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1 Vol.54 No

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5 榊原記念病院 コンセプトマップ 最先端の医療提供と環境負荷低減の融合 新病院コンセプト 1 最先端医療提供 国際的水準を もつ循環器専門 と環境負荷低 減の融合 2 地域医療におけるゲートキーパ ー 循環器専門の地域支援型 3 災害時医療を支援する病院 MEDICAL 䊶㪠㪫䉕ᵴ 䊶ᖚ 䈎䉌㪌ಽ䈪 䍫䍼䍍䍢䍙䍐䍢䍼䍣䍎䍚䍻䍖䍼 䊶ᄌ 䈻䈱ኻᔕ 䋨 䊶ធㆄ䊶ⷙ 䊶䊶䊶䋩 䊶 ቶ ቶ䋺ᄖო ႐ ᕆᚻⴚ 䊶㪠㪚㪬 䊨䈱ሼ㈩ 䈮䉋䉎 㜞ኒᐲ ⷞ 䊶ἴኂ ක ᡰ 䍢䍶䍏䍎䍚䍼䍛䍫䍽䍎䍛 HARD ᯏ ᕈ 㪝㫌㫅㪺㫋㫀㫆㫅 䊶㒮 ᗵᨴኻ 䊶䍬䍽䍪䍽䍵ਗᧁ ฦᚲᚻᵞ䊶㒶㓁 นᄌ 䊶ደᄖ䍶䍨䍩䍼䍶ᐸ 䊶㪚㪚㪬 㘑䍐䍻䍡䍶䍏 䊶 䈏 ኢ䈪䈐䉎 ᓴⅣ ዊఽ ቶ ع 㐿 ᗵߩ ࠆ 㙃ⅣႺߩታ ᔟㆡᕈ䊶 䈚 㪘㫄㪼㫅㫀㫋㫐 ᕈ 㪪㪸㪽㪼㫋㫐 㪪㪅㪘㪅㪝㪅㪜 䊶 䊶 㔚ᯏ Άᢱ䈱 ᔃ 䊶ደ ᐸ ὼߣ ࠇว߁ߎߣߩߢ߈ࠆᄖㇱ 㑆ߩ 䊶 㔡 ㅧ 䊶㪉 ฃ㔚 䊶㪋ᐥቶ 䈜䈦䈐䉍ᨉర䊶 ᄢ߈ߥ㐿ญࠍ ߌ ޔ ណశ ࠍ 㓒㔌ቶ 䊶ᖚ 㗻 䊶ᳪ ᮏ 䍒䍦䍷䍕䍼䍎 㪜㫅㪼㫉㪾㫐 㪪㪸㫍㫀㫅㪾 ع ⅣႺ ૐ 㵪ㆇ༡䉁䈪 䉄䈢 䍒䍦㵪 䊶 ᾲᮏ㪉 䈮ᾲ 䊶㪧㪘㪣୯㪉㪏㪎㪅㪏㪤㪡㪆䋛 ᾲ 䍃 ㅍ ജ䉕ૐ 䈪䈐䉎ᑪ ὼ䉣䊈䊦䉩䊷䈱 ㆇ 䈮㗅ᔕ䈪䈐䉎 㔚ജ 䈱ᐔḰൻ䈮㈩ᘦ䈚䈢ᾲḮ䊶㔚Ḯ 䊶ᯏ ቶ䈱ㆡᕈ㈩ 䈮䉋䉎 䊶㪮㪚ᵞᵺ 䈮㔎 䊶䍒䍦䍷䍕䍼䍎ฃ ᣇᑼ ㅍ ജ SOFT GENERAL 䊶ᄖ ᯏ ᄛ ᦧ䈮䉋䉎 ㅍ ജ 1階 外来 救急 災害時医療支援 エネルギー支援 ක ᯏ ቶ 䃂䉣䊈䊦䉩䊷ฃ ᣇᑼ 㔚 ቶ ᾲḮᯏ ቶ ࡏ ቶ 㔚 ᯏቶ 0#5㔚ᳰቶ 䃂ᖚ 䈎䉌5ಽ 䈪 ᕆᚻⴚ ℂቶ 㔚 ቶ 㩙㩐㩘㨺㩣㩎㩨 ቶ 㨾㩒㩣㩁㩨㨺 ਅㇱ㧦 ᄖ ᢇᕆ ක 䃂ᢇᕆ ญ䇮 ቶ ࡈ ቶ ᯏ ቶ 䃂ᄖ ᖚ 㗻 ᠲ 㘑㒰 ቶ : 68 ኤቶ ኤቶ ቶ ಣ ᄖ ᓙวࡎ 㧔 ዊఽ㧕 ᔃ㔚 : ᦝ ᄖ ᓙวࡎ /4+ ℂ ᬌᩏ 䃂ᄌᦝ䈻䈱ኻᔕ ࡈ ක ㅪ៤ ኤቶ ណⴊ ಣ ቶ 6'. ᄖ ญ ᔃ㨾㩄㨺 ᠲ ฃ 䃂ធㆄᄌൻ䈻䈱ኻᔕ %6 : ᢇᕆ ࡎ ᢇᕆ ญ 䃂 ㅜ䈮䉋䉍 ญ 䉕ኾ 䈮 ᯏ ቶ #6/ ㇱ ᛮ ਛᄩࡎ 㘑㒰 ኤቶ ೬ᬌ '25 㔤 ว ߏㆮ ญ 㒐ἴ 䃂䊃䊥䉝䊷䉳䉴䊕䊷䉴 ࡌ ᄁᐫ ࡀ ଏ ߅ ߒ 㨿㩢㨾㩧㩍㨺 㩆㨸㩧㩣㨺㩛 ਛᄩ ᐶ ᄖ ᐶ ᔃ ࡂࡆ ቶ ᦝ ಣ ቶ ᑄ ᐶ ᑄ ญ 㩊㩨㨺㩍㨲 㘑㒰 ቶ ᦝ ญ 㩂㩢㨺㩧 㘑㒰 ᵈ Ḱ ቶ /'&+% #. ᐶ ኾ ක ኰ ( ߩ ญ 䃂䊥䊊䊎䊥ᐸ &5 ஜᐽჇㅴቶ ᚱ ㆇ ቶ ᯏ ቶ ᔟㆡᕈ ߒ #OGPKV[ 5 # ( ' ᕈ 5CHGV[ 㘑㒰 បቶ ᚱ ญ 㨾㩒㩣㩁㩨㨺 'PGTI[ ޓ 5CXKPI 51 (6 ᔃ ࡂࡆ ஜᐽჇㅴ ㇱ *#4& ᯏ ᕈ (WPEVKQP 㙃 ℂ ᵞᵺ ญ ደ 䈮㒠䉎 䈭㔎 䉕ଢᚲᵞᵺ 䈻 ᚱ 㓏ᐔ㕙 園 や 屋 上 庭 園 に よ っ て 敷 地 内 の 温 熱 環 境 の す る の は も ち ろ ん の こ と 屋 外 リ ハ ビ リ 庭 循 環 器 専 門 病 院 と し て 最 先 端 の 医 療 を 提 供 大きな窓のある 採光 眺望の素晴らしい デイコーナー 自 然 エ ネ ル ギ ー 利 用 )'0'4#. 向 上 や 緑 の 癒 し の 環 境 を 提 供 し て い ま す 雨 水 利 用 ス テ ム 日本病院会雑誌 2007 年 6 月号 5(697)

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7 榊原記念病院 自然光を巧みに取り入れた病室 個室 病室前に備えられた必要機器 ቶฬ䉰䉟䊮 ベッドサイド医療 医療スタッフは各病室前のこの スポットを基点に 患者さんの 近傍で医療を遂行する 䍣䍎䍛䍘䍎䍷 Ἦ 䍫䍽䍎䍨䍽䍎䍞䍓䍷 䉕 䍣䍎䍛䍘䍎䍷ᓳᣥ䍬䍼䍞䍻 䈲 ᧃ䉋䉍 ᖱႎ 䍏䍑䍢䍸䍍䍢 ᶖ 䍬䍼䍢䍷 ႐ 䍘䍼䍮ಽ ႐ 㔚ሶ䉦䊦䊁䈮 㪬㪧㪪㔚Ḯ ᾖ 䍛䍐䍍䍟 䋨㪧㪦㪝䋩㪔 䍃 㣨 䊒䊤䉴䉼䉾䉪 శ䊐䉜䉟䊋䊷 䃂 න Ⅳ 䃂䌉䌔䉕ᵴ 䈚ක 䇮 䉕೨ 䈮 ዊఽ ᐥ ᓴⅣ ዊఽ+%7 ޓ ᐥ ベッドサイド医療 $ $ $ $ 䃂ᢇᕆኾ 㪜㪣㪭ዊఽ⑼ 㪠㪚㪬䈻 ዊఽ+%7㧝 $ $ ዊఽ+%7㧞 $ $ ᒰ ᬌᩏ ᴍᶎ *% శ $ ࠨ ࡆ *% 㧟 $ ᳪಣ $ 䃂 ቶ䊶 ቶ䈲 ႐䉕 ᄖო 䈮 ࡊ ࡓ 㧔㒐㖸㧕 ࡈ ᳪಣ 09%. 㩍㩨㨼㩣㨺㩛 ዊఽಣ ᴍᶎ $ ᐶ శ ಣ ਛᄩ㩇㩍㨺㩆㨸㩧㧦 ᧚ߩ ℂ ၮ $ 㕙 㩅㨺㩕㩨㩇㩇㩍㨺㩆㨸㩧㧦 න ߩਛᨔ శ ᧚ᐶ 㩏㨺㩇㩀㨽㩧㩊㨺㩇㩘㩩㨹㩎㧦 ቶ೨㩦㨺㩁㩧㩂㩨 ὐ శ 䃂ⷙ ᄢ䉕ⷐ䈜䉎ᄌ 䈻䈱ኻᔕ శ 㕙 ᵞ㜬 $ 㩍㩨㨼㩣㨺㩛 '25 㕙 $ $ $ ٨ฦ ቶ೨ߦ ࡐ 䃂ฦᚲ䈮శᐸ䊶శ 日本病院会雑誌 $ $ $ $ $ '25 ࠨ ࡆ *% 㧝 $ శ $ $ 㩍㩨㨼㩣㨺㩛 *% 㕙 $ ࠨ ࡆ *% 㧞 $ $ ٨ ࡘ $ $ $ $ $ $ $ $ $ $ $ /'&+% #. *#4& ᯏ ᕈ (WPEVKQP ᓴⅣ ᚑ 㧦 ᐥ ᓴⅣ ᄙ 㧦 ᐥ 㧡㓏ᐔ㕙 ᔟㆡᕈ ߒ #OGPKV[ 5 # ( ' ᕈ 5CHGV[ 㨾㩒㩣㩁㩨㨺 'PGTI[ ޓ 5CXKPI 51 (6 )'0'4#. 快 適 性 機 能 性 安 全 性 省 エ ネ を 実 現 4 5 階 病 棟 2007 年 6 月号 7(699)

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32 国際モダンホスピタルウ2006 カンファレンス 平成1 8年7月 東京都 病院経営フォーラム DPCと診療情報管理 DPCデータの効果的運用と活かし方 国立がんセンター がん予防 検診センター 情報研究部 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 1 石川 ベンジャミン 光一 医療法人 社団 カレスアライアンス 日鋼記念病院 診療情報管理部課長 株式会社 日本ヘルスステム研究所 情報企画部部長 佐藤 正子 特定医療法人 中頭病院 診療情報部部長 知花 敬 DPCと包括評価 試行的制度から 確立した基盤への転換 石川 ベンジャミン 光一 皆さん こんにちは ご紹介いただきました石川と 申します 主催者から本日ご参加の方は300人くらい とうかがっていますが このように多数の方のご出席 をいただきまして 大変光栄に存じております また このような機会をつくってくださいました日本病院会 日本経営協会に心より感謝申しあげます 本日のこのセッンですが まず私が4 0分間ほど お話をさせていただきたいと思います その後 佐藤 先生 知花先生のお二方に補強するご発表をいただき 残りの時間を質疑応答に当てたいと考えております ᧄᣣߩ Ṷ ኈ 多いと思いますが 少し復習をさせていただいて そ ご紹介をさせていただきたいと思います その後 今 日のメインテーマでもある診療情報管理に関連して ᐲߩᡷༀ 㒮ࡑࡀ ࡔ ߩㅴൻ DPC でどのような診療の管理ができるのかというこ ᓟߩዷ ߦߟ ߡ とで DPC データの活用事例についていくつかご紹 スライド1 年6月号 ます DPC と包括評価についてはよくご存じの方も のなかで2 006年度 今年度の改定のポイントについて 㪛㪧㪚 ߩᵴ 㪛㪧㪚 ઍߩᖱႎ ࡓ ߩࡐ ޔ ᢿ ಽ㘃㪛㪧㪚ߣߪ ޔ ൮ ᡰᛄ ߩᣇᴺ 㪉㪇㪇㪍ᐕᡷቯߩࡐ 㪛㪧㪚ߦၮߠߊ ℂ DPCと包括評価の基礎知識 に関してお話しいたし 㪛㪧㪚ߣ൮ ଔ ᐲߩၮ スライド1 本日の私の講演内容は まず初めに 介したいと思います 3番目に 診療情報管理をやっ 日本病院会雑誌

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34 病名は何なのか さらに傷病のなかでもいちばん手間 ᢿ ಽ㘃㧦㪛㪧㪚 とコストのかかった傷病は何か これを決めたうえで ではその傷病を中心に実際にどのような内容の診療を 行ったのか つまり 検査は何を行ったのか 手術の 有無は 手術を行ったとして何をしたのか 薬物療法 㪛㫀㪸㪾㫅㫆㫊㫀㫊㩷㪧㫉㫆㪺㪼㪻㫌㫉㪼㩷㪚㫆㫄㪹㫀㫅㪸㫋㫀㫆㫅 ᢿฬ ߣ ᛩ ߒߚක Ḯ ߦ ߒߚಽ㘃 ฬߪ㧫 ታ㓙ߦⴕߞߚ ߩ ኈߪ㧫 はどうか 放射線治療はどうだったか あるいはその 他の処置はどうだったかなど 実際に分類を進めてい って さらにこの Diagnosis と Procedure だけでは必 ずしも分類しきれない部分 主傷病と処置等では分類 ߥ߆ߢ ߜ ࠎᚻ㑆ߣ ߩ߆߆ߞߚ ߪ ߆㧫 ᬌᩏ ᚻⴚ ޔ ᴺ ޔ ᴦ ߩ ߩߘޔ ಣ ߘߩ ߦ ᘦߔߴ߈ᖱႎߪ ࠆ߆㧫 ᐕ㦂 ޔ ㊀ ᐲ ޔ ૬ሽ ว૬ しきれない部分 に関して 年齢や重症度 併存症 スライド3 合併症など考慮すべき情報を追加して分類をつくるか たちになっています ホ ス ピ タ ル ウ 㪉㪇㪇㪍ᐕ 㪛㪧㪚ಽ㘃㧔㪭㪼㫉㪅㪊㪅㪊䋩 2 0 06年改定のポイント スライド4 今年も DPC 分類がマイナーバージ ンアップされました 3回目ということで バージ ン3 3となっています 診断名によるグループ 先頭 6桁 としては515種類 そのあとで処置や副傷病な どすべてのものを考慮しますと 実は1万8 000を超 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 ᢿฬߦࠃࠆ ࡊ㧔వ㗡㧢 㧕㧩 㪌㪈㪌 䇸ቯ ߦޠ ၮߠߊ ߥ ᐥಽ㘃 ψ 㪈㪏㪃㪇㪇㪇 ࡊ ᡰᛄ ಽ㘃 㧩 㪉㪃㪊㪋㪎ಽ㘃 ಽ㘃ᡷቯߩࡐ える詳細な臨床分類となります そのなかから 支払 い分類としてまとめて取り扱うのに適切なものを構築 㪈㪃㪋㪋㪇ಽ㘃㧔㪍㪈㧑㧕߇൮ ᡰᛄ ኻ ᖚ ᢙߢߪ㪐㪌㧑એ ߇ ᒰ するために いちばんこまかく分けた部分を併合する 㒮 ߦࠃࠆ ಽ㧔ᬌᩏ ᢎ 㒮㧕ߩᑄᱛ ψ ಣ 㧝 㧞ߦᬌᩏᚻᛛࠍ 㜞ᡰᛄ ߣߥࠆᚻⴚಽ㘃ࠍ ൻ 㧗 ൮ ߦ ࠇࠆಣ ޔ ᴺ ࠍ ൻ ようなかたちで最終的には2 347の支払い分類に取り スライド4 㪛㪧㪚 㧦㪇㪋㪇㪇㪋㪇㪄 ߩᖡᕈ 䋱䋺 ᡰ ᬌᩏ㩷䇮 ᬌ 䋱䋺 䋲䋺 䋳䋺 䋴䋺 Ꮏ ๆ ᴺ ᴺ㩷䋫 ൻቇ ᴺ ൻቇ ᴺ 䋱䋺 㩷䇮 ๆਇ 䇭 ฬ 㒮 䈱 ᖡᕈ 㩿㪇㪋㪇㪇㪋㪇㪀 㪚㪊㪊 䈱ᖡᕈ ᣂ 㪚㪊㪋 ᡰ 䈍䉋䈶 䈱 ᖡᕈᣂ 㪚㪎㪏㪇 䈱 ᕈ ᖡᕈᣂ 㪛㪇㪉㪈 䈱 㪛㪇㪉㪉 ᡰ 䈍䉋䈶 䈱 㪛㪇㪉㪋 ๆ 䈱 㩷䇮 ㇱ ਇ ᐕ㦂 ᚻⴚ ᚻⴚ䊶 ಣ 㩷䋱 ᚻⴚ䊶 ಣ 㩷䋲 䋰 䋰 䋱 䋲 䋳 䋴 㪐㪐䋺 䈭䈚 䋰 㪈 䋱䋺 ᖡᕈ ᚻⴚ 㪢㪌㪈㪋㩻 ᖡᕈ ᚻⴚ 䋺 㪐㪎㩷䋺 䈠䈱 䈱ᚻⴚ ㊀ ᐲ ಽ㘃 ภ 䋰䋺 䈅䉍 䋱䋺 䈅䉍 Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z 䋱 䋲 䋳 䋴 Z Z Z Z Z Z Z Z 䋰 䋱 䋲 䋳 䋴 Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z 䋰 䋱 䋲 䋳 䋴 Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z Z ᬌᩏ 㒮 ߦ ᒰ Z Z Z Z 㸠 㩷 㜞 㸠 㩷 㜞 スライド5 年6月号 日本病院会雑誌

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36 たあとの包括支払いの方法ですが 相変わらず 包括 いがあります 我が国の場合には 入院1回当たりで 支払いになったら全部包括なのだと思っている方が お金を支払うのではなくて 現在は 入院1日当たり 時々いるのですが 実はそうではありません 医師の の点数に 日数と医療機関別係数というものを掛けて 技術料 ドクターフィー 的な項目つまり手術料 麻 支払い金額を決定するようになっています この入院 酔料 1000点以上の処置 心臓カテーテル検査 内視 1日当たりの点数の部分が DPC の分類ごとに違って 鏡検査 さらに検体採取 診断穿刺 ここらあたりに いますし また日数をそのまま掛けてしまうと収入の 先ほどの生検などが入ってきます 指導管理料 リハ 伸びが収まらないということになり また在院日数が ビリ など こうした医師のテクニックと時間をき 長くなるのを助長することにもつながりますので そ ちんと評価しなければいけないものに関しては 今で れを避けるため 入院日数の延長に従ってこの点数が も出来高で取り扱われています 特に画像管理加算に 下がる3段階の逓減制が入っています 関しては 今年から包括から出来高に移りました ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 では具体例として 先ほどツリー図でご紹介した肺 これ以外は包括で支払われているわけです 上記以 の悪性腫瘍のうち 手術なし 化学療法ありという内 外の部分 入院基本料とか検査 画像診断 投薬 注 科系の入院の場合をサンプルに どんな支払いになる 射 それから1000点未満の処置 こうしたものに付随 かを スライド7でご紹介します して利用される薬剤 保険医療材料等はすべて包括で 支払われるかたちになっています 入院の最初の3日 2日目まで の入院期間 Ⅰ に関しては5 533点が その後3日目から16日目 17 この支払いをどうするかといいますと 米国では 日を超えない範囲 の入院期間 Ⅱ では3 490点が DRG Diagnosis Related Group というものがありま その後41日目のところまでは特定入院期間として すが それと日本の DPC とでは支払い方に大きな違 2 967点が支払われます 41日目以降はどうなるかと いいますと あとは出来高で算定をするという パターンになっています 例えば入院日数が1 0 ᢿ ಽ㘃䬺䭗䭚൮ ᡰᛄ䬓 㜞ㇱಽ㧔කᏧߩᛛⴚᢱ㧔 ࡈ 㧕 㗄 㧕 日だった場合 入院期間 Ⅰ は最初の入院期 ᚻⴚᢱ 㤗 ᢱ㧔 ᧚ޔ ᢱ 䋩 ޔ 㪈㪃㪇㪇㪇ὐએ ߩಣ ޔ ᔃ ᬌᩏ ޔ ⷞ ᬌᩏ ޔ ᬌ ណข ᢿ⓫ ޔ ᜰዉ ℂᢱ ⑼ ޔ ࡆࡂ ޔ ኾ㐷 ᴺ ޔ ℂ ᢿ ℂቇ ᬌᩏ ᢿ ޔ ㆬᛯ ㅧᓇ ᚻᛛ ޔ ℂട ൮ ㇱಽ㧔 ߩ 㜞ኻ એᄖߩㇱಽ㧕 㒮ၮᧄᢱ ޔ ᬌᩏ ᢿ ޔ ᛩ ޔ ᵈ ޔ ಣ ޔ ᚻⴚ 㤗 એᄖߢ ߐࠇࠆ 㒾ක ᧚ᢱ 㒮㧝ᣣᒰߚࠅὐᢙ ᣣᢙ ක ᯏ㑐 ଥᢙ 䋨 㒮ᣣᢙߩᑧ㐳ߦᓥ ޔ 㧟 㓏ߩㅛ 㧕 間2日 5 533点 プラス残りの8日 3 49 0 点 これを加えて3万8 986点が基本的な支払 金額になります ただこれをこのまま支払うということになり ますと 医療機関の特性を全く評価することが できません そこで医療機関の持っている特性 のようなもので少し調整をしますということで 医療機関別係数を掛けて実際には支払われるこ とになっています スライド6 医療機関別係数の役割 スライド8 現在使われている医療機関別 㪇㪋㪇㪇㪋㪇㫏㫏㪐㪐㪇㪋㫏㫏 ߩᖡᕈ ᚻⴚߥߒ ൻቇ ᴺ ࠅ 極的に評価して点数を設定しましょうというも のではなくて 制度が変わる際に医療機関の収 入が大きく変動しないように補正をしましょう という係数になっています つまり 包括評価 ὐᢙ 㪊㪏㪃㪐㪏㪍 スライド7 年6月号 で復習しておきたいと思います 実は医療機関別係数は 医療機関の機能を積 㒮 㑆 㒮 㑆 ቯ 㒮 㑆 + ++ ᣣ 㪊 㪈㪎 㪋㪈 ὐ 㪌㪃㪌㪊㪊 㪊㪃㪋㪐㪇 㪉㪃㪐㪍㪎 㒮 㑆 㒮 㑆 ቯ 㒮 㑆 㧔ᣣ㧕 + ++ 㪈㪇 㪌㪃㪌㪊㪊㬍㪉 㪊㪃㪋㪐㪇㬍㪏 㪈㪈㪃㪇㪍㪍 㪉㪎㪃㪐㪉㪇 係数はどのような役割を持っているのかをここ の適用初年度に関しては 例えば私どもの病院 は平成15年から包括評価に入りましたが 平成 14年度に提出したデータで出来高でいくら収 入があったか それに対して もしその患者さ 日本病院会雑誌

37 ක ᯏ㑐 ଥᢙߩᓎ ᐲߩᄌᦝߦ㓙ߒߡ ޔ ක ᯏ㑐ߩ ߇ᄢ߈ ߊᄌ ߔࠆߎߣ߇ߥ ࠃ߁ߦ ᢛߔࠆ ൮ ଔߩㆡ ᐕᐲ 㜞ߢߩᡰᛄ㗵㧛൮ ଔߢߩᡰᛄ㗵 㧞ᐕ એ㒠 㪛㪧㪚ߩኻ ᄖߣߥࠆᖚ ᣥ൮ ଔߢߩᡰᛄ㗵㧛ᣂ൮ ଔߢߩᡰᛄ㗵 ω ߦߪ ޟ ක ᯏ ଥᢙ ߦޠ ࠅᦧ߃ 㒮ᓟ㪉㪋 㑆એ ߩᱫ ᴦ㛎 ⒖ ⒖ ޔ ᐙ ⒖ 㧔ห ኅ䋩 ޔ Ꮺⴊ⒖ ഭ ᄢ ߇ᜰቯߔࠆᖚ ᜰቯᚻⴚታᣉᖚ 㪟㪈㪏ᡷቯߢᣂⷙߦ ቯߐࠇߚᚻⴚ ߩ ㇱ スライド8 スライド9 んを15年度以降の包括評価で支払うとしたらいくらに ご理解いただきたいと思います なるのか それがあまりにも大きくかけ離れている場 DPC の対象外となる患者 合には補正しましょうというのがこの係数の本来的な 役割です スライド9 さて こうして使われている DPC で すが 急性期入院の患者さんすべてに この制度を適 実は2年目以降もここがポイントになります どう 用しているわけではありません まず分類を行うと出 いうことかといいますと 例えば2年目の平成1 6年度 来高になる患者さんがいるわけですが それ以外にも の段階で DPC 分類や診療報酬の大幅な改定が包括評 DPC の包括評価の対象外になる条件がいくつかありま 価でありました そうすると 国立がんセンターのよ す 1つ目は入院後2 4時間以内の死亡 2つ目は治験 うな病院の場合には すでに平成15年度は包括評価で ここには特定療養費との関係もあって混合診療が入 払われていましたので 平成15年度のデータを使って ってきます 3番目は移植です 移植は これまで 15年度の支払いはいくらだったのか それをもし平成 臓器移植 臍帯血移植 幹細胞移植のうちの同種移植 16年度 改定された支払い方法で払うとしたらいくら のみが認められてきました しかし 幹細胞移植の場 になるのか 2年目以降はこの比率をとりながら医療 合は 同種移植も自家移植も変わらないということで 機関別係数をつくることになります よく誤解がある 今年から自家移植も含めて出来高対応ということにな のですが 2年目は出来高の評価額と包括の評価額と っています で 1年目と同じように医療機関別係数をつくってい もう1つ以前からあったのですが 厚生労働大臣が るのではなく あくまでも 制度が変わっても昨年と 指定する患者について包括評価の対象外にしますとい 同じ収入を保証しましょうという狙いでこの係数は計 うのがあります 平成18年度の包括評価の制度では 算をされているのです したがって 言い方は悪いの 厚生労働大臣が指定している手術の実施患者に関して ですが 私どもの施設では 平成14年度の診療収入に 除外することになっています これはなぜかといいま 相当する額を 平成18年度の今も連綿と受け継ぎなが すと 平成18年度改定で新たに設定された手術コード ら支払いを受けているのが実態です の一部については平成1 7年度のデータで該当する情報 しかしながら 昨年あたりから中医協のなかで 医 がありません データがなければ当然包括評価の支払 療機関別係数については 収入の調整係数的な役割を 金額は設定できませんので 今年は出来高での支払い そろそろ終えて 医療機能係数に切り替えるべきでは に設定されます では来年度はどうなるのかといいま ないか 現在の医療機関別係数に関しては平成2 2年を すと 平成18年度の調査でこの新しい手術手技に関す もって廃止してはどうかという意見が出始めています るデータが出てきますので 来年の4月には これに 医療機関別係数は 低いところで極端な例になると 包括評価の値を付ける改定が行われるのではないかと 80 台から高いところで1 10 台 30 程度の開きが いうことが 今までの経過から容易に推測できます あって かなりそれが不公平感を持たれています し このように そもそも DPC の支払いにそぐわない かし実際は 皆さんの病院の収入が大きく変わらない 部分と 制度をきちんと運用するうえで問題となるよ ように調整している係数ですから もともとの収入の うな部分を除外して 進めているわけです レベルによって当然その値は違ってくるということを 日本病院会雑誌 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

