旭川市の子ども 子育てを取り巻く状況 本市の子ども 子育てを取り巻く状況について, 各種統計資料や平成 25 年 7 月に子育 て中の保護者を対象として実施したアンケート調査 ( 以下 ニーズ調査 という ) の結果 等から整理します 1 少子化について本市は, 全国平均よりも少子高齢化の進行の度合

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資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

21年度第1回協議会資料5

長野県の少子化の現状と課題

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次に 母親の年齢別 出生順位別の出生数をみていきましょう 図 2-1は母親の年齢別に第 1 子出生数をみるグラフです 第 1 子の出生数は20 年間で1,951 人 (34.6%) 減少しています 特に平成 18 年から平成 28 年にかけて減少率が大きく 年齢別に見ると 20~24 歳で44.8%


図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

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表紙

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

Microsoft Word - 概要.doc

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

Ⅲ 結果の概要 1. シングル マザー は 108 万人我が国の 2010 年における シングル マザー の総数は 108 万 2 千人となっており 100 万人を大きく超えている これを世帯の区分別にみると 母子世帯 の母が 75 万 6 千人 ( 率にして 69.9%) 及び 他の世帯員がいる世

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

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2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

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平成 22 年国勢調査 < 産業等基本集計結果 ( 大阪 平成 24 年 5 月 大阪市計画調整局

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

学力向上のための取り組み


労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

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7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

Microsoft Word - H29 結果概要

2. 女性の労働力率の上昇要因 М 字カーブがほぼ解消しつつあるものの 3 歳代の女性の労働力率が上昇した主な要因は非正規雇用の増加である 217 年の女性の年齢階級別の労働力率の内訳をみると の労働力率 ( 年齢階級別の人口に占めるの割合 ) は25~29 歳をピークに低下しており 4 歳代以降は

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

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第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在


調査結果概要 ( 旭川市の傾向 ) 健康状態等 子どもを病院に受診させなかった ( できなかった ) 経験のある人が 18.8% いる 参考 : 北海道 ( 注 ) 17.8% 経済状況 家計について, 生活のため貯金を取り崩している世帯は 13.3%, 借金をしている世帯は 7.8% となっており

1 少子化の現状 : (1) 出生に関すること : 出生数の推移 : 札幌市における出生数は 昭和 49 年 ( 第二次ベビーブーム期 ) の 24,525 人をピークにほぼ減少を続け 平成 17 年には昭和 49 年以降最低の 14,184 人となりました 以降はほぼ横ばいで 平成 23 年には

出産・育児調査2018~妊娠・出産・育児の各期において、女性の満足度に影響する意識や行動は異なる。多くは子どもの人数によっても違い、各期で周囲がとるべき行動は変わっていく~

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

2014人口学会発表資料2

(2) 継続勤務年数の割合平成 25 年度平成 26 年度 ( 単位 : %) 区分職員数勤務継続年数職員数勤務継続年数離職率 年月 年月 離職率 男 全職員 女

雇用の現状_季刊版2014年夏号

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

平成 2 8 年 6 月 平成 27 年中における行方不明者の状況 警察庁生活安全局生活安全企画課

01表紙福島

平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

2. 子ども人口の推計について 人口推計は 今後の教育 保育の量の見込みを算出する上で非常に重要であるため 改めて平成 30 年度及び平成 31 年度の人口推計値を算出しました 当初計画値と実績値を比較すると 人口は計画値ほど減少しないことから平成 30 年度以降も人口減少は緩やかなものとして見直し

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Ⅲ 働く女性に関する対策の概況(平成15年1月~12月)

スライド 1

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

平成18年度推進計画の進行状況_参考資料

第 2 章 子どもと子育てを取り巻く現状

第 16 表被調査者数 性 年齢階級 学歴 就業状況別 124 第 17 表独身者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 142 第 18 表有配偶者数 性 年齢階級 就業状況 家庭観別 148 第 19 表仕事あり者数 性 年齢階級 配偶者の有無 親との同居の有無 職業別 154 第 20 表仕事あ

Microsoft PowerPoint - 【セット版】140804保育キャンペーン資料

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

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新規文書2

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

58

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45

Microsoft Word - H29市町村職員の勤務条件等の状況

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない


資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

親と同居の壮年未婚者 2014 年

第 1 部 施策編 4

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

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必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

