完的に推計した値である 1

年齢別労働力人口の推計 労働力需給推計によると 労働力人口のピークとなる年齢層は 212 年の 3 代後半 ~4 代前半 22 年の 4 代後半 23 年の 5 代後半へと高齢化 15~34 歳の労働力人口は減少が続き 23 年にはピーク時 (1968 年 ) の 61%(1439 万人 ( 労働参加が現状のケース )) になる見込み ( 万人 ) 1 9 22 年 経済再生シナリオ 労働参加進展ケース 23 年 経済再生シナリオ 労働参加進展ケース 8 7 ゼロ成長シナリオ 労働参加現状ケース ゼロ成長シナリオ 労働参加現状ケース 6 5 4 3 <212 年 ( 実績値 )> 2 1 15~19 歳 2~24 歳 25~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~49 歳 5~54 歳 55~59 歳 6~64 歳 65~69 歳 7~74 歳 75~79 歳 8~84 歳 85 歳以上 参考 15~34 歳の労働力人口 ( 単位 : 万人 ) 年 199 2 212 22 23 実績 2,59 2,269 1,775 - - 推計 ( ゼロ成長シナリオ 労働参加現状ケース ) - - - 1,568 1,439 推計 ( 経済再生シナリオ 労働参加進展ケース ) - - - 1,632 1,57 ( 資料出所 ) 実績値は総務省 労働力調査 22 年及び 23 年は ( 独 ) 労働政策研究 研修機構推計 ( 注 1) 推計は ( 独 ) 労働政策研究 研修機構が 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) 等を用いて行ったもの ( 注 2) 経済再生シナリオ 労働参加進展ケース : 日本再興戦略 を踏まえた高成長が実現し かつ労働市場への参加が進むケース ( 注 3) ゼロ成長シナリオ 労働参加現状ケース : 復興需要を見込んで 215 年まで経済再生シナリオの半分程度の成長率を想定するが 216 年以降 経済成長率 物価変化率がゼロ かつ労働市場への参加が進まないケース (212 年性 年齢階級別の労働力率固定ケース ) 2

就業率の推移 ( 年齢別 ) 〇 15~34 歳 ( 男女計 ) の就業率は微増 〇男女別に就業率を見ると 女性の 25~34 歳で大きく増加しているのに対し 男性の 15~34 歳では減少している 15~24 歳 ( 男 ) 15~24 歳 ( 女 ) 25~34 歳 ( 男 ) 25~34 歳 ( 女 ) 15~34 歳 ( 男女計 ) 1. 95. 94.5 94. 94.2 94. 92.8 91.9 91.8 91.1 9.1 89.9 9. 9. 9.5 91. 9.6 89. 88.9 89.3 89.4 89.3 9. 8. 7. 6. 5. 4. 7.7 63.6 64. 65.1 65.7 66.3 67.3 68. 68.3 69.1 6.8 61.2 62. 59.1 59.4 59.6 6.4 61. 6.7 6.3 6.6 58.5 59.1 59. 59.3 59.8 6.7 6.3 6.3 6.7 61.4 62. 62.2 62.1 61.1 6.9 6.9 6.9 61.7 56.4 56.8 57.2 45.3 45.4 45. 45.7 46.1 44.8 44.2 44.6 44.4 44.5 44.5 44.3 43. 43. 42.4 41. 4.7 4.6 41.7 42.1 41.6 41.8 41.1 4.5 4.2 4.6 39. 42.9 42.5 41.6 4.9 4. 39.4 4. 4.6 41.4 41. 38.7 38. 38. 37.9 38.8 3. 平成 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 注 ) 就業率とは 15 歳以上の人口に占める 就業者 ( 従業者と休業者を合わせたもの ) の割合のこと 従業者 調査週間中に賃金 給料 諸手当 内職収入などの収入を伴う仕事を 1 時間以上した者 休業者 仕事を持ちながら 調査週間中に少しも仕事をしなかった者のうち 1. 雇用者で 給料 賃金の支払を受けている者又は受けることになっている者 2. 自営業主で 自分の経営する事業を持ったままで その仕事を休み始めてから 3 日にならない者 3