38 分は変化がありますという診療情報のセットがありま DPC に基づく診療管理 す これで分類の部分がいろいろと検討できます 同時に 実際の支払金額については まず出来高だ ったらどうだったのかを検討します 実際には 診療 の内容はどうだったのかを出来高の請求データを基に 次に DPC に関して まず DPC の医療施設から調 評価するかたちになります 以前は最初に様式2とい 査データを提出していただいているのですが どんな う診療区分別に点数を出せばよかったのですが 今は データが出されているのか それを使うとどんなこと E F ファイルといって 医事会計ステムから直接 が見えてくるのかをご紹介したいと思います データをダウンロードしていただいて かつ今年度か ら標準レセプト電算用のコードに対応したコードに書 DPC 調査データの収集 き換えたうえで出していただくというかたちでデータ スライド1 0 今までお話ししてきた制度をつくる を集めています ために収集されたデータには まず最初に症例データ ホ ス ピ タ ル ウ それとともに 今年からは 包括されている行為に があり それから医療機関の情報があります ついても医事会計入力を行ったうえで E F ファイ 症例データは様式1と呼ばれている診療情報で 具 ルでは零点として報告するようお願いしています 実 体的には DPC をコーディングする情報に追加して はこれは 昔から出来高情報と呼ばれているものです それを精緻化したり改善したりするための詳細な診療 つまり 診療行為に関する情報は実は医事会計ステ 情報を届け出ていただいています これは実は年度に ムの枠組みを使って集めていることになります よって注目点が少しずつ変わってきますので この部 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 さらに 包括支払い対象施設だけに限った請求情報 になりますが 診療内容にかかわらずいく ら収入があったのかということで 以前は 㪛㪧㪚ၮ ᩏߦ߅ߌࠆ 㓸 のですが 今年からは E F ファイルに従 ったかたちの D ファイルを出していただ ᖱႎ㧔 ᑼ㧝㧕 㪛㪧㪚 ᖱႎߦㅊടߒߡ ߥ ࠅߥ߆ޔ ᖱႎߩឭ ߇ᔅⷐ ߟ߆ޔ ᐕᐲߦࠃࠅ ᩏ㗄 ᄌൻ 㜞ᖱႎ㧔ᣥ㧦 ᑼ㧞 ޔ 㧦㪜㪆㪝ࡈࠔ 㧕 㔚 ߩኻᔕ߇ᔅⷐ れば 患者の診療情報が分かりますし 行 ൮ ߐࠇߡ ࠆⴕὑߦߟ ߡ ޔ ක ળ ജ߇ᔅⷐ った診療行為も 支払っていた点数も分か ൮ ᡰᛄ ኻ ᣉ ߩߺ ります この3つをセットにして症例データの分 ක ᯏ㑐ᖱႎ 析をしています ᐔဋ 㒮ᣣᢙ ޔ ᐥ 㧔 ᑼ㧟㧕 ᣉ ၮḰ㧔 ᑼ㧢㧕 ていただくようになっています これがあ いて 請求状況はどうだったのかを報告し ᖱႎ㧔ᣥ㧦㪞ࡈࠔ ᑼ㧡㧗 ᑼ㧠 ޔ 㧦㪛ࡈࠔ 䋩 G ファイルというものを出していただいた 以上の症例データにプラスして評価する スライド10 項目として 医療機関情報があります こ れは 様式3を中心として平均在院日数や 病床利用率等の情報を集めたり 様式6で施設基準を 㒮 ࡐ ࡈ 集めたりしています またこの様式6などを使って医 㪛㪧㪚 ᩏߩ ടᣉ ߦኻߒߡឭଏ 㪛㪧㪚 ᩏ ࠍ ޔ ฦᣉ ߩᡷༀߦ ᓎ ߡߡ ߚߛߊߚ ߩ ᢱ 㪟㪈㪍 ᩏ ടᣉ ޔ 㪟㪈㪍ᡰᛄ 㪛㪧㪚ಽ㘃 㪛㪧㪚㧢 ಽ㘃㧔 ᖚ 䋩 ޔ ᚻⴚߩ ή ᢙ ޔ ᐥᢙ 㧗 ⴚᑼ ޔ 㧗 ᡰᛄ ಽ㘃 ᧄᐕᐲਛߦ ᚑᨐߣߒߡࡈ ࡃ ߔࠆ ቯ 㧞ߟߩࡃ ᣉ ࠍඞฬൻߒߚ ᾖ ߣ ޔ ᣉ ߩ ଔ 療機関別係数の最終的な値を決定しています 病院診療ポートフォリオの活用 スライド1 1 こうしたデータが出てきますといろ いろなことができます 以前から松田班のなかで 私 は DPC のデータは全国レベルでどのような分布に なっているのかを調査 研究し それをご紹介するこ スライド11 年6月号 とをしてきましたが 去年からそれをさらに進めて 日本病院会雑誌

39 㪇㪋㪇㪇㪋㪇㫃㫀㫊㫋 ホ ス ピ タ ル ウ スライド12 病院ごとにどのような診療実態なのかというようなこ 数つまり毎週それぞれの病院で何の傷病で手術をして とが集計できるようになってきています いるのかが分かる分布とが示されていて 手術症例と 松田班ではコスト調査に参加している施設に対して 平均在院日数との関係が分かるグラフになっています 病院診療ポートフォリオ を提供しています コス 1番目の施設は 手術ありの症例数が多くて 平均 ト調査に参加していただくからには各施設でその調査 在院日数はちょうど中間くらいでしょうか 20日台の データを活用していただくということで資料をつくっ ところにある病院だということが分かります それと て提供しているものです 同時に 1 のところをクリックするとスライド13の 今あるのは平成1 6年度コスト調査参加医療施設のデ 表やグラフが出てきて これでこの病院の肺の悪性腫 ータをまとめたものです 16年度の古い支払いの 瘍についての具体的な診療情報が分かります 平成1 6 DPC 分類を使って 疾患別 DPC の6桁分類別 手 年度に363例のデータの報告をいただいており その 術の分類別に 例えば症例数や使用病床数と術式がど なかで全体として使っていた病床数は51床 手術あり のような組み合わせだったのか 副傷病や支払い分類 は74症例 20 4 で病床数は13 6床使っていました のところはどんなパターンになっていたのかというこ 手術なしの患者さんは2 89症例あって 病床数は3 7 4 とをこまかく分けて報告しています 床使っていたということがこれで分かります ここで紹介するのは ベンチマーキングに使えるよ それと同時にただ単純に手術の有無を分けるだけで うに医療施設名を匿名化した参照データと もう1つ はなくて 治療の組み合わせということでは 手術単 はそれぞれの医療施設に関して 可能な限りその医療 独でやったのか 手術 化学療法だったのか あるい 施設の位置が分かる評価用のデータとの2つのバージ は手術なしで化学療法を行ったのか 放射線 化学療 ンです 法を行ったのか 放射線治療を行ったのか あるいは スライド12は肺の悪性腫瘍の例です 手術の有無に 手術を行わずにしかも化学療法や放射線治療も行わな かかわらず 症例数の多い順に施設が並んでいます かったのかということが分かるようになっています 1 2 3 4 と連番がついています 右側には 実はこういう分析をしているからこそ 前述の検査 グラフがあり 手術ありのところには 手術ありの患 入院を廃止したうえで 手術をやっていない患者で 者の各病院での平均在院日数 各病院での毎週の症例 こういう組み合わせがない患者に関しては 検査手技 日本病院会雑誌 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

40 detail ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 スライド1 3 㪇㪋㪇㪇㪋㪇㪄㪇㪇㪈㪄㪺㪺 スライド1 4 でこの152症例のところをうまく分けてあげれば支払 いますので この施設では胸腔鏡下の手術がマジリ いが適正化されるだろう というようなことも実はこ ティを占めており 77 一般の開胸のみで終わっ ういうデータの分析から分かってくるわけです それ ている手術は非常に比率が低いということが こうい と同時に手術のパターンは実は施設によって異なって う集計から分かるようになってきます 年6月号 日本病院会雑誌

41 㪇㪋㪇㪇㪋㪇㪄㪇㪇㪈㪄㫇㪸㫐 スライド15 さらに入院時の年齢分布のグラフがあり その下に 可能になってくることが想定されます は各治療の組み合わせ別に平均在院日数はほかの病院 ここで重要なことは データを作っていただいて出 と比較して長かったのか それとも短かったのか こ していただいている医療施設の皆さんは まず自分の の中央の線を中心として見れば一目瞭然で分かるグラ 医療施設のデータを分析していただきたい そのうえ フを作っています このグラフで 例えば化学療法の で 厚生労働省のデータあるいは松田班のデータでベ みの入院の場合には ベッドを16床くらい使っていた ンチマーキングや比較ができるような参照値を可能な ことが分かります 限り 提供しますので 自分の医療施設の立ち位置が スライド1 4 がんの場合は平成1 8年度からその副 検討できるようになります それをやっていただきた 傷病の分類がかなり省かれました 肺がんの患者では いと思います こういうことがこれからの時代のポイ 他臓器への転移などが考えられるということで 副傷 ントになると思います 病等であがってきている分類を DPC の6桁ごとに集 計して 出現頻度がどうだったのかを見ることのでき る集計もあります がん化学療法ポートフォリオ スライド16 今までは どちらかというとグロスで スライド15 またベンチマーキングという観点だ 平均在院日数や病床数を考えていたのですが レセ電 けではなくて 支払い分類としては何症例 平均在院 算コードの提出が必須になることでどういうことがで 日数はどう それで相対的な平均在院日数はどうだっ きるかといいますと もともと高額な薬剤等に関して たのか ベッド数はどうだったのかというようなこと も分かるような資料をつくっています 右側でプロッ ߇ࠎൻቇ ᴺࡐ ࡈ トしていますが 例えばこの施設でいえば 内科系の 入院は非常にベッド数も多くとっていて在院日数は短 めですが それなりの症例数をやっているはずの外科 Ḱൻߐࠇߚ 㔚 ߦࠃࠅ ߐࠇߚ ޔ ⴕὑ ࡈࠔ 㧔㪜㪆㪝ࡈࠔ 㧕ߩ ࠍ ฬߦࠃࠆ ࠍ ߩᚑಽ㧔㪎㪋 㘃㧕ߦ ߈ ߃ ޔ 㒮 ߏߣߩ ߺวࠊߖࠍ㓸 ߦൻቇ ᴺߩታᘒࠍ ߒߚ ᢱ 㪟㪈㪏 ᩏ߆ࠄߪ ⴕߩߡߴߔޔ ὑ ᧚ᢱࠍ Ḱ ࡊ 㔚 ߢឭ ߔࠆߎߣ߇ ൻ 系に関しては あまり在院日数の短縮が図られていな いところがあるなどといったことが分かります 厚 生労働省からは ここまでこまかなレベルの各医療施 設の情報の提示はまだ行われていません しかし 例 えば5月に 再入院率が実名入りで公表されましたよ うに 今後はこうしたデータがおそらく一般でも利用 日本病院会雑誌 ω ߔߴߡߩ ߦኻߒߡ ޔ ห ߩಽᨆ߇น ߦߥࠆ スライド16 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

42 は平成15年度からレセ電算コードでデータを提出し を集計したりしますと 各施設で臓器別にどのような てくださいというお願いをしておりましたが 例 化学療法が行われているのか実態が分かるようになり えば商品名によるコードを抗がん剤の成分 74種類 ます ごとに置き換えて 入院症例ごとに薬剤の組み合わせ スライド17 例えば乳房の悪性腫瘍の場合 1 0 㪇㪐㪇㪇㪈㪇 䈏䉖ᤊข䉍 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 スライド1 7 㪇㪐㪇㪇㪈㪇 䈏䉖䈱䊧䉳䊜䊮㪫㫆㫇㪊㪇 スライド1 8 年6月号 日本病院会雑誌

43 以上の症例で使われている薬としては クロホスフ ァミド 塩酸エピルビン フルオロウラル パク リタキセル アナストロゾール などがありますが DPC 時代の情報ステム 構築のポイント 一方 10 未満しか使われていない薬の数は約20剤も あるということが分かってきました スライド18 組み合わせで見てみますと いちば DPC 時代の情報ステムを構築するうえでも また ん多かったのはクロホスファミド フルオロウラ 診療情報管理というキーワードからも データ精度の ル 塩酸エピルビンの3剤併用 2番目はフルオロ 改善は重要な条件です ウラルが落ちた2剤併用のものとなっています こ 情報収集の期間も 今年から4カ月が6カ月に延び うしたいくつかのデータと 自分の施設で集計した結 ましたし 最終的には通年化しようという意見も出て 果を比較することができます います そうすると特別な努力をしながら DPC をコ 今年2006年10月1日 国立がんセンターの中にが ーディングするような時代はもう終わりつつあります ん対策情報センターが設立されますが ここで標準的 ので 業務の流れを意識したステム化も重要になり な化学療法のレジメンを公開すると思います もしほ ます さらに先ほど言ったように 病院のマネジメン かの施設とは大きく異なる化学療法をやっていること トツールとして使えなければ DPC を生かしきれない が分かった場合 患者さんがそういうデータを見なが ことになります ら なぜ私の治療はこうなっているのですか と尋ね る時代がもうすぐそこに来ていると思います データ精度の改善 それとともに 困ったことに乳房の悪性腫瘍では決 データ精度の改善については 佐藤先生の講演でか 定的な化学療法薬剤がないということもあるのです なり詳しくご指摘があると思いますが 基本的なポイ 10 以上で使われている薬剤の組み合わせは2つしか ントは3つほどあります ありません そして80 の患者をカバーするのに必要 スライド1 9 まず 精度は基礎となるデータのコ な薬剤の組み合わせは3 0通りもあるというのが我が国 ーディングをきちんとやったかどうかで違ってきます の化学療法の実情です 診断は ICD-1 0できちんとコーディングできているか 残りの20 の症例で行われている化学療法は150通 医事会計では K コードといわれる手術や処置のコード り近くあります こういうデータを今後公開していく のほかに D の検査コードや J コードを使っていますが ことになりますが トップ80 をカバーするようなも これはきちんとコーディングできているでしょうか の以外だとすると やはり患者さんになぜその薬剤を これが間違っていたら当然コーディングの精度は落ち 使っているのかをきちんとご説明していかないといけ ます ない時代が来ると考えています こうしたコーディングができるのと同時に 入院中 一方 同じ女性の腫瘍ですが もう少し標準化が進 に行ったすべての診療行為データをカバーして評価で んでいる卵巣や子宮付属器の悪性腫瘍では 症例の きることが大切です 化学療法の有無はどうやってと 80 をカバーするのに必要なレジメンの数は8つにす ぎません しかも上位2つのレジメンだけで6 0 近く ᐲߩᡷༀ の患者をカバーしています したがって この場合に は 上位2つのレジメン以外のレジメンをやっている 㪛㪧㪚 ߩ ᐲ ときは 患者さんにきちんと説明をしておかなければ いけないだろうと考えています このように E F ファイルのなかに標準レセ電算コードで出していただ れたうえで 標準的なパターンは何なのかが分かるよ うになってくるのが DPC の時代です きちんとした う集計がぶれてくることにもなるわけです 日本病院会雑誌 ᢿ㧦㪠㪚㪛㪈㪇 ක ળ 㧦㪛㪄㪢 㪡 ᘦߔߴ߈ ߪ ߡ ࡃ ߢ߈ߡ ࠆ߆㧫 ㆡ ߥ ࡒ ߢᖱႎࠍ ߢ߈ߡ ࠆ߆㧫 くことで 薬剤使用の組み合わせまで含めた評価をさ 精度の高いデータを提出していただかないと こうい ၮ ߣߥࠆ ߩ ߪᱜߒߊߢ߈ߡ ࠆ߆㧫 ൻቇ ᴺ ޔ ㊀ ᐲ ㅌ㒮ࠨࡑ φ 㒮 φ 㒮 ฦ 㧦ᚻⴚ ޔ ᬌᩏ ޔ ᵈ ޔ ᴦ ߣ ᨐႎ๔ ࠨࡑ ߇ࡐ スライド1 9 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

44 っているか 様式1は手書きかそれともオーダーエン 生かせるように考えてください うちは DPC のオー トリーステムから直接データをとっているのか あ ダーエントリーステムが動いているから十分です るいは重症度について情報はどう集めているのか こ というのはたぶん間違いであって DPC のオーダー ういった部分が2つ目のポイントになります エントリーステムを動かすくらいだったら 入院予 さらに 適切なタイミングで情報を捕捉できている 約のときに DPC でオーダーをやるようにしなければ かどうか できていないと患者さんの退院時に確定す いけないのです そういう発想にならなければいけま ることができないで請求できないかもしれませんし せん 月末の請求にも間に合わないかもしれません コーディングが正しくできているのか すべての診 記録ができるようになったとしても 包括評価では収 療がカバーできているのか 正しいタイミングで捕捉 入は大まかにしか把握できなくなります 今までの出 できているのかという3つを考えて 精度を改善して 来高であれば やった行為と買ってくる物が大体1対 いただく必要があると思っています 1でほとんど対応付けができましたから 粗い収支比 あとでもお話をするのですが 私どもの病院ですと ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 それとともに 今後はコーディングが適切にできて 較はそれなりにできていたのです そうなると本当に DPC のコーディングは入院予約時にほぼ決定してい 収入と支出のバランスがとれているのかを理解するた ます もし入院予約時に決定した DPC からぶれると めには 業務により消費されている人件費 材料費 いうことがあれば それは入院時に診療計画がきちん 固定資産などのコストをきちんと追加で記録できなけ と立っていなかったからだと 今後は考えられるべき れば 今後 病院経営管理はできません です 入院診療計画が立てられて最終的には退院サマ ですから診療情報の管理という意味でいえば ただ リーになります それぞれのステップで DPC がきち 単純に診療情報を管理するだけではなくて 診断だけ んと割り当てられてあれば 少なくとも月末会計がで を管理する コーディングだけを管理するのではなく きるはずだし コーディングもできるだろうというこ て 院内の診療データの質 あるいは業務データの とになります オーダーエントリーでどう情報がとれ 質を上げることに今後は取り組んでいただく必要があ ているのか オーダーエントリーと結果報告 サマリ ると考えています またそうしたものがプラットホー ーのところをどうやってとるのかが コーディングの ムとしてできあがってくれば 患者ごとに対応付けを 精度を左右することになります しながら DPC ごとに集計して解析することは可能 業務フローを意識したステム化 になります 実は私どもも電子カルテを構築していますが 電子 スライド2 0 診療情報管理士の人にこまかく診療 カルテ化とはいっても通常の2号用紙を電子化するの 録を確認してもらいながら進めるのも確かにいいので とは違った視点でこういうステムはつくる必要があ すが すべての退院症例をやるようになったら そん ります クリニカルパスで計画を立てて進めるといっ なに手間はかけられませんから省力化を考えなければ て 実際にやることは何なのか 実施記録や SPD いけないのです ですから ぜひ病院内の業務進行に Supply Process Distribution 物品管理 を優先 従って記録して その記録がそのままコーディングに させて 支出の管理ができなければ意味がない時代が おそらく来ているのです ࡈ ࠍᗧ ߒߚ ࡓൻ スライド21 これは数年前から使っている表です ここに載っているように 病院情報ステムを構成す 㒮 ߩ ㅴⴕߦᓥߞߡ ψ ᜰ ฃߌ ψ ᜰ ታⴕ ψ ᨐ ࠨࡑ ߦࠃࠅᶖ ߐࠇࠆ ࠍㅊട ઙ ᧚ޔ ᢱ ޔ ቯ χ ᖚ ߏߣߦኻᔕ ߌߒ ޔ 㪛㪧㪚ߏߣߦ㓸 ᨆ 䇸㔚ሶ ⷞࠆߥ ߪߣޠ ὐ߇ᔅⷐ したり 放射線診断を行ったり 検査を行ったり 手 術を行ったり あるいは放射線治療 薬物療法 リハ ビリ処置などたくさんありますが それぞれの診療行 為を行うためには 医師のそもそもの指示があって කᏧ㧞ภ ࠍ㔚ሶൻߒߡ ᡷༀߦߪᓎ ߚߥ ࡄ ࠃࠅ ޔ ታᣉ ߣ㪪㪧㪛 ℂࠍఝవ スライド2 0 年6月号 る要素は非常にたくさんあります 例えば病床管理を 例えばそれを記録し 調整を行って だれがやるのか という手術編成というフェーズ あるいは病床管理を するというフェーズがあったあとに 実際に物事を行 日本病院会雑誌

45 㒮 䉥䊷䉻䊷 䉥䊷䉻䊷 䉥䊷䉻䊷 㒮 ቯ 䊪䊷䉪 䊐䊨䊷 㒮 ᦠ ㅌ㒮 㙃 ᦠ 䉥䊷䉻䊷 䉥䊷䉻䊷 ᚻⴚ ᚑ ᴦ 䉥䊷䉻䊷 䉥䊷䉻䊷 ᾖ ታᣉ ജ ታᣉ ജ ታᣉ ജ 㤗 ᾖ ታᣉ ജ ታᣉ ജ ᓇ䊧䊘䊷䊃 ᨐႎ๔ 䊧䊘䊷䊃䊶䉰䊙䊥䊷 ᚻⴚ 䉰䊙䊥䊷 䉰䊙䊥䊷 ታᣉ ᐥ ℂ ᢿ 䈠䈱 䈱ᬌᩏ ⷞ ᬌᩏ䊶ᴦ ᚻⴚቶᚻⴚ ᴦ ᴺ 䈠䈱 䈱ಣ 䊶 䊥䊊䊎䊥 ਥ ฬ 㒮 ฬ ᐕ㦂䊶㊀ ᐲ ᚻⴚ ㅌ㒮䉰䊙䊥䊷 ⷐ 㪛㪧㪚 㪛㫀㪸㪾㫅㫆㫊㫀㫊 ಣ 㪧㫉㫆㪺㪼㪻㫌㫉㪼 ൮ 㩷䋯 㜞 ㅌ㒮䉰䊙䊥䊷 䊥䉴䉪䊙䊈䊷䉳䊜䊮䊃 䉪䊥䊆䉦䊦䊌䉴 ℂ 䉝䉡䊃䉦䊛 ଔ ᴦ ᚑ 䉮䉴䊃 ᦨㆡൻ ᴦ ᚑ ᴦ ᚑ ᴦ ᚑ Ḯᛩ ㊂㩷䋨 䊍䊃䊶䊝䊉䊶 䊶 ቯ 㵺㩷 䋩 ᯏ 䈱ะ ᣉ 䈫䈚䈩䈱 ᕈ ᜬ ᣉ ㅪ៤䉕ㅢ䈛䈢 䈱 ᕈ䈱 㒮ᣣᢙ ᐥ 䈱 ᜬ 䈭 ᐥㆇ ㇱ㐷 䈱ะ 䈫ല ൻ ᓙ䈤 㑆䈱 ᨐႎ๔䈱ㄦㅦൻ ᄖ 䈻䈱⒖ⴕ ක ᣉ ㅪ៤䈱ᒝൻ Ḯ㈩ಽ䈱ᦨㆡൻ ᯏ 䊶 䈱ᢛ ホ ス ピ タ ル ウ スライド21 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 䊧䊔䊦䋳䉲䉴䊁䊛䈱 スライド22 った記録をして さらにその記録を医師が評価してど がら DPC を決定し さらに請求を行い そのうえで うなるのかという流れのもとに 本来は電子カルテも 品質管理を行うために リスクマネジメントやクリニ 記録されるはずです ですから この記録の流れの途 カルパスだけでなく こうしたデータを使った統計も 中のところで いきなり DPC をスナップットの 利用して 最終的にそうした情報とコストを照らし合 ようにオーダーステムからとればいいというのでは わせてみて 病院が目標としているいろいろな目標を なくて やはりそれぞれの行っている診療行為ごとに きちんと実現できるような そういう病院情報ステ きちんとした流れのなかで管理をしていく それを例 ムの構築を考えなければいけないということになりま えば診断の部分に生かし 診療行為の部分に生かしな す 日本病院会雑誌 2007年6月号

46 例えばがんセンターの場合 退院サマリーをつくる っています このほとんどのデータ スライドには仮 ステムは ドクターが自分の医局の端末からも使え のデータが入っています は 実はオーダーエントリ るウェブ版になっています スライド22 これは ーステムで埋まってしまいます 例えば入院基本情報 診断情報 DPC で使うような ドクターは 例えばまだオーダーエントリーができ 主傷病名 手術 放射線治療はどうだったかというの ていないこまかな処置や患者さんの重症度分類などを が セクンごとにまとまって書き込めるようにな 補足すればいいはずです そうしたデータも電子カル テ化のなかで診療管理が行われてくれば ドクターが DPC コーディングをしたりすることは目的ではなく 㒮ࡑࡀ ࡔ ߩㅴൻ 㒮 ߩ ኈࠍ ࠄ߆ߦߔࠆ 扱えるようになっていることが重要だということが次 第に明らかになってくると思います ኈߩ Ḱൻ 㒮 ߣᄖ ߣߩ ᒁ߈ 病院マネジメントツールへの進化 㒮ߩ㒢 ࠍ ࠆ んと病院情報ステムのなかにあって それを個々に 㪛㪧㪚㧢 ޔ ᚻⴚ ή ߩࡌ ࡑ 㒮 ࡊ ߩᦨㆡൻ ホ ス ピ タ ル ウ て DPC で扱わなければいけないような情報がきち ࡏ ࡀ ߣߥࠆㇱ㐷ߩ ቯߣ 㒢୯ߩ ቯ ᔅⷐ ᐥᢙߩ 㧩 㒢 ᢙ 㪣㪦㪪 スライド23 こうしたことができれば 病院のマ 㒮 Ḯߩ ㈩ಽ ㆡᱜൻߩታᣉ ネジメントツールとして活用することも可能になりま す 例えば 院内業務の内容を明らかにするのに スライド2 3 DPC 6桁ごとで手術の有無別にベンチマーキングを 行うとか 入院の診療プロセスがを最適化する際の経 㒮ߩᵴ ࠍ㪛㪧㪚ߦࠃࠅ ㅀߔࠆ 営判断が可能になります 㪛㪧㪚㧢 㧔 ᢿ㧕 ޔ ᚻⴚߩ ή 今 国立がんセンターは 特定機能病院のなかで在 ᐥᢙ ᢙ 㪣㪦㪪 㒮㧝ᣣ ߚࠅὐᢙ ኻ㪣㪦㪪 ᐥᢙ 院日数の短さは2位です 患者さんの重症度を調整し た平均在院日数としては 国立がんセンターは全病院 ω 㒮ߩ㐳ᚲ ᚲߩᛠ の平均の70 くらいで運用しているということが 5月に出た資料で明らかになりましたが そうなると น ߢ ࠇ ޔ ߢߩࡑ ࠤ ಽᨆ น ફ ⑲㧛 䇸㪛㪧㪚 ᵴ ࡉ 䇹 ߓ ߁ 㪉㪇㪇㪍ᐕ㧡 ޔ 㪌㪃㪉㪌㪇 病院の運用の限界がきます そうなったときは 次に ボトルネックが何かを知ることが重要になります 資 スライド2 4 源を最も効率的に使うための 資源配分の割り直し 特に必 㪛㪧㪚㪍㫆㫇㪼㪽㫃㪾 භᐥᢙ㪆 ᢙ 㪈㪇㪇 㪣㪦㪪㪔㪌 㪣㪦㪪㪔㪈㪇 䈱ᖡᕈ 㪣㪦㪪㪔㪈㪌 㪐㪇 要病床数の再計算が始まると 思います そういうことをや 㪏㪇 りながら 院内資源を再配分 䈱ᖡᕈ 㪎㪇 ᢙ䋯 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 するのに 今までは診療科別 の統計しかとれなかったとこ 㪍㪇 㘩 䈱ᖡᕈ 䋨㗪ㇱ䉕 䉃䇯䋩 㪌㪇 ろを 今後は DPC 別に ど 䈱ᖡᕈ 㪣㪦㪪㪔㪊㪇 䈱ᖡᕈ 䊶 䈱ᖡᕈ 䋨 ᕈ䉕 䉃䇯䋩 㪋㪇 ᚱ䈱ᖡᕈ 㪊㪇 サービスが提供できているか 㛽エㇱ䈱ᖡᕈ 䋨 㜑䉕㒰䈒䇯䋩 䇮 䈱 䊶 䈱ᖡᕈ 䋨 ᕈ䉕 䉃䇯䋩 㐷䋨 㪪 䈎䉌 㐷䋩䈱ᖡᕈ という観点から管理をするよ ᄢ 䋨 ⴕ 䈎䉌㪪 䋩䈱ᖡᕈ 㘩 䈱ᖡᕈ 䋨㗪ㇱ䉕 䉃䇯䋩 㪉㪇 うに進むはずです ሶች㗪䊶 ㇱ䈱ᖡᕈ 㛽エㇱ䈱ᖡᕈ 䋨 㜑䉕㒰䈒䇯䋩 㕖䊖䉳䉨䊮䊥䊮䊌 䈱ᖡᕈ ሶች㗪䊶 ㇱ 㪈㪇 ᕆᕈ ⴊ ᕆᕈ ⴊ 㪇 㪇 㪌 病院の活動をDPCによっ て記述する 䇮 䈱 㕖䊖䉳䉨䊮䊥䊮䊌 㪈㪇 㪈㪌 㪉㪇 㪉㪌 㪊㪇 භ ᐥᢙ 㪊㪌 㪋㪇 㪋㪌 㪌㪇 㪛㪧㪚䋶 ಽ㘃 䇮 䈲ᄖ⑼ᴦ 䇮㕍䈲 ⑼ᴦ 東京医科歯科大学の伏見先 生が 患者調査のデータを使 スライド25 年6月号 ういう患者さんに どういう って 二次医療圏単位でDPC 日本病院会雑誌

