資料4 270924【セット】高齢者現状

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取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

26公表用 栃木局版(グラフあり)(最終版)

高年齢者雇用促進への政府の取組 ~改正高年齢者雇用安定法の施行~

少子高齢化班後期総括

労働力調査(詳細集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要

平成30年版高齢社会白書(概要版)(PDF版)

2 継続雇用 の状況 (1) 定年制 の採用状況 定年制を採用している と回答している企業は 95.9% である 主要事業内容別では 飲食店 宿泊業 (75.8%) で 正社員数別では 29 人以下 (86.0%) 高年齢者比率別では 71% 以上 ( 85.6%) で定年制の採用率がやや低い また

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

Microsoft PowerPoint

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

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①公表資料本文【ワード軽量化版】11月8日手直し版【1025部長レク⑤後】平成30年61本文(元データあり・数値1004版)

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

労働力調査(詳細集計)平成24年平均(速報)結果の要約

高年齢者雇用就業対策の体系 1 年齢にかかわりなく意欲と能力に応じて働くことができる 生涯現役社会 の実現に向けた高年齢者の就労促進 年齢にかかわりなく働くことができる企業の普及に向けた支援を充実するとともに 高齢期にさしかかった段階で 高齢期の生き方を見つめ直すことを奨励するなど 生涯現役社会の実

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

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平成 年 2 月 日総務省統計局 労働力調査 ( 詳細集計 ) 平成 24 年 10~12 月期平均 ( 速報 ) 結果の概要 1 Ⅰ 雇用者 ( 役員を除く ) 1 1 雇用形態 2 非正規の職員 従業員の内訳 Ⅱ 完全失業者 3 1 仕事につけない理由 2 失業期間 3 主な求職方法 4 前職の

平成27年版高齢社会白書(全体版)

平成29年版高齢社会白書(全体版)

平成28年版高齢社会白書(概要版)

親と同居の壮年未婚者 2014 年

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Microsoft Word - コピー ~ (確定) 61発表資料(更新)_

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高齢社会は危機かチャンスか

18歳人口の分布図(推計)

H30年度 シンポジウム宮城・基調講演(藤波先生)

(1) 政府の方針 (2) 近年の法改正の動向 (3) 国の高齢者雇用施策の概要 2 神奈川県の取組 (1) シニア ジョブ スタイル かながわ (2) 神奈川生涯現役促進協議会の取組 (3) 第 10 次神奈川県職業能力開発計画 (4) 経済団体への要請 (5) シルバーベンチャーの創出促進 (6

JILPT 高齢者の雇用 採用に関する調査結果 (2008) の概要 高齢者の雇用 採用に関する調査 (2008 年 8-9 月実施 ) 高年齢者雇用関連の法制度が整備される中で 企業の高齢者の雇用や採用に関する最近の取組等を把握 全国の常用雇用 50 人以上の民営企業 社を対象 有効回

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

第3節 重点的な取り組み

雇用の現状_季刊版2014年夏号

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- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

第 1 子出産前後の女性の継続就業率 及び出産 育児と女性の就業状況について 平成 30 年 11 月 内閣府男女共同参画局

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2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢

第第第ライフスタイルに対する国民の意識と求められるすがた50 また 働いていないが 今後働きたい と回答した人の割合は 男性では 7.4% であるのに対し て 女性は19.1% である さらに 女性の中では 30 代の割合が高く ( 図表 2-1-2) その中でも 特に三大都市圏で高い割合となってい

第 Ⅰ 部本調査研究の背景と目的 第 1 節雇用確保措置の義務化と定着 1. 雇用確保措置の義務化 1990 年代後半になると 少子高齢化などを背景として 希望者全員が その意欲 能力に応じて65 歳まで働くことができる制度を普及することが 政策目標として掲げられた 高年齢者雇用安定法もこの動きを受

1 調査の概要 1-1 調査の目的我が国は 人口減少社会を迎えており 働く意欲と能力のある高年齢者が その能力を発揮して 希望すればいくつになっても働くことができるような環境整備が課題となっている これまで 年金の支給開始年齢の引上げ等もあり 65 歳までの雇用確保 ( 継続 ) に力点が置かれがち

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

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Microsoft PowerPoint - 020_改正高齢法リーフレット<240914_雇用指導・

中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因―

このジニ係数は 所得等の格差を示すときに用いられる指標であり 所得等が完全に平等に分配されている場合に比べて どれだけ分配が偏っているかを数値で示す ジニ係数は 0~1の値をとり 0 に近づくほど格差が小さく 1に近づくほど格差が大きいことを表す したがって 年間収入のジニ係数が上昇しているというこ

今回の改正によってこの規定が廃止され 労使協定の基準を設けることで対象者を選別することができなくなり 希望者全員を再雇用しなければならなくなりました ただし 今回の改正には 一定の期間の経過措置が設けられております つまり 平成 25 年 4 月 1 日以降であっても直ちに希望者全員を 歳まで再雇用

親と同居の未婚者の最近の状況(2016 年)

厚生労働省発表

Microsoft PowerPoint - 【セット版】140804保育キャンペーン資料

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

1 15 歳以上人口の就業状態 富山県の 15 歳以上人口 人のうち 有業者は 人 ( 全国 6621 万 3 千人 ) と 平成 24 年と比べると 人減少しています 有業率 (15 歳以上人口に占める有業者の割合 ) についてみると 59.5%( 全国 5

