JC:  INSTINCT sudy

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1 INSTINCT study

2 NSTI とは SSTI(Skin and Soft Tissue Infection) において壊死性感染症をき たすものを NSTI(Necro%zing So,- Tissue Infec%on) という NSTI は稀な疾患であるが 重症で急速進 行行性の経過をたどる 致死的な疾患である Type1 と Type2 があり Type 1 は嫌気性菌を代表とした混合感染 であり Type 2 は Group A streptococci(gas) や Staphylococcus aureus の単 一菌種の感染である 身体所 見見や画像はあくまで補助的であり 唯 一の確定診断 方法は 外科的な試験切切開 ( 壊死組織 dishwater fluid など ) である

3 NSTI の治療療 治療療の基本は 1 迅速な外科的デブリドマン 2 広域抗菌薬投与 : VCM(or LZD)+ MEPM or PIPC/TAZ など GASを疑う場合はCLDM+PC 系 3 敗 血症や多臓器不不全に対する全 身管理理 補助療療法としてIVIG(intravenous immunoglobulin G) の 投与 高圧酸素療療法 (HBT:hyperbaric oxygenation therapy) が 行行われることがある IDSA GL2014ではIVIGやHBTの推奨はなし

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5 IVIG とは 95% 以上の 高濃度度の多価 IgG を含む静注 用免疫グロブリン製剤 抗体による受動免疫 オプソニン化 抗炎症作 用 免疫反応抑制 サイトカイ ンの抑制 毒素の中和などの効果がある 日本での適応疾患としては 原発性免疫不不全 特発性 血 小板減少性紫斑病 ギラン バレー症候群 川崎病 重症感染症に対する抗 生物質との併 用など 投与量量は各疾患により異異なるが 日本での 重症感染症に対する抗 生物質と の併 用 における標準 用量量は 5g/ 日を 3 日間 費 用は 1 バイアル (5g)5 万円程度度 (=3 日間で 15 万円!) 主な副作 用 : 発熱 急性腎障害 血栓症 溶 血

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7 日本での IVIG の study

8 日本での IVIG の study 日本での IVIG の RCT もあるが 2000 年年の Masaoka らの 日本語 文献で 血液内科の 疾患という限定された疾患群における解熱剤としての有 用性が 示されただけ 141 施設の多施設 non- blind RCT N=682 ITT 解析ではない IVIG 群 ( 第 1 日 目より 1 日 5g を 3 日間連 日併 用投与 ) と対照群 ( 抗菌薬単独群 ) で 効果は解熱に要した 日数ならびに臨臨床症状の消失に要した 日数を中 心に判定 第 7 日 目までの解熱率率率は IVIG 群 54.8% vs. 対照群 37.2% で IVIG 群が有意に早く 解熱した (p=0.002) 同様に第 7 日 目までの臨臨床症状の消失率率率は IVIG 群 57.3% vs. 対照群 39.4% で IVIG 群が有意に早く臨臨床症状が消失した (p=0.002) 2002 年年に発表されたコクランレビューの著者による聞き取り調査で 28 日死亡率率率 * が IVIG 群 13.8% vs. 対照群 22.8%(RR 0.61) と発表 * ただし 原著においては死亡率率率への 言及なし

9 TSS に対する IVIG GAS や Staphylococcus aureus による NSTI においては Super- antigens(sags table.2 参照 ) という毒素により TSS(Toxic shock syndrome)/ STSS(Streptococcal TSS) をきたす SAgs は T 細胞と antigen- presenting cell(apcs) の MHC class II complex を 非特異異的に結合させることで T 細胞を活性化させ IL- 1 IL- 6 TNF- α の分泌泌を促進させ TSS/STSS を発症

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11 TSS に対する IVIG IVIG は T 細胞の活性化を抑制し IL- 1 IL- 6 TNF- α などのサイトカインの産 生を抑制する作 用 がある (Clin Infect Dis 1999;28:800-7) (J Immunol 1996;156: ) IVIG の中には SAgs に対する中和抗体が含まれてい るという報告がある

