週刊原油 世界の原油情報がここに凝縮されています 毎週木曜日午後発行 原油価格急落中 発行日 : 214/3/13 3 月 12 日の NY 金 4 月限は 2.4 ドル安の 97.99 ドルと 2 月 11 日以来約 1 カ月ぶりに 1 ドルを割り込んだ 前日にチャート上で 2 日移動平均線を割り込んで引けると 米石油協会 (API) 統計での原油在庫増加や 中国経済の先行き懸念の強まり 株式相場の下落などが背景となった また 米東部夏時間午前 1 時 3 分に発表された米エネルギー情報局 (EIA) 統計で原油在庫が市場予想の 3 倍超に急増し 昨年 12 月 13 日の週以来の高水準となったこともあり 中盤には一時 期近ベースで 2 月 7 日以来となる 97.55 ドルまで切り下がった また ウクライナ情勢の緊迫化が続くなか 米政府が SPR から 5 万バレルの原油を売却するテストを行うと発表したことも一因となったとの見方もあった リビア国営石油会社 (NOC) のスポークスマンによると 12 日の同国の原油生産高は日量 44 万 1, バレルとのこと シャララ油田は 21 万 4, バレルの生産高であると海外主要通信社が伝えた OPEC( 石油輸出国機構 ) は 12 日 3 月の月例市場報告を発表し 214 年の加盟 12 カ国の原油生産高見通しを日量平均 2,97 万バレルと前月見通しから 1 万バレル上方修正した 世界石油消費高見通しは日量 9,114 万バレルと前年比 114 万バレル (1.3%) 上回り 前月から 5 万バレル引き上げられた OPEC 加盟 12 カ国の 2 月の原油生産高は前月を日量 25 万 8,6 バレル上回る 3,1 万バレルと 昨年 8 月以来の高水準となった イラクとリビアなどの増産が寄与し 特にイラクは前月比 4 万バレル上回る 34 万バレルと 198 年以来の水準に増加した サウジアラビアの産油量は前月比 1 万 1,9 バレル下回る 963 万バレルだった OPEC はまた 今年の非 OPEC 加盟国の原油生産高見通しを前年比で日量 131 万バレル上回る 5,549 万バレルとし 前月から 3 万バレル引き上げた 米エネルギー省はこの日 戦略石油備蓄の放出能力をテストするため 原油備蓄のうち最大 5 万バレルを試験的に売却すると発表した ( 日本先物情報ネットワーク ) TOPICs 米国の原油在庫増加 ガソリン在庫減少 by EIA( 米エネルギー情報局 ) 週報 米国の石油在庫 在庫量 ( 千バレル ) 前週比 ( 千バレル ) 前年同月比 (%) 過去 5 年比 (%) までの週原油在庫ガソリン在庫留出油在庫原油ガソリン留出油原油ガソリン留出油原油ガソリン留出油 214 年 1 月 3 日 1,53,861 226,959 124,973 2,675 +6,243 +5,826.3% +2.8% +4.9% +.8% +.7% 15.6% 214 年 1 月 1 日 1,46,23 233,142 123,95 7,658 +6,183 1,23.7% +2.7%.8% +1.4% +5.3% 17.2% 214 年 1 月 17 日 1,47,193 235,265 12,738 +99 +2,123 3,212 +.1% +.9% 2.6% +1.2% +4.6% 18.6% 214 年 1 月 24 日 1,53,614 234,446 116,154 +6,421 819 4,584 +.6%.3% 3.8% +1.5% +2.9% 21.3% 214 年 1 月 31 日 1,54,54 234,951 113,794 +44 +55 2,36 +.% +.2% 2.% +1.2% +2.3% 22.8% 214 年 2 月 7 日 1,57,321 233,98 113,63 +3,267 1,853 731 +.3%.8%.6% +1.3% +1.3% 22.5% 214 年 2 月 14 日 1,58,294 233,47 112,724 +973 +39 339 +.1% +.1%.3% +1.2% +1.4% 21.7% 214 年 2 月 21 日 1,58,362 23,6 113,62 +68 2,87 +338 +.% 1.2% +.3% +1.% +.8% 2.9% 214 年 2 月 28 日 1,59,791 228,996 114,476 +1,429 1,64 +1,414 +.1%.7% +1.3% +1.1% +.4% 19.1% 214 年 3 月 7 日 1,65,971 223,766 113,943 +6,18 5,23 533 +.6% 2.3%.5% +1.4% 1.% 18.5%