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48 ればクリニカルパスだけではなくて 初診のタイミン んなに在院日数が短いのかといいますと 術日を除い グから何日経って手術で入院できるのか 手術は何日 た術前の入院日数が3日 術後は7日くらいしかない 待ちなのか 術前在院は何日かといったことで もう のです どうやっているかというと 入院後にやらな 少し患者さんのパスを広く考えながら計画することが ければいけない検査も確かにあるのですが 例えば肺 可能になります 機能検査とか 気管支ファイバーとかが 入院後に行 例えば肺がんの手術で 国立がんセンターはなぜそ われる率は1 0 に満たないのです 必要な検査のほ とんどは入院前に外来で行っているわけです CT ス キャンの検査なども 100 近く外来でやったうえで 㒮 ࡊ ߩᦨㆡൻ 術前に再度どうしても必要であればやりますが その ߆ࠄᄖ ޔ 㒮ߦ ࠆ ㆊ ような場合は多くても20 くらいです スライド29 ࡓߩ ࠍ ߒߡᛠ ᄖ ߣ 㒮 ߩ ᒁ߈ߩ ࡏ ࡀ ߣߥࠆ ᚲߩᛠ このように外来と入院との切り分けをうまくやって いるからです 初診からプロブレムを持った患者さん がいたなら そのプロブレムに我々の病院としてはど χ ホ ス ピ タ ル ウ ታ㓙ߩᖚ ࠍ㓸 ߔࠆߎߣ߇㊀ⷐ ういう解決策を示せるのか 入院クリニカルパスだけ ࡄ ࠍ ߔࠆߥࠄ ޔ ではなくて その最終的な目標を基に管理をしていく ࡃ ࠕ ജ߇ߐࠇߡ ࠆᔅⷐ߇ ࠆ 䋨ࡒ ࡄ ߢ㧕 ࠍ ࡃ ߔࠆᎿᄦ߇ᔅⷐ ことがこれからは重要になってくると考えられます ボトルネックの解消と コスト管理の実施 スライド2 8 スライド30 そうなれば ⴚ೨ᬌᩏߩታᣉ 䋨ᄖ 㫆㫉 㒮䋩 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 ⴚ೨ 㪦㪛㪩㪶㪥㪘㪤㪜 ᢙ ℂ㪄ᔃ㔚 㩿ᨒ䈭䈚ᬌᩏ䋩 㪊㪎㪉 䋦 ឝ䋺 㒮೨ ᐔဋᢙ ᢙ 㪈㪅㪉 㪊㪍㪏 㪐㪐㪅㪎㩼 䋦 㪐㪏㪅㪎㩼 当然 ボトルネックがどこに ឝ䋺 㒮ᓟ ᐔဋᢙ ᢙ 㪈㪅㪈 㪈㪐 䋦 あるのかも分かってきます ᐔဋᢙ 㪌㪅㪈㩼 㪈㪅㪈 例えば外科では手術室がボト ルネックになるでしょうし 㪄 ㇱන 㪊㪎㪉 㪐㪐㪅㪎㩼 㪉㪅㪈 㪊㪍㪇 㪐㪍㪅㪌㩼 㪈㪅㪋 㪉㪎㪎 㪎㪋㪅㪊㩼 㪈㪅㪈 㪄䌃䌔䉴䉨䊞䊮ᬌᩏ 㪊㪎㪇 㪐㪐㪅㪉㩼 㪈㪅㪌 㪊㪌㪍 㪐㪌㪅㪋㩼 㪈㪅㪊 㪈㪇㪉 㪉㪎㪅㪊㩼 㪈㪅㪈 ᬌᩏ 㪊㪍㪋 㪐㪎㪅㪍㩼 㪊㪅㪎 㪉㪇㪍 㪌㪌㪅㪉㩼 㪈㪅㪋 㪊㪌㪋 㪐㪋㪅㪐㩼 㪊 内科の場合には 多くは検査 ℂ㪄 ᯏ ᬌᩏ㩿ᨒ䈭䈚ᬌᩏ䋩 㪉㪏㪎 㪎㪍㪅㪐㩼 㪈 㪉㪏㪋 㪎㪍㪅㪈㩼 㪈 㪎 㪈㪅㪐㩼 㪈㪅㪈 がボトルネックになっている ℂ㪄 ᯏ ᬌᩏ 㪈㪈㪋 㪊㪇㪅㪍㩼 㪈㪅㪈 㪈㪇㪐 㪉㪐㪅㪉㩼 㪈㪅㪈 㪍 㪈㪅㪍㩼 㪈 㪄 ᡰ䊐䉜䉟䊋䊷 㪌㪋 㪈㪋㪅㪌㩼 㪈 㪌㪊 㪈㪋㪅㪉㩼 㪈 㪉 㪇㪅㪌㩼 㪈 ⷞ 㪄䌘 ㅘⷞਅ ᡰ 㪌㪋 㪈㪋㪅㪌㩼 㪈 㪌㪊 㪈㪋㪅㪉㩼 㪈 㪉 㪇㪅㪌㩼 㪈 今年 2006年 に入ってか 㪄䌍䌒䌉ᬌᩏ 㪌㪉 㪈㪊㪅㪐㩼 㪈㪅㪊 㪋㪇 㪈㪇㪅㪎㩼 㪈㪅㪉 㪈㪌 㪋㪅㪇㩼 㪈㪅㪊 ら この成果を公表し始めた ℂ㪄 ㇱ 㖸ᵄ 㪉㪐 㪎㪅㪏㩼 㪈 㪉㪊 㪍㪅㪉㩼 㪈 㪍 㪈㪅㪍㩼 㪈 のですが 国立がんセンター 㪄䌃䌔䉧䉟䊄ਅ ᬌ 㪈㪌 㪋㪅㪇㩼 㪈㪅㪈 㪈㪉 㪊㪅㪉㩼 㪈㪅㪈 㪊 㪇㪅㪏㩼 㪈 ℂ㪄ᔃ 㖸ᵄ 㪈㪌 㪋㪅㪇㩼 㪈 㪈㪇 㪉㪅㪎㩼 㪈 㪌 㪈㪅㪊㩼 㪈 の手術部門の事例を紹介しま ⷞ 㪄㕖ㅘⷞਅ ᡰ 㪈㪊 㪊㪅㪌㩼 㪈 㪈㪇 㪉㪅㪎㩼 㪈 㪊 㪇㪅㪏㩼 㪈 す と 当 院 で は 200 4年 か 㪄 ᓇ 㪈㪉 㪊㪅㪉㩼 㪈 㪍 㪈㪅㪍㩼 㪈 㪍 㪈㪅㪍㩼 㪈 ら手術準備のマニュアルを標 ことが多いと思います スライド29 ࡏ ࡀ ߩ ᶖߣ ℂߩታᣉ 㪊㪃㪇㪇㪇 ᄖᵈᆔ ߩ ᄢ ᚻⴚቶߩࠕ ࡓߩ Ᏹ 㓹 ߩഭ ᡷༀ ψ ߦ Ꮷ ޔ 㤗 ක ࡓ ߩ ψ Ḱ ߩ ޔ නଔᄾ ᄖ ߩቯᢙ ℂߣ ᐶ ψ χ 㜞ㇱಽߢߩ ߣ ᕈߩᡷༀ 㪉㪃㪇㪇㪇 㪈㪃㪇㪇㪇 スライド3 0 年6月号 㪇㪋 㪇㪌 㪉㪇 㪉㪇 㪇㪉 㪇㪈 㪇㪊 㪉㪇 㪉㪇 㪉㪇 㪐㪐 㪇㪇 㪉㪇 㪐㪏 㪇 㪈㪐 ᚻⴚḰ ࡑ ࡘࠕ ߩ ᚑ 㪐㪍 㪋㪃㪇㪇㪇 㪈㪐 ᚻⴚㇱ㐷ߢߩ 㪈㪐㪐㪐ᐕ㧝 㪈㪐 㤗 කਇ ᣥ φ㨨ψᣂ 㪐㪎 ᄖ⑼ ψ ᚻⴚ ޔ ⑼ ψ ᬌᩏ ઙᢙߩ㘻 ߣ ߩ ᑷ 㪈㪐 ᚻⴚઙᢙߩផ⒖ スライド3 1 日本病院会雑誌

49 準化しました 国立がんセン ターで行っている手術は1 30 くらいありますが その手術 をマニュアル別に行える体制 にもっていき 材料等もすべ て標準化しました さらに 1 30くらいある手術が 実際 には60種類くらいの材料の 集合体であるカスタムキット を買ってくれば それで手術 ができることが分かってきま した ピッキングも 今まで は看護師さんでないと 個々 のドクターの違いも含めて適 スライド3 2 切にできなかったのが マニ ュアルに従って外注ができる とか あるいはこうした準備 の時間がなくなりますから ホ ス ピ タ ル ウ 手術の間のアイドルタイムが 圧縮できました これによっ て常勤雇用職員の労務改善が でき 特に看護師の超過勤務 を減らすことができました 手術は確かに包括ではなく て出来高払いですが コスト 管理という観点からは 実は こういうアプローチが非常に 重要です 今後 包括評価のなかで 包括の部分で行 スライド3 3 ࡓ 䋨ዷ㐿ߒߚߣߎࠈ䋩 われている診療行為を見直すと同時に 出来高部分で の収入確保と収益性の改善は大きな課題になってくる と考えてください スライド31 補足ですが 国立がんセンターでは 1 999年に新しい病棟に移りました 手術室も増え 手 術件数 全麻件数も増えたのですが ある時頭打ちが きました 職員が疲れ切ってしまって 看護師さんの 半数以上が 来年私は手術部で働きたくない と言い 始めたのです これは困ったことだということで改善 を始めました 麻酔医不足もありました この状態を改善するために 国立がんセンターでは スライド34 室での器材等の配置まですべて打ち出されています 前述の手術マニュアルの標準化に取り組んだのです こんな情報をまとめることによって 実際に手術を進 現在 国立がんセンターでは 手術のオーダーがあ めていく 同時に このなかの多くの部分をピッキン って前週の水曜日に編成が決まると 手術1例ごとに グをせずにカスタムキット スライド34 で納入して スライド32 33のような手術の管理チャートが打ち出 もらうようにしました 今まで数百 1 000品目くら されます 用意する材料 担当者 日時 さらに手術 いあった手術用消耗品の管理が60種類のカスタムキッ 日本病院会雑誌 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

50 トの単価契約で済むので コスト管理も省力化できま 支払い部分の改革を行わなければいけないと思うよう す こういうことは 手術部門だけではなくて 会計 になっていて 表面的には これまでに DPC 分類が 用度 係のところでもできます でき 包括支払い制度が成熟し 支払いが拡大した またマニュアルをきちんと標準化して 自分たちの やっている診療行為の内容を明らかにしますと 副次 いうのは こういうものが成熟してくるだけではなく 的にさまざまな効果があります 水面下でも今日ご紹介したようなベンチマーキング用 例えば 国立がんセンターでは今は手術室の中に材 のデータが蓄積され 同時に公開に向けた動きが各所 料はなく 臓器別ワゴン 麻酔科のワゴン 材料のワ で見られます 松田班がやらなかったとしても国大協 ゴンに定数配置されていて この3つの組み合わせが や私大協がやりますし あるいはコンサルティング会 キットと一緒に手術室に行けば 手術が行えるように 社が独自にデータを集めてやるという状況です さら なっています しかもこの在庫の量は2日間分 約 に DPC 調査データの解析ステムも各社から出てい 400万円程度です て 病院内でも分析ができるようになってきています つまり 病院情報ステムで診療を管理するだけで ホ ス ピ タ ル ウ ということになっています しかし確立された基盤と ただ まだ収入分析しかできないので DPC コー はなくて コスト管理の部分に関しても DPC とは ディングや請求内容の検証はできるかもしれませんが 離れているように思われるかもしれませんが きちん コスト分析や病院としてのオペレーンを最適化し とやっていく必要があるということを指摘しておきた てくれるわけではないという点には注意が必要です いと思います しかしこういう基盤も整ってきますし これから先 の包括評価制度の時代に病院が生き抜くためには 出 来高部分できちんと収入を確保しなければなりません 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 そうでないと 結局はベッドを埋めて2 300点が最低 今後の展望について 限度で そこから上げたとしても3 000 4 00 0点に しかなりません 薬剤が入っていれば5 000点にはな りますが それだけでは病院の収入は頭打ちです で すからその病床をいかにうまく使うのかを考えていく 今後の展望について 個人的な予測ですがお話しし あるいは資源とサービスをどこに集中化すれば 自分 ておきたいと思います たちがその地域の患者さんのニーズに応えられるのか 試行的制度から確立された基盤へ そういうことを考えていくのはこれからの時代の非常 スライド35 DPC は 試行的な制度からほとんど に重要なポイントになります 確立された基盤に変わりつつあると思っています 今 さらに医療機関別係数が廃止され これからは医療 まで試行的適用と呼ばれていた病院も DPC 対象病院 機能別の評価に変わっていきます 医療機関別係数が に名前が変わりました それと同時に厚生労働省でも 廃止されるということは ある意味では収入の保証が DPC はもう成熟したステムになったので ほかの なくなるということです しかし 施設の機能評価ご とに係数が決まるということは 機能向上に投資すれ ⴕ ᐲ߆ࠄ ߐࠇߚၮ 㕙 ߥᄌൻ ࡌ ࡑ ߩ 㧔ߣ 㐿ߦะߌߚ ߈䋩 㪛㪧㪚 ᩏ ߩ ᨆ ࡓߩ᥉ ಽᨆ ᦨㆡൻࠍᗧ ߒߚ ߩ߇ᄙ ߇ ᓟߦ ᓙ ൮ ଔ ᐲߩ ઍߦ 㒮߇ ߈ᛮߊߚ ߩࠕ ࠕ 㜞ㇱಽߩ ߩ Ḯߣࠨ ࡆ ߩ㓸ਛ ᦨㆡൻ 今後は DPC を活用しながら診療情報管理を行い ま た病院の経営戦略を立てる これは本腰を据えてかか るべき問題であって 取りあえず対応すればよいとい こうした変化は 病院にとって見ると チャレンジ ߢߪߥߊ ޔ ක ᯏ ଔ ߩ⒖ⴕ なのかチャンスなのか 患者から どう違うの と スライド3 5 年6月号 スライド3 6 こうしたことを念頭に置きながら う時代はもう終わっています ක ᯏ㑐 ଥᢙߩᑄᱛ とです DPC による変化 㪛㪧㪚ಽ㘃ߣ൮ ᡰᛄ ᐲߩᚑᾫ 㧗 ᡰᛄ ᄢ 㕙ਅߢߩㅴዷ ばそれだけの見返りがあるという時代になるというこ 言われたら 私たちはチャレンジをしているのです 日本病院会雑誌

51 㪛㪧㪚ߦࠃࠆᄌൻ ൮ ଔ ᐲߩਅߢߪ ޔ 㒮߇ឭଏߒߡ ࠆක ߩ ኈ߇ ࠄ߆ߦߥࠆ ߎࠇ߆ࠄᔅⷐߥߎߣ セኻ ߩቯ φ 㪛㪧㪚ಽ㘃 ࡌ ࡑ 㧔 ᾖ୯㧕ߩ 㐿 φ 㪛㪧㪚 ࡌ ߩ 㒮ߣߩ ߩ ޟ ߩߡ ߟߦޠ છ ߩ 㒮ߣߩ ޟ Ꮕ ൻ ࠍޠ ᖚ ߦ ߔࠆᯏળ χ ᣣᏱߩ ߦㅊࠊࠇࠆߛߌߢߥߊ ޔ 㒮ߩ ታᘒࠍ ቴ ߦ ଔߔࠆ ജߣᗧᔒߪ ࠆ߆㧫 㜞ᛄ ߣߩ ࡖ ࡊߪᔅߕሽ ߔࠆ㧔㪛㪧㪚ߏߣߦ㧕 㒮 ߢߩ ࠍ ℂߔࠆߚ ߩᡷ㕟ࠍផㅴ 㒮ߦߣߞߡߩ ࡖ ߣ ࡖ 㪛㪧㪚ߦࠃࠆ൮ ὐᢙߦ ᘷߒߥ ᩏ ߩᢛ 㪛㪧㪚 ଔ ࠍታ ߔࠆߚ ߩ ޔ ળ 㧔 ᐲ㧕ߦࠃࠆ ጁᱧ නଔߩ ߩᢛ 䇸ࡔ ࡂ ࠆ ߩޠ 㒮ㆇ༡ࠍ ᜰߔ 㒮 㜞ኒᐲࠍㅊ ߔࠆ ⑼ ߣ ޔ ࡍ ߒߚ ᘒࠍ ᜬߔࠆ㗔 ߩࡃ ᣉ ߢߢ߈ߥ ߎߣߪ ޔ ᣉ ߣද ߔࠆ スライド36 スライド37 私たちは差別化を求めて こんな価値を患者さまに提 度ではなくなって確立された基盤になったということ 供しようと考えているのです ということを説明でき それとともに DPC のデータを使って包括点数で収入 るようであれば それは差別化のツールになります が増えた減ったなどと一喜一憂するのではなくて 病 どちらに持っていくかは 皆さんがこれから DPC 院全体としてそれがどう影響しているのか 損益を管 のなかでどうやって医療施設のかじ取りをしていくか 理するための改革を推進したうえで 最終的にめりは にもかかわっています 最近は厳しい言い方もありま りのある病院運営をできるようにしていただきたい して DPC の病院 参加施設 が3 60になっても そ このことが これからの医療機能の分化とより効率的 のなかには 実際 DPC で支払いするに値しない病院 な日本の社会医療制度の構築には不可欠だと思います もある などと言う人も出てきています なぜそうい お上から言われたから機能分化をするのではなくて うことが言われるのかを考えてみますと DPC をやる 自分たちの現有資産と自分たちがサービスしている地 からには日常の業務に追われるだけではなくて 自院 域の患者さんのニーズから考えるとこうあるべきなの の診療実態を客観的に評価して それを基に改善して だ ということをきちんと追求していただく先に 医 いく余力と意識があるのかが問われます それがあれ 療機能分化 今後は 例えばがん診療拠点病院の認 ば DPC 病院として生き残ることができますし DPC 定なども付いてきます があるのではないかと考え で包括評価の対象となるのにふさわしい施設といえる ています かもしれません もしもそれができなくて 単に収入 DPC についてはいろいろな情報がありますが テス が良くなるから DPC 対象病院になるという発想であ トの時期は終わりました これからは本当に活かす時 れば むしろこれから先どんどん DPC 対象病院にな 期です 活かすためのアイデアとそれをやるだけの決 るためのハードルは高くなっていくだろうと思います 意を持って臨んでください というのがこれまで5年 これから必要なこと 間かけてこの制度を見てきた者の立場からの意見です スライド37 今日はかなり個人的な意見も含めて ご清聴ありがとうございました お話をさせていただいたのですが DPC は試行的な制 日本病院会雑誌 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

52 国際モダンホスピタルウ2006 カンファレンス 病院経営フォーラム 2 DPCと診療情報管理 DPC導入における診療情報管理 院内体制 コーディング データ活用 佐藤 ホ ス ピ タ ル ウ 日鋼記念病院診療情報管理部の佐藤です よろしく 準は3つあります 1つは看護配置基準が2対1以上 お願いいたします 今日 私がお話しするテーマは であること それから診療録管理体制加算を算定して DPC 導入における診療情報管理というものです 院 いること または同等の診療録管理体制を有すること 内体制 コーディング データ活用 をキーワー 最後は 標準レセプト電算マスターに対応したデータ ドとしまして DPC 対象病院の実際の運用について の提出が可能なことです 2つ目の診療録管理体制加 ご紹介したいと思います 算の算定というのは 平成1 2年4月の診療報酬改定 において設定されたもので 入院料について 1入院 DPC 対象病院の規準 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 正子 当たり30点の加算ができることになっております スライド1 ご存じのとおり DPC 対象病院の基 この加算に関する基準項目には スライド2に示す ように9つあります たとえば 1名以上の専任の診 療録管理者が配置されていること 診療記録が適切に 䌄䌐䌃ኻ 㒮ߩⷙḰ 保管 管理されていること ICD 分類による疾病統計 㧝䋮 ㈩ ၮḰ߇㧞㧦㧝એ ߢ ࠆߎߣ ߚߪ ޔ ᐔ ᚑ㪉㪇ᐕ ߢḩߚߔߴߊ ࠍ ቯߒߡ ࠆߎߣ が取られ かつ情報提供も行われていること などで す DPC 対象病院では これらのハードルを必ずク 㧞䋮 ℂ ട ࠍ ቯߒߡ ࠆߎߣ ߚߪ ޔ ห ߩ ℂ ࠍ ߔࠆߎߣ リアしておかなければなりません 㧟䋮 Ḱ ࡊ 㔚 ࡑ ߦኻᔕ ߒߚ ߩ ឭ ࠍ ޟ 㧣 ߆ࠄ㪈㪇 ߢߩㅌ㒮ᖚ ߦଥࠆ ᩏ ߦޠ ㆡ ߦ ടߢ߈ࠆߎߣ スライド1 日鋼記念病院における DPC 導入 では 日鋼記念病院での取り組みの実際についてご 紹介いたしましょう 日鋼記念病院は スライド3に 示すように 北海道室蘭市にあり 病床数485床 ℂ ട ߦ㑐ߔࠆၮḰ㗄 の急性期の総合病院です 6月の実績として 平 均在院日数11 8日 病床利用率80 4 で 昨年 ߩߔߴߡ߇ ℂߐࠇߡ ࠆߎߣ ਛᄩ ᱧ ℂቶ߇ ߐࠇߡ ࠆߎߣ ℂㇱ㐷 ߪߚ ޔ ℂᆔ ળߩ ߐࠇߡ ࠆߎߣ 数については DPC を開始する前よりも2日間ほ ߩ ℂߩߚ ߩⷙቯ߇ ᢥൻߐࠇߡ ࠆߎߣ ど短縮されており 厚生労働省の発表では 平 㧝ฬએ ߩኾછߩ ℂ ߇㈩ ߐࠇߡ ࠆߎߣ ℂߐࠇߚ ߇ ߦᬌ ߢ߈ࠆߎߣ 㒮ᖚ ߦߟ ߡߩ ߦߪ ޔ 㪠㪚㪛ᄢಽ㘃 ᐲએ ߩ ಽ㘃 ߇ߐࠇߡ ࠆߎߣ ⑼ߦ߅ ߡㅌ㒮 ⷐ ߇ ᖚ ߦߟ ߡ ᚑߐࠇߡ ࠆߎߣ ᖚ ߦኻߒ ᖱႎߩឭଏ߇ ߦⴕࠊࠇߡ ࠆߎߣ ߩߎޔ߅ߥޕ ႐ ว ޔ ᣣᧄකᏧળ߇ ᚑߒߚ ޟ ᖱႎߩឭଏߦ㑐ߔࠆᜰ ࠍޠ ߦߔࠆߎߣ ޕ 年6月号 の年間の退院患者数は9 7 49名です 平均在院日 成15年の調査参加病院のなかで2番目に在院日 数が短い病院でした スライド4 DPC の試行的適用が開始された のは平成16年4月で 当院を含め4施設が参加 しました 18年4月からは DPC 対象病院に移 㧔ᐔᚑ㪈㪉ᐕᐲ ႎ ᡷᱜ㧕 行しました 機能評価係数は 7対1入院基本 スライド2 料 診療録管理体制加算 臨床研修病院入院診 日本病院会雑誌

53 ක ᴺ 䉦䊧䉴 䉝䊤䉟䉝䊮䉴 㪛㪧㪚ዉ ߢߩ ᣣ ᔨ 㒮䈱 ⷐ 㧦 ᴦ㪋㪋ᐕ ක ᴺ 㧦ᤘ 㪌㪍ᐕ ᚲ 㧦ർᶏ ቶ Ꮢ ⑼㧦㪉㪋⑼ ᐥᢙ㧦㪋㪏㪌ᐥ ᢙ㧦㪐㪈㪍ฬ ᐔဋ 㒮ᣣᢙ㧦㪈㪈㪅㪏ᣣ ᐥ 㧦㪏㪇㪅㪋㧑 ᐕ㑆ㅌ㒮ᖚ ᢙ㧦㪐㪎㪋㪐ฬ ᐥ 㒮 ἴኂ ὐ 㒮 ක ᯏ ଔ ቯ 㧔 ቯ 㧝ภ ᐔᚑ㧥ᐕ㧕 ⷙḰ น㧕 㒮ၮᧄᢱ㧣 㧝 㔚ሶൻട ᣉ ℂ ട ක ኻ ട 㧔㪈㪎ᐕᐲታ 㧕 ⴕ ㆡ 㒮㧦ᐔᚑ㪈㪍ᐕ㧠 㨪㪈㪏ᐕ㧟 㪛㪧㪚ዉ 㒮 㧦ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧠 㨪 ක ᯏ㑐 ଥᢙ 㪈㪅㪈㪍㪈㪊 ᯏ ଔଥᢙ 㪇㪅㪈㪈 㧣ኻ㧝 㒮ၮᧄᢱ 㪇㪅㪈㪇㪍㪐 ℂ ട 㪇㪅㪇㪇㪇㪏 ᐥ 㒮 㒮 ട 㪇㪅㪇㪇㪈㪇 ᢛଥᢙ 㪈㪅㪇㪌㪈㪊 ක ኻ ട ᐔᚑ㪈㪏ᐕ䋶 䋱ᣣ 㪇㪅㪇㪇㪈㪊 スライド4 スライド3 療加算 医療安全対策加算の各数値をあわせて0 11で 㒮 ߦ߅ߌࠆᖱႎ ℂ ߩ 1 0513となっています 院内における情報管理体制の構築 スライド5 情報管理体制については データの収 集 データの精度管理 データの活用という大きな3 丆丶 ᵴ 丆丶 ᐲ ℂ 丆丶 㓸 す そのほか 医療機関別係数が1 1613 調整係数が 本柱を立てその構築を図りました そして 平成1 8年 ホ ス ピ タ ル ウ 7月からの調査開始に向け これまでの2年間の試行 経験を踏まえてそれぞれについて変更 見直しを行い 㧞ᐕ㑆ߩ ⴕ 㛎ࠍ ߃ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧣 ߦ ߒ ました スライド5 見直しのポイントは スライド6に示す5点です より効率的にデータ収集の体制を整えていくにはど ᖱႎ ℂ ߒߩࡐ 㨪㧡ߟߩ 㪟㪦㪮 㪫㪦 㧫㨪 うしたらよいか 職員の負担を軽減するためにス テムをどう活用するか 提出するデータやステム 構築のためのデータについて情報の精度管理をどのよ うに行っていくか 院内職員が DPC について知識を 㓸 ࠍߤ߁ߔࠆ߆㧔ψ ࠃࠅല ߦ㧕 ࡓࠍߤ߁ ᚻߊᵴ ߔࠆ߆㧔ψ ᜂࠍ߆ߌߕߦ㧕 ߤߩࠃ߁ߦߒߡᖱႎߩ ᐲࠍะ ߐߖߡ ߊ߆ 㧔ψ ࠃࠅᱜ ߦ㧕 習得し 理解できるようにするための教育をどう行っ ていくか などです そしてもう1点 従来 DPC のデータを使った請求 㒮 ߩᢎ ࠍߤ߁ⴕߥߞߡ ߊ߆㧔ψ ࠃࠅ Ṗߦ㧕 㪛㪧㪚 ࠍߤ߁ᵴ ߒߡ ߊ߆ 㧔ψ ක ߩ ଔߣ 㒮ࡑࡀ ࡔ ߩߚ ߦ㧕 の分析をいろいろ行ってきましたが 今後は DPC を スライド6 医療の質評価及び病院マネジメントに活用できるよう にすることが大きな課題となっています この辺をポ イントにしているのは私どもの病院だけではなく こ れから DPC 運用をされる病院では同様に検討課題に 䌄䌐䌃 ⴕㆡ 䈱ㆇ 䋨ᄌᦝ೨䋩 ڎ 㓸 ᐲ ℂߦ߅ߌࠆᓎ ಽᜂ なってくるものと思われます DPC 試行時の役割分担 ක Ꮷ ᖱႎ ℂ ක スライド7は DPC を試行開始するにあたっての職 種ごとの役割分担を示したものです 私どもでは 主 に医師 診療情報管理士 医事課員の3者が役割分担 をしました 医師が行うことはまず病名を決定すること 病名を 選択することです 医療資源を最も投入した傷病名 ほかの病名等も 医師が決定します 診断群分類の決 日本病院会雑誌 䊶 ฬ䈱 ቯ 䊶 ᢿ ಽ㘃䈱 ቯ 䊶 ฬ 㪠㪚㪛䈱 䊶 ᑼ㧝䈱ὐᬌ 㔚ሶ䉦䊦䊁 䈱 ᑼ䋱 ജ 㕙䉕 ᐔᚑ㪈㪍ᐕ㪋 䊶 ᢿ ಽ㘃䈱 䊶 㪛㪧㪚䉥䊷䉻 㕙䈻䈱 ജ ᐔᚑ㪈㪎ᐕ㪋 スライド7 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