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13 敗 血症に対する IVIG 大規模多施設共同 DB- RCT である SBITS study(n=624) では 重症敗 血症に対する IVIG はプラセボと 比較して 28 日死亡率率率に有意差なかった 成 人の重症敗 血症もしくは敗 血症性ショックに対する IVIG 投与の有効性を検討した メタ解析 (14 RCT) では 質の 高い研究に限定すると死亡率率率に有意差はなかった SSCG 2016では推奨なし (weak recommendation, low quality of evidence) 2013 年年のCochrane systematic reviewでは IVIG 投与により 死亡率率率が改善するが 質の 高い研究に限定すると有意差はないと報告 日本版敗 血症診療療 GL2016(J- SSCG 2016) では明確な推奨を提 示できない (EC/C)

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15 Intravenous Immunoglobulin and Mortality in Pneumonia Patients With Septic Shock: An Observational Nationwide Study Takashi Tagami, 1,2 Hiroki Matsui, 1 Kiyohide Fushimi, 3 and Hideo Yasunaga 1 1 Department of Clinical Epidemiology and Health Economics, School of Public Health, Graduate School of Medicine, University of Tokyo, 2 Department of Emergency and Critical Care Medicine, Nippon Medical School, and 3 Department of Health Informatics and Policy, Tokyo Medical and Dental University, Graduate School of Medicine, Japan

16 Table 2. Comparisons of Outcomes Between Groups Group Intravenous Immunoglobulin Control Risk Difference (95% Confidence Interval) Unmatched groups 28-day mortality 37.8% (501/1324) 35.3% (2453/6940) 2.5% (.3 to 5.3) In-hospital mortality 48.8% (646/ 1324) 47.1% (3269/ 6940) 1.7% ( 1.3 to 4.6) Catecholamine-free days (SD) 11.3 (11.3) 12.1 (11.5) 0.78 ( 1.5 to.10) Ventilator-free days (SD) 8.3 (9.6) 9.4 (10.3) 1.1 ( 1.7 to.53) Propensity-matched groups 28-day mortality 36.7% (383/1045) 36.0% (376/1045) 0.7% ( 3.5 to 4.8) In-hospital mortality 47.9% (501/ 1045) 46.7% (488/ 1045) 1.2% ( 3.0 to 5.5) Catecholamine-free days (SD) 11.5 (11.3) 12.3 (11.5) 0.82 ( 1.8 to.15) Ventilator-free days (SD) 8.7 (9.8) 9.1 (9.9) 0.47 ( 1.3 to.38) 28 日死亡率率率に有意差を認めなかった

17 今までの STSS に対する IVIG の study

18 症例例対照研究 ( 観察研究 ) (Clin Infect Dis 1999;28:800-7)

19 症例例対照研究 ( 観察研究 ) 53 名の STSS 患者に対して 21 名が IVIG 32 名が non- IVIG で治療療を受けた IVIG は平均 2g/kg/ 日 (0.2~ 3.6g/kg/ 日 ) 2~ 5 日 間投与 30 日 目の死亡率率率は IVIG 群で有意に低かった (p=0.02 OR 7.7[ ]) 多変量量解析でも同様の結果であった

20

21 しかし CLDM の使 用率率率や 手術を受けた割合は non- IVIG で有意に低い

22 IVIG に対する最初の RCT (Clin Infect Dis 2003; 37: )

23 IVIG に対する最初の RCT STSS に対する IVIG を評価した 小規模の多施設 DB- RCT IVIG(1g/kg at Day 1 0.5g/kg at Day 2-3)vs 1%Alb 製剤 両者で使 用した抗 生剤はβ- ラクタム系 +CLDM 600mg q8h 患者の集まりが悪く N=21 の時点で study は終了了 IVIG 群 10 例例 vs. プラセボ群 11 例例 中断時点でもIVIG 群で28 日 目の死亡率率率が少ない傾向だが有意差なし IVIG 群 10% vs. プラセボ群 36%(p=0.30) secondary outcome( ショックが改善するまで時間 180 日 目の死 亡率率率 ) にも有意差なし IVIG 群で2 日 目と3 日 目のSOFA scoreの有意な低下が認められた (p=0.02)

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25 症例例対照研究 ( 観察研究 ) Clin Infect Dis. 2014;59:851-7

26 症例例対照研究 ( 観察研究 ) スウェーデンのサーベイランス研究 STSS の 67 人の前向き観察研究 IVIG(23 人 0.5g/kg を 1~ 6 日間 ) vs non- IVIG(44 人 ) 28 日 生存率率率に関して p 値の 高かった外科 手術をのぞき 残り の 3 つで多変量量解析を 行行うと CLDM (OR 8.6 p=0.007) IVIG(OR 5.6 p=0.03) は有意な予後予測因 子であった IVIG 群の 方が NF の割合が 56.5% vs. 13.6% と明らかに多 く 同様に 手術を受けている 人も多かった また CLDM を投与 されている 人も IVIG 使 用者に多かった ( 有意差はなし )