Microsoft Word - 雇用継続制度

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みずほインサイト 政策 2013 年 2 月 20 日 希望者全員を 65 歳まで雇用義務化高齢者が活躍できる職場の創設と人材育成が課題 政策調査部上席主任研究員堀江奈保子 年 4 月 1 日に高年齢者雇用安

8-1 雇用保険 雇用保険の適用基準 1 31 日以上引き続き雇用されることが見込まれること 31 日以上雇用が継続しないことが明確である場合を除き この要件に該当することとなります このため 例えば 次の場合には 雇用契約期間が31 日未満であっても 原則として 31 日以上の雇用が見込まれるもの

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ⅰ. キーワードや法令を知る 01 処遇検討の背景 少子高齢化が急速に進展する中 労働力人口の減少に対応し 経済と社会を発展させるため 高年齢者をはじめ働くことができる全ての人が社会を支える全員参加型社会の実現が求められております また 現在の年金制度に基づき平成 25 年度から特別支給の老齢厚生年

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

調査の概要 少子高齢化が進む中 わが国経済の持続的発展のために今 国をあげて女性の活躍推進の取組が行なわれています このまま女性正社員の継続就業が進むと 今後 男性同様 女性も長年勤めた会社で定年を迎える人が増えることが見込まれます 現状では 60 代前半の離職者のうち 定年 を理由として離職する男

調査レポート

目次. 独立行政法人労働政策研究 研修機構による調査 速報値 ページ : 企業調査 ページ : 労働者調査 ページ. 総務省行政評価局による調査 ページ

提言集2013.indb

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

はじめに ~ 日本の人口の推計 ~ 日本の人口は近年横ばいであり 人口減少の局面を迎えています 2060 年には総人口が9,000 万人を割り込み 65 歳以上人口の割合 高齢化率 は 全人口の40% に近い水準になると推計されています それに伴い 生産年齢人口割合も約 50% まで下がると予想され

ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研 Monthly Report 平成 27 年 11 月 ヒューマンタッチ総研レポートでは 建設業に特化して人材関連の様々な情報 最新の雇用関連データを月に 1 回のペー スで発信していきます ご愛読い

01 公的年金の受給状況

①-1公表資料(本文 P1~9)

短時間労働者への厚生年金 国民年金の適用について 1 日又は 1 週間の所定労働時間 1 カ月の所定労働日数がそれぞれ当該事業所 において同種の業務に従事する通常の就労者のおおむね 4 分の 3 以上であるか 4 分の 3 以上である 4 分の 3 未満である 被用者年金制度の被保険者の 配偶者であ

第2章 基本的諸概念と用語

市報2016年3月号-10

PowerPoint プレゼンテーション

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

Microsoft Word

長野県の少子化の現状と課題

中央労働災害防止協会発表

東日本大震災への対応 政府一体となって ハローワークを中心に被災者の就労を強力に支援 特別相談窓口での相談 ハローワークに特別相談窓口を設置 出張相談の様子 ( 福島労働局 ) 仮設住宅等への出張相談 仮設住宅等の入所者を対象として ハローワークからの出張相談を実施 雇用保険受給者実人員の推移 就職

第 3 章 就労促進に向けた労働市場の需給面及び質面の課題 くなり いきがい 社会参加 や 頼まれた といった社会とのつながりによる理由が高くなっており 長期的にも上昇傾向にある 一方 女性については いずれの年齢層も 経済上の理由 が最も高くなっているが 男性よりその割合は小さく いきがい 社会参

3.HWIS におけるサービスの拡充 HWISにおいては 平成 15 年度のサービス開始以降 主にハローワーク求人情報の提供を行っている 全国のハローワークで受理した求人情報のうち 求人者からインターネット公開希望があったものを HWIS に公開しているが 公開求人割合は年々増加しており 平成 27

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2016年 弾丸メールセミナー № 33 雇用保険法 高年齢再就職給付金

若年者雇用実態調査

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この冊子を手に取っている皆さんへ

問題の背景 高齢者を取り巻く状況の変化 少子高齢化の急速な進展 2015 年までの労働力人口の減少 厚生年金の支給開始年齢の段階的引き上げ 少なくとも 年金開始年齢までは働くことのできる 社会 制度づくり ( 企業への負担 ) 会社にとっての問題点 そしてベストな対策対策が必要に!! 2

自動的に反映させないのは133 社 ( 支払原資を社内で準備している189 社の70.4%) で そのうち算定基礎は賃金改定とは連動しないのが123 社 (133 社の92.5%) となっている 製造業では 改定結果を算定基礎に自動的に反映させるのは26 社 ( 支払原資を社内で準備している103

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

資料9

Microsoft PowerPoint - 分野別事業概論(酒井)

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

Transcription:

職業安定分科会雇用保険部会 ( 第 104 回 ) 平成 27 年 9 月 25 日 資料 4 高年齢者雇用の現状について

日本の人口の推移 日本の人口は近年横ばいであり 人口減少局面を迎えている 2060 年には総人口が 9000 を割り込み 高齢化率は 40% 近い水準になると推計されている 人口 ( ) 14,000 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 割合 実績値 ( 国勢調査等 ) 12,806 平成 24 年推計値 ( 日本の将来推計人口 ) 12,000 11,662 10,000 8,000 6,000 15~64 歳人口 63.8% 23.0% 3,685 6,773 65 歳以上人口 8,674 3,464 生産年齢人口割合 50.9% 高齢化率 39.9% 高齢化率 (65 歳以上人口割合 ) 4,000 2,000 14 歳以下人口 合計特殊出生率 4,418 合計特殊出生率 1.35 0 1950 1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040 2050 2060 資料出所 : 総務省 国勢調査 及び 人口推計 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ): 出生中位 死亡中位推計 ( 各年 10 月 1 日現在人口 ) 厚生労働省 人口動態統計 1.39 1,204 791 1

人口ピラミッドの変化 団塊の世代が全て 75 歳となる 2025 年には 75 歳以上が全人口の 18% となる 2060 年には 人口は 8,674 にまで減少するが 一方で 65 歳以上は全人口の約 40% となる 歳 1990 年 ( 実績 ) 2013 年 ( 実績 ) 2025 年 2060 年 総人口 1 億 2,361 総人口 1 億 2,730 総人口 1 億 2,066 総人口 8,674 75 65 65~74 歳 892( 7%) 75 歳 ~ 597( 5%) 75 歳 ~ 1,560(12%) 65~74 歳 1,630(13%) 団塊世代 (1947~49 年生まれ ) 65~74 歳 1,479(12%) 75 歳 ~ 2,179(18%) 65~74 歳 1,128(13%) 75 歳 ~ 2,336(27%) 20~64 歳 7,590(61%) 20~64 歳 7,296(57%) 20~64 歳 6,559(54%) 20~64 歳 4,105(47%) 20 団塊ジュニア世代 (1971~74 年生まれ ) ~19 歳 3,249(26%) ~19 歳 2,244(18%) ~19 歳 1,849(15%) ~19 歳 1,104(13%) 0 50 100 150 200 250 0 50 100 150 200 250 0 50 100 150 200 250 0 50 100 150 200 250 2 資料出所 : 総務省 国勢調査 及び 人口推計 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ): 出生中位 死亡中位推計 ( 各年 10 月 1 日現在人口 )

180000.0 2,300 160000.0 2,100 就業状態別人口とその構成比の推移 高年齢者のうち雇用者の数も構成比も増加傾向にある 一方 自営業者 家族従業者は減少傾向にある 2112 140000.0 1,900 1,700 万 120000.0 人 100000.0 1,000 800 80000.0 600 60000.0 40000.0 200 20000.0 0 0.0 559, 30.9% 1.8% 27.7% 39.4% 770 26.9% 1.4% 22.4% 48.7% 875 872 23.8% 22.0% 3.0% 3.3% 15.5% 10.7% 57.4% 63.6% 非労働力人口 完全失業者 家族従業者および自営業主 雇用者 444 43.7% 2.0% 28.2% 25.9% 670 44.2% 1.9% 24.7% 768 44.5% 4.4% 17.3% 28.8% 33.6% 988 39.5% 3.4% 12.3% 44.5% 58.8% 0.7% 23.6% 60.6% 0.6% 22.5% 16.6% 16.2% 62.5% 1.3% 17.4% 18.7% 62.3% 1.3% 12.0% 24.2% 82.5% 83.2% 84.5% 0.1% 0.1% 0.2% 10.3% 11.6% 11.8% 5.3% 4.9% 5.1% 1980 年 1990 年 2000 年 2010 年 1980 年 1990 年 2000 年 2010 年 1980 年 1990 年 2000 年 2010 年 1980 年 1990 年 2000 年 2010 年 403 507 707 824 657 973 1473 87.0% 0.2% 7.3% 5.4% 資料出所 : 総務省 労働力調査 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70 歳以上 3

90.0 (%) 就業率の推移 60~64 歳層で 雇用確保措置の導入が義務付けられた改正高齢法施行 (2006 年 4 月 1 日 ) 後 就業率が上昇 65~69 歳層は 2004 年に 33.2% まで低下したが 近年は上昇傾向にある 83.0 83.4 83.7 83.8 83.6 83.1 82.9 82.9 83.3 82.9 82.1 82.0 81.9 81.5 81.8 82.2 82.9 83.1 84.1 83.5 82.6 82.9 83.0 83.1 83.4 83.8 80.0 78.8 79.7 80.2 81.2 80.8 80.6 80.4 80.3 80.8 80.4 79.8 79.5 79.3 78.6 79.0 79.1 79.6 80.5 80.9 81.3 80.9 81.2 81.1 81.3 82.4 82.9 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 61.4 61.9 62.4 62.6 62.2 61.8 61.4 61.4 61.5 60.7 60.7 59.9 59.5 58.9 58.9 57.9 57.6 57.6 57.7 57.9 58.1 57.8 57.0 57.1 57.1 57.7 57.2 54.7 55.1 54.6 55.5 53.4 53.6 53.4 52.3 52.6 53.1 52.5 52.0 51.0 50.7 50.6 50.7 51.5 52.0 52.6 56.9 56.6 56.5 56.5 56.9 57.3 60~64 歳 40.3 40.7 39.9 38.7 39.5 40.1 38.9 38.5 38.8 37.3 37.8 38.7 37.4 36.2 35.3 35.8 36.2 36.2 36.4 36.2 37.1 34.2 33.5 33.2 33.8 34.6 65~69 歳 65 歳以上 23.6 24.1 24.9 25.1 24.6 24.5 24.2 23.8 23.9 23.3 22.9 22.1 21.2 20.3 19.7 19.4 19.4 19.4 19.7 19.7 19.6 19.4 19.2 19.5 20.1 20.8 16.4 16.5 16.8 16.6 16.2 16.3 16.2 16.1 16.2 16.0 15.8 15.4 14.6 13.9 13.6 13.5 13.6 13.3 13.3 13.2 12.9 12.8 13.1 13.1 13.1 13.4 45~49 50~54 55~59 60~64 65~69 65 歳以上 70 歳以上年齢計 10.0 0.0 70 歳以上 平成 18 年 (2006 年 )4 月高年齢者雇用確保措置義務化 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 ( 資料出所 ) 総務省統計局 労働力調査 4