TOPICs 世界の原油需給 by OPEC Oil Market Rerort 214 年 3 月号より 世界の原油需要 世界の原油需要 28 年 29 年 21 年 211 年前年比 212 年前年比 213 年 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 前年比 28 年比 214 年前年比 アメリカ 24.5 23.3 23.76 24.3 +.27 23.62.41 23.94 +.32.56 24.13 +.19 欧州 15.5 14.52 14.58 14.32.26 13.77.55 13.59.18 1.91 13.44.15 アジア太平洋 8.4 7.33 7.82 8.15 +.33 8.58 +.43 8.36.22.4 8.23.13 OECD 諸国合計 48.4 45.47 46.15 46.5 +.35 45.98.52 45.89.9 2.51 45.79.1 その他アジア 9.36 9.83 1.18 1.49 +.31 1.86 +.37 11.6 +.2 +1.7 11.29 +.23 ラテンアメリカ 5.8 5.88 6.18 6.6.12 6.27 +.21 6.49 +.22 +.69 6.73 +.24 中近東 6.89 7.9 7.28 7.34 +.6 7.59 +.25 7.87 +.28 +.98 8.17 +.3 アフリカ 3.18 3.25 3.35 3.36 +.1 3.46 +.1 3.5 +.4 +.32 3.55 +.5 発展途上国合計 25.25 26.4 26.99 27.25 +.26 28.18 +.93 28.93 +.75 +3.68 29.74 +.81 旧ソ連邦 4.11 3.97 4.14 4.29 +.15 4.41 +.12 4.48 +.7 +.37 4.56 +.8 その他欧州.79.73.69.64.5.64 +..64 +..15.64 +. 中国 7.97 8.25 8.95 9.41 +.46 9.74 +.33 1.7 +.33 +2.1 1.4 +.33 その他合計 12.87 12.95 13.79 14.34 +.55 14.8 +.46 15.19 +.39 +2.32 15.61 +.42 世界の需要合計 85.7 84.46 86.93 88.1 +1.17 88.96 +.86 9. +1.4 +4.3 91.14 +1.14 OPEC は 213 年と 214 年の世界経済の伸びはそれぞれ 2.9% 3.% と見込み OECD 諸国はそれぞれ 1.3% と 2.% と変わらず 一方中国の経済成長率はそれぞれ 7.7% と 7.6% に下方修正した インドは 4.7% 4.6% OECD 諸国における緩やかな景気の回復と新興諸国の経済成長の鈍化を見込んでいる 世界の原油需要は 213 年は日量 7 万バレル上方修正した OECD 諸国の第 4 四半期の原油需要が予想以上であったことと アフリカが引き続き堅い需要を持っている 214 年は前年比日量 +114 万バレル増の 9,114 万バレルとし 前月より 5 万バレル上方修正した 世界の原油供給 ( 非 OPEC 諸国からの供給 ) 非 OPEC からの供給 28 年 29 年 21 年 211 年 前年比 212 年前年比 213 年前年比 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 28 年比 214 年前年比 北米 14.34 14.36 14.95 15.16 +.21 16.74 +1.58 18.6 +1.32 +3.72 19. +.94 西欧 4.92 4.73 4.39 4.21.18 3.77.44 3.57.2 1.35 3.42.15 OECD 太平洋.71.64.6.57.3.56.1.48.8.23.49 +.1 OECD 諸国合計 19.97 19.73 19.93 19.94 +.1 21.7 +1.13 22.11 +1.4 +2.14 22.92 +.81 その他アジア 2.81 3.7 3.69 3.68.1 3.64.4 3.56.8 +.75 3.53.3 ラテンアメリカ 4.1 4.41 4.69 4.95 +.26 4.67.28 4.78 +.11 +.68 4.96 +.18 中近東 1.64 1.73 1.77 1.78 +.1 1.5.28 1.35.15.29 1.37 +.2 アフリカ 2.73 2.61 2.6 2.68 +.8 2.31.37 2.42 +.11.31 2.51 +.9 発展途上国合計 11.28 12.46 12.75 13.9 +.34 12.12.97 12.11.1 +.83 12.37 +.26 旧ソ連邦 12.79 12.96 13.22 13.36 +.14 13.26.1 13.42 +.16 +.63 13.61 +.19 その他欧州.14.14.14.14 +..14 +..14 +. +..14 +. 中国 3.87 3.85 4.14 4.23 +.9 4.16.7 4.24 +.8 +.37 4.27 +.3 その他地域合計 16.8 16.95 17.5 17.73 +.23 17.56.17 17.8 +.24 +1. 18.3 +.23 非 OPEC 合計 48.6 49.13 5.18 5.76 +.58 5.75.1 52.2 +1.27 +3.96 53.32 +1.3 プロセスゲイン 1.95 2. 2.8 2.8 +. 2.12 +.4 2.15 +.3 +.2 2.18 +.3 OPEC 非原油合計 4.14 4.35 4.98 5.37 +.39 5.57 +.2 5.8 +.23 +1.66 5.95 +.15 非 OPEC 供給合計 54.14 55.48 57.24 58.21 +.97 58.43 +.22 59.98 +1.55 +5.84 61.44 +1.46 非 OPEC 諸国からの原油供給は 213 年は前年比 +133 万バレル増に続き 214 年には前年比日量 +131 万バレル増加すると予想される 主に米国 カナダ ブラジルの増加であるが 一方でノルウェー 英国 メキシコの生産は減少する 2 月の OPEC 諸国の生産量は 日量 3,11 万バレルであった 前月から日量 +25.9 万バレル増加している