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28 多施設観察研究 (Propensity Score- Matched Analysis) (Clin Infect Dis 2017; 64: )

29 多施設観察研究 (Propensity Score- Matched Analysis) 米国の病院 (130 施設 ) で外科的デブリを施 行行されたショックの壊死性筋膜炎 4127 人の成 人を対象 多施設後ろ向き観察研究 propensity score- matched analysis IVIG(164 人 [4%] 平均 1g/kgを1 日投与 )vs. non- IVIG Primary outcome: 院内死亡率率率は27.3% vs 23.6% と有意差なし (p=0.99) Secondary outcome: 平均 LOSは26 日vs. 26 日と有意差なし (p=0.84)

30

31 今回の論論 文 INSTINCT study

32 P ICU 入室となった外科的に診断された NSTI I IVIG(25g/ 日を 3 日間 ) C 0.9% 生 食 O 180 日後の PCS スコア (Physical Component Summary: 身体的健康 ) 単施設 Double Blind- RCT デンマークのコペンハーゲン 大学病院の Rigshospitalet

33 Patient 18 歳以上の NSTI 疑いの患者がスクリーニング対象 ICU 入室もしくは ICU 入室が検討され 外科的に NSTI と診断された患者のみを登録 外科医が 手術により以下を指標に NSTI と診断 : 壊死組織 dishwater fluid など

34 Exclusion Study の Random 化前に IVIG を 2 回以上投与された患者 NSTI と診断して 48 時間以上経過した患者 IVIG に過敏性 ( アレルギー ) がある 高プロリン 血症 *IVIG 製剤の中に添加剤としてプロリンが含まれるため禁忌 妊婦 授乳婦

35 Random 化の 方法 頭部 頸部 四肢に NSTI があるかないかで層別化 封筒法 STSS では頭部 頸部 四肢の NSTI が多いという報告がある コンピューターによるブロック法 (2,4,6 ブロック ) で割付

36 Blind の 方法 IVIG と 生 食は不不透明なバッグで多い オレンジ 色 の点滴として点滴内容は判別できないようにした 患者 ケアスタッフ 解析者など全ての 人は blind されている

37 Intervention IVIG 投与群 : 第 1 世代プロリン安定化 IVIG 製剤 Privigen Polyclonal IVIG 製剤 IVIG 25g/ 日を 3 日間連 日投与 初回はICU 入室してから直ちに投与 or 手術室で投与 2 回 目以降降は深刻な有害事象やICU 退室がなければ継続 C:0.9% 生 食 * その他の治療療に関しては病院のプロトコールに基づき治療療者の裁量量にもとづいて 行行われた 繰り返す外科的切切除 抗菌薬の点滴 (MEPM+CLDM+CPFX) 高圧酸素療療法

38 Primary Outcome 180 日後に SF- 36v2で算出された 身体的側 面の QOLサマリースコア (Physical component summary: PCS) で評価 電話でインタビュー PCSスコアはScoring Software4.0で計算され 0~ 100で表記

39 SF- 36

40 Secondary Outcome 死亡率率率 :28 日 目 90 日 目 180 日 目 ショックからの離離脱するまでの期間 : 昇圧薬を使 用せずに24 時間 SBP90mmHg 以上を維持 ICU 入室 24 時間以内の重篤な出 血 ( 臨臨床的な出 血で3 単位以上のRCC 輸 血を施 行行 ) ICU 入室後の全ての出 血 ICUで使 用した 血液製剤の合計 入室後 1 7 日のGCS 以外のSOFAスコア ICUでのRRT 人 工呼吸器 昇圧薬の使 用 ICUでの深刻や有害事象 (SARs:Serious Adverse Reactions) 90 日 目でのlife supportなしの 生存期間 180 日 目での 生存期間と院外 生存期間 180 日以内の全て部位の四肢切切断