非正規雇用労働者の割合の推移 ( 年齢別 ) 〇非正規雇用労働者の割合は 若年層では 15~24 歳層は横ばいだが キャリア形成期の 25~34 歳層では増加傾向 〇高年層の 55~64 歳層でも増加傾向が強い 55. 15~24 歳 ( 在学中除く ) 25~34 歳 35~44 歳 45~54 歳 55~64 歳 5. <46.4> 46.2 47.8 45. 4. 37.5 38.3 39.8 4.8 4.8 4.9 43. 42.8 44.2 35. 3. 25. 2. 29.7 27.8 24.7 2.5 34.2 33.3 33.1 32.1 32. <32.3> 31.2 31.2 3. 3.4 3. 3.3 3.6 27.4 27.9 3.5 3.6 3.7 <3.9> 31.4 26.4 26.6 27.2 27. 27.4 <28.> 27.6 28.8 29. 25.4 25.2 25.8 25.6 25.7 25.9 <26.4> 26.5 24.3 23.3 21.5 32.3 32.2 29. 27.4 15. 平成 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 注 ) 非正規雇用労働者とは 正規の職員 従業員 以外の者 ( パ - ト アルバイト 労働者派遣事業所の派遣社員 契約社員 嘱託 その他 ) をまとめて表章している 非正規雇用労働者の割合とは 役員を除く雇用者 に占める非正規雇用労働者の割合のこと ( 在学中を除く ) 4

非正規雇用労働者の動向などについて 動向 非正規雇用は 95 年から 5 年までの間に増加し 以降現在まで緩やかに増加 ( 役員を除く雇用者全体の 36.7%) なお 直近 (14 年 7 月現在 ) では 1,939 万人 (37.%) また 正社員として働ける機会がなく非正規で働いている者 ( 不本意非正規 ) の割合は 非正規雇用労働者全体の 18.4% となっている ( 万人 ) 6, 5, 16.4% 4, 655 3, 2, 1, 3,343 2.9% 1,1 1,634 1,96 3,779 3,375 3,294 85 年 9 年 95 年 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年 1 年 11 年 12 年 13 年 ( 資料出所 )2 年までは総務省 労働力調査 ( 特別調査 ) (2 月調査 ) 25 年以降は総務省 労働力調査 ( 詳細集計 ) ( 年平均 ) 長期時系列データ 不本意非正規の状況( 平成 26 年 4~6 月期平均 ) 年齢別 雇用形態別 人数 ( 万人 ) 正規 非正規の推移 32.6% 非正規 正規 割合 全体 327 18.4 15~24 歳 29 14.3 25~34 歳 75 26.9 35~44 歳 71 19.2 45~54 歳 64 18.5 55~64 歳 66 17.4 65 歳以上 21 1.3 36.7% 人数 ( 万人 ) 非正規の内訳 パート 48.7% アルバイト 2.6% 6.1% 契約 嘱託 2.4% その他 4.3 % ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 詳細集計 ) ( 平成 26 年 4~6 月期平均 ) ( 注 ) 割合は 非正規雇用労働者のうち 現職の雇用形態についた主な理由に関する質問に対して 回答した者の数を分母として算出している 派遣 割合 全体 327 18.4 パート 13 11.6 アルバイト 68 18.6 派遣社員 4 38.8 契約社員 9 35. 嘱託 17 17. その他 8 12.1 課題 非正規雇用には 雇用が不安定 賃金が低い 能力開発機会が乏しい等の課題 計画的な OJT 正社員 正職員 一般労働者と短時間労働者の平均賃金 ( 平成 25 年 時給ベース ) 一般労働者 正社員 正職員以外 正社員 正職員 短時間労働者 正社員 正職員以外 1,919 円 (.1%) 1,213 円 (1.3%) 1,371 円 (2.4%) 1,18 円 (.3%) ( 資料出所 ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 平成 25 年 ) ( 注 ) 一般労働者の平均賃金は 所定内給与額を所定内実労働時間数で除した値 () 内は 平成 24 年からの増減率 OFF-JT 教育訓練の実施状況 28.6 34.1 59.4 69.9 2 4 6 8 ( 資料出所 ) 厚生労働省 能力開発基本調査 ( 平成 25 年 ) 正社員 正社員以外 5

