活しているということである 金融資産を持たない世帯は 80 年代までは 5% 前後で推移していたが 2010 年には 22.3% にまで大幅に増加している 続いて 自己破産者数の実態である 自己破産者数は 2003 年をピークに減少している これは 2003 年に貸金業法の改正が行われ 2006 年

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1 年 3 月 卒業論文要約 現代日本の労働問題と貧困 薄井智尋 はじめに この論文は 先進国である現代日本において 格差が広がり貧困が深刻化していると言われているが その格差 貧困の実態を できる限り客観的なデータにもとづいて検証し分析してみようと試みたものである そのために 労働問題からアプローチする なぜならば 多くの人は労働の対価を生活の糧としており 労働 雇用に問題が発生すれば それが貧困を生む主要因となりうるからである 第一章 現代日本の貧困の考察 第一節貧困の定義まず貧困には二つの定義がある 一つは 各家計が一定の所得水準以下にあるという 絶対的貧困 の定義である 二つ目は 他人と比べてどれだけ所得が低いのかという 相対的貧困 の定義である 第二節絶対的貧困による分析まず 絶対的貧困を用いた貧困分析として 生活保護受給世帯数を調べる 2009 年の生活保護受給世帯数は 一年間で 1529 万 768 世帯 一か月あたり世帯数は 127 万 4231 世帯となっている 10 年前の 1999 年の 年間 844 万 8659 世帯 一か月あたり 70 万 4055 世帯と比べて大幅に増加していることがわかる 急激な生活保護受給世帯の増加は 雇用機会の減少 または非常に賃金の低い仕事しかないことが影響している さらに 現代日本の家族形態の変化によって 親戚などの援助の減少も影響している 生活保護の受給には厳しい審査や煩雑な手続きが必要であるにもかかわらず これほど受給世帯数が増加していることは貧困の深刻さを如実に表している 次に 預貯金 株式等金融資産を持たない世帯の割合である これは 生活するための実費しかないか 給与等所得だけでは生活できず 貯蓄を切り崩して生 34

2 活しているということである 金融資産を持たない世帯は 80 年代までは 5% 前後で推移していたが 2010 年には 22.3% にまで大幅に増加している 続いて 自己破産者数の実態である 自己破産者数は 2003 年をピークに減少している これは 2003 年に貸金業法の改正が行われ 2006 年には 貸金三法の改正により 上限金利の引き下げ 利息制限法と出資法の上限金利の間にあるグレーゾーン金利帯の最高裁による否定を受けた過払い金返還請求の増加の影響を受けているためである しかし 自己破産申し立て件数は減少していても 無担保無保証借入の残高有件数毎の人数のうち延滞情報の登録のある者の数は近年増加してきている これは返済に苦慮している者の増加を示している 最後にホームレス数の推移をみる ホームレス数は 4 年連続で減少している これは 平成 14 年 8 月に成立した ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法 に基づき 厚生労働省が平成 15 年 7 月に ホームレスの自立の支援等に関する基本方針 を策定し ホームレスに対する施策を行い 自立支援に乗り出したためである しかし ホームレスの実態を正確に把握することは非常に困難である 住所不定で定職についていないホームレスの数を調査することは 実際には不可能に近いからである ( 橘木 2006) 第三節相対的貧困による分析相対的貧困は その国の平均的所得に比べてどれほど貧しいのかという観点から分析するものなので 国際比較が可能である 各国が OECD に提出する相対的貧困率は その国の平均的な所得 ( 所得中央値 ) の 50% 以下の所得しかないものを貧困者と定義し 国民のうち何パーセントが貧困者であるかという計算で算出される 日本の相対的貧困率は 2000 年代半ばの OECD 諸国の中でも メキシコ トルコ アメリカに次いで第 4 位 14.9% という高さになっている メキシコ トルコはまだ先進国とは言えないことを考えると 日本は先進国の中でアメリカの 17.1% に次いで高い貧困率を持つ国ということになる さらに OECD 全体の相対的貧困率は 10.58% となっており 日本のそれがかなり高い数値であることがわかる このように日本の相対的貧困率が高い理由としては 人口の高齢化などに加えて 労働市場の二極化に原因があるとされている 10 年前には全労働者の 19% だった非正規雇用が 30% 以上に増加し その非正規雇用の賃金が正規雇用よりも非常に低い賃金水準であるため 正規雇用と非正規雇用に大きな差が生まれる さらに 非正規雇用から正規雇用になった者の割合が低いことから 労働市場の二極化が固定化する危険性がある ( 立花 田中 2007) また 相対的貧困率上位にあったトルコ アメリカはその増加率にほとんど変化がなく メキシコは減少している 日本は貧困率の高い先進諸国の中でも 依然として格差が広がり 貧困が深刻化している国なのである 35