54 定も医師が行いますが 医師が選んだ病名についての の確認作業を行い そのうえで請求業務を行っていま 点検は診療情報管理士が行います それに併せて診断 す 情報管理士は 病名に付与される ICD の点検も行い 様式1のデータ収集については 平成1 6年4月の ます どのようにするかといいますと 私どもの病院 スタート当初は手作業もけっこうあったのですが そ では電子カルテを使っていますので 画面でカルテの の後電子カルテ上に様式1の入力画面を作成し それ 記録内容を参照しながら その病名がついた根拠とな に入力していく方法をとりましたので 連絡表などに る記載がきちんと残されているかどうかを見ていきま よる紙ベースでの運用はこの時期から行っていません す それから電子カルテ上の様式1のデータは 調査 そして1年経った平成17年4月から電子カルテ上に 期間だけでなく継続的にとっていますが 国に提出す DPC オーダー画面をつくりまして そこへの入力に るデータについても漏れがあってはなりませんので 切り替えています それらのデータ項目の最終点検も診療情報管理士が行 っています 課の関係をフロー図として示しました 医師が入力し 医事課職員は 医師が決定した診断群分類について ホ ス ピ タ ル ウ た DPC オーダーへの病名に対して 診療情報管理部 から確認の問い合わせをします また 医師が入力し 䌄䌐䌃 ⴕㆡ 㐿ᆎ 䈱ㆇ 䋨ᄌᦝ೨䋩 た DPC オーダーへの診断群分類については医事課が 確認の問い合わせをします そして 診療情報管理部 㪛㪧㪚䉥䊷䉻䊷䈻䈱 ฬ ജ ක Ꮷ 㪛㪧㪚䉥䊷䉻䊷䈻䈱 ᢿ ಽ㘃䈱 ജ と医事課の間でも 変更があった場合などいろいろ確 認作業を行っています こういうトライアングルの連 携をとって運用してきたわけです ᢿ ಽ㘃䈱 䈇ว䉒䈞 管理体制の見直しと主な変更 スライド9 管理体制の具体的な見直しですが ฬ䈱 䈇ว䉒䈞 先ほど示した情報管理体制見直しのポイントに基づい ฬ䊶㪠㪚㪛 䈱ㅪ ක ᖱႎ ℂㇱ て ご説明いたします まずデータの収集については 様式1の情報の入 ฬ䊶㪠㪚㪛 ଐ㗬 スライド8 力 確認の役割分担を変更 これまで診療情報管理士 が行ってきた病名を含む請求関係の情報についての確 䈚䈮䉋䉎ਥ䈭ᄌᦝ 丆丶 㓸 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 スライド8に 医師 診療情報管理士 部 医事 ᑼ㧝ᖱႎߩ ജ ߩᓎ ಽᜂߩᄌᦝ ψ ฬࠍ 㑐ଥߩᖱႎ ࠍක ߦࠃࠆ ജᡰ ߩᒝൻ ψ ߪකᏧ ޔ Ꮷ ߩࠨࡐ ߣ ߒߡ ࡓ㧔 ജ 㕙㧕ߩᄌᦝ ψ ᑼ㧝㗄 ᄌᦝ ߩኻᔕ た また 入力作業では医師 看護師の負担が大きい ので これをサポートする病棟クラークを体制に加え ました 病棟クラークについては 将来的に DPC に かかわる人材として 新しい医師が病院に入ってきた ときにもクラークが指導できるくらいに教育をしてい きたいと考えています これについては あとでまた 丆丶 ᐲ ℂ ふれたいと思います それからステムについては 㗁䈻䈧䈨䈒 認を この4月からは医事課職員が行うことにしまし ᖱႎ ℂ 䈮䉋䉎ක 䈮ኻ䈜䉎 㪠㪚㪛䉮䊷䊂䉞䊮䉫䈱ᢎ ᡰ 㧔ක 䈮 ᖱႎ ℂ 䉕㈩ 䋩 ක 㹤 ᖱႎ ℂㇱ 今年変更された様式1の項目変更に対応して データ 入力画面の変更を行いました 次にデータの精度管理について これは従来 診療 情報管理部でないと ICD コードの点検やコーディン 丆丶 ᵴ グはできないという考えがあったのですが 医事課の ᖱႎ ℂ 䈮䉋䉎 ᐥᜰ 䋨㪚㪠䋩䈱 ᚑ 役割に変更しました また 医事課に診療情報管理士 䊂䊷䉺ಽᨆኾછ 䈱㈩ を1名転属させました 現在 医事課には診療情報管 理士が2名いるのですが さらに 診療情報管理士を 順次増やしていく予定です しばらくは 医事課のサ スライド9 年6月号 ポートは診療情報管理部が行っていくようにと考えて 日本病院会雑誌

55 います 3番目のデータの活用については まだ十分に 㪛㪧㪚ዉ ᓟ䈱ㆇ 䋨ᄌᦝᓟ䈱ᓎ ಽᜂ䋩 ක Ꮷ 䉪䊤䊷䉪 䋨ᵈ䋩ᄌᦝ ᚲ䈲㕍ሼ できている状態ではありません 今まで診療情報 管理士はどちらかというと 点検やデータ収集に 力を入れており 実際のデータ活用のところまで 䊶䊂䊷䉺䈱 ജ 䊶ᜂᒰ㗄 䈱 ജ 䊶 䈇ว䉒䈞 㗄䈱 䊶 ฬ䈱 ቯ 䊶 ᢿ ಽ㘃䈱 ቯ 手が回らない状況でした しかしこれからは診療 ක ᖱႎ ℂ 䊶 ฬ 㪠㪚㪛䈱 䊶 ᢿ ಽ㘃䈱 䊶 ജ ኈ䈱ᦨ 䊶 䊶㪠㪚㪛䈱 ᢛ 䊶ᜂᒰ㗄 䈱 ജଐ㗬 䊶 ᐥᜰ 䈱 ᚑ 情報管理士に 臨床指標になるデータの作成など 新たな役割が加えられることになりました 実際にデータの分析をするとなると ステム に通じている人材が必要になってくるので 昨年 専任を1名採用しました この者は DPC データ スライド10 だけを分析するのではなくて 病院全体のデー タを分析する担当者として配置しています 入社 㪛㪧㪚ዉ ᓟߩㆇ 後の半年間は診療情報管理部に所属し DPC に ක Ꮷ ついていろいろ学習してもらったうえで 今は医 学情報部に所属しています ജଐ㗬 วࠊߖ 㗄ߩ ଐ㗬 DPC 導入後の運用 㪛㪧㪚 ฬ ᢿ ജ 導入後の役割分担 スライド10に示すように DPC 導入後の役割 分担は 試行時とは少し変わっています ホ ス ピ タ ル ウ ߩㅪ ജଐ㗬 ᖱႎ ℂㇱ 医師の役割としては 病名を決定すること 診 ᢿ ಽ㘃 ฬߩ วࠊߖ ක 㪠㪚㪛ߩ ᢛ 断群分類を決定することは変わりません ただ スライド11 新たに病棟クラークが加わり 医師や看護師を サポートして入力したデータの確認 クラーク自 ߩ ቯ㧔ψ ജߩะ 㧍㧕 身が担当する項目の入力などを行っています ク ラークは病棟にいて 医師に非常に近い場所にい ますから その辺はうまく連携をとってやってい ただけるものと思っています 医事課では これまで診療情報管理士が行って きた病名 ICD の確認や入力内容の最終確認を行 うようになり 診療情報管理士は臨床指標の作成 に新たに取りかかることになりました ڎ ᑼ㧝ߩ ജᡰ ߇ߢ߈ࠆࠃ߁ߦߥࠆ 㧔ක ᚲዻ㧕 ڎ 㪠㪚㪛ࠍ ฬᖱႎߩ ߇ߢ߈ࠆࠃ߁ ߦߥࠆ ක 㧔 ᖱႎ ℂ 㧕 ڎ ᐥᜰ ߩ ᚑ߇ߢ߈ࠆࠃ߁ߦߥࠆ ᖱႎ ℂ スライド11に DPC 導入後の運用のフロー図 スライド12 を示しました 異なる職種間での情報伝達も含 めて 横断的な連携がいっそう必要となってきていま 現在まで DPC についてのクラーク研修を3回行って す います スライド12 職員1人ひとりの能力向上が必須であ 医事課については 診療情報管理士がコーディング ることは言うまでもなく そのための目標も設定され した ICD による病名情報の確認ができるようになるこ ています とを1つの目標としました 診療情報管理士の目標は 今まで看護部所属から 今年の4月に医事課所属に 臨床指標を作成できるようになることです 変更となった病棟クラークの目標は様式1の入力支援 目標達成をニコニコマークで表現していますが 実 ができるようになることです そのためには やはり 際にこうなるのか 表情が険しくなるのかまだ分かり DPC そのものを理解していなければなりませんので ません 希望としてはぜひこうなってほしいものです 日本病院会雑誌 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

56 ᑼ㧝ߩ ㅌ㒮ᖱႎ ホ ス ピ タ ル ウ ᔅ㗇 㒮ਛ䈱ਥ䈭ᴦ කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 ᴦ㛎ታᣉ䈱 ή කᏧ䊶 Ꮷ ක ᔅ㗇 ォ⑼䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ൮ 㒮ᐕ ᣣ 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ൮ 㒮ᐕ ᣣ㩿ㅌ㒮ᣣ䋩 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ᩏኻ 䈫䈭䉎 䈻䈱 㒮䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䋨ᒰ㒮 ᒰ䈭䈚䋩 ᩏኻ 䈫䈭䉎 䈻䈱 㒮䈱 ή ᔅ㗇 䈠䈱 䈱 䈻䈱 㒮䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 㒮 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 㒮䉋䉍䈱 䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 㒮䈱ᄖ 䈎䉌䈱 㒮 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ቯ䊶 ᕆ 㒮 ಽ 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ᢇᕆゞ䈮䉋䉎 ㅍ䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ൮ ㅌ㒮䋨ォ⑼䋩వ 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ㅌ㒮 ォᏫ කᏧ䊶䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 㒮䈎䉌㪉㪋 㑆એ 䈱ᱫ 䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇 ೨ ㅌ㒮ᐕ ᣣ 䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䈪䈲䈭䈇 ೨ ห 䈪 㒮 㒮䈱 ή 䉪䊤䊷䉪 ක 請求業務の項目を担当し 診 㩿㒮 㗄 䋩 㒮䈱 ᖱႎ ℂㇱ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 䉪䊥䊆䉦䊦䊌䉴䈱ㆡᔕ ㇱ ක 療情報管理部はそれ以外の指 㩿㒮 㗄 䋩 䉪䊥䊆䉦䊦䊌䉴䈱 ㇱ ක スライド13 入力と確認の分担 スライド13は 様式1の入 力確認作業の分担一覧で 入 退院情報に関するものです 入退院情報については 入力 者は医師でなくてもよい多く の部分を 病床クラークが担 当します 入力確認の役割は 医事課か診療情報管理部が行 います 医事課のほうは主に 標作成 重症度などに絡む診 療情報を主に点検することに なっております ᑼ㧝ߩ ᖱႎ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 ജ ߩಽᜂ㧔 㧕 㧞 ജ ߩಽᜂ㧔 㧕 㧡 ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 䈱ᅧᆼ䈱 ή ㇱ䊶䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 㒮 ᅧᆼㅳᢙ ㇱ䊶䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 ᅧᆼㅳᢙ ㇱ䊶䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 ㊀ ㇱ䊶䉪䊤䊷䉪 ක ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᾍᜰᢙ ㇱ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 ᗧ 䊧䊔䊦䋨 㒮 㪡㪚㪪䋩 කᏧ ක ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 ᗧ 䊧䊔䊦䋨ㅌ㒮 㪡㪚㪪䋩 කᏧ ක ᔅ㗇 㒮 㪘㪛㪣䉴䉮䉝 ㇱ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 ㅌ㒮 㪘㪛㪣䉴䉮䉝 ㇱ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨ⶖ 䈅䉏䈳䋩 ⶖ 䉴䊁䊷䉳㪥㪧㪬㪘㪧ಽ㘃 ㇱ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 䈏䉖䈱 䇮 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 䈏䉖䈱䉴䊁䊷䉳ಽ㘃䋨㪫㪥㪤䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪫䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪥䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪤䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 䈏䉖䈱䉴䊁䊷䉳ಽ㘃䋨㪬㪠㪚㪚㪀 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 㪬㪠㪚㪚 ಽ㘃䋨㪫䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 㪬㪠㪚㪚 ಽ㘃䋨㪥䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 㪬㪠㪚㪚 ಽ㘃䋨㪤䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 分担一覧の画面には 様式 1にはなくても院内で必要な 情報の項目を追加しています どういう指標をとるかにもよ りますが この様式1の情報 をベースに これからも当院 独自のデータを追加していこ うと考えています なお 院 内独自項目のなかに 再入院 の別 という欄があるのです が ここを 再入院の理由 に変えました 今年も国の再 入院に関する特別調査が行わ れる予定になっていますが 非常にこまかい内容で その 理由もチェックしなければい 㩿㒮 㗄 䋩 䈏䉖䈱䉴䊁䊷䉳ಽ㘃䋨 ℂᚲ 䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪫䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪥䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 㩿㒮 㗄 䋩 㪫㪥㪤 ಽ㘃䋨㪤䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇 䈏䉖ᖚ 䈱㪧㪼㫉㪽㫆㫉㫄㪸㫅㪺㪼㪄㫊㫋㪸㫋㫌㫊 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 㜑㤗 ᖚ 䈱 㒮 䈱㊀ ᐲ කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 㪟㫌㪾㪿㪄㪡㫆㫅㪼㫊ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᔃਇ 䈱㪥㪰㪟㪘ᔃᯏ ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᔃ 䇮ᘟᕈ ⴊᕈᔃ ᖚ䋨㪇㪌㪇㪇㪌㪇䋩䈮䈍䈔䉎 㒮 䈱㊀ ᐲ䋺㪚㪚㪪ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ スライド14は 診療情報に ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᕆᕈᔃ Ⴇ䋨㪇㪌㪇㪇㪊㪇䇮㪇㪌㪇㪇㪋㪇䋩䈮䈍䈔䉎 㒮 䈱㊀ ᐲ䋺㪢㫀㫃㫃㫀㫇ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ 関する分担一覧です 特に ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᄌ䈱㪚㪿㫀㫀㪻㪄㪧㫌㪾㪿ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䋨 ઙ䈅䉍䋩 ᕆᕈ Ἳ䈱㊀ ᐲಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䈪䈲䈭䈇 ᄙ ᕈ㛽㜑 䈱 ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䈪䈲䈭䈇 ᕆᕈ ⴊ 䈱 ಽ㘃䋨㪝㪘㪙ಽ㘃䋩 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䈪䈲䈭䈇 㕖䊖䉳䉨䊮 䈱 ಽ㘃 කᏧ ᖱႎ ℂㇱ ᔅ㗇䊶㊀ⷐ䋨䌄䌐䌃ᓇ㗀䋩 㪙㫌㫉㫅㪠㫅㪻㪼㫏 කᏧ ක スライド14 年6月号 けません ですから それを 調査の時期に処理するのでは なくて すでにこの時点でデ ータを取っておこうというこ とです 必須 重要 DPC 影響 の項目は 現在の妊娠の有無 ですとか 入院時の妊娠週数 とか 出生時妊娠週数など すべて DPC の分類にかかわ 日本病院会雑誌

57 㔚ሶ ߩ ജ 㕙㧔ࠨ ࡊ 㕙㧕 ホ ス ピ タ ル ウ スライド15 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 スライド16 ってくる項目ですので 医事課でもここは確実に確認 のデータの入力画面の例です スライド15の画面は をするよう注意を促す項目としています がんのステ 実際は左側にデータの項目が並べてあって そこをク ージなどは医師が入力し 診療情報管理士が確認する リックすると右側に入力画面が展開するようになって ことになっています これは診療情報にかかわること います この画面には診断情報のなかの病名情報が出 ですので 診療情報管理士が確認します ていますが サンプルのように ICD-1 0をクリックす 電子カルテ上の入力画面 ると その患者さんに登録されている病名が表示され スライド15 16 17は電子カルテ上における様式1 日本病院会雑誌 て 見られるようになっています これらの病名のな 2007年6月号

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59 かから医師が 医療資源を 最も投入した傷病名 入院 䌄䌐䌃䊆䊠䊷䉴 の契機となった傷病名 を選 んでいくわけです ਇ 䋨䌉䌃䌄䈏䌒䈪ᆎ䉁䉎䉮䊷䊄䋩䈱 ฬ䈮䈧䈇 ਇ 䋨䌉䌃䌄䈏䌒䈪ᆎ䉁䉎 䉮䊷䊄䋩䈱 ฬ䈮䈧䈇䈩 2006/06/06 15:34:43 スライド16は手術情報の部 分です 手術の情報について も同じ操作で 行った手術の 情報 K コードなどの情報が 見られ そこから選んでいく ようなかたちになっています スライド17は診療情報の部 分です 診療情報については 䋴 䈱 ႎ ᡷቯ䈮䉋䉍䇮 䊶ᓽ 䉕 䈜䌉䌃䌄䋨䌒䈪ᆎ䉁䉎䉮䊷䊄䋩䈪䈲 ᢿ 䉕ㆬᛯ䈪䈐䈭䈒䈭䉍䉁䈚䈢䇯 䋨 ㇱ 䈪䈐䉎䌒䉮䊷䊄䈏䈅䉍䉁䈜䋩 ක Ḯᛩ ฬ䈮䈍䈇䈩䇮䌉䌃䌄䉮䊷䊄 䌒䈪ᆎ䉁䉎 ฬ䈮䈧䈇䈩䈲એਅ䈱䊦䊷䊦䉕 䈮 䈭 ฬ䉕 タ䈚䈩䈇䈢䈣䈐 䉁䈜䉋䈉䈍㗿䈇䈚䉁䈜䇯 㽲 䈏 ቯ䈘䉏䈩䈇䉎႐ว䈲 ฬ䈪䋨 ቯ䈚䈩䈇䈭䈇႐ว䈲 䈇䈪䉅น䋩 䋺 ญ៨ขਇ 䋨䌒633䋩䇮 ਅ㓚ኂ䋨䌒13䋩㸢 Ⴇᓟㆮ 䋨䌉693䋩䇮ᑄ 䋨M6259䋩䈭䈬 䈔䈇䉏䉖 䋨䌒568䋩 㸢䈩䉖䈎䉖䋨䌇409䋩䇮 䋨䌄431䋩䈭䈬 䉲䊢䉾䉪䋨䌒579䋩䇮ᕆᕈᓴⅣਇ 䋨䌒579䋩㸢ᢌⴊ 䋨䌁419䋩䇮 ᗵᨴ䋨䌁499䋩䈭䈬 ਇ ᾲ䋨䌒509䋩㸢㜑 Ἳ 䈇䋨䌇039䋩 ᶋ 䋨䌒609䋩㸢ૐ䉝䊦䊑䊚䊮ⴊ 䋨䌅880䋩䈭䈬 䋨䌒18䋩㸢 ᄌ䋨䌋746䋩䈭䈬 㜞䊎䊥䊦䊎䊮ⴊ 䋨䌒798䋩㸢䊎䊥䊦䊎䊮ઍ 㓚ኂ䋨E807䋩 㗖ㇱ䊥䊮䊌 䋨䌒590䋩㸢㗖ㇱᕆᕈ䊥䊮䊌 Ἳ䋨䌌040䋩 ᕈ 䋨䌒522䋩㸢 䈫䈭䉎 ฬ䈪 ᕆᕈ 䋨䌒100䋩䇮 䋨䌒074䋩㸢 䈫䈭䉎 ฬ䈪 厚生労働省の説明資料に定 義 解説がこまかく載ってい スライド19 ますが その都度 それを見 て確認するわけにはいかないので スラ කᏧᢎ ߩߚ ߩࡑ ࡘࠕ ᚑ イドのようにクリックすることによって 䇸㪛㪧㪚 ᑼ㧝߅ࠃ ฬ ജ ߩ ᗧὐ䇹 その区分 定義 解説等が表示されるよ ᢿ ಽ㘃ᄌᦝ ࡓ ޔ ᄌᦝߦࠃࠅ ᡷ ਛ うになっており それを参照しながら医 師は入力していきます DPC のための院内教育 ಮ ƓǑƼͻ Ӹ λщɥʒသ ໜ ࡑ ࡘࠕ ߩ ኈ㧧 ᑼ㧝ߩ ജᚻ㗅 ฬ ജ ߩ ᗧὐࠍ ᖚ 㗔 ߦឝタ 院内教育をどのように行っていくかは 重要な課題です その一環として 私ど もでは 院内イントラネットを使って 診療情報管理部から必要に応じて DPC ⴕ㧦㪉㪇㪇㪍ᐕ㧠 ᣣ ᔨ 㒮 ᖱႎ ℂㇱ ࡍ ᢙ㧦㪏㪉ࡍ イントラネットの利用 䋲䋰䋰䋶ᐕ ක ᴺ 䉦䊧䉴 䉝䊤䉟䉝䊮䉴 ᣣ ᔨ 㒮 ᖱႎ ℂㇱ ࡑ ࡘࠕ ߩᵴ 㧦 ᣂ කᏧ ニュースというものを発行しております スライド20 その DPC ニュースをイントラネットに 掲載しておくことによって 各職員が自由に見ること 場合については 示された病名から医師が選びます ができます スライド18の画面は目次の一部で 例え 例えばけいれん発作で R をつけた R568というのがて ば平成18年の DPC 調査の Q A 実際に厚生労働省 んかんなのか脳腫瘍なのかを判断し 脳腫瘍であれば から公表されたデータと当院のデータを併せて分析し D431というコードを使ってください などという情 たものなどを掲載しています そうした情報を職員が 報を提供しているわけです 確認することができるように 最新の情報を載せてい こうと考えています もちろん目次から先の全文表示も見ることができま す 例えば 詳細不明 ICD が R で始まるコード の この DPC ニュースは 当初 診療情報管理部で発 行していましたが 今は DPC 実行委員会で発行して おります 医師及び診療情報管理士の教育 病名について というタイトルがスライド18の目次に DPC に関して医師の教育をどうするかも重要な課題 ありますが そこをクリックするとスライド19の画面 です スライド20は日鋼記念病院でつくった82ページ が出るようになっています の院内教育用マニュアルです DPC 様式1の入力要領 R コードというのは ICD では症状や徴候を表すコ や傷病名を入れるときの留意点などをまとめたもので ードとしてコードの頭に R が付くもので DPC 上は使 新入医師のオリエンテーンなどで使っています われるコードが限定されています 原因が特定される これもイントラネットの DPC ニュースと同様 必要 日本病院会雑誌 ホ ス ピ タ ル ウ 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

60 に応じていつでも見られます スライド21 診療情報管理士もいろ ᖱႎ ℂ ߩߚ ߩ 㪠㪚㪛 ᢎ いろ勉強しています ICDのコーディン ࡒ ޟ 㓸 ޠ グについては 北海道診療録管理研究会 ⴕ㧦ർᶏ ℂ ળ ࡒ というものがあり 20年の歴史のある ࡍ ᢙ㧦㪉㪊㪈ࡍ 㧔㪏㪎 ឝタ㧕 研究会なのですが 私どもの病院が1 5 年以上事務局を担当しています その研 ኈ㧦 ળળ ᣉ ߆ࠄነߖࠄࠇߚ ߦߟ ߡ ޔ ᆔ ળߦߡᬌ ߒਥ ฬ ޔ ฬ ޔ 㪠㪚㪛 ߩ ࠍឝタ ޔ ޕ 究会のなかに 事業として 診療情報管 理士だけが集まって行っているコーディ ングセミナーがあります そこで 疾病 ർᶏ ℂ ળߩળ ᣉ ߦᓥ ߔࠆ ᖱႎ ℂ ߩ ߩታ ߦᓎ ߡ ߡ ࠆ コーディングセミナー症例集 というも のをつくりました ർᶏ ℂ ળ ዪ㧦ᣣ ᔨ 㒮 ᖱႎ ℂㇱ 実際に診療情報管理士が記録を点検し ホ ス ピ タ ル ウ て ICD コードをつけるときに その症 スライド2 1 例にどのコードをつけるかは診療情報 管理士の判断でなされるのですが 同じような症例に れた過去3年間のそうした87症例についてまとめた ついては ある程度標準化していかなければいけない 231ページの冊子です わけです それを検討する場としてこういうコーディ ングセミナーを設けているわけですが 解決できない 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 病名データの精度向上に向けた取り組み ような症例があったときには そこに持ち寄って検討 スライド22 院内における病名データの精度向上 するのです このマニュアルは 会員施設から寄せら については 病名の精度の良し悪しを外部から おた くのデータの精度がよくない などと指摘される前に ฬ䊂䊷䉺䈱 ᐲะ 䈮ะ䈔䈢ข䉍 䉂 ᛠ 㧦 㪠㪚㪛ᄌᦝߩᄙ ฬߥࠄ ߦ ᢿ ಽ㘃ᄌᦝߩ ᄙ ࠍኻ ߦᄌᦝߩ ߦߟ ߡ ᩏࠍ ታᣉ 自分の病院のデータは病院の財産であるという考え方 に立って 自助努力で 責任を持って解決していかな ければなりません 病名のデータ精度については 今回 ICD コードの 変更の多い病名ならびに診断群分類変更の多い事例を 対象に どういう原因で変更になっているのかを調査 ኻ 㧦 ᢿ ಽ㘃ߩㆬᛯ ޔ ฬ ߩ Ḱൻࠍ ࠆ ߚ ޔ 䇸 ฬ 䇹 ޔ 䇸 䇹 ޔ 䇸 ฬ ࠍޠ ᚑߒ ޔ ฬ ߦଏߔࠆ スライド2 2 しました 最終的には 医師が病名登録をする際 診 断群分類の選択や 病名表記の標準化を図るために役 立てていただくよう 詳細病名一覧表 事例一覧 表 よく使われる病名を診療科ごとにまとめた 使 用病名一覧表 などを作成しました スライド23 実際に調査した結果 ICD コードの ฬ䊂䊷䉺䈱 ᐲะ 䈮ะ䈔䈢ข䉍 䉂 変更 診断群分類の変更の多い要因として4点挙げら れました 㪠㪚㪛ᄌᦝ ޔ ᢿ ಽ㘃ᄌᦝߩ 1つはその病名表記に関する問題です 例えば 気 㧔㧝㧕 ฬ ߦ㑐ߔࠆ 㗴 㘼 ߦࠃࠅ㪠㪚㪛߇ ߥࠅ ᢿ ಽ㘃ߦᓇ㗀ߒߡ ࠆ 㧔㧞㧕 Ḱ ฬࡑ ߩ 㗴 管支炎でも急性気管支炎 慢性気管支炎 急性 慢性 の記載のない気管支炎で ICD コードが変わってきま ᱜߒ 㪠㪚㪛ߦኻᔕߒߡ ߥ ฬ߇ሽ ߒߡ ࠆ 㧔㧟㧕 Ḱ ฬࡑ ㆇ ߩ 㗴 す また 例えば肝機能障害でも 薬物性なのかアル コール性なのかで ICD コードが変わり さらに ICD 㘼 ߣ ฬ߇ㆡ ߦ ߐࠇߡ ߥ 㧔㧠㧕 ᢿ ㆬᛯ ฬߩ 㗴 ห ߩ ߢ කᏧߦࠃࠅ ᢿ ಽ㘃ㆬᛯ߇ ߥࠆ コードが違うと診断群分類での請求も変わってくると いうことになっています ですから4番目の問題とも スライド2 3 年6月号 関連しますが 医師にきちんと正しい病名をつけても 日本病院会雑誌

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62 N801 N83- N70- D27 O348 C56 K896- K DPC D500 O70- DPC ICD DPC O O249 ( ( O () O ( O862 () O233 () O088 () O DPC ICD `

63 使用されているかをまとめた ฬ ᚑ セ 使用病名一覧表 の一部で す すべての病名についてこ 㪛㪧㪚㧦 Ἳ ޔ ᕆᕈ ᡰἻ ޔ ᡰἻ㧔㧢ᱦᧂḩ㧕ᚻⴚߥߒ ᚻⴚ ಣ 㧞ߥߒ ߥߒ ういう決め事をする必要はな いと思いますが この例の産 㪛㪧㪚 ᩏ 㒮 婦人科ではここを押さえてお けばいいだろうという 全病 ᕈ Ἳ 㪡㪈㪌㪐 名の8 9割にあたる50病 㪋䋦 Ἳㅪ Ἳ 㪍䋦 䈠䈱 㪈㪏䋦 名くらいをまとめたものです 使用病名一覧表は小児科と産 婦人科について最初につくり ました 診療情報管理士がい ればご存じかと思いますが ᣣ ᔨ 㒮 ਇ 䈱 Ἳ 㪡㪈㪏㪐 㪊㪈䋦 䊙䉟䉮䊒䊤䉵䊙 Ἳ 㪏䋦 ਇ 䈱 ᡰ Ἳ 㪈㪈䋦 産婦人科では 周産期に発生 䈠䈱 㪍䋦 ᕆᕈ ᡰἻ 㪈㪈䋦 ᕈ Ἳ 㪡㪈㪌㪐 㪩㪪䉡䉟䊦䉴 ᡰἻ 㪏䋦 ᕆᕈ ᡰἻ 㪡㪉㪇㪐 㪉㪏䋦 㪋㪍䋦 ᕆᕈ ᡰἻ 㪡㪉㪇㪐 㪉㪏䋦 する病態ということで ICD の大分類が別になっています スライド27 さらに妊娠 産褥などにかか わる分類も O コードというものがついて別になってい ます 周産期 新生児の高ビリルビン血漿というのは データの活用 これからの課題 周産期の場合は頭に P のコードがつくのですが 普通 スライド28 データ活用は今後の大きな課題です に入力すると R のコードがついてしまいます そうい 第1にまず 医療の質を評価するために必要な診療指 う場合 これは新生児だなと思ったら やはり正確に 標の作成を考えています 実際に必要とされる診療指 は P のコードをつけなければいけないことになります 標がどういうものか院内でも討議していかなければい スライド27 厚生労働省から公表されている傷病名 けませんが とりあえずがん生存率を出せるようにし の報告データと 日鋼記念病院の傷病名構成を比較し ようと考えています その指標に必要なデータを収集 てみると 顕著に違うものとして肺炎がありました しなければなりませんが 1つの数値を取るための負 DPC 調査全病院と私どもの病院との肺炎の内訳をみま 担が大きすぎると次に進めなくなってしまいますので すと 全病院で詳細不明の肺炎 J189が31 あって最も まずできるところからということで 電子カルテの 多く 細菌性肺炎はわずかに4 です ところが日鋼 ステムを使いながら また様式1へのデータ項目を追 記念病院では 細菌性肺炎が4 6 で断然1位でした 加しながらデータ収集にあたっていきたいと考えてい 実際に当院と全国病院との構成比が違うのかは定かで ます また医療の質を上げるためのベンチマーキング はありませんが もしかしたら ICD コードのふり方に ができるように持っていきたいとも思っています 違いがあるのかも知れません こんな比較をすること によって問題点が見えてくることもあるのです よく標準化と言われますが まずは国の標準化の前 に各病院での標準化ができていないと なかなか全体 の標準化につながっていかないと思います まず院内 の標準化を積極的に図って これらのデータを使って ߩᵴ 㧔 ᓟߩ 㗴䋩 いろいろな取り組みをしていきたいと考えています ක ߩ ଔߩߚ ߩ ᐥᜰ ߩ ᚑ ܔ ᔅⷐߣߐࠇࠆ ᐥᜰ ߩᬌ 㧔߇ࠎ ሽ 㧕 ܔ 㓸ߩᣇᴺ φ 㔚ሶ ࡓ φ ᑼ㧝 ߩ 㗄 ߩㅊട できるようなデータを出していきたいものです ක ߩ ᡷༀߩߚ ߩࡌ ࡑ スライド28 日本病院会雑誌 ホ ス ピ タ ル ウ そして ベンチマーキングができるくらいの質を保証 スライド29 院内におけるこれからの情報活用を考 えるにあたっては 診療情報管理部門の役割は大変大 きいものがあります 今までは診療情報管理部門とい うのは何をするところだと思われていたのですが DPC がかかわってきてからは その役割が大きく浮か 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

