表紙

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資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要

利用上の注意 1 本文及び図表中の数値は 表章単位未満で四捨五入しており 表章単位未満を含んだ数値から算出している このため 総計と内訳の計とは必ずしも一致しない場合がある 2 割合は 特に注記のない限り 分母から不詳を除いて算出している 3 - は該当数値がないもの はマイナスを意味する 目次 石

Microsoft Word - 概要.doc

02世帯

長野県の少子化の現状と課題


平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成29年版高齢社会白書(全体版)

Microsoft Word 結果の概要(1世帯)

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

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本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は平成 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 平成 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分で

次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%

1 人口動態の概況 ( 平成 24 年 1 月 ~12 月 ) (1) 出生数 < 減少 > 出生数は56,943 人で前年に比べ1,116 人減少し 出生率は人口千人に対し8.0で 前年と比べ0.2ポイント低下した (2) 死亡数 < 増加 > 死亡数は59,137 人で前年に比べ1,467 人増

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

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調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

<4D F736F F D DC58F49817A88B089AE8E738C928D4E8C7689E68F918CB488C42E646F63>

はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

日本の世帯数の将来推計 ( 全国推計 ) 2018( 平成 30) 年推計 2015( 平成 27) 年 ~2040( 平成 52) 年 国立社会保障 人口問題研究所 03(3595)2984( 内線 )

21年度第1回協議会資料5

以上転入 人口のあゆみ 人口の推移と年齢別転入 転出数 平成 9 年 月に市の人口は 万人を突破しました 市は大正 年に人口約 万人でスタートし 昭和 年には 万人 昭和 年には 0 万人になりました 終戦直後の昭和 0 年 月には 0 万人まで減少しましたが その後 高度経済成長期 ( 昭和 0

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

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目 次 Ⅰ 区の人口 1 Ⅱ 年齢別人口 5 Ⅲ 配偶関係別人口 6 Ⅳ 外国人人口 9 Ⅴ 町丁目別人口 11 Ⅵ 世帯の状況 15 Ⅶ 住居の状況 25 参考平成 27 年国勢調査の概要 28 利用上の注意 1. 本文及び図表の数値は 表章単位に合わせて公表数値を四捨五入しているため 合計と 内

平成26年 人口動態統計月報年計(概数)の概況 1

地域別の一般世帯数における平成 22 年から平成 までの今後 25 年間の増減率をみると 区部では北区を除くすべての地域で増加となり 多摩 島しょにおいては 八王子市をはじめとする 18 地域で増加し 青梅市や福生市などその他の地域では減少することが見込まれる ( 図 1-2) 図 1-2 地域別一

2013年7月3日

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

原稿

第4部

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

概要(HP用)-2.xdw

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

年齢調整死亡率 (-19 歳 ) の年次推移 ( :1999-1) 1 男性 女性 年齢調整死亡率 -19 年齢調整死亡率 年齢調整死亡率 -19 年齢調整死亡率

Microsoft Word - 公表用資料_ _0123誤植修正.doc

平成 25 年 3 月 27 日 国立社会保障 人口問題研究所 ( 厚生労働省所管 ) から 日本の地域別将来推計 人口 ( 平成 25 年 3 月推計 ) が公表されました これに基づく石川県関係分の概要は次のとおりです 目次 1 石川県の将来推計人口 1 2 県内市町 地域の将来推計人口 5 3

2014人口学会発表資料2

シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ

平成 27 年国勢調査人口等基本集計結果 横浜市の概要 横浜市の人口ピラミッド ( 平成 27 年 10 月 1 日現在 ) 男 100~ 95 女 老年人口 (65 歳以上の人口 ) 5 生産年齢

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-

Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

奥尻町人口ビジョン

平成28年版高齢社会白書(概要版)

35

Microsoft PowerPoint - shiryou02-05_life.ppt

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

目次 第 1 章調査概要 調査の目的 調査の方法... 1 第 2 章分析内容 世帯主年齢階級別の世帯数割合 世帯主年齢階級別の等価可処分所得 世帯主年齢階級別の等価所得 拠出金の内訳 世帯主年齢階級別

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人口動態から見た2025年問題

第 1 部岐阜県の現状 3

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区

出生数と合計特殊出生率の推移

Microsoft Word - 28概況(所得・貯蓄)(170929)(全体版・正)

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 表紙.ppt

平成30年版高齢社会白書(概要版)