世界の原油供給 (OPEC 諸国からの供給 ) サウジアラビアイランイラククウェイト UAE ベネズエラナイジェリアアンゴラリビアアルジェリアカタールエクアドル合計 日量万バレル サウジアラビアイランイラククウェイト UAE ベネズエラナイジェリアアンゴラリビアアルジェリアカタールエクアドル合計 OPEC 諸国の原油生産量 13 年 6 月 13 年 7 月 13 年 8 月 13 年 9 月 13 年 1 月 13 年 11 月 13 年 12 月 14 年 1 月 14 年 2 月 9,575 9,924 1,11 9,738 1,61 9,77 9,743 9,628 2,669 2,674 2,694 2,673 2,7 2,7 2,736 2,733 3,6 3,4 3,178 3,192 2,87 3,19 3,23 2,998 2,835 2,834 2,834 2,817 2,852 2,816 2,827 2,86 2,741 2,768 2,76 2,652 2,772 2,694 2,757 2,756 2,326 2,346 2,348 2,321 2,325 2,359 2,35 2,331 1,861 1,95 1,877 1,991 1,93 1,815 1,895 1,93 1,76 1,71 1,684 1,668 1,74 1,687 1,72 1,633 1,2 1,24 553 1,496 51 243 24 51 1,163 1,16 1,151 1,199 1,172 1,116 1,15 1,148 736 731 73 746 732 73 731 738 55 519 518 51 519 528 531 529 3,379 3,598 3,234 3,992 3,47 29,412 29,683 29,711 OPEC 国別生産量の前年同月比 13 年 5 月 13 年 6 月 13 年 7 月 13 年 8 月 13 年 9 月 13 年 1 月 13 年 11 月 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 9,625 2,82 3,397 2,811 2,752 2,336 1,928 1,71 341 1,147 736 531 3,115 前月比 3 +69 +399 +5 4 +5 +25 +77 169 1 2 +2 +44 13 年 12 月 14 年 1 月 14 年 2 月 58 351 +49 +33 116 +34 +34 +562 +55 +56 496 321 143 3 5 +22 +17 +73 +21 +79 +174 +96 75 +59 +63 356 155 +17 1 +343 +39 +36 +9 +27 4 +27 17 6 +4 +18 +218 +142 +169 +146 +26 +126 +12 +15 +85 +53 16 41 21 1 4 5 +23 8 37 15 228 287 252 316 65 53 39 169 133 61 +46 +14 +57 122 +41 32 26 38 119 14 39 234 37 911 +11 1,3 1,267 1,184 883 1,65 31 39 37 55 +8 21 59 37 28 19 17 7 12 16 +3 9 7 1 + 2 +12 +16 +31 +18 +2 +22 +27 +3 +28 +28 848 973 597 1,19 86 942 1,369 658 523 149 OPEC の生産量は 昨年 11 月前年同月比 136 万バレルまで減少したが これはリビアの生産が同 126 万バレル落ち込んでいたからである リビア以外では ナイジェリアやアルジェリア アンゴラが昨年 1 月以降前年同月比でマイナスとなっている サウジアラビアや UAE イラン エクアドルは昨年 1 月以降前年同月比を上回る生産を続けている イラクは 2 月に前年同月比 34 万バレル増と急回復している 世界の原油需給 世界の原油需給 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 212 年 213 年 214 年 1 世界の需要 85.74 85.7 84.46 86.93 88.1 88.96 9. 91.14 2 非 OPECの供給 54.44 54.14 55.48 57.24 58.21 58.43 59.98 61.44 1-2=3 OPECに必要な生産量 31.3 31.56 28.98 29.69 29.89 3.53 3.2 29.7 4 OPECの実際の生産量 3.13 31.21 28.72 29.27 29.79 31.13 3.18 3.11 4-3 需給バランス 1.17.35.26.42.1 +.6 +.16 +.41 214 年のOPECの生産量は213 年 2 月のもの 214 年は世界の需要が日量 9,114 万バレル 非 OPEC からの供給が 6,144 万バレル その差は 2,97 万バレルで これが OPEC に必要とされる供給量であるが 直近の 2 月の OPEC の生産量は 3,11 万バレルなので このままの生産量が続くと 今年は日量 41 万バレルの供給過剰となり 3 年連続の供給過剰状態が続くこととなる