41 Statistical Analysis 180 日 目の PCS スコアが 7 ポイントの増加 ( 約 15% 増加 ) し プラセボ群 の平均 PCS が 42 点 (SD11) となると期待し α= % の検出 力力 1 年年死亡率率率 20% と仮定すると計 100 人 ( 各々 50 人ずつ ) 必要 180 日以内に死亡した患者はスコア 0 として評価する 一次解析は ITT 解析で NSTI の部位で調節した回帰解析を施 行行 二次解析では 年年齢と SOFA スコアで調節した解析 per protocol 解析 頭部 頸部 四肢の NSTI の有無でサブグループ解析を施 行行 post hoc 解析では NSTI の部位 年年齢 SOFA スコア 無作為化前の IVIG の使 用で調節 統計ソフト :R(ver ) と SAS(ver. 9.4) を使 用

42 Result

43 2014 年年 4/7~ 2016 年年 3/1 129 人がスクリーニング 100 人登録 50 人ずつ無作為化

44 単 一感染はGASがN=13/91 S. aureusが N=3/91 AKIと無作為化前のIVIGの使 用以外はベースラインは同じ

45

46

47 Primary Outcome 一次解析では 87 人を ITT 解析 : IVIG 42 人 vs. プラセボ 45 人 平均 PCS スコアは 36 vs. 31 で有意差なし (p=0.81)

48 二次解析

49 ベースラインの年年齢や SOFA スコアで調節した PCS スコアも有意差はなし missing data を補完した PCS スコアも有意差なし

50 per protocol 解析でも有意差なし

51 無作為化前の IVIG の使 用で調節しても有意差なし

52 頭部 頸部 四肢の NSTI の有無で調節しても有意差なし

53 Secondary Outcome Secondary Outcome はどれも有意差なし SARs(serious adverse reactions) に関しても有意差なし

54

55 Discussion 結果としては 2017 年年の多施設後ろ向き観察研究 (propensity score- matched analysis) と同じ結果 NSTIの患者にとってPCSスコア 7 点の差がどれほど重要かは不不明 過去のRCTでは敗 血症患者において PCS 8 点以上の差を有意としていることが多い

56 Discussion サブグループ解析において GAS と Staphylococcus aureus の分布が不不均等である

57 Discussion IVIGの 至適量量が不不明 : 今回のStudy(25g/ 日 ) では以前のRCT(1g/kg Day1+0.5g/kg Day2-3) よりも 用量量が少ない 過去の3つの観察研究では0.2~ 2g/kg 今回の研究では CLDM は両群でほぼ全例例投与されている

58 Limitation 1 検出 力力が弱かった可能性 13 人のmissing dataがあり 死亡はスコア0とみなすため 有効性が期待されるGASやS. aureusの単 一菌種での感染の割合が少ない (GAS:N=13/91 S. aureus:n=3/91) 2 先 行行する IVIG 投与の影響で有意差が出なかった可能性 プラセボ群の 40% で先 行行する IVIG の投与あり 3IVIG の 用量量が少なかった 今回の study では 25g/ 日を 3 日間使 用したが 以前の RCT では Day1 に 1g/kg Day2-3 に 0.5g/kg 使 用している

59 Limitation 4 単施設の研究である 今回のstudyでは28 日死亡率率率が約 12% と低く * このデンマークの病院でのNSTIのマネージメント 自体がそもそも優れており, IVIGの効果に差が出なかった可能性 *NSTI の死亡率率率はおよそ 20~ 40%(BMJ 2015;330:830-3) COI CLS study design, data collection,

60 今回の Study の意義 完全に blind されており bias が少ない フォローアップ率率率が 高く missing data に関しても 多重代 入法を利利 用 NSTI に対する IVIG の研究で完遂した初めての RCT IVIG の SARs に対して初めて体系的な集計を 行行った

61 まとめ 小規模だが完遂した DB- RCT で NSTI も外科的に診断されており サンプル数も 足りているが 結果としては outcome はどれも有意 差はなく 有害事象に関しても明らかな有意差はなし 本研究では STSS に関する IVIG の有効性に関しては評価は困難である IVIG の投与量量はやはり 日本の保険 用量量よりもかなり多く この study の 用量量で投与すると 3 日間で約 75 万円かかることになる 以上より 明らかな有害事象などはないかもしれないが 有効性と コスト 面から NSTI に対する IVIG の使 用は推奨はできないと 考える

62 当施設での今後の 方針 少なくとも 日本の保険適応量量で NSTI に対する IVIG の投与は 行行わない 海外の使 用量量であっても 現時点で NSTI に対す る IVIG の投与は推奨できない

63 Fin

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