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ECONOMY TOPICS

平成17年

目 次 はじめに 1 Ⅰ せたな町の人口動向分析 1 1 総人口の推移と将来推計 2 年齢 3 区別人口の推移 3 出生 死亡数 転入 転出数の推移 4 5 歳年齢階級別人口の推移 5 年齢階級別の人口移動の長期的動向 6 年齢階級別の産業大分類別就業者数 7 地域別の人口移動の状況 8 合計特殊出

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

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沖縄県 全 国 人数 構成比 人数 構成比 図表 1. 将来推計人口と年齢 3 区分別人口の将来推計 ( 単位 : 人 全国は千人 %) 年 総人口 1,392,818 1,423,622 1,440,410

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01 公的年金の受給状況

旭川市の子ども 子育てを取り巻く状況 本市の子ども 子育てを取り巻く状況について, 各種統計資料や平成 25 年 7 月に子育 て中の保護者を対象として実施したアンケート調査 ( 以下 ニーズ調査 という ) の結果 等から整理します 1 少子化について本市は, 全国平均よりも少子高齢化の進行の度合

< 住民基本台帳に基づく > 年齢別人口 町丁別人口 人口動態 等 西暦 町田市の人口の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 年少人口 0 歳 ~14 歳の人口です 生産年齢人口 15 歳 ~64 歳の人口です 老齢人

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( 資料 4) 目黒区人口ビジョン素案 平成 27 年 12 月

タイトル

福岡大学人文論叢38-3

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

がん患者白書2015 <がんと婚姻・出産>

Microsoft Word - 表紙_記述120120c.doc

利用上の注意 1 この報告書は 総務省統計局が平成 28 年 10 月 26 日に公表した 平成 27 年国勢調査人口等基本集計結果 のうち山梨県分をとりまとめたものです 山梨県では 平成 27 年 12 月 25 日に 要計表による人口 を速報として公表しておりますが 審査が完了した調査票により集

統計トピックスNo.120 我が国のこどもの数―「こどもの日」にちなんで―

スライド タイトルなし

(~ 年平均 ).9 との差 -.7/ 位 は県平均よりも.7 低く 県内では 位となっている グラフ 年齢階級別有配偶率 をみると 5~9 歳で県平均を.7 ポイント下回るが それ以外の年齢階級では ~4 歳が.7 ポイント ~4 歳が.8 ポイント上回り 全体 (5~ ) で

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

2 人口密度 人口密度 ( 人 / km2 ) 全県 1, 蕨 市 14, 川 口 市 9, 草 加 市 8, 志 木 市 7, ふじみ野市 7, 和 光 市 7, 朝 霞 市 7, 戸


岐阜県の将来人口推計について

Microsoft Word 結果の概要(30)2.20.doc

平成 2 9 年名古屋市民の平均余命 平成 30 年 12 月 25 日 名古屋市健康福祉局

表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川

平成27年国勢調査 抽出速報集計結果 結果の概要

( 目次 ) 新潟県人口ビジョン 策定の考え方 1 Ⅰ 新潟県の人口の現状と将来人口の推計 1. 人口の現状 2 (1) 総人口 年齢 3 区分別人口の推移 (2) 自然増減の状況 (3) 社会増減の状況 (4) 本県人口への自然増減と社会増減の影響 2. 将来推計人口の分析 10 (1) 将来人口

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版)

Ⅰ 出生の年次推移

2. 男女別の無償労働の貨幣評価額無償労働の貨幣評価額を男女別にみると ( 図表 2-2) 2006 年時点の女性の構成比は OC 法では 80.5% RC-S 法では 83.7% RC-G 法では 84.7% となっている また 時系列では 女性の構成比が次第に低下してきていることが分かるが これ