15 第1章妊娠出産子育てをめぐる妻の年齢要因

ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

(~ 年平均 ).9 との差 -.7/ 位 は県平均よりも.7 低く 県内では 位となっている グラフ 年齢階級別有配偶率 をみると 5~9 歳で県平均を.7 ポイント下回るが それ以外の年齢階級では ~4 歳が.7 ポイント ~4 歳が.8 ポイント上回り 全体 (5~ ) で

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

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1 少子化に対する県民の問題意識 少子化に対する問題意識 約 9 割の人が少子化を問題であると回答しています 出生率低下に関する認識 原因 出生率低下の原因は 子育て費用の負担が大きい 安心して子育てできる社会制度が十分でない などと捉えられています 図表 1 少子化に対する問題意識 2.2% 2.

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

PowerPoint プレゼンテーション

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第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

-4- く 15 歳以上の男性就業者全体の 15.6% を占めており 次いで 専門的 技術的職業従事者 が 10 万 928 人で 15.4% となっています 一方女性は 事務従事者 が 13 万 1560 人と最も多く 15 歳以上の女性就業者全体の 24.6% を占めており 次いで介護職員や美容


Microsoft Word - ☆結果の概要.doc

第 5 章基本施策の展開 基本目標 1. 多様なニーズに応じた幼児期の教育 保育の環境整備 1-1. 子育てサポートの充実 (1) 現状と課題働く女性が増加し 仕事と子育ての両立の困難さや子育てそのものに対する不安感 負担感が増大していますが 子育ては依然として女性が多く担っているのが現状です この

第15回出生動向基本調査

【資料3】少子化モデル事業資料

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

生活困窮者支援事業について 平成 28 年 11 月 14 日市長定例記者会見資料 2 さまざまな悩みを抱える生活困窮者 仕事はしたいけど 今日食べるものもないな 実施住居確保給付金必須事業安定的に就職活動を行うことができるよう, 有期で家賃相当額を支給 借金の返済 子どもの将来が心配だな 高知市生

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

Transcription:

旭川市子ども 子育てプラン見直しに係る 参考資料

旭川市の子ども 子育てを取り巻く状況 本市の子ども 子育てを取り巻く状況について, 各種統計資料や平成 25 年 7 月に子育 て中の保護者を対象として実施したアンケート調査 ( 以下 ニーズ調査 という ) の結果 等から整理します 1 少子化について本市は, 全国平均よりも少子高齢化の進行の度合いが早く, 将来にわたり, まちの活力を維持し向上するためにも, 少子化傾向に歯止めを掛けていくことが, 全市的な課題となっています (1) 出生の状況本市の出生数は減少傾向にあり, 平成 1 年の3,116 人から平成 27 年の 2,333 人へと25.1% 減少しています これを母親の年齢別にみると, 出生数全体に占める29 歳以下の割合が平成 1 年の59. から, 平成 27 年の4.4% へと減少しているように, 出産年齢の高齢化が進んでいます また, 本市の合計特殊出生率 (15~49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので,1 人の女性が一生の間に産む子どもの数に相当 ) は, 近年, 下げ止まりの傾向にあり, 平成 27 年は1.31となっていますが, 長期的に人口が維持される人口置換水準 (2.7) を大きく下回っています 旭川市出生数の推移 3,4 ( 人 ) 3,2 3, 2,8 2,6 2,4 2,2 3,116 2,944 2,932 3,15 2,884 2,898 2,889 2,716 2,713 2,64 2,75 2,529 2,56 2,578 2,449 2,446 2,356 2,333 H1 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H2 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 ( 旭川市保健衛生年報 ) - 1 -