企業における若年労働者の育成状況 若年労働者の育成の実施率は 新規学卒採用の正社員に比べ 中途採用の正社員や正社員以外の者で低い傾向 若年労働者の育成方針は 新規学卒採用の正社員では 長期的な教育訓練等 によるとする事業所が半数近くにのぼるが 正社員以外の者では 短期的な研修等 が最も多くなっている 若年労働者の育成の実施状況 ( 事業所数割合 ) 7 6 5 4 3 2 1 27.5 21.4 12.7 6.4 58.6 55.9 22.3 17.4 9.7 OFF-JT OJT ジョブロー テーション 33.1 3.4 18.8 自己啓発支援 2.7 4 5.6 その他 15.2 11.3 24.1 育成を行っていない 17.7 11.7 7.2 不明 若年正社員 ( 新規学卒で採用 ) 若年正社員 ( 中途採用 ) 正社員以外の若年労働者 若年労働者の育成方針 ( 事業所数割合 ) % 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 長期的な教育訓練等で人材を育成 若年正社員 ( 新規学卒で採用 ) 46.4 17. 8.4 2.7 25.5 短期的な研修等で人材を育成 若年正社員 ( 中途採用 ) 33.2 26.6 16.3 4.2 19.7 特別な研修は行わず 社員自身に任せるその他 正社員以外の若年労働者 18.6 34.5 22.1 8.2 16.6 不明 ( 資料出所 ) 厚生労働省 平成 21 年若年者雇用実態調査 ( 事業所調査 ) ( 平成 22 年 9 月 ) ( 注 ) 若年労働者 とは 15~34 歳の労働者をいう 6

非正規の職員 従業員として初職に就いた者 の割合 非正規の職員 従業員として初職に就いた者の割合は 平成 19 年 1 月 ~ 平成 24 年 9 月 (39.8%) が 昭和 62 年 1 月 ~ 平成 4 年 9 月 (13.4%) と比較し 約 26 ポイント増加するなど 年々増加している 45 4 35 3 28.3 33.1 39.8 25 2 15 13.4 18.8 1 5 昭和 62 年 1 月 ~ 平成 4 年 9 月 平成 4 年 1 月 ~ 9 年 9 月 平成 9 年 1 月 ~ 14 年 9 月 平成 14 年 1 月 ~ 19 年 9 月 平成 19 年 1 月 ~ 平成 24 年 9 月 初職就業時期 ( 資料出所 ) 総務省 就業構造基本調査 ( 平成 24 年 ) ( 注 ) 初職就業時に 雇用者 ( 役員を除く ) だった者に占める非正規の職員 従業員 の割合初職とは 最初に就いた仕事のことである ただし 通学の傍らにしたアルバイトなどは ここでいう最初に就いた仕事には含まれない 7