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第 1 章 人口と世帯 第 1 第節 1 節人口の構成 1 男女別人口平成 22 年の 国勢調査 によると 本道の総人口は 550 万 7 千人 そのうち女性は290 万 3 千人 男性は260 万 4 千人で 女性は男性より29 万 9 千人多く 本道の総人口の52.7 % を占めています 男女別の人口の推移をみると 女性の人口増加率は 戦争の影響による一時期を除き男性と比べ高く 昭和 40 年には男女の人口比率が逆転して女性が男性を上回り その後も総人口に占める女性の割合は年々高くなってきています ( 図表 1-1-1 2) 人口性比 (*) を全国と比べると 昭和 20 年代まで一貫して全国を上回っていましたが 昭和 30 年以降は徐々に低下を続け 昭和 50 年には逆転し その後さらに差が広がって 平成 22 年には全国の94.8に対して本道は89.7 となりました ( 図表 1-1-3) * 人口性比女性 100 人に対する男性の数 図表 1-1-1 男女別人口の推移 ( 北海道 ) ( 千人 ) 6,000 5,576 5,679 5,644 5,692 5,683 5,628 5,507 5,172 5,184 5,338 5,039 5,000 4,773 2,675 4,296 1,474 (47.5) (50.5) 2,604 4,000 2,583 (47.3) 3,518 (49.9) 3,273 3,068 3,000 2,812 2,499 2,359 2,000 男 2,953 2,495 1,244 (52.5) (49.5) 2,903 (52.7) 2,589 (52.7) (50.1) 1,000 女 1,115 (47.3) 0 大正 9 14 昭和 5 10 10 10 10 10 10 10 45 50 55 60 平成 2 7 12 17 22 資料出所 : 総務省 国勢調査 [ 資料 1(P69)] ( 年 ) 図表 1-1-2 男女別人口増減率の推移 ( 北海道 ) (%) 30.0 25.0 20.0 15.0 12.7 10.0 12.4 5.0 0.0-5.0 大正 9 ~14 14~ 昭和 5 5 ~10 10 ~15 15 ~20 20 ~25 25 ~30 男性 30 ~35 女性 35 ~40 40 ~45 45 ~50 50 ~60 60 ~ 平成 2 0.3-1.6 2 ~7 1.2 0.5 7 ~12 0.4-0.8 12 ~17-0.5-1.5 17 ~22 ( 年 ) 資料出所 : 総務省 国勢調査 図表 1-1-3 人口性比の推移 ( 北海道 全国 ) 120 110 100 90 111.6 109.4 109.3 108.1 107.5 100.4 101.0 101.0 100.6 100.0 97.7 89.0 北海道 103.6 102.0 102.0 99.8 97.0 96.5 96.4 96.2 96.5 96.5 96.4 96.4 96.5 96.4 全 国 95.0 95.0 93.2 92.6 93.2 92.6 91.8 91.8 95.3 94.8 90.6 89.7 80 大正 9 14 昭和 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 平成 2 7 12 17 22 資料出所 : 国勢調査 [ 資料 1(P69)] 1 ( 年 )

第1章 人口と世帯 2 年齢別人口 平成22年の人口に占める年齢3区分の割合 をみると 0歳 14歳の年少人口の割合は 12.0 15 64歳の生産年齢人口は63.3 65歳以上の老年人口は24.7 となっていま す この年齢3区分別人口の推移をみると 年 少人口の割合は昭和25年の38.6 から一貫し て減少している一方で 老年人口は 昭和30 年代以降増加を続け 近年になるほど高い割 合となっています 平成17年の構成比と比べ ると 年少人口 生産年齢人口ともに それ ぞれ0.8ポイント 4.1ポイント低下する一方 で 老年人口は3.3ポイント上昇しています 図表1 1 4 年少人口の減少と老年人口の増加により 老年化指数は平成17年には167.7であったも のが 平成22年には206.4となっています 図表1 1 5) また 平成22年の 国勢調査 で年齢階級 別にみると 戦後の昭和22年から24年の第1 次ベビーブーム期の60 64歳と昭和46年から 49年の第2次べビーブーム期の35 39歳の年 齢層の人口が増えているのが特徴的で その 後は出生数の減少により 人口も減少してい ます これを男女別にみると 20 歳以上のすべて の年齢階級で女性が多図表1 1 6く 人 口性比が 100 を下回り 全国平均に比べ特に 25 歳から 59 歳の各年齢階級で人口性比が低 くなっています 図表1 1 6) 図表1 1 4 年齢別人口の推移 北海道 図表1 1 5 年齢構造指数の推移 北海道 図表1 1 6 人口構成 北海道 65 歳以上の老年人口全体に占める女性の 割合は 57.2% 75 歳以上の後期高齢者人口で は 63.0 と高い割合となっています [ 資料2(P70)] 2

第 1 節人口の構成 3 配偶関係別人口平成 22 年の 15 歳以上の女性の配偶関係をみると 有配偶率は 54.2% 未婚率は 22.7% 男性では 有配偶率は 61.5% 未婚率は 29.6 % となっています 平成 17 年と比べると 女性の有配偶率は 1.5 ポイント減少していますが 未婚率は増減がありません また 平成 22 年の女性の死別率は 14.9% で 全国平均の 8.5% と比べると高く 離別率は 6.5% で 全国平均の 4.8% と比べると高くなっています ( 図表 1-1-7 8) 図表 1-1-7 配偶関係別 15 歳以上の人口 ( 北海道 ) 図表 1-1-8 女性の配偶関係別 15 歳以上の人口の割合 ( 北海道 全国 ) 3