80 就業率の国際比較 日本の高年齢者の就業率は 欧米諸国と比較すると 特に男性で高水準 (%) (%) 60 歳 ~64 歳の就業率 65 歳以上の就業率 80 70 72.2 69.6 70.7 70 60 57.1 55.5 57.6 62.0 60 50 40 46.0 47.5 37.3 42.6 34.2 44.5 男 50 40 41.9 男 30 20 10 24.8 22.0 18.1 女 30 20 10 28.6 22.2 13.7 14.1 12.9 6.7 7.7 3.6 3.0 6.1 1.6 1.5 18.6 10.8 23.1 女 0 0 2013 年の各国の就業率 ( 資料出所 ) 就業率 : 労働政策研修 研修機構 データブック国際労働比較 (2015) 注 : スウェーデンは 75 歳以上のデータがないため 65~74 歳の状況 5

6.00 高年齢者の転職入職者数の推移 5.00 65 歳 ~ 5.25 4.66 4.00 60~64 歳 3.68 3.00 2.00 2.42 2.34 2.10 1.93 2.71 2.48 2.21 2.20 1.72 1.56 1.43 1.35 2.64 2.54 2.07 1.28 2.87 2.46 2.41 1.84 2.94 2.76 2.76 2.58 2.18 2.24 2.19 1.97 2.90 2.83 2.51 2.11 3.19 2.65 2.71 2.20 2.87 2.90 2.44 2.35 2.39 2.22 2.06 1.96 3.13 3.07 2.54 2.26 年齢計 2.95 2.68 55~59 歳 3.46 3.06 3.02 1.00 1.00 0.00 平成 12 年平成 13 年平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年平成 25 年平成 26 年 資料出所 : 雇用動向調査 ( 平成 12~26 年 ) ( 注 ) 各年齢層について 平成 12 年を 1.00 としたときの値をプロットした 値が 1.00 超の場合は増加 1.00 未満は減少を意味する 6

ハローワークにおける高年齢者の就職状況 ( 人 ) ( 件 ) (%) ( 件 ) ( 件 ) 新規求職者数就職件数就職率 特定就職困難者雇用開発助成金 (60 ~64 歳 ) 高年齢者雇用開発特別奨励金 (65 歳 ~) 55~ 59 歳 60~ 64 歳 65 歳以上 55~ 59 歳 60~ 64 歳 65 歳以上 55~ 59 歳 60~ 64 歳 65 歳以上 平成 18 年度 567,953 398,358 206,492 157,922 97,134 28,799 27.8% 24.4% 13.9% 33,539 - 平成 19 年度 536,522 427,806 215,709 150,478 101,349 31,411 28.0% 23.7% 14.6% 30,745 - 平成 20 年度 567,485 514,776 257,582 139,117 107,382 33,197 24.5% 20.9% 12.9% 31,664 - 平成 21 年度 627,291 635,317 316,367 136,917 120,855 34,856 21.8% 19.0% 11.0% 37,069 1,424 平成 22 年度 575,751 642,801 302,670 142,469 139,686 37,256 24.7% 21.7% 12.3% 46,393 5,018 平成 23 年度 526,671 638,080 322,663 138,586 150,479 41,895 26.3% 23.6% 13.0% 53,617 5,987 平成 24 年度 464,117 572,558 361,198 134,732 151,234 51,007 29.0% 26.4% 14.1% 56,333 7,049 平成 25 年度 422,587 503,424 393,271 133,394 144,952 61,638 31.6% 28.8% 15.7% 60,491 10,300 平成 26 年度 403,238 464,677 431,023 129,763 136,515 74,746 32.2% 29.4% 17.3% 58,998 13,443 資料出所 : 厚生労働省 職業安定業務統計 ( 注 ) 数値は パートタイム含む常用のもの ( 注 ) 高年齢者雇用開発特別奨励金は平成 20 年 12 月に創設 7