旭川市母の年齢階級別出生数 ( 構成比 ) の推移 45.% 4.% 35.% 3.% 25.% 2.% 15.% 1.% 5.%.% 39.9% 34.9% 27.6% 18.2% 3.2% 21.% 11.4% 1.7% 8. 3.7%.% 1.4% 1.1%.% ~19 歳 2~24 歳 25~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45 歳 ~ 平成 1 年 平成 27 年 ( 旭川市保健衛生年報 ) 旭川市 北海道 全国合計特殊出生率の推移 区分 合計特殊出生率出生率旭川市北海道全国旭川市北海道全国 平成 2 年 1.24 1.2 1.37 7.7 7.4 8.7 平成 21 年 1.2 1.19 1.37 7.3 7.3 8.5 平成 22 年 1.24 1.26 1.39 7.4 7.3 8.5 平成 23 年 1.28 1.25 1.39 7.5 7.2 8.3 平成 24 年 1.24 1.26 1.41 7.3 7.1 8.2 平成 25 年 1.28 1.28 1.43 7.2 7.1 8.2 平成 26 年 1.28 1.27 1.42 7. 6.9 8. 平成 27 年 1.31 1.31 1.45 7. 6.8 8. ( 厚生労働省人口動態統計 ) (2) 人口の推移本市の人口は依然として減少傾向にあり, 特に,15 歳未満の人口は昭和 45 年の72,222 人から平成 27 年の37,173 人への45 年間で48.5% 減少しています その一方,65 歳以上の人口は同期間において15,697 人から 16,444 人へと約 6.7 倍に増加しています その結果, 本市の人口に占める15 歳未満の人口及び65 歳以上の人口はそれぞれ,24.3% から11.1% へ,5.3% から31. へと大きく変化しており, 全国平均よりも少子高齢化の進行の度合いが進んでいる状況にあります - 2 -

旭川市年齢 (3 区分 ) 別人口の推移 ( 国勢調査 ) 1% 9% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 15,697 26,3 41,618 65,866 91,937 16,444 29,27 243,971 251,834 244,817 213,269 191,423 72,222 82,61 65,64 48,67 4,26 37,173 S45 S55 H2 H12 H22 H27 65 歳以上 15~64 歳 15 歳未満 旭川市年齢 (3 区分 ) 別人口構成割合の推移 ( 国勢調査 ) 1% 9% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 5.3% 7.4% 11.6% 18.3% 26.5% 31. 7.4% 69.2% 7.1% 68.1% 61.4% 57.1% 24.3% 23.4% 18.1% 13.5% 11.6% 11.1% S45 S55 H2 H12 H22 H27 65 歳以上 15~64 歳 15 歳未満 全国年齢 (3 区分 ) 別人口構成割合の推移 ( 国勢調査 ) 1% 9% 7% 6% 5% 4% 3% 2% 1% % 7.1% 9.1% 12.1% 17.4% 23.% 26.6% 68.9% 67.4% 69.7% 68.1% 63. 6.7% 24.% 23.5% 18.2% 14.6% 13.2% 12.6% S45 S55 H2 H12 H22 H27 65 歳以上 15~64 歳 15 歳未満 - 3 -

(3) 婚姻本市の有配偶率 ( 女性 ) は, 近年, 全国平均よりも低い状況となっており, 年齢別にみると, 特に,3 歳以降において, その傾向が顕著となっています また, 本市の平均初婚年齢は, 夫と妻のいずれにおいても, 年々高くなる傾向にありますが, 全国平均よりも, 低い状況となっています 総合 15~19 歳 2~24 歳 25~29 歳 3~34 歳 35~39 歳 4~44 歳 45~49 歳 5~54 歳 55~59 歳 6~64 歳 旭川市 全国有配偶率の推移 区分 H2 年 H12 年 H22 年 H27 年男性女性男性女性男性女性男性女性 旭川市 68.6 6.8 65.9 57.5 64.3 54. 62.8 52.5 全国 64.3 6.7 62.5 58.7 61.1 56.9 59.1 55.2 旭川市.3.8.5 1..3.5.3.5 全国.3.7.4.9.3.6.3.5 旭川市 8.6 14.5 9.4 13.2 7.6 1.8 7.1 9.4 全国 6.3 13.6 6.8 11.3 5.7 9.5 4.5 7.7 旭川市 42.9 54.8 35.5 42.2 32.5 37.8 31. 36.7 全国 34.3 57.8 29.6 43.5 27.1 37.1 24.7 34.8 旭川市 72.7 78.3 6.2 63.5 53.3 56.8 5.6 56. 全国 65.7 82.9 55. 69. 5.4 6.8 48.3 59.2 旭川市 83.4 83.2 72.6 71.9 61.2 61.3 61.3 63.5 全国 78.5 87.5 7.6 79.9 6.8 69.8 59.4 68.2 旭川市 88.4 83.3 79.6 77.5 66.3 63.6 64. 62.6 全国 84.8 87.4 77.3 83.9 66.4 73.2 63.3 7.5 旭川市 9.6 83.6 8.7 78.8 7.5 66.8 65.7 62.9 全国 89. 86.7 8.1 84.3 71.3 76.4 65.8 71.5 旭川市 92. 83.2 85. 78.3 75.6 71.7 69.2 64.6 全国 9.9 84.6 83.5 83. 75.1 79. 69.8 74.1 旭川市 92.3 8.1 86.7 78. 77. 73.3 74.2 69.6 全国 91.7 8.3 86.9 81.1 77.3 79.1 73.3 76.4 旭川市 92.1 74.7 88.7 76.3 81.9 72.2 75.7 69.8 全国 91.8 73.4 88.5 76.4 8.5 76.6 75.4 75.5 ( 国勢調査 ) 旭川市 北海道 全国平均初婚年齢 ( 夫 ) の推移 S25 年 S45 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 全国 25.9 27.8 3.7 3.8 3.9 31.1 31.1 北海道 26.1 27.2 3.2 3.4 3.4 3.7 3.7 旭川市 - - 29.4 29.7 29.7 29.8 29.7 旭川市 北海道 全国平均初婚年齢 ( 妻 ) の推移 S25 年 S45 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 全国 23. 25.2 29. 29.2 29.3 29.4 29.4 北海道 22.7 25.1 28.7 29. 29.1 29.2 29.3 旭川市 - - 28.4 28.5 28.6 28.6 28.3 ( 厚生労働省人口動態統計 ) - 4 -