62 63 64 65 66 67 68 69 7 71 72 73 74 75 76 77 78 79 8 81 82 83 84 85 86 87 88 89 9 91 92 93 94 95 96 97 98 99 2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 新規学校等卒業者の求人倍率等の推移 〇新規学校等卒業者の求人倍率をみると バブル景気の頃には 3 倍前後あったものが その後低下し 2 年代前半の景気の回復に伴う上昇と 28 年秋のリーマンショックの影響による低下を経て 214 年 3 月の高卒者に対する求人倍率は 1.57 倍 215 年 3 月の大学卒業予定者に対する求人倍率は 1.61 倍となっている ( 人 ) 3,, 2,5, 2,, 1,5, 1,, 5, 高校新規学卒者の職業紹介状況の推移 求人数就職者数求人倍率 ( 倍 8 ) 7 6 5 4 3 1.57 2 1 ( 資料出所 ) 厚生労働省職業安定局 新規学卒者の職業紹介状況 ( 注 ) 新規学卒者の職業紹介状況 については 各年 6 月末までにハローワーク及び学校で取り扱った求職者数に対する求人数の割合である ( 人 ) 1,4, 1,2, 1,, 8, 6, 4, 2, 2.34 2.48 2.68 2.77 2.86 2.41 大卒者の求人総数 民間企業就職希望者数 求人倍率の推移 ( 男女計 ) 求人総数民間企業就職希望者数求人倍率 2.14 2.14 1.91 1.55 1.45 1.68 1.89 1.33 1.2 1.3 1.35 1.37 1.6 1.8 1.25.99 1.9 1.61 1.62 1.28 1.23 1.27 1.28 3 2.5 2 1.5 1.5 ( 資料出所 )( 株 ) リクルートワークス研究所 ワークス大卒求人倍率調査 8

大学数及び大学 ( 学部 ) 卒業者数の推移 大学数は 平成 26 年度 (781 校 ) は平成 6 年度 (552 校 ) と比較すると 41.5% 増加している 大学 ( 学部 ) 卒業者数も 平成 26 年度 (565,571 人 ) は平成 6 年度 (461,898 人 ) と比較すると 22.4% 増加している ( 校数 ) 85 大学数 大学 ( 学部 ) 卒業者数 ( 人 ) 6, 8 75 大学 ( 学部 ) 卒業者数 ( 右軸 ) 524,512 512,814 529,66 532,436 538,683 545,512 547,711 544,894 548,897 551,16 558,184 559,9 756 744 555,69 765 559,539 773 778 541,428 78 552,358 565,571 558,692 558,853 783 782 781 55, 7 493,277 72 79 726 5, 686 65 461,898 649 669 6 55 5 4,13 57 428,79 514 437,878 523 445,774 534 552 565 576 586 64 622 大学数 ( 左軸 ) 45, 4, 45 平成 2 3 4 5 6 7 8 9 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 26 ( 年 ) 35, ( 資料出所 ) 文部科学省 学校基本調査 9

従業員規模別大卒求人倍率の推移 中小企業については 大企業と比較して求人倍率が高い 平成 27 年 の大卒求人倍率 従業員 1, 人以上の企業 :.73 倍 1, 人未満の企業 :2.57 倍 3 人未満の企業 :4.52 倍 9 8 7 ( 倍 ) 8.43 求人倍率 (3 人未満 ) 6 5 4 3 2 1 求人倍率 (1 人以上 ) 求人倍率 ( 全体 ) 2.1 1.8 2.73 1.45 3.11 1.68 1.88 1.25 求人倍率 (1 人未満 ) 1.55 1.78.99 1.9 2.36 2.3 2.55 2.53 1.33 1.3 1.35 1.37.54.57.32.36.49.48.53.52.5.56.68.75.77.77.55.57.65.73.7.73 平成 8 9 1 11 12 13 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 26 27 2.77 1.6 3.42 1.89 4.22 4.26 2.14 2.14 3.63 1.62 4.41 2.16 3.35 3.27 3.26 1.86 1.79 1.91 1.28 1.23 1.27 1.28 4.52 2.57 1.61 ( 資料出所 ) リクルートワークス研究所 第 31 回ワークス大卒求人倍率調査 ( 平成 27(215 年 ) 卒 ) 調査期間 : 平成 26 年 2 月 12 日 ~3 月 6 日 ( 各年 3 月 ) 1