第 1 章人口と世帯 第 2 節世帯の構成 1 世帯規模平成 22 年の 国勢調査 によると 本道の一般世帯は 241 万 9 千世帯 その世帯人員は552 万 2 千人で 1 世帯当たり人員は2.21 人となっています 平成 17 年からの5 年間に一般世帯は5 万世帯 2.1% 増加していますが 1 世帯当たり人員は 2.31 人から0.1 人減少しており 昭和 30 年代以降 世帯規模の縮小傾向が続いています ( 図表 1-2-1) このような世帯数の増加と1 世帯当たりの人員の減少は全国的な傾向となっています 一般世帯の世帯人員分布をみると ひとり世帯が34.8% と最も多く 以下 2 人世帯が31. 8% 3 人世帯が17.3% 4 人世帯が11.6% と続き 4 人以下の世帯が全体の90% 以上を占めています 平成 17 年からの5 年間では 3 人以上の世帯が減少し 1 人世帯が2.4ポイントの増 2 人世帯が0.8ポイントの増と小規模世帯の増加が目立っています 1 世帯当たり人員は 全国平均 2.42 人に比べ0.21 人少なく また1 人世帯及び2 人世帯の割合が全国平均を上回っており 全国と比べて 世帯規模の小さい世帯の割合が高いことを示しています ( 図表 1-2-2) 図表 1-2-1 一般世帯数と 1 世帯当たり人員の推移 ( 北海道 ) 図表 1-2-2 世帯人員別一般世帯数の割合 4

第 2 節世帯の構成 2 家族構成家族構成は 一般世帯に占める親族世帯の割合は 64.4% 非親族世帯 0.9% 単独世帯 34.8% となっています 親族世帯のうち核家族世帯は 一般世帯の 57.5% を占めています 全国と比べると 核家族世帯と単独世帯の割合が高くなっています これを平成 17 年と比べると 三世代世帯の割合が減少する一方 単独世帯の増加が目立ち 一般世帯の 3 分の 1 以上を占めるようになりました 次に核家族世帯の内訳をみると 夫婦のみの世帯は一般世帯の 23.9% 夫婦と子どもの世帯 24.3% となっており 全国と比べると夫婦のみの世帯の比率が高くなっています また 平成 17 年と比べると 夫婦のみの世帯は 0.1 ポイント増加したのに対し 夫婦と子どもの世帯は 2.0 ポイント減少しています ( 図表 1-2-3) 図表 1-2-3 一般世帯の家族類型別割合の推移 ( 北海道 全国 ) 図表 1-2-4 一般世帯数に占める高齢者世帯数と割合の推移 ( 北海道 ) 3 高齢者世帯 65 歳以上の親族のいる世帯は 88 万 5 千世帯で 一般世帯総数の 36.6% を占め 平成 17 年からの 5 年間で 9 万 1 千世帯 率にして 11.5 ポイント増加しており 一般世帯数の増加率 2.1 ポイントを大きく上回っています 特に 夫婦のみの世帯のうち夫婦ともに 65 歳以上の世帯が 30 万 1 千世帯で 9.5 ポイント増 65 歳以上ひとり暮らしの世帯のうち女性は 19 万 5 千世帯で 21.1 ポイント増となっています 道内の高齢者 100 人のうち約 16 人がひとり暮らしをしていることになり そのうち女性が約 8 割近くを占めています 男女の平均寿命の差や夫と妻との年齢差などから 女性の高齢者単独世帯が多い傾向となっています ( 図表 1-2-4) 資料 5(P73) 5

第 1 章人口と世帯 4 ひとり親世帯平成 22 年の道内のひとり親世帯数は 5 万 5,052 世帯で 一般世帯数の2.3% を占めており 全国より0.6ポイントを上回っています ひとり親世帯のうち母子世帯数は5 万 34 世帯 父子世帯数は5,018 世帯で ひとり親世帯に占める割合は それぞれ90.9% 9.1% となっており 母子世帯が9 割以上を占めています ( 図表 1-2-5) 一般世帯に占める母子世帯の割合は 2.1 % で 全国の1.5% を上回り 父子世帯では全国と同じ0.2% となっています 資料 4(P72) 図表 1-2-5 母子 父子世帯別ひとり親世帯数の推移 ( 北海道 ) 6