64 㒮 ߦ߅ߌࠆᖱႎᵴ ᖱႎ ℂㇱ㐷 ㇱ㐷㧔ක ℂ 㧕ߩᓎ となら経理課の職員が 医療費に関して は医事課職員が 同じようにクリニカ 㒮 ༡ಽᨆ ル インジケータ 診療評価指標 に関 診療情報管理士が抽出 処理し 提供 したデータは 病院の経営分析 指標作 成 ベンチマーク 院内で行っている医 ᖱႎឭଏ てきます 䳦 ಣℂ 䳦 しては診療情報管理士が大きくかかわっ ࡌ ࡑ 㒮ᣣᢙᣉ 㑆 セ ක ᣉ 㑆 セ කቇ ᢱ ᖱႎᬌ がん登録などの疫学調査への対応など ቇ ᩏ ߩኻᔕ ߇ࠎ スライド2 9 して その活用を目指したいと考えて います ていったらいいのだ データ収集も ICD も電子カル 診療情報活動のこれから テでできるようになれば 今後は DPC だけをやれた スライド30 最近の病院における事務部門 診療 らいいのか など いろいろな議論があります 私は 情報管理部門は DPC の風が吹いてきたということ 診療情報管理士はこれからデータ活用のコーディネー で 周辺の状況もいろいろ変わってきております ターとして活躍されるのではないかと考えています よく 診療情報管理士はこれからどういう仕事をし それから 事務部門もただ請求業務を担当するとい うだけではなく 先ほど示したような資料を病院の上 㪛㪧㪚䈮䈍䈔䉎 ᖱႎ ℂ䈱 ᓟ 層部に提供できるような いわば病院マネジメントの エキスパートに変わっていくだろうと考えます そう ㇱ㐷䈏ᄌ䉒䉎 㒮ࡑࡀ ࡔ ߩ㪼㫏㫇㪼㫉㫋 㒮䶙ᄌ䉒 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 ଔᜰ ࠤ 学研究資料のための情報検索への対応 すべてが医療の質の向上に役立つ情報と ホ ス ピ タ ル ウ ᢿ ಽ㘃 ᡰ ᴫ ⑼ ᡰ ᴫ ⴕὑ ᡰ ᴫ ᚑ ᢿ ಽᨆ ක ะ ᓎ 䶰ᖱႎᵴ び上がってきました 例えばコストのこ ᖱႎ ℂㇱ㐷 䈏ᄌ䉒䉎 することで病院全体も変われるのではないかと考えて います スライド31 最後になりますが DPC 導入におけ る診療情報管理については 一言で言うと 医療の質 向上が最終的な課題ではないかと考えています 従来 病院医療は患者さんを中心に考えられていましたが ᵴ ߩ㪺㫆㫆㫉㪻㫀㫅㪸㫋㫆㫉 スライド3 0 私どもはイラストにあるように 患者さん 医師 看 護師を含む病院の職員が 皆一緒になって 医療の質 の向上に貢献できればいいのではないかと思います 㪛㪧㪚ዉ 䈮䈍䈔䉎 ᖱႎ ℂ ක 䈱 ะ 䈏ᦨ 䈭 㗴 なお 私は現在 日本ヘルスステム研究所にも在 籍しておりまして DPC の実務者教育支援等にかか わっています 今日は説明不足で十分な情報をご提供 できなかったと思いますが もしご協力できるような ことがありましたら ご連絡をいただければと思いま す 最後までご清聴いただきまして どうもありがとう ございました スライド3 1 年6月号 日本病院会雑誌

65 国際モダンホスピタルウ2006 カンファレンス 病院経営フォーラム 3 DPCと診療情報管理 DPCデータの病院経営への活かし方 中頭病院の事例から 知花 敬 ご紹介いただきました知花です 演題に入る前にま スライド1は 沖縄県の二次保健医療圏の概略図で ず 沖縄県における二次保健医療圏や中頭病院の概要 す 北部 中部 南部及び宮古島 八重山の5つに区 を簡単にお話しいたします 分されています ᴒ ஜක 沖縄の地域医療と中頭病院の概要 スライド2は中頭病院の属する診療圏で 一部の北 ホ ス ピ タ ル ウ 部地区も入っています この診療圏には 県立中部病 ർㇱ ஜක 院 中部徳洲会病院 そして中頭病院の3つの急性期 ญ 㪈㪇㪈㪃㪍㪍㪊 病院があります つまり人口約40万人の診療圏で急性 期病院はこの3つということになります ベッド数が ਛㇱ ஜක ญ ችฎ ஜක 㪋㪍㪊㪃㪍㪉㪋 ญ 㪌㪌㪃㪉㪐㪌 合わせて1 100床です これからスライドをいろいろ お見せしますが こういう環境のなかでの 医療供給 体制はどのようになっているか 十分ご理解いただき たいと思います スライド3は当院の概要です 平成13年に特定医療 ㊀ጊ ஜක ධㇱ ஜක ญ ญ 㪍㪏㪏㪃㪋㪌㪇 㪌㪇㪃㪋㪐㪊 法人として認定され 平成15年3月に急性期特定病院 同4月に臨床研修指定病院 平成16年1 1月には地域医 スライド1 ක ᡰ 㒮 ਛ㗡 㒮 ⷐ ർㇱ කᏧળ 㒮䋨㪉㪊㪍䋩 ർㇱ 㒮䋨㪊㪉㪎䋩 ਛ㗡 㒮䋨㪊㪉㪍䋩 䋨㪉㪎㪇䋩 䋨㪊㪉㪍䋩 䋨㪉㪉㪇䋩 ਛㇱ 㒮䋨㪌㪌㪇䋩 䋨㪉㪉㪇䋩 䋨㪉㪉㪇䋩 䋨㪉㪎㪊䋩 䋨㪉㪈㪉䋩 䋨㪊㪇㪇䋩 㙃 㒮 䋨㪈㪉㪇䋩 䋨㪉㪈㪍䋩 䋨㪉㪇㪇䋩 䋨㪈㪋㪇䋩 ⑼ 䋨㪉㪉㪇䋩 㒮 䋨㪉㪉㪊䋩 䊥䊊䊎䊥䊁䊷䉲䊢䊮 䋨㪉㪈㪈䋩 䋨㪉㪊㪐䋩 䋨㪈㪋㪇䋩 䋨㪈㪇㪍䋩 䋨㪈㪌㪇䋩 ਛㇱᓼᵮળ 㒮 䋨㪊㪇㪇䋩 䋨㪊㪉㪇䋩 㙃ᚲ䋨㪋㪊㪇䋩 ᄢቇ 㒮䋨㪍㪇㪇䋩 ฦᏒ ญ ᐔᚑ ᐕ㧝 㧝ᣣ ቱ㊁ḧᏒ㧦 㧦 ਛၔ 㧦 ർਛၔ 㧦 ർ 㧦 ཅᚻ 㧦 㧦 ᴒ Ꮢ㧦 ᔒᎹᏒ㧦 ਈ ၔ 㧦 ൎㅪ 㧦 ᎹᏒ㧦 ㊄ᱞ 㧦 ᕲ 㧦 ቱ㊁ᐳ 㧦 ฬ Ꮢ㧦 㧖 ⑼ 㪉㪉 ⑼ 㧖 ᐥᢙ 㪊㪉㪍ᐥ 㧔㐿 ᐥ㪉㪇ᐥ䋩 㧖 㒮ᖚ ᑧߴᢙ 㪐㪃㪍㪋㪌 㧛 㧖ᐔဋᖚ ᢙ 㒮 㪊㪈㪎 㧛ᣣ ᄖ 㪋㪈㪊 㧛ᣣ 㧖 ᐥ 㪐㪎㪅㪇㧑 㧖ᐔဋ 㒮ᣣᢙ 㪐㪅㪍ᣣ 㧔ᐔᚑ㪈㪎ᐕ㧠 㨪ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧟 䋩 㧖කᏧᢙ 㪐㪊ฬ 㧖 Ꮷᢙ 㪊㪌㪊ฬ 㧖 ᢙ 㪍㪍㪊ฬ 㧖 ᖱႎ ℂ ฬ 㧔ක ᖱႎㇱ㧡ฬ ޔ ක 㧞ฬ䋩 㧖ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧠 㧝ᣣ スライド2 日本病院会雑誌 スライド3 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

66 ᚻⴚ㧰㧮 ᕈ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ᅚ ⑼ฬ ᚻⴚᐕ ᣣ ᇚ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᇚ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪊㪇 ᢛᒻᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪊㪇 ᇚ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪊㪇 ᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪊㪇 ᢛᒻᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪊㪇 ᇚ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᇚ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 㥦ຜ ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᒻᚑᄖ⑼ 㪉㪇㪇㪌㪆㪋㪆㪈 ᚻⴚቶ ภ 㪇㪈 㪇㪈 㪇㪊 㪇㪍 㪇㪎 㪇㪎 㪇㪏 㪇㪉 㪇㪉 㪇㪉 㪇㪊 㪇㪌 㪇㪎 ฬ ਥᚻⴚฬ ቯ䊶 ᕆᚻ㤗 ᓳᏢ 㐿 Ꮲ 㐿ⴚ㪉㪅ㆬᛯᏢ 㐿 ቯ 㤗 ᣓ Ᏹ Ꮲ 㐿ⴚ㪈㪅 ᕆᏢ 㐿 ᕆ 㤗 ᖡᕈ ᚻⴚ㪉㪅 ᚱㇱಽ ቯ り㤗 ฝ 㪌ਛᚻ㛽㛽 ⴚ 㛽 㩿ᝌ 㪀㒰 ⴚ䋨 㛽 ቯ ዪ㤗 ሶች㗖 ሶች ហῬⴚ ቯ 㕒 㤗 ᕆᕈ Ἳ 㒰ⴚ ᕆ り㤗 り㤗 Ꮐᄢ 㛽㗪ㇱ Ꮏ㛽㗡ᝌ ⴚ㪈㪅 䍂 䍂 ቯ ᱫෆᅧᆼ䋸ㅳ ᵹ ᚻⴚ㪈㪅ᅧᆼ㪈㪈ㅳ䉁䈪䈱႐ว ቯ 㕒 㤗 ᵹ ᵹ ᚻⴚ㪈㪅ᅧᆼ㪈㪈ㅳ䉁䈪䈱႐ว ቯ 㕒 㤗 ḩ 㒰ⴚ㪄㪈 ቯ り㤗 ⴚᓟ ⴊ ຜᓟ 㐿ⴚ ᕆ り㤗 ฝ ㆆ㔌 ᑯⴚ ቯ り㤗 ਔ ᐩ 䍂 ਅ ៰ ⴚ㩿㔺 ㇱ ቯ ዪ㤗 㑆 㤗 㐿ᆎ 㑆ᚻⴚ㐿ᆎ 㑆ᚻⴚ 㑆 㪐㪑㪊㪇 㪐㪑㪋㪇 㪈㪇㪑㪇㪇 㪈㪇㪑㪋㪌 㪈㪎㪑㪌㪌 㪈㪏㪑㪇㪇 㪈㪏㪑㪉㪇 㪈㪐㪑㪈㪌 㪐㪑㪈㪌 㪐㪑㪉㪎 㪐㪑㪋㪎 㪈㪋㪑㪈㪐 㪐㪑㪊㪇 㪐㪑㪌㪍 㪐㪑㪌㪎 㪈㪇㪑㪉㪇 㪈㪊㪑㪊㪏 㪈㪊㪑㪋㪐 㪈㪊㪑㪌㪈 㪈㪋㪑㪇㪍 㪈㪏㪑㪉㪇 㪈㪏㪑㪉㪐 㪈㪏㪑㪋㪎 㪈㪐㪑㪉㪍 㪈㪉㪑㪉㪌 㪈㪉㪑㪋㪇 㪈㪊㪑㪋㪌 㪈㪌㪑㪉㪇 㪏㪑㪋㪌 㪏㪑㪌㪍 㪐㪑㪇㪇 㪐㪑㪇㪏 㪈㪇㪑㪌㪇 㪈㪈㪑㪇㪍 㪈㪈㪑㪇㪍 㪈㪈㪑㪈㪇 㪈㪊㪑㪊㪇 㪈㪊㪑㪊㪏 㪈㪋㪑㪇㪎 㪈㪍㪑㪋㪍 㪐㪑㪈㪌 㪐㪑㪉㪇 㪐㪑㪊㪇 㪈㪉㪑㪇㪏 㪏㪑㪋㪌 㪏㪑㪌㪊 㪐㪑㪉㪏 㪈㪐㪑㪉㪌 㪐㪑㪊㪇 㪐㪑㪋㪐 㪐㪑㪌㪉 㪈㪇㪑㪈㪏 スライド4 ᚻⴚઙᢙߩᄌൻ 療支援病院となりました もう1つ特徴的なこ ᐕ㑆ᚻⴚઙᢙ䈱ផ⒖ とは 平成14年11月に ちばなクリニックと ホ ス ピ タ ル ウ いう診療所をつくったことです いま病院全体 で目標にしているのが 平成21年5月に着工 予定の病棟の建て替えです 㪋㪇㪇㪇 㪉㪐㪎㪈 㪊㪌㪇㪇 㪊㪇㪇㪇 㪉㪌㪇㪇 中頭病院の診療科目は22診療科 病床数が 3 26床で 開放病床が20床です 入院患者延べ 数は平成1 7年で月平均9 645人 入院は1日平 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 㪊㪏㪐㪍 㪊㪊㪍㪈 均317人で 外来が4 13人です 病床利用率は 㪈㪌䋦 䈶 䋨ኻ೨ᐕ䋩 㪉㪇㪇㪇 㪈㪊䋦 䈶 䋨ኻ೨ᐕ䋩 㪈㪌㪇㪇 㪈㪇㪇㪇 㪌㪇㪇 㪇 㪈㪌ᐕ 97 平均在院日数が9 6日ということになっ 㪈㪍ᐕ 㪈㪎ᐕ スライド5 ています 医師数は93名 看護師数が353名で 看護基準は7 1です 職員数は合計6 63名で 診療情報管理士は7名です 診療情報部に5名 医事課にも2名配置しています 㪉㪇㪇㪇 㪈㪏㪇㪇 㪈㪍㪇㪇 DPC データの活用と手術室運営の 効率化 ⑼ ᐕᐲ ᚻⴚઙᢙ䈱ផ⒖ 㪈㪐㪍㪐 㪈㪌ᐕᐲ 㪈㪍ᐕᐲ 㪈㪎ᐕ 㪈㪌㪉㪎 㪈㪌㪋㪋 㪈㪋㪇㪇 㪈㪉㪇㪇 㪈㪇㪇㪇 これから本題に入りますが まず私どもにお 㪏㪇㪇 㪌㪏㪏 㪋㪌㪈 㪍㪇㪇 ける DPC データの活用の現状をお話しいたし ます スライド4は 手術室のデータベースです 㪊㪎㪌 㪊㪐㪇 㪋㪇㪋 㪊㪍㪏 㪋㪇㪇 㪊㪋㪇 㪉㪇㪊 㪉㪐㪎 㪉㪊㪌 㪉㪌㪈 㪈㪐㪉 㪈㪎㪏 㪊㪉㪇 㪊㪇㪏 㪈㪎㪊 㪈㪌㪏 㪉㪇㪇 㪇 㪇 ᄖ⑼ ᢛᒻᄖ⑼ ᇚ ⑼ ᴲዩ ⑼ 㥦ຜ ⑼ ⑼ 搬入時間 麻酔開始時間 手術時間 終了時 ᒻᚑᄖ⑼ スライド6 間 それから搬出時間というかたちでデータ 㑆ᚻⴚઙᢙ をとり これらを基に手術室の効率化を目指す 指標をつくっています 㪋㪇㪇 㪊㪌㪇 スライド5 手術の件数は 平成15年は 㪊㪇㪇 2 971件でした 平成16年は3 361件 前年比 㪉㪌㪇 伸び率1 3 です 平成17年は3 896名 前年比 㪉㪇㪇 伸び率は15 で 毎年伸びてきています 㪈㪌㪇 スライド6は 診療科別の手術数の推移を表 㪈㪇㪇 しています 外科の伸び率が高くて 産婦人科 㪌㪇 は医師の減少がありましたので 年度別には低 㪇 くなってきています しかし全体としては大体 年6月号 㪋㪄㪉㪇㪇㪌 㪌㪄㪉㪇㪇㪌 㪍㪄㪉㪇㪇㪌 㪎㪄㪉㪇㪇㪌 㪏㪄㪉㪇㪇㪌 㪐㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪇㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪈㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪉㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪄㪉㪇㪇㪍 㪉㪄㪉㪇㪇㪍 㪊㪄㪉㪇㪇㪍 㪋㪄㪉㪇㪇㪍 㪌㪄㪉㪇㪇㪍 スライド7 日本病院会雑誌

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68 ても16時以降になることが多く 6月は1 6件行われ 稼働については改善されてきたのですが 今後とも手 ています なぜ1 6時以降に緊急手術が行われたかに 術管理部門と一緒に進めていくことになっています ついても検証を行い 開始時間を早めることができな いか 検討しているところです そうすることによっ 必要手術室の検討 スライド14 ここで 必要手術室の検討というこ て残業等も少なくなると考えています 検討課題としては 先ほど石川先生がおっしゃった とでご説明申しあげます 平成1 7年度の手術件数は ようなキットの運用 助手の見直し 看護師のタイム 16年度に比べて1 5 増加し 前年同月比 平成1 6年 スタディ そして先ほど言いました術後の病棟への搬 4月で見ると2 5 の増加を示していました 6カ月 送問題などが挙げられています だいぶ手術室自体の 間の移動平均で4 程度の増でした 平成1 8年4月 ᐕᐲ 䌏䌐ቶ ᴫ ⑼ ߩ ⑼ᚻⴚઙᢙߪᐔᚑ ᐕ ߢߪ એ 㪎 㪈㪎ᐕᐲ 㪈㪍ᐕᐲ 㪈㪌ᐕᐲ 㪍 ホ ス ピ タ ル ウ 㪏㪇 㪎㪇 㪌 㪍㪇 䈘 㪋 䉏 䈩 䈇 䉎 㪊 ᚻ ⴚ ቶ 㪉 㪌㪇 㪋㪇 㪊㪇 㪉㪇 㪈 㪈㪇 㪇 㪌㪄㪉㪇㪇㪌 㪍㪄㪉㪇㪇㪌 㪎㪄㪉㪇㪇㪌 㪏㪄㪉㪇㪇㪌 㪐㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪇㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪈㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪉㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪄㪉㪇㪇㪍 㪉㪄㪉㪇㪇㪍 㪊㪄㪉㪇㪇㪍 㪋㪄㪉㪇㪇㪍 㪌㪄㪉㪇㪇㪍 㪇㪇 㪐㪑 㪊 㪈㪇 㪇 㪑㪇 㪈㪇 㪇 㪑㪊 㪈㪈 㪇 㪑㪇 㪈㪈 㪇 㪑㪊 㪈㪉 㪇 㪑㪇 㪈㪉 㪇 㪑㪊 㪈㪊 㪇 㪑㪇 㪈㪊 㪇 㪑㪊 㪈㪋 㪇 㪑㪇 㪈㪋 㪇 㪑㪊 㪈㪌 㪇 㪑㪇 㪈㪌 㪇 㪑㪊 㪈㪍 㪇 㪑㪇 㪈㪍 㪇 㪑㪊 㪈㪎 㪇 㪑㪇 㪈㪎 㪇 㪑㪊 㪈㪏 㪇 㪑㪇 㪈㪏 㪇 㪑㪊 㪈㪐 㪇 㪑㪇 㪈㪐 㪇 㪑㪊 㪉㪇 㪇 㪑㪇 㪉㪇 㪇 㪑㪊 㪉㪈 㪇 㪑㪇 㪉㪈 㪇 㪑㪊 㪉㪉 㪇 㪑㪇 㪉㪉 㪇 㪑㪊 㪉㪊 㪇 㪑㪇 㪉㪊 㪇 㪑㪊 㪇 㪋㪄㪉㪇㪇㪌 㪐㪑 㪏㪑 㪏㪑 㪇㪇 㪊㪇 㪇 㑆Ꮺ スライド12 スライド1 5 ㄭ㧟 ߩᚻⴚቶ ᴫ ᚻⴚ 㑆 ᚻⴚቶ 䈱ផ⒖䋨䋲䋰䋰䋶ᐕ䋵 䋩 㪎 㪍㪇㪇㪇㪇 ߩᚻⴚ㐿ᆎߩ ඦ೨ਛ ߩ ࡈ ߇ ࠄࠇࠆ 㪍 㪌㪇㪇㪇㪇 㪌 㪋㪇㪇㪇㪇 ᐔᚑ䋱䋸ᐕ䋵 ᐔᚑ䋱䋸ᐕ䋴 ᐔᚑ䋱䋸ᐕ䋳 㪋 㪊㪇㪇㪇㪇 㪊 㪉㪇㪇㪇㪇 㪉 㪈㪇㪇㪇㪇 㪈 㪇 㪋㪄㪉㪇㪇㪌 㪌㪄㪉㪇㪇㪌 㪍㪄㪉㪇㪇㪌 㪎㪄㪉㪇㪇㪌 㪏㪄㪉㪇㪇㪌 㪐㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪇㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪈㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪉㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪄㪉㪇㪇㪍 㪉㪄㪉㪇㪇㪍 㪊㪄㪉㪇㪇㪍 㪋㪄㪉㪇㪇㪍 㪌㪄㪉㪇㪇㪍 㪉㪊㪑㪊㪇 㪉㪊㪑㪇㪇 㪉㪉㪑㪊㪇 㪉㪉㪑㪇㪇 㪉㪈㪑㪊㪇 㪉㪈㪑㪇㪇 㪉㪇㪑㪊㪇 㪉㪇㪑㪇㪇 㪈㪐㪑㪊㪇 㪈㪐㪑㪇㪇 㪈㪏㪑㪊㪇 㪈㪏㪑㪇㪇 㪈㪎㪑㪊㪇 㪈㪎㪑㪇㪇 㪈㪍㪑㪊㪇 㪈㪍㪑㪇㪇 㪈㪌㪑㪊㪇 㪈㪌㪑㪇㪇 㪈㪋㪑㪊㪇 㪈㪋㪑㪇㪇 㪈㪊㪑㪊㪇 㪈㪊㪑㪇㪇 㪈㪉㪑㪊㪇 㪈㪉㪑㪇㪇 㪈㪈㪑㪊㪇 㪈㪈㪑㪇㪇 㪈㪇㪑㪊㪇 㪐㪑㪊㪇 㪈㪇㪑㪇㪇 㪐㪑㪇㪇 㪏㪑㪊㪇 㪇 㪏㪑㪇㪇 䶢䉏䶲䶑 ᚻⴚቶ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 㑆Ꮺ スライド1 6 スライド13 ᚻⴚ 㑆 ઙᢙߩ ᑧߴᚻⴚ 㑆ߪჇടߒߡ ࠆ ᐔᚑ㪈㪎ᐕᐲߩઙᢙߪ ޔ ᐔᚑ㪈㪍ᐕᐲߦ ߴߡ㪈㪌㧑ߩ Ⴧടࠍ ߒߡ ࠆ ޕ ೨ᐕห 㧔ᐔᚑ㪈㪍ᐕ㧠 㧕 ߢ ࠆߣ ޔ 㪉㪌㧑ߩჇടࠍ ߒߡ ࠆ ޕ 㧢 ߩ⒖ ᐔဋߢߪ㧠㧑 ᐲߩჇߢ ࠆ ޕ ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧠 ߦ ࠄࠇࠆ ⑼ߩᄢ ߥઙᢙჇ߇ ޔ ઙᢙߩჇടߦᦨ ᓇ㗀ࠍਈ߃ߡ ࠆ ޕ ᐔᚑ㪈㪏 ᐕ㧠 ࠃࠅ ⑼ߩᒝൻࠍ ࠅ ޔ කᏧߩ ᢙ߇㪈㪎ᐕ ᐲ㧞ฬ߆ࠄ㪈㪏ᐕᐲ㧢ฬ ߩකᏧߩჇ ߦࠃࠆ ޕ ߩᐔဋᚻⴚ 㑆߇㪈㪊㪋ಽ㧛ࠤ ߦኻߒߡ ޔ ⑼ߩᐔဋᚻⴚ 㑆ߪ㪍㪍ಽߣ ޕ ⑼ ߩჇട ޔ ᄖ⑼ߩ㐿ᆎߦࠃࠅ ߩᚻⴚ 㑆߇ ߡ ࠆ ޕ ᚻⴚઙᢙߩჇട߇ ࠆ߇ ޔ ᚻⴚ 㑆ߩ ߪᐔ ဋᚻⴚ 㑆ߩ ⑼ ߇Ⴧടߒߡ ࠆߚ ޔ ߆ߢ ࠆ ޕ ߩ ߆ߢ ࠆ ޕ スライド1 4 年6月号 スライド1 7 日本病院会雑誌

69 ᚻⴚቶ 㪎㪇 に見られる眼科の大幅な手術件数増が全体件数 㪍㪇 の増加に大きな影響を与えていました 中頭病 㪌㪇 院では 平成18年4月より眼科の強化を図り 㪋㪇 医師数が2名から6名へ増員になりました 㪊㪇 スライド15 眼科の手術件数は 平成17年 㪉㪇 に比べ 平成18年は極端な伸びを示していま 㪈㪇 す 平成18年4月 5月はそれまでの2倍以 㪇 㪋㪄㪉㪇㪇㪌 㪌㪄㪉㪇㪇㪌 㪍㪄㪉㪇㪇㪌 㪎㪄㪉㪇㪇㪌 㪏㪄㪉㪇㪇㪌 㪐㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪇㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪈㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪉㪄㪉㪇㪇㪌 㪈㪄㪉㪇㪇㪍 上の件数です 月間の全体手術件数もこれにつ 㪉㪄㪉㪇㪇㪍 㪊㪄㪉㪇㪇㪍 㪋㪄㪉㪇㪇㪍 スライド1 8 られて伸びたのです スライド16は 月別の手術時間を表したグラ 䌏䌐ቶ 㑆䈮ኻ䈜䉎ᔃ ⴊ ᄖ⑼䈱භ䉄䉎 ว フです スライド17 延べ時間は増加していますが 全体の手術時間は1件当たり平均で134分 こ れに対して眼科の手術時間は66分と短く 眼 科症例が増加したことも要因の1つですが む しろ脳神経外科の開始によって全体の手術時間 が延びていると言えます 手術件数が増加して いる割には緩やかな伸びになっています 手術 㪌㪄㪉㪇㪇㪍 㧖 ᣣߩ ቯᚻⴚߢᬌ ᐔဋ㧦 㧑 㧩㧔㨀㧕 㪈㪇㪇 㪐㪇 㪏㪇 㪎㪇 ホ ス ピ タ ル ウ 㪍㪇 㪌㪇 㪋㪇 㪊㪇 㪉㪇 㪈㪇 㪇 㪘 室の稼働率も緩やかに上昇しました 㪙 㪚 㪛 㪜 㪝 㪞 㪟 㪠 㪡 ᢱឭଏ㧦 ࡃ ࡋ ࠨ スライド18は稼動率を表したグラフですが スライド1 9 2006年6月には 稼働率は6 0 を超えるよう ਛ㗡 㒮ߩ ࡒࡘ Ԙ になってきました ߩ ᴫ 㧮 ߇ㆡ ߣ ߁೨ឭ ઙߩਅߢߩ ࡒࡘ 効果的なミュレーンによる検討 スライド19は手術室をどう増やすかというこ 㧖 㧔 㑆 ಽ 㧛 㧙 㧑 㨀 㧕 㧩 㧔 ᗐᔅⷐ 㑆 ಽ 㧭 とを検討するために作成したものです 手術室 の使用総時間に対する心臓血管外科の占める割 合を見るため A から J までの病院をベンチマ 㧖 㧔 㑆 ಽ ᚻⴚቶᢙ㧕 㧩 㧔 㑆 ಽ 㧛ᚻⴚቶᢙ 㧮 ークしてもらいました それぞれの病院の手術 㧖㧭 㧮 㧩 㧔 ᗐᔅⷐᚻⴚቶᢙ㧕 室使用総時間に占める心臓血管外科の割合の平 㧦 ᐕ㧠 㨪 ᐕ㧟 均は8 41 ということになっています ᢱឭଏ㧦 ࡃ ࡋ ࠨ スライド20は中頭病院におけるミュレー スライド2 0 ンです 年間の手術室総稼働時間を手術 ᐕ㑆 ᚻⴚઙᢙ䈫ᔃ ⴊ ᄖ⑼ ᗐ ቶᢙ 室数で割ると5万8 774分 1手術室が年間に これだけ使われています 心臓血管外科の手術 室 の 使 用 割 合 が8 41 で す か ら 残 り の 91 59 で41万1 418分を割りますと仮想の必 要時間数が44万9 195分ということになります これを 当院の現状の1手術室当たりの総稼働 時間数で割りますと7 64という仮想の必要手 術室数が出てきます これを理事会等に報告し ながら手術室増設の方向をを決めました スライド21 同様に 年間手術件数と心臓 血管外科の仮想使用室数についても A から J という病院でベンチマークしていただくと 大 日本病院会雑誌 䋨 ᚻⴚቶᢙ㬍ᔃ ⴊ ᄖ⑼ 㑆 ว䋨䌔䋩䋩 ㇱደએ 䈱 ะ䈏 䉌䉏䉎 㪌㪇㪇㪇 㪉 㪋㪌㪇㪇 㪈㪅㪏 㪋㪇㪇㪇 㪈㪅㪍 㪊㪌㪇㪇 㪈㪅㪋 㪊㪇㪇㪇 㪈㪅㪉 㪉㪌㪇㪇 㪈 㪉㪇㪇㪇 㪇㪅㪏 㪈㪌㪇㪇 㪇㪅㪍 㪈㪇㪇㪇 㪇㪅㪋 㪌㪇㪇 㪇㪅㪉 㪇 㪇 㪘 䌂 䌃 䌄 㪜 㪝 㪞 㪟 㪠 㪡 ᢱឭଏ㧦 ࡃ ࡋ ࠨ スライド2 1 2007年6月号 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理