業種別大卒求人倍率の推移 平成 27 年 の業種別大卒求人倍率は 建設業が 5.61 倍 流通業が 5.49 倍と高い倍率となっている一方で 金融業の求人倍率は.22 倍となっており 業種によって大きな差が見られる ( 倍 ) 8. 7. 建設業 製造業他 建設業 製造業 流通業 金融業 サービス 情報業 6.38 7.31 7.15 6. 5. 4. 3.48 4.49 4.39 4.69 4.49 5.29 4.66 4.14 5.4 4.95 4.17 3.94 5.32 3.73 4.77 4.76 5.61 5.49 3. 2. 1.35 1.69 1.62 1.59 1.63 1.93 2.33 2.64 2.64 1.66 1.35 1.27 1.37 1.31 1.59 1...37.44.45.44.45.5.61.72.75.67.48.47.42.41.54.44.49.4.35.35.35.37.39.35.21.2.19.19.18.22 平成 13 年 平成 14 年 平成 15 年 平成 16 年 平成 17 年 平成 18 年 平成 19 年 平成 2 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 ( 資料出所 ) リクルートワークス研究所 第 31 回ワークス大卒求人倍率調査 ( 平成 27(215 年 ) 卒 ) 調査期間 : 平成 26 年 2 月 12 日 ~3 月 6 日 ( 各年 3 月 ) ( 注 ) 業種区分の流通業 サービス 情報業の各内訳は以下の通り 流通業 : 商社 百貨店 スーパー 専門店サービス 情報業 : 通信 放送業 情報サービス 調査業 不動産 鉄道 道路旅客運送業 道路貨物運送業 倉庫業 旅行業 海運 航空 その他の運輸業 電力 ガス 水道 エネルギー 飲食店 旅館 ホテル レジャー 医療 福祉 教育 学習支援 広告代理業 その他のサービス業等 11

フリーター数の推移 〇フリーター数は 217 万人 ( 平成 15 年 ) をピークに 5 年連続で減少した後 平成 21 年以降 18 万人前後で推移 〇労働力人口に占めるフリーターの割合は 15~24 歳層は平成 2 年を底として緩やかに増加し 25~34 歳層は引き続き増加傾向 25 2 15 1 5 ( 万人 ) 28 17. フリーターの人数 ( 左軸 ) 217 214 17.9 18. 21 16.6 91 98 99 97 9.4 9.9 9.9 9.5 労働力人口に占めるフリーターの割合 ( 右軸 ) (15~24 歳 ) 187 15.4 92 181 14.7 92 88 92 98 98 13 12 117 119 115 14 95 89 83 85 84 86 77 8 171 14.1 5.9 6.4 6.5 6.5 6.2 6.5 6.3 15.3 8.9 8.9 8.6 9.3 労働力人口に占めるフリーターの割合 ( 右軸 ) ( 年齢計 ) 6.7 7.4 労働力人口に占めるフリーターの割合 ( 右軸 ) (25~34 歳 ) 177 182 184 18 182 15.3 15. 15.4 9.7 1.2 1.4 8.2 8.3 25 2 15 1 5 平成 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 25~34 歳 ( フリーター数 ) 15~24 歳 ( フリーター数 ) ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 詳細集計 ) ( 注 )1) フリーターの定義は 15~34 歳で 男性は卒業者 女性は卒業者で未婚の者のうち 以下の者の合計 1 雇用者のうち パート アルバイト の者 2 完全失業者のうち探している仕事の形態が パート アルバイト の者 3 非労働力人口で 家事も通学もしていない その他 のうち 就業内定しておらず 希望する仕事の形態が パート アルバイト の者 2) 割合は 当該年齢階級の労働力人口に占めるフリーターの割合 3) 平成 23 年の数値は 東日本大震災の影響のため 関係統計等を用いた補完推計値である なお 年齢階級別の労働力人口が算出できていないため割合を算出できない 12