第3節 第3節 人口動態 出生と死亡 本道の出生数は 平成7年に大正 昭和 平成を通して初めて5万人を割り込み さら にそれ以降も減少を続け 平成22年には 40,158人となっています 男女別出生数は 男子20,518人 女子 19,640人で 出生性比 1 は104.5とな っています 出生率の推移をみると 昭和50年以降 減 少傾向に転じ 平成22年は 出生率では史上 最低値の7.3となり 全国値の8.5と比較して 1.2ポイント下回っています 図表1 3 1 合計特殊出生率 2 の推移をみると 昭和50年以降は低下傾向が続き 平成22年は 1.21となり 全国値の1.39と比較して0.18ポ イント下回っています 図表1 3 2 この出生率の低下の要因は様々ですが 夫 婦の平均出生児数にそれほど変化がみられな いことから 最近では主として女性の晩婚化 や未婚率の上昇などにあるものとみられま す 図表1 3 3 一方 平成22年の死亡数は55,404人 死亡 率は10.1となっています 男女別にみると 男性の死亡数は29,845人 死亡率は11.5で 女性の死亡数は25,559人 死亡率は8.8となっています 死亡率の年次推移をみると 昭和50年代前 半の5.6を最低として その後は上昇傾向で 推移しています 資料6(P74) また 死亡率を年齢階層別の推移でみると 75歳以上の高齢者の死亡割合が増加していま す 図表1 3 4 図表1 3 1 出生数と出生率の推移 北海道 図表1 3 2 合計特殊出生率の推移 北海道 全国 1 図表1 3 3 平均出生児数の推移 全国 1 出生性比 生まれた女の子100人に対する男の 子の数 2 合計特殊出生率 15歳から49歳までの女性の年齢別出生 率を合計したもので 1人の女性が仮に その年次の年齢別出生率で一生の間に生 むとした時の子どもの数に相当する 人 口を長期的に維持するためには 2.08以 上が必要といわれている 7 人口動態

第1章 人口と世帯 道民の平均寿命は 戦後ほぼ一貫して延び 続け 平成21年は女性85.94年 男性78.88年 で過去最高となり 昭和25年から平成21年ま での59年間に 女性は25.06年 男性は20.99 年寿命が延びています 図表1 3 5 資料8(P76) こうした平均寿命の著しい伸びなどに伴 い 高齢化が急速に進んでいます 平成22年の 国勢調査 によると 本道の 老年人口は136万人 総人口に占める割合は 24.7 となっています 老年人口の推移をみると 昭和30年では18 万6千人 総人口に占める割合は3.9 でし たが その後は急速に増加を続け この55年 間で7.3倍となり 平成7年には初めて全国 14.5 を上回りました 図表1 3 6 また 75歳以上の後期高齢者人口をみると 平成22年は67万人で 昭和30年と比べると 12.4倍となっており 老年人口の中でも後期 高齢者人口の増加が著しくなっています 資料2(P70) 図表1 3 4 年齢階層別死亡者の推移 北海道 図表1 3 5 平均寿命の推移 北海道 全国 図表1 3 6 老年人口割合の推移 北海道 全国 8

第 3 節人口動態 2 結婚と離婚平成 22 年の婚姻件数は 28,389 件で 婚姻率 (*1) は 全国平均の5.5をやや下回る 5.2となっています 資料 9(P77) 平成 22 年の平均初婚年齢をみると男性が 30.1 歳 女性が28.7 歳で 初婚年齢の上昇が目立っています ( 図表 1-3-7) 平成 22 年の 国勢調査 から 未婚率 (* 2) をみると 男性が29.6% 女性が22.7% となっており 全国平均 ( 男性 31.3% 女性 22.9%) を下回っていますが 平成 17 年 ( 男性 29.1% 女性 22.7%) と比べると男性が増加しているが 女性は横ばいとなっています これを年齢階級別に未婚率をみると ほとんどの年齢階級で上昇し 特に男性 女性ともに40 歳 ~44 歳の未婚率の上昇が顕著となっています ( 図表 1-3-8) 一方 平成 22 年の離婚件数は12,596 件 離婚率 (*3) は 平成 3 年以降上昇し続け 平成 8 年には昭和 61 年以降 10 年ぶりに2.00 台 (2.06) になり 平成 14 年には2.77とさらに増加したが これ以降減少する傾向となっています 資料 9(P77) 同居期間別の離婚割合では 5~10 年未満が最も多くなっています 資料 11(P79) 図表 1-3-7 平均初婚年齢の推移 ( 北海道 全国 ) 図表 1-3-8 男女 25 歳から 44 歳の 5 階級別未婚率の推移 ( 北海道 ) *1 婚姻率人口千人当たりに占める結婚の割合 *2 未婚率 15 歳以上人口における未婚者の割合 *3 離婚率人口千人当たりに占める離婚の割合 9

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