(4) 就労本市の労働力人口 (15 歳以上の人口のうち, 就業者と完全失業者を合わせた人口 ) の減少とともに, 就業者数も減少しています 男女別にみると, 労働力人口及び就業者数ともに女性の占める割合は増加傾向にあります また, 女性の年齢階級別労働力率 ( 人口に占める労働力人口の占める割合 ) は, いわゆる M 字型カーブの谷が緩やかになり,15 歳 ~24 歳を除く全ての年齢階級において労働力率の上昇が生じており, 女性を雇用する企業等の裾野が広がっています 旭川市労働力人口の推移 平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年平成 27 年 労働力人口 就業者数 全市 人数 185,626 181,879 175,6 167,89 16,82 男性女性 人数人数 11,4 75,622 15,533 76,346 99,318 75,742 93,489 74,32 87,34 73,48 構成比構成比 59.3% 4.7% 58.% 42.% 56.7% 43.3% 55.7% 44.3% 54.4% 45.6% 全市 人数 176,299 172,38 162,138 154,253 152,385 男性女性 人数人数 14,5 71,799 99,778 72,26 91,391 7,747 85,78 69,175 82,441 69,944 構成比構成比 59.3% 4.7% 58.% 42.% 56.4% 43.6% 55.2% 44. 54.1% 45.9% ( 国勢調査 ) 1.% 旭川市女性の年齢階級別労働力率の推移 9.% 8.% 7.% 6.% 74.9% 8.9% 72.9% 74.% 77.3% 78.% 75.1% 67.5% 5.% 4.% 48.2% 3.% 2.% 1.%.% 18.2% 平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 22 年平成 27 年 12.5% ( 国勢調査 ) - 5 -

男 女 性 性 旭川市産業別就業者数等の推移 ( 国勢調査 ) 平成 7 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 22 年 平成 27 年 合 計 人数 14,5 99,778 91,391 85,78 82,441 第 1 次産業 人数 3,17 2,614 2,446 2,298 2,353 構成比 3.% 2.6% 2.7% 2.7% 2.9% 第 2 次産業 人数 32,9 3,227 23,73 19,895 19,757 構成比 3.7% 3.3% 26.% 23.4% 24.% 第 3 次産業 人数 68,95 65,874 63,837 59,41 56,979 構成比 65.9% 66.% 69.9% 69. 69.1% 合 計 人数 71,799 72,26 7,747 69,175 69,944 第 1 次産業 人数 3,46 3,46 2,284 1,857 1,716 構成比 4.2% 4.2% 3.2% 2.7% 2.5% 第 2 次産業 人数 12,24 1,294 7,984 6,314 6,271 構成比 17.% 14.2% 11.3% 9.1% 9.% 第 3 次産業 人数 56,182 58,314 59,47 58,257 59,173 構成比 78.2% 8.7% 84.1% 84.2% 84.6% 合計には, 分類不能の産業就業者を含む (5) 労働環境市内の事業所を対象とした旭川市労働基本調査によると,1 週間の所定労働時間について, 週 4 時間制 (4 時間以下を含む ) を実施している事業所の割合が増加傾向にあったものが, 平成 27 年は大きく減少しています 1か月の平均時間外労働については,3 時間以下の事業所の割合は平成 25 年と比較するとやや増加しています また, 従業員にとって, 子育てしやすい職場環境の整備がなされているか という質問項目について, 平成 25 年と比較すると整備されていると回答する女性社員の割合が増加しています ニーズ調査によれば, 子どもの身の回りの世話を主に行い, さらに就労している者に対して, 仕事と子育てを両立させる上で大変だと感じること について質問したところ, 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 子どもが急に病気になったときに代わりに見る人がいない を答えた割合が最も高くなっています 旭川市労働時間の推移 ( 旭川市労働基本調査 ) 9.% 85.% 8.% 75.% 7.% 65.% 6.% 85.7% 83. 83.1% 83.4% 82.1% 8.4% 81.4% 78.2% 77.% 76. 77.3% 79.4% 75. 73.4% 74.1% 7.9% 72.3% 73.5% 72.1% 67.5% 週 4 時間制実施事業所月平均時間外労働 3 時間以下の事業所 H12 年 H13 年 H14 年 H16 年 H18 年 H19 年 H21 年 H23 年 H25 年 H27 年 - 6 -