ニート ( 若年無業者 ) の推移 〇ニート数は平成 25 年に 6 万人となっており 人数は横ばいで推移 〇人口に占めるニートの割合は 15~24 歳層は横ばいだが 25~34 歳層は増加傾向 ( 万人 ) 1 9 ニート等の人数 ( 棒グラフ 左軸 ) 人口に占めるニート等の割合 ( 折れ線グラフ 右軸 ) 3. 2.8 8 7 6 5 4 3 64 1.9 64 64 64 62 62 1.9 2. 1.8 1.9 1.9 35 36 37 2.1 1.8 2. 2.1 1.9 1.8 64 63 2.3 2.3 2. 2. 6 2.2 39 36 37 38 37 35 36 2. 6 2.5 2. 2.5 2.5 63 6 2.1 2. 37 36 2.6 2.4 2.2 2. 1.8 1.6 2 1.4 1 29 28 27 25 26 25 26 26 25 24 26 24 1.2 平成 14 15 16 17 18 19 2 21 22 23 24 25 1. ( 資料出所 ) 総務省 労働力調査 ( 基本集計 ) ( 注 1) ニート ( 若年無業者 ) の定義は 15~34 歳の非労働力人口で 家事も通学もしていない者 ( 注 2) 平成 23 年の数値は 東日本大震災の影響のため 岩手県 宮城県及び福島県を除いた数値である ( 注 3) 割合は 当該年齢階級の人口に占めるニート等の割合 15~24 歳 25~34 歳 15~24 歳 25~34 歳 13

学校中退後の就業状況 高校 大学等を中途退学した直後の就業状況については アルバイト パートが 6 割前後となっており 正社員比率が著しく低い状況となっている 離学時の就業状況 ( 学歴別 ) 55.6 61.7 ( 資料出所 )( 独 ) 労働政策研究 研修機構 大都市の若者の就業行動と意識の展開 - 第 3 回若者のワークスタイル調査 から - (212 年 ) ( 注 ) 東京都の 2~29 歳を対象とし 正規課程の学生 専業主婦を除く 大学の中途退学者数の推計 平成 18 年 4 月大学入学者における中途退学者については 文部科学省 学校基本調査 から約 9 万人と推計される 平成 18 年 4 月大学入学者 63,54 人のうち 平成 22 年 ~25 年の各 業者の累計は 512,819 人となっており その差を中途退学者と仮定すると 9,235 人となる もっとも 平成 26 年度以降に卒業する者や他大学へ編入等する者も一定程度存在すると考えられることに留意する必要がある 上記調査結果の比率で就業したと仮定すると 約 6.4 万人の大学中退者が中退直後にアルバイト パート又は契約 派遣等の非正規として雇用されていると推計される 14

フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合 (2~29 歳 ) 〇フリーター期間が半年以内の場合 男性では約 7 割 女性では約 6 割が正社員になっているが フリーター期間が 3 年を越える場合 正社員になれた男性は約 6 割 女性では約 4 割となっている 〇フリーター期間が長くなるほど 正社員への転換が難しくなる傾向 8. 7. 72.5 6. 5. 4. 64. 56.5 61.7 58.3 55.1 6. 52.2 42.9 62.1 58.9 54.1 57. 48.9 38.3 計 男性 女性 3. 2. 6 ヶ月以内 7 ヶ月から 1 年 1 年から 2 年 2 年から 3 年 3 年超 ( 資料出所 )( 独 ) 労働政策研究 研修機構 大都市の若者の就業行動と意識の展開 - 第 3 回若者のワークスタイル調査 から - (212 年 ) ( 注 ) 東京都の 2~29 歳を対象とし 正規課程の学生 専業主婦を除く 正社員になれた者の割合とは 正社員になろうとした者に占める割合のこと 15