3 第四節現代日本の貧困の実態貧困層を分析すると 母子世帯に次いで高齢者世帯の可処分所得が非常に低く 世帯主の年齢層別にみると 29 歳以下の若年層と 65 歳以上の高齢者層の可処分所得が非常に低くなっている なぜなら 母子家庭では多くの場合 世帯に母親一人しか働き手がいない 母親は一人で働きながら 自分だけでなく子供の生活費まで稼がなければならない さらに 家事 育児も仕事も一人で両立しなければならないことが多い このため 正規雇用の職業に就こうとしても 母親一人で 仕事と子育てとの両立が困難であるために フルタイムで働くことができず なかなか就職できない また 母子家庭になる前に労働経験がなかった場合には 職に就くことが難しく 職につけたとしても 低賃金の仕事にしか就けないのである 橘木氏は 格差社会 のなかで 高齢単身世帯 高齢者二人以上の世帯 三世代世帯の貧困率を算出している その貧困率は 2001 年時点で 高齢単身世帯が 43.0% 高齢者二人以上の世帯が 20.5% 三世代世帯が 8.4% とされている この値をみると 高齢単身世帯の貧困率が非常に高く 二人以上の世帯の 2 倍ほどにもなっている この数値は 高齢単身者世帯は約半分が貧困に陥っているということを意味し 非常に高い値である さらに比較すると 三世代世帯になればもっと低くなり 高齢者世帯の中でも非常にばらつきがあることがわかる 高齢単身者の貧困率が高い要因については 老夫婦のうち 夫か妻のどちらかに先立たれて一人で暮らしている場合が多く 残された方は遺族年金で生活していることが多い また 現在の高齢者世代が若かった時代には 国民皆年金制度が行き渡っておらず 年金を受け取っていない人が多いという可能性も考えられる 特に自営業だった人々は 年金の加入が自分の意思であったために 会社員などと違い 年金を受け取れないという人が多数いる 続いて若年層の貧困率に注目する 75 歳以上の貧困率に次いで高いのが 25 歳以下の世代の貧困率である 通常 失業者は次の職に就くまで失業保険を受けることができる しかし 勤続年数の少ない若年者は 失業保険の給付額がかなり低くなってしまう または学校を卒業して 就職先が見つからなかった失業者は失業保険にも入っていないため 失業給付を受けることさえできない ( 橘木 2006) 職業から得る所得がなく 失業保険を十分に得ることができないことが この若年層の貧困率が高い要因の一つである 最後に給与階層別 性別 年齢階層別及び勤続年数別による給与所得者の分布を国税庁 民間給与実態調査 にもとづいて考察する これによると 300 万円超 ~900 万円以下の中堅所得者であった層が大きく減り 300 万円以下の低所得者層の割合が大きく増えていることから 中堅所得者数が減って 低所得者数が増えていることがわかる 36

4 第二章 貧困と労働問題 第一節貧困分析における労働問題の重要さ高度経済成長期以来 農業などの自営業者や家族従業者が雇用労働者にシフトしているため 本章ではとくに雇用労働の観点から貧困を分析する 第二節非正規雇用の問題過去 20 年ほどの間に 非正規雇用は増加している さらに 正規雇用者と非正規雇用者とでは 給与所得に格差がある 平成 20 年の雇用形態別賃金をみると 正規雇用者では 千円 : 平均 40.4 歳 勤続 12.5 年 非正規雇用者では 千円 : 平均 43.8 歳 勤続 6.3 年 となっており 年収には 1.5 倍の格差がある ( 立花 田中 2007) このような非正規雇用労働者が増えた背景には 国の非正規雇用に対する政策の影響が大きい 労働者派遣法が成立した 1985 年当時は 日本はバブル経済期に突入し 労働者に対する需要が高まった そのため 労働者の雇用環境は良好であり 正規雇用者になりたくてもなれず しかたなく非正規雇用に甘んじるという者は少なかった しかし バブル経済の崩壊を乗りきるために 労働者派遣法が制定された 非正規雇用は 正規雇用者を雇用するよりも給与が安く済むだけでなく 間接雇用であるために 派遣先企業では社会保険などに加入する経費をカットすることができる さらに 必要になったら一時的に雇用し 不要になれば人員整理をすることもできる また 好況の時には余裕のあった正規雇用の枠が 不況になることによってその枠が少なくなっている 第三節日本的雇用慣行の変化による影響日本の雇用慣行を代表するのは 長期雇用 年功賃金 企業別組合であった しかし この日本的雇用慣行が不況の原因とされて見直しが図られ 格差の広がりが表面化することとなった かつての日本では正規雇用を解雇することは困難であった しかし 雇用慣行の見直しによって正規雇用の需要は減少した また 休業の取得が取りにくく サービス残業の多い日本の雇用環境が正規雇用の枠を減らし 非正規雇用を増大させている 第四節日本の賃金形態の変化と格差これまでの日本の賃金形態の大きな特徴として年功序列型賃金がある しかし 雇用慣行の見直しとともに 成果主義 能力主義が導入されてきており このことも日本の格差が広がる要因となっている 37