70 体平均的に1室を使っていました ਛ㗡 㒮ߩ ࡒࡘ ԙ スライド22 ここで F 病院 H 病院 㧖 ߩ ᴫ 㧮 ߇ㆡ ߣ ߁೨ឭ ઙ というモデルを使ってミュレー 㧖 㧔 㑆 ಽ 㧗 㧔㧲 㒮ᔃᄖ 㑆 ಽ 㧕 㧩 㧔 ᗐᔅⷐ 㑆 ಽ 㧕 㨄 㧖 㧔 㑆 ಽ 㧗 㧔㧴 㒮ᔃᄖ 㑆 ಽ 㧕 㧩 㧔 ᗐᔅⷐ 㑆 ಽ 㧕 㨅 頭病院の平成1 7年度と同じです H 病 院は11手術室ありまして 年間手術件 㧖㨄 㧮 㧩 㧔 ᗐᔅⷐᚻⴚቶᢙ㧕 どと同じように B が適切という条件で 数が4 742件です そうしますと 先ほ F 病院の総稼働時間3万8 971分と中頭 㧖ਛ㗡 㒮 㧦 㧛 㨪 㧛 㧖㧲 㒮㧦㧣ᚻⴚቶ ޔ ઙ㧛ᐕ 㧖㧴 㒮㧦 ᚻⴚቶ ޔ ઙ㧛ᐕ 病院の時間数41万1 418分をプラスする と 仮想必要総稼働時間数が45万3 89分 ᢱឭଏ㧦 ࡃ ࡋ ࠨ 病 院 経 営 フ ォ ー ラ ム D P C と 診 療 情 報 管 理 ありまして 年間手術件数が3 885 中 㧖 㧔 㑆 ಽ ᚻⴚቶᢙ㧕 㧩 㧔 㑆 ಽ 㧛ᚻⴚቶ㧕 㧮 㧖㨅 㧮 㧩 㧔 ᗐᔅⷐᚻⴚቶᢙ㧕 ホ ス ピ タ ル ウ ンしてみました F 病院は手術室が7室 スライド22 ということになります 同じく H 病院 のほうでも中頭病院の総稼働時間に H 病院の心臓外科総稼働時間を足しますと 49万440分になります 仮想必要手術数 ᨐ を X 割る B で求めると7 66 Y 割る B ٨ਛ㗡 㒮ߩ ᗐᔅⷐᚻⴚቶᢙߪᐔᚑ㪈㪎ᐕᐲ 㑆 㧔ಽ㧕ߣ㧲 㒮ᔃ ⴊ ᄖ⑼ 㑆߆ࠄᗐቯߔࠆߣ ᔃ ⴊ ᄖ⑼㐿 ߦ ߁ᚻⴚቶߩჇ ߪ㪎 㪍㪍ߢᔅⷐᚻⴚ ቶᢙߪ ߩ㧣ቶ߆ࠄ㧝ቶჇ ߩ㧤ቶߣߥࠆ ޕ で求めると8 34となり 手術室は8室 から9室必要ということになりました 結果として 中頭病院の仮想手術室 ٨ਛ㗡 㒮ߩ ᗐᔅⷐᚻⴚቶᢙߪᐔᚑ㪈㪎ᐕᐲ 㑆 㧔ಽ㧕ߣ㧴 㒮ᔃ ⴊ ᄖ⑼ 㑆߆ࠄᗐቯߔࠆߣ ᔃ ⴊ ᄖ⑼㐿 ߦ ߁ᚻⴚቶߩჇ ߪ㪏 㪊㪋ߢᔅⷐᚻⴚ ቶᢙߪ ߩ㧣ቶ߆ࠄ㧞ቶჇ ߩ㧥ቶߣߥࠆ ޕ 数は 平成17年の総稼働時間と F 病院 ٨ᐔᚑ㪈㪏ᐕᐲ㧠 ޔ 㧡 ߦ߅ߌࠆ ⑼ߩᚻⴚઙᢙߩჇട ޔ ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧠 ᄖ⑼㐿 ߦ ߁ᚻⴚઙᢙ ޔ ᐔᚑ㪈㪌ᐕ ᐲએ㒠ߩᚻⴚઙᢙߩ ޔ ᕆᚻⴚ ߩኻᔕ ࠍ ᘦߒ ޔ ߩᚻⴚቶჇ ߪ ޔ 㧞ቶ ㅧ น ߥ ߩჇ ߣߔࠆ ޕ 必要数は7 66で 現状の7室から1室 の心臓血管外科稼働時間から想定する と 心臓血管外科開設に伴う手術室の を増設した8室と考えられます 同様 に仮想必要手術数を H 病院の心臓血管 外科総時間から想定すると 必要手術 スライド23 室は8 34で現状の7室から2室増設で 9室ということになります ᄖ ㅪᚻⴚ㔍ᤃᐲߩផ⒖ スライド23 そういう条件のなかで 平成18年4 㧔ᐔᚑ ᐕᐲ㨪 ᐕᐲ㧕 㧖ᐔᚑ㪈㪎ᐕᐲߪ㔍ᤃᐲ㧰㧙㧞ߩ㗄 ߇Ⴧട 月 5月における眼科の手術件数の増加 それから同 ᄖ ㅪᚻⴚ㔍ᤃᐲಽ㘃 年4月の脳神経外科の開設に伴う手術件数 平成1 5 年度以降の手術件数の伸び 緊急手術への対応等を考 䌂䋭䋱 㪏㪇㪇 㪎㪇㪇 䌅䋭䋲 㪈㪍ᐕᐲ 㪈㪎ᐕᐲ 䌂䋭䋲 㪍㪇㪇 で結論が出ました このように DPC のデータを利用 㪌㪇㪇 㪋㪇㪇 䌅䋭䋱 慮して 今回の手術室の増設は2室にするということ 䌂䋭䋳 㪊㪇㪇 して 病院の手術室の増設などを決めています 㪉㪇㪇 手術難易度ベンチマーク 㪈㪇㪇 㪇 䌄䋭䋳 䌃䋭䋴 スライド24は平成1 6年度から平成1 7年度の外保連 外科系学会社会保険委員会連合 手術難易度の推移 䌄䊷䋲 䌃䋭䋲 を表したチャートです 平成16年度及び平成17年度 ともに D 区分 E 区分の手術が伸びてきています 䌄䊷䋱 䌃䋭䋳 スライド25は 中頭病院 A 病院 B 病院の MDC スライド2 4 年6月号 2桁分類による手術件数を比較したものです A 病院 日本病院会雑誌

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80 国際モダンホスピタルウ2006 カンファレンス 平成1 8年7月 東京都 看護セッン 感染管理の実際 日本における感染管理の 現状と課題 看護師の立場から感染管理を考える 社 日本看護協会 看護研修学校 感染管理学科 専任教員 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 現職 聖マリアンナ医科大学病院 雨宮 みち 感染制御部 感染管理認定看護師 皆さんこんにちは ご紹介いただきました雨宮と申 設経営上の費用対効果を高めることが要求されており します 本日は非常に大きなテーマをいただきまして ます 特に今年度 平成18年度 は診療報酬の改定 認定看護師としての立場から皆さんにどのようなお話 介護保険制度の変更もありましたので その辺も大き をしようかと考えたのですが 管理者の方が多く参加 く影響していると考えます されていますので 概念的なお話になりますが 感染 ところで 医療関連感染という言葉について少しご 管理を取り巻く現状 特に厚生労働省の施策などを含 説明しますと その背景には 今お話しましたように めて政策的な面を中心にお話しさせていただきます 感染管理を行うフィールドが 病院だけに限られず それから 私は認定看護師の教育課程を担当しており 在宅ケアまで含めて非常に広くなっていることがあり ますので 認定看護師の PR も少しさせていただきた ます 米国 CDC も 私たちが基準としておりますス いと思っております どうぞよろしくお願いいたしま タンダードプリコーン 感染経路別予防策 いわ す ゆる隔離予防策のガイドラインを改定中でして その 改定作業のなかで 広くなったフィールドを踏まえて 感染管理とは 医療関連感染 HAI Healthcare-Associated Infec- 今日 お話させていただく内容はスライド1のとお りです tion といっています 以前は院内感染 その後は病 院感染といわれていたものが 現在は医療関連感染と 最初に感染管理を取り巻く現状ですが まず医療 看護の場が 皆さんご承知のとおり大変広くなり 在 呼ばれているわけです 組織的活動の重要性 宅福祉ケアにまで広がっています それから 患者さ スライド2にありますように 感染管理とは 医療 ん 利用者のニーズの変化もあります また 医療施 施設 介護施設 在宅などにいる人々を感染から守る ኈ ᗵᨴ ℂߣߪ ᣣᧄߦ߅ߌࠆᗵᨴ ℂߩ ะ ᗵᨴ ℂኾ㐷ኅߩ ᚑ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷߩ ᚑ ᗵᨴ ℂ Ꮷߩᓎ ᓟߩ 㗴 ක ᣉ ޔ ᣉ ޔ ቛࠤࠕߥߤߔߴߡߩ ޘ ࠍᗵᨴ߆ࠄ ࠆߚ ߩ ᵴ ߢ ࠆ ޕ 㒮 ᗵᨴࠍ ዋߐߖࠆߚ ߦߪ ޔ ᗵᨴ ℂߩ ൻߦࠃࠅ ޔ ᵴ ߩਛ ࠍᜂ߁ᗵᨴ ℂᜂᒰ ߢ ࠆᗵᨴ ℂකᏧ㧔㪠㪚㪛䋩 ޔ ᗵᨴ ℂ ᇚ㧔㪠㪚㪥㧕 ߇ 㒮 ㇱ㐷ߩක ᓥ ߣขࠅ ࠎߢߎߘ ޔ ߇ ᚑߐࠇࠆ ޕ 㧔ᣣᧄ දળᗵᨴ ℂ ࡉ ࠃࠅ㧕 スライド1 年6月号 スライド2 日本病院会雑誌

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82 診療報酬改定に際しても大きく変更になっ ています ᣣᧄߩᗵᨴ ℂࠍขࠅᏎߊ ᴫߩᄌൻ ኅ ޔ ᗵᨴ ℂ ߩᢛ ߩలታߩᔅⷐᕈ 院内感染対策有識者会議報告 ᗵᨴ ℂኾ㐷ኅ ᚑߩᔅⷐᕈ スライド7は 院内感染対策有識者会議 の報告書の抜粋です この有識者会議は厚 ක ߩ㜞ᐲൻ ޔ ᤃᗵᨴᕈᖚ ߩჇᄢ ޔ 㜞㦂ൻ ળ 生労働省の委嘱を受け 平成14年度から ᣂ ޔ ᗵᨴ ߩ ߩࡓ ࡃޔ ᆭ ᕈ ߩኻᔕߩ 㔍ᕈߩჇᄢ 日本の感染管理体制を整備し ステムを ක ޔ 㒮 ༡ ߩᄌൻ 構築し 感染管理の質を向上していくこと ᗵᨴ 㒐ኻ ߩ ႎ ߩ ᤋ を目的として開かれたもので 7回くらい ൮ ᡰᛄ ᣇᑼߩዉ 㧔ᣣᧄ 㪛㪧㪚ߩዉ 㧕 ߦࠃࠆ 㒮ᯏ ଔߦ߅ߌࠆᗵᨴ ℂ㗄 ߩⷐ 開催されたということですが 平成15年9 ᐔဋ 㒮ᣣᢙߩ ൻ 月18日にその報告書が出されました こ 㒮એᄖߩක ᣉ ߩᗵᨴ ℂߩ႐ߩ ᄢ のなかで 当年度の状況を反映し今後への スライド5 課題として出されているのが スライド7 ホ ス ピ タ ル ウ にあげた7点です 師教育のなかでも中心にしております 医 療機関におけるサーベイランスの実施 院 内感染対策マニュアルの整備と定期的な見 直しおよび職員に対する教育が柱になって 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 ᣣᧄߩᗵᨴ ℂࠍขࠅᏎߊ ᴫߩᄌൻ これを見ますと 私たちが今 認定看護 います また この報告書が出る前から専 門家養成は行われていたわけですが感染管 理専門家の養成 それから専門家の配置も 強調されています 院内感染サーベイランスの推進 㪈㪐㪏㪌 㪈㪐㪐㪌 㪈㪐㪐㪍 㪈㪐㪐㪐 㪉㪇㪇㪇 㪉㪇㪇㪉 㪉㪇㪇㪊 㪉㪇㪇㪋 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪌 㪉㪇㪇㪍 㪉㪇㪇㪍 院内感染サーベイランスについて少し ᣣᧄⅣႺᗵᨴቇળ ᄢቇ 㒮 ޟ ᗵᨴኻ ⷐ ߩޠ Ⴧ 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ታᣉ ႎ ᖚ 㧝 ᒰߚࠅ㧡ὐട ߦࠃࠆ 㒮ᯏ ଔ㐿ᆎ㧔ක ߩ ߩ ળ㧕 ᗵᨴ ᣂᴺ ቯ ޔ 㪠㪚㪛 ቯ㐿ᆎ ᣣᧄ දળᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷᢎ 㐿 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ᧂታᣉ ႎ ᖚ 㧝 ᒰߚࠅ㧡ὐ ᗵᨴ ᴺᡷ ක ᴺᣉⴕⷙ ߩ ㇱࠍᡷᱜߔࠆ ቯᯏ 㒮 ߩ ޟ ኾછߩ㒮 ᗵᨴኻ ࠍⴕ߁ ߩ ࠍޠ ㈩ ක ᴺᣉⴕⷙ ߩ ㇱᡷᱜ 㧔ᦨᣂߩ⑼ቇ ߦၮߠ ߚㆡ ߥ㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ߩታᣉ㧕 㒐ᴺᡷቯ ႎ ᡷቯ 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ᧂታᣉ ᑄᱛ ψ ၮᧄ 㒮ᢱ ᗵᨴ ᴺ ᡷቯ ቯ スライド6 お話しますと この小林先生方による報告 書には平成14年に実施したアンケート調 査 わが国の院内感染対策の整備状況を把 握するための研究 の結果も出ております それを見ると 何らかのサーベイランスを 行っている施設は66 3 となっています 内容的には 耐性菌に関するサーベイラン スが89 6 それから 感染管理のため の感染防止技術を改善していくためには 今主流とされている部位や処置に特定した ターゲットサーベイランスが必要なのです が この時点では 血管内留置カテーテル 㪟㪈㪌 㪐 㪈㪏 㒮 ᗵᨴኻ ળ ႎ๔ ᓟߩలታ߇ ᓙߐࠇࠆ ߩ 㧝㧕㒮 ᗵᨴኻ ࡑ ࡘࠕ ߩᢛ ߣቯ ߥ ߒ߅ ࠃ ߦኻߔࠆᢎ 㧞㧕ක ᯏ㑐ߦ߅ߌࠆࠨ ࡌ ߩታᣉ 㧟㧕 ߩㆡᱜ ߩផㅴࠍ ߚᗵᨴ ᓮ ߩᢛ 㧠㧕㒮 ᗵᨴ㒐ᱛߦଥࠆ ᧚߅ࠃ ㅧ ߩలታߣㆡ ߥ ᜬ ℂ 㧡㧕 ធ ᬌᩏࠍ ක ᓥ ߩ㒮 ᗵᨴኻ ߩలታ 㧢㧕㒮 ᗵᨴኻ ߦߟ ߡᣣᏱ ߦ ᔃߒߡ ߢ߈ ޔ ㆡ ߥഥ ߇ฃߌࠄࠇࠆ ߩ 㧣㧕ᗵᨴ ℂኾ㐷ኅߩ㙃ᚑߩలታ 関連感染サーベイランスを実施しているの は3 6 6 尿道留置カテーテル関連感染 スライド7 サーベイランスを行っているのは2 9 手術部位感 病院機能評価などの評価項目のなかにサーベイランス 染サーベイランスを行っているのは18 7 となって の実施がかなり要求されていますので 医療機関で行 おり こうしたサーベイランスが実施されている状況 われるサーベイランスはだんだん増えております 私 は少なかったといえます どもの学校でも 入学してくる学生 毎年3 0人 のな ただ これは平成14年のデータでして これ以降 年6月号 かで サーベイランスをまったくしたことがないとい 日本病院会雑誌

83 う学生は だいたい3分の1ぐらいにまで 㪟㪈㪌 㪐 㪈㪏 㒮 ᗵᨴኻ ળ ႎ๔ 減ってきております また どんなサーベ イランスをしているか あるいは 施設に ኾછߩ㒮 ᗵᨴኻ ࠍⴕ߁ ߩߩ㈩ ቯᯏ 㒮 ޔ ᗵᨴ ᜰቯක ᯏ㑐 ߩኾછߩ㒮 ᗵ ᨴኻ ᜂᒰ ࠍ㈩ ߔࠆߎߣ߇ ߍࠄࠇߚ ޕ 帰ってどんなサーベイランスが必要かを問 いますと 手術部位感染サーベイランスを 学び 施設に帰ったらきちんとデータを出 㪐 㪉㪐 㒮 ᗵᨴኻ ߩߚ ߩක ᴺᣉⴕⷙ ߩ ㇱ ࠍᡷᱜߔࠆ 㧔 㧕 ഭ ක ዪᜰዉ ක ⷞ 㒮 ᗵᨴ ኻ ቶ せるようになることを期待されていると答 える学生も半分以上にのぼります 専任の院内感染対策担当者の配置 ቯᯏ 㒮㧔ක ᴺ 㧠 ߩ㧞㧕ߩ ℂ ߩⴕ߁ ߴ߈ 㗄ߣߒߡ ޟ ኾછߩ㒮 ᗵᨴኻ ࠍⴕ߁ ߩࠍ ㈩ ߔࠆߎߣ ࠍޠ ട߃ࠆ ޕ 㧔ᐔᚑ㪈㪌ᐕ㪈㪈 㪌ᣣ Ꮣ ᐔᚑ㪈㪍ᐕ㪈 㪈ᣣᣉⴕ㧕 㧖කᏧ ᱤ⑼කᏧ Ꮷ Ꮷ さて この有識者会議の報告を受けまし て 私ども感染管理に携わる者に非常に追 スライド8 い風になったのが 院内感染対策を行う専 任者の配置ということで医療法施行規則の 㒮 ᗵᨴኻ ኾછ 一部が改正され 平成16年1月1日に施行 されたことです スライド8 これを機 に専任の院内感染管理の担当者が一気に増 えましたが その後あまり増えていないの が現状です 院内感染対策専任者は スライド9に示 すように規定されています まず どうい う仕事をするのかということが書かれてお りまして これがきちんと実践できていた らいいなと思うわけです ただ 取り扱い 䇸ኾછߩ㒮 ᗵᨴኻ ࠍⴕ߁ ޔߪޠ ᒰ 㒮ߦ߅ߌ ࠆ㒮 ᗵᨴኻ ࠍⴕ߁ㇱ㐷ߩ ߦ㑐ߔࠆડ ଔ ޔ 㒮 ߦ߅ߌࠆ ߩ㒮 ᗵᨴኻ ߦ㑐ߔࠆ ᗧ ߩะ ᜰዉ ߩ ࠍⴕ߁ ߩߢ ࠅ ޔ ߦ ᒰߔࠆ ߩߢ ࠆ ޕ කᏧ ޔ ᱤ⑼කᏧ ޔ Ꮷ ߚߪ Ꮷߩ߁ߜߩ ߕࠇ߆ߩ ࠍ ߒߡ ࠆߎߣ 㒮 ᗵᨴኻ ߦ㑐ߔࠆᔅⷐߥ ࠍ ߒߡ ࠆߎߣ ขࠅᛒ 㒮 ᗵᨴኻ ߩផㅴߦ㑐ߔࠆ ߦኾࠄᓥ ߒߡ ࠆߎߣ ߔߥࠊߜ ޔ ዞ ⷙ ߦ߅ߌࠆㅢᏱߩ 㑆ߩዋߥߊߣ ඨ ಽએ ߩ 㑆ࠍᒰ ߦᒰߡߡ ࠆ ߩࠍ ߁ߎߣ のなかで 医師 歯科医師 薬剤師または スライド9 看護師のうちのいずれかの資格というこ と それから 専任といいながらも勤務時 ᦨᣂ䈱⑼ቇ 䈮ၮ䈨䈇䈢ㆡ 䈭 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ 䈱ታᣉ 間の少なくとも半分以上の時間を当該業務 に当てていればいいということで この辺 がちょっとどうかなと思うところです 診 療報酬の改定のなかでは 専従といわれる 人はほかの業務をしていてはいけないわけ です 専任という場合は大方8割以上はほ かの業務をやっているわけで この辺もち ょっと違いがあるのかなと思います 医療法施行規則の一部改正 前述の有識者会議報告などを受けまして 平成17年2月1日 医療法施行規則の一 部改正が出されました スライド1 0 最 新の科学的知見に基づいた適切な院内感染 㪉㪇㪇㪌 㪉 㪈 ක ᴺᣉⴕⷙ ߩ ㇱᡷᱜ ᚻⴚቶߩ ㅧၮḰ 㧨ᡷᱜߩⷐὐ㧪 ᚻᵞ ߦߟ ߡߪએਅߩ 㗄ࠍḩߚߔ ߩߢ ࠆߎߣ߇ᔅⷐ 䋨䋱㧕ᚻᵞ ߪ ޔ ߦࠃࠆᚻᵞ ࠍⴕ߁ ߇ ࠆ ẖߥ ߇ᔅⷐߢ ࠆ߇ ޔ Ṍ ߦࠃࠆᚻᵞ ߪᔅߕߒ ߒߥ ߌࠇ ߥࠄߥ ߩߢߪߥ ޕ 䋨䋲㧕ᚻᵞ ߇Ᏹ ẖߦ ߚࠇࠆࠃ߁ߦㆡ ߥ ℂ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆᔅⷐ߇ ࠆߣߣ ߦ ޔ ߦࠃࠅᚻᵞ ߦଏ ߐࠇࠆ ߦߟ ߡ ㆡ ߥ ℂ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆᔅⷐ߇ ࠆ ޕ 䋨䋳㧕ᚻᵞ ߦㆡ ߥᚻᜰᶖ ࠍ ߃ࠆߣߣ ߦ ޔ ㆡ ߥᚻᜰ ᶖ ࠍචಽߦⴕ߁ᔅⷐ߇ ࠆ ޕ 㧨ߘߩ 㧪 ᐔᚑ㪈㪌ᐕᐲ ഭ ⑼ቇ ഥ㊄ߦࠃࠆ 䇸 ޔ ᴦ ࠍ ߚ㒮 ᗵᨴኻ ߩ ᐲ ߦ㑐ߔࠆ ᕆ ޠ ಽᜂ ႎ๔ᦠ ޟ ක ᣉ ߦ߅ߌࠆ㒮 ᗵᨴ㧔 㒮ᗵ ᨴ㧕ߩ㒐ᱛߦߟ ߡ䇹 ಽᜂ 㧦ᄢਭ ᙗ ࠍ ࠊߖߡᵴ 防止対策の実施ということで 医療法の改 スライド10 正と厚生労働省医政局指導課長通知という 形で2本出されております この内容は 現在の日本 います において感染対策を各施設がより充実していくための 1点目は医療法施行規則の一部改正で 手術室の構 指針として出されたものと理解していただきたいと思 造基準の部分が変更されました 長年にわたって感染 日本病院会雑誌 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

84 管理分野をリードされている小林先生方の研究により スライド1 1は これに伴って出された指導課長の通 手術室の手洗い水については施設要件として滅菌水の 知で よりこまかい部分の実践に関するものです 上 設備がなければいけないとなっていたものが 滅菌水 の四角に書いてある平成3年の通知を変更し 医療 による手洗い設備は必ずしも設置しなければならない 施設における院内感染の防止について という大久保 ものではない つまり 滅菌水ではなくてもいいとい 先生の研究報告書の内容をガイドラインとして活用す うことが法のなかで規定されました ただし 手洗い るように明記されています 新通知の概略はスライド 設備に供給される水道水の管理の必要性も明文化され 12のとおりです ておりますし 手洗いをきちんと行う教育をしなけれ ばいけないということも 加えられております 主な改正点はスライド1 1の上部に記した3点に関 するものです まず1点目 スライド13 は 先ほど お話ししましたが 手術室前や処置前の手洗いは滅菌 ක ᣉ ߦ߅ߌࠆ㒮 ᗵᨴߩ㒐ᱛߦߟ ߡ 㧔㪟㧟ᐕஜᐽ ዪᜰዉ 㐳ㅢ 㧕 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 ᚻⴚቶ೨ ಣ ೨ߩᚻᵞ ߪṌ ޔ ᶖ ᶧࠍ ޔ චಽߦⴕ ߁ᔅⷐ߇ ࠆ ޕ ẖ ߩ ࠅߦߪጁ ߩጁ߈ᦧ߃ ޔ Ᏺሶ ࡑ ߩ ޔ ᚻᵞ ࠍᔅⷐߣߔࠆ ޕ ߦᄖㇱ߆ࠄߩᗵᨴ ߩᜬㄟ߇ᄙ ᄖ ㇱ㐷ߢߪ㗫 ߩ ޔ 㒐Ⴒๆ ࡑ ߩ㈩ ߥߤߩᎿᄦ߇ᔅⷐߢ ࠆ 㧴㧟ᐕㅢ ᑄᱛ 水 消毒液を用いて 十分に行う必要があるという部 分が 水道水と滅菌水による手洗いを比較した場合で も有意な手指の減菌効果の差が認められないので 清 潔な流水でも十分であるということで 必ずしも滅菌 水を使用する必要はないとなりました 2点目 スライド14 は以前からなかなか廃止でき なかった部分というところがあると思うのですが 手 術室を含め清潔区域の出入りのときの履物の履き替え ᐔᚑ㪈㪌ᐕᐲ ഭ ⑼ቇ ഥ㊄ߦࠃࠆ ޟ ޔ ᴦ ࠍ ߚ㒮 ᗵᨴኻ ߩ ᐲ ߦ㑐ߔࠆ ᕆ 䇹 ಽᜂ ႎ๔ᦠ ޟ ක ᣉ ߦ߅ߌࠆ㒮 ᗵᨴ㧔 㒮ᗵᨴ㧕ߩ㒐ᱛ ߦߟ ߡ ޠ ಽᜂ 㧦ᄢਭ ᙗ ࠍ ࠊߖߡᵴ ႎ๔ᦠߩ ኈߦၮߠߊᣂߚߥ ᗧ 㗄ߩㅢ マスクとガウンの着用は 院内感染防止目的としては 必ずしも実施する必要はない とされました 3点目 スライド15 以前は防塵吸着マットを設 置する工夫が必要と書かれていたのですが こちらも スライド11 院内感染対策としてはエビデンスがないということで ᣂㅢ ߩਥߥ㗄 ᗵᨴ ᓮߩ ൻ Ḱ 㒐 ߣᗵᨴ 㒐 ᚻᵞ ᚻᜰᶖ ᗵᨴ㒐ᱛ ⅣႺᢛ ߣⅣႺᓸ ᬌᩏ ක ᧚ᢱ ޔ ක ᯏ ߩᵞᵺ ޔ ᶖ ޔ Ṍ ᚻⴚߣᗵᨴ㒐ᱛ ᣂ ఽቶᚻਛᴦ ㇱ㐷ߢߩኻᔕ ᗵᨴᕈᑄ ߩಣℂ ਥߥᡷᱜὐԙ ẖ ߩ ࠅߦߪጁ ߩጁ߈ᦧ߃ ޔ Ᏺሶ ࡑ ߩ ޔ ᚻᵞ ࠍᔅⷐߣߔࠆ ޕ 㓸ਛᴦ ቶߥߤߩ ẖ㗔 ߩ ቶߦ㓙ߒߡ ޔ ጁ ߣ 㒐 ࠍ ᓞߦᏱ ታᣉߔࠆߎߣߦ ࠃࠆᗵᨴ㒐ᱛലᨐ߇ ࠄࠇߥ ߎߣ߆ࠄ ޔ 㒮 ᗵᨴ 㒐ᱛࠍ ߣߒߡߪ ޔ ᔅߕߒ ታᣉߔࠆᔅⷐߪߥ ޕ スライド12 スライド14 ਥߥᡷᱜὐԘ ਥߥᡷᱜὐԚ ᚻⴚቶ೨ ಣ ೨ߩᚻᵞ ߪṌ ޔ ᶖ ᶧࠍ ޔ චಽߦⴕ߁ᔅⷐ߇ ࠆ ޕ ߣṌ ߦࠃࠆᚻᵞ ࠍ セߒߚ႐วߢ ᗧ ߥᚻᜰߩ ലᨐߩᏅ߇ ࠄࠇߕ ޔ ẖߥᵹ ߢ චಽߢ ࠆߣߐࠇߡ ࠆߎߣ߆ࠄ ޔ ᔅߕߒ Ṍ ࠍ ߔࠆᔅⷐߪߥ ޕ スライド1 3 年6月号 ᄖㇱ߆ࠄߩᗵᨴ ߩᜬㄟ߇ᄙ ᄖ ㇱ㐷ߢߪ㗫 ߩ ޔ 㒐Ⴒๆ ࡑ ߩ㈩ ߥߤߩᎿᄦ߇ᔅⷐߢ ࠆ ࡑ ᶧᶐẃࡑ ߦߟ ߡߪ ޔ ᗵᨴ㒐ᱛ ലᨐ߇ ࠄࠇߥ ߎߣ߆ࠄ ޔ ߣߒߡ㒮 ᗵᨴ㒐 ᱛߩ ߣߒߡߪ ߣߎ ߥߒ ࠍࠄࠇߎޔ スライド15 日本病院会雑誌