ハローワークにおける高年齢者の就職状況の推移 3.50 65 歳以上 3.15 3.00 60~64 歳 55~59 歳 就職件数 2.60 2.50 新規求職者数 2.15 2.23 2.00 1.50 1.00 1.00 55~59 歳 65 歳以上 60~64 歳 1.21 1.07 1.010.98 1.07 0.92 1.32 1.12 1.02 0.98 0.95 1.64 1.57 1.47 1.40 1.57 1.48 1.46 1.33 1.21 1.40 1.18 1.08 1.01 1.11 1.02 0.94 0.92 0.96 2.03 1.77 1.87 1.67 1.51 1.52 1.46 1.47 1.32 1.16 0.93 1.37 1.07 0.91 0.90 0.88 0.94 0.82 0.75 0.72 0.50 0.00 17 年度計 18 年度計 19 年度計 20 年度計 21 年度計 22 年度計 23 年度計 24 年度計 25 年度計 26 年度計 資料出所 : 厚生労働省 職業安定業務統計 ( 注 ) 数値は パートタイム含む常用のもの 各年齢層について 平成 17 年を 1.00 としたときの値をプロットした 値が 1.00 超の場合は増加 1.00 未満は減少を意味する 8

男性 有業者数と就業希望者数 高年齢者と女性において 就業希望者が多い 65 歳以上の就業希望者は 207 女性 ( ) ( ) 0 100 200 300 400 500 0 100 200 300 400 500 15~19 歳 15~19 歳 20~24 20~24 25~29 25~29 30~34 30~34 35~39 35~39 40~44 40~44 45~49 45~49 50~54 50~54 55~59 55~59 60~64 60~64 65~69 65~69 70~74 70~74 75~79 75~79 80~84 80~84 85 歳以上 有業者 就業希望者 85 歳以上 有業者 就業希望者 ( 資料出所 ) 総務省 就業構造基本調査 ( 平成 24 年 ) ( 注 ) 就業希望者 は ふだん仕事をしていない 無業者 のうち 何か収入のある仕事をしたいと思っている者をいい 実際に求職活動をしている 求職者 を含む いわば潜在的労働力に相当する者 9

60 歳以降の収入を伴う就労の意向と就労希望年齢 65 歳を超えて働きたいと回答した人が約 5 割を占めている 60 歳以降は仕事をしたくない 11.7 75 歳くらいまで 3.7 無回答 1.0 65 歳くらいまで 31.4 70 歳くらいまで 20.9 働けるうちはいつまでも 25.7 76 歳以上 0.1 わからない 5.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 資料出所 : 内閣府 平成 25 年度高齢期に向けた 備え に関する意識調査 ( 平成 25 年 ) ( 注 ) 35~64 歳の男女を対象とした調査 (n=2,707) 10

高年齢者の就業理由 高年齢者の就業理由は 60~64 歳では 生活の糧を得るため が最も多いが 65~69 歳では 健康にいいから いきがい 社会参加のため といった割合が増える (%) 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 73.4 65.1 56.0 51.7 52.2 50.3 39.4 51.6 45.2 40.0 39.4 39.5 33.6 28.9 31.8 19.6 10.9 20.7 12.6 17.8 2.5 6.9 6.4 5.2 6.9 3.4 0.0 1.9 60~64 歳男性 65~69 歳 60~64 歳女性 65~69 歳 生活の糧を得るため 健康にいいから いきがい 社会参加のため 頼まれたから 時間に余裕があるから その他 無回答 資料出所 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 高年齢者の継続雇用等 就業実態に関する調査 ( 平成 23 年 ) 注 1) 複数回答注 2) 60~64 歳は雇用者のみの回答 65~69 歳は自営業者を含む注 3) 平成 23 年 7 月現在の就業等の状況に対する意識を尋ねたもの 11

高年齢者の就業理由 2 65 歳以上 70 歳未満で仕事をしている高年齢者の就業理由としては 経済上の理由 を第一にあげる者の割合がおよそ 5 割を占めており 生活が楽ではない又は大変に苦しいという者が 2 割程度になっている ( 単数回答 %) 経済上の理由 ( 経済上の理由と回答した者の生計状態 ) ( 計 17.9) 2.2 33.5 12.4 3.3 51.9 健康上の理由 ( 健康に良いなど ) 余裕がある又は余裕はないが 普通に生活している限り特に問題はない 4.5 収入が少なく 生活は楽ではない 親 配偶者等の介護の経費などがあるため 生活は楽ではない 貯蓄を取り崩して生活する状況で 大変に苦しい いきがい 社会参加のため 14.9 頼まれたから 10.1 時間に余裕があるから 5.2 その他 8.7 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 資料出所 : 平成 26 年度 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 60 代の雇用 生活調査 図は 65 歳以上 70 際未満の男女の回答 ( 単数回答 ) をパーセンテージで表したもの 12

高年齢者の就業継続意向 (1)65 歳以降の就業継続意向 (60~64 歳 ) (%) 計 まだ決めていない わからない 仕事はしたくない 仕事からは引退するつもり 自分の健康 家庭の事情等で働けないと思う 健康ではあるが 私の職種は体力を要する仕事なので働けないと思う 採用してくれる職場があるなら ぜひ働きたい すでに働くことが ( ほぼ ) 決まっている ( 誘い 雇用契約がある ) その他 無回答 60~64 歳 100.0 31.4 11.7 2.0 3.4 13.5 15.9 13.4 8.7 男性 100.0 33.2 12.3 1.1 3.5 13.5 14.9 14.0 7.5 女性 100.0 28.8 10.8 3.4 3.2 13.5 17.3 12.6 10.5 (2)70 歳以降の就業継続意向 (65~69 歳 ) (%) 計 まだ決めていない わからない もう十分に働いたので 引退して好きなことを楽しみたい 年金だけでは生活ができないので なお働かねばならない 生きがいや健康のために 元気な限り働きたい すでに働くことが ( ほぼ ) 決まっている ( 誘い 雇用契約がある ) その他 無回答 65~69 歳 100.0 23.4 10.4 18.9 30.8 2.6 2.8 11.0 男性 100.0 24.4 11.0 20.6 28.2 3.5 2.2 10.2 女性 100.0 22.3 9.8 16.8 34.1 1.6 3.5 12.1 資料出所 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 60 代雇用 生活調査 ( 平成 26 年 ) 13