旭川市子育てしやすい職場環境が整備されていると答えた事業所の割合 3.% 25.% 25.4% 25.5% 25.6% 23. 25.4% 28.7% 2.% 15.% 13.2% 22.3% 19.9% 2.9% 18.7% 22.% 22.9% 1.% 9. 5.%.% 男性社員にとって 女性社員にとって H16 年 H18 年 H19 年 H21 年 H23 年 H25 年 H27 年 ( 旭川市労働基本調査 ) 旭川市育児休業制度等の導入状況 7.% 6.% 5.% 4.% 3.% 2.% 1.%.% 42.9% 49.5% 22.% 25.1% 6.3% 4.1% 6.% 53.4% 52.6% 62.6% 65. 6.3% 68.% 67. 21.2% 23.2% 22.9% 23.9% 23.9% 21.% 2.9% 3.% 6.2% 7.1% 就業規則への定め 休業中の賃金 ( 有給 ) 育児 介護に係る再雇用制度 9.1% 5.4% 7.9% 11.4% H12 年 H13 年 H14 年 H16 年 H18 年 H19 年 H21 年 H23 年 H25 年 H27 年 ( 旭川市労働基本調査 ) - 7 -

ニーズ調査仕事と子育てを両立させる上で大変だと感じること ( 複数回答 ) 急な残業が入ってしまうこと 子どもが急に病気になったときに代わりに見る人がいない 職場の理解が得られない 子どもと接する時間が少ない その他 特にない 11% 7% 11% 1% 7% 1 26% 17% 23% 2 39% 33% 45% 46% 52% 55% % 2% 4% 6% 急な残業が入ってしまうこと 子どもが急に病気になったときに代わりに見る人がいない 職場の理解が得られない 子どもと接する時間が少ない その他 特にない 6% 7% 13% 2 22% 2 23% 2 37% 3% 43% 4% 49% 51% % 2% 4% 6% 2 子育て家庭について (1) 子育てに関する保護者の不安感 ( ニーズ調査 ) 平成 25 年度に実施した調査と, 平成 15 年度及び平成 2 年度を比較すると, 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても 非常に不安を感じている 及び 何となく不安を感じている を回答した割合が減少傾向にありますが, 児童虐待等, 他の関連するデータ等との比較検証を行いながら, 実態把握に努めていくことが必要です 非常に不安を感じている 7% 9% 非常に不安を感じている 1% 14% 12% 何となく不安を感じている 34% 39% 45% 何となく不安を感じている 3 43% 39% あまり不安は感じていない 35% 3% 42% あまり不安は感じていない 29% 3% 36% 全く感じていないどちらともいえない 11% 5% 5% 7% 12% 12% 9% 全く感じていない 6% 6% どちらともいえない 13% % 1% 2% 3% 4% 5% % 1% 2% 3% 4% 5% - 8 -