世界の原油在庫世界の原油在庫 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 単位 : 百万バレル OECD 諸国民間在庫 OECD 諸国戦略備蓄 OECD 諸国合計 25 年 2,576 1,487 4,63 26 年 2,656 1,499 4,155 27 年 2,555 1,524 4,79 28 年 2,679 1,527 4,26 29 年 2,641 1,564 4,25 21 年 2,654 1,561 4,215 211 年 2,66 1,536 4,142 212 年 2,664 1,547 4,242 213 年 2,577 1,564 4,141 民間在庫日数戦略備蓄在庫日数在庫日数 海上在庫 82 日 954 54 日 54 日 59 日 57 日 58 日 57 日 58 日 56 日 3 日 32 日 33 日 34 日 34 日 33 日 34 日 34 日 84 日 86 日 92 日 91 日 91 日 9 日 92 日 91 日 919 948 969 899 871 825 879 99 在庫合計 5,17 5,74 5,27 5,175 5,14 5,86 4,967 5,121 5,5 日量換算 13.75 13.9 13.77 14.18 13.98 13.93 13.61 14.3 13.84 213 年末の世界の原油在庫は 5 億 5 千万バレルで その内 OECD 諸国の在庫が 41 億 41 百万バレルある これは原油の日量換算では 1,384 万バレルに相当する 仮に需給が日量 百万バレル不足したとしても 原油在庫が 1,384 万バレルから 1,284 万バレルに減少するだけのことであり 石油がタイトであるというのは 例えば日量 5 万バレルである場合や 1, 万バレル供給不足になる状態を言う OECD 諸国には民間備蓄は 25 億バレルで 戦略備蓄が 15 億バレルある 備蓄日数は需要に対して 91 日分であり そのうち民間備蓄が 56 日分 戦略備蓄が 34 日分となっている 世界の原油需要はなだらかな増加 米国の需要は横ばい 1 世界の原油需要合計 88.1 88.96 91.14 3 米国の原油需要 8 6 25 25.5 24.3 23.62 24.13 4 2 2 西欧の需要は減少 発展途上国の需要は増加 16 15.5 15 14.5 14 13.5 13 12.5 12 15.6 西欧の原油需要 13.77 13.44 3 2 1 発展途上国の原油需要 27.25 28.18 29.74
非 OPEC 諸国の供給は増加 北米からの供給が増加 6 非 OPEC 諸国からの原油供給 52.84 52.86 55.49 3 北米からの原油供給 5 4 2 16.74 19. 3 14.36 14.95 15.16 2 1 1 西欧からの供給は減少 ラテンアメリカからの供給は増加 8 6 西欧からの原油供給 4.73 4.39 4.21 3.77 3.42 6 4 ラテンアメリカからの原油供給 4.41 4.69 4.95 4.67 4.96 4 2 2 旧ソ連邦からの供給は少し増加 OPEC 諸国からの供給は増加 3 2 1 旧ソ連邦からの原油供給 12.96 13.22 13.26 13.61 13.36 32, 31,5 31, 3,5 3, 29,5 29, 28,5 28, OPEC 諸国の原油生産量 3598 2 月 3,115 1 月 29,711 11 月 29,412 サウジアラビアからの供給は横ばい 15 1 95 9 85 8 75 11 年 3 月 8,687 サウジ アラビアの原油生産量 12 年 3 月 9,832 2 月 9,82 1 月 9,839 1 月 9,628 2 月 9,625 リビアからの供給は少し減少 5 25 26 リビアの原油生産量 1394 出所 :OPEC 1 月 2 月 1398 51 341 1429 553 1 月 473 出所 :OPEC 出所 :OPEC
13/1/8 13/2/8 13/3/8 13/4/8 13/5/8 13/6/8 13/7/8 13/8/8 13/9/8 13/1/8 13/11/8 13/12/8 14/1/8 14/2/8 ファンドの建玉 までの週 取組高 買い残 売り残 ネット買い残 増減 価格 12 月 3 日 641,36 枚 151,15 枚 12,614 枚 48,536 枚 3,691 枚 $1,221.7 12 月 1 日 629,838 枚 152,77 枚 95,868 枚 56,92 枚 +8,366 枚 $1,262.4 12 月 17 日 656,536 枚 152,56 枚 97,53 枚 54,526 枚 2,376 枚 $1,231.2 12 月 24 日 667,491 枚 151,256 枚 