希望者全員が 65 歳以上まで働ける企業の状況 希望者全員が 65 歳以上まで働ける企業の割合は企業規模が小さい方が高い 定年制の廃止 65 歳以上定年希望者全員を対象とした継続雇用制度 平成 25 年 2.6 14.7 49.1 66.5% 企業規模計 平成 26 年 2.6 15.3 53.1 71.0% 平成 25 年 0.4 6.5 42.0 48.9% 301 人以上 平成 26 年 0.4 7.1 44.4 51.9% 平成 25 年 2.9 15.7 49.9 68.5% 31~300 人 平成 26 年 2.9 16.2 54.1 73.2% 0 10 20 30 40 50 60 70 80 14 資料出所 : 高年齢者雇用状況報告 ( 平成 26 年 6 月 1 日現在 ) (%)

その他雇用者数規継続雇用者の 65 歳以降勤務可能性 (%) 継続雇用者が 65 歳以降も勤務できる 会社が個別に要請したとき 本人が希望すれば 一律に65 歳以降も勤務できるが 年齢に上限がある 一律に65 歳以降も勤務でき 年齢に上限がない 模300~499 人 62.4 (100.0) (71.3) (11.3) (4.3) (3.2) (8.6) 総計 68.7 (100.0) (71.2) (14.9) (4.2) (3.5) (6.0) ~49 人 72.4 (100.0) (61.5) (24.3) (3.7) (4.5) (5.2) 50~99 人 72.7 (100.0) (70.3) (17.1) (3.9) (3.3) (5.6) 100~299 人 69.8 (100.0) (72.3) (13.3) (4.6) (4.0) (9.2) 500~999 人 62.3 (100.0) (74.5) (11.5) (2.1) (3.3) (7.3) 1000 人 ~ 54.9 (100.0) (79.8) (7.0) (4.6) (1.3) (8.3) 資料出所 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 高年齢社員や有期契約社員の法改正後の活用状況に関する調査 ( 平成 26 年 ) ( 注 ) 常用労働者 50 人以上雇用する民間企業に対する調査 ( 回収数 n=7179) 回答時点で雇用者規模が 50 人未満であった企業が含まれる (n=463) 無回答非掲載 15

70 歳以上まで働ける企業 定年の廃止 70 歳以上定年 希望者全員 70 歳以上の継続雇用制度 基準該当者 70 歳以上 その他の制度 全企業 2.6% 1.0% 3.8% 7.0% 4.5% 19.0% 定年制の廃止 0.4% 70 歳以上定年 301 人以上 1.2% 5.1% 5.0% 11.8% 希望者全員 70 歳以上の継続雇用制度 基準該当者 70 歳以上の継続雇用制度 0.1% その他の制度で 70 歳以上まで雇用 31~300 人 2.9% 1.1% 4.1% 7.2% 4.5% 19.8% 0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0% 20.0% 資料出所 : 厚生労働省 高年齢者の雇用状況 集計結果 ( 平成 26 年度 ) 16

60 歳以降の希望する就業形態 60 歳以降の希望する就労形態として パートタイムが最も多い フルタイムの社員 職員 パートタイム ( 短時間勤務など ) の社員 職員 自営業 個人事業主 フリーランス ( 家族従業者を含む ) 農林漁業 ( 家族従業者を含む ) 在宅就労 その他 2.1 0.6 24.2 53.9 15.9 2.9 0.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 (%) 資料出所 : 内閣府 平成 25 年度高齢期に向けた 備え に関する意識調査 ( 注 ) 対象は 35~64 歳の男女のうち 60 歳以降も収入を伴う就労の意向がある者 17