新規学校卒業者の離職状況 ( 平成 22 年 業者 ) 平成 22 年 3 月新規学卒者の離職率は 卒業後 3 年間で大学卒で約 3 割 高校卒で約 4 割となっている 事業所規模が小さいほど離職率が高く 産業別では宿泊業 飲食サービス業等で高い傾向が見られた 7 6 5 4 3 2 1 平成 22 年 3 月新規学校卒業者の離職率 62.1 7.6 13.1 41.3 39.2 39.9 8.4 1.4 11.3 11.5 3 年目 2 年目 1 年目 31. 8.5 1. 19.5 18. 12.5 中学卒高校卒短大卒大学卒 平成 22 年 3 月新規学校卒業者の事業所規模別卒業 3 年後の離職率 7. 6. 5. 4. 3. 2. 1.. 39.2 31. 66.6 61.1 57.3 5.3 47.4 38.3 36.3 31. 高卒 28.1 28.2 大卒 19.3 21.7 平成 22 年 3 月新規学校卒業者の産業別卒業 3 年後の離職率 7. 6. 5. 4. 3. 2. 1.. 39.2 31. 高卒大卒高卒平均 :39.2% 大卒平均 :31.% 27.6 13.6 46.8 27.6 27.1 17.6 6.5 8.8 調鉱建製電査業設造気産 業業 業採ガ計取石道ス ( 業業業 熱平 供均砂給 ) 利 採水 ( 資料出所 ) 厚生労働省職業安定局集計 39.7 情報通信業 31.9 22.6 23.1 運輸業 郵便業 41.2 卸売業 27.9 5. 37.7 小売業 2.919.6 金融 保険業 47.1 39.6 不動産業 物品賃貸業 4.2 32.5 学術サ研ー究ビ ス専業門 技術 66.6 51. 宿泊業 業飲食サービス 62.1 6.1 生活関娯連楽サ業ービス業 45.4 48.9 教育 学習支援業 45.3 37.7 医療 福祉 21.5 18.5 複合サービス事業 42.9 36.5 サーさビれスな業い ( も他のに ) 分類 16

若者の離職理由及び情報入手状況と転職希望との関係 初めて勤務した会社をやめた主な理由として 仕事が自分に合わない 労働時間 休日 休暇の条件がよくなかった 賃金の条件がよくなかった 人間関係がよくなかった などが挙げられている 〇現在の会社に就職する際の情報を ほとんど入手できなかった 場合 転職希望が高まる傾向にある 初めて勤務した会社をやめた主な理由 ( 複数回答 3 つまで ) 仕事が自分に合わない 24.5 現在の会社に就職する際の情報入手状況別 転職したいと思うことが しばしばある と回答した者の割合 労働時間 休日 休暇の条件がよくなかった 賃金の条件がよくなかった 2.9 23.8 6 53.6 人間関係がよくなかった 2.1 5 その他 18.9 会社に将来性がないノルマや責任が重すぎた 12.7 14.2 4 34.5 結婚 子育てのため 1.3 3 自分の技能 能力が活かせられなかった健康上の理由不安定な雇用状態がいやだった不明 5.7 7. 8.7 1.2 2 1 12.7 2. 倒産 整理解雇又は希望退職に応じたため 4.7 1つの会社に長く勤務する気がなかったため 4.1 雇用期間の満了 雇止め 3.6 責任のある仕事を任されたかった 2.4 家業をつぐ又は手伝うため 2.1 独立して事業を始めるため.9 介護 看護のため.9. 5. 1. 15. 2. 25. ( 注 ) 前職の雇用形態については 正社員以外も含む ( 資料出所 ) 厚生労働省 平成 21 年若年者雇用実態調査 十分に入手できた ある程度入手できた あまり入手できなかった ほとんど入手できなかった ( 資料出所 )( 独 ) 労働政策研究 研修機構 若年者の離職理由と職場定着に関する調査 (27 年 ) 17