(2) 子どもに関する悩み ( ニーズ調査 8 項目から該当する項目を全て選択 ) これまでの調査と同様, 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 子どもの教育に関すること を回答した割合が最も高いほか, 就学前児童を持つ保護者においては, 発達 発育に関すること を回答した割合が34% と, 前回調査時に比べて高くなっています 発達 発育に関すること 22% 34% 39% 発達 発育に関すること 17% 13% 2% 食事や栄養に関すること 32% 2 35% 食事や栄養に関すること 13% 14% 17% 子どもの教育に関すること 42% 44% 41% 子どもの教育に関すること 54% 57% 6% 2 友達づきあいに関すること 32% 35% % 1% 2% 3% 4% 5% 51% 友達づきあいに関すること 44% 51% % 2% 4% 6% (3) 自分のことに関する悩み ( ニーズ調査 11 項目から該当する項目を全て選択 ) これまでの調査と同様, 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 子どもを叱り過ぎている気がする を回答した割合が最も高いほか, 子どもとの接し方に自信が持てない と 子育てによる身体の疲れが大きい については, これまでの調査の中で, 回答した割合が最も高くなっています 子どもとの接し方に自信が持てない 子どもとの時間が確保できない 自分の時間が持てない 仕事や自分のやりたいことができない 子どもを叱り過ぎている気がする 子育てによる身体の疲れが大きい 15% 12% 14% 16% 15% 19% 17% 24% 21% 13% 19% 33% 3% 29% 4% 43% 3 46% % 1% 2% 3% 4% 5% 子どもとの接し方に自信が持てない 13% 1% 1% 子どもとの時間が確保できない 22% 19% 27% 自分の時間が持てない 1 16% 16% 仕事や自分のやりたいことができない 9% 19% 子どもを叱り過ぎている気がする 34% 2 31% 子育てによる身体の疲れが大きい 9% 7% % 1% 2% 3% 4% 5% - 9 -

(4) 家庭のことに関する保護者の悩み ( ニーズ調査 7 項目から該当する項目を全て選択 ) これまでの調査と同様, 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 子育ての出費がかさむ を回答した割合が最も高くなっています 子育てに関しての配偶者 パートナーの協力が少ない 22% 17% 24% 子育てに関しての配偶者 パートナーの協力が少ない 15% 13% 1 配偶者 パートナーと子育てに関して意見が合わない 1% 9% 配偶者 パートナーと子育てに関して意見が合わない 1% 1% 12% 子育ての出費がかさむ 32% 36% 33% 子育ての出費がかさむ 42% 45% 43% 夫婦で楽しむ時間がない 住居が狭い 14% 16% 17% 14% 19% 19% 夫婦で楽しむ時間がない 6% 7% 12% 住居が狭い 13% 15% % 1% 2% 3% 4% 5% % 1% 2% 3% 4% 5% 3 子育て環境の満足度について ( ニーズ調査満足度 1( 低い ) から満足度 5( 高い ) まで評価 ) (1) 子育てについて必要な環境は整っていると感じますか? 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 前回調査時に比べて満足度が高くなっていますが, 依然として, 中間点 (3) 以下の状況となっています 6 5 4 45 448 438 6 5 4 41 571 554 3 34 3 336 2 1 215 153 189 115 37 26 2 1 166 153 132 133 16 2 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.62 2.75 小学校児童を持つ保護者 2.58 2.64-1 -

(2) 子育てに係る必要な情報が分かりやすく, また入手しやすいと感じますか? 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 前回調査時に比べて満足度が高くなっていますが, 依然として, 中間点 (3) 以下の状況となっています 6 6 5 4 3 2 1 51 383 423 381 26 175 139 13 25 17 5 4 3 2 1 514 464 417 462 245 181 13 84 11 13 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.35 2.49 小学校児童を持つ保護者 2.32 2.44 (3) 子育てを地域全体で支えているという意識を感じますか? 就学前児童を持つ保護者においては, 前回調査時に比べて満足度が高くなってい ますが, 小学校児童を持つ保護者においては, 同程度となっています 6 6 5 4 3 344 333 413 493 293 38 5 4 315 3 276 54 45 388 355 2 2 1 88 64 15 14 1 97 79 15 13 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.11 2.16 小学校児童を持つ保護者 2.24 2.24-11 -

(4) 子どもが安心して遊べる環境だと感じますか? 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 前回調査時に比べて満足度が高くなっていますが, 依然として, 中間点 (3) 以下の状況となっています 6 6 5 4 3 2 1 46 439 435 354 187 184 132 129 34 18 5 4 3 2 1 486 468 457 372 22 167 151 134 26 12 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.46 2.68 小学校児童を持つ保護者 2.42 2.57 (5) 市民一人ひとりが, 子どもの健やかな成長を応援しているという意識を感じますか? 就学前児童を持つ保護者においては, 前回調査時に比べて満足度が高くなっています が, 小学校児童を持つ保護者においては, 同程度となっています 6 6 5 4 3 2 244 228 56 432 367 393 5 4 3 2 23 211 45 54 451 436 1 98 67 16 1 1 86 63 12 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.26 2.34 小学校児童を持つ保護者 2.33 2.33-12 -