有業者の 就業形態 ( 人 ) 有業者総数自営業主家族従業者 会社などの役員 正規従業員 職員 雇用者 非正規従業 員 職員 パート アルバイト派遣労働者 嘱託 契約社員 年齢計 15~44 歳 45~54 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 70 歳 ~ 64,420,700 5,909,600 1,341,500 3,471,400 33,110,400 20,427,100 9,560,800 4,391,900 1,187,300 1,192,600 2,909,200 100.0% 9.2% 2.1% 5.4% 51.4% 31.7% 14.8% 6.8% 1.8% 1.9% 4.5% 32,360,400 1,206,100 279,100 671,300 20,209,200 9,922,600 3,730,000 3,169,100 822,800 232,300 1,522,700 100.0% 3.7% 0.9% 2.1% 62.5% 30.7% 11.5% 9.8% 2.5% 0.7% 4.7% 13,244,900 965,200 165,700 754,500 7,569,600 3,763,300 2,427,800 347,100 199,000 133,800 467,200 100.0% 7.3% 1.3% 5.7% 57.2% 28.4% 18.3% 2.6% 1.5% 1.0% 3.5% 6,141,500 624,600 135,700 483,500 3,110,300 1,775,900 1,134,000 160,800 53,600 86,400 226,100 100.0% 10.2% 2.2% 7.9% 50.6% 28.9% 18.5% 2.6% 0.9% 1.4% 3.7% 6,120,200 989,300 202,900 629,600 1,465,300 2,817,500 1,291,600 299,700 54,300 502,400 483,300 100.0% 16.2% 3.3% 10.3% 23.9% 46.0% 21.1% 4.9% 0.1% 8.2% 7.9% 3,201,600 770,700 191,800 413,800 434,200 1,379,100 657,900 255,200 37,100 160,500 154,100 100.0% 24.1% 6.0% 12.9% 13.6% 43.1% 20.5% 8.0% 1.2% 5.0% 4.8% 3,352,000 1,353,700 366,300 518,600 321,900 768,700 319,400 159,900 20,600 77,300 55,700 100.0% 40.4% 10.9% 15.5% 9.6% 22.9% 9.5% 4.8% 0.6% 2.3% 1.7% 資料出所 : 総務省 就業構造基本調査 ( 平成 24 年 ) ( 注 ) 実数は ふだん収入を得ることを目的として仕事をしており 調査日以降も仕事をすることになっている 有業者 ( 休業者を含む 自営業者 家族従業者を含む ) の数 18

1 ヶ月当たりの労働日数 (65 歳以上の雇用者 ) 21 日以上 28.3 34.9 11~20 日以内 48.1 48.5 6~10 日以内 7.4 13.8 4~5 日以内 1~3 日以内無回答 0 日 3.9 2.7 2.9 2.6 3.0 2.1 0.0 1.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 (%) H21 年度 H26 年度 資料出所 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 高年齢者の雇用 就業の実態に関する調査 ( 平成 22 年 ) 独立行政法人労働政策研究 研修機構 60 代の雇用 生活調査 ( 平成 26 年 ) 19

高年齢者の生活の主な収入源 主たる収入源をみると 年齢層が高まるにつれて 賃金等収入 から 年金収入 へシフトしている ( 複数回答 (%)) 男性 女性 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 55~59 歳 60~64 歳 65~69 歳 本人の賃金等収入 95.0% 82.5% 38.6% 85.5% 69.2% 18.6% 本人の公的年金収入 1.8% 54.0% 91.0% 1.0% 38.2% 76.1% 本人のその他の年金収入 ( 企業年金含む ) 1.7% 31.5% 37.6% 1.3% 14.0% 22.3% 本人の高年齢雇用継続給付金 0.2% 14.2% 0.7% 0.0% 1.9% 0.7% 配偶者の賃金等収入 44.3% 31.4% 23.5% 54.8% 39.6% 18.8% 子供の賃金等収入 6.8% 7.9% 8.3% 9.1% 11.6% 7.3% 配偶者の年金収入 ( 公的年金 企業年金含む ) 1.1% 12.0% 31.6% 23.4% 51.0% 67.9% 親族の年金収入 5.7% 3.0% 1.7% 5.4% 3.1% 2.0% 自営業などの事業収入 2.2% 2.2% 12.1% 4.1% 4.2% 8.8% 財産収入 ( 家賃 利子 配当金など ) 6.7% 8.1% 10.9% 5.4% 6.6% 12.2% 退職金の取り崩し 3.1% 9.8% 10.2% 2.2% 3.6% 3.3% 貯蓄の取り崩し 8.1% 14.8% 15.8% 9.7% 12.6% 18.6% 雇用保険 1.5% 1.8% 0.0% 1.6% 0.5% 0.2% 仕送り 0.1% 0.0% 0.0% 0.3% 0.7% 0.7% 生活保護 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.1% 0.4% その他 0.5% 0.8% 0.7% 0.6% 1.7% 0.4% 無回答 0.4% 2.4% 0.7% 0.0% 3.2% 0.9% 資料出所 : 独立行政法人労働政策研究 研修機構 高年齢者の継続雇用等 就業実態に関する調査 ( 平成 24 年 ) 20

年齢別離職期間 計 離職期間 1 年未満 離職期間 1~2 年未満 計 1 5 日未満 15 日 ~ 1 か月未満 1 か月 ~ 3 か月未満 3 か月 ~ 6 か月未満 6 か月 ~ 1 年未満 計 1 年 ~1 年 6 か月未満 1 年 6 か月 ~2 年未満 年齢計 100% 93.8% 43.1% 10.8% 18.7% 11.2% 9.8% 6.2% 3.8% 2.3% ~19 歳 100% 94.5% 20.4% 32.1% 21.3% 13.1% 7.4% 5.5% 4.9% 0.6% 20~24 歳 100% 92.4% 28.7% 18.1% 22.6% 11.7% 11.4% 7.6% 5.4% 2.2% 25~29 歳 100% 94.4% 42.1% 10.4% 20.7% 11.7% 9.3% 5.6% 2.9% 2.6% 30~34 歳 100% 93.1% 41.8% 11.4% 18.9% 11.0% 9.7% 6.9% 3.1% 3.8% 35~39 歳 100% 93.7% 41.5% 8.8% 20.3% 11.5% 11.7% 6.3% 3.7% 2.6% 40~44 歳 100% 94.8% 45.9% 7.8% 21.6% 9.5% 10.0% 5.2% 4.1% 1.1% 45~49 歳 100% 94.2% 48.8% 8.5% 17.1% 9.8% 9.8% 5.9% 3.2% 2.7% 50~54 歳 100% 94.2% 46.2% 12.9% 12.3% 12.3% 10.1% 5.8% 4.2% 1.2% 55~59 歳 100% 95.2% 45.8% 7.8% 15.5% 16.9% 9.2% 4.8% 3.8% 0.9% 60~64 歳 100% 93.3% 64.2% 4.0% 10.3% 7.5% 5.0% 6.7% 5.0% 1.8% 65~69 歳 100% 91.2% 37.9% 16.3% 12.2% 10.7% 13.8% 8.8% 5.6% 2.8% 資料出所 : 厚生労働省 雇用動向調査 ( 平成 26 年 ) ( 注 ) 前職雇用者 現在在職者 一般労働者 ( 常用労働者のうちパートタイム労働者を除く ) についての数字 21