96,669 枚 54,587 枚 +61 枚 $1,25.1 12 月 31 日 628,586 枚 152,452 枚 94,136 枚 58,316 枚 +3,729 枚 $1,21.9 1 月 7 日 63,115 枚 156,27 枚 89,792 枚 66,478 枚 +8,162 枚 $1,229.4 1 月 14 日 664,721 枚 162,75 枚 91,741 枚 7,964 枚 +4,486 枚 $1,245.2 1 月 21 日 663,764 枚 162,253 枚 89,976 枚 72,277 枚 +1,313 枚 $1,242.3 1 月 28 日 68,56 枚 167,696 枚 77,419 枚 9,277 枚 +18, 枚 $1,251. 2 月 4 日 62,247 枚 165,286 枚 76,912 枚 88,374 枚 1,93 枚 $1,251.7 2 月 11 日 617,237 枚 177,365 枚 78,375 枚 98,99 枚 +1,616 枚 $1,29.1 2 月 18 日 657,75 枚 19,511 枚 7,826 枚 119,685 枚 +2,695 枚 $1,324.7 2 月 25 日 637,838 枚 193,673 枚 52,359 枚 141,314 枚 +21,629 枚 $1,343. 3 月 4 日 656,664 枚 193,754 枚 46,415 枚 147,339 枚 +6,25 枚 $1,337.8 25, 枚 2, 枚 15, 枚 1, 枚 5, 枚 枚 NY 原油に対するファンドの建玉と価格 ネット買い残買い残売り残価格 $1,8. $1,6. $1,4. $1,2. $1,. $8. $6. $4. $2. $. 出所 : CFTC NY 原油価格は 95 ドル ~1 ドルの間で動くと予想していたが ようやくそのレンジに入ってきた ウクライナへのロシアによる軍事行動で 3 月 3 日 15.22 ドルまで上昇した NY 原油価格は 7 日に労働指標が景気改善を示唆したにもかかわらず下落を続け 1 ドルを割ってきた 4 日までのファンドの建玉は 14 万 7 千枚のネット買い残で過去最大であったが 世界的な原油の需給は緩んでおり 価格は下がるべくして下がった 世界の需要は 少し OPEC は上方修正したが それでも 214 年は前年比 +114 万バレル増であり 非 OPEC の生産増は前年比 +146 万バレルである OPEC は減産しなければ需給は均衡しないが 2 月の OPEC の生産量は 前月比では + 4 万バレル増となっている リビアが政変以来内紛が続いて原油生産が正常化していなかったため OPEC 全体では減産傾向にあったが このところリビアの生産が回復しており 全体でもこの 3 カ月増産となっている 従って 214 年の世界の需給は 需要が 9,114 万バレル 非 OPEC からの供給が 6,144 万バレル 差し引き 2,97 万バレルを OPEC が生産すれば 需給は均衡するが 2 月には OPEC は 311 万バレル生産しているので このままの生産が続けば日量 41 万バレルの供給過剰になるという数字となっている ファンドが大きく買い越していただけに いったん下落を始めた原油価格は更に下落すると思われ 95 ドルを切ってくるかもしれない 掲載される情報は株式会社コモディティーインテリジェンス ( 以下 COMMi という ) が信頼できると判断した情報源をもとに COMMi が作成 表示したものですが その内容及び情報の正確性 完全性 適時性について COMMi は保証を行なっておらず また いかなる責任を持つものでもありません 本資料に記載された内容は 資料作成時点において作成されたものであり 予告なく変更する場合があります 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権は COMMi に帰属し 事前に COMMi への書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正 加工することは堅く禁じられています また 本資料およびその複製物を送信 複製および配布 譲渡することは堅く禁じられています COMMi が提供する投資情報は あくまで情報提供を目的としたものであり 投資その他の行動を勧誘するものではありません 本資料に掲載される株式 債券 為替および商品等金融商品は 企業の活動内容 経済政策や世界情などの影響により その価値を増大または減少することもあり 価値を失う場合があります 本資料は 投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく 本資料に基づいて投資を行った結果 お客様に何らかの障害が発生した場合でも COMMi は 理由のいかんを問わず 責任を負いません COMMi および関連会社とその取締役 役員 従業員は 本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります 発行元 : 株式会社コモディティーインテリジェンス 4 東京都中央区日本橋蛎殼町 1 丁目 11-3-31 会社電話 : 3-3667-613 会社ファックス 3-3667-3692