85 院内感染防止目的としては使用しないこと となりま した やってはいけないというふうに書かれているわ けです વᨴ 㒐ᴺ㧔 ᴦ㪊㪇ᐕ㧕 ᕈ 㒐ᴺ㧔ᤘ 㪊㪉ᐕ㧕 ᓟᄤᕈ ਇ ߩ 㒐ߦ㑐ߔࠆᴺᓞ 㧔 㒐ᴺ㧕䋨ᐔᚑరᐕ㧕 スライド16 次に感染症法に関してですが これは それまでの伝染病予防法 性病予防法 後天性免疫不 全症候群の予防に関する法律 エイズ予防法 を廃止 し 統合して 患者さんの人権尊重 感染防止対策 感染症の管理体制の整備を含めて 平成11年に施行さ ᐔᚑ㪈㪇ᐕ㧔㪈㪐㪐㪏ᐕ㧕ᐔᚑ㪈㪈ᐕᣉⴕ ᐔᚑ㪈㪌ᐕᡷᱜ ᐔᚑ㪈㪏ᐕᡷᱜ ቯ スライド1 6 れました 正式名称は 感染症の予防及び感染症の 患者に対する医療に関する法律 です この感染症法 はその後 平成1 5年に改正されまして 今年 平成 ᑄᱛ 感染症法の改正 䇸ᗵᨴ ߩ 㒐 ᗵᨴ ߩᖚ ߦኻߔࠆ ක ߦ㑐ߔࠆᴺᓞ㧔ᗵᨴ 㒐ᴺ䋩䇹 㪉㪇㪇㪍ᐕᐲᗵᨴ 㒐ᴺߩᡷᱜ ቯ 㧔㪉㪇㪇㪍ᐕ㪈㪇 ᣉⴕ ቯ㧕 1 8 にさらに改正予定となっております 平成1 5年改 正では 当時の SARS 流行を受けて新感染症の状況が かなり入れられております 検疫のこともこの年に入 れられています そして今年 平成18 の改正は 6月の国会で審議 され 10月に施行予定ということになっておりますが ਥߥᡷᱜ 㗄 㧝㧚 ߦࠃࠆᗵᨴ ߩ ᑧ ࠍ㒐ᱛߔࠆߚ ߩ ߩ ℂ ߩ 㧞㧚ᦨㄭߩකቇ ߦၮߠߊᗵᨴ ߩಽ㘃ߩ ߒ 㧟㧚 ࠍᗵᨴ ᴺߦ ߠߌߡ ว ኻ ࠍ ታᣉ インターネット上で厚生労働省の許可を得た形で一部 スライド1 7 情報が公開されています スライド17 それを見ます と 大きな柱が3つあります まず1番目が 生物テロや事故による感染症の発 生 蔓延を防止するための病原体等の管理体制の確立 2番目が感染症の分類の見直し 3番目が 現在は感染 症法とは別に結核予防法がありますが これを見直し 結核を感染症法に位置づけて総合的対策を実施する です 1番目については 感染症の病系の分類ではなく ਥߥᡷᱜὐ ᗵᨴ ᴺ ߩᗵᨴ 㘃 䋱㧚㪪㪘㪩㪪 㘃ᗵᨴ ߆ࠄ 㘃ᗵᨴ ⒖ⴕ 䋲㧚 㘃ᗵᨴ ߦ ࠍㅊട 䋳㧚 ޔ ᕈ ޔ ࡈ ߇ ࡈ ࡄޔ 㘃ᗵᨴ ߆ࠄ 㘃ᗵᨴ ⒖ⴕ 䋴㧚 ࡓ ⴊᾲ ࠨࡖ ޔ ᨋᾲ ޔ ㇱ㚍 Ἳ ޔ ᇦ ᕈ Ἳ ޔ 㥦 ࡀࡌޔ 㚍 Ἳ ޔ ࡋ ᗵᨴ ࡃ ࡈ ޔ ᾲ ޔ 㘃㥦 ޔ ጊ ᾲߩ㪈㪈 ᖚ߇ ޔ 㘃ᗵᨴ ߦ ㅊടߐࠇ ޔ 㘃ᗵᨴ ߪ㪋㪈 ᖚ 䋵㧚 㘃ᗵᨴ ᄌᦝߥߒ 病原体の管理上の危険度に合わせて 病原体を一種か スライド1 8 ら四種までに分類されるというような内容が出されて おります 診療報酬の改定 2番目の感染症の分類の見直しの主な点はスライド 次に 診療報酬の改定についてです 感染管理に関 18のとおりです 一類から五類まであるのは現在と同 する診療報酬については 平成8年に院内感染防止対 じですが 現在は一類感染症になっている SARS を二 策実施加算ということで 部屋の入り口にアルコール 類感染症へ移行 それから 二類感染症に新たに結核 ベースの速乾性消毒を設置すると患者1人当たり5点 を追加 現在 三類感染症は腸管出血性大腸菌感染症 加算が出されたのが最初です その後 平成14年度の のみですが これにコレラ 細菌性赤痢 腸チフス 改定で感染防止対策をやっていないと減算となりまし パラチフスを加える 四類感染症は新たに追加される た 今回の改定では 感染防止対策はどこの施設でも ものがあり 41疾患になる 五類感染症は変更なし やっていて当然という考え方から 入院基本料に組み このとおりになるかどうかはわかりませんが 現時点 入れるということになりました スライド19 つまり での情報ではこういう改正内容状況になっております 診療報酬上は 平成14年改定のときに出された5項目 注 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する 法律 は平成19年4月1日より改正された法律が施行さ れています 日本病院会雑誌 ホ ス ピ タ ル ウ スライド20 は最低限のものとしてやっているとい うことになります 加算としては 感染管理に関してだけではないので 2007年6月号 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

86 ᐔᚑ㪈㪏ᐕ㧠 ળ 㒾 ႎ ᡷቯ ᐔᚑ㧤ᐕ 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ታᣉട ႎ ᖚ 㧝 ᒰߚࠅ㧡ὐട すが 今回の改訂は医療安全対策の充実が骨子になっ ておりますので 医療安全対策をしている施設には入 院初日に50点の加算がされることになりました ス ライド2 1はこの加算の施設基準等の要件ですが 感 染管理については 専任の院内感染管理者が配置され ᐔᚑ㪈㪋ᐕ 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ᧂታᣉ ႎ ᖚ 㧝 ᒰߚࠅ㧡ὐ ていること となっています なお 医療安全対策の 専任者に関してはかなり厳しい研修の要件や専従であ ることなどが求められていますが 専任の院内感染管 ᐔᚑ㪈㪏ᐕᐲࠃࠅ ޔ 㒮ၮᧄᢱߦ ߺ ࠇ スライド1 9 理者については どういう教育を受けていなくてはい けないなどといった要件は特にないのが特徴的です 第三者評価の実施 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ᐔᚑ㪈㪋ᐕᡷቯ 㪤㪩㪪㪘ߥߤߦࠃࠆᗵᨴࠍ㒐ᱛߔࠆߚ ߩචಽ ߥ ߣ ホ ス ピ タ ル ウ 㒮 ᗵᨴኻ ᆔ ળ㧔 㧝 ᐲ㧕 次に院内感染対策の質評価についてお話させていた だきます スライド22 すでに 多くの病院が日本医 療機能評価機構の質評価を受けていらっしゃると思い ますが 第三者評価の始まりといえるこの評価のなか 䇸ᗵᨴᖱႎ ࡐ ޠ 䋨ㅳ㧝 ᐲ㧕ߩ ᚑ ଔ ᣣᧄක ᯏ ଔᯏ ᵹ ߦࠃࠆᚻᵞ ߩബⴕߩᔀᐩ 㪉㪇㪇㪋䋮㪭㪌㪅㪇ࠃࠅ ቶ ߦ ߚߪහ ᑼᚻᵞ ᶧ ߩ スライド2 0 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 ᣂ ක ኻ ട 㪌㪇ὐ㧔 㒮 ᣣ䋩 ᣉ ၮḰ ක ኻ ߦଥࠆㆡ ߥ ࠍ ߒߚኾᓥߩ Ꮷ ޔ Ꮷ ߇ක ℂ ߣߒߡ㈩ ߐࠇߡ ࠆ ߎߣ ޕ ක ߦଥࠆ ℂࠍⴕ߁ㇱ㐷ࠍ ߒߡ ࠆߎߣ ޕ ක ℂㇱ㐷ߩ ᜰ ක ℂ ߩ ߥ ኈ߇ᢛ ߐࠇߡ ࠆߎߣ ኾછߩ㒮 ᗵᨴ ℂ ߇㈩ ߐࠇߡ ࠆߎߣ ޕ ᒰ 㒾ක ᯏ㑐ߩ ߔ ႐ᚲߦක ℂ ߦࠃࠆ ᡰ ߇ฃߌࠄࠇࠆᣦߩឝ ࠍߔࠆߥߤ ޔ ᖚ ߦኻߒߡᔅⷐߥᖱႎឭଏ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆߎߣ ޕ スライド21 ᗵᨴኻ ߩ ଔ㧔 ଔ䋩 䋨 䋩ᣣᧄක ᯏ ଔᯏ 㪡㪚㪨㪟㪚䋺㪡㪸㫇㪸㫅㩷㪚㫆㫌㫅㪺㫀㫃㩷㪽㫆㫉㩷㪨㫌㪸㫃㫀㫋㫐㩷㪟㪼㪸㫃㫋㪿㩷㪚㪸㫉㪼 㪠㪪㪦㧔 㓙 Ḱൻᯏ 㧕ߦࠃࠆ ଔ 㪈㪐㪐㪌ᐕ 㪈㪐㪐㪎 ᐕ ߆ ࠄ 㒮 ߦ ኻ ߔ ࠆ ଔ ࠍ 㐿 ᆎ 㧔 㪭㪼㫉㪌㪅㪇㧕 㪉㪇㪇㪍ᐕ㧠 㪉㪋ᣣ ߩ ቯ 㒮ᢙ 㪉㪇㪊㪇 ℂ ࡓ㧔㪐㪇㪇㪇 㧕 ⅣႺ ℂ ࡓ㧔㪈㪋㪇㪇㪇 㧕 㒮ߩ ଔߣߒߡ ലߢ ࠅ ޔ ႎ ട ߦ ߅ ߡ ᯏ ଔ ቯ ޔ 㪠㪪㪦 ቯ߇ ࠄࠇߡ ࠆ 㪥㪧㪦ක ߩ ߦ㑐ߔࠆ ળ ᗵᨴ ℂ ଔ ߦࠃࠆ ଔ㧔㪭㪼㫉㪅㪊㪅㪇㧕 スライド22 年6月号 ࠤࠕࡊ ߣߒߡߔߴߡߩක ᓥ ߩ ႐ ߢߩታ〣߇ ࠊࠇߡ ࠆ 㧚 㒮ߩℂᔨߣၮᧄᣇ 㧚 ᖚ ߩ ߣ ߩ 㧚 㒮ᗵᨴ ℂ 㧚 㙃ⅣႺߣᖚ ࠨ ࡆ 㧚 ක ឭଏߩ ߣㆇ༡ 㧚 ක ߩ ߣ ߩߚ ߩࠤࠕࡊ 㧚ࠤࠕࡊ ߦ߅ߌࠆᗵᨴኻ 㧚 㒮ㆇ༡ ℂߩวℂᕈ スライド2 3 㧚 㒮ᗵᨴ ℂ 㒮ᗵᨴ ℂߩߚ ߩ ߇ ߒߡ ࠆ 㒮ᗵᨴߦኻᔕߒ ߦᵴ ߒߡ ࠆ ߦኻߒߡ 㒮ᗵᨴ ℂߦߟ ߡߩᢎ ᵴ ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆ ߩᗵᨴ 㒐 ߇ታᣉߐࠇߡ ࠆ 㧚ࠤࠕࡊ ߦ߅ߌࠆᗵᨴኻ 㒮ᗵᨴߩ ࠍૐ ߐߖࠆ ߥᗵᨴኻ ࠍታᣉߒߡ ࠆ 㧚ᱜߒߊᚻᵞ ߇ߥߐࠇߡ ࠆ 㧚ᚻⴼ ޔ 㒐 ࠍߤߥ ޔ ㆡ ߦ ߒ ߡ ࠆ 㧚ᗵᨴ 㒐 ߦၮߠ ߚࡃ ࠕࡊ 㧔㓒㔌ᣇᴺ ࠍታᣉߒߡ ࠆ 㧚 ࠍㆡᱜߦ ߒߡ ࠆ 㧚 ߒ ޔ ⴊޔ ᶧ ᶧᳪᨴ ߦߟ ߡ ߩኻ ࠍታᣉߒߡ ࠆ スライド2 4 日本病院会雑誌

87 で 院内感染対策に関する項目がかなり具体化さ ᗵᨴ ℂ ଔ れました また こうした評価の受審が追い風と 㪲㪪㫋㪸㫅㪻㪸㫉㪻㩷㩽㩷㪪㪺㫆㫉㫀㫅㪾㩷㪞㫌㫀㪻㪼㫃㫀㫅㪼㪴 㪭㪼㫉㪅㪊㪅㪇 なって一気に改善されている部分も大きいという 㪉㪇㪇㪈ᐕ㧤 ක ߩ ߦ㑐ߔࠆ ળ ࠃࠅ ことになります 皆さまにお配りした資料には 日本医療機能評価機構のものと 質研 NPO 法人 医療の質に関する研究会 のものを出させていた ᗵᨴ ℂߩℂᔨ ߥක ࠍⴕ߁ߦ ߚࠅ ޔ 㒮 ᗵᨴࠍૐ ߔࠆᔅⷐ߇ ࠆ ޕ だきました 質研のものは 2001年に出された ᗵᨴ ℂߩ Ver 3 0から変更にはなっていませんが 院内感 㧝䋮ᗵᨴ ℂߩኻ ߪᖚ ޔ 㧔㕖Ᏹ ޔ ᆔ ࠍ 䋩 ޔࠕ ࡏޔ ቇ ߢ ࠆ ޕ ᗵᨴ ℂߪᖚ ߦ ធធߒߥ ㇱ㐷ߩⴡ ℂߦ ޕ 染対策に関する評価事項が体系的に上げられてい るので出させていただきました 日本医療機能評価機構のものを見ますと スラ 㧞䋮ᗵᨴኻ ߩታᣉߦࠃࠅ ޔ ᖚ ߩ㒮 ᗵᨴࠍૐ ߔࠆ ޕ 㧟䋮 㒮 ߩᗵᨴࠍ 㒐ߔࠆ ޕ イド23 病院の理念と基本方針から始まるすべ スライド2 5 ての領域に 感染管理が関係しているのが現在の あり方だということがわかります 感染管理に関 しては2 6と5 6にあげられています ᗵᨴ ℂ ଔ 㗄 スライド24 2 6はどちらかというと構造的評 価ですが 5 6は 非常に細目まで求められてお 㧚 ߥᗵᨴ ℂ ࡓ߇ ࠆ ޕ り 実際に現場で実践されていることが求められ 㒮 ᗵᨴኻ ߩ ቯᯏ㑐ߣߒߡߩᗵᨴᆔ ળ߇ ࠆ ޕ る内容です 細項目を見ますと 中心静脈カテー ᣣᏱߩᗵᨴኻ ࠍታ〣ߔࠆ ߇ ࠆ ޕ 㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ߩࡑ ࡘࠕ ߇ ࠆ ޕ ℂㇱ㐷ߦᗵᨴ ℂᵴ ࠍᡰ ߔࠆᣇ ߇ ࠆ ޕ ࡈ ࡓ 㧔 ߣหᗧ㧕ታᣉߩ ߇ᱷߐࠇߡ ࠆ ޕ テルを挿入するときのマキマル バリアプリコ ーンの実施など 具体的な評価項目があがっ ております こういった項目をクリアしていくた めに 各施設で取り組んでおられるということで す スライド2 6は 質研がネット上に公開している 感染管理評価スタンダードから抜粋させていただ いた評価項目です さて 第三者評価を受けるとどういう効果があ 㧚ࠨ ࡌ ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆ ޕ 㒮 ᗵᨴߩ ߇ᛠ ߐࠇߡ ࠆ ޕ ࠨ ࡌ ߩ ᨐ߇ಽᨆ ଔߐࠇ ޔ ᐥ ႐ ߦࡈ ࡃ ߐࠇߡ ࠆ ޕ ࠕ ࡉ ߩኻಣ߇ⴕ߃ࠆ ޕ るのか それについては日本医療機能評価機構の ものを引用させていただきますが スライド27 これを見ても 評価を受けて認定をとることが目 的ではなく 評価を受けるプロセスのなかで多く の改善活動がなされることが組織にとってもメリ 㧚 㒮ߦ߅ߌࠆ ߩޘ ಽ㊁ߢߩᗵᨴኻ ߇ߥߐ ࠇߡ ࠆ ޕ ᖚ ࠤࠕߦ߅ߌࠆ㒮 ᗵᨴߩ ࠍૐ ߐߖࠆ ߥᗵᨴኻ ߇ߥߐࠇߡ ࠆ ޕ ᚻⴚቶߦ߅ߌࠆᗵᨴ ℂ߇ߥߐࠇߡ ࠆ ޕ ット 患者さんにとってもメリットということに ቇ ᬌᩏ߇ ߦᯏ ߒߡ ࠆ ޕ なると思います ߩ ࠍ ℂߔࠆ ߇ ࠆ ޕ 感染管理専門家の育成 ਛᄩ᧚ᢱṌ ቶ߇ᗵᨴኻ ߩ Ⅳߣߒߡㆇ ߐࠇߡ ࠆ ޕ ᣉ ℂߦ߅ߌࠆᗵᨴኻ ߇ߥߐࠇߡ ࠆ ޕ 次に感染管理専門家の育成について 私の立場 からは感染管理認定看護師の教育を中心にお話さ せていただきます 感染管理専門家の認定制度 まず 現在ある感染管理専門家制度をあげます 㧚 㒮 ߦኻߔࠆᢎ ߅ࠃ ᗵᨴኻ ࠍ ታᣉߒߡ ࠆ ޕ ᗵᨴ ℂߦߟ ߡߩᢎ ᵴ ߇ⴕࠊࠇߡ ࠆ ޕ 㒮 ߦኻߒߡ ᗵᨴኻ ࠍታᣉߒߡ ࠆ ޕ と スライド28 ICD の認定制度が2 000年から 始まりまして 2005年1月現在で4 339人 うち 日本病院会雑誌 スライド2 6 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

88 ଔߩലᨐ ක ᯏ㑐߇ ࠄߩ ߠߌࠍቴ ߦᛠ ߢ߈ ޔ ᡷༀ ߔߴ߈ ࠃࠅ ታ ߥ ߩߣߥࠆ ޕ ක ᯏ ߦߟ ߡ ߥᡷༀᣇ ߩ ഥ ࠍฃ ߌࠄࠇࠆ ޔ ᖚ ޔ ዞ ࠍᏗ ߔࠆ ᧚ ޔ ㅪ៤ߒࠃ߁ߣ ߔࠆ ߆ߩක ᯏ㑐 ߩឭଏᖱႎߩ ኈ߇ ߐࠇࠆ ߩ ߣᗧ ߩะ ޔ ༡ߩല ൻ߇ផㅴ ᖚ ߇ ᔃߒߡฃ ߢ߈ࠆක ᯏ㑐ࠍჇ ߒ ޔ ߦ ߅ߌࠆක ߩ 㗬ᕈࠍ㜞 ࠄࠇࠆ 㪿㫋㫋㫇㪑㪆㪆㫁㪺㫈㪿㪺㪅㫆㫉㪅㫁㫇㪆㪿㫋㫄㫃㪆㪸㪹㫆㫌㫋㪅㪿㫋㫄 スライド27 85 は現場で実践活動をしていると報告されており ます 次の感染管理認定看護師の制度は 2001年に第1 回の認定が行われて 2005年8月現在で247名ですが つい最近 今年度の認定試験が終了して発表がありま したので 概算ですが390名ぐらいになったと思われ ます それから 2005年度に開始された感染制御専門薬 剤師の認定制度は まだ第1回の認定だけですが 5 2 名いらっしゃるということです 認定臨床微生物検査技師制度は200 0年から始まっ ᗵᨴ ℂኾ㐷ኅߩ ᚑ ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 ておりまして 2006年1月現在で3 36名ということで 㪠㪚㪛䋨㪠㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅㩷㪚㫆㫅㫋㫉㫆㫃 㪻㫆㪺㫋㫆㫉䋩 ቯ ᐲ 㪉㪇㪇㪇ᐕ㧝 㧝 ቯ 㪉㪇㪇㪌ᐕ㧝 㪋㪊㪊㪐ฬ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷ䋨㪚㪼㫉㫋㫀㪽㫀㪼㪻 㪜㫏㫇㪼㫉㫋 㪥㫌㫉㫊㪼㩷㫀㫅㩷㪠㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅㩷㪚㫆㫅㫋㫉㫆㫃䋩 ቯ ᐲ 㪉㪇㪇㪈ᐕ㧣 㧝 ቯ 㪉㪇㪇㪌ᐕ㧤 㪉㪋㪎ฬ 方々の力が感染制御の分野で十分に発揮できていない ᗵᨴ ᓮኾ㐷 Ꮷ䋨㪠㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅㩷㪺㫆㫅㫋㫉㫆㫃㩷㪧㪿㪸㫉㫄㪸㪺㫀㫊㫋䋩 ቯ ᐲ 㪉㪇㪇㪌ᐕᐲ㐿ᆎ 制御認定臨床検査技師制度へと移行するというような ቯ ᐥᓸ ᬌᩏᛛᏧ ᐲ 㪉㪇㪇㪇ᐕ㧠 ᐲ 㪉㪇㪇㪍ᐕ㧝 㪊㪊㪍ฬ 㪠㪚㪪䋨㫀㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅㩷㪺㫆㫅㫋㫉㫆㫃㩷㫊㫋㪸㪽㪽䋩㙃ᚑ ᐲ 㪉㪇㪇㪉ᐕ㪈㪉 㧝 㪠㪚㪪㙃ᚑ ળ す なお この制度は 認定臨床微生物検査技師の 面があり それではもったいないということで 感染 話をうかがっております 認定看護師 次に認定看護師についてお話しします 本日は看護 師さんも多くおられるので ご承知と思いますが 日 スライド28 本看護協会の認定看護師とは ある特定の看護分野に おいて熟練した看護技術と知識を有することを認めら ቯ Ꮷߣߪ れた者を言い その役割は実践 指導 相談という3 ᣣᧄ දળ ቯ Ꮷ ቯክᩏߦว ߒ ࠆ ޔ ቯߩ ಽ㊁ߦ߅ ߡ ޔ ᾫ ߒߚ ᛛⴚߣ ࠍ ߔࠆߎߣࠍ ࠄࠇߚ ࠍ ޔ ߩฦ㗄ߩᓎ ࠍᨐߚߔ ޕ 㧝䋮 ቯߩ ಽ㊁ߦ߅ ߡ ޔ ޔ ኅᣖ 㓸 ߦኻߒߡ ޔ ᾫ ߒߚ ᛛⴚࠍ ߡ Ḱߩ㜞 ࠍታ〣ߔࠆ ޕ 点になっております スライド29 現在1 7分野が特定されていますが どの分野にお きましても 5年以上の実務経験 それから6カ月 600時間以上のコースを修了し 認定審査にパスして 㧔ታ〣䋩 㧞䋮 ቯߩ ಽ㊁ߦ߅ ߡ ޔ ታ〣ࠍㅢߒߡ ߦኻߒ ᜰዉࠍⴕ߁ ޕ 㧔ᜰዉ䋩 はじめて認定看護師として認定され 登録されます 㧟䋮 ቯߩ ಽ㊁ߦ߅ ߡ ޔ ߦኻߒ ࠨ ࠍⴕ߁ ޕ 㧔 䋩 年ごとの更新審査があり その際 資格取得後5年間 スライド29 スライド3 0 この認定は生涯の資格ではなく 5 の活動実績2000時間以上を求められます これは厳 しい条件でして 施設の管理者の方が多いと思います が感染管理の認定看護師の場合は 現場にいるだけで ቯ Ꮷߩ㙃ᚑߣ ቯߩ ࡓ はなかなか実績活動時間が算定できません やはり なんらかの活動時間をいただけたらと私個人は思って ᚲ ታ 㛎 ᢎ Ꮷ 㧡ᐕએ ߘߩ߁ߜ ቯಽ㊁ 㧟ᐕએ 㧢 㪍㪇㪇 㑆 એ ஜᏧ ഥ Ꮷ おります どの分野においても認定看護師は看護師に対して 実践 指導 相談という役割を発揮していくわけです が 感染管理認定看護師の場合は 組織横断的でなけ れば感染管理の目的は達成されません ですから 感 ቯክᩏߪ ᐕ㧝 㧡 ߦⴕࠊࠇࠆ ቯ ߩ ല 㑆ߪ㧡ᐕ ቯ ขᓧᓟ㧡ᐕ㑆ߩᵴ ታ 㑆㧔㪉㪇㪇㪇 㑆એ 䋩 ޔ Ꮖ 㐭ታ ߩᦠ㘃 ߦࠃࠅᦝᣂክᩏߐࠇࠆ スライド30 年6月号 染管理認定看護師とは 看護師だけではなく医師を含 む医療従事者が臨床現場において感染防止につながる ケアあるいは治療を実施することを可能にする専門的 サービスを提供する人的資源 と定義されております 日本病院会雑誌