生涯現役社会の実現に向けた雇用 就業環境の整備に関する検討会 報告書概要 生涯現役社会実現の必要性と基本的視点 座長 : 清家篤 ( 慶應義塾長 ) 人口減少社会の中で社会の活力を維持し 持続的な成長を実現するとともに 高年齢者の希望をかなえ 高年齢者が豊かな生活を送れるようにするため 65 歳以降においても 働く意欲のある高年齢者が 年齢にかかわりなく生涯現役で活躍し続けられるような雇用 就業環境を整えていくことが必要不可欠 そのためには 高年齢者が働くことの積極的な意義を理解しつつ 高年齢者の多様な雇用 就業ニーズに対応して 本人の持つ能力と時間を最大限活用できる機会を提供していくという視点が重要 現状と課題及び当面求められる施策の方向性 (1) 企業における高年齢者の雇用の促進 企業における希望者全員の65 歳までの継続雇用は着実に定着しつつあるが 希望者全員が65 歳を超えて働ける企業は少なく 健康管理 安全衛生管理や人事管理上の課題が大きい 65 歳以降の継続雇用や雇入れ等に取り組む企業への支援策の充実や 人事管理の在り方の研究 検討及び雇用管理改善等の支援が必要 (2) 職業生活設計と能力開発の支援 職業人生の長期化と技術革新の加速化を踏まえ 労働者ができるだけ長く企業で活躍するためには 自発的な職業生活設計や能力開発の取組が重要 また 自己啓発には 費用 機会 時間 の確保が課題 労働者が高齢期を迎える前から 全職業生活を展望した職業生活設計や能力開発を行い その成果が適正に評価されるよう 労働者本人や企業に対する支援策の充実が必要 (3) 中高年齢者の再就職の支援 労働者が 自らの能力 適性に適合したキャリアチェンジを自発的に選択した場合の支援策が必要 ハローワークや雇用保険制度による再就職支援等の一層の推進を検討するとともに 試行雇用や出向 移籍等を活用した労働移動の円滑化について検討が必要 (4) 地域における多様な雇用 就業機会の確保 地方自治体を中心とした地域のネットワーク ( 協議体の設置等 ) の下で 地域の課題に対応した多様な形態による雇用 就業機会を掘り起こして企業退職者等に提供する仕組みを 全国に展開していくことが必要 (5) シルバー人材センターの機能強化 高年齢者の就業ニーズの変化 多様化に対応し 労働者派遣事業や職業紹介事業による就業機会 職域開拓の促進や 介護 保育分野等における職域拡大が必要 いわゆる 臨 短 軽 要件の緩和等の可能性について 民業圧迫の懸念等を念頭に置きながら検討することが必要 22

日本再興戦略改訂 2015( 平成 27 年 6 月 30 日閣議決定 )( 抄 ) 一. 日本産業再興プラン 2. 雇用制度改革 人材力の強化 2-1. 失業なき労働移動の実現 / マッチング機能の強化 / 多様な働き方の実現 / 若者 高齢者等の活躍推進 / グローバル化等に対応する人材力の強化 (3) 新たに講ずべき具体的施策 iv) 高齢者の活躍促進人口減少社会の中で社会の活力を維持し持続的な成長を実現するとともに 高年齢者の希望をかなえ 豊かな生活を送れるようにするためには 働く意欲のある高年齢者が年齢にかかわりなくその能力や経験を活かして生涯現役で活躍し続けられる社会環境を整えていく必要がある このため 以下のような取組を行うことにより 就労マッチング機能や高齢者の多様な雇用 就業機会の飛躍的向上 強化を図る ( 就労マッチングに資する情報等の充実 ) 2 量の拡大 のための施策退職労働者のうち 退職後も働くことを希望する者に対して 自らの求職情報をハローワークや民間職業紹介事業者に対して登録するよう働き掛けること等の再就職に向けた積極的支援を雇用者等が行うよう 高年齢者等職業安定対策基本方針等に基づき 強力に促す また 登録を受けたハローワークは 本人の同意に基づき 当該登録情報を民間人材ビジネスに提供するとともに 登録情報については定期的なアップデートに努める さらに 65 歳以上の高年齢者の雇用が一層推進されるよう 企業側のインセンティブや雇用保険の適用の在り方等について 必要な検討を進める 23