5 第三章 新たな貧困 第一節ニートニートが生活していくには 親などの家族に扶養してもらうしかない もし親などが亡くなった場合には ニートは即貧困に陥ることになる さらに 企業側としては 一度ニートになった者は 勤労意欲が低いとみなし 積極的に採用しようとはしない そして勤労意欲の低い者は 職業訓練を施しても すぐに辞めてしまうと考えられるため ニートはなかなか職業技能も向上せず ニートからの脱出が難しい状況に陥ってしまう このように 現在 80 万人も存在するニートが 将来的に貧困層になるリスクがあるのである 第二節フリーター 15~34 歳の パート アルバイト及びその希望者 の数は 2002 年に 208 万人と 200 万人を突破し その数は横ばいに推移していき 2010 年現在の値では 183 万人となっている 1982 年の 50 万人と比較すると 急激に増加していることがわかる フリーターの時給は 正社員の平均 1557 円に比べて 低い平均である 1041 円をピークとして 1300 円以上の時給を得ている者は激減していることがわかる また フリーターは正社員よりも低い時給の範囲に分布が集中しており 高時給の者の数は非常に少ない このことからも パート アルバイトの雇用費は 非常に低くおさえられていることが推測できる この時給の低さは 生涯賃金の格差となって如実に表れてくる UFJ 総合研究所の調査によると 高校卒業後直ちに就職し 同一企業に引き続き勤務している人 ( 標準労働者 ) の生涯賃金が約 2 億 1500 万円であるのに対して 高校卒業後 就職しないでアルバイトを続けている人の生涯賃金は約 5200 万円と 生涯賃金格差は約 4.2 倍 約 1 億 6000 万円の差がつくということになる また 同調査によると フリーターの平均年収は 140 万円と推計されており 最低限の生活をせざるを得ない所得水準であることがわかる 第四章 失業と貧困 第一節貧困の主要因である失業所得を得られない状況に陥る失業は貧困の大きな要因である よって第四章では失業を詳細に分析する 38

6 第二節現在の日本の失業実態 2008 年 リーマン ショックをきっかけに失業率は過去最高の5.6% を記録した この数値には表れていない潜在失業率を含めると その失業率は 2~3 倍になると推測される またその失業期間も長期化している 第三節失業者の分析産業別に失業率を分析した結果 1 不況の影響によって宿泊 サービス業の失業率が高いということ 2リーマン ショックをきっかけとした金融 保険業の不振によって 金融 保険業の失業率が高くなってきていること 3 電気 ガス 熱供給 水道のような公益企業の失業率は低くなっていること 4 情報通信業 運輸業などの 規制緩和策が行われた産業の失業率が高いことがわかる 次に 職業別の失業率をみると 職業別失業者数を職業別就業者総数で除した失業の比率が高いのは 労務作業者 (4.84%) 製造 制作 機械運転及び建設作業者 (4.46%) 運輸 通信従事者(4.06%) 販売従事者(4.00%) の順に高くなっており いずれも 4% を超える高い数値を示している ここからわかることは いわゆるブルーカラー労働者の失業する確率が高いということである また 従業上の地位別に失業する確率が高いのは 契約社員 アルバイト 嘱託 派遣社員の順で高くなっている さらに 正規の職員 従業員の離職率との差がかなり大きくなっている このことから 真っ先に雇用調整の対象となるのは 正規雇用者ではなく 非正規雇用者であることが推測される 学歴別に失業者を分析すると 高学歴であるほうが安定した生活を送れる可能性は統計的にも高いが その原則は崩れつつあるということがわかる また 高学歴な子供の親は 教育にも大金をかけ 教育にも熱心でることから格差が固定化してしまうことも考えられる なぜ失業者が再就職できないのか 若年層の原因としては 若者が次の職場に前の職場よりも高い理想を持っていること 企業が訓練コストを嫌うことが考えられる 中高年層では様々な理由があり 高齢層では年功型賃金 ライフステージの変化を考えると賃金コストが高くなることや 企業が生産性の低下を嫌うことなどがあげられる おわりに 現代日本においても確実に貧困は存在するとことが 客観的な統計などのデータによって明らかとなった 格差が拡大し それに伴って貧困も深刻化しているのである 貧困の実態を再認識することは 貧困撲滅に有用であり必須なのである 39

7 参考文献 橘木俊詔(2002) 失業克服の経済学 岩波書店 橘木俊詔 (2006) 格差社会何が問題なのか 岩波新書 立花直樹 田中秀和(2010) 低所得者層の現状と社会的福祉課題 関西福祉大学紀要 vol.13, 総務省 労働力調査 ( ) OECD 東京センター HP ( ) 金融広報中央委員会 暮らしと金融なんでもデータ ( ) ) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( ) 厚生労働省 平成 23 年版労働経済の分析 ( ) 厚生労働省 若年者雇用実態調査 ( ) ( 指導教員 : 栗田啓子 西沢保 ) 40

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