(6) 子どもが成長してからも, 旭川は愛着を感じてもらえるまちだと感じますか? 就学前児童を持つ保護者と小学校児童を持つ保護者のいずれにおいても, 前回調査時と比べて満足度が高くなっていますが, 依然として, 中間点 (3) 以下の状況となっています 6 5 4 3 2 1 546 486 334 289 212 1 196 95 53 45 6 5 4 3 2 1 561 517 358 315 25 215 137 98 47 38 平均値平成 2 年度平成 25 年度 就学前児童を持つ保護者 2.8 2.85 小学校児童を持つ保護者 2.75 2.8-13 -

4 子どもの育ちについて (1) 児童虐待全国と同様, 本市においても児童虐待に関する相談対応件数が増加傾向にあり, 旭川市家庭児童相談の状況を見ると, 心理的虐待が年々増加しています 旭川市 北海道旭川児童相談所児童虐待対応件数の推移 ( 件 ) 45 4 35 3 25 2 15 1 5 346 48 246 282 264 259 27 57 18 58 56 59 7 126 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H26 年度 H27 年度 北海道旭川児童相談所 旭川市 旭川市 : 家庭児童相談において受けた虐待に係る相談対応件数 北海道旭川児童相談所 : 旭川児童相談所において児童虐待又は児童虐待が危惧され るものとして対応した件数 ( 旭川児童相談所管内分 ) 旭川市家庭児童相談室における種類別児童虐待件数 14 12 1 8 6 4 2 2 3 7 58 2 1 2 9 1 27 34 32 29 36 28 12 15 13 18 18 H23 年度 H24 年度 H26 年度 H27 年度 性的虐待心理的虐待ネグレクト身体的虐待 ( 旭川市 ) - 14 -

(2) いじめ及び不登校 本市における不登校及びいじめの相談件数は平成 25 年度をピークに減少傾向にあ ります 5 45 4 35 3 25 2 15 1 5 旭川市不登校 いじめの相談延べ件数の推移 ( 件 ) 434 不登校 396 いじめ 314 264 161 222 151 124 59 43 H23 年度 H24 年度 H26 年度 H27 年度 ( 旭川市 ) (3) 特別支援学級及び通級指導教室の状況本市における特別支援学級及び通級指導教室の児童生徒数は, いずれも増加傾向にあり, 特に, 小学校においては, 平成 24 年度と平成 28 年度を比較すると 32 人増加しています 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 8 6 4 2 特別支援学級及び通級指導教室の児童生徒数の推移 ( 人 ) 25,761 25,571 26, 25,186 24,862 413 25, 372 24,477 338 24, 317 32 23, 1,216 896 99 1,51 1,14 22, 21, 2, H24 年度 H26 年度 H27 年度 H28 年度 中学校 小学校 小 中児童総数 平成 28 年度小 中児童総数は速報値 ( 旭川市各年度 5 月 1 日現在 ) - 15 -

(4) 就職の状況新規高校卒業者の就職内定率は上昇傾向にあり, 平成 28 年度は,98.7% と高い状況になっていますが, 北海道における新規就職者の3 年以内の離職状況をみると, 新規高卒と新規大卒の離職率は全国平均よりも高い状況にあります 新規高校卒業者の就職内定率の推移 1.% 98.7% 95.% 94.2% 97.% 96. 98.% 9.% 89.% 88.1% 88.9% 89. 85.% 84.3% 8.% H19 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H26 年度 H27 年度 H28 年度 ( 旭川公共職業安定所各年度 3 月末 ) 新規就職者の3 年以内の離職状況 卒業時から平成 28 年 3 月までの間における離職率 卒業年次 区分 新規高卒就職者 新規短大卒就職者 新規大卒就職者 H25 年 3 月 北海道 48.7% 42.3% 37.6% 全国 4.9% 41.7% 31.9% H26 年 3 月 北海道 37.3% 31.2% 27.3% 全国 31.4% 3.2% 22. H27 年 3 月 北海道 21.7% 16.9% 15.% 全国 18.1% 17.9% 11. ( 北海道労働局 ) - 16 -