89 ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷ ᢎ ᯏ㑐ߣ ቯ Ꮷᢙ 㧔㪉㪇㪇㪍ᐕ㪋 㧕 ᐕᗵᨴ ℂಽ㊁ ቯ ᐕ߆ࠄᢎ 㐿ᆎ ᐔᚑ ᐕ ฬ ಽ㊁ߩ ቯ Ꮷᢙ ฬ 㪈㪇 㪊㪇㪇 Ꮷߛߌߢߥߊ ޔ කᏧࠍ ක ᓥ ߇ ޔ ᐥ ႐ߦ߅ ߡᗵᨴ㒐ᱛߦߟߥ߇ࠆ ࠤࠕ ࠆ ߪᴦ ࠍታᣉߔࠆߎߣࠍน ߦ ߔࠆኾ㐷 ࠨ ࡆ ࠍឭଏߔࠆ Ḯ 㪉㪌㪇 ቯ 㪉㪇㪇 Ꮷ 㪈㪌㪇 ᢙ 㪈㪇㪇 㪌㪇 ᣂⷙ ቯ Ꮷᢙ ቯ Ꮷᢙ ᢎ ᯏ㑐ᢙ 㪉㪋㪎 㪏 ᢎ 㪍 ᯏ 㪋 㑐 ᢙ 㪍 㪈㪋㪍 㪋 㪋 㪈㪇㪈 㪉 㪉 㪈 㪋㪈 㪈㪏 㪈㪏 㪈㪇㪊 㪌㪐 㪉 㪋㪊 㪋㪋 㪇 㪇 㪉㪇㪇㪇ᐕ スライド31 㪏 㪉㪇㪇㪈ᐕ 㪉㪇㪇㪉ᐕ 㪉㪇㪇㪊ᐕ 㪉㪇㪇䋴ᐕ 㪉㪇㪇㪌ᐕ 㪉㪇㪇㪍ᐕ ᐕᐲ スライド3 3 ቯߐࠇߡ ࠆ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷᢎ ᯏ㑐 ᣣᧄ දળ ቇ ᐕᐲ㨪 ᣣᧄ දળ ᚭ ᐕᐲ㨪 ᄢቇ ㇱ ᐕᐲ㨪 ੩ㇺ දળ ቯ Ꮷᢎ ᐕᐲ㨪 ṑ ᄢቇ 㑆 ቇㇱ ᵹ ታ〣 ᐕᐲ㨪 ർᶏ ක ᄢቇ ቯ Ꮷ ᐕᐲ㨪 ᢎ ᯏ㑐ߩᚲ ߣ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷᢙ 㧔㪉㪇㪇㪍ᐕ㪋 㧕 ᢎ ᯏ㑐 ർᶏ 䋨䋱䋩 ቯ Ꮷᢙ ർᶏ 䋨䋶䋩 䋨䋶䋩 ർ䋨㪈㪉䋩 ർ㒽䋨䋴䋩 ᚭ䋨䋱䋩 ᐕᐲ߆ࠄߐࠄߦ㧞ߟߩᢎ ᯏ㑐ߢ㐿 ㄭ 䋨㪌㪊䋩 ੩䋨䋴䋩 ᶏ䋨㪉㪋䋩 ᄹᎹ ஜ ᄢቇታ〣ᢎ ᣣᧄ චሼ ᄢቇ ታ〣 ᢎ ࡈ ࠕ Ꮊ䋨㪈㪏䋩 㑐 䋨㪐㪌䋩 ᄹᎹ䋨䋱䋩 ṑ 䋨䋱䋩 䋨㪈㪈䋩 ᴒ 䋨䋲䋩 スライド32 スライド3 4 スライド31 ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷᢎ ᢎ⑼ 䈫 㑆ᢙ ご参考までに申しあげますと 現在8教育機関で感 染管理認定看護師の教育が行われております スライ ド32 1教育機関20名から3 0名の定員ですので だ いたい200名ちょっと 毎年養成されていることにな ります スライド33にありますように 教育機関が増 え 認定看護師数も一気に増えています 2006年度の 数値がまだ入っておりませんが 現時点では390名が 予定されています スライド34 教育機関の配置を見ますと 東京に4 校 神奈川に1校と 関東に集中しているものの 今年 ホ ス ピ タ ル ウ ㅢ⑼ 㪈㪉㪇 ኾ㐷ၮ ⑼ 㪈㪉㪇 䋼ᔅ㗇䋾 䊥䊷䉻䊷䉲䉾䊒 ᢥ₂ᬌ 䊶ᢥ₂ ᖱႎಣℂ ୶ℂ ᢎ 䊶ᜰዉ 䉮䊮䉰䊦䊁䊷䉲䊢䊮 㪈㪌 㪈㪌 㪈㪌 㪈㪌 㪈㪌 㪈㪌 䋼ㆬᛯ䋾 ኻ 㑐ଥ ℂ 㪈㪌 㪈㪌 Ṷ 㪐㪇 ታ 㪈㪏㪇 ᗵᨴ ℂቇ ቇ䊶 ቇ ᓸ ቇ ᗵᨴ ቇ ක ℂቇ 㪈㪌 㪊㪇 㪊㪇 㪊㪇 㪈㪌 ኾ㐷⑼ 㪈㪉㪇 㒮ᗵᨴ䉰䊷䊔䉟䊤䊮䉴 ᗵᨴ㒐ᱛᛛⴚ ᗵᨴ ℂ ᵞᵺ䊶ᶖ 䊶Ṍ 䈫 䊐䉜䉲䊥䊁䉞䊶䊙䊈䉳䊜䊮䊃 㑆ᢙ 㪋㪌 㪊㪇 㪈㪌 㪈㪌 㪍㪊㪇 㑆 度の認定にパスした人のなかには山陰の人たちもいま スライド3 5 すので 今認定看護師がいない山陰地域ももう少し満 たされるようになるかと思います 北海道にも教育機 です これは看護協会の認定制度のなかで規定されて 関がありまして 今年度卒業生が出ておりますので いる内容で 感染管理の場合には疫学 統計学 病院 一気に増えるかと思います 感染サーベイランスにかなり重点を置いて実践してお 私ども日本看護協会は1年間の専修学校でございま ります して 1年間8 00時間で教育を行っております 感染 スライド36は感染管理認定看護師に期待される能力 管理認定看護師のカリキュラムはスライド35のとおり です これは役割に通じるものでもありますが 感染 日本病院会雑誌 2007年6月号 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

90 ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷߦ ᓙߐࠇࠆ ജ 㧝㧚ᗵᨴ ℂࡊ ࡓߩ 㧞㧚ࠤࠕᡷༀߩߚ ߩක 㑐ㅪᗵᨴࠨ ࡌ ߩ ߣታ〣 㧟㧚 ࡆ ߦၮߠ ߚᗵᨴ㒐ᱛᛛⴚߦࠃࠆࠤࠕᡷༀߩ ߚ ߩᄌ㕟 㧠㧚ᗵᨴ 㒐 ℂߦ㑐ߔࠆᦨᣂߩ ᛛⴚߦᾫ ߣታ 〣ߢߩᵴ 㧡㧚ᗵᨴ ℂᢎ ߩ ߣታ〣 㧢㧚 ࠨ ߩታ〣 㧣㧚 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ߩ ߣታ〣 㧤㧚ࡈࠔ ࡑࡀ ࡔ ߩផㅴ 管理プログラムの立案 実施 評価というところがい ちばん大きな骨組みになります それから ケア改善 のための医療関連感染サーベイランスの計画立案と実 践です 感染管理看護師の役割 次に 一般に認定看護師ではなくても院内で感染管 理を担当している感染管理看護師 ICN についてお 話しします スライド3 6 スライド37には その役割として組織の構築を含 めて7つ挙げられております サーベイランスのお話 ᗵᨴ ℂ Ꮷ 䋨㪠㪚㪥䋩 ߩᓎ ホ ス ピ タ ル ウ をしましたけれども 自分の属する施設の感染に対す るリスクをきちんと把握し ハイリスクの集団を正し ᯏ ߥᗵᨴ ℂ ࡓߩ 㒮ᗵᨴࠨ ࡌ ߩታᣉ く捉え サーベイランス活動を通して改善のための立 ലᨐ ല ߥᗵᨴ㒐ᱛᛛⴚታ〣ߩផㅴ 案 評価 改定計画を行い 感染率を減少させること ᗵᨴ㒐ᱛ が究極の目的になります ᗵᨴ㒐ᱛᢎ ࡊ ࡓߩ ߣᢎ ᗵᨴ ℂ ࠨ ࡈࠔ ࡑࡀ ࡔ 㧔 㒮ⅣႺ ℂ㧕 感染管理のステム化 スライド38 のために 変 革者として 医師 管理者 それから微生物検査室の 方などと協働して改善していくことが感染管理看護師 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 スライド37 の非常に重要な役割となります スライド39 感染 管理看護師の立場で組織を改革していくこと 有機的 ᗵᨴ ℂ䈱䉲䉴䊁䊛ൻ ᯏ 䈭 ᗵᨴ ℂ䊒䊨䉫䊤䊛 ᯏ ߥᗵᨴ ℂ ߩ ߥᗵᨴ ℂ ࡓ߇ ࠆ 㧝㧕 㒮 ℂㇱ㐷ߩᗵᨴ ℂ ࡓᡰ 䉰䊷䊔䉟䊤䊮䉴 ᢎ 㒮 ᗵᨴኻ ߩ ቯᯏ㑐ߣߒߡߩᆔ ળ㧔 㧛 㒢䋩 㧞㧕ᗵᨴ ℂࠍታ〣ߔࠆ ᖚ 䉬䉝䈫ᗵᨴ㒐ᱛ 䉮䊮䉰䊦䊁䊷䉲䊢䊮 䊐䉜䉲䊥䊁䉞䊙䊈䉳䊜䊮䊃 ᗵᨴ㒐ᱛ ᗵᨴ ℂኾ㐷ኅߩሽ 㧔 ࠍ ߔࠆ㧕 ᗵᨴኻ ࡑ ࡘࠕ ߩᢛ ㆩ ᗵᨴ ℂ ࡓߣߒߡߩ ቇ ᬌᩏ スライド38 ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷ䈱ᓎ 㒮 ᗵᨴኻ ߦ㑐ߔࠆᗧᔒ ቯᯏ㑐 ᗵᨴ ℂ 䈱 㗴䈱 ൻ䋧 ᗵᨴ 䈭䈬䈎䉌 ଔ 䉰䊷䊔䉟䊤䊮䉴ᵴ 䇮ኻ ଔ ᡷ 䇮ᢎ Ꮷ 㒮 ℂ ᓸ ᬌᩏቶ 䉲䉴䊁䊛䈱ᄌ㕟 ᧚ᢱㇱ ㇱ ᗵᨴ 䈱 ዋ スライド39 年6月号 㪠㪚㪚䋨ᗵᨴኻ ᆔ ળ䋩 㪠㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅㩷㪚㫆㫅㫋㫉㫆㫃㩷㪚㫆㫄㫄㫀㫋㫋㪼㪼 ᖚ 㓸 䊊䉟䊥䉴䉪㓸 䇮ಣ 䇮ㇱ 䈱ㆬᛯ කᏧ スライド4 0 㧦ᗵᨴ ߩૐ ߩߚ ߩᣇ ߩ ቯ ᵴ 㧦㒮 ᗵᨴ ߩࡕ ක ᓥ ߩᗵᨴ㒐ᱛᢎ ࠕ ࡉ ߩᛠ ᩏ ᗵᨴ㒐ᱛ ᧚ ᧚ߩㆬቯ ଔ ᚑࡔ ࡃ 㧦 㒮 ℂ છ 㧘㪠㪚㪥 㪠㪚㪛㧘 ቇ㓙 ࡔ ࡃ 㧘 ᗵᨴ ߩ㜞 ㇱ ߩࡔ ࡃ 㒮ၮᧄ ᢱ㒮 ᗵᨴ㒐ᱛኻ ၮḰ スライド4 1 日本病院会雑誌

91 な感染管理組織の構築に向けて感染管理ステムを作 っていくことは非常に大変なことですので 管理者の 協力がないとできません スライド40 スライド4 1 42に意志決定機関としての ICC 感染 対策委員会 実働部隊としての ICT 感染対策チー ム を示しました こうした組織はどの施設でも整備 されてきていると思いますが 専門の人たち すなわ ち ICD ICN それから感染制御の薬剤師 感染制御 の微生物検査技師 そうした人たちがそれぞれの専門 㪠㪚㪫䋨ᗵᨴኻ ࡓ䋩 㪠㫅㪽㪼㪺㫋㫀㫆㫅 㪚㫆㫅㫋㫉㫆㫃 㪫㪼㪸㫄 ታ〣 ߥᗵᨴኻ ᵴ ࠍⴕ߁ᗵᨴኻ ࡓ 㧦㒮 ߦ߅ߌࠆᗵᨴ ߩ ዋ ᓽ㧦ㄦㅦ ㇱ㐷ߦ㑐ࠊࠆ ߩ ߦᮮߦ㑐ࠊࠆ ᮮᢿ ߥᵴ 㧍 ᚑ ᗵᨴ ℂකᏧ㧔+%&㧕 ᗵᨴ ℂ Ꮷ㧔+%0㧕 ᐥ ᬌᩏᛛᏧ ᐥ Ꮷ ߥߤ 性を発揮しつつ チームとして取り組んでいくことで スライド4 2 より効果が上がるのではないかといわれております 今はどの施設でもリンクナースとかリンクドクターの 3番目が感染経路を遮断するための直接的介入手順の ステムが置かれるようになっています 立案と実践 これは院内感染のアウトブレイクを察知 感染管理プログラム する能力を持ち 実践するということです スライド43 さて 感染管理プログラムの実践とい 4番目が疫学的に効果が認められた感染防止技術に うことをお話ししましたが では その構成要素は何 ついて理解し 効果的な感染防止対策を立案し 実践 かと申しますと 全部で8つあります すること 5番目が職業感染管理です これは病院で 1番目が感染管理のための明文化した方針と手段を 働くすべての人々に対するものなので 感染管理を担 立案 実施 評価 更新する ということで最も基本 っている人たちだけではなかなか到達できません 組 になるものです 織全体が方針を明確にして取り組むことが非常に重要 2番目が院内感染サーベイランス計画の立案と実践 です 具体的には針刺し防止のステム 安全機材の ᗵᨴ ℂࡊ ࡓߩ ᚑⷐ ߣᯏ 㧔ᵩᗲሶ 㧧ᗵᨴ ℂ ޔ ቇ ޔ 㪉㪇㪇㪉ࠃࠅᒁ 㧕 㧚 ᗵᨴ ℂߩߚ ߩ ᢥൻߒߚᣇ ߣᚻ ࠍ ޔ ታᣉ ޔ ଔ ᦝޔ ᣂߔࠆ ޕ 㧚 ᗵᨴ ℂ㧔 ஜᐽ ℂ㧕ࠍⴕ߁ ޕ 㒮ߢ ߊߔߴߡ ߦޘ ኻߒߡ ޔ ߒߥߤߩⴊᶧ 㔺㒐ᱛ ޔ ᗵᨴ㒐ᱛ㧔 ߛߌߢߥߊ㤗 ޔ 㧕ߥߤߩ ᗵᨴ㒐ᱛኻ ࠍ ޔ ታ〣 ޔ ଔ ᦝޔ ᣂߔࠆ ޕ ᚻ㗅 ᣇᴺߩ ߦ߅ ߡߪ ޔ ㆡ ࠍฃߌࠆᴺᓞ ⷙ ࠍ ޔ ℂ ߒㆩ ߔࠆ ޕ 㧚 㒮 ᗵᨴࠨ ࡌ ࠍ ߒታ〣ߔࠆ ቇ ߥ ߦၮߠ߈ ࠍ ࡌ ࠨޔ 㓸 ℂ ޔ ಽᨆ ଔߒ ߩߘޔ ᨐࠍࠤࠕߩ ធឭଏ ߣ ߒ ߩࡓ ࠕޔ ᡷༀ㧔ᗵᨴ ߩૐ 㧕ߦᵴ ߔࠆ ޕ 㧚 ᗵᨴ ߩᗵᨴ ࠍㆤᢿߔࠆߚ ߩ ធ ᚻ㗅ߩ ߣታ〣ࠍⴕ߁ ޕ 㒮 ᗵᨴߩࠕ ࡉ ߩ ࠍኤ ߔࠆ ജ 㧔ᚻ㗅㧕ࠍ ߒ ޔ ታ〣ߔࠆ ޕ 㧚 ቇ ߦലᨐ߇ ࠄࠇߚᗵᨴ㒐ᱛᛛⴚߦߟ ߡℂ ߒ ޔ ฦᣉ ㇱ ߩ ᴫߦ ߞߚലᨐ ߥᗵᨴ㒐ᱛኻ ࠍ ޔ ዉ ޔ ଔ ޔ ᡷ ߔ ࠆ ޕ 㧚 ᖚ ߩ ߥ 㙃ⅣႺࠍ ߔࠆߚ ߩࡈࠔ ࡑࡀ ࡔ ࠍផㅴߔࠆߎߣ߇ߢ߈ࠆ ޕ 㧚 ᗵᨴ ℂᢎ ࠍⴕ߁ ޕ 㒮ߢ ߊߔߴߡߩ ߦޘ ኻߒߡ ߦ ޔ ኻᔕߒ ޔ ᗵᨴ ℂߩᗧ ߦහߒߚᗵᨴ㒐ᱛߦ㑐ߔࠆ ߥ ᢎ ࠍ ޔ ታ〣 ޔ ଔߔࠆ ޕ 㧚 ᗵᨴ ℂ ࠨ ࠍⴕ߁ ޕ 㒮ߢ ߊߔߴߡߩ ߦޘ ኻߒߡ ޔ ᗵᨴ㒐ᱛߦ㑐ㅪ ߒߚ 㗴ߦኻߔࠆ ࠨ ࠍߔࠆߚ ߩ ⅣႺࠍᢛ߃ ޔ ታ〣ߒ ޔ ታ〣 ᨐࠍ 㧔ႎ ๔ ޔ ଔߔࠆ ޕ ኻ ߇ ࠄߩ 㗴ࠍ ߔࠆߎߣࠍଦߒ ߥ ޔ 㧔ᖱႎ Ḯ ޔ Ḯ㧕ࠍឭଏ ߪ ࠆ ޔ ᢛߒ ޔ 㗴 ࠍᡰ ߔࠆ ޕ スライド43 日本病院会雑誌 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

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93 ኾછ㪠㪚㪥ߩᔅⷐᕈ ᗵᨴ ℂࡊ ࡓផㅴߩߚ ߩ 㗴 ࡊ ࠍ㊀ⷞߒߚ ᨐ ᧚ߩ ߣ㊂ߩ 㑐ଥ ߣ㑐ଥㇱ ߥߤߩㅪ៤ ߩ Ḯߩ ࡓൻ ᗵᨴ ℂ ቯ Ꮷߪ ޠࠆ߃ࠄ ߡߞ ޟ ᯏ ߣߥ ࠅᓧࠆ߆ Ꮷ߇ᗵᨴ ℂࠍᜂ߁ߎߣߩᗧ 㧍 㓸ਛ ߥᗵᨴ ℂ߇น ᗵᨴ ℂታ〣ߩ ߣߥࠅ ޔ ฦㇱ㐷㑆ࠍ ᢛߔ ࠆᓎ ࠍᜂ߁ሽ ࠨ ࡌ ᵴ ߩߚ ߩ 㑆߇ᓧࠄࠇ ޔ ലᨐ ߥᗵᨴ ℂࡊ ࡓࠍ ታ〣ߢ ߈ࠆ ޕ 㗴 ߦㄦㅦߦኻᔕߔࠆߚ ߩ 㑆 スライド4 7 スライド45 ⴕ ߩᣇ ᚲዻᣉ ߩℂᔨ ᣇ Ꮷ߇ᗵᨴ ℂࠍᜂ߁ᗧ ක ឭଏ ߩᡷ㕟 Ꮷߪᖚ ߣኒធߦ㑐ࠊࠅ ޔ ធ ߥࠤࠕឭଏ ψ ẖ ഥࠍㅢߒߡᖚ ⅣႺࠍᢛ߃ ߦᗵᨴࠍ 㒐ߔ ࠆߎߣ߇ߢ߈ࠆ ታ㓙ߩࠤࠕߩ႐㕙ߩਛߢߩᗵᨴ ᗵᨴ㒐ᱛᛛⴚ ߦߟ ߡ ߦࠕ ࡔ ߇น Ꮷߪ ࠍ ߔᐢ ⷞὐࠍᜬߜวࠊߖߡ ࠆ ψ ቇ ߥⷞὐࠍᜬߟߎߣߢ ޔ 㒮 ߩᗵᨴߦ㑐ߔࠆ ࠍࠕ ࡔ ߔࠆߎߣ߇น ߢ ࠆ ޕ ක ㆡᱜൻ ᐥ ಽ ᐔဋ 㒮ᣣᢙߩ ᖚ ⷞὐߩ㊀ⷞ ක ࠨ ࡆ ߩ ߣ ኻലᨐߩㅊ ႎ ߩ ߒ ൮ ൻ㧘ቯ㗵ᡰᛄ Ꮷߪᖚ ߣකᏧ ㇱ㐷㑆ߣߩ ᢛᓎࠍታ〣 スライド4 8 ψ ᗵᨴ ℂ ߩㇱ㐷㑆ߩ ᢛᓎߣߒߡㆡߒߡ ࠆ ᖱႎ ℂ スライド46 要です こうした点について組織としての方針を明確 に作っていく必要があると思います 先ほど 通達によりエビデンスのない感染対策が廃 止されたことを紹介しましたが 今もって廃止せずに 旧来のままである施設は 日本の指針として廃止とな っておりますので きちんと対処していただく必要が 㒮 ᦠ ㅌ㒮ᜰዉ ߩలታ ߩ㐿 ߩ 㔚ሶ ߩዉ ψ 䌉䌔ൻߦࠃࠆᗵᨴ ℂ ߩല ൻ Ḱൻߩଦㅴ㧔 ࡄ ߩ ᤋ䋩 㪜㪙㪤㧘 ߩዉ ᔅⷐᐲ ㊀ ᐲ ߩ ᤋ 㒮 ឝ 㒮ᄖᐢ๔ߩలታ あります スライド4 9 セーフティマネジメントから捉える感染管理 非常に重要だと思うのが セーフティマネジメント から捉える感染管理です スライド50 感染管理に携 ࡈ ࡑࡀ ࡔ ߆ࠄ ߃ࠆ わる者としてはここに主眼を置いてやっていかなけれ ᗵᨴ ℂ ばいけないと考えています その1つは感染管理における倫理的配慮です もち ろんインフォームドコンセントはやっていますが や はり 患者さんの個室への移室 個室でのケアという ことも 患者さんの誤解を招いたり 自分が周りの人 に迷惑をかけるから個室に行かなければいけないんだ という形でご理解いただけない部分もありますので ᗵᨴ ℂߦ߅ߌࠆ୶ℂ ㈩ᘦ ࡈ ࡓ ᗵᨴ ℂߦ㑐ߔࠆᖱႎߩขࠅᛒ ක ߩផㅴ ᗵᨴ ℂᜂᒰ ߣක ℂ ߩㅪ៤ߣද ࡆ ߦၮߠ ߚᗵᨴ㒐ᱛኻ ߩታ〣 ࡓක 㧔 ߡߩක ࡈߣߩද ㅪ៤䋩 スライド50 そうしたことに関する技術を上げていかないといけな いと思います また 個人情報保護法の施行もありまして 感染管 日本病院会雑誌 理を実践していくとき 特にサーベイランスを実施す るときには 患者さんの情報をいかにきちんと取り扱 2007年6月号 ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題

94 うかということも重要な課題になります 今は電子カ ᗵᨴ ℂߩᣂߚߥ 㗴 ルテが普及しておりまして そのなかから自由にデー タを取っていけるのですが 患者さんのデータが個別 ળ ᄌൻ ߩኻᔕ に特定されないように もちろん実践者はそのデータ ᣂ ᗵᨴ 㨯㨯㨯 ⷙ がだれのものかわからないといけないのですが ス ᕈ ߩ ᄢ テムとして工夫していく必要があると思います 㒮એᄖߩක ᣉ ߩ ᄢ ක 㑐ㅪᣉ ޔ ቛࠤࠕ もう1点は医療安全の推進です どの施設にも医療 安全対策室や医療安全を推進する部署というものがあ ᗵᨴ ℂࡀ ߩ ると思いますが 感染管理実践においては そうした ᣂߒ ᛛⴚ ߩ ㅢ 部署と両輪になってやらないといけないと思います スライド5 1 医療安全の一環として感染対策を実施する部署が設置 されている施設も多いと思いますが やはりそこでも ක ߩ႐ 協働ということが求められると思います ホ ス ピ タ ル ウ 看 護 セ ッ ン 日 本 に お け る 感 染 管 理 の 現 状 と 課 題 感染管理ネットワークの構築 ቛࠤࠕ ᣉ ࠤࠕ 感染管理ネットワークの構築も新たな課題です ス 㒮 㧔ක ߩឭଏ㧕 ライド51 この背景には 冒頭に申しましたように 医療のフィールドが広くなったことがあります 感染 管理認定看護師は390名ぐらいになったと申しました ᖚ ޔ ߩ ߩᄌൻ が 認定看護師のいる施設は比較的大きな施設である 㪨㪦㪣ߩ㊀ⷞ 㜞㦂 ක ߩ 㜞㦂 ᣉ 㑐ㅪᣉ ߩ ᚑ 㒾 ᐲߩዉ ൮ 㒾ᡰᛄ ᐲߩዉ ことが多く 200床から400床ぐらいの日本で一番多 い規模の病院や ケアを提供している長期療養型の施 スライド5 2 設などに感染管理の専門家の支援が行き届きません また 廃棄物の管理に関しても 在宅ケア領域におい て未解決の部分があります こうしたことを含め 感 染管理の地域の中核を担っている施設の医師も看護師 も 自分の地域に対して支援していくよう努力し 地 域全体の感染管理の質を上げていく必要があると思い ます スライド52 厚生労働省の所轄として地域ネットワークの構築が 事業に入っており 現在取り組まれておりますが 私 ども感染管理看護師の領域においても 日本感染管理 ネットワークというものをつくり 全国の情報交換と ߦ߅ ߡ ቯ Ꮷ߇ ߥ ߣߒߡᵴ ߐࠇࠆߎߣࠍ㗿 ߔ ޕ z ታ〣ࡕ ᦨᣂߩ ᛛⴚߦၮߠ ߚታ〣ࠍㅢߒߡ ࠤࠕߩ ࠍ ߍࠆ z ࡈᜰዉ ࡈߩ ࠤࠕ ജࠍ㜞 ࠆ છᢎ ࡊ ࡓ 㑐ㅪᆔ ળᆔ ߣߒߡᵴ ߔࠆ z ኾ㐷ᄖ ᵴ ᣣࠍ ߌߡᚲዻㇱ ࠍ ߃ߚ ߩኻ ᔕ ޔ ㇱ ࠍ ߃ߡ ߌࠆࠃ߁ߥ ℂ z 㒮ᄖᵴ ળ Ꮷ ߥߤ 支援をめざして今取り組みつつあるところです スライド5 3 最後にお願いなのですが 立場上 感染管理認定看 護師が組織のなかで有益なリソースとして活動できる います スライド53 どうもありがとうございまし ように ぜひ管理者の方のご理解をいただきたいと思 た 年6月号 日本病院会雑誌

95 Milano Solferino Padova Pavia Verona Venezia Bologna Firenze Pisa Roma ITALIA

96 図3 塩の門 の記念碑 図2 Piazza fiume の交差点 塩の話 ラテン語で塩を意味する言葉は sal です これから 塩街道 Via Salaria 出たのが英語の salt 塩 salty 塩っ辛い などで ローマは道路が国土の動脈であると考え 2300年 も昔からローマを中心とする道路網の建設に努力し saltpoor diet 減塩食 saltern 塩田 salt of soda 洗濯ソ ダ などと使われます ました そのうちもっとも古いのが Via Salaria 紀元 面白いのは salary 給料 です 古代ロ マでは 前312年以前 で ローマから北東アドリア海岸の 兵士の給料は塩と食料で支払われるならわしでしたが Ascoli Piceno 港へ通じています これはアドリア海 のちにはそれらを買うためのお金が支払われ それを からの塩を運ぶためとも テヴェレ川の河口 Ostia 付 salarium と呼んだのがこの salary や salaried man サ 近の塩田で生産されていた塩を内陸部へ運ぶために造 ラリ マン の語源です られたともいわれています 冷蔵庫のなかった昔は 肉などを貯蔵するために塩 この街道の基点は ボルゲーゼ公園の近くで Corso は不可欠なものでした その塩づけにした物をラテ d italia の Piazza fiume すぐそばの交差点にあり 昔 ン語で salsus といい これから sauce ソース や の塩の門 Porta sala ria の跡を示す石碑が埋められ sausage ソーセージ salami サラミ などができ ています 図2 3 が 交通の激しい道路上なの たのです salad サラダ も本来は塩を振りかけた で 要注意です からです またその 図 4 塩 の 関 所 跡 傍らには塩 sale と言えばいいのです の税金を徴 化学の分野では 酸の水素を金属元素 塩基 で置 収した関所 き換えた化合物を塩 salt といい salt of Saturn の跡と ア 鉛糖 salt of tartar 酒石酸 saltpeter 硝石 ウレリアヌ salting out 塩析 などと使われていますが ラテン ス帝の城壁 語の sal ammo-niacus 塩化アンモン石 sal aera- の北側の門 tum 重炭酸カリウム sal amarum 硫酸マグネウ が残ってい ム などとも使っています ます 図4 またこの sal が形容詞形になると saline となり 城壁が取り asaline solution 食塩水 physiological saline 生理 壊されたの 的食塩液 などと使われます は1 8 7 4年と のことです 96(788) 2007 年 6 月号 現代イタリアのレストランで塩が欲しい時は 短く サ レ 一方ドイツ語の Salz 塩 も sal からできた言葉で す Salz und Brot 塩とパン 粗末な食事または生活 日本病院会雑誌

97 Salzsäure Die Alte SalzstraßeObersalz burgsalzburg the salt of the earth Appius Claudius Via Appia Quo VadisDomine Catacombe Catacombe di S. Callisto Catacombe di S. Sebastiano catacomb Jesus ChristSon of GodSavior ichthus ichthyosis ichthyol

98 Arco di Giano Piazza della Bocca della Verita S Maria in Cosmedian Sāturnus Jānus spaghetti spago spagehtti all arrabbiata arrabbiale spaghetti western Janus green Jānus January Januarius Michaelis janus green janicepus Janus body Janus-faced

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